JP2018536686A - ブルトン型チロシンキナーゼの阻害剤としての多環式化合物 - Google Patents

ブルトン型チロシンキナーゼの阻害剤としての多環式化合物 Download PDF

Info

Publication number
JP2018536686A
JP2018536686A JP2018530000A JP2018530000A JP2018536686A JP 2018536686 A JP2018536686 A JP 2018536686A JP 2018530000 A JP2018530000 A JP 2018530000A JP 2018530000 A JP2018530000 A JP 2018530000A JP 2018536686 A JP2018536686 A JP 2018536686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxo
thia
dihydro
carboxamide
triazaacenaphthylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018530000A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6835846B2 (ja
JP2018536686A5 (ja
Inventor
アローラ,ニドヒ
エム. バカニー,ジェネシィス
エム. バカニー,ジェネシィス
バーベイ,ジョセフ,ケント
ディー. ベンベネック,スコット
ディー. ベンベネック,スコット
ツァイ,ミン
チェン,ウェイ
プーリー デクハット,シャーロット
プーリー デクハット,シャーロット
ピー. エドワーズ,ジェームス
ピー. エドワーズ,ジェームス
ゴッシュ,ブラーマナンダ
クルーター,ケヴィン
リー,ガン
エス. ティケナー,マーク
エス. ティケナー,マーク
ディー. ベナブル,ジェニファー
ディー. ベナブル,ジェニファー
ウェイ,ジエンメイ
ジェイ.エム. ウィーナー,ジョン
ジェイ.エム. ウィーナー,ジョン
ウー,ヤオ
シャオ,クン
ザン,フェイフアン
ジュ,ヤオピン
Original Assignee
ヤンセン ファーマシューティカ エヌ.ベー.
ヤンセン ファーマシューティカ エヌ.ベー.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤンセン ファーマシューティカ エヌ.ベー., ヤンセン ファーマシューティカ エヌ.ベー. filed Critical ヤンセン ファーマシューティカ エヌ.ベー.
Publication of JP2018536686A publication Critical patent/JP2018536686A/ja
Publication of JP2018536686A5 publication Critical patent/JP2018536686A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6835846B2 publication Critical patent/JP6835846B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D495/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D495/12Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains three hetero rings
    • C07D495/16Peri-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/495Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
    • A61K31/505Pyrimidines; Hydrogenated pyrimidines, e.g. trimethoprim
    • A61K31/519Pyrimidines; Hydrogenated pyrimidines, e.g. trimethoprim ortho- or peri-condensed with heterocyclic rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P17/00Drugs for dermatological disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P19/00Drugs for skeletal disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P19/00Drugs for skeletal disorders
    • A61P19/02Drugs for skeletal disorders for joint disorders, e.g. arthritis, arthrosis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • A61P35/02Antineoplastic agents specific for leukemia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/02Immunomodulators
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D519/00Heterocyclic compounds containing more than one system of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system not provided for in groups C07D453/00 or C07D455/00

Abstract

本開示は、ブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤としての式(I)の化合物及びそれらの調製、並びに式(I)の化合物を含む組成物を対象とする。
【化1】

