JP7068883B2 - トイレ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トイレ装置に関する。
従来から、便器に対して回動動作が可能な便座を備えたトイレ装置が知られている。例えば、特許文献1には、便座または便蓋を自動で開閉させる駆動機構を備えたトイレ装置が記載されている。
特開2012-45272号公報
トイレ装置の意匠性を向上させるために、例えば特許文献1に記載されたトイレ装置のように便蓋の先端と便器の先端とが略一致したものが提案されている。
一方で、特許文献1では、便蓋の先端と便器の先端とが略一致する構成を採用しているため、便蓋によって覆われる便座の先端は便器の先端よりも後方に下がっている。また、便座は、開放方向および閉鎖方向への回動は可能であるものの、他の方向への移動は想定されていない。このため、使用者がトイレ装置を使用する際には、便器の先端が便座の先端よりも前方に突き出した状態となり、使用者は心理的に不快に感じたり、使用者の脚などに便器の先端が触れたりする可能性があり、衛生的であるとは言い難かった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、極めて衛生的であり、かつトイレ装置の意匠性を向上させることが可能なトイレ装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るトイレ装置は、便器本体に対して前後方向に移動可能な便座と、前記便座の移動を規制する規制部と、便蓋と、を備え、前記便座は、前記便座の先端が前記便器本体の先端と一致するように、または前記便器本体の前記先端よりも前方に突出するように前方向に向かって移動し、前記規制部は、前記便座の前記先端が前記便器本体の前記先端と一致した状態、または前記便器本体の前記先端よりも前方に突出した状態を維持可能に前記便座の移動を規制し、前記便座の前後方向への移動が前記便蓋の回動動作と連動する便座装置と、前記便座装置の側方に設けられたカウンター部と、を備え、前記カウンター部の前面は、前記便蓋が閉じている状態において、前記便蓋の前面と面一であり、前記便座の前記先端は、前記便蓋が開いている状態において、前記カウンター部の前記前面よりも前方に突出している。
本発明によれば、便座は便器本体に対して前後方向に移動可能であり、規制部によって便座の先端が便器本体の先端と一致した状態、または便器本体の先端よりも前方に突出した状態が維持される。このため、使用者がトイレ装置を使用する際に、便座の先端が便器本体の先端よりも後方に下がっているような状況を避けることができ、極めて衛生的である。さらには、便座が前後方向に移動可能であるため、便座の取り付け位置の自由度が増し、トイレ装置の意匠性を向上させることができる。
本発明によれば、便座の前後方向への移動が便蓋の回動動作と連動しているため、使用者は便蓋を開けるまたは閉じるという一つの操作によって便座を前方向または後方向へと移動させることできる。このため、操作性に優れた便座装置とすることができる。
本発明によれば、便座装置の側方にはカウンター部が設けられているため、カウンター部の上面や内部に備品などを置くことができる。また、便蓋が閉じている状態において、カウンター部の前面と便蓋の前面とが面一であるため、トイレ装置は意匠性に優れている。さらには、便蓋が開いている状態において、便座の先端は、カウンター部の前面よりも前方に突出しているため、使用者は便座に着座しやすく、極めて衛生的である。
上記のトイレ装置では、非使用時において、前記便座の前記先端は、前記便器本体の前記先端よりも後方に位置し、使用時において、前記便座の前記先端は、前記便器本体の前記先端と一致する、または前記便器本体の前記先端よりも前方に位置してもよい。
本発明によれば、非使用時において、便座の先端が便器本体の先端よりも後方に位置し、使用時において、便座の先端が便器本体の先端と一致する、または便器本体の先端よりも前方に位置する。このため、使用者がトイレ装置を使用しない際は、便座はコンパクトに納まることができる。また、使用者がトイレ装置を使用する際は、便座の先端が便器本体の先端よりも後方に下がっているような状況を避けることができ、極めて衛生的である。
上記の便座装置は、便蓋をさらに備え、非使用時において、前記便蓋の先端は、前記便器本体の前記先端と一致し、使用時において、前記便座の前記先端は、前記便器本体の前記先端と一致してもよい。
