JP7070714B2 - スラストフォイル軸受、スラストフォイル軸受のベースプレートの製造方法 - Google Patents

スラストフォイル軸受、スラストフォイル軸受のベースプレートの製造方法 Download PDF

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Description

本開示は、スラストフォイル軸受、スラストフォイル軸受のベースプレートの製造方法に関する。
本願は、2018年12月25日に日本に出願された特願2018-241532号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、高速回転体用の軸受として、回転軸に設けられたスラストカラーに対向して配置されるスラストフォイル軸受が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。スラストフォイル軸受は、振動や衝撃によって発生する回転軸の動き(スラストカラーの軸方向変位と傾き)を吸収できるように、軸受面が柔軟なフォイル(金属製薄板)によって形成されており、軸受面の下に軸受面を柔軟に支持するためのフォイル構造を有している。
スラストフォイル軸受には、周方向に複数のトップフォイル片とバックフォイル片が配列された形態がある。トップフォイル片は、バックフォイル片に支持されており、スラストカラーの回転により、トップフォイル片とスラストカラーとの間に潤滑流体が導入される。この潤滑流体がトップフォイル片とスラストカラーとの間に楔状の流体潤滑膜を形成し、スラストフォイル軸受の負荷能力が発揮される。
日本国特許第6065917号公報
ところで、上記従来技術では、トップフォイルとスラストカラーとの間に楔状の隙間を形成するために、一定の高さのバックフォイルを、ベースプレートに形成した傾斜面に設置している。しかし、このような傾斜面は、切削加工などにより形成することが考えられるが、所望の流体潤滑膜を形成するには、ある程度の加工の精度が必要となり、加工に要する時間やコストがかかる。このため、ベースプレートの加工性の向上が求められている。
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、スラストフォイル軸受のベースプレートの加工性の向上を目的とする。
本開示のスラストフォイル軸受の一態様は、第1方向において縞状に交互に形成された複数の凸部及び複数の凹部を備え、前記複数の凸部の頂面及び前記複数の凹部の底面のいずれか一方が、前記第1方向の一方側に向かうに従って漸次低くなっているベースプレートと、前記ベースプレートにおいて、前記第1方向の一方側に向かうに従って漸次低くなっている前記複数の凸部の頂面または前記複数の凹部の底面に支持されたバックフォイルと、を備える。
また、本開示の前記一態様においては、前記頂面及び前記底面のいずれか一方が、傾斜面となっていてもよい。
また、本開示の前記一態様においては、前記複数の凸部及び前記複数の凹部のいずれか一方は、前記第1方向と交差する第2方向に延伸すると共に、前記第1方向で隣り合う前記凸部同士または前記凹部同士が、前記第2方向におけるいずれか一方の端部において接続されていてもよい。
また、本開示のスラストフォイル軸受のベースプレートの製造方法の一態様は、第1方向において縞状に交互に形成された複数の凸部及び複数の凹部を備え、前記複数の凸部の頂面及び前記複数の凹部の底面のいずれか一方が、前記第1方向の一方側に向かうに従って漸次低くなっている、スラストフォイル軸受のベースプレートの製造方法であって、前記複数の凸部及び前記複数の凹部をプレス加工により形成する。
また、本開示のスラストフォイル軸受のベースプレートの製造方法の前記一態様においては、前記プレス加工は、プレス面に凹凸を備える第1の金型によって、前記ベースプレートをプレスし、前記複数の凹部及び前記頂面の高さが一定の前記複数の凸部を形成する第1プレス加工と、前記第1プレス加工後、プレス面が傾斜した第2の金型によって、前記複数の凸部の頂面をプレスし、前記第1方向の一方側に向かうに従って漸次低くなる傾斜面を形成する第2プレス加工と、を含んでもよい。
