JP7069004B2 - 金属製キャスク - Google Patents

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Description

本発明は、金属製キャスクに関するものである。
金属製キャスクは、使用済核燃料などの被収容物を収容するのに用いられる大型容器であり、被収容物を収容するバスケットと、このバスケットを内部に収めるキャスク本体胴とを具備する構成である。特に、前記金属製キャスクが、使用済核燃料を収容した状態で輸送され、その後に長期にわたって当該使用済核燃料を貯蔵するものである場合、高い安全性が求められる。
このような金属製キャスクは、収容する使用済核燃料が中性子またはガンマ線などの危険な放射線を放出し続けるので、高い安全性を担保するために、構造強度、除熱、未臨界、密封および遮蔽の5つの安全機能が必要である。これら5つの安全機能のうち、構造強度、除熱および未臨界の3つの安全機能が前記バスケットに要求される。
従来の金属製キャスクとして、そのバスケットの形状における精度を高めるための構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この構造により、高い構造強度が簡単に且つ低コストで実現される。
特公平6-36070号公報
ところで、前記特許文献1に記載のバスケットでは、内部に使用済核燃料を収容するセル集合体4(束にされた複数本の角形鋼管)が、外側から補足形状維持板15(支持補強板)で保持されている。この補足形状維持板15(支持補強板)を2つに分割してなる半体15a,15bは、セル集合体4を外側から保持しながら互いに溶接12a,12bによって接合されて、補足形状維持板15を構成する。すなわち、補足形状維持板15は、内側の部分が刳り貫かれて、刳り貫かれた部分にセル集合体4が挿入されている状態に等しい。
このようなバスケットでは、落下などで大きな衝撃を受けた際、補足形状維持板15が半体15a,15bを溶接により一体化した剛体であるから、当該補足形状維持板15に局部的な応力集中が発生するおそれがある。すなわち、前記バスケットは、構造強度に関して改善の余地があると言える。
そこで、本発明は、構造強度を高め得る金属製キャスクを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、第1の発明に係る金属製キャスクは、キャスク本体胴の内部に収められるバスケットを具備する金属製キャスクであって、
前記バスケットが、
束にされた複数本の鋼管と、
面に沿った方向に複数枚の板材を連結してなり、前記束の外側で当該複数枚の板材が連結されることで、前記束にされた複数本の鋼管を保持する支持補強連結板と、
前記支持補強連結板の複数枚の板材のうち隣り合う板材を挟み込みにより連結する連結部材を備え、
前記支持補強連結板が、その面が前記鋼管の長手方向と交差する位置に配置されたものであり、
前記連結部材が、前記キャスク本体胴の内面に沿って前記支持補強連結板に配置されたものであり、
前記連結部材が、
前記支持補強連結板の複数枚の板材のうち隣り合う板材にそれぞれ固定された一対の固定部と、
前記一対の固定部と楔式に連結された楔連結部とを有するものである。
前記課題を解決するため、の発明に係る金属製キャスクは、キャスク本体胴の内部に収められるバスケットを具備する金属製キャスクであって、
前記バスケットが、
束にされた複数本の鋼管と、
面に沿った方向に複数枚の板材を連結してなり、前記束の外側で当該複数枚の板材が連結されることで、前記束にされた複数本の鋼管を保持する支持補強連結板と、
前記支持補強連結板の複数枚の板材のうち隣り合う板材を挟み込みにより連結する連結部材とを備え、
前記支持補強連結板が、その面が前記鋼管の長手方向と交差する位置に配置されたものであり、
前記連結部材が、前記キャスク本体胴の内面に沿って前記支持補強連結板に配置されたものであり、
前記各鋼管が、内部に使用済核燃料を収容可能な空間を有する角形鋼管であり、
前記バスケットが、
隣り合う角形鋼管の間に隙間を形成するスペーサと、
