JP7071239B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フィルタユニットを備えた空気調和装置に関する。
空気調和装置には、ケースに開けられた空気導入口に沿ってフィルタユニットが設けられている。フィルタユニットによって、ケース内への塵埃の侵入を抑制している。このような空気調和装置に関する従来技術として、特許文献1に開示される技術がある。
特許文献1に示されるような、空気調和装置は、空気を導入する空気導入口が開けられたケースと、ケース内への塵埃の侵入を抑制するフィルタユニットと、フィルタの清掃を行う清掃ユニットと、を有している。
フィルタユニットは、ケースに支持された支持体と、この支持体に対して着脱可能且つ移動可能に設けられたフィルタと、このフィルタに駆動力を伝達しフィルタを移動させる駆動機構と、を有する。
清掃ユニットは、フィルタの軌道上に設けられている。フィルタを駆動機構により移動させると、フィルタは、清掃ユニットのブラシに当接する。フィルタに付着した塵埃は、ブラシによって絡め取られる。
特開2017-198450号公報
ところで、空気調和装置には、ケースの補強を目的として、補強部が形成されることがある。補強部の一例としては、フィルタの移動方向に対して垂直に、ケースの開口部に渡された梁部が挙げられる。
一方、フィルタは、駆動機構によってケース内を移動する。フィルタは、移動する場所の形状に追従することができるよう、枠体も含めて容易に変形することのできる素材によって構成されている。フィルタの移動方向に垂直な方向を幅方向とした場合に、幅方向の中央近傍は、ケースの開口部に臨む部位であり、他の部材によって支持されていない。このため、特に撓みやすい。
フィルタの移動中に、撓んだフィルタの枠体が梁部に接触すると、フィルタの移動が妨げられる。
本発明は、フィルタが梁部に接触することを抑制する空気調和装置の提供を課題とする。
本発明によれば、外部から空気を導入する空気導入口及び屋内へ送風される空気が通過する送風口が形成されているケースに、外部から空気を吸い込むと共に屋内に送風するファンと、このファンを囲うように設けられ前記ケース内を通過する空気及び内部に循環される冷媒で熱交換を行う熱交換器と、前記空気導入口に沿って設けられ前記ケース内に塵埃が侵入することを抑制するフィルタと、このフィルタを前記ファンの外周に沿って移動させる駆動機構と、この駆動機構の後方に設けられ清掃時に前記駆動機構によって後退させた前記フィルタが収納されるフィルタ収納部と、このフィルタ収納部の上部に設けられ前記フィルタに付着した塵埃を除去する清掃ユニットと、が収納されている空気調和装置において、
前記ケースは、前記ファンの軸線に沿って延び前記空気導入口に渡って形成されている梁部と、この梁部の上面から連続して下がり勾配に形成され前記梁部の延びる方向に対して略垂直に延びるガイド部と、を有し
前記ガイド部は、前記熱交換器の上方であって、前記ファンの軸線に沿った方向を基準として、前記梁部の中央に形成されていると共に、前記空気導入口に臨む部位のうちの前記梁部と前記駆動機構との間の位置に形成されていることを特徴とする空気調和装置が提供される。
本発明では、ケースは、梁部の上面から連続して下がり勾配に形成されたガイド部を有している。フィルタが撓んだ状態で移動することがある。ガイド部がない場合には、梁部及びフィルタが前後に重なるとフィルタが梁部に衝突する。このようにしてフィルタの移動が妨げられることがある。一方、ガイド部は、梁部の上面から連続して下がり勾配に形成されている。撓んだフィルタは、まずガイド部に当接する。そして、フィルタは、ガイド部にガイドされて梁部を乗り越える。フィルタが梁部に接触することを抑制する空気調和装置を提供することができる。
本発明の実施例による空気調和装置を模式的に示した図である。 図1に示された室内機の斜視図である。 図2の3-3線断面図である。 図2に示された室内機の分解斜視図である。 図4の5矢視図である。 図5の6部拡大図である。 図3に示されたフィルタユニットの分解斜視図である。 図7に示されたフィルタの斜視図である。 図3に示されたフィルタの作用を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図中Frは前、Rrは後、Leは左、Riは右、Upは上、Dnは下を示している。
<実施例>
図1を参照する。図1には、本発明による空気調和装置10が示されている。空気調和装置10は、屋内Inを冷却する冷房機能と、屋内Inを暖房する暖房機能と、を備えている。