本開示によれば、スラストフォイル軸受のベースプレートの加工性を向上できる。
本開示のスラストフォイル軸受が適用されるターボ機械の一例を示す側面図である。 本開示のスラストフォイル軸受を示す側面図である。 本開示の第1実施形態に係るスラストフォイル軸受を示す平面図である。 図3に示す矢視A-A図である。 図3に示すバックフォイルを支持するベースプレートを示す平面図である。 本開示の第1実施形態に係るベースプレートに凸部及び凹部を形成する工程を示す図である。 本開示の第2実施形態に係るスラストフォイル軸受を示す断面図である。 本開示の第2実施形態に係るベースプレートに凸部及び凹部を形成する工程を示す図である。 本開示の第2実施形態に係るベースプレートに凸部及び凹部を形成する工程を示す図である。 本開示の第3実施形態に係るベースプレートを示す平面図である。
以下、図面を参照して本開示のスラストフォイル軸受を詳しく説明する。
図1は、本開示のスラストフォイル軸受が適用されるターボ機械の一例を示す側面図である。
図1中、符号1は回転軸(シャフト)、符号2は回転軸の先端部に設けられたインペラ、符号3は本開示に係るスラストフォイル軸受である。
回転軸1には、円板状のスラストカラー4が取り付けられている。スラストカラー4は、一対のスラストフォイル軸受3に挟まれている。インペラ2は、静止側となるハウジング5内に配置されており、ハウジング5との間にチップクリアランス6を有している。回転軸1は、ラジアルフォイル軸受7に支持されている。
図2は、本開示のスラストフォイル軸受3を示す側面図である。
スラストフォイル軸受3は、図2に示すように、スラストカラー4を挟んで両側に一対で設けられている。これら一対のスラストフォイル軸受3は、共に同じ構成となっている。スラストフォイル軸受3は、トップフォイル10と、バックフォイル20と、ベースプレート30と、を備える。
一対のスラストフォイル軸受3のそれぞれのベースプレート30の間には、二点鎖線で示す円筒状の軸受スペーサ40が挟持されている。そして、これらベースプレート30は、締結ボルト41によって軸受スペーサ40を介して連結されている。ベースプレート30の外周部には、締結ボルト41を挿通するための貫通孔42が形成されている。なお、このように連結されたベースプレート30のうちの一方は、締結ボルト41による締め付けによってハウジング5に当接している。
(第1実施形態)
図3は、本開示の第1実施形態に係るスラストフォイル軸受3を示す平面図である。図4は、図3に示す矢視A-A図である。図5は、図3に示すバックフォイル20を支持するベースプレート30を示す平面図である。
ベースプレート30は、図3に示すように、回転軸1が挿通される挿通孔30aを有する。
なお、以下の説明においては、挿通孔30aを基準に各部材の位置関係を説明することがある。具体的に、「軸方向」とは、挿通孔30aが延びる方向(回転軸1が挿通される方向)を言う。また、「径方向」とは、挿通孔30aの径方向を言う。また、「周方向」とは、挿通孔30aの内周面に沿った周方向を言う。あるいは、挿通孔30aに挿通された回転軸1の軸心を基準に、当該軸心から視た「径方向」及び「周方向」とも言える。
ベースプレート30は、軸方向におけるスラストフォイル軸受3の最外部(反スラストカラー側)を構成している。ベースプレート30には、挿通孔30aが形成されている。すなわち、本開示のベースプレート30は、挿通孔30aが形成された円板状の部材である。しかし、挿通孔30aを有すれば、ベースプレート30は、円板状以外の部材(例えば矩形板状)であってもよい。また、挿通孔30aについても、必ずしも厳密な円筒形状である必要はない。
ベースプレート30は、例えば、厚さ数mm程度の金属板から形成されている。スラストカラー4と対向して配置されるベースプレート30の平坦面30bにおける挿通孔30a(開口)の周囲には、トップフォイル10、バックフォイル20が配置されている。具体的に、トップフォイル10は、バックフォイル20に支持され、バックフォイル20は、ベースプレート30に支持されている。つまり、トップフォイル10は、バックフォイル20を介し、ベースプレート30にも支持されている。