Description

本開示は、小分子チロシンキナーゼ阻害剤を対象とする。
関節リウマチ(「RA」)は、関節のライニングに影響を与える慢性、自己免疫、炎症性疾患であり、骨侵食及び関節変形をもたらし得る痛みを伴う腫脹を引き起こす。RAが社会に与える影響は著しいものである。RAは、相対的に高い罹患率(米国人口の約1%がRAを罹患)を有し、不可逆的な関節損傷を生じさせ、広範に併存疾患(co-morbities)を発生させる。多くの患者は、現在市販されているバイオ医薬品及び低分子医薬品から利益を得ているものの、大部分の患者は、今もなおこの疾患の慢性痛及び炎症に苦しんでいる。
癌、特にマントル細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病、マクログロブリン血症、及び多発性骨髄腫は、引き続き患者を苦しめている。癌の代替的な有効な処置は、今もなお必要である。
ヒトブルトン型チロシンキナーゼ(「Btk」)は、非受容体チロシンキナーゼのTecファミリーに属する〜76kDaタンパク質である。Tecキナーゼは、哺乳動物細胞において2番目に大きい非受容体型チロシンキナーゼのファミリーであり、BTKに加えて、4種類の他のメンバー(名称の由来となったキナーゼであるTEC、ITK、TXK/RLK、及びBMX)からなる。Tecキナーゼは脊椎動物を通して進化的に保存されている。これらは、より大きなSrc及びSykキナーゼファミリーに関連するが、構造的に異なっている。Tecファミリータンパク質は、造血組織において多量に発現し、哺乳動物における血液及び内皮細胞の増殖及び分化において重要な役割を果たす。
当該技術分野で説明されているIHC研究によるBtk発現に基づくと、Btk阻害は、B細胞、マクロファージ、マスト細胞、破骨細胞、及び血小板微粒子に関連する生態を調節する可能性を有する。Corneth,O.B.,et al.Curr.Top.Microbiol.Immunol.BTK Signaling in B Cell Differentiation and Autoimmunity.2015 Sept.5。RAにおけるB細胞の役割は、リツキシマブ(商標)を用いたB細胞の枯渇に対して医療所で示される治療効果によって支持される。自己反応性抗体は、滑膜炎においてこのような重要な役割を果たすので、B細胞コンパートメントの治療的調節は、初期RAを治療し、最早期に疾患を調節する可能性のある、魅力的なメカニズムである。コラーゲン誘導関節炎(CIA)などのマウスモデルにおけるB細胞の枯渇は、関節炎の発症を予防する。Svensson,et al.(1998)B cell−deficient mice do not develop type II collagen−induced arthritis(CIA).Clin Exp Immunol 111,521〜526。
本開示は、式(I):
Figure 2018536686
[式中、
はH若しくはC1〜6アルキルであり、
はNR−C(O)−C)=CR(R);NR;OH;CN;オキソ;O−C1〜6アルキル;ハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;C1〜6alk−OH;C3〜6シクロアルキル;C1〜6アルカリル;SO1〜6アルキル;SO2〜6アルケニル;NR−C(O)−C1〜6alk−NR;NR−C(O)−C1〜6アルキル;NR−C(O)−O−C1〜6アルキル;NR−C(O)−C3〜6シクロアルキル;NR−C(O)H;NR−C(O)−C3〜6シクロアルキル;NR−C(O)−C1〜6ハロアルキル;NR−C(O)−アルキニル;
NR−C(O)−C6〜10アリール;NR−C(O)−ヘテロアリール;NR−C(O)−C1〜6alk−CN;
NR−C(O)−C1〜6alk−OH;NR−C(O)−C1〜6alk−SO−C1〜6アルキル;
NR−C(O)−C1〜6alk−NR;NR−C(O)−C1〜6alk−O−C1〜6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、若しくは3個の置換基で任意に置換されたC0〜6alk−シクロアルキルからなる群から選択され、C1〜6alkはOH、OC1〜6アルキル、若しくはNR;及びNR−C(O)−C0〜6alk−ヘテロシクロアルキルで任意に置換され、C0〜6alkはオキソで任意に置換され、ヘテロシクロアルキルはC1〜6アルキルで任意に置換され、
及びRはH;C1〜6アルキル;C3〜6シクロアルキル;C(O)H;及びCNからなる群からそれぞれ独立して選択され、
はH、CN、ハロゲン、C1〜6ハロアルキル、及びC1〜6アルキルからなる群から選択され、
及びRはH;C0〜6alk−NR;C1〜6alk−OH;C1〜6アルキルで任意に置換されたC0〜6alk−C3〜6シクロアルキル;ハロゲン;C1〜6アルキル;OC1〜6アルキル;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;
1〜6alk−NH−C0〜6alk−O−C1〜6アルキル;C(O)C1〜6アルキル若しくはC1〜6アルキルで任意に置換されたC0〜6alk−ヘテロシクロアルキル;C1〜6alk−NHSO−C1〜6アルキル;
1〜6alk−SO−C1〜6アルキル;−NHC(O)−C1〜6アルキル;及び−リンカー−PEG−ビオチンからなる群からそれぞれ独立して選択され、
はH若しくは−C1〜6アルキルである、
又はR及びRは、結合先である窒素原子とともに、NRで任意に置換されたピロリジニル環を形成し、R及びRはH;C1〜6アルキル;NR−C(O)−C1〜6アルキル;及びNR−C(O)−C(R)=CR(R)からなる群からそれぞれ独立して選択され、RはHであり、Rは、H又はCNであり、RはHであり、RはH若しくはシクロプロピルであり、
Aは結合;ピリジル;フェニル;ナフタレニル(napthalenyl);ピリミジニル;ピラジニル;ピリダジニル;ハロゲンで任意に置換されたベンゾ[d][1,3]ジオキソリル;ベンゾチオフェニル;及びピラゾリルからなる群から選択され、AはC1〜6アルキル;ハロゲン;SF;OC1〜6アルキル;C(O)−C1〜6アルキル;及びC1〜6ハロアルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換され、
EはO、結合、C(O)−NH、CH、及びCH−Oからなる群から選択され、
GはH;C3〜6シクロアルキル;フェニル;チオフェニル;C1〜6アルキル;ピリミジニル;ピリジル;ピリダジニル;ベンゾフラニル;C1〜6ハロアルキル;酸素ヘテロ原子を含有するヘテロシクロアルキル;フェニル−CH−O−フェニル;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;NR;SO1〜6アルキル;及びOHからなる群から選択され、フェニル;ピリジル;ピリダジニル;ベンゾフラニル;若しくはチオフェニルは、ハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;OC1〜6ハロアルキル;C3〜6シクロアルキル;OC1〜6アルキル;CN;OH;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;C(O)−NR;及びC(O)−C1〜6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、若しくは3個の置換基で任意に置換される。]の化合物、その立体異性体及び同位体変種、並びにそれらの薬学的に許容される塩を対象とする。
式(I)の化合物を含む組成物についても説明する。式(I)の化合物の使用方法も、本発明の範囲内である。
本開示は、以下の用語集及び結論付ける実施例を含む、以下の説明を参照することによって、より完全に理解され得る。また、明確にするために本明細書で別々の態様の文脈で説明する、本開示の組成物及び方法の特定の複数の特徴は、単一の態様において組み合わせて提供され得ることも理解される。逆に、簡潔にするために単一の態様の文脈で説明する、本開示の組成物及び方法の種々の特徴が、別々に若しくは任意のサブコンビネーションとして提供される場合もある。
単独で、又は置換基の一部として使用するとき、用語「アルキル」は、鎖に1〜12個の炭素原子(「C1〜12」)、好ましくは1〜6個の炭素原子(「C1〜6」)を有する、直鎖又は分岐鎖アルキル基を指す。アルキル基の例には、メチル(Me、Cアルキル)エチル(Et、Cアルキル)、n−プロピル(Cアルキル)、イソプロピル(Cアルキル)、ブチル(Cアルキル)、イソブチル(Cアルキル)、sec−ブチル(Cアルキル)、tert−ブチル(Cアルキル)、ペンチル(Cアルキル)、イソペンチル(Cアルキル)、tert−ペンチル(Cアルキル)、ヘキシル(Cアルキル)、イソヘキシル(Cアルキル)、並びに当業者及び本明細書に記載の教示を考慮して、前述の例のいずれか1つと等価であるとみなされる基が挙げられる。
本明細書で炭素元素の範囲、例えば、C1〜6を使用するとき、全ての範囲、並びに炭素原子の個々の数が包含される。例えば、「C1〜3」は、C1〜3、C1〜2、C2〜3、C、C、及びCを含む。
用語「C1〜6alk」は、1個、2個、3個、4個、5個、又は6個の炭素原子を有する脂肪族リンカーを指し、例えば、CH、CH(CH)、CH(CH)−CH、及びC(CH−である。用語「−Calk−」は結合を指す。いくつかの態様では、C1〜6alkは、オキソ基又はOHで置換され得る。
単独で、又は置換基の一部として使用するとき、用語「アケニル」は、2〜12個の炭素原子(「C2〜12」)、好ましくは2〜6個の炭素原子(「C2〜6」)を有する直炭素鎖又は分岐炭素鎖を指し、炭素鎖は、少なくとも1個、好ましくは1〜2個、より好ましくは1個の二重結合を含む。例えば、アルケニル部分には、アリル、1−プロピフェン−3−イル、1−ブテン−4−イル、プロパ−1,2−ジエン−3−イルなどが挙げられるが、これらに限定されない。
単独で、又は置換基の一部として使用するとき、用語「アルキニル」は、2〜12個の炭素原子(「C2〜12」)、好ましくは2〜6個の炭素原子(「C2〜6」)を有する直炭素鎖又は分岐炭素鎖を指し、炭素鎖は、少なくとも1個、好ましくは1〜2個、より好ましくは1個の三重結合を含む。例えば、アルキニル部分には、ビニル、1−プロピン−3−イル、2−ブチン−4−イルなどが挙げられるが、これらに限定されない。
用語「アリール」は、フェニル、ナフチルなど6〜10個の炭素原子(「C6〜10」)を有する芳香族炭素環基(carbocylic aromatic groups)を指す。
用語「シクロアルキル」は、3〜10個の炭素原子(「C3〜10」)、好ましくは3〜6個の炭素原子(「C3〜6」)を有する、単環非芳香族炭化水素基を指す。シクロアルキル基の例には、例えば、シクロプロピル(C)、シクロブチル(C)、シクロペンチル(C)、シクロヘキシル(C)、1−メチルシクロプロピル(C)、2−メチルシクロペンチル(C)、アダマンタニル(C10)などが挙げられる。
用語「ヘテロシクロアルキル」は、O、N、及びSからなる群から選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含む、任意の5〜10員の単環式又は二環式飽和環構造を指す。ヘテロシクロアルキル基は、結果として安定した構造になるように、環の任意のヘテロ原子又は炭素原子において結合されてよい。好適なヘテロシクロアルキル基の例には、アゼパニル、アジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ジオキソラニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ジオキサニル、モルホリニル、ジチアニル、チオモルホリニル、オキサゼパニル、オキシラニル、オキセタニル、キヌクリジニル、テトラヒドロフラニル(tetrahyofuranyl)、テトラヒドロピラニル、ピペラジニル、ヘキサヒドロ−5H−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピロリル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソリルなどが挙げられる。
用語「ヘテロアリール」は、炭素原子、並びに窒素、酸素、及び硫黄から選択される4個以下のヘテロ原子を含む単環式又は二環式芳香族環構造を指す。ヘテロアリール環は、合計で5個、6個、9個、又は10個の環原子(「C5〜10」)を含み得る。ヘテロアリール基の例には、ピロリル、フリル、チエニル、オキサゾリル、イミダゾリル、プラゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピラニル、フラザニル、インドリジニル、インドリル、イソインドリニル、インダゾリル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル、ベンズイミダゾリル、ベンズチアゾリル、プリニル、キノリジニル、キノリニル、イソキノリニル、イソチアゾリル、シンノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチリジニル(naphthyridinyl)、プテリジニルなどが挙げられるが、これらに限定されない。
用語「ハロゲン」は、塩素、フッ素、臭素又はヨウ素を表す。用語「ハロ」は、クロロ、フルオロ、ブロモ又はヨードを表す。
用語「ハロアルキル」は、1個以上の水素原子が1個以上のハロゲン原子で置換されているアルキル部分を指す。1つの例示的な置換基は、フルオロである。本開示の好ましいハロアルキル基には、トリフルオロメチル基などトリハロゲン化アルキル基が挙げられる。
用語「オキソ」は、=O部分を指し、同一炭素原子からの2個の水素がカルボニルで置換されている。例えば、オキソ置換ピロリジニル部分は、ピロリジン−2−オン部分又はピロリジン−3−オン部分であってよい。
用語「ベンゾフラニル」は、以下の部分を指す。
Figure 2018536686
ベンゾフラニル部分は、2、3、4、5、6、又は7位の炭素原子のいずれか1つを介して結合し得る。
「ベンゾ[d][1,3]ジオキソリル」は以下の部分を表す。
Figure 2018536686
ベンゾ[d][1,3]ジオキソリル部分は、2、4、5、6又は7位の炭素原子のいずれか1つを介して結合し得る。「ベンゾ[d][1,3]ジオキソリル部分」がハロゲンで置換された態様では、以下の部分が好ましい。
Figure 2018536686
「ベンゾチオフェニル」という用語は、以下の部分を指す。
Figure 2018536686
ベンゾチオフェニル部分は、2、3、4、5、6、又は7位の炭素原子のうちいずれか1つを介して結合し得る。
「フェニル」という用語は、以下の部分を指す:
Figure 2018536686
フェニル部分は、炭素原子のいずれかを介して結合し得る。
用語「ナフタレニル」(すなわち、ナフチル)は、以下の部分を指す。
Figure 2018536686
ナフタレニルは、1、2、3、4、5、6、7又は8位の炭素原子のいずれか1つを介して結合し得る。
用語「ピリジル」は、以下の部分を表す。
Figure 2018536686
ピリジル部分は、2位、3位、4位、5位、又は6位の炭素原子のいずれか1つを介して結合し得る。
用語「ピリミジニル」は、以下の部分を表す。
Figure 2018536686
ピリミジニル部分は、2位、3位、4位、5位、又は6位の炭素原子のいずれか1つを通して結合することができる。
用語「ピラジニル」は、以下の部分を表す。
Figure 2018536686
ピラジニル部分は、2位、3位、5位、又は6位の炭素原子のいずれか1つを通して結合することができる。
用語「ピリダジニル」は、以下の部分を表す。
Figure 2018536686
ピリダジニル部分は、3位、4位、5位、又は6位の炭素原子のいずれか1つを介して結合し得る。
用語「ピラゾリル」は、以下の部分を表す。
Figure 2018536686
ピラゾリル部分は、1位、2位、3位、4位、又は5位の炭素原子のいずれか1つを通して結合することができる。
用語「チオフェニル」は、以下の部分を表す:
Figure 2018536686
チオフェニル部分は、2−、3−、4−、又は5−位の炭素原子のいずれか1つを通して結合することができる。
用語「リンカーPEG−ビオチン」は、−リンカー−PEG−CH−NH−ビオチニルを含む部分を指す。リンカーPEG−ビオチン部分を含む本開示の化合物は、本明細書に記載のいずれかの方法に従って使用することができる。あるいは、リンカーPEG−ビオチン部分を含む本開示の化合物は、当該技術分野において周知の方法に従って、診断プローブとして使用することができる。好ましいリンカーは当該技術分野において周知であり、リンカー−CH−NHC(O)−(CH−C(O)−NH−CH−が特に好ましい。好ましいPEG部分は、−CH−CH−O−の繰り返し部分を少なくとも2個又は3個含む。好ましいリンカー−PEG−ビオチン部分を以下に示す。
Figure 2018536686
用語「ピペリジニル」は、以下の部分を示す。
Figure 2018536686
ピペリジニル部分は、許容されるときには、1、2、3、4、5、又は6位の原子のうちいずれか1つを介し結合し得る。
用語「ピロリジニル」は、次の部分を表す:
Figure 2018536686
ピペリジニル部分が置換基である場合、許容されるときには、1、2、3、4、又は5位の炭素原子のうちいずれか1つを介して結合し得る。
用語「オキサゼパニル」は、1個の環窒素原子と、1個の環酸素原子と、を有する、7員ヘテロシクロアルキル部分を指す。例には、1,3−オキサゼパニル及び1,4−オキサゼパニル部分が挙げられる。
Figure 2018536686
オキサゼパニル部分が置換基である場合、許容されるときには、いずれかの環炭素原子又は窒素原子を介して結合し得る。
用語「アジリジニル」は、1個の環窒素を有する、3員ヘテロシクロアルキル部分を表す。アジリジニル部分が置換基である場合、許容されるときには、いずれかの環炭素原子又は窒素原子を介して結合し得る。
用語「アゼチジニル」は、1個の環窒素を有する、4員ヘテロシクロアルキル部分を表す。アゼチジニル部分が置換基である場合、許容されるときには、いずれかの炭素原子又は窒素原子を介して結合し得る。
用語「アゼパニル」は、1個の環窒素を有する、7員ヘテロシクロアルキル部分を表す。アゼパニル部分が置換基(substitutent)である場合、許容されるときには、いずれかの炭素原子又は窒素原子を介して結合し得る。
用語「キヌクリジニル」は、以下の部分を表す。
Figure 2018536686
開示の範囲では、キヌクリジニル部分が置換基である場合、環状炭素原子のうちのいずれか1つを介して式(I)の化合物に結合し得る。
用語「イミダゾリジニル」は、以下の部分を表す。
Figure 2018536686
イミダゾリジニル部分が置換基である場合、許容されるときには、1、2、3、4、又は5位の原子のうちいずれか1つを介して結合し得る。
用語「ピペラジニル」は、次の部分を表す:
Figure 2018536686
ピペラジニル部分は、許容されるときには、1、2、3、4、5、又は6位の原子のうちいずれか1つを介して結合し得る。
用語「モルホリニル」は、次の部分を表す:
Figure 2018536686
モルホリニル部分が置換基である場合、許容されるときには、2、3、4、5、又は6位の原子のうちいずれか1つを介して結合し得る。
用語「テトラヒドロピラニル」は、1個の環酸素を有する、6員ヘテロシクロアルキル部分を表す。テトラヒドロピラニル部分は、環上の任意の炭素原子を介して結合し得る。
用語「テトラヒドロフラニル」は、1個の環酸素を有する、5員ヘテロシクロアルキル部分を表す。テトラヒドロフラニル部分は、環上の任意の炭素原子を介して結合し得る。
本明細書で使用するとき、用語「式(I)の化合物」は、「式(I)」の化合物、並びに式(I)の亜属のいずれかの化合物を含む。
「薬学的に許容される」は、連邦政府若しくは州政府の規制当局又は米国以外の国の該当する当局により承認された又は承認可能であること、あるいは動物における、より具体的にはヒトにおける使用について米国薬局方又は他の一般的に認知されている薬局方に列挙されていることを意味する。
「薬学的に許容される塩」は、薬学的に許容され、親化合物の所望の薬理学的活性を有する、本開示の化合物の塩を指す。特に、そのような塩は、非毒性であり、無機又は有機酸付加塩及び塩基付加塩であり得る。具体的には、かかる塩として、(1)無機酸、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などと形成された、若しくは、有機酸、例えば酢酸、プロピオン酸、ヘキサン酸、シクロペンタンプロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、乳酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、3−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、ケイ皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、1,2−エタン−ジスルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4−クロロベンゼンスルホン酸、2−ナフタレンスルホン酸、4−トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸、4−メチルビシクロ[2.2.2]−オクタ−2−エン−1−カルボン酸、グルコヘプトン酸、3−フェニルプロピオン酸、トリメチル酢酸、三級ブチル酢酸、ラウリル硫酸、グルコン酸、グルタミン酸、ヒドロキシナフトエ酸、サリチル酸、ステアリン酸、ムコン酸などと形成された、酸付加塩、又は、(2)どちらかの親化合物中に存在する酸性プロトンが、金属イオン、例えば、アルカリ金属イオン、アルカリ土類イオン、若しくはアルミニウムイオンで置換されると形成された、若しくは、有機塩基、例えばエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルグルカミンなどと配位された、塩が挙げられる。更なる塩類としては、あくまで例示にすぎないが、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アンモニウム、テトラアルキルアンモニウムなど、化合物が塩基性官能基を含有する場合は、塩酸塩、臭化水素酸塩、酒石酸塩、メシル酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、シュウ酸塩のような非毒性の有機酸又は無機酸の塩が挙げられる。
「薬学的に許容されるビヒクル」は、本開示の化合物と共に投与される希釈剤、アジュバント、賦形剤、又は担体を指す。「医薬的に許容される賦形剤」は、薬理学的組成物に添加されるか、あるいは薬剤の投与を容易にする賦形剤、担体又は希釈剤として用いられかつ当該薬剤と相溶する、例えば、不活性な物質のような、毒性を有しないか、生物学的に許容されるか、あるいは患者に投与するうえで生物学的に適した物質を指す。賦形剤の例としては、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、様々な糖及びデンプンの種類、セルロース誘導体、ゼラチン、植物、油及びポリエチレングリコールが挙げられる。
「対象」には、ヒトが含まれる。「ヒト」、「患者」、及び「対象」という用語は、本明細書において互換可能に使用される。
任意の疾患又は障害を「治療する」又はそれらの「治療」は、一実施形態において、疾患又は障害を寛解させること(すなわち、疾患又は少なくとも1つのその臨床症状の進展を阻止又は低減すること)を指す。別の実施形態では、「治療する」又は「治療」とは、対象によって認識されない場合がある少なくとも1つの身体的パラメータを寛解させることを指す。更に別の実施形態では、「治療する」又は「治療」とは、身体的(例えば、認識可能な症状の安定化)、生理学的(例えば、身体的パラメータの安定化)のいずれか又はその両方において、疾患又は障害を調節することを指す。更に別の実施形態では、「治療する」又は「治療」とは、疾患又は障害の発症を遅延させることを指す。
「本開示の化合物」及び等価な表現は、本明細書に記載されている式(I)の化合物を包含することを意味し、この表現は、状況から許容される場合は薬学的に許容される塩及び溶媒和物、例えば水和物を含む。同様に、中間体に対する言及は、それ自体が特許請求されていようといまいと、状況から許容される場合はその塩及び溶媒和物を包含することを意味する。
本明細書で使用するとき、「同位体変種」という用語は、そのような化合物を構成する1個又は2個以上の原子に、不自然な割合の同位体を含有する化合物を指す。例えば、化合物の「同位体変種」を、放射標識することができ、すなわち、例えば重水素(H又はD)、炭素−13(13C)、窒素−15(15N)などのような非放射性同位体を1つ又は2つ以上含有することができる。そのような同位体置換が行われる化合物において、存在する場合は以下の原子は、例えば、任意の水素がH/Dであり得るか、任意の炭素が13Cであり得るか、又は任意の窒素が15Nであり得るように、変わり得ること、及びそのような原子の存在又は配置は、当業者によって決定され得ることが理解される。同様に、本開示は、例えば、得られる化合物が薬物及び/又は基質組織分布研究に使用され得る場合に、放射線同位体による同位体変種の調製を含むことができる。本開示の放射標識化合物を、単光子放出コンピュータ断層撮影法(SPECT)などの診断法にて使用することができる。放射性同位体トリチウム、すなわち、H、及び炭素−14、すなわち、14Cは、それらの組み込みやすさ及び検出法の準備しやすさのため特に有用である。更に、11C、18F、15O及び13Nのような陽電子放出同位体により置換されている化合物を調製することもでき、基質受容体占有率を検査する陽電子放出断層撮影法(PET)研究に有用である。
本開示の化合物の全ての同位体変種は、放射性であっても、なくても、本開示の範囲内に包含されることが意図される。
同じ分子式を有するが、性質又はその原子の結合の配列又は空間におけるその原子の配置が異なる化合物を、「異性体」と呼ぶことも、理解される。空間におけるその原子の配置において異なる異性体、例えば、ジアステレオマー、鏡像異性体、及びアトロプ異性体を、「立体異性体」と呼ぶ。
互いの鏡像ではない立体異性体を、「ジアステレオマー」と呼び、互いの重ね合わせられない鏡像である立体異性体を、「鏡像異性体」と呼ぶ。化合物が不斉中心を有するとき、例えば、4つの異なる基に結合している場合、1対の鏡像異性体が可能である。エナンチオマーは、その不斉中心の絶対配置を特徴とすることができ、カーン・プレログのR−及びS−順位則によって記述されるか、又は分子が偏光面を回転させる様式によって、右旋性若しくは左旋性(すなわち、それぞれ(+)又は(−)異性体)として指定される。キラル化合物は、個々のエナンチオマー又はその混合物として、存在し得る。等比率の鏡像異性体を含有する混合物を、「ラセミ混合物」と呼ぶ。
「アトロプ異性体」は、単結合の周りでの束縛回転のために生じる立体異性体を指す。
「互変異性体」は、特定の化合物構造の互換可能な形態であり、水素原子及び電子の置換が異なる化合物を指す。したがって、2つの構造は、π電子及び原子(通常、H)の移動を通して、平衡であってもよい。例えば、エノール及びケトンは、酸又は塩基のいずれかで処理することによって迅速に相互変換されるので、互変異性体である。互変異性の別の例は、フェニルニトロメタンの酸形態及びニトロ形態であり、これらは同様に酸又は塩基で処理することにより形成される。
互変異性体形態は、対象化合物の最適な化学的反応性及び生物活性の達成に関連する場合がある。
本開示の化合物は、1つ又は2つ以上の不斉中心を有する場合があるので、かかる化合物が、個々の(R)−若しくは(S)−立体異性体として、又はこれらの混合物として生成する可能性がある。
特に指示しない限り、明細書及び特許請求の範囲における特定の化合物の記載又は命名は、ラセミ体又は他のもののその個々の鏡像異性体及び混合物の両方を含むことを意図する。本開示内では、本明細書に記載の任意の構造における炭素原子、酸素原子、又は窒素原子上での開原子価の出現は、水素原子の存在を示す。構造内にキラル中心が存在するものの、その中心には特定の立体化学が示されない場合、両エナンチオマーは、個々に、又は混合物として、この構造により包含される。立体化学の決定及び立体異性体の分離の方法は、当該技術分野で周知である。
本開示は、式(I):
Figure 2018536686
[式中、
は、H又はC1〜6アルキルであり、
は、NR−C(O)−C(R)=CR(R);NR;OH;CN;オキソ;O−C1〜6アルキル;ハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;C1〜6alk−OH;C3〜6シクロアルキル;1〜6アルカンアリール;SO1〜6アルキル;SO2〜6アルケニル;NR−C(O)−C1〜6alk−NR;NR−C(O)−C1〜6アルキル;NR−C(O)−O−C1〜6アルキル;NR−C(O)−C3〜6シクロアルキル;NR−C(O)H;NR−C(O)−C3〜6シクロアルキル;NR−C(O)−C1〜6ハロアルキル;NR−C(O)−アルキニル;
NR−C(O)−C6〜10アリール;NR−C(O)−ヘテロアリール;NR−C(O)−C1〜6alk−CN;NR−C(O)−C1〜6alk−OH;NR−C(O)−C1〜6alk−SO−C1〜6アルキル;NR−C(O)−O−C1〜6アルキル;NR−C(O)−C1〜6alk−NR;NR−C(O)−C1〜6alk−O−C1〜6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換されたC0〜6alk−シクロアルキルからなる群から選択され、C1〜6alkは、OH、OC1〜6アルキル、及びNR;並びにNR−C(O)−C0〜6alk−ヘテロシクロアルキルからなる群から選択されるメンバーで任意に置換され、C0〜6alkは、オキソで任意に置換され、ヘテロシクロアルキルは、C1〜6アルキルで任意に置換され、
及びRは、H;C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、C(O)H、及びCNからなる群からそれぞれ独立して選択され、
は、H、ハロゲン、C1〜6ハロアルキル、及びC1〜6アルキルからなる群から選択され、
及びRは、H;C0〜6alk−NR;C1〜6alk−OH;C1〜6アルキルで任意に置換されたC0〜6alk−C3〜6シクロアルキル;ハロゲン;C1〜6アルキル;OC1〜6アルキル;NR;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;
1〜6alk−NH−C0〜6alk−O−C1〜6アルキル;C(O)C1〜6アルキル又はC1〜6アルキルで任意に置換されたC0〜6alk−ヘテロシクロアルキル;C1〜6alk−NHSO−C1〜6アルキル;
1〜6alk−SO−C1〜6アルキル;−NHC(O)−C1〜6アルキル;及び−リンカー−PEG−ビオチンからなる群からそれぞれ独立して選択され、
は、H又は−C1〜6アルキルであり、
Aは、結合;ピリジル;フェニル;ナフタレニル;ピリミジニル;ピラジニル;ピリダジニル;ハロゲンで任意に置換されたベンゾ[d][1,3]ジオキソリル;ベンゾチオフェニル;及びピラゾリルからなる群から選択され、C1〜6アルキル;ハロゲン;SF;OC1〜6アルキル;C(O)−C1〜6アルキル;及びC1〜6ハロアルキル;−6ハロアルキルからなる群からそれぞれ選択される、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換され、
EはO、結合、C(O)−NH、CH、及びCH−Oからなる群から選択され、
GはH;C3〜6シクロアルキル;フェニル;チオフェニル;C1〜6アルキル;ピリミジニル;ピリジル;ピリダジニル;ベンゾフラニル;C1〜6ハロアルキル;酸素ヘテロ原子を含有するヘテロシクロアルキル;フェニル−CH−O−フェニル;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;NR;SO1〜6アルキル;及びOHからなる群から選択され、フェニル、ピリジル、ピリダジニル、ベンゾフラニル、又はチオフェニルは、ハロゲン;C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、OC1〜6ハロアルキル、C3〜6シクロアルキル、OC1〜6アルキル、CN、OH、C1〜6alk−O−C1〜6アルキル、C(O)−NR、及びC(O)−C1〜6アルキルからそれぞれ独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。]の化合物、その立体異性体及び同位体変種、並びにそれらの薬学的に許容される塩を対象とする。
本発明はまた、式(I):
Figure 2018536686
[式中、
は、H又はC1〜6アルキルであり、
及びRは、結合先である窒素原子とともに、ピロリジニル環又はピペリジニル環である、任意に置換された環を形成し、
及びRの結合から形成されたピロリジニル環又はピペリジニル環は、NR−C(O)−C(R)=CR(R);NR;OH;CN;オキソ;O−C1〜6アルキル;ハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;C1〜6alk−OH;C3〜6シクロアルキル;C1〜6アルカリル;SO1〜6アルキル;SO2〜6アルケニル;−NR−C(O)−C1〜6alk−NR;NR−C(O)−C1〜6アルキル;NR−C(O)−O−C1〜6アルキル;
NR−C(O)−C3〜6シクロアルキル;NR−C(O)H;NR−C(O)−C1〜6アルキル;NR−C(O)−C3〜6シクロアルキル;NR−C(O)−C1〜6ハロアルキル;NR−C(O)−アルキニル;NR−C(O)−C6〜10アリール;NR−C(O)−ヘテロアリール;NR−C(O)−C1〜6alk−CN;NR−C(O)−C1〜6alk−OH;NR−C(O)−C1〜6alk−SO−C1〜6アルキル;NR−C(O)−O−C1〜6アルキル;NR−C(O)−C1〜6alk−NR;NR−C(O)−C1〜6alk−O−C1〜6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換され、C1〜6alkは、OH、OC1〜6アルキル、又はNR;及びNR−C(O)−C0〜6alk−ヘテロシクロアルキルで任意に置換され、C0〜6alkは、オキソで任意に置換され、ヘテロシクロアルキルは、C1〜6アルキルで任意に置換され、
及びRは、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、C(O)H、及び−CNからなる群からそれぞれ独立して選択され、
は、H、ハロゲン、C1〜6ハロアルキル、及びC1〜6アルキルからなる群から選択され、
及びRは、H;C0〜6alk−NR;C1〜6alk−OH;C1〜6アルキルで任意に置換されたC0〜6alk−C3〜6シクロアルキル;ハロゲン;C1〜6アルキル;−OC1〜6アルキル;NR;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;
1〜6alk−NH−C0〜6alk−O−C1〜6アルキル;C(O)C1〜6アルキル又はC1〜6アルキルで任意に置換されたC0〜6alk−ヘテロシクロアルキル;C1〜6alk−NHSO−C1〜6アルキル;
1〜6alk−SO−C1〜6アルキル;NHC(O)−C1〜6アルキル;又はリンカー−PEG−ビオチンからなる群からそれぞれ独立して選択され、
は、H又はC1〜6アルキルであり、
Aは、結合;ピリジル;フェニル;ナフタレニル;ピリミジニル;ピラジニル;ピリダジニル;ハロゲンで任意に置換されたベンゾ[d][1,3]ジオキソリル;ベンゾチオフェニル;又はピラゾリルからなる群から選択され、C1〜6アルキル、ハロゲン、SF、OC1〜6アルキル、C(O)−C1〜6アルキル、及びC1〜6ハロアルキルからなる群から独立して選択される1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換され、
Eは、O、結合、C(O)−NH、CH、及びCH−Oからなる群から選択され、
Gは、H;C3〜6シクロアルキル;フェニル;チオフェニル;C1〜6アルキル;ピリミジニル;ピリジル;ピリダジニル;ベンゾフラニル;−C1〜6ハロアルキル;酸素ヘテロ原子を含有するヘテロシクロアルキル;フェニル−CH−O−フェニル;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;NR;SO1〜6アルキル;又はOHからなる群から選択され、フェニル、ピリジル、ピリダジニル、ベンゾフラニル、又はチオフェニルは、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、OC1〜6ハロアルキル、C3〜6シクロアルキル、OC1〜6アルキル、CN、OH、C1〜6alk−O−C1〜6アルキル、C(O)−NR、及びC(O)−C1〜6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。]の化合物、その立体異性体及び同位体変種、並びにそれらの薬学的に許容される塩も対象とする。
本発明はまた、式(I):
Figure 2018536686
[式中、
はHであり、
は、OHで任意に置換されたCH−シクロヘキシル;3−ヒドロキシアダマンタン−1−イル;並びにOH、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、OC1〜6アルキル、CN、NR、NR−C(O)H、NR−C(O)−C1〜6アルキル、NR−C(O)−C1〜6ハロアルキル、NR−C(O)−O−C1〜6アルキル、NR−C(O)−C1〜6alk−OH、NR−C(O)−C1〜6alk−NR、及びNR−C(O)−C(R)=CR(R)からなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、若しくは3個の置換基で任意に置換されたC3〜6シクロアルキルからなる群から選択され、式中、
はH、CN、ハロゲン、C1〜6ハロアルキル、及びC1〜6アルキルからなる群から選択され、
及びRはH;C0〜6alk−NR;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;C3〜6シクロアルキル;C1〜6アルキルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;及び−リンカー−PEG−ビオチンからなる群からそれぞれ独立して選択され、
及びRはH、C1〜6アルキル、C(O)H、及びCNからなる群からそれぞれ独立して選択され、
はHである、
又はR及びRは、結合先である窒素原子とともに、NRで任意に置換されたピロリジニル環を形成し、R及びRはH;C1〜6アルキル;NR−C(O)−C1〜6アルキル;及びNR−C(O)−C(R)=CR(R)からなる群からそれぞれ独立して選択され、RはH若しくはCNであり、RはHであり、RはH若しくはシクロプロピルであり、
Aはピリジル;フェニル;ピリミジニル;ピラジニル;ピリジン−2(1H)−オン;及びピリダジニルからなる群から選択され、Aはハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、及びOC1〜6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、若しくは3個の置換基で任意に置換され、
EはO、結合、C(O)−NH、及びCHからなる群から選択され、
GはH;ハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;NH(C1〜6アルキル);C3〜6シクロアルキル;フェニル;ピリミジニル;ピリジル;ピリダジニル;ピリジン−2(1H)−オン;酸素ヘテロ原子を含有するヘテロシクロアルキル;及びフェニル−CH−O−フェニル(−O−フェニルはCNで置換された)からなる群から選択され、フェニル、ピリジル、ピリダジニル、及びピリジン−2(1H)−オンは、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、OC1〜6ハロアルキル、及びOC1〜6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、若しくは3個の置換基で任意に置換される。]の化合物、
その立体異性体又は同位体変種、並びに
それらの薬学的に許容される塩も対象とする。
本開示によると、RはH又は−C1〜6アルキルである。いくつかの実施形態では、RはC1〜6アルキル、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、s−ブチル、又はt−ブチルである。好ましい態様では、RはHである。
本開示によると、Rは、非置換であり得る、C0〜6alk−シクロアルキル部分である。本開示の他の態様では、Rは、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個又は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置換された、C0〜6alk−シクロアルキル部分である。RがCalk−シクロアルキルである実施形態では、シクロアルキルは、結合によって式(I)の化合物に直接結合している。RがC1〜6alk−シクロアルキル部分である態様では、シクロアルキル部分は、1個、2個、3個、4個、5個、又は6個の炭素原子を有する脂肪族リンカーによって式(I)の化合物に結合しており、C1〜6alkは、例えば、−CH−、−CH(CH)−、CH(CH)−CH−、及び−C(CH−を含む。好ましい態様では、Rは、C0〜1alk−シクロアルキル、例えば、Calk−シクロアルキル(すなわち、シクロアルキル)又はCalk−シクロアルキル(すなわち、CH−シクロアルキル)である。
好ましい態様では、Rシクロアルキル部分は、3員、4員、5員、6員、又は10員シクロアルキル、好ましくは5員又は6員シクロアルキルであり、5員シクロアルキルが最も望ましい。
本開示のいくつかの態様では、RはC0〜6alk−シクロプロピル、好ましくはCalk−シクロプロピル又はCalk−シクロプロピルであり、本明細書に記載するように、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。より好ましい態様では、RはC0〜6alk−シクロプロピル、好ましくはCalk−シクロプロピル又はCalk−シクロプロピルであり、本明細書に記載するように、1個又は2個の置換基で置換される。この置換基は、シロープロピル環上の任意の位置を介して結合し得る。
本開示のいくつかの態様では、RはC0〜6alk−シクロブチル、好ましくはCalk−シクロブチル又はCalk−シクロブチルであり、本明細書に記載するように、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。より好ましい態様では、RはC0〜6alk−シクロブチル、好ましくはCalk−シクロブチル又はCalk−シクロブチルであり、本明細書に記載するように、1個又は2個の置換基で置換される。この置換基は、シクロブチル環上の任意の位置を介して結合し得る。
本開示の好ましい態様では、RはC0〜6alk−シクロペンチル、好ましくはCalk−シクロペンチル又はCalk−シクロペンチルであり、本明細書に記載するように、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。より好ましい態様では、RはC0〜6alk−シクロペンチル、好ましくはCalk−シクロペンチル又はCalk−シクロペンチルであり、本明細書に記載するように、1個又は2個の置換基で置換される。この置換基は、シクロペンチル環上の任意の位置を介して結合し得る。
本開示のいくつかの態様では、RはC0〜6alk−シクロヘキシル、好ましくはCalk−シクロヘキシル又はCalk−シクロヘキシルであり、本明細書に記載するように、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。より好ましい態様では、RはC0〜6alk−シクロヘキシル、好ましくはCalk−シクロヘキシル又はCalk−シクロヘキシルであり、本明細書に記載するように、1個又は2個の置換基で置換される。この置換基は、シクロヘキシル環上の任意の位置を介して結合し得る。
本開示のいくつかの態様では、RはC0〜6alk−アダマンタニル、好ましくはCalk−アダマンタニル又はCalk−アダマンタニルであり、本明細書に記載するように、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。より好ましい態様では、RはC0〜6alk−アダマンタニル、好ましくはCalk−アダマンタニル又はCalk−アダマンタニルであり、本明細書に記載するように、1個又は2個の置換基で置換される。この置換基は、アダマンタニル環上の任意の位置を介して結合し得る。
本開示によると、Rシクロアルキルは非置換であり得る。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個、2個、又は3個の置換基で置換される。好ましい態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個、より好ましくは1個の置換基で置換される。Rシクロアルキルが置換された態様では、置換基は、NR−C(O)−C(R)=CR(R);NR;OH;CN;オキソ;O−C1〜6アルキル;ハロゲン;
1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;C1〜6alk−OH;C3〜6シクロアルキル;C1〜6アルカリル;SO1〜6アルキル;
SO2〜6アルケニル;NR−C(O)−C1〜6alk−NR;NR−C(O)−C1〜6アルキル;NR−C(O)−O−C1〜6アルキル;
NR−C(O)−C3〜6シクロアルキル;NR−C(O)H;NR−C(O)−C3〜6シクロアルキル;
NR−C(O)−C1〜6ハロアルキル;NR−C(O)−アルキニル;NR−C(O)−C6〜10アリール;NR−C(O)−ヘテロアリール;
NR−C(O)−C1〜6alk−CN;NR−C(O)−C1〜6alk−OH;NR−C(O)−C1〜6alk−SO−C1〜6アルキル;
NR−C(O)−C1〜6alk−NR;NR−C(O)−C1〜6alk−O−C1〜6アルキルからなる群から独立して選択されてよく、C1〜6alk−は、OH、OC1〜6アルキル、又はNR;NR−C(O)−C0〜6alk−ヘテロシクロアルキルで任意に置換され、−alk−は、オキソで任意に置換され、ヘテロシクロアルキルは、C1〜6アルキルで任意に置換され、R、R、R、R、R、及びRは本明細書で定義したとおりである。
いくつかの態様では、Rは、オキソ部分、例えば1つのオキソ部分で置換される。Rシクロアルキルがオキソ部分で置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、ハロゲン、例えば、フッ素、又は塩素、又は臭素で置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のハロゲン、好ましくは1個のハロゲンで置換される。Rシクロアルキルがハロゲンで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、CNで置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のCN、好ましくは1個のCNで置換される。RシクロアルキルがCNで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、OHで置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のOH、好ましくは1個のOHで置換される。RシクロアルキルがOHで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNRで置換され、R及びRは、それぞれ独立してH;C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル;C(O)H;又はCNである。好ましい態様では、R及びRは、それぞれ独立してH又はC1〜6アルキルである。RシクロアルキルがNRで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のC1〜6アルキル、好ましくは1個のC1〜6アルキルで置換される。RシクロアルキルがC1〜6アルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、C1〜6alk−OH、例えば、C1〜5alk−OH、C1〜4alk−OH、C1〜3alk−OH、C1〜2alk−OH、又はCalk−OHで置換され、−OH部分は、C1〜6alk基の任意の炭素、好ましくはω炭素に結合し得る。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のC1〜6alk−OH、好ましくは1個のC1〜6alk−OHで置換される。RシクロアルキルがC1〜6alk−OHで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のOC1〜6アルキル、好ましくは1個のOC1〜6アルキルで置換される。RシクロアルキルがOC1〜6アルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、C3〜6シクロアルキル部分、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシル部分で置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のC3〜6シクロアルキル、好ましくは1個のC3〜6シクロアルキルで置換される。RシクロアルキルがC3〜6シクロアルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはC1〜6アルカリル、例えば、ベンジル(すなわち、CH−フェニル)で置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のC1〜6アルカリル、好ましくは1個のC1〜6アルカリルで置換される。RシクロアルキルがC1〜6アルカリルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、SO1〜6アルキル、例えば、SO1〜5アルキル、SO1〜4アルキル、SO1〜3アルキル、SO1〜2アルキル、又はSOアルキルで置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のSO1〜6アルキル、好ましくは1個のSO1〜6アルキルで置換される。RシクロアルキルがSO1〜6アルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、SO2〜6アルケニル、例えば、−SO2〜5アルケニル、SO2〜4アルケニル、SO2〜3アルケニル、又はSOアルケニルで置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のSO2〜6アルケニル、好ましくは1個のSO2〜6アルケニルで置換される。RシクロアルキルがSO2〜6アルケニルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、NR−C(O)Hで置換され、RはH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR−C(O)H、好ましくは1個のNR−C(O)Hで置換される。RシクロアルキルがNR−C(O)Hで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−C1〜6アルキル、例えば、NR−C(O)−C1〜5アルキル、NR−C(O)−C1〜4アルキル、NR−C(O)−C1〜3アルキル、NR−C(O)−C1〜2アルキル、又はNR−C(O)−Cアルキルで置換され、RはH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR−C(O)−C1〜6アルキル、好ましくは1個のNR−C(O)−C1〜6アルキルで置換される。RシクロアルキルがNR−C(O)−C1〜6アルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−C3〜6シクロアルキル、例えば、NR−C(O)−シクロプロピル、NR−C(O)−シクロブチル、NR−C(O)−シクロペンチル、又はNR−C(O)−シクロヘキシルで置換され、RはH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR−C(O)−C3〜6シクロアルキル、好ましくは1個のNR−C(O)−C3〜6シクロアルキルで置換される。RシクロアルキルがNR−C(O)−C3〜6シクロアルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなどを含む)で置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のC1〜6ハロアルキル、好ましくは1個のC1〜6ハロアルキルで置換される。RシクロアルキルがC1〜6ハロアルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−C1〜6ハロアルキル、例えば、NR−C(O)−C1〜5ハロアルキル、NR−C(O)−C1〜4ハロアルキル、NR−C(O)−C1〜3ハロアルキル、NR−C(O)−C1〜2ハロアルキル、又はNR−C(O)−Cハロアルキル(NR−C(O)−CF、NR−C(O)−CHCHFなどを含む)で置換され、RはH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR−C(O)−C1〜6ハロアルキル、好ましくは1個のNR−C(O)−C1〜6ハロアルキルで置換される。RシクロアルキルがNR−C(O)−C1〜6ハロアルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−C2〜6アルキニル、例えば、NR−C(O)−C2〜5アルキニル、NR−C(O)−C2〜4アルキニル、NR−C(O)−C2〜3アルキニル、又はNR−C(O)−Cアルキニルで置換され、RはH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR−C(O)−C2〜6アルキニル、好ましくは1個のNR−C(O)−C2〜6アルキニルで置換される。RシクロアルキルがNR−C(O)−C2〜6アルキニルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−C6〜10アリール、例えば、NR−C(O)−フェニル又はNR−C(O)−ナフタレニルで置換され、RはH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR−C(O)−C6〜10アリール、好ましくは1個のNR−C(O)−C6〜10アリールで置換される。RシクロアルキルがNR−C(O)−C6〜10アリールで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−ヘテロアリール、例えば、NR−C(O)−ピロリル、NR−C(O)−チエニル、NR−C(O)−オキサゾリル、NR−C(O)−ピラゾリル、NR−C(O)−ピリジル、NR−C(O)−ピリミジニルなどで置換され、RはH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR−C(O)−ヘテロアリール、好ましくは1個のNR−C(O)−ヘテロアリールで置換される。RシクロアルキルがNR−C(O)−ヘテロアリールで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−C1〜6alk−CN、例えば、NR−C(O)−C1〜5alk−CN、NR−C(O)−C1〜4alk−CN、NR−C(O)−C1〜3alk−CN、NR−C(O)−C1〜2alk−CN、又はNR−C(O)−Calk−CNで置換され、RはH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR−C(O)−C1〜6alk−CN、好ましくは1個のNR−C(O)−C1〜6alk−CNで置換される。RシクロアルキルがNR−C(O)−C1〜6alk−CNで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−C1〜6alk−OH、例えば、NR−C(O)−C1〜5alk−OH、NR−C(O)−C1〜4alk−OH、NR−C(O)−C1〜3alk−OH、NR−C(O)−C1〜2alk−OH、又はNR−C(O)−Calk−OHで置換され、RはH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR−C(O)−C1〜6alk−OH、好ましくは1個のNR−C(O)−C1〜6alk−OHで置換される。RシクロアルキルがNR−C(O)−C1〜6alk−OHで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−C1〜6alk−SO−C1〜6アルキル、例えば、NR−C(O)−C1〜5alk−SO−C1〜5アルキル、NR−C(O)−C1〜4alk−SO−C1〜4アルキル、NR−C(O)−C1〜3alk−SO−C1〜3アルキル、NR−C(O)−C1〜2alk−SO−C1〜2アルキル、又はNR−C(O)−Calk−SO−Cアルキルで置換され、RはH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR−C(O)−C1〜6alk−SO−C1〜6アルキル、好ましくは1個のNR−C(O)−C1〜6alk−SO−C1〜6アルキルで置換される。RシクロアルキルがNR−C(O)−C1〜6alk−SO−C1〜6アルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−O−C1〜6アルキル、例えば、NR−C(O)−O−C1〜5アルキル、NR−C(O)−O−C1〜4アルキル、NR−C(O)−O−C1〜3アルキル、NR−C(O)−O−C1〜2アルキル、又はNR−C(O)−O−Cアルキルで置換され、RはH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR−C(O)−O−C1〜6アルキル、好ましくは1個のNR−C(O)−O−C1〜6アルキルで置換される。RシクロアルキルがNR−C(O)−O−C1〜6アルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−C1〜6alk−NR、例えば、NR−C(O)−C1〜5alk−NR、NR−C(O)−C1〜4alk−NR、NR−C(O)−C1〜3alk−NR、NR−C(O)−C1〜2alk−NR、又はNR−C(O)−Calk−NRで置換され、R及びRは、それぞれ独立してH;C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキル;C3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシル;
C(O)H又はCNである。好ましい態様では、R及びRは、それぞれ独立してH、C1〜6アルキル;又はC3〜6シクロアルキルであり、H及びC1〜6アルキルが望ましく、H及びC1〜2アルキルがより望ましい。これらの態様では、RはH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR−C(O)−C1〜6alk−NR」、好ましくは1個のNR−C(O)−C1〜6alk−NRで置換される。RシクロアルキルがNR−C(O)−C1〜6alk−NRで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−C1〜6alk−O−C1〜6アルキル、例えば、NR−C(O)−C1〜5alk−O−C1〜5アルキル、NR−C(O)−C1〜4alk−O−C1〜4アルキル、NR−C(O)−C1〜3alk−O−C1〜3アルキル、NR−C(O)−C1〜2alk−O−C1〜2アルキル、又はNR−C(O)−Calk−O−Cアルキルで置換され、RはH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。RシクロアルキルがNR−C(O)−C1〜6alk−O−C1〜6アルキルで置換された特定の態様では、C1〜6alk−はOH;OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、若しくはOCアルキル;又はNRで任意に置換され、R及びRは、それぞれ独立してH;C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキル;C3〜6シクロアルキル;C(O)H;又はCNである。好ましい態様では、R及びRは、それぞれ独立してH、C1〜6アルキル;又はC3〜6シクロアルキルであり、H及びC1〜6アルキルが望ましく、H及びC1〜2アルキルがより望ましい。いくつかの態様では、NR−C(O)−C1〜6alk−O−C1〜6アルキル部分のC1〜6alk−は、OHで置換される。他の態様では、C1〜6alk−は、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換される。いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、1個又は2個のNR−C(O)−C1〜6alk−O−C1〜6アルキル、好ましくは1個のNR−C(O)−C1〜6alk−O−C1〜6アルキルで置換される。RシクロアルキルがNR−C(O)−C1〜6alk−O−C1〜6アルキルで置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−C0〜6alk−ヘテロシクロアルキル、例えば、NR−C(O)−C0〜5alk−ヘテロシクロアルキル、NR−C(O)−C0〜4alk−ヘテロシクロアルキル、NR−C(O)−C0〜3alk−ヘテロシクロアルキル、NR−C(O)−C0〜2alk−ヘテロシクロアルキル、NR−C(O)−C0〜1alk−ヘテロシクロアルキル、NR−C(O)−Calk−ヘテロシクロアルキル、又はNR−C(O)−Calk−ヘテロシクロアルキルで置換され、RはH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。好ましい置換ヘテロシクロアルキル基には、テトラヒドロフラニル、ピペリジニル、ピロリジニルなどが挙げられる。RシクロアルキルがNR−C(O)−C1〜6alk−ヘテロシクロアルキルで置換された特定の態様では、C1〜6alk−は、任意にオキソで置換される。RシクロアルキルがNR−C(O)−C0〜6alk−ヘテロシクロアルキルで置換された特定の態様では、置換ヘテロシクロアルキル部分は、非置換であり得る、又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキルで置換され得る。RシクロアルキルがC(O)−C0〜6alk−ヘテロシクロアルキルで置換された態様では、Rシクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
いくつかの態様では、Rシクロアルキルは、NR−C(O)−C(R)=CR(R)で置換され、R、R、及びRは本明細書に記載するとおりであり、RはH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。好ましい態様では、RはHである。これらの態様では、RはH;CN;ハロゲン;C1〜6ハロアルキル;又はC1〜6アルキルである。いくつかの実施形態では、RはHである。他の態様では、RはCNである。更に態様では、Rはハロゲン、例えば、F又はClである。更に他の態様では、Rは、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなど)である。更なる態様では、RはC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。RシクロアルキルがNR−C(O)−C(R)=CR(R)で置換された態様では、シクロアルキル環は、R置換基について本明細書で定義したように、1個又は2個の追加の置換基で任意に置換されてよい。
好ましい態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−C(R)=CR(R);NR−C(O)−C1〜6alk−NR;NR−C(O)−C1〜6アルキル;又はNRで置換される。より好ましい態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−C(R)=CR(R)で置換される。他の好ましい態様では、RシクロアルキルはNR−C(O)−C1〜6alk−NR;NR−C(O)−C1〜6アルキル;又はNRで置換され、R及びRは、それぞれ独立して、H又はC1〜6アルキルである。
いくつかの好ましい態様では、RはCH−シクロヘキシルであり、シクロヘキシルはOH;3−ヒドロキシアダマンタン−1−イル;又はOH、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、OC1〜6アルキル、CN、NR、NR−C(O)H、NR−C(O)−C1〜6アルキル、NR−C(O)−C1〜6ハロアルキル、NR−C(O)−O−C1〜6アルキル、NR−C(O)−C1〜6alk−OH、NR−C(O)−C1〜6alk−NR、及びNR−C(O)−C(R)=CR(R)からなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、若しくは3個の置換基で任意に置換されたC3〜6シクロアルキルで任意に置換され、Rは、H、ハロゲン、C1〜6ハロアルキル、及びC1〜6アルキルからなる群から選択され、R及びRはH;C0〜6alk−NR;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;C3〜6シクロアルキル;1〜6アルキルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;及び−リンカー−PEG−ビオチンからなる群からそれぞれ独立して選択され、R及びRは、H、C1〜6アルキル、C(O)H、及びCNからなる群からそれぞれ独立して選択され、RはHである。いくつかの態様では、Rは、1個又は2個の置換基で置換される。いくつかの態様では、Rは、OH、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、OC1〜6アルキル、及びCNからなる群から独立して選択される、少なくとも1個の置換基、好ましくは1個又は2個の置換基で置換される。
いくつかの好ましい態様では、RはCH−シクロヘキシルである。他の好ましい態様では、RはCH−シクロヘキシルであり、シクロヘキシルはOHで置換される。
いくつかの好ましい態様では、Rは3−ヒドロキシアダマンタン−1−イルである。
他の好ましい態様では、RはC3〜6シクロアルキルである。いくつかの好ましい態様では、Rは、1個、2個、又は3個の置換基で置換されたC3〜6シクロアルキルである。これらの置換基は、OH、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、OC1〜6アルキル、CN、NR、NR−C(O)H、NR−C(O)−C1〜6アルキル、NR−C(O)−C1〜6ハロアルキル、NR−C(O)−O−C1〜6アルキル、NR−C(O)−C1〜6alk−OH、NR−C(O)−C1〜6alk−NR、及びNR−C(O)−C(R)=CR(R)からなる群から独立して選択され得る。
及びRを用いる実施形態、つまり、RシクロアルキルがNR−C(O)−C(R)=CR(R)で置換された態様では、R及びRは、それぞれ独立してH;ハロゲン;C0〜6alk−NR;C1〜6アルキル;OC1〜6アルキル;C1〜6アルキルで任意に置換されたC0〜6alk−C3〜6シクロアルキル;−C(O)C1〜6アルキル若しくはC1〜6アルキルで任意に置換されたC0〜6alk−ヘテロシクロアルキル;C1〜6alk−OH;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;C1〜6alk−NH−C0〜6alk−O−C1〜6アルキル;C1〜6alk−NHSO−C1〜6アルキル;−C1〜6alk−SO−C1〜6アルキル;−NHC(O)−C1〜6アルキル;又はリンカー−PEG−ビオチンである。
本開示の範囲内で、−NR−C(O)−C(R)=CR(R)内に存在する二重結合は、Z構成又はE構成であってよい。
いくつかの態様では、RもRもHではない。
最も好ましい態様では、R及びRのそれぞれはHである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R及びRの他方がハロゲン、例えば、F又はClである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R及びRの他方はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R及びRの他方はOC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R4及びR5の他方はC0〜6alk−C3〜6シクロアルキル、例えば、C0〜5alk−C3〜5シクロアルキル、C0〜4alk−C3〜4シクロアルキル、C0〜3alk−Cシクロアルキル、C0〜2alk−C3〜6シクロアルキル、C0〜1alk−C3〜6シクロアルキル、Calk−C3〜6シクロアルキル、又はCalk−C3〜6シクロアルキルである。これらの態様では、シクロアルキル部分は非置換であり得る、又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。置換はスピロ置換又は非スピロ置換であり得る。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R4及びR5の他方はC0〜6alk−ヘテロシクロアルキル、例えば、C1〜6alk−ヘテロシクロアルキル、C0〜4alk−ヘテロシクロアルキル、C0〜3alk−ヘテロシクロアルキル、C0〜2alk−ヘテロシクロアルキル、C0〜1alk−ヘテロシクロアルキル、Calk−ヘテロシクロアルキル、又はCalk−ヘテロシクロアルキルである。これらの態様では、置換ヘテロシクロアルキルは、好ましくは酸素含有ヘテロシクロアルキル、例えば、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、又はオキセタニルである。他の態様では、ヘテロシクロアルキルは窒素含有ヘテロシクロアルキル、例えば、ピロリジニル、アジリジニル、又はピペリジニルである。これらの態様の一部では、置換ヘテロシクロアルキルは、C(O)C1〜6アルキル、例えば、C(O)C1〜5アルキル、C(O)C1〜4アルキル、C(O)C1〜3アルキル、C(O)C1〜2アルキル、又はC(O)Cアルキルで置換され得る。他の態様では、置換ヘテロシクロアルキルは、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R及びRの他方はC1〜6alk−OH、例えば、C1〜5alk−OH、C1〜4alk−OH、C1〜3alk−OH、C1〜2alk−OH、又はCalk−OHである。OH部分は、C1〜6alk基の任意の炭素、好ましくは、ω炭素に結合し得る。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R4及びR5の他方はC0〜6alk−NR、例えば、C0〜5alk−NR、C0〜4alk−NR、C0〜3alk−NR、C0〜2alk−NR、C0〜1alk−NR、Calk−NR、又はCalk−NRであり、R及びRは、それぞれ独立してH;C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキル;C3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、若しくはシクロヘキシル;C(O)H;又はCNである。好ましい態様では、R及びRは、それぞれ独立してH;C1〜6アルキル;又はC3〜6シクロアルキルであり、より好ましくは、R及びRは、それぞれ独立してH又はC1〜6アルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R及びRの他方はC1〜6alk−O−C1〜6アルキル、例えば、C1〜5alk−O−C1〜5アルキル、C1〜4alk−O−C1〜4アルキル、C1〜3alk−O−C1〜3アルキル、C1〜2alk−O−C1〜2アルキル、又はCalk−O−Cアルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R及びRの他方はC1〜6alk−NH−C0〜6alk−O−C1〜6アルキル、例えば、C1〜5alk−NH−C0〜6alk−O−C1〜5アルキル、C1〜4alk−NH−C0〜6alk−O−C1〜4アルキル、C1〜3alk−NH−C0〜6alk−O−C1〜3アルキル、C1〜2alk−NH−C0〜6alk−O−C1〜2アルキル、Calk−NH−C0〜6alk−O−Cアルキル、C1〜5alk−NH−C0〜6alk−O−C1〜5アルキル、C1〜4alk−NH−C1〜5alk−O−C1〜4アルキル、C1〜3alk−NH−C1〜4alk−O−C1〜3アルキル、C1〜2alk−NH−C1〜3alk−O−C1〜2アルキル、Calk−NH−C1〜2alk−O−Calky、又はC1〜6alk−NH−Calk−O−C1〜6アルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R及びRの他方はC1〜6alk−NHSO−C1〜6アルキル、例えば、C1〜5alk−NHSO−C1〜5アルキルC1〜4alk−NHSO−C1〜4アルキル、C1〜3alk−NHSO−C1〜3アルキル、C1〜2alk−NHSO−C1〜2アルキル、又はCalk−NHSO−Cアルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R4及びR5の他方はC1〜6alk−SO−C1〜6アルキル、例えば、C1〜5alk−SO−C1〜5アルキル、C1〜4alk−SO−C1〜4アルキル、C1〜3alk−SO−C1〜3アルキル、C1〜2alk−SO−C1〜2アルキル、又はCalk−SO−Cアルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R及びRの他方はNHC(O)−C1〜6アルキル、例えば、NHC(O)−C1〜5アルキル、NHC(O)−C1〜4アルキル、NHC(O)−C1〜3アルキル、NHC(O)−C1〜2アルキル、又はNHC(O)−Cアルキルである。
いくつかの態様では、R及びRの一方はHである。これらの態様の一部では、R及びRの他方がリンカー−PEG−ビオチン、好ましくは、
Figure 2018536686
である。
好ましい態様では、R及びRの一方はHであり、R及びRの他方はC1〜6アルキル(例えば、メチル、t−ブチル);シクロアルキル(例えば、シクロプロピル);C1〜6alk−NR(例えば、CH−NH、CH−NHCH、CH−N(CH、C(CH−NH、C(CH−NHCH、C(CH−N(CH;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル(例えば、C(CH−OCH、C(CH−OCHCH);C1〜6アルキルで置換されたC0〜6alk−ヘテロシクロアルキル(例えば、C(CH)−オキセタニル)である。
いくつかの実施形態では、R及びRは、結合先である窒素原子とともに、ピロリジニル環又はピペリジニル環である任意に置換された環、例えば、以下の式(I)’又は式(I)”の化合物を形成する。
Figure 2018536686
これらの態様では、R及びRの結合により形成された環は、非置換であり得る。これらの態様では、R及びRの結合により形成された環は、1個、2個、又は3個の置換基で置換される。好ましい態様では、R及びRの結合により形成された環は、1個又は2個、より好ましくは1個の置換基で置換される。R及びRの結合により形成された環が置換された態様では、置換基は、NR−C(O)−C(R)=CR(R);NR;OH;CN;オキソ;O−C1〜6アルキル;ハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;C1〜6alk−OH;C3〜6シクロアルキル;C1〜6アルカリル;SO1〜6アルキル;SO2〜6アルケニル;−NR−C(O)−C1〜6alk−NR;NR−C(O)−C1〜6アルキル;NR−C(O)−O−C1〜6アルキル;
NR−C(O)−C3〜6シクロアルキル;NR−C(O)H;NR−C(O)−C3〜6シクロアルキル;
NR−C(O)−C1〜6ハロアルキル;NR−C(O)−アルキニル;NR−C(O)−C6〜10アリール;NR−C(O)−ヘテロアリール;
NR−C(O)−C1〜6alk−CN;NR−C(O)−C1〜6alk−OH;NR−C(O)−C1〜6alk−SO−C1〜6アルキル;
NR−C(O)−C1〜6alk−NR;NR−C(O)−C1〜6alk−O−C1〜6アルキルからなる群から独立して選択されてよく、C1〜6alk−は、−OH、OC1〜6アルキル、又はNR;NR−C(O)−C0〜6alk−ヘテロシクロアルキルで任意に置換され、C0〜6alk−は、オキソで任意に置換され、ヘテロシクロアルキルは、C1〜6アルキルで任意に置換され、R、R、R、R、R、及びRは本明細書で定義したとおりである。
式(I)の好ましい亜属は、式(IA):
Figure 2018536686
[式中、シクロペンチル環は2位において、本明細書で定義したR置換基のいずれかで置換される。]の化合物である。
式(I)の他の好ましい亜属を以下に示す。
Figure 2018536686
本開示の範囲内では、Aは結合であり得る。また、本開示の範囲内ではAはピリジル;フェニル;ナフタレニル;ピリミジニル;ピラジニル;ピリダジニル;ハロゲンで任意に置換されたベンゾ[d][1,3]ジオキソリル;ベンゾチオフェニル;又はピラゾリルであり得る。また、本開示内では、Aはピリジル;フェニル;ピリミジニル;ピラジニル;ピリジン−2(1H)−オン、又はピリダジニルであり得る。また、本開示によると、A部分のいずれか(結合は除く)は非置換であり得る、又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキル;ハロゲン、例えば、F又はCl;SF
OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキル;
C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜5アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキル、及びC1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなど)からなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個又は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置換され得る。好ましくは、A部分は、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、及びOC1〜6アルキルからなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個又は2個の置換基で置換され得る。
いくつかの態様では、Aはピリジルである。ピリジルは、いずれかの環炭素原子を介して式(I)(又はその亜属)の化合物のいずれかに結合し得るが、好ましくは、2位又は3位の炭素を介して結合し得る。好ましくは、ピリジルは、1個又は2個の置換基、好ましくは1個の置換基で置換される。ピリジル置換基は、ピリジル環のいずれかの環炭素原子に結合し得る。ピリジルが3位の炭素を介して式(I)の化合物に結合する実施形態では、置換基は、好ましくは2位又は4位においてピリジルに結合する。ピリジルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。ピリジルは、任意の使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ピリジルは、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置換され得る。ピリジルは、任意の使用可能な環炭素原子において、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ピリジルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜5アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。ピリジルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなど)で置換され得る。Aがピリジルである場合の好ましい置換基にはC1〜6アルキルが挙げられ、Cアルキルが最も好ましく、1個のCアルキル置換基がより好ましい。他の好ましい置換基には、ハロゲン、特に、F及びClが挙げられる。
いくつかの態様では、Aはフェニルである。好ましくは、フェニルは、1個又は2個の置換基、好ましくは1個の置換基で置換される。フェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。フェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。フェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置換され得る。フェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。フェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜5アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。フェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなど)で置換され得る。フェニルの置換基は、フェニル環のいずれかの環炭素原子、好ましくは式(I)の化合物へのフェニル部分の結合点に対するオルトに結合し得る。Aがフェニルである場合の好ましい置換基には、C1〜6アルキルが挙げられ、Cアルキルが最も好ましい。他の好ましい置換基には、ハロゲン、特に、F及びClが挙げられる。
いくつかの態様では、Aはナフタレニルである。好ましくは、ナフタレニルは、1個又は2個の置換基、好ましくは1個の置換基で置換される。ナフタレニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。ナフタレニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ナフタレニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置換され得る。ナフタレニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ナフタレニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜5アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。ナフタレニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなど)で置換され得る。ナフタレニルは、その炭素原子のいずれかを介して式(I)の化合物に結合し得る。ナフタレニル置換基は、ナフタレニル環のいずれかの環炭素原子、好ましくは式(I)の化合物へのナフタレニル部分の結合点に対するオルトに結合し得る。Aがナフタレニルである場合の好ましい置換基には、C1〜6アルキルが挙げられ、Cアルキルが最も好ましい。他の好ましい置換基には、ハロゲン、特に、F及びClが挙げられる。
いくつかの態様では、Aはピリミジニルである。ピリミジニルは、いずれかの環炭素原子を介して、いずれかの環炭素原子を介して式(I)(又はその亜属)の化合物のいずれかに結合し得る。好ましくは、ピリミジニルは、1個又は2個の置換基、好ましくは1個の置換基で置換される。ピリミジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。ピリミジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ピリミジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置換され得る。ピリミジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ピリミジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜5アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。ピリミジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなど)で置換され得る。Aがピリミジニルである場合の好ましい置換基には、C1〜6アルキルが挙げられ、Cアルキルが最も好ましい。他の好ましい置換基には、ハロゲン、特に、F及びClが挙げられる。
いくつかの態様では、Aはピラジニルである。ピラジニルは、いずれかの環炭素原子を介して式(I)(又はその亜属)の化合物のいずれかに結合し得る。好ましくは、ピラジニルは、1個又は2個の置換基、好ましくは1個の置換基で置換される。ピラジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。ピラジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ピラジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置換され得る。ピラジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ピラジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜5アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。ピラジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなど)で置換され得る。Aがピラジニルである場合の好ましい置換基には、C1〜6アルキルが挙げられ、Cアルキルが最も好ましい。他の好ましい置換基には、ハロゲン、特に、F及びClが挙げられる。
いくつかの態様では、Aはピリダジニルである。ピリダジニルは、いずれかの環炭素原子を介して式(I)(又はその亜属)の化合物のいずれかに結合し得る。好ましくは、ピリダジニルは、1個又は2個の置換基、好ましくは1個の置換基で置換される。ピリダジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。ピリダジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ピリダジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置換され得る。ピリダジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ピリダジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜5アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。ピリダジニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなど)で置換され得る。Aがピリダジニルである場合の好ましい置換基には、C1〜6アルキルが挙げられ、Cアルキルが最も好ましい。他の好ましい置換基には、ハロゲン、特に、F及びClが挙げられる。
いくつかの態様では、Aはベンゾ[d][1,3]ジオキソリルである。ベンゾ[d][1,3]ジオキソリルは、いずれかの環炭素原子を介して式(I)(又はその亜属)の化合物のいずれかに結合し得る。ベンゾ[d][1,3]ジオキソリルは非置換であり得る、又は1個若しくは2個のハロゲン、好ましくはFで置換され得る。好ましくは、ベンゾ[d][1,3]ジオキソリルは、1個又は2個の他の置換基で置換される。ベンゾ[d][1,3]ジオキソリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。ベンゾ[d][1,3]ジオキソリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ベンゾ[d][1,3]ジオキソリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置換され得る。ベンゾ[d][1,3]ジオキソリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ベンゾ[d][1,3]ジオキソリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜5アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。ベンゾ[d][1,3]ジオキソリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなど)で置換され得る。
いくつかの態様では、Aはベンゾチオフェニルである。ベンゾチオフェニルは、いずれかの環炭素原子を介して式(I)(又はその亜属)の化合物のいずれかに結合し得る。好ましくは、ベンゾチオフェニルは、1個又は2個の置換基、好ましくは1個の置換基で置換される。ベンゾチオフェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。ベンゾチオフェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ベンゾチオフェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置換され得る。ベンゾチオフェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ベンゾチオフェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜5アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。ベンゾチオフェニルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなどを含む)で置換され得る。
いくつかの態様では、Aはピラゾリルである。ピラゾリルは、いずれかの環炭素原子を介して式(I)(又はその亜属)の化合物のいずれかに結合し得る。好ましくは、ピラゾリルは、1個又は2個の置換基、好ましくは1個の置換基で置換される。ピラゾリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。ピラゾリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ピラゾリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、SFで置換され得る。ピラゾリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ピラゾリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜5アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。ピラゾリルは、任意の使用可能な環炭素原子において、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなど)で置換され得る。
好ましい態様では、Aは、非置換の、又は置換されたフェニル、ピリジル、ピリミジル、又はピラジニル部分であり、ピリジルが特に好ましい。フェニル、ピリジル、ピリミジル、又はピラジニル部分が置換された態様では、好ましい置換基には、C1〜6アルキル(例えば、メチル)及びハロゲン(例えば、F又はCl)が挙げられる。
式(I)の更なる好ましい亜属を以下に示す。
Figure 2018536686
式中、フェニル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個若しくは2個の置換基で置換され得る。
Figure 2018536686
式中、ピリジル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個若しくは2個の置換基で置換され得る。
Figure 2018536686
式中、ピリジル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個若しくは2個の置換基で置換され得る。
本開示によると、EはO、結合、C(O)−NH、CH、又はCH−Oである。E部分は、A部分上の任意の使用可能な炭素原子を介し結合し得る。E部分は、G部分上の任意の使用可能な炭素原子を介し結合し得る。
いくつかの態様では、EはO、結合、又はCHである。好ましい態様では、EはOである。好ましい態様では、Eは結合である。
本開示のいくつかの態様では、EはC(O)−NHであり、A−E−G部分はA−C(O)−NH−Gである。
本開示の他の態様では、EはCHである。
本開示の更に他の態様では、EはCH−Oであり、A−E−G部分はA−CH−O−Gである。
式(I)の更なる好ましい亜属を以下に示す。
Figure 2018536686
式中、フェニル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個若しくは2個の置換基で置換され得る。
Figure 2018536686
式中、フェニル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個若しくは2個の置換基で置換され得る。
Figure 2018536686
式中、ピリジル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個若しくは2個の置換基で置換され得る。
Figure 2018536686
式中、ピリジル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個若しくは2個の置換基で置換され得る。
Figure 2018536686
式中、ピリジル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個若しくは2個の置換基で置換され得る。
Figure 2018536686
式中、ピリジル部分は非置換であり得る、又は任意の使用可能な炭素原子において1個若しくは2個の置換基で置換され得る。
式(I)の他の好ましい亜属を以下に示す。
Figure 2018536686
本開示によると、GはH;ハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;NH(C1〜6アルキル);C3〜6シクロアルキル;フェニル;ピリミジニル;ピリジル;ピリダジニル;ピリジン−2(1H)−オン;酸素ヘテロ原子を含有するヘテロシクロアルキル;及びフェニル−CH−O−フェニル(−O−フェニルはCNで置換された)であり、フェニル;ピリジル;ピリダジニル;及びピリジン−2(1H)−オンは、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、OC1〜6ハロアルキル及びOC1〜6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。
また、本開示によると、GはH;C3〜6シクロアルキル;フェニル;チオフェニル;C1〜6アルキル;ピリミジニル;ピリジル;ピリダジニル;ベンゾフラニル;C1〜6ハロアルキル;酸素ヘテロ原子を含有するヘテロシクロアルキル;フェニル−CH−O−フェニル;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;NR;SO1〜6アルキル;又はOHであり、フェニル;ピリジル;ピリダジニル;ピリミジニル;ベンゾフラニル;又はチオフェニルは、ハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;OC1〜6ハロアルキル;C3〜6シクロアルキル;OC1〜6アルキル;CN;OH;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;C(O)−NR;及びC(O)−C1〜6アルキルからなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。
いくつかの態様では、GはHである。
他の態様では、GはC3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルである。
いくつかの態様では、GはC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル(lkyl)、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルである。
更に他の態様では、Gは、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキル(CF、CHCHFなどを含む)である。
他の態様では、Gは酸素ヘテロ原子、例えば、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、又はオキセタニルを含む、ヘテロシクロアルキルである。
好ましい態様では、Gはフェニル−CH−O−フェニルである。これらの態様では、フェニル−CH−O−フェニルは非置換であり得る、又はハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;OC1〜6ハロアルキル;C3〜6シクロアルキル;OC1〜6アルキル;CN;OH;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;C(O)−NR;及びC(O)−C1〜6アルキルからなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個又は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置換され得る。フェニル−CH−O−フェニル部分のフェニル環の一方又は両方は、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。−フェニル−CH−O−フェニル部分のフェニル環の一方又は両方は、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。フェニル−CH−O−フェニル部分のフェニル環の一方又は両方は、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキルで置換され得る。フェニル−CH−O−フェニル部分のフェニル環の一方又は両方は、OC1〜6ハロアルキル、例えば、OC1〜5ハロアルキル、OC1〜4ハロアルキル、OC1〜3ハロアルキル、OC1〜2ハロアルキル、又はOCハロアルキルで置換され得る。フェニル−CH−O−フェニル部分のフェニル環の一方又は両方は、C3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルで置換され得る。フェニル−CH−O−フェニル部分のフェニル環の一方又は両方は、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。フェニル−CH−O−フェニル部分のフェニル環の一方又は両方は、CNで置換され得る。フェニル−CH−O−フェニル部分のフェニル環の一方又は両方は、OHで置換され得る。フェニル−CH−O−フェニル部分のフェニル環の一方又は両方は、C1〜6alk−O−C1〜6アルキル、例えば、C1〜5alk−O−C1〜5アルキル、C1〜4alk−O−C1〜4アルキル、C1〜3alk−O−C1〜3アルキル、C1〜2alk−O−C1〜2アルキル、又はCalk−O−Cアルキルで置換され得る。フェニル−CH−O−フェニル部分のフェニル環の一方又は両方は、C(O)−NRで置換され得、R及びRは、好ましくはそれぞれ独立してH;C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキル;又はC3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、若しくはシクロヘキシルである。より好ましくは、R及びRは、それぞれ独立してH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキルである。フェニル−CH−O−フェニル部分のフェニル環の一方又は両方は、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜65アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。
いくつかの態様では、GはC1〜6alk−O−C1〜6アルキル、例えば、C1〜5alk−O−C1〜5アルキル、C1〜4alk−O−C1〜4アルキル、C1〜3alk−O−C1〜3アルキル、C1〜2alk−O−C1〜2アルキル、又はCalk−O−Cアルキルである。
他の態様では、GはNRであり、R及びRは、それぞれ独立してH;C1〜6アルキル;C3〜6シクロアルキル;C(O)H又はCNである。これらの態様では、R及びRは、好ましくはそれぞれ独立してH;C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキル;又はC3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルである。より好ましくは、R及びRは、それぞれ独立してH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキルである。
いくつかの態様では、Gは、SO1〜6アルキル、例えば、SO1〜5アルキル、SO1〜4アルキル、−SO1〜3アルキル、SO1〜2アルキル、又はSOアルキルである。
いくつかの態様では、GはOHである。
好ましい態様では、Gはフェニルである。これらの態様では、フェニルは非置換であり得る、又はハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;OC1〜6ハロアルキル;C3〜6シクロアルキル;OC1〜6アルキル;CN;OH;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;C(O)−NR;及びC(O)−C1〜6アルキルからなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個又は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置換され得る。フェニルは、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。フェニルは、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。フェニルは、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキルで置換され得る。フェニルは、OC1〜6ハロアルキル、例えば、OC1〜5ハロアルキル、OC1〜4ハロアルキル、OC1〜3ハロアルキル、OC1〜2ハロアルキル、又はOCハロアルキルで置換され得る。フェニルは、C3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルで置換され得る。フェニルは、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。フェニルはCNで置換され得る。フェニルはOHで置換され得る。フェニルは、C1〜6alk−O−C1〜6アルキル、例えば、C1〜5alk−O−C1〜5アルキル、C1〜4alk−O−C1〜4アルキル、C1〜3alk−O−C1〜3アルキル、C1〜2alk−O−C1〜2アルキル、又はCalk−O−Cアルキルで置換され得る。フェニルはC(O)−NRで置換され得、R及びRは、好ましくはそれぞれ独立してH;C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキル;又はC3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、若しくはシクロヘキシルである。より好ましくは、R及びRは、それぞれ独立してH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキルである。フェニルは、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜65アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。
いくつかの態様では、Gはピリジルである。これらの態様では、ピリジルは非置換であり得る、又はハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;OC1〜6ハロアルキル;C3〜6シクロアルキル;OC1〜6アルキル;CN;OH;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;C(O)−NR;及びC(O)−C1〜6アルキルからなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個又は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置換され得る。ピリジルは、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ピリジルは、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。ピリジルは、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキルで置換され得る。ピリジルは、OC1〜6ハロアルキル、例えば、OC1〜5ハロアルキル、OC1〜4ハロアルキル、OC1〜3ハロアルキル、OC1〜2ハロアルキル、又はOCハロアルキルで置換され得る。ピリジルは、C3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルで置換され得る。ピリジルは、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ピリジルはCNで置換され得る。ピリジルは−OHで置換され得る。ピリジルは、C1〜6alk−O−C1〜6アルキル、例えば、C1〜5alk−O−C1〜5アルキル、C1〜4alk−O−C1〜4アルキル、C1〜3alk−O−C1〜3アルキル、C1〜2alk−O−C1〜2アルキル、又はCalk−O−Cアルキルで置換され得る。ピリジルはC(O)−NRで置換され得、R及びRは、好ましくはそれぞれ独立してH;C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキル;又はC3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、若しくはシクロヘキシルである。より好ましくは、R及びRは、それぞれ独立してH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキルである。ピリジルは、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜65アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。
いくつかの態様では、Gはピリダジニルである。これらの態様では、ピリダジニルは非置換であり得る、又はハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;OC1〜6ハロアルキル;C3〜6シクロアルキル;OC1〜6アルキル;CN;OH;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;C(O)−NR;及びC(O)−C1〜6アルキルからなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個又は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置換され得る。ピリダジニルは、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ピリダジニルは、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。ピリダジニルは、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキルで置換され得る。ピリダジニルは、OC1〜6ハロアルキル、例えば、OC1〜5ハロアルキル、OC1〜4ハロアルキル、OC1〜3ハロアルキル、OC1〜2ハロアルキル、又はOCハロアルキルで置換され得る。ピリダジニルは、C3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルで置換され得る。ピリダジニルは、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ピリダジニルはCNで置換され得る。ピリダジニルはOHで置換され得る。ピリダジニルは、C1〜6alk−O−C1〜6アルキル、例えば、C1〜5alk−O−C1〜5アルキル、C1〜4alk−O−C1〜4アルキル、C1〜3alk−O−C1〜3アルキル、C1〜2alk−O−C1〜2アルキル、又はCalk−O−Cアルキルで置換され得る。ピリダジニルはC(O)−NRで置換され得、R及びRは、好ましくはそれぞれ独立してH;C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキル;又はC3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、若しくはシクロヘキシルである。より好ましくは、R及びRは、それぞれ独立してH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキルである。ピリダジニルは、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜65アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。
いくつかの態様では、Gはピリミジニルである。これらの態様では、ピリミジニルは非置換であり得る、又はハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;OC1〜6ハロアルキル;C3〜6シクロアルキル;OC1〜6アルキル;CN;OH;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;C(O)−NR;及びC(O)−C1〜6アルキルからなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個又は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置換され得る。ピリミジニルは、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ピリミジニルは、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。ピリミジニルは、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキルで置換され得る。ピリミジニルは、OC1〜6ハロアルキル、例えば、OC1〜5ハロアルキル、OC1〜4ハロアルキル、OC1〜3ハロアルキル、OC1〜2ハロアルキル、又はOCハロアルキルで置換され得る。ピリミジニルは、C3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルで置換され得る。ピリミジニルは、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ピリミジニルはCNで置換され得る。ピリミジニルはOHで置換され得る。ピリミジニルは、C1〜6alk−O−C1〜6アルキル、例えば、C1〜5alk−O−C1〜5アルキル、C1〜4alk−O−C1〜4アルキル、C1〜3alk−O−C1〜3アルキル、C1〜2alk−O−C1〜2アルキル、又はCalk−O−Cアルキルで置換され得る。ピリミジニルはC(O)−NRで置換され得、R及びRは、好ましくはそれぞれ独立してH;C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキル;又はC3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、若しくはシクロヘキシルである。より好ましくは、R及びRは、それぞれ独立してH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキルである。ピリミジニルは、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜65アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。
いくつかの態様では、Gはベンゾフラニルである。これらの態様では、ベンゾフラニルは非置換であり得る、又はハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;OC1〜6ハロアルキル;C3〜6シクロアルキル;OC1〜6アルキル;CN;OH;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;C(O)−NR;及びC(O)−C1〜6アルキルからなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個又は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置換され得る。ベンゾフラニルは、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。ベンゾフラニルは、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。ベンゾフラニルは、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキルで置換され得る。ベンゾフラニルは、OC1〜6ハロアルキル、例えば、OC1〜5ハロアルキル、OC1〜4ハロアルキル、OC1〜3ハロアルキル、OC1〜2ハロアルキル、又はOCハロアルキルで置換され得る。ベンゾフラニルは、C3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルで置換され得る。ベンゾフラニルは、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。ベンゾフラニルはCNで置換され得る。ベンゾフラニルはOHで置換され得る。ベンゾフラニルは、C1〜6alk−O−C1〜6アルキル、例えば、C1〜5alk−O−C1〜5アルキル、C1〜4alk−O−C1〜4アルキル、C1〜3alk−O−C1〜3アルキル、C1〜2alk−O−C1〜2アルキル、又はCalk−O−Cアルキルで置換され得る。ベンゾフラニルはC(O)−NRで置換され得、R及びRは、好ましくはそれぞれ独立してH;C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキル;又はC3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、若しくはシクロヘキシルである。より好ましくは、R及びRは、それぞれ独立してH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキルである。ベンゾフラニルは、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜65アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。
いくつかの態様では、Gはチオフェニルである。これらの態様では、チオフェニルは非置換であり得る、又はハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;OC1〜6ハロアルキル;C3〜6シクロアルキル;OC1〜6アルキル;CN;OH;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;C(O)−NR;及びC(O)−C1〜6アルキルからなる群から独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基、好ましくは1個又は2個の置換基、より好ましくは1個の置換基で置換され得る。チオフェニルは、ハロゲン、例えば、F又はClで置換され得る。チオフェニルは、C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、又はCアルキルで置換され得る。チオフェニルは、C1〜6ハロアルキル、例えば、C1〜5ハロアルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜3ハロアルキル、C1〜2ハロアルキル、又はCハロアルキルで置換され得る。チオフェニルは、OC1〜6ハロアルキル、例えば、OC1〜5ハロアルキル、OC1〜4ハロアルキル、OC1〜3ハロアルキル、OC1〜2ハロアルキル、又はOCハロアルキルで置換され得る。チオフェニルは、C3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルで置換され得る。チオフェニルは、OC1〜6アルキル、例えば、OC1〜5アルキル、OC1〜4アルキル、OC1〜3アルキル、OC1〜2アルキル、又はOCアルキルで置換され得る。チオフェニルはCNで置換され得る。チオフェニルはOHで置換され得る。チオフェニルは、C1〜6alk−O−C1〜6アルキル、例えば、C1〜5alk−O−C1〜5アルキル、C1〜4alk−O−C1〜4アルキル、C1〜3alk−O−C1〜3アルキル、C1〜2alk−O−C1〜2アルキル、又はCalk−O−Cアルキルで置換され得る。チオフェニルはC(O)−NRで置換され得、R及びRは、好ましくはそれぞれ独立してH;C1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキル;又はC3〜6シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、若しくはシクロヘキシルである。より好ましくは、R及びRは、それぞれ独立してH又はC1〜6アルキル、例えば、C1〜5アルキル、C1〜4アルキル、C1〜3アルキル、C1〜2アルキル、若しくはCアルキルである。チオフェニルは、C(O)−C1〜6アルキル、例えば、C(O)−C1〜65アルキル、C(O)−C1〜4アルキル、C(O)−C1〜3アルキル、C(O)−C1〜2アルキル、又はC(O)−Cアルキルで置換され得る。
好ましい態様では、Gは非置換の、又は置換されたピリジル、ピリジニル(pyridizinyl)、又はピラジニルである。Gが置換されたピリジル、ピリジニル、又はピラジニルである態様では、好ましい置換基には、C1〜6アルキル(例えば、メチル)が挙げられる。他の好ましい態様では、GはC1〜6アルキル(例えば、イソプロピル)である。
好ましい態様では、Gは非置換の、又は置換されたピリジル、ピリジニル、又はピラジニルであり、EはCH又はOである。Gが置換されたピリジル、ピリジニル、又はピラジニルであり、EがCH又はOである態様では、好ましい置換基には、C1〜6アルキル(例えば、メチル)が挙げられる。他の好ましい態様では、GはC1〜6アルキル(例えば、イソプロピル)であり、EはCH又はOである。
いくつかの好ましい態様では、A−E−Gは、
Figure 2018536686
である。
式Iの好ましい化合物には、RがHであり、Rが1個又は2個の置換基でシクロペンチル置換され、置換基のうちの1つがNR−C(O)−C(R)=CR(R)であり、R、R、及びRが、それぞれHであり、Aがフェニル又はピリジルであり、フェニル又はピリジルがCHで置換され、EがO又は結合であり、Gがフェニル又はC1〜6アルキルであるものが挙げられる。より好ましい態様では、RはNR−C(O)−C(R)=CR(R)である1個の置換基で置換される。好ましい態様では、A−E−Gは、
Figure 2018536686
である。
式(I)の好ましい亜属には、以下が挙げられる。
Figure 2018536686
式中、Aフェニルは非置換である、又は好ましくはC1〜6アルキルで置換される。
Figure 2018536686
式中、Aフェニルは非置換である、又は好ましくはC1〜6アルキルで置換される。
Figure 2018536686
式中、Aピリジルは非置換である、又は好ましくはC1〜6アルキルで置換される。
Figure 2018536686
式中、Aピリジルは非置換である、又は好ましくはC1〜6アルキルで置換される。
Figure 2018536686
式中、Aピリジルは非置換である、又は好ましくはC1〜6アルキルで置換される。
Figure 2018536686
式中、Aピリジルは非置換である、又は好ましくはC1〜6アルキルで置換される。
Figure 2018536686
式中、Aピリジルは非置換である、又は好ましくはC1〜6アルキルで置換される。
Figure 2018536686
式中、Aピリジルは非置換である、又は好ましくはC1〜6アルキルで置換される。
Figure 2018536686
式中、Aフェニルは非置換である、又は好ましくはC1〜6アルキルで置換される。
Figure 2018536686
式中、Aフェニルは非置換である、又は好ましくはC1〜6アルキルで置換される。
本発明の他の実施形態は、以下からなる群より選択される化合物:
N−((1S,4S)−4−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,4R)−4−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,4R)−4−メトキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2R)−2−(メチルアミノ)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−シアナミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2R)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1RS,2RS)−2−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−シクロペンチル−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1r,3s,5R,7S)−3−ヒドロキシアダマンタン−1−イル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−(2−(メチルアミノ)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1RS,2RS)−2−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,2R)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,2S)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2S)−2−(メチルアミノ)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2R)−2−(メチルアミノ)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2R)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−ホルムアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,2R)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−(4−(メチルアミノ)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,4S)−4−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,3R)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−((E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エナミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,4S)−4−((E)−4−(メチルアミノ)ブタ−2−エナミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−((E)−4−アミノブタ−2−エナミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S)−3−(メチルアミノ)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−シクロペンチル−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−シクロペンチル−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,4S)−4−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,4S)−4−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−(rac−(1,3−cis)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,3R)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2S)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2S)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2S)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−(trans−(1R,4R)−4−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
trans−N−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
tert−ブチル((1R,3S)−3−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート;
tert−ブチルtrans−((1R,4R)−4−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート;
N−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−((E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エナミド)シクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−N−((1S,2R)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−N−((1S,3R)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
tert−ブチル((1S,4S)−4−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート;
N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェニルピリミジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−シクロブトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェニルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェニルピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−3−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェニルピリダジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−シクロブトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−(3−クロロプロパンアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソプロポキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,3R)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−イソプロポキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−シクロブトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,3S)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,3R)−3−((E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エナミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,3S)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−(2−アミノアセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェニルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェニルピリダジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェニルピリミジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェニルピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
ラセミcisN−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
ラセミtransN−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1RS,2RS)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリミジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリミジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(S)−(4−(ピリジン−3−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリミジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−([2,3’−ビピリジン]−4−イル)−N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェニルピリダジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−3−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−([2,2’−ビピリジン]−4−イル)−N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−([2,3’−ビピリジン]−4−イル)−N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(6−(イソプロピルアミノ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−([2,2’−ビピリジン]−4−イル)−N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェニルピリダジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,2R)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,3S)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,2R)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−シクロブチルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−シクロブチルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,3S)−3−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,3R)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,4S)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3S)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3S)−3−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3S)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
(S)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル)−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−4(5H)−オン;
(S)−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)プロピオンアミド;
(S)−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミド;
(S)−2−(3−アミノピロリジン−1−カルボニル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−4(5H)−オン;
(S)−2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−4(5H)−オン;
N−((1R,3R)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,3R)−3−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1r,4r)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
(S)−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アクリルアミド;
(R)−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アクリルアミド;
(S,E)−2−シアノ−3−シクロプロピル−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アクリルアミド;
(R,E)−2−シアノ−3−シクロプロピル−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アクリルアミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(3−イソプロピルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(3−イソプロピルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1S,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
5−(4−(3−((2−シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)−2−メチルフェニル)−N−シクロヘキシル−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−(5−(4−(3−((2−シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−イル)シクロプロパンカルボキサミド;
N−シクロヘキシル−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−シクロヘキシル−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N1−((E)−4−(((1S,2R)−2−(5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン−1−イル)−N5−(15−オキソ−19−((3aS,4S,6aR)−2−オキソヘキサヒドロ−1H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−イル)−4,7,10−トリオキサ−14−アザノナデシル)グルタルアミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(4−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−オキソ−1−(ピリダジン−3−イル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(4−メチル−6−オキソ−1−(ピリダジン−3−イル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(6’−メチル−2−オキソ−2H−[1,2’−ビピリジン]−5’−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(5−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(5−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリミジン−5−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(5−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−((E)−2−シアノ−3−(3−メチルオキセタン−3−イル)アクリルアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−((E)−2−シアノ−4−エトキシ−4−メチルペント−2−エナミド)シクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N1−((E)−4−(((1S,2R)−2−(5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン−1−イル)−N5−(15−オキソ−19−((3aS,4S,6aR)−2−オキソヘキサヒドロ−1H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−イル)−4,7,10−トリオキサ−14−アザノナデシル)グルタルアミド;及び
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−(ピリミジン−5−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;並びに
それらの同位体変種及び薬学的に許容される塩からなる群から選択される化合物である。
本発明の他の実施形態は、以下からなる群より選択される化合物:
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリミジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;及び
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;並びに
それらの同位体変種及び薬学的に許容される塩からなる群から選択される化合物である。
本発明の更なる実施形態は、式(IIa):
Figure 2018536686
[式中、
は、H、Cl、及びCHからなる群から選択され、
nは0又は1であり、
EはOであり、
Gは、C1〜6アルキル、フェニル、ピリジル、CHで置換されたピリジル、ピリミジニル、ピリダジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、及び
Figure 2018536686
からなる群から選択され、
環Bは、からなる群から選択され、
Figure 2018536686
は、OH、OCH、NH、NH(CH)、N(CH、NH(CO−tert−ブチル)、NH(C=O)C1〜3アルキル、NH(C=O)CH=CH、NH(C=O)CHNH、NH(C=O)CHNH(CH)、NH(C=O)CHN(CH、及びNH(C=O)CH=CHCHN(CHからなる群から選択され、
は、OH、OCH、CN、NH、NH(CH)、N(CH、NH(CO−tert−ブチル)、NH(C=O)C1〜3アルキル、及びNH(C=O)CH=CHからなる群から選択され、
はH又はCNであり、
は、CHNH、CHNH(CH)、CHN(CH、及びシクロプロピルからなる群から選択される。]を有する式(I)の化合物である。
本発明の更なる実施形態は、式(IIa):[式中、RはH又はCHであり、nは1であり、EはOであり、Gは、C1〜3アルキル、フェニル、ピリジル、及びCHで置換されたピリジルからなる群から選択され、環Bは、
Figure 2018536686
からなる群から選択され、RはNH(C=O)CH=CHである。]を有する式(I)の化合物である。
本発明の更なる実施形態は、式(IIb):
Figure 2018536686
[式中、
G−Aが、からなる群から選択され、
Figure 2018536686
Gは、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、フェニル、及びピリジルからなる群から選択され、
2bは、
Figure 2018536686
からなる群から選択され、
は、OH、OCH、NH、NH(CH)、N(CH、NH(CO−tert−ブチル)、NH(C=O)C1〜3アルキル、NH(C=O)CH=CH、NH(C=O)CHNH、NH(C=O)CHNH(CH)、NH(C=O)CHN(CH、及びNH(C=O)CH=CHCHN(CHからなる群から選択される。]を有する式(I)の化合物である。
本発明の更なる実施形態は、式(IIb):[式中、G−Aは
Figure 2018536686
であり、Gはフェニル又はピリジルであり、R2bは、
Figure 2018536686
からなる群から選択され、RはNH(C=O)CH=CHである。]を有する式(I)の化合物である。
本発明の更なる実施形態は、式(IIc):
Figure 2018536686
[式中、
G−E−Aは、
Figure 2018536686
からなる群から選択され、G2cは、C1〜6アルキル、フェニル、ピリミジニル、ピリジル、CHで置換されたピリジル、及びC3〜6シクロアルキルからなる群から選択され、RはH又はCHであり、
環Bは、
Figure 2018536686
からなる群から選択され、
は、OH、OCH、NH、NH(CH)、N(CH、NH(CO−tert−ブチル)、NH(C=O)C1〜3アルキル、NH(C=O)CH=CH、NH(C=O)CHNH、NH(C=O)CHNH(CH)、NH(C=O)CHN(CH、及びNH(C=O)CH=CHCHN(CHからなる群から選択される。]を有する式(I)の化合物である。
本発明の更なる実施形態は、式(IIc)を有する式(I)の化合物であり、式中、
本発明の更なる実施形態は、式(IIc)[式中、G−E−Aは
Figure 2018536686
であり、G2cはC1〜6アルキル、フェニル、又はピリジルであり、RはH又はCHであり、環Bは
Figure 2018536686
であり、RはNH(C=O)CH=CHである。]を有する式(I)の化合物である。
本開示はまた、ブルトン型チロシンキナーゼによって媒介される疾病、疾患、若しくは状態と診断されたか又はこれによる疾病、疾患、若しくは状態に罹患している対象を治療するために、本明細書に記載の化合物を使用する方法に関する。これらの方法は、ブルトン型チロシンキナーゼを阻害するのに十分な量で本開示の化合物を対象に投与することによって達成される。
更なる態様では、治療有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を含む組成物を、治療を必要とする対象に投与することにより、対象においてブルトン型チロシンキナーゼを阻害するための方法を本明細書で提供する。本開示のいくつかの態様は、治療有効量の少なくとも1種類の式(I)の化合物を含む組成物を自己免疫疾患に罹患している対象に投与することによって対象を治療する方法に関する。いくつかの態様では、自己免疫疾患は、例えば、炎症性腸疾患、関節炎、狼瘡、関節リウマチ、乾癬性関節炎、変形性関節炎、スティル病、若年性関節炎、糖尿病、重症筋無力症、橋本甲状腺炎、オード甲状腺炎、グレーブス病、シェーグレン症候群、多発性硬化症、ギランバレー症候群、急性播種性脳脊髄炎、アジソン病、眼球クローヌス・ミオクローヌス症候群、強直性脊椎炎(ankylosing spondylitis)、抗リン脂質抗体症候群、再生不良性貧血、自己免疫性肝炎、セリアック病、グッドパスチャー症候群、特発性血小板減少性紫斑病、視神経炎、強皮症、原発性胆汁性肝硬変、ライター症候群、高安動脈炎、側頭動脈炎、温式自己免疫性溶血性貧血、ウェゲナー肉芽腫症、乾癬、全身性脱毛症、ベーチェット病、慢性疲労、自律神経障害、子宮内膜症、間質性膀胱炎、神経性筋強直症、強皮症、又は外陰部痛である。自己免疫疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合物は単剤として投与され得る。あるいは、自己免疫疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合物は、自己免疫疾患の治療に有用であることが既知の他の薬剤と組み合わせて投与され得る。
本開示の他の実施形態は、治療有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を含む組成物を異種免疫状態に罹患している対象に投与することによって対象を治療する方法に関する。いくつかの態様では、異種免疫の状態又は疾患は、例えば、移植片対宿主拒絶反応、移植、輸血、アナフィラキシー、アレルギー、I型過敏症、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、又はアトピー性皮膚炎である。異種免疫状態の治療に使用する場合、式(I)の化合物は単剤として投与され得る。あるいは、異種免疫状態の治療に使用する場合、式(I)の化合物は、異種免疫疾患の治療に有用であることが既知の他の薬剤と組み合わせて投与され得る。
本開示の他の実施形態は、治療有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を含む組成物を炎症性疾患に罹患している対象に投与することによって対象を治療する方法に関する。特定の実施形態では、炎症性疾患は、例えば、喘息、虫垂炎、眼瞼炎、細気管支炎、気管支炎、滑液包炎、子宮頸管炎、胆管炎、胆嚢炎、結腸炎、結膜炎、膀胱炎、涙腺炎、皮膚炎、皮膚筋炎、脳炎、心内膜炎、子宮内膜炎、腸炎、小腸結腸炎、上顆炎、副睾丸炎、筋膜炎、線維症、胃炎、胃腸炎、肝炎、化膿性汗腺炎、喉頭炎、乳腺炎、髄膜炎、脊髄炎心筋炎、筋炎、腎炎、卵巣炎、精巣炎、骨炎、中耳炎、膵炎、耳下腺炎、心膜炎、腹膜炎、咽頭カタル、胸膜炎、静脈炎、肺炎、肺炎、直腸炎、前立腺炎、腎盂腎炎、鼻炎、耳管炎、静脈洞炎、口内炎、滑膜炎、腱炎、扁桃炎、ブドウ膜炎、腱鞘炎、脈管炎、又は外陰炎である。炎症性疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合物は単剤として投与され得る。あるいは、炎症性疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合物は、炎症性疾患の治療に有用であることが既知の他の薬剤と組み合わせて投与され得る。
本開示の他の実施形態は、治療有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を含む組成物を癌に罹患している対象に投与することによって対象を治療する方法に関する。一実施形態では、癌は、B細胞増殖性疾患、例えば、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、濾胞性リンパ腫、慢性リンパ性リンパ腫、慢性リンパ性白血病、B細胞前リンパ球性白血病、リンパ形質細胞性リンパ腫/ワルデンストレームマクログロブリン血症、脾性辺縁帯リンパ腫、形質細胞性骨髄腫、形質細胞腫、節外性辺縁帯B細胞リンパ腫、節性辺縁帯B細胞リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、縦隔(胸腺)大細胞型B細胞リンパ腫、血管内大細胞型B細胞リンパ腫、原発性滲出液リンパ腫、バーキットリンパ腫/白血病、又はリンパ腫様肉芽腫症である。本開示の化合物を使用して治療するのに特に適した癌には、マントル細胞リンパ腫及び慢性リンパ性白血病及びマクログロブリン血症、並びに多発性骨髄腫が挙げられる。いくつかの実施形態では、対象が癌に罹患している場合、上記化合物のうちの1つに加えて、抗ガン剤が対象に投与される。一実施形態では、抗癌剤は、分裂促進因子活性化タンパク質キナーゼシグナル伝達の阻害剤であり、例えば、U0126、PD98059、PD184352、PD0325901、ARRY−142886、SB239063、SP600125、BAY 43−9006、ワートマニン、又はLY294002である。癌の治療に使用する場合、式(I)の化合物は単剤として投与され得る。あるいは、癌の治療に使用する場合、式(I)の化合物は、癌の治療に有用であることが既知の他の薬剤と組み合わせて投与され得る。
本開示の他の実施形態は、治療有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を含む組成物を血栓塞栓性疾患に罹患している対象に投与することによって対象を治療する方法に関する。更なる実施形態では、血栓塞栓性疾患は、例えば、心筋梗塞、狭心症、血管形成術後の再閉塞、血管形成術後の再狭窄、大動脈冠動脈バイパス術後の再閉塞、大動脈冠動脈バイパス術後の再狭窄、脳卒中、一過性虚血、末梢動脈閉塞性疾患、肺塞栓症、又は深部静脈血栓症である。血栓塞栓性疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合物は単剤として投与され得る。あるいは、血栓塞栓性疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合物は、血栓塞栓性疾患に有用であることが既知の他の薬剤と組み合わせて投与され得る。
本開示の他の実施形態は、治療有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を含む組成物を呼吸器系疾患に罹患している対象に投与することによって対象を治療する方法に関する。いくつかの態様では、呼吸器系疾患は喘息である。本態様の更なる実施形態では、呼吸器系疾患には、成人呼吸促迫症候及びアレルギー性(外因性)喘息、非アレルギー性(非外因性)喘息、重症急性喘息、慢性喘息、臨床的喘息、夜間喘息、アレルゲン誘導性喘息、アスピリン感受性喘息、運動誘発性喘息、過換気誘発喘息、小児発症喘息、成人発症喘息、咳型喘息、職業性喘息、ステロイド抵抗性喘息、季節性喘息が挙げられるが、これらに限定されない。呼吸器系疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合物は単剤として投与され得る。あるいは、呼吸器系疾患の治療に使用する場合、式(I)の化合物は、呼吸器系疾患の治療に有用であることが既知の他の薬剤と組み合わせて投与され得る。
別の態様では、有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を対象に少なくとも1回投与することを含む、関節リウマチ及び変形性関節炎を予防するための方法である。関節リウマチ又は変形性関節炎の治療に使用する場合、式(I)の化合物は単剤として投与され得る。あるいは、関節リウマチ又は変形性関節炎の治療に使用する場合、式(I)の化合物は、関節リウマチ又は変形性関節炎の治療に有用であることが既知の他の薬剤と組み合わせて投与され得る。
別の態様では、有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を対象に少なくとも1回投与することを含む、肌の炎症反応を治療するための方法である。かかる肌の炎症反応には、例として、皮膚炎、接触皮膚炎、湿疹、蕁麻疹、酒さ、及び瘢痕化が挙げられる。別の態様では、肌、関節、又は他の組織若しくは器官における乾癬病巣を低減するための方法であり、有効量の、少なくとも1種類の式(I)の化合物を哺乳類に少なくとも1回投与することを含む。これらの状態の治療に使用する場合、式(I)の化合物は単剤として投与され得る。あるいは、これらの状態の治療に使用する場合、式(I)の化合物は、これらの状態の治療に有用であることが既知の他の薬剤と組み合わせて投与され得る。
好ましい態様では、本開示の化合物は、関節リウマチの治療に使用され得る。
本開示の化合物はまた、全身性エリテマトーデスの治療に使用され得る。
本開示の化合物はまた、天疱瘡疾患及び類天疱瘡疾患の治療に使用され得る。
いくつかの態様では、式(I)の化合物は、当該技術分野において周知の方法に従って、CYP 3A4阻害剤と組み合わせて投与され得る。
本開示による治療方法では、かかる疾病、疾患、若しくは状態を患うか又はこれらを有すると診断された対象に、本発明による有効量の薬剤を投与する。「有効量」とは、対象の疾病、疾患、又は状態に対するかかる治療を必要とする患者において、所望の治療的効果を概ねもたらすのに十分な量又は十分な用量を意味する。本開示の化合物の有効量又は用量は、モデル化、用量漸増試験又は臨床試験などの常法によって、並びに日常的な要因、例えば、投与若しくは薬物送達の形態又は経路、化合物の薬物動態、疾病、疾患、又は状態の重篤度及び経過、対象が以前に受けていた又は現在受けている治療、対象の健康状態及び薬物に対する応答、並びに治療する医者の判断を考慮することによって確定されてもよい。用量の例は、単回又は分割用量単位(例えば1日2回、1日3回、1日4回)で対象の体重1kg当たり化合物約0.001〜約200mg/日、好ましくは約0.05〜100mg/kg/日、又は約1〜35mg/kg/日の範囲である。70kgのヒトの場合では、好適な投薬量の例示的な範囲は、約0.05〜約7g/日又は約0.2〜約2.5g/日である。
更に、本開示の化合物を追加の活性成分と組み合わせて、上記状態の治療で使用してもよい。追加の活性成分は、本開示の化合物とは別々に同時投与してもよく、又はかかる薬剤を本開示の医薬組成物に含めてよい。この組み合わせは、(例えば、本開示による活性剤の効力若しくは有効性を高める化合物を組み合わせに含めることによって)有効性を増大させる、1つ若しくは2つ以上の副作用を減少させる、又は本発明による活性剤の必要用量を減少させるのに役立つ場合がある。
本開示の化合物は、本開示の医薬組成物を処方するために、単独で又は1つ以上の追加の活性成分と組み合わせて使用される。本開示の医薬組成物は、(a)有効量の本開示による少なくとも1種の化合物と、(b)薬学的に許容される賦形剤とを含む。
1つ又は2つ以上の用量単位の活性剤を含有する医薬組成物の送達形態は、好適な医薬賦形剤及び当業者に既知であるか又は利用可能になっている配合技法を用いて調製してもよい。この組成物は、本発明の方法において、好適な送達経路、例えば、経口、非経口、直腸内、局所若しくは眼経路によって又は吸入によって投与してもよい。
調製物は、錠剤、カプセル剤、サッシェ剤、糖衣錠、粉剤、顆粒剤、トローチ剤、再構成用粉剤、液体調製物又は坐剤の形態であってもよい。この組成物は、静脈内注射、局所投与又は経口投与用に処方されることが好ましい。
経口投与の場合、本開示の化合物は、錠剤若しくはカプセルの形態で、又は溶液、乳剤若しくは懸濁剤として提供され得る。経口組成物を調製するために、この化合物は、例えば、1日あたり約0.05〜約100mg/kg、1日あたり約0.05〜約35mg/kg、又は1日あたり約0.1〜約10mg/kgの用量を生じるように処方されてもよい。例えば、1日あたり約5mg〜5gの合計日用量は、1日あたり1回、2回、3回又は4回投与することによって達成されてもよい。
経口錠剤は、薬学的に許容される賦形剤、例えば、不活性希釈剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、甘味剤、着香剤、着色剤及び保存剤と混合された本開示による化合物を含んでもよい。好適な不活性充填剤としては、炭酸ナトリウム及び炭酸カルシウム、リン酸ナトリウム及びリン酸カルシウム、ラクトース、デンプン、糖、グルコース、メチルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、マンニトール、ソルビトールなどが挙げられる。例示的な経口用液体賦形剤としては、エタノール、グリセロール、水などが挙げられる。デンプン、ポリビニルピロリドン(PVP)、グリコール酸ナトリウムデンプン、微晶質セルロース及びアルギン酸は、好適な崩壊剤である。結合剤としては、デンプン及びゼラチンを挙げてもよい。滑沢剤は、存在する場合、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸又はタルクであってもよい。必要に応じて、錠剤をモノステアリン酸グリセリル又はジステアリン酸グリセリルなどの物質でコーティングして、消化管内での吸収を遅延させてもよく、又は腸溶コーティングでコーティングしてもよい。
経口投与用カプセルとしては、ハードゼラチンカプセル及びソフトゼラチンカプセルが挙げられる。ハードゼラチンカプセルを調製するために、本開示の化合物を、固体、半固体又は液体の希釈剤と混合してもよい。ソフトゼラチンカプセルは、本開示の化合物を水、ピーナッツ油若しくはオリーブ油などの油、流動パラフィン、短鎖脂肪酸のモノグリセリドとジグリセリドとの混合物、ポリエチレングリコール400又はプロピレングリコールと混合することによって調製してもよい。
経口投与用の液体は、懸濁剤、溶液、乳剤若しくはシロップ剤の形態であってもよく、あるいは使用前に水若しくは他の好適なビヒクルで再構成するために、凍結乾燥してもよく、又は乾燥製品として提示してもよい。かかる液体組成物は、任意に、医薬的に許容される賦形剤、例えば、懸濁化剤(例えば、ソルビトール、メチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ステアリン酸アルミニウムゲルなど);非水性ビヒクル、例えば、油(例えば、アーモンド油又は分留ヤシ油)、プロピレングリコール、エチルアルコール又は水;保存剤(例えば、p−ヒドロキシ安息香酸メチル若しくはp−ヒドロキシ安息香酸プロピル、又はソルビン酸);レシチンなどの湿潤剤;及び必要に応じて着香剤又は着色剤を含有していてもよい。
また、本開示の活性剤は、非経口経路によって投与されてもよい。例えば、上記の組成物を、直腸内投与のために坐剤として処方されてもよい。静脈内、筋肉内、腹腔内又は皮下経路を含む非経口用途の場合、本開示の化合物は、適切なpH及び等張性に緩衝された滅菌水溶液若しくは懸濁液、又は非経口的に許容される油中で提供されてもよい。好適な水性ビヒクルとしては、リンガー液及び等張性塩化ナトリウムが挙げられる。かかる形態は、アンプル又は使い捨て注射装置などの単位用量形態、適切な用量を引き抜くことができるバイアルなどの多用量形態、又は注射可能な製剤を調製するために使用できる固体形態若しくは予濃縮物で提示されることになる。具体的な注入用量は、数分〜数日の範囲の期間で注入される、医薬的担体と混合した化合物の約1〜1000μ.g/kg/分の範囲であり得る。
局所投与の場合、この化合物を、ビヒクルに対して約0.1%〜約10%の薬物の濃度で医薬的担体と混合してもよい。本開示の化合物を投与する別の形態は、経皮送達を行うためにパッチ製剤を利用してもよい。
あるいは、本開示の化合物を、経鼻又は経口経路を介した吸入によって、例えば、好適な担体も含有する噴霧製剤による本発明の方法で投与してもよい。
次に、本開示の方法において有用な例示的な化合物を、以下のその一般的調製についての例示的な合成スキーム及び以下の具体例を参照することによって説明する。本明細書における様々な化合物を得るために、適宜保護を行って又は行わずに、最終的に望ましい置換基を反応スキームを通して担持させて所望の生成物が生成されるように、出発物質材料を好適に選択してもよいことを当業者は理解するであろう。代替的に、最終的に所望される置換基の代わりに、反応スキームを通して担持され、かつ適宜、所望される置換基で置換されてもよい、好適な基を用いることが必要であるか又は望ましい場合もある。特に明記されない限り、変数は、式(I)を参照して上で定義したとおりである。反応は、溶媒の融点と還流温度との間、好ましくは0℃と溶媒の還流温度との間で実施することができる。反応は、従来の加熱又はマイクロ波加熱を用いて加熱されてもよい。反応は、密閉圧力容器内で溶媒の通常の還流温度より高い温度で実施されてもよい。
本開示の化合物は、当業者の知識を本開示と組み合わせて使用することにより、調製できる。例えば、本開示の化合物は、以下のスキーム及び実施例に従って調製できる。
略語
表3.本明細書で使用される略語及び頭字語としては、以下が挙げられる。
Figure 2018536686
Figure 2018536686
調製例
次に、本発明の方法において有用な例示的な化合物を、以下のその一般的調製についての例示的な合成スキーム及び以下の具体例を参照することによって説明する。
Figure 2018536686
スキーム1によると、(VI)の化合物(式中、環BはC5〜6シクロアルキルであり、YはOH又はNHであり、PGはBOCなど好適な窒素保護基である)は市販されている、又は当業者に周知の条件を使用して、式(V)の化合物から合成的に入手可能である。TEA、DIPEAなど好適な塩基の存在下、DMAPなど試薬の存在下又は不在下、THF、DCMなど好適な溶媒中、0℃〜25℃の温度範囲での、2〜6時間にわたる、無水物など好適なアシル化剤及び無水酢酸、プロピオン酸無水物、プロパ−2−エノイルクロリド、C1〜6アルキル(C=O)Clなどカルボン酸のハロゲン化物による式(VI)の化合物(式中、YはNHである)のアシル化により、化合物(式中、YはNHであり、Rは(C=O)CH=CH及び(C=O)C1〜6アルキルである)が得られる。アミン化合物がtert−ブチルカルバメート(BOC)保護基(PG)を有する場合、tert−ブチルカルバメート(BOC)保護基(PG)の除去は、MeOH、ジオキサン、又はDCMなど溶媒中でHCl、TFA、p−トルエンスルホン酸などの酸を使用して達成する。好ましい実施形態では、脱保護は、HCl/MeOH又はTFA/DCMを使用して達成する。
式(VI)の化合物(式中、環BはC5〜6シクロアルキルであり、YはNHである)は、式(VI)の化合物(式中、光延反応下で、環BはC5〜6シクロアルキルであり、YはOHである)から調製する。2工程で、式(VI)の化合物(式中、YはOHである)とトリフェニルホスファン、DIAD、及びフタルイミドとの反応、続いてEtOHなど溶媒中でのヒドラジン水和物によるヒドラジン分解により、式(VI)の化合物(式中、環BはC5〜6シクロアルキルであり、PGはBOCであり、YはNHである)が得られる。
トルエンなどの溶媒中、約100℃の温度で18〜24時間にわたって、式(VI)の化合物(式中、環BはC5〜6シクロアルキルであり、PGはBOCであり、YはCOHである)をジフェニルホスホルアジダート(DPPA)、フェニルメタノール、及びTEAなど塩基と反応させて、化合物(VI)(式中、PGはBOCであり、YはNH−(C=O)OCHフェニルである)が得られる。当業者に周知の条件下でのCBzの脱保護(例えば、Pd(OH)を使用した(H、207kPa(30psi))を使用した水素化)により、式(VI)の化合物(式中、PGはBOCであり、YはNHである)が得られる。
Figure 2018536686
スキーム2によると、DMF、DMA、THF、ジオキサンなど好適な溶媒中、芳香族求核置換反応において、合成的に入手可能である、又は市販の式(VIII)の化合物(式中、Aはフェニル又は1個若しくは2個の窒素メンバーを含む6員ヘテロアリール環であり、HALはBr又はFであり、Rは、独立してH、ハロ、及びCHである)を、市販の又は合成的に入手可能な式G−OH(X)のアルコール(式中、Gはフェニル、C3〜6シクロアルキル、又はC1〜6アルキル、好適な塩基、例えば、NaH、NaCO、NaHCO、KCO、CsCO、などである)と反応させて、式(XII)の化合物(式中、EはOである)が得られる。
別の方法では、式(XII)の化合物(式中、EはOである)は、カップリング反応で式(VIII)の化合物(式中、HALはFであり、RはOHである)から調製する。例えば、DCMなどの溶媒中、約16時間にわたって、式(VIII)の化合物を、市販の、又は合成的に入手可能なアリール又はヘテロアリールボロン酸又はフェニルボロン酸などエステル、銅(II)アセテートなど金属触媒、トリメチルアミンなど塩基と反応させることにより、式(XII)の化合物(式中、RはFであり、EはOである)が得られる。
DMF、DMA、THF、ジオキサンなど好適な溶媒中、式(IX)の化合物(式中、RはC1〜6アルキルである)を、市販の又は合成的に入手可能な式LG−G(XI)の化合物(式中、LGは、Cl、Br、I、又はメタンスルホネートなど脱離基であり、GはC1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル又はC3〜6ヘテロシクロアルキル、好適な塩基、例えばNaH、NaCO、NaHCO、KCO、CsCOなどである)と反応させて、式(XII)の化合物(式中、EはOであり、GはC1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、又はC3〜6ヘテロシクロアルキルである)が得られる。
式(XII)の化合物(環Aはピリジルであり、EはN−PGであり、GはC1〜6アルキルである)は、式(VII)の化合物(HALはClであり、RはC1〜6アルキルである)から調製する。例えば、2−クロロ−4−メチル−5−ニトロピリジンは、プロパン−2−アミンなどアミンと反応させ、続いてTHFなど溶媒中、DMAP、ジ−tert−ブチルジカーボネートと反応させて、式(XII)の化合物(式中、Aはピリジルであり、EはNであり、保護基(BOC)で置換され、GはC1〜6アルキルである)が得られる。
当業者に周知の条件を用いた、式(XII)の化合物(式中、EはO又はN−PGであり、Gはフェニル、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、ピリジルである)のニトロ部分の還元、例えば、EtOH/水など溶媒中、NHCl又は濃縮HClの存在下で、0℃〜25℃の範囲の温度での2〜6時間の鉄(Fe)での還元により、式(XIII)の対応のアミンが得られる。式(VII)のニトロ化合物の還元はまた、水素化条件、例えば、THF、MeOH、EtOAc、又はこれらの混合物など好適な溶媒中、H(例えば、大気圧下又は207〜345kPa(30〜50PSI)下)の存在下で、室温〜50℃の範囲の温度における、Pd/C、Pd(OH)、Pt/Cなどパラジウム触媒との反応を使用して達成し、式(XIII)のアミン化合物が得られる。式(XII)のニトロ化合物の還元はまた、好適な溶媒又はアセトン/水など溶媒混合物中、0℃〜rtの範囲の温度で、例えば約2〜6時間にわたって、Zn、アンモニウムクロリドを使用して達成し、式(XIII)のアミン化合物が得られる。
Figure 2018536686
スキーム3によると、銅触媒クロスカップリング反応において、式(XIV)の化合物(式中、環Aは、好適に置換されたフェニル又は1〜2個の窒素メンバーを含むヘテロアリールであり、HALはI、Cl、又はBrであり、RはC1〜6アルキルである)を、式G−OHの化合物(式中、Gはフェニル、又は1〜2個の窒素メンバーを含むヘテロアリールである)と反応させる。例えば、ジオキサン、DMSOなど好適な溶媒中、約90℃の温度で、1〜3日にわたって、2−クロロ−4−メチルピリミジン−5−アミンなど式(XV)の化合物を、フェノールなど式(X)の化合物、Cu、CuIなど銅触媒、N,N−ジメチルグリシン、KCO、CsCOなど塩基と反応させて、4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−アミンが得られる。別の方法では、触媒の不在下、マイクロ波又は通常加熱を用い、KCOなどの塩基を使用し、DMSOなど溶媒中でカップリング反応を行う。
式(XXI)の化合物はまた、式(IX)の化合物から2工程で調製する。第1工程では、式(IX)の化合物(式中、環Aはフェニル又は1〜2個の窒素メンバーを含むヘテロアリール環であり、RはC1〜6アルキルである)との結合は、式LG−Gの化合物(式中、LGはClであり、GはC1〜6アルキル、又は前述したように1個〜2個の窒素メンバーを含む6員ヘテロアリール環である)と反応させる。第2工程では、当業者に周知の条件を使用したニトロ部分の還元により、式(XVI)の化合物が得られる。
Figure 2018536686
スキーム4によると、式(XIV)のアリールハライド化合物(式中、環Aはフェニル又は1個〜2個の窒素メンバーを含むヘテロアリール環であり、HALはCl、Brであり、RはH又はC1〜6アルキルである)は、Suzuki、Negishi、及びGrignard反応など遷移金属触媒クロスカップリング反応を起こす。例えば、Pd(PPh、Pd(OAc)、Pd(dppf)Clなど好適なパラジウム触媒及びCsCO、KCO、NaCOなど塩基の存在下、ACN、THF、MeOH、EtOH、トルエン、ジオキサン、水、又はそれらの混合物など好適な溶媒中、通常又はマイクロ波加熱を用いた、80℃〜120℃の範囲の温度での、12〜24時間にわたる、式(XIV)の化合物と市販の又は合成的に入手可能なアルキル又はアリールボロン酸又はエステルの反応により、式(XVII)の化合物(式中、GはC1〜6アルキル又はフェニルである)が得られる。
同様に、Pd(dppf)Cl DCM、Pd(dppf)Clなどパラジウム触媒の存在下、THFなど好適な溶媒中、−78℃〜溶媒の還流温度の範囲で、式(XIV)のアリール及びアリールハライド化合物(aryl an aryl halide compound)(式中、環Aはフェニル又は1個〜2個の窒素メンバーを含むヘテロアリール環であり、HALはCl、Brであり、RはH又はC1〜6アルキルである)を、イソプロピルマグネシウムクロリド(isopropylmagnisium chloride)などグリニャール試薬又はイソブチル亜鉛(II)ブロミド、シクロブチル亜鉛(II)ブロミドなど有機亜鉛試薬と反応させて、式(XVII)の化合物(式中GはC1〜6アルキルである)が得られる。
Figure 2018536686
スキーム5によると、Pd(OAc)、Pd(dba)などパラジウム触媒、キサントホス、S−Phos、BINAP、DPEPhosなどリガンド、NaOtBu、CsCO、KPOなど好適な塩基の存在下、ACN、THF、トルエン、ジオキサンなど好適な溶媒中、通常又はマイクロ波加熱を用いて、60〜120℃の範囲の温度で、式(XVIII)のアリールハライド(式中、HALはI、C又はBrである)を、式(XVI)又は(XVII)の化合物(式中、Gはフェニル、及びC3〜6シクロアルキルであり、RはH又はC1〜6アルキルである)と反応を起こさせて、式(XIX)の化合物(Eは結合又はOである)の化合物が得られる。
Figure 2018536686
スキーム6によると、基本条件下で、求核芳香族置換反応において式(XIX)のニトリル化合物をエチルチオアセテートと反応させ、続いての閉環により、式(XX)のチエノピリジン−カルボキシレートが得られる。式(XXI)の化合物は、式(XX)の化合物から2工程で調製する。第1工程では、1,ジオキサンなど好適な溶媒中、還流温度で12〜24時間にわたって、式(XX)の化合物をCDIと反応させる。第2工程では、エステル部分は、MeOHなど好適な溶媒中、rt〜50℃の範囲の温度で、12〜24時間にわたって、NaOH、LiOHなど好適な塩基により加水分解されて、式(XXI)の酸化合物が得られる。
Figure 2018536686
スキーム7によると、上記のように、まず式(XXI)の酸化合物を式(XXII)の酸塩化物に変換する。例えば、トルエンなどの溶媒中、式(XXI)の化合物をチオニルクロリドなどの塩素化剤で処理して、式(XXII)の化合物を形成する。
カップリング反応は、スキーム5に記載したように、当業者に周知である、従来のアミド結合形成法により達成する。例えば、TEA、ピリジンなど過剰な3級アミンの存在下、任意にDMAPなど好適な触媒の存在下、DCM又はTHFなど好適な溶媒中、室温〜還流温度の範囲の温度で、式(XXI)のアシルハライド(例えば、クロリド)化合物を(1s,3r,5R,7S)−3−アミノアダマンタン−1−オール又は式(V)、(VI)、若しくは(VII)のアミンと反応させて、式(I)の化合物が得られる。種々の他のアミノ酸結合方法を使用して、式(XXI)の化合物を結合させる。アミノ結合形成条件下での、市販の又は合成的に入手可能な式(V)、(VI)、又は(VII)のアミンと、式(XXI)の好適に置換された酸との反応により、式(I)の化合物が得られる。好ましい実施形態では、HOBt/EDAC、HATU、HOAT、T3P(登録商標)など脱水剤、DIPEA、TEAなど好適に選択される塩基の存在下、トルエン、アセトニトリル、エチルアセテート、DMF、THF、メチレンクロリドなど有機溶媒又はそれらの混合物中、(V)、(VI)、又は(VII)の化合物を遊離塩基又は酸性酸のいずれかとして式(XXI)の化合物と反応させ、式(I)の化合物が得られる。特に好ましい実施形態では、脱水剤はHATUであり、塩基はTEA又はDIPEAである。式(V)、(VI)、又は(VII)のアミン化合物がtert−ブチルカルバメート(BOC)保護基(PG)を有する場合、tert−ブチルカルバメート(BOC)保護基(PG)の除去は、MeOH、ジオキサン、又はDCMなど溶媒中、HCl、TFA、p−トルエンスルホン酸など酸を使用して達成する。好ましい実施形態では、脱保護は、HCl/MeOH又はTFA/DCMを使用して達成する。
