JP7072690B2 - ブルトン型チロシンキナーゼの阻害剤としての多環式化合物 - Google Patents

ブルトン型チロシンキナーゼの阻害剤としての多環式化合物 Download PDF

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Description

本開示は、小分子チロシンキナーゼ阻害剤を対象とする。
関節リウマチ(「RA」)は、関節のライニングに影響を与える慢性、自己免疫、炎症
性疾患であり、骨侵食及び関節変形をもたらし得る痛みを伴う腫脹を引き起こす。RAが
社会に与える影響は著しいものである。RAは、相対的に高い罹患率(米国人口の約1%
がRAを罹患)を有し、不可逆的な関節損傷を生じさせ、広範に併存疾患(co-morbities
)を発生させる。多くの患者は、現在市販されているバイオ医薬品及び低分子医薬品から
利益を得ているものの、大部分の患者は、今もなおこの疾患の慢性痛及び炎症に苦しんで
いる。
癌、特にマントル細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病、マクログロブリン血症、及び多
発性骨髄腫は、引き続き患者を苦しめている。癌の代替的な有効な処置は、今もなお必要
である。
ヒトブルトン型チロシンキナーゼ(「Btk」)は、非受容体チロシンキナーゼのTe
cファミリーに属する~76kDaタンパク質である。Tecキナーゼは、哺乳動物細胞
において2番目に大きい非受容体型チロシンキナーゼのファミリーであり、BTKに加え
て、4種類の他のメンバー(名称の由来となったキナーゼであるTEC、ITK、TXK
/RLK、及びBMX)からなる。Tecキナーゼは脊椎動物を通して進化的に保存され
ている。これらは、より大きなSrc及びSykキナーゼファミリーに関連するが、構造
的に異なっている。Tecファミリータンパク質は、造血組織において多量に発現し、哺
乳動物における血液及び内皮細胞の増殖及び分化において重要な役割を果たす。
当該技術分野で説明されているIHC研究によるBtk発現に基づくと、Btk阻害は
、B細胞、マクロファージ、マスト細胞、破骨細胞、及び血小板微粒子に関連する生態を
調節する可能性を有する。Corneth,O.B.,et al.Curr.Top.
Microbiol.Immunol.BTK Signaling in B Cel
l Differentiation and Autoimmunity.2015
Sept.5。RAにおけるB細胞の役割は、リツキシマブ(商標)を用いたB細胞の枯
渇に対して医療所で示される治療効果によって支持される。自己反応性抗体は、滑膜炎に
おいてこのような重要な役割を果たすので、B細胞コンパートメントの治療的調節は、初
期RAを治療し、最早期に疾患を調節する可能性のある、魅力的なメカニズムである。コ
ラーゲン誘導関節炎(CIA)などのマウスモデルにおけるB細胞の枯渇は、関節炎の発
症を予防する。Svensson,et al.(1998)B cell-defic
ient mice do not develop type II collage
n-induced arthritis(CIA).Clin Exp Immuno
l 111,521~526。
本開示は、式(I):
Figure 0007072690000001
[式中、
はH若しくはC1~6アルキルであり、
はNR-C(O)-C)=CR(R);NR;OH;CN;オキソ
;O-C1~6アルキル;ハロゲン;C1~6アルキル;C1~6ハロアルキル;C1~
alk-OH;C3~6シクロアルキル;C1~6アルカリル;SO1~6アルキ
ル;SO2~6アルケニル;NR-C(O)-C1~6alk-NR;NR
-C(O)-C1~6アルキル;NR-C(O)-O-C1~6アルキル;NR
C(O)-C3~6シクロアルキル;NR-C(O)H;NR-C(O)-C3~6
シクロアルキル;NR-C(O)-C1~6ハロアルキル;NR-C(O)-アルキ
ニル;
NR-C(O)-C6~10アリール;NR-C(O)-ヘテロアリール;NR
-C(O)-C1~6alk-CN;
NR-C(O)-C1~6alk-OH;NR-C(O)-C1~6alk-SO
-C1~6アルキル;
NR-C(O)-C1~6alk-NR;NR-C(O)-C1~6alk
-O-C1~6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、若し
くは3個の置換基で任意に置換されたC0~6alk-シクロアルキルからなる群から選
択され、C1~6alkはOH、OC1~6アルキル、若しくはNR;及びNR
-C(O)-C0~6alk-ヘテロシクロアルキルで任意に置換され、C0~6alk
はオキソで任意に置換され、ヘテロシクロアルキルはC1~6アルキルで任意に置換され

及びRはH;C1~6アルキル;C3~6シクロアルキル;C(O)H;及びC
Nからなる群からそれぞれ独立して選択され、
はH、CN、ハロゲン、C1~6ハロアルキル、及びC1~6アルキルからなる群
から選択され、
及びRはH;C0~6alk-NR;C1~6alk-OH;C1~6
ルキルで任意に置換されたC0~6alk-C3~6シクロアルキル;ハロゲン;C1~
アルキル;OC1~6アルキル;C1~6alk-O-C1~6アルキル;
1~6alk-NH-C0~6alk-O-C1~6アルキル;C(O)C1~6
ルキル若しくはC1~6アルキルで任意に置換されたC0~6alk-ヘテロシクロアル
キル;C1~6alk-NHSO-C1~6アルキル;
1~6alk-SO-C1~6アルキル;-NHC(O)-C1~6アルキル;及
び-リンカー-PEG-ビオチンからなる群からそれぞれ独立して選択され、
はH若しくは-C1~6アルキルである、
又はR及びRは、結合先である窒素原子とともに、NRで任意に置換された
ピロリジニル環を形成し、R及びRはH;C1~6アルキル;NR-C(O)-C
1~6アルキル;及びNR-C(O)-C(R)=CR(R)からなる群からそ
れぞれ独立して選択され、RはHであり、Rは、H又はCNであり、RはHであり
、RはH若しくはシクロプロピルであり、
Aは結合;ピリジル;フェニル;ナフタレニル(napthalenyl);ピリミジニル;ピラ
ジニル;ピリダジニル;ハロゲンで任意に置換されたベンゾ[d][1,3]ジオキソリ
ル;ベンゾチオフェニル;及びピラゾリルからなる群から選択され、AはC1~6アルキ
ル;ハロゲン;SF;OC1~6アルキル;C(O)-C1~6アルキル;及びC1~
ハロアルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、又は3個の置
換基で任意に置換され、
EはO、結合、C(O)-NH、CH、及びCH-Oからなる群から選択され、
GはH;C3~6シクロアルキル;フェニル;チオフェニル;C1~6アルキル;ピリ
ミジニル;ピリジル;ピリダジニル;ベンゾフラニル;C1~6ハロアルキル;酸素ヘテ
ロ原子を含有するヘテロシクロアルキル;フェニル-CH-O-フェニル;C1~6
lk-O-C1~6アルキル;NR;SO1~6アルキル;及びOHからなる
群から選択され、フェニル;ピリジル;ピリダジニル;ベンゾフラニル;若しくはチオフ
ェニルは、ハロゲン;C1~6アルキル;C1~6ハロアルキル;OC1~6ハロアルキ
ル;C3~6シクロアルキル;OC1~6アルキル;CN;OH;C1~6alk-O-
1~6アルキル;C(O)-NR;及びC(O)-C1~6アルキルからなる群
からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、若しくは3個の置換基で任意に置換され
る。]の化合物、その立体異性体及び同位体変種、並びにそれらの薬学的に許容される塩
を対象とする。
式(I)の化合物を含む組成物についても説明する。式(I)の化合物の使用方法も、
本発明の範囲内である。
本開示は、以下の用語集及び結論付ける実施例を含む、以下の説明を参照することによ
って、より完全に理解され得る。また、明確にするために本明細書で別々の態様の文脈で
説明する、本開示の組成物及び方法の特定の複数の特徴は、単一の態様において組み合わ
せて提供され得ることも理解される。逆に、簡潔にするために単一の態様の文脈で説明す
る、本開示の組成物及び方法の種々の特徴が、別々に若しくは任意のサブコンビネーショ
ンとして提供される場合もある。
単独で、又は置換基の一部として使用するとき、用語「アルキル」は、鎖に1~12個
の炭素原子(「C1~12」)、好ましくは1~6個の炭素原子(「C1~6」)を有す
る、直鎖又は分岐鎖アルキル基を指す。アルキル基の例には、メチル(Me、Cアルキ
ル)エチル(Et、Cアルキル)、n-プロピル(Cアルキル)、イソプロピル(C
アルキル)、ブチル(Cアルキル)、イソブチル(Cアルキル)、sec-ブチル
(Cアルキル)、tert-ブチル(Cアルキル)、ペンチル(Cアルキル)、イ
ソペンチル(Cアルキル)、tert-ペンチル(Cアルキル)、ヘキシル(C
ルキル)、イソヘキシル(Cアルキル)、並びに当業者及び本明細書に記載の教示を考
慮して、前述の例のいずれか1つと等価であるとみなされる基が挙げられる。
本明細書で炭素元素の範囲、例えば、C1~6を使用するとき、全ての範囲、並びに炭
素原子の個々の数が包含される。例えば、「C1~3」は、C1~3、C1~2、C2~
、C、C、及びCを含む。
用語「C1~6alk」は、1個、2個、3個、4個、5個、又は6個の炭素原子を有
する脂肪族リンカーを指し、例えば、CH、CH(CH)、CH(CH)-CH
、及びC(CH-である。用語「-Calk-」は結合を指す。いくつかの態様
では、C1~6alkは、オキソ基又はOHで置換され得る。
単独で、又は置換基の一部として使用するとき、用語「アケニル」は、2~12個の炭
素原子(「C2~12」)、好ましくは2~6個の炭素原子(「C2~6」)を有する直
炭素鎖又は分岐炭素鎖を指し、炭素鎖は、少なくとも1個、好ましくは1~2個、より好
ましくは1個の二重結合を含む。例えば、アルケニル部分には、アリル、1-プロピフェ
ン-3-イル、1-ブテン-4-イル、プロパ-1,2-ジエン-3-イルなどが挙げら
れるが、これらに限定されない。
単独で、又は置換基の一部として使用するとき、用語「アルキニル」は、2~12個の
炭素原子(「C2~12」)、好ましくは2~6個の炭素原子(「C2~6」)を有する
直炭素鎖又は分岐炭素鎖を指し、炭素鎖は、少なくとも1個、好ましくは1~2個、より
好ましくは1個の三重結合を含む。例えば、アルキニル部分には、ビニル、1-プロピン
-3-イル、2-ブチン-4-イルなどが挙げられるが、これらに限定されない。
用語「アリール」は、フェニル、ナフチルなど6~10個の炭素原子(「C6~10
)を有する芳香族炭素環基(carbocylic aromatic groups)を指す。
用語「シクロアルキル」は、3~10個の炭素原子(「C3~10」)、好ましくは3
~6個の炭素原子(「C3~6」)を有する、単環非芳香族炭化水素基を指す。シクロア
ルキル基の例には、例えば、シクロプロピル(C)、シクロブチル(C)、シクロペ
ンチル(C)、シクロヘキシル(C)、1-メチルシクロプロピル(C)、2-メ
チルシクロペンチル(C)、アダマンタニル(C10)などが挙げられる。
用語「ヘテロシクロアルキル」は、O、N、及びSからなる群から選択される少なくと
も1個のヘテロ原子を含む、任意の5~10員の単環式又は二環式飽和環構造を指す。ヘ
テロシクロアルキル基は、結果として安定した構造になるように、環の任意のヘテロ原子
又は炭素原子において結合されてよい。好適なヘテロシクロアルキル基の例には、アゼパ
ニル、アジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ジオキソラニル、イミダゾリジニル
、ピラゾリジニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ジオキサニル、モルホリニル、ジチア
ニル、チオモルホリニル、オキサゼパニル、オキシラニル、オキセタニル、キヌクリジニ
ル、テトラヒドロフラニル(tetrahyofuranyl)、テトラヒドロピラニル、ピペラジニル
、ヘキサヒドロ-5H-[1,4]ジオキシノ[2,3-c]ピロリル、ベンゾ[d][
1,3]ジオキソリルなどが挙げられる。
用語「ヘテロアリール」は、炭素原子、並びに窒素、酸素、及び硫黄から選択される4
個以下のヘテロ原子を含む単環式又は二環式芳香族環構造を指す。ヘテロアリール環は、
合計で5個、6個、9個、又は10個の環原子(「C5~10」)を含み得る。ヘテロア
リール基の例には、ピロリル、フリル、チエニル、オキサゾリル、イミダゾリル、プラゾ
リル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、ピ
リダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピラニル、フラザニル、インドリジニル、イン
ドリル、イソインドリニル、インダゾリル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル、ベンズイミ
ダゾリル、ベンズチアゾリル、プリニル、キノリジニル、キノリニル、イソキノリニル、
イソチアゾリル、シンノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチ
リジニル(naphthyridinyl)、プテリジニルなどが挙げられるが、これらに限定されない
用語「ハロゲン」は、塩素、フッ素、臭素又はヨウ素を表す。用語「ハロ」は、クロロ
、フルオロ、ブロモ又はヨードを表す。
用語「ハロアルキル」は、1個以上の水素原子が1個以上のハロゲン原子で置換されて
いるアルキル部分を指す。1つの例示的な置換基は、フルオロである。本開示の好ましい
ハロアルキル基には、トリフルオロメチル基などトリハロゲン化アルキル基が挙げられる
用語「オキソ」は、=O部分を指し、同一炭素原子からの2個の水素がカルボニルで置
換されている。例えば、オキソ置換ピロリジニル部分は、ピロリジン-2-オン部分又は
ピロリジン-3-オン部分であってよい。
用語「ベンゾフラニル」は、以下の部分を指す。
Figure 0007072690000002
ベンゾフラニル部分は、2、3、4、5、6、又は7位の炭素原子のいずれか1つを介
して結合し得る。
「ベンゾ[d][1,3]ジオキソリル」は以下の部分を表す。
Figure 0007072690000003
ベンゾ[d][1,3]ジオキソリル部分は、2、4、5、6又は7位の炭素原子のい
ずれか1つを介して結合し得る。「ベンゾ[d][1,3]ジオキソリル部分」がハロゲ
ンで置換された態様では、以下の部分が好ましい。
Figure 0007072690000004
「ベンゾチオフェニル」という用語は、以下の部分を指す。
Figure 0007072690000005
ベンゾチオフェニル部分は、2、3、4、5、6、又は7位の炭素原子のうちいずれか
1つを介して結合し得る。
「フェニル」という用語は、以下の部分を指す:
Figure 0007072690000006
フェニル部分は、炭素原子のいずれかを介して結合し得る。
用語「ナフタレニル」(すなわち、ナフチル)は、以下の部分を指す。
Figure 0007072690000007
ナフタレニルは、1、2、3、4、5、6、7又は8位の炭素原子のいずれか1つを介
して結合し得る。
用語「ピリジル」は、以下の部分を表す。
Figure 0007072690000008
ピリジル部分は、2位、3位、4位、5位、又は6位の炭素原子のいずれか1つを介し
て結合し得る。
用語「ピリミジニル」は、以下の部分を表す。
Figure 0007072690000009
ピリミジニル部分は、2位、3位、4位、5位、又は6位の炭素原子のいずれか1つを
通して結合することができる。
用語「ピラジニル」は、以下の部分を表す。
Figure 0007072690000010
ピラジニル部分は、2位、3位、5位、又は6位の炭素原子のいずれか1つを通して結
合することができる。
用語「ピリダジニル」は、以下の部分を表す。
Figure 0007072690000011
ピリダジニル部分は、3位、4位、5位、又は6位の炭素原子のいずれか1つを介して
結合し得る。
用語「ピラゾリル」は、以下の部分を表す。
Figure 0007072690000012
ピラゾリル部分は、1位、2位、3位、4位、又は5位の炭素原子のいずれか1つを通
して結合することができる。
用語「チオフェニル」は、以下の部分を表す:
Figure 0007072690000013
チオフェニル部分は、2-、3-、4-、又は5-位の炭素原子のいずれか1つを通し
て結合することができる。
用語「リンカーPEG-ビオチン」は、-リンカー-PEG-CH-NH-ビオチニ
ルを含む部分を指す。リンカーPEG-ビオチン部分を含む本開示の化合物は、本明細書
に記載のいずれかの方法に従って使用することができる。あるいは、リンカーPEG-ビ
オチン部分を含む本開示の化合物は、当該技術分野において周知の方法に従って、診断プ
ローブとして使用することができる。好ましいリンカーは当該技術分野において周知であ
り、リンカー-CH-NHC(O)-(CH-C(O)-NH-CH-が特に
好ましい。好ましいPEG部分は、-CH-CH-O-の繰り返し部分を少なくとも
2個又は3個含む。好ましいリンカー-PEG-ビオチン部分を以下に示す。
Figure 0007072690000014
用語「ピペリジニル」は、以下の部分を示す。
Figure 0007072690000015
ピペリジニル部分は、許容されるときには、1、2、3、4、5、又は6位の原子のう
ちいずれか1つを介し結合し得る。
用語「ピロリジニル」は、次の部分を表す:
Figure 0007072690000016
ピペリジニル部分が置換基である場合、許容されるときには、1、2、3、4、又は5
位の炭素原子のうちいずれか1つを介して結合し得る。
用語「オキサゼパニル」は、1個の環窒素原子と、1個の環酸素原子と、を有する、7
員ヘテロシクロアルキル部分を指す。例には、1,3-オキサゼパニル及び1,4-オキ
サゼパニル部分が挙げられる。
Figure 0007072690000017
オキサゼパニル部分が置換基である場合、許容されるときには、いずれかの環炭素原子
又は窒素原子を介して結合し得る。
用語「アジリジニル」は、1個の環窒素を有する、3員ヘテロシクロアルキル部分を表
す。アジリジニル部分が置換基である場合、許容されるときには、いずれかの環炭素原子
又は窒素原子を介して結合し得る。
用語「アゼチジニル」は、1個の環窒素を有する、4員ヘテロシクロアルキル部分を表
す。アゼチジニル部分が置換基である場合、許容されるときには、いずれかの炭素原子又
は窒素原子を介して結合し得る。
用語「アゼパニル」は、1個の環窒素を有する、7員ヘテロシクロアルキル部分を表す
。アゼパニル部分が置換基(substitutent)である場合、許容されるときには、いずれか
の炭素原子又は窒素原子を介して結合し得る。
用語「キヌクリジニル」は、以下の部分を表す。
Figure 0007072690000018
開示の範囲では、キヌクリジニル部分が置換基である場合、環状炭素原子のうちのいず
れか1つを介して式(I)の化合物に結合し得る。
用語「イミダゾリジニル」は、以下の部分を表す。
Figure 0007072690000019
イミダゾリジニル部分が置換基である場合、許容されるときには、1、2、3、4、又
は5位の原子のうちいずれか1つを介して結合し得る。
用語「ピペラジニル」は、次の部分を表す:
Figure 0007072690000020
ピペラジニル部分は、許容されるときには、1、2、3、4、5、又は6位の原子のう
ちいずれか1つを介して結合し得る。
用語「モルホリニル」は、次の部分を表す:
Figure 0007072690000021
モルホリニル部分が置換基である場合、許容されるときには、2、3、4、5、又は6
位の原子のうちいずれか1つを介して結合し得る。
用語「テトラヒドロピラニル」は、1個の環酸素を有する、6員ヘテロシクロアルキル
部分を表す。テトラヒドロピラニル部分は、環上の任意の炭素原子を介して結合し得る。
用語「テトラヒドロフラニル」は、1個の環酸素を有する、5員ヘテロシクロアルキル
部分を表す。テトラヒドロフラニル部分は、環上の任意の炭素原子を介して結合し得る。
本明細書で使用するとき、用語「式(I)の化合物」は、「式(I)」の化合物、並び
に式(I)の亜属のいずれかの化合物を含む。
「薬学的に許容される」は、連邦政府若しくは州政府の規制当局又は米国以外の国の該
当する当局により承認された又は承認可能であること、あるいは動物における、より具体
的にはヒトにおける使用について米国薬局方又は他の一般的に認知されている薬局方に列
挙されていることを意味する。
「薬学的に許容される塩」は、薬学的に許容され、親化合物の所望の薬理学的活性を有
する、本開示の化合物の塩を指す。特に、そのような塩は、非毒性であり、無機又は有機
酸付加塩及び塩基付加塩であり得る。具体的には、かかる塩として、(1)無機酸、例え
ば塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などと形成された、若しくは、有機酸、例えば
酢酸、プロピオン酸、ヘキサン酸、シクロペンタンプロピオン酸、グリコール酸、ピルビ
ン酸、乳酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸
、安息香酸、3-(4-ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、ケイ皮酸、マンデル酸、メタ
ンスルホン酸、エタンスルホン酸、1,2-エタン-ジスルホン酸、2-ヒドロキシエタ
ンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4-クロロベンゼンスルホン酸、2-ナフタレンス
ルホン酸、4-トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸、4-メチルビシクロ[2.
2.2]-オクタ-2-エン-1-カルボン酸、グルコヘプトン酸、3-フェニルプロピ
オン酸、トリメチル酢酸、三級ブチル酢酸、ラウリル硫酸、グルコン酸、グルタミン酸、
ヒドロキシナフトエ酸、サリチル酸、ステアリン酸、ムコン酸などと形成された、酸付加
塩、又は、(2)どちらかの親化合物中に存在する酸性プロトンが、金属イオン、例えば
、アルカリ金属イオン、アルカリ土類イオン、若しくはアルミニウムイオンで置換される
と形成された、若しくは、有機塩基、例えばエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、N-メチルグルカミンなどと配位された、塩が挙げられる。更なる
塩類としては、あくまで例示にすぎないが、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネ
シウム、アンモニウム、テトラアルキルアンモニウムなど、化合物が塩基性官能基を含有
する場合は、塩酸塩、臭化水素酸塩、酒石酸塩、メシル酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、シ
ュウ酸塩のような非毒性の有機酸又は無機酸の塩が挙げられる。
「薬学的に許容されるビヒクル」は、本開示の化合物と共に投与される希釈剤、アジュ
バント、賦形剤、又は担体を指す。「医薬的に許容される賦形剤」は、薬理学的組成物に
添加されるか、あるいは薬剤の投与を容易にする賦形剤、担体又は希釈剤として用いられ
かつ当該薬剤と相溶する、例えば、不活性な物質のような、毒性を有しないか、生物学的
に許容されるか、あるいは患者に投与するうえで生物学的に適した物質を指す。賦形剤の
例としては、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、様々な糖及びデンプンの種類、セルロ
ース誘導体、ゼラチン、植物、油及びポリエチレングリコールが挙げられる。
「対象」には、ヒトが含まれる。「ヒト」、「患者」、及び「対象」という用語は、本
明細書において互換可能に使用される。
任意の疾患又は障害を「治療する」又はそれらの「治療」は、一実施形態において、疾
患又は障害を寛解させること(すなわち、疾患又は少なくとも1つのその臨床症状の進展
を阻止又は低減すること)を指す。別の実施形態では、「治療する」又は「治療」とは、
対象によって認識されない場合がある少なくとも1つの身体的パラメータを寛解させるこ
とを指す。更に別の実施形態では、「治療する」又は「治療」とは、身体的(例えば、認
識可能な症状の安定化)、生理学的(例えば、身体的パラメータの安定化)のいずれか又
はその両方において、疾患又は障害を調節することを指す。更に別の実施形態では、「治
療する」又は「治療」とは、疾患又は障害の発症を遅延させることを指す。
「本開示の化合物」及び等価な表現は、本明細書に記載されている式(I)の化合物を
包含することを意味し、この表現は、状況から許容される場合は薬学的に許容される塩及
び溶媒和物、例えば水和物を含む。同様に、中間体に対する言及は、それ自体が特許請求
されていようといまいと、状況から許容される場合はその塩及び溶媒和物を包含すること
を意味する。
本明細書で使用するとき、「同位体変種」という用語は、そのような化合物を構成する
1個又は2個以上の原子に、不自然な割合の同位体を含有する化合物を指す。例えば、化
合物の「同位体変種」を、放射標識することができ、すなわち、例えば重水素(H又は
D)、炭素-13(13C)、窒素-15(15N)などのような非放射性同位体を1つ
又は2つ以上含有することができる。そのような同位体置換が行われる化合物において、
存在する場合は以下の原子は、例えば、任意の水素がH/Dであり得るか、任意の炭素
13Cであり得るか、又は任意の窒素が15Nであり得るように、変わり得ること、及
びそのような原子の存在又は配置は、当業者によって決定され得ることが理解される。同
様に、本開示は、例えば、得られる化合物が薬物及び/又は基質組織分布研究に使用され
得る場合に、放射線同位体による同位体変種の調製を含むことができる。本開示の放射標
識化合物を、単光子放出コンピュータ断層撮影法(SPECT)などの診断法にて使用す
ることができる。放射性同位体トリチウム、すなわち、H、及び炭素-14、すなわち
14Cは、それらの組み込みやすさ及び検出法の準備しやすさのため特に有用である。
更に、11C、18F、15O及び13Nのような陽電子放出同位体により置換されてい
る化合物を調製することもでき、基質受容体占有率を検査する陽電子放出断層撮影法(P
ET)研究に有用である。
本開示の化合物の全ての同位体変種は、放射性であっても、なくても、本開示の範囲内
に包含されることが意図される。
同じ分子式を有するが、性質又はその原子の結合の配列又は空間におけるその原子の配
置が異なる化合物を、「異性体」と呼ぶことも、理解される。空間におけるその原子の配
置において異なる異性体、例えば、ジアステレオマー、鏡像異性体、及びアトロプ異性体
を、「立体異性体」と呼ぶ。
互いの鏡像ではない立体異性体を、「ジアステレオマー」と呼び、互いの重ね合わせら
れない鏡像である立体異性体を、「鏡像異性体」と呼ぶ。化合物が不斉中心を有するとき
、例えば、4つの異なる基に結合している場合、1対の鏡像異性体が可能である。エナン
チオマーは、その不斉中心の絶対配置を特徴とすることができ、カーン・プレログのR-
及びS-順位則によって記述されるか、又は分子が偏光面を回転させる様式によって、右
旋性若しくは左旋性(すなわち、それぞれ(+)又は(-)異性体)として指定される。
キラル化合物は、個々のエナンチオマー又はその混合物として、存在し得る。等比率の鏡
像異性体を含有する混合物を、「ラセミ混合物」と呼ぶ。
「アトロプ異性体」は、単結合の周りでの束縛回転のために生じる立体異性体を指す。
「互変異性体」は、特定の化合物構造の互換可能な形態であり、水素原子及び電子の置
換が異なる化合物を指す。したがって、2つの構造は、π電子及び原子(通常、H)の移
動を通して、平衡であってもよい。例えば、エノール及びケトンは、酸又は塩基のいずれ
かで処理することによって迅速に相互変換されるので、互変異性体である。互変異性の別
の例は、フェニルニトロメタンの酸形態及びニトロ形態であり、これらは同様に酸又は塩
基で処理することにより形成される。
互変異性体形態は、対象化合物の最適な化学的反応性及び生物活性の達成に関連する場
合がある。
本開示の化合物は、1つ又は2つ以上の不斉中心を有する場合があるので、かかる化合
物が、個々の(R)-若しくは(S)-立体異性体として、又はこれらの混合物として生
成する可能性がある。
特に指示しない限り、明細書及び特許請求の範囲における特定の化合物の記載又は命名
は、ラセミ体又は他のもののその個々の鏡像異性体及び混合物の両方を含むことを意図す
る。本開示内では、本明細書に記載の任意の構造における炭素原子、酸素原子、又は窒素
原子上での開原子価の出現は、水素原子の存在を示す。構造内にキラル中心が存在するも
のの、その中心には特定の立体化学が示されない場合、両エナンチオマーは、個々に、又
は混合物として、この構造により包含される。立体化学の決定及び立体異性体の分離の方
法は、当該技術分野で周知である。
本開示は、式(I):
Figure 0007072690000022
[式中、
は、H又はC1~6アルキルであり、
は、NR-C(O)-C(R)=CR(R);NR;OH;CN;
オキソ;O-C1~6アルキル;ハロゲン;C1~6アルキル;C1~6ハロアルキル;
1~6alk-OH;C3~6シクロアルキル;1~6アルカンアリール;SO
~6アルキル;SO2~6アルケニル;NR-C(O)-C1~6alk-NR
;NR-C(O)-C1~6アルキル;NR-C(O)-O-C1~6アルキル
;NR-C(O)-C3~6シクロアルキル;NR-C(O)H;NR-C(O)
-C3~6シクロアルキル;NR-C(O)-C1~6ハロアルキル;NR-C(O
)-アルキニル;
NR-C(O)-C6~10アリール;NR-C(O)-ヘテロアリール;NR
-C(O)-C1~6alk-CN;NR-C(O)-C1~6alk-OH;NR
-C(O)-C1~6alk-SO-C1~6アルキル;NR-C(O)-O-C
~6アルキル;NR-C(O)-C1~6alk-NR;NR-C(O)-C
1~6alk-O-C1~6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個
、2個、又は3個の置換基で任意に置換されたC0~6alk-シクロアルキルからなる
群から選択され、C1~6alkは、OH、OC1~6アルキル、及びNR;並び
にNR-C(O)-C0~6alk-ヘテロシクロアルキルからなる群から選択される
メンバーで任意に置換され、C0~6alkは、オキソで任意に置換され、ヘテロシクロ
アルキルは、C1~6アルキルで任意に置換され、
及びRは、H;C1~6アルキル、C3~6シクロアルキル、C(O)H、及び
CNからなる群からそれぞれ独立して選択され、
は、H、ハロゲン、C1~6ハロアルキル、及びC1~6アルキルからなる群から
選択され、
及びRは、H;C0~6alk-NR;C1~6alk-OH;C1~6
アルキルで任意に置換されたC0~6alk-C3~6シクロアルキル;ハロゲン;C
~6アルキル;OC1~6アルキル;NR;C1~6alk-O-C1~6アルキ
ル;
1~6alk-NH-C0~6alk-O-C1~6アルキル;C(O)C1~6
ルキル又はC1~6アルキルで任意に置換されたC0~6alk-ヘテロシクロアルキル
;C1~6alk-NHSO-C1~6アルキル;
1~6alk-SO-C1~6アルキル;-NHC(O)-C1~6アルキル;及
び-リンカー-PEG-ビオチンからなる群からそれぞれ独立して選択され、
は、H又は-C1~6アルキルであり、
Aは、結合;ピリジル;フェニル;ナフタレニル;ピリミジニル;ピラジニル;ピリダ
ジニル;ハロゲンで任意に置換されたベンゾ[d][1,3]ジオキソリル;ベンゾチオ
フェニル;及びピラゾリルからなる群から選択され、C1~6アルキル;ハロゲン;SF
;OC1~6アルキル;C(O)-C1~6アルキル;及びC1~6ハロアルキル;-
6ハロアルキルからなる群からそれぞれ選択される、1個、2個、又は3個の置換基で任
意に置換され、
EはO、結合、C(O)-NH、CH、及びCH-Oからなる群から選択され、
GはH;C3~6シクロアルキル;フェニル;チオフェニル;C1~6アルキル;ピリ
ミジニル;ピリジル;ピリダジニル;ベンゾフラニル;C1~6ハロアルキル;酸素ヘテ
ロ原子を含有するヘテロシクロアルキル;フェニル-CH-O-フェニル;C1~6
lk-O-C1~6アルキル;NR;SO1~6アルキル;及びOHからなる
群から選択され、フェニル、ピリジル、ピリダジニル、ベンゾフラニル、又はチオフェニ
ルは、ハロゲン;C1~6アルキル、C1~6ハロアルキル、OC1~6ハロアルキル、
3~6シクロアルキル、OC1~6アルキル、CN、OH、C1~6alk-O-C
~6アルキル、C(O)-NR、及びC(O)-C1~6アルキルからそれぞれ独
立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。]の化合物、そ
の立体異性体及び同位体変種、並びにそれらの薬学的に許容される塩を対象とする。
本発明はまた、式(I):
Figure 0007072690000023
[式中、
は、H又はC1~6アルキルであり、
及びRは、結合先である窒素原子とともに、ピロリジニル環又はピペリジニル環
である、任意に置換された環を形成し、
及びRの結合から形成されたピロリジニル環又はピペリジニル環は、NR-C
(O)-C(R)=CR(R);NR;OH;CN;オキソ;O-C1~6
アルキル;ハロゲン;C1~6アルキル;C1~6ハロアルキル;C1~6alk-OH
;C3~6シクロアルキル;C1~6アルカリル;SO1~6アルキル;SO
~6アルケニル;-NR-C(O)-C1~6alk-NR;NR-C(O)
-C1~6アルキル;NR-C(O)-O-C1~6アルキル;
NR-C(O)-C3~6シクロアルキル;NR-C(O)H;NR-C(O)
-C1~6アルキル;NR-C(O)-C3~6シクロアルキル;NR-C(O)-
1~6ハロアルキル;NR-C(O)-アルキニル;NR-C(O)-C6~10
アリール;NR-C(O)-ヘテロアリール;NR-C(O)-C1~6alk-C
N;NR-C(O)-C1~6alk-OH;NR-C(O)-C1~6alk-S
-C1~6アルキル;NR-C(O)-O-C1~6アルキル;NR-C(O)
-C1~6alk-NR;NR-C(O)-C1~6alk-O-C1~6アル
キルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基で任意
に置換され、C1~6alkは、OH、OC1~6アルキル、又はNR;及びNR
-C(O)-C0~6alk-ヘテロシクロアルキルで任意に置換され、C0~6al
kは、オキソで任意に置換され、ヘテロシクロアルキルは、C1~6アルキルで任意に置
換され、
及びRは、H、C1~6アルキル、C3~6シクロアルキル、C(O)H、及び
-CNからなる群からそれぞれ独立して選択され、
は、H、ハロゲン、C1~6ハロアルキル、及びC1~6アルキルからなる群から
選択され、
及びRは、H;C0~6alk-NR;C1~6alk-OH;C1~6
アルキルで任意に置換されたC0~6alk-C3~6シクロアルキル;ハロゲン;C
~6アルキル;-OC1~6アルキル;NR;C1~6alk-O-C1~6アル
キル;
1~6alk-NH-C0~6alk-O-C1~6アルキル;C(O)C1~6
ルキル又はC1~6アルキルで任意に置換されたC0~6alk-ヘテロシクロアルキル
;C1~6alk-NHSO-C1~6アルキル;
1~6alk-SO-C1~6アルキル;NHC(O)-C1~6アルキル;又は
リンカー-PEG-ビオチンからなる群からそれぞれ独立して選択され、
は、H又はC1~6アルキルであり、
Aは、結合;ピリジル;フェニル;ナフタレニル;ピリミジニル;ピラジニル;ピリダ
ジニル;ハロゲンで任意に置換されたベンゾ[d][1,3]ジオキソリル;ベンゾチオ
フェニル;又はピラゾリルからなる群から選択され、C1~6アルキル、ハロゲン、SF
、OC1~6アルキル、C(O)-C1~6アルキル、及びC1~6ハロアルキルから
なる群から独立して選択される1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換され、
Eは、O、結合、C(O)-NH、CH、及びCH-Oからなる群から選択され、
Gは、H;C3~6シクロアルキル;フェニル;チオフェニル;C1~6アルキル;ピ
リミジニル;ピリジル;ピリダジニル;ベンゾフラニル;-C1~6ハロアルキル;酸素
ヘテロ原子を含有するヘテロシクロアルキル;フェニル-CH-O-フェニル;C1~
alk-O-C1~6アルキル;NR;SO1~6アルキル;又はOHから
なる群から選択され、フェニル、ピリジル、ピリダジニル、ベンゾフラニル、又はチオフ
ェニルは、C1~6アルキル、C1~6ハロアルキル、OC1~6ハロアルキル、C3~
シクロアルキル、OC1~6アルキル、CN、OH、C1~6alk-O-C1~6
ルキル、C(O)-NR、及びC(O)-C1~6アルキルからなる群からそれぞ
れ独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。]の化合物
、その立体異性体及び同位体変種、並びにそれらの薬学的に許容される塩も対象とする。
本発明はまた、式(I):
Figure 0007072690000024
[式中、
はHであり、
は、OHで任意に置換されたCH-シクロヘキシル;3-ヒドロキシアダマンタ
ン-1-イル;並びにOH、ハロゲン、C1~6アルキル、C1~6ハロアルキル、OC
1~6アルキル、CN、NR、NR-C(O)H、NR-C(O)-C1~6
アルキル、NR-C(O)-C1~6ハロアルキル、NR-C(O)-O-C1~6
アルキル、NR-C(O)-C1~6alk-OH、NR-C(O)-C1~6al
k-NR、及びNR-C(O)-C(R)=CR(R)からなる群からそ
れぞれ独立して選択される、1個、2個、若しくは3個の置換基で任意に置換されたC
~6シクロアルキルからなる群から選択され、式中、
はH、CN、ハロゲン、C1~6ハロアルキル、及びC1~6アルキルからなる群
から選択され、
及びRはH;C0~6alk-NR;C1~6alk-O-C1~6アル
キル;C3~6シクロアルキル;C1~6アルキルで任意に置換されたヘテロシクロアル
キル;及び-リンカー-PEG-ビオチンからなる群からそれぞれ独立して選択され、
及びRはH、C1~6アルキル、C(O)H、及びCNからなる群からそれぞれ
独立して選択され、
はHである、
又はR及びRは、結合先である窒素原子とともに、NRで任意に置換された
ピロリジニル環を形成し、R及びRはH;C1~6アルキル;NR-C(O)-C
1~6アルキル;及びNR-C(O)-C(R)=CR(R)からなる群からそ
れぞれ独立して選択され、RはH若しくはCNであり、RはHであり、RはH若し
くはシクロプロピルであり、
Aはピリジル;フェニル;ピリミジニル;ピラジニル;ピリジン-2(1H)-オン;
及びピリダジニルからなる群から選択され、Aはハロゲン、C1~6アルキル、C1~6
ハロアルキル、及びOC1~6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1
個、2個、若しくは3個の置換基で任意に置換され、
EはO、結合、C(O)-NH、及びCHからなる群から選択され、
GはH;ハロゲン;C1~6アルキル;C1~6ハロアルキル;NH(C1~6アルキ
ル);C3~6シクロアルキル;フェニル;ピリミジニル;ピリジル;ピリダジニル;ピ
リジン-2(1H)-オン;酸素ヘテロ原子を含有するヘテロシクロアルキル;及びフェ
ニル-CH-O-フェニル(-O-フェニルはCNで置換された)からなる群から選択
され、フェニル、ピリジル、ピリダジニル、及びピリジン-2(1H)-オンは、ハロゲ
ン、C1~6アルキル、C1~6ハロアルキル、OC1~6ハロアルキル、及びOC1~
アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、若しくは3個の置
換基で任意に置換される。]の化合物、
その立体異性体又は同位体変種、並びに
それらの薬学的に許容される塩も対象とする。
本開示によると、RはH又は-C1~6アルキルである。いくつかの実施形態では、
はC1~6アルキル、例えば、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-
ブチル、s-ブチル、又はt-ブチルである。好ましい態様では、RはHである。
本開示によると、Rは、非置換であり得る、C0~6alk-シクロアルキル部分で
ある。本開示の他の態様では、Rは、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個
又は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置換された、C0~6alk-シクロ
アルキル部分である。RがCalk-シクロアルキルである実施形態では、シクロア
ルキルは、結合によって式(I)の化合物に直接結合している。RがC1~6alk-
シクロアルキル部分である態様では、シクロアルキル部分は、1個、2個、3個、4個、
5個、又は6個の炭素原子を有する脂肪族リンカーによって式(I)の化合物に結合して
おり、C1~6alkは、例えば、-CH-、-CH(CH)-、CH(CH)-
CH-、及び-C(CH-を含む。好ましい態様では、Rは、C0~1alk
-シクロアルキル、例えば、Calk-シクロアルキル(すなわち、シクロアルキル)
又はCalk-シクロアルキル(すなわち、CH-シクロアルキル)である。
好ましい態様では、Rシクロアルキル部分は、3員、4員、5員、6員、又は10員
シクロアルキル、好ましくは5員又は6員シクロアルキルであり、5員シクロアルキルが
最も望ましい。
本開示のいくつかの態様では、RはC0~6alk-シクロプロピル、好ましくはC
alk-シクロプロピル又はCalk-シクロプロピルであり、本明細書に記載する
ように、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。より好ましい態様では、R
はC0~6alk-シクロプロピル、好ましくはCalk-シクロプロピル又はC
alk-シクロプロピルであり、本明細書に記載するように、1個又は2個の置換基で置
換される。この置換基は、シロープロピル環上の任意の位置を介して結合し得る。
本開示のいくつかの態様では、RはC0~6alk-シクロブチル、好ましくはC
alk-シクロブチル又はCalk-シクロブチルであり、本明細書に記載するように
、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。より好ましい態様では、RはC
0~6alk-シクロブチル、好ましくはCalk-シクロブチル又はCalk-シ
クロブチルであり、本明細書に記載するように、1個又は2個の置換基で置換される。こ
の置換基は、シクロブチル環上の任意の位置を介して結合し得る。
本開示の好ましい態様では、RはC0~6alk-シクロペンチル、好ましくはC
alk-シクロペンチル又はCalk-シクロペンチルであり、本明細書に記載するよ
うに、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。より好ましい態様では、R
はC0~6alk-シクロペンチル、好ましくはCalk-シクロペンチル又はC
lk-シクロペンチルであり、本明細書に記載するように、1個又は2個の置換基で置換
される。この置換基は、シクロペンチル環上の任意の位置を介して結合し得る。
本開示のいくつかの態様では、RはC0~6alk-シクロヘキシル、好ましくはC
alk-シクロヘキシル又はCalk-シクロヘキシルであり、本明細書に記載する
ように、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。より好ましい態様では、R
はC0~6alk-シクロヘキシル、好ましくはCalk-シクロヘキシル又はC
alk-シクロヘキシルであり、本明細書に記載するように、1個又は2個の置換基で置
換される。この置換基は、シクロヘキシル環上の任意の位置を介して結合し得る。
本開示のいくつかの態様では、RはC0~6alk-アダマンタニル、好ましくはC
alk-アダマンタニル又はCalk-アダマンタニルであり、本明細書に記載する
ように、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。より好ましい態様では、R
はC0~6alk-アダマンタニル、好ましくはCalk-アダマンタニル又はC
alk-アダマンタニルであり、本明細書に記載するように、1個又は2個の置換基で置
換される。この置換基は、アダマンタニル環上の任意の位置を介して結合し得る。
本開示によると、Rシクロアルキルは非置換であり得る。いくつかの態様では、R
シクロアルキルは、1個、2個、又は3個の置換基で置換される。好ましい態様では、R
シクロアルキルは、1個又は2個、より好ましくは1個の置換基で置換される。R
クロアルキルが置換された態様では、置換基は、NR-C(O)-C(R)=CR
(R);NR;OH;CN;オキソ;O-C1~6アルキル;ハロゲン;
1~6アルキル;C1~6ハロアルキル;C1~6alk-OH;C3~6シクロア
ルキル;C1~6アルカリル;SO1~6アルキル;
SO2~6アルケニル;NR-C(O)-C1~6alk-NR;NR
-C(O)-C1~6アルキル;NR-C(O)-O-C1~6アルキル;
NR-C(O)-C3~6シクロアルキル;NR-C(O)H;NR-C(O)
-C3~6シクロアルキル;
NR-C(O)-C1~6ハロアルキル;NR-C(O)-アルキニル;NR
C(O)-C6~10アリール;NR-C(O)-ヘテロアリール;
NR-C(O)-C1~6alk-CN;NR-C(O)-C1~6alk-OH
;NR-C(O)-C1~6alk-SO-C1~6アルキル;
NR-C(O)-C1~6alk-NR;NR-C(O)-C1~6alk
-O-C1~6アルキルからなる群から独立して選択されてよく、C1~6alk-は、
OH、OC1~6アルキル、又はNR;NR-C(O)-C0~6alk-ヘテ
ロシクロアルキルで任意に置換され、-alk-は、オキソで任意に置換され、ヘテロシ
クロアルキルは、C1~6アルキルで任意に置換され、R、R、R、R、R
及びRは本明細書で定義したとおりである。
いくつかの態様では、Rは、オキソ部分、例えば1つのオキソ部分で置換される。R
シクロアルキルがオキソ部分で置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基
について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよ
い。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、ハロゲン、例えば、フッ素、又は塩素、
又は臭素で置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のハ
ロゲン、好ましくは1個のハロゲンで置換される。Rシクロアルキルがハロゲンで置換
された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、
1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、CNで置換される。いくつかの態様では
、Rシクロアルキルは、1個又は2個のCN、好ましくは1個のCNで置換される。R
シクロアルキルがCNで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基につい
て本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、OHで置換される。いくつかの態様では
、Rシクロアルキルは、1個又は2個のOH、好ましくは1個のOHで置換される。R
シクロアルキルがOHで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基につい
て本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNRで置換され、R及びRは、
それぞれ独立してH;C1~6アルキル、C3~6シクロアルキル;C(O)H;又はC
Nである。好ましい態様では、R及びRは、それぞれ独立してH又はC1~6アルキ
ルである。RシクロアルキルがNRで置換された態様では、シクロアルキル環は
、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に
置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、C1~6アルキル、例えば、C1~5
ルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルで
置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のC1~6アル
キル、好ましくは1個のC1~6アルキルで置換される。RシクロアルキルがC1~6
アルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定
義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、C1~6alk-OH、例えば、C1~
alk-OH、C1~4alk-OH、C1~3alk-OH、C1~2alk-OH
、又はCalk-OHで置換され、-OH部分は、C1~6alk基の任意の炭素、好
ましくはω炭素に結合し得る。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2
個のC1~6alk-OH、好ましくは1個のC1~6alk-OHで置換される。R
シクロアルキルがC1~6alk-OHで置換された態様では、シクロアルキル環は、R
置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換
されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、OC1~6アルキル、例えば、OC1~
アルキル、OC1~4アルキル、OC1~3アルキル、OC1~2アルキル、又はOC
アルキルで置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個の
OC1~6アルキル、好ましくは1個のOC1~6アルキルで置換される。Rシクロア
ルキルがOC1~6アルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基に
ついて本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、C3~6シクロアルキル部分、例えば、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシル部分で置換される
。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のC3~6シクロアルキル
、好ましくは1個のC3~6シクロアルキルで置換される。RシクロアルキルがC3~
シクロアルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明
細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはC1~6アルカリル、例えば、ベンジル(
すなわち、CH-フェニル)で置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキル
は、1個又は2個のC1~6アルカリル、好ましくは1個のC1~6アルカリルで置換さ
れる。RシクロアルキルがC1~6アルカリルで置換された態様では、シクロアルキル
環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任
意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、SO1~6アルキル、例えば、SO
1~5アルキル、SO1~4アルキル、SO1~3アルキル、SO1~
アルキル、又はSOアルキルで置換される。いくつかの態様では、Rシクロア
ルキルは、1個又は2個のSO1~6アルキル、好ましくは1個のSO1~6
ルキルで置換される。RシクロアルキルがSO1~6アルキルで置換された態様で
は、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個
の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、SO2~6アルケニル、例えば、-
SO2~5アルケニル、SO2~4アルケニル、SO2~3アルケニル、又
はSOアルケニルで置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1
個又は2個のSO2~6アルケニル、好ましくは1個のSO2~6アルケニルで
置換される。RシクロアルキルがSO2~6アルケニルで置換された態様では、シ
クロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加
の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、NR-C(O)Hで置換され、R
H又はC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アル
キル、C1~2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである
。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR-C(O)H、好
ましくは1個のNR-C(O)Hで置換される。RシクロアルキルがNR-C(O
)Hで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義し
たように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR-C(O)-C1~6アルキル、例
えば、NR-C(O)-C1~5アルキル、NR-C(O)-C1~4アルキル、N
-C(O)-C1~3アルキル、NR-C(O)-C1~2アルキル、又はNR
-C(O)-Cアルキルで置換され、RはH又はC1~6アルキル、例えば、C1~
アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキ
ルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキ
ルは、1個又は2個のNR-C(O)-C1~6アルキル、好ましくは1個のNR
C(O)-C1~6アルキルで置換される。RシクロアルキルがNR-C(O)-C
1~6アルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細
書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR-C(O)-C3~6シクロアルキ
ル、例えば、NR-C(O)-シクロプロピル、NR-C(O)-シクロブチル、N
-C(O)-シクロペンチル、又はNR-C(O)-シクロヘキシルで置換され、
はH又はC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~
アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはH
である。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR-C(O)
-C3~6シクロアルキル、好ましくは1個のNR-C(O)-C3~6シクロアルキ
ルで置換される。RシクロアルキルがNR-C(O)-C3~6シクロアルキルで置
換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように
、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、C1~6ハロアルキル、例えば、C1~
ハロアルキル、C1~4ハロアルキル、C1~3ハロアルキル、C1~2ハロアルキル
、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなどを含む)で置換される。いくつか
の態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のC1~6ハロアルキル、好ましくは
1個のC1~6ハロアルキルで置換される。RシクロアルキルがC1~6ハロアルキル
で置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したよ
うに、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR-C(O)-C1~6ハロアルキル
、例えば、NR-C(O)-C1~5ハロアルキル、NR-C(O)-C1~4ハロ
アルキル、NR-C(O)-C1~3ハロアルキル、NR-C(O)-C1~2ハロ
アルキル、又はNR-C(O)-Cハロアルキル(NR-C(O)-CF、NR
-C(O)-CHCHFなどを含む)で置換され、RはH又はC1~6アルキル
、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル
、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態様では、
シクロアルキルは、1個又は2個のNR-C(O)-C1~6ハロアルキル、好ま
しくは1個のNR-C(O)-C1~6ハロアルキルで置換される。Rシクロアルキ
ルがNR-C(O)-C1~6ハロアルキルで置換された態様では、シクロアルキル環
は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意
に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR-C(O)-C2~6アルキニル、
例えば、NR-C(O)-C2~5アルキニル、NR-C(O)-C2~4アルキニ
ル、NR-C(O)-C2~3アルキニル、又はNR-C(O)-Cアルキニルで
置換され、RはH又はC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキ
ル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では
、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR
-C(O)-C2~6アルキニル、好ましくは1個のNR-C(O)-C2~6アルキ
ニルで置換される。RシクロアルキルがNR-C(O)-C2~6アルキニルで置換
された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、
1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR-C(O)-C6~10アリール、
例えば、NR-C(O)-フェニル又はNR-C(O)-ナフタレニルで置換され、
はH又はC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~
アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはH
である。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR-C(O)
-C6~10アリール、好ましくは1個のNR-C(O)-C6~10アリールで置換
される。RシクロアルキルがNR-C(O)-C6~10アリールで置換された態様
では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2
個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR-C(O)-ヘテロアリール、例え
ば、NR-C(O)-ピロリル、NR-C(O)-チエニル、NR-C(O)-オ
キサゾリル、NR-C(O)-ピラゾリル、NR-C(O)-ピリジル、NR-C
(O)-ピリミジニルなどで置換され、RはH又はC1~6アルキル、例えば、C1~
アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキ
ルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキ
ルは、1個又は2個のNR-C(O)-ヘテロアリール、好ましくは1個のNR-C
(O)-ヘテロアリールで置換される。RシクロアルキルがNR-C(O)-ヘテロ
アリールで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定
義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR-C(O)-C1~6alk-CN
、例えば、NR-C(O)-C1~5alk-CN、NR-C(O)-C1~4al
k-CN、NR-C(O)-C1~3alk-CN、NR-C(O)-C1~2al
k-CN、又はNR-C(O)-Calk-CNで置換され、RはH又はC1~6
アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2
アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態
様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR-C(O)-C1~6alk-C
N、好ましくは1個のNR-C(O)-C1~6alk-CNで置換される。Rシク
ロアルキルがNR-C(O)-C1~6alk-CNで置換された態様では、シクロア
ルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換
基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR-C(O)-C1~6alk-OH
、例えば、NR-C(O)-C1~5alk-OH、NR-C(O)-C1~4al
k-OH、NR-C(O)-C1~3alk-OH、NR-C(O)-C1~2al
k-OH、又はNR-C(O)-Calk-OHで置換され、RはH又はC1~6
アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2
アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態
様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR-C(O)-C1~6alk-O
H、好ましくは1個のNR-C(O)-C1~6alk-OHで置換される。Rシク
ロアルキルがNR-C(O)-C1~6alk-OHで置換された態様では、シクロア
ルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換
基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR-C(O)-C1~6alk-SO
-C1~6アルキル、例えば、NR-C(O)-C1~5alk-SO-C1~5
アルキル、NR-C(O)-C1~4alk-SO-C1~4アルキル、NR-C
(O)-C1~3alk-SO-C1~3アルキル、NR-C(O)-C1~2al
k-SO-C1~2アルキル、又はNR-C(O)-Calk-SO-Cアル
キルで置換され、RはH又はC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4
アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態
様では、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個の
NR-C(O)-C1~6alk-SO-C1~6アルキル、好ましくは1個のNR
-C(O)-C1~6alk-SO-C1~6アルキルで置換される。Rシクロア
ルキルがNR-C(O)-C1~6alk-SO-C1~6アルキルで置換された態
様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は
2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR-C(O)-O-C1~6アルキル
、例えば、NR-C(O)-O-C1~5アルキル、NR-C(O)-O-C1~4
アルキル、NR-C(O)-O-C1~3アルキル、NR-C(O)-O-C1~2
アルキル、又はNR-C(O)-O-Cアルキルで置換され、RはH又はC1~6
アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2
アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態
様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR-C(O)-O-C1~6アルキ
ル、好ましくは1個のNR-C(O)-O-C1~6アルキルで置換される。Rシク
ロアルキルがNR-C(O)-O-C1~6アルキルで置換された態様では、シクロア
ルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換
基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR-C(O)-C1~6alk-NR
、例えば、NR-C(O)-C1~5alk-NR、NR-C(O)-
1~4alk-NR、NR-C(O)-C1~3alk-NR、NR
-C(O)-C1~2alk-NR、又はNR-C(O)-Calk-NR
で置換され、R及びRは、それぞれ独立してH;C1~6アルキル、例えば、C
1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はC
ルキル;C3~6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チル、又はシクロヘキシル;
C(O)H又はCNである。好ましい態様では、R及びRは、それぞれ独立してH
、C1~6アルキル;又はC3~6シクロアルキルであり、H及びC1~6アルキルが望
ましく、H及びC1~2アルキルがより望ましい。これらの態様では、RはH又はC
~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C
~2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつか
の態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR-C(O)-C1~6alk
-NR」、好ましくは1個のNR-C(O)-C1~6alk-NRで置
換される。RシクロアルキルがNR-C(O)-C1~6alk-NRで置換
された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、
1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR-C(O)-C1~6alk-O-
1~6アルキル、例えば、NR-C(O)-C1~5alk-O-C1~5アルキル
、NR-C(O)-C1~4alk-O-C1~4アルキル、NR-C(O)-C
~3alk-O-C1~3アルキル、NR-C(O)-C1~2alk-O-C1~2
アルキル、又はNR-C(O)-Calk-O-Cアルキルで置換され、RはH
又はC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキ
ル、C1~2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。
シクロアルキルがNR-C(O)-C1~6alk-O-C1~6アルキルで置換
された特定の態様では、C1~6alk-はOH;OC1~6アルキル、例えば、OC
~5アルキル、OC1~4アルキル、OC1~3アルキル、OC1~2アルキル、若しく
はOCアルキル;又はNRで任意に置換され、R及びRは、それぞれ独立し
てH;C1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アル
キル、C1~2アルキル、若しくはCアルキル;C3~6シクロアルキル;C(O)H
;又はCNである。好ましい態様では、R及びRは、それぞれ独立してH、C1~6
アルキル;又はC3~6シクロアルキルであり、H及びC1~6アルキルが望ましく、H
及びC1~2アルキルがより望ましい。いくつかの態様では、NR-C(O)-C1~
alk-O-C1~6アルキル部分のC1~6alk-は、OHで置換される。他の態
様では、C1~6alk-は、OC1~6アルキル、例えば、OC1~5アルキル、OC
1~4アルキル、OC1~3アルキル、OC1~2アルキル、又はOCアルキルで置換
される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR-C(O)
-C1~6alk-O-C1~6アルキル、好ましくは1個のNR-C(O)-C1~
alk-O-C1~6アルキルで置換される。RシクロアルキルがNR-C(O)
-C1~6alk-O-C1~6アルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、
置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置
換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR-C(O)-C0~6alk-ヘテ
ロシクロアルキル、例えば、NR-C(O)-C0~5alk-ヘテロシクロアルキル
、NR-C(O)-C0~4alk-ヘテロシクロアルキル、NR-C(O)-C
~3alk-ヘテロシクロアルキル、NR-C(O)-C0~2alk-ヘテロシクロ
アルキル、NR-C(O)-C0~1alk-ヘテロシクロアルキル、NR-C(O
)-Calk-ヘテロシクロアルキル、又はNR-C(O)-Calk-ヘテロシ
クロアルキルで置換され、RはH又はC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、
1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルである。好
ましい態様では、RはHである。好ましい置換ヘテロシクロアルキル基には、テトラヒ
ドロフラニル、ピペリジニル、ピロリジニルなどが挙げられる。RシクロアルキルがN
-C(O)-C1~6alk-ヘテロシクロアルキルで置換された特定の態様では、
1~6alk-は、任意にオキソで置換される。RシクロアルキルがNR-C(O
)-C0~6alk-ヘテロシクロアルキルで置換された特定の態様では、置換ヘテロシ
クロアルキル部分は、非置換であり得る、又はC1~6アルキル、例えば、C1~5アル
キル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、若しくはCアルキル
で置換され得る。RシクロアルキルがC(O)-C0~6alk-ヘテロシクロアルキ
ルで置換された態様では、Rシクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義
したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、NR-C(O)-C(R)=CR
(R)で置換され、R、R、及びRは本明細書に記載するとおりであり、R
H又はC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アル
キル、C1~2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである
。これらの態様では、RはH;CN;ハロゲン;C1~6ハロアルキル;又はC1~6
アルキルである。いくつかの実施形態では、RはHである。他の態様では、RはCN
である。更に態様では、Rはハロゲン、例えば、F又はClである。更に他の態様では
、Rは、C1~6ハロアルキル、例えば、C1~5ハロアルキル、C1~4ハロアルキ
ル、C1~3ハロアルキル、C1~2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、C
CHFなど)である。更なる態様では、RはC1~6アルキル、例えば、C1~
アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキ
ルである。RシクロアルキルがNR-C(O)-C(R)=CR(R)で置換
された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、
1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
好ましい態様では、RシクロアルキルはNR-C(O)-C(R)=CR(R
);NR-C(O)-C1~6alk-NR;NR-C(O)-C1~6
ルキル;又はNRで置換される。より好ましい態様では、RシクロアルキルはN
-C(O)-C(R)=CR(R)で置換される。他の好ましい態様では、R
シクロアルキルはNR-C(O)-C1~6alk-NR;NR-C(O)
-C1~6アルキル;又はNRで置換され、R及びRは、それぞれ独立して、
H又はC1~6アルキルである。
いくつかの好ましい態様では、RはCH-シクロヘキシルであり、シクロヘキシル
はOH;3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル;又はOH、ハロゲン、C1~6アルキ
ル、C1~6ハロアルキル、OC1~6アルキル、CN、NR、NR-C(O)
H、NR-C(O)-C1~6アルキル、NR-C(O)-C1~6ハロアルキル、
NR-C(O)-O-C1~6アルキル、NR-C(O)-C1~6alk-OH、
NR-C(O)-C1~6alk-NR、及びNR-C(O)-C(R)=
CR(R)からなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、若しくは3個
の置換基で任意に置換されたC3~6シクロアルキルで任意に置換され、Rは、H、ハ
ロゲン、C1~6ハロアルキル、及びC1~6アルキルからなる群から選択され、R
びRはH;C0~6alk-NR;C1~6alk-O-C1~6アルキル;C
3~6シクロアルキル;1~6アルキルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;及び
-リンカー-PEG-ビオチンからなる群からそれぞれ独立して選択され、R及びR
は、H、C1~6アルキル、C(O)H、及びCNからなる群からそれぞれ独立して選択
され、RはHである。いくつかの態様では、Rは、1個又は2個の置換基で置換され
る。いくつかの態様では、Rは、OH、ハロゲン、C1~6アルキル、C1~6ハロア
ルキル、OC1~6アルキル、及びCNからなる群から独立して選択される、少なくとも
1個の置換基、好ましくは1個又は2個の置換基で置換される。
いくつかの好ましい態様では、RはCH-シクロヘキシルである。他の好ましい態
様では、RはCH-シクロヘキシルであり、シクロヘキシルはOHで置換される。
いくつかの好ましい態様では、Rは3-ヒドロキシアダマンタン-1-イルである。
他の好ましい態様では、RはC3~6シクロアルキルである。いくつかの好ましい態
様では、Rは、1個、2個、又は3個の置換基で置換されたC3~6シクロアルキルで
ある。これらの置換基は、OH、ハロゲン、C1~6アルキル、C1~6ハロアルキル、
OC1~6アルキル、CN、NR、NR-C(O)H、NR-C(O)-C
~6アルキル、NR-C(O)-C1~6ハロアルキル、NR-C(O)-O-C
~6アルキル、NR-C(O)-C1~6alk-OH、NR-C(O)-C1~6
alk-NR、及びNR-C(O)-C(R)=CR(R)からなる群か
ら独立して選択され得る。
及びRを用いる実施形態、つまり、RシクロアルキルがNR-C(O)-C
(R)=CR(R)で置換された態様では、R及びRは、それぞれ独立してH
;ハロゲン;C0~6alk-NR;C1~6アルキル;OC1~6アルキル;C
1~6アルキルで任意に置換されたC0~6alk-C3~6シクロアルキル;-C(O
)C1~6アルキル若しくはC1~6アルキルで任意に置換されたC0~6alk-ヘテ
ロシクロアルキル;C1~6alk-OH;C1~6alk-O-C1~6アルキル;C
1~6alk-NH-C0~6alk-O-C1~6アルキル;C1~6alk-NHS
-C1~6アルキル;-C1~6alk-SO-C1~6アルキル;-NHC(O
)-C1~6アルキル;又はリンカー-PEG-ビオチンである。
本開示の範囲内で、-NR-C(O)-C(R)=CR(R)内に存在する二
重結合は、Z構成又はE構成であってよい。
いくつかの態様では、RもRもHではない。
最も好ましい態様では、R及びRのそれぞれはHである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R
及びRの他方がハロゲン、例えば、F又はClである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R
及びRの他方はC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C
1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R
及びRの他方はOC1~6アルキル、例えば、OC1~5アルキル、OC1~4アルキ
ル、OC1~3アルキル、OC1~2アルキル、又はOCアルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R4
及びR5の他方はC0~6alk-C3~6シクロアルキル、例えば、C0~5alk-
3~5シクロアルキル、C0~4alk-C3~4シクロアルキル、C0~3alk-
シクロアルキル、C0~2alk-C3~6シクロアルキル、C0~1alk-C
~6シクロアルキル、Calk-C3~6シクロアルキル、又はCalk-C3~6
シクロアルキルである。これらの態様では、シクロアルキル部分は非置換であり得る、又
はC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル
、C1~2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。置換はスピロ置換又は非スピロ
置換であり得る。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R4
及びR5の他方はC0~6alk-ヘテロシクロアルキル、例えば、C1~6alk-ヘ
テロシクロアルキル、C0~4alk-ヘテロシクロアルキル、C0~3alk-ヘテロ
シクロアルキル、C0~2alk-ヘテロシクロアルキル、C0~1alk-ヘテロシク
ロアルキル、Calk-ヘテロシクロアルキル、又はCalk-ヘテロシクロアルキ
ルである。これらの態様では、置換ヘテロシクロアルキルは、好ましくは酸素含有ヘテロ
シクロアルキル、例えば、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、又はオキセタ
ニルである。他の態様では、ヘテロシクロアルキルは窒素含有ヘテロシクロアルキル、例
えば、ピロリジニル、アジリジニル、又はピペリジニルである。これらの態様の一部では
、置換ヘテロシクロアルキルは、C(O)C1~6アルキル、例えば、C(O)C1~5
アルキル、C(O)C1~4アルキル、C(O)C1~3アルキル、C(O)C1~2
ルキル、又はC(O)Cアルキルで置換され得る。他の態様では、置換ヘテロシクロア
ルキルは、C1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3
アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R
及びRの他方はC1~6alk-OH、例えば、C1~5alk-OH、C1~4al
k-OH、C1~3alk-OH、C1~2alk-OH、又はCalk-OHである
。OH部分は、C1~6alk基の任意の炭素、好ましくは、ω炭素に結合し得る。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R4
及びR5の他方はC0~6alk-NR、例えば、C0~5alk-NR
0~4alk-NR、C0~3alk-NR、C0~2alk-NR
、C0~1alk-NR、Calk-NR、又はCalk-NR
であり、R及びRは、それぞれ独立してH;C1~6アルキル、例えば、C1~5
アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、若しくはCアル
キル;C3~6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチ
ル、若しくはシクロヘキシル;C(O)H;又はCNである。好ましい態様では、R
びRは、それぞれ独立してH;C1~6アルキル;又はC3~6シクロアルキルであり
、より好ましくは、R及びRは、それぞれ独立してH又はC1~6アルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R
及びRの他方はC1~6alk-O-C1~6アルキル、例えば、C1~5alk-O
-C1~5アルキル、C1~4alk-O-C1~4アルキル、C1~3alk-O-C
1~3アルキル、C1~2alk-O-C1~2アルキル、又はCalk-O-C
ルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R
及びRの他方はC1~6alk-NH-C0~6alk-O-C1~6アルキル、例え
ば、C1~5alk-NH-C0~6alk-O-C1~5アルキル、C1~4alk-
NH-C0~6alk-O-C1~4アルキル、C1~3alk-NH-C0~6alk
-O-C1~3アルキル、C1~2alk-NH-C0~6alk-O-C1~2アルキ
ル、Calk-NH-C0~6alk-O-Cアルキル、C1~5alk-NH-C
0~6alk-O-C1~5アルキル、C1~4alk-NH-C1~5alk-O-C
1~4アルキル、C1~3alk-NH-C1~4alk-O-C1~3アルキル、C
~2alk-NH-C1~3alk-O-C1~2アルキル、Calk-NH-C1~
alk-O-Calky、又はC1~6alk-NH-Calk-O-C1~6
ルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R
及びRの他方はC1~6alk-NHSO-C1~6アルキル、例えば、C1~5
lk-NHSO-C1~5アルキルC1~4alk-NHSO-C1~4アルキル、
1~3alk-NHSO-C1~3アルキル、C1~2alk-NHSO-C1~
アルキル、又はCalk-NHSO-Cアルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R4
及びR5の他方はC1~6alk-SO-C1~6アルキル、例えば、C1~5alk
-SO-C1~5アルキル、C1~4alk-SO-C1~4アルキル、C1~3
lk-SO-C1~3アルキル、C1~2alk-SO-C1~2アルキル、又はC
alk-SO-Cアルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R
及びRの他方はNHC(O)-C1~6アルキル、例えば、NHC(O)-C1~5
ルキル、NHC(O)-C1~4アルキル、NHC(O)-C1~3アルキル、NHC(
O)-C1~2アルキル、又はNHC(O)-Cアルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R
及びRの他方がリンカー-PEG-ビオチン、好ましくは、
Figure 0007072690000025
である。
好ましい態様では、R及びRの一方はHであり、R及びRの他方はC1~6
ルキル(例えば、メチル、t-ブチル);シクロアルキル(例えば、シクロプロピル);
1~6alk-NR(例えば、CH-NH、CH-NHCH、CH
N(CH、C(CH-NH、C(CH-NHCH、C(CH
-N(CH;C1~6alk-O-C1~6アルキル(例えば、C(CH
-OCH、C(CH-OCHCH);C1~6アルキルで置換されたC0~
alk-ヘテロシクロアルキル(例えば、C(CH)-オキセタニル)である。
いくつかの実施形態では、R及びRは、結合先である窒素原子とともに、ピロリジ
ニル環又はピペリジニル環である任意に置換された環、例えば、以下の式(I)’又は式
(I)”の化合物を形成する。
Figure 0007072690000026
これらの態様では、R及びRの結合により形成された環は、非置換であり得る。こ
れらの態様では、R及びRの結合により形成された環は、1個、2個、又は3個の置
換基で置換される。好ましい態様では、R及びRの結合により形成された環は、1個
又は2個、より好ましくは1個の置換基で置換される。R及びRの結合により形成さ
れた環が置換された態様では、置換基は、NR-C(O)-C(R)=CR(R
);NR;OH;CN;オキソ;O-C1~6アルキル;ハロゲン;C1~6アル
キル;C1~6ハロアルキル;C1~6alk-OH;C3~6シクロアルキル;C1~
アルカリル;SO1~6アルキル;SO2~6アルケニル;-NR-C(O
)-C1~6alk-NR;NR-C(O)-C1~6アルキル;NR-C(
O)-O-C1~6アルキル;
NR-C(O)-C3~6シクロアルキル;NR-C(O)H;NR-C(O)
-C3~6シクロアルキル;
NR-C(O)-C1~6ハロアルキル;NR-C(O)-アルキニル;NR
C(O)-C6~10アリール;NR-C(O)-ヘテロアリール;
NR-C(O)-C1~6alk-CN;NR-C(O)-C1~6alk-OH
;NR-C(O)-C1~6alk-SO-C1~6アルキル;
NR-C(O)-C1~6alk-NR;NR-C(O)-C1~6alk
-O-C1~6アルキルからなる群から独立して選択されてよく、C1~6alk-は、
-OH、OC1~6アルキル、又はNR;NR-C(O)-C0~6alk-ヘ
テロシクロアルキルで任意に置換され、C0~6alk-は、オキソで任意に置換され、
ヘテロシクロアルキルは、C1~6アルキルで任意に置換され、R、R、R、R
、R、及びRは本明細書で定義したとおりである。
式(I)の好ましい亜属は、式(IA):
Figure 0007072690000027
[式中、シクロペンチル環は2位において、本明細書で定義したR置換基のいずれか
で置換される。]の化合物である。
式(I)の他の好ましい亜属を以下に示す。
Figure 0007072690000028
本開示の範囲内では、Aは結合であり得る。また、本開示の範囲内ではAはピリジル;
フェニル;ナフタレニル;ピリミジニル;ピラジニル;ピリダジニル;ハロゲンで任意に
置換されたベンゾ[d][1,3]ジオキソリル;ベンゾチオフェニル;又はピラゾリル
であり得る。また、本開示内では、Aはピリジル;フェニル;ピリミジニル;ピラジニル
;ピリジン-2(1H)-オン、又はピリダジニルであり得る。また、本開示によると、
A部分のいずれか(結合は除く)は非置換であり得る、又はC1~6アルキル、例えば、
1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はC
アルキル;ハロゲン、例えば、F又はCl;SF
OC1~6アルキル、例えば、OC1~5アルキル、OC1~4アルキル、OC1~3
アルキル、OC1~2アルキル、又はOCアルキル;
C(O)-C1~6アルキル、例えば、C(O)-C1~5アルキル、C(O)-C
~4アルキル、C(O)-C1~3アルキル、C(O)-C1~2アルキル、又はC(O
)-Cアルキル、及びC1~6ハロアルキル、例えば、C1~5ハロアルキル、C1~
ハロアルキル、C1~3ハロアルキル、C1~2ハロアルキル、又はCハロアルキル
(CF、CHCHFなど)からなる群から独立して選択される、1個、2個、又は
3個の置換基、好ましくは1個又は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置換さ
れ得る。好ましくは、A部分は、ハロゲン、C1~6アルキル、C1~6ハロアルキル、
及びOC1~6アルキルからなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置
換基、好ましくは1個又は2個の置換基で置換され得る。
いくつかの態様では、Aはピリジルである。ピリジルは、いずれかの環炭素原子を介し
て式(I)(又はその亜属)の化合物のいずれかに結合し得るが、好ましくは、2位又は
3位の炭素を介して結合し得る。好ましくは、ピリジルは、1個又は2個の置換基、好ま
しくは1個の置換基で置換される。ピリジル置換基は、ピリジル環のいずれかの環炭素原
子に結合し得る。ピリジルが3位の炭素を介して式(I)の化合物に結合する実施形態で
は、置換基は、好ましくは2位又は4位においてピリジルに結合する。ピリジルは、任意
の使用可能な環炭素原子において、C1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C
~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルで置換され得る
。ピリジルは、任意の使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例えば、F又はClで
置換され得る。ピリジルは、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置換され得
る。ピリジルは、任意の使用可能な環炭素原子において、OC1~6アルキル、例えば、
OC1~5アルキル、OC1~4アルキル、OC1~3アルキル、OC1~2アルキル、
又はOCアルキルで置換され得る。ピリジルは、任意の使用可能な環炭素原子において
、C(O)-C1~6アルキル、例えば、C(O)-C1~5アルキル、C(O)-C
~4アルキル、C(O)-C1~3アルキル、C(O)-C1~2アルキル、又はC(O
)-Cアルキルで置換され得る。ピリジルは、任意の使用可能な環炭素原子において、
1~6ハロアルキル、例えば、C1~5ハロアルキル、C1~4ハロアルキル、C1~
ハロアルキル、C1~2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCH
Fなど)で置換され得る。Aがピリジルである場合の好ましい置換基にはC1~6アルキ
ルが挙げられ、Cアルキルが最も好ましく、1個のCアルキル置換基がより好ましい
。他の好ましい置換基には、ハロゲン、特に、F及びClが挙げられる。
いくつかの態様では、Aはフェニルである。好ましくは、フェニルは、1個又は2個の
置換基、好ましくは1個の置換基で置換される。フェニルは、任意の使用可能な環炭素原
子において、C1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~
アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。フェニルは、任意の
使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。フェニ
ルは、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置換され得る。フェニルは、任意
の使用可能な環炭素原子において、OC1~6アルキル、例えば、OC1~5アルキル、
OC1~4アルキル、OC1~3アルキル、OC1~2アルキル、又はOCアルキルで
置換され得る。フェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C(O)-C1~6
アルキル、例えば、C(O)-C1~5アルキル、C(O)-C1~4アルキル、C(O
)-C1~3アルキル、C(O)-C1~2アルキル、又はC(O)-Cアルキルで置
換され得る。フェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1~6ハロアルキル
、例えば、C1~5ハロアルキル、C1~4ハロアルキル、C1~3ハロアルキル、C
~2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなど)で置換され得
る。フェニルの置換基は、フェニル環のいずれかの環炭素原子、好ましくは式(I)の化
合物へのフェニル部分の結合点に対するオルトに結合し得る。Aがフェニルである場合の
好ましい置換基には、C1~6アルキルが挙げられ、Cアルキルが最も好ましい。他の
好ましい置換基には、ハロゲン、特に、F及びClが挙げられる。
いくつかの態様では、Aはナフタレニルである。好ましくは、ナフタレニルは、1個又
は2個の置換基、好ましくは1個の置換基で置換される。ナフタレニルは、任意の使用可
能な環炭素原子において、C1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アル
キル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。ナフタ
レニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例えば、F又はClで置換
され得る。ナフタレニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置換され得
る。ナフタレニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、OC1~6アルキル、例え
ば、OC1~5アルキル、OC1~4アルキル、OC1~3アルキル、OC1~2アルキ
ル、又はOCアルキルで置換され得る。ナフタレニルは、任意の使用可能な環炭素原子
において、C(O)-C1~6アルキル、例えば、C(O)-C1~5アルキル、C(O
)-C1~4アルキル、C(O)-C1~3アルキル、C(O)-C1~2アルキル、又
はC(O)-Cアルキルで置換され得る。ナフタレニルは、任意の使用可能な環炭素原
子において、C1~6ハロアルキル、例えば、C1~5ハロアルキル、C1~4ハロアル
キル、C1~3ハロアルキル、C1~2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF
CHCHFなど)で置換され得る。ナフタレニルは、その炭素原子のいずれかを介し
て式(I)の化合物に結合し得る。ナフタレニル置換基は、ナフタレニル環のいずれかの
環炭素原子、好ましくは式(I)の化合物へのナフタレニル部分の結合点に対するオルト
に結合し得る。Aがナフタレニルである場合の好ましい置換基には、C1~6アルキルが
挙げられ、Cアルキルが最も好ましい。他の好ましい置換基には、ハロゲン、特に、F
及びClが挙げられる。
いくつかの態様では、Aはピリミジニルである。ピリミジニルは、いずれかの環炭素原
子を介して、いずれかの環炭素原子を介して式(I)(又はその亜属)の化合物のいずれ
かに結合し得る。好ましくは、ピリミジニルは、1個又は2個の置換基、好ましくは1個
の置換基で置換される。ピリミジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1~
アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~
アルキル、又はCアルキルで置換され得る。ピリミジニルは、任意の使用可能な環炭
素原子において、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ピリミジニルは、任意
の使用可能な環炭素原子において、SFで置換され得る。ピリミジニルは、任意の使用
可能な環炭素原子において、OC1~6アルキル、例えば、OC1~5アルキル、OC
~4アルキル、OC1~3アルキル、OC1~2アルキル、又はOCアルキルで置換さ
れ得る。ピリミジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C(O)-C1~6
ルキル、例えば、C(O)-C1~5アルキル、C(O)-C1~4アルキル、C(O)
-C1~3アルキル、C(O)-C1~2アルキル、又はC(O)-Cアルキルで置換
され得る。ピリミジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1~6ハロアルキ
ル、例えば、C1~5ハロアルキル、C1~4ハロアルキル、C1~3ハロアルキル、C
1~2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなど)で置換され
得る。Aがピリミジニルである場合の好ましい置換基には、C1~6アルキルが挙げられ
、Cアルキルが最も好ましい。他の好ましい置換基には、ハロゲン、特に、F及びCl
が挙げられる。
いくつかの態様では、Aはピラジニルである。ピラジニルは、いずれかの環炭素原子を
介して式(I)(又はその亜属)の化合物のいずれかに結合し得る。好ましくは、ピラジ
ニルは、1個又は2個の置換基、好ましくは1個の置換基で置換される。ピラジニルは、
任意の使用可能な環炭素原子において、C1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、
1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルで置換され
得る。ピラジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例えば、F又は
Clで置換され得る。ピラジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置
換され得る。ピラジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、OC1~6アルキル
、例えば、OC1~5アルキル、OC1~4アルキル、OC1~3アルキル、OC1~2
アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ピラジニルは、任意の使用可能な環炭素
原子において、C(O)-C1~6アルキル、例えば、C(O)-C1~5アルキル、C
(O)-C1~4アルキル、C(O)-C1~3アルキル、C(O)-C1~2アルキル
、又はC(O)-Cアルキルで置換され得る。ピラジニルは、任意の使用可能な環炭素
原子において、C1~6ハロアルキル、例えば、C1~5ハロアルキル、C1~4ハロア
ルキル、C1~3ハロアルキル、C1~2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF
、CHCHFなど)で置換され得る。Aがピラジニルである場合の好ましい置換基に
は、C1~6アルキルが挙げられ、Cアルキルが最も好ましい。他の好ましい置換基に
は、ハロゲン、特に、F及びClが挙げられる。
いくつかの態様では、Aはピリダジニルである。ピリダジニルは、いずれかの環炭素原
子を介して式(I)(又はその亜属)の化合物のいずれかに結合し得る。好ましくは、ピ
リダジニルは、1個又は2個の置換基、好ましくは1個の置換基で置換される。ピリダジ
ニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1~6アルキル、例えば、C1~5
ルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルで
置換され得る。ピリダジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例え
ば、F又はClで置換され得る。ピリダジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において
、SFで置換され得る。ピリダジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、OC
1~6アルキル、例えば、OC1~5アルキル、OC1~4アルキル、OC1~3アルキ
ル、OC1~2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ピリダジニルは、任意の
使用可能な環炭素原子において、C(O)-C1~6アルキル、例えば、C(O)-C
~5アルキル、C(O)-C1~4アルキル、C(O)-C1~3アルキル、C(O)-
1~2アルキル、又はC(O)-Cアルキルで置換され得る。ピリダジニルは、任意
の使用可能な環炭素原子において、C1~6ハロアルキル、例えば、C1~5ハロアルキ
ル、C1~4ハロアルキル、C1~3ハロアルキル、C1~2ハロアルキル、又はC
ロアルキル(CF、CHCHFなど)で置換され得る。Aがピリダジニルである場
合の好ましい置換基には、C1~6アルキルが挙げられ、Cアルキルが最も好ましい。
他の好ましい置換基には、ハロゲン、特に、F及びClが挙げられる。
いくつかの態様では、Aはベンゾ[d][1,3]ジオキソリルである。ベンゾ[d]
[1,3]ジオキソリルは、いずれかの環炭素原子を介して式(I)(又はその亜属)の
化合物のいずれかに結合し得る。ベンゾ[d][1,3]ジオキソリルは非置換であり得
る、又は1個若しくは2個のハロゲン、好ましくはFで置換され得る。好ましくは、ベン
ゾ[d][1,3]ジオキソリルは、1個又は2個の他の置換基で置換される。ベンゾ[
d][1,3]ジオキソリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1~6アルキ
ル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキ
ル、又はCアルキルで置換され得る。ベンゾ[d][1,3]ジオキソリルは、任意の
使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ベンゾ
[d][1,3]ジオキソリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置換
され得る。ベンゾ[d][1,3]ジオキソリルは、任意の使用可能な環炭素原子におい
て、OC1~6アルキル、例えば、OC1~5アルキル、OC1~4アルキル、OC1~
アルキル、OC1~2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ベンゾ[d][
1,3]ジオキソリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C(O)-C1~6
ルキル、例えば、C(O)-C1~5アルキル、C(O)-C1~4アルキル、C(O)
-C1~3アルキル、C(O)-C1~2アルキル、又はC(O)-Cアルキルで置換
され得る。ベンゾ[d][1,3]ジオキソリルは、任意の使用可能な環炭素原子におい
て、C1~6ハロアルキル、例えば、C1~5ハロアルキル、C1~4ハロアルキル、C
1~3ハロアルキル、C1~2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CH
Fなど)で置換され得る。
いくつかの態様では、Aはベンゾチオフェニルである。ベンゾチオフェニルは、いずれ
かの環炭素原子を介して式(I)(又はその亜属)の化合物のいずれかに結合し得る。好
ましくは、ベンゾチオフェニルは、1個又は2個の置換基、好ましくは1個の置換基で置
換される。ベンゾチオフェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1~6アル
キル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アル
キル、又はCアルキルで置換され得る。ベンゾチオフェニルは、任意の使用可能な環炭
素原子において、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ベンゾチオフェニルは
、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置換され得る。ベンゾチオフェニルは
、任意の使用可能な環炭素原子において、OC1~6アルキル、例えば、OC1~5アル
キル、OC1~4アルキル、OC1~3アルキル、OC1~2アルキル、又はOCアル
キルで置換され得る。ベンゾチオフェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C
(O)-C1~6アルキル、例えば、C(O)-C1~5アルキル、C(O)-C1~4
アルキル、C(O)-C1~3アルキル、C(O)-C1~2アルキル、又はC(O)-
アルキルで置換され得る。ベンゾチオフェニルは、任意の使用可能な環炭素原子にお
いて、C1~6ハロアルキル、例えば、C1~5ハロアルキル、C1~4ハロアルキル、
1~3ハロアルキル、C1~2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CH
CHFなどを含む)で置換され得る。
いくつかの態様では、Aはピラゾリルである。ピラゾリルは、いずれかの環炭素原子を
介して式(I)(又はその亜属)の化合物のいずれかに結合し得る。好ましくは、ピラゾ
リルは、1個又は2個の置換基、好ましくは1個の置換基で置換される。ピラゾリルは、
任意の使用可能な環炭素原子において、C1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、
1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルで置換され
得る。ピラゾリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例えば、F又は
Clで置換され得る。ピラゾリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置
換され得る。ピラゾリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、OC1~6アルキル
、例えば、OC1~5アルキル、OC1~4アルキル、OC1~3アルキル、OC1~2
アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ピラゾリルは、任意の使用可能な環炭素
原子において、C(O)-C1~6アルキル、例えば、C(O)-C1~5アルキル、C
(O)-C1~4アルキル、C(O)-C1~3アルキル、C(O)-C1~2アルキル
、又はC(O)-Cアルキルで置換され得る。ピラゾリルは、任意の使用可能な環炭素
原子において、C1~6ハロアルキル、例えば、C1~5ハロアルキル、C1~4ハロア
ルキル、C1~3ハロアルキル、C1~2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF
、CHCHFなど)で置換され得る。
好ましい態様では、Aは、非置換の、又は置換されたフェニル、ピリジル、ピリミジル
、又はピラジニル部分であり、ピリジルが特に好ましい。フェニル、ピリジル、ピリミジ
ル、又はピラジニル部分が置換された態様では、好ましい置換基には、C1~6アルキル
(例えば、メチル)及びハロゲン(例えば、F又はCl)が挙げられる。
式(I)の更なる好ましい亜属を以下に示す。
Figure 0007072690000029
式中、フェニル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個
若しくは2個の置換基で置換され得る。
Figure 0007072690000030
式中、ピリジル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個
若しくは2個の置換基で置換され得る。
Figure 0007072690000031
式中、ピリジル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個
若しくは2個の置換基で置換され得る。
本開示によると、EはO、結合、C(O)-NH、CH、又はCH-Oである。E
部分は、A部分上の任意の使用可能な炭素原子を介し結合し得る。E部分は、G部分上の
任意の使用可能な炭素原子を介し結合し得る。
いくつかの態様では、EはO、結合、又はCHである。好ましい態様では、EはOで
ある。好ましい態様では、Eは結合である。
本開示のいくつかの態様では、EはC(O)-NHであり、A-E-G部分はA-C(
O)-NH-Gである。
本開示の他の態様では、EはCHである。
本開示の更に他の態様では、EはCH-Oであり、A-E-G部分はA-CH-O
-Gである。
式(I)の更なる好ましい亜属を以下に示す。
Figure 0007072690000032
式中、フェニル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個
若しくは2個の置換基で置換され得る。
Figure 0007072690000033
式中、フェニル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個
若しくは2個の置換基で置換され得る。
Figure 0007072690000034
式中、ピリジル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個
若しくは2個の置換基で置換され得る。
Figure 0007072690000035
式中、ピリジル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個
若しくは2個の置換基で置換され得る。
Figure 0007072690000036
式中、ピリジル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個
若しくは2個の置換基で置換され得る。
Figure 0007072690000037
式中、ピリジル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個
若しくは2個の置換基で置換され得る。
式(I)の他の好ましい亜属を以下に示す。
Figure 0007072690000038
本開示によると、GはH;ハロゲン;C1~6アルキル;C1~6ハロアルキル;NH
(C1~6アルキル);C3~6シクロアルキル;フェニル;ピリミジニル;ピリジル;
ピリダジニル;ピリジン-2(1H)-オン;酸素ヘテロ原子を含有するヘテロシクロア
ルキル;及びフェニル-CH-O-フェニル(-O-フェニルはCNで置換された)で
あり、フェニル;ピリジル;ピリダジニル;及びピリジン-2(1H)-オンは、ハロゲ
ン、C1~6アルキル、C1~6ハロアルキル、OC1~6ハロアルキル及びOC1~6
アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される1個、2個、又は3個の置換基で任
意に置換される。
また、本開示によると、GはH;C3~6シクロアルキル;フェニル;チオフェニル;
1~6アルキル;ピリミジニル;ピリジル;ピリダジニル;ベンゾフラニル;C1~6
ハロアルキル;酸素ヘテロ原子を含有するヘテロシクロアルキル;フェニル-CH-O
-フェニル;C1~6alk-O-C1~6アルキル;NR;SO1~6アル
キル;又はOHであり、フェニル;ピリジル;ピリダジニル;ピリミジニル;ベンゾフラ
ニル;又はチオフェニルは、ハロゲン;C1~6アルキル;C1~6ハロアルキル;OC
1~6ハロアルキル;C3~6シクロアルキル;OC1~6アルキル;CN;OH;C
~6alk-O-C1~6アルキル;C(O)-NR;及びC(O)-C1~6
ルキルからなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換
される。
いくつかの態様では、GはHである。
他の態様では、GはC3~6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル
、シクロペンチル、又はシクロヘキシルである。
いくつかの態様では、GはC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4
ルキル(lkyl)、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルである。
更に他の態様では、Gは、C1~6ハロアルキル、例えば、C1~5ハロアルキル、C
1~4ハロアルキル、C1~3ハロアルキル、C1~2ハロアルキル、又はCハロアル
キル(CF、CHCHFなどを含む)である。
他の態様では、Gは酸素ヘテロ原子、例えば、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフ
ラニル、又はオキセタニルを含む、ヘテロシクロアルキルである。
好ましい態様では、Gはフェニル-CH-O-フェニルである。これらの態様では、
フェニル-CH-O-フェニルは非置換であり得る、又はハロゲン;C1~6アルキル
;C1~6ハロアルキル;OC1~6ハロアルキル;C3~6シクロアルキル;OC1~
アルキル;CN;OH;C1~6alk-O-C1~6アルキル;C(O)-NR
;及びC(O)-C1~6アルキルからなる群から独立して選択される、1個、2個、
又は3個の置換基、好ましくは1個又は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置
換され得る。フェニル-CH-O-フェニル部分のフェニル環の一方又は両方は、ハロ
ゲン、例えば、F又はClで置換され得る。-フェニル-CH-O-フェニル部分のフ
ェニル環の一方又は両方は、C1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4
ルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。フェ
ニル-CH-O-フェニル部分のフェニル環の一方又は両方は、C1~6ハロアルキル
、例えば、C1~5ハロアルキル、C1~4ハロアルキル、C1~3ハロアルキル、C
~2ハロアルキル、又はCハロアルキルで置換され得る。フェニル-CH-O-フェ
ニル部分のフェニル環の一方又は両方は、OC1~6ハロアルキル、例えば、OC1~5
ハロアルキル、OC1~4ハロアルキル、OC1~3ハロアルキル、OC1~2ハロアル
キル、又はOCハロアルキルで置換され得る。フェニル-CH-O-フェニル部分の
フェニル環の一方又は両方は、C3~6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シク
ロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルで置換され得る。フェニル-CH-O
-フェニル部分のフェニル環の一方又は両方は、OC1~6アルキル、例えば、OC1~
アルキル、OC1~4アルキル、OC1~3アルキル、OC1~2アルキル、又はOC
アルキルで置換され得る。フェニル-CH-O-フェニル部分のフェニル環の一方又
は両方は、CNで置換され得る。フェニル-CH-O-フェニル部分のフェニル環の一
方又は両方は、OHで置換され得る。フェニル-CH-O-フェニル部分のフェニル環
の一方又は両方は、C1~6alk-O-C1~6アルキル、例えば、C1~5alk-
O-C1~5アルキル、C1~4alk-O-C1~4アルキル、C1~3alk-O-
1~3アルキル、C1~2alk-O-C1~2アルキル、又はCalk-O-C
アルキルで置換され得る。フェニル-CH-O-フェニル部分のフェニル環の一方又は
両方は、C(O)-NRで置換され得、R及びRは、好ましくはそれぞれ独立
してH;C1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3
ルキル、C1~2アルキル、若しくはCアルキル;又はC3~6シクロアルキル、例え
ば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、若しくはシクロヘキシルである。
より好ましくは、R及びRは、それぞれ独立してH又はC1~6アルキル、例えば、
1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、若しくは
アルキルである。フェニル-CH-O-フェニル部分のフェニル環の一方又は両方
は、C(O)-C1~6アルキル、例えば、C(O)-C1~65アルキル、C(O)-
1~4アルキル、C(O)-C1~3アルキル、C(O)-C1~2アルキル、又はC
(O)-Cアルキルで置換され得る。
いくつかの態様では、GはC1~6alk-O-C1~6アルキル、例えば、C1~5
alk-O-C1~5アルキル、C1~4alk-O-C1~4アルキル、C1~3al
k-O-C1~3アルキル、C1~2alk-O-C1~2アルキル、又はCalk-
O-Cアルキルである。
他の態様では、GはNRであり、R及びRは、それぞれ独立してH;C1~
アルキル;C3~6シクロアルキル;C(O)H又はCNである。これらの態様では、
及びRは、好ましくはそれぞれ独立してH;C1~6アルキル、例えば、C1~5
アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、若しくはCアル
キル;又はC3~6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペ
ンチル、又はシクロヘキシルである。より好ましくは、R及びRは、それぞれ独立し
てH又はC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3
ルキル、C1~2アルキル、若しくはCアルキルである。
いくつかの態様では、Gは、SO1~6アルキル、例えば、SO1~5アルキ
ル、SO1~4アルキル、-SO1~3アルキル、SO1~2アルキル、又
はSOアルキルである。
いくつかの態様では、GはOHである。
好ましい態様では、Gはフェニルである。これらの態様では、フェニルは非置換であり
得る、又はハロゲン;C1~6アルキル;C1~6ハロアルキル;OC1~6ハロアルキ
ル;C3~6シクロアルキル;OC1~6アルキル;CN;OH;C1~6alk-O-
1~6アルキル;C(O)-NR;及びC(O)-C1~6アルキルからなる群
から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個又は2個の置
換基、より好ましくは1個の置換基で置換され得る。フェニルは、ハロゲン、例えば、F
又はClで置換され得る。フェニルは、C1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、
1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルで置換され
得る。フェニルは、C1~6ハロアルキル、例えば、C1~5ハロアルキル、C1~4
ロアルキル、C1~3ハロアルキル、C1~2ハロアルキル、又はCハロアルキルで置
換され得る。フェニルは、OC1~6ハロアルキル、例えば、OC1~5ハロアルキル、
OC1~4ハロアルキル、OC1~3ハロアルキル、OC1~2ハロアルキル、又はOC
ハロアルキルで置換され得る。フェニルは、C3~6シクロアルキル、例えば、シクロ
プロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルで置換され得る。フェニ
ルは、OC1~6アルキル、例えば、OC1~5アルキル、OC1~4アルキル、OC
~3アルキル、OC1~2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。フェニルはC
Nで置換され得る。フェニルはOHで置換され得る。フェニルは、C1~6alk-O-
1~6アルキル、例えば、C1~5alk-O-C1~5アルキル、C1~4alk-
O-C1~4アルキル、C1~3alk-O-C1~3アルキル、C1~2alk-O-
1~2アルキル、又はCalk-O-Cアルキルで置換され得る。フェニルはC(
O)-NRで置換され得、R及びRは、好ましくはそれぞれ独立してH;C
~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C
~2アルキル、若しくはCアルキル;又はC3~6シクロアルキル、例えば、シクロプ
ロピル、シクロブチル、シクロペンチル、若しくはシクロヘキシルである。より好ましく
は、R及びRは、それぞれ独立してH又はC1~6アルキル、例えば、C1~5アル
キル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、若しくはCアルキル
である。フェニルは、C(O)-C1~6アルキル、例えば、C(O)-C1~65アル
キル、C(O)-C1~4アルキル、C(O)-C1~3アルキル、C(O)-C1~2
アルキル、又はC(O)-Cアルキルで置換され得る。
いくつかの態様では、Gはピリジルである。これらの態様では、ピリジルは非置換であ
り得る、又はハロゲン;C1~6アルキル;C1~6ハロアルキル;OC1~6ハロアル
キル;C3~6シクロアルキル;OC1~6アルキル;CN;OH;C1~6alk-O
-C1~6アルキル;C(O)-NR;及びC(O)-C1~6アルキルからなる
群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個又は2個の
置換基、より好ましくは1個の置換基で置換され得る。ピリジルは、ハロゲン、例えば、
F又はClで置換され得る。ピリジルは、C1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル
、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はCアルキルで置換さ
れ得る。ピリジルは、C1~6ハロアルキル、例えば、C1~5ハロアルキル、C1~4
ハロアルキル、C1~3ハロアルキル、C1~2ハロアルキル、又はCハロアルキルで
置換され得る。ピリジルは、OC1~6ハロアルキル、例えば、OC1~5ハロアルキル
、OC1~4ハロアルキル、OC1~3ハロアルキル、OC1~2ハロアルキル、又はO
ハロアルキルで置換され得る。ピリジルは、C3~6シクロアルキル、例えば、シク
ロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルで置換され得る。ピリ
ジルは、OC1~6アルキル、例えば、OC1~5アルキル、OC1~4アルキル、OC
1~3アルキル、OC1~2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ピリジルは
CNで置換され得る。ピリジルは-OHで置換され得る。ピリジルは、C1~6alk-
O-C1~6アルキル、例えば、C1~5alk-O-C1~5アルキル、C1~4al
k-O-C1~4アルキル、C1~3alk-O-C1~3アルキル、C1~2alk-
O-C1~2アルキル、又はCalk-O-Cアルキルで置換され得る。ピリジルは
C(O)-NRで置換され得、R及びRは、好ましくはそれぞれ独立してH;
1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、
1~2アルキル、若しくはCアルキル;又はC3~6シクロアルキル、例えば、シク
ロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、若しくはシクロヘキシルである。より好ま
しくは、R及びRは、それぞれ独立してH又はC1~6アルキル、例えば、C1~5
アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、若しくはCアル
キルである。ピリジルは、C(O)-C1~6アルキル、例えば、C(O)-C1~65
アルキル、C(O)-C1~4アルキル、C(O)-C1~3アルキル、C(O)-C
~2アルキル、又はC(O)-Cアルキルで置換され得る。
いくつかの態様では、Gはピリダジニルである。これらの態様では、ピリダジニルは非
置換であり得る、又はハロゲン;C1~6アルキル;C1~6ハロアルキル;OC1~6
ハロアルキル;C3~6シクロアルキル;OC1~6アルキル;CN;OH;C1~6
lk-O-C1~6アルキル;C(O)-NR;及びC(O)-C1~6アルキル
からなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個又
は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置換され得る。ピリダジニルは、ハロゲ
ン、例えば、F又はClで置換され得る。ピリダジニルは、C1~6アルキル、例えば、
1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はC
アルキルで置換され得る。ピリダジニルは、C1~6ハロアルキル、例えば、C1~5
ロアルキル、C1~4ハロアルキル、C1~3ハロアルキル、C1~2ハロアルキル、又