本開示では、トップフォイル10、バックフォイル20がいずれも複数枚(6枚)のトップフォイル片11、バックフォイル片21によって形成されている。ベースプレート30は、平坦面30bの周方向において等間隔に6枚のトップフォイル片11、バックフォイル片21を支持している。なお、トップフォイル片11、バックフォイル片21の枚数は、6枚に限定されるものではない。
本開示のトップフォイル10は、周方向に配列された6枚の金属製の薄板(トップフォイル片11)によって形成されている。トップフォイル片11は、周方向一方側(回転軸1の回転方向上流側)から周方向他方側(回転軸1の回転方向下流側)に向かって上方(図3において紙面手前側。あるいは、ベースプレート30からトップフォイル片11に向かう方向の軸方向側)に傾斜する傾斜部12と、傾斜部12の周方向一方側に連設され、ベースプレート30に取り付けられる取付部13と、を有している。
傾斜部12は、図3に示すように、扇形の頂点側を切り欠いて内周側、外周側をそれぞれ円弧状とした、略台形状に形成されている。すなわち、傾斜部12は、周方向に離隔し、内周側から外周側に延びる2つの端縁と、2つの端縁を内周側で接続する内周側の端縁と、2つの端縁を外周側で接続する外周側の端縁を備えている。傾斜部12の周方向他方側の内周側から外周側に延びる端縁(以下、周方向他方側の端部12aと言う)は、自由端となっている。
一方で、傾斜部12の周方向一方側の内周側から外周側に延びる端縁は、曲げ部14を介して取付部13に接続されている。曲げ部14は、図4に示すように、第1の屈曲と、第1の屈曲の周方向他方側に位置する第2の屈曲とで構成されている。第1の屈曲は、トップフォイル片11のベースプレート30に対向する面の背面側に屈曲している。第2の屈曲は、トップフォイル片11のベースプレート30に対向する面側に屈曲している。つまり、曲げ部14は、階段状となっている。なお、第1の屈曲、第2の屈曲は、いずれも鈍角となっている。
曲げ部14よりも周方向他方側に位置する傾斜部12は、バックフォイル片21の支持部22に支持されている。支持部22に支持された傾斜部12は、周方向一方側から周方向他方側に向かうに連れて、ベースプレート30から漸次遠ざかるように初期傾斜角で傾斜して配置されている。ここで、初期傾斜角とは、荷重がゼロのときのベースプレート30に対するトップフォイル片11の傾斜角を意味する。本開示のベースプレート30は、軸方向に直交する方向に広がる平坦面30bを有し、傾斜部12は、当該平坦面30bに対し傾斜している。
取付部13は、曲げ部14の周方向一方側(第1の屈曲側)に接続されている。本開示では、この取付部13は、径方向において曲げ部14と同じ長さで帯状に形成され、ベースプレート30に対してスポット溶接(点付溶接)されている。つまり、この溶接位置が、ベースプレート30に対するトップフォイル片11の取付位置となっている。なお、ベースプレート30に対するトップフォイル片11の取り付けについては、スポット溶接以外にも、例えばネジ止めなどによっても行うことができる。また、取付部13と曲げ部14は、必ずしも径方向において同じ長さである必要はない。
一方、バックフォイル20は、周方向に配列された6枚の金属製の薄板(バックフォイル片21)によって形成されている。バックフォイル片21は、トップフォイル片11の傾斜部12を支持する支持部22を有している。支持部22は、図4に示すように、山部22aと谷部22bが交互に形成された波型のフォイル(バンプフォイル)である。支持部22は、トップフォイル片11の傾斜部12を弾性的に支持している。
なお、支持部22としては、例えば、バンプフォイル、日本国特開2006-57652号公報や日本国特開2004-270904号公報などに記載されているスプリングフォイル、日本国特開2009-299748号公報などに記載されているバックフォイルなどを用いることができる。なお、日本国特開2006-57652号公報や日本国特開2004-270904号公報に記載されているスプリングフォイル、日本国特開2009-299748号公報に記載されているバックフォイルは、ラジアル軸受に用いられるフォイルであるが、これらを平面状に展開して円環板状に形成すれば、スラストフォイル軸受3に用いられるフォイル(支持部22)となる。