空気調和装置10は、屋外Ouに設けられた室外機20及び屋内Inに設けられた室内機30を備えてなる。室外機20と、室内機30とは、冷媒を循環させることができるよう互いに接続されている。以下、特に説明のない限り、冷媒の循環する方向は、冷房運転時を基準とする。
室外機20は、冷房運転時及び暖房運転時における冷媒の循環する方向を切り替える四路切替弁21と、この四路切替弁21を通過した冷媒が流され冷媒を圧縮する圧縮機22と、この圧縮機22において圧縮され高温高圧となった冷媒が流れる室外熱交換器23と、この室外熱交換器23に向かって送風を行う室外ファン24と、室外熱交換器23を通過した冷媒を減圧する膨張弁25と、を有する。
図2及び図3を参照する。室内機30は、屋内Inにおいて壁Waに掛けて用いられる。室内機30は、金属板製の支持板31が壁Waに固定され、この支持板31によってケース40が支持されてなる。ケース40には、屋内Inの空気をケース40内に取り込み屋内Inへ送風を行う室内ファン33(ファン33)と、この室内ファン33が取り込んだ空気と熱交換を行う複数の室内熱交換器34(熱交換器34)と、これらの室内熱交換器34の上方に配置されケース40内への塵埃の侵入を抑制するフィルタ100を備えたフィルタユニット70と、このフィルタユニット70の後方に設けられ清掃時に後退させたフィルタ100が収納されるフィルタ収納部35と、このフィルタ収納部35の上部に設けられフィルタ100に付着した塵埃を除去する清掃ユニット36と、この清掃ユニット36が除去した塵埃を収集するダストボックス37と、が収納されてなる。
図1を参照する。冷房運転時において、圧縮機22で高温高圧とされた冷媒は、室外熱交換器23において外気と熱交換を行い、熱を放出する。このとき、室外ファン24が作動することによって、外気を強制的に室外熱交換器23の外周に流し、熱交換を促す。室外熱交換器23を通過し熱を放出した冷媒は、膨張弁25において減圧され、温度が低下する。
図3を参照する。室内ファン33が作動することにより、ケース40内には上部に開けられた空気導入口61から空気が導入される。導入された空気は、室内熱交換器34の外周を通過し、下部に開けられた送風口62から屋内Inに送風される。室内熱交換器34には、室外機20(図1参照)において冷却された冷媒が供給されている。室内熱交換器34の外周を通過する空気は、冷媒と熱交換を行い、冷却される。屋内Inには、冷却された空気が送風される。
図1を併せて参照する。暖房運転時には、四路切替弁21が冷媒の流路を切り替え、冷房運転時とは逆方向に冷媒を循環させる。
図3を参照する。ケース40は、支持板31に支持された後ケース41と、この後ケース41の前部に設けられた中ケース50と、この中ケース50の前部に設けられた前ケース43と、を有している。
図4を参照する。中ケース50は、後方に設けられた第1の中ケース51と、前方に設けられた第2の中ケース60と、を有する。第1の中ケース51及び第2の中ケース60には、共に樹脂成形品が用いられる。第1の中ケース51及び第2の中ケース60が合わされ、間に形成された空間には、室内ファン33や室内熱交換器34が収納されている。
第1の中ケース51の上部には、後部開口部51aが開けられている。後部開口部51aには、フィルタ収納部35が臨んでいる。第1の中ケース51の下部には、ダストボックス37(図3参照)が取り付けられた、ダストボックス取付穴51bが開けられている。
図5を併せて参照する。第2の中ケース60の上部には、外部からの空気を取り入れるよう空気導入口61、61が開けられている。これらの空気導入口61、61を覆うように、それぞれフィルタユニット70、70が設けられている。図3を参照する。第2の中ケース60の下部には、屋内Inに向かって送風を行うための送風口62、62が開けられている。
図4を参照する。第2の中ケース60の左右方向の中央部には、前後に延び空気導入口61、61を左右に仕切っている仕切り壁63が形成されている。第2の中ケース60の上部後端には、空気導入口61、61に渡って延び、第2の中ケース60を補強する梁部64、64が形成されている。
図5及び図6を参照する。梁部64、64は、室内ファン33(図3参照)の軸線CLが延びる方向に沿って、左右に延びている。梁部64、64の上面64a、64aから連続して、フィルタ100(図3参照)をガイドするためのガイド部65、65が形成されている。ガイド部65、65は、梁部64、64の左右方向の中央にのみ形成されている。