本発明によれば、非使用時において、便蓋の先端が便器本体の先端と一致し、使用時において、便座の先端が便器本体の先端と一致する。使用者がトイレ装置を使用しない際は、便蓋の先端と便器本体の先端とが一致することで、トイレ装置の外観をすっきりさせることができ意匠性が向上されている。また、使用者がトイレ装置を使用する際は、便座の先端が便器本体の先端よりも後方に下がっているような状況を避けることができ、極めて衛生的である。
本発明の一態様に係るトイレ装置は、上記態様に係る便座装置と、前記便蓋および前記便座の下方に設けられた前記便器本体と、を備えている。
本発明によれば、トイレ装置は上記態様に係る便座装置を備えるため、極めて衛生的であり、かつ意匠性に優れている。
上記のトイレ装置は、記カウンター部の上面は、前記便蓋が閉じている状態において、前記便蓋の上面と面一であってもよい。
本発明によれば、便座装置の側方にはカウンター部が設けられているため、カウンター部の上面や内部に備品などを置くことができる。また、便蓋が閉じている状態において、カウンター部の上面と便蓋の上面とが面一であるため、トイレ装置は意匠性に優れている。
本発明に係る便座装置によれば、極めて衛生的であり、かつトイレ装置の意匠性を向上させることができる。
本発明に係るトイレ装置によれば、極めて衛生的であり、かつ意匠性に優れている。
本発明の第一実施形態に係る便座装置およびトイレ装置の斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る便座装置およびトイレ装置の斜視図であり、便座の先端が前方に突出した状態を示している。 本発明の第一実施形態に係る便座装置およびトイレ装置の斜視図であり、(a)は便座の先端が後方に下がった状態、(b)は便座の先端が前方に突出した状態をそれぞれ示している。 本発明の第一実施形態に係る便座装置およびトイレ装置の側面視における断面図であり、(a)は便座の先端が後方に下がった状態における規制部、(b)は便座の先端が前方に突出した状態における規制部をそれぞれ示している。 本発明の第一実施形態に係る便座装置およびトイレ装置の作用を示す斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る便座装置の変形例を示す模式図であり、(a)は便座の先端が後方に下がった状態、(b)は便座の先端が便器本体の先端と一致した状態をそれぞれ示している。 本発明の第二実施形態に係る便座装置の斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る便座装置の規制部の構成を示す模式図である。 本発明の第二実施形態に係る便座装置の動作を示す模式図であり、(a)は便蓋が閉じている状態、(b)は便蓋が開いている状態をそれぞれ示している。 本発明の第二実施形態に係る便座装置の動作を示す模式図である。 本発明の第二実施形態に係る便座装置の動作を示す模式図である。 本発明の第二実施形態に係る便座装置の動作を示す模式図である。 本発明の第二実施形態に係る便座装置の動作を示す模式図である。 本発明の第二実施形態に係る便座装置の動作を示す模式図である。 本発明の第二実施形態に係る便座装置の便蓋の動作を示す模式図である。 本発明の第二実施形態に係る便座装置の便蓋の動作を示す模式図である。 本発明の第二実施形態に係る便座装置の便蓋の動作を示す模式図である。 本発明の第二実施形態に係る便座装置の便蓋の動作を示す模式図である。 本発明の第二実施形態に係る便座装置の便蓋の動作を示す模式図である。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態に係る便座装置およびトイレ装置について、図1から図5を参照して説明する。
以降の説明において、使用者が便座装置およびトイレ装置に着座した状態で向く側を便座装置、トイレ装置およびそれらの構成要素の「前」または「先」と称し、その反対側を「後」と称し、これらを結ぶ方向を「前後方向」と称する。また、便座装置およびトイレ装置に着座した使用者から見て左側を「左」と称し、右側を「右」と称し、これらを結ぶ方向を「左右方向」と称する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る便座装置1およびトイレ装置100の斜視図である。図2は、便座装置1およびトイレ装置100の斜視図であり、便座2の先端2bが前方に突出した状態を示している。図3は、便座装置1およびトイレ装置100の斜視図であり、図3(a)は便座2の先端2bが後方に下がった状態、図3(b)は便座2の先端2bが前方に突出した状態をそれぞれ示している。なお、図3(a)および図3(b)では、第2カウンター部30の一部を破断して示している。
