JP7073746B2 - 液体吐出ヘッドの洗浄装置及び液体を吐出する装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る液体を吐出する装置(インクジェット記録装置)を斜め前方から見た斜視図である。図1に示すように、インクジェット記録装置600は、装置本体1と、装置本体1に装着され、被搬送物(用紙)を装填する供給トレイ2と、装置本体1に着脱自在に装着され、画像が記録(形成)された被搬送物をストックする排出トレイ3とを備える。また、装置本体1の前面の一端部側(排出トレイ3の側方)に、インクカートリッジ10k、10c、10m、10yを装填するカートリッジ装填部4と、このカートリッジ装填部4の上面に操作ボタンや表示器などを有する操作/表示部5とを備える。
図7(a)はヘッド吸引後にキャップから離間した時のノズル面の状態を示す模式図であり、図7(b)はノズル面をワイパブレードで払拭した時のノズル面の状態を示す模式図である。図7(a)に示すように、ノズル孔34nから吸引されたインク90aがノズル面34aに残留し、ノズル孔34nの周辺に広がっている。ワイパブレード83で、矢印方向(y方向)に払拭すると、図7(b)に示すように、大部分のインクは除去されるものの、記録ヘッド34のノズル面34a及び側面に一部のインク(インク90b、90c)が残留する。
図10(a)はヘッド吸引後にキャップ内の残留インクがノズル面に付着した状態を示す模式図であり、図10(b)はノズル面の払拭状態を示す模式断面図である。キャップ82内に残留したインクは、時間の経過とともに増粘する。ヘッド吸引時に、この増粘したインクがノズル面34aに付着すると、ワイパブレード83やウェブワイパ84で払拭しても完全に取り除くことは困難になる。図10(a)に示すように、特に領域sの残留インク90dは、払拭方向(y方向)と同一方向に付着している。そのため、図10(b)に示すように、ウェブワイパ84へのインクの浸透度合い(浸透したインク90eの量)によっては、ウェブワイパ84に全て吸収されず、ノズル面34aへ残留してしまうことがある。
図14は、第2の実施形態に係る液体吐出ヘッドの洗浄装置の模式側面図である。図14(a)に示すように、本実施形態では、第1押圧部材である押圧ローラ85の内部に第2押圧部材87aが設けられている。図14(b)に示すように、第2押圧部材87aは、例えばカム機構により、上下方向(z軸方向)に移動させ、ウェブワイパ84に押圧・当接又は離間させることができる。
図16は、第3の実施形態に係る液体吐出ヘッドの洗浄装置の模式背面図である。本実施形態では、第1押圧部材である押圧ローラ85の内部に第2押圧部材87bが複数備えられている。また、第2押圧部材87bの間の幅方向(ウェブワイパ84の移動方向に直交する方向:x方向)長さL1は、先の図11に示したキャップ82の幅方向長さL1と等しい。
図18は、第4の実施形態に係る液体吐出ヘッドの洗浄装置の模式側面図である。図18に示すように、本実施形態の液体吐出ヘッドの洗浄装置は、ウェブワイパ84に洗浄液を塗布する塗布装置94を備える。塗布装置94は、洗浄液ユニット95と、それに接続されたポンプ96とを備える。塗布装置94でウェブワイパ84に洗浄液を塗布し、含浸させれば、より小さな押圧力でノズル面を払拭できる。これは、ノズル面の摩耗と撥水性の劣化を防ぐことができ、有利である。
本願において用いられる用語について、明確な定義を示す。
2 供給トレイ
3 排出トレイ
4 カートリッジ装填部
5 表示部
10、10c、10k、10m、10y インクカートリッジ
11c、11k、11m、11y 残量表示部
12 電源ボタン
13 印刷再開ボタン
14 キャンセルボタン
21 フレーム
21A、21B 側板
24 供給ポンプユニット
31 主ガイドロッド
32 従ガイドロッド
33 キャリッジ
34 記録ヘッド
34a ノズル面
34n ノズル孔
35 ヘッドタンク
36 供給チューブ
41 被搬送物積載部
42 被搬送物
43 供給コロ
44 分離パッド
45 ガイド
46 カウンタローラ
47 搬送ガイド部材
48 押さえ部材
49 先端加圧コロ
51 搬送ベルト
52 搬送ローラ
53 テンションローラ
56 帯電ローラ
57 ガイド部材
58a、58b、58c、58d ローラ
61 分離爪
62 排出ローラ
63 排出コロ
71 両面ユニット
72 手差しトレイ