前記隙間に配置された中性子吸収材とを備え、
前記スペーサが、形成する隙間を、当該隙間に配置された中性子吸収材を圧迫しない大きさにするものである。
前記課題を解決するため、の発明に係る金属製キャスクは、キャスク本体胴の内部に収められるバスケットを具備する金属製キャスクであって、
前記バスケットが、
束にされた複数本の鋼管と、
面に沿った方向に複数枚の板材を連結してなり、前記束の外側で当該複数枚の板材が連結されることで、前記束にされた複数本の鋼管を保持する支持補強連結板と、
前記支持補強連結板の複数枚の板材のうち隣り合う板材を挟み込みにより連結する連結部材とを備え、
前記支持補強連結板が、その面が前記鋼管の長手方向と交差する位置に、前記鋼管の長手方向に複数枚配置されたものであり、
前記連結部材が、前記キャスク本体胴の内面に沿って前記支持補強連結板に配置されたものであり、
前記バスケットが、
隣り合う支持補強連結板の間に配置されて前記鋼管から熱を受けるアルミニウム合金からなる除熱材と、
前記支持補強連結板と除熱材との間に形成された熱膨張代と、
弾性力により前記除熱材を内側に押圧しながら保持する弾性体とを備え、
前記除熱材が、前記連結部材の内側に位置する座面を有し、
前記弾性体が、前記連結部材と前記座面との間に配置されたのである。
また、第の発明に係る金属製キャスクは、第1乃至第のいずれかの発明に係る各鋼管が、炭素鋼からなるものである。

前記金属製キャスクによると、連結部材が関節として機能することで、支持補強連結板に応力集中が発生しないので、構造強度を高めることができる。
本発明の実施の形態に係る金属製キャスクを示す一部切欠き斜視図である。 従来の例での金属製キャスクにおける束にされた複数本の鋼管およびこれらを保持する支持補強剛体板の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る金属製キャスクにおける束にされた複数本の鋼管およびこれらを保持する支持補強連結板並びに連結部材の斜視図である。 従来の例での金属製キャスクが軸心方向を水平にして地面に衝突する前の横断面下半分を示す図である。 同金属製キャスクが軸心方向を水平にして地面に衝突した状態の横断面下半分を示す図である。 本発明の実施の形態に係る金属製キャスクが軸心方向を水平にして地面に衝突する前の横断面下半分を示す図である。 同金属製キャスクが軸心方向を水平にして地面に衝突した状態の横断面下半分を示す図である。 本発明の実施例に係る金属製キャスクの連結部材で連結する状態を示す斜視図である。 同金属製キャスクの連結部材で連結する状態を示す平面図である。 同金属製キャスクの連結部材で連結した状態を示す平面図である。 同金属製キャスクが軸心方向を水平にして地面に衝突する前の連結部材に着目して示す図である。 同金属製キャスクが軸心方向を水平にして地面に衝突した状態の連結部材に着目して示す図である。 同金属製キャスクの連結部材および除熱材を配置する状態を示す斜視図である。 同金属製キャスクの連結部材およびストッパを通らない断面を示す縦断面図である。 同金属製キャスクの連結部材を通る断面を示す縦断面図である。 同金属製キャスクの連結部材を拡大して示す平面図である。 連結部材の変形例を拡大して示す平面図である。 連結部材の他の変形例を拡大して示す平面図である。 同金属製キャスクの連結部材を支持補強剛体板およびスペーサとともに拡大して示す平面図である。 連結部材のさらに他の変形例を支持補強剛体板およびスペーサとともに拡大して示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る金属製キャスクについて、図面に基づき説明する。
まず、前記金属製キャスクの概略について説明する。
この図1に示すように、前記金属製キャスク1は、使用済核燃料などの被収容物を収容するのに用いられる大型容器である。このため、前記金属製キャスク1は、概略的に、外殻となるキャスク本体胴2と、このキャスク本体胴2の内部に収められるバスケット3とを具備する。金属製キャスク1は、前記キャスク本体胴2およびバスケット3以外に、蓋4など、公知の構造部材も具備する。なお、以下では、前記金属製キャスク1の軸心O側を内側、その反対側を外側として説明する。