本開示の支持部22は、バンプフォイルから形成されている。支持部22は、図3に示す平面視で、トップフォイル片11の傾斜部12よりも一回り小さく形成されている。したがって、支持部22は、傾斜部12に覆われている。支持部22は、傾斜部12と同様に、扇形の頂点側を切り欠いて内周側、外周側をそれぞれ円弧状とした、略台形状に形成されている。すなわち、支持部22は、周方向に離隔し、内周側から外周側に延びる2つの端縁と、2つの端縁を内周側で接続する内周側の端縁と、2つの端縁を外周側で接続する外周側の端縁を備えている。
支持部22の周方向一方側の内周側から外周側に延びる端縁(以下、周方向一方側の端部)には、支持部22の周方向他方側の内周側から外周側に延びる端縁(以下、周方向他方側の端部)と平行に延びる平行部(以下、バックフォイル端部21aと言う)が形成されている。支持部22には、バックフォイル端部21aから支持部22の周方向他方側の端部に向かう第1方向において、すなわち、バックフォイル端部21aないし支持部22の周方向他方側の端部と直交する法線方向(山部22aの稜線と直交する方向とも言う)において、谷部22bと山部22aが交互に連なっている。
図4に示すように、谷部22bは、平坦面を備えベースプレート30に対向している。また、山部22aは、隣接する谷部22bを繋ぐアーチ状の部位となっている。バックフォイル片21は、ベースプレート30に支持されている。そのため、谷部22bは、ベースプレート30と当接可能である。支持部22の両端部、すなわち、バックフォイル端部21aと、支持部22の周方向他方側の端部(以下、取付部21b)は、それぞれ谷部22bによって形成されている。
本開示では、谷部22b及び山部22aは、それぞれほぼ等ピッチで形成されている。また、山部22aの高さH22aは、一定の高さで形成されている。取付部21bは、ベースプレート30に対してスポット溶接(点付溶接)されている。つまり、この溶接位置が、ベースプレート30に対するバックフォイル片21の取付位置となっている。つまり、本開示において、バックフォイル片21の取付位置は、第1方向の他方側(図4において紙面右側)の端に位置する谷部22b(取付部21b)となっている。
また、バックフォイル片21の第1方向の一方側(図4において紙面左側)の端に位置する谷部22b(バックフォイル端部21a)は、自由端となっている。すなわち、バックフォイル片21に荷重が作用すると、バックフォイル端部21aが、第1方向一方側に向かって移動することが可能である。なお、ベースプレート30に対するバックフォイル片21の取り付けについては、スポット溶接以外にも、例えばネジ止めなどによっても行うことができる。
ベースプレート30には、第1方向において縞状に交互に凸部33及び凹部34が形成されている。バックフォイル片21の谷部22bは、凹部34の底面34aに支持されている。凹部34は、ベースプレート30の平坦面30bよりも反スラストカラー側に窪んだ部分である。凸部33は、凹部34の底面34aに対して相対的にスラストカラー側に突出した部分である。なお、凸部33の頂面33aは、ベースプレート30の平坦面30bと同一平面を形成している。
凹部34は、図5に示すように、谷部22bと同数で、第1方向に離隔して複数形成されている。凸部33は、第1方向において隣り合う凹部34の間に形成された平面部であり、山部22aと同数で形成されている。凹部34は、谷部22bと同じ方向(つまり、第1方向と直交する第2方向、山部22aの稜線が延びる方向とも言う)に延伸している。凹部34は、第2方向において、谷部22bの長さに対応した長さを有する。つまり、凹部34は、第2方向において、底面34aに配置された谷部22bよりも長く形成されている。つまり、谷部22bは、凹部34に収容可能となっている。