はCハロアルキルで置換され得る。ピリダジニルは、OC1~6ハロアルキル、例えば
、OC1~5ハロアルキル、OC1~4ハロアルキル、OC1~3ハロアルキル、OC
~2ハロアルキル、又はOCハロアルキルで置換され得る。ピリダジニルは、C3~6
シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロ
ヘキシルで置換され得る。ピリダジニルは、OC1~6アルキル、例えば、OC1~5
ルキル、OC1~4アルキル、OC1~3アルキル、OC1~2アルキル、又はOC
ルキルで置換され得る。ピリダジニルはCNで置換され得る。ピリダジニルはOHで置換
され得る。ピリダジニルは、C1~6alk-O-C1~6アルキル、例えば、C1~5
alk-O-C1~5アルキル、C1~4alk-O-C1~4アルキル、C1~3al
k-O-C1~3アルキル、C1~2alk-O-C1~2アルキル、又はCalk-
O-Cアルキルで置換され得る。ピリダジニルはC(O)-NRで置換され得、
及びRは、好ましくはそれぞれ独立してH;C1~6アルキル、例えば、C1~5
アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、若しくはCアル
キル;又はC3~6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペ
ンチル、若しくはシクロヘキシルである。より好ましくは、R及びRは、それぞれ独
立してH又はC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~
アルキル、C1~2アルキル、若しくはCアルキルである。ピリダジニルは、C(O
)-C1~6アルキル、例えば、C(O)-C1~65アルキル、C(O)-C1~4
ルキル、C(O)-C1~3アルキル、C(O)-C1~2アルキル、又はC(O)-C
アルキルで置換され得る。
いくつかの態様では、Gはピリミジニルである。これらの態様では、ピリミジニルは非
置換であり得る、又はハロゲン;C1~6アルキル;C1~6ハロアルキル;OC1~6
ハロアルキル;C3~6シクロアルキル;OC1~6アルキル;CN;OH;C1~6
lk-O-C1~6アルキル;C(O)-NR;及びC(O)-C1~6アルキル
からなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個又
は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置換され得る。ピリミジニルは、ハロゲ
ン、例えば、F又はClで置換され得る。ピリミジニルは、C1~6アルキル、例えば、
1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はC
アルキルで置換され得る。ピリミジニルは、C1~6ハロアルキル、例えば、C1~5
ロアルキル、C1~4ハロアルキル、C1~3ハロアルキル、C1~2ハロアルキル、又
はCハロアルキルで置換され得る。ピリミジニルは、OC1~6ハロアルキル、例えば
、OC1~5ハロアルキル、OC1~4ハロアルキル、OC1~3ハロアルキル、OC
~2ハロアルキル、又はOCハロアルキルで置換され得る。ピリミジニルは、C3~6
シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロ
ヘキシルで置換され得る。ピリミジニルは、OC1~6アルキル、例えば、OC1~5
ルキル、OC1~4アルキル、OC1~3アルキル、OC1~2アルキル、又はOC
ルキルで置換され得る。ピリミジニルはCNで置換され得る。ピリミジニルはOHで置換
され得る。ピリミジニルは、C1~6alk-O-C1~6アルキル、例えば、C1~5
alk-O-C1~5アルキル、C1~4alk-O-C1~4アルキル、C1~3al
k-O-C1~3アルキル、C1~2alk-O-C1~2アルキル、又はCalk-
O-Cアルキルで置換され得る。ピリミジニルはC(O)-NRで置換され得、
及びRは、好ましくはそれぞれ独立してH;C1~6アルキル、例えば、C1~5
アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、若しくはCアル
キル;又はC3~6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペ
ンチル、若しくはシクロヘキシルである。より好ましくは、R及びRは、それぞれ独
立してH又はC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~
アルキル、C1~2アルキル、若しくはCアルキルである。ピリミジニルは、C(O
)-C1~6アルキル、例えば、C(O)-C1~65アルキル、C(O)-C1~4
ルキル、C(O)-C1~3アルキル、C(O)-C1~2アルキル、又はC(O)-C
アルキルで置換され得る。
いくつかの態様では、Gはベンゾフラニルである。これらの態様では、ベンゾフラニル
は非置換であり得る、又はハロゲン;C1~6アルキル;C1~6ハロアルキル;OC
~6ハロアルキル;C3~6シクロアルキル;OC1~6アルキル;CN;OH;C1~
alk-O-C1~6アルキル;C(O)-NR;及びC(O)-C1~6アル
キルからなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1
個又は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置換され得る。ベンゾフラニルは、
ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ベンゾフラニルは、C1~6アルキル、
例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、
又はCアルキルで置換され得る。ベンゾフラニルは、C1~6ハロアルキル、例えば、
1~5ハロアルキル、C1~4ハロアルキル、C1~3ハロアルキル、C1~2ハロア
ルキル、又はCハロアルキルで置換され得る。ベンゾフラニルは、OC1~6ハロアル
キル、例えば、OC1~5ハロアルキル、OC1~4ハロアルキル、OC1~3ハロアル
キル、OC1~2ハロアルキル、又はOCハロアルキルで置換され得る。ベンゾフラニ
ルは、C3~6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチ
ル、又はシクロヘキシルで置換され得る。ベンゾフラニルは、OC1~6アルキル、例え
ば、OC1~5アルキル、OC1~4アルキル、OC1~3アルキル、OC1~2アルキ
ル、又はOCアルキルで置換され得る。ベンゾフラニルはCNで置換され得る。ベンゾ
フラニルはOHで置換され得る。ベンゾフラニルは、C1~6alk-O-C1~6アル
キル、例えば、C1~5alk-O-C1~5アルキル、C1~4alk-O-C1~4
アルキル、C1~3alk-O-C1~3アルキル、C1~2alk-O-C1~2アル
キル、又はCalk-O-Cアルキルで置換され得る。ベンゾフラニルはC(O)-
NRで置換され得、R及びRは、好ましくはそれぞれ独立してH;C1~6
ルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2
ルキル、若しくはCアルキル;又はC3~6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル
、シクロブチル、シクロペンチル、若しくはシクロヘキシルである。より好ましくは、R
及びRは、それぞれ独立してH又はC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、
1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、若しくはCアルキルである
。ベンゾフラニルは、C(O)-C1~6アルキル、例えば、C(O)-C1~65アル
キル、C(O)-C1~4アルキル、C(O)-C1~3アルキル、C(O)-C1~2
アルキル、又はC(O)-Cアルキルで置換され得る。
いくつかの態様では、Gはチオフェニルである。これらの態様では、チオフェニルは非
置換であり得る、又はハロゲン;C1~6アルキル;C1~6ハロアルキル;OC1~6
ハロアルキル;C3~6シクロアルキル;OC1~6アルキル;CN;OH;C1~6
lk-O-C1~6アルキル;C(O)-NR;及びC(O)-C1~6アルキル
からなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個又
は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置換され得る。チオフェニルは、ハロゲ
ン、例えば、F又はClで置換され得る。チオフェニルは、C1~6アルキル、例えば、
1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、又はC
アルキルで置換され得る。チオフェニルは、C1~6ハロアルキル、例えば、C1~5
ロアルキル、C1~4ハロアルキル、C1~3ハロアルキル、C1~2ハロアルキル、又
はCハロアルキルで置換され得る。チオフェニルは、OC1~6ハロアルキル、例えば
、OC1~5ハロアルキル、OC1~4ハロアルキル、OC1~3ハロアルキル、OC
~2ハロアルキル、又はOCハロアルキルで置換され得る。チオフェニルは、C3~6
シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロ
ヘキシルで置換され得る。チオフェニルは、OC1~6アルキル、例えば、OC1~5
ルキル、OC1~4アルキル、OC1~3アルキル、OC1~2アルキル、又はOC
ルキルで置換され得る。チオフェニルはCNで置換され得る。チオフェニルはOHで置換
され得る。チオフェニルは、C1~6alk-O-C1~6アルキル、例えば、C1~5
alk-O-C1~5アルキル、C1~4alk-O-C1~4アルキル、C1~3al
k-O-C1~3アルキル、C1~2alk-O-C1~2アルキル、又はCalk-
O-Cアルキルで置換され得る。チオフェニルはC(O)-NRで置換され得、
及びRは、好ましくはそれぞれ独立してH;C1~6アルキル、例えば、C1~5
アルキル、C1~4アルキル、C1~3アルキル、C1~2アルキル、若しくはCアル
キル;又はC3~6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペ
ンチル、若しくはシクロヘキシルである。より好ましくは、R及びRは、それぞれ独
立してH又はC1~6アルキル、例えば、C1~5アルキル、C1~4アルキル、C1~
アルキル、C1~2アルキル、若しくはCアルキルである。チオフェニルは、C(O
)-C1~6アルキル、例えば、C(O)-C1~65アルキル、C(O)-C1~4
ルキル、C(O)-C1~3アルキル、C(O)-C1~2アルキル、又はC(O)-C
アルキルで置換され得る。
好ましい態様では、Gは非置換の、又は置換されたピリジル、ピリジニル(pyridiziny
l)、又はピラジニルである。Gが置換されたピリジル、ピリジニル、又はピラジニルで
ある態様では、好ましい置換基には、C1~6アルキル(例えば、メチル)が挙げられる
。他の好ましい態様では、GはC1~6アルキル(例えば、イソプロピル)である。
好ましい態様では、Gは非置換の、又は置換されたピリジル、ピリジニル、又はピラジ
ニルであり、EはCH又はOである。Gが置換されたピリジル、ピリジニル、又はピラ
ジニルであり、EがCH又はOである態様では、好ましい置換基には、C1~6アルキ
ル(例えば、メチル)が挙げられる。他の好ましい態様では、GはC1~6アルキル(例
えば、イソプロピル)であり、EはCH又はOである。
いくつかの好ましい態様では、A-E-Gは、
Figure 0007072690000039
である。
式Iの好ましい化合物には、RがHであり、Rが1個又は2個の置換基でシクロペ
ンチル置換され、置換基のうちの1つがNR-C(O)-C(R)=CR(R
であり、R、R、及びRが、それぞれHであり、Aがフェニル又はピリジルであり
、フェニル又はピリジルがCHで置換され、EがO又は結合であり、Gがフェニル又は
1~6アルキルであるものが挙げられる。より好ましい態様では、RはNR-C(
O)-C(R)=CR(R)である1個の置換基で置換される。好ましい態様では
、A-E-Gは、
Figure 0007072690000040
である。
式(I)の好ましい亜属には、以下が挙げられる。
Figure 0007072690000041
式中、Aフェニルは非置換である、又は好ましくはC1~6アルキルで置換される。
Figure 0007072690000042
式中、Aフェニルは非置換である、又は好ましくはC1~6アルキルで置換される。
Figure 0007072690000043
式中、Aピリジルは非置換である、又は好ましくはC1~6アルキルで置換される。
Figure 0007072690000044
式中、Aピリジルは非置換である、又は好ましくはC1~6アルキルで置換される。
Figure 0007072690000045
式中、Aピリジルは非置換である、又は好ましくはC1~6アルキルで置換される。
Figure 0007072690000046
式中、Aピリジルは非置換である、又は好ましくはC1~6アルキルで置換される。
Figure 0007072690000047
式中、Aピリジルは非置換である、又は好ましくはC1~6アルキルで置換される。
Figure 0007072690000048
式中、Aピリジルは非置換である、又は好ましくはC1~6アルキルで置換される。
Figure 0007072690000049
式中、Aフェニルは非置換である、又は好ましくはC1~6アルキルで置換される。
Figure 0007072690000050
式中、Aフェニルは非置換である、又は好ましくはC1~6アルキルで置換される。
本発明の他の実施形態は、以下からなる群より選択される化合物:
N-((1S,4S)-4-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フ
ェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(S)-(
2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フ
ェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,4R)-4-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フ
ェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フ
ェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,4R)-4-メトキシシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェ
ノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピルアクリルアミ
ド)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;
N-((1S,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フ
ェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2R)-2-(メチル
アミノ)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-シアナミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フ
ェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1R,2R)-
2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1RS,2RS)-2-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-シクロペンチル-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;
N-((1R,2R)-2-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1r,3s,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)-5-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-(2-(メチルアミノ)シクロヘ
キシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセ
ナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1R,2S)-
2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1R,2S)-
2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1RS,2RS)-2-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フ
ェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,2R)-
2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,2S)-
2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2S)-2-(メチル
アミノ)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2R)-2-(メチル
アミノ)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1R,2R)-
2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-ホルムアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,2R)-
2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,2S)-
2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(R)-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-(4-(メチルアミノ)シクロヘ
キシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセ
ナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,4S)-
4-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,3R)-
3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル
)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,3R)-3-(2-(
メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フ
ェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチル)-5-(2
-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-((E)-4-(ジメチルアミノ)ブタ-2-エナミド)
シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,4S)-4-((E)
-4-(メチルアミノ)ブタ-2-エナミド)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド

N-((1S,4S)-4-((E)-4-アミノブタ-2-エナミド)シクロヘキシ
ル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S)-3-(メチルアミノ
)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-シクロペンチル-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-
オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボキサミド;
N-シクロペンチル-5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-
オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(R)-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(R)-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S
,3R)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピルアクリルア
ミド)シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピルアクリルア
ミド)シクロヘキシル)-5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノ
キシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S
,4S)-4-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S
,4S)-4-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-(rac-(1,3-cis)-3-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-
(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノ
キシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノ
キシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(S)-(
2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(R)-(
2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル
)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,3R)-3
-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4
-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-N-((1R,2S)-2-アクリル
アミドシクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-
(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-イソプロポ
キシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル
)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2R)-2
-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4
-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4
-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4
-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4
-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2S)-2
-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル
)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4
-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2S)-2
-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノ
キシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4
-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル
)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル
)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2S)-2
-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(3-クロロ-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-ヒドロキシシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フ
ェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フ
ェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド;
5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-N-((1R,2S)-2-アミノシ
クロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-ヒドロキシシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フ
ェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-ヒドロキシシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フ
ェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド;
5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-N-((1R,2R)-2-ヒドロキ
シシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノ
キシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボキサミド;
N-(trans-(1R,4R)-4-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-
(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
trans-N-((1RS,3RS)-3-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノ
キシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノ
キシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボキサミド;
tert-ブチル((1R,3S)-3-(4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート;
tert-ブチルtrans-((1R,4R)-4-(4-オキソ-5-(4-フェ
ノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート;
N-((1-ヒドロキシシクロヘキシル)メチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキ
シフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-((E)-4-(ジメチルアミノ)ブタ-2-エナミド)
シクロペンチル)-5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;
N-((1S,2R)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル
)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2R)-2
-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-ヒドロキシシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フ
ェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル
)-5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-N-((1S,2R)-2-
プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(4-イソプロポキシ-2
-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-N-((1S,3R)-3-(2
-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
tert-ブチル((1S,4S)-4-(4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート;
N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノ
キシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(4-
イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-
メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6
-フェニルピリミジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2
-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2
-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-
6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(6
-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(4-
イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6
-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6
-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5
-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-シクロブト
キシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5
-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(4-
イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-シクロブト
キシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6
-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4
-フェニルピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(4-
イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(3-クロロ-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5
-フェニルピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-N-((1R,2S)-2-アクリル
アミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(3
-(ピリジン-2-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2
-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2
-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5
-フェノキシピラジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(3
-(ピリジン-3-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6
-フェニルピリダジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-
シクロブトキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-イソプロポ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-イソプロピ
ルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2
-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-
イソプロポキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-(3-クロロプロパンアミド)シクロペンチル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-イソプロポ
キシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2
-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-
(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(4-
イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-
(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル
)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5
-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-
メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-
シクロブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-イソプロポ
キシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-(シクロペ
ンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-(ピリミジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-イソブトキ
シ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2
-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,3R)-3-(2-(
メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2
-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(4-メチル-6-フェノ
キシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4
-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチル)-5-(2
-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(6-
イソプロポキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(6
-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(6-
シクロブトキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル
)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,3S)-3-(2-(
メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(3-クロロ-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,3R)-3-((E)
-4-(ジメチルアミノ)ブタ-2-エナミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド;
5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-N-((1R,2S)-2-アミノシ
クロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,3S)-3
-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-(2-アミノアセトアミド)シクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル
)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-
2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-
6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-
2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(6-フェノ
キシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-
フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2-フェニ
ルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(R)-(4-イソプロ
ポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェニ
ルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(4-
イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェノ
キシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(6-
シクロブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェニ
ルピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フ
ェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェノ
キシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-イソプロピルピリジ
ン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(4-イソプロポキシフェ
ニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(4-
イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-
イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(4-イ
ソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(4-
イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(4-
イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(6-フェノ
キシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェニ
ルピリダジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2
-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-
フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェニ
ルピリミジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2
-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2
-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェニ
ルピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(3-(ピリ
ジン-2-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)
-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-((テ
トラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-((テ
トラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
ラセミcisN-((1RS,3RS)-3-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
ラセミtransN-((1RS,3RS)-3-アミノシクロペンチル)-4-オキ
ソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5
-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1RS,2RS)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル
-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1RS,3RS)-3-アミノシクロペンチル)-5-(4-メチル-6-フ
ェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-
(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5
-フェノキシピラジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5
-フェノキシピリミジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5
-フェノキシピリミジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(6-イ
ソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-
イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(
S)-(4-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2
-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(
4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5
-フェノキシピリミジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(
4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-
(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2
-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5
-フェノキシピラジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-
イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5
-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2
-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-
(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-
イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-([2,3’-ビピリジン]-4-イル)-N-((1R,2S)-2-アクリル
アミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチ
ル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2
-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5
-フェニルピリダジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-
(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(6
-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(3
-(ピリジン-3-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-([2,2’-ビピリジン]-4-イル)-N-((1R,2S)-2-アクリル
アミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-([2,3’-ビピリジン]-4-イル)-N-((1R,2R)-2-アクリル
アミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(3
-(ピリジン-2-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-
(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(
4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(6-(イソプロ
ピルアミノ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-
(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(
4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-
6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-
(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(6-イソブチ
ル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-イソプロピルピリジ
ン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-イソプロピ
ルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2
-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-
6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(6-
(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-([2,2’-ビピリジン]-4-イル)-N-((1R,2R)-2-アクリル
アミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N
-((1R,2S)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-
(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N
-((1R,2S)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-
メチル-4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(6-
イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェニ
ルピリダジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-
6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2
-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(6-
イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N
-((1R,2R)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブチ
ル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-
6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-
6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-
イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N
-((1R,3S)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N
-((1R,2R)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(6-イソブトキ
シ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(6-
(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-((6-メ
チルピリジン-2-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-((6-メ
チルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(6-
(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-((2-メ
チルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(6-
イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-(シクロ
ペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-
6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-シクロブチ
ルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-シクロブチ
ルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1R
,2S)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N
-((1R,2S)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(6-
イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-(((S)-テトラヒドロフラン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N
-((1R,3S)-3-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-(((R)-テトラヒドロフラン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4
-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N
-((1R,3R)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,4S)-4-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N
-((1S,3R)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フ
ェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-(シクロ
ペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-
フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセ
ナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブト
キシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2S)-2-プロピオ
ンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N
-((1S,3S)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N
-((1S,3S)-3-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-
イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブト
キシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4
-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N
-((1S,3S)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N
-((1S,3R)-3-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-
6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-
6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N
-((1S,3R)-3-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
(S)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-2-(3-(メチルアミノ)
ピロリジン-1-カルボニル)-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-4(5H)-オン;
(S)-N-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニ
ル)ピロリジン-3-イル)プロピオンアミド;
(S)-N-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニ
ル)ピロリジン-3-イル)アセトアミド;
(S)-2-(3-アミノピロリジン-1-カルボニル)-5-(2-メチル-4-フ
ェノキシフェニル)-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-4(5H
)-オン;
(S)-2-(3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-カルボニル)-5-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-4(5H)-オン;
N-((1R,3R)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N
-((1R,3R)-3-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-
メチル-4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(6-
イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(6-
イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソプロ
ポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソプロ
ポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-
6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1r,4r)-4-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メ
チル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
(S)-N-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニ
ル)ピロリジン-3-イル)アクリルアミド;
(R)-N-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニ
ル)ピロリジン-3-イル)アクリルアミド;
(S,E)-2-シアノ-3-シクロプロピル-N-(1-(5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)アクリルアミド;
(R,E)-2-シアノ-3-シクロプロピル-N-(1-(5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)アクリルアミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4
-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(3-イソプロピ
ルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4
-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2R)-2
-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル
)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2R)-2
-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル
)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(4-イソプロポキシ-2
-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(4-イソプロポキ
シ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(3-イソプロピルフェニ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(4-イソプロポキシ
-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノ
キシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1S,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
5-(4-(3-((2-シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)-2-メチルフェ
ニル)-N-シクロヘキシル-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-(5-(4-(3-((2-シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)-2-メチ
ルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-イル)シクロプロパンカルボキサミド;
N-シクロヘキシル-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;
N-シクロヘキシル-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N1-((E)-4-(((1S,2R)-2-(5-(6-イソブチル-4-メチル
ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)-4-オキ
ソブタ-2-エン-1-イル)-N5-(15-オキソ-19-((3aS,4S,6a
R)-2-オキソヘキサヒドロ-1H-チエノ[3,4-d]イミダゾール-4-イル)
-4,7,10-トリオキサ-14-アザノナデシル)グルタルアミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6
-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピルアクリルアミ
ド)シクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(4-メチル-6
-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-6
-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-
メチル-6-オキソ-1-(ピリダジン-3-イル)-1,6-ジヒドロピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(4-
メチル-6-オキソ-1-(ピリダジン-3-イル)-1,6-ジヒドロピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6
-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-6
-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-6
-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-6
-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5
-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5
-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(6’-メチル-
2-オキソ-2H-[1,2’-ビピリジン]-5’-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-6
-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(5-((6-メ
チルピリジン-2-イル)オキシ)ピリジン-2-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5
-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(5-((6-メ
チルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-2-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-(ピリミジン-5-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6
-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5
-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5
-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6
-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6
-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6
-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6
-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6
-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5
-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-6
-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(5-((2-メ
チルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-2-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-6
-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-6
-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-
メチル-4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-
メチル-4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-
メチル-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-(ピリミジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-
メチル-4-(ピリミジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-
メチル-4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-((E)-2-シアノ-3-(3-メチルオキセタン-3
-イル)アクリルアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブチル-4-メ
チルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-((E)-2-シアノ-4-エトキシ-4-メチルペント
-2-エナミド)シクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリ
ジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N1-((E)-4-(((1S,2R)-2-(5-(6-イソブチル-4-メチル
ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)-4-オキ
ソブタ-2-エン-1-イル)-N5-(15-オキソ-19-((3aS,4S,6a
R)-2-オキソヘキサヒドロ-1H-チエノ[3,4-d]イミダゾール-4-イル)
-4,7,10-トリオキサ-14-アザノナデシル)グルタルアミド;及び
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4
-(ピリミジン-5-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;並びに
それらの同位体変種及び薬学的に許容される塩からなる群から選択される化合物である
本発明の他の実施形態は、以下からなる群より選択される化合物:
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(4-
イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-
メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2
-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(6
-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(4-
イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-
メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5
-フェノキシピラジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5
-フェノキシピリミジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(6-イ
ソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-
イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;及び
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド;並びに
それらの同位体変種及び薬学的に許容される塩からなる群から選択される化合物である
本発明の更なる実施形態は、式(IIa):
Figure 0007072690000051
[式中、
は、H、Cl、及びCHからなる群から選択され、
nは0又は1であり、
EはOであり、
Gは、C1~6アルキル、フェニル、ピリジル、CHで置換されたピリジル、ピリミ
ジニル、ピリダジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、及び
Figure 0007072690000052
からなる群から選択され、
環Bは、からなる群から選択され、
Figure 0007072690000053
は、OH、OCH、NH、NH(CH)、N(CH、NH(CO
tert-ブチル)、NH(C=O)C1~3アルキル、NH(C=O)CH=CH
NH(C=O)CHNH、NH(C=O)CHNH(CH)、NH(C=O)C
N(CH、及びNH(C=O)CH=CHCHN(CHからなる群か
ら選択され、
は、OH、OCH、CN、NH、NH(CH)、N(CH、NH(C
-tert-ブチル)、NH(C=O)C1~3アルキル、及びNH(C=O)CH
=CHからなる群から選択され、
はH又はCNであり、
は、CHNH、CHNH(CH)、CHN(CH、及びシクロプ
ロピルからなる群から選択される。]を有する式(I)の化合物である。
本発明の更なる実施形態は、式(IIa):[式中、RはH又はCHであり、nは
1であり、EはOであり、Gは、C1~3アルキル、フェニル、ピリジル、及びCH
置換されたピリジルからなる群から選択され、環Bは、
Figure 0007072690000054
からなる群から選択され、RはNH(C=O)CH=CHである。]を有する式(
I)の化合物である。
本発明の更なる実施形態は、式(IIb):
Figure 0007072690000055
[式中、
G-Aが、からなる群から選択され、
Figure 0007072690000056
Gは、C1~6アルキル、C3~6シクロアルキル、フェニル、及びピリジルからなる
群から選択され、
2bは、
Figure 0007072690000057
からなる群から選択され、
は、OH、OCH、NH、NH(CH)、N(CH、NH(CO
tert-ブチル)、NH(C=O)C1~3アルキル、NH(C=O)CH=CH
NH(C=O)CHNH、NH(C=O)CHNH(CH)、NH(C=O)C
N(CH、及びNH(C=O)CH=CHCHN(CHからなる群か
ら選択される。]を有する式(I)の化合物である。
本発明の更なる実施形態は、式(IIb):[式中、G-Aは
Figure 0007072690000058
であり、Gはフェニル又はピリジルであり、R2bは、
Figure 0007072690000059
からなる群から選択され、RはNH(C=O)CH=CHである。]を有する式(
I)の化合物である。
本発明の更なる実施形態は、式(IIc):
Figure 0007072690000060
[式中、
G-E-Aは、
Figure 0007072690000061
からなる群から選択され、G2cは、C1~6アルキル、フェニル、ピリミジニル、ピ
リジル、CHで置換されたピリジル、及びC3~6シクロアルキルからなる群から選択
され、RはH又はCHであり、
環Bは、
Figure 0007072690000062
からなる群から選択され、
は、OH、OCH、NH、NH(CH)、N(CH、NH(CO
tert-ブチル)、NH(C=O)C1~3アルキル、NH(C=O)CH=CH
NH(C=O)CHNH、NH(C=O)CHNH(CH)、NH(C=O)C
N(CH、及びNH(C=O)CH=CHCHN(CHからなる群か
ら選択される。]を有する式(I)の化合物である。
本発明の更なる実施形態は、式(IIc)を有する式(I)の化合物であり、式中、
本発明の更なる実施形態は、式(IIc)[式中、G-E-Aは
Figure 0007072690000063
であり、G2cはC1~6アルキル、フェニル、又はピリジルであり、RはH又はC
であり、環Bは
Figure 0007072690000064
であり、RはNH(C=O)CH=CHである。]を有する式(I)の化合物であ
る。
本開示はまた、ブルトン型チロシンキナーゼによって媒介される疾病、疾患、若しくは
状態と診断されたか又はこれによる疾病、疾患、若しくは状態に罹患している対象を治療
するために、本明細書に記載の化合物を使用する方法に関する。これらの方法は、ブルト
ン型チロシンキナーゼを阻害するのに十分な量で本開示の化合物を対象に投与することに
よって達成される。
更なる態様では、治療有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を含む組成物を
、治療を必要とする対象に投与することにより、対象においてブルトン型チロシンキナー
ゼを阻害するための方法を本明細書で提供する。本開示のいくつかの態様は、治療有効量
の少なくとも1種類の式(I)の化合物を含む組成物を自己免疫疾患に罹患している対象
に投与することによって対象を治療する方法に関する。いくつかの態様では、自己免疫疾
患は、例えば、炎症性腸疾患、関節炎、狼瘡、関節リウマチ、乾癬性関節炎、変形性関節
炎、スティル病、若年性関節炎、糖尿病、重症筋無力症、橋本甲状腺炎、オード甲状腺炎
、グレーブス病、シェーグレン症候群、多発性硬化症、ギランバレー症候群、急性播種性
脳脊髄炎、アジソン病、眼球クローヌス・ミオクローヌス症候群、強直性脊椎炎(ankylo
sing spondylitis)、抗リン脂質抗体症候群、再生不良性貧血、自己免疫性肝炎、セリア
ック病、グッドパスチャー症候群、特発性血小板減少性紫斑病、視神経炎、強皮症、原発
性胆汁性肝硬変、ライター症候群、高安動脈炎、側頭動脈炎、温式自己免疫性溶血性貧血
、ウェゲナー肉芽腫症、乾癬、全身性脱毛症、ベーチェット病、慢性疲労、自律神経障害
、子宮内膜症、間質性膀胱炎、神経性筋強直症、強皮症、又は外陰部痛である。自己免疫
疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合物は単剤として投与され得る。あるいは、自
己免疫疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合物は、自己免疫疾患の治療に有用であ
ることが既知の他の薬剤と組み合わせて投与され得る。
本開示の他の実施形態は、治療有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を含む
組成物を異種免疫状態に罹患している対象に投与することによって対象を治療する方法に
関する。いくつかの態様では、異種免疫の状態又は疾患は、例えば、移植片対宿主拒絶反
応、移植、輸血、アナフィラキシー、アレルギー、I型過敏症、アレルギー性結膜炎、ア
レルギー性鼻炎、又はアトピー性皮膚炎である。異種免疫状態の治療に使用する場合、式
(I)の化合物は単剤として投与され得る。あるいは、異種免疫状態の治療に使用する場
合、式(I)の化合物は、異種免疫疾患の治療に有用であることが既知の他の薬剤と組み
合わせて投与され得る。
本開示の他の実施形態は、治療有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を含む
組成物を炎症性疾患に罹患している対象に投与することによって対象を治療する方法に関
する。特定の実施形態では、炎症性疾患は、例えば、喘息、虫垂炎、眼瞼炎、細気管支炎
、気管支炎、滑液包炎、子宮頸管炎、胆管炎、胆嚢炎、結腸炎、結膜炎、膀胱炎、涙腺炎
、皮膚炎、皮膚筋炎、脳炎、心内膜炎、子宮内膜炎、腸炎、小腸結腸炎、上顆炎、副睾丸
炎、筋膜炎、線維症、胃炎、胃腸炎、肝炎、化膿性汗腺炎、喉頭炎、乳腺炎、髄膜炎、脊
髄炎心筋炎、筋炎、腎炎、卵巣炎、精巣炎、骨炎、中耳炎、膵炎、耳下腺炎、心膜炎、腹
膜炎、咽頭カタル、胸膜炎、静脈炎、肺炎、肺炎、直腸炎、前立腺炎、腎盂腎炎、鼻炎、
耳管炎、静脈洞炎、口内炎、滑膜炎、腱炎、扁桃炎、ブドウ膜炎、腱鞘炎、脈管炎、又は
外陰炎である。炎症性疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合物は単剤として投与さ
れ得る。あるいは、炎症性疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合物は、炎症性疾患
の治療に有用であることが既知の他の薬剤と組み合わせて投与され得る。
本開示の他の実施形態は、治療有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を含む
組成物を癌に罹患している対象に投与することによって対象を治療する方法に関する。一
実施形態では、癌は、B細胞増殖性疾患、例えば、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、濾
胞性リンパ腫、慢性リンパ性リンパ腫、慢性リンパ性白血病、B細胞前リンパ球性白血病
、リンパ形質細胞性リンパ腫/ワルデンストレームマクログロブリン血症、脾性辺縁帯リ
ンパ腫、形質細胞性骨髄腫、形質細胞腫、節外性辺縁帯B細胞リンパ腫、節性辺縁帯B細
胞リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、縦隔(胸腺)大細胞型B細胞リンパ腫、血管内大細
胞型B細胞リンパ腫、原発性滲出液リンパ腫、バーキットリンパ腫/白血病、又はリンパ
腫様肉芽腫症である。本開示の化合物を使用して治療するのに特に適した癌には、マント
ル細胞リンパ腫及び慢性リンパ性白血病及びマクログロブリン血症、並びに多発性骨髄腫
が挙げられる。いくつかの実施形態では、対象が癌に罹患している場合、上記化合物のう
ちの1つに加えて、抗ガン剤が対象に投与される。一実施形態では、抗癌剤は、分裂促進
因子活性化タンパク質キナーゼシグナル伝達の阻害剤であり、例えば、U0126、PD
98059、PD184352、PD0325901、ARRY-142886、SB2
39063、SP600125、BAY 43-9006、ワートマニン、又はLY29
4002である。癌の治療に使用する場合、式(I)の化合物は単剤として投与され得る
。あるいは、癌の治療に使用する場合、式(I)の化合物は、癌の治療に有用であること
が既知の他の薬剤と組み合わせて投与され得る。
本開示の他の実施形態は、治療有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を含む
組成物を血栓塞栓性疾患に罹患している対象に投与することによって対象を治療する方法
に関する。更なる実施形態では、血栓塞栓性疾患は、例えば、心筋梗塞、狭心症、血管形
成術後の再閉塞、血管形成術後の再狭窄、大動脈冠動脈バイパス術後の再閉塞、大動脈冠
動脈バイパス術後の再狭窄、脳卒中、一過性虚血、末梢動脈閉塞性疾患、肺塞栓症、又は
深部静脈血栓症である。血栓塞栓性疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合物は単剤
として投与され得る。あるいは、血栓塞栓性疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合
物は、血栓塞栓性疾患に有用であることが既知の他の薬剤と組み合わせて投与され得る。
本開示の他の実施形態は、治療有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を含む
組成物を呼吸器系疾患に罹患している対象に投与することによって対象を治療する方法に
関する。いくつかの態様では、呼吸器系疾患は喘息である。本態様の更なる実施形態では
、呼吸器系疾患には、成人呼吸促迫症候及びアレルギー性(外因性)喘息、非アレルギー
性(非外因性)喘息、重症急性喘息、慢性喘息、臨床的喘息、夜間喘息、アレルゲン誘導
性喘息、アスピリン感受性喘息、運動誘発性喘息、過換気誘発喘息、小児発症喘息、成人
発症喘息、咳型喘息、職業性喘息、ステロイド抵抗性喘息、季節性喘息が挙げられるが、
これらに限定されない。呼吸器系疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合物は単剤と
して投与され得る。あるいは、呼吸器系疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合物は
、呼吸器系疾患の治療に有用であることが既知の他の薬剤と組み合わせて投与され得る。
別の態様では、有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を対象に少なくとも1
回投与することを含む、関節リウマチ及び変形性関節炎を予防するための方法である。関
節リウマチ又は変形性関節炎の治療に使用する場合、式(I)の化合物は単剤として投与
され得る。あるいは、関節リウマチ又は変形性関節炎の治療に使用する場合、式(I)の
化合物は、関節リウマチ又は変形性関節炎の治療に有用であることが既知の他の薬剤と組
み合わせて投与され得る。
別の態様では、有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を対象に少なくとも1
回投与することを含む、肌の炎症反応を治療するための方法である。かかる肌の炎症反応
には、例として、皮膚炎、接触皮膚炎、湿疹、蕁麻疹、酒さ、及び瘢痕化が挙げられる。
別の態様では、肌、関節、又は他の組織若しくは器官における乾癬病巣を低減するための
方法であり、有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を哺乳類に少なくとも1回
投与することを含む。これらの状態の治療に使用する場合、式(I)の化合物は単剤とし
て投与され得る。あるいは、これらの状態の治療に使用する場合、式(I)の化合物は、
これらの状態の治療に有用であることが既知の他の薬剤と組み合わせて投与され得る。
好ましい態様では、本開示の化合物は、関節リウマチの治療に使用され得る。
本開示の化合物はまた、全身性エリテマトーデスの治療に使用され得る。
本開示の化合物はまた、天疱瘡疾患及び類天疱瘡疾患の治療に使用され得る。
いくつかの態様では、式(I)の化合物は、当該技術分野において周知の方法に従って
、CYP 3A4阻害剤と組み合わせて投与され得る。
本開示による治療方法では、かかる疾病、疾患、若しくは状態を患うか又はこれらを有
すると診断された対象に、本発明による有効量の薬剤を投与する。「有効量」とは、対象
の疾病、疾患、又は状態に対するかかる治療を必要とする患者において、所望の治療的効
果を概ねもたらすのに十分な量又は十分な用量を意味する。本開示の化合物の有効量又は
用量は、モデル化、用量漸増試験又は臨床試験などの常法によって、並びに日常的な要因
、例えば、投与若しくは薬物送達の形態又は経路、化合物の薬物動態、疾病、疾患、又は
状態の重篤度及び経過、対象が以前に受けていた又は現在受けている治療、対象の健康状
態及び薬物に対する応答、並びに治療する医者の判断を考慮することによって確定されて
もよい。用量の例は、単回又は分割用量単位(例えば1日2回、1日3回、1日4回)で
対象の体重1kg当たり化合物約0.001~約200mg/日、好ましくは約0.05
~100mg/kg/日、又は約1~35mg/kg/日の範囲である。70kgのヒト
の場合では、好適な投薬量の例示的な範囲は、約0.05~約7g/日又は約0.2~約
2.5g/日である。
更に、本開示の化合物を追加の活性成分と組み合わせて、上記状態の治療で使用しても
よい。追加の活性成分は、本開示の化合物とは別々に同時投与してもよく、又はかかる薬
剤を本開示の医薬組成物に含めてよい。この組み合わせは、(例えば、本開示による活性
剤の効力若しくは有効性を高める化合物を組み合わせに含めることによって)有効性を増
大させる、1つ若しくは2つ以上の副作用を減少させる、又は本発明による活性剤の必要
用量を減少させるのに役立つ場合がある。
本開示の化合物は、本開示の医薬組成物を処方するために、単独で又は1つ以上の追加
の活性成分と組み合わせて使用される。本開示の医薬組成物は、(a)有効量の本開示に
よる少なくとも1種の化合物と、(b)薬学的に許容される賦形剤とを含む。
1つ又は2つ以上の用量単位の活性剤を含有する医薬組成物の送達形態は、好適な医薬
賦形剤及び当業者に既知であるか又は利用可能になっている配合技法を用いて調製しても
よい。この組成物は、本発明の方法において、好適な送達経路、例えば、経口、非経口、
直腸内、局所若しくは眼経路によって又は吸入によって投与してもよい。
調製物は、錠剤、カプセル剤、サッシェ剤、糖衣錠、粉剤、顆粒剤、トローチ剤、再構
成用粉剤、液体調製物又は坐剤の形態であってもよい。この組成物は、静脈内注射、局所
投与又は経口投与用に処方されることが好ましい。
経口投与の場合、本開示の化合物は、錠剤若しくはカプセルの形態で、又は溶液、乳剤
若しくは懸濁剤として提供され得る。経口組成物を調製するために、この化合物は、例え
ば、1日あたり約0.05~約100mg/kg、1日あたり約0.05~約35mg/
kg、又は1日あたり約0.1~約10mg/kgの用量を生じるように処方されてもよ
い。例えば、1日あたり約5mg~5gの合計日用量は、1日あたり1回、2回、3回又
は4回投与することによって達成されてもよい。
経口錠剤は、薬学的に許容される賦形剤、例えば、不活性希釈剤、崩壊剤、結合剤、滑
沢剤、甘味剤、着香剤、着色剤及び保存剤と混合された本開示による化合物を含んでもよ
い。好適な不活性充填剤としては、炭酸ナトリウム及び炭酸カルシウム、リン酸ナトリウ
ム及びリン酸カルシウム、ラクトース、デンプン、糖、グルコース、メチルセルロース、
ステアリン酸マグネシウム、マンニトール、ソルビトールなどが挙げられる。例示的な経
口用液体賦形剤としては、エタノール、グリセロール、水などが挙げられる。デンプン、
ポリビニルピロリドン(PVP)、グリコール酸ナトリウムデンプン、微晶質セルロース
及びアルギン酸は、好適な崩壊剤である。結合剤としては、デンプン及びゼラチンを挙げ
てもよい。滑沢剤は、存在する場合、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸又はタル
クであってもよい。必要に応じて、錠剤をモノステアリン酸グリセリル又はジステアリン
酸グリセリルなどの物質でコーティングして、消化管内での吸収を遅延させてもよく、又
は腸溶コーティングでコーティングしてもよい。
経口投与用カプセルとしては、ハードゼラチンカプセル及びソフトゼラチンカプセルが
挙げられる。ハードゼラチンカプセルを調製するために、本開示の化合物を、固体、半固
体又は液体の希釈剤と混合してもよい。ソフトゼラチンカプセルは、本開示の化合物を水
、ピーナッツ油若しくはオリーブ油などの油、流動パラフィン、短鎖脂肪酸のモノグリセ
リドとジグリセリドとの混合物、ポリエチレングリコール400又はプロピレングリコー
ルと混合することによって調製してもよい。
経口投与用の液体は、懸濁剤、溶液、乳剤若しくはシロップ剤の形態であってもよく、
あるいは使用前に水若しくは他の好適なビヒクルで再構成するために、凍結乾燥してもよ
く、又は乾燥製品として提示してもよい。かかる液体組成物は、任意に、医薬的に許容さ
れる賦形剤、例えば、懸濁化剤(例えば、ソルビトール、メチルセルロース、アルギン酸
ナトリウム、ゼラチン、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ス
テアリン酸アルミニウムゲルなど);非水性ビヒクル、例えば、油(例えば、アーモンド
油又は分留ヤシ油)、プロピレングリコール、エチルアルコール又は水;保存剤(例えば
、p-ヒドロキシ安息香酸メチル若しくはp-ヒドロキシ安息香酸プロピル、又はソルビ
ン酸);レシチンなどの湿潤剤;及び必要に応じて着香剤又は着色剤を含有していてもよ
い。
また、本開示の活性剤は、非経口経路によって投与されてもよい。例えば、上記の組成
物を、直腸内投与のために坐剤として処方されてもよい。静脈内、筋肉内、腹腔内又は皮
下経路を含む非経口用途の場合、本開示の化合物は、適切なpH及び等張性に緩衝された
滅菌水溶液若しくは懸濁液、又は非経口的に許容される油中で提供されてもよい。好適な
水性ビヒクルとしては、リンガー液及び等張性塩化ナトリウムが挙げられる。かかる形態
は、アンプル又は使い捨て注射装置などの単位用量形態、適切な用量を引き抜くことがで
きるバイアルなどの多用量形態、又は注射可能な製剤を調製するために使用できる固体形
態若しくは予濃縮物で提示されることになる。具体的な注入用量は、数分~数日の範囲の
期間で注入される、医薬的担体と混合した化合物の約1~1000μ.g/kg/分の範
囲であり得る。
局所投与の場合、この化合物を、ビヒクルに対して約0.1%~約10%の薬物の濃度
で医薬的担体と混合してもよい。本開示の化合物を投与する別の形態は、経皮送達を行う
ためにパッチ製剤を利用してもよい。
あるいは、本開示の化合物を、経鼻又は経口経路を介した吸入によって、例えば、好適
な担体も含有する噴霧製剤による本発明の方法で投与してもよい。
次に、本開示の方法において有用な例示的な化合物を、以下のその一般的調製について
の例示的な合成スキーム及び以下の具体例を参照することによって説明する。本明細書に
おける様々な化合物を得るために、適宜保護を行って又は行わずに、最終的に望ましい置
換基を反応スキームを通して担持させて所望の生成物が生成されるように、出発物質材料
を好適に選択してもよいことを当業者は理解するであろう。代替的に、最終的に所望され
る置換基の代わりに、反応スキームを通して担持され、かつ適宜、所望される置換基で置
換されてもよい、好適な基を用いることが必要であるか又は望ましい場合もある。特に明
記されない限り、変数は、式(I)を参照して上で定義したとおりである。反応は、溶媒
の融点と還流温度との間、好ましくは0℃と溶媒の還流温度との間で実施することができ
る。反応は、従来の加熱又はマイクロ波加熱を用いて加熱されてもよい。反応は、密閉圧
力容器内で溶媒の通常の還流温度より高い温度で実施されてもよい。
本開示の化合物は、当業者の知識を本開示と組み合わせて使用することにより、調製で
きる。例えば、本開示の化合物は、以下のスキーム及び実施例に従って調製できる。
略語
表3.本明細書で使用される略語及び頭字語としては、以下が挙げられる。
Figure 0007072690000065
Figure 0007072690000066
調製例
次に、本発明の方法において有用な例示的な化合物を、以下のその一般的調製について
の例示的な合成スキーム及び以下の具体例を参照することによって説明する。
Figure 0007072690000067
スキーム1によると、(VI)の化合物(式中、環BはC5~6シクロアルキルであり
、YはOH又はNHであり、PGはBOCなど好適な窒素保護基である)は市販されて
いる、又は当業者に周知の条件を使用して、式(V)の化合物から合成的に入手可能であ
る。TEA、DIPEAなど好適な塩基の存在下、DMAPなど試薬の存在下又は不在下
、THF、DCMなど好適な溶媒中、0℃~25℃の温度範囲での、2~6時間にわたる
、無水物など好適なアシル化剤及び無水酢酸、プロピオン酸無水物、プロパ-2-エノイ
ルクロリド、C1~6アルキル(C=O)Clなどカルボン酸のハロゲン化物による式(
VI)の化合物(式中、YはNHである)のアシル化により、化合物(式中、YはNH
であり、Rは(C=O)CH=CH及び(C=O)C1~6アルキルである)が得
られる。アミン化合物がtert-ブチルカルバメート(BOC)保護基(PG)を有す
る場合、tert-ブチルカルバメート(BOC)保護基(PG)の除去は、MeOH、
ジオキサン、又はDCMなど溶媒中でHCl、TFA、p-トルエンスルホン酸などの酸
を使用して達成する。好ましい実施形態では、脱保護は、HCl/MeOH又はTFA/
DCMを使用して達成する。
式(VI)の化合物(式中、環BはC5~6シクロアルキルであり、YはNHである
)は、式(VI)の化合物(式中、光延反応下で、環BはC5~6シクロアルキルであり
、YはOHである)から調製する。2工程で、式(VI)の化合物(式中、YはOHであ
る)とトリフェニルホスファン、DIAD、及びフタルイミドとの反応、続いてEtOH
など溶媒中でのヒドラジン水和物によるヒドラジン分解により、式(VI)の化合物(式
中、環BはC5~6シクロアルキルであり、PGはBOCであり、YはNHである)が
得られる。
トルエンなどの溶媒中、約100℃の温度で18~24時間にわたって、式(VI)の
化合物(式中、環BはC5~6シクロアルキルであり、PGはBOCであり、YはCO
Hである)をジフェニルホスホルアジダート(DPPA)、フェニルメタノール、及びT
EAなど塩基と反応させて、化合物(VI)(式中、PGはBOCであり、YはNH-(
C=O)OCHフェニルである)が得られる。当業者に周知の条件下でのCBzの脱保
護(例えば、Pd(OH)を使用した(H、207kPa(30psi))を使用し
た水素化)により、式(VI)の化合物(式中、PGはBOCであり、YはNHである
)が得られる。
Figure 0007072690000068
スキーム2によると、DMF、DMA、THF、ジオキサンなど好適な溶媒中、芳香族
求核置換反応において、合成的に入手可能である、又は市販の式(VIII)の化合物(
式中、Aはフェニル又は1個若しくは2個の窒素メンバーを含む6員ヘテロアリール環で
あり、HALはBr又はFであり、Rは、独立してH、ハロ、及びCHである)を、
市販の又は合成的に入手可能な式G-OH(X)のアルコール(式中、Gはフェニル
、C3~6シクロアルキル、又はC1~6アルキル、好適な塩基、例えば、NaH、Na
CO、NaHCO、KCO、CsCO、などである)と反応させて、式(
XII)の化合物(式中、EはOである)が得られる。
別の方法では、式(XII)の化合物(式中、EはOである)は、カップリング反応で
式(VIII)の化合物(式中、HALはFであり、RはOHである)から調製する。
例えば、DCMなどの溶媒中、約16時間にわたって、式(VIII)の化合物を、市販
の、又は合成的に入手可能なアリール又はヘテロアリールボロン酸又はフェニルボロン酸
などエステル、銅(II)アセテートなど金属触媒、トリメチルアミンなど塩基と反応さ
せることにより、式(XII)の化合物(式中、RはFであり、EはOである)が得ら
れる。
DMF、DMA、THF、ジオキサンなど好適な溶媒中、式(IX)の化合物(式中、
はC1~6アルキルである)を、市販の又は合成的に入手可能な式LG-G(XI
)の化合物(式中、LGは、Cl、Br、I、又はメタンスルホネートなど脱離基であり
、GはC1~6アルキル、C3~6シクロアルキル又はC3~6ヘテロシクロアルキル
、好適な塩基、例えばNaH、NaCO、NaHCO、KCO、CsCO
などである)と反応させて、式(XII)の化合物(式中、EはOであり、GはC1~
アルキル、C3~6シクロアルキル、又はC3~6ヘテロシクロアルキルである)が得
られる。
式(XII)の化合物(環Aはピリジルであり、EはN-PGであり、GはC1~6
アルキルである)は、式(VII)の化合物(HALはClであり、RはC1~6アル
キルである)から調製する。例えば、2-クロロ-4-メチル-5-ニトロピリジンは、
プロパン-2-アミンなどアミンと反応させ、続いてTHFなど溶媒中、DMAP、ジ-
tert-ブチルジカーボネートと反応させて、式(XII)の化合物(式中、Aはピリ
ジルであり、EはNであり、保護基(BOC)で置換され、GはC1~6アルキルであ
る)が得られる。
当業者に周知の条件を用いた、式(XII)の化合物(式中、EはO又はN-PGであ
り、Gはフェニル、C1~6アルキル、C3~6シクロアルキル、ピリジルである)の
ニトロ部分の還元、例えば、EtOH/水など溶媒中、NHCl又は濃縮HClの存在
下で、0℃~25℃の範囲の温度での2~6時間の鉄(Fe)での還元により、式(XI
II)の対応のアミンが得られる。式(VII)のニトロ化合物の還元はまた、水素化条
件、例えば、THF、MeOH、EtOAc、又はこれらの混合物など好適な溶媒中、H
(例えば、大気圧下又は207~345kPa(30~50PSI)下)の存在下で、
室温~50℃の範囲の温度における、Pd/C、Pd(OH)、Pt/Cなどパラジウ
ム触媒との反応を使用して達成し、式(XIII)のアミン化合物が得られる。式(XI
I)のニトロ化合物の還元はまた、好適な溶媒又はアセトン/水など溶媒混合物中、0℃
~rtの範囲の温度で、例えば約2~6時間にわたって、Zn、アンモニウムクロリドを
使用して達成し、式(XIII)のアミン化合物が得られる。
Figure 0007072690000069
スキーム3によると、銅触媒クロスカップリング反応において、式(XIV)の化合物
(式中、環Aは、好適に置換されたフェニル又は1~2個の窒素メンバーを含むヘテロア
リールであり、HALはI、Cl、又はBrであり、RはC1~6アルキルである)を
、式G-OHの化合物(式中、Gはフェニル、又は1~2個の窒素メンバーを含むヘ
テロアリールである)と反応させる。例えば、ジオキサン、DMSOなど好適な溶媒中、
約90℃の温度で、1~3日にわたって、2-クロロ-4-メチルピリミジン-5-アミ
ンなど式(XV)の化合物を、フェノールなど式(X)の化合物、Cu、CuIなど銅触
媒、N,N-ジメチルグリシン、KCO、CsCOなど塩基と反応させて、4-
メチル-2-フェノキシピリミジン-5-アミンが得られる。別の方法では、触媒の不在
下、マイクロ波又は通常加熱を用い、KCOなどの塩基を使用し、DMSOなど溶媒
中でカップリング反応を行う。
式(XXI)の化合物はまた、式(IX)の化合物から2工程で調製する。第1工程で
は、式(IX)の化合物(式中、環Aはフェニル又は1~2個の窒素メンバーを含むヘテ
ロアリール環であり、RはC1~6アルキルである)との結合は、式LG-Gの化合
物(式中、LGはClであり、GはC1~6アルキル、又は前述したように1個~2個
の窒素メンバーを含む6員ヘテロアリール環である)と反応させる。第2工程では、当業
者に周知の条件を使用したニトロ部分の還元により、式(XVI)の化合物が得られる。
Figure 0007072690000070
スキーム4によると、式(XIV)のアリールハライド化合物(式中、環Aはフェニル
又は1個~2個の窒素メンバーを含むヘテロアリール環であり、HALはCl、Brであ
り、RはH又はC1~6アルキルである)は、Suzuki、Negishi、及びG
rignard反応など遷移金属触媒クロスカップリング反応を起こす。例えば、Pd(
PPh、Pd(OAc)、Pd(dppf)Clなど好適なパラジウム触媒及
びCsCO、KCO、NaCOなど塩基の存在下、ACN、THF、MeO
H、EtOH、トルエン、ジオキサン、水、又はそれらの混合物など好適な溶媒中、通常
又はマイクロ波加熱を用いた、80℃~120℃の範囲の温度での、12~24時間にわ
たる、式(XIV)の化合物と市販の又は合成的に入手可能なアルキル又はアリールボロ
ン酸又はエステルの反応により、式(XVII)の化合物(式中、GはC1~6アルキ
ル又はフェニルである)が得られる。
同様に、Pd(dppf)Cl DCM、Pd(dppf)Clなどパラジウム
触媒の存在下、THFなど好適な溶媒中、-78℃~溶媒の還流温度の範囲で、式(XI
V)のアリール及びアリールハライド化合物(aryl an aryl halide compound)(式中、
環Aはフェニル又は1個~2個の窒素メンバーを含むヘテロアリール環であり、HALは
Cl、Brであり、RはH又はC1~6アルキルである)を、イソプロピルマグネシウ
ムクロリド(isopropylmagnisium chloride)などグリニャール試薬又はイソブチル亜鉛
(II)ブロミド、シクロブチル亜鉛(II)ブロミドなど有機亜鉛試薬と反応させて、
式(XVII)の化合物(式中GはC1~6アルキルである)が得られる。
Figure 0007072690000071
スキーム5によると、Pd(OAc)、Pd(dba)などパラジウム触媒、キ
サントホス、S-Phos、BINAP、DPEPhosなどリガンド、NaOtBu、
CsCO、KPOなど好適な塩基の存在下、ACN、THF、トルエン、ジオキ
サンなど好適な溶媒中、通常又はマイクロ波加熱を用いて、60~120℃の範囲の温度
で、式(XVIII)のアリールハライド(式中、HALはI、C又はBrである)を、
式(XVI)又は(XVII)の化合物(式中、Gはフェニル、及びC3~6シクロア
ルキルであり、RはH又はC1~6アルキルである)と反応を起こさせて、式(XIX
)の化合物(Eは結合又はOである)の化合物が得られる。
Figure 0007072690000072
スキーム6によると、基本条件下で、求核芳香族置換反応において式(XIX)のニト
リル化合物をエチルチオアセテートと反応させ、続いての閉環により、式(XX)のチエ
ノピリジン-カルボキシレートが得られる。式(XXI)の化合物は、式(XX)の化合
物から2工程で調製する。第1工程では、1,ジオキサンなど好適な溶媒中、還流温度で
12~24時間にわたって、式(XX)の化合物をCDIと反応させる。第2工程では、
エステル部分は、MeOHなど好適な溶媒中、rt~50℃の範囲の温度で、12~24
時間にわたって、NaOH、LiOHなど好適な塩基により加水分解されて、式(XXI
)の酸化合物が得られる。
Figure 0007072690000073
スキーム7によると、上記のように、まず式(XXI)の酸化合物を式(XXII)の
酸塩化物に変換する。例えば、トルエンなどの溶媒中、式(XXI)の化合物をチオニル
クロリドなどの塩素化剤で処理して、式(XXII)の化合物を形成する。
カップリング反応は、スキーム5に記載したように、当業者に周知である、従来のアミ
ド結合形成法により達成する。例えば、TEA、ピリジンなど過剰な3級アミンの存在下
、任意にDMAPなど好適な触媒の存在下、DCM又はTHFなど好適な溶媒中、室温~
還流温度の範囲の温度で、式(XXI)のアシルハライド(例えば、クロリド)化合物を
(1s,3r,5R,7S)-3-アミノアダマンタン-1-オール又は式(V)、(V
I)、若しくは(VII)のアミンと反応させて、式(I)の化合物が得られる。種々の
他のアミノ酸結合方法を使用して、式(XXI)の化合物を結合させる。アミノ結合形成
条件下での、市販の又は合成的に入手可能な式(V)、(VI)、又は(VII)のアミ
ンと、式(XXI)の好適に置換された酸との反応により、式(I)の化合物が得られる
。好ましい実施形態では、HOBt/EDAC、HATU、HOAT、T3P(登録商標
)など脱水剤、DIPEA、TEAなど好適に選択される塩基の存在下、トルエン、アセ
トニトリル、エチルアセテート、DMF、THF、メチレンクロリドなど有機溶媒又はそ
れらの混合物中、(V)、(VI)、又は(VII)の化合物を遊離塩基又は酸性酸のい
ずれかとして式(XXI)の化合物と反応させ、式(I)の化合物が得られる。特に好ま
しい実施形態では、脱水剤はHATUであり、塩基はTEA又はDIPEAである。式(
V)、(VI)、又は(VII)のアミン化合物がtert-ブチルカルバメート(BO
C)保護基(PG)を有する場合、tert-ブチルカルバメート(BOC)保護基(P
G)の除去は、MeOH、ジオキサン、又はDCMなど溶媒中、HCl、TFA、p-ト
ルエンスルホン酸など酸を使用して達成する。好ましい実施形態では、脱保護は、HCl
/MeOH又はTFA/DCMを使用して達成する。
還元的アミノ化条件下、DCM、MeOH、THFなど好適な溶媒中、式(I)の化合
物(式中、RはNHで置換されたC5~6シクロアルキルである)を、ホルムアルデ
ヒド、パラホルムアルデヒドなど好適なアルデヒド、NaBH、NaBH(OAc)
など好適な還元剤と反応させて、式(I)の化合物(式中、RはN(CHで置換
されたC5~6シクロアルキルである)が得られる。別の方法では、式(I)の化合物(
はNHで置換されたC5~6シクロアルキルである)を、2工程合成でパラホルム
アルデヒドと反応させて、つまり、第1工程でイミンを形成し、続いて、H及びPd/
Cによる水素化によって、式(I)の化合物(RはNH(CH)で置換されたC5~
シクロアルキルである)が得られる。
前述の条件下で、式(I)の化合物(式中、RはNHで置換されたC5~6シクロ
アルキルである)を、無水物などアシル化剤及び無水酢酸、プロパ-2-エノイルプロパ
-2-エノアート、プロピオン酸無水物、C1~6アルキル(C=O)Clなどカルボン
酸のハロゲン化物と反応させて、式(I)の化合物(RはNH(C=O)C1~3アル
キル及びNH(C=O)CH=CHで置換されたC5~6シクロアルキル)が得られる
式(I)の化合物(式中、Rは、NHで置換されたC5~6シクロアルキルである
)を、前述のアミノ結合形成条件下で、2-(ジメチルアミノ)酢酸、Boc-サルコシ
ン、2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)酢酸,(E)-4-(ジメチルアミノ
)ブタ-2-エン酸、アクリル酸など好適な酸と反応させて、式(I)の化合物(式中、
はNH(C=O)CHNH、NH(C=O)CHNH(CH)、及びNH(
C=O)CHN(CH32で置換されたC5~6シクロアルキルである)が得られる。
該当する場合、前述の条件を用いた脱保護工程を用いる。
DCMなど溶媒中、式(I)の化合物(式中、RはNHで置換されたC5~6シク
ロアルキルである)を、BrCNなどN-シアン化試薬、TEAなど塩基と反応させて、
式(I)の化合物(式中、RはNH-CNで置換されたC5~6シクロアルキルである
)が得られる。
式(I)の化合物(式中、RはNH(CH)で置換されたC5~6シクロアルキル
である)は、式(I)の化合物(式中、RはOHで置換されたC5~6シクロアルキル
である)から2工程で形成する。第1工程では、DCMなど好適な溶媒中、約16時間に
わたって、Dess-Martinペルヨージナンなど酸化剤で酸化させる。第2工程で
は、前述の還元的アミノ化条件下でのケト化合物の反応により、式(I)の化合物(式中
、RはNH(CH)で置換されたC5~6シクロアルキルである)が得られる。
式(I)の化合物(式中、RはNH(CH)で置換されたC5~6シクロアルキル
である)は、式(I)の化合物(式中、RはOHで置換されたC5~6シクロアルキル
である)から2工程で形成してよい。第1工程では、DCMなど好適な溶媒中でのDIE
A、4-メチルベンゼンスルホニルクロリドなど好適な塩基との反応による、OHから4
-メチルベンゼンスルホネートへの変換によって、4-メチルベンゼンスルホネートが得
られてよい。それに続く、メチルアミンなど好適なアミンとの反応により、式(I)の化
合物(式中、RはNH(CH)で置換されたC5~6シクロアルキルである)が得ら
れてよい。
当業者に既知の方法を用いて、式(I)の化合物をその対応する塩に変換してもよい。
例えば、式(I)のアミンを、EtO、CHCl、THF、MeOH、クロロホル
ム、又はイソプロパノールなどの溶媒において、トリフルオロ酢酸、HCl、又はクエン
酸で処理すると、対応する塩形態が得られる。代替的に、逆相HPLC精製条件の結果と
してトリフルオロ酢酸塩又はギ酸塩が得られる。式(I)の化合物の医薬的に許容される
塩の結晶質形態は、極性溶媒(極性溶媒の混合物及び極性溶媒の水性混合物を含む)又は
非極性溶媒(非極性溶媒の混合物を含む)から再結晶化させることによって、結晶質形態
で得られてもよい。
本発明による化合物が少なくとも1つのキラル中心を有する場合、結果としてそれらは
鏡像異性体として存在してもよい。化合物が2つ又は3つ以上のキラル中心を有する場合
、ジアステレオマーとして追加的に存在してもよい。かかる異性体及びその混合物は全て
、本発明の範囲内に包含されると理解される。
上記スキームに従って調製される化合物は、形態特異的合成によって、又は分解によっ
て、単一の鏡像異性体などの単一の形態として得られてもよい。代替的に、上に示したス
キームに従って調製される化合物は、ラセミ(1:1)又は非ラセミ(1:1ではない)
混合物などの様々な形態の混合物として得られる場合がある。鏡像異性体のラセミ及び非
ラセミ混合物が得られる場合、当業者に既知の従来の分離方法、例えば、キラルクロマト
グラフィ、再結晶化、ジアステレオマー塩形成、ジアステレオマー付加体への誘導体化、
生体内変換又は酵素による変換などを用いて、単一の鏡像異性体を単離することができる
。位置異性体混合物又はジアステレオマー混合物が得られる場合、適用可能なとき、従来
の方法、例えば、クロマトグラフィ又は結晶化などを用いて単一の異性体を分離してもよ
い。
以下の具体的な実施例は、本発明及び様々な好ましい実施形態を更に例示するために提
供される。
以下の実施例に記述する化合物及び対応する分析データを得る際、特に指示しない限り
、以下の実験及び分析プロトコルに従った。
特に記載しない限り、反応混合物は、窒素雰囲気中、室温(rt)で磁気的に撹拌した
。溶液を「乾燥させる」場合、一般的にNaSO又はMgSOなどの乾燥剤で乾燥
させた。混合物、溶液及び抽出物を「濃縮する」場合、典型的にはロータリーエバポレー
タにより減圧下で濃縮した。マイクロ波照射条件下での反応は、Biotage Ini
tiator又はCEM(Microwave Reactor)Discover機器
で行った。
順相シリカゲルクロマトグラフィ(Normal-phase silica gel chromatography、FCC
)は、プレパックドカートリッジを使用して、シリカゲル(SiO)で実施した。
分取逆相高性能液体クロマトグラフィ(Preparative reverse-phase high performance
liquid chromatography、RP HPLC)は、
Agilent HPLCで、Xterra Prep RP18カラム(5μM、3
0×100又は50×150mm)若しくはXBridge C18 OBDカラム(5
μM、30×100又は50×150mm)を用い、40又は80mL/分の流速で、2
0mM NHOH中5% ACNの移動相を2分間保持し、次いで、15分間かけて5
~99%のACN勾配で変化し、次いで、99% ACNで5分間保持する、
又は
Shimadzu LC-8AシリーズHPLCで、Inertsil ODS-3カ
ラム(3μm、30×100mm、T=45℃)を使用し、80mL/分の流速で、H
O中5% ACN(いずれも0.05% TFAを含む)の移動相を1分間保持、次いで
、6分間かけて5~99%のACN勾配で変化し、次いで、99% ACNで3分間保持
する、
又は
Shimadzu LC-8AシリーズHPLCで、XBridge C18 OBD
カラム(5μm、50×100mm)を使用し、80mL/分の流速で、HO中5%
ACN(いずれも0.05% TFAを含む)の移動相を1分間保持、次いで、14分間
かけて5~99%のACN勾配で変化、次いで、99% ACNで10分間保持する、
又は
Gilson HPLCで、XBridge C18カラム(5μm、100×50m
m)を使用し、80mL/分の流速で、10分間にわたり20mM NHOH中5~9
9%でACNの移動相を変化し、次いで、99% ACNで2分間保持する、のいずれか
で実施した。
品質管理試験は、直列UV(280nm)及びガンマ線検出を備える、1mL/分の流
速で、メタノール/酢酸アンモニウム5mM(体積比65/35)の混合物で溶出するX
Bridge C18(5μm、4.6×250mm)カラムを使用する、HPLCによ
る同定、化学的及び放射線化学的純度を含む。
分取超臨界流体高速液体クロマトグラフィ(Preparative supercritical fluid high p
erformance liquid chromatography、SFC)は、Jasco分取SFCシステム、Be
rger instrumentsのAPS 1010システム又はSFC-PICLA
B-PREP 200(PIC SOLUTION,Avignon,France)の
いずれかで実施した。分離は、40~60mL/分の範囲の流速で10~15MPa(1
00~150bar)で行った。カラムは、35~40℃に加熱した。
質量スペクトル(Mass spectra、MS)は、特に指示しない限り、ポジティブモードの
エレクトロスプレーイオン化(electrospray ionization、ESI)を用いてAgile
ntシリーズ1100 MSDで得た。質量の計算値(calcd.)は、正確な質量に
相当する。
核磁気共鳴(Nuclear magnetic resonance、NMR)スペクトルは、Bruker D
RX型分光計で得た。多重度の定義は、以下のとおりである:s=一重項、d=二重項、
t=三重項、q=四重項、m=多重項、br=広帯域。交換可能なプロトンを含む化合物
では、当該プロトンは、NMRスペクトルの実施に使用される溶媒の選択及び溶液中の化
合物の濃度に応じて、NMRスペクトルによって可視化されてもよいし、されなくてもよ
いことが理解される。
化学名は、ChemDraw Ultra 12.0、ChemDraw Ultra
14.0(CambridgeSoft Corp.,Cambridge,MA)又は
ACD/Name Version 10.01(Advanced Chemistr
y)を使用して作成した。
R又はSと表記する化合物は、絶対配置が決定されていない鏡像異性的に純粋な化
合物である。
キラル分離法1.アトロプ異性体をクロマトグラフィーにかけて、2つの別個のアトロ
プ異性体に分離し、それぞれの単一のアトロプ異性体に対して任意にS又はRとラベ
ル付けして、化合物が未知の絶対配置の単一のアトロプ異性体であることを示した。単一
のアトロプ異性体化合物の絶対配置が決定されている場合、アトロプ異性体は、一貫して
S又はRのいずれかに命名した(Sは別の表示aS、S、又はPに対応し、Rは別の表
示aR、R、又はMに対応する)。キラルSFCカラム(固定相:Whelk O1(
S,S)、5μm、250×21.1mmカラム。移動相:40% CO、60% M
eOH(0.2%ギ酸))で精製を実施した。
キラル分離法2.アトロプ異性体をクロマトグラフィーにかけて、2つの別個のアトロ
プ異性体に分離し、それぞれの単一のアトロプ異性体に対して任意にS又はRとラベ
ル付けして、化合物が未知の絶対配置の単一のアトロプ異性体であることを示した。単一
のアトロプ異性体化合物の絶対配置が決定されている場合、アトロプ異性体は、一貫して
S又はRのいずれかに命名した(Sは別の表示aS、S、又はPに対応し、Rは別の表
示aR、R、又はMに対応する)。キラルSFCカラム(固定相:Chiralpak
AD-H、5μm、250×21.1mmカラム。移動相:60% CO、40%
EtOH(0.3% iPrNH)で精製を実施した。
中間体1.5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000074
工程A:2-メチル-1-ニトロ-4-フェノキシベンゼン。丸底フラスコに、フェノ
ール(42.5g、452mmol)、KCO(125g、905mmol)、及び
DMF(500mL)を添加した。反応混合物に、5-フルオロ-2-ニトロトルエン(
70.2g、452mmol)を添加し、N下で反応物を80℃で16時間撹拌した。
反応物を飽和NHClで希釈し、MTBE(3×400mL)で抽出した。有機相を合
わせ、乾燥させ(NaSO)、濾過し、濃縮乾固させて、褐色油として標題化合物を
得た(100g、収率92%)。
工程B:2-メチル-4-フェノキシアニリン。2-メチル-1-ニトロ-4-フェノ
キシベンゼン(100g、436mmol)のEtOH/HO(比率3:1、2000
mL)中溶液に、NHCl(117g、2180mmol)及びFe(97g、170
0mmol)を連続的に添加した。反応混合物を加熱して2時間還流させ、次に25℃に
冷却し、濃縮乾固させた。残渣に水及びEtOAcを添加し、有機層を分離し、飽和Na
HCO及び飽和塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、濾過し、濃縮乾固させて、標
題化合物を得た(82g、収率90%)。
工程C:2-クロロ-4-(2-メチル-4-フェノキシアミノ)ピリジン-3-カル
ボニトリル。N雰囲気下で、丸底フラスコに、2-メチル-4-フェノキシアニリン(
30g、150mmol)、2-クロロ-4-ヨードピリジン-3-カルボニトリル(5
1.6g、195mmol)及びジオキサン(200mL)、続いてビス(2-ジフェニ
ルホスフィノフェニル)エーテル(DPEphos)(16g、30mmol)、Pd(
OAc)(3.36g、15mmol)、及びKPO(89g、420mmol)
を添加した。反応混合物を100℃で一晩撹拌した。反応混合物を濾過し、フラッシュカ
ラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体として標題化合物を得た(32g、収
率63%)。
工程D:メチル3-アミノ-4-(2-メチル-4-フェノキシアミノ)チエノ[2,
3-b]ピリジン-2-カルボキシレート。丸底フラスコに、MeOH(150mL)中
の2-クロロ-4-(2-メチル-4-フェノキシアミノ)ピリジン-3-カルボニトリ
ル(36g、107mmol)を添加した。この溶液に、MeOH(30mL)中のNa
OMe(14.5g、268mmol)を添加し、続いて、メチル2-スルファニルアセ
テート(23g、217mmol)を添加した。反応混合物を一晩還流させた。反応混合
物を冷却し、黄色の沈殿物を濾別し、MeOHで洗浄し、乾燥させて、黄色固体として標
題化合物を得た(30g、収率75%)。
工程E:メチル5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシレー
ト。丸底フラスコに、メチル3-アミノ-4-(2-メチル-4-フェノキシアミノ)チ
エノ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(30.6g、75.5mmol)
、カルボニルジイミダゾール(CDI、49g、300mmol)、及び1,4-ジオキ
サン(500mL)を添加した。反応物を還流状態で一晩撹拌した。次いで、反応混合物
を濃縮乾固させ、残渣をMeOH(200mL)に添加し、形成された沈殿物を濾別し、
乾燥させて、黄色固体として標題化合物を得た(28.1g)。
工程F:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。丸底フラ
スコに、メチル5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシレート
(9.2g、21mmol)、リチウムヒドロオキシド(4.47g、106mmol)
、THF(200mL)、MeOH(200mL)、及び水(50mL)を添加した。反
応混合物を50℃で15時間撹拌した。混合物を濃縮乾固させ、HOで希釈した。1M
HClでpHを2に調整し、沈殿物を濾過し、乾燥させて、黄色固体として標題化合物
を得た(8.1g、収率91%)。MS(ESI):C2215Sの質量計算
値、417.08;m/z実測値、418.0[M+H]
中間体2:4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000075
工程A.1-ニトロ-4-フェノキシベンゼン。中間体1、工程Aと同様の方法で、4
-フルオロニトロベンゼン及びフェノールを使用し、炭酸カリウムの代わりに炭酸ナトリ
ウムを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.4-フェノキシアニリン。中間体16、工程Bと同様の方法で、1-ニトロ-
4-フェノキシベンゼンを使用して、標題化合物を調製した。別の方法では、50気圧の
で、THF中、Pt/Cを使用して、標題化合物を調製した。
工程C.4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体1、工程C~F
と同様の方法で、工程Cで4-フェノキシアニリン及び2-クロロ-4-ヨードピリジン
-3-カルボニトリルを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C21
Sの質量計算値、403.41;m/z実測値、404.0[M+H]
H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.07(br.s.,1H).