還元的アミノ化条件下、DCM、MeOH、THFなど好適な溶媒中、式(I)の化合物(式中、RはNHで置換されたC5〜6シクロアルキルである)を、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒドなど好適なアルデヒド、NaBH、NaBH(OAc)など好適な還元剤と反応させて、式(I)の化合物(式中、RはN(CHで置換されたC5〜6シクロアルキルである)が得られる。別の方法では、式(I)の化合物(RはNHで置換されたC5〜6シクロアルキルである)を、2工程合成でパラホルムアルデヒドと反応させて、つまり、第1工程でイミンを形成し、続いて、H及びPd/Cによる水素化によって、式(I)の化合物(RはNH(CH)で置換されたC5〜6シクロアルキルである)が得られる。
前述の条件下で、式(I)の化合物(式中、RはNHで置換されたC5〜6シクロアルキルである)を、無水物などアシル化剤及び無水酢酸、プロパ−2−エノイルプロパ−2−エノアート、プロピオン酸無水物、C1〜6アルキル(C=O)Clなどカルボン酸のハロゲン化物と反応させて、式(I)の化合物(RはNH(C=O)C1〜3アルキル及びNH(C=O)CH=CHで置換されたC5〜6シクロアルキル)が得られる。
式(I)の化合物(式中、Rは、NHで置換されたC5〜6シクロアルキルである)を、前述のアミノ結合形成条件下で、2−(ジメチルアミノ)酢酸、Boc−サルコシン、2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)酢酸,(E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エン酸、アクリル酸など好適な酸と反応させて、式(I)の化合物(式中、RはNH(C=O)CHNH、NH(C=O)CHNH(CH)、及びNH(C=O)CHN(CH32で置換されたC5〜6シクロアルキルである)が得られる。該当する場合、前述の条件を用いた脱保護工程を用いる。
DCMなど溶媒中、式(I)の化合物(式中、RはNHで置換されたC5〜6シクロアルキルである)を、BrCNなどN−シアン化試薬、TEAなど塩基と反応させて、式(I)の化合物(式中、RはNH−CNで置換されたC5〜6シクロアルキルである)が得られる。
式(I)の化合物(式中、RはNH(CH)で置換されたC5〜6シクロアルキルである)は、式(I)の化合物(式中、RはOHで置換されたC5〜6シクロアルキルである)から2工程で形成する。第1工程では、DCMなど好適な溶媒中、約16時間にわたって、Dess−Martinペルヨージナンなど酸化剤で酸化させる。第2工程では、前述の還元的アミノ化条件下でのケト化合物の反応により、式(I)の化合物(式中、RはNH(CH)で置換されたC5〜6シクロアルキルである)が得られる。
式(I)の化合物(式中、RはNH(CH)で置換されたC5〜6シクロアルキルである)は、式(I)の化合物(式中、RはOHで置換されたC5〜6シクロアルキルである)から2工程で形成してよい。第1工程では、DCMなど好適な溶媒中でのDIEA、4−メチルベンゼンスルホニルクロリドなど好適な塩基との反応による、OHから4−メチルベンゼンスルホネートへの変換によって、4−メチルベンゼンスルホネートが得られてよい。それに続く、メチルアミンなど好適なアミンとの反応により、式(I)の化合物(式中、RはNH(CH)で置換されたC5〜6シクロアルキルである)が得られてよい。
当業者に既知の方法を用いて、式(I)の化合物をその対応する塩に変換してもよい。例えば、式(I)のアミンを、EtO、CHCl、THF、MeOH、クロロホルム、又はイソプロパノールなどの溶媒において、トリフルオロ酢酸、HCl、又はクエン酸で処理すると、対応する塩形態が得られる。代替的に、逆相HPLC精製条件の結果としてトリフルオロ酢酸塩又はギ酸塩が得られる。式(I)の化合物の医薬的に許容される塩の結晶質形態は、極性溶媒(極性溶媒の混合物及び極性溶媒の水性混合物を含む)又は非極性溶媒(非極性溶媒の混合物を含む)から再結晶化させることによって、結晶質形態で得られてもよい。
本発明による化合物が少なくとも1つのキラル中心を有する場合、結果としてそれらは鏡像異性体として存在してもよい。化合物が2つ又は3つ以上のキラル中心を有する場合、ジアステレオマーとして追加的に存在してもよい。かかる異性体及びその混合物は全て、本発明の範囲内に包含されると理解される。
上記スキームに従って調製される化合物は、形態特異的合成によって、又は分解によって、単一の鏡像異性体などの単一の形態として得られてもよい。代替的に、上に示したスキームに従って調製される化合物は、ラセミ(1:1)又は非ラセミ(1:1ではない)混合物などの様々な形態の混合物として得られる場合がある。鏡像異性体のラセミ及び非ラセミ混合物が得られる場合、当業者に既知の従来の分離方法、例えば、キラルクロマトグラフィ、再結晶化、ジアステレオマー塩形成、ジアステレオマー付加体への誘導体化、生体内変換又は酵素による変換などを用いて、単一の鏡像異性体を単離することができる。位置異性体混合物又はジアステレオマー混合物が得られる場合、適用可能なとき、従来の方法、例えば、クロマトグラフィ又は結晶化などを用いて単一の異性体を分離してもよい。
以下の具体的な実施例は、本発明及び様々な好ましい実施形態を更に例示するために提供される。
以下の実施例に記述する化合物及び対応する分析データを得る際、特に指示しない限り、以下の実験及び分析プロトコルに従った。
特に記載しない限り、反応混合物は、窒素雰囲気中、室温(rt)で磁気的に撹拌した。溶液を「乾燥させる」場合、一般的にNaSO又はMgSOなどの乾燥剤で乾燥させた。混合物、溶液及び抽出物を「濃縮する」場合、典型的にはロータリーエバポレータにより減圧下で濃縮した。マイクロ波照射条件下での反応は、Biotage Initiator又はCEM(Microwave Reactor)Discover機器で行った。
順相シリカゲルクロマトグラフィ(Normal-phase silica gel chromatography、FCC)は、プレパックドカートリッジを使用して、シリカゲル(SiO)で実施した。
分取逆相高性能液体クロマトグラフィ(Preparative reverse-phase high performance liquid chromatography、RP HPLC)は、
Agilent HPLCで、Xterra Prep RP18カラム(5μM、30×100又は50×150mm)若しくはXBridge C18 OBDカラム(5μM、30×100又は50×150mm)を用い、40又は80mL/分の流速で、20mM NHOH中5% ACNの移動相を2分間保持し、次いで、15分間かけて5〜99%のACN勾配で変化し、次いで、99% ACNで5分間保持する、
又は
Shimadzu LC−8AシリーズHPLCで、Inertsil ODS−3カラム(3μm、30×100mm、T=45℃)を使用し、80mL/分の流速で、HO中5% ACN(いずれも0.05% TFAを含む)の移動相を1分間保持、次いで、6分間かけて5〜99%のACN勾配で変化し、次いで、99% ACNで3分間保持する、
又は
Shimadzu LC−8AシリーズHPLCで、XBridge C18 OBDカラム(5μm、50×100mm)を使用し、80mL/分の流速で、HO中5% ACN(いずれも0.05% TFAを含む)の移動相を1分間保持、次いで、14分間かけて5〜99%のACN勾配で変化、次いで、99% ACNで10分間保持する、
又は
Gilson HPLCで、XBridge C18カラム(5μm、100×50mm)を使用し、80mL/分の流速で、10分間にわたり20mM NHOH中5〜99%でACNの移動相を変化し、次いで、99% ACNで2分間保持する、のいずれかで実施した。
品質管理試験は、直列UV(280nm)及びガンマ線検出を備える、1mL/分の流速で、メタノール/酢酸アンモニウム5mM(体積比65/35)の混合物で溶出するXBridge C18(5μm、4.6×250mm)カラムを使用する、HPLCによる同定、化学的及び放射線化学的純度を含む。
分取超臨界流体高速液体クロマトグラフィ(Preparative supercritical fluid high performance liquid chromatography、SFC)は、Jasco分取SFCシステム、Berger instrumentsのAPS 1010システム又はSFC−PICLAB−PREP 200(PIC SOLUTION,Avignon,France)のいずれかで実施した。分離は、40〜60mL/分の範囲の流速で10〜15MPa(100〜150bar)で行った。カラムは、35〜40℃に加熱した。
質量スペクトル(Mass spectra、MS)は、特に指示しない限り、ポジティブモードのエレクトロスプレーイオン化(electrospray ionization、ESI)を用いてAgilentシリーズ1100 MSDで得た。質量の計算値(calcd.)は、正確な質量に相当する。
核磁気共鳴(Nuclear magnetic resonance、NMR)スペクトルは、Bruker DRX型分光計で得た。多重度の定義は、以下のとおりである:s=一重項、d=二重項、t=三重項、q=四重項、m=多重項、br=広帯域。交換可能なプロトンを含む化合物では、当該プロトンは、NMRスペクトルの実施に使用される溶媒の選択及び溶液中の化合物の濃度に応じて、NMRスペクトルによって可視化されてもよいし、されなくてもよいことが理解される。
化学名は、ChemDraw Ultra 12.0、ChemDraw Ultra14.0(CambridgeSoft Corp.,Cambridge,MA)又はACD/Name Version 10.01(Advanced Chemistry)を使用して作成した。
R又はSと表記する化合物は、絶対配置が決定されていない鏡像異性的に純粋な化合物である。
キラル分離法1.アトロプ異性体をクロマトグラフィーにかけて、2つの別個のアトロプ異性体に分離し、それぞれの単一のアトロプ異性体に対して任意にS又はRとラベル付けして、化合物が未知の絶対配置の単一のアトロプ異性体であることを示した。単一のアトロプ異性体化合物の絶対配置が決定されている場合、アトロプ異性体は、一貫してS又はRのいずれかに命名した(Sは別の表示aS、S、又はPに対応し、Rは別の表示aR、R、又はMに対応する)。キラルSFCカラム(固定相:Whelk O1(S,S)、5μm、250×21.1mmカラム。移動相:40% CO、60% MeOH(0.2%ギ酸))で精製を実施した。
キラル分離法2.アトロプ異性体をクロマトグラフィーにかけて、2つの別個のアトロプ異性体に分離し、それぞれの単一のアトロプ異性体に対して任意にS又はRとラベル付けして、化合物が未知の絶対配置の単一のアトロプ異性体であることを示した。単一のアトロプ異性体化合物の絶対配置が決定されている場合、アトロプ異性体は、一貫してS又はRのいずれかに命名した(Sは別の表示aS、S、又はPに対応し、Rは別の表示aR、R、又はMに対応する)。キラルSFCカラム(固定相:Chiralpak AD−H、5μm、250×21.1mmカラム。移動相:60% CO、40% EtOH(0.3% iPrNH)で精製を実施した。
中間体1.5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A:2−メチル−1−ニトロ−4−フェノキシベンゼン。丸底フラスコに、フェノール(42.5g、452mmol)、KCO(125g、905mmol)、及びDMF(500mL)を添加した。反応混合物に、5−フルオロ−2−ニトロトルエン(70.2g、452mmol)を添加し、N下で反応物を80℃で16時間撹拌した。反応物を飽和NHClで希釈し、MTBE(3×400mL)で抽出した。有機相を合わせ、乾燥させ(NaSO)、濾過し、濃縮乾固させて、褐色油として標題化合物を得た(100g、収率92%)。
工程B:2−メチル−4−フェノキシアニリン。2−メチル−1−ニトロ−4−フェノキシベンゼン(100g、436mmol)のEtOH/HO(比率3:1、2000mL)中溶液に、NHCl(117g、2180mmol)及びFe(97g、1700mmol)を連続的に添加した。反応混合物を加熱して2時間還流させ、次に25℃に冷却し、濃縮乾固させた。残渣に水及びEtOAcを添加し、有機層を分離し、飽和NaHCO及び飽和塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、濾過し、濃縮乾固させて、標題化合物を得た(82g、収率90%)。
工程C:2−クロロ−4−(2−メチル−4−フェノキシアミノ)ピリジン−3−カルボニトリル。N雰囲気下で、丸底フラスコに、2−メチル−4−フェノキシアニリン(30g、150mmol)、2−クロロ−4−ヨードピリジン−3−カルボニトリル(51.6g、195mmol)及びジオキサン(200mL)、続いてビス(2−ジフェニルホスフィノフェニル)エーテル(DPEphos)(16g、30mmol)、Pd(OAc)(3.36g、15mmol)、及びKPO(89g、420mmol)を添加した。反応混合物を100℃で一晩撹拌した。反応混合物を濾過し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体として標題化合物を得た(32g、収率63%)。
工程D:メチル3−アミノ−4−(2−メチル−4−フェノキシアミノ)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシレート。丸底フラスコに、MeOH(150mL)中の2−クロロ−4−(2−メチル−4−フェノキシアミノ)ピリジン−3−カルボニトリル(36g、107mmol)を添加した。この溶液に、MeOH(30mL)中のNaOMe(14.5g、268mmol)を添加し、続いて、メチル2−スルファニルアセテート(23g、217mmol)を添加した。反応混合物を一晩還流させた。反応混合物を冷却し、黄色の沈殿物を濾別し、MeOHで洗浄し、乾燥させて、黄色固体として標題化合物を得た(30g、収率75%)。
工程E:メチル5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシレート。丸底フラスコに、メチル3−アミノ−4−(2−メチル−4−フェノキシアミノ)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシレート(30.6g、75.5mmol)、カルボニルジイミダゾール(CDI、49g、300mmol)、及び1,4−ジオキサン(500mL)を添加した。反応物を還流状態で一晩撹拌した。次いで、反応混合物を濃縮乾固させ、残渣をMeOH(200mL)に添加し、形成された沈殿物を濾別し、乾燥させて、黄色固体として標題化合物を得た(28.1g)。
工程F:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。丸底フラスコに、メチル5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシレート(9.2g、21mmol)、リチウムヒドロオキシド(4.47g、106mmol)、THF(200mL)、MeOH(200mL)、及び水(50mL)を添加した。反応混合物を50℃で15時間撹拌した。混合物を濃縮乾固させ、HOで希釈した。1M HClでpHを2に調整し、沈殿物を濾過し、乾燥させて、黄色固体として標題化合物を得た(8.1g、収率91%)。MS(ESI):C2215Sの質量計算値、417.08;m/z実測値、418.0[M+H]
中間体2:4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A.1−ニトロ−4−フェノキシベンゼン。中間体1、工程Aと同様の方法で、4−フルオロニトロベンゼン及びフェノールを使用し、炭酸カリウムの代わりに炭酸ナトリウムを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.4−フェノキシアニリン。中間体16、工程Bと同様の方法で、1−ニトロ−4−フェノキシベンゼンを使用して、標題化合物を調製した。別の方法では、50気圧のHで、THF中、Pt/Cを使用して、標題化合物を調製した。
工程C.4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Fと同様の方法で、工程Cで4−フェノキシアニリン及び2−クロロ−4−ヨードピリジン−3−カルボニトリルを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2113Sの質量計算値、403.41;m/z実測値、404.0[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.07(br.s.,1H).8.38(d,J=5.2Hz,1H).7.51−7.42(m,4H).7.26−7.11(m,5H).6.11(d,J=5.2Hz,1H)。
中間体3.5−(2−フルオロ−6−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A:4−ブロモ−2−フルオロ−6−メチルアニリン。丸底フラスコに、2−フルオロ−6−メチルアニリン(7g、56mmol)及び無水DMF(100mL)を添加した。反応混合物を氷浴で冷却し、窒素雰囲気下に置き、N−ブロモスクシンイミド(10g、56mmol)で処理した。反応物を室温に加温し、rtで10分間撹拌した。反応混合物を希釈塩水の水溶液に注ぎ、EtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物を希釈塩水(3X)で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、シリカのパッドを通して濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、黄色泡状物として標題化合物を得た(6.84g、収率60%)。
工程B:5−(2−フルオロ−6−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程A及びC〜Fと同様の方法で、工程Aで4−ブロモ−2−フルオロ−6−メチルアニリンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2214FNSの質量計算値、435.07;m/z実測値、436.1[M+H]
中間体4:2−クロロ−4−[4−(シクロヘキソキシ)−2−メチルアミノ]ピリジン−3−カルボニトリル。
Figure 2018536686
工程A:2−クロロ−4−(4−メトキシ−2−メチルアミノ)ピリジン−3−カルボニトリル。2−クロロ−4−ヨードピリジン−3−カルボニトリル(1.7g、6.4mmol)、4−メトキシ−2−メチルアニリン(880mg、6.4mmol)、DPEPhos[ビス(2−ジフェニルホスフィノフェニル)エーテル]690mg、1.3mmol)、パラジウム(II)アセテート(145mg、0.646mmol)、及びKPO(3.7mg、0.017mmol)のジオキサン(20mL)中混合物を真空下で脱気し、120℃で一晩加熱した。混合物をrtに冷却し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、褐色固体として標題化合物を得た(1.1g、収率63%)。
工程B:2−クロロ−4−(4−ヒドロキシ−2−メチルアミノ)ピリジン−3−カルボニトリル。2−クロロ−4−(4−メトキシ−2−メチルアミノ)ピリジン−3−カルボニトリル(1.1g、4.0mmol)の無水DCM(15mL)中溶液に、0℃の三臭化ホウ素のDCM(1M、12mL、3.0当量、12mmol)中溶液を慎重に添加し、rtで4時間撹拌した。反応物を水(20mL)でクエンチし、エチルエーテルで抽出し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、黄色固体として標題化合物を得た(900mg、収率86%)。
工程C:2−クロロ−4−[4−(シクロヘキソキシ)−2−メチルアミノ]ピリジン−3−カルボニトリル。0℃の2−クロロ−4−(4−ヒドロキシ−2−メチルアミノ)ピリジン−3−カルボニトリル(1.0g、3.9mmol)、シクロヘキサノール(1.16g、11.6mmol)、及びPPh(1.5g、5.7mmol)のTHF(20mL)中混合物に、DIAD(1.17g、5.79mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(400mg、収率30%)。MS(ESI):C1920ClNOの質量計算値、341.13;m/z実測値、342[M+H]
中間体5:5−(4−(シクロヘキシルオキシ)−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
中間体1、工程D〜Fと同様の方法で、工程Dで2−クロロ−4−[4−(シクロヘキソキシ)−2−メチルアミノ]ピリジン−3−カルボニトリル(中間体4、工程Dからの生成物)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2221Sの質量計算値、423.13;m/z実測値、424.1[M+H]
中間体6.5−(2−フルオロ−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A.2−フルオロ−1−ニトロ−4−フェノキシベンゼン。フェニルボロン酸(1g、8.2mmol)、3−フルオロ−4−ニトロフェノール(2.6g、16.5mmol)、銅(II)アセテート(1.9g、10.5mmol)、トリメチルアミン(2.5g、24.7mmol)、モレキュラーシーブのDCM(50mL)中溶液を、rtで16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、減圧下で濃縮乾固させた。精製(FCC、SiO、石油エーテル:エチルアセテート=100:1〜50:11)して、標題化合物を得た(400mg、21%)。
工程B.5−(2−フルオロ−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体25、工程B〜Cと同様の方法で、工程Bで2−フルオロ−1−ニトロ−4−フェノキシベンゼンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2112FNSの質量計算値、421.05;m/z実測値、422.1[M+H]
中間体7:5−(4−イソプロポキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A.1−イソプロポキシ−4−ニトロベンゼン。中間体1、工程Aと同様の方法で、3−メチル−4−ニトロフェノール及び2−ヨードプロパンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.5−(4−イソプロポキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体25、工程B〜Cと同様の方法で、工程Bで1−イソプロポキシ−4−ニトロベンゼンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1815Sの質量計算値、369.08;m/z実測値、370.3[M+H]
中間体8:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド。
Figure 2018536686
5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、500mg、1.20mmol)の無水DCM(20mL)中溶液に、2滴のDMFを添加し、0℃に冷却した。次に、オキサリルジクロリド(760mg、6.0mmol)をゆっくり添加し、40℃で一晩攪拌した。反応混合物を濃縮乾固させて標題化合物(260mg)を得、更に精製することなく次の工程に使用した。
中間体9:4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド。
Figure 2018536686
撹拌子を備えた200mL容丸底フラスコに、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体2、3.9g、9.7mmol)及びチオニルクロリド(50mL、680mmol)を添加し、90℃の砂浴で加温し、90分間還流させた。反応混合物を濃縮乾固させた。DCM(75mL)を添加し、反応混合物を濃縮乾固させて(2回繰り返す)、THF中原液として標題化合物を得(0.1M、100mL)、精製せずに次の工程に使用した。
中間体10.4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド。
Figure 2018536686
中間体9と同様の方法で、4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体28)を使用して、標題化合物を調製した。
中間体11:5−(4−エチル−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A:4−エチル−2−メチルアニリン。シュレンク管内の4−ブロモ−2−メチルアニリン(1.86g、10.0mmol)、CsCO(9.77g、30.0mmol)、及びPd(dppf)Cl(146mg、0.200mmol)の溶液に、N雰囲気下で乾燥THF(30mL)を添加した。撹拌した懸濁液にトリエチルボラン(30mL、THF中の1M溶液、30mmol)を一度に添加し、混合物を5時間還流させた。反応物を0℃に冷却し、10% NaOH水溶液及び30% H水溶液を添加してクエンチした。rtで30分間撹拌した後、混合物をEtOAcで抽出し、合わせた有機層をFeSO水溶液及び生理食塩水で連続して洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、白色固体として標題化合物を得た(1.1g、収率83%)。MS(ESI)、C13Nの質量計算値、135.21;m/z実測値、136.2[M+H]
工程B:5−(4−エチル−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Fと同様の方法で、工程Cで4−エチル−2−メチルアニリン及び2−クロロ−4−ヨードピリジン−3−カルボニトリルを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1815Sの質量計算値、353.08;m/z実測値、353.9[M+H]
中間体12:5−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A:テトラヒドロピラン−4−イルメタンスルホネート。テトラヒドロピラン−4−オール(2.0g、20mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(3.00g、23.5mmol)のDCM(20mL)中溶液を0℃に冷却し、メタンスルホニルクロリド(2.50g、21.5mmol)を滴下し、rtで2時間撹拌した。混合物を濃縮乾固させて標題化合物を得(3.72mg、収率100%)、次の工程で直接使用した。
工程B:5−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程A〜Fと同様の方法で、工程Aでテトラヒドロピラン−4−イルメタンスルホネート及び3−メチル−4−ニトロフェノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2119Sの質量計算値、425.10;m/z実測値、426.1[M+H]
中間体13:5−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A:4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−アミン。2−クロロ−4−メチルピリミジン−5−アミン(4.96g、34.55mmol)、フェノール(4.35g、46.22mmol)、CuI(1.35g、7.09mmol)、N,N−ジメチルグリシン(747mg、7.24mmol)のジオキサン(40mL)中混合物並びにCsCO(17.13g、52.58mmol)を脱気し、N下の90℃で3日間加熱した。反応物を室温に冷却し、水(100mL)で希釈し、EtOAc(2×200mL)で抽出した。合わせた有機層を無水Naで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、白色固体として標題化合物を得た(40.07g、収率57.64%)。MS(ESI):C1111Oの質量計算値、201.2;m/z実測値、202.1[M+H]
工程B.5−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Fと同様の方法で、工程Cで4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−アミン及び2−クロロ−4−ヨードピリジン−3−カルボニトリルを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.07;m/z実測値、419.9[M+H]
中間体14:4−オキソ−5−(5−フェノキシピリミジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
中間体13と同様の方法で、工程Aで5−ブロモピリミジン−2−アミン及びフェノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1911Sの質量計算値、405.05;m/z実測値、406.0[M+H]
中間体15:5−(2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A.2−(3−メチル−4−ニトロフェノキシ)ピリミジン。3−メチル−4−ニトロフェノール(3g、19.5mmol)、2−クロロピリミジン(2.2g、19.5mmol)、Cu(125mg、1.9mmol)、KCO(5.4g、39.1mmol)のDMSO(20mL)中溶液を、90℃で24時間撹拌した。水を添加し、得られた沈殿物を濾過して黄色固体として標題化合物を得、更に精製することなく粗製のまま使用した。
工程B.2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)アニリン。2−(3−メチル−4−ニトロフェノキシ)ピリミジン(工程Aから)をMeOH(150mL)に溶解した。Pd/Cを添加し(2g)、反応混合物を、H下で16時間撹拌した。得られた混合物を濾過し、減圧下で濃縮して、淡黄色固体として標題化合物を得た(2.8g、2工程で71%)。
工程C.5−(2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Fと同様の方法で、工程Cで2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)アニリンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.07;m/z実測値、420.1[M+H]
中間体16:5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A:4−ニトロ−2−(プロパ−1−エン−2−イル)ピリジン。2−クロロ−4−ニトロピリジン(2.50g、15.8mmol)、4,4,5,5−テトラメチル−2−(プロパ−1−エン−2−イル)−1,3,2−ジオキサボロラン(3.557mL、18.92mmol)、Pd(dppf)Cl(0.643g、0.788mmol)、及びKCO(3.27g、23.7mmol)のジオキサン(40mL)及びHO(10mL)中溶液を、80℃で一晩撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、標題化合物を得た(2.2g、収率85%)。MS(ESI):Cの質量計算値、164.16;m/z実測値、165.1[M+H]
工程B.2−イソプロピルピリジン−4−アミン。4−ニトロ−2−(プロパ−1−エン−2−イル)ピリジン(2.2g、13.4mmol)のMeOH(50mL)中溶液に、10% Pd/C(200mg)を添加した。反応混合物を、1気圧のH下で18時間混合した。反応混合物を、Celite(登録商標)のパッドを通して濾過し、減圧下で濃縮して、標題化合物を得た(1.8g、99.8%)。
工程C:5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Fと同様の方法で、工程Cで2−イソプロピルピリジン−4−アミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1714Sの質量計算値、354.08;m/z実測値、355.0[M+H]
中間体17:5−(4−イソプロピル−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A:4−イソプロピル−2−メチル−アニリン。4−ヨード−2−メチルアニリン(4.0g、17mmol)及びPd(dppf)Cl(140mg、0.17mmol)のTHF(50mL)中溶液に、イソプロピルマグネシウムクロリド(25.5mL、51.0mmol)を−78℃で添加し、還流状態で4時間反応させた。反応物をNHClの飽和溶液でクエンチし、EtOAcで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、褐色固体として標題化合物を得た(320mg)。
工程B:5−(4−イソプロピル−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Fと同様の方法で、工程Cで4−イソプロピル−2−メチル−アニリン及び2−クロロ−4−ヨードピリジン−3−カルボニトリルを使用して、標題化合物を調製した。
中間体18:5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A:6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−アミン。200mL容丸底フラスコに、6−ブロモ−4−メチルピリジン−3−アミン(5.42g、29.0mmol)及び1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(520mg、0.631mmol)を添加した。この容器を排気し、次いで窒素を充填し直した。THF(20mL)を添加し、続いて、イソブチル亜鉛(II)ブロミド(THF中05M、80mL、40mmol)を注射器で添加し、次いで、反応混合物を60℃に2時間加熱した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(300mL)で処理し、EtOAc(2×300mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(MgSO)、真空下で濃縮し、残渣をFCC(SiO、40〜80% EtOAc/ヘキサン)で精製して、褐色固体として標題化合物を得た(3.646g、収率77%)。
工程B:メチル3−アミノ−4−((6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)アミノ)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシレート。N雰囲気下で、丸底フラスコに、6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−アミン(53.5g、326mmol)、2−クロロ−4−ヨードピリジン−3−カルボニトリル(94.8g、358mmol)、及びジオキサン(1000mL)を添加し、続いてビス(2−ジフェニルホスフィノフェニル)エーテル(DPEphos)(10.5g、19.5mmol)、Pd(OAc)(2.92g、13.0mmol)、及びCsCO(265g、814mmol)を添加した。反応混合物を105℃で3時間撹拌した。メチル2−メルカプトアセテート(51.9g、489mmol)を添加し、反応物を105℃で一晩攪拌した。反応混合物を濾過し、濃縮した。残渣をMeOH(400mL)に懸濁させ、室温で2時間撹拌した。得られた沈殿物を濾過により分離し、真空下で乾燥させて、黄色固体として標題化合物を得た(75.3g、収率62%)。
工程C:メチル5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシレート。丸底フラスコに、メチル3−アミノ−4−((6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)アミノ)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシレート(30.0g、81mmol)、カルボニルジイミダゾール(CDI、39.4g、243mmol)、トリエチルアミン(24.6g、243mmol)及び1,4−ジオキサン(300mL)を添加した。反応物を100℃で6時間撹拌し、次いで50℃に冷却した。得られた沈殿物を濾過により回収し、MeOHですすぎ、真空下で乾燥させて、灰白色固体として標題化合物を得た(27g、84%)。
工程D:5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。丸底フラスコに、メチル5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシレート(68.0g、172mmol)、リチウムヒドロオキシド(36.0g、858mmol)、及び5:2:2のTHF:MeOH:HOの混合物(4L)を添加した。反応混合物を80℃で4.5時間撹拌した。混合物を濃縮乾固させ、HOで希釈した。1M HClを添加して溶液を酸性にし、得られた沈殿物を濾過し、真空下で乾燥させて、黄色固体として標題化合物を得た(63g、収率96%)。MS(ESI):C2215Sの質量計算値、417.08;m/z実測値、418.0[M+H]
中間体19:5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A:3−フェニルアニリン。フェニルボロン酸(12.19g、100mmol)のMeOH(150mL)中溶液に、NaCO(21.2g、200mmol)及び3−ブロモアニリン(17.2g、100mmol)を連続的に添加した。懸濁液にPd(OAc)(562mg、2.50mmol)を添加し、黒色懸濁液が生じるまで反応物を加熱して還流させた。懸濁液を室温に冷却し、MeOHで希釈し、黒色沈殿物を濾過して除去した。濾液を濃縮乾固させ、残渣は水及びDCMに吸収した。合わせた有機相を収集し、無水NaCOで乾燥させ、濃縮乾固させて、褐色油として標題化合物を得た(18.37g、収率100.0%)。
工程B:5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Fと同様の方法で、工程Cで3−フェニルアニリン及び2−クロロ−4−ヨードピリジン−3−カルボニトリルを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2113Sの質量計算値、387.07;m/z実測値、388.1[M+H]
中間体20:4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A.2−フェニルピリジン−4−アミン。4−クロロピリジン−2−アミン(64g、498mmol)、フェニルボロン酸(61g、500mmol)、NaCO(159g、1.5mol)、Pd(PPh(6.4g)のHO/EtOH/トルエン(500mL)中混合物を、密封容器内で90℃に14時間加熱した。粗混合物を冷却し、減圧下で濃縮乾固させた。精製(FCC、SiO、PE:EtOAc(100:1)して、標題化合物を得た(64g、75%)。
工程B.4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Fと同様の方法で、工程Cで2−フェニルピリジン−4−アミン及び2−クロロ−4−ヨードピリジン−3−カルボニトリルを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2012Sの質量計算値、388.06;m/z実測値、388.8[M+H]
中間体21:4−オキソ−5−(4−フェニルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
中間体20と同様の方法で、工程Aで4−クロロピリジン−2−アミンの代わりに4−ブロモピリジン−2−アミンを使用し、Pd(PPhの代わりにPd(dppf)ClCHClを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2012Sの質量計算値、388.06;m/z実測値、389.0[M+H]
中間体22.4−オキソ−5−(5−フェニルピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
中間体20と同様の方法で、工程Aで4−クロロピリジン−2−アミンの代わりに5−ブロモピリジン−3−アミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2012Sの質量計算値、388.06;m/z実測値、388.8[M+H]
中間体23:4−オキソ−5−(6−フェニルピリミジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
中間体20と同様の方法で、工程Aで4−クロロピリジン−2−アミンの代わりに6−クロロピリミジン−4−アミンを使用し、Pd(PPhの代わりにPd(dppf)Cl−CHClを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1911Sの質量計算値、389.06;m/z実測値、390.2[M+H]
中間体24:5−(6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A.2−シクロブトキシ−4−メチル−5−ニトロピリジン。シクロブタノール(2g、28.8mmol)、CsCO(12.5g、38.4mmol)のACN(19.2mL)中溶液に、2−フルオロ−4−メチル−5−ニトロピリジン(3g、19.2mmol)を滴下した。反応混合物をrtで20時間撹拌した。反応混合物に、HO(300mL)及びDCM(200mL)を添加した。反応混合物をDCMで抽出した。合わせた有機物を分離し、乾燥させ(NaSO)、ろ過し、減圧下で濃縮した。赤色油としての粗標題化合物は、更に精製せずに使用した。
工程B.6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−アミン。工程Aからの粗2−シクロブトキシ−4−メチル−5−ニトロピリジンを、5:1のアセトン/水(96mL)及びアンモニウムクロリド(5g)に溶解し、氷浴で冷却した。反応混合物に、塊状のZn(12.5g、192mmol)を添加した。冷却した混合物を0℃で5分間、次いで室温で2.5時間撹拌した。反応混合物にMgSO(40g)及びEtOAc(300mL)を添加し、反応混合物を更に2〜3時間撹拌した。反応混合物を、Celite(登録商標)を通して濾過し、得られた有機物を減圧下で濃縮して、標題化合物を得た(3g、2工程で89%)。
工程C.メチル5−(6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシレート。中間体1、工程Cと同様の方法で、6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−アミンを使用し、KPO4.の代わりにCsCOを使用して、標題化合物を調製した。
工程D.5−(6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程D〜Fと同様の方法で、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1916Sの質量計算値、396.09;m/z実測値、397.1[M+H]
中間体25.5−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
工程A.2−シクロペンチルオキシ−4−メチル−5−ニトロピリジン。中間体24、工程Aと同様の方法で、2−フルオロ−4−メチル−5−ニトロピリジン及びシクロペンタノールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.6−シクロペンチルオキシ−4−メチルピリジン−3−アミン。中間体16、工程Bと同様の方法で、2−シクロペンチルオキシ−4−メチル−5−ニトロピリジンを使用して、標題化合物を調製した。
工程C.5−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Fと同様の方法で、工程Cで6−シクロペンチルオキシ−4−メチルピリジン−3−アミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2018Sの質量計算値、410.10;m/z実測値、411.0[M+H]
中間体26:4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
中間体25と同様の方法で、工程Aで5−ブロモ−2−ニトロピリジン及びフェノールを使用し、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2012Sの質量計算値、404.06;m/z実測値、404.7[M+H]
中間体27:5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
中間体25と同様の方法で、工程Aで2−フルオロ−4−メチル−5−ニトロピリジン又は2−クロロ−4−メチル−5−ニトロピリジン及びフェノール、並びにDMF又はACNを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2114Sの質量計算値、418.07;m/z実測値、419[M+H]
中間体28:4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
中間体25と同様の方法で、工程Aで2−クロロ−5−ニトロピリジン及びフェノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2012Sの質量計算値、404.06;m/z実測値、405.0[M+H]
中間体29:5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
中間体25と同様の方法で、工程Aで6−クロロ−2−メチル−3−ニトロピリジン及びフェノールを使用し、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2114Sの質量計算値、418.07;m/z実測値、419.0[M+H]
中間体30.5−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
中間体25と同様の方法で、工程Aで2−フルオロ−4−メチル−5−ニトロピリジン及びプロパン−2−オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1816Sの質量計算値、384.09;m/z実測値、385.0[M+H]
中間体31:5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
中間体25と同様の方法で、工程Aで3−メチル−4−ニトロフェノール及び2−ヨードプロパンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1917Sの質量計算値、383.09;m/z実測値、384.1[M+H]
中間体32.5−(4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
中間体25と同様の方法で、工程Aで1−フルオロ−4−ニトロベンゼン及び6−メチルピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2114Sの質量計算値、418.07;m/z実測値、419.0[M+H]
中間体33.5−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
Figure 2018536686
中間体25と同様の方法で、工程Aで2−フルオロ−4−メチル−5−ニトロピリジン及び2−メチル−1−プロパノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1918Sの質量計算値、398.10;m/z実測値、399.0[M+H]
中間体34:(E)−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ブタ−2−エン酸。
Figure 2018536686
工程A:(E)−4−アミノブタ−2−エン酸。氷浴中の(E)−4−ブロモブタ−2−エン酸(1.0g、6.1mmol)のTHF(20mL)中溶液に、NHOH水溶液(10mL)を添加し、室温で6時間撹拌した。混合物を濃縮乾固させて標題化合物を得(0.613g、収率100%)、それを更に精製せずに次の工程で使用した。
工程B:(E)−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ブタ−2−エン酸。(E)−4−アミノブタ−2−エン酸(0.613g、6.06mmol)、(Boc)O(1.587g、7.272mmol)、KCO(1.675g、12.12mmol)、THF(30mL)、及び水(15mL)の溶液を室温で一晩撹拌した。混合物をEtOAc及び水に分散させた。有機層を収集し、濃縮固化させて標題化合物を得(0.305g、収率25.0%)、それを更に精製せずに次の工程(nest step)に使用した。MS(ESI):C15NOの質量計算値、201.10;m/z実測値、102[M−Boc+H]
中間体35:tert−ブチル((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメート。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチル((1R,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)カルバメート。ジ−tert−ブチルジカーボネート(4.087mL、21.01mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(2.87mL、17.4mmol)のTHF(60mL)中溶液に、(1R,4R)−4−アミノシクロヘキサノール(2.00g、17.4mmol)を添加し、rtで4時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、減圧下で残渣を乾燥させて、白色固体として標題化合物を得(3.49g、87.0%収率)、更に精製せずに使用した。
工程B:tert−ブチル((1S,4S)−4−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)シクロヘキシル)カルバメート。窒素下、0℃で、撹拌したtert−ブチル((1R,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)カルバメート(3.49g、16.2mmol)、フタルイミド(2.50g、17.0mmol)、及びトリフェニルホスフィン(6.38g、24.3mmol)のTHF(50mL)中溶液に、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(4.82g、24.3mmol)を添加し、rtで一晩撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、白色固体として標題化合物を得た(2.24g、収率40.1%)。MS(ESI):C1924の質量計算値、344.40;m/z実測値、345.0[M+H]
工程C:tert−ブチル((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメート。tert−ブチル((1S,4S)−4−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)シクロヘキシル)カルバメート(2.238g、6.498mmol)及びヒドラジンヒドラート(1.104mL、19.49mmol)のEtOH(20mL)中溶液を、80℃で2時間撹拌した。混合物を1M NaOHで希釈し、DCMで抽出した。この有機層を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。残渣をトルエンで希釈し、2回減圧蒸留して標題化合物を得(1.342g、収率96.00%)、更に精製せずに使用した。MS(ESI):C1122の質量計算値、214.30;m/z実測値、215.0[M+H]
中間体36.N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。
Figure 2018536686
方法A:
工程A:tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート。tert−ブチル((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)カルバメート(15g、75mmol)のDCM(300mL)中溶液に、トリエチルアミン(13.53mL、97.36mmol)、続いてプロパ−2−エノイルクロリド(6.97mL、86.1mmol)を0℃で撹拌しながら添加した。冷浴を外し、混合物を室温で60分間撹拌した。反応物を1% HCl水溶液でクエンチし、DCMで抽出した。有機相を合わせ、NaHCO水溶液及び生理食塩水で連続的に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶液を濾過し、濃縮乾固させ、DCMからの再結晶化により残渣を精製して、白色固体として標題化合物を得た(14.5g、収率75.1%)。MS(ESI):C1322の質量計算値、254.32;m/z実測値、155.1(−Boc基)[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 7.68−7.50(m,1H),6.47−6.31(m,1H),6.28−6.16(m,1H),6.12−5.96(m,1H),5.60−5.46(m,1H),4.13−3.98(m,1H),3.88−3.68(m,1H),1.87−1.58(m,3H),1.55−1.37(m,3H),1.32(s,9H)。
工程B:N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(800mg、3.146mmol)のDCM(20mL)中溶液に、メタンスルホン酸(1.208g、12.58mmol)を添加し、室温で30分間撹拌した。反応物を濃縮乾固させて、黄色油として標題化合物を得(485mg、収率100%)、更に精製せずに次の工程に使用した。
方法B:
工程A:tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)カルバメート。tert−ブチル((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)カルバメート(1.0g、5.0mmol)及びトリエチルアミン(0.606g、5.99mmol)のDCM(10mL)中溶液に、アクリル酸無水物(824mg、6.53mmol)を氷浴中で滴下し、室温で1時間撹拌した。反応物をDCMで希釈し、HCl(1.0M)、飽和NaHCO水溶液、及びNaCl水溶液で連続的に洗浄した。有機相を回収し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮乾固させて、白色固体として標題化合物を得(1.1g、収率87%)、更に精製せずに次の工程に使用した。MS(ESI):C1322の質量計算値、254.32;m/z実測値、255.0[M+H]
工程B:N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)カルバメート(800mg、1.90mmol)のMeOH(2mL)中4M HCl溶液を、室温で60分間撹拌した。反応物を濃縮乾固させて標題化合物を得、更に精製せずに使用した。
中間体37:tert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメート。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチルN−[(1R,3S)−3−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)シクロペンチル]カルバメート。(1S,3R)−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロペンタンカルボン酸(10.0g、43.6mmol)、フェニルメタノール(9.04mL)、及びトリエチルアミン(9mL)のトルエン(100mL)中溶液にジフェニルホスホルアジダート(9.7mL)を添加した。反応物を100℃に加温し、一晩反応させた。混合物を飽和NaHCOで洗浄し、希釈し、エチルアセテートで抽出した。有機相を蒸発乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物を得た(9.6g、収率66%)。
工程B:tert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメート。tert−ブチルN−[(1R,3S)−3−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)シクロペンチル]カルバメート(9.6g、29mmol)のエタノール(100mL)中混合物を、Pd(OH)(炭素上20%、2g)を使用して、室温で水素化した(H、207kPa(30psi))。反応物を一晩撹拌し、触媒を濾別し、濾液を蒸発乾固させ、粗標題化合物を得た(5.4g、収率94%)。
中間体38:tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)カルバメート。
Figure 2018536686
tert−ブチル((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)カルバメート(411.5mg、1.92mmol)及びトリエチルアミン(291、2.88mmol)のDCM(5mL)溶液に、アクリル酸無水物(208.5mg、2.304mmol)を氷浴中で滴下し、室温で30分間撹拌した。反応物をDCMで希釈し、HCl(1M)、飽和NaHCO水溶液、及び生理食塩水で連続的に洗浄した。有機相を収集し、濃縮乾固させた。残渣をDCM(2mL)に溶解し、メタンスルホン酸(369mg、3.84mmol)を添加し、室温で5時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させて標題化合物を得(611mg、収率189%)、更に精製せずに次の反応に使用した。
中間体39:N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)アクリルアミド。
Figure 2018536686
中間体36と同様の方法で、工程Aでtert−ブチル((1s,4s)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用し、標題化合物を調製した。
中間体40:N−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]プロパ−2−エナミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)カルバメート。tert−ブチル((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)カルバメート(1.4g、6.5mmol)及びトリエチルアミン(1.32g、13.1mmol)のDCM(15mL)中溶液に、アクリル酸無水物(824mg、6.53mmol)を氷浴中で滴下し、室温で1時間撹拌した。反応物をHCl(0.5M)、NaHCO水溶液、及びNaCl水溶液で洗浄した。有機相を回収し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮乾固させて、黄色固体として標題化合物を得(1.3g、収率74%)、更に精製せずに次の工程に使用した。
工程B:N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)カルバメート(中間体38)のMeOH(2mL)中溶液にHCl(1mL)を添加し、室温で30分間撹拌した。反応物を濃縮乾固させて、標題化合物を得(72mg)、更に精製せずに次の工程に使用した。MS(ESI):C16Oの質量計算値、168.24;m/z実測値、169.1[M+H]
中間体41:N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)アクリルアミド。
Figure 2018536686
中間体36と同様の方法で、工程Aでtert−ブチル((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
中間体42:2−((3−(4−アミノ−3−メチルフェノキシ)ベンジル)オキシ)ベンゾニトリル。
Figure 2018536686
工程A:3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ベンズアルデヒド。3−ヒドロキシベンズアルデヒド(24.4g、200mmol)のDCM(500mL)中混合物に、EtN(30.3g、300mmol)及びTBSCl(33.1g、220mmol)を添加し、室温で3時間撹拌した。反応物をDCM及び飽和NHCl水溶液に分散させた。有機層を回収し、縮合させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(PE/EA)により精製して、標題化合物を得た(47.3g、収率100%)。
工程B:(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)フェニル)メタノール。0℃に冷却した3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ベンズアルデヒド(47.3g、200mmol)のMeOH(30mL)中混合物に、NaBH(3.78g、100mmol)を少量ずつ添加した。添加の完了後、反応物を室温で2時間撹拌した。真空下で揮発成分を除去した。残渣に水及びEtOAcを添加し、有機層を分離し、生理食塩水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、黄色油として標的生成物を得、更に精製せずに次の工程に使用した。
工程C:2−((3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ベンジル)オキシ)ベンゾニトリル。(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)フェニル)メタノール(13.94g、60mmol)のTHF(200mL)中混合物に、室温で2−ヒドロキシベンゾニトリル(8.58g、72mmol)、PhP(18.88g、72mmol)及びDIAD(14.56g、72mmol)を連続的に滴下し、反応物を1時間撹拌した。飽和NHCl水溶液及びEtOAcを添加し、有機層を分離し、生理食塩水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、真空下で縮合させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(PE/EA)により精製して、標題化合物を得た(17.0g、収率83%)。
工程D:2−((3−ヒドロキシベンジル)オキシ)ベンゾニトリル。2−((3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ベンジル)オキシ)ベンゾニトリル(17.0g、50mmol)のTHF(250mL)中混合物に、1M溶液のTBAF(60mL、60mmol)を添加し、反応物を、室温で30分間撹拌した。飽和NHCl水溶液及びEtOAcを添加し、有機層を分離し、生理食塩水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、縮合させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/DCM)により精製して、標題化合物を得た(11.3g、収率100%)。
工程E:2−((3−(3−メチル−4−ニトロフェノキシ)ベンジル)オキシ)ベンゾニトリル。2−((3−ヒドロキシベンジル)オキシ)ベンゾニトリル(11.3g、50mmol)、4−フルオロ−2−メチル−1−ニトロベンゼン(7.8g、50mmol)、KCO(13.8g、100mmol)のDMSO(200mL)中混合物を、N下において、150℃で4時間撹拌した。混合物を縮合させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(PE/EA)により精製して、標題化合物を得た(15.1g、収率84%)。
工程F:2−((3−(4−アミノ−3−メチルフェノキシ)ベンジル)オキシ)ベンゾニトリル。2−((3−(3−メチル−4−ニトロフェノキシ)ベンジル)オキシ)ベンゾニトリル(15.1g、42mmol)のEtOH(420mL)及び水(140mL)中混合物に、NHCl(11.2g、210mmol)、鉄(9.38g、168mmol)を連続的に添加し、反応混合物を還流状態で4時間撹拌し、次いで、室温に冷却した。混合物をDCM(500mL)及び水(200mL)で希釈し、有機層を回収し、縮合させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/水)により精製して、標題化合物を得た(13.9g、収率100%)。MS(ESI):C2118の質量計算値、330.14;m/z実測値、331.1[M+H]
中間体43:メチル5−(4−(3−((2−シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシレート。
Figure 2018536686
中間体1、工程C〜Eと同様の方法で、2−メチル−4−フェノキシアニリンの代わりに2−((3−(4−アミノ−3−メチルフェノキシ)ベンジル)オキシ)ベンゾニトリル(中間体42)を使用して、標題化合物を調製した。
中間体44:(E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリル酸。
Figure 2018536686
撹拌子を備えた50mL容丸底フラスコに、N下で、シアノ酢酸(1.70g、20mmol)、シクロプロパンカルバルデヒド(1.40g、20mmol)、アンモニウムアセテート(60mg、0.8mmol)、及びトルエン(20mL)を添加し、110℃に設定した砂浴で加温した。反応混合物を室温に冷却し、固体を濾過し、乾燥させて、明黄色固体として標題化合物を得た(2.02g、収率73%)。
中間体45:N−[(1S,3R)−3−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド。
Figure 2018536686
冷却した(−20℃)、tert−ブチル((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)カルバメート(235.7mg、1.17mmol)及びTEA(.245mL、1.76mmol)のDCM(10mL)中溶液に、アクリロイルクロリド(0.12mL、1.41mmol)を滴下した。反応混合物をrtに加温し、同一容器に2mLのTFAを添加した。減圧下で反応混合物を濃縮し、2M NH/MeOH(5mL)を添加した。粗反応混合物をDCM(5mL)に溶解し、シリカゲルプラグに通した。標題化合物を更に精製せずに使用した。
中間体46:N−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド。
Figure 2018536686
中間体36と同様の方法で、tert−ブチル((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。H NMR(400MHz,CDCl)δ 7.05(s,1H),6.27(dd,J=17.1,1.6Hz,1H),6.11(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),5.61(dd,J=10.3,1.6Hz,1H),5.25−4.96(m,1H),4.36−4.20(m,1H),3.95−3.72(m,1H),2.50−2.32(m,1H),2.13(s,1H),1.98−1.62(m,5H)。
実施例1:N−((1S,4S)−4−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。丸底フラスコに、5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む、42mg、0.10mmol)、tert−ブチル((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメート(中間体35、32mg、0.15mmol)、トリエチルアミン(20mg、0.20mmol)、HATU(57mg、0.15mmol)、及びDMF(1mL)を添加した。反応混合物をrtで2時間攪拌した後、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより中間体を精製した。中間体をMeOH(15mL)に溶解し、飽和HCl水溶液(5mL)を添加した。得られた混合物を濃縮乾固させた。残渣をDCM及び10% NH水溶液に分散させた。有機層を収集し、濃縮固化させて、標題化合物を得(51.4mg、収率100%)、更に精製せずに次の工程に使用した。
工程B:N−((1S,4S)−4−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(51.4mg、0.100mmol)、及びトリエチルアミン(20mg、0.20mmol)のDCM(15mL)中溶液に、0℃でプロパ−2−エノイルクロリド(9.0mg、0.10mmol)を滴下した。反応混合物をrtで5分間撹拌した。反応物をDCM及び水に分散させ、有機層を収集し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、標題化合物を得た(25mg、収率42%)。MS(ESI):C3129Sの質量計算値、567.66;m/z実測値、568.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.15(br,1H),8.35−8.21(m,1H),8.18−7.85(m,2H),7.45−7.39(m,2H),7.36−7.27(m,1H),7.20−7.15(m,1H),7.13−7.07(m,2H),7.07−7.03(m,1H),6.98−6.92(m,1H),6.37−6.25(m,1H),6.10−6.03(m,1H),5.98−5.84(m,1H),5.58−5.51(m,1H),3.85−3.76(m,2H),2.03(s,3H),1.76−1.55(m,8H)。
実施例2:N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、tert−ブチル((1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル)カルバメート及び5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129Sの質量計算値、567.7;m/z実測値、568.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.4Hz,1H),7.45−7.36(m,2H),7.34−7.26(m,1H),7.22−7.15(m,1H),7.12−7.03(m,3H),7.01−6.93(m,1H),6.25−6.17(m,2H),6.07(d,J=5.3Hz,1H),5.67−5.60(m,1H),4.04−3.95(m,1H),3.91−3.80(m,1H),2.22−2.08(m,5H),2.01−1.83(m,4H),1.51−1.43(m,1H),1.24−1.16(m,1H)。
実施例3:N−((1S,4S)−4−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド。5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1,500mg、1.20mmol)の無水DCM(20mL)中溶液に、2滴のDMFを添加し、0℃に冷却した。次に、オキサリルジクロリド(760mg、6.0mmol)をゆっくり添加し、40℃で一晩攪拌した。反応混合物を濃縮乾固させて標題化合物を得(260mg)、精製せずに次の工程に使用した。
工程B:N−((1S,4S)−4−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(372.2mg、0.854mmol)、トリメチルアミン(259mg、2.5mmol)のDCM(50mL)中溶液に、N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)アクリルアミド(252mg、1.5mmol)を添加した。この反応混合物を室温で5分間撹拌し、減圧下で濃縮した。精製(FCC、SiO2、(MeOH/水)、次いで分取TLC(DCM/MeOH=15/1)により、標題化合物を得た(74mg、15%)。MS(ESI):C3129Sの質量計算値、567.7;m/z実測値、568.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 8.34−7.88(m,2H),7.47−7.38(m,2H),7.30−7.14(m,2H),7.12−7.08(m,2H),7.07−7.02(m,1H),6.97−6.90(m,1H),6.38−6.27(m,1H),6.10−6.01(m,1H),5.89−5.65(m,1H),5.56−5.49(m,1H),3.92−3.75(m,2H),2.02(s,3H),177−1.73(s,8H)。
実施例4:N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及び(1R,2R)−2−アミノシクロペンタノールを使用して、標題化合物を調製した。BTKタンパク質との共結晶化後、X線解析により標題化合物の絶対立体化学的配置を確認した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.53(s,1H),8.40−8.29(m,1H),7.42−7.35(m,2H),7.20−7.14(m,2H),7.11−7.06(m,2H),7.01−6.97(m,1H),6.96−6.92(m,1H),6.02−5.98(m,1H),5.86−5.79(m,1H),4.40(s,1H),4.13−3.98(m,2H),2.30−2.17(m,1H),2.15−2.03(m,4H),1.91−1.81(m,1H),1.77−1.66(m,2H),1.62−1.48(m,1H)。
実施例5:N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチル((1S,2R)−2−(5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用し、次工程でHCl/MeOH脱保護を行って、標題化合物を調製した。
工程B:N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチル((1S,2R)−2−(5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート(644mg、1.05mmol)、濃縮HCl(3mL)、及びMeOH(20mL)の混合物を、rtで2時間撹拌した。減圧下で混合物を縮合させた。残渣をDCM及び10% NH水溶液に分散させた。有機層を収集し、乾燥させ、減圧下で濃縮した。精製(MeOH/水(比率:0〜100%)勾配による逆相溶出)により、黄色固体として標題化合物を得た(455mg、84%)。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):d8.39−8.30(m,1H),7.44−7.36(m,2H),7.21−7.15(m,2H),7.14−7.07(m,2H),7.03−6.99(m,1H),6.98−6.94(m,1H),6.52−6.41(m,1H),6.04−5.96(m,1H),4.05−3.97(m,1H),3.14−3.07(m,1H),2.13(s,3H),1.84−1.77(m,1H),1.71−1.63(m,3H),1.55−1.43(m,4H)。
実施例6:N−((1R,2S)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例3、工程Bと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体8)及び(1S,2R)−2−アミノシクロペンタノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34−8.27(m,1H),7.44−7.34(m,2H),7.33−7.25(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.11−7.02(m,3H),7.00〜6.92(m,1H),6.10−6.03(m,1H),4.27−4.17(m,1H),4.17−4.09(m,1H),2.12(s,3H),2.05−1.87(m,3H),1.79−1.53(m,3H)。
実施例7:N−((1R,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例5、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N−((1R,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(60mg、0.12mmol)のMeOH(5mL)中溶液に、ホルムアルデヒド(1mL)をゆっくり添加した。反応物を10分間撹拌し、次いでNaBH(OAc)(64mg、0.30mmol)をゆっくり添加し、混合物を2時間撹拌した。NaOH(2mL)を添加して反応物をクエンチし、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、黄色固体として標題化合物を得た(12mg)。MS(ESI):C3031Sの質量計算値、541.7;m/z実測値、542.2[M+H]
実施例8:N−((1R,2S)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド。5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む、50mg、0.12mmol)のDCM(10mL)中混合物に、オキサリルジクロリド(2mL)を添加し、60℃で一晩反応させた。反応物を濃縮乾固させ、褐色固体として標題化合物を得た(60mg)。
工程B:N−((1R,2S)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。(1S,2R)−2−アミノシクロペンタノール(40mg、0.29mmol)及びトリエチルアミン(30mg、0.30mmol)のDCM(4mL)中混合物に、5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(50mg、0.12mmol)を添加し、rtで20分間反応させた。HO(10mL)を添加して反応物をクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(18mg)。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.2[M+H]
実施例9:N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及び(1R,2R)−2−アミノシクロペンタノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34−8.27(m,1H),7.44−7.34(m,2H),7.33−7.25(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.11−7.02(m,3H),7.00−6.92(m,1H),6.10−6.03(m,1H),4.18−4.07(m,2H),2.16−2.06(m,4H),2.03−1.94(m,1H),1.82−1.70(m,2H),1.64−1.54(m,2H)。
実施例10:N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例5、工程A〜Bと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.2[M+H]
実施例11:N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例5、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Bと同様の方法で、N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド及びアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.20(s,1H),8.32−8.23(m,1H),8.18(br,1H),8.03−7.91(m,1H),7.45−7.37(m,2H),7.36−7.28(m,1H),7.20−7.14(m,1H),7.14−7.02(m,3H),6.98−6.89(m,1H),5.99−5.82(m,1H),4.22〜3.97(m,2H),2.03(s,3H),1.98−1.89(m,2H),1.75(s,3H),1.68−1.58(m,2H),1.55−1.46(m,1H),1.42−1.33(m,1H)。
実施例12:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例5、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。2M NaOHを使用して、得られたHCl塩を遊離塩基に変換して、標題化合物を得た(44mg)。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.07(d,J=3.8,1H),7.42−7.33(m,2H),7.21−7.16(m,1H),7.15−7.10(m,1H),7.10−7.05(m,2H),7.05−7.00(m,1H),6.98−6.92(m,1H),5.84−5.77(m,1H),4.4−4.31(m,1H),3.46−3.35(m,1H),2.16−2.01(m,5H),1.94−1.80(m,2H),1.69−1.54(m,2H)。
実施例13:N−((1R,4R)−4−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチル((1R,4R)−4−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート。実施例5、工程A〜Bと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−(4−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N−((1R,4R)−4−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Bと同様の方法で、tert−ブチル((1R,4R)−4−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート及びプロパ−2−エノイルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129Sの質量計算値、567.7;m/z実測値、568.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.15(br,1H),8.34−8.23(m,1H),8.15−7.97(m,2H),7.47−7.39(m,2H),7.37−7.28(m,1H),7.20−7.15(m,1H),7.14−7.08(m,2H),7.08−7.03(m,1H),6.99−6.92(m,1H),6.21−6.13(m,1H),6.08−6.02(m,1H),5.96−5.87(m,1H),5.57−5.51(m,1H),3.80−3.69(m,2H),2.03(s,3H),1.89−1.80(m,4H),1.50−1.39(m,2H),1.33−1.24(m,2H)。
実施例14:N−((1R,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例7、工程Bと同様の方法で、N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例10)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3031Sの質量計算値、541.7;m/z実測値、542.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 12.38−12.24(m,1H),9.70−9.58(m,1H),8.40−8.32(m,1H),7.41−7.36(m,2H),7.20−7.12(m,2H),7.11−7.07(m,2H),7.00−6.98(m,1H),6.97−6.93(m,1H),6.08−5.99(m,1H),4.94−4.84(m,1H),3.13−3.01(m,1H),2.99−2.74(m,6H),2.74−2.65(m,1H),2.36−2.28(m,1H),2.25−2.15(m,2H),2.12−2.08(m,3H),2.06−2.01(m,1H),1.66−1.45(m,3H)。
実施例15:N−((1R,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及び(1R,4R)−4−アミノシクロヘキサノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.80[M+H]
実施例16:N−((1S,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及び(1S,4S)−4−アミノシクロヘキサノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.70[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.34−10.21(m,1H),8.38−8.24(m,1H),8.16−7.89(m,1H),7.49−7.42(m,2H),7.40−7.34(m,1H),7.24−7.17(m,1H),7.16−7.11(m,2H),7.10−7.07(m,1H),7.01−6.95(m,1H),6.03−5.84(m,1H),4.43−4.36(m,1H),3.84−3.74(m,2H),2.07(s,3H),1.85−1.67(m,4H),1.56−1.44(m,4H)。
実施例17:N−((1R,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例7と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
MS(ESI):C2929Sの質量計算値、527.6;m/z実測値、528.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.21−8.13(m,1H),7.42−7.34(m,2H),7.28−7.18(m,1H),7.17−7.11(m,1H),7.09−7.06(m,2H),7.05−7.01(m,1H),6.99−6.91(m,1H),5.95−5.83(m,1H),4.58−4.44(m,1H),2.63−2.52(m,1H),2.41−2.32(m,6H),2.14−2.10(m,3H),2.07−1.97(m,3H),1.87−1.79(m,2H),1.75−1.65(m,1H)。
実施例18:N−((1R,4R)−4−メトキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及び(1R,4R)−4−メトキシシクロヘキサンアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、528.6;m/z実測値、529.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d及びCDOD):δ 8.24(d,J=5.2Hz,1H),7.40−7.29(m,2H),7.27−7.20(m,1H),7.14−7.06(m,1H),7.06−7.00(m,2H),7.00−6.96(m,1H),6.94−6.84(m,1H),5.95(d,J=5.3Hz,1H),3.83−3.68(m,1H),3.22(s,3H),3.12−3.05(m,1H),2.11−1.95(m,5H),1.91−1.80(m,2H),1.44−1.30(m,2H),1.21−1.15(m,2H)。
実施例19:N−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチル((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。(E)−2−シアノ−3−シクロプロピルプロパ−2−エン酸(27mg、0.20mmol)、HATU(114mg、0.300mmol)、及びトリエチルアミン(40mg、0.40mmol)のDMF(2mL)中溶液にN−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例25、103mg、0.200mmolでもある)を添加し、rtで4時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、標題化合物を得た(43mg、収率33%)。MS(ESI):C3532Sの質量計算値、632.7;m/z実測値、633.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.17(br,1H),8.40−8.24(m,1H),7.94−7.78(m,1H),7.76−7.61(m,1H),7.46−7.40(m,2H),7.39−7.28(m,1H),7.21−7.15(m,1H),7.13−7.03(m,3H),6.99−6.88(m,2H),6.04−5.86(m,1H),3.92−3.81(m,1H),3.79−3.72(m,1H),2.04(s,3H),1.85−1.50(m,9H),1.20−1.08(m,2H),0.99−0.81(m,2H)。
実施例20:N−((1S,2S)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及び(1S,2S)−2−アミノシクロペンタノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34−8.27(m,1H),7.44−7.34(m,2H),7.33−7.25(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.11−7.02(m,3H),7.00−6.92(m,1H),6.10−6.03(m,1H),4.17−4.07(m,2H),2.19−2.09(m,4H),2.03−1.95(m,1H),1.80−1.72(m,2H),1.64−1.55(m,2H)。
実施例21:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2R)−2−(メチルアミノ)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例5、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2R)−2−(メチルアミノ)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(248mg、0.463mmol)、パラホルムアルデヒド(2g),4Aモレキュラーシーブ(4g)のDCM(75mL)中溶液を、N下のrtで16時間撹拌した。混合物を濾過し、濃縮乾固させて、標題化合物を得た(19mg、収率8%)。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.7[M+H]
実施例22:N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例5、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d及びCDOD):δ 8.05−7.98(m,1H),7.38−7.28(m,2H),7.12−7.05(m,2H),7.05−6.98(m,2H),6.98−6.94(m,1H),6.89−6.84(m,1H),5.70−5.65(m,1H),4.04−3.86(m,2H),3.29−3.22(m,1H),2.10−2.00(m,2H),1.99−1.96(m,3H),1.74−1.62(m,3H),1.56−1.47(m,1H)。
実施例23:N−((1S,4S)−4−シアナミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例25、103mg、0.200mmol)及びトリエチルアミン(40mg、0.4mmol)のDCM(5mL)中溶液に、BrCN(21mg、0.20mmol)を添加し、rtで2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより混合物を精製し、標題化合物を得た(30mg、収率28%)。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、538.6;m/z実測値、539.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.22(br,1H),8.37−8.21(m,1H),8.15−7.89(m,1H),7.46−7.40(m,2H),7.40−7.29(m,1H),7.20−7.16(m,1H),7.13−7.09(m,2H),7.08−7.04(m,1H),6.99−6.93(m,1H),6.80−6.70(m,1H),6.04−5.83(m,1H),3.87−3.76(m,1H),3.37−3.35(m,1H),2.04(s,3H),1.75−1.57(m,8H)。
実施例24:N−((1R,3S)−3−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及び(1S,3R)−シクロヘキサン−1,3−ジアミンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N−((1R,3S)−3−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例7、工程Bと同様の方法で、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3031Sの質量計算値、541.7;m/z実測値、542.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.17(d,J=5.6Hz,1H),7.42−7.35(m,2H),7.25−7.20(m,1H),7.17−7.12(m,1H),7.11−7.06(m,2H),7.05−7.02(m,1H),7.00−6.93(m,1H),5.91(d,J=5.6Hz,1H),3.98−3.89(m,1H),2.59−2.49(m,1H),2.37(s,6H),2.24−2.18(m,1H),2.11(s,3H),2.02−1.97(m,1H),1.95−1.86(m,2H),1.49−1.39(m,2H),1.35−1.30(m,2H)。
実施例25:N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
標題化合物は、実施例19、工程Aからの生成物である。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.3[M+H]
実施例26:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2R)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例11、工程Bと同様の方法で、N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例11、工程Aからの生成物)及びプロパノイルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.6[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.20(s,1H),8.39−8.03(m,2H),7.92−7.83(m,1H),7.46−7.37(m,2H),7.37−7.27(m,1H),7.19−7.13(m,1H),7.12−7.03(m,3H),6.98−6.91(m,1H),5.98−5.80(m,1H),4.16−4.02(m,2H),2.05−1.98(m,5H),1.97−1.89(m,2H),1.68−1.59(m,2H),1.56−1.47(m,1H),1.42−1.34(m,1H),0.92(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例27:N−((1RS,2RS)−2−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例3と同様の方法で、工程Bで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体8)及び(1RS,2RS)−2−アミノシクロヘキサノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.36−8.31(m,1H),7.44−7.34(m,2H),7.33−7.25(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.11−7.02(m,3H),7.00−6.92(m,1H),6.10−6.03(m,1H),4.06−3.90(m,2H),2.13(s,3H),1.87−1.76(m,3H),1.67−1.59(m,3H),1.50−1.38(m,2H)。
実施例28:N−シクロペンチル−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びシクロペンタンアミンを使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、484.6;m/z実測値、485.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.6Hz,1H),7.45−7.36(m,2H),7.34−7.27(m,1H),7.22−7.14(m,1H),7.12−7.03(m,3H),7.02−6.92(m,1H),6.06(d,J=5.5Hz,1H),4.35−4.26(m,1H),2.12(s,3H),2.06−1.98(m,2H),1.83−1.75(m,2H),1.67−1.56(m,4H)。
実施例29:N−((1R,2R)−2−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例7、工程Bと同様の方法で、N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例22)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2929Sの質量計算値、527.6;m/z実測値、528.0[M+H]
実施例30:N−((1r,3s,5R,7S)−3−ヒドロキシアダマンタン−1−イル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及び(1s,3r,5R,7S)−3−アミノアダマンタン−1−オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3230Sの質量計算値、566.7;m/z実測値、567.0[M+H]
実施例31:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−(2−(メチルアミノ)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−(2−オキソシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−(2−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例36、800mg、1.55mmol)のDCM(10mL)中溶液に、Dess−Martinペルヨージナン(988mg、2.33mmol)を添加足、rtで4時間撹拌し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体として標題化合物を得た(500mg)。
工程B:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−(2−(メチルアミノ)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−(2−オキソシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(500mg、0.98mmol)のDCM(5mL)中溶液に、メチルアミン(5mL)及びNaBH(OAc)(500mg、0.98mmol)を添加し、rtで4時間反応させた。HO(20mL)を添加して反応物をクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物(200mg)を得た。MS(ESI):C2929Sの質量計算値、527.6;m/z実測値、528.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.38(s,1H),8.35−8.29(m,1H),7.44−7.34(m,2H),7.30−7.25(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.11−7.02(m,3H),7.00−6.92(m,1H),6.12−6.05(m,1H),4.72−4.02(m,1H),3.38−3.01(m,1H),2.77−2.64(m,3H),2.29−2.15(m,1H),2.15−2.05(m,3H),2.04−1.73(m,4H),1.65−1.38(m,3H)。
実施例32:N−((1S,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例7、工程Bと同様の方法で、N−((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例41)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2929Sの質量計算値、527.6;m/z実測値、528.1[M+H]
実施例33:N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例11、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.55−9.38(m,1H),8.37−8.27(m,1H),7.41−7.33(m,2H),7.19−7.13(m,2H),7.11−7.05(m,2H),7.01−6.89(m,3H),6.18−6.04(m,1H),6.01〜5.93(m,1H),4.20−4.07(m,2H),2.12−2.09(m,3H),2.07(s,3H),2.02−1.98(m,1H),1.88−1.75(m,3H),1.65−1.56(m,4H)。
実施例34:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例11、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bでプロパノイルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.29(d,J=5.0,1H),7.45−7.35(m,2H),7.32−7.25(m,1H),7.20−7.14(m,1H),7.12−7.03(m,3H),7.01−6.92(m,1H),6.04(d,J=5.3,1H),4.44−4.30(m,2H),2.25−2.17(m,2H),2.11(s,3H),2.08−1.97(m,2H),1.93−1.84(m,1H),1.78−1.60(m,3H),1.08(t,J=7.6,3H)。
実施例35:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例10、150mg、0.29mmol)のDCM中溶液にトリエチルアミンを添加し、次いで、DCM中プロパノイルプロパノエイト(38mg、0.29mmol)を滴下し、rtで2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより精製して、黄色固体として標題化合物を得た(55mg)。MS(ESI):C3131Sの質量計算値、569.7;m/z実測値、570.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.72−9.60(m,1H),8.45−8.30(m,1H),7.41−7.37(m,3H),7.23−7.14(m,2H),7.10−7.06(m,2H),7.00−6.93(m,2H),6.52−6.31(m,1H),6.26−6.06(m,1H),4.31−4.22(m,1H),4.16−4.08(m,1H),2.43−2.25(m,2H),2.16−2.05(m,3H),1.97−1.89(m,1H),1.78−1.68(m,3H),1.62−1.41(m,4H),1.21−1.13(m,3H)。
実施例36:N−((1RS,2RS)−2−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及び(1RS,2RS)−2−アミノシクロヘキサノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.35−8.26(m,1H),7.46−7.35(m,2H),7.31−7.28(m,1H),7.19−7.12(m,1H),7.08−7.04(m,3H),7.00−6.93(m,1H),6.09−6.02(m,1H),3.85−3.74(m,1H),3.56−3.43(m,1H),2.11(s,3H),2.05−1.93(m,2H),1.82−1.66(m,2H),1.39−1.27(m,4H)。
実施例37:N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例11、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bでアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.31(d,J=5.6,1H),7.43−7.36(m,2H),7.32−7.24(m,1H),7.19−7.13(m,1H),7.11−7.03(m,3H),7.00−6.93(m,1H),6.08−6.03(m,1H),4.44−4.28(m,2H),2.14−2.09(m,3H),2.09−1.97(m,2H),1.95−1.92(m,3H),1.92−1.81(m,1H),1.77−1.59(m,3H)。
実施例38:N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチル((1R,2R)−2−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート。5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体8、980mg、2.25mmol)、tert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメート(1.0g、4.7mmol)、及びトリエチルアミン(227mg、2.25mmol)のDCM(10mL)中溶液を、rtで2時間反応させ、次いでHO(10mL)でクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させて、標題化合物を得た(1.3g、収率94%)。
工程B:N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチル((1R,2R)−2−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート(1.3g、2.1mmol)のMeOH(10mL)中溶液に、濃縮HCl(2mL)を添加し、rtで20分間撹拌した。HO(10mL)を添加して反応物をクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(800mg、収率74%)。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.16−8.12(m,1H),7.42−7.33(m,2H),7.27−7.12(m,2H),7.09−7.01(m,3H),7.00−6.92(m,1H),5.91−5.85(m,1H),3.91−3.81(m,1H),3.11−2.96(m,1H),2.13−2.01(m,5H),1.85−1.77(m,2H),1.55−1.35(m,4H)。
実施例39:N−((1S,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例3、工程A〜Bと同様の方法で、工程Bで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド及び(1R,2S)−2−アミノシクロペンタノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34−8.27(m,1H),7.44−7.34(m,2H),7.33−7.25(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.11−7.02(m,3H),7.00−6.92(m,1H),6.10−6.03(m,1H),4.26−4.11(m,2H),2.12(s,3H),2.05−1.87(m,3H),1.79−1.60(m,3H)。
実施例40:N−((1S,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例11、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1S,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bでアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.21(s,1H),8.29(d,J=5.3Hz,1H),8.20−8.05(m,1H),8.03−7.90(m,1H),7.47−7.38(m,2H),7.38−7.32(m,1H),7.21−7.15(m,1H),7.12−7.07(m,2H),7.07−7.02(m,1H),6.98−6.90(m,1H),5.93(d,J=5.1Hz,1H),4.21−3.98(m,2H),2.03(s,3H),1.99−1.89(m,2H),1.75(s,3H),1.71−1.60(m,2H),1.59−1.45(m,1H),1.4−1.34(m,1H)。
実施例41:N−((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1S,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.1[M+H]
実施例42:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,2R)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例5、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,2R)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(120mg、0.22mmol)のDCM(30mL)中溶液に、プロピオン酸無水物(34mg、0.26mmol)及びDMAP(2.7mg、0.022mmol)を添加した。反応物をrtで30分間撹拌し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体として標題化合物を得た(81mg、収率64%)。MS(ESI):C3131Sの質量計算値、569.7;m/z実測値、570.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 9.98(d,J=11.8Hz,1H),8.32(d,J=5.4Hz,1H),7.80−7.64(m,1H),7.57−7.47(m,1H),7.47−7.40(m,2H),7.39−7.32(m,1H),7.24−7.14(m,1H),7.14−7.03(m,3H),7.02−6.88(m,1H),5.97(d,J=5.4Hz,1H),4.20−4.05(m,1H),4.04−3.92(m,1H),2.26−2.12(m,2H),2.05(s,3H),1.72−1.60(m,4H),1.58−1.47(m,2H),1.42−1.28(m,2H),1.03−0.92(m,3H)。
実施例43:N−((1R,2R)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例38、100mg、0.2mmol)のDCM(4mL)中溶液に、ホルムアルデヒド(1mL)及びNaBH(OAc)(200mg、0.94mmol)を添加し、rtで一晩反応させた。HO(10mL)を添加して反応物をクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(41mg、収率39%)。MS(ESI):C3031Sの質量計算値、541.7;m/z実測値、542.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.31−8.27(m,1H),7.43−7.35(m,2H),7.32−7.23(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.11−7.03(m,3H),7.00−6.94(m,1H),6.09−6.02(m,1H),4.33−4.17(m,1H),3.44−3.31(m,1H),2.82(s,3H),2.81(s,3H),2.21−2.11(m,1H),2.10−2.06(m,3H),2.05−2.00(m,1H),1.98−1.91(m,1H),1.87−1.79(m,1H),1.71−1.51(m,2H),1.49−1.36(m,2H)。
実施例44:N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例11、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチル、工程Bでアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 9.98(s,1H),8.32(d,J=5.4Hz,1H),7.76(d,J=7.2Hz,1H),7.68−7.56(m,1H),7.49−7.32(m,3H),7.23−7.14(m,1H),7.14−7.05(m,3H),7.02−6.88(m,1H),5.97(d,J=5.5Hz,1H),4.17−4.04(m,1H),4.04−3.90(m,1H),2.05(s,3H),1.89(s,3H),1.74−1.59(m,4H),1.58−1.46(m,2H),1.42−1.30(m,2H)。
実施例45:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,2S)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例5、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1S,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,2S)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例42、工程Bと同様の方法で、標題化合物を調製した。N−((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(100mg、0.2mmol)のDCM(25mL)中溶液に、プロピオン酸無水物(31mg、0.24mmol)、続いてDMAPを添加した。反応物をrtで30分間撹拌し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体として標題化合物を得た(68mg、収率61%)。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.5[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.19(s,1H),8.28(d,J=5.3Hz,1H),8.20−8.04(m,1H),7.95−7.80(m,1H),7.52−7.25(m,3H),7.25−7.01(m,4H),6.99−6.85(m,1H),5.93(d,J=5.1Hz,1H),4.30−3.95(m,2H),2.14−1.79(m,7H),1.70−1.58(m,2H),1.57−1.33(m,2H),0.92(t,J=6.8Hz,3H)。
実施例46:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2S)−2−(メチルアミノ)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例5、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1S,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2S)−2−(メチルアミノ)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N雰囲気下で炉乾燥させた、還流凝縮器を備えた丸底フラスコに、無水DCM(50mL)中のN−((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(300mg、0.60mmol)、パラホルムアルデヒド(200mg、2.2mmol)、及び4A活性化モレキュラーシーブを添加し、反応物を16時間還流させた。反応混合物を濾過し、DCMで洗浄し、有機相を合わせ、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、わずかに黄色の固体として標題化合物を得た(20mg、収率6.3%)。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.44(s,1H),8.33(d,J=5.4Hz,1H),7.46−7.35(m,2H),7.34−7.26(m,1H),7.22−7.13(m,1H),7.12−7.03(m,3H),7.02−6.92(m,1H),6.13−6.01(m,1H),4.42−4.30(m,1H),3.56−3.38(m,1H),2.87−2.74(m,3H),2.31−2.15(m,2H),2.13−2.07(m,3H),1.97−1.70(m,4H)。
実施例47:N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例3、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用し、工程Bでアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.46−7.34(m,2H),7.30−7.23(m,1H),7.19−7.10(m,1H),7.10−7.01(m,3H),6.99−6.91(m,1H),6.05(d,J=5.5Hz,1H),3.85−3.71(m,2H),2.14−2.08(m,3H),2.07−1.98(m,1H),1.98−1.91(m,1H),1.86(s,3H),1.83−1.72(m,2H),1.48−1.28(m,4H)。
実施例48:N−((1S,2R)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例3、工程Bと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して標題化合物を調製し、続いて、HCl/MeOHで脱保護した。
工程B:N−((1S,2R)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(150mg、0.27mmol)及びホルムアルデヒド(0.5mL)のMeOH(5mL)中溶液に、NaBH(OAc)(174mg、0.819mmol)を添加し、rtで16時間撹拌し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、黄色固体として標題化合物を得た(40mg、収率26%)。MS(ESI):C3031Sの質量計算値、541.7;m/z実測値、542.0[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d及びCDOD):δ 8.26−8.20(m,1H),8.18(s,1H),7.49−7.35(m,2H),7.31−7.20(m,1H),7.19−7.13(m,1H),7.11−7.01(m,3H),6.97−6.90(m,1H),5.92−5.83(m,1H),4.71−4.57(m,1H),2.85−2.68(m,1H),2.61(s,3H),2.57(s,3H),2.07−2.03(m,3H),1.90−1.77(m,2H),1.75−1.63(m,1H),1.64−1.38(m,4H),1.35−1.25(m,1H)。
実施例49:N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
標題化合物は、実施例48、工程Aからの生成物であった。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.1[M+H]
実施例50:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2R)−2−(メチルアミノ)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。標題化合物は、実施例48、工程Aからの生成物である。
工程B:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2R)−2−(メチレンアミノ)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。還流凝縮器を備え、炉乾燥させた、アルゴン雰囲気下の丸底フラスコに、N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(100mg、0.20mmol)、パラホルムアルデヒド(53mg、0.59mmol)、4A活性化モレキュラーシーブ(100mg)、及び無水DCM(30mL)を添加し、16時間還流させた。反応混合物を濾過し、残渣をDCMで洗浄した。有機層を合わせ、濃縮乾固させて、黄色固体として標題化合物を生成した(100mg、収率100%)。
工程C:(1R,2S)−N−メチル−2−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)−N−メチレンシクロヘキサアミニウム。5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2R)−2−(メチレンアミノ)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(410mg、0.78mmol)及びPd/C(炭素上10%、200mg)のMeOH/EtOAc(1/3,30mL)中溶液を、H下で72時間還流させ、rtに冷却し、濾過し、濃縮乾固させて、黄色固体として標題化合物を得た(280mg、収率66%)。
工程D:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2R)−2−(メチルアミノ)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。(1R,2S)−N−メチル−2−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)−N−メチレンシクロヘキサアミニウム(280mg、0.52mmol)の6.0M HCl/MeOH(15mL)中溶液を還流状態で一晩加熱し、次いで濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、黄色固体として標題化合物を得た(162mg、収率59.3%)。MS(ESI):C2929Sの質量計算値、527.6;m/z実測値、528.1[M+H]
実施例51:N−((1S,2R)−2−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.58;m/z実測値、500.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.08(d,J=5.6Hz,1H),7.40−7.34(m,2H),7.21−7.15(m,1H),7.15−7.10(m,1H),7.10−7.05(m,2H),7.04−7.01(m,1H),6.97−6.93(m,1H),5.81(d,J=5.6Hz,1H),4.45−4.36(m,1H),3.50−3.38(m,1H),2.13−2.01(m,5H),1.92−1.80(m,2H),1.68−1.58(m,2H)。
工程B:N−((1S,2R)−2−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(150mg、0.30mmol)のMeOH(5mL)中溶液に、ホルムアルデヒド(98mg、3.3mmol)を添加し、rtで10分間撹拌し、次いでNaBH(OAc)(318mg、1.50mmol)を添加し、室温で一晩撹拌した。2M HCl水溶液を用いてpH>7に調整した。反応混合物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー及び分取TLCにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(56mg、収率35%)。MS(ESI):C2929Sの質量計算値、527.6;m/z実測値、528.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.25(d,J=5.4Hz,1H),7.44−7.32(m,2H),7.29−7.19(m,1H),7.19−7.11(m,1H),7.11−7.01(m,3H),6.99−6.92(m,1H),6.04−5.95(m,1H),4.54−4.43(m,1H),2.76−2.60(m,1H),2.53−2.33(m,6H),2.15−1.99(m,5H),1.96−1.82(m,2H),1.80−1.66(m,2H)。
実施例52:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2R)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチル((1R,2R)−2−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート。5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体8、980mg、2.25mmol)、tert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメート(1.0g、4.7mmol)、及びトリエチルアミン(227mg、2.25mmol)のDCM(10mL)中溶液を、rtで2時間反応させ、次いでHO(10mL)でクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させて、標題化合物を得た(1.3g、収率94%)。MS(ESI):C3335Sの質量計算値、613.73;m/z実測値、614.1[M+H]
工程B:N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチル((1R,2R)−2−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート(1.3g、2.1mmol)のMeOH(10mL)中溶液に、濃縮HCl(2mL)を添加し、rtで20分間反応させた。HO(10mL)で反応物をクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、黄色固体として標題化合物を得た(800mg、収率73.5%)。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.61;m/z実測値、514.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.16−8.12(m,1H),7.42−7.33(m,2H),7.27−7.12(m,2H),7.09−7.01(m,3H),7.00−6.92(m,1H),5.91−5.85(m,1H),3.91−3.81(m,1H),3.11−2.96(m,1H),2.13−2.01(m,5H),1.85−1.77(m,2H),1.55−1.35(m,4H)。
工程C:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2R)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(150mg、0.29mmol)及びトリエチルアミン(50mg、0.50mmol)のDCM(5mL)中溶液に、プロパノイルプロパノエイト(38mg、0.29mmol)を添加し、rtで20分間反応させた。HO(10mL)で反応物をクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(108mg、収率65.0%)。MS(ESI):C3131Sの質量計算値、569.7;m/z実測値、570.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.45−7.34(m,2H),7.31−7.24(m,1H),7.20−7.11(m,1H),7.11−7.01(m,3H),7.00−6.90(m,1H),6.05(d,J=5.5Hz,1H),3.87−3.74(m,2H),2.18−2.07(m,5H),2.06−1.99(m,1H),1.97−1.89(m,1H),1.82−1.73(m,2H),1.50−1.29(m,4H),1.06−0.96(m,3H)。
実施例53:N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
標題化合物は、実施例51、工程Aからの生成物である。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.08(d,J=5.6Hz,1H),7.40−7.34(m,2H),7.21−7.15(m,1H),7.15−7.10(m,1H),7.10−7.05(m,2H),7.04−7.01(m,1H),6.97−6.93(m,1H),5.81(d,J=5.6Hz,1H),4.45−4.36(m,1H),3.50−3.38(m,1H),2.13−2.01(m,5H),1.92−1.80(m,2H),1.68−1.58(m,2H)。
実施例54:N−((1S,2S)−2−ホルムアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1S,2S)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.61;m/z実測値、514.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.37−8.28(m,1H),7.46−7.35(m,2H),7.32−7.23(m,1H),7.21−7.12(m,1H),7.13−7.02(m,3H),7.01−6.93(m,1H),6.11−6.02(m,1H),4.07−3.97(m,1H),3.16−3.03(m,1H),2.17−2.12(m,1H),2.11−2.04(m,3H),2.02−1.95(m,1H),1.91−1.80(m,2H),1.64−1.47(m,2H),1.46−1.35(m,2H)。
工程B:N−((1S,2S)−2−ホルムアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1S,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例58、130mg、0.25mmol)及びDMAP(10mg、0.082mmol)のDCM(5mL)中溶液にプロパノイルプロパノエイト(33mg、0.25mmol)を添加し、rtで1時間撹拌し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、黄色固体とし標題化合物(63mg、収率46%)及び5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例60)を得た。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.20(s,1H),8.42−8.26(m,1H),8.14−7.87(m,3H),7.52−7.33(m,3H),7.25−7.16(m,1H),7.17−7.05(m,3H),7.04−6.92(m,1H),6.05−5.89(m,1H),3.94−3.66(m,2H),2.07(s,3H),1.92−1.79(m,2H),1.76−1.63(m,2H),1.56−1.40(m,1H),1.31−1.21(m,3H)。
実施例55:N−((1S,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例11、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1S,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bでアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.17(s,1H),8.40−8.20(m,1H),8.05−7.78(m,2H),7.48−7.31(m,3H),7.27−7.05(m,4H),7.04−6.91(m,1H),6.04−5.85(m,1H),3.75−3.65(m,2H),2.06(s,3H),1.90−1.79(m,2H),1.76(s,3H),1.72−1.63(m,2H),1.48−1.40(m,1H),1.31−1.23(m,3H)。
実施例56:N−((1S,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N−((1S,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Bと同様の方法で、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.38−8.23(m,1H),7.46−7.35(m,2H),7.33−7.25(m,1H),7.23−7.12(m,1H),7.12−7.02(m,3H),6.99−6.94(m,1H),6.28−6.17(m,2H),6.09−6.00(m,1H),5.67−5.54(m,1H),4.31−4.18(m,2H),2.23−2.07(m,5H),1.88−1.76(m,2H),1.72−1.55(m,2H)。
実施例57:N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例11、工程Bと同様の方法で、N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例51、工程Aからの生成物)及びアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.29(d,J=5.4Hz,1H),7.45−7.34(m,2H),7.33−7.24(m,1H),7.21−7.12(m,1H),7.12−7.02(m,3H),7.02−6.92(m,1H),6.04(d,J=5.3Hz,1H),4.45−4.30(m,2H),2.11(s,3H),2.08−1.99(m,2H),1.94(s,3H),1.90−1.84(m,1H),1.78−1.56(m,3H)。
実施例58:N−((1S,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
標題化合物は、実施例54、工程Aからの生成物である。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.37−8.28(m,1H),7.46−7.35(m,2H),7.32−7.23(m,1H),7.21−7.12(m,1H),7.13−7.02(m,3H),7.01−6.93(m,1H),6.11−6.02(m,1H),4.07−3.97(m,1H),3.16−3.03(m,1H),2.17−2.12(m,1H),2.11−2.04(m,3H),2.02−1.95(m,1H),1.91−1.80(m,2H),1.64−1.47(m,2H),1.46−1.35(m,2H)。
実施例59:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,2R)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例11、工程Bと同様の方法で、N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例51、工程Aの生成物)及びプロパノイルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,cd3od)d8.30(d,J=5.3Hz,1H),7.43−7.35(m,2H),7.33−7.24(m,1H),7.20−7.12(m,1H),7.12−7.02(m,3H),7.01−6.93(m,1H),6.05(d,J=5.4Hz,1H),4.43−4.30(m,2H),2.24−2.17(m,2H),2.11(s,3H),2.07−1.98(m,2H),1.92−1.82(m,1H),1.76−1.58(m,3H),1.08(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例60:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1S,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例58、130mg、0.25mmol)及びDMAP(10mg、0.082mmol)のDCM(5mL)中溶液にプロパノイルプロパノエイト(33mg、0.25mmol)を添加し、rtで1時間撹拌し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体として標題化合物(36mg、収率25%)及びN−((1S,2S)−2−ホルムアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例54)を得た。MS(ESI):C3131Sの質量計算値、569.7;m/z実測値、570.2[M+H]
実施例61:N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及び(1R,2R)−2−アミノシクロペンタノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33−8.25(m,1H),7.43−7.34(m,2H),7.32−7.26(m,1H),7.21−7.14(m,1H),7.11−7.02(m,3H),7.00−6.92(m,1H),6.06−6.00(m,1H),4.19−4.06(m,2H),2.18−2.13(m,1H),2.11(s,3H),2.05−1.93(m,1H),1.81−1.70(m,2H),1.67−1.55(m,2H)。
実施例62:N−((1S,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1S,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例58、63mg、0.12mmol)及びホルムアルデヒド(0.3mL)のMeOH(5mL)中溶液にNaBH(OAc)(78mg、0.37mmol)を添加し、rtで1時間撹拌し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体とし標題化合物を得た(45mg、収率63%)。MS(ESI):C3031Sの質量計算値、541.7;m/z実測値、542.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.48(s,1H),8.40−8.24(m,1H),7.46−7.34(m,2H),7.31−7.23(m,1H),7.21−7.13(m,1H),7.13−7.02(m,3H),7.01−6.95(m,1H),6.13−6.01(m,1H),4.31−4.17(m,1H),3.28−3.17(m,1H),2.89−2.76(m,6H),2.20−2.12(m,1H),2.12−2.06(m,3H),2.06−2.00(m,1H),2.00−1.92(m,1H),1.88−1.79(m,1H),1.66−1.53(m,2H),1.49−1.36(m,2H)。
実施例63:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−(4−(メチルアミノ)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−(4−オキソシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1R,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例15、150mg、0.30mmol)及び(1,1−ジアセトキシ−3−オキソ−イソベンゾフラン−1−イル)アセテート(250mg、0.60mmol)のDCM(20mL)中溶液を、rtで16時間撹拌した。混合物に、水及びDCMを添加し、濾過した。有機層を回収し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物を得た(138mg、収率90.0%)。
工程B:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−(4−(メチルアミノ)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−(4−オキソシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(154mg、0.301mmol)及びメチルアミンのDCM(5mL)中MeOH(0.5mL)溶液にNaBH(OAc)(200mg、0.94mmol)を添加し、rtで16時間撹拌した。混合物に、1M NH水溶液及びDCMを添加した。有機層を回収し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより精製して、標題化合物を得た(36mg、収率22%)。MS(ESI):C2929Sの質量計算値、527.6;m/z実測値、528.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD及びDMSO−dの混合物):δ 8.09−8.03(m,1H),7.39−7.31(m,2H),7.16−7.08(m,2H),7.07−7.01(m,2H),7.00−6.96(m,1H),6.91−6.86(m,1H),5.75−5.67(m,1H),3.74−3.66(m,1H),2.78−2.66(m,1H),2.45(s,3H),2.04−1.94(m,7H),1.43−1.24(m,4H)。
実施例64:N−((1S,4S)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例25、150mg、0.30mmol)及びトリエチルアミン(340mg、0.90mmol)のDCM(10mL)中溶液に無水酢酸(30mg、0.30mmol)を添加し、rtで2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、標題化合物を得た(103mg、収率62.0%)。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、553.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.17(br,1H),8.37−8.24(m,1H),7.96−7.82(m,1H),7.69−7.58(m,1H),7.49−7.39(m,2H),7.39−7.32(m,1H),7.22−7.15(m,1H),7.15−7.03(m,3H),7.01−6.92(m,1H),6.02−5.89(m,1H),3.87−3.72(m,1H),3.72−3.60(m,1H),2.05(s,3H),1.81(s,3H),1.76−1.65(m,4H),1.64−1.48(m,4H)。
実施例65:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,4S)−4−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例25、154mg、0.300mmol)及びトリエチルアミン(342mg、0.900mmol)のDCM(10mL)中溶液にプロパノイルプロパノエイト(28mg、0.21mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、標題化合物を得た(76mg、収率44%)。MS(ESI):C3131Sの質量計算値、569.7;m/z実測値、570.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD及びDMSO−dの混合物):δ 8.33−8.20(m,1H),7.59−7.46(m,1H),7.42−7.33(m,2H),7.32−7.25(m,1H),7.16−7.11(m,1H),7.09−6.98(m,3H),6.95−6.89(m,1H),6.02−5.85(m,1H),3.85−3.79(m,1H),3.74−3.70(m,1H),2.12−2.06(m,2H),2.03(s,3H),1.71−1.50(m,8H),0.99(t,J=7.5Hz,3H)。
実施例66:N−((1S,4S)−4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例25、150mg、0.30mmol)、ホルムアルデヒド(水中37%)のDCM中溶液にNaBH(OAc)を添加し、室温で16時間撹拌した。混合物に、1M NH水溶液及びDCMを添加した。有機層を回収し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより精製して、標題化合物を得た(100mg、収率61%)。MS(ESI):C3031Sの質量計算値、541.7;m/z実測値、542.3[M+H]
実施例67:N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(28.5mg、0.0570mmol)及びトリエチルアミン(65mg、0.17mmol)のDCM(10mL)中溶液に無水酢酸(5.8mg、0.57mmol)を添加し、室温で15分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、標題化合物を得た(25mg、収率81%)。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.21(br,1H),8.35−7.99(m,2H),7.98−7.93(m,1H),7.45−7.40(m,2H),7.38−7.27(m,1H),7.20−7.16(m,1H),7.12−7.08(m,2H),7.07−7.05(m,1H),6.97−6.93(m,1H),5.98−5.80(m,1H),4.17−4.01(m,2H),2.04(s,3H),2.00−1.91(m,2H),1.77(s,3H),1.69−1.61(m,2H),1.57−1.49(m,1H),1.44−1.36(m,1H)。
実施例68:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Bと同様の方法で、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.21−10.10(m,1H),8.34−8.28(m,1H),8.27−8.11(m,2H),7.46−7.40(m,2H),7.39−7.32(m,1H),7.21−7.16(m,1H),7.13−7.08(m,2H),7.08−7.05(m,1H),6.99−6.93(m,1H),6.26−6.16(m,1H),6.12−6.04(m,1H),6.00−5.89(m,1H),5.59−5.52(m,1H),4.26−4.15(m,1H),4.08−3.99(m,1H),2.31−2.23(m,1H),2.05(s,3H),1.95−1.85(m,2H),1.77−1.66(m,1H),1.64−1.47(m,2H)。
実施例69:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例68、工程Aからの生成物、150mg、0.30mmol)及びトリエチルアミン(91mg、0.90mmol)のDCM(10mL)中溶液にプロパノイルプロパノエイト(39mg、0.30mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、標題化合物を得た(140mg、収率83%)。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.14(br,1H),8.34−8.16(m,2H),7.84−7.77(m,1H),7.45−7.40(m,2H),7.37−7.31(m,1H),7.21−7.16(m,1H),7.13−7.08(m,2H),7.08−7.05(m,1H),6.98−6.93(m,1H),5.98−5.86(m,1H),4.24−4.12(m,1H),4.01−3.90(m,1H),2.26−2.17(m,1H),2.09−2.01(m,5H),1.94−1.78(m,2H),1.74−1.63(m,1H),1.61−1.42(m,2H),0.97(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例70:N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例68、工程Aからの生成物、150mg、0.30mmol)及びトリエチルアミン(91mg、0.90mmol)のDCM(10mL)中溶液に無水酢酸(30mg、0.29mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、標題化合物を得た(130mg、収率32%)。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.14(s,1H),8.34−8.28(m,1H),8.22−8.12(m,1H),7.93−7.86(m,1H),7.46−7.40(m,2H),7.38−7.33(m,1H),7.21−7.16(m,1H),7.14−7.09(m,2H),7.09−7.05(m,1H),6.99−6.94(m,1H),5.99−5.92(m,1H),4.25−4.13(m,1H),4.00−3.88(m,1H),2.25−2.17(m,1H),2.05(s,3H),1.92−1.81(m,2H),1.79(s,3H),1.72−1.64(m,1H),1.59−1.43(m,2H)。
実施例71:N−((1S,3R)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例68、工程Aからの生成物、150mg、0.30mmol)、HATU(137mg、0.360mmol)、及びトリエチルアミン(91mg、0.90mmol)のDMF(3mL)中溶液に2−(ジメチルアミノ)酢酸(37mg、0.36mmol)を添加し、rtで4時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、標題化合物を得た(70mg、収率39%)。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD及びDMSO−d):δ 8.28−8.21(m,1H),7.40−7.32(m,2H),7.28−7.23(m,1H),7.15−7.09(m,1H),7.07−7.02(m,2H),7.02−6.99(m,1H),6.93−6.88(m,1H),5.97−5.89(m,1H),4.24−4.20(m,1H),4.06−4.02(m,1H),2.89−2.84(m,2H),2.30−2.24(m,1H),2.20(s,6H),2.02(s,3H),1.89−1.79(m,2H),1.76−1.68(m,1H),1.66−1.58(m,1H),1.57−1.50(m,1H)。
実施例72:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,3R)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチルメチル(2−(((1S,3R)−3−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−2−オキソエチル)カルバメート。N−Boc−N−メチルグリシン(0.14g、0.74mmol)、HATU(0.274g、0.720mmol)、及びトリエチルアミン(0.182g、1.80mmol)のDMF(3mL)中溶液にN−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例68、工程Aからの生成物、0.30g、0.60mmol)を添加し、rtで1時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより混合物を精製し、標題化合物を得た(362mg、収率90.0%)。
工程B:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,3R)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチルメチル(2−(((1S,3R)−3−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−2−オキソエチル)カルバメート(362mg、0.540mmol)、濃縮HCl(1.0mL)、及びMeOH(5mL)の溶液を、rtで5分間撹拌し、次いで濃縮乾固させた。残渣は、1M NHOH水溶液及びDCMに分散させた。有機層を回収し、濃縮乾固させて、標題化合物を得た(267mg、収益82%)。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD/DMSO−d):δ 8.21−8.14(m,1H),7.38−7.32(m,2H),7.24−7.19(m,1H),7.14−7.09(m,1H),7.06−7.01(m,2H),7.01−6.98(m,1H),6.92−6.88(m,1H),5.87−5.81(m,1H),4.24−4.20(m,1H),4.07−4.03(m,1H),3.38−3.27(m,2H),2.35(s,3H),2.29−2.21(m,1H),2.02(s,3H),1.96−1.83(m,2H),1.77−1.68(m,1H),1.68−1.59(m,1H),1.59−1.51(m,1H)。
実施例73:N−((1S,3R)−3−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例68、工程Aからの生成物、150mg、0.30mmol)及びホルムアルデヒド(水中37%、1.0mL)のDCM(10mL)中溶液にNaBH(OAc)(318mg、1.50mmol)を添加し、室温で6時間撹拌した。混合物に、1M NH水溶液及びDCMを添加した。有機層を回収し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより精製して、標題化合物を得た(109mg、収率67.0%)。MS(ESI):C2929Sの質量計算値、527.6;m/z実測値、528.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d/CDOD):δ 8.23−8.17(m,1H),7.40−7.31(m,2H),7.26−7.21(m,1H),7.15−7.08(m,1H),7.07−6.98(m,2H),7.00(d,J=2.5Hz,1H),6.93−6.88(m,1H),5.91−5.85(m,1H),4.25−4.22(m,1H),2.69−2.60(m,1H),2.26(s,6H),2.21−2.13(m,1H),2.02(s,3H),1.93−1.77(m,2H),1.70−1.59(m,2H),1.56−1.48(m,1H)。
実施例74:N−((1S,3R)−3−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及び(1R,3S)−3−アミノシクロペンタノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.15(s,1H),8.35−8.25(m,1H),8.11−7.97(m,1H),7.46−7.39(m,2H),7.38−7.32(m,1H),7.21−7.15(m,1H),7.15−7.04(m,3H),6.99−6.92(m,1H),5.98−5.91(m,1H),4.75−4.67(m,1H),4.24−4.14(m,1H),4.13−4.05(m,1H),2.16−2.08(m,1H),2.04(s,3H),1.89−1.81(m,1H),1.78−1.66(m,2H),1.64−1.49(m,2H)。
実施例75:N−((1S,3R)−3−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチル(2−(((1R,3S)−3−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−2−オキソエチル)カルバメート。N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例68、工程Aからの生成物、0.15g、0.30mmol)、N−Boc−グリシン(0.037g、0.21mmol)、HATU(0.137g、0.360mmol)、及びトリエチルアミン(0.091g、0.91mmol)のDMF(3mL)中溶液を、rtで1時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより混合物を精製して、標題化合物を得た(177mg、収率90.0%)。
工程B:N−((1S,3R)−3−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチル(2−(((1R,3S)−3−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−2−オキソエチル)カルバメート(177mg、0.270mmol)の濃縮HCl(1mL)及びMeOH(5mL)中溶液を濃縮乾固させた。残渣は、1M NHOH水溶液及びDCMに分散させた。有機層を回収し、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより精製して、標題化合物を得た(130mg、収益85%)。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD及びDMSO−d):δ 8.24−8.16(m,1H),7.40−7.31(m,2H),7.24−7.20(m,1H),7.14−7.08(m,1H),7.07−7.01(m,2H),7.01−6.97(m,1H),6.92−6.87(m,1H),5.92−5.83(m,1H),4.27−4.22(m,1H),4.07−4.02(m,1H),3.47−3.34(m,2H),2.33−2.20(m,1H),2.02(s,3H),1.95−1.85(m,2H),1.78−1.68(m,1H),1.68−1.59(m,1H),1.59−1.50(m,1H)。
実施例76:N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD及びDMSO−d):δ 8.06−8.03(m,1H),7.37−7.32(m,2H),7.15−7.07(m,2H),7.05−7.01(m,2H),6.99−6.96(m,1H),6.90−6.86(m,1H),5.73−5.69(m,1H),4.23−4.20(m,1H),3.52−3.42(m,1H),2.43−2.34(m,1H),2.00(s,3H),1.97−1.88(m,2H),1.87−1.79(m,1H),1.76−1.68(m,1H),1.62−1.53(m,1H)。
実施例77:N−((1S,4S)−4−((E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エナミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチル((E)−4−(((1S,4S)−4−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン−1−イル)カルバメート。(E)−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ブタ−2−エン酸(中間体34、150mg、0.75mmol)、HATU(190mg、0.50mmol)、及びトリエチルアミン(101mg、1.00mmol)のDMF(2mL)中溶液に、N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例25、154mg、0.300mmol)を添加し、rtで4時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより混合物を精製し、標題化合物を得た(30mg、収率14%)。
工程B:N−((1S,4S)−4−((E)−4−アミノブタ−2−エナミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチル((E)−4−(((1S,4S)−4−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン−1−イル)カルバメート(56mg、0.080mmol)のMeOH(2mL)中溶液に、濃縮HCl水溶液(0.2mL)を添加した。混合物を濃縮乾固させ、分取TLCにより精製して、標題化合物を得た(48mg、収率99%)。
工程C:N−((1S,4S)−4−((E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エナミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1S,4S)−4−((E)−4−アミノブタ−2−エナミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(32mg、0.054mmol)及びホルムアルデヒド(水中37%、1.0mL)のDCM(10mL)中溶液にNaBH(OAc)(200mg、0.94mmol)を添加し、室温で16時間撹拌した。混合物に、1M NHOH水溶液及びDCMを添加した。有機層を回収し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより精製して、標題化合物を得た(15mg、収率43%)。MS(ESI):C3436Sの質量計算値、624.8;m/z実測値、625.3[M+H]
実施例78:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,4S)−4−((E)−4−(メチルアミノ)ブタ−2−エナミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチルメチル((E)−4−(((1S,4S)−4−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン−1−イル)カルバメート。N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例25、100mg、0.20mmol)、(E)−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ブタ−2−エン酸(中間体34、43mg、0.20mmol)、HATU(114mg、0.300mmol)、及びトリエチルアミン(40mg、0.40mmol)のDMF(2mL)中溶液を、rtで4時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応混合物を精製し、標題化合物を得た(71mg、収率50%)。
工程B:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,4S)−4−((E)−4−(メチルアミノ)ブタ−2−エナミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチルメチル((E)−4−(((1S,4S)−4−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン−1−イル)カルバメート(71mg、0.10mmol)のMeOH(3mL)中溶液に、濃縮HCl水溶液(0.5mL)を添加した。混合物を濃縮乾燥させ、残渣は、DCM及び10% NHOH水溶液に分散させた。有機層を回収し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより精製して、標題化合物を得た(22mg、収率35%)。MS(ESI):C3334Sの質量計算値、610.7;m/z実測値、611.3[M+H]
実施例79:N−((1S,4S)−4−((E)−4−アミノブタ−2−エナミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
標題化合物は、実施例77、工程Bからの生成物である。MS(ESI):C3232Sの質量計算値、596.7;m/z実測値、597.3[M+H]
実施例80:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S)−3−(メチルアミノ)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:(S)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−(3−オキソシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1S,3R)−3−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例74、250mg、0.50mmol)及びDess−Martinペルヨージナン(424mg、1.00mmol)のDCM(20mL)中溶液を、室温で16時間撹拌した。混合物に水及びDCMを添加し、濾過した。有機層を回収し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物を得た(249mg、収率100%)。
工程B:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S)−3−(メチルアミノ)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。DCM(8mL)中の(S)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−(3−オキソシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(249mg、0.499mmol)溶液及びメチルアミンのメタノール溶液(1.0mL)にNaBH(OAc)(318mg、1.50mmol)を添加し、室温で6時間撹拌した。混合物をDCM及び水に分散させた。有機層を回収し、濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより精製して、標題化合物を得た(20mg、収率8%)。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD及びDMSO−d):δ 8.09−8.03(m,1H),7.38−7.30(m,2H),7.16−7.12(m,1H),7.12−7.07(m,1H),7.05−7.01(m,2H),6.99−6.96(m,1H),6.90−6.86(m,1H),5.76−5.69(m,1H),4.42−4.34(m,1H),3.46−3.40(m,1H),2.43(s,3H),2.14−2.04(m,2H),2.00(s,3H),1.95−1.90(m,2H),1.64−1.57(m,1H),1.54−1.46(m,1H)。
実施例81:N−シクロペンチル−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)によってN−シクロペンチル−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例28;794mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Sアトロプ異性体として;67mg)。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、484.6;m/z実測値、484.1[M+H]NMR(600MHz,CDCl):δ 9.53(s,1H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),7.47−7.33(m,2H),7.23−6.88(m,6H),6.01(d,J=5.4Hz,1H),5.71(d,J=7.2Hz,1H),4.36(q,J=7.1Hz,1H),2.18−2.02(m,5H),1.81−1.59(m,4H),1.51(ddq,J=13.5,8.6,6.7Hz,2H)。
実施例82:N−シクロペンチル−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、30% MeOH)によってN−シクロペンチル−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例28;794mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Rアトロプ異性体として;67mg)。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、484.6;m/z実測値、484.1[M+H]H NMR(600MHz,CDCl):δ 9.53(s,1H),8.32(d,J=5.5Hz,1H),7.45−7.33(m,2H),7.25−6.91(m,6H),6.00(d,J=5.4Hz,1H),5.79(d,J=7.0Hz,1H),4.36(h,J=7.1Hz,1H),2.17−2.02(m,5H),1.79−1.62(m,4H),1.62−1.40(m,2H)。
実施例83:N−((1S,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:55% CO、45% MeOH)によってN−シクロペンチル−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例16、843mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Sアトロプ異性体として;37mg)。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(600MHz,CDCl):δ 9.44(s,1H),8.34(d,J=5.4Hz,1H),7.46−7.34(m,2H),7.27−6.91(m,7H),6.01(d,J=5.4Hz,1H),5.67(d,J=7.9Hz,1H),4.14−3.93(m,2H),2.13(s,3H),1.84−1.66(m,8H)。
実施例84:N−((1S,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:55% CO、45% MeOH)によってN−シクロペンチル−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例16、843mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Rアトロプ異性体として;35mg)。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、514.2[M+H]
実施例85:N−((1R,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OD−H、5μm、250×20mm、移動相:70% CO、30% EtOH)によってN−((1R,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例15;843mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Sアトロプ異性体として;18mg)。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.47(s,1H),8.35(d,J=5.5Hz,1H),7.46−7.34(m,2H),7.21−7.07(m,4H),7.07−6.91(m,2H),6.02(d,J=5.5Hz,1H),5.38(d,J=7.9Hz,1H),4.05−3.85(m,1H),3.76−3.59(m,1H),2.20−2.00(m,7H),1.53−1.42(m,2H),1.42−1.28(m,2H),1.28−1.20(m,1H)。