前記バスケット3は、束にされた複数本の鋼管5と、当該束にされた複数本の鋼管5を外側から保持する支持補強連結板6とを備える。前記複数本の鋼管5は、その長手方向が前記軸心O方向に沿うように配置され、前記支持補強連結板6は、その面が前記鋼管5の長手方向と交差する位置に配置される。前記各鋼管5の内部が、被収容物を収容可能な空間となる。
ここで、前記支持補強連結板6について、図2に示す従来の例と、図3に示す本発明に係る例とを比較しながら説明する。なお、図2および図3のいずれも、説明を簡単にするために、前記束にされた複数本の鋼管5と、前記支持補強連結板6のうち1枚と、当該支持補強連結板6に付随する部材とを示し、これら以外を省略する。
図2に示す従来の例では、支持補強連結板Cが1枚の円形板Cに前記束にされた複数本の鋼管5を貫通させる穴Hが刳り貫かれたもの、または、その形状になるように複数の板材を溶接により剛体として接合したもの(溶接線は図示省略)である。すなわち、図2に示す従来の例だと、支持補強連結板Cは、剛体であるから、支持補強剛体板Cと言うのがより正確である。
これに対して、図3に示す本発明に係る例では、支持補強連結板6が複数枚の板材61を連結してなるものであり、当該連結は、隣り合う板材61を連結部材7で挟み込むことにより行われる。このため、図3に示す本発明に係る例だと、支持補強連結板6は、剛体ではなく、軸心O方向に垂直な方向で大きな力を受けると連結部材7の箇所で撓むことになる。前記連結部材7は、前記支持補強連結板6の複数枚の板材61のうち隣り合う板材61を挟み込みにより連結する部材であれば特に限定されないが、例えば、前記板材61に突出して設けられた固定部8と、隣り合う板材61の固定部8に掛けられる図3に示す掛部9(または実施例として後述する楔連結部)とからなる。また、前記連結部材7は、前記キャスク本体胴2の内面に沿って前記支持補強連結板6の外縁部に配置される。
次に、金属製キャスク1がその軸心Oを水平にして落下した場合の様子を、図2に示す従来の例での支持補強剛体板Cと、図3に示す本発明に係る例での支持補強連結板6とで比較しながら説明する。この説明は、金属製キャスク1の横断面下半分を示す、図4Aおよび図4B(図2に示す従来の例に対応)と、図5Aおよび図5B(図3に示す本発明に係る例に対応)とに基づき行う。
図4Aおよび図5Aは金属製キャスク1が地面に衝突する前の状態を示し、図4Bおよび図5Bは金属製キャスク1が地面Gに衝突した状態を示す。金属製キャスク1が地面Gに衝突する前の状態では、図4Aおよび図5Aに示すように、従来の例および本発明に係る例に共通して、キャスク本体胴2と、このキャスク本体胴2の内部に収められる支持補強剛体板Cおよび支持補強連結板6との間に、僅かな空間20が形成されている。しかしながら、金属製キャスク1が地面Gに衝突した状態では、図4Bおよび図5Bに示すように、従来の例および本発明に係る例に共通して、金属製キャスク1と地面Gとの衝突に僅かに遅れて、キャスク本体胴2と支持補強剛体板Cおよび支持補強連結板6との衝突が発生する。
従来の例だと、金属製キャスク1が地面Gに衝突する前の状態では、図4Aに示すように、支持補強剛体板Cは外部から力を受けていない。しかしながら、金属製キャスク1が地面Gに衝突した状態では、図4Bに示すように、支持補強剛体板Cは下方(地面Gに衝突した側)のキャスク本体胴2と衝突し、支持補強剛体板Cで保持されている複数本の鋼管5は束の状態から外側Wに広がろうとする。すなわち、図4Bに示す束にされた複数本の鋼管5は、キャスク本体胴2の内面に沿って広がる方向に移動しようとする。ここで、従来の例での支持補強剛体板Cは、剛体であるから、これら移動しようとする鋼管5をそのまま保持し続けるので、局部的に応力集中Sが発生する。