図3を参照する。ガイド部65は、熱交換器34の上方に位置した略三角形の板状の部材である。ガイド部65の形成される部位は、梁部64の幅方向中央のみであるため、大きな開口を確保することができる。外部から多くの空気を取り込むことができ、高い熱交換効率を確保することができる。特に、板状であることにより、開口の塞がれる面積を小さくし、空気をケース40内に円滑に流すことができる。
図6を参照する。ガイド部65は、後方に向かって下がり勾配に形成されている。ガイド部65は、梁部64の下面64bよりも下方まで形成されており、先端が湾曲形状とされている。梁部64の下面64bからガイド部65の下面まで延び、ガイド部65を補強するガイド部補強部66が梁部64及びガイド部65に一体的に形成されている。
図3及び図7(a)を参照する。図7(a)には、フィルタユニットの分解斜視図が示されている。フィルタユニット70は、空気導入口61に沿って設けられた樹脂枠状の支持体80と、この支持体80上を移動可能に設けられたフィルタ100と、このフィルタ100に駆動力を伝達しフィルタ100を前後方向に移動させる駆動機構73と、を有する。
図7(a)を参照する。支持体80は、第2の中ケース60(図4参照)に対して着脱可能に設けられた樹脂成形品である。支持体80は、前後方向に延びフィルタ100の左右の端部を支持している左右のレール部90、90と、これらの左右のレール部90、90の前端同士を接続している前部レール接続部82と、左右のレール部90、90の後端同士を接続している後部レール接続部83と、この後部レール接続部83の近傍に位置し駆動機構73の一部を支持する駆動機構支持部84、84と、左右のレール部90、90の間においてこれらのレール部90、90に沿って前後に延びフィルタ100の浮き上がりを防止する縦桟部85、85と、前後のレール接続部82、83の間において前後のレール接続部82、83に沿って左右に延びフィルタ100の浮き上がりを防止する3つの横桟部86と、が一体的に形成されてなる。
図7(b)を参照する。図7(b)は、図7(a)の7b部拡大図である。左右のレール部90、90は、同じ構成である。レール部90は、支持体80の左右方向中央に向かって開口した略U字状を呈し、U字の底に対応するレール底部91と、このレール底部91の下端から支持体80の左右方向中央に向かって延びる下のレール壁部92と、レール底部91の上端から下のレール壁部92に平行に延びる上のレール壁部93と、下のレール壁部92の先端から一体的に立ち上げられフィルタ100(図7(a)参照)をガイドするレール部ガイド部94と、レール底部91のレール部ガイド部94に対向する部位に開けられたレール開口部95と、を有する。
レール部90は、フィルタ100の移動方向(前後方向)に沿って延び、移動方向に垂直な断面を基準として略U字状を呈する、ということができる。
レール部ガイド部94は、レール底部91に対向しフィルタ100が当接可能なガイド面94aを有している。ガイド面94aは、両端よりも中央がレール底部91に向かって膨出した湾曲面によって構成されている。
図7(a)を参照する。前部レール接続部82には、一般面82a、82aから上方に突出すると共にレール部90、90に向かって延びる取付ガイド部82b、82bが形成されている。取付ガイド部82b、82bは、前後方向に延びる細長い壁状の部位である。
取付ガイド部82b、82bは、左右のレール部90、90の端部にそれぞれ臨み、互いに略平行に形成されている。取付ガイド部82b、82bは、フィルタ100の外側面に当接可能である。
図7(c)を参照する。図7(c)は、図7(a)の7c-7c線断面図である。縦桟部85の下端は、下方に向かって突出した半円断面によって形成された、縦桟部突出部85aとされている。図7(a)を併せて参照する。縦桟部85、85が横桟部86と交わる位置P1において、縦桟部突出部85aは、横桟部86の下端よりも下方まで突出している。このことにより、フィルタ100が前後に移動する際に、横桟部86にフィルタ100が引っ掛かることを抑制することができる。
フィルタ100は、支持体80に対して着脱可能に設けられている。フィルタ100は、図7(a)に示されるように支持体80の前方に外された状態から、図3に示されるフィルタ収納部35の内部まで移動可能である。
図7(a)に示す状態から図3に示す状態までは、操作者がフィルタ100を押し込んだり、引き出すことにより、フィルタ100を移動させる。例えば、フィルタ100を交換する際や、特にフィルタ100に付着した塵埃の量が多いときにフィルタ100を支持体80から取り外すために、この操作を行う。