実施例86:N−((1R,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OD−H、5μm、250×20mm、移動相:70% CO 30% EtOH)によってN−((1R,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例15;843mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Rアトロプ異性体として;18mg)。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.47(s,1H),8.35(d,J=5.5Hz,1H),7.50−7.35(m,2H),7.23−7.07(m,4H),7.06−6.90(m,2H),6.02(d,J=5.5Hz,1H),5.37(d,J=7.9Hz,1H),4.02−3.85(m,1H),3.75−3.67(m,1H),2.14−2.02(m,7H),1.54−1.42(m,2H),1.42−1.29(m,2H),1.27−1.21(m,1H)。
実施例87:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例5と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(90mg、0.18mmol)及びトリエチルアミン(57mg、0.56mmol)のDCM(5mL)中溶液にプロパノイルプロパノエイト(24mg、0.18mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、標題化合物を得た(53mg、収率51%)。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.15(s,1H),8.33−8.26(m,1H),8.25−8.12(m,1H),7.86−7.78(m,1H),7.46−7.39(m,2H),7.38−7.29(m,1H),7.20−7.15(m,1H),7.12−7.08(m,2H),7.08−7.04(m,1H),6.98−6.93(m,1H),5.98−5.89(m,1H),4.23−4.12(m,1H),4.00−3.88(m,1H),2.26−2.17(m,1H),2.08−2.01(m,5H),1.91−1.78(m,2H),1.73−1.62(m,1H),1.58−1.41(m,2H),0.97(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例88:N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例87、工程Aからの生成物、90mg、0.18mmol)及びトリエチルアミン(57mg、0.56mmol)のDCM(5mL)中溶液に無水酢酸(24mg、0.24mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、標題化合物を得た(53mg、収率53%)。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.16(s,1H),8.37−8.12(m,2H),7.95−7.87(m,1H),7.45−7.39(m,2H),7.36−7.29(m,1H),7.20−7.15(m,1H),7.12−7.08(m,2H),7.08−7.05(m,1H),6.98−6.93(m,1H),5.97−5.87(m,1H),4.24−4.12(m,1H),3.99−3.90(m,1H),2.25−2.17(m,1H),2.03(s,3H),1.91−1.80(m,2H),1.78(s,3H),1.72−1.62(m,1H),1.60−1.50(m,1H),1.49−1.40(m,1H)。
実施例89:N−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例7と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチル((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)によってN−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(29.5mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Sアトロプ異性体として;10mg)。MS(ESI):C3532Sの質量計算値、632.7;m/z実測値、632.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H),7.49−6.84(m,9H),6.08(d,J=5.5Hz,1H),4.14−3.88(m,2H),2.17−1.68(m,12H),1.38−1.18(m,3H),1.03−0.79(m,2H)。
実施例90:N−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例19の工程A〜Bを使用して、標題化合物を調製した(43mg)。
工程B:N−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)によってN−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例19;29.5mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Rアトロプ異性体として;11mg)。MS(ESI):C3532Sの質量計算値、632.7;m/z実測値、632.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.6Hz,1H),7.49−6.87(m,9H),6.07(d,J=5.5Hz,1H),4.11−3.89(m,2H),2.17−1.68(m,12H),1.37−1.23(m,3H),1.05−0.77(m,3H)。
実施例91:N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
(1R,2R)−trans−N−Boc−1,2−シクロペンタンジアミン(306.6mg、1.531mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.525mL、3.00mmol)、及びTHF(4mL)を含む、撹拌子を備えた、アルゴン下の乾燥したシンチレーション容器に、室温で4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9、10mL、0.1M、1mmol)を注射器でゆっくり滴下し、rtで撹拌した。反応溶液中に形成された沈殿物は濾過し、エーテルですすいだ。残渣をDCMに溶解し、ジオキサン(4M、5mL)中の過剰なHCLを添加し、50℃で90分間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、残渣をDMSOに溶解し、HPLCにより精製して、標題化合物を得た(189.1mg、収率38.94%)。MS(ESI):C2623Sの質量計算値、485.6;m/z実測値、486.1[M+H]
実施例92:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,4S)−4−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OD−H、5μm、250×20mm、移動相:50% CO、50% EtOH)によって5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,4S)−4−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例65;76mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Sアトロプ異性体として;33mg、収率17%)。MS(ESI):C3131Sの質量計算値、569.7;m/z実測値、569.2[M+H]
実施例93:5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,4S)−4−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OD−H、5μm、250×20mm、移動相:50% CO、50% EtOH)によって5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,4S)−4−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例65;76mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Rアトロプ異性体として;30mg、収率16%)。MS(ESI):C3131Sの質量計算値、569.7;m/z実測値、569.2[M+H]
実施例94:N−((1S,4S)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OD−H、5μm、250×20mm、移動相:50% CO,50% EtOH)によってN−((1S,4S)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例64;103mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Sアトロプ異性体として;36mg、収率19%)。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.7;m/z実測値、555.2[M+H]
実施例95:N−((1S,4S)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OD−H、5μm、250×20mm、移動相:50% CO、50% EtOH)によってN−((1S,4S)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例64;103mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(**Rアトロプ異性体として;36mg、収率19%)。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.7;m/z実測値、555.2[M+H]H NMR(600MHz,CDCl):δ 9.48(s,1H),8.36(d,J=5.5Hz,1H),7.49−7.34(m,2H),7.22−7.14(m,2H),7.13−7.05(m,2H),7.05−6.91(m,2H),6.03(d,J=5.4Hz,1H),5.62(dd,J=49.6,7.4Hz,2H),4.20−3.87(m,2H),2.13(s,3H),2.01(s,3H),1.93−1.81(m,4H),1.81−1.76(m,2H),1.74−1.68(m,2H)。
実施例96:N−(rac−(1,3−cis)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:ラセミ−tert−ブチル(3−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート。tert−ブチルrac−[(1S,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメート(295mg、1.48mmol)、THF(4mL)、及びDIPEA(0.525mL、3mmol)を含む、撹拌子を備えた、アルゴン下の乾燥したシンチレーション容器に、rtで4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9、10mL、0.1M、1mmol)をゆっくり滴下した。LCMSが反応の完了を示したら、反応物を濃縮乾固させ、DCMに溶解した。
工程B:N−(rac−(1,3−cis)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。ラセミ−tert−ブチル(3−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメートのジオキサン(4M、5mL)中HCl溶液を50℃で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、DMFに溶解し、HPLCにより精製して、標題化合物を得た(231.6mg、収率47.70%)。MS(ESI):C2623Sの質量計算値、485.6;m/z実測値、486.1[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.14(d,J=5.7Hz,1H),7.47−7.26(m,4H),7.22−7.02(m,5H),6.01(d,J=5.7Hz,1H),4.45−4.30(m,1H),3.61−3.51(m,1H),2.60−2.46(m,1H),2.21−1.60(m,5H)。
実施例97:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチル((1S,2R)−2−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート。tert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメート(301.2mg、1.504mmol)、THF(4mL)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.525mL、3.00mmol)を含む、撹拌子を備えた、アルゴン下の乾燥したシンチレーション容器に、rtで4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9、10mL、0.1M、1mmol)をゆっくり滴下した。反応の進行を、LCMSによりモニターした。形成された沈殿物を濾過し、エーテルですすいだ。
工程B:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。工程Aからの残渣をDCMに溶解し、ジオキサン(4M、5mL)中の過剰なHClを添加し、50℃で90分間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、残渣をDMFに溶解し、HPLCにより精製して、標題化合物を得た(142.3mg、収率29.31%)。MS(ESI):C2623Sの質量計算値、485.6;m/z実測値、486.1[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.24(s,1H),7.48−7.27(m,4H),7.24−7.03(m,6H),6.11(s,1H),4.59−4.38(m,1H),3.78−3.58(m,1H),2.22−2.06(m,2H),1.98−1.65(m,4H)。
実施例98:N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチル((1R,2S)−2−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート。(1R,2S)−2−アミノ−1−(N−Boc−アミノ)シクロペンタン(296.5mg、1.480mmol)、THF(4mL)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.525mL、3.00mmol)を含む、撹拌子を備えた、アルゴン下の乾燥したシンチレーション容器に、rtで4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9、10mL、0.1M、1mmol)をゆっくり滴下した。反応の進行を、LCMSによりモニターした。形成された沈殿物を濾過し、エーテルですすいだ。
工程B:N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。工程Aからの残渣をDCMに溶解し、ジオキサン(4M、5mL)中の過剰なHClを添加し、50℃で90分間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、残渣をDMFに溶解し、HPLCにより精製して、標題化合物を得た(126.6mg、収率26.07%)。MS(ESI):C2623Sの質量計算値、485.6;m/z実測値、486.1[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.15(d,J=5.6Hz,1H),7.48−7.24(m,4H),7.21−7.04(m,5H),6.02(d,J=5.7Hz,1H),4.56−4.43(m,1H),3.62(s,1H),2.28−2.05(m,2H),2.04−1.58(m,4H)。
実施例99:N−((1S,4S)−4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:70% CO、30% EtOH)によってN−((1S,4S)−4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例66;100mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Sアトロプ異性体として;30mg、収率17%)。MS(ESI):C3031Sの質量計算値、541.7;m/z実測値、541.2[M+H]H NMR(600MHz,CDCl):δ 8.35(d,J=5.5Hz,1H),7.46−7.35(m,2H),7.27(s,0H),7.23−7.06(m,4H),7.03−6.89(m,2H),6.01(d,J=5.5Hz,1H),5.82(d,J=7.9Hz,1H),4.18(dq,J=6.7,3.8Hz,1H),2.33(s,6H),2.13(s,4H),1.92−1.55(m,8H)。
実施例100:N−((1S,4S)−4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:70% CO、30% EtOH)によってN−((1S,4S)−4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例66;100mg)でキラル精製を実行して、標題化合物を得た(Rアトロプ異性体として;32mg、収率18%)。MS(ESI):C3031Sの質量計算値、541.7;m/z実測値、541.2[M+H]H NMR(600MHz,CDCl):δ 8.35(d,J=5.4Hz,1H),7.49−7.35(m,2H),7.27(s,1H),7.25−7.06(m,4H),7.06−6.92(m,2H),6.01(d,J=5.4Hz,1H),5.70(d,J=7.9Hz,1H),4.22−4.08(m,1H),2.31(s,6H),2.13(s,4H),1.92−1.63(m,8H)。
実施例101:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメート(中間体37)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.16(s,1H),8.33−8.27(m,1H),8.26−8.10(m,2H),7.45−7.40(m,2H),7.38−7.32(m,1H),7.21−7.15(m,1H),7.13−7.08(m,2H),7.08−7.05(m,1H),6.98−6.94(m,1H),6.25−6.16(m,1H),6.10−6.04(m,1H),5.97−5.90(m,1H),5.58−5.52(m,1H),4.26−4.15(m,1H),4.09−3.98(m,1H),2.31−2.22(m,1H),2.04(s,3H),1.94−1.83(m,2H),1.75−1.65(m,1H),1.64−1.56(m,1H),1.56−1.47(m,1H)。
実施例102:N−((1S,3R)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
2−(ジメチルアミノ)酢酸(32mg、0.31mmol)、HATU(119mg、0.313mmol)、及びトリエチルアミン(95mg、0.94mmol)のDMF(3mL)中溶液に、N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例87、工程Aからの生成物、156mg、0.312mmol)を添加し、rtで1時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、標題化合物(59mg、収率96%)を得た。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.4[M+H]
実施例103:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,3R)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチルメチル(2−(((1R,3S)−3−(5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−2−オキソエチル)カルバメート。Boc−サルコシン(31mg、0.16mmol)、HATU(61mg、0.16mmol)、及びトリエチルアミン(49mg、0.48mmol)のDMF(3mL)中混合物に、N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例87、工程Aからの生成物、80mg、0.16mmol)を添加し、rtで1時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより混合物を精製し、標題化合物を得た(107mg、収率100%)。
工程B:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,3R)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチルメチル(2−(((1R,3S)−3−(5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−2−オキソエチル)カルバメート(107mg、0.16mmol)の濃縮HCl(1mL)及びMeOH(5mL)中溶液を、濃縮乾固させた。残渣を、1M NH水溶液及びDCMに分散させた。有機層を回収し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物を得た(57mg、収率63%)。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.4[M+H]
実施例104:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチル((1S,2R)−2−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート。撹拌子を備えた、アルゴン下の乾燥したシンチレーション容器に、tert−ブチルN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメート(301.2mg、1.504mmol)、THF(4mL)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.525mL、3.00mmol)を添加した。上記の反応溶液に、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9、10mL、0.1M、1mmol)を滴下した。形成された固形沈殿物を濾過し、エーテルですすいだ。粗生成物を、更に精製することなく次の工程で使用した。
工程B:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチル((1S,2R)−2−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメートをDCMに溶解し、ジオキサン(4M、5mL)中の過剰なHClを添加し、50℃で90分間反応させた。反応混合物を濃縮乾固させ、残渣をDMFに溶解し、塩基性逆相HPLCにより精製して、標題化合物を得た(142mg、収率29.3%)。
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。小型炉で乾燥させた、アルゴン下のマイクロ波容器に、N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(45.8mg、0.094mmol)、DCM(1.0mL)、及びトリエチルアミン(0.067mL、0.47mmol)を添加した。氷/アセトン浴中で、容器を−20℃に冷却し、0.17mLのプロパ−2−エノイルクロリドのDCM中溶液(10mLのDCM中0.5mL)を10〜15分間滴下し、次に5分間かけてゆっくりrtに加温した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで逆相塩基性HPLCにより混合物を精製して、標題化合物を得た(7.6mg、収率15%)。MS(ESI):C2925Sの質量計算値、539.6;m/z実測値、540.2[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.26(s,1H),7.49−7.27(m,4H),7.27−7.04(m,5H),6.38−6.04(m,3H),5.61(dd,J=10.2,1.9Hz,1H),4.51−4.38(m,2H),2.16−1.99(m,2H),1.99−1.55(m,4H)。
実施例105:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aでtert−ブチル((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメートの代わりに5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.45−7.35(m,2H),7.30−7.24(mz,1H),7.21−7.12(m,1H),7.11−7.02(m,3H),7.00−6.93(m,1H),6.29−6.15(m,2H),6.05(d,J=5.5Hz,1H),5.65−5.58(m,1H),4.33−4.16(m,2H),2.23−2.09(m,5H),1.87−1.75(m,2H),1.72−1.51(m,2H)。
実施例106:5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体19)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、537.6;m/z実測値、538.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 9.94(s,1H),8.33−8.22(m,1H),7.87−7.73(m,4H),7.70−7.64(m,3H),7.48−7.40(m,3H),7.39−7.34(m,1H),6.45−6.34(m,1H),6.16−6.08(m,1H),6.08−6.01(m,1H),5.62−5.52(m,1H),4.27−4.11(m,1H),4.07−3.96(m,1H),1.76−1.60(m,4H),1.59−1.50(m,2H),1.44−1.31(m,2H)。
実施例107:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.6Hz,1H),7.44−7.33(m,2H),7.30−7.24(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.12−7.02(m,3H),7.00−6.92(m,1H),6.31−6.14(m,2H),6.04(d,J=5.6Hz,1H),5.65−5.56(m,1H),4.48−4.33(m,2H),2.17−2.03(m,5H),1.95−1.85(m,1H),1.80−1.60(m,3H)。
実施例108:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129Sの質量計算値、567.7;m/z実測値、568.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 9.97(s,1H),8.36−8.24(m,1H),7.96−7.71(m,2H),7.45−7.39(m,2H),7.38−7.32(m,1H),7.20−7.15(m,1H),7.13−7.04(m,3H),6.99−6.93(m,1H),6.45−6.33(m,1H),6.18−6.08(m,1H),6.00−5.88(m,1H),5.62−5.53(m,1H),4.28−4.12(m,1H),4.06−3.98(m,1H),2.04(s,3H),1.76−1.61(m,4H),1.59−1.51(m,2H),1.43−1.32(m,2H)。
実施例109:N−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104と同様の方法で、工程Aで4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及びtert−ブチルrac−[(1S,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2925Sの質量計算値、539.6;m/z実測値、540.2[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.54(s,1H),8.34(d,J=5.5Hz,1H),7.50−7.34(m,3H),7.31−7.27(m,2H),7.23−7.10(m,5H),6.41(dd,J=16.8,1.3Hz,1H),6.16−6.04(m,2H),5.69(dd,J=10.3,1.4Hz,1H),4.41−4.35(m,1H),4.27−4.04(m,1H),3.79−3.49(m,1H),2.46−1.75(m,6H)。
実施例110:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31)及びtert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2729Sの質量計算値、519.6;m/z実測値、520.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.29(d,J=5.4Hz,1H),7.29−7.11(m,1H),7.06−6.82(m,2H),6.37−6.15(m,2H),6.02(d,J=5.5Hz,1H),5.76−5.52(m,1H),4.72−4.58(m,1H),4.44−4.11(m,2H),2.58−2.40(m,1H),2.19−1.95(m,5H),1.88−1.71(m,2H),1.68−1.54(m,1H),1.40−1.30(m,6H)。
実施例111:N−((1R,2R)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例67、工程Aからの生成物、100mg、0.2mmol)のDMF(3mL)中撹拌溶液に、2−(ジメチルアミノ)酢酸(22mg、0.16mmol)、HATU(75mg、0.20mmol)、及びトリエチルアミン(40mg、0.40mmol)を添加した。反応混合物を室温にて一晩撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、残渣をエチルアセテート及び水に分割した。有機層を分離し、生理食塩水とともに揺動し、無水NaSOで乾燥させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(59mg、収率50%)。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.29(d,J=5.5Hz,1H),7.45−7.35(m,2H),7.32−7.24(m,1H),7.20−7.12(m,1H),7.12−7.03(m,3H),7.00−6.92(m,1H),6.04(d,J=5.5Hz,1H),4.39−4.11(m,2H),3.04−2.88(m,2H),2.29−2.25(m,6H),2.18−2.06(m,5H),1.87−1.74(m,2H),1.75−1.50(m,2H)。
実施例112:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチルメチル(2−(((1R,2R)−2−(5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−2−オキソエチル)カルバメート。N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例67、工程Aからの生成物、80mg、0.16mmol)のDMF(3mL)中撹拌溶液に、2−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ酢酸(36mg、0.16mmol)、HATU(73mg、0.19mmol)、及びジイソプロピルエチルアミン(45mg、0.35mmol)を添加した。得られた混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、残渣をエチルアセテート及び水に分割した。有機層を分離し、生理食塩水とともに揺動し、無水NaSOで乾燥させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(70mg、収率65%)。
工程B:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチルメチル(2−(((1R,2R)−2−(5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−2−オキソエチル)カルバメート(70mg、0.10mmol)の濃縮HCl(2mL)及びMeOH(15mL)中溶液を、室温で約2時間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(56mg、収率87%)。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.46(s,1H),8.32(d,J=5.5Hz,1H),7.45−7.35(m,2H),7.32−7.24(m,1H),7.19−7.13(m,1H),7.12−7.03(m,3H),7.01−6.92(m,1H),6.07(d,J=5.5Hz,1H),4.32−4.16(m,2H),3.66(s,2H),2.61(s,3H),2.21−2.04(m,5H),1.91−1.76(m,2H),1.75−1.52(m,2H)。
実施例113:N−((1R,2R)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例112と同様の方法で、工程Aで2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.49(s,1H),8.31(d,J=5.5Hz,1H),7.48−7.35(m,2H),7.32−7.25(m,1H),7.22−7.13(m,1H),7.12−7.02(m,3H),7.00−6.92(m,1H),6.06(d,J=5.5Hz,1H),4.29−4.15(m,2H),3.57(s,2H),2.25−2.05(m,5H),1.90−1.76(m,2H),1.72−1.52(m,2H)。
実施例114:N−((1S,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.28(d,J=5.0Hz,1H),7.46−7.31(m,2H),7.30−7.20(m,1H),7.19−7.10(m,1H),7.09−6.98(m,3H),6.97−6.89(m,1H),6.35−6.12(m,2H),6.03(d,J=5.5Hz,1H),5.68−5.52(m,1H),4.48−4.32(m,2H),2.24−1.99(m,5H),1.96−1.81(m,1H),1.81−1.54(m,3H)。
実施例115:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.3[M+H]H NMR(400 MHz,CD:OD):δ 8.49(s,1H),8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.44−7.35(m,2H),7.34−7.24(m,1H),7.19−7.13(m,1H),7.12−7.02(m,3H),7.02−6.93(m,1H),6.04(d,J=5.6Hz,1H),4.52−4.43(m,1H),3.78−3.69(m,1H),2.21−2.11(m,2H),2.09(s,3H),2.01−1.86(m,2H),1.80−1.67(m,2H)。
実施例116:N−((1S,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.44−7.34(m,2H),7.31−7.23(m,1H),7.18−7.13(m,1H),7.11−7.01(m,3H),6.99−6.92(m,1H),6.27−6.16(m,2H),6.04(d,J=5.5Hz,1H),5.66−5.57(m,1H),4.33−4.15(m,2H),2.23−2.05(m,5H),1.86−1.72(m,2H),1.70−1.52(m,2H)。
実施例117:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.tert−ブチル((1R,3S)−3−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート。撹拌子を備えた、アルゴン下の乾燥したシンチレーション容器に、tert−ブチル((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)カルバメート(309.3mg、1.544mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.50mL、2.9mmol)、及びTHF(4mL)を添加した。次に、室温で4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9、10mL、0.1M、1mmol)を注射器で1時間かけてゆっくり滴下した。反応物をGilson逆相酸性HPLCによって精製した。
工程B.N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチル((1R,3S)−3−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメートをDCM(5mL)及びエーテル(5mL)中の2M HClに溶解し、rtで一晩(20時間)撹拌した。反応混合物を濾過し、沈殿物をDCMですすいだ。残渣をメタノールに溶解し、アセトニトリルを添加した。反応物を濃縮乾固させ、凍結乾燥させて、標題化合物を得た(252.1mg、2工程で51.9%)。MS(ESI):C2623Sの質量計算値、485.57;m/z実測値、486.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.35(d,J=5.6Hz,1H),7.48−7.36(m,4H),7.24−7.08(m,6H),6.21(d,J=5.6Hz,1H),4.38−4.30(m,1H),3.73−3.62(m,1H),2.61−2.49(m,1H),2.21−1.76(m,5H)。
工程C:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。撹拌子を備えた、アルゴン下の乾燥したシンチレーション容器に、N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(112.7mg、0.232mmol)、DCM(3.38mL)、及びトリエチルアミン(0.225mL、1.62mmol)を添加した。白色の懸濁液を氷/アセトン浴中で−20℃に冷却した。この溶液に、DCM中溶液として、プロパ−2−エノイルクロリド(0.0187mL、0.22mmol)をゆっくり添加した(10mL中0.5mL、この溶液の0.37mLを添加)。撹拌しながら反応物をrtに加温し、10分間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、残渣をメタノールに溶解し、Dionexカラムで逆相塩基性HPLCにより精製して、標題化合物を得た(16.3mg、収率13.0%)。MS(ESI):C2925Sの質量計算値、539.6;m/z実測値、540.1[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.54(s,1H),8.35(d,J=5.5Hz,1H),7.46−7.36(m,3H),7.29(s,1H),7.25−7.04(m,6H),6.48−6.25(m,2H),6.21−6.03(m,2H),5.70(d,J=10.3Hz,1H),4.48−4.00(m,2H),2.57−2.40(m,1H),2.05(d,J=4.3Hz,1H),1.99−1.81(m,4H)。
実施例118:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104と同様の方法で、工程Aで4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.1[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=7.7Hz,1H),7.41(dddd,J=10.7,8.7,6.4,2.1Hz,4H),7.22−7.05(m,5H),6.49−6.35(m,1H),6.27(dd,J=17.0,1.9Hz,1H),6.23−6.09(m,1H),5.67(dd,J=10.3,1.8Hz,1H),4.41(s,1H),4.18(s,1H),1.89−1.44(m,9H)。
実施例119:N−((1S,4S)−4−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104と同様の方法で、工程Aで4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及び1−N−boc−cis−1,4−シクロヘキシルジアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.1[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.36−8.24(m,1H),7.43−7.36(m,4H),7.20−7.13(m,3H),7.13−7.09(m,2H),6.38−6.28(m,1H),6.27−6.14(m,2H),5.75−5.57(m,1H),4.05−3.88(m,1H),1.92−1.64(m,8H)。
実施例120:N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.50(s,1H),8.33(d,J=5.6Hz,1H),7.45−7.35(m,2H),7.32−7.25(m,1H),7.21−7.13(m,1H),7.11−7.04(m,3H),7.01−6.94(m,1H),6.07(d,J=5.6Hz,1H),4.31−4.18(m,1H),3.52−3.40(m,1H),2.31−2.15(m,2H),2.10(s,3H),1.94−1.82(m,3H),1.79−1.67(m,1H)。
実施例121:N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及びN−[(1S,3R)−3−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体45)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2925Sの質量計算値、539.6;m/z実測値、540.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.54(s,1H),8.35(d,J=5.5Hz,1H),7.47−7.34(m,2H),7.29−7.28(m,1H),7.27(s,2H),7.25−7.02(m,6H),6.41(dd,J=16.9,1.3Hz,1H),6.19−5.91(m,2H),5.70(dd,J=10.3,1.3Hz,1H),4.47−4.31(m,1H),4.18−4.00(m,1H),2.74−1.77(m,6H)。
実施例122:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2S)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2S)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(70mg、0.14mmol)、2−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]酢酸(26mg、0.14mmol)、トリエチルアミン(28mg、0.28mmol)、及びHATU(53mg、0.14mmol)のDMF(3mL)中溶液を、rtで3時間撹拌した。水を添加し、沈殿物を濾過して淡黄色固体を得た。固体をMeOH(2mL)及びHCl(2mL)に溶解し、50℃で30分間加熱した。反応混合物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、標題化合物(62mg、収率98%)を得た。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.45(s,1H),8.28(d,J=5.5Hz,1H),7.46−7.34(m,2H),7.30−7.24(m,1H),7.20−7.12(m,1H),7.12−7.03(m,3H),7.01−6.93(m,1H),6.02(d,J=5.5Hz,1H),4.49−4.35(m,2H),3.68(s,2H),2.62(s,3H),2.14−1.99(m,5H),1.96−1.86(m,1H),1.80−1.61(m,3H)。
実施例123:N−((1S,2S)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例122と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで2−(ジメチルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.6Hz,1H),7.43−7.33(m,2H),7.30−7.22(m,1H),7.21−7.12(m,1H),7.11−7.02(m,3H),7.01−6.89(m,1H),6.04(d,J=5.6Hz,1H),4.33−4.22(m,1H),4.22−4.12(m,1H),3.02−2.89(m,2H),2.26(s,6H),2.16−2.07(m,5H),1.86−1.75(m,2H),1.75−1.66(m,1H),1.62−1.51(m,1H)。
実施例124:N−((1S,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104と同様の方法で、工程Aで4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及びtert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.1[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.31(d,J=5.6Hz,1H),7.46−7.34(m,4H),7.22−7.06(m,5H),6.49−6.36(m,1H),6.31−6.25(m,1H),6.18(d,J=5.6Hz,1H),5.67(dd,J=10.2,1.8Hz,1H),4.45−4.37(m,1H),4.21−4.08(m,1H),1.89−1.41(m,9H)。
実施例125:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2S)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2S)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例122、工程Bと同様の方法で、2−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.2[M+H]
実施例126:N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程A〜Bと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.54(s,1H),8.15(d,J=5.6Hz,1H),7.49−7.24(m,4H),7.19−7.08(m,3H),7.08−7.03(m,2H),6.01(d,J=5.5Hz,1H),4.33−4.24(m,1H),3.66−3.53(m,1H),1.93−1.38(m,9H)。
実施例127:N−((1S,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104と同様の方法で、工程Aで4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及びtert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2925Sの質量計算値、539.6;m/z実測値、540.1[M+H]
実施例128:N−((1R,2S)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例122と同様の方法で、工程Bで2−(ジメチルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.43−7.35(m,2H),7.31−7.21(m,1H),7.19−7.13(m,1H),7.10−7.03(m,3H),7.00−6.92(m,1H),6.04(d,J=5.5Hz,1H),4.47−4.34(m,2H),3.16(s,2H),2.36(s,6H),2.13−2.02(m,5H),1.95−1.85(m,1H),1.79−1.59(m,3H)。
実施例129:N−((1R,2S)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例122、工程Bと同様の方法で、N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例125、工程Aからの生成物)、及び2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.2[M+H]
実施例130:N−((1S,2S)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例122と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで(2−tert−ブトキシ−2−オキソ−エチル)カルバミン酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.03(d,J=5.6Hz,1H),7.42−7.29(m,2H),7.20−7.06(m,4H),7.04−6.99(m,1H),6.98−6.91(m,1H),5.76(d,J=5.6Hz,1H),4.35−4.26(m,1H),4.20−4.09(m,1H),3.25−3.19(m,2H),2.27−2.13(m,2H),2.10(s,3H),1.88−1.74(m,3H),1.64−1.50(m,1H)。
実施例131:N−((1R,2S)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例115、52.0mg、0.104mmol)及びトリエチルアミン(21mg、0.21mmol)のDCM(10mL)中溶液に、(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)アセテート(57mg、0.21mmol)を氷浴中で添加し、次いでrtで1時間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、残渣をHCl(2mL)及びMeOH(mL)に溶解し、50℃に加熱し、30分間撹拌した。反応混合物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題化合物を得た(43mg、収率97%)。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.48(s,1H),8.26(d,J=5.5Hz,1H),7.44−7.35(m,2H),7.29−7.24(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.11−7.03(m,3H),6.99−6.93(m,1H),6.00(d,J=5.6Hz,1H),4.47−4.35(m,2H),3.60(s,2H),2.16−2.08(m,4H),2.07−2.00(m,1H),1.96−1.85(m,1H),1.78−1.64(m,3H)。
実施例132:N−((1R,2S)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例122、工程Bと同様の方法で、N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例125、工程Aからの生成物)及び2−(ジメチルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3234Sの質量計算値、598.7;m/z実測値、599.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 8.24−8.20(m,1H),8.20−8.09(m,1H),7.77−7.70(m,1H),7.44−7.39(m,2H),7.32−7.36(m,1H),7.19−7.14(m,1H),7.11−7.07(m,2H),7.06−7.03(m,1H),6.95−6.91(m,1H),5.88−5.82(m,1H),4.13−4.03(m,2H),3.22−3.19(m,1H),3.12−3.07(m,1H),2.29(s,6H),2.02(s,3H),1.74−1.59(m,4H),1.55−1.49(m,1H),1.47−1.33(m,3H)。
実施例133:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2S)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例122と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで2−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.03(d,J=5.6Hz,1H),7.43−7.30(m,2H),7.17−7.11(m,2H),7.10−7.06(m,2H),7.06−6.99(m,1H),6.97−6.91(m,1H),5.75(d,J=5.7Hz,1H),4.37−4.23(m,1H),4.22−4.04(m,1H),3.17−3.13(m,2H),2.31(s,3H),2.26−2.12(m,2H),2.09(s,3H),1.91−1.74(m,3H),1.61−1.49(m,1H)。
実施例134:N−((1S,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bでアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.23(d,J=5.5Hz,1H),7.44−7.31(m,2H),7.30−7.19(m,1H),7.18−7.12(m,1H),7.10−7.00(m,3H),6.97−6.92(m,1H),5.97(d,J=5.6Hz,1H),4.25−4.08(m,2H),2.18−2.08(m,5H),1.91(s,3H),1.86−1.74(m,2H),1.73−1.63(m,1H),1.61−1.43(m,1H)。
実施例135:N−((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.03(d,J=5.7Hz,1H),7.41−7.31(m,2H),7.19−7.04(m,4H),7.04−7.00(m,1H),6.98−6.89(m,1H),5.76(d,J=5.6Hz,1H),4.03−3.91(m,1H),3.26−3.19(m,1H),2.22−2.13(m,1H),2.10(s,3H),2.07−1.99(m,1H),1.82−1.66(m,3H),1.50−1.39(m,1H)。
実施例136:N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例125、工程Aからの生成物、77mg、0.15mmol)及びトリエチルアミン(46mg、0.45mmol)のDCM(5mL)中溶液に、無水酢酸(15mg、0.15mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより混合物を精製して、標題化合物を得た(64mg、収率77%)。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 9.96(s,1H),8.36−8.22(m,1H),7.82−7.64(m,1H),7.63−7.57(m,1H),7.44−7.39(m,2H),7.39−7.28(m,1H),7.19−7.14(m,1H),7.12−7.07(m,2H),7.07−7.04(m,1H),6.97−6.92(m,1H),6.01−5.86(m,1H),4.14−4.01(m,1H),4.01−3.93(m,1H),2.03(s,3H),1.87(s,3H),1.70−1.58(m,4H),1.55−1.44(m,2H),1.40−1.29(m,2H)。
実施例137:N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1と同様の方法で、工程Aで2−クロロ−1−フルオロ−4−ニトロベンゼンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724ClNSの質量計算値、534.0;m/z実測値、534.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.16−8.10(m,1H),7.57−7.49(m,1H),7.42−7.34(m,2H),7.30−7.23(m,1H),7.18−7.11(m,2H),7.08−7.02(m,2H),6.05−6.00(m,1H),4.45−4.38(m,1H),3.42−3.33(m,1H),1.91−1.77(m,4H),1.76−1.66(m,2H),1.62−1.54(m,1H),1.52−1.43(m,1H)。
実施例138:N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例136と同様の方法で、N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例115)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.45−7.33(m,2H),7.31−7.24(m,1H),7.20−7.12m,1H),7.12−7.02(m,3H),6.99−6.93(m,1H),6.04(d,J=5.4Hz,1H),4.40−4.29(m,2H),2.11(s,3H),2.08−1.99(m,2H),1.93(s,3H),1.89−1.82(m,1H),1.75−1.62(m,3H)。
実施例139:N−((1R,3R)−3−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及び(1R,3R)−3−アミノシクロヘキサノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.55(s,1H),8.36(s,1H),7.47−7.35(m,2H),7.29−7.26(m,1H),7.23−7.04(m,5H),6.21(s,1H),5.43(d,J=7.8Hz,1H),4.49−4.29(m,1H),4.29−4.13(m,2H),3.82−3.56(m,0H),2.66−2.28(m,1H),2.12−1.80(m,3H),1.77−1.52(m,4H),1.47−1.17(m,1H)。
実施例140:N−((1R,2S)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及び(1S,2R)−2−アミノシクロペンタノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2622Sの質量計算値、486.6;m/z実測値、487[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.6Hz,1H),7.47−7.32(m,4H),7.26−7.03(m,5H),6.17(d,J=5.6Hz,1H),4.31−4.05(m,2H),2.11−1.53(m,7H)。
実施例141:5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体19)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、483.6;m/z実測値、484.2[M+H]
実施例142:N−((1R,3S)−3−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及び(1R,3R)−3−アミノシクロヘキサノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.52(s,1H),8.38(s,1H),7.48−7.38(m,2H),7.32−7.27(m,1H),7.23−7.07(m,5H),6.21(s,1H),4.19(s,1H),4.05(s,1H),3.42(s,3H),2.14−2.01(m,1H),1.98−1.40(m,7H)。
実施例143:N−((1S,3S)−3−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及び(1S,3S)−3−アミノシクロヘキサノールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.64(s,1H),8.35(d,J=5.9Hz,1H),7.47−7.37(m,2H),7.30−7.26(m,1H),7.25(d,J=3.5Hz,1H),7.24−7.08(m,5H),6.25(d,J=5.9Hz,1H),5.65(d,J=7.8Hz,1H),4.44−4.29(m,1H),4.21(s,1H),2.16−1.29(m,9H)。
実施例144:5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体19)及び(1R,2R)−2−アミノシクロペンタノールを使用して、標題化合物を調製した((1R,2R)−2−アミノシクロペンタノールを使用したため、HClでの脱保護は不要である)。MS(ESI):C2622Sの質量計算値、470.5;m/z実測値、471.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.10(s,1H),8.31−8.26(m,1H),8.05−7.97(m,1H),7.84−7.80(m,1H),7.79−7.76(m,1H),7.70−7.67(m,2H),7.67−7.63(m,1H),7.48−7.43(m,3H),7.39−7.34(m,1H),6.07−6.03(m,1H),4.80−4.73(m,1H),4.02−3.94(m,2H),2.01−1.93(m,1H),1.89−1.79(m,1H),1.67−1.59(m,2H),1.53−1.41(m,2H)。
実施例145:N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程A〜Bと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及びtert−ブチルN−(4−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、[M+H]
実施例146:N−(trans−(1R,4R)−4−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程A〜Bと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及びtrans−N−Boc−1,4−シクロヘキサンジアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.31(d,J=5.6Hz,1H),7.49−7.35(m,4H),7.23−7.05(m,5H),6.18(d,J=5.6Hz,1H),3.90(ddt,J=11.7,7.7,4.0Hz,1H),3.17−3.02(m,1H),2.10(dq,J=13.9,4.3Hz,4H),1.68−1.39(m,4H)。
実施例147:trans−N−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程A〜Bと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及びtrans−tert−ブチルN−[(1R,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2623Sの質量計算値、485.6;m/z実測値、486.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.21(d,J=5.6Hz,1H),7.47−7.30(m,4H),7.25−7.03(m,5H),6.09(d,J=5.6Hz,1H),4.60−4.43(m,1H),3.90−3.59(m,1H),2.35−2.05(m,4H),1.84−1.56(m,2H)。
実施例148:N−((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程A〜Bと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及びtert−ブチルN−[(1S,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2623Sの質量計算値、485.6;m/z実測値、486.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.43(s,1H),8.30(d,J=5.6Hz,1H),7.86−7.79(m,1H),7.73−7.62(m,4H),7.47−7.38(m,3H),7.37−7.31(m,1H),6.19(d,J=5.6Hz,1H),4.67−4.50(m,1H),3.70−3.58(m,1H),3.55−3.45(m,2H),3.27−3.15(m,1H),2.92(s,3H),2.60−2.45(m,1H),2.30−2.15(m,1H)。
実施例149:N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程A〜Bと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.1[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.17(d,J=5.6Hz,1H),7.50−7.23(m,4H),7.23−6.97(m,5H),6.04(d,J=5.7Hz,1H),4.01−3.79(m,1H),3.08−2.94(m,1H),2.22−1.75(m,4H),1.62−1.23(m,4H)。
実施例150:tert−ブチル((1R,3S)−3−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート。
Figure 2018536686
実施例104、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3131Sの質量計算値、585.7;m/z実測値、486.1(−Boc)[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.34(d,J=5.6Hz,1H),7.44−7.36(m,2H),7.31−7.27(m,2H),7.23−7.06(m,5H),6.13(d,J=5.3Hz,1H),5.03−4.96(m,1H),4.48−4.34(m,1H),3.85−3.72(m,1H),2.53−2.35(m,1H),2.04−1.64(m,6H),1.50(s,9H),1.45−1.43(m,1H)。
実施例151:tert−ブチルtrans−((1R,4R)−4−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート。
Figure 2018536686
実施例104、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及びtrans−N−Boc−1,4−シクロヘキサンジアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3233Sの質量計算値、599.7;m/z実測値、600.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.48(s,1H),8.35(d,J=5.5Hz,1H),7.44−7.36(m,2H),7.23−7.08(m,5H),6.17(d,J=5.6Hz,1H),5.35(d,J=7.9Hz,1H),4.51−4.31(m,1H),3.90(s,1H),3.47(s,1H),2.19−1.99(m,5H),1.52−1.15(m,14H)。
実施例152:N−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aでオキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体2)及び1−アミノメチル−1−シクロヘキサノールヒドロクロリドを使用し、HClでの脱保護工程を行わずに、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.55(s,1H),8.33(s,1H),8.02(s,1H),7.45−7.34(m,2H),7.36−7.25(m,2H),7.23−7.06(m,5H),6.39(t,J=5.9Hz,1H),6.14(s,1H),3.46(d,J=5.7Hz,2H),2.96(s,2H),1.63−1.45(m,7H),1.35(q,J=10.0,8.3Hz,1H)。
実施例153:N−((1S,3R)−3−((E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エナミド)シクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例122と同様の方法で、工程Aで5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31)及びtert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで(E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エン酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3036Sの質量計算値、576.7;m/z実測値、577.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.48(s,1H),8.28(d,J=5.5Hz,1H),7.28−7.13(m,1H),7.01−6.86(m,2H),6.84−6.68(m,1H),6.34−6.16(m,1H),6.01(d,J=5.5Hz,1H),4.74−4.58(m,1H),4.43−4.29(m,1H),4.25−4.13(m,1H),3.67−3.51(m,2H),2.60(s,6H),2.55−2.40(m,1H),2.10(s,3H),2.07−1.95(m,2H),1.92−1.71(m,2H),1.68−1.57(m,1H),1.42−1.27(m,6H)。
実施例154:N−((1S,2R)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例122と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.41(s,1H),8.29(d,J=5.5Hz,1H),7.45−7.33(m,2H),7.28−7.23(m,1H),7.22−7.13(m,1H),7.11−7.02(m,3H),7.00−6.91(m,1H),6.04(d,J=5.6Hz,1H),4.51−4.31(m,2H),3.77−3.55(m,2H),2.19−1.99(m,5H),1.98−1.83(m,1H),1.80−1.60(m,3H)。
実施例155:N−((1S,2R)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例122と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで2−(ジメチルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.36(s,1H),8.33−8.24(m,1H),7.46−7.31(m,2H),7.28−7.20(m,1H),7.19−7.11(m,1H),7.11−6.99(m,3H),6.99−6.89(m,1H),6.13−5.95(m,1H),4.50−4.27(m,2H),3.61−3.38(m,2H),2.70−2.38(m,6H),2.20−1.95(m,5H),1.94−1.53(m,4H)。
実施例156:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例122と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで2−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.42(s,1H),8.29(d,J=5.4Hz,1H),7.46−7.33(m,2H),7.28−7.21(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.12−7.01(m,3H),6.99−6.91(m,1H),6.04(d,J=5.6Hz,1H),4.51−4.33(m,2H),3.77−3.55(m,2H),2.63(s,3H),2.17−1.98(m,5H),1.97−1.84(m,1H),1.80−1.60(m,3H)。
実施例157:N−((1S,3R)−3−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及び(1R,3S)−3−アミノ−シクロヘキサノールヒドロクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.47(s,1H),8.31(d,J=5.6Hz,1H),7.45−7.27(m,4H),7.22−6.99(m,5H),6.75(s,1H),6.13(d,J=5.4Hz,1H),4.27−3.94(m,2H),2.18−1.20(m,9H)。
実施例158:N−((1S,3R)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例122と同様の方法で、工程Aで5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31)及びtert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで2−(ジメチルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2834Sの質量計算値、550.7;m/z実測値、552.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.45(s,1H),8.29(d,J=4.9Hz,1H),7.29−7.16(m,1H),7.01−6.95(m,1H),6.91(dd,J=8.6,2.4Hz,1H),6.02(d,J=5.0Hz,1H),4.73−4.60(m,1H),4.38−4.10(m,2H),3.47(s,2H),2.63(s,6H),2.51−2.37(m,1H),2.11(s,3H),2.07−1.93(m,2H),1.91−1.71(m,2H),1.70−1.58(m,1H),1.41−1.29(m,6H)。
実施例159:4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−N−((1S,2R)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2522Sの質量計算値、470.55;m/z実測値、471.1[M+H]
工程B:4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−N−((1S,2R)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(50mg、0.11mmol)及び触媒量のDMAPのDCM(25mL)中溶液に、プロピオン酸無水物(21mg、0.16mmol)を添加し、rtで20分間撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、明黄色固体として標題化合物を得た(28mg、収率48%)。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、526.6;m/z実測値、527.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.85(d,J=5.2Hz,1H),8.31(d,J=5.6Hz,1H),8.10−7.95(m,3H),7.57−7.36(m,4H),6.29(d,J=5.6Hz,1H),4.45−4.25(m,2H),2.27−2.15(m,2H),2.13−1.94(m,2H),1.93−1.81(m,1H),1.79−1.54(m,3H),1.08(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例160:N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2529Sの質量計算値、479.6;m/z実測値、480.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.46(s,1H),8.29(d,J=5.5Hz,1H),7.29−7.13(m,1H),7.01−6.86(m,2H),6.06−5.96(m,1H),4.73−4.58(m,1H),4.47−4.31(m,1H),3.68−3.53(m,1H),2.19−1.98(m,3H),1.95−1.65(m,6H),1.61−1.47(m,2H),1.42−1.29(m,6H)。
実施例161:5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−N−((1S,3R)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例122と同様の方法で、工程Aで5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31)及びtert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで2−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2732Sの質量計算値、536.6;m/z実測値、537.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.46(s,1H),8.30(d,J=5.4Hz,1H),7.30−7.12(m,1H),7.04−6.83(m,2H),6.02(d,J=5.4Hz,1H),4.70−4.62(m,1H),4.47−4.26(m,1H),4.22−4.08(m,1H),3.70(s,2H),2.67(s,3H),2.55−2.40(m,1H),2.17−1.97(m,5H),1.90−1.58(m,3H),1.39−1.27(m,6H)。
実施例162:N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例159、工程Bと同様の方法で、無水酢酸を使用して標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.37−8.25(m,1H),7.45−7.34(m,2H),7.30−7.23(m,1H),7.22−7.13(m,1H),7.12−7.02(m,3H),7.00−6.95(m,1H),6.12−6.02(m,1H),4.42−4.27(m,2H),2.14−2.09(m,3H),2.08−1.96(m,2H),1.95−1.91(m,3H),190−1.81(m,1H),1.79−1.58(m,3H)。
実施例163:tert−ブチル((1S,4S)−4−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート。
Figure 2018536686
実施例104、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及び1−N−Boc−cis−1,4−シクロヘキシルジアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3233Sの質量計算値、599.7;m/z実測値、600.1[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.46(s,1H),8.36(d,J=5.5Hz,1H),7.46−7.35(m,2H),7.29−7.27(m,1H),7.22−7.02(m,5H),6.16(d,J=5.5Hz,1H),5.46(d,J=7.6Hz,1H),4.69−4.52(m,1H),4.19−3.95(m,1H),3.82−3.62(m,1H),1.95−1.60(m,9H),1.46(s,9H)。
実施例164:N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程A〜Bと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9)及びtert−ブチル((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2623Sの質量計算値、485.6;m/z実測値、486.1[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.35(d,J=5.6Hz,1H),7.48−7.36(m,4H),7.24−7.08(m,6H),6.21(d,J=5.6Hz,1H),4.38−4.30(m,1H),3.73−3.62(m,1H),2.61−2.49(m,1H),2.21−1.76(m,5H)。
実施例165:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2729Sの質量計算値、519.6;m/z実測値、520.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.28−8.22(m,1H),7.24−7.18(m,1H),6.97−6.87(m,2H),6.32−6.14(m,2H),6.01−5.95(m,1H),5.63−5.57(m,1H),4.71−4.61(m,1H),4.46−4.34(m,2H),2.16−1.99(m,5H),1.97−1.84(m,1H),1.82−1.59(m,3H),1.37−1.29(m,6H)。
実施例166:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチル((1R,2S)−2−(5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート。5−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体13、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む;400mg、0.95mmol)、tert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメート(382mg、1.9mmol)DIPEA(1.6mL、9.5mmol)のDMF(3.8mL)中溶液に、1−プロパンホスホンサン無水物(T3P(登録商標))(3.17mL、4.76mmol)を滴下した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物に、水及びEtOAcを添加した。有機相を分離し、水及び生理食塩水で洗浄した。水をEtOAcで逆抽出し、合わせた有機物を乾燥させ(NaSO)、濾過し、減圧下で濃縮した。精製(FCC、SiO、20〜100% EtOAc/ヘキサン)により、標題化合物を得た(395mg、68%)。
工程B.N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−(5−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート(395mg、0.65mmol)のHCl(ジオキサン中4M、0.82mL)中溶液を、室温で1時間撹拌した。エーテルを添加し、反応混合物を15分間撹拌した。得られた固体を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物を得た(272mg、77%)。MS(ESI):C2523Sの質量計算値、501.56;m/z実測値、502.0[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.57(s,1H),8.51(d,J=5.9Hz,1H),7.50−7.42(m,2H),7.32−7.27(m,1H),7.27−7.24(m,2H),6.50(d,J=6.0Hz,1H),4.50(q,J=6.6Hz,1H),3.78(q,J=6.9Hz,1H),2.34(s,3H),2.23−2.13(m,2H),2.05−1.91(m,2H),1.84−1.72(m,2H)。
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N下で撹拌された、N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例254、100mg、0.186mmol)、DMF(1.86mL)、アクリル酸(0.103mL、1.49mmol)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.16mL、0.93mmol)を含む40mL容器に、2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリホスホリナン−2,4,6−トリオキサイド(1.11mL、1.86mmol、5当量)を滴下した。1時間後、別の5当量の2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリホスホリナン−2,4,6−トリオキサイド(1.11mL、1.86mmol)を添加した。15分後、反応物をEtOAcで抽出し、水及び生理食塩水で洗浄した。水溶液を更なるEtOAcで抽出し、合わせた有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過して、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、標題化合物を得た(23.9mg、収率23.1%)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.0[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.52(s,1H),8.40−8.31(m,1H),7.48−7.43(m,2H),7.30−7.26(m,1H),7.26−7.23(m,2H),6.29(dd,J=17.1,10.0Hz,2H),6.23−6.17(m,1H),5.62(d,J=11.9Hz,1H),4.48−4.37(m,2H),2.33(s,3H),2.14−2.04(m,2H),1.97−1.86(m,1H),1.83−1.63(m,3H)。
実施例167:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェニルピリミジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(6−フェニルピリミジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体23)及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HClでの脱保護工程は行わない)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、525.6;m/z実測値、526.5[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.26(s,1H),9.38(s,1H),8.42−8.32(m,2H),8.25−8.16(m,2H),7.93−7.74(m,2H),7.62−7.54(m,3H),6.57−6.49(m,1H),6.27−6.16(m,1H),6.10−6.02(m,1H),5.60−5.49(m,1H),4.37−4.19(m,2H),1.96−1.85(m,2H),1.80−1.70(m,2H),1.67−1.57(m,2H)。
実施例168:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、538.6;m/z実測値、539.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.90−8.82(m,1H),8.36−8.27(m,1H),8.06−8.01(m,3H),7.52−7.43(m,4H),6.47−6.36(m,1H),6.33−6.22(m,2H),5.69−5.63(m,1H),4.47−4.36(m,1H),4.22−4.10(m,1H),1.83−1.62(m,6H),1.58−1.46(m,2H)。
実施例169:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.84(d,J=5.2Hz,1H),8.29(d,J=5.6Hz,1H),8.09−7.95(m,3H),7.54−7.40(m,4H),6.41−6.10(m,3H),5.60(dd,J=9.8,2.2Hz,1H),4.49−4.29(m,2H),2.17−1.98(m,2H),1.97−1.83(m,1H),1.82−1.57(m,3H)。
実施例170:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程A〜Bと同様の方法で、5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.29(d,J=5.4Hz,1H),8.07(s,1H),7.46−7.38(m,2H),7.27−7.15(m,3H),6.95(s,2H),5.99(d,J=5.4Hz,1H),5.28(s,1H),4.17(q,J=6.9Hz,1H),4.04−3.99(m,4H),3.49−3.42(m,1H),2.22(s,3H),1.86−1.75(m,1H),1.71−1.47(m,3H)。
実施例171:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.2[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.58(s,1H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),8.05(s,1H),7.48−7.40(m,2H),7.29−7.16(m,3H),6.97−6.93(m,1H),6.84(d,J=6.3Hz,1H),6.57(d,J=6.8Hz,1H),6.35(dd,J=16.9,1.5Hz,1H),6.21−6.10(m,1H),6.02(d,J=5.5Hz,1H),5.66(dd,J=10.3,1.4Hz,1H),4.44−4.29(m,2H),4.12(q,J=7.2Hz,1H),2.30−2.08(m,3H),1.93−1.82(m,2H),1.80−1.64(m,3H)。
実施例172:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166と同様の方法で、工程Aで4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体28)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.29(d,J=5.4Hz,1H),8.24−8.17(m,1H),7.77(ddd,J=20.3,8.3,2.9Hz,1H),7.49−7.39(m,2H),7.31−6.98(m,4H),6.37(dd,J=17.0,1.8Hz,1H),6.30−6.17(m,1H),6.11(d,J=5.5Hz,1H),5.66(dd,J=10.0,1.8Hz,1H),4.30(d,J=7.9Hz,1H),4.13(dq,J=14.3,7.1,6.5Hz,2H),2.04(s,3H),1.90−1.80(m,1H),1.71(d,J=15.2Hz,1H),1.60(dd,J=19.0,9.7Hz,3H),1.25(t,J=7.1Hz,1H),1.08(d,J=6.7Hz,1H)。
実施例173:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程Aと同様の方法で、5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)アクリルアミドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.1[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.53(s,1H),8.35(d,J=5.4Hz,1H),8.04(s,1H),7.48−7.39(m,2H),7.28−7.16(m,3H),7.05(s,1H),6.97−6.93(m,1H),6.41(dd,J=16.9,1.4Hz,1H),6.20(dd,J=16.9,10.3Hz,1H),6.02(d,J=5.5Hz,1H),5.73(dd,J=10.2,1.4Hz,1H),4.30(tt,J=6.5,3.0Hz,1H),4.16(h,J=4.3,3.8Hz,1H),2.89(d,J=0.6Hz,1H),2.21(d,J=0.8Hz,3H),2.08−1.99(m,1H),1.92(ddd,J=13.9,10.2,3.8Hz,1H),1.77−1.54(m,6H)。
実施例174:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2831Sの質量計算値、533.6;m/z実測値、534.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33−8.22(m,1H),7.21−7.16(m,1H),6.98−6.95(m,1H),6.93−6.89(m,1H),6.46−6.36(m,1H),6.28−6.22(m,1H),6.02−5.96(m,1H),5.68−5.63(m,1H),4.69−4.62(m,1H),4.46−4.38(m,1H),4.18−4.12(m,1H),2.10(s,3H),1.82−1.72(m,4H),1.71−1.60(m,2H),1.58−1.48(m,2H),1.34(d,J=6.0Hz,6H)。
実施例175:N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るための工程F2を含む)、及びtert−ブチルN−[(1R,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.31(d,J=5.6Hz,1H),7.43−7.35(m,2H),7.33−7.24(m,1H),7.18−7.12(m,1H),7.12−7.01(m,3H),6.99−6.90(m,1H),6.26−6.18(m,2H),6.06(d,J=5.6Hz,1H),5.68−5.55(m,1H),4.57−4.45(m,1H),4.44−4.30(m,1H),2.28−2.14(m,2H),2.11(s,3H),2.04−1.86(m,2H),1.73−1.45(m,2H)。
実施例176:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るための工程F2を含む)、及びtert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129Sの質量計算値、567.7;m/z実測値、568.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):DMSO−d=2:1):δ 8.43−8.35(m,1H),7.54−7.45(m,2H),7.42−7.36(m,1H),7.30−7.22(m,1H),7.21−7.11(m,3H),7.08−7.01(m,1H),6.31−6.21(m,2H),6.13−6.07(m,1H),5.73−5.62(m,1H),4.08−3.97(m,1H),3.89−3.79(m,1H),2.20−2.16(m,4H),1.98−1.89(m,3H),1.52−1.36(m,4H)。
実施例177:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aでオキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体28)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート及びTFAを使用したBOC脱保護を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.58(s,1H),8.33(d,J=5.6Hz,1H),8.18(s,1H),7.73(t,J=11.1Hz,1H),7.44(t,J=7.7Hz,2H),7.29−7.17(m,3H),7.10(d,J=8.7Hz,1H),7.05(d,J=6.2Hz,1H),6.29(d,J=16.9Hz,2H),6.18−6.03(m,2H),5.62(d,J=10.4Hz,1H),4.15(dq,J=40.1,7.9Hz,2H),2.28(ddd,J=27.6,12.4,5.9Hz,2H),1.81(dd,J=14.7,7.6Hz,2H),1.67−1.45(m,2H)。
実施例178:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aでオキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体28)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメート及びTFAを使用したBOC脱保護を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.27(d,J=5.5Hz,1H),8.17(s,1H),7.76−7.67(m,1H),7.47−7.39(m,2H),7.28−7.15(m,3H),7.08(d,J=8.7Hz,1H),7.00(s,1H),6.84(d,J=18.9Hz,1H),6.29(d,J=16.9Hz,1H),6.20−6.06(m,2H),6.00(s,1H),5.59(d,J=9.8Hz,1H),4.36(q,J=7.1,6.3Hz,2H),2.19(dt,J=11.9,6.6Hz,1H),2.13−2.02(m,1H),1.89−1.61(m,4H)。
実施例179:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体26)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.27(s,1H),8.38(dd,J=16.8,4.2Hz,2H),7.56−7.31(m,4H),7.24(d,J=7.6Hz,1H),7.14(d,J=7.9Hz,2H),6.66(d,J=5.6Hz,1H),6.37(d,J=16.8Hz,1H),6.27−6.06(m,3H),5.69(d,J=10.3Hz,1H),4.44−4.24(m,2H),2.43−2.03(m,2H),1.96−1.67(m,4H)。
実施例180:N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメート、工程Bで無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34−8.29(m,1H),7.43−7.35(m,2H),7.31−7.25(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.11−7.03(m,3H),7.01−6.93(m,1H),6.09−6.03(m,1H),4.02−3.89(m,1H),3.81−3.71(m,1H),2.17−2.08(m,4H),1.97−1.83(m,6H),1.47−1.15(m,4H)。
実施例181:N−((1R,3R)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,3R)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.2[M+H]
実施例182:N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,3R)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129Sの質量計算値、567.7;m/z実測値、568.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.6Hz,1H),7.43−7.37(m,2H),7.31−7.27(m,1H),7.20−7.15(m,1H),7.11−7.03(m,3H),7.01−6.95(m,1H),6.41−6.31(m,1H),6.27−6.19(m,1H),6.08(d,J=5.7Hz,1H),5.68−5.62(m,1H),4.25−4.15(m,2H),2.12(s,3H),1.95−1.78(m,3H),1.74−1.54(m,5H)。
実施例183:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体24)及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]プロパ−2−エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2830Sの質量計算値、546.6;m/z実測値、547.2[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.5Hz,1H),8.05(d,J=3.8Hz,1H),6.84(s,1H),6.42(dd,J=17.0,10.3Hz,1H),6.32−6.22(m,1H),6.10(d,J=5.4Hz,1H),5.71−5.64(m,1H),5.25−5.14(m,1H),4.44(s,1H),4.17(s,1H),2.52−2.43(m,2H),2.22−2.10(m,5H),1.89−1.63(m,8H),1.60−1.46(m,2H)。
実施例184:N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1R,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.2[M+H]
実施例185:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体26)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.45(s,1H),8.45−8.30(m,2H),7.50−7.36(m,4H),7.26−7.21(m,1H),7.17−7.09(m,2H),6.80(d,J=5.8Hz,1H),6.42(d,J=6.4Hz,1H),6.36−6.07(m,3H),5.67(dd,J=10.3,1.4Hz,1H),4.25−4.03(m,2H),2.40−2.26(m,2H),1.92−1.79(m,2H),1.65−1.58(m,1H),1.58−1.48(m,1H)。
実施例186:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2729Sの質量計算値、519.6;m/z実測値、520.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.35−8.23(m,1H),7.25−7.13(m,1H),6.99−6.95(m,1H),6.94−6.89(m,1H),6.27−6.19(m,2H),6.06−5.98(m,1H),5.68−5.61(m,1H),4.70−4.63(m,1H),4.41−4.30(m,1H),4.25−4.15(m,1H),2.52−2.43(m,1H),2.11(s,3H),2.08−1.98(m,2H),1.83−1.73(m,2H),1.65−1.58(m,1H),1.34(d,J=6.0Hz,6H)。
実施例187:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−シクロブトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.5−(6−シクロブトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体24と同様の方法で、工程Aで6−フルオロ−2−メチル−3−ニトロピリジンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−シクロブトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(6−シクロブトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]プロパ−2−エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を作製した(MeOH/HCl脱保護は行わない)。MS(ESI):C2830Sの質量計算値、546.6;m/z実測値、547.2[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.3Hz,1H),7.61(dd,J=8.6,2.3Hz,1H),6.76(d,J=8.6Hz,1H),6.42(dd,J=17.0,10.3Hz,1H),6.27(d,J=17.0Hz,1H),6.08(d,J=5.4Hz,1H),5.67(dd,J=10.2,1.7Hz,1H),5.26−5.16(m,1H),4.44(s,1H),4.22−4.12(m,1H),2.55−2.45(m,2H),2.25(s,3H),2.21−2.11(m,2H),1.90−1.62(m,8H),1.60−1.45(m,2H)。
実施例188:N−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程Bと同様の方法で、N−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例289)及びアクリロイルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.1[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.54(s,1H),8.32(s,1H),8.20(d,J=12.1Hz,1H),7.78−7.68(m,1H),7.57−7.49(m,1H),7.49−7.40(m,2H),7.30−7.17(m,3H),7.11(d,J=8.7Hz,1H),6.84−6.77(m,1H),6.42−6.34(m,1H),6.16−6.05(m,2H),5.69−5.62(m,1H),4.38(dh,J=7.6,4.1Hz,1H),4.11(tt,J=13.9,11.3,5.3Hz,1H),3.52−3.44(m,1H),2.46(dt,J=14.3,8.7Hz,1H),2.07−1.80(m,4H)。
実施例189:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェニルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェニルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体21)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.73−8.67(m,1H),8.34−8.29(m,1H),7.93−7.87(m,2H),7.84−7.80(m,2H),7.54−7.48(m,3H),6.31−6.14(m,3H),5.64−5.59(m,1H),4.58−4.54(m,1H),4.45−4.41(m,1H),2.21−1.98(m,2H),1.97−1.56(m,4H)。
実施例190:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む),tert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2831Sの質量計算値、533.6;m/z実測値、534.7[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.28(d,J=5.5Hz,1H),7.30−7.14(m,1H),7.05−6.80(m,2H),6.34−6.14(m,2H),6.00(d,J=5.5Hz,1H),5.71−5.54(m,1H),4.71−4.57(m,1H),4.08−3.75(m,2H),2.21−2.14(m,1H),2.10(s,3H),2.00−1.82(m,3H),1.55−1.37(m,2H),1.36−1.31(m,6H),1.30−1.11(m,2H)。
実施例191:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例137、工程Aからの生成物)及びtert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2924ClNSの質量計算値、574.1;m/z実測値、574.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33−8.29(m,1H),7.70−7.64(m,1H),7.43−7.33(m,3H),7.20−7.12(m,2H),7.09−7.02(m,2H),6.26−6.18(m,3H),5.67−5.60(m,1H),4.38−4.28(m,1H),4.23−4.14(m,1H),2.51−2.42(m,1H),2.09−1.96(m,2H),1.84−1.70(m,2H),1.64−1.55(m,1H)。
実施例192:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェニルピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェニルピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体22)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.00−8.96(m,1H),8.65−8.61(m,1H),8.35−8.29(m,1H),8.27−8.23(m,1H),7.78−7.71(m,2H),7.56−7.42(m,3H),6.33−6.14(m,3H),5.65−5.58(m,1H),4.49−4.37(m,2H),2.16−2.00(m,2H),1.98−1.87(m,1H),1.78−1.63(m,3H)。
実施例193:5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体19)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2925Sの質量計算値、523.6;m/z実測値、524.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.28−8.15(m,1H),7.80−7.76(m,1H),7.69−7.63(m,4H),7.46−7.41(m,2H),7.38−7.32(m,2H),6.33−6.06(m,3H),5.64−5.56(m,1H),4.47−7.38(m,2H),2.14−2.02(m,2H),1.94−1.85(m,1H),1.83−1.72(m,2H),1.69−1.61(m,1H)。
実施例194:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.4−オキソ−5−(3−(ピリジン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Gと同様の方法で、工程Cで2−メチル−4−フェノキシアニリンの代わりに3−(2−ピリジル)アニリンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1と同様の方法で、工程Aで4−オキソ−5−(3−(ピリジン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.69−8.52(m,1H),8.23(d,J=5.5Hz,1H),8.17−8.10(m,1H),8.08−8.02(m,1H),7.97−7.85(m,2H),7.77−7.66(m,1H),7.55−7.44(m,1H),7.41−7.30(m,1H),6.44−6.09(m,3H),5.70−5.48(m,1H),4.50−4.32(m,2H),2.16−1.99(m,2H),1.94−1.85(m,1H),1.81−1.55(m,3H)。
実施例195:N−((1R,3R)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,3R)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメート、工程Bで無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]
実施例196:N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.1Hz,1H),7.51−7.36(m,2H),7.33−7.25(m,1H),7.22−7.14(m,1H),7.13−7.03(m,3H),7.00−6.94(m,1H),6.31−6.19(m,2H),6.04(d,J=4.9Hz,1H),5.73−5.59(m,1H),4.48−4.33(m,1H),4.29−4.12(m,1H),2.57−2.42(m,1H),2.12(s,3H),2.09−1.96(m,2H),1.88−1.70(m,2H),1.68−1.54(m,1H)。
実施例197:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.85(d,J=5.3Hz,1H),8.32(d,J=5.6Hz,1H),8.08−8.00(m,3H),7.54−7.41(m,4H),6.30(d,J=5.6Hz,1H),6.24−6.18(m,2H),5.68−5.58(m,1H),4.35−4.17(m,2H),2.26−2.08(m,2H),1.91−1.75(m,2H),1.73−1.47(m,2H)。
実施例198:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.88−8.82(m,1H),8.33−8.27(m,1H),8.05−7.99(m,3H),7.50−7.42(m,4H),6.30−6.26(m,1H),6.26−6.21(m,2H),5.66−5.60(m,1H),4.39−4.30(m,1H),4.23−4.14(m,1H),2.51−2.42(m,1H),2.08−2.96(m,2H),1.84−1.71(m,2H),1.65−1.57(m,1H)。
実施例199:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.3−(3−メチル−4−ニトロフェノキシ)ピリジン。中間体1、工程Aに記載の条件と同様の条件を使用し、4−フルオロ−2−メチル−1−ニトロベンゼン及びピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1210の質量計算値、230.07;m/z実測値、231.1[M+H]
工程B.5−(2−メチル−4−(ピリジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体25、工程B〜Cと同様の方法で、3−(3−メチル−4−ニトロフェノキシ)ピリジンを使用して、標題化合物を調製した。別の方法では、中間体1、工程Bを使用する。MS(ESI):C2114Sの質量計算値、418.07;m/z実測値、419.0[M+H]
工程C.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−(ピリジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及び
N−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を調製した(MeOH/HCl脱保護は行わない)。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.55(s,1H),8.50−8.41(m,1H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),7.91−7.84(m,1H),7.77−7.66(m,1H),7.47−7.38(m,1H),7.29−7.20(m,1H),7.19−7.12(m,1H),34−6.1623(m,2H),6.15−6.06(m,1H),5.68−5.57(m,1H),4.49−4.35(m,2H),2.20−2.15(m,3H),2.14−2.03(m,2H),1.97−1.87(m,1H),1.82−1.63(m,3H)。
実施例200:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例166、工程Cと同様の方法で、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.34(d,J=5.4Hz,1H),8.05(s,1H),7.48−7.36(m,2H),7.29−7.14(m,3H),7.06(d,J=5.6Hz,1H),6.95(s,1H),6.87(d,J=5.9Hz,1H),6.29(ddd,J=17.0,3.1,1.6Hz,1H),6.11−5.97(m,2H),5.61(dd,J=10.2,1.6Hz,1H),4.26−4.07(m,3H),2.39−2.18(m,5H),2.04(s,1H),1.81(ddd,J=15.4,10.7,6.7Hz,2H),1.50(dq,J=12.6,9.5Hz,1H)。
実施例201:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体13と同様の方法で、工程Aで5−ブロモピラジン−2−アミン及びフェノールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を調製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.20(s,1H),8.66−8.59(m,1H),8.45−8.39(m,1H),8.34(d,J=5.5Hz,1H),7.94−7.85(m,1H),7.83−7.74(m,1H),7.56−7.42(m,2H),7.36−7.23(m,3H),6.35(d,J=5.5Hz,1H),6.29−6.15(m,1H),6.13−5.98(m,1H),5.61−5.48(m,1H),4.34−4.20(m,2H),2.00−1.84(m,2H),1.82−1.69(m,2H),1.67−1.58(m,1H),1.56−1.47(m,1H)。
実施例202:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−3−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.4−オキソ−5−(3−(ピリジン−3−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Fと同様の方法で、工程Cで3−(3−ピリジル)アニリン及び2−クロロ−4−ヨードピリジン−3−カルボニトリルを使用し、KPOの代わりにCs2CO3を使用して、標題化合物を作製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−3−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(3−(ピリジン−3−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.90−8.83(m,1H),8.57−8.52(m,1H),8.33−8.26(m,1H),8.18−8.12(m,1H),7.90−7.83(m,1H),7.81−7.72(m,2H),7.56−7.44(m,2H),6.35−6.14(m,3H),5.66−5.56(m,1H),4.47−4.34(m,2H),2.20−2.00(m,2H),1.96−1.84(m,1H),1.82−1.60(m,3H)。
実施例203:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェニルピリダジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.6−フェニルピリダジン−4−アミン。中間体20、工程Aと同様の方法で、6−クロロピリダジン−4−アミン及びフェニルボロン酸を使用し、Pd(PPhの代わりにPd(dppf)Clを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.4−オキソ−5−(6−フェニルピリダジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Fと同様の方法で、工程Cで6−フェニルピリダジン−4−アミン及び2−クロロ−4−ヨードピリジン−3−カルボニトリルを使用して、標題化合物を調製した。
工程C.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェニルピリダジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1と同様の方法で、工程Aで4−オキソ−5−(6−フェニルピリダジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、525.6;m/z実測値、526.5[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.28(s,1H),9.39(s,1H),8.55(s,1H),8.40−8.30(m,1H),8.20−8.16(m,2H),7.92−7.83(m,1H),7.82−7.75(m,1H),7.60−7.55(m,3H),6.48−6.41(m,1H),6.27−6.18(m,1H),6.09−6.02(m,1H),5.60−5.51(m,1H),4.33−4.24(m,2H),1.98−1.86(m,2H),1.82−1.70(m,2H),1.68−1.49(m,2H)。
実施例204:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−シクロブトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−シクロブトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例187)のキラルSFC(固定相:Chiralpak AS−H、5μm、25020mm,移動相:70% CO2、30% MeOH)により、標題化合物を得た。MS(ESI):C2830Sの質量計算値、546.7;m/z実測値、547.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.1Hz,1H),7.62(d,J=8.6Hz,1H),6.75(d,J=8.6Hz,1H),6.42(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.26(d,J=17.0Hz,1H),6.05(d,J=5.2Hz,1H),5.66(d,J=10.2Hz,1H),5.28−5.14(m,1H),4.42(s,1H),4.22−4.11(m,1H),2.54−2.44(m,2H),2.24(s,3H),2.19−2.07(m,2H),1.91−1.60(m,8H),1.59−1.45(m,2H)。
実施例205:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(4−イソプロポキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体7)及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HClでの脱保護工程は行わない)。MS(ESI):C2627Sの質量計算値、505.6;m/z実測値、506.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.27(d,J=5.6Hz,1H),7.36−7.23(m,2H),7.17−7.03(m,2H),6.35−6.15(m,2H),6.12(d,J=5.6Hz,1H),5.66−5.57(m,1H),4.74−4.62(m,1H),4.50−4.32(m,2H),2.18−2.01(m,2H),1.96−1.85(m,1H),1.8−1.57(m,3H),1.38−1.33(m,6H)。
実施例206:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体12)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2931Sの質量計算値、561.7;m/z実測値、562.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.29−8.23(m,1H),7.24−7.16(m,1H),7.06−7.00(m,1H),6.99−6.93(m,1H),6.32−6.14(m,2H),6.02−5.96(m,1H),5.63−5.56(m,1H),4.68−4.56(m,1H),4.46−4.33(m,2H),3.99−3.89(m,2H),3.66−3.54(m,2H),2.18−1.98(m,7H),1.96−1.83(m,1H),1.81−1.61(m,5H)
実施例207:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体16)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2526Sの質量計算値、490.6;m/z実測値、491.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.65(d,J=5.3Hz,1H),8.16−8.02(m,1H),7.48−7.38(m,1H),7.35−7.28(m,1H),6.37−7.24(m,1H),6.22−6.10(m,1H),6.00(d,J=5.5Hz,1H),5.62−5.51(m,1H),4.57−4.47(m,1H),4.44−4.33(m,1H),3.21−3.09(m,1H),2.12−1.97(m,2H),1.92−1.74(m,3H),1.670−1.57(m,1H),1.35(d,J=6.9Hz,6H)。
実施例208:N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1S,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.90−8.82(m,1H),8.37−8.28(m,1H),8.07−8.00(m,3H),7.52−7.43(m,4H),6.33−6.28(m,1H),6.27−6.20(m,2H),5.68−5.60(m,1H),4.41−4.29(m,1H),4.24−4.14(m,1H),2.53−2.43(m,1H),2.09−1.96(m,2H),1.87−1.73(m,2H),1.65−1.56(m,1H)。
実施例209:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソプロポキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例211)のキラルSFC精製(固定相:Chiralpak AS−H、5μm、25020mm、移動相:70% CO2、30% MeOH)により、標題化合物を得た。MS(ESI):C2730Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、535.2[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.31(d,J=4.5Hz,1H),7.58(d,J=8.6Hz,1H),6.73(d,J=8.6Hz,1H),6.42(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.30−6.24(m,1H),6.12−6.02(m,1H),5.67(dd,J=10.3,1.6Hz,1H),5.40−5.29(m,1H),4.43(s,1H),4.23−4.10(m,1H),2.26(s,3H),1.86−1.61(m,6H),1.59−1.47(m,2H),1.37(dd,J=6.1,2.8Hz,6H)。
実施例210:N−((1R,2S)−2−(3−クロロプロパンアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程Aと同様の方法で、5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]−3−クロロプロパンアミドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927ClNSの質量計算値、591.1;m/z実測値、591.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):d9.65(s,1H),8.35(d,J=5.5Hz,1H),8.04(d,J=6.5Hz,3H),7.44(dd,J=8.3,7.1Hz,2H),7.31−7.15(m,2H),6.98−6.87(m,3H),6.04(d,J=5.4Hz,1H),4.38(tt,J=14.0,6.7Hz,2H),3.81(qt,J=10.6,6.4Hz,2H),2.68(t,J=6.4Hz,2H),2.20(s,3H),2.10(dd,J=13.9,7.2Hz,1H),1.90−1.65(m,4H)。
実施例211:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソプロポキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.5−(6−イソプロポキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体24と同様の方法で、工程Aで6−フルオロ−2−メチルピリジン−3−アミン,2−プロパノールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソプロポキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例166、工程Aと同様の方法で、N−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]プロパ−2−エナミド(中間体40)及び5−(6−イソプロポキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2730Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、535.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H),7.58(dd,J=8.6,2.1Hz,1H),6.73(d,J=8.6Hz,1H),6.42(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.31−6.23(m,1H),6.09(d,J=5.4Hz,1H),5.67(dd,J=10.2,1.8Hz,1H),5.41−5.29(m,1H),4.44(s,1H),4.17(d,J=8.1Hz,1H),2.26(s,3H),1.88−1.46(m,8H),1.37(dd,J=6.2,2.2Hz,6H)。
実施例212:N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1R,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.87−8.79(m,1H),8.27−8.19(m,1H),8.05−8.00(m,2H),8.00−7.95(m,1H),7.52−7.43(m,4H),6.27−6.16(m,3H),5.68−5.59(m,1H),4.55−4.46(m,1H),4.44−4.36(m,1H),2.26−2.15(m,2H),2.06−1.94(m,2H),1.76−1.65(m,1H),1.61−1.52(m,1H)。
実施例213:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166と同様の方法で、5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.73(s,1H),8.33(d,J=5.4Hz,1H),8.04(s,1H),7.47−7.39(m,2H),7.28−7.14(m,3H),6.95(s,1H),6.75(d,J=7.3Hz,1H),6.56−6.49(m,1H),6.28(dd,J=17.0,1.5Hz,1H),6.09−5.98(m,2H),5.59(dd,J=10.3,1.5Hz,1H),3.96−3.77(m,2H),2.20(s,3H),2.04(s,2H),1.83−1.76(m,2H),1.45−1.21(m,4H)。
実施例214:N−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
冷却した(0℃)、4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体26、911.4mg、2.25mmol)、N−[(1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(382.3mg、2.48mmol)、及びジイソプロピルエチルアミン(1.9mL)のDMF(10mL)中溶液に、プロピルホスホン酸無水物((T3P(登録商標))、エチルアセテート中50重量%、2mL、9.29mmol)を滴下した。LCMSの完了時に、反応混合物をEtOAc及び飽和NaHCO水溶液に分割した。有機物を乾燥させ(NaSO)、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた粗標題化合物をDCMで粉末化して、白色固体として標題化合物を得た。キラルSFC(固定相:Chiralpak IA、5μm、25020mm、移動相:55% CO、45% iPrOH)により標題化合物、N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例313)及びN−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例328)を得た。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.0[M+H]
実施例215:N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,3R)−3−(プロパ−2−エノイルアミノ)シクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2831Sの質量計算値、533.6;m/z実測値、534.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.31(d,J=5.6Hz,1H),7.19(d,J=8.6Hz,1H),6.99−6.95(m,1H),6.94−6.88(m,1H),6.41−6.31(m,1H),6.27−6.18(m,1H),6.06−6.00(m,1H),5.70−5.62(m,1H),4.71−4.60(m,1H),4.26−4.10(m,2H),2.11(s,3H),1.98−1.75(m,3H),1.75−1.50(m,5H),1.34(d,J=6.0Hz,6H)。
実施例216:N−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166と同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体26)及びtert−ブチルN−[(1R,3R)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.0[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.23(s,1H),8.50−8.28(m,2H),8.03(dd,J=53.5,7.6Hz,2H),7.73−7.55(m,2H),7.55−7.42(m,2H),7.38−7.16(m,3H),6.39(dd,J=17.1,10.2Hz,1H),6.21(d,J=5.5Hz,1H),6.09(dd,J=17.1,2.4Hz,1H),5.57(dd,J=10.1,2.4Hz,1H),4.28−4.04(m,2H),1.91−1.46(m,8H)。
実施例217:N−((1R,3R)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1R,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1R,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,3R)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、2−(ジメチルアミノ)酢酸を使用して標題化合物を調製した(HClでの脱保護工程は不要だった)。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34−8.27(m,1H),7.44−7.34(m,2H),7.31−7.26(m,1H),7.19−7.13(m,1H),7.12−7.06(m,2H),7.06−7.03(m,1H),6.99−6.94(m,1H),6.09−6.01(m,1H),4.54−4.43(m,1H),4.40−4.30(m,1H),3.03−2.94(m,2H),2.30(s,6H),2.22−2.14(m,2H),2.11(s,3H),2.03−1.89(m,2H),1.71−1.61(m,1H),1.60−1.50(m,1H)。
実施例218:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166と同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体26)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.1[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.51(s,1H),8.45−8.31(m,2H),7.51−7.33(m,4H),7.26−7.19(m,1H),7.18−7.08(m,2H),6.52(d,J=7.2Hz,1H),6.33−6.13(m,3H),6.10−5.99(m,1H),5.62(dd,J=10.3,1.4Hz,1H),3.96−3.73(m,2H),2.31−2.06(m,2H),1.89−1.77(m,2H),1.46−1.24(m,4H)。
実施例219:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体13、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用し、トリメチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.0[M+H]H NMR(600MHz,CDOD):δ 8.54−8.53(s,1H),8.38−8.36(d,J=5.6Hz,1H),7.48−7.43(m,2H),7.31−7.22(m,3H),6.31−6.27(d,J=5.5Hz,1H),6.25−6.20(m,2H),5.66−5.62(m,1H),4.32−4.19(m,2H),2.35−2.31(s,3H),2.22−2.10(m,2H),1.88−1.77(m,2H),1.72−1.56(m,2H)。
実施例220:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.5−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程A及びC〜Fと同様の方法で、工程Aで5−フルオロ−2−ニトロトルエン及びフェノールの代わりに2−フルオロピリジン及び4−アミノ−3−メチルフェノールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、N−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体36)及び5−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H),8.21−8.13(m,1H),7.92−7.81(m,1H),7.43−7.31(m,1H),7.25−7.20(m,1H),7.19−7.11(m,2H),7.09−7.04(m,1H),6.33−6.16(m,3H),5.67−5.55(m,1H),4.48−4.35(m,2H),2.20−2.14(m,3H),2.13−2.01(m,2H),1.97−1.87(m,1H),1.83−1.61(m,3H)。
実施例221:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例183)のキラル分離(キラルSFC(固定相:Chiralpak AS−H、5μm、25020mm、移動相:70% CO2、30% MeOH))により、標題化合物を得た。MS(ESI):C2830Sの質量計算値、546.7;m/z実測値、547.1[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.31(d,J=5.5Hz,1H),8.06(s,1H),6.84(s,1H),6.42(dd,J=17.0,10.3Hz,1H),6.26(dd,J=17.0,1.7Hz,1H),6.09(d,J=5.5Hz,1H),5.67(dd,J=10.3,1.7Hz,1H),5.23−5.13(m,1H),4.44(s,1H),4.15(d,J=10.3Hz,1H),2.53−2.45(m,2H),2.22−2.10(m,5H),1.90−1.61(m,8H),1.59−1.46(m,2H)。
実施例222:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程Aと同様の方法で、5−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体30)及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]プロパ−2−エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2730Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、535.2[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.6Hz,1H),8.05(d,J=3.3Hz,1H),6.81(s,1H),6.42(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.32−6.23(m,1H),6.12(d,J=5.5Hz,1H),5.70−5.64(m,1H),5.34−5.26(m,1H),4.44(s,1H),4.22−4.13(m,1H),2.14(s,3H),1.86−1.61(m,6H),1.59−1.46(m,2H),1.36(dd,J=6.1,3.8Hz,6H)。
実施例223:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程Aと同様の方法で、5−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体25)及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]プロパ−2−エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2932Sの質量計算値、560.7;m/z実測値、561.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.4Hz,1H),8.06(d,J=2.1Hz,1H),6.83(s,1H),6.47−6.38(m,1H),6.33−6.24(m,1H),6.11(d,J=5.3Hz,1H),5.70−5.65(m,1H),5.44−5.37(m,1H),4.44(s,1H),4.21−4.13(m,1H),2.14(s,3H),2.05−1.94(m,2H),1.90−1.75(m,8H),1.73−1.63(m,4H),1.61−1.45(m,2H)。
実施例224:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、N−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体36)及び5−(2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体15)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOHでの脱保護は行わない)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.69−8.58(m,2H),8.39−8.25(m,1H),7.45−7.36(m,1H),7.33−7.19(m,3H),6.37−6.14(m,3H),5.64−5.56(m,1H),4.48−4.40(m,2H),2.21−2.14(m,3H),2.13−2.01(m,2H),1.96−1.87(m,1H),1.85−1.70(m,2H),1.68−1.58(m,1H)。
実施例225:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程Aと同様の方法で、5−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体33)及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]プロパ−2−エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2832Sの質量計算値、548.7;m/z実測値、549.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33(s,1H),8.06(s,1H),6.90(s,1H),6.48−6.37(m,1H),6.32−6.24(m,1H),6.12(s,1H),5.67(d,J=10.5Hz,1H),4.44(s,1H),4.21−4.13(m,1H),4.13−4.08(m,2H),2.16(s,3H),2.13−2.04(m,1H),1.88−1.62(m,6H),1.61−1.46(m,2H),1.04(d,J=6.6Hz,6H)。
実施例226:N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.5[M+H]
実施例227:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、538.6;m/z実測値、539.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.90−8.79(m,1H),8.32−8.28(m,1H),8.05−8.00(m,3H),7.51−7.43(m,4H),6.31−6.25(m,1H),6.21−6.15(m,2H),5.61−5.54(m,1H),3.91−3.78(m,2H),2.07−1.93(m,2H),1.84−1.71(m,2H),1.54−1.32(m,4H)。
実施例228:N−((1R,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1R,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34−8.30(m,1H),7.43−7.36(m,2H),7.31−7.27(m,1H),7.19−7.14(m,1H),7.11−7.06(m,2H),7.06−7.03(m,1H),6.98−6.94(m,1H),6.08−6.05(m,1H),4.52−4.44(m,1H),4.31−4.24(m,1H),2.21−2.13(m,2H),2.12(s,3H),1.99−1.93(m,1H),1.92(s,3H),1.91−1.85(m,1H),1.69−1.58(m,1H),1.56−1.45(m,1H)。
実施例229:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,3R)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、N−((1R,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例217、工程Aからの生成物)及び2−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.31−8.24(m,1H),7.43−7.35(m,2H),7.31−7.23(m,1H),7.18−7.13(m,1H),7.11−7.06(m,2H),7.06−7.03(m,1H),6.98−6.94(m,1H),6.05−5.99(m,1H),4.52−4.44(m,1H),4.38−4.30(m,1H),3.26−3.23(m,2H),2.40(s,3H),2.23−2.14(m,2H),2.11(s,3H),2.04−1.89(m,2H),1.72−1.61(m,1H),1.60−1.48(m,1H)。
実施例230:N−((1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.45(s,1H),8.36−8.30(m,1H),7.45−7.37(m,2H),7.31−7.25(m,1H),7.20−7.14(m,1H),7.12−7.03(m,3H),7.00−6.94(m,1H),6.10−6.06(m,1H),4.07−3.91(m,1H),3.26−3.14(m,1H),2.34−2.23(m,1H),2.12(s,3H),2.07−1.88(m,3H),1.57−1.27(m,4H)。
実施例231:N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程A〜Bと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,3S)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129Sの質量計算値、567.7;m/z実測値、568.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.6Hz,1H),7.45−7.35(m,2H),7.31−7.24(m,1H),7.21−7.14(m,1H),7.11−7.02(m,3H),7.01−6.92(m,1H),6.39−6.18(m,2H),6.06(d,J=5.6Hz,1H),5.69−5.59(m,1H),4.24−4.13(m,2H),2.12(s,3H),1.95−1.77(m,3H),1.76−1.62(m,4H),1.59−1.51(m,1H)。
実施例232:N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1R,3R)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、538.6;m/z実測値、539.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.24(s,1H),8.89(d,J=5.2Hz,1H),8.32(d,J=5.5Hz,1H),8.18−7.93(m,5H),7.54−7.44(m,4H),6.42−6.31(m,1H),6.21(d,J=5.5Hz,1H),6.12−6.02(m,1H),5.59−5.51(m,1H),4.25−4.09(m,2H),1.82−1.41(m,8H)。
実施例233:N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及び(1R,2R)−trans−N−Boc−1,2−シクロペンタンジアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.31(dt,J=5.4,1.3Hz,1H),8.06(s,1H),7.49−7.38(m,2H),7.29−7.16(m,3H),6.95(s,1H),6.11(d,J=10.7Hz,1H),6.01(dd,J=5.3,1.4Hz,1H),4.00(p,J=7.5Hz,1H),3.46(s,4H),3.18(q,J=7.7Hz,1H),2.21(s,3H),2.05(dtd,J=12.7,7.7,4.9Hz,1H),1.76(dddd,J=20.6,13.4,9.5,5.2Hz,2H),1.60−1.38(m,2H)。
実施例234:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体12)及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2829Sの質量計算値、547.6;m/z実測値、548.5[M+H]
実施例235:N−((1R,3R)−3−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、N−((1R,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例217、工程Aからの生成物)及び2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.31−8.24(m,1H),7.42−7.36(m,2H),7.29−7.25(m,1H),7.18−7.13(m,1H),7.11−7.06(m,2H),7.06−7.03(m,1H),6.98−6.95(m,1H),6.06−5.99(m,1H),4.53−4.44(m,1H),4.38−4.30(m,1H),3.28−3.21(m,2H),2.23−2.15(m,2H),2.11(s,3H),2.03−1.92(m,2H),1.73−1.61(m,1H),1.60−1.48(m,1H)。
実施例236:N−((1R,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程A〜Bと同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体26)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.15−8.09(m,1H),7.41−7.34(m,2H),7.22−7.18(m,1H),7.16−7.00(m,1H),7.11−7.05(m,2H),7.04−7.02(m,1H),6.98−6.94(m,1H),5.89−5.83(m,1H),4.56−4.47(m,1H),3.80−3.70(m,1H),2.33−2.20(m,2H),2.20−2.12(m,1H),2.10(s,3H),2.02−1.94(m,1H),1.86−1.75(m,1H),1.64−1.53(m,1H)。
実施例237:N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)を使用し、tert−ブチルN−[(1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129Sの質量計算値、567.7;m/z実測値、568.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34−8.28(m,1H),7.44−7.36(m,2H),7.33−7.26(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.11−7.04(m,3H),6.99−6.93(m,1H),6.23−6.17(m,2H),6.08−6.04(m,1H),5.66−5.58(m,1H),4.04−3.94(m,1H),3.91−3.77(m,1H),2.23−2.15(m,1H),2.12(s,3H),1.99−1.83(m,3H),1.51−1.18(m,4H)。
実施例238:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−イソプロポキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソプロポキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例211)のキラルSFC精製(固定相:Chiralpak AS−H、5μm、25020mm、移動相:70% CO2、30% MeOH)により、標題化合物を得た。MS(ESI):C2730Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、535.2[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.5Hz,1H),7.58(d,J=8.6Hz,1H),6.73(d,J=8.6Hz,1H),6.42(dd,J=17.0,10.3Hz,1H),6.27(dd,J=17.0,1.5Hz,1H),6.08(d,J=5.4Hz,1H),5.67(dd,J=10.3,1.6Hz,1H),5.39−5.30(m,1H),4.42(s,1H),4.17(d,J=10.2Hz,1H),2.26(s,3H),1.89−1.60(m,6H),1.59−1.45(m,2H),1.37(dd,J=6.1,2.7Hz,6H)。
実施例239:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166と同様の方法で、工程Aで4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体28)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.73(s,1H),8.30(d,J=4.8Hz,1H),8.18(d,J=2.7Hz,1H),7.75(td,J=8.6,8.1,3.1Hz,1H),7.42(t,J=7.8Hz,2H),7.20(dd,J=19.5,7.6Hz,3H),7.10(d,J=8.7Hz,1H),7.04−6.92(m,2H),6.24(d,J=17.1Hz,1H),6.14−5.96(m,2H),5.55(dd,J=10.0,1.6Hz,1H),4.11(q,J=7.1Hz,1H),3.87(dt,J=22.2,10.5Hz,2H),2.52(s,1H),2.20(d,J=12.0Hz,1H),2.04(s,3H),1.30(dt,J=36.2,6.5Hz,2H)。
実施例240:N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.52(s,1H),8.32(d,J=5.6Hz,1H),7.49−7.36(m,2H),7.33−7.25(m,1H),7.23−7.14(m,1H),7.14−7.04(m,3H),7.02−6.93(m,1H),6.07(d,J=5.5Hz,1H),4.37−4.20(m,1H),3.74−3.60(m,1H),2.64−2.49(m,1H),2.23−1.98(m,6H),1.97−1.70(m,2H)。
実施例241:N−((1S,3S)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.1Hz,1H),7.45−7.35(m,2H),7.34−7.24(m,1H),7.23−7.14(m,1H),7.13−7.02(m,3H),7.01−6.91(m,1H),6.06(d,J=5.0Hz,1H),4.55−4.40(m,1H),4.35−4.21(m,1H),2.24−2.06(m,5H),2.02−1.85(m,5H),1.73−1.57(m,1H),1.57−1.44(m,1H)。
実施例242:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−シクロブトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−シクロブトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例187)のキラルSFC(固定相:Chiralpak AS−H、5μm、25020mm、移動相:70% CO、30% MeOH)により、標題化合物を得た。MS(ESI):C2830Sの質量計算値、546.7;m/z実測値、547.2[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.31(d,J=5.2Hz,1H),7.60(d,J=8.6Hz,1H),6.76(d,J=8.6Hz,1H),6.42(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.27(dd,J=17.0,1.5Hz,1H),6.07(d,J=5.0Hz,1H),5.67(dd,J=10.3,1.6Hz,1H),5.26−5.14(m,1H),4.42(s,1H),4.17(d,J=9.3Hz,1H),2.54−2.45(m,2H),2.25(s,3H),2.21−2.10(m,2H),1.91−1.61(m,8H),1.59−1.45(m,2H)。
実施例243:N−((1S,3S)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,3S)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメート、工程Bでアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.5Hz,1H),7.44−7.35(m,2H),7.32−7.26(m,1H),7.20−7.14(m,1H),7.11−7.03(m,3H),7.00−6.93(m,1H),6.07(d,J=5.6Hz,1H),4.20−4.07(m,2H),2.12(s,3H),1.97(s,3H),1.92−1.81(m,2H),1.77−1.66(m,3H),1.64−1.48(m,3H)。
実施例244:N−((1R,3S)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.6Hz,1H),7.48−7.36(m,2H),7.33−7.25(m,1H),7.22−7.14(m,1H),7.13−7.03(m,3H),7.00−6.92(m,1H),6.05(d,J=5.6Hz,1H),4.41−4.24(m,1H),4.20−4.04(m,1H),2.54−2.35(m,1H),2.12(s,3H),2.08−1.95(m,2H),1.93(s,3H),1.84−1.65(m,2H),1.61−1.49(m,1H)。
実施例245:N−((1S,3S)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1S,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(1S,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1S,3S)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、N−((1S,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド及び2−(ジメチルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.41(s,1H),8.32(d,J=5.5Hz,1H),7.46−7.35(m,2H),7.34−7.23(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.11−7.02(m,3H),7.00−6.93(m,1H),6.07(d,J=5.6Hz,1H),4.58−4.43(m,1H),4.43−4.30(m,1H),3.48(s,2H),2.64(s,6H),2.26−2.14(m,2H),2.12(s,3H),2.05−1.89(m,2H),1.75−1.46(m,2H)。
実施例246:5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,3S)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、N−((1S,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例245、工程Aからの生成物)及び2−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.43(s,1H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),7.45−7.35(m,2H),7.34−7.25(m,1H),7.23−7.12(m,1H),7.10−7.01(m,3H),7.00−6.92(m,1H),6.07(d,J=5.6Hz,1H),4.57−4.43(m,1H),4.40−4.26(m,1H),3.70(s,2H),2.69(s,3H),2.27−2.13(m,2H),2.12(s,3H),2.04−1.90(m,2H),1.71−1.47(m,2H)。
実施例247:N−((1S,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Gでtert−ブチル((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメートの代わりに5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,3S)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した(400mg)。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.03(d,J=5.7Hz,1H),7.42−7.33(m,2H),7.19−7.11(m,2H),7.10−7.06(m,2H),7.05−7.00(m,1H),6.97−6.90(m,1H),5.75(d,J=5.2Hz,1H),4.36−4.27(m,1H),3.23−3.13(m,1H),2.11(s,3H),2.02−1.94(m,1H),1.85−1.63(m,5H),1.59−1.52(m,1H),1.32−1.23(m,1H)。
実施例248:5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,3R)−3−((E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エナミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例137、工程Aからの生成物)及びtert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,3R)−3−((E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エナミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド及び(E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エン酸を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C3231ClNSの質量計算値、631.1;m/z実測値、631.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.18−8.12(m,1H),7.58−7.53(m,1H),7.42−7.36(m,2H),7.31−7.25(m,1H),7.18−7.12(m,2H),7.08−7.04(m,2H),6.78−6.68(m,1H),6.16−6.09(m,1H),6.08−6.01(m,1H),4.42−4.33(m,1H),4.28−4.20(m,1H),3.11−3.06(m,2H),2.46−2.37(m,1H),2.21(s,6H),2.11−1.96(m,2H),1.92−1.84(m,1H),1.83−1.74(m,1H),1.73−1.64(m,1H)。
実施例249:5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体19)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2623Sの質量計算値、469.6;m/z実測値、470.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.16−8.11(mz,1H),7.79−7.74(m,1H),7.68−7.63(m,3H),7.62−7.57(m,1H),7.46−7.41(m,2H),7.38−7.29(m,2H),6.05−6.01(m,1H),4.52−4.44(m,1H),3.62−3.56(m,1H),2.18−2.08(m,2H),1.97−1.81(m,2H),1.77−1.61(m,2H)。
実施例250:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,3S)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,3S)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、N−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド及び2−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.45(s,1H),8.35−8.29(m,1H),7.44−7.35(m,2H),7.31−7.24(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.11−7.04(m,3H),6.99−6.93(m,1H),6.10−6.04(m,1H),4.04−3.91(m,1H),3.88−3.73(m,1H),3.66(s,2H),2.67(s,6H),2.23−2.15(m,1H),2.12(s,3H),1.99−1.83(m,3H),1.53−1.18(m,4H)。
実施例251:N−((1R,3S)−3−(2−アミノアセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、N−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例250、工程Aからの生成物)及び2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.38(s,1H),8.34−8.30(m,1H),7.43−7.36(m,2H),7.31−7.25(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.10−7.03(m,3H),6.99−6.93(m,1H),6.10−6.05(m,1H),4.05−3.90(m,1H),3.88−3.75(m,1H),3.60(s,2H),2.22−2.15(m,1H),2.12(s,3H),1.98−1.83(m,3H),1.52−1.13(m,4H)。