一方で、本発明に係る例だと、金属製キャスク1が地面Gに衝突する前の状態では、図5Aに示すように、支持補強連結板6は外部から力を受けていない。しかしながら、金属製キャスク1が地面Gに衝突した状態では、図5Bに示すように、支持補強連結板6は下方(地面Gに衝突した側)のキャスク本体胴2と衝突し、支持補強連結板6で保持されている複数本の鋼管5は束の状態から外側Wに広がろうとする。すなわち、図5Bに示す束にされた複数本の鋼管5は、キャスク本体胴2の内面に沿って広がる方向に移動しようとする。ここで、本発明に係る支持補強連結板6は、複数枚の板材61が連結部材7で挟み込まれたものであるから、これら移動しようとする鋼管5に従ってキャスク本体胴2の内面に沿って広がる。このような支持補強連結板6の広がりでは、前記連結部材7で連結された隣り合う板材61の相対位置が変動し、言い換えれば、連結部材7が関節として機能する。このため、本発明に係る支持補強連結板6は、前記落下の衝撃により移動しようとする鋼管5をそのまま保持し続けるのではなく、移動しようとする鋼管5に従って広がるので、図4Bに示したような局部的な応力集中Sが発生しない。
このように、本発明の実施の形態に係る金属製キャスク1によると、連結部材7が関節として機能することで、支持補強連結板6に応力集中Sが発生しないので、構造強度を高めることができる。
以下、前記実施の形態をより具体的に示した実施例に係る金属製キャスク1について、図面に基づき説明する。本実施例では、前記実施の形態で説明を省略した構成、および、前記実施の形態とは異なる構成に着目して説明するとともに、前記実施の形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例に係る金属製キャスク1は、原則的に図1,図3,図5Aおよび図5Bに示す通りであるが、連結部材の構成がこれらの図で示したものと異なるので、まずは連結部材に着目して説明する。
本実施例として、図6および図7に、前記支持補強連結板6の隣り合う板材61を連結部材(具体的には固定部8および楔連結部90)で連結する前の状態で示し、図8に、前記支持補強連結板6の隣り合う板材61を連結部材8,90で連結した状態を示す。図6が斜視図であり、図7および図8が軸心O方向に沿って見た図である。
図6~図8に示すように、本実施例に係る連結部材8,90は、隣り合う板材61の対向する縁にそれぞれ固定された一対の固定部8と、当該一対の固定部8と楔式に連結されたクランプ90(楔連結部の一例)とを有する。前記一対の固定部8は、ボルト穴82が形成されたクランプボス81と、ボルト穴が形成されていないクランプラッチ83とからなる。クランプボス81およびクランプラッチ83は、互いに向かい合う面から反対側の面89がテーパ形状にされている。このテーパ形状は、クランプ90に圧入される側を狭く、その反対側を広くした形状である。
前記クランプ90は、クランプボス81およびクランプラッチ83が圧入される楔用溝91を有する。当該楔用溝91は、その開口側に向けて広がるテーパ形状(クランプボス81およびクランプラッチ83のテーパ形状と略同一)にされている。当該楔用溝91には、前記クランプボス81のボルト穴82(以下、固定部側ボルト穴82)と連通する位置に、別途のボルト穴92(以下、楔連結部側ボルト穴92)が形成されている。このため、前記連結部材8,90は、クランプボス81およびクランプラッチ83を楔用溝91に圧入し、固定部側ボルト穴82および楔連結部側ボルト穴92にボルト22を挿通して締めることにより、クランプボス81およびクランプラッチ83がクランプ90に強く挟み込まれる構造と言える。
前記クランプ90は、支持補強連結板6の外周縁62に(つまりキャスク本体胴2の内面にも)沿わせた形状にされている。すなわち、図8に示すように、前記支持補強連結板6を構成する隣り合う板材61を連結部材8,90で連結した状態で、クランプ90の外側面93は、支持補強連結板6の外周縁62から出ることなく、当該外周縁62の円弧に沿った平面形状にされている。なお、図7および図8に示すストッパ30は、連結部材8,90のように隣り合う板材61を連結するものではないが、後述するように、連結部材8,90と同様に除熱材101(後述する)を保持するものである。当該ストッパ30は、前記板材61に固定されてボルト穴32が形成されたストッパボス31に、ボルト33で取り付けられる。
