JP7071937B2 - 建具 - Google Patents

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本発明は、防火性能を有する建具に関する。
従来より、店舗等建物のフロントに用いられる建具として、上吊り引戸を備えたオートドア(自動ドア)が知られているが(例えば、非特許文献1参照)、このような建具について防火性能が求められていた。
三協立山株式会社 三協アルミ社発行のカタログ「STフロント 総合カタログ」(カタログNo.STB0499A KY.16.08-040)、2016年8月、p.150-151
本発明は以上に述べた実情に鑑み、防火性能の向上した建具の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による建具は、引戸と縦枠と縦枠補助材とを備え、縦枠補助材は、縦枠の内周側に設けてあり、引戸の戸先側が挿入される溝を有し、溝内の引戸の室外側面及び室内側面に対向する面に加熱発泡材が設けてあることを特徴とする。
請求項1記載の発明による建具は、引戸と縦枠と縦枠補助材とを備え、縦枠補助材は、縦枠の内周側に設けてあり、引戸の戸先側が挿入される溝を有し、溝内の引戸の室外側面及び室内側面に対向する面に加熱発泡材が設けてあることで、火災時に引戸の戸先部が縦枠補助材の溝内で発泡した加熱発泡材により室外側及び室内側から挟み込んで保持されるので、引戸の戸先と縦枠の間から火炎や煙が連通することを防止でき、防火性能が向上する。
本発明の建具の一実施形態を示す縦断面図である。 同建具の横断面図である。 同建具の室内側正面図である。 引戸の下部を拡大して示す室内側正面図である。 縦框と下框との接合部の斜視図である。 無目を拡大して示す室内側正面図である。 無目の内部構造を示す室内側正面図である。 火災時における引戸下部の縦断面図である。 火災時における引戸戸先部の横断面図である。 縦框と下框との接合部の他の実施形態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~7は、本発明の建具の第一実施形態であって、店舗のフロント用の建具に適用したものを示している。本建具は、建物の躯体に形成された開口部に設置されるものであって、図3に示すように、上枠21と下枠7と左右の縦枠10a,10bとで矩形の枠が形成され、左右の縦枠10a,10bの上枠21寄りの位置に無目14を架設して枠内を上下に仕切ってあり、無目14の上側の開口部にはガラス22を嵌め込んで嵌め殺し窓が構成され、無目14の下側の開口部には固定障子23と上吊り引戸1とでオートドアが構成してある。
左右の縦枠10a,10bと上枠21は、図1,2に示すように、見込壁24の室内外方向中間部に外周側に凹む形でパネル取付溝25を全長に有しており、無目14より上側においては、そのパネル取付溝25にガラス22の縁部を挿入し、耐火性のシール材26によりガラス22をパネル取付溝25に固定してある。図1に示すように、無目14の上面にもパネル取付溝25を有し、ガラス22の下縁部をそのパネル取付溝25に挿入し、耐火性のシール材26によりガラス22をパネル取付溝25に固定してある。
無目14より下側においては、図2に示すように、左右の縦枠10a,10bのパネル取付溝25は、アルミ形材よりなるコ字形断面の目板27を取付けて塞ぐことで引戸1取付け用としてある。無目14より下側の開口部には、室内側から見て左半分の領域に固定障子23が配置され、残りの開口部を上吊り引戸1にて開閉するようになっている。固定障子23は、建具の見込寸法内の室外側寄りに設けてあり、上吊り引戸1は室内側寄りに設けてある。