実施例252:N−((1R,3S)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、N−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例250、工程Aからの生成物)及び2−(ジメチルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3234Sの質量計算値、598.7;m/z実測値、599.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.35(s,1H),8.34−8.29(m,1H),7.44−7.35(m,2H),7.32−7.26(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.10−7.03(m,3H),6.99−6.93(m,1H),6.10−6.04(m,1H),4.03−3.91(m,1H),3.87−3.73(m,1H),3.56(s,2H),2.69(s,6H),2.21−2.15(m,1H),2.12(s,3H),1.98−1.82(m,3H),1.49−1.16(m,4H)。
実施例253:N−((1R,3S)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、N−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例250、工程Aからの生成物)及び無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.35−8.29(m,1H),7.44−7.35(m,2H),7.32−7.26(m,1H),7.19−7.12(m,1H),7.11−7.04(m,3H),6.99−6.93(m,1H),6.09−6.04(m,1H),4.02−3.91(m,1H),3.80−3.67(m,1H),2.17−2.07(m,4H),1.95−1.84(m,6H),1.51−1.37(m,1H),1.35−1.26(m,2H),1.21−1.07(m,1H)。
実施例254:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体13、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2523Sの質量計算値、501.6;m/z実測値、502.0[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.57(s,1H),8.51(d,J=5.9Hz,1H),7.50−7.42(m,2H),7.32−7.27(m,1H),7.27−7.24(m,2H),6.50(d,J=6.0Hz,1H),4.50(q,J=6.6Hz,1H),3.78(q,J=6.9Hz,1H),2.34(s,3H),2.23−2.13(m,2H),2.05−1.91(m,2H),1.84−1.72(m,2H)。
実施例255:N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程A〜Bと同様の方法で、5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2726Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.1[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.19(d,J=5.3Hz,1H),8.13(s,1H),7.47−7.39(m,2H),7.28−7.16(m,3H),7.06(s,1H),6.93(s,1H),5.87(s,1H),4.68(s,4H),3.71(d,J=10.6Hz,1H),3.46(s,2H),2.74(s,1H),2.21(s,3H),2.07(dd,J=14.0,10.0Hz,2H),1.39−1.30(m,2H),1.16(s,1H)。
実施例256:N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体13、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2523Sの質量計算値、501.6;m/z実測値、502.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.55−8.45(m,1H),8.24−8.13(m,1H),7.50−7.37(m,2H),7.32−7.19(m,3H),6.11−6.00(m,1H),4.28−4.15(m,1H),3.58−3.44(m,1H),2.33−2.17(m,5H),1.94−1.81(m,2H),1.79−1.61(m,2H)。
実施例257:N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体28)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用し、トリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.26(q,J=5.9,5.4Hz,3H),8.15(s,1H),7.81(d,J=7.3Hz,1H),7.67(d,J=8.6Hz,1H),7.49−7.41(m,4H),7.30−7.18(m,2H),7.12(dd,J=15.5,8.7Hz,2H),6.45(s,2H),6.12−6.04(m,2H),3.21(s,1H),1.73−1.37(m,4H),1.21(t,J=7.0Hz,1H)。
実施例258:N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)を使用し、工程Aでtert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで無水酢酸及びDMAPを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、512.6;m/z実測値、513.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.86(d,J=5.1Hz,1H),8.31(d,J=5.2Hz,1H),8.14−7.95(m,3H),7.60−7.38(m,4H),6.30(d,J=5.6Hz,1H),4.43−4.25(m,2H),2.10−1.81(m,6H),1.79−1.51(m,3H)。
実施例259:N−((1S,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.49(s,1H),8.33(d,J=5.6Hz,1H),7.47−7.36(m,2H),7.33−7.25(m,1H),7.22−7.13(m,1H),7.12−7.03(m,3H),7.02−6.92(m,1H),6.08(d,J=5.5Hz,1H),4.62−4.47(m,1H),3.88−3.70(m,1H),2.39−2.19(m,2H),2.16−2.03(m,5H),1.83−1.57(m,2H)。
実施例260:N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624Sの質量計算値、484.6;m/z実測値、485.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.83−8.78(m,1H),8.14−8.09(m,1H),8.03−7.99(m,2H),7.92−7.89(m,1H),7.51−7.44(m,3H),7.42−7.39(m,1H),6.13−6.10(m,1H),4.47−4.42(m,1H),3.42−3.35(m,1H),1.92−1.69(m,6H),1.62−1.55(m,1H),1.51−1.42(m,1H)。
実施例261:N−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.47(s,1H),8.36−8.30(m,1H),7.43−7.36(m,2H),7.30−7.24(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.10−7.03(m,3H),6.99−6.93(m,1H),6.11−6.04(m,1H),4.05−3.93(m,1H),3.25−3.16(m,1H),2.33−2.23(m,1H),2.12(s,3H),2.06−1.91(m,3H),1.57−1.31(m,4H)。
実施例262:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2427Sの質量計算値、465.6;m/z実測値、466.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.46(s,1H),8.33−8.29(m,1H),7.24−7.18(m,1H),7.00−6.89(m,2H),6.06−6.01(m,1H),4.71−4.61(m,1H),4.51−4.42(m,1H),3.80−3.70(m,1H),2.22−2.09(m,2H),2.04(s,3H),2.01−1.85(m,2H),1.83−1.65(m,2H),1.38−1.31(m,6H)。
実施例263:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2522Sの質量計算値、470.5;m/z実測値、471.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.81(d,J=5.3Hz,1H),8.12(d,J=5.6Hz,1H),8.07−7.96(m,2H),7.94−7.89(m,1H),7.55−7.36(m,4H),6.11(d,J=5.7Hz,1H),4.61−4.46(m,1H),3.70−3.58(m,1H),2.26−2.05(m,2H),2.01−1.61(m,4H)。
実施例264:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2831Sの質量計算値、533.6;m/z実測値、534.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.32−8.24(m,1H),7.22−7.15(m,1H),7.00−6.94(m,1H),6.94−6.86(m,1H),6.21−6.16(m,2H),6.03−5.98(m,1H),5.62−5.55(m,1H),4.70−4.61(m,1H),3.91−3.81(m,2H),2.10(s,3H),2.07−1.96(m,2H),1.84−1.76(m,2H),1.50−1.36(m,4H),1.36−1.32(m,6H)。
実施例265:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体28)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2522Sの質量計算値、486.6;m/z実測値、486.9[M+H]H NMR(500MHz,クロロホルム−d)d8.27(s,1H),8.03(s,1H),7.45(td,J=7.3,1.6Hz,2H),7.30−7.18(m,2H),7.11(d,J=8.7Hz,2H),6.82−6.56(m,3H),6.12(s,1H),4.16(s,2H),3.52−3.44(m,2H),1.84−1.61(m,4H),1.56−1.46(m,2H)。
実施例266:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例183)のキラル分離(キラルSFC(固定相:Chiralpak AS−H、5μm、25020mm、移動相:70% CO2、30% MeOH))により、標題化合物を得た。MS(ESI):C2830Sの質量計算値、546.7;m/z実測値、547.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.5Hz,1H),8.04(s,1H),6.84(s,1H),6.48−6.38(m,1H),6.28(dd,J=17.0,1.8Hz,1H),6.09(d,J=5.5Hz,1H),5.67(dd,J=10.2,1.9Hz,1H),5.25−5.12(m,1H),4.47−4.37(m,1H),4.17(d,J=10.3Hz,1H),2.54−2.43(m,2H),2.23−2.09(m,5H),1.91−1.63(m,8H),1.60−1.46(m,2H)。
実施例267:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェニルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−フェニルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体21)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2522Sの質量計算値、470.5;m/z実測値、471.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.73−8.67(m,1H),8.42(s,1H),8.36−8.29(m,1H),7.93−7.87(m,2H),7.85−7.78(m,2H),7.56−7.48(m,3H),6.27−6.23(m,1H),4.52−4.44(m,1H),3.80−3.69(m,1H),2.22−2.08(m,2H),2.04−1.85(m,2H),1.81−1.68(s,2H)。
実施例268:N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Gでtert−ブチル((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメートの代わりに、オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及び(1R,2R)−2−アミノシクロペンタノールを使用して、標題化合物を調製した(91mg)。MS(ESI):C2521Sの質量計算値、471.5;m/z実測値、472.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.90−8.79(m,1H),8.36−8.24(m,1H),8.07−7.98(m,3H),7.51−7.41(m,4H),6.32−6.22(m,1H),4.16−4.07(m,2H),2.18−2.07(m,1H),2.04−1.94(m,1H),1.82−1.70(m,2H),1.66−1.54(m,2H)。
実施例269:N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体28)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2522Sの質量計算値、486.6;m/z実測値、487.1[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.35(d,J=5.5Hz,1H),8.17(d,J=2.6Hz,1H),7.70(dd,J=8.8,2.7Hz,1H),7.46(t,J=7.9Hz,2H),7.32−7.17(m,3H),7.11(d,J=8.7Hz,1H),6.18(d,J=5.5Hz,1H),3.96(q,J=8.1Hz,1H),3.46−3.36(m,3H),3.14(q,J=7.8Hz,1H),2.82−2.75(m,5H),1.78(dt,J=14.7,7.6Hz,2H)。
実施例270:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体16)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2224Sの質量計算値、436.5;m/z実測値、437.1[M+H]
実施例271:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(4−イソプロポキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2325Sの質量計算値、451.5;m/z実測値、452.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.52(s,1H),8.26(d,J=5.6Hz,1H),7.35−7.22(m,2H),7.14−7.02(m,2H),6.10(d,J=5.6Hz,1H),4.72−4.65(m,1H),4.53−4.42(m,1H),3.79−3.64(m,1H),2.23−2.09(m,2H),2.05−1.82(m,2H),1.81−1.66(m,2H),1.41−1.32(m,6H)。
実施例272:N−((1S,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2S)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2831Sの質量計算値、533.6;m/z実測値、534.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30−8.26(m,1H),7.21−7.15(m,1H),7.00−6.94(m,1H),6.94−6.86(m,1H),6.21−6.16(m,2H),6.03−5.98(m,1H),5.62−5.55(m,1H),4.70−4.61(m,1H),3.91−3.81(m,2H),2.10(s,3H),2.07−1.96(m,2H),1.84−1.76(m,2H),1.54−1.36(m,4H),1.36−1.32(m,6H)。
実施例273:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2831Sの質量計算値、533.6;m/z実測値、534.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30−8.24(m,1H),7.20−7.15(m,1H),7.00−6.94(m,1H),6.94−6.86(m,1H),6.21−6.16(m,2H),6.03−5.98(m,1H),5.62−5.55(m,1H),4.72−4.59(m,1H),3.93−3.82(m,2H),2.11(s,3H),2.07−1.94(m,2H),1.84−1.74(m,2H),1.54−1.36(m,4H),1.36−1.32(m,6H)。
実施例274:N−((1S,S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,3S)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2831Sの質量計算値、533.6;m/z実測値、534.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.6Hz,1H),7.23−7.16(m,1H),6.99−6.96(m,1H),6.94−6.87(m,1H),6.41−6.29(m,1H),6.27−6.18(m,1H),6.02(d,J=5.6Hz,1H),5.69−5.59(m,1H),4.71−4.62(m,1H),4.25−4.13(m,2H),2.11(s,3H),1.94−1.77(m,3H),1.74−1.61(m,4H),1.59−1.51(m,1H),1.34(d,J=6.0Hz,6H)。
実施例275:N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチルN−[(1R,3S)−3−(プロパ−2−エノイルアミノ)シクロヘキシル]カルバメート。tert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメート(200mg、0.798mmol)のDCM(50mL)中溶液に、トリエチルアミン(0.403g、3.99mmol)を添加し、続いて氷浴中でプロパ−2−エノイルクロリド(0.0794g、0.877mmol)を添加し、rtで1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、明黄色固体として標題化合物を得た(155mg、収率72.4%)。
工程B.N−((1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル)アクリルアミド。実施例5、工程Bと同様の方法で、標題化合物を調製した。
工程C:N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1と同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)を使用し、N−((1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル)アクリルアミドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2831Sの質量計算値、533.6;m/z実測値、534.7[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.20(d,J=8.6Hz,1H),6.99−6.95(m,1H),6.94−6.86(m,1H),6.25−6.17(m,2H),6.02(d,J=5.6Hz,1H),5.67−5.57(m,1H),4.71−4.60(m,1H),4.05−3.92(m,1H),3.91−3.78(m,1H),2.21−2.13(m,1H),2.11(s,3H),1.99−1.80(m,3H),1.56−1.36(m,2H),1.34(d,J=6.0Hz,6H),1.31−1.12(m,2H)。
実施例276:N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2729Sの質量計算値、519.6;m/z実測値、520.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.29(d,J=5.6Hz,1H),7.29−7.13(m,1H),7.02−6.79(m,2H),6.36−6.18(m,2H),6.02(d,J=5.5Hz,1H),5.71−5.59(m,1H),4.74−4.57(m,1H),4.45−4.30(m,1H),4.25−4.11(m,1H),2.55−2.40(m,1H),2.11(s,3H),2.08−1.96(m,2H),1.88−1.69(m,2H),1.69−1.53(m,1H),1.40−1.30(m,6H)。
実施例277:N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程A〜Bと同様の方法で、5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.45(d,J=2.8Hz,1H),8.21(d,J=2.7Hz,1H),8.03(dd,J=8.7,2.7Hz,1H),7.95(dd,J=5.8,2.5Hz,2H),7.69(dd,J=9.0,2.8Hz,1H),7.45(q,J=7.2Hz,4H),7.10(d,J=8.7Hz,1H),6.04(s,1H),6.00−5.92(m,1H),5.80(dd,J=42.2,5.5Hz,2H),3.77(qd,J=11.4,10.4,3.7Hz,2H),3.45(s,1H),1.82(dd,J=23.7,10.9Hz,2H),1.40−1.15(m,4H)。
実施例278:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェニルピリダジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aで4−オキソ−5−(6−フェニルピリダジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例203、工程Bからの生成物)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2421Sの質量計算値、471.5;m/z実測値、472.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD及びDMSO−d):δ 9.28(d,J=2.2Hz,1H),8.45−8.38(m,1H),8.22−8.18(m,4H),7.64−7.53(m,3H),6.33−6.23(m,1H),4.42−4.36(m,1H),3.62−3.56(m,1H),2.12−1.97(m,2H),1.90−1.77(m,2H),1.75−1.56(m,2H)。
実施例279:N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1S,3S)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、538.6;m/z実測値、539.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.28(s,1H),8.89(d,J=5.2Hz,1H),8.38−8.28(m,1H),8.17(s,1H),8.14−8.07(m,3H),8.02−7.93(m,1H),7.55−7.41(m,4H),6.43−6.31(m,1H),6.22(d,J=5.5Hz,1H),6.12−6.03(m,1H),5.61−5.51(m,1H),4.21−4.08(m,2H),1.82−1.59(m,5H),1.53−1.36(m,3H)。
実施例280:N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりに無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、512.6;m/z実測値、513.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.85(d,J=5.3Hz,1H),8.31(d,J=5.6Hz,1H),8.07−8.00m,3H),7.55−7.43(m,4H),6.29(d,J=5.5Hz,1H),4.42−4.28(m,2H),2.11−1.96(m,2H),1.94(s,3H),1.92−1.82(m,1H),1.79−1.57(m,3H)。
実施例281:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェニルピリミジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(6−フェニルピリミジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体23)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2421Sの質量計算値、471.5;m/z実測値、472.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.35−9.26(m,1H),8.40−8.36(m,2H),8.27−8.20(m,3H),7.61−7.52(m,3H),6.62−6.56(m,1H),4.57−4.41(m,1H),3.80−3.68(m,1H),2.28−2.10(m,2H),2.08−1.85(m,2H),1.81−1.65(m,2H)。
実施例282:N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1S,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメート、工程Bで無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.81(d,J=5.0Hz,1H),8.26(d,J=5.4Hz,1H),8.12−7.94(m,3H),7.55−7.30(m,4H),6.31−6.12(m,3H),5.72−5.48(m,1H),4.53−4.23(m,2H),2.23−2.07(m,2H),2.07−1.79(m,2H),1.71−1.41(m,2H)。
実施例283:N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びtert−ブチルN−[(1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、538.6;m/z実測値、539.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.26(s,1H),8.91−8.85(m,1H),8.35−8.27(m,1H),8.19−8.11(m,1H),8.10−8.03(m,4H),7.52−7.45(m,4H),6.23−6.12(m,2H),6.10−5.98(m,1H),5.58−5.50(m,1H),3.89−3.79(m,1H),3.73−3.59(m,1H),2.03−1.95(m,1H),1.80−1.73(m,3H),1.37−1.27(m,3H),1.13−1.08(m,1H)。
実施例284:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェニルピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェニルピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体22)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2522Sの質量計算値、470.5;m/z実測値、471.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.00−8.96(m,1H),8.65−8.58(m,1H),8.45−8.39(m,1H),8.36−8.30(m,1H),8.26−8.21(m,1H),7.77−7.69(m,2H),7.55−7.47(m,2H),7.47−7.41(m,1H),6.31−6.23(m,1H),4.54−4.42(m,1H),3.78−3.70(m,1H),2.21−2.11(m,2H),2.04−1.85(m,2H),1.83−1.69(m,2H)。
実施例285:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(3−(ピリジン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例194、工程Aからの生成物)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2522Sの質量計算値、470.5;m/z実測値、471.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.65−8.57(m,1H),8.20−8.07(m,2H),8.04−7.98(m,1H),7.96−7.84(m,2H),7.77−7.65(m,1H),7.52−7.41(m,1H),7.41−7.32(m,1H),6.03(d,J=5.6Hz,1H),4.55−4.44(m,1H),3.71−3.56(m,1H),2.22−2.06(m,2H),1.97−1.82(m,2H),1.80−1.62(m,2H)。
実施例286:N−((1S,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)を使用し、tert−ブチルN−[(1R,2S)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1S,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、2−[tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]酢酸及びHATUを使用して、標題化合物を調製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.84(d,J=5.2Hz,1H),8.41(s,1H),8.27(d,J=5.6Hz,1H),8.08−7.96(m,3H),7.52−7.41(m,4H),6.24(d,J=5.6Hz,1H),4.50−4.36(m,2H),3.75(s,2H),2.65(s,3H),2.16−1.96(m,2H),1.95−1.82(m,1H),1.80−1.58(m,3H)。
実施例287:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、tert−ブチル((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメートの代わりに5−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体12)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2629Sの質量計算値、507.6;m/z実測値、508.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.50(s,1H),8.33−8.27(m,1H),7.25−7.15(m,1H),7.06−6.94(m,2H),6.04−5.99(m,1H),4.70−4.60(m,1H),4.52−4.41(m,1H),4.01−3.90(m,2H),3.79−3.69(m,1H),3.65−3.56(m,2H),2.19−2.02(m,7H),2.01−1.86(m,2H),1.81−1.66(m,4H)。
実施例288:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体12)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2527Sの質量計算値、493.6;m/z実測値、494.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.46(s,1H),8.29(d,J=5.6Hz,1H),7.37−7.21(m,2H),7.19−7.12(m,2H),6.14(d,J=5.6Hz,1H),4.71−4.60(m,1H),4.52−4.41(m,1H),4.04−3.90(m,2H),3.80−3.68(m,1H),3.67−3.52(m,2H),2.25−2.02(m,4H),2.02−1.84(m,2H),1.81−1.63(m,4H)。
実施例289:ラセミcisN−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程A〜Bと同様の方法で、4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体10)及びラセミtert−ブチル((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2522Sの質量計算値、486.6;m/z実測値、486.9[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.31(d,J=5.5Hz,1H),8.22−8.16(m,1H),7.85−7.79(m,1H),7.71(t,J=6.4Hz,1H),7.48−7.40(m,2H),7.29−7.17(m,3H),7.10(dd,J=8.7,0.7Hz,1H),6.12(d,J=5.5Hz,1H),4.55(q,J=7.1Hz,1H),3.94(s,3H),3.75(tt,J=5.5,2.2Hz,2H),3.48(s,1H),2.11−1.89(m,4H)。
実施例290:ラセミtransN−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例104、工程A〜Bと同様の方法で、4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体10)及びラセミtert−ブチルN−[(1R,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2522Sの質量計算値、486.6;m/z実測値、486.9[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H),8.18(q,J=2.8,2.3Hz,1H),7.73(t,J=7.8Hz,1H),7.46(t,J=7.9Hz,2H),7.29(d,J=7.4Hz,1H),7.21(d,J=8.0Hz,2H),7.12(d,J=8.7Hz,1H),6.17(d,J=5.6Hz,1H),4.52(p,J=7.1Hz,1H),3.84−3.68(m,5H),2.28(dq,J=18.3,7.2Hz,2H),2.19−2.04(m,2H),1.71(tt,J=13.1,4.7Hz,2H)。
実施例291:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例166、工程A〜Bと同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体26)を使用し、tert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例337と同様の方法で、N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.1[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.48(s,1H),8.47−8.33(m,2H),7.58−7.35(m,4H),7.25−7.21(m,1H),7.20−6.90(m,2H),6.48−6.06(m,4H),5.73(dd,J=10.3,1.4Hz,1H),4.38−4.10(m,2H),1.97−1.47(m,9H)。
実施例292:N−((1RS,2RS)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例337と同様の方法で、ラセミtrans N−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例290)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.0[M+H]H NMR(600MHz,CDOD):δ 8.34(s,1H),7.76(d,J=8.7Hz,1H),7.51−7.35(m,2H),7.29−7.15(m,3H),6.90(d,J=8.5Hz,1H),6.36−6.07(m,3H),5.73−5.53(m,1H),4.49−4.37(m,2H),2.24(s,3H),2.19−1.64(m,8H)。
実施例293:N−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程A〜Bと同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、500.9[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.24(dd,J=5.1,2.8Hz,1H),8.06(d,J=7.5Hz,1H),7.45−7.35(m,2H),7.26−7.11(m,3H),6.90(s,1H),6.68(s,1H),5.99−5.92(m,1H),4.97(s,2H),4.57−4.48(m,1H),3.64(s,1H),3.43(s,4H),2.24(s,1H),2.16(d,J=3.6Hz,3H),1.98(d,J=19.7Hz,2H)。
実施例294:N−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、N−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例290)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.26(d,J=68.3Hz,1H),7.76(d,J=9.3Hz,1H),7.65−7.02(m,4H),6.18(p,J=6.3,4.9Hz,1H),4.65−4.08(m,7H),3.70−3.33(m,5H),2.50(dt,J=125.7,7.2Hz,1H),2.24(ddq,J=24.3,13.3,7.4,6.3Hz,1H),2.11−1.82(m,1H),1.74−1.40(m,1H),1.41−1.15(m,1H)。
実施例295:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例201、工程Aからの生成物)及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]プロパ−2−エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を調製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.15(s,1H),8.61(s,1H),8.47−8.25(m,2H),7.97−7.77(m,2H),7.56−7.40(m,2H),7.36−7.18(m,3H),6.54−6.28(m,2H),6.20−6.04(m,1H),5.66−5.50(m,1H),4.29−4.14(m,1H),4.08−3.94(m,1H),1.77−1.61(m,4H),1.59−1.49(m,2H),1.45−1.28(m,2H)。
実施例296:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリミジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェノキシピリミジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体14)及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を調製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.68(s,2H),8.30−8.26(m,1H),7.55−7.46(m,2H),7.33−7.22(m,3H),6.30−6.15(m,3H),5.63−5.57(m,1H),4.49−4.33(m,2H),2.22−1.99(m,2H),1.97−1.82(m,1H),1.79−1.59(m,3H)。
実施例297:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリミジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェノキシピリミジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体14)及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]プロパ−2−エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を調製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.68(s,2H),8.32−8.26(m,1H),7.55−7.46(m,2H),7.35−7.22(m,3H),6.47−6.35(m,1H),6.31−6.21(m,2H),5.69−5.59(m,1H),4.58−4.37(m,1H),4.21−4.09(m,1H),1.83−1.49(m,8H)。
実施例298:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体18)をキラル分離法2で処理して、イソプロピルアミン塩としてSアトロプ異性体を調製した。塩の除去手順:イソプロピルアミン塩である5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(73g、165mmol)をMeOH(438mL)及びHO(219mL)に溶解した。LiOH−HO(34.7g、826mmol)を添加し、混合物をrtで1時間撹拌した。混合物を濃縮して、元の体積の半分を除去し、溶液を0℃に冷却し、1N HClをゆっくり添加して、pH4〜5に調製した。得られた沈殿物を濾過し、真空下で乾燥させて、黄色固体として標題化合物を得た(56.1g、収率88%)。
工程B:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。丸底フラスコに、5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(1.0g、2.62mmol)、HATU(1.29g、3.40mmol)、TEA(0.397g、3.93mmol)及びDMF(10mL)を添加した。混合物を室温で10分間撹拌し、次いで、N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36、0.53g、3.44mmol)及びTEA(0.529mg、5.24mmol)のDMF(4mL)中撹拌溶液に添加し、混合物を室温で30分間撹拌した。反応混合物を水(50mL)で処理し、濾過によって分離し、真空下で乾燥させた。粗生成物を、FCC(SiO、MeOH:DCMの3:100混合物により溶出)で精製して、白色固体として標題化合物を得た(0.81g、58%)。標題化合物の絶対立体化学的配置を単結晶X線解析により確認した。MS(ESI):C2730Sの質量計算値、518.6;m/z実測値、519.1[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.65(s,1H),8.40(s,1H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),7.19(s,1H),7.05−6.95(m,2H),6.32(dd,J=17.0,1.7Hz,1H),6.19(dd,J=17.0,10.1Hz,1H),5.93(d,J=5.5Hz,1H),5.64(dd,J=10.2,1.6Hz,1H),4.50−4.30(m,2H),2.70(d,J=7.1Hz,2H),2.27−2.02(m,6H),1.92−1.61(m,4H),0.99(d,J=6.6Hz,6H)。
実施例299:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例222)のキラルSFC精製により標題化合物を得た(固定相:Chiralpak AS−H、5μm、25020mm、移動相:70% CO2、30% MeOH)。MS(ESI):C2730Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、535.2[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H),8.06(s,1H),6.81(s,1H),6.42(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.27(dd,J=17.0,1.8Hz,1H),6.11(d,J=5.5Hz,1H),5.67(dd,J=10.3,1.8Hz,1H),5.35−5.25(m,1H),4.44(s,1H),4.16(d,J=10.6Hz,1H),2.14(s,3H),1.86−1.61(m,6H),1.60−1.46(m,2H),1.36(dd,J=6.1,3.8Hz,6H)。
実施例300:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(S)−(4−(ピリジン−3−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.3−(4−ニトロフェノキシ)ピリジン。中間体1、工程Aに記載の条件と同様の条件を使用し、1−フルオロ−4−ニトロベンゼン及びピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.4−オキソ−5−(4−(ピリジン−3−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体25、工程B〜Cと同様の方法で、3−(4−ニトロフェノキシ)ピリジンを使用して、標題化合物を調製した。
工程C.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−(ピリジン−3−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.44−8.40(m,1H),8.38−8.34(m,1H),8.33−8.28(m,1H),7.62−7.57(m,1H),7.50−7.44(m,3H),7.29−7.25(m,2H),6.32−6.24(m,1H),6.23−6.16(m,2H),5.64−5.59(m,1H),4.47−4.37(m,2H),2.16−2.01(m,2H),1.97−1.86(m,1H),1.82−1.61(m,3H)。
実施例301:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用し、トリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例337と同様の方法で、N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.55(s,1H),8.37(d,J=5.4Hz,1H),7.53(d,J=8.6Hz,1H),7.48−7.38(m,2H),7.26−7.10(m,3H),6.93−6.73(m,2H),6.45−6.26(m,2H),1.72−1.70(m,0H),6.19−5.96(m,2H),5.67(dd,J=10.3,1.4Hz,1H),4.27−3.98(m,2H),2.43−2.33(m,1H),2.33−2.22(m,4H),1.91−1.81(m,2H),1.66−1.43(m,2H)。
実施例302:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.5−ニトロ−2−フェノキシピリミジン。中間体24、工程Aと同様の方法で、2−クロロ−5−ニトロピリミジン及びフェノールを使用し、CsCOの代わりにTEA又はDIEAを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体16、工程B〜Cと同様の方法で、工程Bで5−ニトロ−2−フェノキシピリミジンを使用して、標題化合物を調製した。
工程C.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、N−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]プロパ−2−エナミド(中間体40)及び4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.12(s,1H),8.76(s,2H),8.37−8.32(m,1H),7.90−7.81(m,2H),7.50−7.42(m,2H),7.31−7.24(m,3H),6.44−6.33(m,2H),6.16−6.07(m,1H),5.62−5.56(m,1H),4.24−4.17(m,1H),4.05−3.97(m,1H),1.74−1.52(m,6H),1.45−1.31(m,2H)。
実施例303:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメート及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例337と同様の方法で、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.1[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.52(s,1H),8.36(d,J=5.4Hz,1H),7.60−7.37(m,3H),7.26−7.18(m,3H),7.14−7.01(m,1H),6.81(dd,J=8.5,0.8Hz,1H),6.42(dd,J=16.9,1.4Hz,1H),6.31(s,1H),6.19(dd,J=16.9,10.3Hz,1H),6.00(d,J=5.5Hz,1H),5.74(dd,J=10.2,1.4Hz,1H),4.33−4.25(m,1H),4.21−4.08(m,1H),2.29(s,3H),2.10−1.88(m,2H),1.75−1.67(m,4H),1.60−1.56(m,2H)。
実施例304:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体12)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用し、工程Aでトリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。キラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL OD−H、5μm、250×20mm、移動相:65% CO2、35% MeOH)により、標題化合物及びN−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例347)を得た。MS(ESI):C2931Sの質量計算値、561.7;m/z実測値、562.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.29−8.23(m,1H),7.24−7.16(m,1H),7.06−7.00(m,1H),6.99−6.93(m,1H),6.32−6.14(m,2H),6.02−5.96(m,1H),5.63−5.56(m,1H),4.68−4.56(m,1H),4.46−4.33(m,2H),3.99−3.89(m,2H),3.66−3.54(m,2H),2.18−1.98(m,7H),1.96−1.83(m,1H),1.81−1.61(m,5H)。
実施例305:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.5−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで3,6−ジクロロピリダジン、3−メチル−4−ニトロフェノールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.95(d,J=4.0Hz,1H),8.31(d,J=5.5Hz,1H),7.82−7.71(m,1H),7.53−7.38(m,2H),7.35−7.29(m,1H),7.29−7.20(m,1H),6.34−6.14(m,3H),5.65−5.55(m,1H),4.50−4.35(m,2H),2.22−2.14(m,3H),2.14−2.02(m,2H),1.96−1.86(m,1H),1.80−1.62(m,3H)。
実施例306:N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程Cと同様の方法で、N−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例293)を使用して標題化合物を調製し、キラルSFC(固定相:Chiralpak IA、5μm、250×20mm、移動相:50% CO、50% iPrOH)によって精製を実行した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.51(s,1H),8.37(d,J=5.4Hz,1H),8.05(s,1H),7.50−7.39(m,2H),7.30−7.15(m,3H),6.95(d,J=1.1Hz,1H),6.29(dd,J=16.9,1.5Hz,1H),6.14−6.01(m,2H),5.87(d,J=7.2Hz,1H),5.77(d,J=7.4Hz,1H),5.66(dd,J=10.3,1.4Hz,1H),4.52(dh,J=10.3,7.2Hz,2H),2.39−2.18(m,4H),2.03(qdd,J=13.9,7.9,6.6Hz,2H),1.69−1.46(m,2H),1.21(d,J=6.1Hz,1H)。
実施例307:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリミジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェノキシピリミジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体14)及びN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体46)を使用して、標題化合物を調製した(MeOH/HCl脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.69(s,2H),8.35−8.30(m,1H),7.55−7.45(m,2H),7.34−7.23(m,3H),6.33−6.28(m,1H),6.24−6.20(m,2H),5.65−5.58(m,1H),4.34−4.17(m,2H),2.23−2.13(m,2H),1.86−1.79(m,2H),1.69−1.47(m,2H)。
実施例308:N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1RS,3RS)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例166、工程A〜Bと同様の方法で、5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルrac−[(1R,3R)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例166、工程Cと同様の方法で、N−((1RS,3RS)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミドを使用して標題化合物を調製し、キラルSFC精製によって標題化合物及びN−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例332)(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% iPrOH)を得た(387mg)。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.3[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.42(s,1H),8.37(d,J=5.5Hz,1H),8.07(s,1H),7.48−7.40(m,2H),7.29−7.16(m,3H),6.98−6.93(m,1H),6.30(dd,J=17.0,1.5Hz,1H),6.17−6.02(m,2H),5.84(d,J=7.8Hz,1H),5.72(d,J=7.5Hz,1H),5.65(dd,J=10.3,1.5Hz,1H),4.27(dqt,J=19.9,7.5,3.9Hz,2H),2.21(d,J=0.8Hz,3H),1.92−1.63(m,4H),1.54(dtd,J=12.2,7.8,4.0Hz,1H),1.21(d,J=6.1Hz,3H)。
実施例309:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程Aと同様の方法で、5−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体25、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)を使用し、N−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]プロパ−2−エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2932Sの質量計算値、560.7;m/z実測値、561.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.5Hz,1H),8.06(s,1H),6.83(s,1H),6.42(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.27(dd,J=17.0,1.8Hz,1H),6.11(d,J=5.6Hz,1H),5.67(dd,J=10.2,1.9Hz,1H),5.44−5.37(m,1H),4.49−4.41(m,1H),4.16(d,J=10.3Hz,1H),2.14(s,3H),2.07−1.94(m,2H),1.89−1.77(m,8H),1.74−1.63(m,4H),1.60−1.48(m,2H)。
実施例310:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、N−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体36)及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]プロパ−2−エナミド(中間体40)及び4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例302、工程Bからの生成物)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d及びCDODの混合物):δ 8.70(s,2H),8.33−8.29(m,1H),7.90−7.64(m,1H),7.46−7.39(m,2H),7.28−7.20(m,3H),6.34−6.29(m,1H),6.25−6.15(m,1H),6.09−6.01(m,1H),5.56−5.49(m,1H),4.33−4.21(m,2H),1.99−1.63(m,2H),1.79−1.57(m,3H),1.58−1.45(m,1H)。
実施例311:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例201、工程Aからの生成物)及びN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体46)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.50−8.45(m,1H),8.36−8.29(m,2H),7.56−7.40(m,2H),7.32−7.18(m,3H),6.33(d,J=5.6Hz,1H),6.24−6.16(m,2H),5.67−5.57(m,1H),4.37−4.15(m,2H),2.26−2.07(m,2H),1.89−1.76(m,2H),1.73−1.50(m,2H)。
実施例312:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例225)のキラルSFC(固定相:Chiralpak AS−H、5μm、25020mm、移動相:70% CO、30% MeOH)により標題化合物及びN−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例352)を得た。MS(ESI):C2832Sの質量計算値、548.7;m/z実測値、549.2[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.39−8.29(m,1H),8.06(s,1H),6.89(s,1H),6.42(dd,J=16.9,10.1Hz,1H),6.27(d,J=18.0Hz,1H),6.16−6.06(m,1H),5.67(d,J=11.0Hz,1H),4.48−4.41(m,1H),4.22−4.15(m,1H),4.14−4.06(m,2H),2.16(s,3H),2.14−2.06(m,1H),1.87−1.77(m,3H),1.75−1.61(m,3H),1.59−1.47(m,2H),1.04(d,J=6.7Hz,6H)。
実施例313:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
標題化合物を、キラルSFCによって実施例214から分離した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.53(s,1H),8.53−8.26(m,2H),7.59−7.33(m,5H),7.26−7.22(m,1H),7.21−7.08(m,2H),6.54−6.45(m,1H),6.44−6.34(m,1H),6.26−6.20(m,1H),6.10(dd,J=16.9,10.3Hz,1H),5.67(dd,J=10.2,1.5Hz,1H),4.44−4.31(m,1H),4.18−4.06(m,1H),2.54−2.40(m,1H),2.10−1.57(m,4H),0.86−0.82(m,1H)。
実施例314:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、tert−ブチル((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメートの代わりにN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体46)、及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]プロパ−2−エナミド(中間体40)、及び4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例302、工程Bからの生成物)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.28(s,1H),8.75(s,2H),8.44−8.00(m,3H),7.53−7.36(m,2H),7.36−7.18(m,3H),6.34(d,J=5.5Hz,1H),6.23−6.10(m,1H),6.09−5.97(m,1H),5.60−5.50(m,1H),4.27−4.17(m,1H),4.17−4.06(m,1H),2.08−1.90(m,2H),1.76−1.37(m,4H)。
実施例315:N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例216)のキラルSFC精製(固定相:Chiralpak IA、5μm、250×20mm、移動相:50% CO、50% iPrOH)により、標題化合物及びN−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例344)を得た。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.44(s,1H),8.46−8.30(m,2H),7.58−7.35(m,4H),7.26−7.22(m,1H),7.19−7.06(m,2H),6.34−6.22(m,2H),6.16−6.06(m,1H),5.94−5.86(m,1H),5.71(d,J=7.5Hz,1H),5.68−5.61(m,1H),9.41−9.24(m,0H),4.35−4.19(m,2H),1.97−1.88(m,2H),1.85−1.77(m,5H),1.59−1.49(m,1H)。
実施例316:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体46)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2729Sの質量計算値、519.6;m/z実測値、520.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.13(s,1H),8.32−8.23(m,2H),8.22−8.12(br,1H),7.20(d,J=8.6Hz,1H),6.97−6.91(m,1H),6.89−6.82(m,1H),6.22−6.11(m,1H),6.08−6.01(m,1H),5.86(d,J=5.4Hz,1H),5.60−5.50(m,1H),4.67−4.56(m,1H),4.27−4.08(m,2H),2.07−1.90(m,5H),1.72−1.61(m,2H),1.61−1.50(m,1H),1.49−1.36(m,1H),1.26(d,J=6.0Hz,6H)。
実施例317:5−([2,3’−ビピリジン]−4−イル)−N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.5−([2,3’−ビピリジン]−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体19、方法Aと同様の方法で、ピリジン−3−イルボロン酸及び2−クロロピリジン−4−アミンを使用し、工程AでPd(OAc)の代わりにPdCl(PPhを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.5−([2,3’−ビピリジン]−4−イル)−N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−([2,3’−ビピリジン]−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、525.6;m/z実測値、526.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.31−9.19(m,1H),8.98−8.86(m,1H),8.65−8.56(m,1H),8.54−8.47(m,1H),8.35−8.26(m,1H),8.21−8.11(m,1H),7.61−7.51(m,2H),6.34−6.23(m,2H),6.23−6.16(m,1H),5.67−5.55(m,1H),4.46−4.35(m,2H),2.13−2.00(m,2H),1.96−1.85(m,1H),1.80−1.60(m,3H)。
実施例318:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.53(s,1H),8.36(d,J=5.5Hz,1H),7.52(d,J=8.5Hz,1H),7.46−7.36(m,2H),7.28−7.16(m,2H),6.97(s,1H),6.84−6.76(m,1H),6.00(d,J=5.5Hz,1H),4.69−4.60(m,1H),4.27−4.14(m,1H),4.12−4.04(m,1H),2.29(s,3H),2.12−2.01(m,1H),1.91−1.55(m,5H),1.49(s,9H)。
実施例319:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例337と同様の方法で、tert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロペンチル]カルバメート及び4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例302、工程Bからの生成物)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.3[M+H]
実施例320:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェニルピリダジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:3−クロロ−5−フェニル−ピリダジン。3,5−ジクロロピリダジン(2.00g、13.4mmol)、フェニルボロン酸(1.64g、13.4mmol)、Pd(OAc)(0.301g、1.34mmol)、1,2,3,4,5−ペンタフェニル−1’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン(1.906g、2.685mmol)、KF(1.947g、33.56mmol)、ジオキサン(50mL)、及び水(12mL)の溶液を、N下の還流状態で15時間撹拌した。混合物をEtOAcで希釈し、生理食塩水で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、白色固体として標題化合物を得た(1.53g、収率59.8%)。MS(ESI):C10ClNの質量計算値、190.63;m/z実測値、190.0[M+H]
工程B:tert−ブチル(5−フェニルピリダジン−3−イル)カルバメート。3−クロロ−5−フェニル−ピリダジン(1.53g、8.03mmol)、tert−ブチルカルバメート(1.88g、16.1mmol)、Pd(dppf)Cl(0.592g、0.803mmol)、Xphos(0.928g、1.61mmol)、及びCsCO(6.54g、20.1mmol)のジオキサン(30mL)中混合物を、100℃で16時間撹拌した。混合物をEtOAcで希釈し、濾過した。EtOAc及び水に分割した濾液を、水及び生理食塩水で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、明黄色固体として標題化合物を得た(0.96g、収率44%)。MS(ESI):C15の質量計算値、271.31;m/z実測値、272.0[M+H]
工程C:メチル3−アミノ−4−((tert−ブトキシカルボニル)(5−フェニルピリダジン−3−イル)アミノ)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシレート。中間体1、工程C〜Dに記載の条件と同様の条件を使用し、工程Cで5−フルオロ−2−ニトロトルエン及びKCOの代わりにtert−ブチル(5−フェニルピリダジン−3−イル)カルバメート及びCsCOを使用して、標題化合物を調製した(1.05g)。MS(ESI):C2423Sの質量計算値、477.54;m/z実測値、478.3[M+H]
工程D:メチル3−アミノ−4−((5−フェニルピリダジン−3−イル)アミノ)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシレート。メチル3−アミノ−4−((tert−ブトキシカルボニル)(5−フェニルピリダジン−3−イル)アミノ)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシレート(1.05g、2.20mmol)のTFA(4mL)及びDCM(12mL)中溶液を、rtで3時間撹拌した。混合物を濃縮乾固させて、黄色固体として標題化合物を得(0.79g、収率95%)、次の工程で直接使用した。MS(ESI):C1915Sの質量計算値、377.42;m/z実測値、378.3[M+H]
工程E.4−オキソ−5−(5−フェニルピリダジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程E〜Fと同様の方法で、メチル3−アミノ−4−((5−フェニルピリダジン−3−イル)アミノ)チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシレートを使用して、標題化合物を調製した。
工程F:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェニルピリダジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェニルピリダジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、525.6;m/z実測値、526.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.27(s,1H),9.86−9.83(m,1H),8.40−8.33(m,2H),7.99−7.93(m,2H),7.90−7.85(m,1H),7.82−7.77(m,1H),7.62−7.55(m,3H),6.34−6.28(m,1H),6.28−6.18(m,1H),6.11−6.02(m,1H),5.58−5.52(m,1H),4.34−4.19(m,2H),2.00−1.84(m,2H),1.82−1.67(m,2H),1.67−1.47(m,2H)。
実施例321:N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
標題化合物をN−((1RS,2RS)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例292)からキラルSFC(固定相:Chiralpak IA、5μm、250×20mm、移動相:50% CO、50% iPrOH)で精製し、標題化合物及びN−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例334)を得た。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.2[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.38−8.32(m,1H),8.17(t,J=2.2Hz,1H),7.73−7.66(m,1H),7.50−7.41(m,2H),7.32−7.17(m,4H),7.11(dd,J=8.8,1.7Hz,1H),6.98(p,J=5.3Hz,1H),6.29(dq,J=16.9,1.4Hz,1H),6.20−6.07(m,2H),5.65(dq,J=10.3,1.4Hz,1H),4.44(dp,J=27.6,6.8Hz,2H),2.65(d,J=5.1Hz,1H),2.25(tdd,J=12.2,7.3,3.5Hz,2H),1.96(dq,J=23.9,6.7Hz,2H),1.67−1.48(m,2H)。
実施例322:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用し、トリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例337と同様の方法で、N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.61(s,1H),8.35(d,J=5.4Hz,1H),7.58−7.38(m,3H),7.26−7.14(m,3H),6.81(d,J=8.5Hz,1H),6.69(d,J=7.2Hz,1H),6.39−6.19(m,2H),6.17−5.93(m,2H),5.62(dd,J=10.3,1.4Hz,1H),4.04−3.74(m,2H),2.33−1.36(m,11H)。
実施例323:N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166と同様の方法で、工程Aで4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体28)及びtert−ブチルラセミ−[(1R,3R)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。ラセミN−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミドのキラルSFC精製(固定相:Chiralpak IA、5μm、250×20mm、移動相:50% CO、50% iPrOH)により、標題化合物及びN−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例331)を得た。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.2[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.36(tt,J=4.8,1.8Hz,1H),8.21−8.15(m,1H),7.75−7.69(m,1H),7.56−7.43(m,3H),7.36(dt,J=4.3,1.8Hz,1H),7.29(dd,J=7.6,3.8Hz,1H),7.22(t,J=5.8Hz,2H),7.13(ddd,J=9.0,5.9,2.7Hz,1H),6.32−6.21(m,2H),6.21(ddt,J=7.0,4.8,2.1Hz,1H),5.67(ddd,J=9.6,4.9,2.2Hz,1H),4.23(dd,J=7.2,3.5Hz,1H),4.15(dq,J=9.6,4.8Hz,1H),3.45−3.35(m,2H),1.90(td,J=13.7,6.9Hz,2H),1.77(dd,J=9.4,4.6Hz,2H),1.66−1.59(m,2H),1.54(q,J=9.4Hz,1H)。
実施例324:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−3−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(3−(ピリジン−3−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例202、工程Aからの生成物)及びN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体46)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.94−8.79(m,1H),8.60−8.49(m,1H),8.33−8.24(m,1H),8.20−8.09(m,1H),7.92−7.80(m,2H),7.76−7.68(m,1H),7.56−7.46(m,2H),6.25−6.12(m,3H),5.66−5.56(m,1H),4.33−4.13(m,2H),2.23−2.04(m,2H),1.86−1.72(m,2H),1.72−1.47(m,2H)。
実施例325:5−([2,2’−ビピリジン]−4−イル)−N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.4−ニトロ−2,2’−ビピリジン。中間体20、工程Aと同様の方法で、2−(トリメチルスタンニル)ピリジン及び2−クロロ−4−ニトロピリジンを使用し、塩基は使用せず、溶媒としてDMFを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.5−([2,2’−ビピリジン]−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体25、工程B〜Cと同様の方法で、工程Bで4−ニトロ−2,2’−ビピリジンを使用して、標題化合物を調製した。
工程C.5−([2,2’−ビピリジン]−4−イル)−N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−([2,2’−ビピリジン]−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、525.6;m/z実測値、526.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.92−8.82(m,1H),8.64−8.59(m,1H),8.49−8.44(m,1H),8.44−8.39(m,1H),8.30−8.23(m,1H),7.97−7.91(m,1H),7.57−7.50(m,1H),7.45−7.40(m,1H),6.33−6.24(m,2H),6.23−6.18(m,1H),5.64−5.60(m,1H),4.46−4.39(m,2H),2.15−2.01(m,2H),1.96−1.86(m,1H),1.83−1.61(m,3H)。
実施例326:5−([2,3’−ビピリジン]−4−イル)−N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−([2,3’−ビピリジン]−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例317、工程Aからの生成物)及びN−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体46)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、525.6;m/z実測値、526.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.27−9.22(m,1H),8.94−8.88(m,1H),8.62−8.57(m,1H),8.53−8.47(m,1H),8.32−8.27(m,1H),8.21−8.15(m,1H),7.59−7.52(m,2H),6.31−6.26(m,1H),6.22−6.16(m,2H),5.63−5.56(m,1H),4.29−4.17(m,2H),2.19−2.09(m,2H),1.84−1.73(m,2H),1.70−1.60(m,1H),1.60−1.51(m,1H)。
実施例327:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(3−(ピリジン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例194、工程Aからの生成物)を使用し、工程Gでtert−ブチル((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメートの代わりにN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体46)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、524.6;m/z実測値、525.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.65−8.56(m,1H),8.30−8.25(m,1H),8.18−8.12(m,1H),8.08−8.04(m,1H),7.94−7.85(m,2H),7.75−7.69(m,1H),7.54−7.45(m,1H),7.40−7.33(m,1H),6.24−6.20(m,2H),6.19−6.15(m,1H),5.65−5.58(m,1H),4.31−4.16(m,2H),2.25−2.05(m,2H),1.90−1.76(m,2H),1.72−1.50(m,2H)。
実施例328:N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
標題化合物を、キラルSFCによって実施例214から分離した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.53(s,1H),8.50−8.21(m,2H),7.56−7.33(m,5H),7.25−7.22(m,1H),7.16−7.11(m,2H),6.48−6.33(m,1H),6.23(d,J=5.5Hz,1H),6.17−6.03(m,1H),5.68(dd,J=10.4,1.4Hz,1H),4.38(s,1H),4.18−4.05(m,1H),2.53−2.41(m,1H),2.11−1.77(m,5H),0.94−0.80(m,1H)。
実施例329:N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程Cと同様の方法で、N−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例293)を使用して、標題化合物を調製し、キラルSFC(固定相:Chiralpak IA、5μm、250×20mm、移動相:50% CO、50% iPrOH)により精製を実行した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.51(s,1H),8.37(d,J=5.4Hz,1H),8.05(s,1H),7.50−7.39(m,2H),7.30−7.15(m,3H),6.95(d,J=1.1Hz,1H),6.29(dd,J=16.9,1.5Hz,1H),6.14−6.01(m,2H),5.87(d,J=7.2Hz,1H),5.77(d,J=7.4Hz,1H),5.66(dd,J=10.3,1.4Hz,1H),4.52(dh,J=10.3,7.2Hz,2H),2.39−2.18(m,4H),2.03(qdd,J=13.9,7.9,6.6Hz,2H),1.69−1.46(m,2H),1.21(d,J=6.1Hz,1H)。
実施例330:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(6−(イソプロピルアミノ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.tert−ブチルイソプロピル(4−メチル−5−ニトロピリジン−2−イル)カルバメート。2−クロロ−4−メチル−5−ニトロピリジン(2.5g、14.5mmol)及びプロパン−2−アミン(10mL)の溶液を、還流状態で一晩撹拌した。反応混合物を冷却し、減圧下で溶媒を除去した。粗混合物に、THF(50mL)、DMAP(178mg、1.4mmol)、及びジ−tert−ブチルジカーボネート(3.47g、15.9mmol)を添加し、反応物を還流状態で一晩撹拌した。FCCによる精製により、標題化合物を得た。
工程B.tert−ブチル(5−アミノ−4−メチルピリジン−2−イル)(イソプロピル)カルバメート。中間体16、工程Bと同様の方法で、tert−ブチルイソプロピル(4−メチル−5−ニトロピリジン−2−イル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程C.5−(6−(イソプロピルアミノ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Fと同様の方法で、工程Cで2−クロロ−4−ヨードニコチノニトリル及びtert−ブチル(5−アミノ−4−メチルピリジン−2−イル)(イソプロピル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程D.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(6−(イソプロピルアミノ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(6−(イソプロピルアミノ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2629Sの質量計算値、519.6;m/z実測値、520.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.35−8.24(m,1H),7.89−7.80(m,1H),6.50(s,1H),6.33−6.12(m,3H),5.65−5.55(m,1H),4.47−4.34(m,2H),4.04−3.95(m,1H),2.14−1.99(m,5H),1.95−1.85(m,1H),1.80−1.59(m,3H),1.25−1.17(m,6H)。
実施例331:N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
標題化合物を実施例323の生成物として分離した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.3[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.35(dd,J=5.5,2.1Hz,1H),8.18(d,J=2.8Hz,1H),7.71(dd,J=8.6,2.9Hz,1H),7.51−7.37(m,3H),7.37−7.18(m,4H),7.12(dd,J=8.8,2.1Hz,1H),6.35−6.17(m,3H),5.66(dt,J=9.9,1.9Hz,1H),4.27−4.20(m,1H),3.21(s,1H),1.89(tt,J=13.2,4.9Hz,2H),1.80−1.59(m,6H),1.52(td,J=9.4,3.6Hz,1H)。
実施例332:N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
標題化合物は、キラル精製により実施例308から調製した。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.3[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.42(s,1H),8.37(d,J=5.5Hz,1H),8.07(s,1H),7.48−7.40(m,2H),7.29−7.16(m,3H),6.98−6.93(m,1H),6.30(dd,J=17.0,1.5Hz,1H),6.17−6.02(m,2H),5.84(d,J=7.8Hz,1H),5.72(d,J=7.5Hz,1H),5.65(dd,J=10.3,1.5Hz,1H),4.27(dqt,J=19.9,7.5,3.9Hz,2H),2.21(d,J=0.8Hz,3H),1.92−1.63(m,4H),1.54(dtd,J=12.2,7.8,4.0Hz,1H),1.21(d,J=6.1Hz,3H)。
実施例333:N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用し、トリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2726Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.0[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.51(dd,J=6.3,2.1Hz,1H),7.83(d,J=8.5Hz,1H),7.56−7.40(m,2H),7.36−7.13(m,3H),6.95(dd,J=8.7,1.1Hz,1H),6.41(d,J=7.1Hz,1H),4.54−4.38(m,1H),3.73−3.55(m,1H),2.26(s,3H),1.96−1.48(m,8H)。
実施例334:N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例321のキラル精製から分離した。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.2[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.35(dd,J=5.6,1.0Hz,1H),8.20−8.15(m,1H),7.70(ddd,J=8.8,2.8,1.1Hz,1H),7.46(tt,J=7.5,1.0Hz,2H),7.33−7.18(m,4H),7.15−7.02(m,2H),6.29(dt,J=17.0,1.2Hz,1H),6.21−6.08(m,2H),5.66(dt,J=10.3,1.2Hz,1H),4.51−4.36(m,2H),2.74(s,1H),2.30−2.19(m,2H),2.04−1.87(m,2H),1.67−1.48(m,2H)。
実施例335:N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体18、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2530Sの質量計算値、478.6;m/z実測値、479.1[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.81(s,1H),8.42(s,1H),8.26(d,J=5.5Hz,1H),8.13(s,4H),7.20(s,1H),6.93(s,1H),5.88(d,J=5.5Hz,1H),4.42(dd,J=7.7,4.1Hz,1H),3.56(s,1H),2.74−2.66(m,2H),2.14(s,3H),1.87−1.75(m,3H),1.55−1.49(m,2H),1.47−1.35(m,2H),0.98(dd,J=6.6,2.4Hz,6H)。
実施例336:N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体16)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2224Sの質量計算値、436.5;m/z実測値、437.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.62(d,J=5.3Hz,1H),8.13−8.03(m,1H),7.37−7.32(m,1H),7.30−7.23(m,1H),5.97(d,J=5.7Hz,1H),4.05−3.91(m,1H),3.28−3.19(m,1H),3.18−3.06(m,1H),2.22−2.12(m,1H),2.11−1.99(m,1H),1.84−1.63(m,3H),1.51−1.41(m,1H),1.34(d,J=6.9Hz,6H)。
実施例337:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
冷却した(0℃)、N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例336、270mg、0.62mmol)及びDIPEA(0.08mL、0.74mmol)のDCM(5mL)中溶液に、プロパ−2−エノイルプロパ−2−エノアート(0.08mL、0.74mmol)を添加した。反応混合物を5分間撹拌した。減圧下で溶媒を除去し、粗混合物を精製(FCC、SiO、MeOH/HO)して、標題化合物を得た(160mg、52%)。MS(ESI):C2526Sの質量計算値、490.6;m/z実測値、491.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.73−8.64(m,1H),8.36−8.25(m,1H),7.54−7.44(m,1H),7.40−7.35(m,1H),6.25−6.15(m,3H),5.67−5.59(m,1H),4.33−4.16(m,2H),3.21−3.10(m,1H),2.23−2.08(m,2H),1.87−1.77(m,2H),1.72−1.51(m,2H),1.34(d,J=6.9Hz,6H)。
実施例338:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、tert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメート及び4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例302、工程Bからの生成物)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.31(s,1H),8.76(s,2H),8.37−8.30(m,1H),8.20−8.13(m,1H),8.04−7.96(m,1H),7.50−7.42(m,2H),7.31−7.24(m,3H),6.37−6.30(m,1H),6.22−6.02(m,2H),5.56−5.50(m,1H),3.83−3.57(m,2H),1.90−1.80(m,2H),1.73−1.64(m,2H),1.47−1.23(m,4H)。
実施例339:N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメート及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.1[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.53(d,J=6.2Hz,1H),7.85(d,J=8.6Hz,1H),7.51−7.37(m,2H),7.36−7.16(m,3H),6.96(d,J=8.6Hz,1H),6.45(d,J=6.2Hz,1H),4.36−4.23(m,1H),3.59−3.46(m,1H),2.35−2.14(m,5H),1.96−1.65(m,4H)。
実施例340:N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメート及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Bと同様の方法で、無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.51(s,1H),8.36(d,J=5.5Hz,1H),7.54(d,J=8.6Hz,1H),7.49−7.38(m,2H),7.27−7.17(m,3H),7.07(s,1H),6.81(d,J=8.6Hz,1H),6.22−5.91(m,2H),4.31−4.05(m,2H),2.29(s,3H),2.09(s,3H),1.93−1.39(m,8H)。
実施例341:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程Aと同様の方法で、5−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体25、Rアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びN−[(1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル]プロパ−2−エナミド(中間体40)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2932Sの質量計算値、560.7;m/z実測値、561.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H),8.05(s,1H),6.83(s,1H),6.42(dd,J=17.0,10.1Hz,1H),6.28(dd,J=17.0,1.8Hz,1H),6.11(d,J=5.6Hz,1H),5.68(dd,J=10.1,1.9Hz,1H),5.45−5.37(m,1H),4.43(s,1H),4.24−4.12(m,1H),2.14(s,3H),2.06−1.94(m,2H),1.88−1.77(m,8H),1.74−1.63(m,4H),1.60−1.48(m,2H)。
実施例342:5−([2,2’−ビピリジン]−4−イル)−N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−([2,2’−ビピリジン]−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例325、工程Bからの生成物)及びN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]プロパ−2−エナミド(中間体46)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、525.6;m/z実測値、526.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.90−8.85(m,1H),8.63−8.59(m,1H),8.48−8.44(m,1H),8.43−8.39(m,1H),8.30−8.23(m,1H),7.96−7.91(m,1H),7.56−7.51(m,1H),7.45−7.40(m,1H),6.30−6.20(m,3H),5.66−5.59(m,1H),4.32−4.21(m,2H),2.22−2.11(m,2H),1.89−1.77(m,2H),1.75−1.65(m,1H),1.63−1.52(m,1H)。
実施例343:5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例333)、プロパノイルプロパノエイトを使用し、トリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.1[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.51(s,1H),8.37(d,J=5.5Hz,1H),7.68−7.39(m,3H),7.25−7.09(m,3H),6.81(d,J=8.5Hz,1H),6.00(dd,J=7.0,2.1Hz,2H),4.29−4.07(m,2H),2.43−1.16(m,17H)。
実施例344:N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例216)のキラル精製によって(固定相:Chiralpak IA,5μm、250×20mm、移動相:50% CO、50% iPrOH)、標題化合物を得た。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.45(s,1H),8.46−8.26(m,2H),7.59−7.38(m,4H),7.26−7.09(m,3H),6.40−6.01(m,4H),5.89(d,J=7.4Hz,1H),5.71−5.56(m,1H),4.43−4.13(m,2H),2.35−1.77(m,6H),1.63−1.44(m,1H),1.29−1.16(m,1H)。
実施例345:N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例318)を使用し、プロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりに無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、542.6;m/z実測値、543.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.53(s,1H),8.37(d,J=5.5Hz,1H),7.61−7.36(m,3H),7.27−7.14(m,3H),6.86−6.70(m,2H),6.27−5.90(m,2H),4.37−4.00(m,2H),2.28(s,3H),2.20−1.62(m,9H)。
実施例346:5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例318)、プロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンにプロパノイルプロパノエイト及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を得た。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.0[M+H]H NMR(500MHz,メタノール−d4)d8.34(d,J=5.6Hz,1H),7.77(d,J=8.6Hz,1H),7.50−7.38(m,2H),7.33−7.08(m,3H),6.91(d,J=8.6Hz,1H),6.13(d,J=5.5Hz,1H),4.50−4.27(m,2H),2.30−2.14(m,5H),2.14−1.55(m,6H),1.09(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例347:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体12)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用し、工程Aでトリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。キラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL OD−H、5μm、250×20mm、移動相:65% CO、35% MeOH)により標題化合物及びN−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例304)を得た。MS(ESI):C2931Sの質量計算値、561.7;m/z実測値、562.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.29−8.23(m,1H),7.24−7.16(m,1H),7.06−7.00(m,1H),6.99−6.93(m,1H),6.32−6.14(m,2H),6.02−5.96(m,1H),5.63−5.56(m,1H),4.68−4.56(m,1H),4.46−4.33(m,2H),3.99−3.89(m,2H),3.66−3.54(m,2H),2.18−1.98(m,7H),1.96−1.83(m,1H),1.81−1.61(m,5H)。
実施例348:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例222)のキラルSFC精製により、標題化合物を得た(固定相:Chiralpak AS−H、5μm、25020mm、移動相:70% CO2、30% MeOH)。MS(ESI):C2730Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、535.2[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.32(d,J=5.5Hz,1H),8.05(s,1H),6.81(s,1H),6.42(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.28(dd,J=17.0,1.7Hz,1H),6.10(d,J=5.5Hz,1H),5.67(dd,J=10.2,1.8Hz,1H),5.35−5.25(m,1H),4.42(s,1H),4.18(d,J=10.2Hz,1H),2.14(s,3H),1.88−1.61(m,6H),1.59−1.46(m,2H),1.36(dd,J=6.1,3.9Hz,6H)。
実施例349:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェニルピリダジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(5−フェニルピリダジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例320、工程Eからの生成物)及びtert−ブチルN−[(1S,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2421Sの質量計算値、471.5;m/z実測値、472.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD及びDMSO−dの混合物):δ 9.66−9.61(m,1H),8.38−8.34(m,1H),8.24−8.16(m,2H),7.90−7.83(m,2H),7.55−7.45(m,3H),6.26−6.19(m,1H),4.40−4.34(m,1H),3.67−3.58(m,1H),2.12−1.97(m,2H),1.90−1.77(m,2H),1.74−1.52(m,2H)。
実施例350:N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル]カルバメート及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2726Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.1[M+H]H NMR(600MHz,CDOD):δ 8.62(d,J=6.6Hz,1H),7.96(d,J=8.7Hz,1H),7.54−7.45(m,2H),7.37−7.22(m,3H),7.01(d,J=8.8Hz,1H),6.63(d,J=6.6Hz,1H),4.06(ddd,J=12.0,10.5,4.3Hz,1H),3.20(td,J=11.3,4.2Hz,1H),2.34(s,3H),2.21−2.15(m,1H),1.94−1.31(m,7H)。
実施例351:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体20)及びN−[(1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル]プロパ−2−エナミドを使用して、標題化合物を調製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、538.6;m/z実測値、539.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 8.88(d,J=5.1Hz,1H),8.35−7.98(m,6H),7.59−7.37(m,4H),6.29−5.99(m,3H),5.62−5.48(m,1H),3.93−3.79(m,1H),3.74−3.62(m,1H),2.08−1.95(m,1H),1.87−1.68(m,3H),1.47−1.19(m,3H),1.15−1.02(m,1H)。
実施例352:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例225)のキラルSFC(固定相:Chiralpak AS−H、5μm、25020mm、移動相:70% CO2、30% MeOH)により、標題化合物及びN−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例312)を得た。MS(ESI):C2832Sの質量計算値、548.7;m/z実測値、549.2[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.38−8.27(m,1H),8.05(s,1H),6.89(s,1H),6.42(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.28(d,J=15.8Hz,1H),6.14−6.07(m,1H),5.72−5.64(m,1H),4.43(s,1H),4.25−4.15(m,1H),4.13−4.07(m,2H),2.16(s,3H),2.13−2.07(m,1H),1.86−1.78(m,3H),1.76−1.62(m,3H),1.60−1.46(m,2H),1.04(d,J=6.7Hz,6H)。
実施例353:5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,2R)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,2R)−2−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用し、工程Aでトリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりにプロパノイルプロパノエイト及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.0[M+H]H NMR(500MHz,DMSO−d):δ 10.28(s,1H),8.52−8.01(m,2H),7.90(d,J=8.0Hz,2H),7.48−7.44(m,2H),7.27−7.20(m,3H),7.01(d,J=8.7Hz,1H),6.09(s,1H),4.32−4.02(m,2H),2.14(s,3H),2.11−1.01(m,7H),0.96(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例354:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体18、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2428Sの質量計算値、464.6;m/z実測値、465.1[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.36(d,J=3.0Hz,1H),8.29(t,J=4.2Hz,1H),7.26(d,J=2.7Hz,1H),5.92(t,J=4.2Hz,1H),5.11(s,1H),3.66(q,J=6.4Hz,1H),3.43−3.38(m,6H),2.72(dd,J=7.4,3.1Hz,2H),2.22−2.07(m,4H),1.98−1.78(m,2H),1.74(ddd,J=11.0,7.8,5.5Hz,1H),1.64(tt,J=11.3,8.1Hz,1H),1.00(t,J=4.8Hz,6H)。
実施例355:N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程A〜Bと同様の方法で、5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1S,3R)−3−アミノシクロペンチル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.34(d,J=5.4Hz,1H),8.04(s,1H),7.92(d,J=8.4Hz,1H),7.49−7.39(m,2H),7.29−7.15(m,3H),6.95(s,1H),6.01(d,J=5.4Hz,1H),4.60(dt,J=9.1,6.1Hz,1H),3.75(tt,J=5.3,2.2Hz,1H),3.48(s,1H),2.83−2.64(m,5H),2.11−1.86(m,4H),1.59(dp,J=13.6,2.2Hz,2H)。
実施例356:N−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程A〜Bと同様の方法で、5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチルN−[(1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2726Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.35(dd,J=5.4,1.4Hz,1H),8.05(s,1H),7.49−7.39(m,2H),7.92(d,J=8.4Hz,1H),7.30−7.15(m,3H),6.95(s,1H),6.03(d,J=5.5Hz,1H),4.60(dt,J=9.1,6.1Hz,1H),3.75(tt,J=5.3,2.2Hz,1H),3.14(s,1H),2.83−2.64(m,5H),2.11−1.86(m,4H),1.88(ddd,J=12.6,6.3,2.9Hz,1H),1.50−1.29(m,3H)。
実施例357:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例337と同様の方法で、N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例335)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2832Sの質量計算値、532.7;m/z実測値、533.1[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.53(s,1H),8.40−8.31(m,2H),7.19(s,1H),7.07(s,1H),6.45−6.37(m,2H),6.21(dd,J=16.9,10.3Hz,1H),5.94(d,J=5.4Hz,1H),5.76−5.70(m,1H),4.32(d,J=6.4Hz,1H),4.12(q,J=7.2Hz,1H),2.71(d,J=7.0Hz,2H),2.04(s,3H),1.96−1.84(m,3H),1.58(td,J=30.3,28.1,18.1Hz,2H),1.26(t,J=7.1Hz,4H),0.99(d,J=6.5Hz,6H)。
実施例358:N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例301、工程Aからの生成物)を使用し、プロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりに無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、542.6;m/z実測値、543.0[M+H]H NMR(600MHz,CDCl):δ 8.42−8.31(m,1H),7.53(d,J=8.6Hz,1H),7.48−7.37(m,2H),7.26−7.18(m,3H),6.96(d,J=5.8Hz,1H),6.81(dd,J=8.5,0.8Hz,1H),6.18(d,J=6.6Hz,1H),6.00(d,J=5.3Hz,1H),4.24−3.92(m,3H),2.41−2.30(m,1H),2.28(s,3H),2.26−2.15(m,1H),1.99(s,3H),1.83(tdd,J=9.2,6.3,4.7Hz,2H),1.64−1.45(m,2H)。
実施例359:N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例337と同様の方法で、N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例355)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.00[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.31(d,J=5.4Hz,1H),8.06(s,1H),7.79(d,J=7.3Hz,1H),7.48−7.38(m,2H),7.32−7.14(m,4H),6.95(s,1H),6.37(dd,J=17.0,1.6Hz,1H),6.12(dd,J=16.9,10.2Hz,1H),6.01(d,J=5.5Hz,1H),5.63(dd,J=10.1,1.6Hz,1H),4.39(tq,J=8.8,4.4Hz,1H),2.44(dt,J=14.2,8.6Hz,1H),2.10−1.83(m,9H),1.17(dd,J=10.1,6.9Hz,1H)。
実施例360:N−((1R,3S)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、N−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例356)を使用し、プロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりに無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.00[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.62(s,1H),8.34(d,J=5.4Hz,1H),8.05(s,1H),7.48−7.40(m,2H),7.29−7.15(m,3H),6.94(s,1H),6.04(d,J=5.4Hz,1H),5.97(d,J=7.7Hz,1H),5.88(d,J=7.8Hz,1H),4.05−3.94(m,2H),3.88(dtd,J=12.4,8.5,8.0,4.0Hz,1H),3.54−347(m,2H),2.35(d,J=11.6Hz,1H),2.19(s,3H),2.11−1.95(m,5H),1.89−1.81(m,1H),1.47(ddd,J=14.1,10.3,4.1Hz,1H)。
実施例361:5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,3S)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例35と同様の方法で、N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例355)を使用し、トリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.00[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.64(s,1H),8.33(d,J=5.4Hz,1H),8.06(s,1H),7.63(d,J=7.3Hz,1H),7.47−7.39(m,2H),7.29−7.15(m,3H),6.95(s,1H),6.66(d,J=6.4Hz,1H),6.02(d,J=5.5Hz,1H),5.29(s,1H),4.37(tt,J=7.7,2.9Hz,1H),4.16−3.99(m,1H),2.47−2.30(m,1H),2.26−2.15(m,3H),2.04(s,2H),1.98−1.85(m,4H),1.26(t,J=7.2Hz,3H)。
実施例362:N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例350)を使用し、プロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりに無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.0[M+H]H NMR(600MHz,CDCl):δ 9.49(s,1H),8.37(d,J=5.4Hz,1H),7.51(d,J=8.5Hz,1H),7.46−7.40(m,2H),7.25−7.18(m,3H),6.81(d,J=8.6Hz,1H),6.58(d,J=7.1Hz,1H),5.99(d,J=5.4Hz,1H),3.88−3.68(m,2H),2.28(s,3H),2.27−2.20(m,1H),2.10−2.04(m,1H),2.03−1.95(m,3H),1.85−1.76(m,2H),1.42−1.28(m,5H)。
実施例363:N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例337と同様の方法で、N−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例356)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.00[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.54(s,1H),8.34(d,J=5.4Hz,1H),8.04(s,1H),7.48−7.39(m,2H),7.28−7.15(m,3H),6.94(s,1H),6.27(dd,J=16.9,1.5Hz,1H),6.12−6.01(m,2H),5.80(t,J=8.6Hz,2H),5.63(dd,J=10.2,1.5Hz,1H),5.30(s,2H),3.48(s,1H),2.45−2.38(m,1H),2.06(q,J=8.7,5.5Hz,3H),1.86(dt,J=7.2,3.6Hz,1H),1.51(qt,J=13.6,3.6Hz,1H),1.29−1.07(m,4H)。
実施例364:5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,2R)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例35と同様の方法で、N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例350実施例350:N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.57(s,1H),8.37(d,J=5.5Hz,1H),7.64−7.36(m,3H),7.26−7.18(m,3H),6.81(dd,J=8.5,0.7Hz,1H),6.73(d,J=7.2Hz,1H),5.99(d,J=5.4Hz,1H),5.90(d,J=8.0Hz,1H),3.89−3.70(m,2H),2.28(s,3H),2.27−2.11(m,3H),1.89−1.77(m,3H),1.45−1.32(m,4H),1.10(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例365:N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例166、工程Aと同様の方法で、5−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体33、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した(TFA/DCM脱保護を行った)。
工程B.N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Bと同様の方法で、N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド、アクリル酸無水物を使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりにジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2730Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、535.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.63(s,1H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),8.02(s,1H),7.58(d,J=7.3Hz,1H),6.87(d,J=7.1Hz,1H),6.83−6.78(m,1H),6.39(dd,J=17.0,1.4Hz,1H),6.11(dd,J=16.9,10.3Hz,1H),6.02(d,J=5.4Hz,1H),5.66(dd,J=10.3,1.4Hz,1H),4.40(ddt,J=11.5,7.7,3.6Hz,1H),4.18−4.04(m,3H),2.51−2.40(m,1H),2.16−1.82(m,9H),1.03(dd,J=6.8,1.3Hz,6H)。
実施例366:N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例394)を使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりにアクリル酸無水物及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2830Sの質量計算値、546.7;m/z実測値、547.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.32(d,J=5.4Hz,1H),8.03(s,1H),7.68(d,J=7.3Hz,1H),7.19(d,J=7.2Hz,1H),6.73(s,1H),6.37(dd,J=17.0,1.5Hz,1H),6.12(dd,J=16.9,10.3Hz,1H),6.02(d,J=5.4Hz,1H),5.64(dd,J=10.2,1.5Hz,1H),5.46−5.35(m,1H),4.21−3.99(m,1H),2.44(s,0H),2.13(s,3H),2.54−2.37(m,1H),2.13(s,3H),2.04−1.95(m,3H),1.94−1.86(m,5H),1.64(dq,J=7.0,2.7,2.2Hz,4H)。
実施例367:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.2−メチル−3−(3−メチル−4−ニトロフェノキシ)ピリジン。中間体1、工程Aと同様の方法で、4−フルオロ−2−メチル−1−ニトロベンゼン及び2−メチルピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.5−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体25、工程B〜Cと同様の方法で、工程Bで2−メチル−3−(3−メチル−4−ニトロフェノキシ)ピリジンを使用して、標題化合物を調製した。
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.6;m/z実測値、569.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.35−8.28(m,1H),8.28−8.22(m,1H),7.50−7.43(m,1H),7.36−7.28(m,2H),7.10−7.02(m,1H),6.99−6.93(m,1H),6.32−6.16(m,2H),6.09−6.01(m,1H),5.64−5.58(m,1H),4.46−4.36(m,2H),2.50(s,3H),2.13(s,3H),2.11−2.01(m,2H),1.96−1.86(m,1H),1.81−1.61(m,3H)。
実施例368:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)アニリン。中間体1、工程Aと同様の方法で、4−アミノ−3−メチルフェノール及び2−フルオロ−6−メチルピリジンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Fと同様の方法で、工程Cで2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)アニリンを使用して、標題化合物を調製した。
工程C.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.6;m/z実測値、569.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.36−8.24(m,1H),7.76−7.65(m,1H),7.44−7.29(m,1H),7.20−7.15(m,1H),7.13−7.06(m,1H),7.06−6.97(m,1H),6.82−6.72(m,1H),6.34−6.15(m,2H),6.14−6.05(m,1H),5.66−5.55(m,1H),4.48−4.34(m,2H),2.42(s,3H),2.20−2.00(m,5H),1.98−1.84(m,1H),1.82−1.61(m,3H)。
実施例369:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例368と同様の方法で、工程Aで4−アミノフェノール及び2−フルオロ−6−メチルピリジンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 9.98(s,1H),8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.92−7.81(m,1H),7.81−7.62(m,2H),7.52−7.40(m,2H),7.34−7.21(m,2H),7.08−6.97(m,1H),6.89−6.80(m,1H),6.30−6.15(m,1H),6.11−5.96(m,2H),5.62−5.47(m,1H),4.42−4.14(m,2H),2.35(s,3H),2.02−1.82(m,2H),1.80−1.68(m,2H),1.66−1.44(m,2H)。
実施例370:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体32)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりにアクリル酸無水物を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34−8.24(m,2H),7.54−7.46(m,1H),7.45−7.38(m,2H),7.37−7.30(m,1H),7.24−7.18(m,2H),6.31−6.12(m,3H),5.68−5.53(m,1H),4.47−4.32(m,2H),2.52(s,3H),2.14−1.99(m,2H),1.97−1.85(m,1H),1.80−1.61(m,3H)。
実施例371:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例374)を使用し、プロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりにアクリル酸無水物及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2830Sの質量計算値、546.7;m/z実測値、547.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.48(s,1H),8.33(d,J=5.4Hz,1H),8.02(s,1H),6.86(d,J=6.1Hz,1H),6.80(d,J=6.4Hz,1H),6.72(s,1H),6.33(d,J=16.8Hz,1H),6.16(dd,J=16.9,10.1Hz,1H),6.02(d,J=5.3Hz,1H),5.65(d,J=10.3Hz,1H),5.41(dq,J=6.5,3.4,3.0Hz,1H),4.38(dq,J=19.3,6.8Hz,2H),2.28−2.17(m,1H),2.11(s,4H),1.98(dq,J=15.8,7.9,7.2Hz,2H),1.92−1.65(m,10H)。
実施例372:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例368と同様の方法で、工程Aで4−フルオロニトロベンゼン及び2−メチルピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.2[M+H]H NMR(400MHz,CD3OD)d 8.33−8.22(m,2H),7.51−7.39(m,3H),7.34−7.28(m,1H),7.19−7.12(m,2H),6.32−6.13(m,3H),5.64−5.57(m,1H),4.46−4.35(m,2H),2.51(s,3H),2.14−2.01(m,2H),1.95−1.85(m,1H),1.81−1.61(m,3H)。
実施例373:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例166、工程Aと同様の方法で、工程Aで5−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体33、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Bと同様の方法で、N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミドを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりにアクリル酸無水物及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2730Sの質量計算値、534.6;m/z実測値、535.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.49(s,1H),8.33(d,J=5.4Hz,1H),8.02(s,1H),6.94(dd,J=22.5,5.8Hz,2H),6.79(s,1H),6.33(dd,J=17.1,1.7Hz,1H),6.17(dd,J=16.9,10.2Hz,1H),6.02(d,J=5.5Hz,1H),5.63(dd,J=10.2,1.7Hz,1H),4.40(hept,J=6.5Hz,2H),4.09(dt,J=6.7,3.7Hz,2H),3.53−3.43(m,1H),2.28−2.03(m,6H),1.92−1.68(m,3H),1.03(d,J=6.7Hz,6H)。
実施例374:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166と同様の方法で、工程Aで5−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体25、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2528Sの質量計算値、492.6;m/z実測値、493.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.34(d,J=5.5Hz,1H),8.01(s,1H),6.77−6.71(m,2H),6.03(d,J=5.5Hz,1H),5.42(tt,J=6.2,2.9Hz,1H),4.15(p,J=7.1Hz,1H),3.48−3.26(m,5H),2.81(s,3H),2.20−2.09(m,2H),2.10−1.91(m,3H),1.91−1.74(m,4H),1.72−1.46(m,4H)。
実施例375:N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及び(1S,2R)−(2−アミノシクロヘキシル)カルバミン酸tert−ブチルエステル、及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2726Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.55(s,1H),8.16(s,1H),7.58−7.40(m,2H),7.39−7.01(m,4H),6.49(d,J=6.3Hz,1H),4.54−4.39(m,1H),3.73−3.56(m,1H),2.24(s,3H),1.86−1.54(m,8H)。
実施例376:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−シクロブチルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.2−シクロブチルピリジン−4−アミン。2−ブロモピリジン−4−アミン(17.3g、100mmol)及びPd(dppf)Cl(4.08g、5mmol)のTHF(600mL)中溶液に、注射器でシクロブチル亜鉛(II)ブロミド(200mL、100mmol)を添加した。反応混合物を60℃で18時間撹拌した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(300mL)で処理し、次いでEtOAc(2×300mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(NaSO)、減圧下で濃縮した。精製(FCC、SiO、PE/EA)して、褐色油として標題化合物を得た(4.4g、30%)。
工程B.5−(2−シクロブチルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Gと同様の方法で、2−シクロブチルピリジン−4−アミンを使用して、標題化合物を調製した。
工程C.N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−シクロブチルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−シクロブチルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2626Sの質量計算値、502.6;m/z実測値、503.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.70(d,J=5.3Hz,1H),8.30(d,J=5.6Hz,1H),7.46(s,1H),7.38−7.32(m,1H),6.33−6.15(m,3H),5.65−5.58(m,1H),4.50−4.33(m,2H),3.88−3.71(m,1H),2.46−2.28(m,4H),2.17−1.99(m,3H),1.97−1.84(m,2H),1.81−1.57(m,3H)。
実施例377:N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及び(1S,2R)−(2−アミノシクロヘキシル)カルバミン酸tert−ブチルエステル及びジイソプロピルエチルアミンを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりに無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.0[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.39−8.31(m,1H),8.09(s,1H),7.53−7.36(m,2H),7.33−7.11(m,3H),7.05(s,1H),6.29−6.00(m,1H),4.35(s,1H),4.11(d,J=7.1Hz,1H),2.21(s,3H),2.02(s,3H),1.82−1.45(m,8H)。
実施例378:N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメート及びジイソプロピルエチルアミンを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりに無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、542.6;m/z実測値、543.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.54(s,1H),8.35(d,J=5.5Hz,1H),8.05(s,1H),7.52−7.39(m,2H),7.26−7.23(m,1H),7.23−7.17(m,2H),6.99−6.94(m,1H),6.72(d,J=6.0Hz,1H),6.08(d,J=6.6Hz,1H),6.05−6.02(m,1H),4.35−4.23(m,2H),2.29−2.22(m,1H),2.20(d,J=0.8Hz,3H),2.14−2.07(m,1H),2.04(s,3H),1.91−1.81(m,4H)。
実施例379:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−シクロブチルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−シクロブチルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例376、工程Bからの生成物)及びN−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(実施例382、工程Aからの生成物)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護工程は行わない)。MS(ESI):C2626Sの質量計算値、502.6;m/z実測値、503.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.69(d,J=5.3Hz,1H),8.26(d,J=5.5Hz,1H),7.49(s,1H),7.38(dd,J=5.2,1.7Hz,1H),6.24−6.10(m,3H),5.61−5.54(m,1H),4.29−4.15(m,2H),3.84−3.69(m,1H),2.44−2.29(m,4H),2.20−2.02(m,3H),1.95−1.86(m,1H),1.83−1.72(m,2H),1.68−1.49(m,2H)。
実施例380:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例166と同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Bと同様の方法で、プロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりにプロピオン酸無水物及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3131Sの質量計算値、569.7;m/z実測値、570.0[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.6Hz,1H),7.47−7.36(m,2H),7.30(d,J=8.6Hz,1H),7.23−6.96(m,5H),6.07(d,J=5.6Hz,1H),4.37−4.29(m,1H),4.16−4.06(m,1H),2.38−2.19(m,2H),2.13(s,3H),1.83−1.49(m,8H),1.14(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例381:5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)カルバメート及びジイソプロピルエチルアミンを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりにプロピオン酸無水物及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.0[M+H]
実施例382:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。中間体36と同様の方法で、tert−ブチル((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体18、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びN−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護工程は行わない)。MS(ESI):C2730Sの質量計算値、518.6;m/z実測値、519[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.39(s,1H),8.33−8.28(m,1H),7.39(s,1H),6.27−6.16(m,2H),6.03−5.97(m,1H),5.67−5.55(m,1H),4.30−4.18(m,2H),2.73−2.67(m,2H),2.20(s,3H),2.18−2.06(m,3H),1.87−1.75(m,2H),1.71−1.51(m,2H),0.97(d,J=6.6Hz,6H)。
実施例383:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.(S)−5−(2−メチル−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体7と同様の方法で、工程Aで4−フルオロ−2−メチル−1−ニトロベンゼン及び(S)−テトラヒドロフラン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)及び(S)−5−(2−メチル−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護工程は行わない)。MS(ESI):C2829Sの質量計算値、547.6;m/z実測値、548.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.28(d,J=5.6Hz,1H),7.26−7.18(m,1H),7.02−6.89(m,2H),6.34−6.16(m,2H),6.06−5.96(m,1H),5.68−5.55(m,1H),5.11−5.05(m,1H),4.48−4.35(m,2H),4.05−3.92(m,3H),3.90−3.85(m,1H),2.35−2.23(m,1H),2.18−2.02(m,6H),1.98−1.86(m,1H),1.80−1.62(m,3H)。
実施例384:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体7と同様の方法で、工程Aで4−フルオロ−2−メチル−1−ニトロベンゼン及び6−メチルピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)及び5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護工程は行わない)。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.6;m/z実測値、569.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d及びCDOD):δ 8.25(d,J=5.5Hz,1H),8.23−8.17(m,1H),7.46−7.36(m,1H),7.33−7.22(m,2H),7.07−7.00(m,1H),6.97−6.91(m,1H),6.26−6.05(m,2H),5.96(d,J=5.5Hz,1H),5.56−5.48(m,1H),4.30−4.26(m,1H),4.10−4.03(m,1H),2.44(s,3H),2.04(s,3H),2.00−1.91(m,2H),1.84−1.75(m,1H),1.72−1.61(m,2H),1.60−1.50(m,1H)。
実施例385:5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,3S)−3−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりにプロピオン酸無水物を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):DMSO−d=2:1):δ 8.30−8.24(m,1H),8.04−8.02(m,1H),7.40−7.32(m,2H),7.21−7.09(m,3H),7.02−6.98(m,1H),6.07−6.01(m,1H),3.90−3.78(m,1H),3.70−3.55(m,1H),2.11(s,3H),2.09−2.02(m,2H),2.01−1.96(m,1H),1.83−1.71(m,3H),1.39−1.19(m,3H),1.12−1.03(m,1H),1.01−0.97(m,3H)。
実施例386:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.(R)−5−(2−メチル−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体7と同様の方法で、工程Aで4−フルオロ−2−メチル−1−ニトロベンゼン及び(R)−テトラヒドロフラン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)及び(R)−5−(2−メチル−4−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸を使用して、標題化合物を作製した。MS(ESI):C2829Sの質量計算値、547.6;m/z実測値、548.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.28(d,J=5.5Hz,1H),7.29−7.16(m,1H),7.05−6.97(m,1H),6.95−6.88(m,1H),6.36−6.14(m,2H),6.06−5.93(m,1H),5.71−5.57(m,1H),5.15−5.04(m,1H),4.51−4.34(m,2H),4.05−3.79(m,4H),2.39−2.24(m,1H),2.20−2.01(m,6H),1.9−1.86(m,1H),1.84−1.56(m,3H)。
実施例387:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.4−オキソ−5−(4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで3,6−ジクロロピリダジン,4−ニトロフェノールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)及び4−オキソ−5−(4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護工程は行わない)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.01(s,1H),9.06−9.01(m,1H),8.35−8.30(m,1H),7.88−7.83(m,1H),7.82−7.76(m,1H),7.74−7.68(br,1H),7.55−7.48(m,3H),7.45−7.37(m,2H),6.27−6.17(m,1H),6.10−6.02(m,2H),5.57−5.51(m,1H),4.33−4.22(m,2H),1.98−1.85(m,2H),1.81−1.70(m,2H),1.65−1.50(m,2H)。
実施例388:5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,3R)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,3R)−3−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりにプロピオン酸無水物を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),8.09(s,1H),7.49−7.37(m,2H),7.29−7.19(m,1H),7.18−7.11(m,2H),7.01(s,1H),6.12(d,J=5.5Hz,1H),4.54−4.39(m,1H),4.36−4.21(m,1H),2.22−2.10(m,7H),2.06−1.84(m,2H),1.73−1.41(m,2H),1.19−1.02(m,3H)。
実施例389:N−((1S,4S)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1s,4s)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりに無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34(d,J=5.3Hz,1H),8.14(s,1H),7.52−7.39(m,2H),7.31−7.23(m,1H),7.22−7.15(m,2H),7.05(s,1H),6.15(d,J=5.5Hz,1H),4.11−3.77(m,2H),2.22(s,3H),2.00(s,3H),1.86−1.68(m,8H)。
実施例390:5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりにプロピオン酸無水物を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34(d,J=5.6Hz,1H),8.08(s,1H),7.51−7.36(m,2H),7.27−7.13(m,1H),7.19−7.12(m,2H),7.03(s,1H),6.15(d,J=5.5Hz,1H),4.41−4.23(m,1H),4.18−4.00(m,1H),2.51−2.34(m,1H),2.24−2.13(m,5H),2.09−1.91(m,2H),1.82−1.63(m,2H),1.60−1.48(m,1H),1.12(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例391:N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりに無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、542.6;m/z実測値、543.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34(d,J=5.5Hz,1H),8.08(s,1H),7.49−7.37(m,2H),7.29−7.21(m,1H),7.21−7.12(m,2H),7.03(s,1H),6.15(d,J=5.6Hz,1H),4.38−4.27(m,1H),4.19−4.03(m,1H),2.50−2.37(m,1H),2.19(s,3H),2.10−1.94(m,2H),1.93(s,3H),1.83−1.64(m,2H),1.59−1.49(m,1H)。
実施例392:N−((1R,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,3R)−3−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりに無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、542.61;m/z実測値、543.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.37−8.31(m,1H),8.11−8.04(m,1H),7.45−7.38(m,2H),7.27−7.20(m,1H),7.19−7.12(m,2H),7.05−6.99(m,1H),6.18−6.11(m,1H),4.55−4.39(m,1H),4.33−4.20(m,1H),2.20−2.10(m,5H),2.01−1.84(m,5H),1.70−1.58(m,1H),1.53−1.41(m,1H)。
実施例393:N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
撹拌子を備えた、アルゴン下の乾燥したシンチレーション容器に、THF(4mL)中の(1R,2R)−trans−2−アミノシクロペンタノールヒドロクロリド(1.5mmol)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.525mL、3.00mmol)を添加した。この反応溶液に、室温で4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9,10mL、0.1M、1mmol)を注射器でゆっくり添加した。反応をLCMSによりモニターし、反応が完了したら反応物を濃縮乾固させ、残渣をDMFに溶解し、塩基性逆相HPLCにより精製して、標題化合物を得た(91.4mg、収率18.8%)。MS(ESI):C2622Sの質量計算値、486.6;m/z実測値、487.1[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.31(d,J=5.6Hz,1H),7.49−7.27(m,4H),7.27−7.03(m,5H),6.18(d,J=5.6Hz,1H),4.18−4.06(m,2H),2.25−2.07(m,1H),2.07−1.93(m,1H),1.93−1.72(m,2H),1.72−1.54(m,2H)。
実施例394:N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166と同様の方法で、工程Aで5−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体25、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2528Sの質量計算値、492.6;m/z実測値、493.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.32(d,J=5.5Hz,1H),8.01(s,1H),7.91(d,J=8.3Hz,1H),6.72(t,J=0.8Hz,1H),6.02(d,J=5.4Hz,1H),5.41(td,J=6.0,3.0Hz,1H),4.59(tdd,J=9.1,6.3,2.7Hz,1H),3.73(tt,J=5.5,2.5Hz,1H),3.48(d,J=6.2Hz,4H),3.37−3.29(m,5H),2.13(s,3H),2.10−1.88(m,2H),1.90−1.74(m,3H),1.70−1.54(m,3H)。
実施例395:N−((1S,3S)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,3S)−3−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用し、工程Bで無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、542.6;m/z実測値、543[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.41−8.28(m,1H),812−8.04(m,1H),7.49−7.36(m,2H),7.28−7.21(m,1H),7.20−7.13(m,2H),7.06−6.98(m,1H),6.19−6.09(m,1H),4.51−4.44(m,1H),4.33−4.23(m,1H),2.24−2.09(m,5H),2.01−1.85(m,5H),1.72−1.59(m,1H),1.57−1.46(m,1H)。
実施例396:N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。撹拌子を備えた、アルゴン下の乾燥したシンチレーション容器に、THF(4mL)中のtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメート(301mg、1.50mmol)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.525mL、3.00mmol)を添加した。この反応溶液に、室温で4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9、10mL、0.1M、1mmol)を注射器でゆっくり添加した。反応をLCMSによりモニターし、反応が完了したら反応物を濃縮乾固させ、残渣をDMFに溶解し、塩基性逆相HPLCにより精製して、標題化合物を得た(142.3mg、収率29.31%)。
工程B:N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Bと同様の方法で、N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド、無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、527.6;m/z実測値、528.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H),7.47−7.34(m,2H),7.34−7.27(m,2H),7.24−7.01(m,6H),6.61(d,J=5.6Hz,1H),6.23−6.07(m,2H),4.36−4.25(m,2H),2.33−2.21(m,1H),2.19−2.06(m,1H),2.03(s,3H),1.94−1.71(m,4H)。
実施例397:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166、工程Aと同様の方法で、5−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体33、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した(TFA/DCM脱保護を行った)。MS(ESI):C2428Sの質量計算値、480.6;m/z実測値、481.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.27(d,J=5.4Hz,1H),8.00(s,1H),6.94(s,1H),6.79(d,J=0.9Hz,1H),5.99(d,J=5.5Hz,1H),5.30(s,1H),4.20(p,J=7.1Hz,1H),4.12−4.02(m,2H),3.54−3.46(m,3H),2.19−2.01(m,5H),1.84(dddd,J=13.2,8.8,6.1,3.0Hz,1H),1.74−1.50(m,4H),1.03(dd,J=6.7,1.7Hz,6H)。
実施例398:4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、プロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりにN−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例396、工程Aからの生成物)、プロピオン酸無水物及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.62;m/z実測値、542.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.48(s,1H),8.34(d,J=5.5Hz,1H),7.53−7.36(m,2H),7.31−7.27(m,1H),7.23−7.08(m,5H),6.67(d,J=5.6Hz,1H),6.14(d,J=5.5Hz,1H),5.92(d,J=6.2Hz,1H),4.41−4.10(m,2H),2.36−2.20(m,3H),2.19−2.05(m,1H),1.91−1.68(m,5H),1.19(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例399:5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3S)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,3S)−3−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりにプロピオン酸無水物を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H),8.08(s,1H),7.48−7.37(m,2H),7.27−7.20(m,1H),7.19−7.13(m,2H),7.02(s,1H),6.14(d,J=5.6Hz,1H),4.53−4.41(m,1H),4.36−4.22(m,1H),2.24−2.10(m,7H),2.05−1.83(m,2H),1.71−1.59(m,1H),1.56−1.43(m,1H),1.15−1.05(m,3H)。
実施例400:N−((1S,3S)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aでtert−ブチル((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメートの代わりに5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,3S)−3−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりに無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.36−8.32(m,1H),8.10−8.06(m,1H),7.45−7.38(m,2H),7.27−7.20(m,1H),7.19−7.12(m,2H),7.05−6.99(m,1H),6.18−6.12(m,1H),4.21−4.08(m,2H),2.19(s,3H),1.85(s,3H),1.90−1.81(m,2H),1.77−1.56(m,6H)。
実施例401:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例220、工程Aからの生成物)及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)アクリルアミド(中間体40)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.6;m/z実測値、569.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.36−8.26(m,1H),8.19−8.10(m,1H),7.92−7.80(m,1H),7.39−7.32(m,1H),7.24−7.17(m,1H),7.17−7.09(m,2H),7.08−7.01(m,1H),6.45−6.35(m,1H),6.30−6.17(m,2H),5.70−5.59(m,1H),4.47−4.35(m,1H),4.20−4.05(m,1H),2.15(s,3H),1.83−1.60(m,6H),1.58−1.45(m,2H)。
実施例402:5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3S)−3−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,3S)−3−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりにプロピオン酸無水物を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.36−8.32(m,1H),8.10−8.06(m,1H),7.45−7.38(m,2H),7.27−7.20(m,1H),7.19−7.12(m,2H),7.05−6.99(m,1H),6.18−6.12(m,1H),4.22−4.05(m,2H),2.27−2.20(m,2H),2.19(s,3H),1.91−1.79(m,2H),1.78−1.55(m,6H),1.15−1.08(m,3H)。
実施例403:N−((1R,3S)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりに無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、542.6;m/z実測値、542.9[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d及びCDOD):δ 8.26(d,J=5.5Hz,1H),8.02(s,1H),7.42−7.31(m,2H),7.19−7.13(m,1H),7.12−7.07(m,2H),7.00(s,1H),6.04(d,J=5.6Hz,1H),4.30−4.18(m,1H),4.05−3.91(m,1H),2.35−2.23(m,1H),2.11(s,3H),1.98−1.83(m,2H),1.81(s,3H),1.74−1.53(m,2H),1.52−1.40(m,1H)。
実施例404:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体18、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びN−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)アクリルアミド(中間体41)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2832Sの質量計算値、532.7;m/z実測値、533.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.38(s,1H),8.32−8.24(m,1H),7.38(s,1H),6.24−6.09(m,2H),6.04−5.93(m,1H),5.66−5.48(m,1H),3.93−3.77(m,2H),2.75−2.65(m,2H),2.19(s,3H),2.12−1.94(m,3H),1.85−1.73(m,2H),1.51−1.32(m,4H),0.96(d,J=5.9Hz,6H)。
実施例405:N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Aで5−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体33、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2428Sの質量計算値、480.6;m/z実測値、481.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H),8.01(s,1H),7.90(d,J=8.4Hz,1H),6.81−6.77(m,1H),6.01(d,J=5.5Hz,1H),4.65−4.55(m,1H),4.09(qd,J=10.1,6.6Hz,2H),3.74(tt,J=5.5,2.4Hz,1H),3.48(s,3H),2.17−1.87(m,8H),1.63−1.53(m,2H),1.03(dd,J=6.7,1.4Hz,6H)。