図1から図3に示すように、本実施形態に係る便座装置1は、前後方向に移動可能な便座2と、回動動作が可能な便蓋3と、便座2の移動を規制する規制部4とを備えている。便座2は、便座2の先端2bが前方に突出するように前方向に向かって移動することができる。便蓋3は、便座2の前後方向への移動と連動して回動動作する。規制部4は、便座2の先端2bが前方に突出した状態を維持可能に便座2の移動を規制する。
トイレ装置100は、トイレ部10と、第1カウンター部20(カウンター部)と、第2カウンター部30(カウンター部)とを備えている。トイレ部10の右側の側方には第1カウンター部20が設けられ、左側の側方には第2カウンター部30が設けられている。トイレ部10には便座装置1が設けられており、便座装置1の側方に第1カウンター部20および第2カウンター部30がそれぞれ設けられている。つまり、トイレ部10およびトイレ部10を構成する便座装置1は、第1カウンター部20と第2カウンター部30との間に挟まれるように設けられている。図1および図2に示すように、本実施形態に係るトイレ装置100の形状は、前後方向よりも左右方向に長い略直方体である。
トイレ部10は、便座装置1と、便鉢を有する便器本体5と、カバー面6とを備えている。カバー面6は、便器本体5が前方に向かって露出しないように、トイレ部10の前面に設けられており、便器本体5を覆い隠している。本実施形態に係るトイレ部10においては、便器本体5の先端とは、カバー面6であるともいえる。
便座装置1は、便座2と、便蓋3と、規制部4とを備えている。
便座2は、便器本体5およびカバー面6の上方において、便器本体5に対して開閉可能に取り付けられている。便座2の中央には、便器本体5の便鉢に連通した孔が形成されており、便座2は略環状に形成されている。便座2の左右方向における長さは、第1カウンター部20と第2カウンター部30との間隔と略一致している。
便座2は、便器本体5に対して前後方向に移動可能に取り付けられている。
図2および図3(b)に示すように、便座2は、便蓋3が開いている状態において、便座2の先端2bが前方に突出するように前方向に向かって移動することができる。つまり、便座2は、便蓋3が開いている状態において、便座2の先端2bが便器本体5およびカバー面6(便器本体5の先端)よりも前方に突出するように前方向に向かって移動することができる。便座2の前方向への移動は、便蓋3が便器本体5に対して開く方向に回動する動作と連動している。
図1および図3(a)に示すように、便座2は、便蓋3が閉じている状態において、便座2の先端2bが前方に突出しないように後方向に向かって移動することができる。つまり、便座2は、便蓋3が閉じている状態において、便座2の先端2bがカバー面6(便器本体5の先端)よりも後方に位置するように後方向に向かって移動することができる。便座2の後方向への移動は、便蓋3が便器本体5に対して閉じる方向に回動する動作と連動している。
便座2の移動は、規制部4によって規制されている。さらに、本実施形態に係る便座装置1およびトイレ装置100においては、便座2の前後方向への移動と便蓋3の回動動作とが連動しており、便座2と便蓋3との連動も規制部4によって規制されている。規制部4の詳細については後述する。
便蓋3は、便器本体5およびカバー面6の上方において、便器本体5に対して開閉可能に取り付けられている。便蓋3は上面3aおよび下面3cを有し、便蓋3が閉じている状態において、便蓋3の下面3cは便座2と対向する。図3(a)および図3(b)に示すように、便蓋3の下面3cからは前側立設部7と後側立設部8とがそれぞれ立設している。前側立設部7は便蓋3の前後方向における最も前に位置して形成されており、後側立設部8は便蓋3の前後方向における最も後よりもやや前側に位置して形成されている。前側立設部7および後側立設部8はいずれも便蓋3の左右方向に延びて形成されており、便蓋3の右端から左端にかけて連続して形成されている。前側立設部7のうち前方を向く面が便蓋3の前面3bとなっている。後側立設部8の後方を向く面は後述する接続バー9と当接して固定されている。
図1および図3(a)に示すように、便蓋3が閉じている状態において、便蓋3は便座2を完全に覆い隠すことができる。
図4は、便座装置1およびトイレ装置100の側面視における断面図であり、図4(a)は便蓋3が閉じて便座2の先端2bが後方に下がった状態における規制部4、図4(b)は便蓋3が開いて便座2の先端2bが前方に突出した状態における規制部4をそれぞれ示している。