74、78 空吐出受け
79 開口部
81 キャッピングユニット
82、82a、82b、82c、82d キャップ
83 ワイパブレード
84 ウェブワイパ
85 第1押圧部材(押圧ローラ)
85a 回転軸
86 圧縮ばね
87、87a、87b、87c 第2押圧部材
88 カム機構
90a、90b、90c、90d、90e (残留)インク
92 第1払拭領域
93 第2払拭領域
94 塗布装置
95 洗浄液ユニット
96 ポンプ
100 ワイピングユニット
102 ベルト機構
300 通信回路
301 主制御部
302 印刷制御部
303 主走査モータ駆動回路
304 副走査モータ駆動回路
305 キャリッジ位置検出回路
306 搬送量検出回路
307 給紙コロ駆動回路
308 維持回復機構駆動用モータ駆動回路
310 ヘッド駆動回路
311 供給ポンプ用駆動回路
312 ヘッドタンク満タンセンサ
313 環境センサ
314 カートリッジ通信回路
316 不揮発性メモリ
400 洗浄液塗布機構
403 弁
500 主走査モータ
502 タイミングベルト
504 副走査モータ
506 廃液タンク
508 吸引ポンプ
510、518 フォトセンサ
512 エンコーダシート
516 回転エンコーダシート
540 計時手段
600 インクジェット記録装置
L1、L2 幅方向長さ
s 領域
Claims (7)
- 液体吐出ヘッドのノズル面を払拭する払拭部材と、
前記払拭部材の第1払拭領域を前記ノズル面に当接させる第1押圧部材と、
前記払拭部材の第2払拭領域を前記ノズル面に当接させる少なくとも1つの第2押圧部材とを備え、
前記払拭部材の移動方向に直交する方向を幅方向として、
前記第2押圧部材の幅方向長さは、前記第1押圧部材の幅方向長さよりも狭く、
前記第2払拭領域は、前記第1払拭領域よりも面積が小さいこと、
前記第2押圧部材は、前記液体吐出ヘッドの液体吐出方向に移動可能であり、前記第1押圧部材に対する相対位置を変更可能であること、及び、
払拭動作として、
前記第1押圧部材が前記払拭部材を前記ノズル面に当接させる一方、前記第2押圧部材は前記第1押圧部材よりも前記ノズル面から退避する第1払拭モードと、
前記少なくとも1つの第2押圧部材が前記払拭部材を前記ノズル面に当接させる一方、前記第1押圧部材は前記払拭部材を前記ノズル面に当接させない第2払拭モードとを有する液体吐出ヘッドの洗浄装置。 - 前記第2押圧部材が、前記第1押圧部材の内部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッドの洗浄装置。
- 前記第2押圧部材を複数備え、
前記払拭部材の移動方向に直交する方向を幅方向として、
前記第2押圧部材の間の幅方向長さが、前記液体吐出ヘッドの前記ノズル面をキャッピングするキャップの幅方向長さと等しいことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッドの洗浄装置。 - 前記第2押圧部材を複数備え、
前記払拭部材の移動方向に直交する方向を幅方向として、
前記第2押圧部材の間の幅方向長さが、前記液体吐出ヘッドの幅方向長さと等しいことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッドの洗浄装置。 - 前記第2押圧部材を複数備え、
前記払拭部材の移動方向に直交する方向を幅方向として、
前記第2押圧部材の少なくとも2つの間の幅方向長さが、前記液体吐出ヘッドの前記ノズル面をキャッピングするキャップの幅方向長さと等しく、かつ
前記第2押圧部材の他の少なくとも2つの間の幅方向長さが、前記液体吐出ヘッドの幅方向長さと等しいことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッドの洗浄装置。 - 前記払拭部材に洗浄液を塗布する塗布装置を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッドの洗浄装置。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッドの洗浄装置を備える液体を吐出する装置。
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Citations (3)
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