実施例406:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例305、工程Aからの生成物)及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)アクリルアミド(中間体40)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、569.6;m/z実測値、570.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.96−8.92(m,1H),8.32−8.28(m,1H),7.79−7.73(m,1H),7.50−7.42(m,2H),7.34−7.30(m,1H),7.27−7.21(m,1H),6.48−6.36(m,1H),6.31−6.22(m,1H),6.21−6.16(m,1H),5.69−5.62(m,1H),4.46−4.39(m,1H),4.17−4.08(m,1H),2.20−2.14(m,3H),1.83−1.48(m,8H)。
実施例407:N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びN−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)アセトアミドを使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOHでの脱保護は行わない)。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.36−8.31(m,1H),8.10−8.06(m,1H),7.46−7.38(m,2H),7.27−7.20(m,1H),7.19−7.12(m,2H),7.05−6.99(m,1H),6.16−6.12(m,1H),4.03−3.88(m,1H),3.78−3.68(m,1H),2.19(s,3H),2.15−2.06(m,1H),1.96−1.80(m,6H),1.47−1.25(m,3H),1.20−1.09(m,1H)。
実施例408:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例387、工程Aからの生成物)及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)アクリルアミド(中間体40)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.99−8.94(m,1H),8.35−8.29(m,1H),7.82−7.74(m,1H),7.55−7.49(m,3H),7.46−7.42(m,2H),6.47−6.37(m,1H),6.33−6.23(m,2H),5.70−5.62(m,1H),4.45−4.39(m,1H),4.20−4.10(m,1H),1.85−1.74(m,4H),1.69−1.48(m,4H)。
実施例409:5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3S)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体29)及びtert−ブチル((1S,3S)−3−アミノシクロペンチル)カルバメート及びジイソプロピルエチルアミンを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりにプロピオン酸無水物を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.0[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 12.31(d,J=5.5Hz,1H),11.74(d,J=8.6Hz,1H),11.49−11.32(m,2H),11.29−11.09(m,3H),10.86(d,J=8.6Hz,1H),10.10(d,J=5.5Hz,1H),8.54−8.34(m,1H),8.34−8.18(m,1H),6.20(s,3H),6.20−6.08(m,4H),5.94−5.80(m,2H),5.73−5.41(m,2H),5.08(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例410:N−((1S,3S)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、プロパ−2−エノイルクロリドの代わりにN−((1S,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例415)及び無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、542.6;m/z実測値、543.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.35(d,J=5.6Hz,1H),7.78(d,J=8.5Hz,1H),7.52−7.38(m,2H),7.31−7.15(m,3H),6.90(d,J=8.5Hz,1H),6.20−6.08(m,1H),4.58−4.39(m,1H),4.35−4.11(m,2H),2.38−1.43(m,12H)。
実施例411:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、プロパ−2−エノイルクロリド及びトリメチルアミンの代わりにN−((1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例414)、アクリル酸無水物及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.0[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.36(d,J=5.6Hz,1H),7.78(d,J=8.6Hz,1H),7.53−7.37(m,2H),7.35−7.14(m,3H),6.91(d,J=8.6Hz,1H),6.32−6.08(m,3H),5.64(dd,J=7.2,4.8Hz,1H),4.09−3.81(m,2H),2.25(s,3H),2.22−2.14(m,1H),2.00−1.88(m,3H),1.54−1.14(m,4H)。
実施例412:5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、プロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりにN−((1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例414)、プロピオン酸無水物及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.0[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.36(d,J=5.5Hz,1H),7.78(d,J=8.6Hz,1H),7.55−7.37(m,2H),7.32−7.12(m,3H),6.91(d,J=8.6Hz,1H),6.15(d,J=5.5Hz,1H),4.03−3.67(m,2H),2.25(s,3H),2.23−2.09(m,3H),1.97−1.82(m,3H),1.53−1.41(m,1H),1.39−1.27(m,2H),1.23−1.14(m,1H),1.12(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例413:N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、プロパ−2−エノイルクロリド及びトリエチルアミンの代わりにN−((1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例414)、無水酢酸及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.0[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.35(d,J=5.6Hz,1H),7.77(d,J=8.6Hz,1H),7.53−7.34(m,2H),7.32−7.13(m,3H),7.00−6.76(m,1H),6.14(d,J=5.5Hz,1H),4.08−3.92(m,1H),3.84−3.69(m,1H),2.25(s,3H),2.15(d,J=12.1Hz,1H),2.00−1.79(m,5H),1.54−1.41(m,1H),1.40−1.27(m,3H),1.23−1.11(m,1H)。
実施例414:N−((1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)カルバメート、及びジイソプロピルエチルアミンを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2726Sの質量計算値、514.6;m/z実測値、515.1[M+H]H NMR(500MHz,CDOD):δ 8.57(d,J=6.2Hz,1H),7.88(d,J=8.6Hz,1H),7.55−7.38(m,2H),7.34−7.20(m,3H),6.97(d,J=8.4Hz,1H),6.59−6.45(m,1H),4.13−3.49(m,1H),3.28−3.16(m,1H),2.41−2.27(m,4H),2.16−1.93(m,3H),1.64−1.13(m,4H)。
実施例415:N−((1S,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体29、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)を使用し、tert−ブチル((1S,3S)−3−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.0[M+H]H NMR(600MHz,CDCl):δ 8.37(d,J=5.5Hz,1H),7.58−7.33(m,3H),7.26−7.17(m,3H),6.81(d,J=8.5Hz,1H),6.02(d,J=5.4Hz,1H),5.53(d,J=7.2Hz,1H),4.65−4.50(m,1H),3.62−3.52(m,1H),2.40−2.30(m,1H),2.28(s,3H),2.14−2.05(m,1H),1.88−1.83(m,2H),1.59−1.47(m,1H),1.47−1.36(m,1H)。
実施例416:5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びN−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)プロピオンアミドを使用して、標題化合物を作製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.35−8.30(m,1H),8.10−8.07(m,1H),7.45−7.38(m,2H),7.27−7.20(m,1H),7.19−7.12(m,2H),7.05−6.99(m,1H),6.15−6.11(m,1H),4.01−3.87(m,1H),3.79−3.66(m,1H),2.19(s,3H),2.18−2.08(m,3H),1.94−1.80(m,3H),1.51−1.38(m,1H),1.37−1.26(m,2H),1.21−1.12(m,1H),1.11−1.06(m,3H)。
実施例417:(S)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル)−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−4(5H)−オン。
Figure 2018536686
工程A:(R)−2−(3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボニル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−4(5H)−オン。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及び(3R)−ピロリジン−3−オールを使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOHでの脱保護は行わない)。
工程B:(R)−1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル4−メチルベンゼンスルホネート。丸底フラスコに、(R)−2−(3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボニル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−4(5H)−オン(152mg、0.312mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(80mg、0.62mmol)、DCM(10mL)、及び4−メチルベンゼンスルホニルクロリド(77mg、0.41mmol)を連続的に添加し、還流状態で3時間撹拌した。混合物を濃縮乾固させて、精製せずに次の工程で使用した(203mg)。
工程C:(S)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル)−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−4(5H)−オン。(R)−1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル4−メチルベンゼンスルホネート(203mg、0.317mmol)及びメチルアミン(5mL)の溶液を封管に添加し、80℃で15時間撹拌した。混合物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLCにより精製して、明黄色固体として標題化合物を得た(10mg、収率6.3%)。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.35−8.31(m,1H),7.43−7.36(m,2H),7.32−7.25(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.13−7.03(m,3H),7.02−6.95(m,1H),6.09−6.05(m,1H),4.10−3.87(m,3H),3.84−3.76(m,1H),2.87−2.82(m,1H),2.73(s,3H),2.52−2.40(m,1H),2.10(s,3H),2.08−1.91(m,1H)。
実施例418:(S)−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)プロピオンアミド。
Figure 2018536686
(S)−2−(3−アミノピロリジン−1−カルボニル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−4(5H)−オン(実施例420、150mg、0.31mmol)、プロピオン酸(46mg、0.62mmol)、HATU(153mg、0.402mmol)、及びジイソプロピルエチルアミン(60mg、0.46mmol)のDMF(5mL)中溶液を、rtで2時間撹拌した。HPLCにより混合物を精製して、明黄色固体として標題化合物を得た(75mg、収率44%)。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.32−8.27(m,1H),7.42−7.35(m,3H),7.19−7.12(m,1H),7.10−7.01(m,3H),6.99−6.93(m,1H),6.06−6.01(m,1H),4.49−4.37(m,1H),4.00−3.53(m,4H),2.28−2.15(m,3H),2.13−2.09(m,3H),2.06−1.94(m,1H),1.11(t,J=7.6Hz,3H)。
実施例419:(S)−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(3S)−ピロリジン−3−イル]カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりにアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、527.6;m/z実測値、528.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34−8.30(m,1H),7.42−7.32(m,3H),7.19−7.12(m,1H),7.11−7.02(m,3H),6.99−6.94(m,1H),6.08−6.04(m,1H),4.47−4.39(m,1H),4.07−3.73(m,3H),3.69−3.54(m,1H),2.30−2.19(m,1H),2.15−2.08(m,3H),2.06−1.98(m,1H),1.95(s,3H)。
実施例420:(S)−2−(3−アミノピロリジン−1−カルボニル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−4(5H)−オン。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチルN−[(3S)−ピロリジン−3−イル]カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2623Sの質量計算値、485.6;m/z実測値、486.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34−8.28(m,1H),7.44−7.32(m,3H),7.20−7.13(m,1H),7.12−7.02(m,3H),7.01−6.94(m,1H),6.09−6.03(m,1H),3.98−3.63(m,4H),3.59−3.44(m,1H),2.30−2.17(m,1H),2.12(s,3H),1.98−1.84(m,1H)。
実施例421:(S)−2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−4(5H)−オン。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及び(3S)−N,N−ジメチルピロリジン−3−アミンを使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOHでの脱保護工程は行わない)。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.36−8.32(m,1H),8.31(s,1H),7.43−7.36(m,2H),7.34−7.29(m,1H),7.19−7.13(m,1H),7.11−7.03(m,3H),7.00−6.96(m,1H),6.10−6.06(m,1H),4.12−3.98(m,2H),3.82−3.67(m,1H),3.66−3.57(m,1H),2.56(s,6H),2.42−2.33(m,1H),2.12(s,3H),2.08−1.99(m,1H)。
実施例422:N−((1R,3R)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,3R)−3−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりに無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.36−8.31(m,1H),8.11−8.06(m,1H),7.48−7.39(m,2H),7.27−7.20(m,1H),7.19−7.14(m,2H),7.06−7.00(m,1H),6.17−6.10(m,1H),4.19−4.04(m,2H),2.20(s,3H),1.97(s,3H),1.88−1.58(m,8H)。
実施例423:5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,3R)−3−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,3R)−3−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりにプロピオン酸無水物を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.42−8.32(m,1H),8.15−8.06(m,1H),7.50−7.37(m,2H),7.29−7.10(m,3H),7.07−7.00(m,1H),6.24−6.15(m,1H),4.21−4.06(m,2H),2.17−2.06(m,5H),1.86−1.57(m,8H),1.19−1.05(m,3H)。
実施例424:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例305)のキラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL AS−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、標題化合物を得た。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.06−8.92(m,1H),8.36(d,J=5.5Hz,1H),7.66−7.48(m,1H),7.31−7.27(m,3H),7.26−7.21(m,1H),6.77−6.60(m,1H),6.48−6.26(m,2H),6.26−5.94(m,2H),5.87−5.57(m,1H),4.48−4.26(m,2H),2.35−2.22(m,1H),2.19(s,4H),1.96−1.81(m,1H),1.79−1.73(m,3H)。
実施例425:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例305)のキラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL AS−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、標題化合物を得た。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 9.50(s,1H),9.00(dd,J=4.5,1.4Hz,1H),8.45−8.27(m,1H),7.66−7.44(m,1H),7.31−7.27(m,3H),7.26−7.22(m,1H),6.80−6.63(m,1H),6.50−6.33(m,1H),6.33−5.95(m,3H),5.84−5.56(m,1H),4.50−4.19(m,2H),2.35−2.22(m,1H),2.18(s,3H),2.04−1.83(m,1H),1.78−1.68(m,4H)。
実施例426:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、アクリル酸無水物及びN−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例428)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2628Sの質量計算値、520.6;m/z実測値、521.2[M+H]H NMR(500MHz,CDCl):δ 8.34(d,J=5.5Hz,1H),8.01(s,1H),6.79(d,J=6.2Hz,1H),6.72(s,1H),6.64(d,J=6.5Hz,1H),6.38−6.31(m,1H),6.15(dd,J=16.9,10.2Hz,1H),6.04(d,J=5.4Hz,1H),5.66(d,J=10.4Hz,1H),5.32(hept,J=6.1Hz,1H),4.36(tt,J=13.3,6.5Hz,2H),2.30−2.06(m,6H),1.87(qd,J=8.4,7.8,4.1Hz,1H),1.73(dtd,J=19.7,10.4,9.1,4.8Hz,3H),1.37(dd,J=13.1,6.1Hz,6H)。
実施例427:N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、アクリル酸無水物及びN−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例429)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2628Sの質量計算値、520.6;m/z実測値、521.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.32(d,J=5.6Hz,1H),8.03(s,1H),7.70(d,J=7.3Hz,1H),7.24(s,1H),6.72(s,1H),6.37(d,J=16.9Hz,1H),6.12(dd,J=17.0,10.2Hz,1H),6.03(d,J=5.5Hz,1H),5.64(d,J=10.4Hz,1H),5.31(d,J=4.6Hz,2H),4.39(p,J=5.4,4.8Hz,1H),4.14(dq,J=14.4,6.9Hz,2H),2.45(dt,J=14.4,8.8Hz,1H),2.13(s,3H),2.07−1.79(m,6H),1.40−1.32(m,4H)。
実施例428:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166と同様の方法で、工程Aで5−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体30、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用し、工程BでTFA/DCM脱保護を行って、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2326Sの質量計算値、466.6;m/z実測値、467.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 7.93(d,J=16.3Hz,3H),6.65(s,1H),5.84(d,J=5.5Hz,1H),5.19−4.95(m,1H),4.78−4.45(m,1H),3.70(q,J=6.7,6.2Hz,1H),2.25(d,J=28.5Hz,4H),2.16−1.97(m,1H),1.96−1.70(m,3H),1.53(d,J=9.2Hz,1H),1.31(d,J=6.1Hz,3H),1.27(dd,J=27.9,6.1Hz,6H)。
実施例429:N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例166と同様の方法で、工程Aで5−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体30、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用し、工程BでTFA/DCM脱保護を行って、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2326Sの質量計算値、466.6;m/z実測値、467.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),8.00(d,J=25.9Hz,2H),6.71(d,J=1.0Hz,1H),6.01(d,J=5.5Hz,1H),5.39−5.25(m,1H),4.59(dtt,J=8.7,6.3,2.5Hz,1H),4.07(s,3H),3.73(tt,J=5.2,2.2Hz,1H),2.14(d,J=0.9Hz,3H),2.12−1.87(m,4H),1.66−1.56(m,2H),1.37(dd,J=10.5,6.2Hz,6H)。
実施例430:N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)を使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりにアクリル酸無水物を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.5Hz,1H),8.08(s,1H),7.50−7.37(m,2H),7.27−7.20(m,1H),7.19−7.13(m,2H),7.02(s,1H),6.27−6.20(m,2H),6.14(d,J=5.5Hz,1H),5.68−5.57(m,1H),4.41−4.29(m,1H),4.25−4.12(m,1H),2.55−2.40(m,1H),2.19(s,3H),2.10−1.95(m,2H),1.89−1.71(m,2H),1.67−1.53(m,1H)。
実施例431:N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2624Sの質量計算値、500.6;m/z実測値、501.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.13(d,J=5.6Hz,1H),7.98(s,1H),7.46−7.38(m,2H),7.25−7.14(m,3H),7.02−6.97(m,1H),5.91(d,J=5.6Hz,1H),4.43−4.28(m,1H),3.65−3.55(m,1H),2.59−2.48(m,1H),2.17(s,3H),2.13−2.03(m,2H),2.02−1.93(m,1H),1.91−1.82(m,1H),1.75−1.67(m,1H)。
実施例432:N−((1r,4r)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体27、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1r,4r)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用し、工程Bでプロパ−2−エノイルクロリドの代わりに無水酢酸を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2928Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.6Hz,1H),8.08(s,1H),7.46−7.39(m,2H),7.26−7.20(m,1H),7.19−7.14(m,2H),7.04−7.00(m,1H),6.13(d,J=5.6Hz,1H),3.95−3.79(m,1H),3.69−3.58(m,1H),2.19(s,3H),2.01−1.93(m,4H),1.90(s,3H),1.58−1.44(m,2H),1.41−1.28(m,2H)。
実施例433:(S)−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アクリルアミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aでtert−ブチル(S)−ピロリジン−3−イルカルバメート及び5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2925Sの質量計算値、539.6;m/z実測値、540.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d及びCDODの混合物):δ 8.35−8.28(m,1H),7.44−7.33(m,3H),7.21−7.02(m,4H),6.99−6.91(m,1H),6.27−6.06(m,2H),6.02−5.97(m,1H),5.62−5.55(m,1H),4.48−4.38(m,1H),3.85−3.70(m,2H),3.65−3.51(m,2H),2.26−2.15(m,1H),2.07(s,3H),2.01−1.91(m,1H)。
実施例434:(R)−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アクリルアミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aでtert−ブチル(R)−ピロリジン−3−イルカルバメート及び5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2925Sの質量計算値、539.6;m/z実測値、540.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d及びCDODの混合物):δ 8.37−8.32(m,1H),7.45−7.38(m,2H),7.38−7.32(m,1H),7.21−7.14(m,1H),7.13−7.05(m,3H),7.00−6.94(m,1H),6.27−6.08(m,2H),6.02−5.98(m,1H),5.64−5.57(m,1H),4.47−4.37(m,1H),3.86−3.71(m,2H),3.58−3.51(m,2H),2.26−2.16(m,1H),2.07(s,3H),2.00−1.90(m,1H)。
実施例435:(S,E)−2−シアノ−3−シクロプロピル−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アクリルアミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチル(S)−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)カルバメート。5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、500mg、1.2mmol)、tert−ブチル(S)−ピロリジン−3−イルカルバメート(0.43g、2.4mmol)、HATU(0.59g、1.56mmol)、DIEA(0.23g、1.8mmol)のDMF(5mL)中混合物を、室温で1時間撹拌した。混合物を水でクエンチし、固体を濾過し、乾燥させて、標題化合物を得た。
工程B:(S)−2−(3−アミノピロリジン−1−カルボニル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−4(5H)−オン。
Tert−ブチル(S)−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)カルバメートを濃HClのMeOH(10mL)中溶液(10mL)に溶解し、室温で1時間撹拌した。混合物を濃縮し、表題生成物を得た(0.29g、収率50%)。
工程C:(S,E)−2−シアノ−3−シクロプロピル−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アクリルアミド(S)−2−(3−アミノピロリジン−1−カルボニル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−4(5H)−オン(200mg、0.41mmol)、(E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリル酸(中間体44、113mg、0.82mmol)、HATU(201mg、0.53mmol)、DIEA(132mg、1.03mmol)のDMF(5mL)中混合物を、室温で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/水)により混合物を精製し、標題化合物を得た(85mg、収率34%)。MS(ESI):C3328Sの質量計算値、604.7;m/z実測値、605.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d及びCDODの混合物)δ 8.34−8.31(m,1H),7.43−7.36(m,2H),7.34−7.30(m,1H),7.18−7.12(m,1H),7.11−7.03(m,3H),6.98−6.92(m,1H),6.90−6.84(m,1H),6.03−5.98(m,1H),4.48−4.39(m,1H),3.98−3.86(m,1H),3.86−3.75(m,2H),3.66−3.56(m,1H),2.25−2.15(m,1H),2.02(s,3H),2.04−1.98(m,1H),1.97−1.87(m,1H),1.23−1.17(m,2H),0.95−0.87(m,2H)。
実施例436:(R,E)−2−シアノ−3−シクロプロピル−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アクリルアミド。
Figure 2018536686
実施例435と同様の方法で、工程Aでtert−ブチル(S)−ピロリジン−3−イルカルバメートの代わりにtert−ブチル(R)−ピロリジン−3−イルカルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3328Sの質量計算値、604.7;m/z実測値、605.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d及びCDODの混合物)δ 8.34−8.31(m,1H),7.43−7.36(m,2H),7.34−7.30(m,1H),7.18−7.12(m,1H),7.11−7.03(m,3H),6.98−6.92(m,1H),6.90−6.84(m,1H),6.03−5.98(m,1H),4.48−4.39(m,1H),3.98−3.86(m,1H),3.86−3.75(m,2H),3.66−3.56(m,1H),2.25−2.15(m,1H),2.02(s,3H),2.04−1.98(m,1H),1.97−1.87(m,1H),1.23−1.17(m,2H),0.95−0.87(m,2H)。
実施例437:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.4−オキソ−5−(4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15、工程A及びCと同様の方法で、工程Aで2−フルオロピリジン及び4−アミノフェノールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。
工程B:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護工程は行わない)。MS(ESI):C2824Sの質量計算値、540.6;m/z実測値、541.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.00(s,1H),8.34−8.26(m,1H),8.23−8.14(m,1H),7.93−7.83(m,2H),7.76−7.63(m,1H),7.50−7.39(m,2H),7.35−7.27(m,2H),7.20−7.15(m,1H),7.14−7.06(m,1H),6.26−6.14(m,1H),6.10−6.01(m,2H),5.58−5.50(m,1H),4.36−4.18(m,2H),1.99−1.83(m,2H),1.80−1.68(m,2H),1.63−1.47(m,2H)。
実施例438:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(3−イソプロピルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.5−(3−イソプロピルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程C〜Fと同様の方法で、工程Cで3−イソプロピルアニリンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(3−イソプロピルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1と同様の方法で、5−(3−イソプロピルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2627Sの質量計算値、489.6;m/z実測値、490.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.26(d,J=5.6Hz,1H),7.57−7.49(m,1H),7.46−7.39(m,1H),7.32−7.26(m,1H),7.24−7.16(m,1H),6.33−6.16(m,2H),6.06(d,J=5.6Hz,1H),5.66−5.57(m,1H),4.48−4.35(m,2H),3.04−2.95(m,1H),2.14−2.03(m,2H),1.95−1.87(m,1H),1.81−1.62(m,3H),1.30−1.27(m,6H)。
実施例439:N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Bと同様の方法で、N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例440)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129Sの質量計算値、567.7;m/z実測値、568.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.32−8.26(m,1H),7.43−7.33(m,2H),7.29−7.24(m,1H),7.19−7.12(m,1H),7.10−7.03(m,3H),6.98−6.93(m,1H),6.22−6.15(m,2H),6.05−6.01(m,1H),5.62−5.54(m,1H),3.91−3.76(m,2H),2.10(s,3H),2.08−1.98(m,2H),1.83−1.75(m,2H),1.50−1.36(m,4H)。
実施例440:N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.19−8.14(m,1H),7.42−7.33(m,2H),7.24−7.18(m,1H),7.16−7.11(m,1H),7.08−7.01(m,3H),6.98−6.93(m,1H),5.92−5.88(m,1H),3.92−3.82(m,1H),3.09−2.98(m,1H),2.13−1.98(m,5H),1.87−1.75(m,2H),1.52−1.39(m,4H)。
実施例441:N−((1R,2R)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチル(2−(((1R,2R)−2−(5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)アミノ)−2−オキソエチル)カルバメート。N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例440、65.0mg、0.127mmol)、2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)酢酸(50mg、0.28mmol)、トリエチルアミン(50mg、0.50mmol)、及びHATU(95mg、0.25mmol)のDMF(5mL)中溶液を、室温で2時間反応させた。10mLのHOで反応物をクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、黄色固体として標題化合物を得た(80mg、収率94%)。MS(ESI):C3538Sの質量計算値、670.78;m/z実測値、671.2[M+H]
工程B:N−((1R,2R)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチル(2−(((1R,2R)−2−(5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)アミノ)−2−オキソエチル)カルバメート(80mg、0.12mmol)のMeOH(2.0mL)中溶液に、HCl(1.0mL)を添加し、60℃で30分間反応させた。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー及び分取TLCにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(51mg)。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.31−8.26(m,1H),7.44−7.34(m,2H),7.28−7.21(m,1H),7.16−7.11(m,1H),7.10−7.01(m,3H),6.98−6.93(m,1H),6.05−5.98(m,1H),3.89−3.77(m,2H),3.24(s,2H),2.11(s,3H),2.08−1.93(m,2H),1.85−1.73(m,2H),1.52−1.36(m,4H)。
実施例442:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例437、工程Aからの生成物)及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)アクリルアミド(中間体40)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33−8.28(m,1H),8.19−8.13(m,1H),7.90−7.83(m,1H),7.50−7.43(m,2H),7.36−7.30(m,2H),7.19−7.12(m,1H),7.10−7.04(m,1H),6.46−6.36(m,1H),6.33−6.23(m,2H),5.69−5.63(m,1H),4.45−4.35(m,1H),4.20−4.10(m,1H),1.85−1.64(m,6H),1.60−1.48(m,2H)。
実施例443:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)を使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.61;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.53(d,J=6.2Hz,1H),7.47−7.38(m,2H),7.38−7.31(m,1H),7.24−7.16(m,1H),7.15−7.07(m,3H),7.05−6.97(m,1H),6.40(d,J=6.2Hz,1H),4.51−4.43(m,1H),3.70−3.59(m,1H),2.16(s,3H),1.97−1.74(m,6H),1.66−1.53(m,2H)。
工程B:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(150mg、0.292mmol)及びBoc−サルコシン(207mg、0.438mmol)の無水DMF(3mL)中溶液に、HATU(166mg、0.438mmol)及びDIPEA(76mg、0.58mmol)を添加し、rtで一晩撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、120mgの黄色固体を得た。固体をMeOH(2mL)及び濃縮HCl(1mL)に溶解し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、分取TLC(DCM/MeOH;20/1)により精製して、黄色固体として標題化合物を得た(51mg、収率30%)。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.17(d,J=5.6Hz,1H),7.42−7.33(m,2H),7.24−7.19(m,1H),7.18−7.11(m,1H),7.11−7.00(m,3H),6.99−6.91(m,1H),5.90(d,J=5.6Hz,1H),4.38−4.28(m,1H),4.26−4.15(m,1H),3.67−3.57(m,1H),3.56−3.46(m,1H),2.51(s,3H),2.10(s,3H),1.83−1.67(m,5H),1.61−1.47(m,3H)。
実施例444:N−((1S,2R)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.61;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.53(d,J=6.2Hz,1H),7.47−7.38(m,2H),7.38−7.31(m,1H),7.24−7.16(m,1H),7.15−7.07(m,3H),7.05−6.97(m,1H),6.40(d,J=6.2Hz,1H),4.51−4.43(m,1H),3.70−3.59(m,1H),2.16(s,3H),1.97−1.74(m,6H),1.66−1.53(m,2H)。
工程B:N−((1S,2R)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(150mg、0.292mmol)及びBoc−グリシン(192mg、0.438mmol)の無水DMF(3mL)中溶液に、HATU(166mg、0.438mmol)及びDIPEA(76mg、0.58mmol)を添加し、rtで一晩撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、130mgの黄色固体を得た。固体をMeOH(2mL)及び濃縮HCl(1mL)に溶解し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、分取TLC(DCM/MeOH;20/1)により精製し、黄色固体として標題化合物を得た(82mg、収率49%)。MS(ESI):C3030Sの質量計算値、570.7;m/z実測値、571.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.14(d,J=5.6Hz,1H),7.42−7.35(m,2H),7.24−7.18(m,1H),7.18−7.11(m,1H),7.10−7.05(m,2H),7.05−7.00(m,1H),6.98−6.91(m,1H),5.87(d,J=5.6Hz,1H),4.35−4.28(m,1H),4.26−4.17(m,1H),3.69−3.61(m,1H),3.56−3.47(m,1H),2.10(s,3H),1.87−1.64(m,5H),1.64−1.42(m,3H)。
実施例445:N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例440、120mg、0.234mmol)のDCM(2mL)中溶液に、無水酢酸(24mg、0.23mmol)及びトリエチルアミン(36mg、0.35mmol)を添加し、室温で20分間反応させた。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製して、灰色固体として標題化合物を得た(100mg、収率77%)。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34−8.27(m,1H),7.44−7.35(m,2H),7.31−7.24(m,1H),7.19−7.12(m,1H),7.11−7.02(m,3H),6.98−6.93(m,1H),6.08−6.02(m,1H),3.85−3.74(m,2H),2.11(s,3H),2.06−1.98(m,1H),1.97−1.90(m,1H),1.88(s,3H),1.82−1.75(m,2H),1.50−1.33(m,4H)。
実施例446:N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)カルバメート、工程Bでアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3029Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.31(d,J=5.5Hz,1H),7.44−7.34(m,2H),7.31−7.23(m,1H),7.20−7.12(m,1H),7.11−7.01(m,3H),7.00−6.91(m,1H),6.05(d,J=5.5Hz,1H),4.36−4.26(m,1H),4.17−4.08(m,1H),2.11(s,3H),2.00(s,3H),1.79−1.45(m,8H)。
実施例447:N−((1R,2R)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例440)及び2−(ジメチルアミノ)酢酸を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護工程は不要)。MS(ESI):C3234Sの質量計算値、598.7;m/z実測値、599.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.35−8.29(m,2H),7.42−7.38(m,2H),7.31−7.24(m,1H),7.19−7.12(m,1H),7.11−7.02(m,3H),6.98−6.93(m,1H),6.09−6.04(m,1H),3.95−3.77(m,2H),3.35(s,2H),2.48(s,6H),2.10(s,3H),2.04−1.98(m,2H),1.85−1.74(m,2H),1.58−1.36(m,4H)。
実施例448:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチルメチル(2−(((1R,2R)−2−(5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)アミノ)−2−オキソエチル)カルバメート。N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例440、120mg、0.234mmol)、2−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)酢酸(65mg、0.34mmol)、トリエチルアミン(50mg、0.50mmol)、及びHATU(95mg、0.25mmol)のDMF(5mL)中溶液を、室温で2時間反応させた。HO(10mL)で反応物をクエンチし、DCMで抽出し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、黄色固体として標題化合物を得た(120mg、収率75%)。MS(ESI):C3640Sの質量計算値、684.80;m/z実測値、685.2[M+H]
工程B:5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチルメチル(2−(((1R,2R)−2−(5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)アミノ)−2−オキソエチル)カルバメート(120mg、0.175mmol)のHCl(1mL)及びMeOH(2mL)中溶液を、60℃で30分間反応させた。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー及び分取TLCにより残渣を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(95mg、収率93%)。MS(ESI):C3132Sの質量計算値、584.7;m/z実測値、585.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.05−7.99(m,1H),7.40−7.33(m,2H),7.18−7.10(m,2H),7.09−7.05(m,2H),7.03−6.99(m,1H),6.96−6.91(m,1H),5.77−5.73(m,1H),3.97−3.85(m,1H),3.84−3.72(m,1H),3.16−3.02(m,2H),2.21(s,3H),2.09(s,3H),2.07−2.01(m,2H),1.81−1.66(m,2H),1.47−1.25(m,4H)。
実施例449:N−((1S,2R)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、工程Gでtert−ブチル((1s,4s)−4−アミノシクロヘキシル)カルバメートの代わりに5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した(1100mg)。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.12(d,J=5.6Hz,1H),7.42−7.33(m,2H),7.23−7.18(m,1H),7.16−7.11(m,1H),7.10−7.04(m,2H),7.04−7.01(m,1H),6.98−6.93(m,1H),5.85(d,J=5.6Hz,1H),4.44−4.38(m,1H),3.40−3.34(m,1H),2.09(s,3H),1.90−1.68(m,6H),1.60−1.43(m,2H)。
工程B:N−((1S,2R)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(80mg、0.16mmol)及び2−(ジメチルアミノ)酢酸(60mg、0.23mmol)の無水DMF(2mL)中溶液に、HATU(89mg、0.23mmol)及びDIPEA(40mg、0.31mmol)を添加し、rtで一晩撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、黄色固体として標題化合物を得た(66mg、収率71%)。MS(ESI):C3234Sの質量計算値、598.7;m/z実測値、599.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.32−8.26(m,1H),7.43−7.34(m,2H),7.29−7.23(m,1H),7.19−7.12(m,1H),7.11−7.02(m,3H),6.99−6.93(m,1H),6.05−6.00(m,1H),4.39−4.29(m,1H),4.23−4.13(m,1H),3.11(s,2H),2.36(s,6H),2.11(s,3H),1.83−1.67(m,5H),1.60−1.47(m,3H)。
実施例450:N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2827Sの質量計算値、513.6;m/z実測値、514.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.12(d,J=5.6Hz,1H),7.42−7.33(m,2H),7.23−7.18(m,1H),7.16−7.11(m,1H),7.10−7.04(m,2H),7.04−7.01(m,1H),6.98−6.93(m,1H),5.85(d,J=5.6Hz,1H),4.44−4.38(m,1H),3.40−3.34(m,1H),2.09(s,3H),1.90−1.68(m,6H),1.60−1.43(m,2H)。
実施例451:N−((1S,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3129Sの質量計算値、567.7;m/z実測値、568.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.44−7.34(m,2H),7.30−7.23(m,1H),7.19−7.12(m,1H),7.11−7.02(m,3H),6.99−6.92(m,1H),6.47−6.34(m,1H),6.31−6.21(m,1H),6.05(d,J=5.5Hz,1H),5.69−5.60(m,1H),4.46−4.35(m,1H),4.21−4.10(m,1H),2.11(s,3H),1.84−1.47(m,8H)。
実施例452:N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1、Sアトロプ異性体を得るためのキラル分離法1を含む)及びtert−ブチル((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.33(d,J=5.9Hz,1H),7.45−7.33(m,2H),7.28−7.23(m,1H),7.20−7.13(m,1H),7.10−7.04(m,3H),7.00−6.93(m,1H),6.07(d,J=5.8Hz,1H),4.52−4.42(m,1H),3.80−3.68(m,1H),2.24−2.13(m,2H),2.11(s,3H),2.00−1.85(m,2H),1.80−1.64(m,2H)。
実施例453:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31)及びtert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2427Sの質量計算値、465.6;m/z実測値、466.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.19−8.06(m,1H),7.16−7.06(m,1H),6.98−6.84(m,2H),5.89−5.79(m,1H),4.69−4.59(m,1H),4.53−4.43(m,1H),3.65−3.52(m,1H),2.20−2.03(m,5H),1.97−1.81(m,2H),1.78−1.60(m,2H),1.38−1.28(m,6H)。
実施例454:N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31)を使用し、工程Aでtert−ブチル((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)カルバメート、工程Bでアセチルクロリドを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2629Sの質量計算値、507.6;m/z実測値、508.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.30(d,J=5.6Hz,1H),7.22−7.15(m,1H),6.99−6.95(m,1H),6.94−6.88(m,1H),6.02(d,J=5.6Hz,1H),4.70−4.61(m,1H),4.39−4.26(m,1H),4.17−4.05(m,1H),2.48−2.38(m,1H),2.10(s,3H),2.08−1.88(m,5H),1.81−1.64(m,2H),1.62−1.48(m,1H),1.35−1.32(m,6H)。
実施例455:N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(3−イソプロピルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、5−(3−イソプロピルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例428、工程Aからの生成物、tert−ブチル((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2325Sの質量計算値、435.17;m/z実測値、436.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.17(d,J=5.6Hz,1H),7.54−7.46(m,1H),7.42−7.36(m,1H),7.25−7.19(m,1H),7.20−7.11(m,1H),5.97(d,J=5.6Hz,1H),4.52−4.44(m,1H),3.71−3.54(m,1H),3.03−2.94(m,1H),2.19−2.09(m,2H),1.98−1.82(m,2H),1.78−1.64(m,2H),1.30−1.27(m,6H)。
実施例456:N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体31)及び(1R,2R)−2−アミノシクロペンタノールを使用して、標題化合物を作製した(MeOH/HCl脱保護は行わない)。MS(ESI):C2426Sの質量計算値、466.6;m/z実測値、467.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.29(d,J=5.6Hz,1H),7.22−7.15(m,1H),7.00−6.94(m,1H),6.94−6.87(m,1H),6.02(d,J=5.6Hz,1H),4.70−4.61(m,1H),4.18−4.01(m,2H),2.18−2.08(m,4H),2.04−1.95(m,1H),1.83−1.72(m,2H),1.65−1.55(m,2H),1.37−1.30(m,6H)。
実施例457:N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
アルゴン下の乾燥したシンチレーション容器に、tert−ブチル(1R,2S)−2−アミノシクロヘキシルカルバメート(191mg、0.891mmol)、THF(2.097mL)、及びDIPEA(0.262mL、1.50mmol)を添加した。この溶液に、4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニルクロリド(中間体9、13.11mL、0.04M、0.5240mmol)を10分間かけてゆっくり滴下し、2時間撹拌した。反応物を水でクエンチした。結果として、沈殿物が形成された。溶液を濾過して固体を分離し、固体をDCM(5mL)、HCl(5mL、エーテル中、2M)で処理した。10分間かけて反応液を60℃に加温し、次いで室温で一晩撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、メタノールに溶解し、Gilson逆相酸性HPLCにより精製して、標題化合物を得た(8.3mg、収率2.9%)。MS(ESI):C2725Sの質量計算値、499.6;m/z実測値、500.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.21(d,J=5.6Hz,1H),7.49−7.25(m,4H),7.25−7.02(m,5H),6.08(d,J=5.7Hz,1H),4.48−4.31(m,1H),3.53(q,J=6.6,5.4Hz,1H),2.01−1.41(m,8H)。
実施例458:N−((1S,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチル((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d及びCDODの混合物):δ 8.26(d,J=5.3Hz,1H),7.42−7.32(m,2H),7.31−7.24(m,1H),7.16−7.08(m,1H),7.08−6.98(m,3H),6.95−6.87(m,1H),6.20−6.11(m,1H),6.10−6.01(m,1H),5.93(d,J=5.4Hz,1H),5.56−5.44(m,1H),4.26−4.16(m,1H),4.16−4.12(m,1H),2.10−1.86(m,5H),1.73−1.60(m,2H),1.60−1.50(m,1H),1.48−1.40(m,1H)。
実施例459:N−((1S,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1と同様の方法で、工程Aで5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びtert−ブチル((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)カルバメートを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C3027Sの質量計算値、553.6;m/z実測値、554.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.03(s,1H),8.30(d,J=5.5Hz,1H),7.92−7.81(m,1H),7.79−7.67(m,1H),7.48−7.39(m,2H),7.39−7.30(m,1H),7.22−7.14(m,1H),7.13−7.04(m,3H),6.99−6.92(m,1H),6.27−6.16(m,1H),6.09−6.02(m,1H),5.94(d,J=5.4Hz,1H),5.60−5.49(m,1H),4.33−4.19(m,2H),2.03(s,3H),1.97−1.82(m,2H),1.78−1.68(m,2H),1.66−1.46(m,2H)。
実施例460:5−(4−(3−((2−シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)−2−メチルフェニル)−N−シクロヘキシル−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
シクロヘキサンアミン(67mg、0.67mmol)の乾燥THF(10mL)中混合物に、室温で1M MeAl(2mL、2.0mmol)を添加し、室温で30分間撹拌し、次いで、メチル5−(4−(3−((2−シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシレート(中間体43、187mg、0.33mmol)を添加し、N下の還流状態で16時間撹拌した。MeOH(3mL)を添加して反応物をクエンチし、CHClで希釈し、Celite(登録商標)を通して濾過した。濾液を縮合させ、分取TLC(MeOH/DCM=1/50)により精製した(69mg、収率33%)。MS(ESI):C3631Sの質量計算値、629.7;m/z実測値、630.3[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 8.31−8.20(m,1H),8.20−8.15(m,1H),7.74−7.69(m,1H),7.68−7.61(m,1H),7.50−7.42(m,1H),7.34−7.29(m,1H),7.29−7.24(m,2H),7.24−7.20(m,1H),7.12−7.04(m,3H),6.98−6.92(m,1H),5.84−5.79(m,1H),5.32(s,2H),3.80−3.69(m,1H),2.03(s,3H),1.87−1.78(m,2H),1.76−1.67(m,2H),1.63−1.53(m,1H),1.37−1.23(m,5H)。
実施例461:N−(5−(4−(3−((2−シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−イル)シクロプロパンカルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:5−(4−(3−((2−シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。
中間体1、工程Fと同様の方法で、メチル5−(4−(3−((2−シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシレート(中間体43)を使用して、標題化合物を調製した。
工程B:tert−ブチル(5−(4−(3−((2−シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−イル)カルバメート。5−(4−(3−((2−シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(1.7g、3.1mmol)のCHCl(60mL)中懸濁液に、オキサリルクロリド及び1滴のDMFを添加し、次いで室温で3時間撹拌し、次いで、濃縮し、氷浴中で0℃に冷却し、NaN水溶液を添加し、30分間撹拌し、EtOAcで希釈し、水、生理食塩水で洗浄し、乾燥させ、濃縮した。残渣をトルエンで希釈し、1時間還流させ、次いでn−BuOHを添加し、2時間還流させ、次いで濃縮し、DCM/MeOHでのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、黄色固体を得た(950mg、収率49%)。
工程C:2−((3−(4−(2−アミノ−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−5H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−5−イル)−3−メチルフェノキシ)ベンジル)オキシ)ベンゾニトリル。tert−ブチル(5−(4−(3−((2−シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−イル)カルバメート(750mg、1.21mmol)の2,2,2−トリフルオロエタノール(50mL)中溶液を120℃のマイクロ波で1時間加熱し、次いで濃縮し、DCM/MeOHでのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、黄色固体を得た(450mg、収率72%)。
工程D:N−(5−(4−(3−((2−シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−イル)シクロプロパンカルボキサミド。2−((3−(4−(2−アミノ−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−5H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−5−イル)−3−メチルフェノキシ)ベンジル)オキシ)ベンゾニトリル(35.0mg、0.0673mmol)及び4−メチルモルホリン(6.8mg、0.0673mmol)のCHCl(20mL)中溶液に、シクロプロパンカルボニルクロリド(7.0mg、0.0673mmol)を添加した。反応物を室温で30分間撹拌し、次いで濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/水)により精製して、標題化合物を得た(15mg、収率38%)。MS(ESI):C3325Sの質量計算値、587.6;m/z実測値、588.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.45(s,1H),10.12(s,1H),8.08(d,J=5.4Hz,1H),7.73−7.68(m,1H),7.67−7.60(m,1H),7.50−7.40(m,1H),7.36−7.24(m,3H),7.23−7.17(m,1H),7.11−7.02(m,3H),6.98−6.92(m,1H),5.80(d,J=5.4Hz,1H),5.30(s,2H),2.04(s,3H),1.73−1.65(m,1H),0.87−0.81(m,4H)。
実施例462:N−シクロヘキシル−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体1)及びシクロヘキサンアミンを使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、498.6;m/z実測値、499.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.14(s,1H),8.36−8.32(m,1H),7.95−7.89(m,1H),7.49−7.41(m,2H),7.41−7.36(m,1H),7.24−7.17(m,1H),7.17−7.08(m,3H),7.02−6.97(m,1H),6.00−5.96(m,1H),3.80−3.76(m,1H),2.07(s,3H),1.86−1.78(m,2H),1.78−1.70(m,2H),1.66−1.57(m,1H),1.42−1.21(m,4H),1.14−1.03(m,1H)。
実施例463:N−シクロヘキシル−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(中間体2、109mg、0.27mmol)のCHCl(10mL)中溶液に、オキサリルクロリド(70mg、0.54mmol)及び1滴のDMFを添加し、次いで40℃で2時間撹拌した。真空下で濃縮乾固させた後、残渣をCHCl(10mL)に溶解し、シクロヘキサンアミン(55mg、0.54mmol)のCHCl(5mL)中溶液に添加し、室温で5分間撹拌した。混合物を濃縮し、MeOH/HOを溶出剤として使用してISCOにより精製して、黄色固体として表題加工物を得た(46mg、収率35%)。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、484.6;m/z実測値、485.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 8.29(d,J=5.1Hz,1H),7.94−7.92(m,1H),7.42−7.40(m,4H),7.30−7.04(m,5H),6.04(d,J=5.2Hz,1H),3.78−3.68(m,1H),1.85−1.52(m,5H),1.34−1.08(m,5H)。
実施例464:N1−((E)−4−(((1S,2R)−2−(5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン−1−イル)−N5−(15−オキソ−19−((3aS,4S,6aR)−2−オキソヘキサヒドロ−1H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−イル)−4,7,10−トリオキサ−14−アザノナデシル)グルタルアミド。
Figure 2018536686
工程A:tert−ブチル((E)−4−(((1S,2R)−2−(5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン−1−イル)カルバメート。(E)−4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ブタ−2−エン酸(中間体23、333.5mg、1.657mmol)、N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例298、工程Aからの生成物、700.0mg、1.507mmol)、HATU(744.6mg、1.959mmol)、トリエチルアミン(456.5mg、4.52mmol)のDMF(10.0mL)中混合物を、室温で15分間撹拌し、TLCは反応の完了を示した。水/メタノールを使用したカラムクロマトグラフィー溶出により混合物を精製して、明黄色固体として標題化合物を得た(500mg、収率60%)。
工程B:N1−((E)−4−(((1S,2R)−2−(5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン−1−イル)−N5−(15−オキソ−19−((3aS,4S,6aR)−2−オキソヘキサヒドロ−1H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−イル)−4,7,10−トリオキサ−14−アザノナデシル)グルタルアミド。Tert−ブチル((E)−4−(((1S,2R)−2−(5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン−1−イル)カルバメート(500mg、0.772mmol)をメタノール(10.0mL)中の4NHClに溶解し、次いで室温で1時間撹拌し、濃縮して、de−Boc生成物を得た。5,21−ジオキソ−25−((3aS,4S,6aR)−2−オキソヘキサヒドロ−1H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−イル)−10,13,16−トリオキサ−6,20−ジアザペンタコサノイック酸(432.8mg、0.772mmol)、HATU(440.1mg、1.158mmol)、トリエチルアミン(312.2mg、3.087mmol)のDMF(5.0mL)中混合物を室温で5分間撹拌して、活性化エステル溶液を得た。De−Boc生成物をDMF(5.0mL)に溶解し、次いで活性化エステル溶液を添加した。混合物を室温で10分間攪拌した。TLCは反応の完了を示した。次いで、水/メタノールを使用したカラムクロマトグラフィー溶出により混合物を精製して、白色固体として標題化合物を得た(350mg、収率41.5%)。MS(ESI):C53751110の質量計算値、1090.4;m/z実測値、1090.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.41(s,1H),8.33(d,J=5.5Hz,1H),7.42(s,1H),6.75−6.66(m,1H),6.12−6.00(m,1H),6.03(d,J=5.5Hz,1H),4.52−4.37(m,3H),4.32−4.26(m,1H),3.92−3.87(m,2H),3.64−3.59(m,4H),3.59−3.54(m,4H),3.53−3.47(m,4H),3.27−3.15(m,5H),2.94−2.87(m,1H),2.75−2.65(m,3H),2.25−2.16(m,9H),2.15−2.01(m,3H),1.96−1.83(m,3H),1.82−1.67(m,8H),1.66−1.53(m,3H),1.46−1.36(m,2H),1.03−0.96(m,6H)。
実施例465:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.5−(4−メチル−6−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程A及びC〜Fと同様の方法で、工程Aでアミノ−4−メチルピリジン−2−オール及び2−クロロピリミジンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(4−メチル−6−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.73−8.66(m,2H),8.39−8.34(m,1H),8.32−8.28(m,1H),7.42−7.28(m,2H),6.34−6.17(m,3H),5.67−5.58(m,1H),4.50−4.37(m,2H),2.30−2.24(m,3H),2.15−2.02(m,2H),1.97−1.86(m,1H),1.81−1.63(m,3H)。
実施例466:N−((1R,2S)−2−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
(E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリル酸(25mg、0.18mmol)、HATU(68mg、0.18mmol)、及びトリエチルアミン(46mg、0.45mmol)のDMF(1mL)中溶液に、N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例298、工程Aからの生成物、70mg、0.15mmol)のDMF(1mL)中溶液を添加し、室温で10分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー、次いで分取TLC(MeOH/DCM=1/20)により混合物を精製して、標題化合物を得た(31mg、収率34%)。MS(ESI):C3133Sの質量計算値、583.70;m/z実測値、584.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.31−9.98(br,1H),8.45−8.26(m,2H),8.10−7.81(m,2H),7.34(s,1H),6.96−6.86(m,1H),5.96−5.82(m,1H),4.41−4.22(m,2H),2.66−2.61(m,2H),2.15−2.05(m,4H),1.97−1.88(m,2H),1.84−1.72(m,3H),1.71−1.62(m,1H),1.52−1.42(m,1H),1.16−1.07(m,2H),0.92(d,J=6.6Hz,6H),0.85−0.75(m,2H)。
実施例467:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(4−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.5−(4−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。実施例25と同様の方法で、工程Aで3,6−ジクロロピリダジン及び5−アミノ−4−メチルピリジン−2−オールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(4−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(4−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)アクリルアミド(中間体40)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、570.6;m/z実測値、571.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.12−8.95(m,1H),8.33−8.19(m,2H),7.87−7.76(m,1H),7.67−7.56(m,1H),7.35(s,1H),6.47−6.34(m,1H),6.28−6.12(m,2H),5.69−5.57(m,1H),4.46−4.33(m,1H),4.16−4.01(m,1H),2.26(d,J=7.6Hz,3H),1.85−1.38(m,8H)。
実施例468:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.5−(2−メチル−6−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程A及びC〜Fと同様の方法で、工程Aで5−アミノ−6−メチルピリジン−2−オール及び2−クロロピリミジンを使用して、標題化合物を調製した。
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−6−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.72−8.67(m,2H),8.36−8.32(m,1H),8.02−7.92(m,1H),7.37−7.32(m,1H),7.31−7.25(m,1H),6.33−6.16(m,3H),5.66−5.60(m,1H),4.48−4.35(m,2H),2.34−2.27(m,3H),2.18−2.02(m,2H),1.97−1.86(m,1H),1.84−1.63(m,3H)。
実施例469:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−オキソ−1−(ピリダジン−3−イル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(363mg、1.42mmol)の4.0N HCl/MeOH溶液を、室温で1分間撹拌した。減圧下で反応混合物を濃縮し、更に精製することなく粗製のまま工程Cで使用した。
工程B.5−(4−メチル−6−オキソ−1−(ピリダジン−3−イル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。実施例25と同様の方法で、工程Aで3,6−ジクロロピリダジン及び5−アミノ−4−メチルピリジン−2−オールを使用して、標題化合物を調製した。
工程C.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−オキソ−1−(ピリダジン−3−イル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(4−メチル−6−オキソ−1−(ピリダジン−3−イル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程A)を使用して、標題化合物を調製し(HCl/MeOHでの脱保護は行わない)、フラッシュカラムクロマトグラフィーを使用した精製により、Sアトロプ異性体として標題化合物を得た。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.25(d,J=4.6Hz,1H),8.44−8.39(m,1H),8.31(s,1H),8.25(d,J=9.0Hz,1H),7.95−7.83(m,1H),6.72(s,1H),6.61−6.55(m,1H),6.34−6.09(m,2H),5.61(d,J=9.7Hz,1H),4.50−4.35(m,2H),2.14(s,3H),2.11−2.00(m,2H),1.98−1.84(m,1H),1.81−1.59(m,3H)。
実施例470:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(4−メチル−6−オキソ−1−(ピリダジン−3−イル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例469、工程Bのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより、Rアトロプ異性体を得た。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.24(d,J=4.6Hz,1H),8.40(d,J=5.5Hz,1H),8.36(s,1H),8.25(d,J=8.8Hz,1H),7.93−7.86(m,1H),6.71(s,1H),6.56(d,J=5.5Hz,1H),6.32−6.12(m,2H),5.61(d,J=9.7Hz,1H),4.48−4.29(m,2H),2.13(s,3H),2.11−2.00(m,2H),1.98−1.83(m,1H),1.81−1.58(m,3H)。
実施例471:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)カルバメート(800mg、1.90mmol)のMeOH(2mL)中4M HCl溶液を、室温で60分間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、更に精製せずに使用した。
工程B:5−(4−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。実施例25、工程A及びCと同様の方法で、工程Aで3,6−ジクロロピリダジン及び5−アミノ−4−メチルピリジン−2−オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1912Sの質量計算値、420.40;m/z実測値、421.0[M+H]
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(4−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(800mg、1.90mmol)、トリエチルアミン(384mg、3.80mmol)、及びHATU(940mg、2.47mmol)のDMF中溶液を、室温で15分間撹拌して、活性化エステル溶液を得た。工程AからのN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドをDMF及びトリエチルアミン(384mg、3.80mmol)に溶解し、活性化エステル溶液に添加した。反応物を室温で10分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、明黄色固体として標題化合物を得た(441mg、収率41.5%)。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.07(d,J=4.6Hz,1H),8.35(d,J=5.6Hz,1H),8.21(d,J=4.0Hz,1H),7.88−7.80(m,1H),7.65(d,J=8.9Hz,1H),7.39(s,1H),6.35−6.14(m,3H),5.62(d,J=9.6Hz,1H),4.52−4.31(m,2H),2.29(s,3H),2.17−2.00(m,2H),1.97−1.82(m,1H),1.83−1.60(m,3H)。
実施例472:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.5−(2−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体25と同様の方法で、工程Aで5−アミノ−6−メチルピリジン−2−オール及び3,6−ジクロロピリダジンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)アクリルアミド(中間体40)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2826Sの質量計算値、570.6;m/z実測値、571.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.11−9.04(m,1H),8.38−8.35(m,1H),7.98−7.91(m,1H),7.90−7.82(m,1H),7.70−7.63(m,1H),7.32−7.25(m,1H),6.47−6.38(m,1H),6.32−6.22(m,2H),5.73−5.63(m,1H),4.50−4.40(m,1H),4.20−4.14(m,1H),2.29−2.24(m,3H),1.85−1.59(m,8H)。
実施例473:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、5−(2−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(実施例472、工程Aからの生成物)及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.08−9.04(m,1H),8.36−8.32(m,1H),7.97−7.92(m,1H),7.87−7.82(m,1H),7.68−7.63(m,1H),7.31−7.25(m,1H),6.32−6.15(m,3H),5.65−5.56(m,1H),4.53−4.34(m,2H),2.27−2.21(m,3H),2.15−2.02(m,2H),1.97−1.86(m,1H),1.80−1.63(m,3H)。
実施例474:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)カルバメート(500mg、1.97mmol)のDCM(3mL)中溶液に、メタンスルホン酸(0.387mL)を添加し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、更に精製せずに使用した。
工程B:5−(2−メチル−6−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで6−クロロ−2−メチル−3−ニトロピリジン及び2−メチルピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C2115Sの質量計算値、433.44;m/z実測値、434.0[M+H]
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(2−メチル−6−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(736mg、1.34mmol)、トリエチルアミン(0.474mL、3.40mmol)、及びHATU(742mg、1.95mmol)のDMF(3mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステル溶液を得た。N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)をDMF(3mL)及びトリエチルアミン(0.474mL、3.40mmol)に溶解し、活性化エステル溶液に添加した。反応物を室温で2時間攪拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、灰色固体として標題化合物(580mg、収率99.1%)を得た。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、569.6;m/z実測値、570.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.40−8.25(m,2H),7.99−7.77(m,1H),7.70−7.51(m,1H),7.44−7.22(m,1H),7.17−6.99(m,1H),6.36−6.15(m,2H),6.15−6.04(m,1H),5.69−5.54(m,1H),4.50−4.29(m,2H),2.43(s,3H),2.25−2.12(m,3H),2.11−1.99(m,2H),1.98−1.85(m,1H),1.80−1.58(m,3H)。
実施例475:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.4−オキソ−5−(5−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程A及びC〜Fと同様の方法で、工程Aでフェノール及び5−フルオロ−2−ニトロトルエンの代わりに6−アミノピリジン−3−オール及び3,6−ジクロロピリダジンを使用して、標題化合物を調製した。
工程B:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(5−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)アクリルアミド(中間体40)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.10(s,1H),9.09−9.05(m,1H),8.64(s,1H),8.36−8.30(m,1H),8.10−8.02(m,1H),7.90−7.80(m,3H),7.76−7.69(m,1H),7.68−7.62(m,1H),6.46−6.34(m,1H),6.21−6.08(m,2H),5.64−5.54(m,1H),4.25−4.18(m,1H),4.07−3.96(m,1H),1.78−1.60(m,4H),1.60−1.48(m,2H),1.46−1.29(m,2H)。
実施例476:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
実施例1、工程Aと同様の方法で、4−オキソ−5−(5−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸及びN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36)を使用して、標題化合物を作製した(HCl/MeOH脱保護は行わない)。MS(ESI):C2622Sの質量計算値、542.6;m/z実測値、543.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.03−8.98(m,1H),8.68−8.61(m,1H),8.37−8.30(m,1H),8.07−8.00(m,1H),7.86−7.79(m,1H),7.75−7.68(m,1H),7.64−7.57(m,1H),6.40−6.33(m,1H),6.32−6.19(m,2H),5.67−5.59(m,1H),4.46−4.40(m,2H),2.15−2.03(m,2H),1.98−1.85(m,1H),1.82−1.65(m,3H)。
実施例477:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(6’−メチル−2−オキソ−2H−[1,2’−ビピリジン]−5’−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(582mg、2.29mmol)の4M HCl(ジオキサン中)中溶液を、室温で60分間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、更に精製せずに使用した。
工程B.5−(6’−メチル−2−オキソ−2H−[1,2’−ビピリジン]−5’−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1と同様の方法で、工程Aで5−フルオロ−2−ニトロトルエン及びフェノールの代わりに6−フルオロ−2−メチル−3−ニトロピリジン及びピリジン−2−オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41;m/z実測値、420.1[M+H]
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(6’−メチル−2−オキソ−2H−[1,2’−ビピリジン]−5’−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(6’−メチル−2−オキソ−2H−[1,2’−ビピリジン]−5’−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(686mg、1.64mmol)、トリエチルアミン(0.456mL、3.26mmol)、及びHATU(808mg、2.13mmol)のDMF(4mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステル溶液を得た。N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)をDMF(4mL)及びトリエチルアミン(0.456mL、3.26mmol)に溶解し、活性化エステル溶液に添加した。反応物を室温で10分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、白色固体として標題化合物を得た(370mg、収率98.5%)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34(d,J=5.6Hz,1H),8.07−7.93(m,2H),7.87−7.80(m,1H),7.69−7.59(m,1H),6.66(d,J=9.2Hz,1H),6.58−6.47(m,1H),6.33−6.16(m,3H),5.62(d,J=9.7Hz,1H),4.49−4.34(m,2H),2.44(s,3H),2.17−2.00(m,2H),1.99−1.85(m,1H),1.82−1.57(m,3H)。
実施例478:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(497mg、1.95mmol)の4M HCl(ジオキサン中)中溶液を、室温で60分間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、更に精製せずに使用した。
工程B:5−(2−メチル−6−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで6−フルオロ−2−メチル−3−ニトロピリジン及びピリジン−2−オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41;m/z実測値、420.1[M+H]
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(2−メチル−6−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(630mg、1.50mmol)、トリエチルアミン(304mg、3.00mmol)、及びHATU(742mg、1.95mmol)のDMF(2.5mL)中溶液を、室温で15分間撹拌して、活性化エステル溶液を得た。N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)をDMF(2.5mL)及びトリエチルアミン(304mg、3.00mmol)に溶解し、活性化エステル溶液に添加した。反応物を室温で10分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、白色固体として標題化合物を得た(450mg、収率53.9%)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.35(d,J=5.5Hz,1H),8.30−8.23(m,1H),7.97−7.91(m,1H),7.90−7.84(m,1H),7.31−7.24(m,1H),7.21(d,J=8.3Hz,1H),7.14(d,J=8.5Hz,1H),6.36−6.13(m,3H),5.61(d,J=9.5Hz,1H),4.48−4.35(m,2H),2.25(s,3H),2.15−1.99(m,2H),1.96−1.85(m,1H),1.82−1.57(m,3H)。
実施例479:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(5−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(958mg、3.78mmol)のDCM(15mL)中溶液に、メタンスルホン酸(402mg、4.19mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、更に精製せずに使用した。
工程B:5−(5−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程A及びC〜Fと同様の方法で、工程Aで5−フルオロ−2−ニトロトルエン及びフェノールの代わりに2−フルオロ−6−メチルピリジン及び6−アミノピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41;m/z実測値、420.1[M+H]
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(5−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(5−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(1000mg、1.88mmol)、トリエチルアミン(483mg、4.78mmol)、及びHATU(1.43g、3.77mmol)のDMF(5mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステル溶液を得た。N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)をDMF(5mL)及びトリエチルアミン(483mg、4.78mmol)に溶解し、活性化エステル溶液に添加した。反応物を室温で30時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、黄色固体として標題化合物を得た(532mg、収率48.4%)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.10(s,1H),8.58−8.48(m,1H),8.33(d,J=5.2Hz,1H),8.00−7.73(m,4H),7.69−7.59(m,1H),7.13−7.04(m,1H),7.00−6.92(m,1H),6.30−5.99(m,3H),5.61−5.48(m,1H),4.42−4.17(m,2H),2.35(s,3H),2.03−1.82(m,2H),1.80−1.47(m,4H)。
実施例480:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(504mg、1.98mmol)のDCM(15mL)中溶液に、メタンスルホン酸(381mg、3.97mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、DMF(2.5mL)に溶解し、更に精製せずに使用した。
工程B:4−オキソ−5−(5−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1と同様の方法で(工程A及びC〜Fを使用)、工程Aで5−フルオロ−2−ニトロトルエン及びフェノールの代わりに2−フルオロピリジン及び6−アミノピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1911Sの質量計算値、405.39;m/z実測値、406.0[M+H]
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。4−オキソ−5−(5−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(670mg、1.65mmol)、トリエチルアミン、及びHATU(817mg、2.15mmol)のDMF(2.5mL)中溶液に、N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)を添加した。LCMSが反応の完了を示すまで、反応混合物を室温で撹拌した。反応物を水に注ぎ、形成された沈殿物を濾過により収集した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより固体を精製し、灰色固体として標題化合物を得た(190mg、収率21.2%)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.0[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.28(br,1H),8.58−8.48(m,1H),8.35−8.28(m,1H),8.23−8.16(m,1H),7.98−7.84(m,3H),7.82−7.73(m,1H),7.69−7.62(m,1H),7.26−7.14(m,2H),6.29−6.00(m,3H),5.60−5.49(m,1H),4.35−4.19(m,2H),2.01−1.83(m,2H),1.81−1.68(m,2H),1.67−1.48(m,2H)。
実施例481:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(5−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(554mg、2.19mmol)のDCM(3mL)中溶液に、メタンスルホン酸(837mg、8.71mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、DMF(2.0mL)に溶解し、更に精製せずに使用した。
工程B:5−(5−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで5−ブロモピリミジン及び6−メチルピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41;m/z実測値、420.0[M+H]
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(5−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(5−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(1.096g、2.614mmol)、トリエチルアミン(1.168g、11.54mmol)、及びHATU(1.077g、2.83mmol)のDMF(3.0mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、DMF(2.5mL)中のN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)を添加し、室温で30分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/HO)、そして再度のフラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH)により反応物を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(420mg、収率34.1%)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.49−8.38(m,1H),8.38−8.30(m,1H),8.30−8.21(m,1H),7.75−7.64(m,1H),7.64−7.50(m,2H),7.42−7.32(m,1H),6.32−6.12(m,3H),5.69−5.52(m,1H),4.47−4.34(m,2H),2.54(s,3H),2.13−2.00(m,2H),1.95−1.85(m,1H),1.81−1.62(m,3H)。
実施例482:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリミジン−5−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(479mg、1.88mmol)のDCM(15mL)中溶液に、メタンスルホン酸(201mg、2.09mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、更に精製せずに使用した。
工程B:5−(2−メチル−4−(ピリミジン−5−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1と同様の方法で(工程A〜Fを使用)、工程Aで4−フルオロ−2−メチル−1−ニトロベンゼン及びピリミジン−5−オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41;m/z実測値、420.0[M+H]
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリミジン−5−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(2−メチル−4−(ピリミジン−5−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(500mg、0.942mmol)、トリエチルアミン(242mg、2.39mmol)、及びHATU(716mg、1.88mmol)のDMF(3.0mL)中溶液を、室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、DMF(3.0mL)中のN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)、トリエチルアミン(242mg、2.39mmol)を添加した。LCMSが反応の完了を示すまで、反応混合物を室温で撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、白色固体として標題化合物を得た(189mg、収率34.8%)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.95(s,1H),8.70−8.61(m,2H),8.32(d,J=4.7Hz,1H),7.51−7.34(m,1H),7.26(s,1H),7.21−7.11(m,1H),6.37−6.16(m,2H),6.13−6.05(m,1H),5.68−5.57(m,1H),4.50−4.35(m,2H),2.17(s,3H),2.13−2.01(m,2H),1.96−1.85(m,1H),1.84−1.60(m,3H)。
実施例483:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(417mg、1.64mmol)のDCM(15mL)中溶液に、メタンスルホン酸(233mg、2.43mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、更に精製せずに使用した。
工程B:5−(4−メチル−6−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで5−フルオロ−2−ニトロトルエン及びフェノールの代わりに2−フルオロ−4−メチル−5−ニトロピリジン及び6−メチルピリジン−2−オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C2115Sの質量計算値、433.44;m/z実測値、434.0[M+H]
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(4−メチル−6−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(600mg、1.09mmol)、トリエチルアミン(280mg、1.22mmol)、及びHATU(748mg、1.97mmol)のDMF(3.0mL)中溶液を、室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、DMF(3.0mL)中のN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)及びトリエチルアミン(280mg、1.22mmol)を添加した。反応混合物を室温で30分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、黄色固体として標題化合物(525mg、収率82.0%)を得た。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、569.6;m/z実測値、570.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.34(d,J=5.4Hz,1H),8.22−8.12(m,1H),7.88−7.75(m,1H),7.21(s,1H),7.18−7.12(m,1H),7.04−6.95(m,1H),6.3−6.13(m,3H),5.68−5.57(m,1H),4.5−4.37(m,2H),2.48(s,3H),2.30−2.20(m,3H),2.16−2.03(m,2H),1.99−1.87(m,1H),1.83−1.62(m,3H)。
実施例484:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(407mg、1.60mmol)の4.0M HCl(ジオキサン(50mL)中)中溶液を、室温で1分間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、更に精製せずに使用した。
工程B:4−オキソ−5−(5−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1と同様の方法で(工程A及びC〜Fを使用)、工程Aで5−フルオロ−2−ニトロトルエン及びフェノールの代わりに2−クロロピリミジン及び6−アミノピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1810Sの質量計算値、406.38;m/z実測値、407.0[M+H]
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。4−オキソ−5−(5−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(500mg、1.23mmol)、トリエチルアミン(257mL、1.84mmol)、及びHATU(608mg、1.60mmol)のDMF(100mL)中溶液を、室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、DMF(50mL)中のN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)及びトリエチルアミン(257mg、1.84mmol)を添加した。反応混合物を室温で10分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、白色固体として標題化合物を得た(365mg、収率54.8%)。MS(ESI):C2622Sの質量計算値、542.6;m/z実測値、543.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.13(s,1H),8.77−8.67(m,2H),8.66−8.58(m,1H),8.38−8.30(m,1H),8.08−7.99(m,1H),7.93−7.84(m,1H),7.81−7.73(s,1H),7.73−7.65(m,1H),7.44−7.28(m,1H),6.29−5.97(m,3H),5.62−5.47(m,1H),4.36−4.17(m,2H),2.01−1.82(m,2H),1.80−1.45(m,4H)。
実施例485:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:4−オキソ−5−(5−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1と同様の方法(工程A〜Fを使用)で、工程Aで5−フルオロ−2−ニトロトルエン及びフェノールの代わりに5−クロロ−2−ニトロピリジン及びピリミジン−5−オールを使用して、標題化合物を調製した。MS(ESI):C1810Sの質量計算値、406.38;m/z実測値、407.0[M+H]
工程B:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。4−オキソ−5−(5−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(400mg、0.984mmol)、トリエチルアミン(149mg、1.48mmol)、及びHATU(486mg、1.28mmol)のDMF(4mL)中溶液を室温で10分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36、197mg、1.28mmol)のDMF(1mL)及びトリエチルアミン(248mg、2.46mmol)中溶液を添加し、室温で30分間撹拌した。逆相HPLCにより反応物を精製し、標題化合物を得た(266mg、収率49.8%)。MS(ESI):C2622Sの質量計算値、542.6;m/z実測値、543.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.08(s,1H),9.07(s,1H),8.82(s,2H),8.60−8.55(m,1H),8.35−8.30(m,1H),7.92−7.84(m,2H),7.78−7.70(m,1H),7.68−7.62(m,1H),6.31−6.16(m,2H),6.11−5.99(m,1H),5.59−5.50(m,1H),4.34−4.19(m,2H),2.01−1.83(m,2H),1.82−1.68(m,2H),1.67−1.58(m,1H),1.57−1.46(m,1H)。
実施例486:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:5−(4−メチル−6−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで2−クロロ−4−メチル−5−ニトロピリジン及びピリミジン−5−オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C1912Sの質量計算値、420.40;m/z実測値、421.1[M+H]
工程B:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(4−メチル−6−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(800mg、1.90mmol)、トリエチルアミン(289mg、2.85mmol)、及びHATU(9.41mg、2.47mmol)のDMF(8mL)中溶液を室温で10分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(中間体36、382mg、2.47mmol)のDMF(2mL)及びトリエチルアミン(481mg、4.76mmol)溶液を添加し、室温で30分間撹拌した。反応物を逆相HPLCにより精製して、標題化合物を得た(551mg、収率52.0%)。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.15(s,1H),9.06(s,1H),8.84(s,2H),8.34−8.28(m,1H),8.18−8.12(m,1H),7.90−7.83(m,1H),7.80−7.70(m,1H),7.36(s,1H),6.27−6.15(m,1H),6.13−6.01(m,2H),5.59−5.50(m,1H),4.33−4.20(m,2H),2.17(s,3H),1.98−1.82(m,2H),1.82−1.67(m,2H),1.67−1.56(m,1H),1.56−1.44(m,1H)。
実施例487:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(700mg、2.75mmol)のDCM(4mL)中溶液に、メタンスルホン酸(1.058g、11.01mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、更に精製せずに使用した。
工程B:5−(4−メチル−6−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで2−ブロモ−4−メチル−5−ニトロピリジン及び6−メチルピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C2115Sの質量計算値、433.44;m/z実測値、434.0[M+H]
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。4−オキソ−5−(5−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(1.432g、3.303mmol)、トリエチルアミン(1.476g、14.59mmol)、及びHATU(1.361g、3.578mmol)のDMF(5mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、DMF(3mL)中のN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)を添加した。反応混合物を室温で30分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより反応物を精製し、黄色固体として標題化合物を得た(600mg、収率37.9%)。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、569.6;m/z実測値、570.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.37−8.26(m,2H),8.10−8.01(m,1H),7.63−7.56(m,1H),7.39−7.32(m,1H),7.20−7.14(m,1H),6.33−6.09(m,3H),5.65−5.56(m,1H),4.47−4.35(m,2H),2.54(s,3H),2.22(s,3H),2.13−2.01(m,2H),1.95−1.85(m,1H),1.81−1.60(m,3H)。
実施例488:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(509mg、2.00mmol)のDCM(10mL)中溶液に、メタンスルホン酸(385mg、4.01mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、DMF(2mL)に溶解した。
工程B:5−(4−メチル−6−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで2−フルオロ−4−メチル−5−ニトロピリジン及びピリジン−2−オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41;m/z実測値、420.1[M+H]
工程C:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(4−メチル−6−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(700mg、1.67mmol)、トリエチルアミン、及びHATU(825mg、2.17mmol)のDMF(3mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(工程Aから)を添加し、LCMSが反応の完了を示すまで室温で撹拌した。反応物をHOに注ぎ、形成された沈殿物を濾過により収集した。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、黄色固体として標題化合物を得た(380mg、収率41%)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.22(br,1H),8.40−8.19(m,3H),7.95−7.84(m,2H),7.82−7.69(m,1H),7.29−7.23(m,2H),7.22−7.16(m,1H),6.28−6.14(m,1H),6.11−6.02(m,2H),5.60−5.46(m,1H),4.34−4.19(m,2H),2.15(s,3H),1.98−1.83(m,2H),1.82−1.68(m,2H),1.67−1.48(m,2H)。
実施例489:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:5−(4−メチル−6−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで2−フルオロ−4−メチル−5−ニトロピリジン及び2−メチルピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C2115Sの質量計算値、433.44;m/z実測値、434.0[M+H]
工程B:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(500mg、1.97mmol)のDCM(3mL)中溶液に、メタンスルホン酸(0.387g、5.96mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、DMF(2mL)及びトリエチルアミン(0.474mL、3.40mmol)に溶解した。5−(4−メチル−6−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(736mg、1.34mmol)、トリエチルアミン(0.474mL、3.40mmol)、及びHATU(742mg、1.95mmol)のDMF(4mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、上記のN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド溶液を添加し、室温で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/HO)により、そして再度フラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH)を使用して反応物を精製して、白色固体として標題化合物を得た(636mg、収率99.5%)。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、569.6;m/z実測値、570.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.29(s,2H),8.15−8.04(m,1H),7.59(d,J=7.9Hz,1H),7.40−7.28(m,1H),7.19(s,1H),6.32−6.14(m,2H),6.13−6.05(m,1H),5.59(d,J=9.7Hz,1H),4.47−4.28(m,2H),2.41(s,3H),2.26−2.18(m,3H),2.11−1.98(m,2H),1.94−1.82(m,1H),1.76−1.55(m,3H)。
実施例490:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:5−(4−メチル−6−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで2−フルオロ−4−メチル−5−ニトロピリジン及びピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41;m/z実測値、420.0[M+H]
工程B:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(500mg、1.97mmol)のDCM(3mL)中溶液に、メタンスルホン酸(0.387g、5.96mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、DMF(2mL)及びトリエチルアミン(0.474mL、3.40mmol)に溶解した。5−(4−メチル−6−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(712mg、1.34mmol)、トリエチルアミン(0.474mL、3.40mmol)、及びHATU(742mg、1.95mmol)のDMF(4mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、上記のN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド溶液を添加し、室温で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/HO)により、そして再度フラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH)を使用して反応物を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(742mg、収率99.6%)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.46(s,1H),8.43−8.35(m,1H),8.32−8.23(m,1H),8.16−8.04(m,1H),7.71(d,J=8.0Hz,1H),7.56−7.41(m,1H),7.18(s,1H),6.31−6.15(m,2H),6.14−6.06(m,1H),5.58(d,J=9.6Hz,1H),4.48−4.29(m,2H),2.26−2.16(m,3H),2.11−1.96(m,2H),1.95−1.82(m,1H),1.78−1.58(m,3H)。
実施例491:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:4−オキソ−5−(5−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで5−ブロモ−2−ニトロピリジン及びピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C1911Sの質量計算値、405.39;m/z実測値、406.0[M+H]
工程B:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(350mg、1.38mmol)のDCM(2mL)中溶液に、メタンスルホン酸(0.271mL、4.17mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、DMF(2mL)及びトリエチルアミン(0.332mL、2.38mmol)に溶解した。4−オキソ−5−(5−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(482mg、0.939mmol)、トリエチルアミン(0.332mL、2.38mmol)、及びHATU(520mg、1.37mmol)のDMF(2mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、上記のN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド溶液を添加し、室温で30分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/HO)により、そして再度フラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH)を使用して反応物を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(210mg、収率40.6%)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 10.09(s,1H),8.58−8.52(m,1H),8.52−8.40(m,2H),8.37−8.27(m,1H),7.95−7.83(m,1H),7.83−7.71(m,2H),7.69−7.59(m,2H),7.54−7.39(m,1H),6.27−6.13(m,2H),6.13−5.96(m,1H),5.60−5.48(m,1H),4.33−4.20(m,2H),2.00−1.86(m,2H),1.80−1.68(m,2H),1.65−1.46(m,2H)。
実施例492:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:5−(2−メチル−6−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで6−クロロ−2−メチル−3−ニトロピリジン及び2−クロロピリミジン−5−オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C1912Sの質量計算値、420.40;m/z実測値、421.0[M+H]
工程B:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(2−メチル−6−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(800mg、1.90mmol)、トリエチルアミン(289mg、2.85mmol)、及びHATU(941mg、2.47mmol)のDMF(8mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(376mg、2.44mmol)及びトリエチルアミン(481mg、4.76mmol)のDMF(2mL)中溶液を添加し、室温で30分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/HO)により反応物を精製し、標題化合物を得た(560mg、収率52.9%)。MS(ESI):C2724Sの質量計算値、556.6;m/z実測値、557.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 9.01(s,1H),8.80(s,2H),8.34−8.28(m,1H),7.95−7.85(m,1H),7.23−7.16(m,1H),6.31−6.10(m,3H),5.64−5.54(m,1H),4.47−4.32(m,2H),2.23−2.16(m,3H),2.13−2.01(m,2H),1.96−1.84(m,1H),1.80−1.59(m,3H)。
実施例493:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(5−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:5−(5−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで5−ブロモ−2−ニトロピリジン及び2−メチルピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41;m/z実測値、420.0[M+H]
工程B:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(5−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(300mg、1.18mmol)のDCM(2mL)中溶液に、メタンスルホン酸(0.232mL、3.58mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させてN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミドを得、DMF(2mL)及びトリエチルアミン(0.284mL、2.04mmol)に溶解した。5−(5−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(428mg、0.805mmol)、トリエチルアミン(0.284mL、2.04mmol)、及びHATU(445mg、1.17mmol)のDMF(2mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、上記のN−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド溶液を添加し、室温で2時間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/HO)により、そして再度フラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH)を使用して反応物を精製して、白色固体として標題化合物を得た(400mg、収率87.9%)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d及びCDODの混合物):δ 8.40−8.33(m,1H),8.33−8.26(m,2H),7.60−7.53(m,2H),7.51−7.46(m,1H),7.32−7.25(m,1H),6.26−6.15(m,2H),6.12−6.06(m,1H),5.56−5.51(m,1H),4.32−4.28(m,2H),2.45(s,3H),2.01−1.88(m,2H),1.84−1.74(m,1H),1.73−1.60(m,2H),1.59−1.48(m,1H)。
実施例494:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:5−(2−メチル−6−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで6−クロロ−2−メチル−3−ニトロピリジン及びピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41;m/z実測値、420.1[M+H]
工程B:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(2−メチル−6−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(650mg、1.55mmol)、トリエチルアミン(313mg、3.10mmol)、及びHATU(331mg、0.870mmol)のDMF(5mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(303mg、1.97mmol)及びトリエチルアミン(894mg、8.85mmol)のDMF(5mL)中溶液を添加し、室温で10分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/HO)、そして再度のフラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH)により反応物を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(480mg、収率55.7%)。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.52−8.45(m,1H),8.43−8.37(m,1H),8.36−8.30(m,1H),7.85−7.79(m,1H),7.78−7.70(m,1H),7.54−7.46(m,1H),7.15−7.06(m,1H),6.31−6.10(m,3H),5.65−5.56(m,1H),4.50−4.27(m,2H),2.18(s,3H),2.10−1.88(m,3H),1.78−1.60(m,3H)。
実施例495:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:5−(2−メチル−6−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体15と同様の方法で、工程Aで6−クロロ−2−メチル−3−ニトロピリジン及び6−メチルピリジン−3−オールを使用して、標題化合物を調製した(Cuは使用しない)。MS(ESI):C2013Sの質量計算値、419.41;m/z実測値、420.1[M+H]
工程B:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。5−(2−メチル−6−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(1000mg、2.31mmol)、トリエチルアミン(466mg、4.61mmol)、及びHATU(1315mg、3.460mmol)のDMF(5mL)中溶液を室温で15分間撹拌して、活性化エステルを形成した。この溶液に、N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)アクリルアミド(485mg、3.15mmol)及びトリエチルアミン(1472mg、14.57mmol)のDMF(5mL)中溶液を添加し、室温で10分間撹拌した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(MeOH/HO)、そして再度のフラッシュカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH)により反応物を精製して、黄色固体として標題化合物を得た(781mg、収率59.4%)。MS(ESI):C2927Sの質量計算値、569.6;m/z実測値、570.1[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.36−8.29(m,2H),7.86−7.78(m,1H),7.65−7.58(m,1H),7.40−7.33(m,1H),7.10−7.01(m,1H),6.33−6.15(m,2H),6.13−6.08(m,1H),5.65−5.56(m,1H),4.53−4.32(m,2H),2.55(s,3H),2.22−2.16(m,3H),2.15−2.00(m,2H),1.96−1.83(m,1H),1.81−1.59(m,3H)。
実施例496:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例368)のキラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL AS−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、Sアトロプ異性体を得た。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.52(s,1H),8.34(d,J=5.5Hz,1H),7.67−7.56(m,1H),7.27−7.08(m,3H),6.95(d,J=7.4Hz,1H),6.80−6.63(m,2H),6.49−6.28(m,2H),6.20−6.01(m,2H),5.67(dd,J=10.2,1.4Hz,1H),4.47−4.26(m,2H),2.49(s,3H),2.34−2.09(m,5H),1.92−1.73(m,4H)。
実施例497:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例368)のキラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL AS−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、Rアトロプ異性体を得た。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.51(s,1H),8.42−8.28(m,1H),7.70−7.55(m,1H),7.25−7.02(m,4H),6.94(d,J=7.2Hz,2H),6.81−6.65(m,3H),6.46−6.29(m,3H),6.26−5.99(m,3H),5.79−5.60(m,1H),4.45−4.24(m,3H),2.49(s,3H),2.40−1.82(m,9H)。
実施例498:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例384)のキラルSFCカラム(固定相:CHIRALCEL AS−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、Sアトロプ異性体として標題化合物を得る。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.49(s,1H),8.36(dd,J=13.0,4.2Hz,2H),7.39−7.30(m,1H),7.24−7.12(m,2H),7.07−6.86(m,2H),6.73−6.62(m,1H),6.47−6.24(m,2H),6.14(dd,J=16.8,10.3Hz,1H),5.98(d,J=5.4Hz,1H),5.68(d,J=10.1Hz,1H),4.46−4.24(m,2H),2.58(s,3H),2.37−1.58(m,9H)。
実施例499:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例384)のキラルSFCカラム(固定相:CHIRALCEL AS−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、Rアトロプ異性体として標題化合物を得る。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.50(s,1H),8.44−8.21(m,2H),7.33(dd,J=8.4,2.8Hz,1H),7.19(d,J=8.5Hz,2H),7.03−6.85(m,2H),6.74(d,J=5.8Hz,1H),6.45−6.33(m,1H),6.31−6.08(m,2H),6.02−5.93(m,1H),5.69(d,J=10.2Hz,1H),4.42−4.22(m,2H),2.58(s,3H),2.37−1.73(m,9H)。
実施例500:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例367)のキラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL AS−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、Sアトロプ異性体を得た。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.54(s,0H),8.42−8.27(m,2H),7.39−7.11(m,4H),6.99−6.49(m,3H),6.46−5.90(m,3H),5.66(d,J=10.2Hz,1H),5.30(d,J=2.1Hz,1H),4.45−4.24(m,2H),2.71−1.23(m,11H)。
実施例501:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例367)のキラルSFC精製(固定相:CHIRALCEL AS−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、Rアトロプ異性体を得た。MS(ESI):C3028Sの質量計算値、568.7;m/z実測値、569.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.64−5.57(m,13H),5.36−5.23(m,1H),4.46−4.22(m,2H),2.54(s,3H),2.34−2.04(m,5H),1.95−1.60(m,4H)。
実施例502:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
キラルSFCカラム(固定相:CHIRALCEL AS−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)を使用した、N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例224)のキラル分離により、Sアトロプ異性体を得た。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 8.60(d,J=4.7Hz,2H),8.36(d,J=5.5Hz,1H),7.38−7.19(m,5H),7.12−7.05(m,1H),6.72−6.61(m,1H),6.44−6.31(m,1H),6.26−6.00(m,2H),5.69(d,J=10.3Hz,1H),4.41−4.26(m,2H),2.37−2.25(m,1H),2.20(s,3H),1.97−1.81(m,1H),1.81−1.68(m,4H)。
実施例503:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
キラルSFCカラム(固定相:CHIRALCEL AS−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)を使用した、N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例224)のキラル分離により、Rアトロプ異性体を得た。MS(ESI):C2825Sの質量計算値、555.6;m/z実測値、556.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.50(s,1H),8.60(d,J=4.7Hz,2H),8.36(d,J=5.6Hz,1H),7.33−7.18(m,3H),7.15−7.02(m,1H),6.72(d,J=5.3Hz,1H),6.42−6.34(m,1H),6.25−6.19(m,1H),6.19−6.09(m,1H),6.07(d,J=5.4Hz,1H),5.70(dd,J=10.4,1.5Hz,1H),4.38−4.27(m,2H),2.35−2.23(m,1H),2.20(s,3H),1.93−1.84(m,1H),1.81−1.66(m,4H)。
実施例504:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例220)のキラルSFCカラム精製(固定相:CHIRALCEL AS−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、標題化合物を得る。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.69−9.42(m,1H),8.45−8.17(m,2H),7.86−7.64(m,1H),7.22−6.92(m,5H),6.82−6.63(m,1H),6.63−6.47(m,1H),6.40−6.30(m,1H),6.20−6.00(m,2H),5.66(d,J=10.0Hz,1H),4.50−4.24(m,2H),2.33−1.75(m,9H)。
実施例505:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例220)のキラルSFCカラム精製(固定相:CHIRALCEL AS−H、5μm、250×20mm、移動相:60% CO、40% MeOH)により、標題化合物を得る。MS(ESI):C2926Sの質量計算値、554.6;m/z実測値、555.3[M+H]H NMR(400MHz,CDCl):δ 9.60−9.48(m,1H),8.41−8.18(m,2H),7.85−7.65(m,1H),7.24−6.93(m,5H),6.80−6.43(m,1H),6.41−6.31(m,1H),6.20−6.03(m,2H),5.67(d,J=10.1Hz,1H),4.35(d,J=6.6Hz,2H),2.40−1.65(m,10H)。
実施例506:N−((1R,2S)−2−((E)−2−シアノ−3−(3−メチルオキセタン−3−イル)アクリルアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A:N−((1R,2S)−2−(2−シアノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例298、工程Aからの生成物、500mg、0.998mmol)、2,5−ジオキソピロリジン−1−イル2−シアノアセテート(273mg、1.50mmol)、トリエチルアミン(202mg、2.00mmol)、及びDCM(20mL)の溶液を、室温で2時間撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、明黄色固体として標題化合物を得た(359mg、収率67.7%)。MS(ESI):C2729Sの質量計算値、531.63;m/z実測値、532.3[M+H]
工程B:N−((1R,2S)−2−((E)−2−シアノ−3−(3−メチルオキセタン−3−イル)アクリルアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。N−((1R,2S)−2−(2−シアノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(120mg、0.226mmol)、3−メチルオキセタン−3−カルバルデヒド(68mg、0.68mmol)、ピペリジン(0.3mL),酢酸(0.1mL)、4Aモレキュラーシーブ(0.5g)、及びジオキサン(5mL)の溶液を、還流状態で1時間撹拌した。反応物を濾過し、濃縮乾固させた。フラッシュカラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、白色固体として標題化合物を得た(99mg、収率71%)。MS(ESI):C3235Sの質量計算値、613.73;m/z実測値、614.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD):δ 8.42−8.36(m,1H),8.35−8.31(m,1H),7.56(s,1H),7.41(s,1H),6.05−6.00(m,1H),4.80−4.57(m,2H),4.53−4.32(m,4H),2.76−2.70(m,2H),2.25−2.19(m,3H),2.19−2.03(m,3H),2.01−1.75(m,3H),1.71−1.54(m,4H),1.03−0.94(m,6H)。
実施例507:N−((1R,2S)−2−((E)−2−シアノ−4−エトキシ−4−メチルペント−2−エナミド)シクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
N−((1R,2S)−2−(2−シアノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド(実施例506、工程Aからの生成物、250mg、0.470mmol)、2−エトキシ−2−メチルプロパナール(109mg、0.941mmol)、及び酢酸(50μL)のジオキサン(5mL)中溶液に、ピペリジン(150μL)を添加し、還流状態で1時間加熱した。反応物を濃縮乾固させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、淡黄色固体として標題化合物を得た(71mg、収率23%)。H NMR(400MHz,CDOD):d8.42(s,1H),8.32(d,J=5.5Hz,1H),7.41(s,1H),7.31(s,1H),6.02(d,J=5.5Hz,1H),4.54−4.44(m,1H),4.40−4.32(m,1H),3.35(q,J=7.0Hz,2H),2.72(d,J=7.3Hz,2H),2.21(s,3H),2.16−2.06(m,3H),1.97−1.73(m,3H),1.68−1.58(m,1H),1.34(s,3H),1.34(s,3H),1.09(t,J=7.0Hz,3H),1.01−0.96(m,6H)。
実施例508:N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−(ピリミジン−5−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。
Figure 2018536686
工程A.4−オキソ−5−(4−(ピリミジン−5−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸。中間体1、工程A及びC〜Fと同様の方法で、工程Aで5−ブロモピリミジン及び4−アミノフェノールを使用して、標題化合物を調製した。
工程B.N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−(ピリミジン−5−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド。tert−ブチル((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)カルバメート(中間体36、工程Aからの生成物、301mg、1.18mmol)をCHClに溶解し、MsOH(227.6mg、2.37mmol)を添加し、混合物を2時間撹拌し、次いで真空中で溶媒を除去し、残渣をDMFに溶解し、4−オキソ−5−(4−(ピリミジン−5−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボン酸(400mg、0.98mmol)及びHATU(488mg、1.28mmol)及びトリエチルアミンのDMF中溶媒に添加し、LCMSが反応の完了を示した後、水に注ぎ、形成された固体を濾過し、シリカゲルカラム(DCM/EA/MeOH=2000/1000/20)によって精製して、褐色固体として標題化合物を得た(310mg、58%)。MS(ESI):C2723Sの質量計算値、541.6;m/z実測値、542.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 9.06(s,1H),8.76(s,2H),8.35−8.26(m,1H),7.93−7.86(m,1H),7.86−7.77(m,1H),7.57−7.44(m,2H),7.40−7.30(m,2H),6.31−6.19(m,1H),6.15−6.04(m,2H),5.61−5.50(m,1H),4.35−4.23(m,2H),2.00−1.86(m,2H),1.84−1.70(m,2H),1.70−1.51(m,2H)。
BTKキナーゼLanthScreen結合アッセイ:BTKキナーゼLanthScreen結合アッセイは、蛍光標識トレーサーとの競合により、非リン酸化BTKキナーゼドメイン(UP−BTK)に結合する化合物をモニターする。非リン酸化BTKタンパク質のキナーゼドメイン(389〜659aa)で構成されるUP−BTKは、バキュロウイルス/昆虫細胞発現系で産生した。384ウェルプレートに2ngのGSTタグ付きヒトBTK(389−659aa)を入れ、50nMのTracer 236、及び2nMの抗GST抗体の化合物とともに、最適化したLanthaScreen(商標)アッセイを使用して60分間インキュベートした。60分後に、Infinite F500(Tecan)で340nM及び615/665nMにて、プレートを読み取った。データは、ID Business Solutions(Guildford)のXlfit(商標)バージョン5.3、Microsoft Excel add−inを使用して分析した。pIC50は、IC50の負対数(モル単位)を指す。
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
Figure 2018536686
態様
本開示はまた、以下の態様を対象とする。
態様1.式I:
Figure 2018536686
[式中、
は、H又はC1〜6アルキルであり、
−C0〜6alk−シクロアルキルは、NR−C(O)−C(R)=CR(R);−NR;−OH;−CN;オキソ;−O−C1〜6アルキル;ハロゲン;−C1〜6アルキル;−C1〜6ハロアルキル;−C1〜6alk−OH;−C3−6シクロアルキル;−C1〜6アルカリル;
−SO1〜6アルキル;−SO2〜6アルケニル;−NR−C(O)−C1〜6alk−NR;−NR−C(O)−C1〜6アルキル;
−NR−C(O)−O−C1〜6アルキル;−NR−C(O)−C3〜6シクロアルキル;−NR−C(O)H;
−NR−C(O)−C3〜6シクロアルキル;−NR−C(O)−C1〜6ハロアルキル;−NR−C(O)−アルキニル;
−NR−C(O)−C6〜10アリール;−NR−C(O)−ヘテロアリール;−NR−C(O)−C1〜6alk−CN;
−NR−C(O)−C1〜6alk−OH;−NR−C(O)−C1〜6alk−SO−C1〜6アルキル;
−NR−C(O)−C1〜6alk−NR;−NR−C(O)−C1〜6alk−O−C1〜6アルキルからなる群から選択される、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換され、−C1〜6alk−は、−OH、−OC1〜6アルキル又は−NR;及び−NR−C(O)−C0〜6alk−ヘテロシクロアルキルで任意に置換され、−C0〜6alk−はオキソで任意に置換され、ヘテロシクロアルキルは−C1〜6アルキルで任意に置換され、
及びRは、それぞれ独立してH;−C1〜6アルキル;−C3〜6シクロアルキル、−C(O)H、−CNであり、
はH、−CN;ハロゲン;−C1〜6ハロアルキル;又はC1〜6アルキルであり、
及びRは、それぞれ独立して、H、−C0〜6alk−NR;−C1〜6alk−OH;
1〜6アルキルで任意に置換された−C0〜6alk−C3〜6シクロアルキル;ハロゲン;
−C1〜6アルキル;−OC1〜6アルキル;−C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;
−C1〜6alk−NH−C0〜6alk−O−C1〜6アルキル;−C(O)C1〜6アルキル若しくはC1〜6アルキルで任意に置換されたC0〜6alk−ヘテロシクロアルキル;−C1〜6alk−NHSO−C1〜6アルキル;
−C1〜6alk−SO−C1〜6アルキル;−NHC(O)−C1〜6アルキル;又はリンカー−PEG−ビオチンであり、
は、H又は−C1〜6アルキルであり、
Aは結合;ピリジル;フェニル;ナフタレニル;ピリミジニル;ピラジニル;ピリダジニル;ハロゲンで任意に置換されたベンゾ[d][1,3]ジオキソリル;ベンゾチオフェニル;又はピラゾリルであり、Aは、−C1〜6アルキル;ハロゲン;−SF;OC1〜6アルキル−C(O)−C1〜6アルキル;及び−C1〜6ハロアルキルからなる群から独立して選択される1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換され、
Eは−O−;結合;−C(O)−NH−;−CH−;又は−CH−O−であり、
Gは、H;−C3〜6シクロアルキル;−フェニル;−チオフェニル−;−C1〜6アルキル;−ピリミジニル;−ピリジル;−ピリダジニル;
−ベンゾフラニル;−C1〜6ハロアルキル;酸素ヘテロ原子を含有する−ヘテロシクロアルキル;
−フェニル−CH−Oフェニル−;−C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;−NR;−SO1〜6アルキル;又はOHであり、フェニル;ピリジル;ピリダジニル;ベンゾフラニル;又はチオフェニルは、ハロゲン;−C1〜6アルキル;−C1〜6ハロアルキル;−OC1〜6ハロアルキル;−C3〜6シクロアルキル;−OC1〜6アルキル;
−CN;−OH;−C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;−C(O)−NR;若しくは−C(O)−C1〜6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、若しくは3個の置換基で任意に置換される。]の化合物、
又はその立体異性体若しくは同位体変種、
又はその薬学的に許容される塩。
態様2.RはHである、態様1の化合物。
態様3.Rはシクロペンチルである、態様1又は2の化合物。
態様4.Rは1個又は2個の置換基で置換され、好ましくはRは1個の置換基で置換される、態様1〜3のいずれか1つの化合物。
態様5.Rはオキソで置換される、態様4の化合物。
態様6.Rはハロゲン;−CN;−OH;−CN;−C1〜6アルキル;−C1〜6alk−OH;−OC1〜6アルキル;−C3〜6シクロアルキル;又は−C1〜6アルカリルで置換される、態様4又は5の化合物。
態様7.Rは−NR−C(O)H;−NR−C(O)−C1〜6アルキル;−NR−C(O)−C3〜6シクロアルキル;−NR−C(O)−C1〜6ハロアルキル;
−NR−C(O)−アルキニル;−NR−C(O)−C6〜10アリール;−NR−C(O)−C1〜6alk−CN;−NR−C(O)−C1〜6alk−OH;
−NR−C(O)−C1〜6alk−SO−C1〜6アルキル;−NR−C(O)−O−C1〜6アルキル;−NR−C(O)−C1〜6alk−NR;又は−NR−C(O)−C1〜6alk−O−C1〜6アルキルで置換され、−C1〜6alk−は−OH、−OC1〜6アルキル、又は−NRで任意に置換される、態様4〜6のいずれか1つの化合物。
態様8.Rは−NR−C(O)−ヘテロアリール又は−NR−C(O)−C0〜6alk−ヘテロシクロアルキルで置換され、ヘテロシクロアルキルは−C1〜6アルキルで任意に置換される、態様4〜7のいずれか1つの化合物。
態様9.Rは−SO1〜6アルキル;−NR−C(O)−C1〜6alk−SO−C1〜6アルキル;又は−SO2〜6アルケニルで置換される、態様4〜8のいずれか1つの化合物。
態様10.Rは−NR−C(O)−C(R)=CR(R)で置換される、態様4〜9のいずれか1つの化合物。
態様11.RはHである、態様10の化合物。
態様12.RはHである、態様10又は態様11の化合物。
態様13.Rは−CNである、態様10又は態様11の化合物。
態様14.RはF又はClである、態様10又は態様11の化合物。
態様15.R及びRのうちの1つはHである、態様10〜14のいずれか1つの化合物。
態様16.RはHであり、RはHである、請求項10〜15のいずれか1つの化合物。
態様17.R及びRのうちの1つはハロゲン;−C1〜6アルキル;−OC1〜6アルキル;C1〜6アルキルで任意に置換された−C0〜6alk−C3〜6シクロアルキル;又は−C1〜6alk−OHである、態様10〜14のいずれか1つの化合物。
態様18.R及びRのうちの1つはC0〜6alk−NR、−C1〜6alk−NR、又は−C1〜6alk−NH−O−C1〜6アルキルである、態様10〜14のいずれか1つの化合物。
態様19.R及びRのうちの1つは、−C(O)C1〜6アルキルで任意に置換された−C0〜6alk−ヘテロシクロアルキル若しくは−C(O)C1〜6アルキル;又は−C1〜6alk−O−C1〜6アルキルである、態様10〜14のいずれか1つの化合物。
態様20.R及びRのうちの1つは−NHC(O)−C1〜6アルキルである、態様10〜14のいずれか1つの化合物。
態様21.R及びRのうちの1つは−C1〜6alk−NHSO−C1〜6アルキル又は−C1〜6alk−SO−C1〜6アルキルである、態様10〜14のいずれか1つの化合物。
態様22.Aはフェニルである、態様1〜21のいずれか1つの化合物。
態様23.Aはピリジルである、態様1〜21のいずれか1つの化合物。
態様24.Aはピリミジニルである、態様1〜21のいずれか1つの化合物。
態様25.Aはピラジニルである、態様1〜21のいずれか1つの化合物。
態様26.Aはピリダジニルである、態様1〜21のいずれか1つの化合物。
態様27.Aは1個、又は2個の置換基で置換される、態様22〜態様26のいずれか1つの化合物。
態様28.Aは−C1〜6アルキル、好ましくは−CHで置換される、態様27の化合物。
態様29.EはOである、態様1〜28のいずれか1つの化合物。
態様30.Eは結合である、態様1〜28のいずれか1つの化合物。
態様31.Gは−C1〜6アルキル;−C1〜6ハロアルキル;
−C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;又は−C3〜6シクロアルキルである、態様1〜30のいずれか1つの化合物。
態様32.Gは−C1〜6アルキル又は−C3〜6シクロアルキルである、態様1〜30のいずれか1つの化合物。
態様33.Gは−NR又は−OHである、態様1〜30のいずれか1つの化合物。
態様34.Gは、酸素ヘテロ原子を含む−ヘテロシクロアルキルである、態様1〜30のいずれか1つの化合物。
態様35.Gは−SO1〜6アルキルである、態様1〜30のいずれか1つの化合物。
態様36.Gは−フェニルである、態様1〜30のいずれか1つの化合物。
態様37.Gは−ピリジルである、態様1〜30のいずれか1つの化合物。
態様38.Gは、−ピリミジニル又はピリダジニルである、態様1〜30のいずれか1つの化合物。
態様39.Gは−ベンゾフラニル又は−チオフェニルである、態様1〜30のいずれか1つの化合物。
態様40.Gは−フェニル−CH−O−フェニルである、態様1〜30のいずれか1つの化合物。
態様41.Gは1個、又は2個の置換基で置換される、態様36〜40のいずれか1つの化合物。
態様42.Gはハロゲンで置換される、態様41の化合物。
態様43.Gは−C1〜6アルキル;−C1〜6ハロアルキル;−OC1〜6ハロアルキル;−C3〜6シクロアルキル;−OC1〜6アルキル;−C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;又は−C(O)−C1〜6アルキルで置換される、態様41又は42の化合物。
態様44.Gは−CNで置換される、態様41〜43のいずれか1つの化合物。
態様45.Gは−OHで置換される、態様41〜44のいずれか1つの化合物。
態様46.Gは−C(O)−NRで置換される、態様41〜45のいずれか1つの化合物。
態様47.A−E−Gは、
Figure 2018536686
である、態様1〜21のいずれか1つの化合物。
態様48.RはHであり、Rは1個又は2個の置換基で置換されたCalk−シクロペンチルであり、置換基のうちの1つは−NR−C(O)−C(R)=CR(R)であり、R、R、及びRはそれぞれHであり、Aは−CHで置換されたフェニル又はピリジルであり、EはO又は結合であり、Gはフェニル又は1〜6アルキルである、態様1の化合物。
態様49.Rは、−NR−C(O)−C(R)=CR(R)である1個の置換基で置換される、態様48の化合物。
態様50.A−E−Gは、
Figure 2018536686
である、態様48又は49の化合物。
態様51.式Iの化合物が、
Figure 2018536686
である、態様48、49又は50の化合物。
態様52.薬学的に許容される塩である、態様1〜51のいずれか1つの化合物。
態様53.態様1〜51のいずれか1つの化合物、又はそれらの薬学的に許容される塩、及び薬学的に許容される賦形剤を含む、医薬組成物。
態様54.ブルトン型チロシンキナーゼを阻害する方法であって、当該キナーゼを、態様1〜51のいずれか1つの化合物と接触させることを含む、方法。
態様55.患者における癌を治療する方法であって、態様1〜51のいずれか1つの化合物又はそれらの薬学的に許容される塩を患者に投与することを含む、方法。
態様56.癌がマントル細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病、マクログロブリン血症、又は多発性骨髄腫である、態様55の方法。
態様57.患者における全身性エリテマトーデスを治療する方法であって、態様1〜51のいずれか1つの化合物又はそれらの薬学的に許容される塩を患者に投与することを含む、方法。
態様58.患者における天疱瘡疾患又は類天疱瘡疾患を治療する方法であって、態様1〜51のいずれか1つの化合物又はそれらの薬学的に許容される塩を患者に投与することを含む、方法。
態様59.患者における関節リウマチを治療する方法であって、態様1〜51のいずれか1つの化合物又はそれらの薬学的に許容される塩を患者に投与することを含む、方法。
態様60.請求項1〜51のいずれか一項に記載の化合物又はそれらの薬学的に許容される塩を作製する方法。
態様61.本開示に示した化合物。