図3(a)、図3(b)、図4(a)および図4(b)に示すように、規制部4は、第1リンク部材41と、第2リンク部材42とを有している。規制部4は、トイレ部10の後方に、便座2および便蓋3を左右方向において挟むようにして一対で設けられている。規制部4は、便座2の前後方向への移動と便蓋3の回動動作とが連動するように便座2と便蓋3とを互いに接続している。
便蓋3の後側立設部8よりも後方には、接続バー9が設けられている。接続バー9は、左右方向に延びて設けられており、一方の規制部4と他方の規制部4とを接続している。接続バー9の左端はトイレ部10の後方かつ左端付近に設けられた規制部4に接続され、接続バー9の右端はトイレ部10の後方かつ右端付近に設けられた規制部4に接続されている。接続バー9は、便蓋3の下面3cと後側立設部8とによって形成される側面視して略L字状の面に当接して固定されている。
接続バー9は、規制部4の第1リンク部材41に当接して固定されている。図4(a)および図4(b)に示すように、第1リンク部材41は、側面視して略三角形状である。
第1リンク部材41には固定軸孔41bが形成されており、固定軸孔41bには固定軸43が挿通されている。第1リンク部材41は、固定軸43まわりに回動可能である。固定軸43は、隣り合うカウンター部まで延びて、カウンター部の所定の位置に接続されている。
図3(a)および図4(a)に示すように、便蓋3が閉じている状態において、固定軸孔41bおよび固定軸43は、接続バー9と第1リンク部材41とが固定されている位置と略同一の高さであり、かつ前方に位置している。
第1リンク部材41には第1ピン孔41aが形成されており、第1ピン孔41aには第1ピン44が挿通されている。第1リンク部材41は、第1ピン44まわりに回動可能である。
図3(a)および図4(a)に示すように、便蓋3が閉じている状態において、第1ピン孔41aおよび第1ピン44は、前後方向において固定軸孔41bおよび固定軸43の位置と略同一であり、かつ下方に位置している。
第1リンク部材41よりも前方であって、左右方向において第1リンク部材41と便座2との間に挟まれるようにして第2リンク部材42が設けられている。図4(a)および図4(b)に示すように、第2リンク部材42は、棒状の部材である。
第2リンク部材42の後端付近には第1ピン孔42aが形成されており、第1ピン孔42aには第1ピン44が挿通されている。第2リンク部材42は、第1ピン44まわりに回動可能である。
第1ピン44が、第1リンク部材41の第1ピン孔41aと第2リンク部材42の第1ピン孔42aとに挿通されているため、第1リンク部材41とは第2リンク部材42とは第1ピン44を介して互いに相対回動可能に接続されている。
第2リンク部材42の前端付近には第2ピン孔42bが形成されており、第2ピン孔42bには第2ピン45が挿通されている。第2リンク部材42は、第2ピン45まわりに回動可能である。第2ピン45は便座2に接続されており、第2リンク部材42は第2ピン45を介して便座2と接続されている。
図3(a)および図4(a)に示すように、便蓋3が閉じている状態において、第2ピン孔42bおよび第2ピン45は、第1ピン孔41a、第1ピン孔42aおよび第1ピン44よりも前方かつ上方に位置している。
次に、便座2の前後方向への移動、および便座2の前後方向への移動と便蓋3の回動動作との連動について、さらに詳細に説明する。
図3(a)および図4(a)に示すように、便蓋3が閉じ、便座2の先端2bがカバー面6(便器本体5の先端)よりも後方に下がっている状態においては、便蓋3の後側立設部8と固定軸43とは略同一の高さに位置している。
図3(b)および図4(b)に示すように、便蓋3が便座2および便器本体5に対して開く方向に回動動作をすると、便蓋3の後側立設部8に固定された接続バー9と接続した第1リンク部材41が固定軸43まわりに回動し、便蓋3の後側立設部8および接続バー9が前方かつ下方へと移動する。第1リンク部材41は便蓋3が回動する方向と同じ方向に回動するため、第1リンク部材41の第1ピン孔41a、第2リンク部材42の第1ピン孔42a、および第1ピン44は前方かつ上方へと移動する。第2リンク部材42の第1ピン孔42aが前方へと移動するため、第2リンク部材42の第2ピン孔42bも前方へと移動し、第2ピン45と接続した便座2が前方へと移動する。