8.38(d,J=5.2Hz,1H).7.51-7.42(m,4H).7.26-
7.11(m,5H).6.11(d,J=5.2Hz,1H)。
中間体3.5-(2-フルオロ-6-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸。
Figure 0007072690000076
工程A:4-ブロモ-2-フルオロ-6-メチルアニリン。丸底フラスコに、2-フル
オロ-6-メチルアニリン(7g、56mmol)及び無水DMF(100mL)を添加
した。反応混合物を氷浴で冷却し、窒素雰囲気下に置き、N-ブロモスクシンイミド(1
0g、56mmol)で処理した。反応物を室温に加温し、rtで10分間撹拌した。反
応混合物を希釈塩水の水溶液に注ぎ、EtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物を希釈
塩水(3X)で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、シリカのパッドを通して濾過し、濃縮
乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、黄色泡状物とし
て標題化合物を得た(6.84g、収率60%)。
工程B:5-(2-フルオロ-6-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
ン酸。中間体1、工程A及びC~Fと同様の方法で、工程Aで4-ブロモ-2-フルオロ
-6-メチルアニリンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C22
FNSの質量計算値、435.07;m/z実測値、436.1[M+H]
中間体4:2-クロロ-4-[4-(シクロヘキソキシ)-2-メチルアミノ]ピリジ
ン-3-カルボニトリル。
Figure 0007072690000077
工程A:2-クロロ-4-(4-メトキシ-2-メチルアミノ)ピリジン-3-カルボ
ニトリル。2-クロロ-4-ヨードピリジン-3-カルボニトリル(1.7g、6.4m
mol)、4-メトキシ-2-メチルアニリン(880mg、6.4mmol)、DPE
Phos[ビス(2-ジフェニルホスフィノフェニル)エーテル]690mg、1.3m
mol)、パラジウム(II)アセテート(145mg、0.646mmol)、及びK
PO(3.7mg、0.017mmol)のジオキサン(20mL)中混合物を真空
下で脱気し、120℃で一晩加熱した。混合物をrtに冷却し、濃縮乾固させ、フラッシ
ュカラムクロマトグラフィーにより精製して、褐色固体として標題化合物を得た(1.1
g、収率63%)。
工程B:2-クロロ-4-(4-ヒドロキシ-2-メチルアミノ)ピリジン-3-カル
ボニトリル。2-クロロ-4-(4-メトキシ-2-メチルアミノ)ピリジン-3-カル
ボニトリル(1.1g、4.0mmol)の無水DCM(15mL)中溶液に、0℃の三
臭化ホウ素のDCM(1M、12mL、3.0当量、12mmol)中溶液を慎重に添加
し、rtで4時間撹拌した。反応物を水(20mL)でクエンチし、エチルエーテルで抽
出し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、黄色
固体として標題化合物を得た(900mg、収率86%)。
工程C:2-クロロ-4-[4-(シクロヘキソキシ)-2-メチルアミノ]ピリジン
-3-カルボニトリル。0℃の2-クロロ-4-(4-ヒドロキシ-2-メチルアミノ)
ピリジン-3-カルボニトリル(1.0g、3.9mmol)、シクロヘキサノール(1
.16g、11.6mmol)、及びPPh(1.5g、5.7mmol)のTHF(
20mL)中混合物に、DIAD(1.17g、5.79mmol)を添加した。混合物
を室温で一晩撹拌した。混合物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーに
より残渣を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(400mg、収率30%)。M
S(ESI):C1920ClNOの質量計算値、341.13;m/z実測値、3
42[M+H]
中間体5:5-(4-(シクロヘキシルオキシ)-2-メチルフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸。
Figure 0007072690000078
中間体1、工程D~Fと同様の方法で、工程Dで2-クロロ-4-[4-(シクロヘキ
ソキシ)-2-メチルアミノ]ピリジン-3-カルボニトリル(中間体4、工程Dからの
生成物)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2221
の質量計算値、423.13;m/z実測値、424.1[M+H]
中間体6.5-(2-フルオロ-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000079
工程A.2-フルオロ-1-ニトロ-4-フェノキシベンゼン。フェニルボロン酸(1
g、8.2mmol)、3-フルオロ-4-ニトロフェノール(2.6g、16.5mm
ol)、銅(II)アセテート(1.9g、10.5mmol)、トリメチルアミン(2
.5g、24.7mmol)、モレキュラーシーブのDCM(50mL)中溶液を、rt
で16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、減圧下で濃縮乾固させた。精製(FCC、S
iO、石油エーテル:エチルアセテート=100:1~50:11)して、標題化合物
を得た(400mg、21%)。
工程B.5-(2-フルオロ-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体
25、工程B~Cと同様の方法で、工程Bで2-フルオロ-1-ニトロ-4-フェノキシ
ベンゼンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2112FN
Sの質量計算値、421.05;m/z実測値、422.1[M+H]
中間体7:5-(4-イソプロポキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000080
工程A.1-イソプロポキシ-4-ニトロベンゼン。中間体1、工程Aと同様の方法で
、3-メチル-4-ニトロフェノール及び2-ヨードプロパンを使用して、標題化合物を
調製した。
工程B.5-(4-イソプロポキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体25、工程
B~Cと同様の方法で、工程Bで1-イソプロポキシ-4-ニトロベンゼンを使用して、
標題化合物を調製した。MS(ESI):C1815Sの質量計算値、369
.08;m/z実測値、370.3[M+H]
中間体8:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニルクロリド
Figure 0007072690000081
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1、500
mg、1.20mmol)の無水DCM(20mL)中溶液に、2滴のDMFを添加し、
0℃に冷却した。次に、オキサリルジクロリド(760mg、6.0mmol)をゆっく
り添加し、40℃で一晩攪拌した。反応混合物を濃縮乾固させて標題化合物(260mg
)を得、更に精製することなく次の工程に使用した。
中間体9:4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニルクロリド。
Figure 0007072690000082
撹拌子を備えた200mL容丸底フラスコに、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェ
ニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボン酸(中間体2、3.9g、9.7mmol)及びチオニルクロリド(50mL
、680mmol)を添加し、90℃の砂浴で加温し、90分間還流させた。反応混合物
を濃縮乾固させた。DCM(75mL)を添加し、反応混合物を濃縮乾固させて(2回繰
り返す)、THF中原液として標題化合物を得(0.1M、100mL)、精製せずに次
の工程に使用した。
中間体10.4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニルクロリド
Figure 0007072690000083
中間体9と同様の方法で、4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
ン酸(中間体28)を使用して、標題化合物を調製した。
中間体11:5-(4-エチル-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000084
工程A:4-エチル-2-メチルアニリン。シュレンク管内の4-ブロモ-2-メチル
アニリン(1.86g、10.0mmol)、CsCO(9.77g、30.0mm
ol)、及びPd(dppf)Cl(146mg、0.200mmol)の溶液に、N
雰囲気下で乾燥THF(30mL)を添加した。撹拌した懸濁液にトリエチルボラン(
30mL、THF中の1M溶液、30mmol)を一度に添加し、混合物を5時間還流さ
せた。反応物を0℃に冷却し、10% NaOH水溶液及び30% H水溶液を添
加してクエンチした。rtで30分間撹拌した後、混合物をEtOAcで抽出し、合わせ
た有機層をFeSO水溶液及び生理食塩水で連続して洗浄し、無水NaSOで乾燥
させ、濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製
して、白色固体として標題化合物を得た(1.1g、収率83%)。MS(ESI)、C
13Nの質量計算値、135.21;m/z実測値、136.2[M+H]
工程B:5-(4-エチル-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体1、工
程C~Fと同様の方法で、工程Cで4-エチル-2-メチルアニリン及び2-クロロ-4
-ヨードピリジン-3-カルボニトリルを使用して、標題化合物を調製した。MS(ES
I):C1815Sの質量計算値、353.08;m/z実測値、353.9
[M+H]
中間体12:5-(2-メチル-4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オ
キシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000085
工程A:テトラヒドロピラン-4-イルメタンスルホネート。テトラヒドロピラン-4
-オール(2.0g、20mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(3.00g、2
3.5mmol)のDCM(20mL)中溶液を0℃に冷却し、メタンスルホニルクロリ
ド(2.50g、21.5mmol)を滴下し、rtで2時間撹拌した。混合物を濃縮乾
固させて標題化合物を得(3.72mg、収率100%)、次の工程で直接使用した。
工程B:5-(2-メチル-4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ
)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボン酸。中間体1、工程A~Fと同様の方法で、工程Aでテト
ラヒドロピラン-4-イルメタンスルホネート及び3-メチル-4-ニトロフェノールを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2119Sの質量計算
値、425.10;m/z実測値、426.1[M+H]
中間体13:5-(4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸。
Figure 0007072690000086
工程A:4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-アミン。2-クロロ-4-メチ
ルピリミジン-5-アミン(4.96g、34.55mmol)、フェノール(4.35
g、46.22mmol)、CuI(1.35g、7.09mmol)、N,N-ジメチ
ルグリシン(747mg、7.24mmol)のジオキサン(40mL)中混合物並びに
CsCO(17.13g、52.58mmol)を脱気し、N下の90℃で3日間
加熱した。反応物を室温に冷却し、水(100mL)で希釈し、EtOAc(2×200
mL)で抽出した。合わせた有機層を無水Naで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固
させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、白色固体として標
題化合物を得た(40.07g、収率57.64%)。MS(ESI):C1111
Oの質量計算値、201.2;m/z実測値、202.1[M+H]
工程B.5-(4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸。中間体1、工程C~Fと同様の方法で、工程Cで4-メチル-2-フェノキシピリミ
ジン-5-アミン及び2-クロロ-4-ヨードピリジン-3-カルボニトリルを使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、41
9.07;m/z実測値、419.9[M+H]
中間体14:4-オキソ-5-(5-フェノキシピリミジン-2-イル)-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000087
中間体13と同様の方法で、工程Aで5-ブロモピリミジン-2-アミン及びフェノー
ルを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1911Sの質量
計算値、405.05;m/z実測値、406.0[M+H]
中間体15:5-(2-メチル-4-(ピリミジン-2-イルオキシ)フェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸。
Figure 0007072690000088
工程A.2-(3-メチル-4-ニトロフェノキシ)ピリミジン。3-メチル-4-ニ
トロフェノール(3g、19.5mmol)、2-クロロピリミジン(2.2g、19.
5mmol)、Cu(125mg、1.9mmol)、KCO(5.4g、39.1
mmol)のDMSO(20mL)中溶液を、90℃で24時間撹拌した。水を添加し、
得られた沈殿物を濾過して黄色固体として標題化合物を得、更に精製することなく粗製の
まま使用した。
工程B.2-メチル-4-(ピリミジン-2-イルオキシ)アニリン。2-(3-メチ
ル-4-ニトロフェノキシ)ピリミジン(工程Aから)をMeOH(150mL)に溶解
した。Pd/Cを添加し(2g)、反応混合物を、H下で16時間撹拌した。得られた
混合物を濾過し、減圧下で濃縮して、淡黄色固体として標題化合物を得た(2.8g、2
工程で71%)。
工程C.5-(2-メチル-4-(ピリミジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸。中間体1、工程C~Fと同様の方法で、工程Cで2-メチル-4-(ピリミ
ジン-2-イルオキシ)アニリンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):
2013Sの質量計算値、419.07;m/z実測値、420.1[M+
H]
中間体16:5-(2-イソプロピルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000089
工程A:4-ニトロ-2-(プロパ-1-エン-2-イル)ピリジン。2-クロロ-4
-ニトロピリジン(2.50g、15.8mmol)、4,4,5,5-テトラメチル-
2-(プロパ-1-エン-2-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン(3.557mL
、18.92mmol)、Pd(dppf)Cl(0.643g、0.788mmol
)、及びKCO(3.27g、23.7mmol)のジオキサン(40mL)及びH
O(10mL)中溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュ
カラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、標題化合物を得た(2.2g、収率8
5%)。MS(ESI):Cの質量計算値、164.16;m/z実測値
、165.1[M+H]
工程B.2-イソプロピルピリジン-4-アミン。4-ニトロ-2-(プロパ-1-エ
ン-2-イル)ピリジン(2.2g、13.4mmol)のMeOH(50mL)中溶液
に、10% Pd/C(200mg)を添加した。反応混合物を、1気圧のH下で18
時間混合した。反応混合物を、Celite(登録商標)のパッドを通して濾過し、減圧
下で濃縮して、標題化合物を得た(1.8g、99.8%)。
工程C:5-(2-イソプロピルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体1
、工程C~Fと同様の方法で、工程Cで2-イソプロピルピリジン-4-アミンを使用し
て、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1714Sの質量計算値、3
54.08;m/z実測値、355.0[M+H]
中間体17:5-(4-イソプロピル-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000090
工程A:4-イソプロピル-2-メチル-アニリン。4-ヨード-2-メチルアニリン
(4.0g、17mmol)及びPd(dppf)Cl(140mg、0.17mm
ol)のTHF(50mL)中溶液に、イソプロピルマグネシウムクロリド(25.5m
L、51.0mmol)を-78℃で添加し、還流状態で4時間反応させた。反応物をN
Clの飽和溶液でクエンチし、EtOAcで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、
濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、
褐色固体として標題化合物を得た(320mg)。
工程B:5-(4-イソプロピル-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体
1、工程C~Fと同様の方法で、工程Cで4-イソプロピル-2-メチル-アニリン及び
2-クロロ-4-ヨードピリジン-3-カルボニトリルを使用して、標題化合物を調製し
た。
中間体18:5-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
ン酸。
Figure 0007072690000091
工程A:6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-アミン。200mL容丸底フラス
コに、6-ブロモ-4-メチルピリジン-3-アミン(5.42g、29.0mmol)
及び1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン-パラジウム(II)ジクロリ
ドジクロロメタン錯体(520mg、0.631mmol)を添加した。この容器を排気
し、次いで窒素を充填し直した。THF(20mL)を添加し、続いて、イソブチル亜鉛
(II)ブロミド(THF中05M、80mL、40mmol)を注射器で添加し、次い
で、反応混合物を60℃に2時間加熱した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(
300mL)で処理し、EtOAc(2×300mL)で抽出した。合わせた有機層を乾
燥させ(MgSO)、真空下で濃縮し、残渣をFCC(SiO、40~80% Et
OAc/ヘキサン)で精製して、褐色固体として標題化合物を得た(3.646g、収率
77%)。
工程B:メチル3-アミノ-4-((6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル
)アミノ)チエノ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート。N雰囲気下で、丸
底フラスコに、6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-アミン(53.5g、326
mmol)、2-クロロ-4-ヨードピリジン-3-カルボニトリル(94.8g、35
8mmol)、及びジオキサン(1000mL)を添加し、続いてビス(2-ジフェニル
ホスフィノフェニル)エーテル(DPEphos)(10.5g、19.5mmol)、
Pd(OAc)(2.92g、13.0mmol)、及びCsCO(265g、8
14mmol)を添加した。反応混合物を105℃で3時間撹拌した。メチル2-メルカ
プトアセテート(51.9g、489mmol)を添加し、反応物を105℃で一晩攪拌
した。反応混合物を濾過し、濃縮した。残渣をMeOH(400mL)に懸濁させ、室温
で2時間撹拌した。得られた沈殿物を濾過により分離し、真空下で乾燥させて、黄色固体
として標題化合物を得た(75.3g、収率62%)。
工程C:メチル5-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキシレート。丸底フラスコに、メチル3-アミノ-4-((6-イソブチル-4-メチ
ルピリジン-3-イル)アミノ)チエノ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート
(30.0g、81mmol)、カルボニルジイミダゾール(CDI、39.4g、24
3mmol)、トリエチルアミン(24.6g、243mmol)及び1,4-ジオキサ
ン(300mL)を添加した。反応物を100℃で6時間撹拌し、次いで50℃に冷却し
た。得られた沈殿物を濾過により回収し、MeOHですすぎ、真空下で乾燥させて、灰白
色固体として標題化合物を得た(27g、84%)。
工程D:5-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸
。丸底フラスコに、メチル5-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボキシレート(68.0g、172mmol)、リチウムヒドロオキシド(36
.0g、858mmol)、及び5:2:2のTHF:MeOH:HOの混合物(4L
)を添加した。反応混合物を80℃で4.5時間撹拌した。混合物を濃縮乾固させ、H
Oで希釈した。1M HClを添加して溶液を酸性にし、得られた沈殿物を濾過し、真空
下で乾燥させて、黄色固体として標題化合物を得た(63g、収率96%)。MS(ES
I):C2215Sの質量計算値、417.08;m/z実測値、418.0
[M+H]
中間体19:5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000092
工程A:3-フェニルアニリン。フェニルボロン酸(12.19g、100mmol)
のMeOH(150mL)中溶液に、NaCO(21.2g、200mmol)及び
3-ブロモアニリン(17.2g、100mmol)を連続的に添加した。懸濁液にPd
(OAc)(562mg、2.50mmol)を添加し、黒色懸濁液が生じるまで反応
物を加熱して還流させた。懸濁液を室温に冷却し、MeOHで希釈し、黒色沈殿物を濾過
して除去した。濾液を濃縮乾固させ、残渣は水及びDCMに吸収した。合わせた有機相を
収集し、無水NaCOで乾燥させ、濃縮乾固させて、褐色油として標題化合物を得た
(18.37g、収率100.0%)。
工程B:5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体1
、工程C~Fと同様の方法で、工程Cで3-フェニルアニリン及び2-クロロ-4-ヨー
ドピリジン-3-カルボニトリルを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):
2113Sの質量計算値、387.07;m/z実測値、388.1[M+
H]
中間体20:4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000093
工程A.2-フェニルピリジン-4-アミン。4-クロロピリジン-2-アミン(64
g、498mmol)、フェニルボロン酸(61g、500mmol)、NaCO
159g、1.5mol)、Pd(PPh(6.4g)のHO/EtOH/トル
エン(500mL)中混合物を、密封容器内で90℃に14時間加熱した。粗混合物を冷
却し、減圧下で濃縮乾固させた。精製(FCC、SiO、PE:EtOAc(100:
1)して、標題化合物を得た(64g、75%)。
工程B.4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体1、工
程C~Fと同様の方法で、工程Cで2-フェニルピリジン-4-アミン及び2-クロロ-
4-ヨードピリジン-3-カルボニトリルを使用して、標題化合物を調製した。MS(E
SI):C2012Sの質量計算値、388.06;m/z実測値、388.
8[M+H]
中間体21:4-オキソ-5-(4-フェニルピリジン-2-イル)-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000094
中間体20と同様の方法で、工程Aで4-クロロピリジン-2-アミンの代わりに4-
ブロモピリジン-2-アミンを使用し、Pd(PPhの代わりにPd(dppf)
ClCHClを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2012
Sの質量計算値、388.06;m/z実測値、389.0[M+H]
中間体22.4-オキソ-5-(5-フェニルピリジン-3-イル)-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000095
中間体20と同様の方法で、工程Aで4-クロロピリジン-2-アミンの代わりに5-
ブロモピリジン-3-アミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
12Sの質量計算値、388.06;m/z実測値、388.8[M+H]
中間体23:4-オキソ-5-(6-フェニルピリミジン-4-イル)-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000096
中間体20と同様の方法で、工程Aで4-クロロピリジン-2-アミンの代わりに6-
クロロピリミジン-4-アミンを使用し、Pd(PPhの代わりにPd(dppf
)Cl-CHClを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C19
11Sの質量計算値、389.06;m/z実測値、390.2[M+H]
中間体24:5-(6-シクロブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸。
Figure 0007072690000097
工程A.2-シクロブトキシ-4-メチル-5-ニトロピリジン。シクロブタノール(
2g、28.8mmol)、CsCO(12.5g、38.4mmol)のACN(
19.2mL)中溶液に、2-フルオロ-4-メチル-5-ニトロピリジン(3g、19
.2mmol)を滴下した。反応混合物をrtで20時間撹拌した。反応混合物に、H
O(300mL)及びDCM(200mL)を添加した。反応混合物をDCMで抽出した
。合わせた有機物を分離し、乾燥させ(NaSO)、ろ過し、減圧下で濃縮した。赤
色油としての粗標題化合物は、更に精製せずに使用した。
工程B.6-シクロブトキシ-4-メチルピリジン-3-アミン。工程Aからの粗2-
シクロブトキシ-4-メチル-5-ニトロピリジンを、5:1のアセトン/水(96mL
)及びアンモニウムクロリド(5g)に溶解し、氷浴で冷却した。反応混合物に、塊状の
Zn(12.5g、192mmol)を添加した。冷却した混合物を0℃で5分間、次い
で室温で2.5時間撹拌した。反応混合物にMgSO(40g)及びEtOAc(3
00mL)を添加し、反応混合物を更に2~3時間撹拌した。反応混合物を、Celit
e(登録商標)を通して濾過し、得られた有機物を減圧下で濃縮して、標題化合物を得た
(3g、2工程で89%)。
工程C.メチル5-(6-シクロブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキシレート。中間体1、工程Cと同様の方法で、6-シクロブトキシ-4-メチル
ピリジン-3-アミンを使用し、KPO4.の代わりにCsCOを使用して、標題
化合物を調製した。
工程D.5-(6-シクロブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
ン酸。中間体1、工程D~Fと同様の方法で、標題化合物を調製した。MS(ESI):
1916Sの質量計算値、396.09;m/z実測値、397.1[M+
H]
中間体25.5-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000098
工程A.2-シクロペンチルオキシ-4-メチル-5-ニトロピリジン。中間体24、
工程Aと同様の方法で、2-フルオロ-4-メチル-5-ニトロピリジン及びシクロペン
タノールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.6-シクロペンチルオキシ-4-メチルピリジン-3-アミン。中間体16、
工程Bと同様の方法で、2-シクロペンチルオキシ-4-メチル-5-ニトロピリジンを
使用して、標題化合物を調製した。
工程C.5-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸。中間体1、工程C~Fと同様の方法で、工程Cで6-シクロペンチルオ
キシ-4-メチルピリジン-3-アミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ES
I):C2018Sの質量計算値、410.10;m/z実測値、411.0
[M+H]
中間体26:4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000099
中間体25と同様の方法で、工程Aで5-ブロモ-2-ニトロピリジン及びフェノール
を使用し、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2012Sの質量計算
値、404.06;m/z実測値、404.7[M+H]
中間体27:5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
ン酸。
Figure 0007072690000100
中間体25と同様の方法で、工程Aで2-フルオロ-4-メチル-5-ニトロピリジン
又は2-クロロ-4-メチル-5-ニトロピリジン及びフェノール、並びにDMF又はA
CNを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2114Sの質
量計算値、418.07;m/z実測値、419[M+H]
中間体28:4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000101
中間体25と同様の方法で、工程Aで2-クロロ-5-ニトロピリジン及びフェノール
を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2012Sの質量計
算値、404.06;m/z実測値、405.0[M+H]
中間体29:5-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
ン酸。
Figure 0007072690000102
中間体25と同様の方法で、工程Aで6-クロロ-2-メチル-3-ニトロピリジン及
びフェノールを使用し、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2114
Sの質量計算値、418.07;m/z実測値、419.0[M+H]
中間体30.5-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸。
Figure 0007072690000103
中間体25と同様の方法で、工程Aで2-フルオロ-4-メチル-5-ニトロピリジン
及びプロパン-2-オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C18
16Sの質量計算値、384.09;m/z実測値、385.0[M+H]
中間体31:5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
Figure 0007072690000104
中間体25と同様の方法で、工程Aで3-メチル-4-ニトロフェノール及び2-ヨー
ドプロパンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1917
Sの質量計算値、383.09;m/z実測値、384.1[M+H]
中間体32.5-(4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸。
Figure 0007072690000105
中間体25と同様の方法で、工程Aで1-フルオロ-4-ニトロベンゼン及び6-メチ
ルピリジン-3-オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C21
14Sの質量計算値、418.07;m/z実測値、419.0[M+H]
中間体33.5-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸。
Figure 0007072690000106
中間体25と同様の方法で、工程Aで2-フルオロ-4-メチル-5-ニトロピリジン
及び2-メチル-1-プロパノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI)
:C1918Sの質量計算値、398.10;m/z実測値、399.0[M
+H]
中間体34:(E)-4-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)ブタ-2-エン酸
Figure 0007072690000107
工程A:(E)-4-アミノブタ-2-エン酸。氷浴中の(E)-4-ブロモブタ-2
-エン酸(1.0g、6.1mmol)のTHF(20mL)中溶液に、NHOH水溶
液(10mL)を添加し、室温で6時間撹拌した。混合物を濃縮乾固させて標題化合物を
得(0.613g、収率100%)、それを更に精製せずに次の工程で使用した。
工程B:(E)-4-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)ブタ-2-エン酸。(
E)-4-アミノブタ-2-エン酸(0.613g、6.06mmol)、(Boc)
O(1.587g、7.272mmol)、KCO(1.675g、12.12mm
ol)、THF(30mL)、及び水(15mL)の溶液を室温で一晩撹拌した。混合物
をEtOAc及び水に分散させた。有機層を収集し、濃縮固化させて標題化合物を得(0
.305g、収率25.0%)、それを更に精製せずに次の工程(nest step)に使用し
た。MS(ESI):C15NOの質量計算値、201.10;m/z実測値、1
02[M-Boc+H]
中間体35:tert-ブチル((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)カルバ
メート。
Figure 0007072690000108
工程A:tert-ブチル((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)カルバ
メート。ジ-tert-ブチルジカーボネート(4.087mL、21.01mmol)
及びジイソプロピルエチルアミン(2.87mL、17.4mmol)のTHF(60m
L)中溶液に、(1R,4R)-4-アミノシクロヘキサノール(2.00g、17.4
mmol)を添加し、rtで4時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、減圧下で残渣を乾
燥させて、白色固体として標題化合物を得(3.49g、87.0%収率)、更に精製せ
ずに使用した。
工程B:tert-ブチル((1S,4S)-4-(1,3-ジオキソイソインドリン
-2-イル)シクロヘキシル)カルバメート。窒素下、0℃で、撹拌したtert-ブチ
ル((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)カルバメート(3.49g、16
.2mmol)、フタルイミド(2.50g、17.0mmol)、及びトリフェニルホ
スフィン(6.38g、24.3mmol)のTHF(50mL)中溶液に、ジイソプロ
ピルアゾジカルボキシレート(4.82g、24.3mmol)を添加し、rtで一晩撹
拌した。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製
して、白色固体として標題化合物を得た(2.24g、収率40.1%)。MS(ESI
):C1924の質量計算値、344.40;m/z実測値、345.0[M
+H]
工程C:tert-ブチル((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)カルバメー
ト。tert-ブチル((1S,4S)-4-(1,3-ジオキソイソインドリン-2-
イル)シクロヘキシル)カルバメート(2.238g、6.498mmol)及びヒドラ
ジンヒドラート(1.104mL、19.49mmol)のEtOH(20mL)中溶液
を、80℃で2時間撹拌した。混合物を1M NaOHで希釈し、DCMで抽出した。こ
の有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。残渣をトルエンで
希釈し、2回減圧蒸留して標題化合物を得(1.342g、収率96.00%)、更に精
製せずに使用した。MS(ESI):C1122の質量計算値、214.30
;m/z実測値、215.0[M+H]
中間体36.N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。
Figure 0007072690000109
方法A:
工程A:tert-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カ
ルバメート。tert-ブチル((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)カルバメ
ート(15g、75mmol)のDCM(300mL)中溶液に、トリエチルアミン(1
3.53mL、97.36mmol)、続いてプロパ-2-エノイルクロリド(6.97
mL、86.1mmol)を0℃で撹拌しながら添加した。冷浴を外し、混合物を室温で
60分間撹拌した。反応物を1% HCl水溶液でクエンチし、DCMで抽出した。有機
相を合わせ、NaHCO水溶液及び生理食塩水で連続的に洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥させた。溶液を濾過し、濃縮乾固させ、DCMからの再結晶化により残渣を精製し
て、白色固体として標題化合物を得た(14.5g、収率75.1%)。MS(ESI)
:C1322の質量計算値、254.32;m/z実測値、155.1(-B
oc基)[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 7.68
-7.50(m,1H),6.47-6.31(m,1H),6.28-6.16(m,
1H),6.12-5.96(m,1H),5.60-5.46(m,1H),4.13
-3.98(m,1H),3.88-3.68(m,1H),1.87-1.58(m,
3H),1.55-1.37(m,3H),1.32(s,9H)。
工程B:N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(80
0mg、3.146mmol)のDCM(20mL)中溶液に、メタンスルホン酸(1.
208g、12.58mmol)を添加し、室温で30分間撹拌した。反応物を濃縮乾固
させて、黄色油として標題化合物を得(485mg、収率100%)、更に精製せずに次
の工程に使用した。
方法B:
工程A:tert-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)カ
ルバメート。tert-ブチル((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)カルバメ
ート(1.0g、5.0mmol)及びトリエチルアミン(0.606g、5.99mm
ol)のDCM(10mL)中溶液に、アクリル酸無水物(824mg、6.53mmo
l)を氷浴中で滴下し、室温で1時間撹拌した。反応物をDCMで希釈し、HCl(1.
0M)、飽和NaHCO水溶液、及びNaCl水溶液で連続的に洗浄した。有機相を回
収し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮乾固させて、白色固体として標題化合物を得(
1.1g、収率87%)、更に精製せずに次の工程に使用した。MS(ESI):C13
22の質量計算値、254.32;m/z実測値、255.0[M+H]
工程B:N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)カルバメート(80
0mg、1.90mmol)のMeOH(2mL)中4M HCl溶液を、室温で60分
間撹拌した。反応物を濃縮乾固させて標題化合物を得、更に精製せずに使用した。
中間体37:tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-アミノシクロペンチル]カ
ルバメート。
Figure 0007072690000110
工程A:tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-(ベンジルオキシカルボニルア
ミノ)シクロペンチル]カルバメート。(1S,3R)-3-(tert-ブトキシカル
ボニルアミノ)シクロペンタンカルボン酸(10.0g、43.6mmol)、フェニル
メタノール(9.04mL)、及びトリエチルアミン(9mL)のトルエン(100mL
)中溶液にジフェニルホスホルアジダート(9.7mL)を添加した。反応物を100℃
に加温し、一晩反応させた。混合物を飽和NaHCOで洗浄し、希釈し、エチルアセテ
ートで抽出した。有機相を蒸発乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精
製して、標題化合物を得た(9.6g、収率66%)。
工程B:tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-アミノシクロペンチル]カルバ
メート。tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-(ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ)シクロペンチル]カルバメート(9.6g、29mmol)のエタノール(100m
L)中混合物を、Pd(OH)(炭素上20%、2g)を使用して、室温で水素化した
(H、207kPa(30psi))。反応物を一晩撹拌し、触媒を濾別し、濾液を蒸
発乾固させ、粗標題化合物を得た(5.4g、収率94%)。
中間体38:tert-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル
)カルバメート。
Figure 0007072690000111
tert-ブチル((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)カルバメート(41
1.5mg、1.92mmol)及びトリエチルアミン(291、2.88mmol)の
DCM(5mL)溶液に、アクリル酸無水物(208.5mg、2.304mmol)を
氷浴中で滴下し、室温で30分間撹拌した。反応物をDCMで希釈し、HCl(1M)、
飽和NaHCO水溶液、及び生理食塩水で連続的に洗浄した。有機相を収集し、濃縮乾
固させた。残渣をDCM(2mL)に溶解し、メタンスルホン酸(369mg、3.84
mmol)を添加し、室温で5時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させて標題化合物を得(
611mg、収率189%)、更に精製せずに次の反応に使用した。
中間体39:N-((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)アクリルアミド。
Figure 0007072690000112
中間体36と同様の方法で、工程Aでtert-ブチル((1s,4s)-4-アミノ
シクロヘキシル)カルバメートを使用し、標題化合物を調製した。
中間体40:N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]プロパ-2-エナミ
ド。
Figure 0007072690000113
工程A:tert-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)カ
ルバメート。tert-ブチル((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)カルバメ
ート(1.4g、6.5mmol)及びトリエチルアミン(1.32g、13.1mmo
l)のDCM(15mL)中溶液に、アクリル酸無水物(824mg、6.53mmol
)を氷浴中で滴下し、室温で1時間撹拌した。反応物をHCl(0.5M)、NaHCO
水溶液、及びNaCl水溶液で洗浄した。有機相を回収し、無水NaSOで乾燥さ
せ、濃縮乾固させて、黄色固体として標題化合物を得(1.3g、収率74%)、更に精
製せずに次の工程に使用した。
工程B:N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)カルバメート(中間
体38)のMeOH(2mL)中溶液にHCl(1mL)を添加し、室温で30分間撹拌
した。反応物を濃縮乾固させて、標題化合物を得(72mg)、更に精製せずに次の工程
に使用した。MS(ESI):C16Oの質量計算値、168.24;m/z実
測値、169.1[M+H]
中間体41:N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)アクリルアミド。
Figure 0007072690000114
中間体36と同様の方法で、工程Aでtert-ブチル((1R,2R)-2-アミノ
シクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
中間体42:2-((3-(4-アミノ-3-メチルフェノキシ)ベンジル)オキシ)
ベンゾニトリル。
Figure 0007072690000115
工程A:3-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)ベンズアルデヒド。3-
ヒドロキシベンズアルデヒド(24.4g、200mmol)のDCM(500mL)中
混合物に、EtN(30.3g、300mmol)及びTBSCl(33.1g、22
0mmol)を添加し、室温で3時間撹拌した。反応物をDCM及び飽和NHCl水溶
液に分散させた。有機層を回収し、縮合させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(P
E/EA)により精製して、標題化合物を得た(47.3g、収率100%)。
工程B:(3-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)フェニル)メタノール
。0℃に冷却した3-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)ベンズアルデヒド
(47.3g、200mmol)のMeOH(30mL)中混合物に、NaBH(3.
78g、100mmol)を少量ずつ添加した。添加の完了後、反応物を室温で2時間撹
拌した。真空下で揮発成分を除去した。残渣に水及びEtOAcを添加し、有機層を分離
し、生理食塩水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、黄色油
として標的生成物を得、更に精製せずに次の工程に使用した。
工程C:2-((3-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)ベンジル)オキ
シ)ベンゾニトリル。(3-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)フェニル)
メタノール(13.94g、60mmol)のTHF(200mL)中混合物に、室温で
2-ヒドロキシベンゾニトリル(8.58g、72mmol)、PhP(18.88g
、72mmol)及びDIAD(14.56g、72mmol)を連続的に滴下し、反応
物を1時間撹拌した。飽和NHCl水溶液及びEtOAcを添加し、有機層を分離し、
生理食塩水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、真空下で縮合させ、フラッシュ
カラムクロマトグラフィー(PE/EA)により精製して、標題化合物を得た(17.0
g、収率83%)。
工程D:2-((3-ヒドロキシベンジル)オキシ)ベンゾニトリル。2-((3-(
(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)ベンジル)オキシ)ベンゾニトリル(17
.0g、50mmol)のTHF(250mL)中混合物に、1M溶液のTBAF(60
mL、60mmol)を添加し、反応物を、室温で30分間撹拌した。飽和NHCl水
溶液及びEtOAcを添加し、有機層を分離し、生理食塩水で洗浄し、NaSOで乾
燥させ、濾過し、縮合させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/DCM)
により精製して、標題化合物を得た(11.3g、収率100%)。
工程E:2-((3-(3-メチル-4-ニトロフェノキシ)ベンジル)オキシ)ベン
ゾニトリル。2-((3-ヒドロキシベンジル)オキシ)ベンゾニトリル(11.3g、
50mmol)、4-フルオロ-2-メチル-1-ニトロベンゼン(7.8g、50mm
ol)、KCO(13.8g、100mmol)のDMSO(200mL)中混合物
を、N下において、150℃で4時間撹拌した。混合物を縮合させ、フラッシュカラム
クロマトグラフィー(PE/EA)により精製して、標題化合物を得た(15.1g、収
率84%)。
工程F:2-((3-(4-アミノ-3-メチルフェノキシ)ベンジル)オキシ)ベン
ゾニトリル。2-((3-(3-メチル-4-ニトロフェノキシ)ベンジル)オキシ)ベ
ンゾニトリル(15.1g、42mmol)のEtOH(420mL)及び水(140m
L)中混合物に、NHCl(11.2g、210mmol)、鉄(9.38g、168
mmol)を連続的に添加し、反応混合物を還流状態で4時間撹拌し、次いで、室温に冷
却した。混合物をDCM(500mL)及び水(200mL)で希釈し、有機層を回収し
、縮合させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/水)により精製して、標
題化合物を得た(13.9g、収率100%)。MS(ESI):C2118
の質量計算値、330.14;m/z実測値、331.1[M+H]
中間体43:メチル5-(4-(3-((2-シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ
)-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシレート。
Figure 0007072690000116
中間体1、工程C~Eと同様の方法で、2-メチル-4-フェノキシアニリンの代わり
に2-((3-(4-アミノ-3-メチルフェノキシ)ベンジル)オキシ)ベンゾニトリ
ル(中間体42)を使用して、標題化合物を調製した。
中間体44:(E)-2-シアノ-3-シクロプロピルアクリル酸。
Figure 0007072690000117
撹拌子を備えた50mL容丸底フラスコに、N下で、シアノ酢酸(1.70g、20
mmol)、シクロプロパンカルバルデヒド(1.40g、20mmol)、アンモニウ
ムアセテート(60mg、0.8mmol)、及びトルエン(20mL)を添加し、11
0℃に設定した砂浴で加温した。反応混合物を室温に冷却し、固体を濾過し、乾燥させて
、明黄色固体として標題化合物を得た(2.02g、収率73%)。
中間体45:N-[(1S,3R)-3-アミノシクロペンチル]プロパ-2-エナミ
ド。
Figure 0007072690000118
冷却した(-20℃)、tert-ブチル((1R,3S)-3-アミノシクロペンチ
ル)カルバメート(235.7mg、1.17mmol)及びTEA(.245mL、1
.76mmol)のDCM(10mL)中溶液に、アクリロイルクロリド(0.12mL
、1.41mmol)を滴下した。反応混合物をrtに加温し、同一容器に2mLのTF
Aを添加した。減圧下で反応混合物を濃縮し、2M NH/MeOH(5mL)を添加
した。粗反応混合物をDCM(5mL)に溶解し、シリカゲルプラグに通した。標題化合
物を更に精製せずに使用した。
中間体46:N-[(1R,2R)-2-アミノシクロペンチル]プロパ-2-エナミ
ド。
Figure 0007072690000119
中間体36と同様の方法で、tert-ブチル((1R,2R)-2-アミノシクロペ
ンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。H NMR(400MHz
,CDCl)δ 7.05(s,1H),6.27(dd,J=17.1,1.6Hz
,1H),6.11(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),5.61(dd,J
=10.3,1.6Hz,1H),5.25-4.96(m,1H),4.36-4.2
0(m,1H),3.95-3.72(m,1H),2.50-2.32(m,1H),
2.13(s,1H),1.98-1.62(m,5H)。
実施例1:N-((1S,4S)-4-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000120
工程A:N-((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。丸底フラスコに、5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1、Sア
トロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む、42mg、0.10mmol)、te
rt-ブチル((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)カルバメート(中間体35
、32mg、0.15mmol)、トリエチルアミン(20mg、0.20mmol)、
HATU(57mg、0.15mmol)、及びDMF(1mL)を添加した。反応混合
物をrtで2時間攪拌した後、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより中間体を精製
した。中間体をMeOH(15mL)に溶解し、飽和HCl水溶液(5mL)を添加した
。得られた混合物を濃縮乾固させた。残渣をDCM及び10% NH水溶液に分散させ
た。有機層を収集し、濃縮固化させて、標題化合物を得(51.4mg、収率100%)
、更に精製せずに次の工程に使用した。
工程B:N-((1S,4S)-4-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N-((1S,4
S)-4-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェ
ニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド(51.4mg、0.100mmol)、及びトリエチル
アミン(20mg、0.20mmol)のDCM(15mL)中溶液に、0℃でプロパ-
2-エノイルクロリド(9.0mg、0.10mmol)を滴下した。反応混合物をrt
で5分間撹拌した。反応物をDCM及び水に分散させ、有機層を収集し、濃縮乾固させた
。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、標題化合物を得た(25m
g、収率42%)。MS(ESI):C3129Sの質量計算値、567.6
6;m/z実測値、568.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-
):δ 10.15(br,1H),8.35-8.21(m,1H),8.18-
7.85(m,2H),7.45-7.39(m,2H),7.36-7.27(m,1
H),7.20-7.15(m,1H),7.13-7.07(m,2H),7.07-
7.03(m,1H),6.98-6.92(m,1H),6.37-6.25(m,1
H),6.10-6.03(m,1H),5.98-5.84(m,1H),5.58-
5.51(m,1H),3.85-3.76(m,2H),2.03(s,3H),1.
76-1.55(m,8H)。
実施例2:N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000121
実施例1と同様の方法で、tert-ブチル((1S,3R)-3-アミノシクロヘキ
シル)カルバメート及び5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体1)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129
Sの質量計算値、567.7;m/z実測値、568.2[M+H]H NM
R(400MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.4Hz,1H),7.4
5-7.36(m,2H),7.34-7.26(m,1H),7.22-7.15(m
,1H),7.12-7.03(m,3H),7.01-6.93(m,1H),6.2
5-6.17(m,2H),6.07(d,J=5.3Hz,1H),5.67-5.6
0(m,1H),4.04-3.95(m,1H),3.91-3.80(m,1H),
2.22-2.08(m,5H),2.01-1.83(m,4H),1.51-1.4
3(m,1H),1.24-1.16(m,1H)。
実施例3:N-((1S,4S)-4-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000122
工程A:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニルクロリド。
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1,500m
g、1.20mmol)の無水DCM(20mL)中溶液に、2滴のDMFを添加し、0
℃に冷却した。次に、オキサリルジクロリド(760mg、6.0mmol)をゆっくり
添加し、40℃で一晩攪拌した。反応混合物を濃縮乾固させて標題化合物を得(260m
g)、精製せずに次の工程に使用した。
工程B:N-((1S,4S)-4-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。5-(2-メチル-4-フェ
ノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボニルクロリド(372.2mg、0.854mmol)
、トリメチルアミン(259mg、2.5mmol)のDCM(50mL)中溶液に、N
-((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)アクリルアミド(252mg、1.5
mmol)を添加した。この反応混合物を室温で5分間撹拌し、減圧下で濃縮した。精製
(FCC、SiO2、(MeOH/水)、次いで分取TLC(DCM/MeOH=15/
1)により、標題化合物を得た(74mg、15%)。MS(ESI):C3129
Sの質量計算値、567.7;m/z実測値、568.3[M+H]H N
MR(400MHz,DMSO-d):δ 8.34-7.88(m,2H),7.4
7-7.38(m,2H),7.30-7.14(m,2H),7.12-7.08(m
,2H),7.07-7.02(m,1H),6.97-6.90(m,1H),6.3
8-6.27(m,1H),6.10-6.01(m,1H),5.89-5.65(m
,1H),5.56-5.49(m,1H),3.92-3.75(m,2H),2.0
2(s,3H),177-1.73(s,8H)。
実施例4:N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(S)-(
2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000123
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
び(1R,2R)-2-アミノシクロペンタノールを使用して、標題化合物を調製した。
BTKタンパク質との共結晶化後、X線解析により標題化合物の絶対立体化学的配置を確
認した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、500.6;m/z実
測値、501.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.
53(s,1H),8.40-8.29(m,1H),7.42-7.35(m,2H)
,7.20-7.14(m,2H),7.11-7.06(m,2H),7.01-6.
97(m,1H),6.96-6.92(m,1H),6.02-5.98(m,1H)
,5.86-5.79(m,1H),4.40(s,1H),4.13-3.98(m,
2H),2.30-2.17(m,1H),2.15-2.03(m,4H),1.91
-1.81(m,1H),1.77-1.66(m,2H),1.62-1.48(m,
1H)。
実施例5:N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2
-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000124
工程A:tert-ブチル((1S,2R)-2-(5-(S)-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート。実
施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びt
ert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用
し、次工程でHCl/MeOH脱保護を行って、標題化合物を調製した。
工程B:N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。tert-ブチル((1S
,2R)-2-(5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート(644mg、1.05mmol)、濃縮
HCl(3mL)、及びMeOH(20mL)の混合物を、rtで2時間撹拌した。減圧
下で混合物を縮合させた。残渣をDCM及び10% NH水溶液に分散させた。有機層
を収集し、乾燥させ、減圧下で濃縮した。精製(MeOH/水(比率:0~100%)勾
配による逆相溶出)により、黄色固体として標題化合物を得た(455mg、84%)。
MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、5
14.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):d8.39-8.
30(m,1H),7.44-7.36(m,2H),7.21-7.15(m,2H)
,7.14-7.07(m,2H),7.03-6.99(m,1H),6.98-6.
94(m,1H),6.52-6.41(m,1H),6.04-5.96(m,1H)
,4.05-3.97(m,1H),3.14-3.07(m,1H),2.13(s,
3H),1.84-1.77(m,1H),1.71-1.63(m,3H),1.55
-1.43(m,4H)。
実施例6:N-((1R,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000125
実施例3、工程Bと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボニルクロリド(中間体8)及び(1S,2R)-2-アミノシクロペンタノー
ルを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量
計算値、500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(400M
Hz,CDOD):δ 8.34-8.27(m,1H),7.44-7.34(m,
2H),7.33-7.25(m,1H),7.20-7.13(m,1H),7.11
-7.02(m,3H),7.00~6.92(m,1H),6.10-6.03(m,
1H),4.27-4.17(m,1H),4.17-4.09(m,1H),2.12
(s,3H),2.05-1.87(m,3H),1.79-1.53(m,3H)。
実施例7:N-((1R,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000126
工程A:N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例5、工程A~Bと同
様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸
(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブ
チルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題
化合物を調製した。
工程B:N-((1R,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N-((1R
,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシ
フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド(60mg、0.12mmol)のMeOH(5mL
)中溶液に、ホルムアルデヒド(1mL)をゆっくり添加した。反応物を10分間撹拌し
、次いでNaBH(OAc)(64mg、0.30mmol)をゆっくり添加し、混
合物を2時間撹拌した。NaOH(2mL)を添加して反応物をクエンチし、フラッシュ
カラムクロマトグラフィーにより精製し、黄色固体として標題化合物を得た(12mg)
。MS(ESI):C3031Sの質量計算値、541.7;m/z実測値、
542.2[M+H]
実施例8:N-((1R,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(S)-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000127
工程A:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニル
クロリド。5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸
(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む、50mg、0.1
2mmol)のDCM(10mL)中混合物に、オキサリルジクロリド(2mL)を添加
し、60℃で一晩反応させた。反応物を濃縮乾固させ、褐色固体として標題化合物を得た
(60mg)。
工程B:N-((1R,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(S)-(
2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。(1S,2R)-2-
アミノシクロペンタノール(40mg、0.29mmol)及びトリエチルアミン(30
mg、0.30mmol)のDCM(4mL)中混合物に、5-(S)-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニルクロリド(50mg、0.12mmol
)を添加し、rtで20分間反応させた。HO(10mL)を添加して反応物をクエン
チし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。フラッ
シュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物を得た
(18mg)。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、500.6;m
/z実測値、501.2[M+H]
実施例9:N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000128
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及び(1R,2R)-2-アミノシクロペンタノールを使用
して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、
500.6;m/z実測値、501.2[M+H]H NMR(400MHz,C
OD):δ 8.34-8.27(m,1H),7.44-7.34(m,2H),
7.33-7.25(m,1H),7.20-7.13(m,1H),7.11-7.0
2(m,3H),7.00-6.92(m,1H),6.10-6.03(m,1H),
4.18-4.07(m,2H),2.16-2.06(m,4H),2.03-1.9
4(m,1H),1.82-1.70(m,2H),1.64-1.54(m,2H)。
実施例10:N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000129
実施例5、工程A~Bと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミ
ノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):
2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.2[M+H
実施例11:N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000130
工程A:N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例5、工程A~Bと同様の方法で
、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1
)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメー
トを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Bと同様の方法
で、N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェ
ノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミド及びアセチルクロリドを使用して、標題化合物
を調製した。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/
z実測値、542.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d):
δ 10.20(s,1H),8.32-8.23(m,1H),8.18(br,1H
),8.03-7.91(m,1H),7.45-7.37(m,2H),7.36-7
.28(m,1H),7.20-7.14(m,1H),7.14-7.02(m,3H
),6.98-6.89(m,1H),5.99-5.82(m,1H),4.22~3
.97(m,2H),2.03(s,3H),1.98-1.89(m,2H),1.7
5(s,3H),1.68-1.58(m,2H),1.55-1.46(m,1H),
1.42-1.33(m,1H)。
実施例12:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000131
実施例5、工程A~Bと同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフ
ェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセ
ナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-
2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。2M N
aOHを使用して、得られたHCl塩を遊離塩基に変換して、標題化合物を得た(44m
g)。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測
値、500.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.0
7(d,J=3.8,1H),7.42-7.33(m,2H),7.21-7.16(
m,1H),7.15-7.10(m,1H),7.10-7.05(m,2H),7.
05-7.00(m,1H),6.98-6.92(m,1H),5.84-5.77(
m,1H),4.4-4.31(m,1H),3.46-3.35(m,1H),2.1
6-2.01(m,5H),1.94-1.80(m,2H),1.69-1.54(m
,2H)。
実施例13:N-((1R,4R)-4-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2
-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000132
工程A:tert-ブチル((1R,4R)-4-(5-(2-メチル-4-フェノキ
シフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート。実施例5、工
程A~Bと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
ン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-(4-アミノシクロヘキシル)カルバメート
を使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N-((1R,4R)-4-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Bと同様の方
法で、tert-ブチル((1R,4R)-4-(5-(2-メチル-4-フェノキシフ
ェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセ
ナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート及びプロパ-2-エ
ノイルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129
Sの質量計算値、567.7;m/z実測値、568.4[M+H]H NM
R(400MHz,DMSO-d):δ 10.15(br,1H),8.34-8.
23(m,1H),8.15-7.97(m,2H),7.47-7.39(m,2H)
,7.37-7.28(m,1H),7.20-7.15(m,1H),7.14-7.
08(m,2H),7.08-7.03(m,1H),6.99-6.92(m,1H)
,6.21-6.13(m,1H),6.08-6.02(m,1H),5.96-5.
87(m,1H),5.57-5.51(m,1H),3.80-3.69(m,2H)
,2.03(s,3H),1.89-1.80(m,4H),1.50-1.39(m,
2H),1.33-1.24(m,2H)。
実施例14:N-((1R,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000133
実施例7、工程Bと同様の方法で、N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル
)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例10
)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3031Sの質量
計算値、541.7;m/z実測値、542.2[M+H]H NMR(400M
Hz,CDOD):δ 12.38-12.24(m,1H),9.70-9.58(
m,1H),8.40-8.32(m,1H),7.41-7.36(m,2H),7.
20-7.12(m,2H),7.11-7.07(m,2H),7.00-6.98(
m,1H),6.97-6.93(m,1H),6.08-5.99(m,1H),4.
94-4.84(m,1H),3.13-3.01(m,1H),2.99-2.74(
m,6H),2.74-2.65(m,1H),2.36-2.28(m,1H),2.
25-2.15(m,2H),2.12-2.08(m,3H),2.06-2.01(
m,1H),1.66-1.45(m,3H)。
実施例15:N-((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000134
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及び(1R,4R)-4-アミノシクロヘキサノールを使用
して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、
514.6;m/z実測値、515.80[M+H]
実施例16:N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000135
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及び(1S,4S)-4-アミノシクロヘキサノールを使用
して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、
514.6;m/z実測値、515.70[M+H]H NMR(400MHz,
DMSO-d):δ 10.34-10.21(m,1H),8.38-8.24(m
,1H),8.16-7.89(m,1H),7.49-7.42(m,2H),7.4
0-7.34(m,1H),7.24-7.17(m,1H),7.16-7.11(m
,2H),7.10-7.07(m,1H),7.01-6.95(m,1H),6.0
3-5.84(m,1H),4.43-4.36(m,1H),3.84-3.74(m
,2H),2.07(s,3H),1.85-1.67(m,4H),1.56-1.4
4(m,4H)。
実施例17:N-((1R,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000136
実施例7と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシ
クロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
MS(ESI):C2929Sの質量計算値、527.6;m/z実測値、
528.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.21-
8.13(m,1H),7.42-7.34(m,2H),7.28-7.18(m,1
H),7.17-7.11(m,1H),7.09-7.06(m,2H),7.05-
7.01(m,1H),6.99-6.91(m,1H),5.95-5.83(m,1
H),4.58-4.44(m,1H),2.63-2.52(m,1H),2.41-
2.32(m,6H),2.14-2.10(m,3H),2.07-1.97(m,3
H),1.87-1.79(m,2H),1.75-1.65(m,1H)。
実施例18:N-((1R,4R)-4-メトキシシクロヘキシル)-5-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000137
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及び(1R,4R)-4-メトキシシクロヘキサンアミンを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算
値、528.6;m/z実測値、529.2[M+H]H NMR(400MHz
,DMSO-d及びCDOD):δ 8.24(d,J=5.2Hz,1H),7.
40-7.29(m,2H),7.27-7.20(m,1H),7.14-7.06(
m,1H),7.06-7.00(m,2H),7.00-6.96(m,1H),6.
94-6.84(m,1H),5.95(d,J=5.3Hz,1H),3.83-3.
68(m,1H),3.22(s,3H),3.12-3.05(m,1H),2.11
-1.95(m,5H),1.91-1.80(m,2H),1.44-1.30(m,
2H),1.21-1.15(m,2H)。
実施例19:N-((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピル
アクリルアミド)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000138
工程A:N-((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及びter
t-ブチル((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標
題化合物を調製した。
工程B:N-((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピルアク
リルアミド)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキサミド。(E)-2-シアノ-3-シクロプロピルプロパ-2-エン酸(27m
g、0.20mmol)、HATU(114mg、0.300mmol)、及びトリエチ
ルアミン(40mg、0.40mmol)のDMF(2mL)中溶液にN-((1S,4
S)-4-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボキサミド(実施例25、103mg、0.200mmolでもある)を添加し
、rtで4時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCによ
り混合物を精製して、標題化合物を得た(43mg、収率33%)。MS(ESI):C
3532Sの質量計算値、632.7;m/z実測値、633.2[M+H]
H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.17(br,1H),
8.40-8.24(m,1H),7.94-7.78(m,1H),7.76-7.6
1(m,1H),7.46-7.40(m,2H),7.39-7.28(m,1H),
7.21-7.15(m,1H),7.13-7.03(m,3H),6.99-6.8
8(m,2H),6.04-5.86(m,1H),3.92-3.81(m,1H),
3.79-3.72(m,1H),2.04(s,3H),1.85-1.50(m,9
H),1.20-1.08(m,2H),0.99-0.81(m,2H)。
実施例20:N-((1S,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000139
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及び(1S,2S)-2-アミノシクロペンタノールを使用
して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、
500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(400MHz,C
OD):δ 8.34-8.27(m,1H),7.44-7.34(m,2H),
7.33-7.25(m,1H),7.20-7.13(m,1H),7.11-7.0
2(m,3H),7.00-6.92(m,1H),6.10-6.03(m,1H),
4.17-4.07(m,2H),2.19-2.09(m,4H),2.03-1.9
5(m,1H),1.80-1.72(m,2H),1.64-1.55(m,2H)。
実施例21:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2R)-
2-(メチルアミノ)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000140
工程A:N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例5、工程A~Bと同様の方法で
、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1
)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメー
トを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2R)-2-
(メチルアミノ)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N-((1R,2R)-2
-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド(248mg、0.463mmol)、パラホルムアルデヒド(2g),4A
モレキュラーシーブ(4g)のDCM(75mL)中溶液を、N下のrtで16時間撹
拌した。混合物を濾過し、濃縮乾固させて、標題化合物を得た(19mg、収率8%)。
MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、5
14.7[M+H]
実施例22:N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000141
実施例5、工程A~Bと同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフ
ェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセ
ナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-
2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(E
SI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.1
[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d及びCDOD):δ 8
.05-7.98(m,1H),7.38-7.28(m,2H),7.12-7.05
(m,2H),7.05-6.98(m,2H),6.98-6.94(m,1H),6
.89-6.84(m,1H),5.70-5.65(m,1H),4.04-3.86
(m,2H),3.29-3.22(m,1H),2.10-2.00(m,2H),1
.99-1.96(m,3H),1.74-1.62(m,3H),1.56-1.47
(m,1H)。
実施例23:N-((1S,4S)-4-シアナミドシクロヘキシル)-5-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000142
N-((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例25、103mg、0.200mmol
)及びトリエチルアミン(40mg、0.4mmol)のDCM(5mL)中溶液に、B
rCN(21mg、0.20mmol)を添加し、rtで2時間撹拌した。フラッシュカ
ラムクロマトグラフィーにより混合物を精製し、標題化合物を得た(30mg、収率28
%)。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、538.6;m/z実測
値、539.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 1
0.22(br,1H),8.37-8.21(m,1H),8.15-7.89(m,
1H),7.46-7.40(m,2H),7.40-7.29(m,1H),7.20
-7.16(m,1H),7.13-7.09(m,2H),7.08-7.04(m,
1H),6.99-6.93(m,1H),6.80-6.70(m,1H),6.04
-5.83(m,1H),3.87-3.76(m,1H),3.37-3.35(m,
1H),2.04(s,3H),1.75-1.57(m,8H)。
実施例24:N-((1R,3S)-3-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000143
工程A:N-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及び(1S
,3R)-シクロヘキサン-1,3-ジアミンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N-((1R,3S)-3-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2
-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例7、工程Bと同様
の方法で、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3031Sの質量計算
値、541.7;m/z実測値、542.2[M+H]H NMR(400MHz
,CDOD):δ 8.17(d,J=5.6Hz,1H),7.42-7.35(m
,2H),7.25-7.20(m,1H),7.17-7.12(m,1H),7.1
1-7.06(m,2H),7.05-7.02(m,1H),7.00-6.93(m
,1H),5.91(d,J=5.6Hz,1H),3.98-3.89(m,1H),
2.59-2.49(m,1H),2.37(s,6H),2.24-2.18(m,1
H),2.11(s,3H),2.02-1.97(m,1H),1.95-1.86(
m,2H),1.49-1.39(m,2H),1.35-1.30(m,2H)。
実施例25:N-((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000144
標題化合物は、実施例19、工程Aからの生成物である。MS(ESI):C28
Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.3[M+H]
実施例26:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1
R,2R)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000145
実施例11、工程Bと同様の方法で、N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチ
ル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例1
1、工程Aからの生成物)及びプロパノイルクロリドを使用して、標題化合物を調製した
。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、
556.6[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.
20(s,1H),8.39-8.03(m,2H),7.92-7.83(m,1H)
,7.46-7.37(m,2H),7.37-7.27(m,1H),7.19-7.
13(m,1H),7.12-7.03(m,3H),6.98-6.91(m,1H)
,5.98-5.80(m,1H),4.16-4.02(m,2H),2.05-1.
98(m,5H),1.97-1.89(m,2H),1.68-1.59(m,2H)
,1.56-1.47(m,1H),1.42-1.34(m,1H),0.92(t,
J=7.6Hz,3H)。
実施例27:N-((1RS,2RS)-2-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(2
-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000146
実施例3と同様の方法で、工程Bで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボニルクロリド(中間体8)及び(1RS,2RS)-2-アミノシクロヘキサ
ノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの
質量計算値、514.6;m/z実測値、515.1[M+H]H NMR(40
0MHz,CDOD):δ 8.36-8.31(m,1H),7.44-7.34(
m,2H),7.33-7.25(m,1H),7.20-7.13(m,1H),7.
11-7.02(m,3H),7.00-6.92(m,1H),6.10-6.03(
m,1H),4.06-3.90(m,2H),2.13(s,3H),1.87-1.
76(m,3H),1.67-1.59(m,3H),1.50-1.38(m,2H)
実施例28:N-シクロペンチル-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000147
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及びシクロペンタンアミンを使用して、標題化合物を作製し
た(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2724Sの
質量計算値、484.6;m/z実測値、485.2[M+H]H NMR(40
0MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.6Hz,1H),7.45-7.
36(m,2H),7.34-7.27(m,1H),7.22-7.14(m,1H)
,7.12-7.03(m,3H),7.02-6.92(m,1H),6.06(d,
J=5.5Hz,1H),4.35-4.26(m,1H),2.12(s,3H),2
.06-1.98(m,2H),1.83-1.75(m,2H),1.67-1.56
(m,4H)。
実施例29:N-((1R,2R)-2-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000148
実施例7、工程Bと同様の方法で、N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル
)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例22
)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2929Sの質量
計算値、527.6;m/z実測値、528.0[M+H]
実施例30:N-((1r,3s,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-
イル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000149
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及び(1s,3r,5R,7S)-3-アミノアダマンタン
-1-オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3230
Sの質量計算値、566.7;m/z実測値、567.0[M+H]
実施例31:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-(2-(メチルアミ
ノ)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000150
工程A:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-(2-オキ
ソシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド。N-(2-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例36、800mg、1
.55mmol)のDCM(10mL)中溶液に、Dess-Martinペルヨージナ
ン(988mg、2.33mmol)を添加足、rtで4時間撹拌し、濃縮乾固させ、フ
ラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体として標題化合物を得た(
500mg)。
工程B:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-(2-(メチルアミノ)
シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミド。5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル
)-4-オキソ-N-(2-オキソシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(500mg、0.98
mmol)のDCM(5mL)中溶液に、メチルアミン(5mL)及びNaBH(OAc
(500mg、0.98mmol)を添加し、rtで4時間反応させた。HO(2
0mL)を添加して反応物をクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ
、濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して
、黄色固体として標題化合物(200mg)を得た。MS(ESI):C2929
Sの質量計算値、527.6;m/z実測値、528.2[M+H]H NM
R(400MHz,CDOD):δ 8.38(s,1H),8.35-8.29(m
,1H),7.44-7.34(m,2H),7.30-7.25(m,1H),7.2
0-7.13(m,1H),7.11-7.02(m,3H),7.00-6.92(m
,1H),6.12-6.05(m,1H),4.72-4.02(m,1H),3.3
8-3.01(m,1H),2.77-2.64(m,3H),2.29-2.15(m
,1H),2.15-2.05(m,3H),2.04-1.73(m,4H),1.6
5-1.38(m,3H)。
実施例32:N-((1S,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000151
実施例7、工程Bと同様の方法で、N-((1S,2S)-2-アミノシクロペンチル
)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例41
)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2929Sの質量
計算値、527.6;m/z実測値、528.1[M+H]
実施例33:N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000152
実施例11、工程A~Bと同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシ
フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)
-2-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(
ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.
2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.55-9.38
(m,1H),8.37-8.27(m,1H),7.41-7.33(m,2H),7
.19-7.13(m,2H),7.11-7.05(m,2H),7.01-6.89
(m,3H),6.18-6.04(m,1H),6.01~5.93(m,1H),4
.20-4.07(m,2H),2.12-2.09(m,3H),2.07(s,3H
),2.02-1.98(m,1H),1.88-1.75(m,3H),1.65-1
.56(m,4H)。
実施例34:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1
R,2S)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000153
実施例11、工程A~Bと同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシ
フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)
-2-アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bでプロパノイルクロリドを使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、55
5.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.29(d,J=5.0,1H),7.45-7.35(m,2H),7
.32-7.25(m,1H),7.20-7.14(m,1H),7.12-7.03
(m,3H),7.01-6.92(m,1H),6.04(d,J=5.3,1H),
4.44-4.30(m,2H),2.25-2.17(m,2H),2.11(s,3
H),2.08-1.97(m,2H),1.93-1.84(m,1H),1.78-
1.60(m,3H),1.08(t,J=7.6,3H)。
実施例35:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1
R,2S)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000154
N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例10、150mg、0.29mmol)
のDCM中溶液にトリエチルアミンを添加し、次いで、DCM中プロパノイルプロパノエ
イト(38mg、0.29mmol)を滴下し、rtで2時間撹拌した。反応物を濃縮乾
固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより精製して、黄色
固体として標題化合物を得た(55mg)。MS(ESI):C3131Sの
質量計算値、569.7;m/z実測値、570.3[M+H]H NMR(40
0MHz,CDCl):δ 9.72-9.60(m,1H),8.45-8.30(
m,1H),7.41-7.37(m,3H),7.23-7.14(m,2H),7.
10-7.06(m,2H),7.00-6.93(m,2H),6.52-6.31(
m,1H),6.26-6.06(m,1H),4.31-4.22(m,1H),4.
16-4.08(m,1H),2.43-2.25(m,2H),2.16-2.05(
m,3H),1.97-1.89(m,1H),1.78-1.68(m,3H),1.
62-1.41(m,4H),1.21-1.13(m,3H)。
実施例36:N-((1RS,2RS)-2-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(2
-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000155
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及び(1RS,2RS)-2-アミノシクロヘキサノールを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算
値、514.6;m/z実測値、515.2[M+H]H NMR(400MHz
,CDOD):δ 8.35-8.26(m,1H),7.46-7.35(m,2H
),7.31-7.28(m,1H),7.19-7.12(m,1H),7.08-7
.04(m,3H),7.00-6.93(m,1H),6.09-6.02(m,1H
),3.85-3.74(m,1H),3.56-3.43(m,1H),2.11(s
,3H),2.05-1.93(m,2H),1.82-1.66(m,2H),1.3
9-1.27(m,4H)。
実施例37:N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000156
実施例11、工程A~Bと同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシ
フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)
-2-アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bでアセチルクロリドを使用して、標
題化合物を調製した。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.
6;m/z実測値、542.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD
):δ 8.31(d,J=5.6,1H),7.43-7.36(m,2H),7.3
2-7.24(m,1H),7.19-7.13(m,1H),7.11-7.03(m
,3H),7.00-6.93(m,1H),6.08-6.03(m,1H),4.4
4-4.28(m,2H),2.14-2.09(m,3H),2.09-1.97(m
,2H),1.95-1.92(m,3H),1.92-1.81(m,1H),1.7
7-1.59(m,3H)。
実施例38:N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000157
工程A:tert-ブチル((1R,2R)-2-(5-(2-メチル-4-フェノキ
シフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート。5-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニルクロリド(中間体8、980mg、
2.25mmol)、tert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロヘキシ
ル]カルバメート(1.0g、4.7mmol)、及びトリエチルアミン(227mg、
2.25mmol)のDCM(10mL)中溶液を、rtで2時間反応させ、次いでH
O(10mL)でクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、
濃縮乾固させて、標題化合物を得た(1.3g、収率94%)。
工程B:N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。tert-ブチル((1R,2R)-
2-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロ
ヘキシル)カルバメート(1.3g、2.1mmol)のMeOH(10mL)中溶液に
、濃縮HCl(2mL)を添加し、rtで20分間撹拌した。HO(10mL)を添加
して反応物をクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮
乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体とし
て標題化合物を得た(800mg、収率74%)。MS(ESI):C2827
Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.1[M+H]H NMR
(400MHz,CDOD):δ 8.16-8.12(m,1H),7.42-7.
33(m,2H),7.27-7.12(m,2H),7.09-7.01(m,3H)
,7.00-6.92(m,1H),5.91-5.85(m,1H),3.91-3.
81(m,1H),3.11-2.96(m,1H),2.13-2.01(m,5H)
,1.85-1.77(m,2H),1.55-1.35(m,4H)。
実施例39:N-((1S,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000158
実施例3、工程A~Bと同様の方法で、工程Bで5-(2-メチル-4-フェノキシフ
ェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセ
ナフチレン-2-カルボニルクロリド及び(1R,2S)-2-アミノシクロペンタノー
ルを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量
計算値、500.6;m/z実測値、501.2[M+H]H NMR(400M
Hz,CDOD):δ 8.34-8.27(m,1H),7.44-7.34(m,
2H),7.33-7.25(m,1H),7.20-7.13(m,1H),7.11
-7.02(m,3H),7.00-6.92(m,1H),6.10-6.03(m,
1H),4.26-4.11(m,2H),2.12(s,3H),2.05-1.87
(m,3H),1.79-1.60(m,3H)。
実施例40:N-((1S,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000159
実施例11、工程A~Bと同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシ
フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(1S,2S)
-2-アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bでアセチルクロリドを使用して、標
題化合物を調製した。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.
6;m/z実測値、542.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-
):δ 10.21(s,1H),8.29(d,J=5.3Hz,1H),8.2
0-8.05(m,1H),8.03-7.90(m,1H),7.47-7.38(m
,2H),7.38-7.32(m,1H),7.21-7.15(m,1H),7.1
2-7.07(m,2H),7.07-7.02(m,1H),6.98-6.90(m
,1H),5.93(d,J=5.1Hz,1H),4.21-3.98(m,2H),
2.03(s,3H),1.99-1.89(m,2H),1.75(s,3H),1.
71-1.60(m,2H),1.59-1.45(m,1H),1.4-1.34(m
,1H)。
実施例41:N-((1S,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000160
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(1S,2S)-2-アミノシ
クロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
25Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.1[M+H]
実施例42:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1
S,2R)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000161
工程A:N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例5、工程A~Bと同様の方法で
、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1
)及びtert-ブチルN-[(1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメー
トを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,
2R)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N-((1S,2R)-2
-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド(120mg、0.22mmol)のDCM(30mL)中溶液に、プロピオ
ン酸無水物(34mg、0.26mmol)及びDMAP(2.7mg、0.022mm
ol)を添加した。反応物をrtで30分間撹拌し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムク
ロマトグラフィーにより精製して、黄色固体として標題化合物を得た(81mg、収率6
4%)。MS(ESI):C3131Sの質量計算値、569.7;m/z実
測値、570.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d):δ
9.98(d,J=11.8Hz,1H),8.32(d,J=5.4Hz,1H),7
.80-7.64(m,1H),7.57-7.47(m,1H),7.47-7.40
(m,2H),7.39-7.32(m,1H),7.24-7.14(m,1H),7
.14-7.03(m,3H),7.02-6.88(m,1H),5.97(d,J=
5.4Hz,1H),4.20-4.05(m,1H),4.04-3.92(m,1H
),2.26-2.12(m,2H),2.05(s,3H),1.72-1.60(m
,4H),1.58-1.47(m,2H),1.42-1.28(m,2H),1.0
3-0.92(m,3H)。
実施例43:N-((1R,2R)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000162
N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例38、100mg、0.2mmol)の
DCM(4mL)中溶液に、ホルムアルデヒド(1mL)及びNaBH(OAc)(2
00mg、0.94mmol)を添加し、rtで一晩反応させた。HO(10mL)を
添加して反応物をクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、
濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体
として標題化合物を得た(41mg、収率39%)。MS(ESI):C3031
Sの質量計算値、541.7;m/z実測値、542.2[M+H]H NM
R(400MHz,CDOD):δ 8.31-8.27(m,1H),7.43-7
.35(m,2H),7.32-7.23(m,1H),7.20-7.13(m,1H
),7.11-7.03(m,3H),7.00-6.94(m,1H),6.09-6
.02(m,1H),4.33-4.17(m,1H),3.44-3.31(m,1H
),2.82(s,3H),2.81(s,3H),2.21-2.11(m,1H),
2.10-2.06(m,3H),2.05-2.00(m,1H),1.98-1.9
1(m,1H),1.87-1.79(m,1H),1.71-1.51(m,2H),
1.49-1.36(m,2H)。
実施例44:N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000163
実施例11、工程A~Bと同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシ
フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチル、工程Bでアセチルク
ロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの
質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(40
0MHz,DMSO-d):δ 9.98(s,1H),8.32(d,J=5.4H
z,1H),7.76(d,J=7.2Hz,1H),7.68-7.56(m,1H)
,7.49-7.32(m,3H),7.23-7.14(m,1H),7.14-7.
05(m,3H),7.02-6.88(m,1H),5.97(d,J=5.5Hz,
1H),4.17-4.04(m,1H),4.04-3.90(m,1H),2.05
(s,3H),1.89(s,3H),1.74-1.59(m,4H),1.58-1
.46(m,2H),1.42-1.30(m,2H)。
実施例45:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1
S,2S)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000164
工程A:N-((1S,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例5、工程A~Bと同様の方法で
、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1
)及びtert-ブチルN-[(1S,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメー
トを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,
2S)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例42、工程Bと同様
の方法で、標題化合物を調製した。N-((1S,2S)-2-アミノシクロペンチル)
-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(100mg、
0.2mmol)のDCM(25mL)中溶液に、プロピオン酸無水物(31mg、0.
24mmol)、続いてDMAPを添加した。反応物をrtで30分間撹拌し、濃縮乾固
させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体として標題化合物
を得た(68mg、収率61%)。MS(ESI):C3029Sの質量計算
値、555.6;m/z実測値、556.5[M+H]H NMR(400MHz
,DMSO-d):δ 10.19(s,1H),8.28(d,J=5.3Hz,1
H),8.20-8.04(m,1H),7.95-7.80(m,1H),7.52-
7.25(m,3H),7.25-7.01(m,4H),6.99-6.85(m,1
H),5.93(d,J=5.1Hz,1H),4.30-3.95(m,2H),2.
14-1.79(m,7H),1.70-1.58(m,2H),1.57-1.33(
m,2H),0.92(t,J=6.8Hz,3H)。
実施例46:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2S)-
2-(メチルアミノ)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000165
工程A:N-((1S,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例5、工程A~Bと同様の方法で
、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1
)及びtert-ブチルN-[(1S,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメー
トを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2S)-2-
(メチルアミノ)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N雰囲気下で炉乾燥させ
た、還流凝縮器を備えた丸底フラスコに、無水DCM(50mL)中のN-((1S,2
S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボキサミド(300mg、0.60mmol)、パラホルムアルデヒド(200
mg、2.2mmol)、及び4A活性化モレキュラーシーブを添加し、反応物を16時
間還流させた。反応混合物を濾過し、DCMで洗浄し、有機相を合わせ、濃縮乾固させた
。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、わずかに黄色の固体とし
て標題化合物を得た(20mg、収率6.3%)。MS(ESI):C2827
Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.3[M+H]H NMR
(400MHz,CDOD):δ 8.44(s,1H),8.33(d,J=5.4
Hz,1H),7.46-7.35(m,2H),7.34-7.26(m,1H),7
.22-7.13(m,1H),7.12-7.03(m,3H),7.02-6.92
(m,1H),6.13-6.01(m,1H),4.42-4.30(m,1H),3
.56-3.38(m,1H),2.87-2.74(m,3H),2.31-2.15
(m,2H),2.13-2.07(m,3H),1.97-1.70(m,4H)。
実施例47:N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000166
実施例3、工程A~Bと同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフ
ェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセ
ナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-
2-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用し、工程Bでアセチルクロリドを使用し
て、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、5
55.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.46-7.34(m,2H
),7.30-7.23(m,1H),7.19-7.10(m,1H),7.10-7
.01(m,3H),6.99-6.91(m,1H),6.05(d,J=5.5Hz
,1H),3.85-3.71(m,2H),2.14-2.08(m,3H),2.0
7-1.98(m,1H),1.98-1.91(m,1H),1.86(s,3H),
1.83-1.72(m,2H),1.48-1.28(m,4H)。
実施例48:N-((1S,2R)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000167
工程A:N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例3、工程Bと同様の方法で、5
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニルクロリド(中間体20)
及びtert-ブチルN-[(1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメート
を使用して標題化合物を調製し、続いて、HCl/MeOHで脱保護した。
工程B:N-((1S,2R)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2
-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N-((1S,2R)-
2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド(150mg、0.27mmol)及びホルムアルデヒド(0.5mL)の
MeOH(5mL)中溶液に、NaBH(OAc)(174mg、0.819mmol
)を添加し、rtで16時間撹拌し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィ
ーにより精製し、黄色固体として標題化合物を得た(40mg、収率26%)。MS(E
SI):C3031Sの質量計算値、541.7;m/z実測値、542.0
[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d及びCDOD):δ 8
.26-8.20(m,1H),8.18(s,1H),7.49-7.35(m,2H
),7.31-7.20(m,1H),7.19-7.13(m,1H),7.11-7
.01(m,3H),6.97-6.90(m,1H),5.92-5.83(m,1H
),4.71-4.57(m,1H),2.85-2.68(m,1H),2.61(s
,3H),2.57(s,3H),2.07-2.03(m,3H),1.90-1.7
7(m,2H),1.75-1.63(m,1H),1.64-1.38(m,4H),
1.35-1.25(m,1H)。
実施例49:N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000168
標題化合物は、実施例48、工程Aからの生成物であった。MS(ESI):C28
27Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.1[M+H]
実施例50:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2R)-
2-(メチルアミノ)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000169
工程A:N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。標題化合物は、実施例48、工程Aか
らの生成物である。
工程B:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2R)-2-
(メチレンアミノ)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。還流凝縮器を備え、炉乾
燥させた、アルゴン雰囲気下の丸底フラスコに、N-((1S,2R)-2-アミノシク
ロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(
100mg、0.20mmol)、パラホルムアルデヒド(53mg、0.59mmol
)、4A活性化モレキュラーシーブ(100mg)、及び無水DCM(30mL)を添加
し、16時間還流させた。反応混合物を濾過し、残渣をDCMで洗浄した。有機層を合わ
せ、濃縮乾固させて、黄色固体として標題化合物を生成した(100mg、収率100%
)。
工程C:(1R,2S)-N-メチル-2-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェ
ニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキシアミド)-N-メチレンシクロヘキサアミニウム。5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2R)-2-(メチレンアミノ)シ
クロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド(410mg、0.78mmol)及びPd/C
(炭素上10%、200mg)のMeOH/EtOAc(1/3,30mL)中溶液を、
下で72時間還流させ、rtに冷却し、濾過し、濃縮乾固させて、黄色固体として標
題化合物を得た(280mg、収率66%)。
工程D:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2R)-2-
(メチルアミノ)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。(1R,2S)-N-メチ
ル-2-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)-
N-メチレンシクロヘキサアミニウム(280mg、0.52mmol)の6.0M H
Cl/MeOH(15mL)中溶液を還流状態で一晩加熱し、次いで濃縮乾固させ、フラ
ッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、黄色固体として標題化合物を得た(16
2mg、収率59.3%)。MS(ESI):C2929Sの質量計算値、5
27.6;m/z実測値、528.1[M+H]
実施例51:N-((1S,2R)-2-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000170
工程A:N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及びter
t-ブチルN-[(1R,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、49
9.58;m/z実測値、500.1[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.08(d,J=5.6Hz,1H),7.40-7.34(m,2H
),7.21-7.15(m,1H),7.15-7.10(m,1H),7.10-7
.05(m,2H),7.04-7.01(m,1H),6.97-6.93(m,1H
),5.81(d,J=5.6Hz,1H),4.45-4.36(m,1H),3.5
0-3.38(m,1H),2.13-2.01(m,5H),1.92-1.80(m
,2H),1.68-1.58(m,2H)。
工程B:N-((1S,2R)-2-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-(2
-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N-((1S,2R)-
2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド(150mg、0.30mmol)のMeOH(5mL)中溶液に、ホルム
アルデヒド(98mg、3.3mmol)を添加し、rtで10分間撹拌し、次いでNa
BH(OAc)(318mg、1.50mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。2
M HCl水溶液を用いてpH>7に調整した。反応混合物を濃縮乾固させ、フラッシュ
カラムクロマトグラフィー及び分取TLCにより残渣を精製して、黄色固体として標題化
合物を得た(56mg、収率35%)。MS(ESI):C2929Sの質量
計算値、527.6;m/z実測値、528.2[M+H]H NMR(400M
Hz,CDOD):δ 8.25(d,J=5.4Hz,1H),7.44-7.32
(m,2H),7.29-7.19(m,1H),7.19-7.11(m,1H),7
.11-7.01(m,3H),6.99-6.92(m,1H),6.04-5.95
(m,1H),4.54-4.43(m,1H),2.76-2.60(m,1H),2
.53-2.33(m,6H),2.15-1.99(m,5H),1.96-1.82
(m,2H),1.80-1.66(m,2H)。
実施例52:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1
R,2R)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000171
工程A:tert-ブチル((1R,2R)-2-(5-(2-メチル-4-フェノキ
シフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート。5-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニルクロリド(中間体8、980mg、
2.25mmol)、tert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロヘキシ
ル]カルバメート(1.0g、4.7mmol)、及びトリエチルアミン(227mg、
2.25mmol)のDCM(10mL)中溶液を、rtで2時間反応させ、次いでH
O(10mL)でクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、
濃縮乾固させて、標題化合物を得た(1.3g、収率94%)。MS(ESI):C33
35Sの質量計算値、613.73;m/z実測値、614.1[M+H]
工程B:N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。tert-ブチル((1R,2R)-
2-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロ
ヘキシル)カルバメート(1.3g、2.1mmol)のMeOH(10mL)中溶液に
、濃縮HCl(2mL)を添加し、rtで20分間反応させた。HO(10mL)で反
応物をクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固さ
せた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、黄色固体として標題化
合物を得た(800mg、収率73.5%)。MS(ESI):C2827
の質量計算値、513.61;m/z実測値、514.1[M+H]H NMR(
400MHz,CDOD):δ 8.16-8.12(m,1H),7.42-7.3
3(m,2H),7.27-7.12(m,2H),7.09-7.01(m,3H),
7.00-6.92(m,1H),5.91-5.85(m,1H),3.91-3.8
1(m,1H),3.11-2.96(m,1H),2.13-2.01(m,5H),
1.85-1.77(m,2H),1.55-1.35(m,4H)。
工程C:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1R,
2R)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N-((1R,2R)-2
-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド(150mg、0.29mmol)及びトリエチルアミン(50mg、0.5
0mmol)のDCM(5mL)中溶液に、プロパノイルプロパノエイト(38mg、0
.29mmol)を添加し、rtで20分間反応させた。HO(10mL)で反応物を
クエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。
フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物
を得た(108mg、収率65.0%)。MS(ESI):C3131Sの質
量計算値、569.7;m/z実測値、570.1[M+H]H NMR(400
MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.45-7.3
4(m,2H),7.31-7.24(m,1H),7.20-7.11(m,1H),
7.11-7.01(m,3H),7.00-6.90(m,1H),6.05(d,J
=5.5Hz,1H),3.87-3.74(m,2H),2.18-2.07(m,5
H),2.06-1.99(m,1H),1.97-1.89(m,1H),1.82-
1.73(m,2H),1.50-1.29(m,4H),1.06-0.96(m,3
H)。
実施例53:N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000172
標題化合物は、実施例51、工程Aからの生成物である。MS(ESI):C27
Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.1[M+H]
NMR(400MHz,CDOD):δ 8.08(d,J=5.6Hz,1H),
7.40-7.34(m,2H),7.21-7.15(m,1H),7.15-7.1
0(m,1H),7.10-7.05(m,2H),7.04-7.01(m,1H),
6.97-6.93(m,1H),5.81(d,J=5.6Hz,1H),4.45-
4.36(m,1H),3.50-3.38(m,1H),2.13-2.01(m,5
H),1.92-1.80(m,2H),1.68-1.58(m,2H)。
実施例54:N-((1S,2S)-2-ホルムアミドシクロヘキシル)-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000173
工程A:N-((1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、工
程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及
びtert-ブチルN-[(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメートを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2827Sの質量計算
値、513.61;m/z実測値、514.1[M+H]H NMR(400MH
z,CDOD):δ 8.37-8.28(m,1H),7.46-7.35(m,2
H),7.32-7.23(m,1H),7.21-7.12(m,1H),7.13-
7.02(m,3H),7.01-6.93(m,1H),6.11-6.02(m,1
H),4.07-3.97(m,1H),3.16-3.03(m,1H),2.17-
2.12(m,1H),2.11-2.04(m,3H),2.02-1.95(m,1
H),1.91-1.80(m,2H),1.64-1.47(m,2H),1.46-
1.35(m,2H)。
工程B:N-((1S,2S)-2-ホルムアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N-((1S,2S)-2-ア
ミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド(実施例58、130mg、0.25mmol)及びDMAP(10mg、0.0
82mmol)のDCM(5mL)中溶液にプロパノイルプロパノエイト(33mg、0
.25mmol)を添加し、rtで1時間撹拌し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロ
マトグラフィーにより精製し、黄色固体とし標題化合物(63mg、収率46%)及び5
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,2S)-2-
プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例60)を得た。MS(ESI):
2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.2[M+H
H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.20(s,1H),
8.42-8.26(m,1H),8.14-7.87(m,3H),7.52-7.3
3(m,3H),7.25-7.16(m,1H),7.17-7.05(m,3H),
7.04-6.92(m,1H),6.05-5.89(m,1H),3.94-3.6
6(m,2H),2.07(s,3H),1.92-1.79(m,2H),1.76-
1.63(m,2H),1.56-1.40(m,1H),1.31-1.21(m,3
H)。
実施例55:N-((1S,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000174
実施例11、工程A~Bと同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシ
フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(1S,2S)
-2-アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bでアセチルクロリドを使用して、標
題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.