Claims (53)

  1. 式(I):
    Figure 2018536686
    [式中、
    がHであり、
    が、シクロヘキシルがOHで任意に置換されるCH−シクロヘキシル;3−ヒドロキシアダマンタン−1−イル;及びOH、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、OC1〜6アルキル、CN、NR、NR−C(O)H、NR−C(O)−C1〜6アルキル、NR−C(O)−C1〜6ハロアルキル、NR−C(O)−O−C1〜6アルキル、NR−C(O)−C1〜6alk−OH、NR−C(O)−C1〜6alk−NR、及びNR−C(O)−C(R)=CR(R)からなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、若しくは3個の置換基で任意に置換されたC3〜6シクロアルキルからなる群から選択され、式中、
    が、H、CN、ハロゲン、C1〜6ハロアルキル、及びC1〜6アルキルからなる群から選択され、
    及びRが、H;C0〜6alk−NR;C1〜6alk−O−C1〜6アルキル;C3〜6シクロアルキル;C1〜6アルキルで任意に置換されたヘテロシクロアルキル;及び−リンカー−PEG−ビオチンからなる群からそれぞれ独立して選択され、
    及びRが、H、C1〜6アルキル、C(O)H、及びCNからなる群からそれぞれ独立して選択され、
    がHであり、
    又はR及びRが、結合先である窒素原子とともに、NRで任意に置換されたピロリジニル環を形成し、R及びRが、H;C1〜6アルキル;NR−C(O)−C1〜6アルキル;及びNR−C(O)−C(R)=CR(R)からなる群からそれぞれ独立して選択され、RがH若しくはCNであり、RがHであり、RがH若しくはシクロプロピルであり、
    Aが、ピリジル;フェニル;ピリミジニル;ピラジニル;ピリジン−2(1H)−オン;及びピリダジニルからなる群から選択され、Aが、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、及びOC1〜6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、若しくは3個の置換基で任意に置換され、
    Eが、O、結合、及びCHからなる群から選択され、
    Gが、H;ハロゲン;C1〜6アルキル;C1〜6ハロアルキル;NH(C1〜6アルキル);C3〜6シクロアルキル;フェニル;ピリミジニル;ピリジル;ピリダジニル;ピリジン−2(1H)−オン;酸素ヘテロ原子を含有するヘテロシクロアルキル;及び−O−フェニルがCNで置換されるフェニル−CH−O−フェニルからなる群から選択され、フェニル;ピリジル;ピリダジニル;及びピリジン−2(1H)−オンが、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、OC1〜6ハロアルキル、及びOC1〜6アルキルからなる群からそれぞれ独立して選択される、1個、2個、又は3個の置換基で任意に置換される。]
    の化合物、その立体異性体及び同位体変種、並びにそれらの薬学的に許容される塩。
  2. がHである、請求項1に記載の化合物。
  3. がシクロペンチルである、請求項1又は2に記載の化合物。
  4. が、1個又は2個の置換基で置換される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物。
  5. が、OHで置換される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
  6. が、OH、ハロゲン、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、OC1〜6アルキル、又はCNで置換される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
  7. が、NR−C(O)H、NR−C(O)−C1〜6アルキル、NR−C(O)−C1〜6ハロアルキル、NR−C(O)−C1〜6alk−CN、NR−C(O)−C1〜6alk−OH、NR−C(O)−O−C1〜6アルキル、又はNR−C(O)−C1〜6alk−NRで置換される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
  8. が、NR−C(O)−C(R)=CR(R)で置換される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
  9. がHである、請求項1〜4、7、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
  10. がHである、請求項1〜4又は7〜9のいずれか一項に記載の化合物。
  11. がCNである、請求項1〜4又は7〜9のいずれか一項に記載の化合物。
  12. がF又はClである、請求項1〜4又は7〜9のいずれか一項に記載の化合物。
  13. 及びRのうちの1つがHである、請求項1〜4又は7〜12のいずれか一項に記載の化合物。
  14. がHであり、RがHである、請求項1〜4又は7〜13のいずれか一項に記載の化合物。
  15. 及びRのうちの1つがC0〜6alk−NRである、請求項1〜4又は7〜12のいずれか一項に記載の化合物。
  16. 及びRのうちの1つが、C1〜6アルキルで任意に置換されたヘテロシクロアルキルである、請求項1〜4又は7〜12のいずれか一項に記載の化合物。
  17. Aがフェニルである、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物。
  18. Aがピリジルである、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物。
  19. Aがピリミジニルである、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物。
  20. Aがピラジニルである、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物。
  21. Aが1個、又は2個の置換基で置換される、請求項1〜20のいずれか一項に記載の化合物。
  22. AがC1〜6アルキルで置換される、請求項1〜21のいずれか一項に記載の化合物。
  23. EがOである、請求項1〜22のいずれか一項に記載の化合物。
  24. Eが結合である、請求項1〜22のいずれか一項に記載の化合物。
  25. GがC1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、又はC3〜6シクロアルキルである、請求項1〜24のいずれか一項に記載の化合物。
  26. GがC1〜6アルキル又はC3〜6シクロアルキルである、請求項1〜24のいずれか一項に記載の化合物。
  27. GがNH(C1〜6アルキル)である、請求項1〜24のいずれか一項に記載の化合物。
  28. Gが、酸素ヘテロ原子を含むヘテロシクロアルキルである、請求項1〜24のいずれか一項に記載の化合物。
  29. Gがフェニルである、請求項1〜24のいずれか一項に記載の化合物。
  30. Gがピリジルである、請求項1〜24のいずれか一項に記載の化合物。
  31. Gがピリミジニル又はピリダジニルである、請求項1〜24のいずれか一項に記載の化合物。
  32. Gがフェニル−CH−O−フェニルであり、前記−O−フェニルがCNで置換される、請求項1〜24のいずれか一項に記載の化合物。
  33. Gが1個、又は2個の置換基で置換される、請求項1〜32のいずれか一項に記載の化合物。
  34. GがC1〜6アルキルで置換される、請求項1〜33のいずれか一項に記載の化合物。
  35. A−E−Gが、
    Figure 2018536686
    である、請求項1〜16のいずれか一項に記載の化合物。
  36. がHであり、Rが1個又は2個の置換基でシクロペンチル置換され、前記置換基のうちの1つがNR−C(O)−C(R)=CR(R)であり、R、R、及びRが、それぞれHであり、Aがフェニル又はピリジルであり、前記フェニル又はピリジルがCHで置換され、EがO又は結合であり、Gがフェニル又は1〜6アルキルである、請求項1に記載の化合物。
  37. が、−NR−C(O)−C(R)=CR(R)である1個の置換基で置換される、請求項36に記載の化合物。
  38. A−E−Gが、
    Figure 2018536686
    である、請求項36に記載の化合物。
  39. 以下からなる群から選択される化合物:
    N−((1S,4S)−4−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,4R)−4−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,4R)−4−メトキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2R)−2−(メチルアミノ)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−シアナミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2R)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1RS,2RS)−2−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−シクロペンチル−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1r,3s,5R,7S)−3−ヒドロキシアダマンタン−1−イル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−(2−(メチルアミノ)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1RS,2RS)−2−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,2R)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,2S)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2S)−2−(メチルアミノ)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2R)−2−(メチルアミノ)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2R)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−ホルムアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,2R)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−(4−(メチルアミノ)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,4S)−4−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,3R)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−(ジメチルアミノ)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−((E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エナミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,4S)−4−((E)−4−(メチルアミノ)ブタ−2−エナミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−((E)−4−アミノブタ−2−エナミド)シクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S)−3−(メチルアミノ)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−シクロペンチル−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−シクロペンチル−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,4S)−4−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1S,4S)−4−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−(rac−(1,3−cis)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)−5−(R)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,3R)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2S)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2S)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2S)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−(trans−(1R,4R)−4−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    trans−N−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    tert−ブチル((1R,3S)−3−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)カルバメート;
    tert−ブチルtrans−((1R,4R)−4−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート;
    N−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−((E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エナミド)シクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−N−((1S,2R)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−N−((1S,3R)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    tert−ブチル((1S,4S)−4−(4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロヘキシル)カルバメート;
    N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェニルピリミジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−シクロブトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェニルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェニルピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−3−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェニルピリダジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−シクロブトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−(3−クロロプロパンアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソプロポキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,3R)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−(2−アミノアセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−イソプロポキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−シクロブトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,3S)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(3−クロロ−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,3R)−3−((E)−4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エナミド)シクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−([1,1’−ビフェニル]−3−イル)−N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,3S)−3−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−(2−アミノアセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−シクロブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェニルピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェニルピリダジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェニルピリミジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェニルピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    ラセミcisN−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    ラセミtransN−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1RS,2RS)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1RS,3RS)−3−アミノシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1RS,3RS)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリミジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリミジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(S)−(4−(ピリジン−3−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリミジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−([2,3’−ビピリジン]−4−イル)−N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェニルピリダジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−3−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−([2,2’−ビピリジン]−4−イル)−N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−([2,3’−ビピリジン]−4−イル)−N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(3−(ピリジン−2−イル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(6−(イソプロピルアミノ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−イソプロピルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−([2,2’−ビピリジン]−4−イル)−N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェニルピリダジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,2R)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,3S)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,2R)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−シクロブチルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−シクロブチルピリジン−4−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,3S)−3−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,3R)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,4S)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−(シクロペンチルオキシ)−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アセトアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2S)−2−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3S)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3S)−3−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3S)−3−プロピオンアミドシクロペンチル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1S,3R)−3−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    (S)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−2−(3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル)−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−4(5H)−オン;
    (S)−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)プロピオンアミド;
    (S)−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アセトアミド;
    (S)−2−(3−アミノピロリジン−1−カルボニル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−4(5H)−オン;
    (S)−2−(3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−カルボニル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−4(5H)−オン;
    N−((1R,3R)−3−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−N−((1R,3R)−3−プロピオンアミドシクロヘキシル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−(ピリダジン−3−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,3S)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソプロポキシ−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1r,4r)−4−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(4−メチル−6−フェノキシピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    (S)−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アクリルアミド;
    (R)−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アクリルアミド;
    (S,E)−2−シアノ−3−シクロプロピル−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アクリルアミド;
    (R,E)−2−シアノ−3−シクロプロピル−N−(1−(5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボニル)ピロリジン−3−イル)アクリルアミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(3−イソプロピルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1S,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−(2−アミノアセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アセトアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−N−((1R,2R)−2−(2−(メチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)シクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アミノシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,3R)−3−アセトアミドシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アミノシクロペンチル)−5−(3−イソプロピルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−5−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アミノシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1S,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    5−(4−(3−((2−シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)−2−メチルフェニル)−N−シクロヘキシル−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−(5−(4−(3−((2−シアノフェノキシ)メチル)フェノキシ)−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−イル)シクロプロパンカルボキサミド;
    N−シクロヘキシル−5−(2−メチル−4−フェノキシフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−シクロヘキシル−4−オキソ−5−(4−フェノキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N1−((E)−4−(((1S,2R)−2−(5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン−1−イル)−N5−(15−オキソ−19−((3aS,4S,6aR)−2−オキソヘキサヒドロ−1H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−イル)−4,7,10−トリオキサ−14−アザノナデシル)グルタルアミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−((E)−2−シアノ−3−シクロプロピルアクリルアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(4−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−6−オキソ−1−(ピリダジン−3−イル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(4−メチル−6−オキソ−1−(ピリダジン−3−イル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(2−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリダジン−3−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(6’−メチル−2−オキソ−2H−[1,2’−ビピリジン]−5’−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(5−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(5−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−4−(ピリミジン−5−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリミジン−2−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリジン−2−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(4−メチル−6−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリミジン−5−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(5−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−2−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(2−メチル−6−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−2−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−((6−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−(ピリミジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(2−メチル−4−(ピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−((E)−2−シアノ−3−(3−メチルオキセタン−3−イル)アクリルアミド)シクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−((E)−2−シアノ−4−エトキシ−4−メチルペント−2−エナミド)シクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N1−((E)−4−(((1S,2R)−2−(5−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキシアミド)シクロペンチル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン−1−イル)−N5−(15−オキソ−19−((3aS,4S,6aR)−2−オキソヘキサヒドロ−1H−チエノ[3,4−d]イミダゾール−4−イル)−4,7,10−トリオキサ−14−アザノナデシル)グルタルアミド;及び
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(4−(ピリミジン−5−イルオキシ)フェニル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;並びに
    それらの同位体変種、及び薬学的に許容される塩。
  40. 以下からなる群から選択される化合物:
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(2−フェニルピリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(R)−(4−イソプロポキシ−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2R)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(4−メチル−2−フェノキシピリミジン−5−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピラジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−4−オキソ−5−(5−フェノキシピリミジン−2−イル)−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロヘキシル)−5−(S)−(6−イソブチル−4−メチルピリジン−3−イル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;及び
    N−((1R,2S)−2−アクリルアミドシクロペンチル)−5−(S)−(2−メチル−4−((2−メチルピリジン−3−イル)オキシ)フェニル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−1−チア−3,5,8−トリアザアセナフチレン−2−カルボキサミド;並びに
    それらの同位体変種、及び薬学的に許容される塩。
  41. 有効量の、請求項1〜40のいずれか一項に記載の少なくとも1つの化合物と、少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤とを含む、医薬組成物。
  42. 有効量の、請求項39に記載の少なくとも1つの化合物と、少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤とを含む、医薬組成物。
  43. 有効量の、請求項40に記載の少なくとも1つの化合物と、少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤とを含む、医薬組成物。
  44. ブルトン型チロシンキナーゼ活性によって媒介される疾病、疾患、若しくは医学的状態を患うか、又はこれらの疾病、疾患、若しくは医学的状態と診断された対象を治療する方法であって、かかる治療を必要とする対象に、有効量の、請求項1〜40のいずれか一項に記載の少なくとも1つの化合物を投与することを含む、前記方法。
  45. 対象における癌を治療する方法であって、請求項1〜40のいずれか一項に記載の化合物又はそれらの薬学的に許容される塩を前記対象に投与することを含む、前記方法。
  46. 前記癌がマントル細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病、マクログロブリン血症、又は多発性骨髄腫である、請求項45に記載の方法。
  47. 対象における全身性エリテマトーデスを治療する方法であって、請求項1〜40のいずれか一項に記載の化合物又はそれらの薬学的に許容される塩を前記対象に投与することを含む、前記方法。
  48. 対象における天疱瘡疾患又は類天疱瘡疾患を治療する方法であって、請求項1〜40のいずれか一項に記載の化合物又はそれらの薬学的に許容される塩を前記対象に投与することを含む、前記方法。
  49. 対象における関節リウマチを治療する方法であって、請求項1〜40のいずれか一項に記載の化合物又はそれらの薬学的に許容される塩を前記対象に投与することを含む、前記方法。
  50. 請求項1に記載の化合物又はそれらの薬学的に許容される塩を作製する方法。
  51. 式(IIa):
    Figure 2018536686
    [式中、
    がH、Cl、及びCHからなる群から選択され、
    nが0又は1であり、
    EがOであり、
    Gが、C1〜6アルキル、フェニル、ピリジル、CHで置換されたピリジル、ピリミジニル、ピリダジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、及び
    Figure 2018536686
    からなる群から選択され、
    環Bが、
    Figure 2018536686
    からなる群から選択され、
    がOH、OCH、NH、NH(CH)、N(CH、NH(CO−tert−ブチル)、NH(C=O)C1〜3アルキル、NH(C=O)CH=CH、NH(C=O)CHNH、NH(C=O)CHNH(CH)、NH(C=O)CHN(CH、及びNH(C=O)CH=CHCHN(CHからなる群から選択され、
    が、OH、OCH、CN、NH、NH(CH)、N(CH、NH(CO−tert−ブチル)、NH(C=O)C1〜3アルキル、及びNH(C=O)CH=CHからなる群から選択され、
    がH又はCNであり、
    が、CHNH、CHNH(CH)、CHN(CH、及びシクロプロピルからなる群から選択される。]
    の構造を有する請求項1に記載の化合物、及びその薬学的に許容される塩。
  52. 式(IIb):
    Figure 2018536686
    [式中、
    G−Aが、
    Figure 2018536686
    からなる群から選択され、
    GがC1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、フェニル、及びピリジルからなる群から選択され、
    2bが、
    Figure 2018536686
    からなる群から選択され、
    がOH、OCH、NH、NH(CH)、N(CH、NH(CO−tert−ブチル)、NH(C=O)C1〜3アルキル、NH(C=O)CH=CH、NH(C=O)CHNH、NH(C=O)CHNH(CH)、NH(C=O)CHN(CH、及びNH(C=O)CH=CHCHN(CHからなる群から選択される。]
    の構造を有する請求項1に記載の化合物、及びその薬学的に許容される塩。
  53. 式(IIc):
    Figure 2018536686
    [式中、
    G−E−Aが、
    Figure 2018536686
    からなる群から選択され、G2cがC1〜6アルキル、フェニル、ピリミジニル、ピリジル、CHで置換されたピリジル、及びC3〜6シクロアルキルからなる群から選択され、RがH又はCHであり、
    環Bが、
    Figure 2018536686
    からなる群から選択され、
    がOH、OCH、NH、NH(CH)、N(CH、NH(CO−tert−ブチル)、NH(C=O)C1〜3アルキル、NH(C=O)CH=CH、NH(C=O)CHNH、NH(C=O)CHNH(CH)、NH(C=O)CHN(CH、及びNH(C=O)CH=CHCHN(CHからなる群から選択される。]
    の構造を有する請求項1に記載の化合物、並びにその立体異性体、同位体変種、及び薬学的に許容される塩。
JP2018530000A 2015-12-10 2016-12-09 ブルトン型チロシンキナーゼの阻害剤としての多環式化合物 Active JP6835846B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562265836P 2015-12-10 2015-12-10
US62/265,836 2015-12-10
PCT/US2016/065954 WO2017100662A1 (en) 2015-12-10 2016-12-09 Polycyclic compounds as inhibitors of bruton's tyrosine kinase