図4に示すように、凹部34の底面34aは、第1方向の一方側(図4において紙面左側)に向かうに従って漸次低くなっている。ここで言う高さ関係は、ベースプレート30の凹部34が形成された面(表面)の背面から表面に向かう軸方向を、軸方向の正方向とした場合に、より軸方向の正方向側に位置するものほど、高い位置にあるとしている。つまり、凹部34の底面34aは、当該凹部34の第1方向の一方側に配置された凹部34の底面34aよりも、平坦面30bに近づく。本開示の凹部34の底面34aのそれぞれは、平坦面30bに対して角度θで傾斜する傾斜面となっている。角度θの大きさは、トップフォイル片11の傾斜部12の初期傾斜角度の大きさに対応している。
凹部34の第1方向における寸法W34は、谷部22bの第1方向における寸法W22bよりも大きい。凹部34の寸法W34は、バックフォイル片21がベースプレート30側に押し付けられた際に、第1方向に移動する谷部22bが凸部33の側面に接触しない大きさとするとよい。
また、凸部33の第1方向における寸法W33は、山部22aの第1方向における寸法W22aよりも小さい。この凸部33の第1方向における寸法W33は、凹部34の第1方向における寸法W34との合計が、バックフォイル片21の山部22aのピッチに相当するように設定されている。
また、山部22aの高さH22a(仮に、ベースプレート30の平坦面30bに、バックフォイル片21の谷部22bが接する形で配置した場合の、谷部22bの底部と山部22aの頂部の、平坦面30bに対する法線方向の間隔)は、凸部33の高さH33(凸部33のうち、凸部33に隣接する凹部34の内であって、高さ方向おいて低い側の凹部34の底面34aから、凹部34の底面34aの法線方向に最も離れた位置における間隔)よりも大きい。本開示のように、山部22aの高さH22aが一定の(つまり、バックフォイル片21を、谷部22bが接する形で、平坦面30bに配置した場合、山部22aの頂部が平坦面30bと平行になる)場合、高さH22aは、第1方向の一方側(図4において紙面左側)の端に配置された凸部33の高さH33(底面34aに対する頂面33aの最大高さ)よりも大きいとよい。例えば、凸部33の最大の高さH33を基準としたとき、山部22aの高さH22aは、凸部33の最大の高さH33の概ね2倍以上の大きさとするとよい。
上記構成の凸部33及び凹部34を有するベースプレート30は、例えば、図6に示すようなプレス加工によって形成することができる。
図6は、本開示の第1実施形態に係るベースプレート30に凸部33及び凹部34を形成する工程を示す図である。
この工程のプレス加工では、図6(a)に示すような、凸部101及び凹部102をプレス面に備える金型100を用いるとよい。
金型100は、プレス面に、第1方向(図6において紙面左右方向)において交互に配置された複数の凸部101及び複数の凹部102を備えている。複数の凸部101の先端面は、第1方向の一方側(図6において紙面左側)に向かうに従って、ベースプレート30の平坦面30bに向かって延びている。それぞれの凸部101の先端面は、角度θの傾斜面を形成している。一方、凹部102は、平坦面30bと平行な平面を有している。
この金型100によって、図6(b)に示すように、ベースプレート30の平坦面30bをプレスする。このプレス加工によって、ベースプレート30の平坦面30bに、金型100の凸部101の形状が転写した凹部34、及び、凹部102の形状が転写した凸部33が形成される。
これにより、図6(c)に示すように、ベースプレート30の平坦面30bに、平坦面30bに対して角度θで傾斜した底面34a(傾斜面)を有する複数の凹部34と、それらの間に、平坦面30bに対して傾斜しない頂面33a(平面)を有する複数の凸部33を形成することができる。
次に、このような構成からなるベースプレート30を備えるスラストフォイル軸受3の作用について説明する。
スラストフォイル軸受3は、図2に示すように、スラストカラー4を挟んだ両側に設けている。そのため、回転軸1のスラスト方向両側の移動を抑制できる。
このような状態で回転軸1が回転し、スラストカラー4が回転を始めると、スラストカラー4とトップフォイル片11は擦れ合いつつ、両者の間に形成されたくさび形の空間に周囲流体が押し込まれる。そして、スラストカラー4が一定の回転速度に達すると、両者の間に流体潤滑膜が形成される。この流体潤滑膜の圧力によってトップフォイル片11はバックフォイル片21側へ押し付けられ、スラストカラー4はトップフォイル片11との接触状態を脱し、非接触で回転するようになる。