図3に示す状態において、フィルタ100は、駆動機構73に連結されている。図3に示す状態から駆動機構73を作動させると、駆動機構73の駆動力によって、フィルタ100をフィルタ収納部35に向かって後退させることができる。自動的に行われる清掃運転時等に、この操作が行われる。
図8(a)を参照する。図8(a)は、フィルタの斜視図である。フィルタ100は、略矩形状に形成されたフィルタ枠体101と、このフィルタ枠体101に支持され塵埃のケース40への侵入を抑制するメッシュ状のフィルタ本体102と、フィルタ枠体101に囲われた部位において前後方向に延びるフィルタ縦補強部103、103と、フィルタ枠体101に囲われた領域において左右方向に延びるフィルタ横補強部104と、フィルタ枠体101の左右の端部の裏面に形成され駆動機構73に連結されるフィルタラック部105、105と、を有する。
図3を併せて参照する。フィルタ枠体101は、フィルタ収納部35やレール部90の形状に追従可能に、容易に撓む素材が採用されている。
図8(b)を参照する。図8(b)は、図8(a)の8b-8b線断面図である。フィルタ枠体101の前面上部から上面前部は、テーパ状に形成されたテーパ面部101aとされている。つまり、フィルタ100の前端にテーパ面部101aが形成されている。図3を参照する。フィルタ100をフィルタ収納部35から支持体80に前進させる際に、フィルタ枠体101が横桟部86(図7(a)参照)に引っ掛かることを抑制できる。
フィルタラック部105、105は、ラック形状を呈し、駆動機構73に連結可能である。フィルタラック部105、105は、フィルタ枠体101の左右の端部において、前端から後端まで形成されている。
駆動機構73は、駆動源としてのモータに、直接的又は間接的に左右のピニオンギヤ73a、73aが連結されてなる。左右のピニオンギヤ73a、73aは、シャフト73bを介して互いに接続されている。ピニオンギヤ73a、73aは、それぞれフィルタラック部105、105に噛み合う。
フィルタ収納部35には、フィルタ100をガイドするためのガイド部が断続的に複数個所に設けられている。
清掃ユニット36は、フィルタ100に当接すると共に回転可能に設けられフィルタ100に付着した塵埃を絡め取るブラシ36aと、このブラシ36aに当接しブラシ36aに付着した塵埃をブラシ36aから分離する分離部36bと、を有する。
分離部36bは、フィルタ収納部35の上端に固定された櫛状の部材である。
以下に、フィルタ100の作用を説明する。
図7(a)を参照する。フィルタ100の幅方向の両端部には、フィルタラック部105、105が形成され、レール部90、90によって支持されている。このため、フィルタ100の左右の両端部は、所定の場所を移動する。一方、フィルタ100の幅方向の中央は、支持されておらず、上下方向に撓むことがある。上方へ撓んだ場合は、縦及び横桟部85、86に接触し、それ以上の撓みが規制される。下方へ撓んだ場合は、特に撓みを規制する手段がない。
図3を参照する。フィルタ100は、清掃時にフィルタ収納部35まで後退し、再度レール部90に戻る。フィルタ収納部35まで移動する際に、フィルタ100の前端は、梁部64よりも後方まで移動する。フィルタ収納部35からレール部90に戻る際に、移動する方向が大きく変化するため、フィルタ100が撓みやすい。ガイド部65を有しない場合には、図9(a)及び図9(b)において説明する問題が発生し得る。
図9(a)及び図9(b)を参照する。図9(a)には、比較例による梁部及びフィルタが示されている。図9(b)には、比較例によるフィルタが梁部に接触した状態が示されている。
フィルタ200は、撓みやすい素材によって構成されている。フィルタ200が下方に撓んだ状態のまま、後方から前方に移動することがある。このとき、フィルタ200が梁部164と同じ高さまで撓んでいることがある。この状態のままフィルタ200が前進すると、フィルタ200が梁部164に接触する。これにより、フィルタ200の移動が妨げられる。
図9(c)及び図9(d)を参照する。図9(c)には、実施例による梁部、ガイド部及びフィルタが示されている。図9(d)には、実施例によるフィルタが梁部まで移動した状態が示されている。
実施例による梁部64には、一体的にガイド部65が形成されている。ガイド部65は、梁部64の上面後部から下り勾配に形成されている。下方に撓んだフィルタ100は、梁部64側へ移動する際にガイド部65に乗り上げ、梁部64の上方までガイドされる。フィルタ100が梁部64に接触することを抑制することができる。
以上に説明した本発明は、以下の効果を奏する。