6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-
):δ 10.17(s,1H),8.40-8.20(m,1H),8.05-7
.78(m,2H),7.48-7.31(m,3H),7.27-7.05(m,4H
),7.04-6.91(m,1H),6.04-5.85(m,1H),3.75-3
.65(m,2H),2.06(s,3H),1.90-1.79(m,2H),1.7
6(s,3H),1.72-1.63(m,2H),1.48-1.40(m,1H),
1.31-1.23(m,3H)。
実施例56:N-((1S,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000175
工程A:N-((1S,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(R)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の
方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1、
Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチルN-[(
1S,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製
した。
工程B:N-((1S,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程B
と同様の方法で、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質
量計算値、553.6;m/z実測値、554.2[M+H]H NMR(400
MHz,CDOD):δ 8.38-8.23(m,1H),7.46-7.35(m
,2H),7.33-7.25(m,1H),7.23-7.12(m,1H),7.1
2-7.02(m,3H),6.99-6.94(m,1H),6.28-6.17(m
,2H),6.09-6.00(m,1H),5.67-5.54(m,1H),4.3
1-4.18(m,2H),2.23-2.07(m,5H),1.88-1.76(m
,2H),1.72-1.55(m,2H)。
実施例57:N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000176
実施例11、工程Bと同様の方法で、N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチ
ル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例5
1、工程Aからの生成物)及びアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。M
S(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、54
2.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.29(d,
J=5.4Hz,1H),7.45-7.34(m,2H),7.33-7.24(m,
1H),7.21-7.12(m,1H),7.12-7.02(m,3H),7.02
-6.92(m,1H),6.04(d,J=5.3Hz,1H),4.45-4.30
(m,2H),2.11(s,3H),2.08-1.99(m,2H),1.94(s
,3H),1.90-1.84(m,1H),1.78-1.56(m,3H)。
実施例58:N-((1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000177
標題化合物は、実施例54、工程Aからの生成物である。MS(ESI):C28
Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.1[M+H]
NMR(400MHz,CDOD):δ 8.37-8.28(m,1H),7.4
6-7.35(m,2H),7.32-7.23(m,1H),7.21-7.12(m
,1H),7.13-7.02(m,3H),7.01-6.93(m,1H),6.1
1-6.02(m,1H),4.07-3.97(m,1H),3.16-3.03(m
,1H),2.17-2.12(m,1H),2.11-2.04(m,3H),2.0
2-1.95(m,1H),1.91-1.80(m,2H),1.64-1.47(m
,2H),1.46-1.35(m,2H)。
実施例59:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1
S,2R)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000178
実施例11、工程Bと同様の方法で、N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチ
ル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例5
1、工程Aの生成物)及びプロパノイルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。M
S(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、55
6.2[M+H]H NMR(400MHz,cd3od)d8.30(d,J=
5.3Hz,1H),7.43-7.35(m,2H),7.33-7.24(m,1H
),7.20-7.12(m,1H),7.12-7.02(m,3H),7.01-6
.93(m,1H),6.05(d,J=5.4Hz,1H),4.43-4.30(m
,2H),2.24-2.17(m,2H),2.11(s,3H),2.07-1.9
8(m,2H),1.92-1.82(m,1H),1.76-1.58(m,3H),
1.08(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例60:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1
S,2S)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000179
N-((1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例58、130mg、0.25mmol)
及びDMAP(10mg、0.082mmol)のDCM(5mL)中溶液にプロパノイ
ルプロパノエイト(33mg、0.25mmol)を添加し、rtで1時間撹拌し、濃縮
乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体として標題化
合物(36mg、収率25%)及びN-((1S,2S)-2-ホルムアミドシクロヘキ
シル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例
54)を得た。MS(ESI):C3131Sの質量計算値、569.7;m
/z実測値、570.2[M+H]
実施例61:N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(R)
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000180
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボン酸(中間体1、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を
含む)及び(1R,2R)-2-アミノシクロペンタノールを使用して、標題化合物を調
製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、500.6;m/z実
測値、501.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.
33-8.25(m,1H),7.43-7.34(m,2H),7.32-7.26(
m,1H),7.21-7.14(m,1H),7.11-7.02(m,3H),7.
00-6.92(m,1H),6.06-6.00(m,1H),4.19-4.06(
m,2H),2.18-2.13(m,1H),2.11(s,3H),2.05-1.
93(m,1H),1.81-1.70(m,2H),1.67-1.55(m,2H)
実施例62:N-((1S,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000181
N-((1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例58、63mg、0.12mmol)及
びホルムアルデヒド(0.3mL)のMeOH(5mL)中溶液にNaBH(OAc)
(78mg、0.37mmol)を添加し、rtで1時間撹拌し、濃縮乾固させ、フラッ
シュカラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体とし標題化合物を得た(45m
g、収率63%)。MS(ESI):C3031Sの質量計算値、541.7
;m/z実測値、542.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)
:δ 8.48(s,1H),8.40-8.24(m,1H),7.46-7.34(
m,2H),7.31-7.23(m,1H),7.21-7.13(m,1H),7.
13-7.02(m,3H),7.01-6.95(m,1H),6.13-6.01(
m,1H),4.31-4.17(m,1H),3.28-3.17(m,1H),2.
89-2.76(m,6H),2.20-2.12(m,1H),2.12-2.06(
m,3H),2.06-2.00(m,1H),2.00-1.92(m,1H),1.
88-1.79(m,1H),1.66-1.53(m,2H),1.49-1.36(
m,2H)。
実施例63:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-(4-(メチルアミ
ノ)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000182
工程A:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-(4-オキ
ソシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド。N-((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル
)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例15
、150mg、0.30mmol)及び(1,1-ジアセトキシ-3-オキソ-イソベン
ゾフラン-1-イル)アセテート(250mg、0.60mmol)のDCM(20mL
)中溶液を、rtで16時間撹拌した。混合物に、水及びDCMを添加し、濾過した。有
機層を回収し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、標
題化合物を得た(138mg、収率90.0%)。
工程B:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-(4-(メチルアミノ)
シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミド。5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル
)-4-オキソ-N-(4-オキソシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(154mg、0.30
1mmol)及びメチルアミンのDCM(5mL)中MeOH(0.5mL)溶液にNa
BH(OAc)(200mg、0.94mmol)を添加し、rtで16時間撹拌した
。混合物に、1M NH水溶液及びDCMを添加した。有機層を回収し、濃縮乾固させ
、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより精製して、標題化合物
を得た(36mg、収率22%)。MS(ESI):C2929Sの質量計算
値、527.6;m/z実測値、528.3[M+H]H NMR(400MHz
,CDOD及びDMSO-dの混合物):δ 8.09-8.03(m,1H),7
.39-7.31(m,2H),7.16-7.08(m,2H),7.07-7.01
(m,2H),7.00-6.96(m,1H),6.91-6.86(m,1H),5
.75-5.67(m,1H),3.74-3.66(m,1H),2.78-2.66
(m,1H),2.45(s,3H),2.04-1.94(m,7H),1.43-1
.24(m,4H)。
実施例64:N-((1S,4S)-4-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000183
N-((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例25、150mg、0.30mmol)
及びトリエチルアミン(340mg、0.90mmol)のDCM(10mL)中溶液に
無水酢酸(30mg、0.30mmol)を添加し、rtで2時間撹拌した。フラッシュ
カラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、標題化合物を得
た(103mg、収率62.0%)。MS(ESI):C3029Sの質量計
算値、555.6;m/z実測値、553.4[M+H]H NMR(400MH
z,DMSO-d):δ 10.17(br,1H),8.37-8.24(m,1H
),7.96-7.82(m,1H),7.69-7.58(m,1H),7.49-7
.39(m,2H),7.39-7.32(m,1H),7.22-7.15(m,1H
),7.15-7.03(m,3H),7.01-6.92(m,1H),6.02-5
.89(m,1H),3.87-3.72(m,1H),3.72-3.60(m,1H
),2.05(s,3H),1.81(s,3H),1.76-1.65(m,4H),
1.64-1.48(m,4H)。
実施例65:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1
S,4S)-4-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000184
N-((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例25、154mg、0.300mmol
)及びトリエチルアミン(342mg、0.900mmol)のDCM(10mL)中溶
液にプロパノイルプロパノエイト(28mg、0.21mmol)を添加し、室温で2時
間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精
製して、標題化合物を得た(76mg、収率44%)。MS(ESI):C3131
Sの質量計算値、569.7;m/z実測値、570.3[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD及びDMSO-dの混合物):δ 8.33-8.2
0(m,1H),7.59-7.46(m,1H),7.42-7.33(m,2H),
7.32-7.25(m,1H),7.16-7.11(m,1H),7.09-6.9
8(m,3H),6.95-6.89(m,1H),6.02-5.85(m,1H),
3.85-3.79(m,1H),3.74-3.70(m,1H),2.12-2.0
6(m,2H),2.03(s,3H),1.71-1.50(m,8H),0.99(
t,J=7.5Hz,3H)。
実施例66:N-((1S,4S)-4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000185
N-((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例25、150mg、0.30mmol)
、ホルムアルデヒド(水中37%)のDCM中溶液にNaBH(OAc)を添加し、室
温で16時間撹拌した。混合物に、1M NH水溶液及びDCMを添加した。有機層を
回収し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより
精製して、標題化合物を得た(100mg、収率61%)。MS(ESI):C30
Sの質量計算値、541.7;m/z実測値、542.3[M+H]
実施例67:N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(
)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000186
工程A.N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の
方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1、
Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチルN-[(
1R,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製
した。
工程B:N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N-((1R,2R
)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボキサミド(28.5mg、0.0570mmol)及びトリエチルア
ミン(65mg、0.17mmol)のDCM(10mL)中溶液に無水酢酸(5.8m
g、0.57mmol)を添加し、室温で15分間撹拌した。フラッシュカラムクロマト
グラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、標題化合物を得た(25mg、
収率81%)。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m
/z実測値、542.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d
:δ 10.21(br,1H),8.35-7.99(m,2H),7.98-7.9
3(m,1H),7.45-7.40(m,2H),7.38-7.27(m,1H),
7.20-7.16(m,1H),7.12-7.08(m,2H),7.07-7.0
5(m,1H),6.97-6.93(m,1H),5.98-5.80(m,1H),
4.17-4.01(m,2H),2.04(s,3H),2.00-1.91(m,2
H),1.77(s,3H),1.69-1.61(m,2H),1.57-1.49(
m,1H),1.44-1.36(m,1H)。
実施例68:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2
-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000187
工程A:N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1と同様の方法で、工程Aで5
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及びter
t-ブチルN-[(1R,3S)-3-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して
、標題化合物を調製した。
工程B:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Bと同様の方
法で、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、
553.6;m/z実測値、554.4[M+H]H NMR(400MHz,D
MSO-d):δ 10.21-10.10(m,1H),8.34-8.28(m,
1H),8.27-8.11(m,2H),7.46-7.40(m,2H),7.39
-7.32(m,1H),7.21-7.16(m,1H),7.13-7.08(m,
2H),7.08-7.05(m,1H),6.99-6.93(m,1H),6.26
-6.16(m,1H),6.12-6.04(m,1H),6.00-5.89(m,
1H),5.59-5.52(m,1H),4.26-4.15(m,1H),4.08
-3.99(m,1H),2.31-2.23(m,1H),2.05(s,3H),1
.95-1.85(m,2H),1.77-1.66(m,1H),1.64-1.47
(m,2H)。
実施例69:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1
S,3R)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000188
N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例68、工程Aからの生成物、150mg
、0.30mmol)及びトリエチルアミン(91mg、0.90mmol)のDCM(
10mL)中溶液にプロパノイルプロパノエイト(39mg、0.30mmol)を添加
し、室温で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCに
より混合物を精製して、標題化合物を得た(140mg、収率83%)。MS(ESI)
:C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.3[M+
H]H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.14(br,1H
),8.34-8.16(m,2H),7.84-7.77(m,1H),7.45-7
.40(m,2H),7.37-7.31(m,1H),7.21-7.16(m,1H
),7.13-7.08(m,2H),7.08-7.05(m,1H),6.98-6
.93(m,1H),5.98-5.86(m,1H),4.24-4.12(m,1H
),4.01-3.90(m,1H),2.26-2.17(m,1H),2.09-2
.01(m,5H),1.94-1.78(m,2H),1.74-1.63(m,1H
),1.61-1.42(m,2H),0.97(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例70:N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000189
N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例68、工程Aからの生成物、150mg
、0.30mmol)及びトリエチルアミン(91mg、0.90mmol)のDCM(
10mL)中溶液に無水酢酸(30mg、0.29mmol)を添加し、室温で2時間撹
拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製し
て、標題化合物を得た(130mg、収率32%)。MS(ESI):C2927
Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.3[M+H]H NM
R(400MHz,DMSO-d):δ 10.14(s,1H),8.34-8.2
8(m,1H),8.22-8.12(m,1H),7.93-7.86(m,1H),
7.46-7.40(m,2H),7.38-7.33(m,1H),7.21-7.1
6(m,1H),7.14-7.09(m,2H),7.09-7.05(m,1H),
6.99-6.94(m,1H),5.99-5.92(m,1H),4.25-4.1
3(m,1H),4.00-3.88(m,1H),2.25-2.17(m,1H),
2.05(s,3H),1.92-1.81(m,2H),1.79(s,3H),1.
72-1.64(m,1H),1.59-1.43(m,2H)。
実施例71:N-((1S,3R)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シ
クロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000190
N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例68、工程Aからの生成物、150mg
、0.30mmol)、HATU(137mg、0.360mmol)、及びトリエチル
アミン(91mg、0.90mmol)のDMF(3mL)中溶液に2-(ジメチルアミ
ノ)酢酸(37mg、0.36mmol)を添加し、rtで4時間撹拌した。フラッシュ
カラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、標題化合物を得
た(70mg、収率39%)。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、
584.7;m/z実測値、585.3[M+H]H NMR(400MHz,C
OD及びDMSO-d):δ 8.28-8.21(m,1H),7.40-7.
32(m,2H),7.28-7.23(m,1H),7.15-7.09(m,1H)
,7.07-7.02(m,2H),7.02-6.99(m,1H),6.93-6.
88(m,1H),5.97-5.89(m,1H),4.24-4.20(m,1H)
,4.06-4.02(m,1H),2.89-2.84(m,2H),2.30-2.
24(m,1H),2.20(s,6H),2.02(s,3H),1.89-1.79
(m,2H),1.76-1.68(m,1H),1.66-1.58(m,1H),1
.57-1.50(m,1H)。
実施例72:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,3R)-
3-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000191
工程A:tert-ブチルメチル(2-(((1S,3R)-3-(5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)-2
-オキソエチル)カルバメート。N-Boc-N-メチルグリシン(0.14g、0.7
4mmol)、HATU(0.274g、0.720mmol)、及びトリエチルアミン
(0.182g、1.80mmol)のDMF(3mL)中溶液にN-((1S,3R)
-3-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキサミド(実施例68、工程Aからの生成物、0.30g、0.60mmol)を
添加し、rtで1時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより混合物を精
製し、標題化合物を得た(362mg、収率90.0%)。
工程B:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,3R)-3-
(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。te
rt-ブチルメチル(2-(((1S,3R)-3-(5-(2-メチル-4-フェノキ
シフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)-2-オキソエチル
)カルバメート(362mg、0.540mmol)、濃縮HCl(1.0mL)、及び
MeOH(5mL)の溶液を、rtで5分間撹拌し、次いで濃縮乾固させた。残渣は、1
M NHOH水溶液及びDCMに分散させた。有機層を回収し、濃縮乾固させて、標題
化合物を得た(267mg、収益82%)。MS(ESI):C3030Sの
質量計算値、570.7;m/z実測値、571.3[M+H]H NMR(40
0MHz,CDOD/DMSO-d):δ 8.21-8.14(m,1H),7.
38-7.32(m,2H),7.24-7.19(m,1H),7.14-7.09(
m,1H),7.06-7.01(m,2H),7.01-6.98(m,1H),6.
92-6.88(m,1H),5.87-5.81(m,1H),4.24-4.20(
m,1H),4.07-4.03(m,1H),3.38-3.27(m,2H),2.
35(s,3H),2.29-2.21(m,1H),2.02(s,3H),1.96
-1.83(m,2H),1.77-1.68(m,1H),1.68-1.59(m,
1H),1.59-1.51(m,1H)。
実施例73:N-((1S,3R)-3-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000192
N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例68、工程Aからの生成物、150mg
、0.30mmol)及びホルムアルデヒド(水中37%、1.0mL)のDCM(10
mL)中溶液にNaBH(OAc)(318mg、1.50mmol)を添加し、室温
で6時間撹拌した。混合物に、1M NH水溶液及びDCMを添加した。有機層を回収
し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより精製
して、標題化合物を得た(109mg、収率67.0%)。MS(ESI):C29
Sの質量計算値、527.6;m/z実測値、528.2[M+H]
NMR(400MHz,DMSO-d/CDOD):δ 8.23-8.17(m
,1H),7.40-7.31(m,2H),7.26-7.21(m,1H),7.1
5-7.08(m,1H),7.07-6.98(m,2H),7.00(d,J=2.
5Hz,1H),6.93-6.88(m,1H),5.91-5.85(m,1H),
4.25-4.22(m,1H),2.69-2.60(m,1H),2.26(s,6
H),2.21-2.13(m,1H),2.02(s,3H),1.93-1.77(
m,2H),1.70-1.59(m,2H),1.56-1.48(m,1H)。
実施例74:N-((1S,3R)-3-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000193
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及び(1R,3S)-3-アミノシクロペンタノールを使用
して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、
500.6;m/z実測値、501.3[M+H]H NMR(400MHz,D
MSO-d):δ 10.15(s,1H),8.35-8.25(m,1H),8.
11-7.97(m,1H),7.46-7.39(m,2H),7.38-7.32(
m,1H),7.21-7.15(m,1H),7.15-7.04(m,3H),6.
99-6.92(m,1H),5.98-5.91(m,1H),4.75-4.67(
m,1H),4.24-4.14(m,1H),4.13-4.05(m,1H),2.
16-2.08(m,1H),2.04(s,3H),1.89-1.81(m,1H)
,1.78-1.66(m,2H),1.64-1.49(m,2H)。
実施例75:N-((1S,3R)-3-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチル
)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000194
工程A:tert-ブチル(2-(((1R,3S)-3-(5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)-2-オキ
ソエチル)カルバメート。N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(
2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例68、工程Aか
らの生成物、0.15g、0.30mmol)、N-Boc-グリシン(0.037g、
0.21mmol)、HATU(0.137g、0.360mmol)、及びトリエチル
アミン(0.091g、0.91mmol)のDMF(3mL)中溶液を、rtで1時間
撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより混合物を精製して、標題化合物を
得た(177mg、収率90.0%)。
工程B:N-((1S,3R)-3-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチル)-
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。tert-ブチ
ル(2-(((1R,3S)-3-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)-2-オキソエチル)カルバメート(
177mg、0.270mmol)の濃縮HCl(1mL)及びMeOH(5mL)中溶
液を濃縮乾固させた。残渣は、1M NHOH水溶液及びDCMに分散させた。有機層
を回収し、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより精製して、標
題化合物を得た(130mg、収益85%)。MS(ESI):C2928
の質量計算値、556.6;m/z実測値、557.2[M+H]H NMR(4
00MHz,CDOD及びDMSO-d):δ 8.24-8.16(m,1H),
7.40-7.31(m,2H),7.24-7.20(m,1H),7.14-7.0
8(m,1H),7.07-7.01(m,2H),7.01-6.97(m,1H),
6.92-6.87(m,1H),5.92-5.83(m,1H),4.27-4.2
2(m,1H),4.07-4.02(m,1H),3.47-3.34(m,2H),
2.33-2.20(m,1H),2.02(s,3H),1.95-1.85(m,2
H),1.78-1.68(m,1H),1.68-1.59(m,1H),1.59-
1.50(m,1H)。
実施例76:N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000195
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(1R,3S)-3-アミノシ
クロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
25Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.3[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD及びDMSO-d):δ 8.06-8.
03(m,1H),7.37-7.32(m,2H),7.15-7.07(m,2H)
,7.05-7.01(m,2H),6.99-6.96(m,1H),6.90-6.
86(m,1H),5.73-5.69(m,1H),4.23-4.20(m,1H)
,3.52-3.42(m,1H),2.43-2.34(m,1H),2.00(s,
3H),1.97-1.88(m,2H),1.87-1.79(m,1H),1.76
-1.68(m,1H),1.62-1.53(m,1H)。
実施例77:N-((1S,4S)-4-((E)-4-(ジメチルアミノ)ブタ-2
-エナミド)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキサミド。
Figure 0007072690000196
工程A:tert-ブチル((E)-4-(((1S,4S)-4-(5-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)アミノ)-
4-オキソブタ-2-エン-1-イル)カルバメート。(E)-4-(tert-ブトキ
シカルボニルアミノ)ブタ-2-エン酸(中間体34、150mg、0.75mmol)
、HATU(190mg、0.50mmol)、及びトリエチルアミン(101mg、1
.00mmol)のDMF(2mL)中溶液に、N-((1S,4S)-4-アミノシク
ロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(
実施例25、154mg、0.300mmol)を添加し、rtで4時間撹拌した。フラ
ッシュカラムクロマトグラフィーにより混合物を精製し、標題化合物を得た(30mg、
収率14%)。
工程B:N-((1S,4S)-4-((E)-4-アミノブタ-2-エナミド)シク
ロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
tert-ブチル((E)-4-(((1S,4S)-4-(5-(2-メチル-4-フ
ェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)アミノ)-4-オキソ
ブタ-2-エン-1-イル)カルバメート(56mg、0.080mmol)のMeOH
(2mL)中溶液に、濃縮HCl水溶液(0.2mL)を添加した。混合物を濃縮乾固さ
せ、分取TLCにより精製して、標題化合物を得た(48mg、収率99%)。
工程C:N-((1S,4S)-4-((E)-4-(ジメチルアミノ)ブタ-2-エ
ナミド)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド。N-((1S,4S)-4-((E)-4-アミノブタ-2-エナミド)シ
クロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
(32mg、0.054mmol)及びホルムアルデヒド(水中37%、1.0mL)の
DCM(10mL)中溶液にNaBH(OAc)(200mg、0.94mmol)を
添加し、室温で16時間撹拌した。混合物に、1M NHOH水溶液及びDCMを添加
した。有機層を回収し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分
取TLCにより精製して、標題化合物を得た(15mg、収率43%)。MS(ESI)
:C3436Sの質量計算値、624.8;m/z実測値、625.3[M+
H]
実施例78:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,4S)-
4-((E)-4-(メチルアミノ)ブタ-2-エナミド)シクロヘキシル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000197
工程A:tert-ブチルメチル((E)-4-(((1S,4S)-4-(5-(2
-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)アミ
ノ)-4-オキソブタ-2-エン-1-イル)カルバメート。N-((1S,4S)-4
-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド(実施例25、100mg、0.20mmol)、(E)-4-(tert-
ブトキシカルボニルアミノ)ブタ-2-エン酸(中間体34、43mg、0.20mmo
l)、HATU(114mg、0.300mmol)、及びトリエチルアミン(40mg
、0.40mmol)のDMF(2mL)中溶液を、rtで4時間撹拌した。フラッシュ
カラムクロマトグラフィーにより反応混合物を精製し、標題化合物を得た(71mg、収
率50%)。
工程B:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,4S)-4-
((E)-4-(メチルアミノ)ブタ-2-エナミド)シクロヘキシル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。tert-ブチルメチル((E)-4-(((1S,4S)-4-(5-(2
-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)アミ
ノ)-4-オキソブタ-2-エン-1-イル)カルバメート(71mg、0.10mmo
l)のMeOH(3mL)中溶液に、濃縮HCl水溶液(0.5mL)を添加した。混合
物を濃縮乾燥させ、残渣は、DCM及び10% NHOH水溶液に分散させた。有機層
を回収し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCによ
り精製して、標題化合物を得た(22mg、収率35%)。MS(ESI):C33
Sの質量計算値、610.7;m/z実測値、611.3[M+H]
実施例79:N-((1S,4S)-4-((E)-4-アミノブタ-2-エナミド)
シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000198
標題化合物は、実施例77、工程Bからの生成物である。MS(ESI):C32
Sの質量計算値、596.7;m/z実測値、597.3[M+H]
実施例80:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S)-3-(
メチルアミノ)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000199
工程A:(S)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-(
3-オキソシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N-((1S,3R)-3-ヒドロキシシクロ
ペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実
施例74、250mg、0.50mmol)及びDess-Martinペルヨージナン
(424mg、1.00mmol)のDCM(20mL)中溶液を、室温で16時間撹拌
した。混合物に水及びDCMを添加し、濾過した。有機層を回収し、濃縮乾固させ、フラ
ッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物を得た(249mg、収率
100%)。
工程B:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S)-3-(メチ
ルアミノ)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。DCM(8mL)中の(S)-5
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-(3-オキソシクロペン
チル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボキサミド(249mg、0.499mmol)溶液及びメチルアミンのメタノー
ル溶液(1.0mL)にNaBH(OAc)(318mg、1.50mmol)を添加
し、室温で6時間撹拌した。混合物をDCM及び水に分散させた。有機層を回収し、濃縮
乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより精製して、標
題化合物を得た(20mg、収率8%)。MS(ESI):C2827Sの質
量計算値、513.6;m/z実測値、514.3[M+H]H NMR(400
MHz,CDOD及びDMSO-d):δ 8.09-8.03(m,1H),7.
38-7.30(m,2H),7.16-7.12(m,1H),7.12-7.07(
m,1H),7.05-7.01(m,2H),6.99-6.96(m,1H),6.
90-6.86(m,1H),5.76-5.69(m,1H),4.42-4.34(
m,1H),3.46-3.40(m,1H),2.43(s,3H),2.14-2.
04(m,2H),2.00(s,3H),1.95-1.90(m,2H),1.64
-1.57(m,1H),1.54-1.46(m,1H)。
実施例81:N-シクロペンチル-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェ
ニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000200
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ-H、5μm、250×20mm、
移動相:60% CO、40% MeOH)によってN-シクロペンチル-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例28;794mg)
でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Sアトロプ異性体として;67mg)。
MS(ESI):C2724Sの質量計算値、484.6;m/z実測値、4
84.1[M+H]NMR(600MHz,CDCl):δ 9.53(s,1
H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),7.47-7.33(m,2H),7.
23-6.88(m,6H),6.01(d,J=5.4Hz,1H),5.71(d,
J=7.2Hz,1H),4.36(q,J=7.1Hz,1H),2.18-2.02
(m,5H),1.81-1.59(m,4H),1.51(ddq,J=13.5,8
.6,6.7Hz,2H)。
実施例82:N-シクロペンチル-5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェ
ニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000201
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ-H、5μm、250×20mm、
移動相:60% CO、30% MeOH)によってN-シクロペンチル-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例28;794mg)
でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Rアトロプ異性体として;67mg)。
MS(ESI):C2724Sの質量計算値、484.6;m/z実測値、4
84.1[M+H]H NMR(600MHz,CDCl):δ 9.53(s
,1H),8.32(d,J=5.5Hz,1H),7.45-7.33(m,2H),
7.25-6.91(m,6H),6.00(d,J=5.4Hz,1H),5.79(
d,J=7.0Hz,1H),4.36(h,J=7.1Hz,1H),2.17-2.
02(m,5H),1.79-1.62(m,4H),1.62-1.40(m,2H)
実施例83:N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(S)
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000202
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ-H、5μm、250×20mm、
移動相:55% CO、45% MeOH)によってN-シクロペンチル-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例16、843mg)
でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Sアトロプ異性体として;37mg)。
MS(ESI):C2826Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、5
14.2[M+H]H NMR(600MHz,CDCl):δ 9.44(s
,1H),8.34(d,J=5.4Hz,1H),7.46-7.34(m,2H),
7.27-6.91(m,7H),6.01(d,J=5.4Hz,1H),5.67(
d,J=7.9Hz,1H),4.14-3.93(m,2H),2.13(s,3H)
,1.84-1.66(m,8H)。
実施例84:N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(R)
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000203
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ-H、5μm、250×20mm、
移動相:55% CO、45% MeOH)によってN-シクロペンチル-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例16、843mg)
でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Rアトロプ異性体として;35mg)。
MS(ESI):C2826Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、5
14.2[M+H]
実施例85:N-((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(S)
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000204
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OD-H、5μm、250×20mm、
移動相:70% CO、30% EtOH)によってN-((1R,4R)-4-ヒド
ロキシシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド(実施例15;843mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(
アトロプ異性体として;18mg)。MS(ESI):C2826Sの質量計
算値、514.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(500MH
z,CDCl):δ 9.47(s,1H),8.35(d,J=5.5Hz,1H)
,7.46-7.34(m,2H),7.21-7.07(m,4H),7.07-6.
91(m,2H),6.02(d,J=5.5Hz,1H),5.38(d,J=7.9
Hz,1H),4.05-3.85(m,1H),3.76-3.59(m,1H),2
.20-2.00(m,7H),1.53-1.42(m,2H),1.42-1.28
(m,2H),1.28-1.20(m,1H)。
実施例86:N-((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(R)
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000205
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OD-H、5μm、250×20mm、
移動相:70% CO 30% EtOH)によってN-((1R,4R)-4-ヒド
ロキシシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド(実施例15;843mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(
アトロプ異性体として;18mg)。MS(ESI):C2826Sの質量計
算値、514.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(500MH
z,CDCl):δ 9.47(s,1H),8.35(d,J=5.5Hz,1H)
,7.50-7.35(m,2H),7.23-7.07(m,4H),7.06-6.
90(m,2H),6.02(d,J=5.5Hz,1H),5.37(d,J=7.9
Hz,1H),4.02-3.85(m,1H),3.75-3.67(m,1H),2
.14-2.02(m,7H),1.54-1.42(m,2H),1.42-1.29
(m,2H),1.27-1.21(m,1H)。
実施例87:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-
N-((1S,3R)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000206
工程A:N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例5と同様の方法で、
工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1、
Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチルN-[(
1R,3S)-3-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製
した。
工程B:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-
((1S,3R)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N-((1S,
3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフ
ェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセ
ナフチレン-2-カルボキサミド(90mg、0.18mmol)及びトリエチルアミン
(57mg、0.56mmol)のDCM(5mL)中溶液にプロパノイルプロパノエイ
ト(24mg、0.18mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。フラッシュカラム
クロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、標題化合物を得た(5
3mg、収率51%)。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555
.6;m/z実測値、556.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO
-d):δ 10.15(s,1H),8.33-8.26(m,1H),8.25-
8.12(m,1H),7.86-7.78(m,1H),7.46-7.39(m,2
H),7.38-7.29(m,1H),7.20-7.15(m,1H),7.12-
7.08(m,2H),7.08-7.04(m,1H),6.98-6.93(m,1
H),5.98-5.89(m,1H),4.23-4.12(m,1H),4.00-
3.88(m,1H),2.26-2.17(m,1H),2.08-2.01(m,5
H),1.91-1.78(m,2H),1.73-1.62(m,1H),1.58-
1.41(m,2H),0.97(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例88:N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(
)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000207
N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例87、工程Aからの生成物、
90mg、0.18mmol)及びトリエチルアミン(57mg、0.56mmol)の
DCM(5mL)中溶液に無水酢酸(24mg、0.24mmol)を添加し、室温で2
時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を
精製して、標題化合物を得た(53mg、収率53%)。MS(ESI):C2927
Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.4[M+H]
NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.16(s,1H),8.37-8
.12(m,2H),7.95-7.87(m,1H),7.45-7.39(m,2H
),7.36-7.29(m,1H),7.20-7.15(m,1H),7.12-7
.08(m,2H),7.08-7.05(m,1H),6.98-6.93(m,1H
),5.97-5.87(m,1H),4.24-4.12(m,1H),3.99-3
.90(m,1H),2.25-2.17(m,1H),2.03(s,3H),1.9
1-1.80(m,2H),1.78(s,3H),1.72-1.62(m,1H),
1.60-1.50(m,1H),1.49-1.40(m,1H)。
実施例89:N-((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピ
ルアクリルアミド)シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフ
ェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセ
ナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000208
工程A:N-((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピルア
クリルアミド)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-
オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボキサミド。実施例7と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキ
シフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチル((1S,4S)-
4-アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N-((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピルア
クリルアミド)シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボキサミド。キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ-H、
5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)によってN-
((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピルアクリルアミド)
シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド(29.5mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Sアトロ
プ異性体として;10mg)。MS(ESI):C3532Sの質量計算値、
632.7;m/z実測値、632.2[M+H]H NMR(400MHz,C
OD):δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H),7.49-6.84(m,9
H),6.08(d,J=5.5Hz,1H),4.14-3.88(m,2H),2.
17-1.68(m,12H),1.38-1.18(m,3H),1.03-0.79
(m,2H)。
実施例90:N-((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピ
ルアクリルアミド)シクロヘキシル)-5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフ
ェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセ
ナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000209
工程A:N-((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピルア
クリルアミド)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-
オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボキサミド。実施例19の工程A~Bを使用して、標題化合物を調製した(43m
g)。
工程B:N-((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピルア
クリルアミド)シクロヘキシル)-5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボキサミド。キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ-H、
5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)によってN-
((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピルアクリルアミド)
シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド(実施例19;29.5mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Rアト
ロプ異性体として;11mg)。MS(ESI):C3532Sの質量計算値
、632.7;m/z実測値、632.2[M+H]H NMR(400MHz,
CDOD):δ 8.33(d,J=5.6Hz,1H),7.49-6.87(m,
9H),6.07(d,J=5.5Hz,1H),4.11-3.89(m,2H),2
.17-1.68(m,12H),1.37-1.23(m,3H),1.05-0.7
7(m,3H)。
実施例91:N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-
(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000210
(1R,2R)-trans-N-Boc-1,2-シクロペンタンジアミン(306
.6mg、1.531mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.525mL、3.
00mmol)、及びTHF(4mL)を含む、撹拌子を備えた、アルゴン下の乾燥した
シンチレーション容器に、室温で4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニルク
ロリド(中間体9、10mL、0.1M、1mmol)を注射器でゆっくり滴下し、rt
で撹拌した。反応溶液中に形成された沈殿物は濾過し、エーテルですすいだ。残渣をDC
Mに溶解し、ジオキサン(4M、5mL)中の過剰なHCLを添加し、50℃で90分間
撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、残渣をDMSOに溶解し、HPLCにより精製し
て、標題化合物を得た(189.1mg、収率38.94%)。MS(ESI):C26
23Sの質量計算値、485.6;m/z実測値、486.1[M+H]
実施例92:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-
N-((1S,4S)-4-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000211
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OD-H、5μm、250×20mm、
移動相:50% CO、50% EtOH)によって5-(2-メチル-4-フェノキ
シフェニル)-4-オキソ-N-((1S,4S)-4-プロピオンアミドシクロヘキシ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキサミド(実施例65;76mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(
Sアトロプ異性体として;33mg、収率17%)。MS(ESI):C3131
Sの質量計算値、569.7;m/z実測値、569.2[M+H]
実施例93:5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-
N-((1S,4S)-4-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000212
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OD-H、5μm、250×20mm、
移動相:50% CO、50% EtOH)によって5-(2-メチル-4-フェノキ
シフェニル)-4-オキソ-N-((1S,4S)-4-プロピオンアミドシクロヘキシ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキサミド(実施例65;76mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(
Rアトロプ異性体として;30mg、収率16%)。MS(ESI):C3131
Sの質量計算値、569.7;m/z実測値、569.2[M+H]
実施例94:N-((1S,4S)-4-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000213
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OD-H、5μm、250×20mm、
移動相:50% CO,50% EtOH)によってN-((1S,4S)-4-アセ
トアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド(実施例64;103mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(
Sアトロプ異性体として;36mg、収率19%)。MS(ESI):C3029
Sの質量計算値、555.7;m/z実測値、555.2[M+H]
実施例95:N-((1S,4S)-4-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000214
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OD-H、5μm、250×20mm、
移動相:50% CO、50% EtOH)によってN-((1S,4S)-4-アセ
トアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド(実施例64;103mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(
Rアトロプ異性体として;36mg、収率19%)。MS(ESI):C3029
Sの質量計算値、555.7;m/z実測値、555.2[M+H]H N
MR(600MHz,CDCl):δ 9.48(s,1H),8.36(d,J=5
.5Hz,1H),7.49-7.34(m,2H),7.22-7.14(m,2H)
,7.13-7.05(m,2H),7.05-6.91(m,2H),6.03(d,
J=5.4Hz,1H),5.62(dd,J=49.6,7.4Hz,2H),4.2
0-3.87(m,2H),2.13(s,3H),2.01(s,3H),1.93-
1.81(m,4H),1.81-1.76(m,2H),1.74-1.68(m,2
H)。
実施例96:N-(rac-(1,3-cis)-3-アミノシクロペンチル)-4-
オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000215
工程A:ラセミ-tert-ブチル(3-(4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート。tert-ブチルrac-[(1S
,3R)-3-アミノシクロペンチル]カルバメート(295mg、1.48mmol)
、THF(4mL)、及びDIPEA(0.525mL、3mmol)を含む、撹拌子を
備えた、アルゴン下の乾燥したシンチレーション容器に、rtで4-オキソ-5-(4-
フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセ
ナフチレン-2-カルボニルクロリド(中間体9、10mL、0.1M、1mmol)を
ゆっくり滴下した。LCMSが反応の完了を示したら、反応物を濃縮乾固させ、DCMに
溶解した。
工程B:N-(rac-(1,3-cis)-3-アミノシクロペンチル)-4-オキ
ソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。ラセミ-tert-ブチル(3-(4
-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメー
トのジオキサン(4M、5mL)中HCl溶液を50℃で2時間撹拌した。反応混合物を
濃縮乾固させ、DMFに溶解し、HPLCにより精製して、標題化合物を得た(231.
6mg、収率47.70%)。MS(ESI):C2623Sの質量計算値、
485.6;m/z実測値、486.1[M+H]H NMR(500MHz,C
OD):δ 8.14(d,J=5.7Hz,1H),7.47-7.26(m,4
H),7.22-7.02(m,5H),6.01(d,J=5.7Hz,1H),4.
45-4.30(m,1H),3.61-3.51(m,1H),2.60-2.46(
m,1H),2.21-1.60(m,5H)。
実施例97:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-
(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000216
工程A:tert-ブチル((1S,2R)-2-(4-オキソ-5-(4-フェノキ
シフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート。tert-ブチル((1S
,2R)-2-アミノシクロペンチル)カルバメート(301.2mg、1.504mm
ol)、THF(4mL)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.525mL、3.0
0mmol)を含む、撹拌子を備えた、アルゴン下の乾燥したシンチレーション容器に、
rtで4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニルクロリド(中間体9、10m
L、0.1M、1mmol)をゆっくり滴下した。反応の進行を、LCMSによりモニタ
ーした。形成された沈殿物を濾過し、エーテルですすいだ。
工程B:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4
-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド。工程Aからの残渣をDCMに溶解し、ジオキサン(
4M、5mL)中の過剰なHClを添加し、50℃で90分間撹拌した。反応混合物を濃
縮乾固させ、残渣をDMFに溶解し、HPLCにより精製して、標題化合物を得た(14
2.3mg、収率29.31%)。MS(ESI):C2623Sの質量計算
値、485.6;m/z実測値、486.1[M+H]H NMR(500MHz
,CDOD):δ 8.24(s,1H),7.48-7.27(m,4H),7.2
4-7.03(m,6H),6.11(s,1H),4.59-4.38(m,1H),
3.78-3.58(m,1H),2.22-2.06(m,2H),1.98-1.6
5(m,4H)。
実施例98:N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-
(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000217
工程A:tert-ブチル((1R,2S)-2-(4-オキソ-5-(4-フェノキ
シフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート。(1R,2S)-2-アミ
ノ-1-(N-Boc-アミノ)シクロペンタン(296.5mg、1.480mmol
)、THF(4mL)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.525mL、3.00m
mol)を含む、撹拌子を備えた、アルゴン下の乾燥したシンチレーション容器に、rt
で4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニルクロリド(中間体9、10mL、
0.1M、1mmol)をゆっくり滴下した。反応の進行を、LCMSによりモニターし
た。形成された沈殿物を濾過し、エーテルですすいだ。
工程B:N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4
-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド。工程Aからの残渣をDCMに溶解し、ジオキサン(
4M、5mL)中の過剰なHClを添加し、50℃で90分間撹拌した。反応混合物を濃
縮乾固させ、残渣をDMFに溶解し、HPLCにより精製して、標題化合物を得た(12
6.6mg、収率26.07%)。MS(ESI):C2623Sの質量計算
値、485.6;m/z実測値、486.1[M+H]H NMR(500MHz
,CDOD):δ 8.15(d,J=5.6Hz,1H),7.48-7.24(m
,4H),7.21-7.04(m,5H),6.02(d,J=5.7Hz,1H),
4.56-4.43(m,1H),3.62(s,1H),2.28-2.05(m,2
H),2.04-1.58(m,4H)。
実施例99:N-((1S,4S)-4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000218
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ-H、5μm、250×20mm、
移動相:70% CO、30% EtOH)によってN-((1S,4S)-4-(ジ
メチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-
オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボキサミド(実施例66;100mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得
た(Sアトロプ異性体として;30mg、収率17%)。MS(ESI):C30
Sの質量計算値、541.7;m/z実測値、541.2[M+H]
NMR(600MHz,CDCl):δ 8.35(d,J=5.5Hz,1H),
7.46-7.35(m,2H),7.27(s,0H),7.23-7.06(m,4
H),7.03-6.89(m,2H),6.01(d,J=5.5Hz,1H),5.
82(d,J=7.9Hz,1H),4.18(dq,J=6.7,3.8Hz,1H)
,2.33(s,6H),2.13(s,4H),1.92-1.55(m,8H)。
実施例100:N-((1S,4S)-4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5
-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000219
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ-H、5μm、250×20mm、
移動相:70% CO、30% EtOH)によってN-((1S,4S)-4-(ジ
メチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-
オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボキサミド(実施例66;100mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得
た(Rアトロプ異性体として;32mg、収率18%)。MS(ESI):C30
Sの質量計算値、541.7;m/z実測値、541.2[M+H]
NMR(600MHz,CDCl):δ 8.35(d,J=5.4Hz,1H),
7.49-7.35(m,2H),7.27(s,1H),7.25-7.06(m,4
H),7.06-6.92(m,2H),6.01(d,J=5.4Hz,1H),5.
70(d,J=7.9Hz,1H),4.22-4.08(m,1H),2.31(s,
6H),2.13(s,4H),1.92-1.63(m,8H)。
実施例101:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000220
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1R,3S)-3-アミノシクロペンチル]カルバメート(
中間体37)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027
Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.4[M+H]H NMR
(400MHz,DMSO-d):δ 10.16(s,1H),8.33-8.27
(m,1H),8.26-8.10(m,2H),7.45-7.40(m,2H),7
.38-7.32(m,1H),7.21-7.15(m,1H),7.13-7.08
(m,2H),7.08-7.05(m,1H),6.98-6.94(m,1H),6
.25-6.16(m,1H),6.10-6.04(m,1H),5.97-5.90
(m,1H),5.58-5.52(m,1H),4.26-4.15(m,1H),4
.09-3.98(m,1H),2.31-2.22(m,1H),2.04(s,3H
),1.94-1.83(m,2H),1.75-1.65(m,1H),1.64-1
.56(m,1H),1.56-1.47(m,1H)。
実施例102:N-((1S,3R)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)
シクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000221
2-(ジメチルアミノ)酢酸(32mg、0.31mmol)、HATU(119mg
、0.313mmol)、及びトリエチルアミン(95mg、0.94mmol)のDM
F(3mL)中溶液に、N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例87、
工程Aからの生成物、156mg、0.312mmol)を添加し、rtで1時間撹拌し
た。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、
標題化合物(59mg、収率96%)を得た。MS(ESI):C3132
の質量計算値、584.7;m/z実測値、585.4[M+H]
実施例103:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1
S,3R)-3-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド。
Figure 0007072690000222
工程A:tert-ブチルメチル(2-(((1R,3S)-3-(5-(S)-(
2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)ア
ミノ)-2-オキソエチル)カルバメート。Boc-サルコシン(31mg、0.16m
mol)、HATU(61mg、0.16mmol)、及びトリエチルアミン(49mg
、0.48mmol)のDMF(3mL)中混合物に、N-((1S,3R)-3-アミ
ノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキサミド(実施例87、工程Aからの生成物、80mg、0.16mmol)を添
加し、rtで1時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより混合物を精製
し、標題化合物を得た(107mg、収率100%)。
工程B:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,3
R)-3-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド。tert-ブチルメチル(2-(((1R,3S)-3-(5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ
)-2-オキソエチル)カルバメート(107mg、0.16mmol)の濃縮HCl(
1mL)及びMeOH(5mL)中溶液を、濃縮乾固させた。残渣を、1M NH水溶
液及びDCMに分散させた。有機層を回収し、フラッシュカラムクロマトグラフィーによ
り精製して、標題化合物を得た(57mg、収率63%)。MS(ESI):C30
Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.4[M+H]
実施例104:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000223
工程A:tert-ブチル((1S,2R)-2-(4-オキソ-5-(4-フェノキ
シフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート。撹拌子を備えた、アルゴン
下の乾燥したシンチレーション容器に、tert-ブチルN-((1S,2R)-2-ア
ミノシクロペンチル)カルバメート(301.2mg、1.504mmol)、THF(
4mL)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.525mL、3.00mmol)を添
加した。上記の反応溶液に、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニルクロリ
ド(中間体9、10mL、0.1M、1mmol)を滴下した。形成された固形沈殿物を
濾過し、エーテルですすいだ。粗生成物を、更に精製することなく次の工程で使用した。
工程B:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4
-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド。tert-ブチル((1S,2R)-2-(5-(
2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)カ
ルバメートをDCMに溶解し、ジオキサン(4M、5mL)中の過剰なHClを添加し、
50℃で90分間反応させた。反応混合物を濃縮乾固させ、残渣をDMFに溶解し、塩基
性逆相HPLCにより精製して、標題化合物を得た(142mg、収率29.3%)。
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。小型炉で乾燥させた、アルゴン下のマイク
ロ波容器に、N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(4-フェノキ
シフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボキサミド(45.8mg、0.094mmol)、DCM(
1.0mL)、及びトリエチルアミン(0.067mL、0.47mmol)を添加した
。氷/アセトン浴中で、容器を-20℃に冷却し、0.17mLのプロパ-2-エノイル
クロリドのDCM中溶液(10mLのDCM中0.5mL)を10~15分間滴下し、次
に5分間かけてゆっくりrtに加温した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで
逆相塩基性HPLCにより混合物を精製して、標題化合物を得た(7.6mg、収率15
%)。MS(ESI):C2925Sの質量計算値、539.6;m/z実測
値、540.2[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.2
6(s,1H),7.49-7.27(m,4H),7.27-7.04(m,5H),
6.38-6.04(m,3H),5.61(dd,J=10.2,1.9Hz,1H)
,4.51-4.38(m,2H),2.16-1.99(m,2H),1.99-1.
55(m,4H)。
実施例105:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000224
実施例1と同様の方法で、工程Aでtert-ブチル((1S,4S)-4-アミノシ
クロヘキシル)カルバメートの代わりに5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)
及びtert-ブチルN-[(1R,3R)-3-アミノシクロペンチル]カルバメート
を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計
算値、553.6;m/z実測値、554.4[M+H]H NMR(400MH
z,CDOD):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.45-7.35(
m,2H),7.30-7.24(mz,1H),7.21-7.12(m,1H),7
.11-7.02(m,3H),7.00-6.93(m,1H),6.29-6.15
(m,2H),6.05(d,J=5.5Hz,1H),5.65-5.58(m,1H
),4.33-4.16(m,2H),2.23-2.09(m,5H),1.87-1
.75(m,2H),1.72-1.51(m,2H)。
実施例106:5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-N-((1R,2S)
-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000225
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体19)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノ
シクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
3027Sの質量計算値、537.6;m/z実測値、538.2[M+H]
H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 9.94(s,1H),8.
33-8.22(m,1H),7.87-7.73(m,4H),7.70-7.64(
m,3H),7.48-7.40(m,3H),7.39-7.34(m,1H),6.
45-6.34(m,1H),6.16-6.08(m,1H),6.08-6.01(
m,1H),5.62-5.52(m,1H),4.27-4.11(m,1H),4.
07-3.96(m,1H),1.76-1.60(m,4H),1.59-1.50(
m,2H),1.44-1.31(m,2H)。
実施例107:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000226
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算
値、553.6;m/z実測値、554.5[M+H]H NMR(400MHz
,CDOD):δ 8.30(d,J=5.6Hz,1H),7.44-7.33(m
,2H),7.30-7.24(m,1H),7.20-7.13(m,1H),7.1
2-7.02(m,3H),7.00-6.92(m,1H),6.31-6.14(m
,2H),6.04(d,J=5.6Hz,1H),5.65-5.56(m,1H),
4.48-4.33(m,2H),2.17-2.03(m,5H),1.95-1.8
5(m,1H),1.80-1.60(m,3H)。
実施例108:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000227
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメートを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129Sの質量計算
値、567.7;m/z実測値、568.2[M+H]H NMR(400MHz
,DMSO-d):δ 9.97(s,1H),8.36-8.24(m,1H),7
.96-7.71(m,2H),7.45-7.39(m,2H),7.38-7.32
(m,1H),7.20-7.15(m,1H),7.13-7.04(m,3H),6
.99-6.93(m,1H),6.45-6.33(m,1H),6.18-6.08
(m,1H),6.00-5.88(m,1H),5.62-5.53(m,1H),4
.28-4.12(m,1H),4.06-3.98(m,1H),2.04(s,3H
),1.76-1.61(m,4H),1.59-1.51(m,2H),1.43-1
.32(m,2H)。
実施例109:N-((1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4
-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000228
実施例104と同様の方法で、工程Aで4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボニルクロリド(中間体9)及びtert-ブチルrac-[(1S,3R)-3-アミ
ノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):
2925Sの質量計算値、539.6;m/z実測値、540.2[M+H
H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.54(s,1H),8.3
4(d,J=5.5Hz,1H),7.50-7.34(m,3H),7.31-7.2
7(m,2H),7.23-7.10(m,5H),6.41(dd,J=16.8,1
.3Hz,1H),6.16-6.04(m,2H),5.69(dd,J=10.3,
1.4Hz,1H),4.41-4.35(m,1H),4.27-4.04(m,1H
),3.79-3.49(m,1H),2.46-1.75(m,6H)。
実施例110:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000229
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体31)及びtert-ブチルN-[(1R,3S)-3-ア
ミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI)
:C2729Sの質量計算値、519.6;m/z実測値、520.5[M+
H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.29(d,J=5.4H
z,1H),7.29-7.11(m,1H),7.06-6.82(m,2H),6.
37-6.15(m,2H),6.02(d,J=5.5Hz,1H),5.76-5.
52(m,1H),4.72-4.58(m,1H),4.44-4.11(m,2H)
,2.58-2.40(m,1H),2.19-1.95(m,5H),1.88-1.
71(m,2H),1.68-1.54(m,1H),1.40-1.30(m,6H)
実施例111:N-((1R,2R)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)
シクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000230
N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例67、工程Aからの生成物、
100mg、0.2mmol)のDMF(3mL)中撹拌溶液に、2-(ジメチルアミノ
)酢酸(22mg、0.16mmol)、HATU(75mg、0.20mmol)、及
びトリエチルアミン(40mg、0.40mmol)を添加した。反応混合物を室温にて
一晩撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、残渣をエチルアセテート及び水に分割した。
有機層を分離し、生理食塩水とともに揺動し、無水NaSOで乾燥させた。フラッシ
ュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(
59mg、収率50%)。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、58
4.7;m/z実測値、585.2[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.29(d,J=5.5Hz,1H),7.45-7.35(m,2H)
,7.32-7.24(m,1H),7.20-7.12(m,1H),7.12-7.
03(m,3H),7.00-6.92(m,1H),6.04(d,J=5.5Hz,
1H),4.39-4.11(m,2H),3.04-2.88(m,2H),2.29
-2.25(m,6H),2.18-2.06(m,5H),1.87-1.74(m,
2H),1.75-1.50(m,2H)。
実施例112:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1
R,2R)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド。
Figure 0007072690000231
工程A:tert-ブチルメチル(2-(((1R,2R)-2-(5-(S)-(
2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)ア
ミノ)-2-オキソエチル)カルバメート。N-((1R,2R)-2-アミノシクロペ
ンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド(実施例67、工程Aからの生成物、80mg、0.16mmol)のDMF(3m
L)中撹拌溶液に、2-[tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ酢酸(36m
g、0.16mmol)、HATU(73mg、0.19mmol)、及びジイソプロピ
ルエチルアミン(45mg、0.35mmol)を添加した。得られた混合物を室温で一
晩撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、残渣をエチルアセテート及び水に分割した。有
機層を分離し、生理食塩水とともに揺動し、無水NaSOで乾燥させた。フラッシュ
カラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(7
0mg、収率65%)。
工程B:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2
R)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド。tert-ブチルメチル(2-(((1R,2R)-2-(5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ
)-2-オキソエチル)カルバメート(70mg、0.10mmol)の濃縮HCl(2
mL)及びMeOH(15mL)中溶液を、室温で約2時間撹拌した。反応混合物を濃縮
乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体として
標題化合物を得た(56mg、収率87%)。MS(ESI):C3030
の質量計算値、570.7;m/z実測値、571.2[M+H]H NMR(4
00MHz,CDOD):δ 8.46(s,1H),8.32(d,J=5.5Hz
,1H),7.45-7.35(m,2H),7.32-7.24(m,1H),7.1
9-7.13(m,1H),7.12-7.03(m,3H),7.01-6.92(m
,1H),6.07(d,J=5.5Hz,1H),4.32-4.16(m,2H),
3.66(s,2H),2.61(s,3H),2.21-2.04(m,5H),1.
91-1.76(m,2H),1.75-1.52(m,2H)。
実施例113:N-((1R,2R)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチ
ル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000232
実施例112と同様の方法で、工程Aで2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)
酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質
量計算値、556.6;m/z実測値、557.5[M+H]H NMR(400
MHz,CDOD):δ 8.49(s,1H),8.31(d,J=5.5Hz,1
H),7.48-7.35(m,2H),7.32-7.25(m,1H),7.22-
7.13(m,1H),7.12-7.02(m,3H),7.00-6.92(m,1
H),6.06(d,J=5.5Hz,1H),4.29-4.15(m,2H),3.
57(s,2H),2.25-2.05(m,5H),1.90-1.76(m,2H)
,1.72-1.52(m,2H)。
実施例114:N-((1S,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000233
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1R,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算
値、553.6;m/z実測値、554.2[M+H]H NMR(400MHz
,CDOD):δ 8.28(d,J=5.0Hz,1H),7.46-7.31(m
,2H),7.30-7.20(m,1H),7.19-7.10(m,1H),7.0
9-6.98(m,3H),6.97-6.89(m,1H),6.35-6.12(m
,2H),6.03(d,J=5.5Hz,1H),5.68-5.52(m,1H),
4.48-4.32(m,2H),2.24-1.99(m,5H),1.96-1.8
1(m,1H),1.81-1.54(m,3H)。
実施例115:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000234
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算
値、499.6;m/z実測値、500.3[M+H]H NMR(400 MH
z,CD:OD):δ 8.49(s,1H),8.30(d,J=5.5Hz,1H
),7.44-7.35(m,2H),7.34-7.24(m,1H),7.19-7
.13(m,1H),7.12-7.02(m,3H),7.02-6.93(m,1H
),6.04(d,J=5.6Hz,1H),4.52-4.43(m,1H),3.7
8-3.69(m,1H),2.21-2.11(m,2H),2.09(s,3H),
2.01-1.86(m,2H),1.80-1.67(m,2H)。
実施例116:N-((1S,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000235
実施例1と同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びter
t-ブチルN-[(1S,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、55
3.6;m/z実測値、554.1[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.44-7.34(m,2H)
,7.31-7.23(m,1H),7.18-7.13(m,1H),7.11-7.
01(m,3H),6.99-6.92(m,1H),6.27-6.16(m,2H)
,6.04(d,J=5.5Hz,1H),5.66-5.57(m,1H),4.33
-4.15(m,2H),2.23-2.05(m,5H),1.86-1.72(m,
2H),1.70-1.52(m,2H)。
実施例117:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000236
工程A.tert-ブチル((1R,3S)-3-(4-オキソ-5-(4-フェノキ
シフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート。撹拌子を備えた、アルゴン
下の乾燥したシンチレーション容器に、tert-ブチル((1R,3S)-3-アミノ
シクロペンチル)カルバメート(309.3mg、1.544mmol)、ジイソプロピ
ルエチルアミン(0.50mL、2.9mmol)、及びTHF(4mL)を添加した。
次に、室温で4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニルクロリド(中間体9、
10mL、0.1M、1mmol)を注射器で1時間かけてゆっくり滴下した。反応物を
Gilson逆相酸性HPLCによって精製した。
工程B.N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4
-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド。tert-ブチル((1R,3S)-3-(4-オ
キソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメートを
DCM(5mL)及びエーテル(5mL)中の2M HClに溶解し、rtで一晩(20
時間)撹拌した。反応混合物を濾過し、沈殿物をDCMですすいだ。残渣をメタノールに
溶解し、アセトニトリルを添加した。反応物を濃縮乾固させ、凍結乾燥させて、標題化合
物を得た(252.1mg、2工程で51.9%)。MS(ESI):C2623
Sの質量計算値、485.57;m/z実測値、486.1[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD):δ 8.35(d,J=5.6Hz,1H),7.
48-7.36(m,4H),7.24-7.08(m,6H),6.21(d,J=5
.6Hz,1H),4.38-4.30(m,1H),3.73-3.62(m,1H)
,2.61-2.49(m,1H),2.21-1.76(m,5H)。
工程C:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。撹拌子を備えた、アルゴン下の乾燥したシ
ンチレーション容器に、N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-4-オキ
ソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(112.7mg、0.232mmol
)、DCM(3.38mL)、及びトリエチルアミン(0.225mL、1.62mmo
l)を添加した。白色の懸濁液を氷/アセトン浴中で-20℃に冷却した。この溶液に、
DCM中溶液として、プロパ-2-エノイルクロリド(0.0187mL、0.22mm
ol)をゆっくり添加した(10mL中0.5mL、この溶液の0.37mLを添加)。
撹拌しながら反応物をrtに加温し、10分間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、残
渣をメタノールに溶解し、Dionexカラムで逆相塩基性HPLCにより精製して、標
題化合物を得た(16.3mg、収率13.0%)。MS(ESI):C2925
Sの質量計算値、539.6;m/z実測値、540.1[M+H]H NM
R(400MHz,CDCl):δ 9.54(s,1H),8.35(d,J=5.
5Hz,1H),7.46-7.36(m,3H),7.29(s,1H),7.25-
7.04(m,6H),6.48-6.25(m,2H),6.21-6.03(m,2
H),5.70(d,J=10.3Hz,1H),4.48-4.00(m,2H),2
.57-2.40(m,1H),2.05(d,J=4.3Hz,1H),1.99-1
.81(m,4H)。
実施例118:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000237
実施例104と同様の方法で、工程Aで4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボニルクロリド(中間体9)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシクロ
ヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C30
27Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.1[M+H]
H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=7.7Hz,1H)
,7.41(dddd,J=10.7,8.7,6.4,2.1Hz,4H),7.22
-7.05(m,5H),6.49-6.35(m,1H),6.27(dd,J=17
.0,1.9Hz,1H),6.23-6.09(m,1H),5.67(dd,J=1
0.3,1.8Hz,1H),4.41(s,1H),4.18(s,1H),1.89
-1.44(m,9H)。
実施例119:N-((1S,4S)-4-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000238
実施例104と同様の方法で、工程Aで4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボニルクロリド(中間体9)及び1-N-boc-cis-1,4-シクロヘキシルジア
ミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質
量計算値、553.6;m/z実測値、554.1[M+H]H NMR(500
MHz,CDOD):δ 8.36-8.24(m,1H),7.43-7.36(m
,4H),7.20-7.13(m,3H),7.13-7.09(m,2H),6.3
8-6.28(m,1H),6.27-6.14(m,2H),5.75-5.57(m
,1H),4.05-3.88(m,1H),1.92-1.64(m,8H)。
実施例120:N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000239
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算
値、499.6;m/z実測値、500.4[M+H]H NMR(400MHz
,CDOD):δ 8.50(s,1H),8.33(d,J=5.6Hz,1H),
7.45-7.35(m,2H),7.32-7.25(m,1H),7.21-7.1
3(m,1H),7.11-7.04(m,3H),7.01-6.94(m,1H),
6.07(d,J=5.6Hz,1H),4.31-4.18(m,1H),3.52-
3.40(m,1H),2.31-2.15(m,2H),2.10(s,3H),1.
94-1.82(m,3H),1.79-1.67(m,1H)。
実施例121:N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000240
実施例104、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボニルクロリド(中間体9)及びN-[(1S,3R)-3-アミノシクロペンチル]プ
ロパ-2-エナミド(中間体45)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI)
:C2925Sの質量計算値、539.6;m/z実測値、540.0[M+
H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.54(s,1H),8.
35(d,J=5.5Hz,1H),7.47-7.34(m,2H),7.29-7.
28(m,1H),7.27(s,2H),7.25-7.02(m,6H),6.41
(dd,J=16.9,1.3Hz,1H),6.19-5.91(m,2H),5.7
0(dd,J=10.3,1.3Hz,1H),4.47-4.31(m,1H),4.
18-4.00(m,1H),2.74-1.77(m,6H)。
実施例122:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1
R,2S)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド。
Figure 0007072690000241
工程A.N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の
方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1、
Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチルN-[(
1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製
した。
工程B:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2
S)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド。N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(70mg、0.14mmol)
、2-[tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]酢酸(26mg、0.14m
mol)、トリエチルアミン(28mg、0.28mmol)、及びHATU(53mg
、0.14mmol)のDMF(3mL)中溶液を、rtで3時間撹拌した。水を添加し
、沈殿物を濾過して淡黄色固体を得た。固体をMeOH(2mL)及びHCl(2mL)
に溶解し、50℃で30分間加熱した。反応混合物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムク
ロマトグラフィーにより残渣を精製して、標題化合物(62mg、収率98%)を得た。
MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、5
71.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.45(s
,1H),8.28(d,J=5.5Hz,1H),7.46-7.34(m,2H),
7.30-7.24(m,1H),7.20-7.12(m,1H),7.12-7.0
3(m,3H),7.01-6.93(m,1H),6.02(d,J=5.5Hz,1
H),4.49-4.35(m,2H),3.68(s,2H),2.62(s,3H)
,2.14-1.99(m,5H),1.96-1.86(m,1H),1.80-1.
61(m,3H)。
実施例123:N-((1S,2S)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)
シクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000242
実施例122と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む
)及びtert-ブチルN-[(1S,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメー
ト、工程Bで2-(ジメチルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(E
SI):C3132Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.2
[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5
.6Hz,1H),7.43-7.33(m,2H),7.30-7.22(m,1H)
,7.21-7.12(m,1H),7.11-7.02(m,3H),7.01-6.
89(m,1H),6.04(d,J=5.6Hz,1H),4.33-4.22(m,
1H),4.22-4.12(m,1H),3.02-2.89(m,2H),2.26
(s,6H),2.16-2.07(m,5H),1.86-1.75(m,2H),1
.75-1.66(m,1H),1.62-1.51(m,1H)。
実施例124:N-((1S,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000243
実施例104と同様の方法で、工程Aで4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボニルクロリド(中間体9)及びtert-ブチルN-[(1R,2S)-2-アミノシ
クロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
27Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.1[M+H]
H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.31(d,J=5.6Hz,1
H),7.46-7.34(m,4H),7.22-7.06(m,5H),6.49-
6.36(m,1H),6.31-6.25(m,1H),6.18(d,J=5.6H
z,1H),5.67(dd,J=10.2,1.8Hz,1H),4.45-4.37
(m,1H),4.21-4.08(m,1H),1.89-1.41(m,9H)。
実施例125:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1
R,2S)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド。
Figure 0007072690000244
工程A.N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の
方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1、
Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチルN-[(
1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製
した。
工程B.5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2
S)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド。実施例122、工程Bと同様の方法で、2-[tert-ブトキシカルボニル(メ
チル)アミノ]酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3132
Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.2[M+H]
実施例126:N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5
-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000245
実施例104、工程A~Bと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボニルクロリド(中間体9)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミ
ノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):
2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.1[M+H
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.54(s,1H),8.1
5(d,J=5.6Hz,1H),7.49-7.24(m,4H),7.19-7.0
8(m,3H),7.08-7.03(m,2H),6.01(d,J=5.5Hz,1
H),4.33-4.24(m,1H),3.66-3.53(m,1H),1.93-
1.38(m,9H)。
実施例127:N-((1S,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000246
実施例104と同様の方法で、工程Aで4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボニルクロリド(中間体9)及びtert-ブチルN-[(1R,2S)-2-アミノシ
クロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
25Sの質量計算値、539.6;m/z実測値、540.1[M+H]
実施例128:N-((1R,2S)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)
シクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000247
実施例122と同様の方法で、工程Bで2-(ジメチルアミノ)酢酸を使用して、標題
化合物を調製した。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、584.7
;m/z実測値、585.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)
:δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.43-7.35(m,2H),7.
31-7.21(m,1H),7.19-7.13(m,1H),7.10-7.03(
m,3H),7.00-6.92(m,1H),6.04(d,J=5.5Hz,1H)
,4.47-4.34(m,2H),3.16(s,2H),2.36(s,6H),2
.13-2.02(m,5H),1.95-1.85(m,1H),1.79-1.59
(m,3H)。
実施例129:N-((1R,2S)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロヘキシ
ル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000248
実施例122、工程Bと同様の方法で、N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキ
シル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド(実施例125、工程Aからの生成物)、及び2-(tert-ブトキシカルボニルア
ミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030
Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.2[M+H]
実施例130:N-((1S,2S)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチ
ル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000249
実施例122と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む
)及びtert-ブチルN-[(1S,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメー
ト、工程Bで(2-tert-ブトキシ-2-オキソ-エチル)カルバミン酸を使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、55
6.6;m/z実測値、557.2[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.03(d,J=5.6Hz,1H),7.42-7.29(m,2H)
,7.20-7.06(m,4H),7.04-6.99(m,1H),6.98-6.
91(m,1H),5.76(d,J=5.6Hz,1H),4.35-4.26(m,
1H),4.20-4.09(m,1H),3.25-3.19(m,2H),2.27
-2.13(m,2H),2.10(s,3H),1.88-1.74(m,3H),1
.64-1.50(m,1H)。
実施例131:N-((1R,2S)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチ
ル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000250
N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例115、52.0mg、0.
104mmol)及びトリエチルアミン(21mg、0.21mmol)のDCM(10
mL)中溶液に、(2,5-ジオキソピロリジン-1-イル)2-(tert-ブトキシ
カルボニルアミノ)アセテート(57mg、0.21mmol)を氷浴中で添加し、次い
でrtで1時間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、残渣をHCl(2mL)及びMe
OH(mL)に溶解し、50℃に加熱し、30分間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ
、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物を得た(43mg、
収率97%)。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m
/z実測値、557.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ
8.48(s,1H),8.26(d,J=5.5Hz,1H),7.44-7.35
(m,2H),7.29-7.24(m,1H),7.20-7.13(m,1H),7
.11-7.03(m,3H),6.99-6.93(m,1H),6.00(d,J=
5.6Hz,1H),4.47-4.35(m,2H),3.60(s,2H),2.1
6-2.08(m,4H),2.07-2.00(m,1H),1.96-1.85(m
,1H),1.78-1.64(m,3H)。
実施例132:N-((1R,2S)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)
シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000251
実施例122、工程Bと同様の方法で、N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキ
シル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド(実施例125、工程Aからの生成物)及び2-(ジメチルアミノ)酢酸を使用して、
標題化合物を調製した。MS(ESI):C3234Sの質量計算値、598
.7;m/z実測値、599.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO
-d):δ 8.24-8.20(m,1H),8.20-8.09(m,1H),7
.77-7.70(m,1H),7.44-7.39(m,2H),7.32-7.36
(m,1H),7.19-7.14(m,1H),7.11-7.07(m,2H),7
.06-7.03(m,1H),6.95-6.91(m,1H),5.88-5.82
(m,1H),4.13-4.03(m,2H),3.22-3.19(m,1H),3
.12-3.07(m,1H),2.29(s,6H),2.02(s,3H),1.7
4-1.59(m,4H),1.55-1.49(m,1H),1.47-1.33(m
,3H)。
実施例133:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1
S,2S)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド。
Figure 0007072690000252
実施例122と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む
)及びtert-ブチルN-[(1S,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメー
ト、工程Bで2-[tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]酢酸を使用して、
標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570
.7;m/z実測値、571.2[M+H]H NMR(400MHz,CD
D):δ 8.03(d,J=5.6Hz,1H),7.43-7.30(m,2H),
7.17-7.11(m,2H),7.10-7.06(m,2H),7.06-6.9
9(m,1H),6.97-6.91(m,1H),5.75(d,J=5.7Hz,1
H),4.37-4.23(m,1H),4.22-4.04(m,1H),3.17-
3.13(m,2H),2.31(s,3H),2.26-2.12(m,2H),2.
09(s,3H),1.91-1.74(m,3H),1.61-1.49(m,1H)
実施例134:N-((1S,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000253
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1S,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメート、
工程Bでアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C29
27Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.1[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.23(d,J=5.5Hz,1H
),7.44-7.31(m,2H),7.30-7.19(m,1H),7.18-7
.12(m,1H),7.10-7.00(m,3H),6.97-6.92(m,1H
),5.97(d,J=5.6Hz,1H),4.25-4.08(m,2H),2.1
8-2.08(m,5H),1.91(s,3H),1.86-1.74(m,2H),
1.73-1.63(m,1H),1.61-1.43(m,1H)。
実施例135:N-((1S,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000254
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1S,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算
値、499.6;m/z実測値、500.2[M+H]H NMR(400MHz
,CDOD):δ 8.03(d,J=5.7Hz,1H),7.41-7.31(m
,2H),7.19-7.04(m,4H),7.04-7.00(m,1H),6.9
8-6.89(m,1H),5.76(d,J=5.6Hz,1H),4.03-3.9
1(m,1H),3.26-3.19(m,1H),2.22-2.13(m,1H),
2.10(s,3H),2.07-1.99(m,1H),1.82-1.66(m,3
H),1.50-1.39(m,1H)。
実施例136:N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000255
N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例125、工程Aからの生成物
、77mg、0.15mmol)及びトリエチルアミン(46mg、0.45mmol)
のDCM(5mL)中溶液に、無水酢酸(15mg、0.15mmol)を添加し、室温
で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合
物を精製して、標題化合物を得た(64mg、収率77%)。MS(ESI):C30
29Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]
H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 9.96(s,1H),8.36-
8.22(m,1H),7.82-7.64(m,1H),7.63-7.57(m,1
H),7.44-7.39(m,2H),7.39-7.28(m,1H),7.19-
7.14(m,1H),7.12-7.07(m,2H),7.07-7.04(m,1
H),6.97-6.92(m,1H),6.01-5.86(m,1H),4.14-
4.01(m,1H),4.01-3.93(m,1H),2.03(s,3H),1.
87(s,3H),1.70-1.58(m,4H),1.55-1.44(m,2H)
,1.40-1.29(m,2H)。
実施例137:N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(3-クロ
ロ-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000256
工程A.5-(3-クロロ-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体1
と同様の方法で、工程Aで2-クロロ-1-フルオロ-4-ニトロベンゼンを使用して、
標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(3-クロロ-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5
-(3-クロロ-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びtert-ブチルN
-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物
を調製した。MS(ESI):C2724ClNSの質量計算値、534.0;
m/z実測値、534.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):
δ 8.16-8.10(m,1H),7.57-7.49(m,1H),7.42-7
.34(m,2H),7.30-7.23(m,1H),7.18-7.11(m,2H
),7.08-7.02(m,2H),6.05-6.00(m,1H),4.45-4
.38(m,1H),3.42-3.33(m,1H),1.91-1.77(m,4H
),1.76-1.66(m,2H),1.62-1.54(m,1H),1.52-1
.43(m,1H)。
実施例138:N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000257
実施例136と同様の方法で、N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-
5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施
例115)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927
Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.5[M+H]H NMR(
400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.45-
7.33(m,2H),7.31-7.24(m,1H),7.20-7.12m,1H
),7.12-7.02(m,3H),6.99-6.93(m,1H),6.04(d
,J=5.4Hz,1H),4.40-4.29(m,2H),2.11(s,3H),
2.08-1.99(m,2H),1.93(s,3H),1.89-1.82(m,1
H),1.75-1.62(m,3H)。
実施例139:N-((1R,3R)-3-ヒドロキシシクロヘキシル)-4-オキソ
-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000258
実施例104、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボニルクロリド(中間体9)及び(1R,3R)-3-アミノシクロヘキサノールを使用
して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、
500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(500MHz,C
DCl):δ 9.55(s,1H),8.36(s,1H),7.47-7.35(
m,2H),7.29-7.26(m,1H),7.23-7.04(m,5H),6.
21(s,1H),5.43(d,J=7.8Hz,1H),4.49-4.29(m,
1H),4.29-4.13(m,2H),3.82-3.56(m,0H),2.66
-2.28(m,1H),2.12-1.80(m,3H),1.77-1.52(m,
4H),1.47-1.17(m,1H)。
実施例140:N-((1R,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-4-オキソ
-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000259
実施例104、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボニルクロリド(中間体9)及び(1S,2R)-2-アミノシクロペンタノールを使用
して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2622Sの質量計算値、
486.6;m/z実測値、487[M+H]H NMR(500MHz,CD
OD):δ 8.30(d,J=5.6Hz,1H),7.47-7.32(m,4H)
,7.26-7.03(m,5H),6.17(d,J=5.6Hz,1H),4.31
-4.05(m,2H),2.11-1.53(m,7H)。
実施例141:5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-N-((1R,2S)
-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000260
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体19)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノ
シクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
2725Sの質量計算値、483.6;m/z実測値、484.2[M+H]
実施例142:N-((1R,3S)-3-ヒドロキシシクロヘキシル)-4-オキソ
-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000261
実施例104、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボニルクロリド(中間体9)及び(1R,3R)-3-アミノシクロヘキサノールを使用
して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、
500.6;m/z実測値、501.0[M+H]H NMR(500MHz,C
DCl):δ 9.52(s,1H),8.38(s,1H),7.48-7.38(
m,2H),7.32-7.27(m,1H),7.23-7.07(m,5H),6.
21(s,1H),4.19(s,1H),4.05(s,1H),3.42(s,3H
),2.14-2.01(m,1H),1.98-1.40(m,7H)。
実施例143:N-((1S,3S)-3-ヒドロキシシクロヘキシル)-4-オキソ
-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000262
実施例104、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボニルクロリド(中間体9)及び(1S,3S)-3-アミノシクロヘキサノールを使用
して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、
500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(500MHz,C
DCl):δ 9.64(s,1H),8.35(d,J=5.9Hz,1H),7.
47-7.37(m,2H),7.30-7.26(m,1H),7.25(d,J=3
.5Hz,1H),7.24-7.08(m,5H),6.25(d,J=5.9Hz,
1H),5.65(d,J=7.8Hz,1H),4.44-4.29(m,1H),4
.21(s,1H),2.16-1.29(m,9H)。
実施例144:5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-N-((1R,2R)
-2-ヒドロキシシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000263
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体19)及び(1R,2R)-2-アミノシクロペンタノールを使
用して、標題化合物を調製した((1R,2R)-2-アミノシクロペンタノールを使用
したため、HClでの脱保護は不要である)。MS(ESI):C2622
の質量計算値、470.5;m/z実測値、471.1[M+H]H NMR(4
00MHz,DMSO-d):δ 10.10(s,1H),8.31-8.26(m
,1H),8.05-7.97(m,1H),7.84-7.80(m,1H),7.7
9-7.76(m,1H),7.70-7.67(m,2H),7.67-7.63(m
,1H),7.48-7.43(m,3H),7.39-7.34(m,1H),6.0
7-6.03(m,1H),4.80-4.73(m,1H),4.02-3.94(m
,2H),2.01-1.93(m,1H),1.89-1.79(m,1H),1.6
7-1.59(m,2H),1.53-1.41(m,2H)。
実施例145:N-((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5
-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000264
実施例104、工程A~Bと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボニルクロリド(中間体9)及びtert-ブチルN-(4-アミノシクロヘキシル
)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725
Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、[M+H]
実施例146:N-(trans-(1R,4R)-4-アミノシクロヘキシル)-4
-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000265
実施例104、工程A~Bと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボニルクロリド(中間体9)及びtrans-N-Boc-1,4-シクロヘキサン
ジアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725
の質量計算値、499.6;m/z実測値、[M+H]H NMR(500MHz
,CDOD):δ 8.31(d,J=5.6Hz,1H),7.49-7.35(m
,4H),7.23-7.05(m,5H),6.18(d,J=5.6Hz,1H),
3.90(ddt,J=11.7,7.7,4.0Hz,1H),3.17-3.02(
m,1H),2.10(dq,J=13.9,4.3Hz,4H),1.68-1.39
(m,4H)。
実施例147:trans-N-((1RS,3RS)-3-アミノシクロペンチル)
-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000266
実施例104、工程A~Bと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボニルクロリド(中間体9)及びtrans-tert-ブチルN-[(1R,3R
)-3-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS
(ESI):C2623Sの質量計算値、485.6;m/z実測値、486
.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.21(d,J
=5.6Hz,1H),7.47-7.30(m,4H),7.25-7.03(m,5
H),6.09(d,J=5.6Hz,1H),4.60-4.43(m,1H),3.
90-3.59(m,1H),2.35-2.05(m,4H),1.84-1.56(
m,2H)。
実施例148:N-((1S,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5
-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000267
実施例104、工程A~Bと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボニルクロリド(中間体9)及びtert-ブチルN-[(1S,2S)-2-アミ
ノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):
2623Sの質量計算値、485.6;m/z実測値、486.1[M+H
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.43(s,1H),8.3
0(d,J=5.6Hz,1H),7.86-7.79(m,1H),7.73-7.6
2(m,4H),7.47-7.38(m,3H),7.37-7.31(m,1H),
6.19(d,J=5.6Hz,1H),4.67-4.50(m,1H),3.70-
3.58(m,1H),3.55-3.45(m,2H),3.27-3.15(m,1
H),2.92(s,3H),2.60-2.45(m,1H),2.30-2.15(
m,1H)。
実施例149:N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5
-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000268
実施例104、工程A~Bと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボニルクロリド(中間体9)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミ
ノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):
2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.1[M+H
H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.17(d,J=5.6Hz
,1H),7.50-7.23(m,4H),7.23-6.97(m,5H),6.0
4(d,J=5.7Hz,1H),4.01-3.79(m,1H),3.08-2.9
4(m,1H),2.22-1.75(m,4H),1.62-1.23(m,4H)。
実施例150:tert-ブチル((1R,3S)-3-(4-オキソ-5-(4-フ
ェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート。
Figure 0007072690000269
実施例104、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボニルクロリド(中間体9)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシ
クロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
31Sの質量計算値、585.7;m/z実測値、486.1(-Boc)
[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.34(d,J=5
.6Hz,1H),7.44-7.36(m,2H),7.31-7.27(m,2H)
,7.23-7.06(m,5H),6.13(d,J=5.3Hz,1H),5.03
-4.96(m,1H),4.48-4.34(m,1H),3.85-3.72(m,
1H),2.53-2.35(m,1H),2.04-1.64(m,6H),1.50
(s,9H),1.45-1.43(m,1H)。
実施例151:tert-ブチルtrans-((1R,4R)-4-(4-オキソ-
5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート。
Figure 0007072690000270
実施例104、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボニルクロリド(中間体9)及びtrans-N-Boc-1,4-シクロヘキサンジア
ミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3233Sの質
量計算値、599.7;m/z実測値、600.2[M+H]H NMR(400
MHz,CDCl):δ 9.48(s,1H),8.35(d,J=5.5Hz,1
H),7.44-7.36(m,2H),7.23-7.08(m,5H),6.17(
d,J=5.6Hz,1H),5.35(d,J=7.9Hz,1H),4.51-4.
31(m,1H),3.90(s,1H),3.47(s,1H),2.19-1.99
(m,5H),1.52-1.15(m,14H)。
実施例152:N-((1-ヒドロキシシクロヘキシル)メチル)-4-オキソ-5-
(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000271
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aでオキソ-5-(4-フェノキシフェニル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸(中間体2)及び1-アミノメチル-1-シクロヘキサノールヒドロクロリドを使
用し、HClでの脱保護工程を行わずに、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
26Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.0[M+H]
H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.55(s,1H),8.33(
s,1H),8.02(s,1H),7.45-7.34(m,2H),7.36-7.
25(m,2H),7.23-7.06(m,5H),6.39(t,J=5.9Hz,
1H),6.14(s,1H),3.46(d,J=5.7Hz,2H),2.96(s
,2H),1.63-1.45(m,7H),1.35(q,J=10.0,8.3Hz
,1H)。
実施例153:N-((1S,3R)-3-((E)-4-(ジメチルアミノ)ブタ-
2-エナミド)シクロペンチル)-5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000272
実施例122と同様の方法で、工程Aで5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボン酸(中間体31)及びtert-ブチルN-[(1R,2S)-2
-アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで(E)-4-(ジメチルアミノ)ブタ
-2-エン酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3036
Sの質量計算値、576.7;m/z実測値、577.6[M+H]H NMR
(400MHz,CDOD):δ 8.48(s,1H),8.28(d,J=5.5
Hz,1H),7.28-7.13(m,1H),7.01-6.86(m,2H),6
.84-6.68(m,1H),6.34-6.16(m,1H),6.01(d,J=
5.5Hz,1H),4.74-4.58(m,1H),4.43-4.29(m,1H
),4.25-4.13(m,1H),3.67-3.51(m,2H),2.60(s
,6H),2.55-2.40(m,1H),2.10(s,3H),2.07-1.9
5(m,2H),1.92-1.71(m,2H),1.68-1.57(m,1H),
1.42-1.27(m,6H)。
実施例154:N-((1S,2R)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチ
ル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000273
実施例122と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む
)及びtert-ブチルN-[(1R,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメー
ト、工程Bで2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物
を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/
z実測値、557.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ
8.41(s,1H),8.29(d,J=5.5Hz,1H),7.45-7.33(
m,2H),7.28-7.23(m,1H),7.22-7.13(m,1H),7.