ここで、図4に示すように、本開示のバックフォイル片21の山部22aの高さH22aは、一定であるが、バックフォイル片21の谷部22bが接する、ベースプレート30の凹部34の底面34aは、角度θで傾斜しているため、バックフォイル片21に支持されるトップフォイル片11に適切な傾斜を付与することができる。これにより、スラストカラー4とトップフォイル片11との間に、流体潤滑膜を形成することができる。
トップフォイル片11が流体潤滑膜を介してベースプレート30側に押し下げられると、バックフォイル片21の山部22aがベースプレート30に向かって押し下げられる。このとき、バックフォイル片21の谷部22bは、バックフォイル片21の取付位置(取付部21b)を基点として第1方向に移動する。その際、谷部22bは、凹部34の底面34a(傾斜面)に載っているので、バックフォイル片21の上に載せられたトップフォイル片11は傾斜した状態を維持できる。なお、凹部34には、谷部22bよりも第1方向で広い底面34aが形成されているので,上記のように谷部22bが第1方向に移動しても、谷部22bが底面34aの終端(凸部33との段差)に接触することは無い。
このように、ベースプレート30上でバックフォイル片21の谷部22bが接しているところに、底面34aに傾斜が付いた凹部34を形成することで、図5に示すように、バックフォイル片21と重なる領域のすべてに、傾斜面を形成する必要がなくなる。このため、精密加工を要する部分(傾斜面)の面積が減り、ベースプレート30の加工性が向上する。
したがって、上述した第1実施形態によれば、第1方向において縞状に交互に形成された複数の凸部33及び複数の凹部34を備え、複数の凹部34の底面34aが、第1方向の一方側に向かうに従って漸次低くなっている、という構成を採用することによって、精密加工を要する部分の面積を減らし、ベースプレート30の加工性を向上できる。
これにより、ベースプレート30の切削加工に掛かる時間が短縮され、コストが下がる。また、このように精密加工を要する部分の面積が減れば、図6に示すように、切削加工より安価なプレス加工の適用が可能になり、ベースプレート30が量産し易くなる。
(第2実施形態)
次に、本開示の第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図7は、本開示の第2実施形態に係るスラストフォイル軸受3を示す断面図である。なお、図7は、上述した図4に示す断面図と対応する部分を示している。
図7に示すように、第2実施形態では、ベースプレート30に形成された複数の凸部33の頂面33aが、第1方向の一方側(図7において紙面左側)に向かうに従って漸次低くなっている。
ベースプレートには、第1方向において縞状に交互に凸部33及び凹部34が形成されている。バックフォイル片21の谷部22bは、凸部33の頂面33aに支持されている。凸部33の頂面33aは、第1方向の一方側(図7において紙面左側)に向かうに従って漸次低くなっている。つまり、凸部33の頂面33aは、当該凸部33の第1方向の一方側に配置された凸部33の頂面33aよりも、平坦面30bに近づく。第2実施形態の凸部33の頂面33aは、ベースプレート30の平坦面30bよりも反スラストカラー側に位置している。
第1方向で隣り合う凸部33の間には、ベースプレート30の平坦面30bに対して一定の深さ(寸法D34)で形成された凹部34が配置されている。凹部34の底面34aのそれぞれは、平坦面30bと平行な平面とされている。
一方、凸部33の頂面33aのそれぞれは、平坦面30bに対して角度θで傾斜する傾斜面となっている。角度θの大きさは、トップフォイル片11の傾斜部12の初期傾斜角度の大きさに対応している。
凸部33の第1方向における寸法W33は、谷部22bの第1方向における寸法W22bよりも大きい。凸部33の寸法W33は、バックフォイル片21がベースプレート30側に押し付けられた際に、第1方向に移動する谷部22bが、凸部33の頂面33aから落下しない大きさとするとよい。