次に、鋼管5およびその周辺について詳細に説明する。
図8に示すように、前記各鋼管5は、内部に使用済核燃料を収容可能な空間を有する角形鋼管50である。これら角形鋼管50は、隣り合う角形鋼管50が横断面で多角形状を有するものであれば、どのような形状でもよいが、一例として横断面が略正方形状のものを図示する。
前記バスケット3は、隣り合う角形鋼管50の間に隙間52を形成するスペーサ51と、前記隙間52に配置された中性子吸収材53とを備える。前記スペーサ51は、当該隙間52に配置された中性子吸収材53を圧迫しない大きさにするものである。つまり、前記スペーサ51は、隣り合う角形鋼管50から中性子吸収材53が同時に押圧されない大きさにされている。
前記軸心O方向に沿って見た角形鋼管50が行および列に等間隔で配列されている場合、前記スペーサ51は、行および列の方向に隣り合う3本または4本の角形鋼管50に接する横断面十字形スペーサ51Xと、行または列の方向に隣り合う2本の角形鋼管50に接する横断面T字形スペーサ51Tとからなる。
前記スペーサ51および中性子吸収材53は、いずれも、角形鋼管50の両端近傍まで亘る長さにされることで、各角形鋼管50の内部に使用済核燃料を収容しても、十分に未臨界の機能が担保される。
次に、本実施例に係る金属製キャスク1がその軸心Oを水平にして落下した場合の様子を、前記連結部材7に着目して図9Aおよび図9Bに基づき説明する。図9Aは金属製キャスク1が地面Gに衝突する前の連結部材8,90およびその周辺を示し、図9Bは金属製キャスク1が地面Gに衝突した連結部材8,90およびその周辺を示す。
金属製キャスク1が地面Gに衝突する前の状態では、図9Aに示すように、支持補強連結板6は外部から力を受けていない。しかしながら、金属製キャスク1が地面に衝突した状態では、図9Bに示すように、前述のように支持補強連結板6で保持されている複数本の角形鋼管50は束の状態から外側Wに広がる方向に移動しようとする。ここで、支持補強連結板6は、複数枚の板材61が連結部材8,90で挟み込まれたものであるから、これら移動しようとする角形鋼管50に従ってキャスク本体胴の内面に沿って広がる。具体的には、隣り合う板材61が、保持している角形鋼管50から、内側で開く(離れる)とともに外側で閉じる(近づく)方向に力を受ける。これら隣り合う板材61に固定されているクランプボス81およびクランプラッチ83も、内側で開く(離れる)とともに外側で閉じる(近づく)方向に回転する力を受ける。これらクランプボス81およびクランプラッチ83に楔式に連結されたクランプ90は、前記力に抵抗してそのまま保持し続けるのではなく、クランプボス81およびクランプラッチ83から抜ける方向(外側)に移動する。このため、クランプボス81およびクランプラッチ83が内側で開く(離れる)とともに外側で閉じる(近づく)方向に回転し、隣り合う板材61も内側で開く(離れる)とともに外側で閉じる(近づく)方向に移動する。言い換えれば、連結部材8,90が関節として機能する。このため、前記支持補強連結板6は、前記落下の衝撃により移動しようとする角形鋼管50をそのまま保持し続けるのではなく、移動しようとする角形鋼管50に従って広がるので、図4Bに示したような局部的な応力集中Sが発生しない。
このように、本発明の実施例に係る金属製キャスク1によると、連結部材8,90が関節として機能することで、支持補強連結板6に応力集中Sが発生しないので、構造強度を高めることができる。
また、連結部材8,90による連結が楔式であるから、隣り合う板材61の連結を容易にすることができるとともに、連結する強さをクランプボス81およびクランプラッチ83が楔用溝91に圧入される量(ボルト22で締める量)で調整することができる。
さらに、隣り合う角形鋼管50の間にスペーサ51で形成された隙間52が中性子吸収材53を圧迫しない大きさであるから、隣り合う角形鋼管50から中性子吸収材53が同時に押圧されず、当該中性子吸収材53を保護することができる。