11-7.02(m,3H),7.00-6.91(m,1H),6.04(d,J=5
.6Hz,1H),4.51-4.31(m,2H),3.77-3.55(m,2H)
,2.19-1.99(m,5H),1.98-1.83(m,1H),1.80-1.
60(m,3H)。
実施例155:N-((1S,2R)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)
シクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000274
実施例122と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む
)及びtert-ブチルN-[(1R,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメー
ト、工程Bで2-(ジメチルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(E
SI):C3132Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.5
[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.36(s,1H)
,8.33-8.24(m,1H),7.46-7.31(m,2H),7.28-7.
20(m,1H),7.19-7.11(m,1H),7.11-6.99(m,3H)
,6.99-6.89(m,1H),6.13-5.95(m,1H),4.50-4.
27(m,2H),3.61-3.38(m,2H),2.70-2.38(m,6H)
,2.20-1.95(m,5H),1.94-1.53(m,4H)。
実施例156:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1
S,2R)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド。
Figure 0007072690000275
実施例122と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む
)及びtert-ブチルN-[(1R,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメー
ト、工程Bで2-[tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]酢酸を使用して、
標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570
.7;m/z実測値、571.4[M+H]H NMR(400MHz,CD
D):δ 8.42(s,1H),8.29(d,J=5.4Hz,1H),7.46-
7.33(m,2H),7.28-7.21(m,1H),7.20-7.13(m,1
H),7.12-7.01(m,3H),6.99-6.91(m,1H),6.04(
d,J=5.6Hz,1H),4.51-4.33(m,2H),3.77-3.55(
m,2H),2.63(s,3H),2.17-1.98(m,5H),1.97-1.
84(m,1H),1.80-1.60(m,3H)。
実施例157:N-((1S,3R)-3-ヒドロキシシクロヘキシル)-4-オキソ
-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000276
実施例104、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボニルクロリド(中間体9)及び(1R,3S)-3-アミノ-シクロヘキサノールヒド
ロクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724
Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(
500MHz,CDCl):δ 9.47(s,1H),8.31(d,J=5.6H
z,1H),7.45-7.27(m,4H),7.22-6.99(m,5H),6.
75(s,1H),6.13(d,J=5.4Hz,1H),4.27-3.94(m,
2H),2.18-1.20(m,9H)。
実施例158:N-((1S,3R)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)
シクロペンチル)-5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド。
Figure 0007072690000277
実施例122と同様の方法で、工程Aで5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボン酸(中間体31)及びtert-ブチルN-[(1R,2S)-2
-アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで2-(ジメチルアミノ)酢酸を使用し
て、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2834Sの質量計算値、5
50.7;m/z実測値、552.1[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.45(s,1H),8.29(d,J=4.9Hz,1H),7.2
9-7.16(m,1H),7.01-6.95(m,1H),6.91(dd,J=8
.6,2.4Hz,1H),6.02(d,J=5.0Hz,1H),4.73-4.6
0(m,1H),4.38-4.10(m,2H),3.47(s,2H),2.63(
s,6H),2.51-2.37(m,1H),2.11(s,3H),2.07-1.
93(m,2H),1.91-1.71(m,2H),1.70-1.58(m,1H)
,1.41-1.29(m,6H)。
実施例159:4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-N-((1S
,2R)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000278
工程A:N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2
-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オ
キソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体20)及びtert-ブ
チルN-[(1R,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題
化合物を調製した。MS(ESI):C2522Sの質量計算値、470.5
5;m/z実測値、471.1[M+H]
工程B:4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-N-((1S,2R
)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N-((1S,2R)-2-ア
ミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド(50mg、0.11mmol)及び触媒量のDMAPのDCM(25mL)中溶液に
、プロピオン酸無水物(21mg、0.16mmol)を添加し、rtで20分間撹拌し
た。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して
、明黄色固体として標題化合物を得た(28mg、収率48%)。MS(ESI):C
26Sの質量計算値、526.6;m/z実測値、527.6[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.85(d,J=5.2Hz,1
H),8.31(d,J=5.6Hz,1H),8.10-7.95(m,3H),7.
57-7.36(m,4H),6.29(d,J=5.6Hz,1H),4.45-4.
25(m,2H),2.27-2.15(m,2H),2.13-1.94(m,2H)
,1.93-1.81(m,1H),1.79-1.54(m,3H),1.08(t,
J=7.6Hz,3H)。
実施例160:N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(4-イソ
プロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000279
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体31)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-ア
ミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI)
:C2529Sの質量計算値、479.6;m/z実測値、480.5[M+
H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.46(s,1H),8.
29(d,J=5.5Hz,1H),7.29-7.13(m,1H),7.01-6.
86(m,2H),6.06-5.96(m,1H),4.73-4.58(m,1H)
,4.47-4.31(m,1H),3.68-3.53(m,1H),2.19-1.
98(m,3H),1.95-1.65(m,6H),1.61-1.47(m,2H)
,1.42-1.29(m,6H)。
実施例161:5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-N-((1S,3
R)-3-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド。
Figure 0007072690000280
実施例122と同様の方法で、工程Aで5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボン酸(中間体31)及びtert-ブチルN-[(1R,3S)-3
-アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで2-[tert-ブトキシカルボニル
(メチル)アミノ]酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C27
32Sの質量計算値、536.6;m/z実測値、537.6[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.46(s,1H),8.30(d,
J=5.4Hz,1H),7.30-7.12(m,1H),7.04-6.83(m,
2H),6.02(d,J=5.4Hz,1H),4.70-4.62(m,1H),4
.47-4.26(m,1H),4.22-4.08(m,1H),3.70(s,2H
),2.67(s,3H),2.55-2.40(m,1H),2.17-1.97(m
,5H),1.90-1.58(m,3H),1.39-1.27(m,6H)。
実施例162:N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000281
工程A.N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の
方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1、
Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチルN-[(
1R,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製
した。
工程B.N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例159、工程
Bと同様の方法で、無水酢酸を使用して標題化合物を調製した。MS(ESI):C29
27Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.37-8.25(m,1H),7
.45-7.34(m,2H),7.30-7.23(m,1H),7.22-7.13
(m,1H),7.12-7.02(m,3H),7.00-6.95(m,1H),6
.12-6.02(m,1H),4.42-4.27(m,2H),2.14-2.09
(m,3H),2.08-1.96(m,2H),1.95-1.91(m,3H),1
90-1.81(m,1H),1.79-1.58(m,3H)。
実施例163:tert-ブチル((1S,4S)-4-(4-オキソ-5-(4-フ
ェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート。
Figure 0007072690000282
実施例104、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボニルクロリド(中間体9)及び1-N-Boc-cis-1,4-シクロヘキシルジア
ミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3233Sの質
量計算値、599.7;m/z実測値、600.1[M+H]H NMR(400
MHz,CDCl):δ 9.46(s,1H),8.36(d,J=5.5Hz,1
H),7.46-7.35(m,2H),7.29-7.27(m,1H),7.22-
7.02(m,5H),6.16(d,J=5.5Hz,1H),5.46(d,J=7
.6Hz,1H),4.69-4.52(m,1H),4.19-3.95(m,1H)
,3.82-3.62(m,1H),1.95-1.60(m,9H),1.46(s,
9H)。
実施例164:N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5
-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000283
実施例104、工程A~Bと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボニルクロリド(中間体9)及びtert-ブチル((1R,3S)-3-アミノシ
クロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
23Sの質量計算値、485.6;m/z実測値、486.1[M+H]
H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.35(d,J=5.6Hz,1
H),7.48-7.36(m,4H),7.24-7.08(m,6H),6.21(
d,J=5.6Hz,1H),4.38-4.30(m,1H),3.73-3.62(
m,1H),2.61-2.49(m,1H),2.21-1.76(m,5H)。
実施例165:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000284
実施例1と同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及び
tert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使
用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2729Sの質量計算値
、519.6;m/z実測値、520.2[M+H]H NMR(400MHz,
CDOD):δ 8.28-8.22(m,1H),7.24-7.18(m,1H)
,6.97-6.87(m,2H),6.32-6.14(m,2H),6.01-5.
95(m,1H),5.63-5.57(m,1H),4.71-4.61(m,1H)
,4.46-4.34(m,2H),2.16-1.99(m,5H),1.97-1.
84(m,1H),1.82-1.59(m,3H),1.37-1.29(m,6H)
実施例166:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000285
工程A:tert-ブチル((1R,2S)-2-(5-(S)-(4-メチル-2
-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)カル
バメート。5-(4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体13、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む;400mg、
0.95mmol)、tert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)
カルバメート(382mg、1.9mmol)DIPEA(1.6mL、9.5mmol
)のDMF(3.8mL)中溶液に、1-プロパンホスホンサン無水物(T3P(登録商
標))(3.17mL、4.76mmol)を滴下した。反応混合物を室温で1時間撹拌
した。反応混合物に、水及びEtOAcを添加した。有機相を分離し、水及び生理食塩水
で洗浄した。水をEtOAcで逆抽出し、合わせた有機物を乾燥させ(NaSO)、
濾過し、減圧下で濃縮した。精製(FCC、SiO、20~100% EtOAc/ヘ
キサン)により、標題化合物を得た(395mg、68%)。
工程B.N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(4-
メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。tert-ブ
チル((1R,2S)-2-(5-(4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル
)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート(395mg、0.65m
mol)のHCl(ジオキサン中4M、0.82mL)中溶液を、室温で1時間撹拌した
。エーテルを添加し、反応混合物を15分間撹拌した。得られた固体を濾過し、減圧下で
乾燥させて、標題化合物を得た(272mg、77%)。MS(ESI):C2523
Sの質量計算値、501.56;m/z実測値、502.0[M+H]
NMR(500MHz,CDOD):δ 8.57(s,1H),8.51(d,J
=5.9Hz,1H),7.50-7.42(m,2H),7.32-7.27(m,1
H),7.27-7.24(m,2H),6.50(d,J=6.0Hz,1H),4.
50(q,J=6.6Hz,1H),3.78(q,J=6.9Hz,1H),2.34
(s,3H),2.23-2.13(m,2H),2.05-1.91(m,2H),1
.84-1.72(m,2H)。
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)
-(4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N
下で撹拌された、N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例
254、100mg、0.186mmol)、DMF(1.86mL)、アクリル酸(0
.103mL、1.49mmol)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.16mL、
0.93mmol)を含む40mL容器に、2,4,6-トリプロピル-1,3,5,2
,4,6-トリオキサトリホスホリナン-2,4,6-トリオキサイド(1.11mL、
1.86mmol、5当量)を滴下した。1時間後、別の5当量の2,4,6-トリプロ
ピル-1,3,5,2,4,6-トリオキサトリホスホリナン-2,4,6-トリオキサ
イド(1.11mL、1.86mmol)を添加した。15分後、反応物をEtOAcで
抽出し、水及び生理食塩水で洗浄した。水溶液を更なるEtOAcで抽出し、合わせた有
機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロ
マトグラフィーにより残渣を精製し、標題化合物を得た(23.9mg、収率23.1%
)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値
、556.0[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.52
(s,1H),8.40-8.31(m,1H),7.48-7.43(m,2H),7
.30-7.26(m,1H),7.26-7.23(m,2H),6.29(dd,J
=17.1,10.0Hz,2H),6.23-6.17(m,1H),5.62(d,
J=11.9Hz,1H),4.48-4.37(m,2H),2.33(s,3H),
2.14-2.04(m,2H),1.97-1.86(m,1H),1.83-1.6
3(m,3H)。
実施例167:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(6-フェニルピリミジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000286
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(6-フェニルピリミジン-4-
イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボン酸(中間体23)及びN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]プ
ロパ-2-エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HClでの脱保
護工程は行わない)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、525.
6;m/z実測値、526.5[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-
):δ 10.26(s,1H),9.38(s,1H),8.42-8.32(m
,2H),8.25-8.16(m,2H),7.93-7.74(m,2H),7.6
2-7.54(m,3H),6.57-6.49(m,1H),6.27-6.16(m
,1H),6.10-6.02(m,1H),5.60-5.49(m,1H),4.3
7-4.19(m,2H),1.96-1.85(m,2H),1.80-1.70(m
,2H),1.67-1.57(m,2H)。
実施例168:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000287
実施例1と同様の方法で、4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体20)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシ
ル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926
Sの質量計算値、538.6;m/z実測値、539.2[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD):δ 8.90-8.82(m,1H),8.36-
8.27(m,1H),8.06-8.01(m,3H),7.52-7.43(m,4
H),6.47-6.36(m,1H),6.33-6.22(m,2H),5.69-
5.63(m,1H),4.47-4.36(m,1H),4.22-4.10(m,1
H),1.83-1.62(m,6H),1.58-1.46(m,2H)。
実施例169:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000288
実施例1と同様の方法で、4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体20)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチ
ル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824
Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.2[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD):δ 8.84(d,J=5.2Hz,1H),8.
29(d,J=5.6Hz,1H),8.09-7.95(m,3H),7.54-7.
40(m,4H),6.41-6.10(m,3H),5.60(dd,J=9.8,2
.2Hz,1H),4.49-4.29(m,2H),2.17-1.98(m,2H)
,1.97-1.83(m,1H),1.82-1.57(m,3H)。
実施例170:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000289
実施例166、工程A~Bと同様の方法で、5-(4-メチル-6-フェノキシピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラ
ル分離法1を含む)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル
)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624
Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NM
R(500MHz,CDCl):δ 8.29(d,J=5.4Hz,1H),8.0
7(s,1H),7.46-7.38(m,2H),7.27-7.15(m,3H),
6.95(s,2H),5.99(d,J=5.4Hz,1H),5.28(s,1H)
,4.17(q,J=6.9Hz,1H),4.04-3.99(m,4H),3.49
-3.42(m,1H),2.22(s,3H),1.86-1.75(m,1H),1
.71-1.47(m,3H)。
実施例171:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000290
実施例166と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-
3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分
離法1を含む)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)カ
ルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926
Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.2[M+H]H NMR(
500MHz,CDCl):δ 9.58(s,1H),8.33(d,J=5.5H
z,1H),8.05(s,1H),7.48-7.40(m,2H),7.29-7.
16(m,3H),6.97-6.93(m,1H),6.84(d,J=6.3Hz,
1H),6.57(d,J=6.8Hz,1H),6.35(dd,J=16.9,1.
5Hz,1H),6.21-6.10(m,1H),6.02(d,J=5.5Hz,1
H),5.66(dd,J=10.3,1.4Hz,1H),4.44-4.29(m,
2H),4.12(q,J=7.2Hz,1H),2.30-2.08(m,3H),1
.93-1.82(m,2H),1.80-1.64(m,3H)。
実施例172:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000291
実施例166と同様の方法で、工程Aで4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-
3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボン酸(中間体28)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシ
クロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
26Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.29(d,J=5.4Hz,1
H),8.24-8.17(m,1H),7.77(ddd,J=20.3,8.3,2
.9Hz,1H),7.49-7.39(m,2H),7.31-6.98(m,4H)
,6.37(dd,J=17.0,1.8Hz,1H),6.30-6.17(m,1H
),6.11(d,J=5.5Hz,1H),5.66(dd,J=10.0,1.8H
z,1H),4.30(d,J=7.9Hz,1H),4.13(dq,J=14.3,
7.1,6.5Hz,2H),2.04(s,3H),1.90-1.80(m,1H)
,1.71(d,J=15.2Hz,1H),1.60(dd,J=19.0,9.7H
z,3H),1.25(t,J=7.1Hz,1H),1.08(d,J=6.7Hz,
1H)。
実施例173:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000292
実施例166、工程Aと同様の方法で、5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-
3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分
離法1を含む)及びN-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)アクリルアミド
を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3028Sの質量計
算値、568.7;m/z実測値、569.1[M+H]H NMR(500MH
z,CDCl):δ 9.53(s,1H),8.35(d,J=5.4Hz,1H)
,8.04(s,1H),7.48-7.39(m,2H),7.28-7.16(m,
3H),7.05(s,1H),6.97-6.93(m,1H),6.41(dd,J
=16.9,1.4Hz,1H),6.20(dd,J=16.9,10.3Hz,1H
),6.02(d,J=5.5Hz,1H),5.73(dd,J=10.2,1.4H
z,1H),4.30(tt,J=6.5,3.0Hz,1H),4.16(h,J=4
.3,3.8Hz,1H),2.89(d,J=0.6Hz,1H),2.21(d,J
=0.8Hz,3H),2.08-1.99(m,1H),1.92(ddd,J=13
.9,10.2,3.8Hz,1H),1.77-1.54(m,6H)。
実施例174:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000293
実施例1と同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及び
tert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使
用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2831Sの質量計算値
、533.6;m/z実測値、534.2[M+H]H NMR(400MHz,
CDOD):δ 8.33-8.22(m,1H),7.21-7.16(m,1H)
,6.98-6.95(m,1H),6.93-6.89(m,1H),6.46-6.
36(m,1H),6.28-6.22(m,1H),6.02-5.96(m,1H)
,5.68-5.63(m,1H),4.69-4.62(m,1H),4.46-4.
38(m,1H),4.18-4.12(m,1H),2.10(s,3H),1.82
-1.72(m,4H),1.71-1.60(m,2H),1.58-1.48(m,
2H),1.34(d,J=6.0Hz,6H)。
実施例175:N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000294
実施例1と同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るための工程F2を含む)、及びtert-
ブチルN-[(1R,3R)-3-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標
題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.
6;m/z実測値、554.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD
):δ 8.31(d,J=5.6Hz,1H),7.43-7.35(m,2H),7
.33-7.24(m,1H),7.18-7.12(m,1H),7.12-7.01
(m,3H),6.99-6.90(m,1H),6.26-6.18(m,2H),6
.06(d,J=5.6Hz,1H),5.68-5.55(m,1H),4.57-4
.45(m,1H),4.44-4.30(m,1H),2.28-2.14(m,2H
),2.11(s,3H),2.04-1.86(m,2H),1.73-1.45(m
,2H)。
実施例176:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000295
実施例1と同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るための工程F2を含む)、及びtert-
ブチルN-[(1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標
題化合物を調製した。MS(ESI):C3129Sの質量計算値、567.
7;m/z実測値、568.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD
):DMSO-d=2:1):δ 8.43-8.35(m,1H),7.54-7.
45(m,2H),7.42-7.36(m,1H),7.30-7.22(m,1H)
,7.21-7.11(m,3H),7.08-7.01(m,1H),6.31-6.
21(m,2H),6.13-6.07(m,1H),5.73-5.62(m,1H)
,4.08-3.97(m,1H),3.89-3.79(m,1H),2.20-2.
16(m,4H),1.98-1.89(m,3H),1.52-1.36(m,4H)
実施例177:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000296
実施例1と同様の方法で、工程Aでオキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル
)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸(中間体28)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロ
ペンチル]カルバメート及びTFAを使用したBOC脱保護を使用して、標題化合物を調
製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実
測値、541.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.
58(s,1H),8.33(d,J=5.6Hz,1H),8.18(s,1H),7
.73(t,J=11.1Hz,1H),7.44(t,J=7.7Hz,2H),7.
29-7.17(m,3H),7.10(d,J=8.7Hz,1H),7.05(d,
J=6.2Hz,1H),6.29(d,J=16.9Hz,2H),6.18-6.0
3(m,2H),5.62(d,J=10.4Hz,1H),4.15(dq,J=40
.1,7.9Hz,2H),2.28(ddd,J=27.6,12.4,5.9Hz,
2H),1.81(dd,J=14.7,7.6Hz,2H),1.67-1.45(m
,2H)。
実施例178:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000297
実施例1と同様の方法で、工程Aでオキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル
)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸(中間体28)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシクロペン
チル)カルバメート及びTFAを使用したBOC脱保護を使用して、標題化合物を調製し
た。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値
、541.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.27
(d,J=5.5Hz,1H),8.17(s,1H),7.76-7.67(m,1H
),7.47-7.39(m,2H),7.28-7.15(m,3H),7.08(d
,J=8.7Hz,1H),7.00(s,1H),6.84(d,J=18.9Hz,
1H),6.29(d,J=16.9Hz,1H),6.20-6.06(m,2H),
6.00(s,1H),5.59(d,J=9.8Hz,1H),4.36(q,J=7
.1,6.3Hz,2H),2.19(dt,J=11.9,6.6Hz,1H),2.
13-2.02(m,1H),1.89-1.61(m,4H)。
実施例179:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000298
実施例1と同様の方法で、4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
ン酸(中間体26)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル
)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824
Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.0[M+H]H NM
R(400MHz,CDCl):δ 9.27(s,1H),8.38(dd,J=1
6.8,4.2Hz,2H),7.56-7.31(m,4H),7.24(d,J=7
.6Hz,1H),7.14(d,J=7.9Hz,2H),6.66(d,J=5.6
Hz,1H),6.37(d,J=16.8Hz,1H),6.27-6.06(m,3
H),5.69(d,J=10.3Hz,1H),4.44-4.24(m,2H),2
.43-2.03(m,2H),1.96-1.67(m,4H)。
実施例180:N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000299
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル]カルバメート、
工程Bで無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029
Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD):δ 8.34-8.29(m,1H),7.43-
7.35(m,2H),7.31-7.25(m,1H),7.20-7.13(m,1
H),7.11-7.03(m,3H),7.01-6.93(m,1H),6.09-
6.03(m,1H),4.02-3.89(m,1H),3.81-3.71(m,1
H),2.17-2.08(m,4H),1.97-1.83(m,6H),1.47-
1.15(m,4H)。
実施例181:N-((1R,3R)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000300
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1R,3R)-3-アミノシクロヘキシル]カルバメートを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2827Sの質量計算
値、513.6;m/z実測値、514.2[M+H]
実施例182:N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000301
実施例1と同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びter
t-ブチルN-[(1R,3R)-3-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129Sの質量計算値、56
7.7;m/z実測値、568.5[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.33(d,J=5.6Hz,1H),7.43-7.37(m,2H)
,7.31-7.27(m,1H),7.20-7.15(m,1H),7.11-7.
03(m,3H),7.01-6.95(m,1H),6.41-6.31(m,1H)
,6.27-6.19(m,1H),6.08(d,J=5.7Hz,1H),5.68
-5.62(m,1H),4.25-4.15(m,2H),2.12(s,3H),1
.95-1.78(m,3H),1.74-1.54(m,5H)。
実施例183:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
6-シクロブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000302
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(6-シクロブトキシ-4-メチルピリジン-
3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボン酸(中間体24)及びN-[(1S,2R)-2-アミノシ
クロヘキシル]プロパ-2-エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を作製した
(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2830Sの質
量計算値、546.6;m/z実測値、547.2[M+H]H NMR(500
MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.5Hz,1H),8.05(d,J
=3.8Hz,1H),6.84(s,1H),6.42(dd,J=17.0,10.
3Hz,1H),6.32-6.22(m,1H),6.10(d,J=5.4Hz,1
H),5.71-5.64(m,1H),5.25-5.14(m,1H),4.44(
s,1H),4.17(s,1H),2.52-2.43(m,2H),2.22-2.
10(m,5H),1.89-1.63(m,8H),1.60-1.46(m,2H)
実施例184:N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000303
実施例1と同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(1R,3R)-3-アミノシクロペン
チル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027
Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.2[M+H]
実施例185:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000304
実施例1と同様の方法で、4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
ン酸(中間体26)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロペン
チル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824
Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.0[M+H]
NMR(500MHz,CDCl):δ 9.45(s,1H),8.45-8.30
(m,2H),7.50-7.36(m,4H),7.26-7.21(m,1H),7
.17-7.09(m,2H),6.80(d,J=5.8Hz,1H),6.42(d
,J=6.4Hz,1H),6.36-6.07(m,3H),5.67(dd,J=1
0.3,1.4Hz,1H),4.25-4.03(m,2H),2.40-2.26(
m,2H),1.92-1.79(m,2H),1.65-1.58(m,1H),1.
58-1.48(m,1H)。
実施例186:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000305
実施例1と同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及び
tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-アミノシクロペンチル]カルバメートを使
用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2729Sの質量計算値
、519.6;m/z実測値、520.2[M+H]H NMR(400MHz,
CDOD):δ 8.35-8.23(m,1H),7.25-7.13(m,1H)
,6.99-6.95(m,1H),6.94-6.89(m,1H),6.27-6.
19(m,2H),6.06-5.98(m,1H),5.68-5.61(m,1H)
,4.70-4.63(m,1H),4.41-4.30(m,1H),4.25-4.
15(m,1H),2.52-2.43(m,1H),2.11(s,3H),2.08
-1.98(m,2H),1.83-1.73(m,2H),1.65-1.58(m,
1H),1.34(d,J=6.0Hz,6H)。
実施例187:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
6-シクロブトキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000306
工程A.5-(6-シクロブトキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
ン酸。中間体24と同様の方法で、工程Aで6-フルオロ-2-メチル-3-ニトロピリ
ジンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-シ
クロブトキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工
程Aと同様の方法で、5-(6-シクロブトキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸及びN-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]プロパ-2-エ
ナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を作製した(MeOH/HCl脱保護は行
わない)。MS(ESI):C2830Sの質量計算値、546.6;m/z
実測値、547.2[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8
.32(d,J=5.3Hz,1H),7.61(dd,J=8.6,2.3Hz,1H
),6.76(d,J=8.6Hz,1H),6.42(dd,J=17.0,10.3
Hz,1H),6.27(d,J=17.0Hz,1H),6.08(d,J=5.4H
z,1H),5.67(dd,J=10.2,1.7Hz,1H),5.26-5.16
(m,1H),4.44(s,1H),4.22-4.12(m,1H),2.55-2
.45(m,2H),2.25(s,3H),2.21-2.11(m,2H),1.9
0-1.62(m,8H),1.60-1.45(m,2H)。
実施例188:N-((1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4
-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000307
実施例104、工程Bと同様の方法で、N-((1RS,3RS)-3-アミノシクロ
ペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施
例289)及びアクリロイルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI
):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.1[M
+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.54(s,1H),8
.32(s,1H),8.20(d,J=12.1Hz,1H),7.78-7.68(
m,1H),7.57-7.49(m,1H),7.49-7.40(m,2H),7.
30-7.17(m,3H),7.11(d,J=8.7Hz,1H),6.84-6.
77(m,1H),6.42-6.34(m,1H),6.16-6.05(m,2H)
,5.69-5.62(m,1H),4.38(dh,J=7.6,4.1Hz,1H)
,4.11(tt,J=13.9,11.3,5.3Hz,1H),3.52-3.44
(m,1H),2.46(dt,J=14.3,8.7Hz,1H),2.07-1.8
0(m,4H)。
実施例189:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(4-フェニルピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000308
実施例1と同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェニルピリジン-2-イル)-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体21)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチ
ル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824
Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.1[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD):δ 8.73-8.67(m,1H),8.34-
8.29(m,1H),7.93-7.87(m,2H),7.84-7.80(m,2
H),7.54-7.48(m,3H),6.31-6.14(m,3H),5.64-
5.59(m,1H),4.58-4.54(m,1H),4.45-4.41(m,1
H),2.21-1.98(m,2H),1.97-1.56(m,4H)。
実施例190:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000309
実施例1と同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む),t
ert-ブチルN-[(1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用
して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2831Sの質量計算値、
533.6;m/z実測値、534.7[M+H]H NMR(400MHz,C
OD):δ 8.28(d,J=5.5Hz,1H),7.30-7.14(m,1
H),7.05-6.80(m,2H),6.34-6.14(m,2H),6.00(
d,J=5.5Hz,1H),5.71-5.54(m,1H),4.71-4.57(
m,1H),4.08-3.75(m,2H),2.21-2.14(m,1H),2.
10(s,3H),2.00-1.82(m,3H),1.55-1.37(m,2H)
,1.36-1.31(m,6H),1.30-1.11(m,2H)。
実施例191:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
3-クロロ-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000310
実施例1と同様の方法で、5-(3-クロロ-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸(実施例137、工程Aからの生成物)及びtert-ブチルN-[(1R,3S
)-3-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS
(ESI):C2924ClNSの質量計算値、574.1;m/z実測値、5
74.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33-8
.29(m,1H),7.70-7.64(m,1H),7.43-7.33(m,3H
),7.20-7.12(m,2H),7.09-7.02(m,2H),6.26-6
.18(m,3H),5.67-5.60(m,1H),4.38-4.28(m,1H
),4.23-4.14(m,1H),2.51-2.42(m,1H),2.09-1
.96(m,2H),1.84-1.70(m,2H),1.64-1.55(m,1H
)。
実施例192:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(5-フェニルピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000311
実施例1と同様の方法で、4-オキソ-5-(5-フェニルピリジン-3-イル)-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体22)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチ
ル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824
Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.1[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD):δ 9.00-8.96(m,1H),8.65-
8.61(m,1H),8.35-8.29(m,1H),8.27-8.23(m,1
H),7.78-7.71(m,2H),7.56-7.42(m,3H),6.33-
6.14(m,3H),5.65-5.58(m,1H),4.49-4.37(m,2
H),2.16-2.00(m,2H),1.98-1.87(m,1H),1.78-
1.63(m,3H)。
実施例193:5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-N-((1R,2S)
-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000312
実施例1と同様の方法で、5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸(中間体19)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペ
ンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C29
Sの質量計算値、523.6;m/z実測値、524.2[M+H]
NMR(400MHz,CDOD):δ 8.28-8.15(m,1H),7.8
0-7.76(m,1H),7.69-7.63(m,4H),7.46-7.41(m
,2H),7.38-7.32(m,2H),6.33-6.06(m,3H),5.6
4-5.56(m,1H),4.47-7.38(m,2H),2.14-2.02(m
,2H),1.94-1.85(m,1H),1.83-1.72(m,2H),1.6
9-1.61(m,1H)。
実施例194:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(3-(ピリジン-2-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000313
工程A.4-オキソ-5-(3-(ピリジン-2-イル)フェニル)-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体1
、工程C~Gと同様の方法で、工程Cで2-メチル-4-フェノキシアニリンの代わりに
3-(2-ピリジル)アニリンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(3-(ピリジン-2-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1と同様の方法で、工
程Aで4-オキソ-5-(3-(ピリジン-2-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びtert-
ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標
題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、524.
6;m/z実測値、525.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD
):δ 8.69-8.52(m,1H),8.23(d,J=5.5Hz,1H),8
.17-8.10(m,1H),8.08-8.02(m,1H),7.97-7.85
(m,2H),7.77-7.66(m,1H),7.55-7.44(m,1H),7
.41-7.30(m,1H),6.44-6.09(m,3H),5.70-5.48
(m,1H),4.50-4.32(m,2H),2.16-1.99(m,2H),1
.94-1.85(m,1H),1.81-1.55(m,3H)。
実施例195:N-((1R,3R)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000314
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1R,3R)-3-アミノシクロヘキシル]カルバメート、
工程Bで無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029
Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]
実施例196:N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000315
実施例1と同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びter
t-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、55
3.6;m/z実測値、554.5[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.30(d,J=5.1Hz,1H),7.51-7.36(m,2H)
,7.33-7.25(m,1H),7.22-7.14(m,1H),7.13-7.
03(m,3H),7.00-6.94(m,1H),6.31-6.19(m,2H)
,6.04(d,J=4.9Hz,1H),5.73-5.59(m,1H),4.48
-4.33(m,1H),4.29-4.12(m,1H),2.57-2.42(m,
1H),2.12(s,3H),2.09-1.96(m,2H),1.88-1.70
(m,2H),1.68-1.54(m,1H)。
実施例197:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000316
実施例1と同様の方法で、4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体20)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロペンチ
ル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824
Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.4[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD):δ 8.85(d,J=5.3Hz,1H),8.
32(d,J=5.6Hz,1H),8.08-8.00(m,3H),7.54-7.
41(m,4H),6.30(d,J=5.6Hz,1H),6.24-6.18(m,
2H),5.68-5.58(m,1H),4.35-4.17(m,2H),2.26
-2.08(m,2H),1.91-1.75(m,2H),1.73-1.47(m,
2H)。
実施例198:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000317
実施例1と同様の方法で、4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体20)及びtert-ブチルN-[(1R,3S)-3-アミノシクロペンチ
ル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824
Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.2[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD):δ 8.88-8.82(m,1H),8.33-
8.27(m,1H),8.05-7.99(m,3H),7.50-7.42(m,4
H),6.30-6.26(m,1H),6.26-6.21(m,2H),5.66-
5.60(m,1H),4.39-4.30(m,1H),4.23-4.14(m,1
H),2.51-2.42(m,1H),2.08-2.96(m,2H),1.84-
1.71(m,2H),1.65-1.57(m,1H)。
実施例199:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-4-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000318
工程A.3-(3-メチル-4-ニトロフェノキシ)ピリジン。中間体1、工程Aに記
載の条件と同様の条件を使用し、4-フルオロ-2-メチル-1-ニトロベンゼン及びピ
リジン-3-オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1210
の質量計算値、230.07;m/z実測値、231.1[M+H]
工程B.5-(2-メチル-4-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸。中間体25、工程B~Cと同様の方法で、3-(3-メチル-4-ニトロフェ
ノキシ)ピリジンを使用して、標題化合物を調製した。別の方法では、中間体1、工程B
を使用する。MS(ESI):C2114Sの質量計算値、418.07;m
/z実測値、419.0[M+H]
工程C.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-4-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1
と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボン酸及び
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]プロパ-2-エナミド(中間体3
6)を使用して、標題化合物を調製した(MeOH/HCl脱保護は行わない)。MS(
ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.
3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.55(s,1H
),8.50-8.41(m,1H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),7.9
1-7.84(m,1H),7.77-7.66(m,1H),7.47-7.38(m
,1H),7.29-7.20(m,1H),7.19-7.12(m,1H),34-
6.1623(m,2H),6.15-6.06(m,1H),5.68-5.57(m
,1H),4.49-4.35(m,2H),2.20-2.15(m,3H),2.1
4-2.03(m,2H),1.97-1.87(m,1H),1.82-1.63(m
,3H)。
実施例200:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000319
工程A.N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(4-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程
Aと同様の方法で、5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びt
ert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用
して、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)
-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例
166、工程Cと同様の方法で、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926
Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.2[M+H]
NMR(400MHz,CDCl):δ 8.34(d,J=5.4Hz,1H),8
.05(s,1H),7.48-7.36(m,2H),7.29-7.14(m,3H
),7.06(d,J=5.6Hz,1H),6.95(s,1H),6.87(d,J
=5.9Hz,1H),6.29(ddd,J=17.0,3.1,1.6Hz,1H)
,6.11-5.97(m,2H),5.61(dd,J=10.2,1.6Hz,1H
),4.26-4.07(m,3H),2.39-2.18(m,5H),2.04(s
,1H),1.81(ddd,J=15.4,10.7,6.7Hz,2H),1.50
(dq,J=12.6,9.5Hz,1H)。
実施例201:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(5-フェノキシピラジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000320
工程A.4-オキソ-5-(5-フェノキシピラジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体13
と同様の方法で、工程Aで5-ブロモピラジン-2-アミン及びフェノールを使用して、
標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(5-フェノキシピラジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法
で、4-オキソ-5-(5-フェノキシピラジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びN-[(1S,
2R)-2-アミノシクロペンチル]プロパ-2-エナミド(中間体36)を使用して、
標題化合物を調製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C27
23Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.1[M+H]
H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.20(s,1H),8.6
6-8.59(m,1H),8.45-8.39(m,1H),8.34(d,J=5.
5Hz,1H),7.94-7.85(m,1H),7.83-7.74(m,1H),
7.56-7.42(m,2H),7.36-7.23(m,3H),6.35(d,J
=5.5Hz,1H),6.29-6.15(m,1H),6.13-5.98(m,1
H),5.61-5.48(m,1H),4.34-4.20(m,2H),2.00-
1.84(m,2H),1.82-1.69(m,2H),1.67-1.58(m,1
H),1.56-1.47(m,1H)。
実施例202:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(3-(ピリジン-3-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000321
工程A.4-オキソ-5-(3-(ピリジン-3-イル)フェニル)-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体1
、工程C~Fと同様の方法で、工程Cで3-(3-ピリジル)アニリン及び2-クロロ-
4-ヨードピリジン-3-カルボニトリルを使用し、KPOの代わりにCs2CO3
を使用して、標題化合物を作製した。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(3-(ピリジン-3-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方
法で、4-オキソ-5-(3-(ピリジン-3-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びN-[(1
S,2R)-2-アミノシクロペンチル]プロパ-2-エナミド(中間体36)を使用し
て、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C
2824Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.90-8.83(m,1H)
,8.57-8.52(m,1H),8.33-8.26(m,1H),8.18-8.
12(m,1H),7.90-7.83(m,1H),7.81-7.72(m,2H)
,7.56-7.44(m,2H),6.35-6.14(m,3H),5.66-5.
56(m,1H),4.47-4.34(m,2H),2.20-2.00(m,2H)
,1.96-1.84(m,1H),1.82-1.60(m,3H)。
実施例203:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(6-フェニルピリダジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000322
工程A.6-フェニルピリダジン-4-アミン。中間体20、工程Aと同様の方法で、
6-クロロピリダジン-4-アミン及びフェニルボロン酸を使用し、Pd(PPh
の代わりにPd(dppf)Clを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.4-オキソ-5-(6-フェニルピリダジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体1、
工程C~Fと同様の方法で、工程Cで6-フェニルピリダジン-4-アミン及び2-クロ
ロ-4-ヨードピリジン-3-カルボニトリルを使用して、標題化合物を調製した。
工程C.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(6-フェニルピリダジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1と同様の方法で、工程
Aで4-オキソ-5-(6-フェニルピリダジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びtert-ブチ
ルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化
合物を調製した。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、525.6;
m/z実測値、526.5[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d
):δ 10.28(s,1H),9.39(s,1H),8.55(s,1H),8.
40-8.30(m,1H),8.20-8.16(m,2H),7.92-7.83(
m,1H),7.82-7.75(m,1H),7.60-7.55(m,3H),6.
48-6.41(m,1H),6.27-6.18(m,1H),6.09-6.02(
m,1H),5.60-5.51(m,1H),4.33-4.24(m,2H),1.
98-1.86(m,2H),1.82-1.70(m,2H),1.68-1.49(
m,2H)。
実施例204:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(6-シクロブトキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000323
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-シクロブト
キシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例187)のキラ
ルSFC(固定相:Chiralpak AS-H、5μm、25020mm,移動相
:70% CO2、30% MeOH)により、標題化合物を得た。MS(ESI):C
2830Sの質量計算値、546.7;m/z実測値、547.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.1Hz,
1H),7.62(d,J=8.6Hz,1H),6.75(d,J=8.6Hz,1H
),6.42(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.26(d,J=17.
0Hz,1H),6.05(d,J=5.2Hz,1H),5.66(d,J=10.2
Hz,1H),5.28-5.14(m,1H),4.42(s,1H),4.22-4
.11(m,1H),2.54-2.44(m,2H),2.24(s,3H),2.1
9-2.07(m,2H),1.91-1.60(m,8H),1.59-1.45(m
,2H)。
実施例205:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
4-イソプロポキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000324
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(4-イソプロポキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸(中間体7)及びN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]プロパ-2
-エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HClでの脱保護工程は
行わない)。MS(ESI):C2627Sの質量計算値、505.6;m/
z実測値、506.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ
8.27(d,J=5.6Hz,1H),7.36-7.23(m,2H),7.17-
7.03(m,2H),6.35-6.15(m,2H),6.12(d,J=5.6H
z,1H),5.66-5.57(m,1H),4.74-4.62(m,1H),4.
50-4.32(m,2H),2.18-2.01(m,2H),1.96-1.85(
m,1H),1.8-1.57(m,3H),1.38-1.33(m,6H)。
実施例206:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000325
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-((テトラヒドロ-2H-
ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体12)及びtert
-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、
標題化合物を調製した。MS(ESI):C2931Sの質量計算値、561
.7;m/z実測値、562.2[M+H]H NMR(400MHz,CD
D):δ 8.29-8.23(m,1H),7.24-7.16(m,1H),7.0
6-7.00(m,1H),6.99-6.93(m,1H),6.32-6.14(m
,2H),6.02-5.96(m,1H),5.63-5.56(m,1H),4.6
8-4.56(m,1H),4.46-4.33(m,2H),3.99-3.89(m
,2H),3.66-3.54(m,2H),2.18-1.98(m,7H),1.9
6-1.83(m,1H),1.81-1.61(m,5H)
実施例207:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-イソプロピルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000326
実施例1と同様の方法で、5-(2-イソプロピルピリジン-4-イル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸(中間体16)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペ
ンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C25
Sの質量計算値、490.6;m/z実測値、491.2[M+H]
NMR(400MHz,CDOD):δ 8.65(d,J=5.3Hz,1H),
8.16-8.02(m,1H),7.48-7.38(m,1H),7.35-7.2
8(m,1H),6.37-7.24(m,1H),6.22-6.10(m,1H),
6.00(d,J=5.5Hz,1H),5.62-5.51(m,1H),4.57-
4.47(m,1H),4.44-4.33(m,1H),3.21-3.09(m,1
H),2.12-1.97(m,2H),1.92-1.74(m,3H),1.670
-1.57(m,1H),1.35(d,J=6.9Hz,6H)。
実施例208:N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000327
実施例1と同様の方法で、4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体20)及びtert-ブチルN-[(1S,3R)-3-アミノシクロペンチ
ル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824
Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.2[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD):δ 8.90-8.82(m,1H),8.37-
8.28(m,1H),8.07-8.00(m,3H),7.52-7.43(m,4
H),6.33-6.28(m,1H),6.27-6.20(m,2H),5.68-
5.60(m,1H),4.41-4.29(m,1H),4.24-4.14(m,1
H),2.53-2.43(m,1H),2.09-1.96(m,2H),1.87-
1.73(m,2H),1.65-1.56(m,1H)。
実施例209:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(6-イソプロポキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000328
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-イソプロポ
キシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例211)のキラ
ルSFC精製(固定相:Chiralpak AS-H、5μm、25020mm、移
動相:70% CO2、30% MeOH)により、標題化合物を得た。MS(ESI)
:C2730Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、535.2[M+
H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.31(d,J=4.5H
z,1H),7.58(d,J=8.6Hz,1H),6.73(d,J=8.6Hz,
1H),6.42(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.30-6.24(
m,1H),6.12-6.02(m,1H),5.67(dd,J=10.3,1.6
Hz,1H),5.40-5.29(m,1H),4.43(s,1H),4.23-4
.10(m,1H),2.26(s,3H),1.86-1.61(m,6H),1.5
9-1.47(m,2H),1.37(dd,J=6.1,2.8Hz,6H)。
実施例210:N-((1R,2S)-2-(3-クロロプロパンアミド)シクロペン
チル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000329
実施例166、工程Aと同様の方法で、5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-
3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分
離法1を含む)及びN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]-3-クロロプ
ロパンアミドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927ClN
Sの質量計算値、591.1;m/z実測値、591.0[M+H]H N
MR(400MHz,CDCl):d9.65(s,1H),8.35(d,J=5.
5Hz,1H),8.04(d,J=6.5Hz,3H),7.44(dd,J=8.3
,7.1Hz,2H),7.31-7.15(m,2H),6.98-6.87(m,3
H),6.04(d,J=5.4Hz,1H),4.38(tt,J=14.0,6.7
Hz,2H),3.81(qt,J=10.6,6.4Hz,2H),2.68(t,J
=6.4Hz,2H),2.20(s,3H),2.10(dd,J=13.9,7.2
Hz,1H),1.90-1.65(m,4H)。
実施例211:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
6-イソプロポキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000330
工程A.5-(6-イソプロポキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
ン酸。中間体24と同様の方法で、工程Aで6-フルオロ-2-メチルピリジン-3-ア
ミン,2-プロパノールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-イ
ソプロポキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例166
、工程Aと同様の方法で、N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]プロパ-
2-エナミド(中間体40)及び5-(6-イソプロポキシ-2-メチルピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C27
30Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、535.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H
),7.58(dd,J=8.6,2.1Hz,1H),6.73(d,J=8.6Hz
,1H),6.42(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.31-6.23
(m,1H),6.09(d,J=5.4Hz,1H),5.67(dd,J=10.2
,1.8Hz,1H),5.41-5.29(m,1H),4.44(s,1H),4.
17(d,J=8.1Hz,1H),2.26(s,3H),1.88-1.46(m,
8H),1.37(dd,J=6.2,2.2Hz,6H)。
実施例212:N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000331
実施例1と同様の方法で、4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体20)及びtert-ブチルN-[(1R,3R)-3-アミノシクロペンチ
ル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824
Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.1[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD):δ 8.87-8.79(m,1H),8.27-
8.19(m,1H),8.05-8.00(m,2H),8.00-7.95(m,1
H),7.52-7.43(m,4H),6.27-6.16(m,3H),5.68-
5.59(m,1H),4.55-4.46(m,1H),4.44-4.36(m,1
H),2.26-2.15(m,2H),2.06-1.94(m,2H),1.76-
1.65(m,1H),1.61-1.52(m,1H)。
実施例213:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000332
実施例166と同様の方法で、5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル
)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を
含む)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル]カルバ
メートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3028Sの
質量計算値、568.7;m/z実測値、569.0[M+H]H NMR(50
0MHz,CDCl):δ 9.73(s,1H),8.33(d,J=5.4Hz,
1H),8.04(s,1H),7.47-7.39(m,2H),7.28-7.14
(m,3H),6.95(s,1H),6.75(d,J=7.3Hz,1H),6.5
6-6.49(m,1H),6.28(dd,J=17.0,1.5Hz,1H),6.
09-5.98(m,2H),5.59(dd,J=10.3,1.5Hz,1H),3
.96-3.77(m,2H),2.20(s,3H),2.04(s,2H),1.8
3-1.76(m,2H),1.45-1.21(m,4H)。
実施例214:N-((1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4
-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000333
冷却した(0℃)、4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(
中間体26、911.4mg、2.25mmol)、N-[(1RS,3RS)-3-ア
ミノシクロペンチル]プロパ-2-エナミド(382.3mg、2.48mmol)、及
びジイソプロピルエチルアミン(1.9mL)のDMF(10mL)中溶液に、プロピル
ホスホン酸無水物((T3P(登録商標))、エチルアセテート中50重量%、2mL、
9.29mmol)を滴下した。LCMSの完了時に、反応混合物をEtOAc及び飽和
NaHCO水溶液に分割した。有機物を乾燥させ(NaSO)、濾過し、減圧下で
濃縮した。得られた粗標題化合物をDCMで粉末化して、白色固体として標題化合物を得
た。キラルSFC(固定相:Chiralpak IA、5μm、25020mm、移
動相:55% CO、45% iPrOH)により標題化合物、N-((1S,3R)
-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-
2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボキサミド(実施例313)及びN-((1R,3S)-3-アクリルア
ミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド(実施例328)を得た。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、
540.6;m/z実測値、541.0[M+H]
実施例215:N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000334
実施例1と同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及び
tert-ブチルN-[(1R,3R)-3-(プロパ-2-エノイルアミノ)シクロヘ
キシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C28
Sの質量計算値、533.6;m/z実測値、534.5[M+H]
NMR(400MHz,CDOD):δ 8.31(d,J=5.6Hz,1H),
7.19(d,J=8.6Hz,1H),6.99-6.95(m,1H),6.94-
6.88(m,1H),6.41-6.31(m,1H),6.27-6.18(m,1
H),6.06-6.00(m,1H),5.70-5.62(m,1H),4.71-
4.60(m,1H),4.26-4.10(m,2H),2.11(s,3H),1.
98-1.75(m,3H),1.75-1.50(m,5H),1.34(d,J=6
.0Hz,6H)。
実施例216:N-((1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4
-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000335
実施例166と同様の方法で、4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル
)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸(中間体26)及びtert-ブチルN-[(1R,3R)-3-アミノシクロ
ヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C29
26Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.0[M+H]
H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.23(s,1H),8.50
-8.28(m,2H),8.03(dd,J=53.5,7.6Hz,2H),7.7
3-7.55(m,2H),7.55-7.42(m,2H),7.38-7.16(m
,3H),6.39(dd,J=17.1,10.2Hz,1H),6.21(d,J=
5.5Hz,1H),6.09(dd,J=17.1,2.4Hz,1H),5.57(
dd,J=10.1,2.4Hz,1H),4.28-4.04(m,2H),1.91
-1.46(m,8H)。
実施例217:N-((1R,3R)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)
シクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000336
工程A.N-((1R,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及びter
t-ブチルN-[(1R,3R)-3-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して
、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,3R)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロ
ペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実
施例1、工程Aと同様の方法で、2-(ジメチルアミノ)酢酸を使用して標題化合物を調
製した(HClでの脱保護工程は不要だった)。MS(ESI):C3132
Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.2[M+H]H NMR(
400MHz,CDOD):δ 8.34-8.27(m,1H),7.44-7.3
4(m,2H),7.31-7.26(m,1H),7.19-7.13(m,1H),
7.12-7.06(m,2H),7.06-7.03(m,1H),6.99-6.9
4(m,1H),6.09-6.01(m,1H),4.54-4.43(m,1H),
4.40-4.30(m,1H),3.03-2.94(m,2H),2.30(s,6
H),2.22-2.14(m,2H),2.11(s,3H),2.03-1.89(
m,2H),1.71-1.61(m,1H),1.60-1.50(m,1H)。
実施例218:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000337
実施例166と同様の方法で、4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル
)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸(中間体26)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロ
ヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C29
26Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.1[M+H]
H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.51(s,1H),8.45-8.
31(m,2H),7.51-7.33(m,4H),7.26-7.19(m,1H)
,7.18-7.08(m,2H),6.52(d,J=7.2Hz,1H),6.33
-6.13(m,3H),6.10-5.99(m,1H),5.62(dd,J=10
.3,1.4Hz,1H),3.96-3.73(m,2H),2.31-2.06(m
,2H),1.89-1.77(m,2H),1.46-1.24(m,4H)。
実施例219:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000338
実施例1と同様の方法で、5-(4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体13、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含
む及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメー
トを使用し、トリメチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題
化合物を調製した。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6
;m/z実測値、556.0[M+H]H NMR(600MHz,CDOD)
:δ 8.54-8.53(s,1H),8.38-8.36(d,J=5.6Hz,1
H),7.48-7.43(m,2H),7.31-7.22(m,3H),6.31-
6.27(d,J=5.5Hz,1H),6.25-6.20(m,2H),5.66-
5.62(m,1H),4.32-4.19(m,2H),2.35-2.31(s,3
H),2.22-2.10(m,2H),1.88-1.77(m,2H),1.72-
1.56(m,2H)。
実施例220:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000339
工程A.5-(2-メチル-4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸。中間体1、工程A及びC~Fと同様の方法で、工程Aで5-フルオロ-2-ニ
トロトルエン及びフェノールの代わりに2-フルオロピリジン及び4-アミノ-3-メチ
ルフェノールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1
、工程Aと同様の方法で、N-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]プロパ-
2-エナミド(中間体36)及び5-(2-メチル-4-(ピリジン-2-イルオキシ)
フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボン酸を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱
保護は行わない)。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6
;m/z実測値、555.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)
:δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H),8.21-8.13(m,1H),7.
92-7.81(m,1H),7.43-7.31(m,1H),7.25-7.20(
m,1H),7.19-7.11(m,2H),7.09-7.04(m,1H),6.
33-6.16(m,3H),5.67-5.55(m,1H),4.48-4.35(
m,2H),2.20-2.14(m,3H),2.13-2.01(m,2H),1.
97-1.87(m,1H),1.83-1.61(m,3H)。
実施例221:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(6-シクロブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000340
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-シクロブト
キシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例183)のキラ
ル分離(キラルSFC(固定相:Chiralpak AS-H、5μm、25020
mm、移動相:70% CO2、30% MeOH))により、標題化合物を得た。MS
(ESI):C2830Sの質量計算値、546.7;m/z実測値、547
.1[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.31(d,J
=5.5Hz,1H),8.06(s,1H),6.84(s,1H),6.42(dd
,J=17.0,10.3Hz,1H),6.26(dd,J=17.0,1.7Hz,
1H),6.09(d,J=5.5Hz,1H),5.67(dd,J=10.3,1.
7Hz,1H),5.23-5.13(m,1H),4.44(s,1H),4.15(
d,J=10.3Hz,1H),2.53-2.45(m,2H),2.22-2.10
(m,5H),1.90-1.61(m,8H),1.59-1.46(m,2H)。
実施例222:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000341
実施例166、工程Aと同様の方法で、5-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体30)及びN-[(1S,2R)-2-アミ
ノシクロヘキシル]プロパ-2-エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を調製
した。MS(ESI):C2730Sの質量計算値、534.6;m/z実測
値、535.2[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.3
3(d,J=5.6Hz,1H),8.05(d,J=3.3Hz,1H),6.81(
s,1H),6.42(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.32-6.2
3(m,1H),6.12(d,J=5.5Hz,1H),5.70-5.64(m,1
H),5.34-5.26(m,1H),4.44(s,1H),4.22-4.13(
m,1H),2.14(s,3H),1.86-1.61(m,6H),1.59-1.
46(m,2H),1.36(dd,J=6.1,3.8Hz,6H)。
実施例223:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000342
実施例166、工程Aと同様の方法で、5-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メ
チルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体25)及びN-[(1S,2R)
-2-アミノシクロヘキシル]プロパ-2-エナミド(中間体40)を使用して、標題化
合物を調製した。MS(ESI):C2932Sの質量計算値、560.7;
m/z実測値、561.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):
δ 8.33(d,J=5.4Hz,1H),8.06(d,J=2.1Hz,1H),
6.83(s,1H),6.47-6.38(m,1H),6.33-6.24(m,1
H),6.11(d,J=5.3Hz,1H),5.70-5.65(m,1H),5.
44-5.37(m,1H),4.44(s,1H),4.21-4.13(m,1H)
,2.14(s,3H),2.05-1.94(m,2H),1.90-1.75(m,
8H),1.73-1.63(m,4H),1.61-1.45(m,2H)。
実施例224:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-4-(ピリミジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000343
実施例1、工程Aと同様の方法で、N-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル
]プロパ-2-エナミド(中間体36)及び5-(2-メチル-4-(ピリミジン-2-
イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体15)を使用して、標題化合物を作
製した(HCl/MeOHでの脱保護は行わない)。MS(ESI):C2825
Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NM
R(400MHz,CDOD):δ 8.69-8.58(m,2H),8.39-8
.25(m,1H),7.45-7.36(m,1H),7.33-7.19(m,3H
),6.37-6.14(m,3H),5.64-5.56(m,1H),4.48-4
.40(m,2H),2.21-2.14(m,3H),2.13-2.01(m,2H
),1.96-1.87(m,1H),1.85-1.70(m,2H),1.68-1
.58(m,1H)。
実施例225:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000344
実施例166、工程Aと同様の方法で、5-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン
-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボン酸(中間体33)及びN-[(1S,2R)-2-アミノ
シクロヘキシル]プロパ-2-エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を調製し
た。MS(ESI):C2832Sの質量計算値、548.7;m/z実測値
、549.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33
(s,1H),8.06(s,1H),6.90(s,1H),6.48-6.37(m
,1H),6.32-6.24(m,1H),6.12(s,1H),5.67(d,J
=10.5Hz,1H),4.44(s,1H),4.21-4.13(m,1H),4
.13-4.08(m,2H),2.16(s,3H),2.13-2.04(m,1H
),1.88-1.62(m,6H),1.61-1.46(m,2H),1.04(d
,J=6.6Hz,6H)。
実施例226:N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000345
実施例1と同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びter
t-ブチルN-[(1S,3S)-3-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、55
3.6;m/z実測値、554.5[M+H]
実施例227:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000346
実施例1と同様の方法で、4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体20)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロヘキシ
ル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926
Sの質量計算値、538.6;m/z実測値、539.1[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD):δ 8.90-8.79(m,1H),8.32-
8.28(m,1H),8.05-8.00(m,3H),7.51-7.43(m,4
H),6.31-6.25(m,1H),6.21-6.15(m,2H),5.61-
5.54(m,1H),3.91-3.78(m,2H),2.07-1.93(m,2
H),1.84-1.71(m,2H),1.54-1.32(m,4H)。
実施例228:N-((1R,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2
-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000347
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(1R,3R)-3-アミノシ
クロペンチル]カルバメート、工程Bで無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。M
S(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、54
2.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34-8.
30(m,1H),7.43-7.36(m,2H),7.31-7.27(m,1H)
,7.19-7.14(m,1H),7.11-7.06(m,2H),7.06-7.
03(m,1H),6.98-6.94(m,1H),6.08-6.05(m,1H)
,4.52-4.44(m,1H),4.31-4.24(m,1H),2.21-2.
13(m,2H),2.12(s,3H),1.99-1.93(m,1H),1.92
(s,3H),1.91-1.85(m,1H),1.69-1.58(m,1H),1
.56-1.45(m,1H)。
実施例229:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,3R)
-3-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000348
実施例1、工程Aと同様の方法で、N-((1R,3R)-3-アミノシクロペンチル
)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例21
7、工程Aからの生成物)及び2-[tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]
酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質
量計算値、570.7;m/z実測値、571.2[M+H]H NMR(400
MHz,CDOD):δ 8.31-8.24(m,1H),7.43-7.35(m
,2H),7.31-7.23(m,1H),7.18-7.13(m,1H),7.1
1-7.06(m,2H),7.06-7.03(m,1H),6.98-6.94(m
,1H),6.05-5.99(m,1H),4.52-4.44(m,1H),4.3
8-4.30(m,1H),3.26-3.23(m,2H),2.40(s,3H),
2.23-2.14(m,2H),2.11(s,3H),2.04-1.89(m,2
H),1.72-1.61(m,1H),1.60-1.48(m,1H)。
実施例230:N-((1S,3R)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000349
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル]カルバメートを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2827Sの質量計算
値、513.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(400MHz
,CDOD):δ 8.45(s,1H),8.36-8.30(m,1H),7.4
5-7.37(m,2H),7.31-7.25(m,1H),7.20-7.14(m
,1H),7.12-7.03(m,3H),7.00-6.94(m,1H),6.1
0-6.06(m,1H),4.07-3.91(m,1H),3.26-3.14(m
,1H),2.34-2.23(m,1H),2.12(s,3H),2.07-1.8
8(m,3H),1.57-1.27(m,4H)。
実施例231:N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000350
実施例1、工程A~Bと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む
)及びtert-ブチルN-[(1S,3S)-3-アミノシクロヘキシル]カルバメー
トを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129Sの質量
計算値、567.7;m/z実測値、568.2[M+H]H NMR(400M
Hz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.6Hz,1H),7.45-7.35
(m,2H),7.31-7.24(m,1H),7.21-7.14(m,1H),7
.11-7.02(m,3H),7.01-6.92(m,1H),6.39-6.18
(m,2H),6.06(d,J=5.6Hz,1H),5.69-5.59(m,1H
),4.24-4.13(m,2H),2.12(s,3H),1.95-1.77(m
,3H),1.76-1.62(m,4H),1.59-1.51(m,1H)。
実施例232:N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000351
実施例1と同様の方法で、4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体20)及びtert-ブチルN-[(1R,3R)-3-アミノシクロヘキシ
ル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926
Sの質量計算値、538.6;m/z実測値、539.4[M+H]H N
MR(400MHz,DMSO-d):δ 10.24(s,1H),8.89(d,
J=5.2Hz,1H),8.32(d,J=5.5Hz,1H),8.18-7.93
(m,5H),7.54-7.44(m,4H),6.42-6.31(m,1H),6
.21(d,J=5.5Hz,1H),6.12-6.02(m,1H),5.59-5
.51(m,1H),4.25-4.09(m,2H),1.82-1.41(m,8H
)。
実施例233:N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(4-メチ
ル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000352
実施例166、工程A~Bと同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキ
シピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るた
めのキラル分離法1を含む)及び(1R,2R)-trans-N-Boc-1,2-シ
クロペンタンジアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C26
Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.1[M+H]
NMR(400MHz,CDCl):δ 8.31(dt,J=5.4,1.3Hz
,1H),8.06(s,1H),7.49-7.38(m,2H),7.29-7.1
6(m,3H),6.95(s,1H),6.11(d,J=10.7Hz,1H),6
.01(dd,J=5.3,1.4Hz,1H),4.00(p,J=7.5Hz,1H
),3.46(s,4H),3.18(q,J=7.7Hz,1H),2.21(s,3
H),2.05(dtd,J=12.7,7.7,4.9Hz,1H),1.76(dd
dd,J=20.6,13.4,9.5,5.2Hz,2H),1.60-1.38(m
,2H)。
実施例234:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド。
Figure 0007072690000353
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-((テトラヒドロ-2H-
ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体12)及びN-[(
1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]プロパ-2-エナミド(中間体36)を使用
して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):
2829Sの質量計算値、547.6;m/z実測値、548.5[M+H
実施例235:N-((1R,3R)-3-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチ
ル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000354
実施例1、工程Aと同様の方法で、N-((1R,3R)-3-アミノシクロペンチル
)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例21
7、工程Aからの生成物)及び2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)酢酸を使用
して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、
556.6;m/z実測値、557.2[M+H]H NMR(400MHz,C
OD):δ 8.31-8.24(m,1H),7.42-7.36(m,2H),
7.29-7.25(m,1H),7.18-7.13(m,1H),7.11-7.0
6(m,2H),7.06-7.03(m,1H),6.98-6.95(m,1H),
6.06-5.99(m,1H),4.53-4.44(m,1H),4.38-4.3
0(m,1H),3.28-3.21(m,2H),2.23-2.15(m,2H),
2.11(s,3H),2.03-1.92(m,2H),1.73-1.61(m,1
H),1.60-1.48(m,1H)。
実施例236:N-((1R,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000355
実施例166、工程A~Bと同様の方法で、4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジ
ン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸(中間体26)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-
アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI
):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.4[M
+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.15-8.09(m,
1H),7.41-7.34(m,2H),7.22-7.18(m,1H),7.16
-7.00(m,1H),7.11-7.05(m,2H),7.04-7.02(m,
1H),6.98-6.94(m,1H),5.89-5.83(m,1H),4.56
-4.47(m,1H),3.80-3.70(m,1H),2.33-2.20(m,
2H),2.20-2.12(m,1H),2.10(s,3H),2.02-1.94
(m,1H),1.86-1.75(m,1H),1.64-1.53(m,1H)。
実施例237:N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000356
実施例1と同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)を使用し、
tert-ブチルN-[(1S,3R)-3-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使
用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129Sの質量計算値
、567.7;m/z実測値、568.2[M+H]H NMR(400MHz,
CDOD):δ 8.34-8.28(m,1H),7.44-7.36(m,2H)
,7.33-7.26(m,1H),7.20-7.13(m,1H),7.11-7.
04(m,3H),6.99-6.93(m,1H),6.23-6.17(m,2H)
,6.08-6.04(m,1H),5.66-5.58(m,1H),4.04-3.
94(m,1H),3.91-3.77(m,1H),2.23-2.15(m,1H)
,2.12(s,3H),1.99-1.83(m,3H),1.51-1.18(m,
4H)。
実施例238:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
R)-(6-イソプロポキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000357
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-イソプロポ
キシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例211)のキラ
ルSFC精製(固定相:Chiralpak AS-H、5μm、25020mm、移
動相:70% CO2、30% MeOH)により、標題化合物を得た。MS(ESI)
:C2730Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、535.2[M+
H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.5H
z,1H),7.58(d,J=8.6Hz,1H),6.73(d,J=8.6Hz,
1H),6.42(dd,J=17.0,10.3Hz,1H),6.27(dd,J=
17.0,1.5Hz,1H),6.08(d,J=5.4Hz,1H),5.67(d
d,J=10.3,1.6Hz,1H),5.39-5.30(m,1H),4.42(
s,1H),4.17(d,J=10.2Hz,1H),2.26(s,3H),1.8
9-1.60(m,6H),1.59-1.45(m,2H),1.37(dd,J=6
.1,2.7Hz,6H)。
実施例239:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000358
実施例166と同様の方法で、工程Aで4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-
3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボン酸(中間体28)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミ
ノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):
2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.2[M+H
H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.73(s,1H),8.3
0(d,J=4.8Hz,1H),8.18(d,J=2.7Hz,1H),7.75(
td,J=8.6,8.1,3.1Hz,1H),7.42(t,J=7.8Hz,2H
),7.20(dd,J=19.5,7.6Hz,3H),7.10(d,J=8.7H
z,1H),7.04-6.92(m,2H),6.24(d,J=17.1Hz,1H
),6.14-5.96(m,2H),5.55(dd,J=10.0,1.6Hz,1
H),4.11(q,J=7.1Hz,1H),3.87(dt,J=22.2,10.
5Hz,2H),2.52(s,1H),2.20(d,J=12.0Hz,1H),2
.04(s,3H),1.30(dt,J=36.2,6.5Hz,2H)。
実施例240:N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000359
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1S,3R)-3-アミノシクロペンチル]カルバメートを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算
値、499.6;m/z実測値、500.4[M+H]H NMR(400MHz
,CDOD):δ 8.52(s,1H),8.32(d,J=5.6Hz,1H),
7.49-7.36(m,2H),7.33-7.25(m,1H),7.23-7.1
4(m,1H),7.14-7.04(m,3H),7.02-6.93(m,1H),
6.07(d,J=5.5Hz,1H),4.37-4.20(m,1H),3.74-
3.60(m,1H),2.64-2.49(m,1H),2.23-1.98(m,6
H),1.97-1.70(m,2H)。
実施例241:N-((1S,3S)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000360
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1S,3S)-3-アミノシクロペンチル]カルバメート、
工程Bで無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927
Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.5[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.1Hz,1H),7.
45-7.35(m,2H),7.34-7.24(m,1H),7.23-7.14(
m,1H),7.13-7.02(m,3H),7.01-6.91(m,1H),6.
06(d,J=5.0Hz,1H),4.55-4.40(m,1H),4.35-4.
21(m,1H),2.24-2.06(m,5H),2.02-1.85(m,5H)
,1.73-1.57(m,1H),1.57-1.44(m,1H)。
実施例242:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
R)-(6-シクロブトキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000361
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-シクロブト
キシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例187)のキラ
ルSFC(固定相:Chiralpak AS-H、5μm、25020mm、移動相
:70% CO、30% MeOH)により、標題化合物を得た。MS(ESI):C
2830Sの質量計算値、546.7;m/z実測値、547.2[M+H]
H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.31(d,J=5.2Hz,
1H),7.60(d,J=8.6Hz,1H),6.76(d,J=8.6Hz,1H
),6.42(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.27(dd,J=17
.0,1.5Hz,1H),6.07(d,J=5.0Hz,1H),5.67(dd,
J=10.3,1.6Hz,1H),5.26-5.14(m,1H),4.42(s,
1H),4.17(d,J=9.3Hz,1H),2.54-2.45(m,2H),2
.25(s,3H),2.21-2.10(m,2H),1.91-1.61(m,8H
),1.59-1.45(m,2H)。
実施例243:N-((1S,3S)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000362
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1S,3S)-3-アミノシクロヘキシル]カルバメート、
工程Bでアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C30
29Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.5Hz,1H
),7.44-7.35(m,2H),7.32-7.26(m,1H),7.20-7
.14(m,1H),7.11-7.03(m,3H),7.00-6.93(m,1H
),6.07(d,J=5.6Hz,1H),4.20-4.07(m,2H),2.1
2(s,3H),1.97(s,3H),1.92-1.81(m,2H),1.77-
1.66(m,3H),1.64-1.48(m,3H)。
実施例244:N-((1R,3S)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000363
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1S,3R)-3-アミノシクロペンチル]カルバメート、
工程Bで無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927
Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.5[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.6Hz,1H),7.
48-7.36(m,2H),7.33-7.25(m,1H),7.22-7.14(
m,1H),7.13-7.03(m,3H),7.00-6.92(m,1H),6.
05(d,J=5.6Hz,1H),4.41-4.24(m,1H),4.20-4.
04(m,1H),2.54-2.35(m,1H),2.12(s,3H),2.08
-1.95(m,2H),1.93(s,3H),1.84-1.65(m,2H),1
.61-1.49(m,1H)。
実施例245:N-((1S,3S)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)
シクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000364
工程A.N-((1S,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5
-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及びter
t-ブチルN-[(1S,3S)-3-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して
、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1S,3S)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロ
ペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実
施例1、工程Aと同様の方法で、N-((1S,3S)-3-アミノシクロペンチル)-
5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド及び2-(ジメチ
ルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3132
Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.2[M+H]H NM
R(400MHz,CDOD):δ 8.41(s,1H),8.32(d,J=5.
5Hz,1H),7.46-7.35(m,2H),7.34-7.23(m,1H),
7.20-7.13(m,1H),7.11-7.02(m,3H),7.00-6.9
3(m,1H),6.07(d,J=5.6Hz,1H),4.58-4.43(m,1
H),4.43-4.30(m,1H),3.48(s,2H),2.64(s,6H)
,2.26-2.14(m,2H),2.12(s,3H),2.05-1.89(m,
2H),1.75-1.46(m,2H)。
実施例246:5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,3S)
-3-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000365
実施例1、工程Aと同様の方法で、N-((1S,3S)-3-アミノシクロペンチル
)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例24
5、工程Aからの生成物)及び2-[tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]
酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質
量計算値、570.7;m/z実測値、571.5[M+H]H NMR(400
MHz,CDOD):δ 8.43(s,1H),8.33(d,J=5.5Hz,1
H),7.45-7.35(m,2H),7.34-7.25(m,1H),7.23-
7.12(m,1H),7.10-7.01(m,3H),7.00-6.92(m,1
H),6.07(d,J=5.6Hz,1H),4.57-4.43(m,1H),4.
40-4.26(m,1H),3.70(s,2H),2.69(s,3H),2.27
-2.13(m,2H),2.12(s,3H),2.04-1.90(m,2H),1
.71-1.47(m,2H)。
実施例247:N-((1S,3S)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000366
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Gでtert-ブチル((1S,4S)-4-
アミノシクロヘキシル)カルバメートの代わりに5-(2-メチル-4-フェノキシフェ
ニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1
を含む)及びtert-ブチルN-[(1S,3S)-3-アミノシクロヘキシル]カル
バメートを使用して、標題化合物を調製した(400mg)。MS(ESI):C28
27Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.03(d,J=5.7Hz,1H)
,7.42-7.33(m,2H),7.19-7.11(m,2H),7.10-7.
06(m,2H),7.05-7.00(m,1H),6.97-6.90(m,1H)
,5.75(d,J=5.2Hz,1H),4.36-4.27(m,1H),3.23
-3.13(m,1H),2.11(s,3H),2.02-1.94(m,1H),1
.85-1.63(m,5H),1.59-1.52(m,1H),1.32-1.23
(m,1H)。
実施例248:5-(3-クロロ-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,3R)
-3-((E)-4-(ジメチルアミノ)ブタ-2-エナミド)シクロペンチル)-4-
オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボキサミド。
Figure 0007072690000367
工程A.N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(3-クロロ-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5
-(3-クロロ-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(実施例137、工程A
からの生成物)及びtert-ブチルN-[(1R,3S)-3-アミノシクロペンチル
]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.5-(3-クロロ-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,3R)-3-
((E)-4-(ジメチルアミノ)ブタ-2-エナミド)シクロペンチル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、N-((1S,3R)-3-アミノシク
ロペンチル)-5-(3-クロロ-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド及
び(E)-4-(ジメチルアミノ)ブタ-2-エン酸を使用して、標題化合物を作製した
(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C3231ClN
の質量計算値、631.1;m/z実測値、631.2[M+H]H NMR(4
00MHz,CDOD):δ 8.18-8.12(m,1H),7.58-7.53
(m,1H),7.42-7.36(m,2H),7.31-7.25(m,1H),7
.18-7.12(m,2H),7.08-7.04(m,2H),6.78-6.68
(m,1H),6.16-6.09(m,1H),6.08-6.01(m,1H),4
.42-4.33(m,1H),4.28-4.20(m,1H),3.11-3.06
(m,2H),2.46-2.37(m,1H),2.21(s,6H),2.11-1
.96(m,2H),1.92-1.84(m,1H),1.83-1.74(m,1H
),1.73-1.64(m,1H)。
実施例249:5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-N-((1R,2S)
-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000368
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体19)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノ
シクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
2623Sの質量計算値、469.6;m/z実測値、470.4[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.16-8.11(mz,1H
),7.79-7.74(m,1H),7.68-7.63(m,3H),7.62-7
.57(m,1H),7.46-7.41(m,2H),7.38-7.29(m,2H
),6.05-6.01(m,1H),4.52-4.44(m,1H),3.62-3
.56(m,1H),2.18-2.08(m,2H),1.97-1.81(m,2H
),1.77-1.61(m,2H)。
実施例250:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1
R,3S)-3-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド。
Figure 0007072690000369
工程A.N-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の
方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1、
Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチルN-[(
1S,3R)-3-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製
した。
工程B.5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,3
S)-3-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、N-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキ
シル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド及び2-[tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]酢酸を使用して、標題化
合物を調製した。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、584.7;
m/z実測値、585.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):
δ 8.45(s,1H),8.35-8.29(m,1H),7.44-7.35(m
,2H),7.31-7.24(m,1H),7.20-7.13(m,1H),7.1
1-7.04(m,3H),6.99-6.93(m,1H),6.10-6.04(m
,1H),4.04-3.91(m,1H),3.88-3.73(m,1H),3.6
6(s,2H),2.67(s,6H),2.23-2.15(m,1H),2.12(
s,3H),1.99-1.83(m,3H),1.53-1.18(m,4H)。
実施例251:N-((1R,3S)-3-(2-アミノアセトアミド)シクロヘキシ
ル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000370
実施例1、工程Aと同様の方法で、N-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル
)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(
実施例250、工程Aからの生成物)及び2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)
酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質
量計算値、570.7;m/z実測値、571.2[M+H]H NMR(400
MHz,CDOD):δ 8.38(s,1H),8.34-8.30(m,1H),
7.43-7.36(m,2H),7.31-7.25(m,1H),7.20-7.1
3(m,1H),7.10-7.03(m,3H),6.99-6.93(m,1H),
6.10-6.05(m,1H),4.05-3.90(m,1H),3.88-3.7
5(m,1H),3.60(s,2H),2.22-2.15(m,1H),2.12(
s,3H),1.98-1.83(m,3H),1.52-1.13(m,4H)。
実施例252:N-((1R,3S)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)
シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000371
実施例1、工程Aと同様の方法で、N-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル
)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(
実施例250、工程Aからの生成物)及び2-(ジメチルアミノ)酢酸を使用して、標題
化合物を調製した。MS(ESI):C3234Sの質量計算値、598.7
;m/z実測値、599.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)
:δ 8.35(s,1H),8.34-8.29(m,1H),7.44-7.35(
m,2H),7.32-7.26(m,1H),7.20-7.13(m,1H),7.
10-7.03(m,3H),6.99-6.93(m,1H),6.10-6.04(
m,1H),4.03-3.91(m,1H),3.87-3.73(m,1H),3.
56(s,2H),2.69(s,6H),2.21-2.15(m,1H),2.12
(s,3H),1.98-1.82(m,3H),1.49-1.16(m,4H)。
実施例253:N-((1R,3S)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000372
実施例1、工程Bと同様の方法で、N-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル
)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(
実施例250、工程Aからの生成物)及び無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。
MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、5
56.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.35-8
.29(m,1H),7.44-7.35(m,2H),7.32-7.26(m,1H
),7.19-7.12(m,1H),7.11-7.04(m,3H),6.99-6
.93(m,1H),6.09-6.04(m,1H),4.02-3.91(m,1H
),3.80-3.67(m,1H),2.17-2.07(m,4H),1.95-1
.84(m,6H),1.51-1.37(m,1H),1.35-1.26(m,2H
),1.21-1.07(m,1H)。
実施例254:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000373
実施例166、工程A~Bと同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-2-フェノキ
シピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体13、Sアトロプ異性体を得る
ためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシク
ロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C25
23Sの質量計算値、501.6;m/z実測値、502.0[M+H]
H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.57(s,1H),8.51(d
,J=5.9Hz,1H),7.50-7.42(m,2H),7.32-7.27(m
,1H),7.27-7.24(m,2H),6.50(d,J=6.0Hz,1H),
4.50(q,J=6.6Hz,1H),3.78(q,J=6.9Hz,1H),2.
34(s,3H),2.23-2.13(m,2H),2.05-1.91(m,2H)
,1.84-1.72(m,2H)。
実施例255:N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-
(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000374
実施例166、工程A~Bと同様の方法で、5-(4-メチル-6-フェノキシピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラ
ル分離法1を含む)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロヘキ
シル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2726
Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.1[M+H]
NMR(500MHz,CDCl):δ 8.19(d,J=5.3Hz,1H),8
.13(s,1H),7.47-7.39(m,2H),7.28-7.16(m,3H
),7.06(s,1H),6.93(s,1H),5.87(s,1H),4.68(
s,4H),3.71(d,J=10.6Hz,1H),3.46(s,2H),2.7
4(s,1H),2.21(s,3H),2.07(dd,J=14.0,10.0Hz
,2H),1.39-1.30(m,2H),1.16(s,1H)。
実施例256:N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000375
実施例166、工程A~Bと同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-2-フェノキ
シピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体13、Sアトロプ異性体を得る
ためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノ
シクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
2523Sの質量計算値、501.6;m/z実測値、502.0[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.55-8.45(m,1H)
,8.24-8.13(m,1H),7.50-7.37(m,2H),7.32-7.
19(m,3H),6.11-6.00(m,1H),4.28-4.15(m,1H)
,3.58-3.44(m,1H),2.33-2.17(m,5H),1.94-1.
81(m,2H),1.79-1.61(m,2H)。
実施例257:N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5
-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000376
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボン酸(中間体28)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシ
クロヘキシル]カルバメートを使用し、トリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチ
ルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624
の質量計算値、500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(5
00MHz,CDCl):δ 8.26(q,J=5.9,5.4Hz,3H),8.
15(s,1H),7.81(d,J=7.3Hz,1H),7.67(d,J=8.6
Hz,1H),7.49-7.41(m,4H),7.30-7.18(m,2H),7
.12(dd,J=15.5,8.7Hz,2H),6.45(s,2H),6.12-
6.04(m,2H),3.21(s,1H),1.73-1.37(m,4H),1.
21(t,J=7.0Hz,1H)。
実施例258:N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-4-オキ
ソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000377
実施例1と同様の方法で、4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体20)を使用し、工程Aでtert-ブチルN-[(1R,2S)-2-アミ
ノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで無水酢酸及びDMAPを使用して、標題化合
物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、512.6;m
/z実測値、513.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ
8.86(d,J=5.1Hz,1H),8.31(d,J=5.2Hz,1H),8
.14-7.95(m,3H),7.60-7.38(m,4H),6.30(d,J=
5.6Hz,1H),4.43-4.25(m,2H),2.10-1.81(m,6H
),1.79-1.51(m,3H)。
実施例259:N-((1S,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000378
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1S,3S)-3-アミノシクロペンチル]カルバメートを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算
値、499.6;m/z実測値、500.3[M+H]H NMR(400MHz
,CDOD):δ 8.49(s,1H),8.33(d,J=5.6Hz,1H),
7.47-7.36(m,2H),7.33-7.25(m,1H),7.22-7.1
3(m,1H),7.12-7.03(m,3H),7.02-6.92(m,1H),
6.08(d,J=5.5Hz,1H),4.62-4.47(m,1H),3.88-
3.70(m,1H),2.39-2.19(m,2H),2.16-2.03(m,5
H),1.83-1.57(m,2H)。
実施例260:N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5
-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000379
実施例1と同様の方法で、4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体20)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシ
ル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624
Sの質量計算値、484.6;m/z実測値、485.2[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD):δ 8.83-8.78(m,1H),8.14-
8.09(m,1H),8.03-7.99(m,2H),7.92-7.89(m,1
H),7.51-7.44(m,3H),7.42-7.39(m,1H),6.13-
6.10(m,1H),4.47-4.42(m,1H),3.42-3.35(m,1
H),1.92-1.69(m,6H),1.62-1.55(m,1H),1.51-
1.42(m,1H)。
実施例261:N-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000380
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチルN-[(1S,3R)-3-アミノシクロヘキシル]カルバメートを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2827Sの質量計算
値、513.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(400MHz
,CDOD):δ 8.47(s,1H),8.36-8.30(m,1H),7.4
3-7.36(m,2H),7.30-7.24(m,1H),7.20-7.13(m
,1H),7.10-7.03(m,3H),6.99-6.93(m,1H),6.1
1-6.04(m,1H),4.05-3.93(m,1H),3.25-3.16(m
,1H),2.33-2.23(m,1H),2.12(s,3H),2.06-1.9
1(m,3H),1.57-1.31(m,4H)。
実施例262:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(R)-
(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000381
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含
む)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメ
ートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2427Sの質
量計算値、465.6;m/z実測値、466.2[M+H]H NMR(400
MHz,CDOD):δ 8.46(s,1H),8.33-8.29(m,1H),
7.24-7.18(m,1H),7.00-6.89(m,2H),6.06-6.0
1(m,1H),4.71-4.61(m,1H),4.51-4.42(m,1H),
3.80-3.70(m,1H),2.22-2.09(m,2H),2.04(s,3
H),2.01-1.85(m,2H),1.83-1.65(m,2H),1.38-
1.31(m,6H)。
実施例263:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5
-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000382
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体20)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシク
ロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C25
22Sの質量計算値、470.5;m/z実測値、471.3[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.81(d,J=5.3Hz,1H
),8.12(d,J=5.6Hz,1H),8.07-7.96(m,2H),7.9
4-7.89(m,1H),7.55-7.36(m,4H),6.11(d,J=5.
7Hz,1H),4.61-4.46(m,1H),3.70-3.58(m,1H),
2.26-2.05(m,2H),2.01-1.61(m,4H)。
実施例264:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000383
実施例1と同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及び
tert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使
用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2831Sの質量計算値
、533.6;m/z実測値、534.2[M+H]H NMR(400MHz,
CDOD):δ 8.32-8.24(m,1H),7.22-7.15(m,1H)
,7.00-6.94(m,1H),6.94-6.86(m,1H),6.21-6.
16(m,2H),6.03-5.98(m,1H),5.62-5.55(m,1H)
,4.70-4.61(m,1H),3.91-3.81(m,2H),2.10(s,
3H),2.07-1.96(m,2H),1.84-1.76(m,2H),1.50
-1.36(m,4H),1.36-1.32(m,6H)。
実施例265:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5
-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000384
実施例1、工程Aと同様の方法で、オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル
)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸(中間体28)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシクロペン
チル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2522
Sの質量計算値、486.6;m/z実測値、486.9[M+H]
NMR(500MHz,クロロホルム-d)d8.27(s,1H),8.03(s,1
H),7.45(td,J=7.3,1.6Hz,2H),7.30-7.18(m,2
H),7.11(d,J=8.7Hz,2H),6.82-6.56(m,3H),6.
12(s,1H),4.16(s,2H),3.52-3.44(m,2H),1.84
-1.61(m,4H),1.56-1.46(m,2H)。
実施例266:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
R)-(6-シクロブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000385
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-シクロブト
キシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例183)のキラ
ル分離(キラルSFC(固定相:Chiralpak AS-H、5μm、25020
mm、移動相:70% CO2、30% MeOH))により、標題化合物を得た。MS
(ESI):C2830Sの質量計算値、546.7;m/z実測値、547
.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.32(d,J
=5.5Hz,1H),8.04(s,1H),6.84(s,1H),6.48-6.
38(m,1H),6.28(dd,J=17.0,1.8Hz,1H),6.09(d
,J=5.5Hz,1H),5.67(dd,J=10.2,1.9Hz,1H),5.
25-5.12(m,1H),4.47-4.37(m,1H),4.17(d,J=1
0.3Hz,1H),2.54-2.43(m,2H),2.23-2.09(m,5H
),1.91-1.63(m,8H),1.60-1.46(m,2H)。
実施例267:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5
-(4-フェニルピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000386
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-フェニルピリジン-2-イ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体21)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシク
ロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C25
22Sの質量計算値、470.5;m/z実測値、471.1[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.73-8.67(m,1H),8
.42(s,1H),8.36-8.29(m,1H),7.93-7.87(m,2H
),7.85-7.78(m,2H),7.56-7.48(m,3H),6.27-6
.23(m,1H),4.52-4.44(m,1H),3.80-3.69(m,1H
),2.22-2.08(m,2H),2.04-1.85(m,2H),1.81-1
.68(s,2H)。
実施例268:N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-4-オキソ
-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000387
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Gでtert-ブチル((1S,4S)-4-
アミノシクロヘキシル)カルバメートの代わりに、オキソ-5-(2-フェニルピリジン
-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体20)及び(1R,2R)-2-アミノシクロペンタノール
を使用して、標題化合物を調製した(91mg)。MS(ESI):C2521
Sの質量計算値、471.5;m/z実測値、472.1[M+H]H NMR
(400MHz,CDOD):δ 8.90-8.79(m,1H),8.36-8.