また、凹部34の第1方向における寸法W34は、山部22aの第1方向における寸法W22aよりも小さい。この凹部34の第1方向における寸法W34は、凸部33の第1方向における寸法W33との合計が、バックフォイル片21の山部22aのピッチに相当するように設定されている。
上記構成の凸部33及び凹部34を有するベースプレート30は、例えば、図8及び図9に示すようなプレス加工によって形成することができる。
図8及び図9は、本開示の第2実施形態に係るベースプレート30に凸部33及び凹部34を形成する工程を示す図である。
この工程のプレス加工では、図8に示すような、プレス面に凹凸を備える第1の金型100Aと、図9に示すような、プレス面が傾斜した第2の金型100Bを用いるとよい。
第1の金型100Aは、図8(a)に示すように、プレス面に、第1方向(図8において紙面左右方向)において交互に配置された複数の凸部101A及び複数の凹部102Aを備えている。凸部101Aの先端面は、平坦面30bと平行な平面であり、ベースプレート30の平坦面30bに向かって寸法D34だけ延びている。一方、凹部102Aも、平坦面30bと平行な平面を有している。
この第1の金型100Aによって、図8(b)に示すように、ベースプレート30の平坦面30bをプレスする(第1プレス加工)。この第1プレス加工によって、ベースプレート30の平坦面30bに、第1の金型100Aの凸部101Aの形状が転写した凹部34、及び、凹部102Aの形状が転写した凸部33が形成される。
これにより、図8(c)に示すように、ベースプレート30の平坦面30bに、平坦面30bと同一平面の頂面33a(平面)を有する複数の凸部33と、それらの間に、平坦面30bに対し窪んだ底面34a(平面)を有する複数の凹部34を形成することができる。
次に、図9(a)に示すように、プレス面が傾斜した第2の金型100Bを用意する。第2の金型100Bは、プレス面に、第1方向の一方側(図9において紙面左側)に向かうに従って、ベースプレート30の平坦面30bに向かって延びる傾斜部103を備えている。傾斜部103の先端面は、角度θの傾斜面を形成している。また、傾斜部103の先端面は、複数の凸部33の頂面33aの全てをカバーできる面積を有している。
この第2の金型100Bによって、図9(b)に示すように、複数の凸部33の頂面33aを含む領域をプレスする(第2プレス加工)。この第2プレス加工によって、複数の凸部33の頂面33aが潰され、頂面33aに、第2の金型100Bの傾斜部103の形状が転写した傾斜面が形成される。
これにより、図9(c)に示すように、ベースプレート30の平坦面30bに、平坦面30bに対して角度θで傾斜した頂面33a(傾斜面)を有する複数の凸部33と、それらの間に、平坦面30bに対して傾斜しない底面34a(平面)を有する複数の凹部34を形成することができる。
上記構成の第2実施形態によれば、ベースプレート30上でバックフォイル片21の谷部22bが接しているところに、頂面33aに傾斜が付いた凸部33を形成することで、第1実施形態と同様に、バックフォイル片21と重なる領域のすべてに、傾斜面を形成する必要がなくなる。このため、精密加工を要する部分(傾斜面)の面積が減り、ベースプレート30の加工性が向上する。
また、第2実施形態では、図8に示すように、複数の凸部33及び複数の凹部34を形成して、精密加工を要する部分の面積を減らしてから、図9に示すように、複数の凸部33の頂面33aに傾斜面を形成するため、第1実施形態よりもプレス面積が減り、プレス加工が容易になると共に、頂面33aにおける傾斜面の精度を出しやすくなる。
(第3実施形態)
次に、本開示の第3実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図10は、本開示の第3実施形態に係るベースプレート30を示す平面図である。なお、図10は、上述した図5に示す平面図と対応する部分を示している。
図10に示すように、第3実施形態では、ベースプレート30に形成された複数の凹部34が互いに接続されている。