ところで、前記実施例に係る金属製キャスク1は、角形鋼管50の内部に収容された使用済核燃料からの熱を逃がす除熱材にも特徴を有する。したがって、以下に当該除熱材に着目して図10~図12に基づき説明する。
図10に示すように、前記バスケット3は、アルミニウム合金からなる除熱材101を備える。当該除熱材101は、前記複数本の角形鋼管50の束の外側で支持補強連結板6の表裏面に配置される。また、前記除熱材101は、支持補強連結板6の表裏面に配置された連結部材8,90と干渉しないように切欠き102が形成されている。この切欠き102は、前記連結部材8,90のクランプ90における楔用溝91から延出した延出部94を収容する。この延出部94は内側に向いた内側座面95を有し、前記切欠き102は外側に向いた外側座面105(除熱材101が有する座面の一例)を有し、当該内側座面95および外側座面105は対向する。当該内側座面95と外側座面105との間に、板ばね110(弾性体であればよい)が配置される。
前記除熱材101の配置を、図11および図12に基づき詳しく説明する。図10において、連結部材8,90およびストッパ30を通らない縦断面図が図11であり、連結部材8,90を通る縦断面図が図12である。なお、図1でも示したが、前記支持補強連結板6は、軸心O方向(鋼管5の長手方向)に複数枚配置されたものである。
図11および図12に示すように、前記除熱材101は、軸心O方向に隣り合う支持補強連結板6の間に配置される。図11に示すように、支持補強連結板6と除熱材101との間には熱膨張代hが形成されることで、当該除熱材101が熱膨張しても支持補強連結板6を押圧しないように構成されている。すなわち、この熱膨張代hは、前記角形鋼管50の内部に収容された使用済核燃料からの熱により前記除熱材101が軸方向に熱膨張する分以上に設定される。
図12に示すように、最も外側の角形鋼管50は連結部材8,90により支持補強連結板6を介して支持されているので、当該連結部材90の内側座面95と除熱材101の外側座面105との間に配置された板ばね110の弾性力により、当該除熱材101が前記角形鋼管50に押圧されて保持される。この板ばね110は、内側の除熱材101を保持するだけでなく、前記熱により除熱材101が外側に熱膨張した分を吸収する。なお、図示しないが、前記ストッパ30を通る縦断面では、図12において、クランプ90の代わりにストッパ30が現れる。各ストッパ30も、クランプ90と同様に、前記除熱材101の別途の切欠きに収容されて、当該切欠きが有する外側座面と当該ストッパの内側座面35(図7および図8参照)との間に、別途の板ばね(弾性体であればよい)が配置される。
前記角形鋼管50は、炭素鋼からなるものである。これにより、ステンレス鋼およびアルミニウム合金よりも構造強度が高く、ステンレス鋼よりも熱伝導率が高い(つまり除熱の効果が高い)という利点が得られる。さらに、炭素鋼はアルミニウム合金よりも熱膨張しにくいので、角形鋼管50が炭素鋼からなることにより、角形鋼管50が軸心O方向に熱膨張する分以上に設定される間隔160(図11および図12参照)である、蓋4とバスケット3(正確にはフランジプレート140)との間隔160を小さくすることが可能になる。この間隔160があることで、金属製キャスク1が前記蓋4を下にして落下した場合、地面Gと蓋4との衝突に遅れて、蓋4とバスケット3(正確にはフランジプレート140)とが衝突することになる。この遅れた衝突(遅れ衝突とも言う)では、地面Gと蓋4との衝突よりも衝撃が大きくなる。このため、遅れ衝突による衝撃を小さくするには、前記遅れを小さくすることである。前述のように、角形鋼管50が炭素鋼(熱膨張しにくい材料)からなるものとすれば、前記間隔160が小さくなることで前記遅れも小さくなるので、遅れ衝突による衝撃も小さくなる。
このように、本実施例に係る金属製キャスク1によると、支持補強連結板6の表裏面に熱膨張代hを介して配置されたアルミニウム合金からなる除熱材101を備えることにより、高い伝熱性を維持しつつ熱膨張による悪影響を抑えることができる。