固定障子23は、図1,2に示すように、戸先框28と召合せ框29と下框30とで三方を框組みしたものを枠内に固定し、戸先框28と召合せ框29と下框30の内周側面と無目14の下面とに形成されたパネル取付溝31にガラス32の縁部を嵌め込み、耐火性のシール材33によりガラス32をパネル取付溝31に固定して構成してある。パネル取付溝内31には、火災時に火災の熱により発泡・膨張する加熱発泡材34が長手方向に沿って設けてある。召合せ框29は、室内側面に加熱発泡材35が長手方向に沿って設けてある。
上吊り引戸1は、図1~3に示すように、上框36と下框4と戸先框2と召合せ框3とを四周框組みし、その内側にガラス37を嵌め込んで構成してある。上框36と下框4は、図1に示すように、内周側に向けて開口するパネル取付溝38とタッピングホール39を有し、パネル取付溝38内にガラス37の縁部を挿入し、耐火性のシール材40で固定してある。パネル取付溝38内には、加熱発泡材41が長手方向に沿って設けてある。上框36と下框4は、図2,5に示すように、長手方向の端面42が戸先框2と召合せ框3の内周側面43に当接しており、外周側から戸先框2と召合せ框3に挿通したネジ(図示省略)を上框36と下框4のタッピングホール39に螺入して、縦横の框同士を連結してある。戸先框2と召合せ框3は、内周側面の室外側と室内側にパネル支持材44を取付けることでパネル取付溝38を形成し、パネル取付溝38内にガラス37の縁部を挿入して耐火性のシール材40で固定してある。上框36は、図1に示すように、無目14内にのみ込ませてあって、無目14に隠れて見えないようになっている。無目14は、上框36の室外側面に対向して加熱発泡材45が長手方向に沿って設けてある。
下框4は、図1に示すように、下向きに開口した溝46を有し、その溝46内にアルミ形材よりなる下框補助材8を配置し、下方からのネジ47で固定してある。下框補助材8は、図2,4,5に示すように、縦框(戸先框2及び召合せ框3)の内周側面に形成した切欠き5に通すことで、長手方向の端部が縦框2,3内までのび、長手方向の端面48が縦框2,3の外周側の壁49に当接している。下框補助材8は、図1に示すように、室外側と室内側とに下向きに開口したリップ溝形のホルダー部50,50が形成してあり、各ホルダー部50に保持して加熱発泡材6が全長に設けてある。加熱発泡材6は、下枠7の上面に隙間をおいて対向している。下框補助材8には、室内外方向の中央位置に振れ止め51が設けてあり、振れ止め51は下枠7上面に長手方向に沿って形成された溝52に挿入されている。
図2,3に示すように、室内側から見て右側の縦枠10aの内周側面には、縦枠補助材11が長手方向に沿って設けてある。縦枠補助材11は、アルミ形材で形成され、室外側及び室内側の見付壁53a,53bと見込壁54とで上吊り引戸1の戸先側が挿入される溝12を形成しており、見込壁54を縦枠10aの内周側面に当接してネジ55で固定してある。室外側の見付壁53aには室内側に向けて開口したリップ溝形のホルダー部56が形成してあり、室内側の見付壁53bには室外側に向けて開口したリップ溝形のホルダー部56が形成してあり、各ホルダー部56,56に保持して加熱発泡材13,13が縦枠補助材11の全長に設けてある。各加熱発泡材13,13は、上吊り引戸1の戸先側端部の室外側面と室内側面とに隙間をおいて対向している。
火災が発生すると、図8に示すように、下框補助材8に取付けた加熱発泡材6,6が火災の熱で下向きに発泡・膨張し、下枠7上面との隙間が塞がれる。下框補助材8は、縦框2,3の内周側面に形成した切欠き5に通して縦框2,3の内部にのばしてあり、縦框2,3内と下框4内に亘って加熱発泡材6が連続して設けてあるので、下框4と下枠7との隙間だけでなく、縦框2,3と下枠7との隙間まで発泡した加熱発泡材6で連続して塞ぐことができる。これにより上吊り引戸1の下端と下枠7との間から火炎や煙が連通するのを防ぐことができる。