24(m,1H),8.07-7.98(m,3H),7.51-7.41(m,4H)
,6.32-6.22(m,1H),4.16-4.07(m,2H),2.18-2.
07(m,1H),2.04-1.94(m,1H),1.82-1.70(m,2H)
,1.66-1.54(m,2H)。
実施例269:N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5
-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000388
実施例1、工程Aと同様の方法で、オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル
)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸(中間体28)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロ
ペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C25
22Sの質量計算値、486.6;m/z実測値、487.1[M+H]
H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.35(d,J=5.5Hz,1H)
,8.17(d,J=2.6Hz,1H),7.70(dd,J=8.8,2.7Hz,
1H),7.46(t,J=7.9Hz,2H),7.32-7.17(m,3H),7
.11(d,J=8.7Hz,1H),6.18(d,J=5.5Hz,1H),3.9
6(q,J=8.1Hz,1H),3.46-3.36(m,3H),3.14(q,J
=7.8Hz,1H),2.82-2.75(m,5H),1.78(dt,J=14.
7,7.6Hz,2H)。
実施例270:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-イソ
プロピルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000389
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-イソプロピルピリジン-4-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体16)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノ
シクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
2224Sの質量計算値、436.5;m/z実測値、437.1[M+H]
実施例271:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(4-イソ
プロポキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000390
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(4-イソプロポキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバ
メートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2325Sの
質量計算値、451.5;m/z実測値、452.4[M+H]H NMR(40
0MHz,CDOD):δ 8.52(s,1H),8.26(d,J=5.6Hz,
1H),7.35-7.22(m,2H),7.14-7.02(m,2H),6.10
(d,J=5.6Hz,1H),4.72-4.65(m,1H),4.53-4.42
(m,1H),3.79-3.64(m,1H),2.23-2.09(m,2H),2
.05-1.82(m,2H),1.81-1.66(m,2H),1.41-1.32
(m,6H)。
実施例272:N-((1S,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000391
実施例1と同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及び
tert-ブチルN-[(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使
用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2831Sの質量計算値
、533.6;m/z実測値、534.2[M+H]H NMR(400MHz,
CDOD):δ 8.30-8.26(m,1H),7.21-7.15(m,1H)
,7.00-6.94(m,1H),6.94-6.86(m,1H),6.21-6.
16(m,2H),6.03-5.98(m,1H),5.62-5.55(m,1H)
,4.70-4.61(m,1H),3.91-3.81(m,2H),2.10(s,
3H),2.07-1.96(m,2H),1.84-1.76(m,2H),1.54
-1.36(m,4H),1.36-1.32(m,6H)。
実施例273:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000392
実施例1と同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体31、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及び
tert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使
用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2831Sの質量計算値
、533.6;m/z実測値、534.2[M+H]H NMR(400MHz,
CDOD):δ 8.30-8.24(m,1H),7.20-7.15(m,1H)
,7.00-6.94(m,1H),6.94-6.86(m,1H),6.21-6.
16(m,2H),6.03-5.98(m,1H),5.62-5.55(m,1H)
,4.72-4.59(m,1H),3.93-3.82(m,2H),2.11(s,
3H),2.07-1.94(m,2H),1.84-1.74(m,2H),1.54
-1.36(m,4H),1.36-1.32(m,6H)。
実施例274:N-((1S,S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000393
実施例1と同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及び
tert-ブチルN-[(1S,3S)-3-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使
用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2831Sの質量計算値
、533.6;m/z実測値、534.2[M+H]H NMR(400MHz,
CDOD):δ 8.30(d,J=5.6Hz,1H),7.23-7.16(m,
1H),6.99-6.96(m,1H),6.94-6.87(m,1H),6.41
-6.29(m,1H),6.27-6.18(m,1H),6.02(d,J=5.6
Hz,1H),5.69-5.59(m,1H),4.71-4.62(m,1H),4
.25-4.13(m,2H),2.11(s,3H),1.94-1.77(m,3H
),1.74-1.61(m,4H),1.59-1.51(m,1H),1.34(d
,J=6.0Hz,6H)。
実施例275:N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000394
工程A:tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-(プロパ-2-エノイルアミノ
)シクロヘキシル]カルバメート。tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-アミノ
シクロヘキシル]カルバメート(200mg、0.798mmol)のDCM(50mL
)中溶液に、トリエチルアミン(0.403g、3.99mmol)を添加し、続いて氷
浴中でプロパ-2-エノイルクロリド(0.0794g、0.877mmol)を添加し
、rtで1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー
により精製し、明黄色固体として標題化合物を得た(155mg、収率72.4%)。
工程B.N-((1S,3R)-3-アミノシクロヘキシル)アクリルアミド。実施例
5、工程Bと同様の方法で、標題化合物を調製した。
工程C:N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)
-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1と同
様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中
間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)を使用し、N-((
1S,3R)-3-アミノシクロヘキシル)アクリルアミドを使用して、標題化合物を調
製した。MS(ESI):C2831Sの質量計算値、533.6;m/z実
測値、534.7[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.
30(d,J=5.5Hz,1H),7.20(d,J=8.6Hz,1H),6.99
-6.95(m,1H),6.94-6.86(m,1H),6.25-6.17(m,
2H),6.02(d,J=5.6Hz,1H),5.67-5.57(m,1H),4
.71-4.60(m,1H),4.05-3.92(m,1H),3.91-3.78
(m,1H),2.21-2.13(m,1H),2.11(s,3H),1.99-1
.80(m,3H),1.56-1.36(m,2H),1.34(d,J=6.0Hz
,6H),1.31-1.12(m,2H)。
実施例276:N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000395
実施例1と同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及び
tert-ブチルN-[(1S,3R)-3-アミノシクロペンチル]カルバメートを使
用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2729Sの質量計算値
、519.6;m/z実測値、520.4[M+H]H NMR(400MHz,
CDOD):δ 8.29(d,J=5.6Hz,1H),7.29-7.13(m,
1H),7.02-6.79(m,2H),6.36-6.18(m,2H),6.02
(d,J=5.5Hz,1H),5.71-5.59(m,1H),4.74-4.57
(m,1H),4.45-4.30(m,1H),4.25-4.11(m,1H),2
.55-2.40(m,1H),2.11(s,3H),2.08-1.96(m,2H
),1.88-1.69(m,2H),1.69-1.53(m,1H),1.40-1
.30(m,6H)。
実施例277:N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5
-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000396
実施例166、工程A~Bと同様の方法で、5-(4-メチル-6-フェノキシピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体27)及びtert-ブチルN-[(1R,
2R)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
MS(ESI):C2624Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、5
01.1[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.45(d
,J=2.8Hz,1H),8.21(d,J=2.7Hz,1H),8.03(dd,
J=8.7,2.7Hz,1H),7.95(dd,J=5.8,2.5Hz,2H),
7.69(dd,J=9.0,2.8Hz,1H),7.45(q,J=7.2Hz,4
H),7.10(d,J=8.7Hz,1H),6.04(s,1H),6.00-5.
92(m,1H),5.80(dd,J=42.2,5.5Hz,2H),3.77(q
d,J=11.4,10.4,3.7Hz,2H),3.45(s,1H),1.82(
dd,J=23.7,10.9Hz,2H),1.40-1.15(m,4H)。
実施例278:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5
-(6-フェニルピリダジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000397
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aで4-オキソ-5-(6-フェニルピリダジ
ン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸(実施例203、工程Bからの生成物)及びtert-ブチルN-
[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を
調製した。MS(ESI):C2421Sの質量計算値、471.5;m/z
実測値、472.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD及びDMS
O-d):δ 9.28(d,J=2.2Hz,1H),8.45-8.38(m,1
H),8.22-8.18(m,4H),7.64-7.53(m,3H),6.33-
6.23(m,1H),4.42-4.36(m,1H),3.62-3.56(m,1
H),2.12-1.97(m,2H),1.90-1.77(m,2H),1.75-
1.56(m,2H)。
実施例279:N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000398
実施例1と同様の方法で、4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体20)及びtert-ブチルN-[(1S,3S)-3-アミノシクロヘキシ
ル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926
Sの質量計算値、538.6;m/z実測値、539.2[M+H]H N
MR(400MHz,DMSO-d):δ 10.28(s,1H),8.89(d,
J=5.2Hz,1H),8.38-8.28(m,1H),8.17(s,1H),8
.14-8.07(m,3H),8.02-7.93(m,1H),7.55-7.41
(m,4H),6.43-6.31(m,1H),6.22(d,J=5.5Hz,1H
),6.12-6.03(m,1H),5.61-5.51(m,1H),4.21-4
.08(m,2H),1.82-1.59(m,5H),1.53-1.36(m,3H
)。
実施例280:N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-4-オキ
ソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000399
実施例1と同様の方法で、工程Aで4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体20)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシク
ロペンチル]カルバメートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりに
無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724
の質量計算値、512.6;m/z実測値、513.4[M+H]H NMR(4
00MHz,CDOD):δ 8.85(d,J=5.3Hz,1H),8.31(d
,J=5.6Hz,1H),8.07-8.00m,3H),7.55-7.43(m,
4H),6.29(d,J=5.5Hz,1H),4.42-4.28(m,2H),2
.11-1.96(m,2H),1.94(s,3H),1.92-1.82(m,1H
),1.79-1.57(m,3H)。
実施例281:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5
-(6-フェニルピリミジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000400
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(6-フェニルピリミジン-4-
イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボン酸(中間体23)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシ
クロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
21Sの質量計算値、471.5;m/z実測値、472.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.35-9.26(m,1H),
8.40-8.36(m,2H),8.27-8.20(m,3H),7.61-7.5
2(m,3H),6.62-6.56(m,1H),4.57-4.41(m,1H),
3.80-3.68(m,1H),2.28-2.10(m,2H),2.08-1.8
5(m,2H),1.81-1.65(m,2H)。
実施例282:N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000401
実施例1と同様の方法で、工程Aで4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体20)及びtert-ブチルN-[(1S,3S)-3-アミノシク
ロペンチル]カルバメート、工程Bで無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS
(ESI):C2824Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525
.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.81(d,J
=5.0Hz,1H),8.26(d,J=5.4Hz,1H),8.12-7.94(
m,3H),7.55-7.30(m,4H),6.31-6.12(m,3H),5.
72-5.48(m,1H),4.53-4.23(m,2H),2.23-2.07(
m,2H),2.07-1.79(m,2H),1.71-1.41(m,2H)。
実施例283:N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000402
実施例1と同様の方法で、工程Aで4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体20)及びtert-ブチルN-[(1S,3R)-3-アミノシク
ロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C29
26Sの質量計算値、538.6;m/z実測値、539.2[M+H]
H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.26(s,1H),8.9
1-8.85(m,1H),8.35-8.27(m,1H),8.19-8.11(m
,1H),8.10-8.03(m,4H),7.52-7.45(m,4H),6.2
3-6.12(m,2H),6.10-5.98(m,1H),5.58-5.50(m
,1H),3.89-3.79(m,1H),3.73-3.59(m,1H),2.0
3-1.95(m,1H),1.80-1.73(m,3H),1.37-1.27(m
,3H),1.13-1.08(m,1H)。
実施例284:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5
-(5-フェニルピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000403
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(5-フェニルピリジン-3-イ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体22)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシク
ロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C25
22Sの質量計算値、470.5;m/z実測値、471.1[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.00-8.96(m,1H),8
.65-8.58(m,1H),8.45-8.39(m,1H),8.36-8.30
(m,1H),8.26-8.21(m,1H),7.77-7.69(m,2H),7
.55-7.47(m,2H),7.47-7.41(m,1H),6.31-6.23
(m,1H),4.54-4.42(m,1H),3.78-3.70(m,1H),2
.21-2.11(m,2H),2.04-1.85(m,2H),1.83-1.69
(m,2H)。
実施例285:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5
-(3-(ピリジン-2-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000404
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(3-(ピリジン-2-イル)フ
ェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(実施例194、工程Aからの生成物)及びtert-ブチルN-[(1
S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製し
た。MS(ESI):C2522Sの質量計算値、470.5;m/z実測値
、471.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.65
-8.57(m,1H),8.20-8.07(m,2H),8.04-7.98(m,
1H),7.96-7.84(m,2H),7.77-7.65(m,1H),7.52
-7.41(m,1H),7.41-7.32(m,1H),6.03(d,J=5.6
Hz,1H),4.55-4.44(m,1H),3.71-3.56(m,1H),2
.22-2.06(m,2H),1.97-1.82(m,2H),1.80-1.62
(m,2H)。
実施例286:N-((1S,2R)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シ
クロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000405
工程A.N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2
-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オ
キソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体20)を使用し、ter
t-ブチルN-[(1R,2S)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して
、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1S,2R)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペ
ンチル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1
、工程Aと同様の方法で、2-[tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]酢酸
及びHATUを使用して、標題化合物を調製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)
。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、
542.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.84(
d,J=5.2Hz,1H),8.41(s,1H),8.27(d,J=5.6Hz,
1H),8.08-7.96(m,3H),7.52-7.41(m,4H),6.24
(d,J=5.6Hz,1H),4.50-4.36(m,2H),3.75(s,2H
),2.65(s,3H),2.16-1.96(m,2H),1.95-1.82(m
,1H),1.80-1.58(m,3H)。
実施例287:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチ
ル-4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド。
Figure 0007072690000406
実施例1、工程Aと同様の方法で、tert-ブチル((1S,4S)-4-アミノシ
クロヘキシル)カルバメートの代わりに5-(2-メチル-4-((テトラヒドロ-2H
-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体12)及びter
t-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2629Sの質量計算値、50
7.6;m/z実測値、508.2[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.50(s,1H),8.33-8.27(m,1H),7.25-7.
15(m,1H),7.06-6.94(m,2H),6.04-5.99(m,1H)
,4.70-4.60(m,1H),4.52-4.41(m,1H),4.01-3.
90(m,2H),3.79-3.69(m,1H),3.65-3.56(m,2H)
,2.19-2.02(m,7H),2.01-1.86(m,2H),1.81-1.
66(m,4H)。
実施例288:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5
-(4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000407
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-((テトラヒドロ-2H-
ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体12)及びtert
-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、
標題化合物を調製した。MS(ESI):C2527Sの質量計算値、493
.6;m/z実測値、494.4[M+H]H NMR(400MHz,CD
D):δ 8.46(s,1H),8.29(d,J=5.6Hz,1H),7.37-
7.21(m,2H),7.19-7.12(m,2H),6.14(d,J=5.6H
z,1H),4.71-4.60(m,1H),4.52-4.41(m,1H),4.
04-3.90(m,2H),3.80-3.68(m,1H),3.67-3.52(
m,2H),2.25-2.02(m,4H),2.02-1.84(m,2H),1.
81-1.63(m,4H)。
実施例289:ラセミcisN-((1RS,3RS)-3-アミノシクロペンチル)
-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000408
実施例104、工程A~Bと同様の方法で、4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジ
ン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボニルクロリド(中間体10)及びラセミtert-ブチル((1S,3
R)-3-アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。M
S(ESI):C2522Sの質量計算値、486.6;m/z実測値、48
6.9[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.31(d,
J=5.5Hz,1H),8.22-8.16(m,1H),7.85-7.79(m,
1H),7.71(t,J=6.4Hz,1H),7.48-7.40(m,2H),7
.29-7.17(m,3H),7.10(dd,J=8.7,0.7Hz,1H),6
.12(d,J=5.5Hz,1H),4.55(q,J=7.1Hz,1H),3.9
4(s,3H),3.75(tt,J=5.5,2.2Hz,2H),3.48(s,1
H),2.11-1.89(m,4H)。
実施例290:ラセミtransN-((1RS,3RS)-3-アミノシクロペンチ
ル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000409
実施例104、工程A~Bと同様の方法で、4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジ
ン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボニルクロリド(中間体10)及びラセミtert-ブチルN-[(1R
,3R)-3-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した
。MS(ESI):C2522Sの質量計算値、486.6;m/z実測値、
486.9[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.33(
d,J=5.5Hz,1H),8.18(q,J=2.8,2.3Hz,1H),7.7
3(t,J=7.8Hz,1H),7.46(t,J=7.9Hz,2H),7.29(
d,J=7.4Hz,1H),7.21(d,J=8.0Hz,2H),7.12(d,
J=8.7Hz,1H),6.17(d,J=5.6Hz,1H),4.52(p,J=
7.1Hz,1H),3.84-3.68(m,5H),2.28(dq,J=18.3
,7.2Hz,2H),2.19-2.04(m,2H),1.71(tt,J=13.
1,4.7Hz,2H)。
実施例291:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000410
工程A.N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5
-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例166、工程A~Bと同様の方法
で、4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体26)を使
用し、tert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)カルバメートを
使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-
5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例337と同様の方法で、
N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5-フェノキ
シピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI)
:C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.1[M+
H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.48(s,1H),8.
47-8.33(m,2H),7.58-7.35(m,4H),7.25-7.21(
m,1H),7.20-6.90(m,2H),6.48-6.06(m,4H),5.
73(dd,J=10.3,1.4Hz,1H),4.38-4.10(m,2H),1
.97-1.47(m,9H)。
実施例292:N-((1RS,2RS)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5
-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000411
実施例337と同様の方法で、ラセミtrans N-((1RS,3RS)-3-ア
ミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド(実施例290)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C29
Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.0[M+H]
NMR(600MHz,CDOD):δ 8.34(s,1H),7.76(d,J
=8.7Hz,1H),7.51-7.35(m,2H),7.29-7.15(m,3
H),6.90(d,J=8.5Hz,1H),6.36-6.07(m,3H),5.
73-5.53(m,1H),4.49-4.37(m,2H),2.24(s,3H)
,2.19-1.64(m,8H)。
実施例293:N-((1RS,3RS)-3-アミノシクロペンチル)-5-(4-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000412
実施例166、工程A~Bと同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキ
シピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るた
めのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチルN-[(1R,3R)-3-アミノシ
クロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
24Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、500.9[M+H]
H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.24(dd,J=5.1,2.
8Hz,1H),8.06(d,J=7.5Hz,1H),7.45-7.35(m,2
H),7.26-7.11(m,3H),6.90(s,1H),6.68(s,1H)
,5.99-5.92(m,1H),4.97(s,2H),4.57-4.48(m,
1H),3.64(s,1H),3.43(s,4H),2.24(s,1H),2.1
6(d,J=3.6Hz,3H),1.98(d,J=19.7Hz,2H)。
実施例294:N-((1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4
-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000413
実施例1、工程Bと同様の方法で、N-((1RS,3RS)-3-アミノシクロペン
チル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例2
90)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの
質量計算値、540.6;m/z実測値、541.0[M+H]H NMR(50
0MHz,CDCl):δ 8.26(d,J=68.3Hz,1H),7.76(d
,J=9.3Hz,1H),7.65-7.02(m,4H),6.18(p,J=6.
3,4.9Hz,1H),4.65-4.08(m,7H),3.70-3.33(m,
5H),2.50(dt,J=125.7,7.2Hz,1H),2.24(ddq,J
=24.3,13.3,7.4,6.3Hz,1H),2.11-1.82(m,1H)
,1.74-1.40(m,1H),1.41-1.15(m,1H)。
実施例295:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(5-フェノキシピラジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000414
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(5-フェノキシピラジン-2-
イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボン酸(実施例201、工程Aからの生成物)及びN-[(1S,2R)-2-ア
ミノシクロヘキシル]プロパ-2-エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を調
製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2825
Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(
400MHz,DMSO-d):δ 10.15(s,1H),8.61(s,1H)
,8.47-8.25(m,2H),7.97-7.77(m,2H),7.56-7.
40(m,2H),7.36-7.18(m,3H),6.54-6.28(m,2H)
,6.20-6.04(m,1H),5.66-5.50(m,1H),4.29-4.
14(m,1H),4.08-3.94(m,1H),1.77-1.61(m,4H)
,1.59-1.49(m,2H),1.45-1.28(m,2H)。
実施例296:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(5-フェノキシピリミジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000415
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(5-フェノキシピリミジン-2
-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体14)及びN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]
プロパ-2-エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を調製した(HCl/Me
OH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、54
1.6;m/z実測値、542.4[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.68(s,2H),8.30-8.26(m,1H),7.55-7.
46(m,2H),7.33-7.22(m,3H),6.30-6.15(m,3H)
,5.63-5.57(m,1H),4.49-4.33(m,2H),2.22-1.
99(m,2H),1.97-1.82(m,1H),1.79-1.59(m,3H)
実施例297:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(5-フェノキシピリミジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000416
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(5-フェノキシピリミジン-2
-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体14)及びN-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]
プロパ-2-エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を調製した(HCl/Me
OH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、55
5.6;m/z実測値、556.4[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.68(s,2H),8.32-8.26(m,1H),7.55-7.
46(m,2H),7.35-7.22(m,3H),6.47-6.35(m,1H)
,6.31-6.21(m,2H),5.69-5.59(m,1H),4.58-4.
37(m,1H),4.21-4.09(m,1H),1.83-1.49(m,8H)
実施例298:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000417
工程A:5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸。5-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(中間体18)をキラル分離法2で処理して、イソプロピルアミン塩としてSアトロ
プ異性体を調製した。塩の除去手順:イソプロピルアミン塩である5-(S)-(6-
イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(73g、165mm
ol)をMeOH(438mL)及びHO(219mL)に溶解した。LiOH-H
O(34.7g、826mmol)を添加し、混合物をrtで1時間撹拌した。混合物を
濃縮して、元の体積の半分を除去し、溶液を0℃に冷却し、1N HClをゆっくり添加
して、pH4~5に調製した。得られた沈殿物を濾過し、真空下で乾燥させて、黄色固体
として標題化合物を得た(56.1g、収率88%)。
工程B:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-
(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。丸底フラ
スコに、5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸(1.0g、2.62mmol)、HATU(1.29g、3.40mmol)
、TEA(0.397g、3.93mmol)及びDMF(10mL)を添加した。混合
物を室温で10分間撹拌し、次いで、N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル
)アクリルアミド(中間体36、0.53g、3.44mmol)及びTEA(0.52
9mg、5.24mmol)のDMF(4mL)中撹拌溶液に添加し、混合物を室温で3
0分間撹拌した。反応混合物を水(50mL)で処理し、濾過によって分離し、真空下で
乾燥させた。粗生成物を、FCC(SiO、MeOH:DCMの3:100混合物によ
り溶出)で精製して、白色固体として標題化合物を得た(0.81g、58%)。標題化
合物の絶対立体化学的配置を単結晶X線解析により確認した。MS(ESI):C27
30Sの質量計算値、518.6;m/z実測値、519.1[M+H]
H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.65(s,1H),8.40(s,
1H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),7.19(s,1H),7.05-6
.95(m,2H),6.32(dd,J=17.0,1.7Hz,1H),6.19(
dd,J=17.0,10.1Hz,1H),5.93(d,J=5.5Hz,1H),
5.64(dd,J=10.2,1.6Hz,1H),4.50-4.30(m,2H)
,2.70(d,J=7.1Hz,2H),2.27-2.02(m,6H),1.92
-1.61(m,4H),0.99(d,J=6.6Hz,6H)。
実施例299:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000418
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-イソプロポ
キシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例222)のキラ
ルSFC精製により標題化合物を得た(固定相:Chiralpak AS-H、5μm
、25020mm、移動相:70% CO2、30% MeOH)。MS(ESI):
2730Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、535.2[M+H
H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.5Hz
,1H),8.06(s,1H),6.81(s,1H),6.42(dd,J=17.
0,10.2Hz,1H),6.27(dd,J=17.0,1.8Hz,1H),6.
11(d,J=5.5Hz,1H),5.67(dd,J=10.3,1.8Hz,1H
),5.35-5.25(m,1H),4.44(s,1H),4.16(d,J=10
.6Hz,1H),2.14(s,3H),1.86-1.61(m,6H),1.60
-1.46(m,2H),1.36(dd,J=6.1,3.8Hz,6H)。
実施例300:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(S)-(4-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000419
工程A.3-(4-ニトロフェノキシ)ピリジン。中間体1、工程Aに記載の条件と同
様の条件を使用し、1-フルオロ-4-ニトロベンゼン及びピリジン-3-オールを使用
して、標題化合物を調製した。
工程B.4-オキソ-5-(4-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中
間体25、工程B~Cと同様の方法で、3-(4-ニトロフェノキシ)ピリジンを使用し
て、標題化合物を調製した。
工程C.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-4-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1
、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸及びN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]プロパ-2-エナミ
ド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わな
い)。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測
値、541.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.4
4-8.40(m,1H),8.38-8.34(m,1H),8.33-8.28(m
,1H),7.62-7.57(m,1H),7.50-7.44(m,3H),7.2
9-7.25(m,2H),6.32-6.24(m,1H),6.23-6.16(m
,2H),5.64-5.59(m,1H),4.47-4.37(m,2H),2.1
6-2.01(m,2H),1.97-1.86(m,1H),1.82-1.61(m
,3H)。
実施例301:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000420
工程A.N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程
Aと同様の方法で、5-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びt
ert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用
し、トリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を
調製した。
工程B.N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)
-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例
337と同様の方法で、N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2
-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミドを使用して、標
題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.
6;m/z実測値、555.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl
):δ 9.55(s,1H),8.37(d,J=5.4Hz,1H),7.53(d
,J=8.6Hz,1H),7.48-7.38(m,2H),7.26-7.10(m
,3H),6.93-6.73(m,2H),6.45-6.26(m,2H),1.7
2-1.70(m,0H),6.19-5.96(m,2H),5.67(dd,J=1
0.3,1.4Hz,1H),4.27-3.98(m,2H),2.43-2.33(
m,1H),2.33-2.22(m,4H),1.91-1.81(m,2H),1.
66-1.43(m,2H)。
実施例302:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000421
工程A.5-ニトロ-2-フェノキシピリミジン。中間体24、工程Aと同様の方法で
、2-クロロ-5-ニトロピリミジン及びフェノールを使用し、CsCOの代わりに
TEA又はDIEAを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.4-オキソ-5-(2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体1
6、工程B~Cと同様の方法で、工程Bで5-ニトロ-2-フェノキシピリミジンを使用
して、標題化合物を調製した。
工程C.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-
5-(2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方
法で、N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]プロパ-2-エナミド(中間
体40)及び4-オキソ-5-(2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸を使用し
て、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C
2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.3[M+H]
H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.12(s,1H),8
.76(s,2H),8.37-8.32(m,1H),7.90-7.81(m,2H
),7.50-7.42(m,2H),7.31-7.24(m,3H),6.44-6
.33(m,2H),6.16-6.07(m,1H),5.62-5.56(m,1H
),4.24-4.17(m,1H),4.05-3.97(m,1H),1.74-1
.52(m,6H),1.45-1.31(m,2H)。
実施例303:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000422
工程A.N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程
Aと同様の方法で、5-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びt
ert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメート及びジ
イソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)
-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例
337と同様の方法で、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3028
Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.1[M+H]H NMR(
500MHz,CDCl):δ 9.52(s,1H),8.36(d,J=5.4H
z,1H),7.60-7.37(m,3H),7.26-7.18(m,3H),7.
14-7.01(m,1H),6.81(dd,J=8.5,0.8Hz,1H),6.
42(dd,J=16.9,1.4Hz,1H),6.31(s,1H),6.19(d
d,J=16.9,10.3Hz,1H),6.00(d,J=5.5Hz,1H),5
.74(dd,J=10.2,1.4Hz,1H),4.33-4.25(m,1H),
4.21-4.08(m,1H),2.29(s,3H),2.10-1.88(m,2
H),1.75-1.67(m,4H),1.60-1.56(m,2H)。
実施例304:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェ
ニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000423
実施例1と同様の方法で、5-(2-メチル-4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-
4-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体12)及びtert-ブチル
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用し、工程Aでト
リエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製し
た。キラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL OD-H、5μm、250×20
mm、移動相:65% CO2、35% MeOH)により、標題化合物及びN-((1
R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-メチル-4-
((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド(実施例347)を得た。MS(ESI):C2931Sの質量計算値、5
61.7;m/z実測値、562.3[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.29-8.23(m,1H),7.24-7.16(m,1H),7
.06-7.00(m,1H),6.99-6.93(m,1H),6.32-6.14
(m,2H),6.02-5.96(m,1H),5.63-5.56(m,1H),4
.68-4.56(m,1H),4.46-4.33(m,2H),3.99-3.89
(m,2H),3.66-3.54(m,2H),2.18-1.98(m,7H),1
.96-1.83(m,1H),1.81-1.61(m,5H)。
実施例305:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000424
工程A.5-(2-メチル-4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで3,6-ジクロロピリダジン、3-メ
チル-4-ニトロフェノールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例
1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フ
ェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセ
ナフチレン-2-カルボン酸及びN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]プ
ロパ-2-エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeO
H脱保護は行わない)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555
.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,CD
D):δ 8.95(d,J=4.0Hz,1H),8.31(d,J=5.5Hz,1
H),7.82-7.71(m,1H),7.53-7.38(m,2H),7.35-
7.29(m,1H),7.29-7.20(m,1H),6.34-6.14(m,3
H),5.65-5.55(m,1H),4.50-4.35(m,2H),2.22-
2.14(m,3H),2.14-2.02(m,2H),1.96-1.86(m,1
H),1.80-1.62(m,3H)。
実施例306:N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5
-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000425
実施例166、工程Cと同様の方法で、N-((1RS,3RS)-3-アミノシクロ
ペンチル)-5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド(実施例293)を使用して標題化合物を調製し、キラルSFC(固定相:Chi
ralpak IA、5μm、250×20mm、移動相:50% CO、50% i
PrOH)によって精製を実行した。MS(ESI):C2926Sの質量計
算値、554.6;m/z実測値、555.3[M+H]H NMR(400MH
z,CDCl):δ 9.51(s,1H),8.37(d,J=5.4Hz,1H)
,8.05(s,1H),7.50-7.39(m,2H),7.30-7.15(m,
3H),6.95(d,J=1.1Hz,1H),6.29(dd,J=16.9,1.
5Hz,1H),6.14-6.01(m,2H),5.87(d,J=7.2Hz,1
H),5.77(d,J=7.4Hz,1H),5.66(dd,J=10.3,1.4
Hz,1H),4.52(dh,J=10.3,7.2Hz,2H),2.39-2.1
8(m,4H),2.03(qdd,J=13.9,7.9,6.6Hz,2H),1.
69-1.46(m,2H),1.21(d,J=6.1Hz,1H)。
実施例307:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(5-フェノキシピリミジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000426
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(5-フェノキシピリミジン-2
-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体14)及びN-[(1R,2R)-2-アミノシクロペンチル]
プロパ-2-エナミド(中間体46)を使用して、標題化合物を調製した(MeOH/H
Cl脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、54
1.6;m/z実測値、542.1[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.69(s,2H),8.35-8.30(m,1H),7.55-7.
45(m,2H),7.34-7.23(m,3H),6.33-6.28(m,1H)
,6.24-6.20(m,2H),5.65-5.58(m,1H),4.34-4.
17(m,2H),2.23-2.13(m,2H),1.86-1.79(m,2H)
,1.69-1.47(m,2H)。
実施例308:N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5
-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000427
工程A.N-((1RS,3RS)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(
4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例16
6、工程A~Bと同様の方法で、5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル
)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を
含む)及びtert-ブチルrac-[(1R,3R)-3-アミノシクロヘキシル]カ
ルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実
施例166、工程Cと同様の方法で、N-((1RS,3RS)-3-アミノシクロヘキ
シル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミドを使用して標題化合物を調製し、キラルSFC精製によって標題化合物及び
N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4
-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例332
)(固定相:CHIRALPAK AD-H、5μm、250×20mm、移動相:60
% CO、40% iPrOH)を得た(387mg)。MS(ESI):C30
Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.3[M+H]
NMR(500MHz,CDCl):δ 9.42(s,1H),8.37(d,J
=5.5Hz,1H),8.07(s,1H),7.48-7.40(m,2H),7.
29-7.16(m,3H),6.98-6.93(m,1H),6.30(dd,J=
17.0,1.5Hz,1H),6.17-6.02(m,2H),5.84(d,J=
7.8Hz,1H),5.72(d,J=7.5Hz,1H),5.65(dd,J=1
0.3,1.5Hz,1H),4.27(dqt,J=19.9,7.5,3.9Hz,
2H),2.21(d,J=0.8Hz,3H),1.92-1.63(m,4H),1
.54(dtd,J=12.2,7.8,4.0Hz,1H),1.21(d,J=6.
1Hz,3H)。
実施例309:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000428
実施例166、工程Aと同様の方法で、5-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メ
チルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体25、Sアトロプ異性体を得る
ためのキラル分離法1を含む)を使用し、N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキ
シル]プロパ-2-エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を調製した。MS(
ESI):C2932Sの質量計算値、560.7;m/z実測値、561.
2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=
5.5Hz,1H),8.06(s,1H),6.83(s,1H),6.42(dd,
J=17.0,10.2Hz,1H),6.27(dd,J=17.0,1.8Hz,1
H),6.11(d,J=5.6Hz,1H),5.67(dd,J=10.2,1.9
Hz,1H),5.44-5.37(m,1H),4.49-4.41(m,1H),4
.16(d,J=10.3Hz,1H),2.14(s,3H),2.07-1.94(
m,2H),1.89-1.77(m,8H),1.74-1.63(m,4H),1.
60-1.48(m,2H)。
実施例310:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000429
実施例1、工程Aと同様の方法で、N-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル
]プロパ-2-エナミド(中間体36)及びN-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘ
キシル]プロパ-2-エナミド(中間体40)及び4-オキソ-5-(2-フェノキシピ
リミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセ
ナフチレン-2-カルボン酸(実施例302、工程Bからの生成物)を使用して、標題化
合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723
Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.3[M+H]
NMR(400MHz,DMSO-d及びCDODの混合物):δ 8.70(s,
2H),8.33-8.29(m,1H),7.90-7.64(m,1H),7.46
-7.39(m,2H),7.28-7.20(m,3H),6.34-6.29(m,
1H),6.25-6.15(m,1H),6.09-6.01(m,1H),5.56
-5.49(m,1H),4.33-4.21(m,2H),1.99-1.63(m,
2H),1.79-1.57(m,3H),1.58-1.45(m,1H)。
実施例311:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(5-フェノキシピラジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000430
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(5-フェノキシピラジン-2-
イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボン酸(実施例201、工程Aからの生成物)及びN-[(1R,2R)-2-ア
ミノシクロペンチル]プロパ-2-エナミド(中間体46)を使用して、標題化合物を作
製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723
Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.2[M+H]H NMR(
400MHz,CDOD):δ 8.50-8.45(m,1H),8.36-8.2
9(m,2H),7.56-7.40(m,2H),7.32-7.18(m,3H),
6.33(d,J=5.6Hz,1H),6.24-6.16(m,2H),5.67-
5.57(m,1H),4.37-4.15(m,2H),2.26-2.07(m,2
H),1.89-1.76(m,2H),1.73-1.50(m,2H)。
実施例312:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000431
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-イソブトキ
シ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例225)のキラル
SFC(固定相:Chiralpak AS-H、5μm、25020mm、移動相:
70% CO、30% MeOH)により標題化合物及びN-((1R,2S)-2-
アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(6-イソブトキシ-4-メチルピリ
ジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例352)を得た。MS(ESI):C
2832Sの質量計算値、548.7;m/z実測値、549.2[M+H]
H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.39-8.29(m,1H)
,8.06(s,1H),6.89(s,1H),6.42(dd,J=16.9,10
.1Hz,1H),6.27(d,J=18.0Hz,1H),6.16-6.06(m
,1H),5.67(d,J=11.0Hz,1H),4.48-4.41(m,1H)
,4.22-4.15(m,1H),4.14-4.06(m,2H),2.16(s,
3H),2.14-2.06(m,1H),1.87-1.77(m,3H),1.75
-1.61(m,3H),1.59-1.47(m,2H),1.04(d,J=6.7
Hz,6H)。
実施例313:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000432
標題化合物を、キラルSFCによって実施例214から分離した。MS(ESI):C
2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.3[M+H]
H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.53(s,1H),8.53
-8.26(m,2H),7.59-7.33(m,5H),7.26-7.22(m,
1H),7.21-7.08(m,2H),6.54-6.45(m,1H),6.44
-6.34(m,1H),6.26-6.20(m,1H),6.10(dd,J=16
.9,10.3Hz,1H),5.67(dd,J=10.2,1.5Hz,1H),4
.44-4.31(m,1H),4.18-4.06(m,1H),2.54-2.40
(m,1H),2.10-1.57(m,4H),0.86-0.82(m,1H)。
実施例314:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000433
実施例1、工程Aと同様の方法で、tert-ブチル((1S,4S)-4-アミノシ
クロヘキシル)カルバメートの代わりにN-[(1R,2R)-2-アミノシクロペンチ
ル]プロパ-2-エナミド(中間体46)、及びN-[(1S,2R)-2-アミノシク
ロヘキシル]プロパ-2-エナミド(中間体40)、及び4-オキソ-5-(2-フェノ
キシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸(実施例302、工程Bからの生成物)を使用して、
標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C27
23Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.4[M+H]
H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.28(s,1H),8.7
5(s,2H),8.44-8.00(m,3H),7.53-7.36(m,2H),
7.36-7.18(m,3H),6.34(d,J=5.5Hz,1H),6.23-
6.10(m,1H),6.09-5.97(m,1H),5.60-5.50(m,1
H),4.27-4.17(m,1H),4.17-4.06(m,1H),2.08-
1.90(m,2H),1.76-1.37(m,4H)。
実施例315:N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4
-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000434
N-((1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-
(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例216)のキラルSFC精製
(固定相:Chiralpak IA、5μm、250×20mm、移動相:50% C
、50% iPrOH)により、標題化合物及びN-((1R,3R)-3-ア
クリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル
)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド(実施例344)を得た。MS(ESI):C2926Sの質量
計算値、554.6;m/z実測値、555.3[M+H]H NMR(400M
Hz,CDCl):δ 9.44(s,1H),8.46-8.30(m,2H),7
.58-7.35(m,4H),7.26-7.22(m,1H),7.19-7.06
(m,2H),6.34-6.22(m,2H),6.16-6.06(m,1H),5
.94-5.86(m,1H),5.71(d,J=7.5Hz,1H),5.68-5
.61(m,1H),9.41-9.24(m,0H),4.35-4.19(m,2H
),1.97-1.88(m,2H),1.85-1.77(m,5H),1.59-1
.49(m,1H)。
実施例316:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000435
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体31、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含
む)及びN-[(1R,2R)-2-アミノシクロペンチル]プロパ-2-エナミド(中
間体46)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。
MS(ESI):C2729Sの質量計算値、519.6;m/z実測値、5
20.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.1
3(s,1H),8.32-8.23(m,2H),8.22-8.12(br,1H)
,7.20(d,J=8.6Hz,1H),6.97-6.91(m,1H),6.89
-6.82(m,1H),6.22-6.11(m,1H),6.08-6.01(m,
1H),5.86(d,J=5.4Hz,1H),5.60-5.50(m,1H),4
.67-4.56(m,1H),4.27-4.08(m,2H),2.07-1.90
(m,5H),1.72-1.61(m,2H),1.61-1.50(m,1H),1
.49-1.36(m,1H),1.26(d,J=6.0Hz,6H)。
実施例317:5-([2,3’-ビピリジン]-4-イル)-N-((1R,2S)
-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000436
工程A.5-([2,3’-ビピリジン]-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体1
9、方法Aと同様の方法で、ピリジン-3-イルボロン酸及び2-クロロピリジン-4-
アミンを使用し、工程AでPd(OAc)の代わりにPdCl(PPhを使用
して、標題化合物を調製した。
工程B.5-([2,3’-ビピリジン]-4-イル)-N-((1R,2S)-2-
アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方
法で、5-([2,3’-ビピリジン]-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びN-((1
S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標
題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C27
23Sの質量計算値、525.6;m/z実測値、526.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.31-9.19(m,1H),8.
98-8.86(m,1H),8.65-8.56(m,1H),8.54-8.47(
m,1H),8.35-8.26(m,1H),8.21-8.11(m,1H),7.
61-7.51(m,2H),6.34-6.23(m,2H),6.23-6.16(
m,1H),5.67-5.55(m,1H),4.46-4.35(m,2H),2.
13-2.00(m,2H),1.96-1.85(m,1H),1.80-1.60(
m,3H)。
実施例318:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(
)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000437
実施例1と同様の方法で、5-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む
)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)カルバメートを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624Sの質量計算
値、500.6;m/z実測値、501.0[M+H]H NMR(500MHz
,CDCl):δ 9.53(s,1H),8.36(d,J=5.5Hz,1H),
7.52(d,J=8.5Hz,1H),7.46-7.36(m,2H),7.28-
7.16(m,2H),6.97(s,1H),6.84-6.76(m,1H),6.
00(d,J=5.5Hz,1H),4.69-4.60(m,1H),4.27-4.
14(m,1H),4.12-4.04(m,1H),2.29(s,3H),2.12
-2.01(m,1H),1.91-1.55(m,5H),1.49(s,9H)。
実施例319:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000438
実施例337と同様の方法で、tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-アミノシ
クロペンチル]カルバメート及び4-オキソ-5-(2-フェノキシピリミジン-5-イ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(実施例302、工程Bからの生成物)を使用して、標題化合物を調製した。
MS(ESI):C2723Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、5
42.3[M+H]
実施例320:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(5-フェニルピリダジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000439
工程A:3-クロロ-5-フェニル-ピリダジン。3,5-ジクロロピリダジン(2.
00g、13.4mmol)、フェニルボロン酸(1.64g、13.4mmol)、P
d(OAc)(0.301g、1.34mmol)、1,2,3,4,5-ペンタフェ
ニル-1’-(ジ-tert-ブチルホスフィノ)フェロセン(1.906g、2.68
5mmol)、KF(1.947g、33.56mmol)、ジオキサン(50mL)、
及び水(12mL)の溶液を、N下の還流状態で15時間撹拌した。混合物をEtOA
cで希釈し、生理食塩水で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮乾固させた。フラ
ッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、白色固体として標題化合物を得た
(1.53g、収率59.8%)。MS(ESI):C10ClNの質量計算値、
190.63;m/z実測値、190.0[M+H]
工程B:tert-ブチル(5-フェニルピリダジン-3-イル)カルバメート。3-
クロロ-5-フェニル-ピリダジン(1.53g、8.03mmol)、tert-ブチ
ルカルバメート(1.88g、16.1mmol)、Pd(dppf)Cl(0.59
2g、0.803mmol)、Xphos(0.928g、1.61mmol)、及びC
CO(6.54g、20.1mmol)のジオキサン(30mL)中混合物を、1
00℃で16時間撹拌した。混合物をEtOAcで希釈し、濾過した。EtOAc及び水
に分割した濾液を、水及び生理食塩水で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮乾固
させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、明黄色固体として標
題化合物を得た(0.96g、収率44%)。MS(ESI):C15の質
量計算値、271.31;m/z実測値、272.0[M+H]
工程C:メチル3-アミノ-4-((tert-ブトキシカルボニル)(5-フェニル
ピリダジン-3-イル)アミノ)チエノ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート
。中間体1、工程C~Dに記載の条件と同様の条件を使用し、工程Cで5-フルオロ-2
-ニトロトルエン及びKCOの代わりにtert-ブチル(5-フェニルピリダジン
-3-イル)カルバメート及びCsCOを使用して、標題化合物を調製した(1.0
5g)。MS(ESI):C2423Sの質量計算値、477.54;m/z
実測値、478.3[M+H]
工程D:メチル3-アミノ-4-((5-フェニルピリダジン-3-イル)アミノ)チ
エノ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート。メチル3-アミノ-4-((te
rt-ブトキシカルボニル)(5-フェニルピリダジン-3-イル)アミノ)チエノ[2
,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(1.05g、2.20mmol)のTFA
(4mL)及びDCM(12mL)中溶液を、rtで3時間撹拌した。混合物を濃縮乾固
させて、黄色固体として標題化合物を得(0.79g、収率95%)、次の工程で直接使
用した。MS(ESI):C1915Sの質量計算値、377.42;m/z
実測値、378.3[M+H]
工程E.4-オキソ-5-(5-フェニルピリダジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体1、
工程E~Fと同様の方法で、メチル3-アミノ-4-((5-フェニルピリダジン-3-
イル)アミノ)チエノ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートを使用して、標題
化合物を調製した。
工程F:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(5-フェニルピリダジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法
で、4-オキソ-5-(5-フェニルピリダジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びN-[(1S,
2R)-2-アミノシクロペンチル]プロパ-2-エナミド(中間体36)を使用して、
標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない。MS(ESI):C27
23Sの質量計算値、525.6;m/z実測値、526.1[M+H]
H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.27(s,1H),9.86
-9.83(m,1H),8.40-8.33(m,2H),7.99-7.93(m,
2H),7.90-7.85(m,1H),7.82-7.77(m,1H),7.62
-7.55(m,3H),6.34-6.28(m,1H),6.28-6.18(m,
1H),6.11-6.02(m,1H),5.58-5.52(m,1H),4.34
-4.19(m,2H),2.00-1.84(m,2H),1.82-1.67(m,
2H),1.67-1.47(m,2H)。
実施例321:N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4
-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000440
標題化合物をN-((1RS,2RS)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-
(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例2
92)からキラルSFC(固定相:Chiralpak IA、5μm、250×20m
m、移動相:50% CO、50% iPrOH)で精製し、標題化合物及びN-((
R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェ
ノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例334)を得た。MS(ESI):C
24Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.2[M+H]
H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.38-8.32(m,1H),
8.17(t,J=2.2Hz,1H),7.73-7.66(m,1H),7.50-
7.41(m,2H),7.32-7.17(m,4H),7.11(dd,J=8.8
,1.7Hz,1H),6.98(p,J=5.3Hz,1H),6.29(dq,J=
16.9,1.4Hz,1H),6.20-6.07(m,2H),5.65(dq,J
=10.3,1.4Hz,1H),4.44(dp,J=27.6,6.8Hz,2H)
,2.65(d,J=5.1Hz,1H),2.25(tdd,J=12.2,7.3,
3.5Hz,2H),1.96(dq,J=23.9,6.7Hz,2H),1.67-
1.48(m,2H)。
実施例322:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000441
工程A.N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程
Aと同様の方法で、5-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びt
ert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用
し、トリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を
調製した。
工程B.N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)
-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例
337と同様の方法で、N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミドを使
用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3028Sの質量計算値
、568.7;m/z実測値、569.0[M+H]H NMR(500MHz,
CDCl):δ 9.61(s,1H),8.35(d,J=5.4Hz,1H),7
.58-7.38(m,3H),7.26-7.14(m,3H),6.81(d,J=
8.5Hz,1H),6.69(d,J=7.2Hz,1H),6.39-6.19(m
,2H),6.17-5.93(m,2H),5.62(dd,J=10.3,1.4H
z,1H),4.04-3.74(m,2H),2.33-1.36(m,11H)。
実施例323:N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000442
実施例166と同様の方法で、工程Aで4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-
3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボン酸(中間体28)及びtert-ブチルラセミ-[(1R,3R)-3-
アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。ラセミN-(
(1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(6-フ
ェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミドのキラルSFC精製(固定相:Chiralp
ak IA、5μm、250×20mm、移動相:50% CO、50% iPrOH
)により、標題化合物及びN-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシ
ル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例33
1)を得た。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/
z実測値、555.2[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ
8.36(tt,J=4.8,1.8Hz,1H),8.21-8.15(m,1H),
7.75-7.69(m,1H),7.56-7.43(m,3H),7.36(dt,
J=4.3,1.8Hz,1H),7.29(dd,J=7.6,3.8Hz,1H),
7.22(t,J=5.8Hz,2H),7.13(ddd,J=9.0,5.9,2.
7Hz,1H),6.32-6.21(m,2H),6.21(ddt,J=7.0,4
.8,2.1Hz,1H),5.67(ddd,J=9.6,4.9,2.2Hz,1H
),4.23(dd,J=7.2,3.5Hz,1H),4.15(dq,J=9.6,
4.8Hz,1H),3.45-3.35(m,2H),1.90(td,J=13.7
,6.9Hz,2H),1.77(dd,J=9.4,4.6Hz,2H),1.66-
1.59(m,2H),1.54(q,J=9.4Hz,1H)。
実施例324:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(3-(ピリジン-3-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000443
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(3-(ピリジン-3-イル)フ
ェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(実施例202、工程Aからの生成物)及びN-[(1R,2R)-2-
アミノシクロペンチル]プロパ-2-エナミド(中間体46)を使用して、標題化合物を
作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2824
Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.1[M+H]H NMR
(400MHz,CDOD):δ 8.94-8.79(m,1H),8.60-8.
49(m,1H),8.33-8.24(m,1H),8.20-8.09(m,1H)
,7.92-7.80(m,2H),7.76-7.68(m,1H),7.56-7.
46(m,2H),6.25-6.12(m,3H),5.66-5.56(m,1H)
,4.33-4.13(m,2H),2.23-2.04(m,2H),1.86-1.
72(m,2H),1.72-1.47(m,2H)。
実施例325:5-([2,2’-ビピリジン]-4-イル)-N-((1R,2S)
-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000444
工程A.4-ニトロ-2,2’-ビピリジン。中間体20、工程Aと同様の方法で、2
-(トリメチルスタンニル)ピリジン及び2-クロロ-4-ニトロピリジンを使用し、塩
基は使用せず、溶媒としてDMFを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.5-([2,2’-ビピリジン]-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体2
5、工程B~Cと同様の方法で、工程Bで4-ニトロ-2,2’-ビピリジンを使用して
、標題化合物を調製した。
工程C.5-([2,2’-ビピリジン]-4-イル)-N-((1R,2S)-2-
アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方
法で、5-([2,2’-ビピリジン]-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びN-[(1
S,2R)-2-アミノシクロペンチル]プロパ-2-エナミド(中間体36)を使用し
て、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C
2723Sの質量計算値、525.6;m/z実測値、526.1[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.92-8.82(m,1H)
,8.64-8.59(m,1H),8.49-8.44(m,1H),8.44-8.
39(m,1H),8.30-8.23(m,1H),7.97-7.91(m,1H)
,7.57-7.50(m,1H),7.45-7.40(m,1H),6.33-6.
24(m,2H),6.23-6.18(m,1H),5.64-5.60(m,1H)
,4.46-4.39(m,2H),2.15-2.01(m,2H),1.96-1.
86(m,1H),1.83-1.61(m,3H)。
実施例326:5-([2,3’-ビピリジン]-4-イル)-N-((1R,2R)
-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000445
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-([2,3’-ビピリジン]-4-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(実施例317、工程Aからの生成物)及びN-((1R,2R)-2-
アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体46)を使用して、標題化合物を作製し
た(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723Sの
質量計算値、525.6;m/z実測値、526.1[M+H]H NMR(40
0MHz,CDOD):δ 9.27-9.22(m,1H),8.94-8.88(
m,1H),8.62-8.57(m,1H),8.53-8.47(m,1H),8.
32-8.27(m,1H),8.21-8.15(m,1H),7.59-7.52(
m,2H),6.31-6.26(m,1H),6.22-6.16(m,2H),5.
63-5.56(m,1H),4.29-4.17(m,2H),2.19-2.09(
m,2H),1.84-1.73(m,2H),1.70-1.60(m,1H),1.
60-1.51(m,1H)。
実施例327:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(3-(ピリジン-2-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000446
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(3-(ピリジン-2-イル)フ
ェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(実施例194、工程Aからの生成物)を使用し、工程Gでtert-ブ
チル((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)カルバメートの代わりにN-[(1
R,2R)-2-アミノシクロペンチル]プロパ-2-エナミド(中間体46)を使用し
て、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、5
24.6;m/z実測値、525.1[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.65-8.56(m,1H),8.30-8.25(m,1H),8
.18-8.12(m,1H),8.08-8.04(m,1H),7.94-7.85
(m,2H),7.75-7.69(m,1H),7.54-7.45(m,1H),7
.40-7.33(m,1H),6.24-6.20(m,2H),6.19-6.15
(m,1H),5.65-5.58(m,1H),4.31-4.16(m,2H),2
.25-2.05(m,2H),1.90-1.76(m,2H),1.72-1.50
(m,2H)。
実施例328:N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4
-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000447
標題化合物を、キラルSFCによって実施例214から分離した。MS(ESI):C
2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.0[M+H]
H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.53(s,1H),8.50
-8.21(m,2H),7.56-7.33(m,5H),7.25-7.22(m,
1H),7.16-7.11(m,2H),6.48-6.33(m,1H),6.23
(d,J=5.5Hz,1H),6.17-6.03(m,1H),5.68(dd,J
=10.4,1.4Hz,1H),4.38(s,1H),4.18-4.05(m,1
H),2.53-2.41(m,1H),2.11-1.77(m,5H),0.94-
0.80(m,1H)。
実施例329:N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5
-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000448
実施例166、工程Cと同様の方法で、N-((1RS,3RS)-3-アミノシクロ
ペンチル)-5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド(実施例293)を使用して、標題化合物を調製し、キラルSFC(固定相:Ch
iralpak IA、5μm、250×20mm、移動相:50% CO、50%
iPrOH)により精製を実行した。MS(ESI):C2926Sの質量計
算値、554.6;m/z実測値、555.3[M+H]H NMR(400MH
z,CDCl):δ 9.51(s,1H),8.37(d,J=5.4Hz,1H)
,8.05(s,1H),7.50-7.39(m,2H),7.30-7.15(m,
3H),6.95(d,J=1.1Hz,1H),6.29(dd,J=16.9,1.
5Hz,1H),6.14-6.01(m,2H),5.87(d,J=7.2Hz,1
H),5.77(d,J=7.4Hz,1H),5.66(dd,J=10.3,1.4
Hz,1H),4.52(dh,J=10.3,7.2Hz,2H),2.39-2.1
8(m,4H),2.03(qdd,J=13.9,7.9,6.6Hz,2H),1.
69-1.46(m,2H),1.21(d,J=6.1Hz,1H)。
実施例330:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
6-(イソプロピルアミノ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000449
工程A.tert-ブチルイソプロピル(4-メチル-5-ニトロピリジン-2-イル
)カルバメート。2-クロロ-4-メチル-5-ニトロピリジン(2.5g、14.5m
mol)及びプロパン-2-アミン(10mL)の溶液を、還流状態で一晩撹拌した。反
応混合物を冷却し、減圧下で溶媒を除去した。粗混合物に、THF(50mL)、DMA
P(178mg、1.4mmol)、及びジ-tert-ブチルジカーボネート(3.4
7g、15.9mmol)を添加し、反応物を還流状態で一晩撹拌した。FCCによる精
製により、標題化合物を得た。
工程B.tert-ブチル(5-アミノ-4-メチルピリジン-2-イル)(イソプロ
ピル)カルバメート。中間体16、工程Bと同様の方法で、tert-ブチルイソプロピ
ル(4-メチル-5-ニトロピリジン-2-イル)カルバメートを使用して、標題化合物
を調製した。
工程C.5-(6-(イソプロピルアミノ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-
オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボン酸。中間体1、工程C~Fと同様の方法で、工程Cで2-クロロ-4-ヨード
ニコチノニトリル及びtert-ブチル(5-アミノ-4-メチルピリジン-2-イル)
(イソプロピル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程D.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(6-(
イソプロピルアミノ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施
例1、工程Aと同様の方法で、5-(6-(イソプロピルアミノ)-4-メチルピリジン
-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボン酸及びN-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル
]プロパ-2-エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/M
eOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2629Sの質量計算値、5
19.6;m/z実測値、520.2[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.35-8.24(m,1H),7.89-7.80(m,1H),6
.50(s,1H),6.33-6.12(m,3H),5.65-5.55(m,1H
),4.47-4.34(m,2H),4.04-3.95(m,1H),2.14-1
.99(m,5H),1.95-1.85(m,1H),1.80-1.59(m,3H
),1.25-1.17(m,6H)。
実施例331:N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4
-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000450
標題化合物を実施例323の生成物として分離した。MS(ESI):C2926
Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.3[M+H]H N
MR(500MHz,CDCl):δ 8.35(dd,J=5.5,2.1Hz,1
H),8.18(d,J=2.8Hz,1H),7.71(dd,J=8.6,2.9H
z,1H),7.51-7.37(m,3H),7.37-7.18(m,4H),7.
12(dd,J=8.8,2.1Hz,1H),6.35-6.17(m,3H),5.
66(dt,J=9.9,1.9Hz,1H),4.27-4.20(m,1H),3.
21(s,1H),1.89(tt,J=13.2,4.9Hz,2H),1.80-1
.59(m,6H),1.52(td,J=9.4,3.6Hz,1H)。
実施例332:N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5
-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000451
標題化合物は、キラル精製により実施例308から調製した。MS(ESI):C30
28Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.3[M+H]
H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.42(s,1H),8.37(d
,J=5.5Hz,1H),8.07(s,1H),7.48-7.40(m,2H),
7.29-7.16(m,3H),6.98-6.93(m,1H),6.30(dd,
J=17.0,1.5Hz,1H),6.17-6.02(m,2H),5.84(d,
J=7.8Hz,1H),5.72(d,J=7.5Hz,1H),5.65(dd,J
=10.3,1.5Hz,1H),4.27(dqt,J=19.9,7.5,3.9H
z,2H),2.21(d,J=0.8Hz,3H),1.92-1.63(m,4H)
,1.54(dtd,J=12.2,7.8,4.0Hz,1H),1.21(d,J=
6.1Hz,3H)。
実施例333:N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-
(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000452
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]カ
ルバメートを使用し、トリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用し
て、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2726Sの質量計算値、5
14.6;m/z実測値、515.0[M+H]H NMR(500MHz,CD
OD):δ 8.51(dd,J=6.3,2.1Hz,1H),7.83(d,J=
8.5Hz,1H),7.56-7.40(m,2H),7.36-7.13(m,3H
),6.95(dd,J=8.7,1.1Hz,1H),6.41(d,J=7.1Hz
,1H),4.54-4.38(m,1H),3.73-3.55(m,1H),2.2
6(s,3H),1.96-1.48(m,8H)。
実施例334:N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4
-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000453
実施例321のキラル精製から分離した。MS(ESI):C2824Sの
質量計算値、540.6;m/z実測値、541.2[M+H]H NMR(50
0MHz,CDCl):δ 8.35(dd,J=5.6,1.0Hz,1H),8.
20-8.15(m,1H),7.70(ddd,J=8.8,2.8,1.1Hz,1
H),7.46(tt,J=7.5,1.0Hz,2H),7.33-7.18(m,4
H),7.15-7.02(m,2H),6.29(dt,J=17.0,1.2Hz,
1H),6.21-6.08(m,2H),5.66(dt,J=10.3,1.2Hz
,1H),4.51-4.36(m,2H),2.74(s,1H),2.30-2.1
9(m,2H),2.04-1.87(m,2H),1.67-1.48(m,2H)。
実施例335:N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-
(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000454
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体18、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]カ
ルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2530
Sの質量計算値、478.6;m/z実測値、479.1[M+H]H NMR(
500MHz,CDCl):δ 9.81(s,1H),8.42(s,1H),8.
26(d,J=5.5Hz,1H),8.13(s,4H),7.20(s,1H),6
.93(s,1H),5.88(d,J=5.5Hz,1H),4.42(dd,J=7
.7,4.1Hz,1H),3.56(s,1H),2.74-2.66(m,2H),
2.14(s,3H),1.87-1.75(m,3H),1.55-1.49(m,2
H),1.47-1.35(m,2H),0.98(dd,J=6.6,2.4Hz,6
H)。
実施例336:N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-イソ
プロピルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000455
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-イソプロピルピリジン-4-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体16)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノ
シクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
2224Sの質量計算値、436.5;m/z実測値、437.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.62(d,J=5.3Hz,
1H),8.13-8.03(m,1H),7.37-7.32(m,1H),7.30
-7.23(m,1H),5.97(d,J=5.7Hz,1H),4.05-3.91
(m,1H),3.28-3.19(m,1H),3.18-3.06(m,1H),2
.22-2.12(m,1H),2.11-1.99(m,1H),1.84-1.63
(m,3H),1.51-1.41(m,1H),1.34(d,J=6.9Hz,6H
)。
実施例337:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-イソプロピルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000456
冷却した(0℃)、N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-
イソプロピルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例336、270mg
、0.62mmol)及びDIPEA(0.08mL、0.74mmol)のDCM(5
mL)中溶液に、プロパ-2-エノイルプロパ-2-エノアート(0.08mL、0.7
4mmol)を添加した。反応混合物を5分間撹拌した。減圧下で溶媒を除去し、粗混合
物を精製(FCC、SiO、MeOH/HO)して、標題化合物を得た(160mg
、52%)。MS(ESI):C2526Sの質量計算値、490.6;m/
z実測値、491.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ
8.73-8.64(m,1H),8.36-8.25(m,1H),7.54-7.4
4(m,1H),7.40-7.35(m,1H),6.25-6.15(m,3H),
5.67-5.59(m,1H),4.33-4.16(m,2H),3.21-3.1
0(m,1H),2.23-2.08(m,2H),1.87-1.77(m,2H),
1.72-1.51(m,2H),1.34(d,J=6.9Hz,6H)。
実施例338:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000457
実施例1と同様の方法で、tert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロ
ヘキシル]カルバメート及び4-オキソ-5-(2-フェノキシピリミジン-5-イル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸(実施例302、工程Bからの生成物)を使用して、標題化合物を調製した。MS
(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556
.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.31(
s,1H),8.76(s,2H),8.37-8.30(m,1H),8.20-8.
13(m,1H),8.04-7.96(m,1H),7.50-7.42(m,2H)
,7.31-7.24(m,3H),6.37-6.30(m,1H),6.22-6.
02(m,2H),5.56-5.50(m,1H),3.83-3.57(m,2H)
,1.90-1.80(m,2H),1.73-1.64(m,2H),1.47-1.
23(m,4H)。
実施例339:N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000458
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロペンチル]カ
ルバメート及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(
ESI):C2624Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.
1[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.53(d,J=
6.2Hz,1H),7.85(d,J=8.6Hz,1H),7.51-7.37(m
,2H),7.36-7.16(m,3H),6.96(d,J=8.6Hz,1H),
6.45(d,J=6.2Hz,1H),4.36-4.23(m,1H),3.59-
3.46(m,1H),2.35-2.14(m,5H),1.96-1.65(m,4
H)。
実施例340:N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000459
工程A.N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程
Aと同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む
)及びtert-ブチルN-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]カルバメー
ト及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-
(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1
、工程Bと同様の方法で、無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI)
:C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.0[M+
H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.51(s,1H),8.
36(d,J=5.5Hz,1H),7.54(d,J=8.6Hz,1H),7.49
-7.38(m,2H),7.27-7.17(m,3H),7.07(s,1H),6
.81(d,J=8.6Hz,1H),6.22-5.91(m,2H),4.31-4
.05(m,2H),2.29(s,3H),2.09(s,3H),1.93-1.3
9(m,8H)。
実施例341:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
R)-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000460
実施例166、工程Aと同様の方法で、5-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メ
チルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体25、Rアトロプ異性体を得る
ためのキラル分離法1を含む)及びN-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]
プロパ-2-エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI
):C2932Sの質量計算値、560.7;m/z実測値、561.2[M
+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.5
Hz,1H),8.05(s,1H),6.83(s,1H),6.42(dd,J=1
7.0,10.1Hz,1H),6.28(dd,J=17.0,1.8Hz,1H),
6.11(d,J=5.6Hz,1H),5.68(dd,J=10.1,1.9Hz,
1H),5.45-5.37(m,1H),4.43(s,1H),4.24-4.12
(m,1H),2.14(s,3H),2.06-1.94(m,2H),1.88-1
.77(m,8H),1.74-1.63(m,4H),1.60-1.48(m,2H
)。
実施例342:5-([2,2’-ビピリジン]-4-イル)-N-((1R,2R)
-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000461
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-([2,2’-ビピリジン]-4-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(実施例325、工程Bからの生成物)及びN-[(1R,2R)-2-
アミノシクロペンチル]プロパ-2-エナミド(中間体46)を使用して、標題化合物を
作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723
Sの質量計算値、525.6;m/z実測値、526.1[M+H]H NMR
(400MHz,CDOD):δ 8.90-8.85(m,1H),8.63-8.
59(m,1H),8.48-8.44(m,1H),8.43-8.39(m,1H)
,8.30-8.23(m,1H),7.96-7.91(m,1H),7.56-7.
51(m,1H),7.45-7.40(m,1H),6.30-6.20(m,3H)
,5.66-5.59(m,1H),4.32-4.21(m,2H),2.22-2.
11(m,2H),1.89-1.77(m,2H),1.75-1.65(m,1H)
,1.63-1.52(m,1H)。
実施例343:5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-N-((1R,2S)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000462
実施例1、工程Bと同様の方法で、N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル
)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド(実施例333)、プロパノイルプロパノエイトを使用し、トリエチルアミンの
代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI
):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.1[M
+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.51(s,1H),8
.37(d,J=5.5Hz,1H),7.68-7.39(m,3H),7.25-7
.09(m,3H),6.81(d,J=8.5Hz,1H),6.00(dd,J=7
.0,2.1Hz,2H),4.29-4.07(m,2H),2.43-1.16(m
,17H)。
実施例344:N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4
-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000463
N-((1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-
(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例216)のキラル精製によっ
て(固定相:Chiralpak IA,5μm、250×20mm、移動相:50%
CO、50% iPrOH)、標題化合物を得た。MS(ESI):C2926
Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.3[M+H]H NM
R(400MHz,CDCl):δ 9.45(s,1H),8.46-8.26(m
,2H),7.59-7.38(m,4H),7.26-7.09(m,3H),6.4
0-6.01(m,4H),5.89(d,J=7.4Hz,1H),5.71-5.5
6(m,1H),4.43-4.13(m,2H),2.35-1.77(m,6H),
1.63-1.44(m,1H),1.29-1.16(m,1H)。
実施例345:N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000464
実施例1、工程Bと同様の方法で、N-((1R,2S)-2-アミノシクロペン
チル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド(実施例318)を使用し、プロパ-2-エノイルクロリド及びトリエチル
アミンの代わりに無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調
製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、542.6;m/z実
測値、543.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.
53(s,1H),8.37(d,J=5.5Hz,1H),7.61-7.36(m,
3H),7.27-7.14(m,3H),6.86-6.70(m,2H),6.27
-5.90(m,2H),4.37-4.00(m,2H),2.28(s,3H),2
.20-1.62(m,9H)。
実施例346:5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-N-((1R,2S)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000465
実施例1、工程Bと同様の方法で、N-((1R,2S)-2-アミノシクロペン
チル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド(実施例318)、プロパ-2-エノイルクロリド及びトリエチルアミンに
プロパノイルプロパノエイト及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を
得た。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測
値、557.0[M+H]H NMR(500MHz,メタノール-d4)d8.
34(d,J=5.6Hz,1H),7.77(d,J=8.6Hz,1H),7.50
-7.38(m,2H),7.33-7.08(m,3H),6.91(d,J=8.6
Hz,1H),6.13(d,J=5.5Hz,1H),4.50-4.27(m,2H
),2.30-2.14(m,5H),2.14-1.55(m,6H),1.09(t
,J=7.6Hz,3H)。
実施例347:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
R)-(2-メチル-4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェ
ニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000466
実施例1と同様の方法で、5-(2-メチル-4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-
4-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体12)及びtert-ブチル
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用し、工程Aでト
リエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製し
た。キラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL OD-H、5μm、250×20
mm、移動相:65% CO、35% MeOH)により標題化合物及びN-((1R
,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-(
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
(実施例304)を得た。MS(ESI):C2931Sの質量計算値、56
1.7;m/z実測値、562.3[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.29-8.23(m,1H),7.24-7.16(m,1H),7.
06-7.00(m,1H),6.99-6.93(m,1H),6.32-6.14(
m,2H),6.02-5.96(m,1H),5.63-5.56(m,1H),4.
68-4.56(m,1H),4.46-4.33(m,2H),3.99-3.89(
m,2H),3.66-3.54(m,2H),2.18-1.98(m,7H),1.
96-1.83(m,1H),1.81-1.61(m,5H)。
実施例348:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
R)-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000467
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-イソプロポ
キシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例222)のキラ
ルSFC精製により、標題化合物を得た(固定相:Chiralpak AS-H、5μ
m、25020mm、移動相:70% CO2、30% MeOH)。MS(ESI)
:C2730Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、535.2[M+
H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.5H
z,1H),8.05(s,1H),6.81(s,1H),6.42(dd,J=17
.0,10.2Hz,1H),6.28(dd,J=17.0,1.7Hz,1H),6
.10(d,J=5.5Hz,1H),5.67(dd,J=10.2,1.8Hz,1
H),5.35-5.25(m,1H),4.42(s,1H),4.18(d,J=1
0.2Hz,1H),2.14(s,3H),1.88-1.61(m,6H),1.5
9-1.46(m,2H),1.36(dd,J=6.1,3.9Hz,6H)。
実施例349:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5
-(5-フェニルピリダジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000468
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(5-フェニルピリダジン-3-
イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボン酸(実施例320、工程Eからの生成物)及びtert-ブチルN-[(1S
,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した
。MS(ESI):C2421Sの質量計算値、471.5;m/z実測値、
472.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD及びDMSO-d
の混合物):δ 9.66-9.61(m,1H),8.38-8.34(m,1H),
8.24-8.16(m,2H),7.90-7.83(m,2H),7.55-7.4
5(m,3H),6.26-6.19(m,1H),4.40-4.34(m,1H),
3.67-3.58(m,1H),2.12-1.97(m,2H),1.90-1.7
7(m,2H),1.74-1.52(m,2H)。
実施例350:N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-
(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000469
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル]カ
ルバメート及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(
ESI):C2726Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.
1[M+H]H NMR(600MHz,CDOD):δ 8.62(d,J=
6.6Hz,1H),7.96(d,J=8.7Hz,1H),7.54-7.45(m
,2H),7.37-7.22(m,3H),7.01(d,J=8.8Hz,1H),
6.63(d,J=6.6Hz,1H),4.06(ddd,J=12.0,10.5,
4.3Hz,1H),3.20(td,J=11.3,4.2Hz,1H),2.34(
s,3H),2.21-2.15(m,1H),1.94-1.31(m,7H)。
実施例351:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000470
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体20)及びN-[(1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル]プロ
パ-2-エナミドを使用して、標題化合物を調製した(HCl/MeOH脱保護は行わな
い)。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、538.6;m/z実測
値、539.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 8
.88(d,J=5.1Hz,1H),8.35-7.98(m,6H),7.59-7
.37(m,4H),6.29-5.99(m,3H),5.62-5.48(m,1H
),3.93-3.79(m,1H),3.74-3.62(m,1H),2.08-1
.95(m,1H),1.87-1.68(m,3H),1.47-1.19(m,3H
),1.15-1.02(m,1H)。
実施例352:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
R)-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000471
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-イソブトキ
シ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例225)のキラル
SFC(固定相:Chiralpak AS-H、5μm、25020mm、移動相:
70% CO2、30% MeOH)により、標題化合物及びN-((1R,2S)-2
-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-イソブトキシ-4-メチルピ
リジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例312)を得た。MS(ESI):
2832Sの質量計算値、548.7;m/z実測値、549.2[M+H
H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.38-8.27(m,1H
),8.05(s,1H),6.89(s,1H),6.42(dd,J=17.0,1
0.2Hz,1H),6.28(d,J=15.8Hz,1H),6.14-6.07(
m,1H),5.72-5.64(m,1H),4.43(s,1H),4.25-4.
15(m,1H),4.13-4.07(m,2H),2.16(s,3H),2.13
-2.07(m,1H),1.86-1.78(m,3H),1.76-1.62(m,
3H),1.60-1.46(m,2H),1.04(d,J=6.7Hz,6H)。
実施例353:5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-N-((1R,2R)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000472
実施例1と同様の方法で5-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)
及びtert-ブチルN-[(1R,2R)-2-アミノシクロペンチル]カルバメート
を使用し、工程Aでトリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用し、
工程Bでプロパ-2-エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりにプロパノイルプ
ロパノエイト及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS
(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557
.0[M+H]H NMR(500MHz,DMSO-d):δ 10.28(
s,1H),8.52-8.01(m,2H),7.90(d,J=8.0Hz,2H)
,7.48-7.44(m,2H),7.27-7.20(m,3H),7.01(d,
J=8.7Hz,1H),6.09(s,1H),4.32-4.02(m,2H),2
.14(s,3H),2.11-1.01(m,7H),0.96(t,J=7.6Hz
,3H)。
実施例354:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000473
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体18、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)カルバ
メートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2428Sの
質量計算値、464.6;m/z実測値、465.1[M+H]H NMR(50
0MHz,CDCl):δ 8.36(d,J=3.0Hz,1H),8.29(t,
J=4.2Hz,1H),7.26(d,J=2.7Hz,1H),5.92(t,J=
4.2Hz,1H),5.11(s,1H),3.66(q,J=6.4Hz,1H),
3.43-3.38(m,6H),2.72(dd,J=7.4,3.1Hz,2H),
2.22-2.07(m,4H),1.98-1.78(m,2H),1.74(ddd
,J=11.0,7.8,5.5Hz,1H),1.64(tt,J=11.3,8.1
Hz,1H),1.00(t,J=4.8Hz,6H)。
実施例355:N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000474
実施例166、工程A~Bと同様の方法で、5-(4-メチル-6-フェノキシピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラ
ル分離法1を含む)及びtert-ブチルN-[(1S,3R)-3-アミノシクロペン
チル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624
Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.0[M+H]
NMR(400MHz,CDCl):δ 8.34(d,J=5.4Hz,1H),8
.04(s,1H),7.92(d,J=8.4Hz,1H),7.49-7.39(m
,2H),7.29-7.15(m,3H),6.95(s,1H),6.01(d,J
=5.4Hz,1H),4.60(dt,J=9.1,6.1Hz,1H),3.75(
tt,J=5.3,2.2Hz,1H),3.48(s,1H),2.83-2.64(
m,5H),2.11-1.86(m,4H),1.59(dp,J=13.6,2.2
Hz,2H)。
実施例356:N-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-
(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000475
実施例166、工程A~Bと同様の方法で、5-(4-メチル-6-フェノキシピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラ
ル分離法1を含む)及びtert-ブチルN-[(1R,3S)-3-アミノシクロヘキ
シル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2726
Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.0[M+H]
NMR(400MHz,CDCl):δ 8.35(dd,J=5.4,1.4Hz,
1H),8.05(s,1H),7.49-7.39(m,2H),7.92(d,J=
8.4Hz,1H),7.30-7.15(m,3H),6.95(s,1H),6.0
3(d,J=5.5Hz,1H),4.60(dt,J=9.1,6.1Hz,1H),
3.75(tt,J=5.3,2.2Hz,1H),3.14(s,1H),2.83-
2.64(m,5H),2.11-1.86(m,4H),1.88(ddd,J=12
.6,6.3,2.9Hz,1H),1.50-1.29(m,3H)。
実施例357:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000476
実施例337と同様の方法で、N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-
5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド(実施例335)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C28
Sの質量計算値、532.7;m/z実測値、533.1[M+H]
NMR(500MHz,CDCl):δ 9.53(s,1H),8.40-8.3
1(m,2H),7.19(s,1H),7.07(s,1H),6.45-6.37(
m,2H),6.21(dd,J=16.9,10.3Hz,1H),5.94(d,J
=5.4Hz,1H),5.76-5.70(m,1H),4.32(d,J=6.4H
z,1H),4.12(q,J=7.2Hz,1H),2.71(d,J=7.0Hz,
2H),2.04(s,3H),1.96-1.84(m,3H),1.58(td,J
=30.3,28.1,18.1Hz,2H),1.26(t,J=7.1Hz,4H)
,0.99(d,J=6.5Hz,6H)。
実施例358:N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000477
実施例1、工程Bと同様の方法で、N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル
)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド(実施例301、工程Aからの生成物)を使用し、プロパ-2-エノイルクロリ
ド及びトリエチルアミンの代わりに無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、54
2.6;m/z実測値、543.0[M+H]H NMR(600MHz,CDC
):δ 8.42-8.31(m,1H),7.53(d,J=8.6Hz,1H)
,7.48-7.37(m,2H),7.26-7.18(m,3H),6.96(d,
J=5.8Hz,1H),6.81(dd,J=8.5,0.8Hz,1H),6.18
(d,J=6.6Hz,1H),6.00(d,J=5.3Hz,1H),4.24-3
.92(m,3H),2.41-2.30(m,1H),2.28(s,3H),2.2
6-2.15(m,1H),1.99(s,3H),1.83(tdd,J=9.2,6
.3,4.7Hz,2H),1.64-1.45(m,2H)。
実施例359:N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000478
実施例337と同様の方法で、N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-
5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド(実施例355)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C29
Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.00[M+H]
H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.31(d,J=5.4Hz,1H)
,8.06(s,1H),7.79(d,J=7.3Hz,1H),7.48-7.38
(m,2H),7.32-7.14(m,4H),6.95(s,1H),6.37(d
d,J=17.0,1.6Hz,1H),6.12(dd,J=16.9,10.2Hz
,1H),6.01(d,J=5.5Hz,1H),5.63(dd,J=10.1,1
.6Hz,1H),4.39(tq,J=8.8,4.4Hz,1H),2.44(dt
,J=14.2,8.6Hz,1H),2.10-1.83(m,9H),1.17(d
d,J=10.1,6.9Hz,1H)。
実施例360:N-((1R,3S)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000479
実施例1、工程Bと同様の方法で、N-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル
)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド(実施例356)を使用し、プロパ-2-エノイルクロリド及びトリエチルアミ
ンの代わりに無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製し
た。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値
、557.00[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.6
2(s,1H),8.34(d,J=5.4Hz,1H),8.05(s,1H),7.
48-7.40(m,2H),7.29-7.15(m,3H),6.94(s,1H)
,6.04(d,J=5.4Hz,1H),5.97(d,J=7.7Hz,1H),5
.88(d,J=7.8Hz,1H),4.05-3.94(m,2H),3.88(d
td,J=12.4,8.5,8.0,4.0Hz,1H),3.54-347(m,2
H),2.35(d,J=11.6Hz,1H),2.19(s,3H),2.11-1
.95(m,5H),1.89-1.81(m,1H),1.47(ddd,J=14.
1,10.3,4.1Hz,1H)。
実施例361:5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-N-((1R,3S)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000480
実施例35と同様の方法で、N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5
-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド(実施例355)を使用し、トリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミン
を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計
算値、556.6;m/z実測値、557.00[M+H]H NMR(500M
Hz,CDCl):δ 9.64(s,1H),8.33(d,J=5.4Hz,1H
),8.06(s,1H),7.63(d,J=7.3Hz,1H),7.47-7.3
9(m,2H),7.29-7.15(m,3H),6.95(s,1H),6.66(
d,J=6.4Hz,1H),6.02(d,J=5.5Hz,1H),5.29(s,
1H),4.37(tt,J=7.7,2.9Hz,1H),4.16-3.99(m,
1H),2.47-2.30(m,1H),2.26-2.15(m,3H),2.04
(s,2H),1.98-1.85(m,4H),1.26(t,J=7.2Hz,3H
)。
実施例362:N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000481
実施例1、工程Bと同様の方法で、N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル
)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド(実施例350)を使用し、プロパ-2-エノイルクロリド及びトリエチルアミ
ンの代わりに無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製し
た。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値
、557.0[M+H]H NMR(600MHz,CDCl):δ 9.49
(s,1H),8.37(d,J=5.4Hz,1H),7.51(d,J=8.5Hz
,1H),7.46-7.40(m,2H),7.25-7.18(m,3H),6.8
1(d,J=8.6Hz,1H),6.58(d,J=7.1Hz,1H),5.99(
d,J=5.4Hz,1H),3.88-3.68(m,2H),2.28(s,3H)
,2.27-2.20(m,1H),2.10-2.04(m,1H),2.03-1.
95(m,3H),1.85-1.76(m,2H),1.42-1.28(m,5H)
実施例363:N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000482
実施例337と同様の方法で、N-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル)-
5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド(実施例356)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C30
Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.00[M+H]
H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.54(s,1H),8.34(d,
J=5.4Hz,1H),8.04(s,1H),7.48-7.39(m,2H),7
.28-7.15(m,3H),6.94(s,1H),6.27(dd,J=16.9
,1.5Hz,1H),6.12-6.01(m,2H),5.80(t,J=8.6H
z,2H),5.63(dd,J=10.2,1.5Hz,1H),5.30(s,2H
),3.48(s,1H),2.45-2.38(m,1H),2.06(q,J=8.
7,5.5Hz,3H),1.86(dt,J=7.2,3.6Hz,1H),1.51
(qt,J=13.6,3.6Hz,1H),1.29-1.07(m,4H)。
実施例364:5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-N-((1R,2R)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000483
実施例35と同様の方法で、N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5
-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド(実施例350実施例350:N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-
5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質
量計算値、570.7;m/z実測値、571.0[M+H]H NMR(500
MHz,CDCl):δ 9.57(s,1H),8.37(d,J=5.5Hz,1
H),7.64-7.36(m,3H),7.26-7.18(m,3H),6.81(
dd,J=8.5,0.7Hz,1H),6.73(d,J=7.2Hz,1H),5.
99(d,J=5.4Hz,1H),5.90(d,J=8.0Hz,1H),3.89
-3.70(m,2H),2.28(s,3H),2.27-2.11(m,3H),1
.89-1.77(m,3H),1.45-1.32(m,4H),1.10(t,J=
7.6Hz,3H)。
実施例365:N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000484
工程A.N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-
イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例166
、工程Aと同様の方法で、5-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボン酸(中間体33、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む
)及びtert-ブチル((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)カルバメートを
使用して、標題化合物を調製した(TFA/DCM脱保護を行った)。
工程B.N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(6-イ
ソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程
Bと同様の方法で、N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)
-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド、アク
リル酸無水物を使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリド及びトリエチルアミンの
代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI
):C2730Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、535.0[M
+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.63(s,1H),8
.33(d,J=5.5Hz,1H),8.02(s,1H),7.58(d,J=7.
3Hz,1H),6.87(d,J=7.1Hz,1H),6.83-6.78(m,1
H),6.39(dd,J=17.0,1.4Hz,1H),6.11(dd,J=16
.9,10.3Hz,1H),6.02(d,J=5.4Hz,1H),5.66(dd
,J=10.3,1.4Hz,1H),4.40(ddt,J=11.5,7.7,3.
6Hz,1H),4.18-4.04(m,3H),2.51-2.40(m,1H),
2.16-1.82(m,9H),1.03(dd,J=6.8,1.3Hz,6H)。
実施例366:N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000485
実施例1、工程Bと同様の方法で、N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル
)-5-(S)-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボキサミド(実施例394)を使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロ
リド及びトリエチルアミンの代わりにアクリル酸無水物及びジイソプロピルエチルアミン
を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2830Sの質量計
算値、546.7;m/z実測値、547.0[M+H]H NMR(500MH
z,CDCl):δ 8.32(d,J=5.4Hz,1H),8.03(s,1H)
,7.68(d,J=7.3Hz,1H),7.19(d,J=7.2Hz,1H),6
.73(s,1H),6.37(dd,J=17.0,1.5Hz,1H),6.12(
dd,J=16.9,10.3Hz,1H),6.02(d,J=5.4Hz,1H),
5.64(dd,J=10.2,1.5Hz,1H),5.46-5.35(m,1H)
,4.21-3.99(m,1H),2.44(s,0H),2.13(s,3H),2
.54-2.37(m,1H),2.13(s,3H),2.04-1.95(m,3H
),1.94-1.86(m,5H),1.64(dq,J=7.0,2.7,2.2H
z,4H)。
実施例367:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド。
Figure 0007072690000486
工程A.2-メチル-3-(3-メチル-4-ニトロフェノキシ)ピリジン。中間体1
、工程Aと同様の方法で、4-フルオロ-2-メチル-1-ニトロベンゼン及び2-メチ
ルピリジン-3-オールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.5-(2-メチル-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボン酸。中間体25、工程B~Cと同様の方法で、工程Bで2-メチル
-3-(3-メチル-4-ニトロフェノキシ)ピリジンを使用して、標題化合物を調製し
た。
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-((2-メチルピリジ
ン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びN-((1S,2R)-2-
アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製し
た(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C3028Sの
質量計算値、568.6;m/z実測値、569.2[M+H]H NMR(40
0MHz,CDOD):δ 8.35-8.28(m,1H),8.28-8.22(
m,1H),7.50-7.43(m,1H),7.36-7.28(m,2H),7.
10-7.02(m,1H),6.99-6.93(m,1H),6.32-6.16(
m,2H),6.09-6.01(m,1H),5.64-5.58(m,1H),4.