また、連結部材7の内側座面95と除熱材101の外側座面105との間に配置された板ばね110により、除熱材101を保持するだけでなく、前記熱により除熱材101が外側に熱膨張した分を吸収するので、高い伝熱性を維持しつつ熱膨張による悪影響を抑えることができる。
さらに、角形鋼管50が炭素鋼からなることにより、蓋4とバスケット3(正確にはフランジプレート140)との遅れ衝突による衝撃が小さくなるので、構造強度を高めることができる。
ところで、前記実施の形態および実施例で示した金属製キャスク1は、原則として被収容物(実施例では一例として使用済核燃料)を収容する前の状態のものであるが、当該被収容物を収容した状態のものでもよい。
また、前記実施の形態および実施例では、軸心O方向からみた支持補強連結板6の外周縁62が真円形として図示したが、束にされた複数本の鋼管5を外側から保持する形状であれば特に限定されない。
さらに、支持補強連結板6の枚数について、前記実施の形態では説明せず(図1では少なくとも6枚を示す)、前記実施例では複数枚として説明したが、特に限定されるものではない。勿論、前記実施例で説明したように、前記バスケット3が除熱材101を有するものであれば、支持補強連結板6は、当該除熱材101を前記軸心O方向に(熱膨張代hを介して)挟む枚数以上である。
加えて、前記実施例では、楔連結部の一例として、一対の固定部8に外側から内側に向けて楔式に連結されるクランプ90について説明したが、他の方向から楔式に連結されるものでもよい。なお、楔式に連結とは、開口側に向けて広がるテーパ形状の溝を有する雌部材と、この溝と略同一のテーパ形状を有して当該溝に圧入される雄部材との連結である。
また、前記実施例では、図13に示すように、一対の固定部8の一例である前記クランプボス81およびクランプラッチ83は、互いに向かい合う面から反対側の面89がテーパ形状にされ、前記クランプ90の楔用溝91も開口側に向けて広がる略同一のテーパ形状として説明したが、図14に示すように、テーパ形状でなくてもよい。例えば、前記反対側の面89が平行であり、当該反対側の面89に接し得る前記楔用溝91の面も平行であってもよい。
また、前記実施例では、連結部材8,90を構成する楔連結部の一例として、一対の固定部8と楔式に連結されたクランプ90について説明したが、図15に示すように、楔式に連結されない掛部9でもよい。例えば、この掛部9は、クランプラッチ83に掛けられるクランプラッチ側掛部材98を有するが、クランプボス81に掛けられる部材を有しない。前記掛部9は、クランプ90の楔連結部側ボルト穴92と同じボルト穴92が形成され、このボルト穴92およびクランプボス81の固定部側ボルト穴82にボルト22が挿通されて締められることにより、クランプボス81と連結される。
また、前記実施例では、図16に示すように、連結部材8,90がスペーサ51から離れた位置である支持補強連結板6の外縁部に配置されたものとして図示したが、これは、連結部材8,90を十分に関節として機能させるためである。勿論、図17に示すように、連結部材8,90がスペーサ51に接した位置または当該スペーサ51の近くである内縁部に配置されたものであってもよい。
また、前記実施例では、スペーサ51が横断面十字形スペーサ51Xおよび横断面T字形スペーサ51Tであるとして説明したが、形成する隙間52に配置された中性子吸収材53を圧迫しない大きさにするものであればよい。
また、前記実施例では、除熱材101がアルミニウム合金からなるとして説明したが、熱伝導率がアルミニウム合金以上の材料からなるものであればよい。
また、前記実施例では、弾性体の一例として板ばね110について説明したが、弾性力により除熱材101を内側に押圧しながら保持するものであればよい。
また、前記実施の形態および実施例は、全ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は、前述した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。前記実施の形態および実施例で説明した構成のうち「課題を解決するための手段」での第1の発明として記載した構成以外については、任意の構成であり、適宜削除および変更することが可能である。