図3(a)、図3(b)、図4(a)および図4(b)に示すように、トイレ部10と第2カウンター部30との間には、仕切り板34が設けられている。仕切り板34の上方かつ後方の一部は切り欠かれており、規制部4を配置可能な空間34sが形成されている。規制部4は空間34sに配置されており、規制部4の第1リンク部材41および第2リンク部材42の動作と、仕切り板34とが干渉しないように構成されている。
仕切り板34には、後方かつ空間34sを向く側の面の一部にストッパ面34aが形成されている。第1リンク部材41が固定軸43を中心として便蓋3が開く方向と同じ方向に回動していくと、やがて第1リンク部材41は仕切り板34のストッパ面34aに当接する。第1リンク部材41とストッパ面34aとが当接した状態は、便蓋3が便器本体5に対して完全に開いた状態であり、便座2の先端2bは便器本体5およびカバー面6(便器本体5の先端)よりも前方に突出している。つまり、規制部4がストッパ面34aと当接可能な第1リンク部材41を有し、便座2と接続した第2リンク部材42を有しているため、規制部4は便座2の前後方向への移動を規制し、便座2の先端2bが前方に突出した状態を維持することができる。
なお、トイレ部10と第1カウンター部20との間には、仕切り板24(図5参照)が設けられており、仕切り板34と同様に、仕切り板24には規制部4を配置可能な空間を形成するように切り欠かれた部分があり、規制部4の第1リンク部材41と当接するストッパ面が形成されている。
便蓋3が閉じる方向に回動動作をすると、便蓋3の後側立設部8に固定された接続バー9と接続した第1リンク部材41が固定軸43まわりに回動し、便蓋3の後側立設部8および接続バー9が後方かつ上方へと移動する。第1リンク部材41は便蓋3が回動する方向と同じ方向に回動するため、第1リンク部材41の第1ピン孔41a、第2リンク部材42の第1ピン孔42a、および第1ピン44は後方かつ下方へと移動する。第2リンク部材42の第1ピン孔42aが後方へと移動するため、第2リンク部材42の第2ピン孔42bも後方へと移動し、第2ピン45と接続した便座2が後方へと移動する。
上記のとおり、便座装置1の便座2は便器本体5に対して前後方向に移動し、便座2の先端2bが便器本体5およびカバー面6(便器本体5の先端)よりも前方に突出するように前方向に向かって移動する。また、便座装置1の規制部4は、便座2の移動を規制し、便座2の先端2bが便器本体5およびカバー面6(便器本体5の先端)よりも前方に突出した状態を維持する。さらには、便座2の前後方向への移動は便蓋3の回動動作と連動している。
第1カウンター部20は、上面21と、前面22と、引き出し面23とを備えている。
図1および図3(a)に示すように、トイレ部10の便蓋3が閉じている状態において、第1カウンター部20の上面21と便蓋3の上面3aとは面一であり、第1カウンター部20の前面22と便蓋3の前面3bとは面一である。また、第1カウンター部20の引き出し面23とトイレ部10のカバー面6とは面一である。
なお、「面一である」とは、完全面一である場合に限られず、実質的面一または略面一である場合も含まれる。例えば、第1カウンター部20の上面21に置かれた載置物を上面21に沿って移動させた際に、第1カウンター部20の上面21と便蓋3の上面3aとの間を載置物が円滑に移動できるような場合には、上面21と上面3aとは面一であるといえる。また、上面21と上面3aとの間に、製造技術上やむを得ない程度の意図しない段差が生じていた場合であっても、上面21と上面3aとは面一であるといえる。以降の説明においても同様とする。
第2カウンター部30は、上面31と、前面32と、引き出し面33とを備えている。
図1および図3(a)に示すように、トイレ部10の便蓋3が閉じている状態において、第2カウンター部30の上面31と便蓋3の上面3aとは面一であり、第2カウンター部30の前面32と便蓋3の前面3bとは面一である。また、第2カウンター部30の引き出し面33とトイレ部10のカバー面6とは面一である。
図2および図3(b)に示すように、トイレ部10の便蓋3が開いている状態において、便座装置1の便座2の先端2bは、第1カウンター部20の前面22および引き出し面23よりも前方に突出しており、第2カウンター部30の前面32および引き出し面33よりも前方に突出している。
以上のように構成された便座装置1およびトイレ装置100の作用について、図5を参照して説明する。
図5は、便座装置1およびトイレ装置100の作用を示す斜視図である。
使用者が便座装置1およびトイレ装置100を使用しない非使用時においては、図3(a)および図4(a)に示すように、便蓋3が閉じ、便座2の先端2bがカバー面6(便器本体5の先端)よりも後方に位置している。