また本建具は、図9に示すように、火災時に縦枠補助材11の溝12内に設けた加熱発泡材13,13が発泡・膨張し、上吊り引戸1の戸先部を発泡した加熱発泡材13,13で室外側と室内側から挟み込んで保持する。これにより、上吊り引戸1の戸先と縦枠10aの間から火炎や煙が連通することを防止できる。
さらに本建具は、火災時に固定障子23のパネル取付溝31内に設けた加熱発泡材34(図1,2参照)と上吊り引戸1のパネル取付溝38内に設けた加熱発泡材41(図1,2参照)が発泡・膨張し、パネル取付溝31,38内の隙間を塞ぐので、固定障子23の框28,29,30とガラス32との間、上吊り引戸1の框2,3,4,36とガラス37との間から火炎や煙が連通するのを防ぐことができる。
さらに本建具は、火災時に固定障子23の召合せ框29の室内側面に設けた加熱発泡材35(図2参照)が発泡・膨張して、固定障子23の召合せ框29と上吊り引戸1の召合せ框3との間の隙間を塞ぐので、固定障子23と上吊り引戸1の召合せ部から火炎や煙が連通するのを防ぐことができる。
さらに本建具は、無目14内に上吊り引戸1の上框36の室外側面に対向して設けた加熱発泡材45(図1参照)が発泡・膨張し、無目14と上框36間の隙間を塞ぐので、上吊り引戸1の上部と無目14の間から火炎や煙が連通するのを防ぐことができる。
上述の実施形態では下框4内に下框補助材8を設け、下框補助材8に加熱発泡材6を取付けていたが、下框4自体に加熱発泡材6が取付く部分を設け、そこに加熱発泡材6を直接取付けることもできる。
図10は、上吊り引戸1の下部への加熱発泡材6の取付け方の他の実施形態を示している。この実施形態は、縦框2,3の内周側面に切欠きが形成されておらず、下框補助材8は下框4内に納まっており、下框補助材8に加熱発泡材6が取付けてある。縦框2,3内の下部には、下框補助材8とは別に加熱発泡材取付材9が設けてあり、加熱発泡材取付材9の下面に加熱発泡材6が取付けてある。
上記実施形態の場合も、火災時に下框4内に設けた加熱発泡材6と縦框2,3内に設けた加熱発泡材6が発泡・膨張し、下枠7との隙間を塞ぐので、上吊り引戸1の下端と下枠7との間から火炎や煙が連通するのを防ぐことができる。この実施形態においても、下框4自体に加熱発泡材6が取付く部分を設け、そこに加熱発泡材6を直接取付けることができる。
無目14は、図1に示すように、上壁57と室外側壁58と下壁59とを有し、室内側と下面の室内側の半分が開放した形になっており、室内側の開放部を着脱自在な浅い箱型のカバー60で塞いであり、下面の室内側の開放部より上吊り引戸1の上部を挿入してある。
無目14の内部には、引戸支持材15が設けてある。引戸支持材15は、アルミ形材で形成したものであり、板状のベース部61と、ベース部61の下部より室内側に向けて突出する吊りレール部19を一体に有しており、吊りレール部19上に上吊り引戸1に取付けた吊車20が係合している。引戸支持材15は、図7に示すように、長手方向の両端部に取付けたブラケット62,62で左右の縦枠10a,10bに取付けてある。また引戸支持材15は、図1に示すように、無目14の下部に形成された段部63と引戸支持材15の下面間にスペーサー64を配置することで、下からも支持されている。
引戸支持材15は、図1に示すように、ベース部61の上部に引戸1を駆動するエンジン65の取付部66を有し、取付部66にエンジン65を取付けてある。エンジン65は、モーター67とモーター67の軸に取付けた駆動プーリー68を有している。エンジン65は、図7に示すように、ベース部61上側の室内側から見て右側の端部に位置しており、左側の端部には従動プーリー69が取付けてあり、駆動プーリー68と従動プーリー69間にタイミングベルト70が掛け渡してあり、タイミングベルト70と上吊り引戸1とが図示しない連結材で連結してある。モーター67により駆動プーリー68が回転すると、タイミングベルト70が動き、それにつれて上吊り引戸1が吊りレール部19に沿って移動する。
