JP7071937B2 - 建具 - Google Patents
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Description
さらに本建具は、火災時に固定障子23の召合せ框29の室内側面に設けた加熱発泡材35(図2参照)が発泡・膨張して、固定障子23の召合せ框29と上吊り引戸1の召合せ框3との間の隙間を塞ぐので、固定障子23と上吊り引戸1の召合せ部から火炎や煙が連通するのを防ぐことができる。
さらに本建具は、無目14内に上吊り引戸1の上框36の室外側面に対向して設けた加熱発泡材45(図1参照)が発泡・膨張し、無目14と上框36間の隙間を塞ぐので、上吊り引戸1の上部と無目14の間から火炎や煙が連通するのを防ぐことができる。
無目14の内部には、引戸支持材15が設けてある。引戸支持材15は、アルミ形材で形成したものであり、板状のベース部61と、ベース部61の下部より室内側に向けて突出する吊りレール部19を一体に有しており、吊りレール部19上に上吊り引戸1に取付けた吊車20が係合している。引戸支持材15は、図7に示すように、長手方向の両端部に取付けたブラケット62,62で左右の縦枠10a,10bに取付けてある。また引戸支持材15は、図1に示すように、無目14の下部に形成された段部63と引戸支持材15の下面間にスペーサー64を配置することで、下からも支持されている。
引戸支持材15は、図1に示すように、ベース部61の上部に引戸1を駆動するエンジン65の取付部66を有し、取付部66にエンジン65を取付けてある。エンジン65は、モーター67とモーター67の軸に取付けた駆動プーリー68を有している。エンジン65は、図7に示すように、ベース部61上側の室内側から見て右側の端部に位置しており、左側の端部には従動プーリー69が取付けてあり、駆動プーリー68と従動プーリー69間にタイミングベルト70が掛け渡してあり、タイミングベルト70と上吊り引戸1とが図示しない連結材で連結してある。モーター67により駆動プーリー68が回転すると、タイミングベルト70が動き、それにつれて上吊り引戸1が吊りレール部19に沿って移動する。
室外側遮炎板16と上遮炎板18とは、一枚の金属板を折り曲げて一体で形成してあり、上遮炎板18の室内側端部に上向きに折り曲げた取付片71を有し、取付片71を無目14の上壁57に形成された垂下片72の室内側に重ね、室内側からのネジ73で固定してある。さらに上遮炎板18は、無目14上面のパネル取付溝25の溝底部にネジ74で固定してある。上遮炎板18は、引戸支持材15と、引戸支持材15に取付けたエンジン65等の駆動部品、及び吊車20を上方から覆っている。
室外側遮炎板16は、無目14の室外側壁58と引戸支持材15のベース部61との間に設けてあり、室外側遮炎板16の下端は引戸支持材15よりも下方の無目14の段部63付近までのびている。室外側遮炎板16は、引戸支持材15と吊車20を室外側から覆っている。
室内側遮炎板17は、上部を上遮炎板18の取付片71の室内側に重ね、室内側からのネジ75で固定してある。また、室内側遮炎板17は、図6に示すように、縦枠10a,10bにもネジ76で取付けてある。室内側遮炎板17は、図1に示すように、上遮炎板18の取付片71に重なる位置から上吊り引戸1の上框36の室内側に重なる位置までのびており、引戸支持材15と、引戸支持材15に取付けたエンジン65等の駆動部品、及び吊車20を室内側から覆っている。
無目14の室内側に取付けたカバー60の下壁の上面には、加熱発泡材77が長手方向に沿って取付けてある。
さらに無目14内には上遮炎板18が設けてあり、引戸支持材15と吊車20を上方からも覆ってあることで、防火性能が一層向上する。
さらに本建具は、火災時に無目14の室内側のカバー60の下部に設けた加熱発泡材77(図1参照)が発泡・膨張し、室内側遮炎板17との間の隙間を塞ぎ、室内側で火災が発生したときに無目14内に火炎が侵入するのを防ぐことができる。
無目14の室内側のカバー60は着脱自在で、室内側遮炎板17は室内側からネジ75.76を外すことで取外すことができ、メンテナンスが容易に行える。
加熱発泡材取付材(下框補助材)8を縦框2,3内と下框4内に跨って連続して設けたことで、加熱発泡材6を下框4内と縦框2,3内に亘って連続して設けるのが容易である。
縦枠10aは、パネル取付溝25を目板27で塞ぐことで引戸1取付け用としたものなので、嵌め殺し窓部と引戸1で開閉する部分とを上下に並べて配置するのが容易である。
さらに本建具は、無目14内に上遮炎板18を有し、上吊り引戸1の吊車20と引戸支持材15を上方と室外側と室内側の三方から覆っているので、防火性能がより一層向上する。
引戸支持材15は、引戸1を駆動するエンジン65の取付部66を有するので、エンジン65を安定して取付けることができる。
また本建具は、引戸支持材15のベース部61と反対側の遮炎板(室内側遮炎板17)が着脱自在なので、当該室内側遮炎板17を取外すことでメンテナンスが容易に行える。
2 戸先框(縦框)
3 召合せ框(縦框)
4 下框
5 切欠き
6 加熱発泡材
7 下枠
8 下框補助材(下框)
9 加熱発泡材取付材
10a,10b 縦枠
11 縦枠補助材
12 溝
13 加熱発泡材
14 無目(横枠)
15 引戸支持材
16 室外側遮炎板(遮炎板)
17 室内側遮炎板(遮炎板)
18 上遮炎板(遮炎板)
19 吊りレール部
20 吊車
Claims (1)
- 引戸と縦枠と縦枠補助材とを備え、縦枠補助材は、縦枠の内周側に設けてあり、引戸の戸先側が挿入される溝を有し、溝内の引戸の室外側面及び室内側面に対向する面に加熱発泡材が設けてあることを特徴とする建具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019001504A JP7071937B2 (ja) | 2019-01-09 | 2019-01-09 | 建具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019001504A JP7071937B2 (ja) | 2019-01-09 | 2019-01-09 | 建具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020111889A JP2020111889A (ja) | 2020-07-27 |
JP7071937B2 true JP7071937B2 (ja) | 2022-05-19 |
Family
ID=71666691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019001504A Active JP7071937B2 (ja) | 2019-01-09 | 2019-01-09 | 建具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7071937B2 (ja) |
Citations (4)
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2019
- 2019-01-09 JP JP2019001504A patent/JP7071937B2/ja active Active
Patent Citations (4)
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