使用者が便座装置1およびトイレ装置100を使用する使用時において、使用者が便座装置1の便蓋3を開くと、便蓋3の動きと連動して便座装置1の便座2の先端2bが便器本体5に対して前方向に移動する。便座2の移動および便蓋3の回動動作は、規制部4によって規制されており、便蓋3が便座2および便器本体5に対して完全に開き、便座2の先端2bが便器本体5およびカバー面6(便器本体5の先端)よりも前方に突出した状態が維持される。使用者は、前方に移動した便座2に着座して、トイレ部10を使用する。使用者は、便座2の先端2bが便器本体5およびカバー面6(便器本体5の先端)よりも前方に突出した状態で便座2に着座するため、使用者の脚などに便器本体5やカバー面6が触れることがない。
第1カウンター部20の内部には収納部25が設けられ、第2カウンター部30の内部には収納部35が設けられている。例えば、第1カウンター部20の収納部25にはトイレットペーパーが収納されており、使用者は第1カウンター部20の引き出し面23を前方に引き出すことで、収納部25に収納されているトイレットペーパーを使用することができる。
使用者が便座装置1の便座2から立ち上がり、便蓋3を閉じると、便蓋3の動きと連動して便座2の先端2bがカバー面6(便器本体5の先端)よりも後方に移動する。便蓋3が便座2および便器本体5に対して完全に閉じた状態では、便蓋3の上面3a、第1カウンター部20の上面21、および第2カウンター部30の上面31は面一となり、便蓋3の前面3b、第1カウンター部20の前面22、および第2カウンター部30の前面32は面一となる。
トイレ部10は第1カウンター部20と第2カウンター部30とによって挟まれており、トイレ部10の便蓋3が完全に閉じている状態では便座2および便器本体5は完全に覆い隠されている。このため、トイレ装置100は、一見してトイレ装置のようには見えず、収納家具であるかのように見え、極めて意匠性に優れている。さらに、第1カウンター部20の上面21や第2カウンター部30の上面31に花などを飾ることによって、トイレ装置100が設置される空間を一段と意匠性に優れた空間とすることができる。
本実施形態に係る便座装置1によれば、便座2は便器本体5に対して前後方向に移動可能であり、規制部4によって便座2の先端2bが便器本体5およびカバー面6(便器本体5の先端)よりも前方に突出した状態が維持される。このため、使用者がトイレ装置100を使用する際に、便座2の先端2bが便器本体5の先端よりも後方に下がっているような状況を避けることができ、極めて衛生的である。さらには、便座2が前後方向に移動可能であるため、便座2の取り付け位置の自由度が増し、便蓋3や便器本体5を含めたトイレ部10の設計の自由度が増すことで、トイレ部10およびトイレ装置100の意匠性を向上させることができる。
本実施形態に係る便座装置1によれば、非使用時において、便座2の先端2bがカバー面6(便器本体5の先端)よりも後方に位置し、使用時において、便座2の先端2bが便器本体5およびカバー面6(便器本体5の先端)よりも前方に位置している。このため、使用者がトイレ装置100を使用しない際は、便座2はコンパクトに納まることができる。また、使用者がトイレ装置100を使用する際は、便座2の先端2bが便器本体5の先端よりも後方に下がっているような状況を避けることができ、極めて衛生的である。
本実施形態に係る便座装置1によれば、便座2の前後方向への移動が便蓋3の回動動作と連動しているため、使用者は便蓋3を開けるまたは閉じるという一つの操作によって便座2を前方向または後方向へと移動させることできる。このため、操作性に優れた便座装置1とすることができる。
本実施形態に係るトイレ装置100によれば、便座装置1の側方には第1カウンター部20および第2カウンター部30がそれぞれ設けられている。このため、第1カウンター部20の上面21および収納部25、第2カウンター部30の上面31および収納部35に備品などを置くことができる。
また、便蓋3が閉じている状態において、第1カウンター部20の上面21と便蓋3の上面3aとが面一であり、第2カウンター部30の上面31と便蓋3の上面3aとが面一であるため、トイレ装置100は意匠性に優れている。
また、便蓋3が閉じている状態において、第1カウンター部20の前面22と便蓋3の前面3bとが面一であり、第2カウンター部30の前面32と便蓋3の前面3bとが面一であるため、トイレ装置100は意匠性に優れている。さらには、便蓋3が開いている状態において、便座2の先端2bは、第1カウンター部20の前面22および第2カウンター部30の前面32よりも前方に突出しているため、使用者は便座2に着座しやすく、極めて衛生的である。