46-4.36(m,2H),2.50(s,3H),2.13(s,3H),2.11
-2.01(m,2H),1.96-1.86(m,1H),1.81-1.61(m,
3H)。
実施例368:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド。
Figure 0007072690000487
工程A.2-メチル-4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)アニリン。中
間体1、工程Aと同様の方法で、4-アミノ-3-メチルフェノール及び2-フルオロ-
6-メチルピリジンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.5-(2-メチル-4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)フェニ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボン酸。中間体1、工程C~Fと同様の方法で、工程Cで2-メチル-
4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)アニリンを使用して、標題化合物を調
製した。
工程C.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-((6-メチルピリジ
ン-2-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びN-((1S,2R)-2-
アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製し
た(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C3028Sの
質量計算値、568.6;m/z実測値、569.2[M+H]H NMR(40
0MHz,CDOD):δ 8.36-8.24(m,1H),7.76-7.65(
m,1H),7.44-7.29(m,1H),7.20-7.15(m,1H),7.
13-7.06(m,1H),7.06-6.97(m,1H),6.82-6.72(
m,1H),6.34-6.15(m,2H),6.14-6.05(m,1H),5.
66-5.55(m,1H),4.48-4.34(m,2H),2.42(s,3H)
,2.20-2.00(m,5H),1.98-1.84(m,1H),1.82-1.
61(m,3H)。
実施例369:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000488
実施例368と同様の方法で、工程Aで4-アミノフェノール及び2-フルオロ-6-
メチルピリジンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926
Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.1[M+H]H NM
R(400MHz,DMSO-d):δ 9.98(s,1H),8.30(d,J=
5.5Hz,1H),7.92-7.81(m,1H),7.81-7.62(m,2H
),7.52-7.40(m,2H),7.34-7.21(m,2H),7.08-6
.97(m,1H),6.89-6.80(m,1H),6.30-6.15(m,1H
),6.11-5.96(m,2H),5.62-5.47(m,1H),4.42-4
.14(m,2H),2.35(s,3H),2.02-1.82(m,2H),1.8
0-1.68(m,2H),1.66-1.44(m,2H)。
実施例370:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000489
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-((6-メチルピリジン-3-イル)オ
キシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体32)及びtert-ブチル((1S,2
R)-2-アミノシクロペンチル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイ
ルクロリドの代わりにアクリル酸無水物を使用して、標題化合物を調製した。MS(ES
I):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.1[
M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34-8.24(m
,2H),7.54-7.46(m,1H),7.45-7.38(m,2H),7.3
7-7.30(m,1H),7.24-7.18(m,2H),6.31-6.12(m
,3H),5.68-5.53(m,1H),4.47-4.32(m,2H),2.5
2(s,3H),2.14-1.99(m,2H),1.97-1.85(m,1H),
1.80-1.61(m,3H)。
実施例371:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000490
実施例1、工程Bと同様の方法で、N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル
)-5-(S)-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボキサミド(実施例374)を使用し、プロパ-2-エノイルクロリド及び
トリエチルアミンの代わりにアクリル酸無水物及びジイソプロピルエチルアミンを使用し
て、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2830Sの質量計算値、5
46.7;m/z実測値、547.0[M+H]H NMR(500MHz,CD
Cl):δ 9.48(s,1H),8.33(d,J=5.4Hz,1H),8.0
2(s,1H),6.86(d,J=6.1Hz,1H),6.80(d,J=6.4H
z,1H),6.72(s,1H),6.33(d,J=16.8Hz,1H),6.1
6(dd,J=16.9,10.1Hz,1H),6.02(d,J=5.3Hz,1H
),5.65(d,J=10.3Hz,1H),5.41(dq,J=6.5,3.4,
3.0Hz,1H),4.38(dq,J=19.3,6.8Hz,2H),2.28-
2.17(m,1H),2.11(s,4H),1.98(dq,J=15.8,7.9
,7.2Hz,2H),1.92-1.65(m,10H)。
実施例372:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000491
実施例368と同様の方法で、工程Aで4-フルオロニトロベンゼン及び2-メチルピ
リジン-3-オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926
Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.2[M+H]
NMR(400MHz,CD3OD)d 8.33-8.22(m,2H),7.51-
7.39(m,3H),7.34-7.28(m,1H),7.19-7.12(m,2
H),6.32-6.13(m,3H),5.64-5.57(m,1H),4.46-
4.35(m,2H),2.51(s,3H),2.14-2.01(m,2H),1.
95-1.85(m,1H),1.81-1.61(m,3H)。
実施例373:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000492
工程A.N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-
イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例166
、工程Aと同様の方法で、工程Aで5-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体33、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)カルバ
メートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)
-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施
例1、工程Bと同様の方法で、N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5
-(S)-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミドを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりに
アクリル酸無水物及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。
MS(ESI):C2730Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、5
35.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.49(s
,1H),8.33(d,J=5.4Hz,1H),8.02(s,1H),6.94(
dd,J=22.5,5.8Hz,2H),6.79(s,1H),6.33(dd,J
=17.1,1.7Hz,1H),6.17(dd,J=16.9,10.2Hz,1H
),6.02(d,J=5.5Hz,1H),5.63(dd,J=10.2,1.7H
z,1H),4.40(hept,J=6.5Hz,2H),4.09(dt,J=6.
7,3.7Hz,2H),3.53-3.43(m,1H),2.28-2.03(m,
6H),1.92-1.68(m,3H),1.03(d,J=6.7Hz,6H)。
実施例374:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド。
Figure 0007072690000493
実施例166と同様の方法で、工程Aで5-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メ
チルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体25、Sアトロプ異性体を得る
ためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシク
ロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C25
28Sの質量計算値、492.6;m/z実測値、493.0[M+H]
H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.34(d,J=5.5Hz,1H
),8.01(s,1H),6.77-6.71(m,2H),6.03(d,J=5.
5Hz,1H),5.42(tt,J=6.2,2.9Hz,1H),4.15(p,J
=7.1Hz,1H),3.48-3.26(m,5H),2.81(s,3H),2.
20-2.09(m,2H),2.10-1.91(m,3H),1.91-1.74(
m,4H),1.72-1.46(m,4H)。
実施例375:N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-
(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000494
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及び(1S,2R)-(2-アミノシクロヘキシル)カルバミン酸tert-
ブチルエステル、及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。
MS(ESI):C2726Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、5
15.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.55(s
,1H),8.16(s,1H),7.58-7.40(m,2H),7.39-7.0
1(m,4H),6.49(d,J=6.3Hz,1H),4.54-4.39(m,1
H),3.73-3.56(m,1H),2.24(s,3H),1.86-1.54(
m,8H)。
実施例376:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-シクロブチルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000495
工程A.2-シクロブチルピリジン-4-アミン。2-ブロモピリジン-4-アミン(
17.3g、100mmol)及びPd(dppf)Cl(4.08g、5mmol)
のTHF(600mL)中溶液に、注射器でシクロブチル亜鉛(II)ブロミド(200
mL、100mmol)を添加した。反応混合物を60℃で18時間撹拌した。反応混合
物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(300mL)で処理し、次いでEtOAc(2×30
0mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(NaSO)、減圧下で濃縮した。
精製(FCC、SiO、PE/EA)して、褐色油として標題化合物を得た(4.4g
、30%)。
工程B.5-(2-シクロブチルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体1
、工程C~Gと同様の方法で、2-シクロブチルピリジン-4-アミンを使用して、標題
化合物を調製した。
工程C.N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-シ
クロブチルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方
法で、5-(2-シクロブチルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びN-((1
S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標
題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C26
26Sの質量計算値、502.6;m/z実測値、503.3[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.70(d,J=5.3Hz,1H)
,8.30(d,J=5.6Hz,1H),7.46(s,1H),7.38-7.32
(m,1H),6.33-6.15(m,3H),5.65-5.58(m,1H),4
.50-4.33(m,2H),3.88-3.71(m,1H),2.46-2.28
(m,4H),2.17-1.99(m,3H),1.97-1.84(m,2H),1
.81-1.57(m,3H)。
実施例377:N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000496
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及び(1S,2R)-(2-アミノシクロヘキシル)カルバミン酸tert-
ブチルエステル及びジイソプロピルエチルアミンを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイ
ルクロリド及びトリエチルアミンの代わりに無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算
値、556.6;m/z実測値、557.0[M+H]H NMR(500MHz
,CDOD):δ 8.39-8.31(m,1H),8.09(s,1H),7.5
3-7.36(m,2H),7.33-7.11(m,3H),7.05(s,1H),
6.29-6.00(m,1H),4.35(s,1H),4.11(d,J=7.1H
z,1H),2.21(s,3H),2.02(s,3H),1.82-1.45(m,
8H)。
実施例378:N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000497
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)カルバ
メート及びジイソプロピルエチルアミンを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリ
ド及びトリエチルアミンの代わりに無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、54
2.6;m/z実測値、543.0[M+H]H NMR(500MHz,CDC
):δ 9.54(s,1H),8.35(d,J=5.5Hz,1H),8.05
(s,1H),7.52-7.39(m,2H),7.26-7.23(m,1H),7
.23-7.17(m,2H),6.99-6.94(m,1H),6.72(d,J=
6.0Hz,1H),6.08(d,J=6.6Hz,1H),6.05-6.02(m
,1H),4.35-4.23(m,2H),2.29-2.22(m,1H),2.2
0(d,J=0.8Hz,3H),2.14-2.07(m,1H),2.04(s,3
H),1.91-1.81(m,4H)。
実施例379:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-シクロブチルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000498
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-シクロブチルピリジン-4-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(実施例376、工程Bからの生成物)及びN-((1R,2R)-2-
アミノシクロペンチル)アクリルアミド(実施例382、工程Aからの生成物)を使用し
て、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護工程は行わない)。MS(ESI)
:C2626Sの質量計算値、502.6;m/z実測値、503.1[M+
H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.69(d,J=5.3H
z,1H),8.26(d,J=5.5Hz,1H),7.49(s,1H),7.38
(dd,J=5.2,1.7Hz,1H),6.24-6.10(m,3H),5.61
-5.54(m,1H),4.29-4.15(m,2H),3.84-3.69(m,
1H),2.44-2.29(m,4H),2.20-2.02(m,3H),1.95
-1.86(m,1H),1.83-1.72(m,2H),1.68-1.49(m,
2H)。
実施例380:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-N-((1R,2S)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000499
工程A.N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例166と同様の方法
で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1、
アトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチル((1S,2
R)-2-アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-
((1R,2S)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程
Bと同様の方法で、プロパ-2-エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりにプロ
ピオン酸無水物及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。M
S(ESI):C3131Sの質量計算値、569.7;m/z実測値、57
0.0[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.33(d,
J=5.6Hz,1H),7.47-7.36(m,2H),7.30(d,J=8.6
Hz,1H),7.23-6.96(m,5H),6.07(d,J=5.6Hz,1H
),4.37-4.29(m,1H),4.16-4.06(m,1H),2.38-2
.19(m,2H),2.13(s,3H),1.83-1.49(m,8H),1.1
4(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例381:5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-N-((1R,2S)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000500
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)カルバ
メート及びジイソプロピルエチルアミンを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリ
ド及びトリエチルアミンの代わりにプロピオン酸無水物及びジイソプロピルエチルアミン
を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計
算値、570.7;m/z実測値、571.0[M+H]
実施例382:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000501
工程A.N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。中間体
36と同様の方法で、tert-ブチル((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)
カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)
-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例
1、工程Aと同様の方法で、5-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボン酸(中間体18、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む
)及びN-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミドを使用して、
標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護工程は行わない)。MS(ESI):C
2730Sの質量計算値、518.6;m/z実測値、519[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.39(s,1H),8.33-8
.28(m,1H),7.39(s,1H),6.27-6.16(m,2H),6.0
3-5.97(m,1H),5.67-5.55(m,1H),4.30-4.18(m
,2H),2.73-2.67(m,2H),2.20(s,3H),2.18-2.0
6(m,3H),1.87-1.75(m,2H),1.71-1.51(m,2H),
0.97(d,J=6.6Hz,6H)。
実施例383:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-4-(((S)-テトラヒドロフラン-3-イル)オキシ)フェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000502
工程A.(S)-5-(2-メチル-4-((テトラヒドロフラン-3-イル)オキシ
)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボン酸。中間体7と同様の方法で、工程Aで4-フルオロ-2
-メチル-1-ニトロベンゼン及び(S)-テトラヒドロフラン-3-オールを使用して
、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-4-(((S)-テトラヒドロフラン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、N-((1S,2R)-2-アミノシ
クロペンチル)アクリルアミド(中間体36)及び(S)-5-(2-メチル-4-((
テトラヒドロフラン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸を使用して、標
題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護工程は行わない)。MS(ESI):C
29Sの質量計算値、547.6;m/z実測値、548.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.28(d,J=5.6Hz,1
H),7.26-7.18(m,1H),7.02-6.89(m,2H),6.34-
6.16(m,2H),6.06-5.96(m,1H),5.68-5.55(m,1
H),5.11-5.05(m,1H),4.48-4.35(m,2H),4.05-
3.92(m,3H),3.90-3.85(m,1H),2.35-2.23(m,1
H),2.18-2.02(m,6H),1.98-1.86(m,1H),1.80-
1.62(m,3H)。
実施例384:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド。
Figure 0007072690000503
工程A.5-(2-メチル-4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボン酸。中間体7と同様の方法で、工程Aで4-フルオロ-2-メチル
-1-ニトロベンゼン及び6-メチルピリジン-3-オールを使用して、標題化合物を調
製した。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、N-((1S,2R)-2-アミノシクロペン
チル)アクリルアミド(中間体36)及び5-(2-メチル-4-((6-メチルピリジ
ン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸を使用して、標題化合物を作製し
た(HCl/MeOH脱保護工程は行わない)。MS(ESI):C3028
Sの質量計算値、568.6;m/z実測値、569.2[M+H]H NMR(
400MHz,DMSO-d及びCDOD):δ 8.25(d,J=5.5Hz,
1H),8.23-8.17(m,1H),7.46-7.36(m,1H),7.33
-7.22(m,2H),7.07-7.00(m,1H),6.97-6.91(m,
1H),6.26-6.05(m,2H),5.96(d,J=5.5Hz,1H),5
.56-5.48(m,1H),4.30-4.26(m,1H),4.10-4.03
(m,1H),2.44(s,3H),2.04(s,3H),2.00-1.91(m
,2H),1.84-1.75(m,1H),1.72-1.61(m,2H),1.6
0-1.50(m,1H)。
実施例385:5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-N-((1R,3S)-3-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000504
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1S,3R)-3-アミノシクロヘキシル)カルバ
メートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりにプロピオン酸無水物
を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計
算値、570.7;m/z実測値、571[M+H]H NMR(400MHz,
CDOD):DMSO-d=2:1):δ 8.30-8.24(m,1H),8.
04-8.02(m,1H),7.40-7.32(m,2H),7.21-7.09(
m,3H),7.02-6.98(m,1H),6.07-6.01(m,1H),3.
90-3.78(m,1H),3.70-3.55(m,1H),2.11(s,3H)
,2.09-2.02(m,2H),2.01-1.96(m,1H),1.83-1.
71(m,3H),1.39-1.19(m,3H),1.12-1.03(m,1H)
,1.01-0.97(m,3H)。
実施例386:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-4-(((R)-テトラヒドロフラン-3-イル)オキシ)フェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000505
工程A.(R)-5-(2-メチル-4-((テトラヒドロフラン-3-イル)オキシ
)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボン酸。中間体7と同様の方法で、工程Aで4-フルオロ-2
-メチル-1-ニトロベンゼン及び(R)-テトラヒドロフラン-3-オールを使用して
、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-4-(((R)-テトラヒドロフラン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、N-((1S,2R)-2-アミノシ
クロペンチル)アクリルアミド(中間体36)及び(R)-5-(2-メチル-4-((
テトラヒドロフラン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸を使用して、標
題化合物を作製した。MS(ESI):C2829Sの質量計算値、547.
6;m/z実測値、548.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD
):δ 8.28(d,J=5.5Hz,1H),7.29-7.16(m,1H),7
.05-6.97(m,1H),6.95-6.88(m,1H),6.36-6.14
(m,2H),6.06-5.93(m,1H),5.71-5.57(m,1H),5
.15-5.04(m,1H),4.51-4.34(m,2H),4.05-3.79
(m,4H),2.39-2.24(m,1H),2.20-2.01(m,6H),1
.9-1.86(m,1H),1.84-1.56(m,3H)。
実施例387:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000506
工程A.4-オキソ-5-(4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
中間体15と同様の方法で、工程Aで3,6-ジクロロピリダジン,4-ニトロフェノー
ルを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと
同様の方法で、N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中
間体36)及び4-オキソ-5-(4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護工程は行わない)。MS
(ESI):C2723Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542
.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.01(
s,1H),9.06-9.01(m,1H),8.35-8.30(m,1H),7.
88-7.83(m,1H),7.82-7.76(m,1H),7.74-7.68(
br,1H),7.55-7.48(m,3H),7.45-7.37(m,2H),6
.27-6.17(m,1H),6.10-6.02(m,2H),5.57-5.51
(m,1H),4.33-4.22(m,2H),1.98-1.85(m,2H),1
.81-1.70(m,2H),1.65-1.50(m,2H)。
実施例388:5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-N-((1R,3R)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000507
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1R,3R)-3-アミノシクロペンチル)カルバ
メートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりにプロピオン酸無水物
を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計
算値、556.6;m/z実測値、557[M+H]H NMR(400MHz,
CDOD):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),8.09(s,1H),7
.49-7.37(m,2H),7.29-7.19(m,1H),7.18-7.11
(m,2H),7.01(s,1H),6.12(d,J=5.5Hz,1H),4.5
4-4.39(m,1H),4.36-4.21(m,1H),2.22-2.10(m
,7H),2.06-1.84(m,2H),1.73-1.41(m,2H),1.1
9-1.02(m,3H)。
実施例389:N-((1S,4S)-4-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000508
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1s,4s)-4-アミノシクロヘキシル)カルバ
メートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりに無水酢酸を使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、55
6.6;m/z実測値、557[M+H]H NMR(400MHz,CDOD
):δ 8.34(d,J=5.3Hz,1H),8.14(s,1H),7.52-7
.39(m,2H),7.31-7.23(m,1H),7.22-7.15(m,2H
),7.05(s,1H),6.15(d,J=5.5Hz,1H),4.11-3.7
7(m,2H),2.22(s,3H),2.00(s,3H),1.86-1.68(
m,8H)。
実施例390:5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-N-((1S,3R)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000509
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)カルバ
メートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりにプロピオン酸無水物
を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計
算値、556.6;m/z実測値、557.3[M+H]H NMR(400MH
z,CDOD):δ 8.34(d,J=5.6Hz,1H),8.08(s,1H)
,7.51-7.36(m,2H),7.27-7.13(m,1H),7.19-7.
12(m,2H),7.03(s,1H),6.15(d,J=5.5Hz,1H),4
.41-4.23(m,1H),4.18-4.00(m,1H),2.51-2.34
(m,1H),2.24-2.13(m,5H),2.09-1.91(m,2H),1
.82-1.63(m,2H),1.60-1.48(m,1H),1.12(t,J=
7.6Hz,3H)。
実施例391:N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000510
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)カルバ
メートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりに無水酢酸を使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、54
2.6;m/z実測値、543.2[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.34(d,J=5.5Hz,1H),8.08(s,1H),7.49
-7.37(m,2H),7.29-7.21(m,1H),7.21-7.12(m,
2H),7.03(s,1H),6.15(d,J=5.6Hz,1H),4.38-4
.27(m,1H),4.19-4.03(m,1H),2.50-2.37(m,1H
),2.19(s,3H),2.10-1.94(m,2H),1.93(s,3H),
1.83-1.64(m,2H),1.59-1.49(m,1H)。
実施例392:N-((1R,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000511
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1R,3R)-3-アミノシクロペンチル)カルバ
メートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりに無水酢酸を使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、54
2.61;m/z実測値、543.0[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.37-8.31(m,1H),8.11-8.04(m,1H),7
.45-7.38(m,2H),7.27-7.20(m,1H),7.19-7.12
(m,2H),7.05-6.99(m,1H),6.18-6.11(m,1H),4
.55-4.39(m,1H),4.33-4.20(m,1H),2.20-2.10
(m,5H),2.01-1.84(m,5H),1.70-1.58(m,1H),1
.53-1.41(m,1H)。
実施例393:N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-4-オキソ
-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000512
撹拌子を備えた、アルゴン下の乾燥したシンチレーション容器に、THF(4mL)中
の(1R,2R)-trans-2-アミノシクロペンタノールヒドロクロリド(1.5
mmol)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.525mL、3.00mmol)を
添加した。この反応溶液に、室温で4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニル
クロリド(中間体9,10mL、0.1M、1mmol)を注射器でゆっくり添加した。
反応をLCMSによりモニターし、反応が完了したら反応物を濃縮乾固させ、残渣をDM
Fに溶解し、塩基性逆相HPLCにより精製して、標題化合物を得た(91.4mg、収
率18.8%)。MS(ESI):C2622Sの質量計算値、486.6;
m/z実測値、487.1[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):
δ 8.31(d,J=5.6Hz,1H),7.49-7.27(m,4H),7.2
7-7.03(m,5H),6.18(d,J=5.6Hz,1H),4.18-4.0
6(m,2H),2.25-2.07(m,1H),2.07-1.93(m,1H),
1.93-1.72(m,2H),1.72-1.54(m,2H)。
実施例394:N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド。
Figure 0007072690000513
実施例166と同様の方法で、工程Aで5-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メ
チルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体25、Sアトロプ異性体を得る
ためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチル((1S,3R)-3-アミノシク
ロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C25
28Sの質量計算値、492.6;m/z実測値、493.0[M+H]
H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.32(d,J=5.5Hz,1H
),8.01(s,1H),7.91(d,J=8.3Hz,1H),6.72(t,J
=0.8Hz,1H),6.02(d,J=5.4Hz,1H),5.41(td,J=
6.0,3.0Hz,1H),4.59(tdd,J=9.1,6.3,2.7Hz,1
H),3.73(tt,J=5.5,2.5Hz,1H),3.48(d,J=6.2H
z,4H),3.37-3.29(m,5H),2.13(s,3H),2.10-1.
88(m,2H),1.90-1.74(m,3H),1.70-1.54(m,3H)
実施例395:N-((1S,3S)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000514
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1S,3S)-3-アミノシクロペンチル)カルバ
メートを使用し、工程Bで無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI)
:C2826Sの質量計算値、542.6;m/z実測値、543[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.41-8.28(m,1H)
,812-8.04(m,1H),7.49-7.36(m,2H),7.28-7.2
1(m,1H),7.20-7.13(m,2H),7.06-6.98(m,1H),
6.19-6.09(m,1H),4.51-4.44(m,1H),4.33-4.2
3(m,1H),2.24-2.09(m,5H),2.01-1.85(m,5H),
1.72-1.59(m,1H),1.57-1.46(m,1H)。
実施例396:N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-4-オキ
ソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000515
工程A:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4
-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド。撹拌子を備えた、アルゴン下の乾燥したシンチレー
ション容器に、THF(4mL)中のtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシ
クロペンチル)カルバメート(301mg、1.50mmol)、及びジイソプロピルエ
チルアミン(0.525mL、3.00mmol)を添加した。この反応溶液に、室温で
4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニルクロリド(中間体9、10mL、0
.1M、1mmol)を注射器でゆっくり添加した。反応をLCMSによりモニターし、
反応が完了したら反応物を濃縮乾固させ、残渣をDMFに溶解し、塩基性逆相HPLCに
より精製して、標題化合物を得た(142.3mg、収率29.31%)。
工程B:N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5
-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Bと同様の方法で、N-((
1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニ
ル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキサミド、無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調
製した。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、527.6;m/z実
測値、528.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.
33(d,J=5.5Hz,1H),7.47-7.34(m,2H),7.34-7.
27(m,2H),7.24-7.01(m,6H),6.61(d,J=5.6Hz,
1H),6.23-6.07(m,2H),4.36-4.25(m,2H),2.33
-2.21(m,1H),2.19-2.06(m,1H),2.03(s,3H),1
.94-1.71(m,4H)。
実施例397:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000516
実施例166、工程Aと同様の方法で、5-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン
-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボン酸(中間体33、Sアトロプ異性体を得るためのキラル
分離法1を含む)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)
カルバメートを使用して、標題化合物を調製した(TFA/DCM脱保護を行った)。M
S(ESI):C2428Sの質量計算値、480.6;m/z実測値、48
1.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.27(d,
J=5.4Hz,1H),8.00(s,1H),6.94(s,1H),6.79(d
,J=0.9Hz,1H),5.99(d,J=5.5Hz,1H),5.30(s,1
H),4.20(p,J=7.1Hz,1H),4.12-4.02(m,2H),3.
54-3.46(m,3H),2.19-2.01(m,5H),1.84(dddd,
J=13.2,8.8,6.1,3.0Hz,1H),1.74-1.50(m,4H)
,1.03(dd,J=6.7,1.7Hz,6H)。
実施例398:4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2S)
-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000517
実施例1、工程Bと同様の方法で、プロパ-2-エノイルクロリド及びトリエチルアミ
ンの代わりにN-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(
4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例396、工程Aからの生成物)、プロピオ
ン酸無水物及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(
ESI):C2927Sの質量計算値、541.62;m/z実測値、542
.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.48(s,1
H),8.34(d,J=5.5Hz,1H),7.53-7.36(m,2H),7.
31-7.27(m,1H),7.23-7.08(m,5H),6.67(d,J=5
.6Hz,1H),6.14(d,J=5.5Hz,1H),5.92(d,J=6.2
Hz,1H),4.41-4.10(m,2H),2.36-2.20(m,3H),2
.19-2.05(m,1H),1.91-1.68(m,5H),1.19(t,J=
7.6Hz,3H)。
実施例399:5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-N-((1S,3S)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000518
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラ
ル分離法1を含む)及びtert-ブチル((1S,3S)-3-アミノシクロペンチル
)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりにプロピオン
酸無水物を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928
の質量計算値、556.6;m/z実測値、557[M+H]H NMR(400
MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H),8.08(s,1
H),7.48-7.37(m,2H),7.27-7.20(m,1H),7.19-
7.13(m,2H),7.02(s,1H),6.14(d,J=5.6Hz,1H)
,4.53-4.41(m,1H),4.36-4.22(m,1H),2.24-2.
10(m,7H),2.05-1.83(m,2H),1.71-1.59(m,1H)
,1.56-1.43(m,1H),1.15-1.05(m,3H)。
実施例400:N-((1S,3S)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000519
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aでtert-ブチル((1S,4S)-4-
アミノシクロヘキシル)カルバメートの代わりに5-(4-メチル-6-フェノキシピリ
ジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキ
ラル分離法1を含む)及びtert-ブチル((1S,3S)-3-アミノシクロヘキシ
ル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりに無水酢酸
を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計
算値、556.6;m/z実測値、557.0[M+H]H NMR(400MH
z,CDOD):δ 8.36-8.32(m,1H),8.10-8.06(m,1
H),7.45-7.38(m,2H),7.27-7.20(m,1H),7.19-
7.12(m,2H),7.05-6.99(m,1H),6.18-6.12(m,1
H),4.21-4.08(m,2H),2.19(s,3H),1.85(s,3H)
,1.90-1.81(m,2H),1.77-1.56(m,6H)。
実施例401:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
2-メチル-4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000520
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-(ピリジン-2-イルオキ
シ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸(実施例220、工程Aからの生成物)及びN-((
1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)アクリルアミド(中間体40)を使用して、
標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C30
28Sの質量計算値、568.6;m/z実測値、569.3[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.36-8.26(m,1H),8
.19-8.10(m,1H),7.92-7.80(m,1H),7.39-7.32
(m,1H),7.24-7.17(m,1H),7.17-7.09(m,2H),7
.08-7.01(m,1H),6.45-6.35(m,1H),6.30-6.17
(m,2H),5.70-5.59(m,1H),4.47-4.35(m,1H),4
.20-4.05(m,1H),2.15(s,3H),1.83-1.60(m,6H
),1.58-1.45(m,2H)。
実施例402:5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-N-((1S,3S)-3-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000521
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラ
ル分離法1を含む)及びtert-ブチル((1S,3S)-3-アミノシクロヘキシル
)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりにプロピオン
酸無水物を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030
の質量計算値、570.7;m/z実測値、571.0[M+H]H NMR(4
00MHz,CDOD):δ 8.36-8.32(m,1H),8.10-8.06
(m,1H),7.45-7.38(m,2H),7.27-7.20(m,1H),7
.19-7.12(m,2H),7.05-6.99(m,1H),6.18-6.12
(m,1H),4.22-4.05(m,2H),2.27-2.20(m,2H),2
.19(s,3H),1.91-1.79(m,2H),1.78-1.55(m,6H
),1.15-1.08(m,3H)。
実施例403:N-((1R,3S)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000522
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラ
ル分離法1を含む)及びtert-ブチル((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル
)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりに無水酢酸を
使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算
値、542.6;m/z実測値、542.9[M+H]H NMR(400MHz
,DMSO-d及びCDOD):δ 8.26(d,J=5.5Hz,1H),8.
02(s,1H),7.42-7.31(m,2H),7.19-7.13(m,1H)
,7.12-7.07(m,2H),7.00(s,1H),6.04(d,J=5.6
Hz,1H),4.30-4.18(m,1H),4.05-3.91(m,1H),2
.35-2.23(m,1H),2.11(s,3H),1.98-1.83(m,2H
),1.81(s,3H),1.74-1.53(m,2H),1.52-1.40(m
,1H)。
実施例404:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000523
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体18、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びN-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)アクリルアミド(中
間体41)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。
MS(ESI):C2832Sの質量計算値、532.7;m/z実測値、5
33.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.38(s
,1H),8.32-8.24(m,1H),7.38(s,1H),6.24-6.0
9(m,2H),6.04-5.93(m,1H),5.66-5.48(m,1H),
3.93-3.77(m,2H),2.75-2.65(m,2H),2.19(s,3
H),2.12-1.94(m,3H),1.85-1.73(m,2H),1.51-
1.32(m,4H),0.96(d,J=5.9Hz,6H)。
実施例405:N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000524
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aで5-(6-イソブトキシ-4-メチルピリ
ジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体33、Sアトロプ異性体を得るためのキ
ラル分離法1を含む)及びtert-ブチル((1S,3R)-3-アミノシクロペンチ
ル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2428
Sの質量計算値、480.6;m/z実測値、481.0[M+H]H N
MR(500MHz,CDCl):δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H),8.
01(s,1H),7.90(d,J=8.4Hz,1H),6.81-6.77(m,
1H),6.01(d,J=5.5Hz,1H),4.65-4.55(m,1H),4
.09(qd,J=10.1,6.6Hz,2H),3.74(tt,J=5.5,2.
4Hz,1H),3.48(s,3H),2.17-1.87(m,8H),1.63-
1.53(m,2H),1.03(dd,J=6.7,1.4Hz,6H)。
実施例406:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
2-メチル-4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000525
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-(ピリダジン-3-イルオ
キシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボン酸(実施例305、工程Aからの生成物)及びN-(
(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)アクリルアミド(中間体40)を使用して
、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C
27Sの質量計算値、569.6;m/z実測値、570.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.96-8.92(m,1H),
8.32-8.28(m,1H),7.79-7.73(m,1H),7.50-7.4
2(m,2H),7.34-7.30(m,1H),7.27-7.21(m,1H),
6.48-6.36(m,1H),6.31-6.22(m,1H),6.21-6.1
6(m,1H),5.69-5.62(m,1H),4.46-4.39(m,1H),
4.17-4.08(m,1H),2.20-2.14(m,3H),1.83-1.4
8(m,8H)。
実施例407:N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000526
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びN-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル)アセトアミドを使用
して、標題化合物を作製した(HCl/MeOHでの脱保護は行わない)。MS(ESI
):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.0[M
+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.36-8.31(m,
1H),8.10-8.06(m,1H),7.46-7.38(m,2H),7.27
-7.20(m,1H),7.19-7.12(m,2H),7.05-6.99(m,
1H),6.16-6.12(m,1H),4.03-3.88(m,1H),3.78
-3.68(m,1H),2.19(s,3H),2.15-2.06(m,1H),1
.96-1.80(m,6H),1.47-1.25(m,3H),1.20-1.09
(m,1H)。
実施例408:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000527
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-(ピリダジン-3-イルオ
キシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボン酸(実施例387、工程Aからの生成物)及びN-((1S,2R
)-2-アミノシクロヘキシル)アクリルアミド(中間体40)を使用して、標題化合物
を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2825
Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NM
R(400MHz,CDOD):δ 8.99-8.94(m,1H),8.35-8
.29(m,1H),7.82-7.74(m,1H),7.55-7.49(m,3H
),7.46-7.42(m,2H),6.47-6.37(m,1H),6.33-6
.23(m,2H),5.70-5.62(m,1H),4.45-4.39(m,1H
),4.20-4.10(m,1H),1.85-1.74(m,4H),1.69-1
.48(m,4H)。
実施例409:5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-N-((1S,3S)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000528
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体29)及びtert-ブチル((1S,3S)-3-
アミノシクロペンチル)カルバメート及びジイソプロピルエチルアミンを使用し、工程B
でプロパ-2-エノイルクロリドの代わりにプロピオン酸無水物を使用して、標題化合物
を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/
z実測値、557.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ
12.31(d,J=5.5Hz,1H),11.74(d,J=8.6Hz,1H),
11.49-11.32(m,2H),11.29-11.09(m,3H),10.8
6(d,J=8.6Hz,1H),10.10(d,J=5.5Hz,1H),8.54
-8.34(m,1H),8.34-8.18(m,1H),6.20(s,3H),6
.20-6.08(m,4H),5.94-5.80(m,2H),5.73-5.41
(m,2H),5.08(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例410:N-((1S,3S)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000529
実施例1、工程Bと同様の方法で、プロパ-2-エノイルクロリドの代わりにN-((
1S,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノ
キシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例415)及び無水酢酸を使用
して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、
542.6;m/z実測値、543.1[M+H]H NMR(400MHz,C
OD):δ 8.35(d,J=5.6Hz,1H),7.78(d,J=8.5H
z,1H),7.52-7.38(m,2H),7.31-7.15(m,3H),6.
90(d,J=8.5Hz,1H),6.20-6.08(m,1H),4.58-4.
39(m,1H),4.35-4.11(m,2H),2.38-1.43(m,12H
)。
実施例411:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000530
実施例1、工程Bと同様の方法で、プロパ-2-エノイルクロリド及びトリメチルアミ
ンの代わりにN-((1S,3R)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2
-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例414
)、アクリル酸無水物及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製し
た。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/z実測値
、569.0[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.36
(d,J=5.6Hz,1H),7.78(d,J=8.6Hz,1H),7.53-7
.37(m,2H),7.35-7.14(m,3H),6.91(d,J=8.6Hz
,1H),6.32-6.08(m,3H),5.64(dd,J=7.2,4.8Hz
,1H),4.09-3.81(m,2H),2.25(s,3H),2.22-2.1
4(m,1H),2.00-1.88(m,3H),1.54-1.14(m,4H)。
実施例412:5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-N-((1S,3R)-3-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000531
実施例1、工程Bと同様の方法で、プロパ-2-エノイルクロリド及びトリエチルアミ
ンの代わりにN-((1S,3R)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2
-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例414
)、プロピオン酸無水物及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製
した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測
値、571.0[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.3
6(d,J=5.5Hz,1H),7.78(d,J=8.6Hz,1H),7.55-
7.37(m,2H),7.32-7.12(m,3H),6.91(d,J=8.6H
z,1H),6.15(d,J=5.5Hz,1H),4.03-3.67(m,2H)
,2.25(s,3H),2.23-2.09(m,3H),1.97-1.82(m,
3H),1.53-1.41(m,1H),1.39-1.27(m,2H),1.23
-1.14(m,1H),1.12(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例413:N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000532
実施例1、工程Bと同様の方法で、プロパ-2-エノイルクロリド及びトリエチルアミ
ンの代わりにN-((1S,3R)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2
-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例414
)、無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS
(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557
.0[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.35(d,J
=5.6Hz,1H),7.77(d,J=8.6Hz,1H),7.53-7.34(
m,2H),7.32-7.13(m,3H),7.00-6.76(m,1H),6.
14(d,J=5.5Hz,1H),4.08-3.92(m,1H),3.84-3.
69(m,1H),2.25(s,3H),2.15(d,J=12.1Hz,1H),
2.00-1.79(m,5H),1.54-1.41(m,1H),1.40-1.2
7(m,3H),1.23-1.11(m,1H)。
実施例414:N-((1S,3R)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-
(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000533
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル)カルバ
メート、及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(E
SI):C2726Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.1
[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.57(d,J=6
.2Hz,1H),7.88(d,J=8.6Hz,1H),7.55-7.38(m,
2H),7.34-7.20(m,3H),6.97(d,J=8.4Hz,1H),6
.59-6.45(m,1H),4.13-3.49(m,1H),3.28-3.16
(m,1H),2.41-2.27(m,4H),2.16-1.93(m,3H),1
.64-1.13(m,4H)。
実施例415:N-((1S,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000534
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)を使用し、tert-ブチル((1S,3S)-3-アミノシクロペンチル)
カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624
Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.0[M+H]H NMR
(600MHz,CDCl):δ 8.37(d,J=5.5Hz,1H),7.58
-7.33(m,3H),7.26-7.17(m,3H),6.81(d,J=8.5
Hz,1H),6.02(d,J=5.4Hz,1H),5.53(d,J=7.2Hz
,1H),4.65-4.50(m,1H),3.62-3.52(m,1H),2.4
0-2.30(m,1H),2.28(s,3H),2.14-2.05(m,1H),
1.88-1.83(m,2H),1.59-1.47(m,1H),1.47-1.3
6(m,1H)。
実施例416:5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-N-((1S,3R)-3-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000535
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びN-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル)プロピオンアミドを
使用して、標題化合物を作製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算
値、570.7;m/z実測値、571.0[M+H]H NMR(400MHz
,CDOD):δ 8.35-8.30(m,1H),8.10-8.07(m,1H
),7.45-7.38(m,2H),7.27-7.20(m,1H),7.19-7
.12(m,2H),7.05-6.99(m,1H),6.15-6.11(m,1H
),4.01-3.87(m,1H),3.79-3.66(m,1H),2.19(s
,3H),2.18-2.08(m,3H),1.94-1.80(m,3H),1.5
1-1.38(m,1H),1.37-1.26(m,2H),1.21-1.12(m
,1H),1.11-1.06(m,3H)。
実施例417:(S)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-2-(3-(
メチルアミノ)ピロリジン-1-カルボニル)-3H-1-チア-3,5,8-トリアザ
アセナフチレン-4(5H)-オン。
Figure 0007072690000536
工程A:(R)-2-(3-ヒドロキシピロリジン-1-カルボニル)-5-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-4(5H)-オン。実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェ
ノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1)及び(3R)-ピロリジン-3-オー
ルを使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOHでの脱保護は行わない)。
工程B:(R)-1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
ニル)ピロリジン-3-イル4-メチルベンゼンスルホネート。丸底フラスコに、(R)
-2-(3-ヒドロキシピロリジン-1-カルボニル)-5-(2-メチル-4-フェノ
キシフェニル)-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-4(5H)-
オン(152mg、0.312mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(80mg、0
.62mmol)、DCM(10mL)、及び4-メチルベンゼンスルホニルクロリド(
77mg、0.41mmol)を連続的に添加し、還流状態で3時間撹拌した。混合物を
濃縮乾固させて、精製せずに次の工程で使用した(203mg)。
工程C:(S)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-2-(3-(メチル
アミノ)ピロリジン-1-カルボニル)-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-4(5H)-オン。(R)-1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル4-メチルベンゼンスルホネート(20
3mg、0.317mmol)及びメチルアミン(5mL)の溶液を封管に添加し、80
℃で15時間撹拌した。混合物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー、
次いで分取TLCにより精製して、明黄色固体として標題化合物を得た(10mg、収率
6.3%)。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/
z実測値、500.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ
8.35-8.31(m,1H),7.43-7.36(m,2H),7.32-7.2
5(m,1H),7.20-7.13(m,1H),7.13-7.03(m,3H),
7.02-6.95(m,1H),6.09-6.05(m,1H),4.10-3.8
7(m,3H),3.84-3.76(m,1H),2.87-2.82(m,1H),
2.73(s,3H),2.52-2.40(m,1H),2.10(s,3H),2.
08-1.91(m,1H)。
実施例418:(S)-N-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)プロピオンアミド。
Figure 0007072690000537
(S)-2-(3-アミノピロリジン-1-カルボニル)-5-(2-メチル-4-フ
ェノキシフェニル)-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-4(5H
)-オン(実施例420、150mg、0.31mmol)、プロピオン酸(46mg、
0.62mmol)、HATU(153mg、0.402mmol)、及びジイソプロピ
ルエチルアミン(60mg、0.46mmol)のDMF(5mL)中溶液を、rtで2
時間撹拌した。HPLCにより混合物を精製して、明黄色固体として標題化合物を得た(
75mg、収率44%)。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、54
1.6;m/z実測値、542.6[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.32-8.27(m,1H),7.42-7.35(m,3H),7.
19-7.12(m,1H),7.10-7.01(m,3H),6.99-6.93(
m,1H),6.06-6.01(m,1H),4.49-4.37(m,1H),4.
00-3.53(m,4H),2.28-2.15(m,3H),2.13-2.09(
m,3H),2.06-1.94(m,1H),1.11(t,J=7.6Hz,3H)
実施例419:(S)-N-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)アセトアミド。
Figure 0007072690000538
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(3S)-ピロリジン-3-イ
ル]カルバメートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりにアセチル
クロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2825
の質量計算値、527.6;m/z実測値、528.1[M+H]H NMR(4
00MHz,CDOD):δ 8.34-8.30(m,1H),7.42-7.32
(m,3H),7.19-7.12(m,1H),7.11-7.02(m,3H),6
.99-6.94(m,1H),6.08-6.04(m,1H),4.47-4.39
(m,1H),4.07-3.73(m,3H),3.69-3.54(m,1H),2
.30-2.19(m,1H),2.15-2.08(m,3H),2.06-1.98
(m,1H),1.95(s,3H)。
実施例420:(S)-2-(3-アミノピロリジン-1-カルボニル)-5-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-4(5H)-オン。
Figure 0007072690000539
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチルN-[(3S)-ピロリジン-3-イ
ル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2623
Sの質量計算値、485.6;m/z実測値、486.0[M+H]H N
MR(400MHz,CDOD):δ 8.34-8.28(m,1H),7.44-
7.32(m,3H),7.20-7.13(m,1H),7.12-7.02(m,3
H),7.01-6.94(m,1H),6.09-6.03(m,1H),3.98-
3.63(m,4H),3.59-3.44(m,1H),2.30-2.17(m,1
H),2.12(s,3H),1.98-1.84(m,1H)。
実施例421:(S)-2-(3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-カルボニル)
-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-4(5H)-オン。
Figure 0007072690000540
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及び(3S)-N,N-ジメチルピロリジン-3-アミンを
使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOHでの脱保護工程は行わない)。MS
(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514
.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.36-8.3
2(m,1H),8.31(s,1H),7.43-7.36(m,2H),7.34-
7.29(m,1H),7.19-7.13(m,1H),7.11-7.03(m,3
H),7.00-6.96(m,1H),6.10-6.06(m,1H),4.12-
3.98(m,2H),3.82-3.67(m,1H),3.66-3.57(m,1
H),2.56(s,6H),2.42-2.33(m,1H),2.12(s,3H)
,2.08-1.99(m,1H)。
実施例422:N-((1R,3R)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000541
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1R,3R)-3-アミノシクロヘキシル)カルバ
メートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりに無水酢酸を使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、55
6.6;m/z実測値、557.1[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.36-8.31(m,1H),8.11-8.06(m,1H),7.
48-7.39(m,2H),7.27-7.20(m,1H),7.19-7.14(
m,2H),7.06-7.00(m,1H),6.17-6.10(m,1H),4.
19-4.04(m,2H),2.20(s,3H),1.97(s,3H),1.88
-1.58(m,8H)。
実施例423:5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-
4-オキソ-N-((1R,3R)-3-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000542
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1R,3R)-3-アミノシクロヘキシル)カルバ
メートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりにプロピオン酸無水物
を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計
算値、570.7;m/z実測値、571.1[M+H]H NMR(400MH
z,CDOD):δ 8.42-8.32(m,1H),8.15-8.06(m,1
H),7.50-7.37(m,2H),7.29-7.10(m,3H),7.07-
7.00(m,1H),6.24-6.15(m,1H),4.21-4.06(m,2
H),2.17-2.06(m,5H),1.86-1.57(m,8H),1.19-
1.05(m,3H)。
実施例424:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000543
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例305)
のキラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL AS-H、5μm、250×20m
m、移動相:60% CO、40% MeOH)により、標題化合物を得た。MS(E
SI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2
[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.06-8.92(
m,1H),8.36(d,J=5.5Hz,1H),7.66-7.48(m,1H)
,7.31-7.27(m,3H),7.26-7.21(m,1H),6.77-6.
60(m,1H),6.48-6.26(m,2H),6.26-5.94(m,2H)
,5.87-5.57(m,1H),4.48-4.26(m,2H),2.35-2.
22(m,1H),2.19(s,4H),1.96-1.81(m,1H),1.79
-1.73(m,3H)。
実施例425:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
R)-(2-メチル-4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000544
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例305)
のキラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL AS-H、5μm、250×20m
m、移動相:60% CO、40% MeOH)により、標題化合物を得た。MS(E
SI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2
[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.50(s,1H)
,9.00(dd,J=4.5,1.4Hz,1H),8.45-8.27(m,1H)
,7.66-7.44(m,1H),7.31-7.27(m,3H),7.26-7.
22(m,1H),6.80-6.63(m,1H),6.50-6.33(m,1H)
,6.33-5.95(m,3H),5.84-5.56(m,1H),4.50-4.
19(m,2H),2.35-2.22(m,1H),2.18(s,3H),2.04
-1.83(m,1H),1.78-1.68(m,4H)。
実施例426:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000545
実施例1、工程Bと同様の方法で、アクリル酸無水物及びN-((1R,2S)-2-
アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-
3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド(実施例428)を使用して、標題化合物を調製した
。MS(ESI):C2628Sの質量計算値、520.6;m/z実測値、
521.2[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.34(
d,J=5.5Hz,1H),8.01(s,1H),6.79(d,J=6.2Hz,
1H),6.72(s,1H),6.64(d,J=6.5Hz,1H),6.38-6
.31(m,1H),6.15(dd,J=16.9,10.2Hz,1H),6.04
(d,J=5.4Hz,1H),5.66(d,J=10.4Hz,1H),5.32(
hept,J=6.1Hz,1H),4.36(tt,J=13.3,6.5Hz,2H
),2.30-2.06(m,6H),1.87(qd,J=8.4,7.8,4.1H
z,1H),1.73(dtd,J=19.7,10.4,9.1,4.8Hz,3H)
,1.37(dd,J=13.1,6.1Hz,6H)。
実施例427:N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。
Figure 0007072690000546
実施例1、工程Bと同様の方法で、アクリル酸無水物及びN-((1R,3S)-3-
アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-
3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザア
セナフチレン-2-カルボキサミド(実施例429)を使用して、標題化合物を調製した
。MS(ESI):C2628Sの質量計算値、520.6;m/z実測値、
521.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.32(
d,J=5.6Hz,1H),8.03(s,1H),7.70(d,J=7.3Hz,
1H),7.24(s,1H),6.72(s,1H),6.37(d,J=16.9H
z,1H),6.12(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.03(d,J
=5.5Hz,1H),5.64(d,J=10.4Hz,1H),5.31(d,J=
4.6Hz,2H),4.39(p,J=5.4,4.8Hz,1H),4.14(dq
,J=14.4,6.9Hz,2H),2.45(dt,J=14.4,8.8Hz,1
H),2.13(s,3H),2.07-1.79(m,6H),1.40-1.32(
m,4H)。
実施例428:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000547
実施例166と同様の方法で、工程Aで5-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体30、Sアトロプ異性体を得るためのキラ
ル分離法1を含む)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル
)カルバメートを使用し、工程BでTFA/DCM脱保護を行って、標題化合物を調製し
た。MS(ESI):C2326Sの質量計算値、466.6;m/z実測値
、467.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 7.93
(d,J=16.3Hz,3H),6.65(s,1H),5.84(d,J=5.5H
z,1H),5.19-4.95(m,1H),4.78-4.45(m,1H),3.
70(q,J=6.7,6.2Hz,1H),2.25(d,J=28.5Hz,4H)
,2.16-1.97(m,1H),1.96-1.70(m,3H),1.53(d,
J=9.2Hz,1H),1.31(d,J=6.1Hz,3H),1.27(dd,J
=27.9,6.1Hz,6H)。
実施例429:N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000548
実施例166と同様の方法で、工程Aで5-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体30、Sアトロプ異性体を得るためのキラ
ル分離法1を含む)及びtert-ブチル((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル
)カルバメートを使用し、工程BでTFA/DCM脱保護を行って、標題化合物を調製し
た。MS(ESI):C2326Sの質量計算値、466.6;m/z実測値
、467.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.30
(d,J=5.5Hz,1H),8.00(d,J=25.9Hz,2H),6.71(
d,J=1.0Hz,1H),6.01(d,J=5.5Hz,1H),5.39-5.
25(m,1H),4.59(dtt,J=8.7,6.3,2.5Hz,1H),4.
07(s,3H),3.73(tt,J=5.2,2.2Hz,1H),2.14(d,
J=0.9Hz,3H),2.12-1.87(m,4H),1.66-1.56(m,
2H),1.37(dd,J=10.5,6.2Hz,6H)。
実施例430:N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000549
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)を使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりにアクリル酸無水
物を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量
計算値、554.6;m/z実測値、555.3[M+H]H NMR(400M
Hz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H),8.08(s,1H
),7.50-7.37(m,2H),7.27-7.20(m,1H),7.19-7
.13(m,2H),7.02(s,1H),6.27-6.20(m,2H),6.1
4(d,J=5.5Hz,1H),5.68-5.57(m,1H),4.41-4.2
9(m,1H),4.25-4.12(m,1H),2.55-2.40(m,1H),
2.19(s,3H),2.10-1.95(m,2H),1.89-1.71(m,2
H),1.67-1.53(m,1H)。
実施例431:N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000550
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)カルバ
メートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624Sの
質量計算値、500.6;m/z実測値、501.2[M+H]H NMR(40
0MHz,CDOD):δ 8.13(d,J=5.6Hz,1H),7.98(s,
1H),7.46-7.38(m,2H),7.25-7.14(m,3H),7.02
-6.97(m,1H),5.91(d,J=5.6Hz,1H),4.43-4.28
(m,1H),3.65-3.55(m,1H),2.59-2.48(m,1H),2
.17(s,3H),2.13-2.03(m,2H),2.02-1.93(m,1H
),1.91-1.82(m,1H),1.75-1.67(m,1H)。
実施例432:N-((1r,4r)-4-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000551
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法
1を含む)及びtert-ブチル((1r,4r)-4-アミノシクロヘキシル)カルバ
メートを使用し、工程Bでプロパ-2-エノイルクロリドの代わりに無水酢酸を使用して
、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、55
6.6;m/z実測値、557.0[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.33(d,J=5.6Hz,1H),8.08(s,1H),7.46
-7.39(m,2H),7.26-7.20(m,1H),7.19-7.14(m,
2H),7.04-7.00(m,1H),6.13(d,J=5.6Hz,1H),3
.95-3.79(m,1H),3.69-3.58(m,1H),2.19(s,3H
),2.01-1.93(m,4H),1.90(s,3H),1.58-1.44(m
,2H),1.41-1.28(m,2H)。
実施例433:(S)-N-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)アクリルアミド。
Figure 0007072690000552
実施例1と同様の方法で、工程Aでtert-ブチル(S)-ピロリジン-3-イルカ
ルバメート及び5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間
体1)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2925Sの
質量計算値、539.6;m/z実測値、540.4[M+H]H NMR(40
0MHz,DMSO-d及びCDODの混合物):δ 8.35-8.28(m,1
H),7.44-7.33(m,3H),7.21-7.02(m,4H),6.99-
6.91(m,1H),6.27-6.06(m,2H),6.02-5.97(m,1
H),5.62-5.55(m,1H),4.48-4.38(m,1H),3.85-
3.70(m,2H),3.65-3.51(m,2H),2.26-2.15(m,1
H),2.07(s,3H),2.01-1.91(m,1H)。
実施例434:(R)-N-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)アクリルアミド。
Figure 0007072690000553
実施例1と同様の方法で、工程Aでtert-ブチル(R)-ピロリジン-3-イルカ
ルバメート及び5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間
体1)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2925Sの
質量計算値、539.6;m/z実測値、540.4[M+H]H NMR(40
0MHz,DMSO-d及びCDODの混合物):δ 8.37-8.32(m,1
H),7.45-7.38(m,2H),7.38-7.32(m,1H),7.21-
7.14(m,1H),7.13-7.05(m,3H),7.00-6.94(m,1
H),6.27-6.08(m,2H),6.02-5.98(m,1H),5.64-
5.57(m,1H),4.47-4.37(m,1H),3.86-3.71(m,2
H),3.58-3.51(m,2H),2.26-2.16(m,1H),2.07(
s,3H),2.00-1.90(m,1H)。
実施例435:(S,E)-2-シアノ-3-シクロプロピル-N-(1-(5-(2
-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)アク
リルアミド。
Figure 0007072690000554
工程A:tert-ブチル(S)-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)カルバメート。5-(2-メチル-4
-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8
-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1、500mg、1.2mmol)
、tert-ブチル(S)-ピロリジン-3-イルカルバメート(0.43g、2.4m
mol)、HATU(0.59g、1.56mmol)、DIEA(0.23g、1.8
mmol)のDMF(5mL)中混合物を、室温で1時間撹拌した。混合物を水でクエン
チし、固体を濾過し、乾燥させて、標題化合物を得た。
工程B:(S)-2-(3-アミノピロリジン-1-カルボニル)-5-(2-メチル
-4-フェノキシフェニル)-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
4(5H)-オン。
Tert-ブチル(S)-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)カルバメートを濃HClのMeOH(10mL
)中溶液(10mL)に溶解し、室温で1時間撹拌した。混合物を濃縮し、表題生成物を
得た(0.29g、収率50%)。
工程C:(S,E)-2-シアノ-3-シクロプロピル-N-(1-(5-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)アクリルア
ミド(S)-2-(3-アミノピロリジン-1-カルボニル)-5-(2-メチル-4-
フェノキシフェニル)-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-4(5
H)-オン(200mg、0.41mmol)、(E)-2-シアノ-3-シクロプロピ
ルアクリル酸(中間体44、113mg、0.82mmol)、HATU(201mg、
0.53mmol)、DIEA(132mg、1.03mmol)のDMF(5mL)中
混合物を、室温で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/水
)により混合物を精製し、標題化合物を得た(85mg、収率34%)。MS(ESI)
:C3328Sの質量計算値、604.7;m/z実測値、605.4[M+
H]H NMR(400MHz,DMSO-d及びCDODの混合物)δ 8
.34-8.31(m,1H),7.43-7.36(m,2H),7.34-7.30
(m,1H),7.18-7.12(m,1H),7.11-7.03(m,3H),6
.98-6.92(m,1H),6.90-6.84(m,1H),6.03-5.98
(m,1H),4.48-4.39(m,1H),3.98-3.86(m,1H),3
.86-3.75(m,2H),3.66-3.56(m,1H),2.25-2.15
(m,1H),2.02(s,3H),2.04-1.98(m,1H),1.97-1
.87(m,1H),1.23-1.17(m,2H),0.95-0.87(m,2H
)。
実施例436:(R,E)-2-シアノ-3-シクロプロピル-N-(1-(5-(2
-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)アク
リルアミド。
Figure 0007072690000555
実施例435と同様の方法で、工程Aでtert-ブチル(S)-ピロリジン-3-イ
ルカルバメートの代わりにtert-ブチル(R)-ピロリジン-3-イルカルバメート
を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3328Sの質量計
算値、604.7;m/z実測値、605.4[M+H]H NMR(400MH
z,DMSO-d及びCDODの混合物)δ 8.34-8.31(m,1H),7
.43-7.36(m,2H),7.34-7.30(m,1H),7.18-7.12
(m,1H),7.11-7.03(m,3H),6.98-6.92(m,1H),6
.90-6.84(m,1H),6.03-5.98(m,1H),4.48-4.39
(m,1H),3.98-3.86(m,1H),3.86-3.75(m,2H),3
.66-3.56(m,1H),2.25-2.15(m,1H),2.02(s,3H
),2.04-1.98(m,1H),1.97-1.87(m,1H),1.23-1
.17(m,2H),0.95-0.87(m,2H)。
実施例437:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000556
工程A.4-オキソ-5-(4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中
間体15、工程A及びCと同様の方法で、工程Aで2-フルオロピリジン及び4-アミノ
フェノールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。
工程B:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同
様の方法で、4-オキソ-5-(4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及
びN-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を
使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護工程は行わない)。MS(E
SI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.1
[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.00(s,
1H),8.34-8.26(m,1H),8.23-8.14(m,1H),7.93
-7.83(m,2H),7.76-7.63(m,1H),7.50-7.39(m,
2H),7.35-7.27(m,2H),7.20-7.15(m,1H),7.14
-7.06(m,1H),6.26-6.14(m,1H),6.10-6.01(m,
2H),5.58-5.50(m,1H),4.36-4.18(m,2H),1.99
-1.83(m,2H),1.80-1.68(m,2H),1.63-1.47(m,
2H)。
実施例438:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
3-イソプロピルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000557
工程A.5-(3-イソプロピルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体1、工程C~
Fと同様の方法で、工程Cで3-イソプロピルアニリンを使用して、標題化合物を調製し
た。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(3-イ
ソプロピルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1と同様の方法で、5-(3-イ
ソプロピルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びtert-ブチル((1S,2R)-2-
アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI
):C2627Sの質量計算値、489.6;m/z実測値、490.5[M
+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.26(d,J=5.6
Hz,1H),7.57-7.49(m,1H),7.46-7.39(m,1H),7
.32-7.26(m,1H),7.24-7.16(m,1H),6.33-6.16
(m,2H),6.06(d,J=5.6Hz,1H),5.66-5.57(m,1H
),4.48-4.35(m,2H),3.04-2.95(m,1H),2.14-2
.03(m,2H),1.95-1.87(m,1H),1.81-1.62(m,3H
),1.30-1.27(m,6H)。
実施例439:N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000558
実施例1、工程Bと同様の方法で、N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル
)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(
実施例440)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129
Sの質量計算値、567.7;m/z実測値、568.2[M+H]H NM
R(400MHz,CDOD):δ 8.32-8.26(m,1H),7.43-7
.33(m,2H),7.29-7.24(m,1H),7.19-7.12(m,1H
),7.10-7.03(m,3H),6.98-6.93(m,1H),6.22-6
.15(m,2H),6.05-6.01(m,1H),5.62-5.54(m,1H
),3.91-3.76(m,2H),2.10(s,3H),2.08-1.98(m
,2H),1.83-1.75(m,2H),1.50-1.36(m,4H)。
実施例440:N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000559
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチル((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用
して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、
513.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(400MHz,C
OD):δ 8.19-8.14(m,1H),7.42-7.33(m,2H),
7.24-7.18(m,1H),7.16-7.11(m,1H),7.08-7.0
1(m,3H),6.98-6.93(m,1H),5.92-5.88(m,1H),
3.92-3.82(m,1H),3.09-2.98(m,1H),2.13-1.9
8(m,5H),1.87-1.75(m,2H),1.52-1.39(m,4H)。
実施例441:N-((1R,2R)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロヘキシ
ル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000560
工程A:tert-ブチル(2-(((1R,2R)-2-(5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)アミノ)
-2-オキソエチル)カルバメート。N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル
)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(
実施例440、65.0mg、0.127mmol)、2-((tert-ブトキシカル
ボニル)アミノ)酢酸(50mg、0.28mmol)、トリエチルアミン(50mg、
0.50mmol)、及びHATU(95mg、0.25mmol)のDMF(5mL)
中溶液を、室温で2時間反応させた。10mLのHOで反応物をクエンチし、DCMで
抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロ
マトグラフィーにより残渣を精製し、黄色固体として標題化合物を得た(80mg、収率
94%)。MS(ESI):C3538Sの質量計算値、670.78;m/
z実測値、671.2[M+H]
工程B:N-((1R,2R)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロヘキシル)-
5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。te
rt-ブチル(2-(((1R,2R)-2-(5-(S)-(2-メチル-4-フェ
ノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)アミノ)-2-オキソエ
チル)カルバメート(80mg、0.12mmol)のMeOH(2.0mL)中溶液に
、HCl(1.0mL)を添加し、60℃で30分間反応させた。反応物を濃縮乾固させ
、フラッシュカラムクロマトグラフィー及び分取TLCにより残渣を精製して、黄色固体
として標題化合物を得た(51mg)。MS(ESI):C3030Sの質量
計算値、570.7;m/z実測値、571.2[M+H]H NMR(400M
Hz,CDOD):δ 8.31-8.26(m,1H),7.44-7.34(m,
2H),7.28-7.21(m,1H),7.16-7.11(m,1H),7.10
-7.01(m,3H),6.98-6.93(m,1H),6.05-5.98(m,
1H),3.89-3.77(m,2H),3.24(s,2H),2.11(s,3H
),2.08-1.93(m,2H),1.85-1.73(m,2H),1.52-1
.36(m,4H)。
実施例442:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-
1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000561
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(4-(ピリジン-2-イルオキ
シ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸(実施例437、工程Aからの生成物)及びN-((1S,2R)
-2-アミノシクロヘキシル)アクリルアミド(中間体40)を使用して、標題化合物を
作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2926
Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.2[M+H]H NMR
(400MHz,CDOD):δ 8.33-8.28(m,1H),8.19-8.
13(m,1H),7.90-7.83(m,1H),7.50-7.43(m,2H)
,7.36-7.30(m,2H),7.19-7.12(m,1H),7.10-7.
04(m,1H),6.46-6.36(m,1H),6.33-6.23(m,2H)
,5.69-5.63(m,1H),4.45-4.35(m,1H),4.20-4.
10(m,1H),1.85-1.64(m,6H),1.60-1.48(m,2H)
実施例443:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1
S,2R)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド。
Figure 0007072690000562
工程A:N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の
方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1、
Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチル((1R
,2S)-2-アミノシクロヘキシル)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ES
I):C2827Sの質量計算値、513.61;m/z実測値、514.2
[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.53(d,J=6
.2Hz,1H),7.47-7.38(m,2H),7.38-7.31(m,1H)
,7.24-7.16(m,1H),7.15-7.07(m,3H),7.05-6.
97(m,1H),6.40(d,J=6.2Hz,1H),4.51-4.43(m,
1H),3.70-3.59(m,1H),2.16(s,3H),1.97-1.74
(m,6H),1.66-1.53(m,2H)。
工程B:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2
R)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド。N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチ
ル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(150mg、0.292mmo
l)及びBoc-サルコシン(207mg、0.438mmol)の無水DMF(3mL
)中溶液に、HATU(166mg、0.438mmol)及びDIPEA(76mg、
0.58mmol)を添加し、rtで一晩撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィ
ーにより反応物を精製し、120mgの黄色固体を得た。固体をMeOH(2mL)及び
濃縮HCl(1mL)に溶解し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、分取T
LC(DCM/MeOH;20/1)により精製して、黄色固体として標題化合物を得た
(51mg、収率30%)。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、5
84.7;m/z実測値、585.2[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.17(d,J=5.6Hz,1H),7.42-7.33(m,2H
),7.24-7.19(m,1H),7.18-7.11(m,1H),7.11-7
.00(m,3H),6.99-6.91(m,1H),5.90(d,J=5.6Hz
,1H),4.38-4.28(m,1H),4.26-4.15(m,1H),3.6
7-3.57(m,1H),3.56-3.46(m,1H),2.51(s,3H),
2.10(s,3H),1.83-1.67(m,5H),1.61-1.47(m,3
H)。
実施例444:N-((1S,2R)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロヘキシ
ル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
Figure 0007072690000563
工程A:N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の
方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体1、
Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチル((1R
,2S)-2-アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した
。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.61;m/z実測値
、514.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.53
(d,J=6.2Hz,1H),7.47-7.38(m,2H),7.38-7.31
(m,1H),7.24-7.16(m,1H),7.15-7.07(m,3H),7
.05-6.97(m,1H),6.40(d,J=6.2Hz,1H),4.51-4
.43(m,1H),3.70-3.59(m,1H),2.16(s,3H),1.9
7-1.74(m,6H),1.66-1.53(m,2H)。
工程B:N-((1S,2R)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロヘキシル)-
5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N-
((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フ
ェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(150mg、0.292mmol)及びB
oc-グリシン(192mg、0.438mmol)の無水DMF(3mL)中溶液に、
HATU(166mg、0.438mmol)及びDIPEA(76mg、0.58mm
ol)を添加し、rtで一晩撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応
物を精製し、130mgの黄色固体を得た。固体をMeOH(2mL)及び濃縮HCl(
1mL)に溶解し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、分取TLC(DCM
/MeOH;20/1)により精製し、黄色固体として標題化合物を得た(82mg、収
率49%)。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/
z実測値、571.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ
8.14(d,J=5.6Hz,1H),7.42-7.35(m,2H),7.24-
7.18(m,1H),7.18-7.11(m,1H),7.10-7.05(m,2
H),7.05-7.00(m,1H),6.98-6.91(m,1H),5.87(
d,J=5.6Hz,1H),4.35-4.28(m,1H),4.26-4.17(
m,1H),3.69-3.61(m,1H),3.56-3.47(m,1H),2.
10(s,3H),1.87-1.64(m,5H),1.64-1.42(m,3H)
実施例445:N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000564
N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-
4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,
8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例440、120mg、0.2
34mmol)のDCM(2mL)中溶液に、無水酢酸(24mg、0.23mmol)
及びトリエチルアミン(36mg、0.35mmol)を添加し、室温で20分間反応さ
せた。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し
て、灰色固体として標題化合物を得た(100mg、収率77%)。MS(ESI):C
3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34-8.27(m,1H)
,7.44-7.35(m,2H),7.31-7.24(m,1H),7.19-7.
12(m,1H),7.11-7.02(m,3H),6.98-6.93(m,1H)
,6.08-6.02(m,1H),3.85-3.74(m,2H),2.11(s,
3H),2.06-1.98(m,1H),1.97-1.90(m,1H),1.88
(s,3H),1.82-1.75(m,2H),1.50-1.33(m,4H)。
実施例446:N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(
S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000565
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチル((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)カルバメート、工程
Bでアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C30
Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]
NMR(400MHz,CDOD):δ 8.31(d,J=5.5Hz,1H),
7.44-7.34(m,2H),7.31-7.23(m,1H),7.20-7.1
2(m,1H),7.11-7.01(m,3H),7.00-6.91(m,1H),
6.05(d,J=5.5Hz,1H),4.36-4.26(m,1H),4.17-
4.08(m,1H),2.11(s,3H),2.00(s,3H),1.79-1.
45(m,8H)。
実施例447:N-((1R,2R)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)
シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000566
実施例1、工程Aと同様の方法で、N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル
)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(
実施例440)及び2-(ジメチルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を作製した(H
Cl/MeOH脱保護工程は不要)。MS(ESI):C3234Sの質量計
算値、598.7;m/z実測値、599.2[M+H]H NMR(400MH
z,CDOD):δ 8.35-8.29(m,2H),7.42-7.38(m,2
H),7.31-7.24(m,1H),7.19-7.12(m,1H),7.11-
7.02(m,3H),6.98-6.93(m,1H),6.09-6.04(m,1
H),3.95-3.77(m,2H),3.35(s,2H),2.48(s,6H)
,2.10(s,3H),2.04-1.98(m,2H),1.85-1.74(m,
2H),1.58-1.36(m,4H)。
実施例448:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1
R,2R)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボキサミド。
Figure 0007072690000567
工程A:tert-ブチルメチル(2-(((1R,2R)-2-(5-(S)-(
2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)ア
ミノ)-2-オキソエチル)カルバメート。N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘ
キシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド(実施例440、120mg、0.234mmol)、2-((tert-ブトキシ
カルボニル)(メチル)アミノ)酢酸(65mg、0.34mmol)、トリエチルアミ
ン(50mg、0.50mmol)、及びHATU(95mg、0.25mmol)のD
MF(5mL)中溶液を、室温で2時間反応させた。HO(10mL)で反応物をクエ
ンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。フラ
ッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、黄色固体として標題化合物を得た
(120mg、収率75%)。MS(ESI):C3640Sの質量計算値、
684.80;m/z実測値、685.2[M+H]
工程B:5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2
R)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド。tert-ブチルメチル(2-(((1R,2R)-2-(5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)アミノ
)-2-オキソエチル)カルバメート(120mg、0.175mmol)のHCl(1
mL)及びMeOH(2mL)中溶液を、60℃で30分間反応させた。反応物を濃縮乾
固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー及び分取TLCにより残渣を精製して、黄
色固体として標題化合物を得た(95mg、収率93%)。MS(ESI):C31
Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.2[M+H]
NMR(400MHz,CDOD):δ 8.05-7.99(m,1H),7.4
0-7.33(m,2H),7.18-7.10(m,2H),7.09-7.05(m
,2H),7.03-6.99(m,1H),6.96-6.91(m,1H),5.7
7-5.73(m,1H),3.97-3.85(m,1H),3.84-3.72(m
,1H),3.16-3.02(m,2H),2.21(s,3H),2.09(s,3
H),2.07-2.01(m,2H),1.81-1.66(m,2H),1.47-
1.25(m,4H)。
実施例449:N-((1S,2R)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)
シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000568
工程A:N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-
メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の
方法で、工程Gでtert-ブチル((1s,4s)-4-アミノシクロヘキシル)カル
バメートの代わりに5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(
中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert-ブチ
ル((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物
を調製した(1100mg)。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、
513.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(400MHz,C
OD):δ 8.12(d,J=5.6Hz,1H),7.42-7.33(m,2
H),7.23-7.18(m,1H),7.16-7.11(m,1H),7.10-
7.04(m,2H),7.04-7.01(m,1H),6.98-6.93(m,1
H),5.85(d,J=5.6Hz,1H),4.44-4.38(m,1H),3.
40-3.34(m,1H),2.09(s,3H),1.90-1.68(m,6H)
,1.60-1.43(m,2H)。
工程B:N-((1S,2R)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロ
ヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド。N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メ
チル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(80mg、0.16mmol
)及び2-(ジメチルアミノ)酢酸(60mg、0.23mmol)の無水DMF(2m
L)中溶液に、HATU(89mg、0.23mmol)及びDIPEA(40mg、0
.31mmol)を添加し、rtで一晩撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー
により反応物を精製し、黄色固体として標題化合物を得た(66mg、収率71%)。M
S(ESI):C3234Sの質量計算値、598.7;m/z実測値、59
9.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.32-8.
26(m,1H),7.43-7.34(m,2H),7.29-7.23(m,1H)
,7.19-7.12(m,1H),7.11-7.02(m,3H),6.99-6.
93(m,1H),6.05-6.00(m,1H),4.39-4.29(m,1H)
,4.23-4.13(m,1H),3.11(s,2H),2.36(s,6H),2
.11(s,3H),1.83-1.67(m,5H),1.60-1.47(m,3H
)。
実施例450:N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000569
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチル((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用
して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、
513.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(400MHz,C
OD):δ 8.12(d,J=5.6Hz,1H),7.42-7.33(m,2
H),7.23-7.18(m,1H),7.16-7.11(m,1H),7.10-
7.04(m,2H),7.04-7.01(m,1H),6.98-6.93(m,1
H),5.85(d,J=5.6Hz,1H),4.44-4.38(m,1H),3.
40-3.34(m,1H),2.09(s,3H),1.90-1.68(m,6H)
,1.60-1.43(m,2H)。
実施例451:N-((1S,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000570
実施例1と同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びter
t-ブチル((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標
題化合物を調製した。MS(ESI):C3129Sの質量計算値、567.
7;m/z実測値、568.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD
):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.44-7.34(m,2H),7
.30-7.23(m,1H),7.19-7.12(m,1H),7.11-7.02
(m,3H),6.99-6.92(m,1H),6.47-6.34(m,1H),6
.31-6.21(m,1H),6.05(d,J=5.5Hz,1H),5.69-5
.60(m,1H),4.46-4.35(m,1H),4.21-4.10(m,1H
),2.11(s,3H),1.84-1.47(m,8H)。
実施例452:N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-
(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000571
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及
びtert-ブチル((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)カルバメートを使用
して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、
499.6;m/z実測値、500.4[M+H]H NMR(400MHz,C
OD):δ 8.33(d,J=5.9Hz,1H),7.45-7.33(m,2
H),7.28-7.23(m,1H),7.20-7.13(m,1H),7.10-
7.04(m,3H),7.00-6.93(m,1H),6.07(d,J=5.8H
z,1H),4.52-4.42(m,1H),3.80-3.68(m,1H),2.
24-2.13(m,2H),2.11(s,3H),2.00-1.85(m,2H)
,1.80-1.64(m,2H)。
実施例453:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(4-イソ
プロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000572
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体31)及びtert-ブチル((1S,2R)-2-アミノ
シクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C
2427Sの質量計算値、465.6;m/z実測値、466.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.19-8.06(m,1H)
,7.16-7.06(m,1H),6.98-6.84(m,2H),5.89-5.
79(m,1H),4.69-4.59(m,1H),4.53-4.43(m,1H)
,3.65-3.52(m,1H),2.20-2.03(m,5H),1.97-1.
81(m,2H),1.78-1.60(m,2H),1.38-1.28(m,6H)
実施例454:N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(4
-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000573
実施例1と同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(中間体31)を使用し、工程Aでtert-ブチル((1R,3S)-3-
アミノシクロペンチル)カルバメート、工程Bでアセチルクロリドを使用して、標題化合
物を調製した。MS(ESI):C2629Sの質量計算値、507.6;m
/z実測値、508.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ
8.30(d,J=5.6Hz,1H),7.22-7.15(m,1H),6.99
-6.95(m,1H),6.94-6.88(m,1H),6.02(d,J=5.6
Hz,1H),4.70-4.61(m,1H),4.39-4.26(m,1H),4
.17-4.05(m,1H),2.48-2.38(m,1H),2.10(s,3H
),2.08-1.88(m,5H),1.81-1.64(m,2H),1.62-1
.48(m,1H),1.35-1.32(m,6H)。
実施例455:N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(3-イソ
プロピルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000574
実施例1と同様の方法で、5-(3-イソプロピルフェニル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(実
施例428、工程Aからの生成物、tert-ブチル((1S,2R)-2-アミノシク
ロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C23
25Sの質量計算値、435.17;m/z実測値、436.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.17(d,J=5.6Hz,1
H),7.54-7.46(m,1H),7.42-7.36(m,1H),7.25-
7.19(m,1H),7.20-7.11(m,1H),5.97(d,J=5.6H
z,1H),4.52-4.44(m,1H),3.71-3.54(m,1H),3.
03-2.94(m,1H),2.19-2.09(m,2H),1.98-1.82(
m,2H),1.78-1.64(m,2H),1.30-1.27(m,6H)。
実施例456:N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(4-
イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000575
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸(中間体31)及び(1R,2R)-2-アミノシクロペンタノール
を使用して、標題化合物を作製した(MeOH/HCl脱保護は行わない)。MS(ES
I):C2426Sの質量計算値、466.6;m/z実測値、467.1[
M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.29(d,J=5.
6Hz,1H),7.22-7.15(m,1H),7.00-6.94(m,1H),
6.94-6.87(m,1H),6.02(d,J=5.6Hz,1H),4.70-
4.61(m,1H),4.18-4.01(m,2H),2.18-2.08(m,4
H),2.04-1.95(m,1H),1.83-1.72(m,2H),1.65-
1.55(m,2H),1.37-1.30(m,6H)。
実施例457:N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5
-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000576
アルゴン下の乾燥したシンチレーション容器に、tert-ブチル(1R,2S)-2
-アミノシクロヘキシルカルバメート(191mg、0.891mmol)、THF(2
.097mL)、及びDIPEA(0.262mL、1.50mmol)を添加した。こ
の溶液に、4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニルクロリド(中間体9、1
3.11mL、0.04M、0.5240mmol)を10分間かけてゆっくり滴下し、
2時間撹拌した。反応物を水でクエンチした。結果として、沈殿物が形成された。溶液を
濾過して固体を分離し、固体をDCM(5mL)、HCl(5mL、エーテル中、2M)
で処理した。10分間かけて反応液を60℃に加温し、次いで室温で一晩撹拌した。反応
物を濃縮乾固させ、メタノールに溶解し、Gilson逆相酸性HPLCにより精製して
、標題化合物を得た(8.3mg、収率2.9%)。MS(ESI):C2725
Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.0[M+H]H NM
R(400MHz,CDOD):δ 8.21(d,J=5.6Hz,1H),7.4
9-7.25(m,4H),7.25-7.02(m,5H),6.08(d,J=5.
7Hz,1H),4.48-4.31(m,1H),3.53(q,J=6.6,5.4
Hz,1H),2.01-1.41(m,8H)。
実施例458:N-((1S,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000577
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチル((1S,2S)-2-アミノシクロ
ペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C30
27Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.2[M+H]
H NMR(400MHz,DMSO-d及びCDODの混合物):δ 8.26(
d,J=5.3Hz,1H),7.42-7.32(m,2H),7.31-7.24(
m,1H),7.16-7.08(m,1H),7.08-6.98(m,3H),6.
95-6.87(m,1H),6.20-6.11(m,1H),6.10-6.01(
m,1H),5.93(d,J=5.4Hz,1H),5.56-5.44(m,1H)
,4.26-4.16(m,1H),4.16-4.12(m,1H),2.10-1.
86(m,5H),1.73-1.60(m,2H),1.60-1.50(m,1H)
,1.48-1.40(m,1H)。
実施例459:N-((1S,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チ
ア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000578
実施例1と同様の方法で、工程Aで5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及びtert-ブチル((1R,2S)-2-アミノシクロ
ペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C30
27Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.2[M+H]
H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.03(s,1H),8.30
(d,J=5.5Hz,1H),7.92-7.81(m,1H),7.79-7.67
(m,1H),7.48-7.39(m,2H),7.39-7.30(m,1H),7
.22-7.14(m,1H),7.13-7.04(m,3H),6.99-6.92
(m,1H),6.27-6.16(m,1H),6.09-6.02(m,1H),5
.94(d,J=5.4Hz,1H),5.60-5.49(m,1H),4.33-4
.19(m,2H),2.03(s,3H),1.97-1.82(m,2H),1.7
8-1.68(m,2H),1.66-1.46(m,2H)。
実施例460:5-(4-(3-((2-シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)-
2-メチルフェニル)-N-シクロヘキシル-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000579
シクロヘキサンアミン(67mg、0.67mmol)の乾燥THF(10mL)中混
合物に、室温で1M MeAl(2mL、2.0mmol)を添加し、室温で30分間
撹拌し、次いで、メチル5-(4-(3-((2-シアノフェノキシ)メチル)フェノキ
シ)-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシレート(中間体43、187mg、0.
33mmol)を添加し、N下の還流状態で16時間撹拌した。MeOH(3mL)を
添加して反応物をクエンチし、CHClで希釈し、Celite(登録商標)を通し
て濾過した。濾液を縮合させ、分取TLC(MeOH/DCM=1/50)により精製し
た(69mg、収率33%)。MS(ESI):C3631Sの質量計算値、
629.7;m/z実測値、630.3[M+H]H NMR(400MHz,D
MSO-d):δ 8.31-8.20(m,1H),8.20-8.15(m,1H
),7.74-7.69(m,1H),7.68-7.61(m,1H),7.50-7
.42(m,1H),7.34-7.29(m,1H),7.29-7.24(m,2H
),7.24-7.20(m,1H),7.12-7.04(m,3H),6.98-6
.92(m,1H),5.84-5.79(m,1H),5.32(s,2H),3.8
0-3.69(m,1H),2.03(s,3H),1.87-1.78(m,2H),
1.76-1.67(m,2H),1.63-1.53(m,1H),1.37-1.2
3(m,5H)。
実施例461:N-(5-(4-(3-((2-シアノフェノキシ)メチル)フェノキ
シ)-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-イル)シクロプロパンカルボキサミド。
Figure 0007072690000580
工程A:5-(4-(3-((2-シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)-2-メ
チルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸。
中間体1、工程Fと同様の方法で、メチル5-(4-(3-((2-シアノフェノキシ
)メチル)フェノキシ)-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシレート(中間体43
)を使用して、標題化合物を調製した。
工程B:tert-ブチル(5-(4-(3-((2-シアノフェノキシ)メチル)フ
ェノキシ)-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-イル)カルバメート。5-(4-(3-((
2-シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン
酸(1.7g、3.1mmol)のCHCl(60mL)中懸濁液に、オキサリルク
ロリド及び1滴のDMFを添加し、次いで室温で3時間撹拌し、次いで、濃縮し、氷浴中
で0℃に冷却し、NaN水溶液を添加し、30分間撹拌し、EtOAcで希釈し、水、
生理食塩水で洗浄し、乾燥させ、濃縮した。残渣をトルエンで希釈し、1時間還流させ、
次いでn-BuOHを添加し、2時間還流させ、次いで濃縮し、DCM/MeOHでのフ
ラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、黄色固体を得た(950mg、収率4
9%)。
工程C:2-((3-(4-(2-アミノ-4-オキソ-3,4-ジヒドロ-5H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-5-イル)-3-メチルフェノキシ)ベ
ンジル)オキシ)ベンゾニトリル。tert-ブチル(5-(4-(3-((2-シアノ
フェノキシ)メチル)フェノキシ)-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-イル)カルバメート
(750mg、1.21mmol)の2,2,2-トリフルオロエタノール(50mL)
中溶液を120℃のマイクロ波で1時間加熱し、次いで濃縮し、DCM/MeOHでのフ
ラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、黄色固体を得た(450mg、収率7
2%)。
工程D:N-(5-(4-(3-((2-シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)-
2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-イル)シクロプロパンカルボキサミド。2-((3-(4
-(2-アミノ-4-オキソ-3,4-ジヒドロ-5H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-5-イル)-3-メチルフェノキシ)ベンジル)オキシ)ベンゾニト
リル(35.0mg、0.0673mmol)及び4-メチルモルホリン(6.8mg、
0.0673mmol)のCHCl(20mL)中溶液に、シクロプロパンカルボニ
ルクロリド(7.0mg、0.0673mmol)を添加した。反応物を室温で30分間
撹拌し、次いで濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/水)により精
製して、標題化合物を得た(15mg、収率38%)。MS(ESI):C3325
Sの質量計算値、587.6;m/z実測値、588.1[M+H]H N
MR(400MHz,DMSO-d):δ 10.45(s,1H),10.12(s
,1H),8.08(d,J=5.4Hz,1H),7.73-7.68(m,1H),
7.67-7.60(m,1H),7.50-7.40(m,1H),7.36-7.2
4(m,3H),7.23-7.17(m,1H),7.11-7.02(m,3H),
6.98-6.92(m,1H),5.80(d,J=5.4Hz,1H),5.30(
s,2H),2.04(s,3H),1.73-1.65(m,1H),0.87-0.