図1に示すように、無目14の内部には室外側遮炎板16と上遮炎板18と室内側遮炎板17が設けてある。各遮炎板16,17,18は、スチール等の金属板で形成してある。
室外側遮炎板16と上遮炎板18とは、一枚の金属板を折り曲げて一体で形成してあり、上遮炎板18の室内側端部に上向きに折り曲げた取付片71を有し、取付片71を無目14の上壁57に形成された垂下片72の室内側に重ね、室内側からのネジ73で固定してある。さらに上遮炎板18は、無目14上面のパネル取付溝25の溝底部にネジ74で固定してある。上遮炎板18は、引戸支持材15と、引戸支持材15に取付けたエンジン65等の駆動部品、及び吊車20を上方から覆っている。
室外側遮炎板16は、無目14の室外側壁58と引戸支持材15のベース部61との間に設けてあり、室外側遮炎板16の下端は引戸支持材15よりも下方の無目14の段部63付近までのびている。室外側遮炎板16は、引戸支持材15と吊車20を室外側から覆っている。
室内側遮炎板17は、上部を上遮炎板18の取付片71の室内側に重ね、室内側からのネジ75で固定してある。また、室内側遮炎板17は、図6に示すように、縦枠10a,10bにもネジ76で取付けてある。室内側遮炎板17は、図1に示すように、上遮炎板18の取付片71に重なる位置から上吊り引戸1の上框36の室内側に重なる位置までのびており、引戸支持材15と、引戸支持材15に取付けたエンジン65等の駆動部品、及び吊車20を室内側から覆っている。
無目14の室内側に取付けたカバー60の下壁の上面には、加熱発泡材77が長手方向に沿って取付けてある。
このように本建具は、無目14内に金属製の室外側遮炎板16と室内側遮炎板17が設けてあり、両遮炎板16,17で引戸支持材15と引戸の吊車20を室外側と室内側から覆っていることで、火災時に無目14が室内側又は室内側から熱せられたときに、上吊り引戸1の吊車20と引戸支持材15が遮炎板16,17により火炎から保護されるので、上吊り引戸1が脱落したりするのを防ぐことができ、防火性能が向上する。
さらに無目14内には上遮炎板18が設けてあり、引戸支持材15と吊車20を上方からも覆ってあることで、防火性能が一層向上する。
さらに本建具は、火災時に無目14の室内側のカバー60の下部に設けた加熱発泡材77(図1参照)が発泡・膨張し、室内側遮炎板17との間の隙間を塞ぎ、室内側で火災が発生したときに無目14内に火炎が侵入するのを防ぐことができる。
無目14の室内側のカバー60は着脱自在で、室内側遮炎板17は室内側からネジ75.76を外すことで取外すことができ、メンテナンスが容易に行える。
以上に述べたように本建具(図2,4,5に示す実施形態)は、縦框(戸先框2及び召合せ框3)と下框4とを備え、下框4は、長手方向の端面42が縦框2,3の内周側面43に当接しており、縦框2,3は、内周側面43に切欠き5を有し、下框4内と縦框2,3内に亘って加熱発泡材6が切欠き5を通して連続して設けてあり、火災時に発泡した加熱発泡材6が下枠7との間を塞ぐので(図8参照)、縦框2,3の下部及び下框4と下枠7との間から火炎や煙が連通するのを防ぐことができ、防火性能が向上する。縦框2,3の内周側面43に切欠き5を設け、切欠き5を通して加熱発泡材6を下框4内と縦框2,3内に亘って連続して設けることで、加熱発泡材6の取付けが容易である。
加熱発泡材取付材(下框補助材)8を縦框2,3内と下框4内に跨って連続して設けたことで、加熱発泡材6を下框4内と縦框2,3内に亘って連続して設けるのが容易である。