第3実施形態では、第1実施形態と同様に、バックフォイル片21の谷部22bが、凹部34の底面34aに支持されている。複数の凹部34は、第1方向で隣り合う凹部34同士が、第2方向の一方側(図10において紙面上側)の端部34Aと他方側(図10において紙面下側)の端部34Bで交互に接続されている。つまり、凹部34は、図10に示す平面視で、第1方向に向かうに従って、第2方向の一方側と他方側に蛇行した、つづら折り形状を有している。
上記構成の第3実施形態によれば、例えば、凹部34を切削加工する際、切削工具を上げ下げせずに一筆書きで凹部34を連続して切削加工することが可能であり、短時間且つ高い精度で底面34aに傾斜面を形成できる。
なお、一筆書きで凹部34を連続して切削加工できれば、必ずしも端部34A及び端部34Bが交互に接続されていなくてもよい。例えば、端部34Aは、挿通孔30aに隣接するため、切削工具が挿通孔30a(空中)を通る場合、見かけ上、端部34A同士が繋がらない場合がある。つまり、第2方向の端部34Aと端部34Bのいずれか一方が接続されていればよい。なお、一筆書きで凸部33(の周囲の凹部34)を連続して切削加工する場合も同様である。
以上、図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本開示の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、トップフォイル片11の傾斜部12に傾斜が付けば、バックフォイル片21の山部22aは一定の高さでなくてもよく、また、バックフォイル片21の谷部22bに接するベースプレート30の凹部34の底面34a及び凸部33の頂面33aも傾斜面でなくてもよい。
本願のスラストフォイル軸受を当該分野に適用することにより、ベースプレートの加工性の向上を目的とすることができる。
3 スラストフォイル軸受
10 トップフォイル
11 トップフォイル片
12 傾斜部
12a 端部
13 取付部
14 曲げ部
20 バックフォイル
21 バックフォイル片
21a バックフォイル端部
21b 取付部
22 支持部
22a 山部
22b 谷部
30 ベースプレート
30a 挿通孔
30b 平坦面
33 凸部
33a 頂面
34 凹部
34a 底面
34A 端部
34B 端部
100 金型
100A 第1の金型
100B 第2の金型
101 凸部
101A 凸部
102 凹部
102A 凹部
103 傾斜部

Claims (4)

  1. 第1方向において縞状に交互に形成された複数の凸部及び複数の凹部を備え、前記複数の凸部の頂面及び前記複数の凹部の底面のいずれか一方が、前記第1方向の一方側に向かうに従って漸次低くなっているベースプレートと、
    前記ベースプレートにおいて、前記第1方向の一方側に向かうに従って漸次低くなっている前記複数の凸部の頂面または前記複数の凹部の底面に支持されたバックフォイルと、を備える、スラストフォイル軸受。
  2. 前記頂面及び前記底面のいずれか一方が、傾斜面となっている、請求項1に記載のスラストフォイル軸受。
  3. 第1方向において縞状に交互に形成された複数の凸部及び複数の凹部を備え、
    前記複数の凸部の頂面及び前記複数の凹部の底面のいずれか一方が、前記第1方向の一方側に向かうに従って漸次低くなっている、スラストフォイル軸受のベースプレートの製造方法であって、
    前記複数の凸部及び前記複数の凹部をプレス加工により形成する、スラストフォイル軸受のベースプレートの製造方法。
  4. 前記プレス加工は、
    プレス面に凹凸を備える第1の金型によって、前記ベースプレートをプレスし、前記複数の凹部及び前記頂面の高さが一定の前記複数の凸部を形成する第1プレス加工と、
    前記第1プレス加工後、プレス面が傾斜した第2の金型によって、前記複数の凸部の頂面をプレスし、前記第1方向の一方側に向かうに従って漸次低くなる傾斜面を形成する第2プレス加工と、を含む、請求項3に記載のスラストフォイル軸受のベースプレートの製造方法。
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