1 金属製キャスク
2 キャスク本体胴
3 バスケット
4 蓋
5 鋼管
6 支持補強連結板
7 連結部材
8 固定部
9 掛部
50 角形鋼管
51 スペーサ
52 隙間
53 中性子吸収材
61 板材
81 クランプボス
83 クランプラッチ
90 クランプ
91 楔用溝
101 除熱材
110 板ばね

Claims (4)

  1. キャスク本体胴の内部に収められるバスケットを具備する金属製キャスクであって、
    前記バスケットが、
    束にされた複数本の鋼管と、
    面に沿った方向に複数枚の板材を連結してなり、前記束の外側で当該複数枚の板材が連結されることで、前記束にされた複数本の鋼管を保持する支持補強連結板と、
    前記支持補強連結板の複数枚の板材のうち隣り合う板材を挟み込みにより連結する連結部材を備え、
    前記支持補強連結板が、その面が前記鋼管の長手方向と交差する位置に配置されたものであり、
    前記連結部材が、前記キャスク本体胴の内面に沿って前記支持補強連結板に配置されたものであり、
    前記連結部材が、
    前記支持補強連結板の複数枚の板材のうち隣り合う板材にそれぞれ固定された一対の固定部と、
    前記一対の固定部と楔式に連結された楔連結部とを有することを特徴とする金属製キャスク。
  2. キャスク本体胴の内部に収められるバスケットを具備する金属製キャスクであって、
    前記バスケットが、
    束にされた複数本の鋼管と、
    面に沿った方向に複数枚の板材を連結してなり、前記束の外側で当該複数枚の板材が連結されることで、前記束にされた複数本の鋼管を保持する支持補強連結板と、
    前記支持補強連結板の複数枚の板材のうち隣り合う板材を挟み込みにより連結する連結部材を備え、
    前記支持補強連結板が、その面が前記鋼管の長手方向と交差する位置に配置されたものであり、
    前記連結部材が、前記キャスク本体胴の内面に沿って前記支持補強連結板に配置されたものであり、
    前記各鋼管が、内部に使用済核燃料を収容可能な空間を有する角形鋼管であり、
    前記バスケットが、
    隣り合う角形鋼管の間に隙間を形成するスペーサと、
    前記隙間に配置された中性子吸収材とを備え、
    前記スペーサが、形成する隙間を、当該隙間に配置された中性子吸収材を圧迫しない大きさにするものであることを特徴とする金属製キャスク。
  3. キャスク本体胴の内部に収められるバスケットを具備する金属製キャスクであって、
    前記バスケットが、
    束にされた複数本の鋼管と、
    面に沿った方向に複数枚の板材を連結してなり、前記束の外側で当該複数枚の板材が連結されることで、前記束にされた複数本の鋼管を保持する支持補強連結板と、
    前記支持補強連結板の複数枚の板材のうち隣り合う板材を挟み込みにより連結する連結部材を備え、
    前記支持補強連結板が、その面が前記鋼管の長手方向と交差する位置に、前記鋼管の長手方向に複数枚配置されたものであり、
    前記連結部材が、前記キャスク本体胴の内面に沿って前記支持補強連結板に配置されたものであり、
    前記バスケットが、
    隣り合う支持補強連結板の間に配置されて前記鋼管から熱を受けるアルミニウム合金からなる除熱材と、
    前記支持補強連結板と除熱材との間に形成された熱膨張代と、
    弾性力により前記除熱材を内側に押圧しながら保持する弾性体とを備え、
    前記除熱材が、前記連結部材の内側に位置する座面を有し、
    前記弾性体が、前記連結部材と前記座面との間に配置されたものであることを特徴とする金属製キャスク。
  4. 各鋼管が、炭素鋼からなることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の金属製キャスク。
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