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021016602A Division JP7072690B2 (ja) 2015-12-10 2021-02-04 ブルトン型チロシンキナーゼの阻害剤としての多環式化合物

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018536686A true JP2018536686A (ja) 2018-12-13
JP2018536686A5 JP2018536686A5 (ja) 2019-11-07
JP6835846B2 JP6835846B2 (ja) 2021-02-24

Family

ID=57681784

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018530000A Active JP6835846B2 (ja) 2015-12-10 2016-12-09 ブルトン型チロシンキナーゼの阻害剤としての多環式化合物
JP2021016602A Active JP7072690B2 (ja) 2015-12-10 2021-02-04 ブルトン型チロシンキナーゼの阻害剤としての多環式化合物

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021016602A Active JP7072690B2 (ja) 2015-12-10 2021-02-04 ブルトン型チロシンキナーゼの阻害剤としての多環式化合物

Country Status (29)

Country Link
US (4) US10717745B2 (ja)
EP (2) EP3719022A1 (ja)
JP (2) JP6835846B2 (ja)
KR (1) KR102103395B1 (ja)
CN (2) CN108884106A (ja)
AR (1) AR107042A1 (ja)
AU (1) AU2016366541B2 (ja)
BR (1) BR112018011526B1 (ja)
CA (1) CA3007990C (ja)
CY (1) CY1123263T1 (ja)
DK (1) DK3386991T3 (ja)
EA (1) EA035168B1 (ja)
ES (1) ES2805835T3 (ja)
HR (1) HRP20201193T1 (ja)
HU (1) HUE049502T2 (ja)
IL (1) IL259863B (ja)
JO (1) JO3794B1 (ja)
LT (1) LT3386991T (ja)
MA (2) MA43409B1 (ja)
MD (1) MD3386991T2 (ja)
ME (1) ME03803B (ja)
MX (1) MX2018007075A (ja)
PL (1) PL3386991T3 (ja)
PT (1) PT3386991T (ja)
RS (1) RS60604B1 (ja)
SI (1) SI3386991T1 (ja)
TW (1) TWI729047B (ja)
UY (1) UY37015A (ja)
WO (1) WO2017100662A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7434575B2 (ja) 2020-01-07 2024-02-20 メッドシャイン ディスカバリー インコーポレイテッド 重水素化チエノピリジン系化合物

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JO3793B1 (ar) * 2015-12-10 2021-01-31 Janssen Pharmaceutica Nv مثبطات تيروزين كاينيز بروتون وأساليب استخدامها
JO3794B1 (ar) 2015-12-10 2021-01-31 Janssen Pharmaceutica Nv المركبات متعددة الحلقات كمثبطات لتيروزين كيناز بروتون
US20200079790A1 (en) * 2017-03-15 2020-03-12 Janssen Sciences Ireland Unlimited Company Methods of selective aryl- and heteroaryl-nitrogen bond formation
CN108164397B (zh) * 2018-01-18 2020-11-13 暨南大学 一类邻苯二酚衍生物及其制备方法
AU2019284472A1 (en) 2018-06-11 2020-11-26 Amgen Inc. KRAS G12C inhibitors for treating cancer
US20220288058A1 (en) * 2021-03-03 2022-09-15 Janssen Pharmaceutica Nv Combination therapy using a malt1 inhibitor and a btk inhibitor
EP4346834A1 (en) 2021-06-04 2024-04-10 Janssen Pharmaceutica NV Inhibitors of bruton's tyrosine kinase and methods of their use
AU2022305095A1 (en) 2021-06-30 2024-02-15 Janssen Pharmaceutica Nv Inhibitors of bruton's tyrosine kinase and methods of their use
WO2023016995A1 (en) 2021-08-09 2023-02-16 Janssen Pharmaceutica Nv Compositions for use in treating b-cell malignancies
WO2023156599A1 (en) * 2022-02-18 2023-08-24 Janssen Pharmaceutica Nv Synthesis of bruton's tyrosine kinase inhibitors

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006118749A1 (en) * 2005-05-04 2006-11-09 Janssen Pharmaceutica, N.V. Thia-tetraazaacenaphthylene kinase inhibitors
WO2007092879A2 (en) * 2006-02-08 2007-08-16 Janssen Pharmaceutica, N.V. Substituted thiatriazaacenaphthylene-6-carbonitrile kinase inhibitors
WO2010056875A1 (en) * 2008-11-12 2010-05-20 Cgi Pharmaceuticals, Inc. Pyridazinones and their use as btk inhibitors
WO2011024869A1 (ja) * 2009-08-26 2011-03-03 武田薬品工業株式会社 縮合複素環誘導体およびその用途
WO2015089337A1 (en) * 2013-12-11 2015-06-18 Biogen Idec Ma Inc. Biaryl compounds useful for the treatment of human diseases in oncology, neurology and immunology

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3112415A1 (de) 1981-03-28 1982-10-07 Dynamit Nobel Ag, 5210 Troisdorf Verfahren zur chlorierung von cyclischen amiden und cyclischen vinylogen amiden
US5430150A (en) 1992-12-16 1995-07-04 American Cyanamid Company Retroviral protease inhibitors
US5300478A (en) 1993-01-28 1994-04-05 Zeneca Limited Substituted fused pyrazolo compounds
US7659284B2 (en) 2004-09-15 2010-02-09 Janssen Pharmaceutica Nv Thiazolopyridine kinase inhibitors
JP5305905B2 (ja) 2005-08-08 2013-10-02 ジヤンセン・フアーマシユーチカ・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ チアゾロピリミジンキナーゼ阻害剤
ES2585902T3 (es) 2006-09-22 2016-10-10 Pharmacyclics Llc Inhibidores de tirosina cinasa de Bruton
US9371567B2 (en) 2010-04-19 2016-06-21 The Translational Genomics Research Institute Methods and kits to predict therapeutic outcome of BTK inhibitors
US20140249105A1 (en) 2011-07-25 2014-09-04 Diverchim Novel ceramide analogues, processes for preparing same and uses thereof
SG10201809696UA (en) 2013-03-15 2018-11-29 Janssen Pharmaceutica Nv Processes and intermediates for preparing a medicament
JO3794B1 (ar) 2015-12-10 2021-01-31 Janssen Pharmaceutica Nv المركبات متعددة الحلقات كمثبطات لتيروزين كيناز بروتون
JO3793B1 (ar) 2015-12-10 2021-01-31 Janssen Pharmaceutica Nv مثبطات تيروزين كاينيز بروتون وأساليب استخدامها
WO2018103058A1 (en) 2016-12-09 2018-06-14 Janssen Pharmaceutica Nv Inhibitors of bruton's tyrosine kinase and methods of their use
WO2018103060A1 (en) 2016-12-09 2018-06-14 Janssen Pharmaceutica Nv Inhibitors of bruton's tyrosine kinase and methods of their use

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006118749A1 (en) * 2005-05-04 2006-11-09 Janssen Pharmaceutica, N.V. Thia-tetraazaacenaphthylene kinase inhibitors
WO2007092879A2 (en) * 2006-02-08 2007-08-16 Janssen Pharmaceutica, N.V. Substituted thiatriazaacenaphthylene-6-carbonitrile kinase inhibitors
WO2010056875A1 (en) * 2008-11-12 2010-05-20 Cgi Pharmaceuticals, Inc. Pyridazinones and their use as btk inhibitors
WO2011024869A1 (ja) * 2009-08-26 2011-03-03 武田薬品工業株式会社 縮合複素環誘導体およびその用途
WO2015089337A1 (en) * 2013-12-11 2015-06-18 Biogen Idec Ma Inc. Biaryl compounds useful for the treatment of human diseases in oncology, neurology and immunology

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7434575B2 (ja) 2020-01-07 2024-02-20 メッドシャイン ディスカバリー インコーポレイテッド 重水素化チエノピリジン系化合物

Also Published As

Publication number Publication date
AU2016366541A1 (en) 2018-05-31
CY1123263T1 (el) 2021-12-31
UY37015A (es) 2017-06-30
EP3719022A1 (en) 2020-10-07
EP3386991A1 (en) 2018-10-17
BR112018011526A2 (pt) 2018-11-21
IL259863B (en) 2020-06-30
SI3386991T1 (sl) 2020-08-31
US10717745B2 (en) 2020-07-21
US10934310B2 (en) 2021-03-02
EA035168B1 (ru) 2020-05-08
JP6835846B2 (ja) 2021-02-24
TWI729047B (zh) 2021-06-01
CA3007990A1 (en) 2017-06-15
ES2805835T3 (es) 2021-02-15
US20230097422A1 (en) 2023-03-30
EP3386991B1 (en) 2020-06-03
MA43409B1 (fr) 2020-10-28
US20170283430A1 (en) 2017-10-05
CN113121562B (zh) 2022-09-13
HRP20201193T1 (hr) 2020-11-13
LT3386991T (lt) 2020-08-25
CN108884106A (zh) 2018-11-23
CN113121562A (zh) 2021-07-16
BR112018011526B1 (pt) 2024-02-27
NZ742484A (en) 2021-09-24
KR102103395B1 (ko) 2020-04-23
CA3007990C (en) 2024-01-02
IL259863A (en) 2018-07-31
DK3386991T3 (da) 2020-07-13
KR20180093974A (ko) 2018-08-22
AU2016366541B2 (en) 2021-05-13
JP7072690B2 (ja) 2022-05-20
ME03803B (me) 2021-04-20
US11319329B2 (en) 2022-05-03
US20210101910A1 (en) 2021-04-08
EA201891378A1 (ru) 2018-12-28
MD3386991T2 (ro) 2020-11-30
HUE049502T2 (hu) 2020-09-28
PL3386991T3 (pl) 2021-03-08
AR107042A1 (es) 2018-03-14
PT3386991T (pt) 2020-08-18
US20190276471A1 (en) 2019-09-12
MA53110A (fr) 2021-05-12
JP2021073286A (ja) 2021-05-13
TW201734021A (zh) 2017-10-01
MX2018007075A (es) 2018-11-09
JO3794B1 (ar) 2021-01-31
RS60604B1 (sr) 2020-08-31
WO2017100662A1 (en) 2017-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7072690B2 (ja) ブルトン型チロシンキナーゼの阻害剤としての多環式化合物
AU2016366546B2 (en) Inhibitors of Bruton's tyrosine kinase and methods of their use
WO2018103060A1 (en) Inhibitors of bruton's tyrosine kinase and methods of their use
WO2018103058A1 (en) Inhibitors of bruton's tyrosine kinase and methods of their use
JP7471348B2 (ja) ブルトン型チロシンキナーゼの阻害剤及びその使用方法
NZ742484B2 (en) Polycyclic compounds as inhibitors of bruton's tyrosine kinase

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190920

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6835846

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250