81(m,4H)。
実施例462:N-シクロヘキシル-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000581
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(中間体1)及びシクロヘキサンアミンを使用して、標題化合物を作製し
た(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2826Sの
質量計算値、498.6;m/z実測値、499.2[M+H]H NMR(40
0MHz,DMSO-d):δ 10.14(s,1H),8.36-8.32(m,
1H),7.95-7.89(m,1H),7.49-7.41(m,2H),7.41
-7.36(m,1H),7.24-7.17(m,1H),7.17-7.08(m,
3H),7.02-6.97(m,1H),6.00-5.96(m,1H),3.80
-3.76(m,1H),2.07(s,3H),1.86-1.78(m,2H),1
.78-1.70(m,2H),1.66-1.57(m,1H),1.42-1.21
(m,4H),1.14-1.03(m,1H)。
実施例463:N-シクロヘキシル-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000582
4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(中間体2、109mg、0.2
7mmol)のCHCl(10mL)中溶液に、オキサリルクロリド(70mg、0
.54mmol)及び1滴のDMFを添加し、次いで40℃で2時間撹拌した。真空下で
濃縮乾固させた後、残渣をCHCl(10mL)に溶解し、シクロヘキサンアミン(
55mg、0.54mmol)のCHCl(5mL)中溶液に添加し、室温で5分間
撹拌した。混合物を濃縮し、MeOH/HOを溶出剤として使用してISCOにより精
製して、黄色固体として表題加工物を得た(46mg、収率35%)。MS(ESI):
2724Sの質量計算値、484.6;m/z実測値、485.2[M+H
H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 8.29(d,J=5.1
Hz,1H),7.94-7.92(m,1H),7.42-7.40(m,4H),7
.30-7.04(m,5H),6.04(d,J=5.2Hz,1H),3.78-3
.68(m,1H),1.85-1.52(m,5H),1.34-1.08(m,5H
)。
実施例464:N1-((E)-4-(((1S,2R)-2-(5-(6-イソブチ
ル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア
-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)アミ
ノ)-4-オキソブタ-2-エン-1-イル)-N5-(15-オキソ-19-((3a
S,4S,6aR)-2-オキソヘキサヒドロ-1H-チエノ[3,4-d]イミダゾー
ル-4-イル)-4,7,10-トリオキサ-14-アザノナデシル)グルタルアミド。
Figure 0007072690000583
工程A:tert-ブチル((E)-4-(((1S,2R)-2-(5-(S)-
(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロ
ペンチル)アミノ)-4-オキソブタ-2-エン-1-イル)カルバメート。(E)-4
-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ブタ-2-エン酸(中間体23、333
.5mg、1.657mmol)、N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)
-5-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実
施例298、工程Aからの生成物、700.0mg、1.507mmol)、HATU(
744.6mg、1.959mmol)、トリエチルアミン(456.5mg、4.52
mmol)のDMF(10.0mL)中混合物を、室温で15分間撹拌し、TLCは反応
の完了を示した。水/メタノールを使用したカラムクロマトグラフィー溶出により混合物
を精製して、明黄色固体として標題化合物を得た(500mg、収率60%)。
工程B:N1-((E)-4-(((1S,2R)-2-(5-(S)-(6-イソ
ブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)
アミノ)-4-オキソブタ-2-エン-1-イル)-N5-(15-オキソ-19-((
3aS,4S,6aR)-2-オキソヘキサヒドロ-1H-チエノ[3,4-d]イミダ
ゾール-4-イル)-4,7,10-トリオキサ-14-アザノナデシル)グルタルアミ
ド。Tert-ブチル((E)-4-(((1S,2R)-2-(5-(6-イソブチル
-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ
)-4-オキソブタ-2-エン-1-イル)カルバメート(500mg、0.772mm
ol)をメタノール(10.0mL)中の4NHClに溶解し、次いで室温で1時間撹拌
し、濃縮して、de-Boc生成物を得た。5,21-ジオキソ-25-((3aS,4
S,6aR)-2-オキソヘキサヒドロ-1H-チエノ[3,4-d]イミダゾール-4
-イル)-10,13,16-トリオキサ-6,20-ジアザペンタコサノイック酸(4
32.8mg、0.772mmol)、HATU(440.1mg、1.158mmol
)、トリエチルアミン(312.2mg、3.087mmol)のDMF(5.0mL)
中混合物を室温で5分間撹拌して、活性化エステル溶液を得た。De-Boc生成物をD
MF(5.0mL)に溶解し、次いで活性化エステル溶液を添加した。混合物を室温で1
0分間攪拌した。TLCは反応の完了を示した。次いで、水/メタノールを使用したカラ
ムクロマトグラフィー溶出により混合物を精製して、白色固体として標題化合物を得た(
350mg、収率41.5%)。MS(ESI):C53751110の質量
計算値、1090.4;m/z実測値、1090.5[M+H]H NMR(40
0MHz,CDOD):δ 8.41(s,1H),8.33(d,J=5.5Hz,
1H),7.42(s,1H),6.75-6.66(m,1H),6.12-6.00
(m,1H),6.03(d,J=5.5Hz,1H),4.52-4.37(m,3H
),4.32-4.26(m,1H),3.92-3.87(m,2H),3.64-3
.59(m,4H),3.59-3.54(m,4H),3.53-3.47(m,4H
),3.27-3.15(m,5H),2.94-2.87(m,1H),2.75-2
.65(m,3H),2.25-2.16(m,9H),2.15-2.01(m,3H
),1.96-1.83(m,3H),1.82-1.67(m,8H),1.66-1
.53(m,3H),1.46-1.36(m,2H),1.03-0.96(m,6H
)。
実施例465:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
4-メチル-6-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000584
工程A.5-(4-メチル-6-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル
)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸。中間体1、工程A及びC~Fと同様の方法で、工程Aでアミノ-
4-メチルピリジン-2-オール及び2-クロロピリミジンを使用して、標題化合物を調
製した。
工程B:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メ
チル-6-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(4-メチル-6-(ピリミジン-2-イル
オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びN-((1S,2R)-2-アミ
ノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(
HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2724Sの質量
計算値、556.6;m/z実測値、557.1[M+H]H NMR(400M
Hz,CDOD):δ 8.73-8.66(m,2H),8.39-8.34(m,
1H),8.32-8.28(m,1H),7.42-7.28(m,2H),6.34
-6.17(m,3H),5.67-5.58(m,1H),4.50-4.37(m,
2H),2.30-2.24(m,3H),2.15-2.02(m,2H),1.97
-1.86(m,1H),1.81-1.63(m,3H)。
実施例466:N-((1R,2S)-2-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピ
ルアクリルアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピ
リジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-ト
リアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000585
(E)-2-シアノ-3-シクロプロピルアクリル酸(25mg、0.18mmol)
、HATU(68mg、0.18mmol)、及びトリエチルアミン(46mg、0.4
5mmol)のDMF(1mL)中溶液に、N-((1R,2S)-2-アミノシクロペ
ンチル)-5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキサミド(実施例298、工程Aからの生成物、70mg、0.15mmol)の
DMF(1mL)中溶液を添加し、室温で10分間撹拌した。フラッシュカラムクロマト
グラフィー、次いで分取TLC(MeOH/DCM=1/20)により混合物を精製して
、標題化合物を得た(31mg、収率34%)。MS(ESI):C3133
Sの質量計算値、583.70;m/z実測値、584.2[M+H]H NMR
(400MHz,DMSO-d):δ 10.31-9.98(br,1H),8.4
5-8.26(m,2H),8.10-7.81(m,2H),7.34(s,1H),
6.96-6.86(m,1H),5.96-5.82(m,1H),4.41-4.2
2(m,2H),2.66-2.61(m,2H),2.15-2.05(m,4H),
1.97-1.88(m,2H),1.84-1.72(m,3H),1.71-1.6
2(m,1H),1.52-1.42(m,1H),1.16-1.07(m,2H),
0.92(d,J=6.6Hz,6H),0.85-0.75(m,2H)。
実施例467:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
4-メチル-6-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000586
工程A.5-(4-メチル-6-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル
)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸。実施例25と同様の方法で、工程Aで3,6-ジクロロピリダジ
ン及び5-アミノ-4-メチルピリジン-2-オールを使用して、標題化合物を調製した
工程B:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(4-メ
チル-6-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(4-メチル-6-(ピリダジン-3-イル
オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びN-((1S,2R)-2-アミ
ノシクロヘキシル)アクリルアミド(中間体40)を使用して、標題化合物を作製した(
HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2826Sの質量
計算値、570.6;m/z実測値、571.2[M+H]H NMR(400M
Hz,CDOD):δ 9.12-8.95(m,1H),8.33-8.19(m,
2H),7.87-7.76(m,1H),7.67-7.56(m,1H),7.35
(s,1H),6.47-6.34(m,1H),6.28-6.12(m,2H),5
.69-5.57(m,1H),4.46-4.33(m,1H),4.16-4.01
(m,1H),2.26(d,J=7.6Hz,3H),1.85-1.38(m,8H
)。
実施例468:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-6-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000587
工程A.5-(2-メチル-6-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル
)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸。中間体1、工程A及びC~Fと同様の方法で、工程Aで5-アミ
ノ-6-メチルピリジン-2-オール及び2-クロロピリミジンを使用して、標題化合物
を調製した。
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-6-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-6-(ピリミジン-2-イル
オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びN-((1S,2R)-2-アミ
ノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(
HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2724Sの質量
計算値、556.6;m/z実測値、557.0[M+H]H NMR(400M
Hz,CDOD):δ 8.72-8.67(m,2H),8.36-8.32(m,
1H),8.02-7.92(m,1H),7.37-7.32(m,1H),7.31
-7.25(m,1H),6.33-6.16(m,3H),5.66-5.60(m,
1H),4.48-4.35(m,2H),2.34-2.27(m,3H),2.18
-2.02(m,2H),1.97-1.86(m,1H),1.84-1.63(m,
3H)。
実施例469:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(4-メチル-6-オキソ-1-(ピリダジン-3-イル)-1,6-ジヒドロ
ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000588
工程A.N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(36
3mg、1.42mmol)の4.0N HCl/MeOH溶液を、室温で1分間撹拌し
た。減圧下で反応混合物を濃縮し、更に精製することなく粗製のまま工程Cで使用した。
工程B.5-(4-メチル-6-オキソ-1-(ピリダジン-3-イル)-1,6-ジ
ヒドロピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。実施例25と同様の方法で、工程Aで
3,6-ジクロロピリダジン及び5-アミノ-4-メチルピリジン-2-オールを使用し
て、標題化合物を調製した。
工程C.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)
-(4-メチル-6-オキソ-1-(ピリダジン-3-イル)-1,6-ジヒドロピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(4-
メチル-6-オキソ-1-(ピリダジン-3-イル)-1,6-ジヒドロピリジン-3-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸及びN-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アク
リルアミド(工程A)を使用して、標題化合物を調製し(HCl/MeOHでの脱保護は
行わない)、フラッシュカラムクロマトグラフィーを使用した精製により、Sアトロプ
異性体として標題化合物を得た。MS(ESI):C2724Sの質量計算値
、556.6;m/z実測値、557.2[M+H]H NMR(400MHz,
CDOD):δ 9.25(d,J=4.6Hz,1H),8.44-8.39(m,
1H),8.31(s,1H),8.25(d,J=9.0Hz,1H),7.95-7
.83(m,1H),6.72(s,1H),6.61-6.55(m,1H),6.3
4-6.09(m,2H),5.61(d,J=9.7Hz,1H),4.50-4.3
5(m,2H),2.14(s,3H),2.11-2.00(m,2H),1.98-
1.84(m,1H),1.81-1.59(m,3H)。
実施例470:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
R)-(4-メチル-6-オキソ-1-(ピリダジン-3-イル)-1,6-ジヒドロ
ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000589
実施例469、工程Bのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより、Rアトロプ異
性体を得た。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、556.6;m/
z実測値、557.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ
9.24(d,J=4.6Hz,1H),8.40(d,J=5.5Hz,1H),8.
36(s,1H),8.25(d,J=8.8Hz,1H),7.93-7.86(m,
1H),6.71(s,1H),6.56(d,J=5.5Hz,1H),6.32-6
.12(m,2H),5.61(d,J=9.7Hz,1H),4.48-4.29(m
,2H),2.13(s,3H),2.11-2.00(m,2H),1.98-1.8
3(m,1H),1.81-1.58(m,3H)。
実施例471:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
4-メチル-6-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000590
工程A.N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)カルバメート(80
0mg、1.90mmol)のMeOH(2mL)中4M HCl溶液を、室温で60分
間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル
)アクリルアミドを得、更に精製せずに使用した。
工程B:5-(4-メチル-6-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル
)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸。実施例25、工程A及びCと同様の方法で、工程Aで3,6-ジ
クロロピリダジン及び5-アミノ-4-メチルピリジン-2-オールを使用して、標題化
合物を調製した。MS(ESI):C1912Sの質量計算値、420.40
;m/z実測値、421.0[M+H]
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メ
チル-6-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。5-(4-メチル-6-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(800mg、1.90mmol)、トリエチルアミン(384mg、3
.80mmol)、及びHATU(940mg、2.47mmol)のDMF中溶液を、
室温で15分間撹拌して、活性化エステル溶液を得た。工程AからのN-((1S,2R
)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミドをDMF及びトリエチルアミン(384
mg、3.80mmol)に溶解し、活性化エステル溶液に添加した。反応物を室温で1
0分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、明黄色固
体として標題化合物を得た(441mg、収率41.5%)。MS(ESI):C27
24Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.2[M+H]
H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.07(d,J=4.6Hz,1H)
,8.35(d,J=5.6Hz,1H),8.21(d,J=4.0Hz,1H),7
.88-7.80(m,1H),7.65(d,J=8.9Hz,1H),7.39(s
,1H),6.35-6.14(m,3H),5.62(d,J=9.6Hz,1H),
4.52-4.31(m,2H),2.29(s,3H),2.17-2.00(m,2
H),1.97-1.82(m,1H),1.83-1.60(m,3H)。
実施例472:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(
2-メチル-6-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000591
工程A.5-(2-メチル-6-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル
)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸。中間体25と同様の方法で、工程Aで5-アミノ-6-メチルピ
リジン-2-オール及び3,6-ジクロロピリダジンを使用して、標題化合物を調製した
工程B:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メ
チル-6-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-6-(ピリダジン-3-イル
オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸及びN-((1S,2R)-2-アミ
ノシクロヘキシル)アクリルアミド(中間体40)を使用して、標題化合物を作製した(
HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2826Sの質量
計算値、570.6;m/z実測値、571.2[M+H]H NMR(400M
Hz,CDOD):δ 9.11-9.04(m,1H),8.38-8.35(m,
1H),7.98-7.91(m,1H),7.90-7.82(m,1H),7.70
-7.63(m,1H),7.32-7.25(m,1H),6.47-6.38(m,
1H),6.32-6.22(m,2H),5.73-5.63(m,1H),4.50
-4.40(m,1H),4.20-4.14(m,1H),2.29-2.24(m,
3H),1.85-1.59(m,8H)。
実施例473:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-6-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000592
実施例1、工程Aと同様の方法で、5-(2-メチル-6-(ピリダジン-3-イルオ
キシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5
,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(実施例472、工程Aからの生成物)
及びN-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)
を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ES
I):C2724Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.1[
M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.08-9.04(m
,1H),8.36-8.32(m,1H),7.97-7.92(m,1H),7.8
7-7.82(m,1H),7.68-7.63(m,1H),7.31-7.25(m
,1H),6.32-6.15(m,3H),5.65-5.56(m,1H),4.5
3-4.34(m,2H),2.27-2.21(m,3H),2.15-2.02(m
,2H),1.97-1.86(m,1H),1.80-1.63(m,3H)。
実施例474:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-6-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000593
工程A.N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)カルバメート(50
0mg、1.97mmol)のDCM(3mL)中溶液に、メタンスルホン酸(0.38
7mL)を添加し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN-((1S,2R
)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、更に精製せずに使用した。
工程B:5-(2-メチル-6-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで6-クロロ-
2-メチル-3-ニトロピリジン及び2-メチルピリジン-3-オールを使用して、標題
化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C2115Sの質
量計算値、433.44;m/z実測値、434.0[M+H]
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-6-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキサミド。5-(2-メチル-6-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)
ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(736mg、1.34mmol)、トリエチ
ルアミン(0.474mL、3.40mmol)、及びHATU(742mg、1.95
mmol)のDMF(3mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステル溶液を
得た。N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから
)をDMF(3mL)及びトリエチルアミン(0.474mL、3.40mmol)に溶
解し、活性化エステル溶液に添加した。反応物を室温で2時間攪拌した。フラッシュカラ
ムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、灰色固体として標題化合物(580mg、
収率99.1%)を得た。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、56
9.6;m/z実測値、570.1[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.40-8.25(m,2H),7.99-7.77(m,1H),7.
70-7.51(m,1H),7.44-7.22(m,1H),7.17-6.99(
m,1H),6.36-6.15(m,2H),6.15-6.04(m,1H),5.
69-5.54(m,1H),4.50-4.29(m,2H),2.43(s,3H)
,2.25-2.12(m,3H),2.11-1.99(m,2H),1.98-1.
85(m,1H),1.80-1.58(m,3H)。
実施例475:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オ
キソ-5-(5-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000594
工程A.4-オキソ-5-(5-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-2-イル
)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸。中間体1、工程A及びC~Fと同様の方法で、工程Aでフェノール及び5-フ
ルオロ-2-ニトロトルエンの代わりに6-アミノピリジン-3-オール及び3,6-ジ
クロロピリダジンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-
5-(5-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。実施例1
、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(5-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリ
ジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボン酸及びN-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)アクリ
ルアミド(中間体40)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は
行わない)。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、556.6;m/
z実測値、557.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d):
δ 10.10(s,1H),9.09-9.05(m,1H),8.64(s,1H)
,8.36-8.30(m,1H),8.10-8.02(m,1H),7.90-7.
80(m,3H),7.76-7.69(m,1H),7.68-7.62(m,1H)
,6.46-6.34(m,1H),6.21-6.08(m,2H),5.64-5.
54(m,1H),4.25-4.18(m,1H),4.07-3.96(m,1H)
,1.78-1.60(m,4H),1.60-1.48(m,2H),1.46-1.
29(m,2H)。
実施例476:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(5-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000595
実施例1、工程Aと同様の方法で、4-オキソ-5-(5-(ピリダジン-3-イルオ
キシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸及びN-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチ
ル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeO
H脱保護は行わない)。MS(ESI):C2622Sの質量計算値、542
.6;m/z実測値、543.2[M+H]H NMR(400MHz,CD
D):δ 9.03-8.98(m,1H),8.68-8.61(m,1H),8.3
7-8.30(m,1H),8.07-8.00(m,1H),7.86-7.79(m
,1H),7.75-7.68(m,1H),7.64-7.57(m,1H),6.4
0-6.33(m,1H),6.32-6.19(m,2H),5.67-5.59(m
,1H),4.46-4.40(m,2H),2.15-2.03(m,2H),1.9
8-1.85(m,1H),1.82-1.65(m,3H)。
実施例477:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
6’-メチル-2-オキソ-2H-[1,2’-ビピリジン]-5’-イル)-4-オキ
ソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボキサミド。
Figure 0007072690000596
工程A.N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(58
2mg、2.29mmol)の4M HCl(ジオキサン中)中溶液を、室温で60分間
撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)
アクリルアミドを得、更に精製せずに使用した。
工程B.5-(6’-メチル-2-オキソ-2H-[1,2’-ビピリジン]-5’-
イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸。中間体1と同様の方法で、工程Aで5-フルオロ-2-ニト
ロトルエン及びフェノールの代わりに6-フルオロ-2-メチル-3-ニトロピリジン及
びピリジン-2-オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C20
13Sの質量計算値、419.41;m/z実測値、420.1[M+H]
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(6’-
メチル-2-オキソ-2H-[1,2’-ビピリジン]-5’-イル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド。5-(6’-メチル-2-オキソ-2H-[1,2’-ビピリジン]-5’-イ
ル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフ
チレン-2-カルボン酸(686mg、1.64mmol)、トリエチルアミン(0.4
56mL、3.26mmol)、及びHATU(808mg、2.13mmol)のDM
F(4mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステル溶液を得た。N-((1
S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)をDMF(4m
L)及びトリエチルアミン(0.456mL、3.26mmol)に溶解し、活性化エス
テル溶液に添加した。反応物を室温で10分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラ
フィーにより反応物を精製し、白色固体として標題化合物を得た(370mg、収率98
.5%)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z
実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8
.34(d,J=5.6Hz,1H),8.07-7.93(m,2H),7.87-7
.80(m,1H),7.69-7.59(m,1H),6.66(d,J=9.2Hz
,1H),6.58-6.47(m,1H),6.33-6.16(m,3H),5.6
2(d,J=9.7Hz,1H),4.49-4.34(m,2H),2.44(s,3
H),2.17-2.00(m,2H),1.99-1.85(m,1H),1.82-
1.57(m,3H)。
実施例478:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-6-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド。
Figure 0007072690000597
工程A.N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(49
7mg、1.95mmol)の4M HCl(ジオキサン中)中溶液を、室温で60分間
撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)
アクリルアミドを得、更に精製せずに使用した。
工程B:5-(2-メチル-6-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで6-フルオロ-2-メチル-
3-ニトロピリジン及びピリジン-2-オールを使用して、標題化合物を調製した(Cu
は使用しない)。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41
;m/z実測値、420.1[M+H]
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-6-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
。5-(2-メチル-6-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(630mg、1.50mmol)、トリエチルアミン(304mg、3.0
0mmol)、及びHATU(742mg、1.95mmol)のDMF(2.5mL)
中溶液を、室温で15分間撹拌して、活性化エステル溶液を得た。N-((1S,2R)
-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)をDMF(2.5mL)及
びトリエチルアミン(304mg、3.00mmol)に溶解し、活性化エステル溶液に
添加した。反応物を室温で10分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーによ
り反応物を精製し、白色固体として標題化合物を得た(450mg、収率53.9%)。
MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、5
56.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.35(d
,J=5.5Hz,1H),8.30-8.23(m,1H),7.97-7.91(m
,1H),7.90-7.84(m,1H),7.31-7.24(m,1H),7.2
1(d,J=8.3Hz,1H),7.14(d,J=8.5Hz,1H),6.36-
6.13(m,3H),5.61(d,J=9.5Hz,1H),4.48-4.35(
m,2H),2.25(s,3H),2.15-1.99(m,2H),1.96-1.
85(m,1H),1.82-1.57(m,3H)。
実施例479:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
5-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)ピリジン-2-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000598
工程A.N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(95
8mg、3.78mmol)のDCM(15mL)中溶液に、メタンスルホン酸(402
mg、4.19mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN
-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、更に精製せずに
使用した。
工程B:5-(5-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)ピリジン-2-イル
)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸。中間体1、工程A及びC~Fと同様の方法で、工程Aで5-フル
オロ-2-ニトロトルエン及びフェノールの代わりに2-フルオロ-6-メチルピリジン
及び6-アミノピリジン-3-オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI
):C2013Sの質量計算値、419.41;m/z実測値、420.1[
M+H]
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(5-(
(6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)ピリジン-2-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。5-(5-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)ピリジン-2-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(1000mg、1.88mmol)、トリエチルアミン(483mg、
4.78mmol)、及びHATU(1.43g、3.77mmol)のDMF(5mL
)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステル溶液を得た。N-((1S,2R)
-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)をDMF(5mL)及びト
リエチルアミン(483mg、4.78mmol)に溶解し、活性化エステル溶液に添加
した。反応物を室温で30時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反
応物を精製し、黄色固体として標題化合物を得た(532mg、収率48.4%)。MS
(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556
.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d):δ 10.10(
s,1H),8.58-8.48(m,1H),8.33(d,J=5.2Hz,1H)
,8.00-7.73(m,4H),7.69-7.59(m,1H),7.13-7.
04(m,1H),7.00-6.92(m,1H),6.30-5.99(m,3H)
,5.61-5.48(m,1H),4.42-4.17(m,2H),2.35(s,
3H),2.03-1.82(m,2H),1.80-1.47(m,4H)。
実施例480:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(5-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000599
工程A.N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(50
4mg、1.98mmol)のDCM(15mL)中溶液に、メタンスルホン酸(381
mg、3.97mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN
-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、DMF(2.5
mL)に溶解し、更に精製せずに使用した。
工程B:4-オキソ-5-(5-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-2-イル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸。中間体1と同様の方法で(工程A及びC~Fを使用)、工程Aで5-フルオロ-
2-ニトロトルエン及びフェノールの代わりに2-フルオロピリジン及び6-アミノピリ
ジン-3-オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1911
Sの質量計算値、405.39;m/z実測値、406.0[M+H]
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(5-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。4-オキソ
-5-(5-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(670mg、
1.65mmol)、トリエチルアミン、及びHATU(817mg、2.15mmol
)のDMF(2.5mL)中溶液に、N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル
)アクリルアミド(工程Aから)を添加した。LCMSが反応の完了を示すまで、反応混
合物を室温で撹拌した。反応物を水に注ぎ、形成された沈殿物を濾過により収集した。フ
ラッシュカラムクロマトグラフィーにより固体を精製し、灰色固体として標題化合物を得
た(190mg、収率21.2%)。MS(ESI):C2723Sの質量計
算値、541.6;m/z実測値、542.0[M+H]H NMR(400MH
z,DMSO-d):δ 10.28(br,1H),8.58-8.48(m,1H
),8.35-8.28(m,1H),8.23-8.16(m,1H),7.98-7
.84(m,3H),7.82-7.73(m,1H),7.69-7.62(m,1H
),7.26-7.14(m,2H),6.29-6.00(m,3H),5.60-5
.49(m,1H),4.35-4.19(m,2H),2.01-1.83(m,2H
),1.81-1.68(m,2H),1.67-1.48(m,2H)。
実施例481:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
5-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-2-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000600
工程A.N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(55
4mg、2.19mmol)のDCM(3mL)中溶液に、メタンスルホン酸(837m
g、8.71mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN-
((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、DMF(2.0m
L)に溶解し、更に精製せずに使用した。
工程B:5-(5-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-2-イル
)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで5-ブロモピリミジン及び
6-メチルピリジン-3-オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない
)。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41;m/z実測
値、420.0[M+H]
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(5-(
(6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-2-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。5-(5-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-2-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(1.096g、2.614mmol)、トリエチルアミン(1.168
g、11.54mmol)、及びHATU(1.077g、2.83mmol)のDMF
(3.0mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液
に、DMF(2.5mL)中のN-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アク
リルアミド(工程Aから)を添加し、室温で30分間撹拌した。フラッシュカラムクロマ
トグラフィー(MeOH/HO)、そして再度のフラッシュカラムクロマトグラフィー
(DCM/MeOH)により反応物を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(42
0mg、収率34.1%)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、5
55.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.49-8.38(m,1H),8.38-8.30(m,1H),8
.30-8.21(m,1H),7.75-7.64(m,1H),7.64-7.50
(m,2H),7.42-7.32(m,1H),6.32-6.12(m,3H),5
.69-5.52(m,1H),4.47-4.34(m,2H),2.54(s,3H
),2.13-2.00(m,2H),1.95-1.85(m,1H),1.81-1
.62(m,3H)。
実施例482:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-4-(ピリミジン-5-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000601
工程A:N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(47
9mg、1.88mmol)のDCM(15mL)中溶液に、メタンスルホン酸(201
mg、2.09mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN
-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、更に精製せずに
使用した。
工程B:5-(2-メチル-4-(ピリミジン-5-イルオキシ)フェニル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸。中間体1と同様の方法で(工程A~Fを使用)、工程Aで4-フルオロ-2
-メチル-1-ニトロベンゼン及びピリミジン-5-オールを使用して、標題化合物を調
製した。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41;m/z
実測値、420.0[M+H]
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-4-(ピリミジン-5-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ
-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。5-(
2-メチル-4-(ピリミジン-5-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジ
ヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(50
0mg、0.942mmol)、トリエチルアミン(242mg、2.39mmol)、
及びHATU(716mg、1.88mmol)のDMF(3.0mL)中溶液を、室温
で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、DMF(3.0mL)中
のN-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)、
トリエチルアミン(242mg、2.39mmol)を添加した。LCMSが反応の完了
を示すまで、反応混合物を室温で撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより
反応物を精製し、白色固体として標題化合物を得た(189mg、収率34.8%)。M
S(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、55
6.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.95(s,
1H),8.70-8.61(m,2H),8.32(d,J=4.7Hz,1H),7
.51-7.34(m,1H),7.26(s,1H),7.21-7.11(m,1H
),6.37-6.16(m,2H),6.13-6.05(m,1H),5.68-5
.57(m,1H),4.50-4.35(m,2H),2.17(s,3H),2.1
3-2.01(m,2H),1.96-1.85(m,1H),1.84-1.60(m
,3H)。
実施例483:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
4-メチル-6-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000602
工程A.N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(41
7mg、1.64mmol)のDCM(15mL)中溶液に、メタンスルホン酸(233
mg、2.43mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN
-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、更に精製せずに
使用した。
工程B:5-(4-メチル-6-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)ピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで5-フルオロ
-2-ニトロトルエン及びフェノールの代わりに2-フルオロ-4-メチル-5-ニトロ
ピリジン及び6-メチルピリジン-2-オールを使用して、標題化合物を調製した(Cu
は使用しない)。MS(ESI):C2115Sの質量計算値、433.44
;m/z実測値、434.0[M+H]
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メ
チル-6-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキサミド。5-(4-メチル-6-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)
ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(600mg、1.09mmol)、トリエチ
ルアミン(280mg、1.22mmol)、及びHATU(748mg、1.97mm
ol)のDMF(3.0mL)中溶液を、室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形
成した。この溶液に、DMF(3.0mL)中のN-((1S,2R)-2-アミノシク
ロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)及びトリエチルアミン(280mg、1.2
2mmol)を添加した。反応混合物を室温で30分間撹拌した。フラッシュカラムクロ
マトグラフィーにより反応物を精製し、黄色固体として標題化合物(525mg、収率8
2.0%)を得た。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、569.6
;m/z実測値、570.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)
:δ 8.34(d,J=5.4Hz,1H),8.22-8.12(m,1H),7.
88-7.75(m,1H),7.21(s,1H),7.18-7.12(m,1H)
,7.04-6.95(m,1H),6.3-6.13(m,3H),5.68-5.5
7(m,1H),4.5-4.37(m,2H),2.48(s,3H),2.30-2
.20(m,3H),2.16-2.03(m,2H),1.99-1.87(m,1H
),1.83-1.62(m,3H)。
実施例484:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(5-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000603
工程A.N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(40
7mg、1.60mmol)の4.0M HCl(ジオキサン(50mL)中)中溶液を
、室温で1分間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN-((1S,2R)-2-アミノシ
クロペンチル)アクリルアミドを得、更に精製せずに使用した。
工程B:4-オキソ-5-(5-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-2-イル
)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸。中間体1と同様の方法で(工程A及びC~Fを使用)、工程Aで5-フルオロ
-2-ニトロトルエン及びフェノールの代わりに2-クロロピリミジン及び6-アミノピ
リジン-3-オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1810
Sの質量計算値、406.38;m/z実測値、407.0[M+H]
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(5-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。4-オキ
ソ-5-(5-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(500m
g、1.23mmol)、トリエチルアミン(257mL、1.84mmol)、及びH
ATU(608mg、1.60mmol)のDMF(100mL)中溶液を、室温で15
分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、DMF(50mL)中のN-(
(1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)及びトリエ
チルアミン(257mg、1.84mmol)を添加した。反応混合物を室温で10分間
撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、白色固体として
標題化合物を得た(365mg、収率54.8%)。MS(ESI):C2622
Sの質量計算値、542.6;m/z実測値、543.1[M+H]H NM
R(400MHz,DMSO-d):δ 10.13(s,1H),8.77-8.6
7(m,2H),8.66-8.58(m,1H),8.38-8.30(m,1H),
8.08-7.99(m,1H),7.93-7.84(m,1H),7.81-7.7
3(s,1H),7.73-7.65(m,1H),7.44-7.28(m,1H),
6.29-5.97(m,3H),5.62-5.47(m,1H),4.36-4.1
7(m,2H),2.01-1.82(m,2H),1.80-1.45(m,4H)。
実施例485:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(5-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000604
工程A:4-オキソ-5-(5-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-2-イル
)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カ
ルボン酸。中間体1と同様の方法(工程A~Fを使用)で、工程Aで5-フルオロ-2-
ニトロトルエン及びフェノールの代わりに5-クロロ-2-ニトロピリジン及びピリミジ
ン-5-オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1810
Sの質量計算値、406.38;m/z実測値、407.0[M+H]
工程B:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(5-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-
3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。4-オキ
ソ-5-(5-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(400m
g、0.984mmol)、トリエチルアミン(149mg、1.48mmol)、及び
HATU(486mg、1.28mmol)のDMF(4mL)中溶液を室温で10分間
撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、N-((1S,2R)-2-アミノ
シクロペンチル)アクリルアミド(中間体36、197mg、1.28mmol)のDM
F(1mL)及びトリエチルアミン(248mg、2.46mmol)中溶液を添加し、
室温で30分間撹拌した。逆相HPLCにより反応物を精製し、標題化合物を得た(26
6mg、収率49.8%)。MS(ESI):C2622Sの質量計算値、5
42.6;m/z実測値、543.1[M+H]H NMR(400MHz,DM
SO-d):δ 10.08(s,1H),9.07(s,1H),8.82(s,2
H),8.60-8.55(m,1H),8.35-8.30(m,1H),7.92-
7.84(m,2H),7.78-7.70(m,1H),7.68-7.62(m,1
H),6.31-6.16(m,2H),6.11-5.99(m,1H),5.59-
5.50(m,1H),4.34-4.19(m,2H),2.01-1.83(m,2
H),1.82-1.68(m,2H),1.67-1.58(m,1H),1.57-
1.46(m,1H)。
実施例486:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
4-メチル-6-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000605
工程A:5-(4-メチル-6-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-3-イル
)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで2-クロロ-4-メチル-
5-ニトロピリジン及びピリミジン-5-オールを使用して、標題化合物を調製した(C
uは使用しない)。MS(ESI):C1912Sの質量計算値、420.4
0;m/z実測値、421.1[M+H]
工程B:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メ
チル-6-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。5-(4-メチル-6-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(800mg、1.90mmol)、トリエチルアミン(289mg、2
.85mmol)、及びHATU(9.41mg、2.47mmol)のDMF(8mL
)中溶液を室温で10分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、N-((
1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36、382mg、
2.47mmol)のDMF(2mL)及びトリエチルアミン(481mg、4.76m
mol)溶液を添加し、室温で30分間撹拌した。反応物を逆相HPLCにより精製して
、標題化合物を得た(551mg、収率52.0%)。MS(ESI):C2724
Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.2[M+H]H N
MR(400MHz,DMSO-d):δ 10.15(s,1H),9.06(s,
1H),8.84(s,2H),8.34-8.28(m,1H),8.18-8.12
(m,1H),7.90-7.83(m,1H),7.80-7.70(m,1H),7
.36(s,1H),6.27-6.15(m,1H),6.13-6.01(m,2H
),5.59-5.50(m,1H),4.33-4.20(m,2H),2.17(s
,3H),1.98-1.82(m,2H),1.82-1.67(m,2H),1.6
7-1.56(m,1H),1.56-1.44(m,1H)。
実施例487:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
4-メチル-6-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000606
工程A.N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(70
0mg、2.75mmol)のDCM(4mL)中溶液に、メタンスルホン酸(1.05
8g、11.01mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させて
N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、更に精製せず
に使用した。
工程B:5-(4-メチル-6-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで2-ブロモ-
4-メチル-5-ニトロピリジン及び6-メチルピリジン-3-オールを使用して、標題
化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C2115Sの質
量計算値、433.44;m/z実測値、434.0[M+H]
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メ
チル-6-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキサミド。4-オキソ-5-(5-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-2
-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(1.432g、3.303mmol)、トリエチルアミン(1.476
g、14.59mmol)、及びHATU(1.361g、3.578mmol)のDM
F(5mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に
、DMF(3mL)中のN-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルア
ミド(工程Aから)を添加した。反応混合物を室温で30分間撹拌した。フラッシュカラ
ムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、黄色固体として標題化合物を得た(600
mg、収率37.9%)。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、56
9.6;m/z実測値、570.1[M+H]H NMR(400MHz,CD
OD):δ 8.37-8.26(m,2H),8.10-8.01(m,1H),7.
63-7.56(m,1H),7.39-7.32(m,1H),7.20-7.14(
m,1H),6.33-6.09(m,3H),5.65-5.56(m,1H),4.
47-4.35(m,2H),2.54(s,3H),2.22(s,3H),2.13
-2.01(m,2H),1.95-1.85(m,1H),1.81-1.60(m,
3H)。
実施例488:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
4-メチル-6-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド。
Figure 0007072690000607
工程A:N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド。ter
t-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(50
9mg、2.00mmol)のDCM(10mL)中溶液に、メタンスルホン酸(385
mg、4.01mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN
-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、DMF(2mL
)に溶解した。
工程B:5-(4-メチル-6-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで2-フルオロ-4-メチル-
5-ニトロピリジン及びピリジン-2-オールを使用して、標題化合物を調製した(Cu
は使用しない)。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41
;m/z実測値、420.1[M+H]
工程C:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メ
チル-6-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
。5-(4-メチル-6-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(700mg、1.67mmol)、トリエチルアミン、及びHATU(82
5mg、2.17mmol)のDMF(3mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性
化エステルを形成した。この溶液に、N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル
)アクリルアミド(工程Aから)を添加し、LCMSが反応の完了を示すまで室温で撹拌
した。反応物をHOに注ぎ、形成された沈殿物を濾過により収集した。フラッシュカラ
ムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、黄色固体として標題化合物を得た(380m
g、収率41%)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6
;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d
):δ 10.22(br,1H),8.40-8.19(m,3H),7.95-7
.84(m,2H),7.82-7.69(m,1H),7.29-7.23(m,2H
),7.22-7.16(m,1H),6.28-6.14(m,1H),6.11-6
.02(m,2H),5.60-5.46(m,1H),4.34-4.19(m,2H
),2.15(s,3H),1.98-1.83(m,2H),1.82-1.68(m
,2H),1.67-1.48(m,2H)。
実施例489:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
4-メチル-6-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000608
工程A:5-(4-メチル-6-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで2-フルオロ
-4-メチル-5-ニトロピリジン及び2-メチルピリジン-3-オールを使用して、標
題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C2115Sの
質量計算値、433.44;m/z実測値、434.0[M+H]
工程B:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メ
チル-6-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキサミド。tert-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチ
ル)カルバメート(500mg、1.97mmol)のDCM(3mL)中溶液に、メタ
ンスルホン酸(0.387g、5.96mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。反
応物を濃縮乾固させてN-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミ
ドを得、DMF(2mL)及びトリエチルアミン(0.474mL、3.40mmol)
に溶解した。5-(4-メチル-6-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリ
ジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリ
アザアセナフチレン-2-カルボン酸(736mg、1.34mmol)、トリエチルア
ミン(0.474mL、3.40mmol)、及びHATU(742mg、1.95mm
ol)のDMF(4mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した
。この溶液に、上記のN-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミ
ド溶液を添加し、室温で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeO
H/HO)により、そして再度フラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM/MeO
H)を使用して反応物を精製して、白色固体として標題化合物を得た(636mg、収率
99.5%)。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、569.6;m
/z実測値、570.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ
8.29(s,2H),8.15-8.04(m,1H),7.59(d,J=7.9
Hz,1H),7.40-7.28(m,1H),7.19(s,1H),6.32-6
.14(m,2H),6.13-6.05(m,1H),5.59(d,J=9.7Hz
,1H),4.47-4.28(m,2H),2.41(s,3H),2.26-2.1
8(m,3H),2.11-1.98(m,2H),1.94-1.82(m,1H),
1.76-1.55(m,3H)。
実施例490:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
4-メチル-6-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド。
Figure 0007072690000609
工程A:5-(4-メチル-6-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで2-フルオロ-4-メチル-
5-ニトロピリジン及びピリジン-3-オールを使用して、標題化合物を調製した(Cu
は使用しない)。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41
;m/z実測値、420.0[M+H]
工程B:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メ
チル-6-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
。tert-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメー
ト(500mg、1.97mmol)のDCM(3mL)中溶液に、メタンスルホン酸(
0.387g、5.96mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固
させてN-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、DMF
(2mL)及びトリエチルアミン(0.474mL、3.40mmol)に溶解した。5
-(4-メチル-6-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル
)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸(712mg、1.34mmol)、トリエチルアミン(0.47
4mL、3.40mmol)、及びHATU(742mg、1.95mmol)のDMF
(4mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、
上記のN-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド溶液を添加し
、室温で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/HO)に
より、そして再度フラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH)を使用して
反応物を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(742mg、収率99.6%)。
MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、5
56.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.46(s
,1H),8.43-8.35(m,1H),8.32-8.23(m,1H),8.1
6-8.04(m,1H),7.71(d,J=8.0Hz,1H),7.56-7.4
1(m,1H),7.18(s,1H),6.31-6.15(m,2H),6.14-
6.06(m,1H),5.58(d,J=9.6Hz,1H),4.48-4.29(
m,2H),2.26-2.16(m,3H),2.11-1.96(m,2H),1.
95-1.82(m,1H),1.78-1.58(m,3H)。
実施例491:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(5-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒド
ロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000610
工程A:4-オキソ-5-(5-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-2-イル)
-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カル
ボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで5-ブロモ-2-ニトロピリジン及びピリ
ジン-3-オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ES
I):C1911Sの質量計算値、405.39;m/z実測値、406.0
[M+H]
工程B:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(5-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。tert-
ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(350m
g、1.38mmol)のDCM(2mL)中溶液に、メタンスルホン酸(0.271m
L、4.17mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN-
((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、DMF(2mL)
及びトリエチルアミン(0.332mL、2.38mmol)に溶解した。4-オキソ-
5-(5-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3
H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(482mg、0
.939mmol)、トリエチルアミン(0.332mL、2.38mmol)、及びH
ATU(520mg、1.37mmol)のDMF(2mL)中溶液を室温で15分間撹
拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、上記のN-((1S,2R)-2-ア
ミノシクロペンチル)アクリルアミド溶液を添加し、室温で30分間撹拌した。フラッシ
ュカラムクロマトグラフィー(MeOH/HO)により、そして再度フラッシュカラム
クロマトグラフィー(DCM/MeOH)を使用して反応物を精製して、黄色固体として
標題化合物を得た(210mg、収率40.6%)。MS(ESI):C2723
Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.1[M+H]H NM
R(400MHz,DMSO-d):δ 10.09(s,1H),8.58-8.5
2(m,1H),8.52-8.40(m,2H),8.37-8.27(m,1H),
7.95-7.83(m,1H),7.83-7.71(m,2H),7.69-7.5
9(m,2H),7.54-7.39(m,1H),6.27-6.13(m,2H),
6.13-5.96(m,1H),5.60-5.48(m,1H),4.33-4.2
0(m,2H),2.00-1.86(m,2H),1.80-1.68(m,2H),
1.65-1.46(m,2H)。
実施例492:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-6-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000611
工程A:5-(2-メチル-6-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-3-イル
)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで6-クロロ-2-メチル-
3-ニトロピリジン及び2-クロロピリミジン-5-オールを使用して、標題化合物を調
製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C1912Sの質量計算値、
420.40;m/z実測値、421.0[M+H]
工程B:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-6-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。5-(2-メチル-6-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4
-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-
2-カルボン酸(800mg、1.90mmol)、トリエチルアミン(289mg、2
.85mmol)、及びHATU(941mg、2.47mmol)のDMF(8mL)
中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、N-((1
S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド(376mg、2.44mmo
l)及びトリエチルアミン(481mg、4.76mmol)のDMF(2mL)中溶液
を添加し、室温で30分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/
O)により反応物を精製し、標題化合物を得た(560mg、収率52.9%)。M
S(ESI):C2724Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、55
7.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.01(s,
1H),8.80(s,2H),8.34-8.28(m,1H),7.95-7.85
(m,1H),7.23-7.16(m,1H),6.31-6.10(m,3H),5
.64-5.54(m,1H),4.47-4.32(m,2H),2.23-2.16
(m,3H),2.13-2.01(m,2H),1.96-1.84(m,1H),1
.80-1.59(m,3H)。
実施例493:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
5-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-2-イル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000612
工程A:5-(5-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-2-イル
)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチ
レン-2-カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで5-ブロモ-2-ニトロピ
リジン及び2-メチルピリジン-3-オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは
使用しない)。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41;
m/z実測値、420.0[M+H]
工程B:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(5-(
(2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-2-イル)-4-オキソ-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミ
ド。tert-ブチル((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメ
ート(300mg、1.18mmol)のDCM(2mL)中溶液に、メタンスルホン酸
(0.232mL、3.58mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮
乾固させてN-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、D
MF(2mL)及びトリエチルアミン(0.284mL、2.04mmol)に溶解した
。5-(5-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-2-イル)-4-
オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2
-カルボン酸(428mg、0.805mmol)、トリエチルアミン(0.284mL
、2.04mmol)、及びHATU(445mg、1.17mmol)のDMF(2m
L)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、上記の
N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド溶液を添加し、室温
で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/HO)により、
そして再度フラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH)を使用して反応物
を精製して、白色固体として標題化合物を得た(400mg、収率87.9%)。MS(
ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.
1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO-d及びCDODの混合物
):δ 8.40-8.33(m,1H),8.33-8.26(m,2H),7.60
-7.53(m,2H),7.51-7.46(m,1H),7.32-7.25(m,
1H),6.26-6.15(m,2H),6.12-6.06(m,1H),5.56
-5.51(m,1H),4.32-4.28(m,2H),2.45(s,3H),2
.01-1.88(m,2H),1.84-1.74(m,1H),1.73-1.60
(m,2H),1.59-1.48(m,1H)。
実施例494:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-6-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド。
Figure 0007072690000613
工程A:5-(2-メチル-6-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)
-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレ
ン-2-カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで6-クロロ-2-メチル-3
-ニトロピリジン及びピリジン-3-オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは
使用しない)。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41;
m/z実測値、420.1[M+H]
工程B:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-6-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-
ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド
。5-(2-メチル-6-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボン酸(650mg、1.55mmol)、トリエチルアミン(313mg、3.1
0mmol)、及びHATU(331mg、0.870mmol)のDMF(5mL)中
溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、N-((1S
,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミド(303mg、1.97mmol
)及びトリエチルアミン(894mg、8.85mmol)のDMF(5mL)中溶液を
添加し、室温で10分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/H
O)、そして再度のフラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH)により
反応物を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(480mg、収率55.7%)。
MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、5
56.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.52-8
.45(m,1H),8.43-8.37(m,1H),8.36-8.30(m,1H
),7.85-7.79(m,1H),7.78-7.70(m,1H),7.54-7
.46(m,1H),7.15-7.06(m,1H),6.31-6.10(m,3H
),5.65-5.56(m,1H),4.50-4.27(m,2H),2.18(s
,3H),2.10-1.88(m,3H),1.78-1.60(m,3H)。
実施例495:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
2-メチル-6-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000614
工程A:5-(2-メチル-6-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジ
ン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリア
ザアセナフチレン-2-カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで6-クロロ-
2-メチル-3-ニトロピリジン及び6-メチルピリジン-3-オールを使用して、標題
化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C2013Sの質
量計算値、419.41;m/z実測値、420.1[M+H]
工程B:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メ
チル-6-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オ
キソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-
カルボキサミド。5-(2-メチル-6-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)
ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸(1000mg、2.31mmol)、トリエ
チルアミン(466mg、4.61mmol)、及びHATU(1315mg、3.46
0mmol)のDMF(5mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形
成した。この溶液に、N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)アクリルアミ
ド(485mg、3.15mmol)及びトリエチルアミン(1472mg、14.57
mmol)のDMF(5mL)中溶液を添加し、室温で10分間撹拌した。フラッシュカ
ラムクロマトグラフィー(MeOH/HO)、そして再度のフラッシュカラムクロマト
グラフィー(DCM/MeOH)により反応物を精製して、黄色固体として標題化合物を
得た(781mg、収率59.4%)。MS(ESI):C2927Sの質量
計算値、569.6;m/z実測値、570.1[M+H]H NMR(400M
Hz,CDOD):δ 8.36-8.29(m,2H),7.86-7.78(m,
1H),7.65-7.58(m,1H),7.40-7.33(m,1H),7.10
-7.01(m,1H),6.33-6.15(m,2H),6.13-6.08(m,
1H),5.65-5.56(m,1H),4.53-4.32(m,2H),2.55
(s,3H),2.22-2.16(m,3H),2.15-2.00(m,2H),1
.96-1.83(m,1H),1.81-1.59(m,3H)。
実施例496:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)フェニル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000615
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実
施例368)のキラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL AS-H、5μm、2
50×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、Sアトロプ異
性体を得た。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/
z実測値、569.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ
9.52(s,1H),8.34(d,J=5.5Hz,1H),7.67-7.56(
m,1H),7.27-7.08(m,3H),6.95(d,J=7.4Hz,1H)
,6.80-6.63(m,2H),6.49-6.28(m,2H),6.20-6.
01(m,2H),5.67(dd,J=10.2,1.4Hz,1H),4.47-4
.26(m,2H),2.49(s,3H),2.34-2.09(m,5H),1.9
2-1.73(m,4H)。
実施例497:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
R)-(2-メチル-4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)フェニル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000616
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実
施例368)のキラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL AS-H、5μm、2
50×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、Rアトロプ異
性体を得た。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/
z実測値、569.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ
9.51(s,1H),8.42-8.28(m,1H),7.70-7.55(m,1
H),7.25-7.02(m,4H),6.94(d,J=7.2Hz,2H),6.
81-6.65(m,3H),6.46-6.29(m,3H),6.26-5.99(
m,3H),5.79-5.60(m,1H),4.45-4.24(m,3H),2.
49(s,3H),2.40-1.82(m,9H)。
実施例498:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000617
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実
施例384)のキラルSFCカラム(固定相:CHIRALCEL AS-H、5μm、
250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、Sアトロプ
異性体として標題化合物を得る。MS(ESI):C3028Sの質量計算値
、568.7;m/z実測値、569.3[M+H]H NMR(400MHz,
CDCl):δ 9.49(s,1H),8.36(dd,J=13.0,4.2Hz
,2H),7.39-7.30(m,1H),7.24-7.12(m,2H),7.0
7-6.86(m,2H),6.73-6.62(m,1H),6.47-6.24(m
,2H),6.14(dd,J=16.8,10.3Hz,1H),5.98(d,J=
5.4Hz,1H),5.68(d,J=10.1Hz,1H),4.46-4.24(
m,2H),2.58(s,3H),2.37-1.58(m,9H)。
実施例499:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
R)-(2-メチル-4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000618
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実
施例384)のキラルSFCカラム(固定相:CHIRALCEL AS-H、5μm、
250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、Rアトロプ
異性体として標題化合物を得る。MS(ESI):C3028Sの質量計算値
、568.7;m/z実測値、569.3[M+H]H NMR(400MHz,
CDCl):δ 9.50(s,1H),8.44-8.21(m,2H),7.33
(dd,J=8.4,2.8Hz,1H),7.19(d,J=8.5Hz,2H),7
.03-6.85(m,2H),6.74(d,J=5.8Hz,1H),6.45-6
.33(m,1H),6.31-6.08(m,2H),6.02-5.93(m,1H
),5.69(d,J=10.2Hz,1H),4.42-4.22(m,2H),2.
58(s,3H),2.37-1.73(m,9H)。
実施例500:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000619
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実
施例367)のキラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL AS-H、5μm、2
50×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、Sアトロプ異
性体を得た。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/
z実測値、569.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ
9.54(s,0H),8.42-8.27(m,2H),7.39-7.11(m,4
H),6.99-6.49(m,3H),6.46-5.90(m,3H),5.66(
d,J=10.2Hz,1H),5.30(d,J=2.1Hz,1H),4.45-4
.24(m,2H),2.71-1.23(m,11H)。
実施例501:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
R)-(2-メチル-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-
4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン
-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000620
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実
施例367)のキラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL AS-H、5μm、2
50×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、Rアトロプ異
性体を得た。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/
z実測値、569.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ
9.64-5.57(m,13H),5.36-5.23(m,1H),4.46-4.
22(m,2H),2.54(s,3H),2.34-2.04(m,5H),1.95
-1.60(m,4H)。
実施例502:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-(ピリミジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000621
キラルSFCカラム(固定相:CHIRALCEL AS-H、5μm、250×20
mm、移動相:60% CO、40% MeOH)を使用した、N-((1R,2S)
-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-(ピリミジン-2-イ
ルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例224)のキラル分離により、
Sアトロプ異性体を得た。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、55
5.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,CDC
):δ 8.60(d,J=4.7Hz,2H),8.36(d,J=5.5Hz,
1H),7.38-7.19(m,5H),7.12-7.05(m,1H),6.72
-6.61(m,1H),6.44-6.31(m,1H),6.26-6.00(m,
2H),5.69(d,J=10.3Hz,1H),4.41-4.26(m,2H),
2.37-2.25(m,1H),2.20(s,3H),1.97-1.81(m,1
H),1.81-1.68(m,4H)。
実施例503:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
R)-(2-メチル-4-(ピリミジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-
4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボ
キサミド。
Figure 0007072690000622
キラルSFCカラム(固定相:CHIRALCEL AS-H、5μm、250×20
mm、移動相:60% CO、40% MeOH)を使用した、N-((1R,2S)
-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-(ピリミジン-2-イ
ルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-
トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例224)のキラル分離により、
Rアトロプ異性体を得た。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、55
5.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,CDC
):δ 9.50(s,1H),8.60(d,J=4.7Hz,2H),8.36
(d,J=5.6Hz,1H),7.33-7.18(m,3H),7.15-7.02
(m,1H),6.72(d,J=5.3Hz,1H),6.42-6.34(m,1H
),6.25-6.19(m,1H),6.19-6.09(m,1H),6.07(d
,J=5.4Hz,1H),5.70(dd,J=10.4,1.5Hz,1H),4.
38-4.27(m,2H),2.35-2.23(m,1H),2.20(s,3H)
,1.93-1.84(m,1H),1.81-1.66(m,4H)。
実施例504:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
S)-(2-メチル-4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド。
Figure 0007072690000623
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例220)の
キラルSFCカラム精製(固定相:CHIRALCEL AS-H、5μm、250×2
0mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、標題化合物を得る。MS
(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555
.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.69-9.4
2(m,1H),8.45-8.17(m,2H),7.86-7.64(m,1H),
7.22-6.92(m,5H),6.82-6.63(m,1H),6.63-6.4
7(m,1H),6.40-6.30(m,1H),6.20-6.00(m,2H),
5.66(d,J=10.0Hz,1H),4.50-4.24(m,2H),2.33
-1.75(m,9H)。
実施例505:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(
R)-(2-メチル-4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4
,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキ
サミド。
Figure 0007072690000624
N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4
-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1
-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例220)の
キラルSFCカラム精製(固定相:CHIRALCEL AS-H、5μm、250×2
0mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、標題化合物を得る。MS
(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555
.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.60-9.4
8(m,1H),8.41-8.18(m,2H),7.85-7.65(m,1H),
7.24-6.93(m,5H),6.80-6.43(m,1H),6.41-6.3
1(m,1H),6.20-6.03(m,2H),5.67(d,J=10.1Hz,
1H),4.35(d,J=6.6Hz,2H),2.40-1.65(m,10H)。
実施例506:N-((1R,2S)-2-((E)-2-シアノ-3-(3-メチル
オキセタン-3-イル)アクリルアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(6-イソ
ブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000625
工程A:N-((1R,2S)-2-(2-シアノアセトアミド)シクロペンチル)-
5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,
5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサ
ミド。N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソ
ブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実施例298、工程
Aからの生成物、500mg、0.998mmol)、2,5-ジオキソピロリジン-1
-イル2-シアノアセテート(273mg、1.50mmol)、トリエチルアミン(2
02mg、2.00mmol)、及びDCM(20mL)の溶液を、室温で2時間撹拌し
た。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、明黄色
固体として標題化合物を得た(359mg、収率67.7%)。MS(ESI):C27
29Sの質量計算値、531.63;m/z実測値、532.3[M+H]
工程B:N-((1R,2S)-2-((E)-2-シアノ-3-(3-メチルオキセ
タン-3-イル)アクリルアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブチル
-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-
3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。N-((1R,2S)-2
-(2-シアノアセトアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブチル-4
-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,
5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(120mg、0.226mmo
l)、3-メチルオキセタン-3-カルバルデヒド(68mg、0.68mmol)、ピ
ペリジン(0.3mL),酢酸(0.1mL)、4Aモレキュラーシーブ(0.5g)、
及びジオキサン(5mL)の溶液を、還流状態で1時間撹拌した。反応物を濾過し、濃縮
乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、白色固体として
標題化合物を得た(99mg、収率71%)。MS(ESI):C3235
の質量計算値、613.73;m/z実測値、614.3[M+H]H NMR(
400MHz,CDOD):δ 8.42-8.36(m,1H),8.35-8.3
1(m,1H),7.56(s,1H),7.41(s,1H),6.05-6.00(
m,1H),4.80-4.57(m,2H),4.53-4.32(m,4H),2.
76-2.70(m,2H),2.25-2.19(m,3H),2.19-2.03(
m,3H),2.01-1.75(m,3H),1.71-1.54(m,4H),1.
03-0.94(m,6H)。
実施例507:N-((1R,2S)-2-((E)-2-シアノ-4-エトキシ-4
-メチルペント-2-エナミド)シクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブチル-
4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3
,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000626
N-((1R,2S)-2-(2-シアノアセトアミド)シクロペンチル)-5-(
S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒ
ドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド(実
施例506、工程Aからの生成物、250mg、0.470mmol)、2-エトキシ-
2-メチルプロパナール(109mg、0.941mmol)、及び酢酸(50μL)の
ジオキサン(5mL)中溶液に、ピペリジン(150μL)を添加し、還流状態で1時間
加熱した。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、
淡黄色固体として標題化合物を得た(71mg、収率23%)。H NMR(400M
Hz,CDOD):d8.42(s,1H),8.32(d,J=5.5Hz,1H)
,7.41(s,1H),7.31(s,1H),6.02(d,J=5.5Hz,1H
),4.54-4.44(m,1H),4.40-4.32(m,1H),3.35(q
,J=7.0Hz,2H),2.72(d,J=7.3Hz,2H),2.21(s,3
H),2.16-2.06(m,3H),1.97-1.73(m,3H),1.68-
1.58(m,1H),1.34(s,3H),1.34(s,3H),1.09(t,
J=7.0Hz,3H),1.01-0.96(m,6H)。
実施例508:N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オ
キソ-5-(4-(ピリミジン-5-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H
-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。
Figure 0007072690000627
工程A.4-オキソ-5-(4-(ピリミジン-5-イルオキシ)フェニル)-4,5
-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボン酸。
中間体1、工程A及びC~Fと同様の方法で、工程Aで5-ブロモピリミジン及び4-ア
ミノフェノールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-
5-(4-(ピリミジン-5-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-
チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド。tert-ブチル(
(1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(中間体36、工程
Aからの生成物、301mg、1.18mmol)をCHClに溶解し、MsOH(
227.6mg、2.37mmol)を添加し、混合物を2時間撹拌し、次いで真空中で
溶媒を除去し、残渣をDMFに溶解し、4-オキソ-5-(4-(ピリミジン-5-イル
オキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナ
フチレン-2-カルボン酸(400mg、0.98mmol)及びHATU(488mg
、1.28mmol)及びトリエチルアミンのDMF中溶媒に添加し、LCMSが反応の
完了を示した後、水に注ぎ、形成された固体を濾過し、シリカゲルカラム(DCM/EA
/MeOH=2000/1000/20)によって精製して、褐色固体として標題化合物
を得た(310mg、58%)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値
、541.6;m/z実測値、542.1[M+H]H NMR(400MHz,
DMSO-d):δ 9.06(s,1H),8.76(s,2H),8.35-8.
26(m,1H),7.93-7.86(m,1H),7.86-7.77(m,1H)
,7.57-7.44(m,2H),7.40-7.30(m,2H),6.31-6.
19(m,1H),6.15-6.04(m,2H),5.61-5.50(m,1H)
,4.35-4.23(m,2H),2.00-1.86(m,2H),1.84-1.
70(m,2H),1.70-1.51(m,2H)。
BTKキナーゼLanthScreen結合アッセイ:BTKキナーゼLanthSc
reen結合アッセイは、蛍光標識トレーサーとの競合により、非リン酸化BTKキナー
ゼドメイン(UP-BTK)に結合する化合物をモニターする。非リン酸化BTKタンパ
ク質のキナーゼドメイン(389~659aa)で構成されるUP-BTKは、バキュロ
ウイルス/昆虫細胞発現系で産生した。384ウェルプレートに2ngのGSTタグ付き
ヒトBTK(389-659aa)を入れ、50nMのTracer 236、及び2n
Mの抗GST抗体の化合物とともに、最適化したLanthaScreen(商標)アッ
セイを使用して60分間インキュベートした。60分後に、Infinite F500
(Tecan)で340nM及び615/665nMにて、プレートを読み取った。デー
タは、ID Business Solutions(Guildford)のXlfi
t(商標)バージョン5.3、Microsoft Excel add-inを使用し
て分析した。pIC50は、IC50の負対数(モル単位)を指す。
Figure 0007072690000628
Figure 0007072690000629
Figure 0007072690000630
Figure 0007072690000631
Figure 0007072690000632
Figure 0007072690000633
Figure 0007072690000634
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Figure 0007072690000639
Figure 0007072690000640
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Figure 0007072690000642
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Figure 0007072690000646
Figure 0007072690000647
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Figure 0007072690000649
Figure 0007072690000650
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Figure 0007072690000653
Figure 0007072690000654
Figure 0007072690000655
Figure 0007072690000656
Figure 0007072690000657
Figure 0007072690000658
態様
本開示はまた、以下の態様を対象とする。
態様1.式I:
Figure 0007072690000659
[式中、
は、H又はC1~6アルキルであり、
-C0~6alk-シクロアルキルは、NR-C(O)-C(R)=CR
);-NR;-OH;-CN;オキソ;-O-C1~6アルキル;ハロゲン;
-C1~6アルキル;-C1~6ハロアルキル;-C1~6alk-OH;-C3-6
クロアルキル;-C1~6アルカリル;
-SO1~6アルキル;-SO2~6アルケニル;-NR-C(O)-C
~6alk-NR;-NR-C(O)-C1~6アルキル;
-NR-C(O)-O-C1~6アルキル;-NR-C(O)-C3~6シクロア
ルキル;-NR-C(O)H;
-NR-C(O)-C3~6シクロアルキル;-NR-C(O)-C1~6ハロア
ルキル;-NR-C(O)-アルキニル;
-NR-C(O)-C6~10アリール;-NR-C(O)-ヘテロアリール;-
NR-C(O)-C1~6alk-CN;
-NR-C(O)-C1~6alk-OH;-NR-C(O)-C1~6alk-
SO-C1~6アルキル;
-NR-C(O)-C1~6alk-NR;-NR-C(O)-C1~6
lk-O-C1~6アルキルからなる群から選択される、1個、2個、又は3個の置換基
で任意に置換され、-C1~6alk-は、-OH、-OC1~6アルキル又は-NR
;及び-NR-C(O)-C0~6alk-ヘテロシクロアルキルで任意に置換さ
れ、-C0~6alk-はオキソで任意に置換され、ヘテロシクロアルキルは-C1~6
アルキルで任意に置換され、
及びRは、それぞれ独立してH;-C1~6アルキル;-C3~6シクロアルキ
ル、-C(O)H、-CNであり、
はH、-CN;ハロゲン;-C1~6ハロアルキル;又はC1~6アルキルであり

及びRは、それぞれ独立して、H、-C0~6alk-NR;-C1~6
alk-OH;
1~6アルキルで任意に置換された-C0~6alk-C3~6シクロアルキル;ハ
ロゲン;
-C1~6アルキル;-OC1~6アルキル;-C1~6alk-O-C1~6アルキ
ル;
-C1~6alk-NH-C0~6alk-O-C1~6アルキル;-C(O)C1~
アルキル若しくはC1~6アルキルで任意に置換されたC0~6alk-ヘテロシクロ
アルキル;-C1~6alk-NHSO-C1~6アルキル;
-C1~6alk-SO-C1~6アルキル;-NHC(O)-C1~6アルキル;
又はリンカー-PEG-ビオチンであり、
は、H又は-C1~6アルキルであり、
Aは結合;ピリジル;フェニル;ナフタレニル;ピリミジニル;ピラジニル;ピリダジ
ニル;ハロゲンで任意に置換されたベンゾ[d][1,3]ジオキソリル;ベンゾチオフ
ェニル;又はピラゾリルであり、Aは、-C1~6アルキル;ハロゲン;-SF;OC
1~6アルキル-C(O)-C1~6アルキル;及び-C1~6ハロアルキルからなる群
から独立して選択される1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換され、
Eは-O-;結合;-C(O)-NH-;-CH-;又は-CH-O-であり、
Gは、H;-C3~6シクロアルキル;-フェニル;-チオフェニル-;-C1~6
ルキル;-ピリミジニル;-ピリジル;-ピリダジニル;
-ベンゾフラニル;-C1~6ハロアルキル;酸素ヘテロ原子を含有する-ヘテロシク
ロアルキル;
-フェニル-CH-Oフェニル-;-C1~6alk-O-C1~6アルキル;-N
;-SO1~6アルキル;又はOHであり、フェニル;ピリジル;ピリダジ
ニル;ベンゾフラニル;又はチオフェニルは、ハロゲン;-C1~6アルキル;-C1~
ハロアルキル;-OC1~6ハロアルキル;-C3~6シクロアルキル;-OC1~6
アルキル;
-CN;-OH;-C1~6alk-O-C1~6アルキル;-C(O)-NR
;若しくは-C(O)-C1~6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、
1個、2個、若しくは3個の置換基で任意に置換される。]の化合物、
又はその立体異性体若しくは同位体変種、
又はその薬学的に許容される塩。
態様2.RはHである、態様1の化合物。
態様3.Rはシクロペンチルである、態様1又は2の化合物。
態様4.Rは1個又は2個の置換基で置換され、好ましくはRは1個の置換基で置
換される、態様1~3のいずれか1つの化合物。
態様5.Rはオキソで置換される、態様4の化合物。
態様6.Rはハロゲン;-CN;-OH;-CN;-C1~6アルキル;-C1~6
alk-OH;-OC1~6アルキル;-C3~6シクロアルキル;又は-C1~6アル
カリルで置換される、態様4又は5の化合物。
態様7.Rは-NR-C(O)H;-NR-C(O)-C1~6アルキル;-N
-C(O)-C3~6シクロアルキル;-NR-C(O)-C1~6ハロアルキル

-NR-C(O)-アルキニル;-NR-C(O)-C6~10アリール;-NR
-C(O)-C1~6alk-CN;-NR-C(O)-C1~6alk-OH;
-NR-C(O)-C1~6alk-SO-C1~6アルキル;-NR-C(O
)-O-C1~6アルキル;-NR-C(O)-C1~6alk-NR;又は-
NR-C(O)-C1~6alk-O-C1~6アルキルで置換され、-C1~6al
k-は-OH、-OC1~6アルキル、又は-NRで任意に置換される、態様4~
6のいずれか1つの化合物。
態様8.Rは-NR-C(O)-ヘテロアリール又は-NR-C(O)-C0~
alk-ヘテロシクロアルキルで置換され、ヘテロシクロアルキルは-C1~6アルキ
ルで任意に置換される、態様4~7のいずれか1つの化合物。
態様9.Rは-SO1~6アルキル;-NR-C(O)-C1~6alk-S
-C1~6アルキル;又は-SO2~6アルケニルで置換される、態様4~8の
いずれか1つの化合物。
態様10.Rは-NR-C(O)-C(R)=CR(R)で置換される、態
様4~9のいずれか1つの化合物。
態様11.RはHである、態様10の化合物。
態様12.RはHである、態様10又は態様11の化合物。
態様13.Rは-CNである、態様10又は態様11の化合物。
態様14.RはF又はClである、態様10又は態様11の化合物。
態様15.R及びRのうちの1つはHである、態様10~14のいずれか1つの化
合物。
態様16.RはHであり、RはHである、請求項10~15のいずれか1つの化合
物。
態様17.R及びRのうちの1つはハロゲン;-C1~6アルキル;-OC1~6
アルキル;C1~6アルキルで任意に置換された-C0~6alk-C3~6シクロアル
キル;又は-C1~6alk-OHである、態様10~14のいずれか1つの化合物。
態様18.R及びRのうちの1つはC0~6alk-NR、-C1~6al
k-NR、又は-C1~6alk-NH-O-C1~6アルキルである、態様10
~14のいずれか1つの化合物。
態様19.R及びRのうちの1つは、-C(O)C1~6アルキルで任意に置換さ
れた-C0~6alk-ヘテロシクロアルキル若しくは-C(O)C1~6アルキル;又
は-C1~6alk-O-C1~6アルキルである、態様10~14のいずれか1つの化
合物。
態様20.R及びRのうちの1つは-NHC(O)-C1~6アルキルである、態
様10~14のいずれか1つの化合物。
態様21.R及びRのうちの1つは-C1~6alk-NHSO-C1~6アル
キル又は-C1~6alk-SO-C1~6アルキルである、態様10~14のいずれ
か1つの化合物。
態様22.Aはフェニルである、態様1~21のいずれか1つの化合物。
態様23.Aはピリジルである、態様1~21のいずれか1つの化合物。
態様24.Aはピリミジニルである、態様1~21のいずれか1つの化合物。
態様25.Aはピラジニルである、態様1~21のいずれか1つの化合物。
態様26.Aはピリダジニルである、態様1~21のいずれか1つの化合物。
態様27.Aは1個、又は2個の置換基で置換される、態様22~態様26のいずれか
1つの化合物。
態様28.Aは-C1~6アルキル、好ましくは-CHで置換される、態様27の化
合物。
態様29.EはOである、態様1~28のいずれか1つの化合物。
態様30.Eは結合である、態様1~28のいずれか1つの化合物。
態様31.Gは-C1~6アルキル;-C1~6ハロアルキル;
-C1~6alk-O-C1~6アルキル;又は-C3~6シクロアルキルである、態
様1~30のいずれか1つの化合物。
態様32.Gは-C1~6アルキル又は-C3~6シクロアルキルである、態様1~3
0のいずれか1つの化合物。
態様33.Gは-NR又は-OHである、態様1~30のいずれか1つの化合物

態様34.Gは、酸素ヘテロ原子を含む-ヘテロシクロアルキルである、態様1~30
のいずれか1つの化合物。
態様35.Gは-SO1~6アルキルである、態様1~30のいずれか1つの化合
物。
態様36.Gは-フェニルである、態様1~30のいずれか1つの化合物。
態様37.Gは-ピリジルである、態様1~30のいずれか1つの化合物。
態様38.Gは、-ピリミジニル又はピリダジニルである、態様1~30のいずれか1
つの化合物。
態様39.Gは-ベンゾフラニル又は-チオフェニルである、態様1~30のいずれか
1つの化合物。
態様40.Gは-フェニル-CH-O-フェニルである、態様1~30のいずれか1
つの化合物。
態様41.Gは1個、又は2個の置換基で置換される、態様36~40のいずれか1つ
の化合物。
態様42.Gはハロゲンで置換される、態様41の化合物。
態様43.Gは-C1~6アルキル;-C1~6ハロアルキル;-OC1~6ハロアル
キル;-C3~6シクロアルキル;-OC1~6アルキル;-C1~6alk-O-C
~6アルキル;又は-C(O)-C1~6アルキルで置換される、態様41又は42の化
合物。
態様44.Gは-CNで置換される、態様41~43のいずれか1つの化合物。
態様45.Gは-OHで置換される、態様41~44のいずれか1つの化合物。
態様46.Gは-C(O)-NRで置換される、態様41~45のいずれか1つ
の化合物。
態様47.A-E-Gは、
Figure 0007072690000660
である、態様1~21のいずれか1つの化合物。
態様48.RはHであり、Rは1個又は2個の置換基で置換されたCalk-シ
クロペンチルであり、置換基のうちの1つは-NR-C(O)-C(R)=CR
)であり、R、R、及びRはそれぞれHであり、Aは-CHで置換されたフ
ェニル又はピリジルであり、EはO又は結合であり、Gはフェニル又は1~6アルキルで
ある、態様1の化合物。
態様49.Rは、-NR-C(O)-C(R)=CR(R)である1個の置
換基で置換される、態様48の化合物。
態様50.A-E-Gは、
Figure 0007072690000661
である、態様48又は49の化合物。
態様51.式Iの化合物が、
Figure 0007072690000662
である、態様48、49又は50の化合物。
態様52.薬学的に許容される塩である、態様1~51のいずれか1つの化合物。
態様53.態様1~51のいずれか1つの化合物、又はそれらの薬学的に許容される塩
、及び薬学的に許容される賦形剤を含む、医薬組成物。
態様54.ブルトン型チロシンキナーゼを阻害する方法であって、当該キナーゼを、態
様1~51のいずれか1つの化合物と接触させることを含む、方法。
態様55.患者における癌を治療する方法であって、態様1~51のいずれか1つの化
合物又はそれらの薬学的に許容される塩を患者に投与することを含む、方法。
態様56.癌がマントル細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病、マクログロブリン血症、
又は多発性骨髄腫である、態様55の方法。
態様57.患者における全身性エリテマトーデスを治療する方法であって、態様1~5
1のいずれか1つの化合物又はそれらの薬学的に許容される塩を患者に投与することを含
む、方法。
態様58.患者における天疱瘡疾患又は類天疱瘡疾患を治療する方法であって、態様1
~51のいずれか1つの化合物又はそれらの薬学的に許容される塩を患者に投与すること
を含む、方法。
態様59.患者における関節リウマチを治療する方法であって、態様1~51のいずれ
か1つの化合物又はそれらの薬学的に許容される塩を患者に投与することを含む、方法。
態様60.請求項1~51のいずれか一項に記載の化合物又はそれらの薬学的に許容さ
れる塩を作製する方法。
態様61.本開示に示した化合物。

Claims (20)

  1. 有効量の、式(I):
    Figure 0007072690000663
    [式中、
    がHであり、
    が、シクロヘキシルがOHで任意に置換されるCH-シクロヘキシル;3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル;及びOH、ハロゲン、C1~6アルキル、C1~6ハロアルキル、OC1~6アルキル、CN、NR、NR-C(O)H、NR-C(O)-C1~6アルキル、NR-C(O)-C1~6ハロアルキル、NR-C(O)-O-C1~6アルキル、NR-C(O)-C1~6alk-OH、NR-C(O)-C1~6alk-NR、及びNR-C(O)-C(R)=CR(R)からなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、若しくは3個の置換基で任意に置換されたC3~6シクロアルキルからなる群から選択され、式中、
    が、H、CN、ハロゲン、C1~6ハロアルキル、及びC1~6アルキルからなる群から選択され、
    及びRが、H;C0~6alk-NR;C1~6alk-O-C1~6アルキル;C3~6シクロアルキル;C1~6アルキルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;及び-リンカー-PEG-ビオチンからなる群からそれぞれ独立して選択され、
    及びRが、H、C1~6アルキル、C(O)H、及びCNからなる群からそれぞれ独立して選択され、
    がHであり、
    又はR及びRが、結合先である窒素原子とともに、NRで任意に置換されたピロリジニル環を形成し、R及びRが、H;C1~6アルキル;NR-C(O)-C1~6アルキル;及びNR-C(O)-C(R)=CR(R)からなる群からそれぞれ独立して選択され、RがH若しくはCNであり、RがHであり、RがH若しくはシクロプロピルであり、
    Aが、ピリジル;フェニル;ピリミジニル;ピラジニル;ピリジン-2(1H)-オン;及びピリダジニルからなる群から選択され、Aが、ハロゲン、C1~6アルキル、C1~6ハロアルキル、及びOC1~6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、若しくは3個の置換基で任意に置換され、
    Eが、O、結合、及びCHからなる群から選択され、
    Gが、H;ハロゲン;C1~6アルキル;C1~6ハロアルキル;NH(C1~6アルキル);C3~6シクロアルキル;フェニル;ピリミジニル;ピリジル;ピリダジニル;ピリジン-2(1H)-オン;酸素ヘテロ原子を含有するヘテロシクロアルキル;及び-O-フェニルがCNで置換されるフェニル-CH-O-フェニルからなる群から選択され、フェニル;ピリジル;ピリダジニル;及びピリジン-2(1H)-オンが、ハロゲン、C1~6アルキル、C1~6ハロアルキル、OC1~6ハロアルキル、及びOC1~6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。]
    の化合物、あるいはその立体異性体若しくは同位体変種、又はそれらの薬学的に許容される塩と、少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤とを含む、医薬組成物であって、癌を治療するためのものである、前記医薬組成物。
  2. がHである、請求項1に記載の医薬組成物。
  3. がシクロペンチルである、請求項1又は2に記載の医薬組成物。
  4. が、NR-C(O)-C(R)=CR(R)で置換される、請求項1~3のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  5. がHである、請求項1~4のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  6. がHである、請求項1~5のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  7. がHであり、RがHである、請求項1~6のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  8. Aがフェニルである、請求項1~7のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  9. Aがピリジルである、請求項1~7のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  10. AがC1~6アルキルで置換される、請求項1~9のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  11. EがOである、請求項1~10のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  12. Eが結合である、請求項1~10のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  13. Gがフェニルである、請求項1~12のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  14. Gがピリジルである、請求項1~12のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  15. GがC1~6アルキルで置換される、請求項1~14のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  16. A-E-Gが、
    Figure 0007072690000664
    である、請求項1~7のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  17. がHであり、Rが1個又は2個の置換基でシクロペンチル置換され、前記置換基のうちの1つがNR-C(O)-C(R)=CR(R)であり、R、R、及びRが、それぞれHであり、Aがフェニル又はピリジルであり、前記フェニル又はピリジルがCHで置換され、EがO又は結合であり、Gがフェニル又は1~6アルキルである、請求項1に記載の医薬組成物。
  18. 前記癌がマントル細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病、マクログロブリン血症、又は多発性骨髄腫である、請求項1~17のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  19. 有効量の、以下からなる群から選択される化合物:
    N-((1S,4S)-4-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,4R)-4-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,4R)-4-メトキシシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2R)-2-(メチルアミノ)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-シアナミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1R,2R)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1RS,2RS)-2-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-シクロペンチル-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1r,3s,5R,7S)-3-ヒドロキシアダマンタン-1-イル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-(2-(メチルアミノ)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1R,2S)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1R,2S)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1RS,2RS)-2-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,2R)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,2S)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2S)-2-(メチルアミノ)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2R)-2-(メチルアミノ)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1R,2R)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-ホルムアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,2R)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,2S)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-(4-(メチルアミノ)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,4S)-4-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,3R)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,3R)-3-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-(ジメチルアミノ)シクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-((E)-4-(ジメチルアミノ)ブタ-2-エナミド)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,4S)-4-((E)-4-(メチルアミノ)ブタ-2-エナミド)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-((E)-4-アミノブタ-2-エナミド)シクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S)-3-(メチルアミノ)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-シクロペンチル-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-シクロペンチル-5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)-5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,3R)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)-5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,4S)-4-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1S,4S)-4-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-(rac-(1,3-cis)-3-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)-5-(R)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,3R)-3-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2R)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2S)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2S)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2S)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(3-クロロ-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-ヒドロキシシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-ヒドロキシシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-ヒドロキシシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-(trans-(1R,4R)-4-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    trans-N-((1RS,3RS)-3-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    tert-ブチル((1R,3S)-3-(4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート;
    tert-ブチルtrans-((1R,4R)-4-(4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート;
    N-((1-ヒドロキシシクロヘキシル)メチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-((E)-4-(ジメチルアミノ)ブタ-2-エナミド)シクロペンチル)-5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2R)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-ヒドロキシシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-N-((1S,2R)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-N-((1S,3R)-3-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    tert-ブチル((1S,4S)-4-(4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート;
    N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェニルピリミジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-シクロブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-シクロブトキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェニルピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(3-クロロ-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェニルピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(3-(ピリジン-2-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピラジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(3-(ピリジン-3-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェニルピリダジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-シクロブトキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-イソプロポキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-イソプロピルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-イソプロポキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-(3-クロロプロパンアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-イソプロポキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-シクロブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-(ピリミジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,3R)-3-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-(2-アミノアセトアミド)シクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(6-イソプロポキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(6-シクロブトキシ-2-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,3S)-3-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(3-クロロ-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,3R)-3-((E)-4-(ジメチルアミノ)ブタ-2-エナミド)シクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,3S)-3-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-(2-アミノアセトアミド)シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(6-シクロブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェニルピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-イソプロピルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(4-イソプロポキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェニルピリダジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェニルピリミジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェニルピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(3-(ピリジン-2-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    ラセミcisN-((1RS,3RS)-3-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    ラセミtransN-((1RS,3RS)-3-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1RS,2RS)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1RS,3RS)-3-アミノシクロペンチル)-5-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1RS,3RS)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピラジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリミジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリミジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(S)-(4-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリミジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピラジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-([2,3’-ビピリジン]-4-イル)-N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェニルピリダジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(3-(ピリジン-3-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-([2,2’-ビピリジン]-4-イル)-N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-([2,3’-ビピリジン]-4-イル)-N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(3-(ピリジン-2-イル)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(6-(イソプロピルアミノ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(6-フェノキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(2-イソプロピルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-イソプロピルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2-フェノキシピリミジン-5-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-([2,2’-ビピリジン]-4-イル)-N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N-((1R,2S)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(5-フェノキシピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N-((1R,2S)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-メチル-4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-フェニルピリダジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(2-フェニルピリジン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(R)-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N-((1R,2R)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N-((1R,3S)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N-((1R,2R)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-シクロブチルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-シクロブチルピリジン-4-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-N-((1R,2S)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N-((1R,2S)-2-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-(((S)-テトラヒドロフラン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N-((1R,3S)-3-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-(((R)-テトラヒドロフラン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N-((1R,3R)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,4S)-4-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N-((1S,3R)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-(シクロペンチルオキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アセトアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2S)-2-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N-((1S,3S)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N-((1S,3S)-3-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブトキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N-((1S,3S)-3-プロピオンアミドシクロペンチル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N-((1S,3R)-3-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N-((1S,3R)-3-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    (S)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-2-(3-(メチルアミノ)ピロリジン-1-カルボニル)-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-4(5H)-オン;
    (S)-N-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)プロピオンアミド;
    (S)-N-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)アセトアミド;
    (S)-2-(3-アミノピロリジン-1-カルボニル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-4(5H)-オン;
    (S)-2-(3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-カルボニル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-4(5H)-オン;
    N-((1R,3R)-3-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-N-((1R,3R)-3-プロピオンアミドシクロヘキシル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-メチル-4-(ピリダジン-3-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,3S)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1r,4r)-4-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(4-メチル-6-フェノキシピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    (S)-N-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)アクリルアミド;
    (R)-N-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)アクリルアミド;
    (S,E)-2-シアノ-3-シクロプロピル-N-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)アクリルアミド;
    (R,E)-2-シアノ-3-シクロプロピル-N-(1-(5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボニル)ピロリジン-3-イル)アクリルアミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(3-イソプロピルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1S,2R)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-(2-アミノアセトアミド)シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アセトアミドシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-((1R,2R)-2-(2-(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-(2-(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アミノシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,3R)-3-アセトアミドシクロペンチル)-5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アミノシクロペンチル)-5-(3-イソプロピルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロペンチル)-5-(4-イソプロポキシ-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル)-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1S,2R)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    5-(4-(3-((2-シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)-2-メチルフェニル)-N-シクロヘキシル-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-(5-(4-(3-((2-シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)-2-メチルフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-イル)シクロプロパンカルボキサミド;
    N-シクロヘキシル-5-(2-メチル-4-フェノキシフェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-シクロヘキシル-4-オキソ-5-(4-フェノキシフェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N1-((E)-4-(((1S,2R)-2-(5-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)-4-オキソブタ-2-エン-1-イル)-N5-(15-オキソ-19-((3aS,4S,6aR)-2-オキソヘキサヒドロ-1H-チエノ[3,4-d]イミダゾール-4-イル)-4,7,10-トリオキサ-14-アザノナデシル)グルタルアミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-((E)-2-シアノ-3-シクロプロピルアクリルアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(4-メチル-6-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-6-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(4-メチル-6-オキソ-1-(ピリダジン-3-イル)-1,6-ジヒドロピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(4-メチル-6-オキソ-1-(ピリダジン-3-イル)-1,6-ジヒドロピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロヘキシル)-5-(2-メチル-6-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-6-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-6-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-(ピリダジン-3-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(6’-メチル-2-オキソ-2H-[1,2’-ビピリジン]-5’-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-6-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(5-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)ピリジン-2-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(5-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-2-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-4-(ピリミジン-5-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-(ピリミジン-2-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6-(ピリジン-2-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(4-メチル-6-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(5-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-6-(ピリミジン-5-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(5-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-2-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-6-(ピリジン-3-イルオキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(2-メチル-6-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-メチル-4-((6-メチルピリジン-2-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-メチル-4-((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-メチル-4-((2-メチルピリジン-3-イル)オキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-(ピリミジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-メチル-4-(ピリミジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(S)-(2-メチル-4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-5-(R)-(2-メチル-4-(ピリジン-2-イルオキシ)フェニル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-((E)-2-シアノ-3-(3-メチルオキセタン-3-イル)アクリルアミド)シクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;
    N-((1R,2S)-2-((E)-2-シアノ-4-エトキシ-4-メチルペント-2-エナミド)シクロペンチル)-5-(S)-(6-イソブチル-4-メチルピリジン-3-イル)-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;及び
    N-((1R,2S)-2-アクリルアミドシクロペンチル)-4-オキソ-5-(4-(ピリミジン-5-イルオキシ)フェニル)-4,5-ジヒドロ-3H-1-チア-3,5,8-トリアザアセナフチレン-2-カルボキサミド;又は
    それらの同位体変種、若しくは薬学的に許容される塩と、
    少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤と
    を含む、医薬組成物であって、癌を治療するためのものである、前記医薬組成物。
  20. 前記癌がマントル細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病、マクログロブリン血症、又は多発性骨髄腫である、請求項19に記載の医薬組成物。
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