ケース40(図4参照)は、梁部64の上面64aから連続して下がり勾配に形成されたガイド部65を有している。フィルタ100が変形した状態で移動することがある。ガイド部65がない場合には、梁部64及びフィルタ100が前後に重なるとフィルタ100が梁部64に衝突する(図9(b)参照)。このようにしてフィルタ100の移動が妨げられることがある。一方、ガイド部65は、梁部64の上面64aから連続して下がり勾配に形成されている(ガイド部65は、梁部64のフィルタ100が向かってくる側の上面64aから連続して下がり勾配に形成されている。)。変形したフィルタ100は、まずガイド部65に当接する。そして、フィルタ100は、ガイド部65にガイドされて梁部64を乗り越える。フィルタ100が梁部64に接触することを抑制する空気調和装置10(図3参照)を提供することができる。
図4を参照する。ガイド部65は、室内ファン33の軸線CLに沿った方向を基準として、梁部64の中央に形成されている。フィルタ100の撓み量が最も大きくなる中央にガイド部65が形成されている。これにより、より確実にフィルタ100が梁部64に接触することを抑制する。
特に、ガイド部65は、梁部64の中央にのみ形成されることが好ましい。空気導入口61から導入される空気の流れを、ガイド部65によって遮断することを抑制する。つまり円滑な空気の流れを確保しつつ、フィルタ100の移動も確保することができる。
ガイド部65は、梁部64に一体的に形成されている。部品点数を増加させることなく、ガイド部65を形成することができる。ガイド部65を有していながらも安価な空気調和装置10を提供することができる。
尚、本発明による空気調和装置は、冷房機能及び暖房機能の両方を備えた空気調和装置を例に説明したが、冷房機能のみや暖房機能のみを有するものであっても適用可能である。
さらに、本発明は、室外機及び室内機からなる冷房装置のみならず、これらが一体化された冷房装置にも適用可能である。
ガイド部は、梁部の中央にのみ形成された例をもとに説明したが、複数個所にガイド部を形成することもできるし、梁部に沿って全体に形成することもできる。
ガイド部を、梁部とは別部材によって形成することもできる。
本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、本発明は実施例に限定されるものではない。
本発明の空気調和装置は、家庭用のエアコン装置に好適である。
10…空気調和装置
33…室内ファン(ファン)
34…室内熱交換器(熱交換器)
35…フィルタ収納部
36…清掃ユニット
40…ケース
61…空気導入口
62…送風口
64…梁部
65…ガイド部
73…駆動機構
100…フィルタ

Claims (3)

  1. 外部から空気を導入する空気導入口及び屋内へ送風される空気が通過する送風口が形成されているケースに、外部から空気を吸い込むと共に屋内に送風するファンと、このファンを囲うように設けられ前記ケース内を通過する空気及び内部に循環される冷媒で熱交換を行う熱交換器と、前記空気導入口に沿って設けられ前記ケース内に塵埃が侵入することを抑制するフィルタと、このフィルタを前記ファンの外周に沿って移動させる駆動機構と、この駆動機構の後方に設けられ清掃時に前記駆動機構によって後退させた前記フィルタが収納されるフィルタ収納部と、このフィルタ収納部の上部に設けられ前記フィルタに付着した塵埃を除去する清掃ユニットと、が収納されている空気調和装置において、
    前記ケースは、前記ファンの軸線に沿って延び前記空気導入口に渡って形成されている梁部と、この梁部の上面から連続して下がり勾配に形成され前記梁部の延びる方向に対して略垂直に延びるガイド部と、を有し
    前記ガイド部は、前記熱交換器の上方であって、前記ファンの軸線に沿った方向を基準として、前記梁部の中央に形成されていると共に、前記空気導入口に臨む部位のうちの前記梁部と前記駆動機構との間の位置に形成されていることを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記梁部の下面から前記ガイド部の下面まで延び、前記ガイド部を補強するガイド補強部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記ガイド部及び前記ガイド補強部は、前記梁部に一体的に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置。
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