本建具(図10に示す実施形態)は、縦框2,3と下框4とを備え、下框4は、長手方向の端面42が縦框2,3の内周側面43に当接しており、縦框2,3は、下部の中空部内に加熱発泡材取付材9を有し、下框4と縦框2,3内の加熱発泡材取付材9とに加熱発泡材6が設けてあり、火災時に発泡した加熱発泡材6が下枠7との間を塞ぐので、縦框2,3の下部及び下框4と下枠7との間から火炎や煙が連通するのを防ぐことができ、防火性能が向上する。縦框2,3の下部の中空部内に加熱発泡材取付材9を設けたので、縦框2,3内に加熱発泡材6を設けるのが容易である。
また本建具は、引戸1と縦枠10aと縦枠補助材11とを備え、縦枠補助材11は、縦枠10aの内周側に設けてあり、引戸1の戸先側が挿入される溝12を有し、溝12内の引戸1の室外側面及び室内側面に対向する面に加熱発泡材13,13が設けてあることで、火災時に引戸1の戸先部が縦枠補助材11の溝12内で発泡した加熱発泡材13,13により室外側及び室内側から挟み込んで保持されるので(図9参照)、引戸1の戸先と縦枠10aの間から火炎や煙が連通することを防止でき、防火性能が向上する。縦枠10aの内周側面に取付く縦枠補助材11に引戸1の戸先側が挿入される溝12を形成し、溝12内に加熱発泡材13,13を取付けるようにしたことで、組立性が良い。
縦枠10aは、パネル取付溝25を目板27で塞ぐことで引戸1取付け用としたものなので、嵌め殺し窓部と引戸1で開閉する部分とを上下に並べて配置するのが容易である。
また本建具は、横枠(無目)14内に引戸支持材15と金属製の遮炎板(室外側遮炎板16,室内側遮炎板17)が設けてあり、引戸支持材15は、吊りレール部19を有し、縦枠10a,10b又は横枠14に取付けてあり、遮炎板16,17は、縦枠10a,10b又は横枠14に取付けてあり、少なくとも上吊り引戸1の吊車20と引戸支持材15を室外側と室内側から覆っていることで、火災時に横枠14が室内側又は室内側から熱せられたときに、上吊り引戸1の吊車20と引戸支持材15が遮炎板16,17により火炎から保護されるので、上吊り引戸1が脱落したりするのを防ぐことができ、防火性能が向上する。
さらに本建具は、無目14内に上遮炎板18を有し、上吊り引戸1の吊車20と引戸支持材15を上方と室外側と室内側の三方から覆っているので、防火性能がより一層向上する。
引戸支持材15は、引戸1を駆動するエンジン65の取付部66を有するので、エンジン65を安定して取付けることができる。
また本建具は、引戸支持材15のベース部61と反対側の遮炎板(室内側遮炎板17)が着脱自在なので、当該室内側遮炎板17を取外すことでメンテナンスが容易に行える。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。引戸は、上吊り引戸に限らず、下枠のレール又は溝を下框に取付けた戸車で走行するものであってもよい。縦枠補助材の断面形状や材質は、適宜変更することができる。本発明は、オートドアに限らず、引戸を備えるあらゆる建具に適用することができる。
1 上吊り引戸(引戸)
2 戸先框(縦框)
3 召合せ框(縦框)
4 下框
5 切欠き
6 加熱発泡材
7 下枠
8 下框補助材(下框)
9 加熱発泡材取付材
10a,10b 縦枠
11 縦枠補助材
12 溝
13 加熱発泡材
14 無目(横枠)
15 引戸支持材
16 室外側遮炎板(遮炎板)
17 室内側遮炎板(遮炎板)
18 上遮炎板(遮炎板)
19 吊りレール部
20 吊車

Claims (1)

  1. 引戸と縦枠と縦枠補助材とを備え、縦枠補助材は、縦枠の内周側に設けてあり、引戸の戸先側が挿入される溝を有し、溝内の引戸の室外側面及び室内側面に対向する面に加熱発泡材が設けてあることを特徴とする建具。
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