(変形例)
次に、本発明の第一実施形態の変形例に係る便座装置について、図6を参照して説明する。
本変形例に係る便座装置は、カウンター部との組み合わせは行わない一般的なトイレ装置に設けられている点、および便座の先端が便器本体の先端と一致するように便座が前方向に向かって移動する点で第一実施形態とは異なっている。
なお、以降の説明において、既に説明したものと共通する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図6は、本変形例に係るトイレ装置10Aを示す模式図であり、図6(a)は便座2の先端2bが後方に下がった状態、図6(b)は便座2の先端2bが便器本体5の先端5bと一致した状態をそれぞれ示している。
図6(a)および図6(b)に示すように、本変形例に係る便座装置1Aは、便器本体5に対して前後方向に移動可能な便座2と、回動動作が可能な便蓋3と、便座2の移動を規制する規制部4Aとを備えている。便器本体5は、便蓋3および便座2の下方に設けられている。
便座2は、便座2の先端2bが便器本体5の先端5bと一致するように前方向に向かって移動することができる。便蓋3は、便座2の前後方向への移動と連動して回動動作する。規制部4Aは、便座2の先端2bが便器本体5の先端5bと一致した状態を維持可能に便座2の移動を規制する。規制部4Aはトイレ装置10Aの後方に、便座2を左右方向において挟むようにして一対で設けられている。規制部4A、便座2の前後方向への移動と便蓋3の回動動作とが連動するように便座2と便蓋3とを互いに接続している。例えば、規制部4Aには、第一実施形態における規制部4と同様の構成を用いてもよい。
図6(a)に示すように、使用者が便座装置1Aおよびトイレ装置10Aを使用しない非使用時においては、便蓋3が閉じ、便座2の先端2bは、便器本体5の先端5bよりも後方に下がっている。便蓋3が閉じている状態では、便蓋3は便座2を覆い隠し、便蓋3の前面3b(先端)は便器本体5の先端5bと一致している。
本変形例において、便蓋3の前面3b(先端)と便器本体5の先端5bとが一致しているとは、便蓋3が完全に閉じている状態において、便蓋3の上面3aの周囲から垂下する便蓋3の前面3bと便器本体5の先端5b側の外周面とによって形成される外形線が側面視で段差なくきれいに延びている(略真っ直ぐとなる)ことを意味し、便蓋3の上面3aの周囲から垂下する便蓋3の前面3bの下端が便器本体5のリム部の上面の先端と一致していることを意味している。
図6(b)に示すように、使用者が便座装置1Aおよびトイレ装置10Aを使用する使用時において、使用者が便座装置1Aの便蓋3を開くと、便蓋3が便座2および便器本体5に対して開く方向に回動し、便蓋3の動きと連動して便座装置1Aの便座2が便器本体5に対して前方向に移動する。便蓋3が便座2および便器本体5に対して完全に開いている状態において、便座2の先端2bは便器本体5の先端5bと一致する。便座2の移動および便蓋3の回動動作は、規制部4Aによって規制されており、便蓋3が便座2および便器本体5に対して完全に開き、便座2の先端2bが便器本体5の先端5bと一致した状態が維持される。
本変形例において、便座2の先端2bと便器本体5の先端5bとが一致しているとは、便座2の先端2bと便器本体5の先端5b側の外周面とによって形成される外形線が側面視で段差なくきれいに延びている(略真っ直ぐとなる)ことを意味し、便座2の先端2bが便器本体5のリム部の上面の先端と一致していることを意味している。
逆に、便蓋3が便座2および便器本体5に対して閉じる方向に回動すると、便蓋3の動きに連動して便座2が後方向に移動し、図6(a)に示す状態となる。
本変形例に係る便座装置1Aによれば、便座2は便器本体5に対して前後方向に移動可能であり、規制部4Aによって便座2の先端2bが便器本体5の先端5bと一致した状態が維持される。このため、使用者がトイレ装置10Aを使用する際に、便座2の先端2bが便器本体5の先端5bよりも後方に下がっているような状況を避けることができ、極めて衛生的である。さらには、便座2が前後方向に移動可能であるため、便座2の取り付け位置の自由度が増し、便蓋3や便器本体5を含めたトイレ装置10Aの設計の自由度が増すことで、トイレ装置10Aの意匠性を向上させることができる。例えば、図6(a)に示すように、便蓋3の前面3b(先端)と便器本体5の先端5bとを一致させることで、トイレ装置10Aの外観をすっきりさせることができる。
本変形例に係る便座装置1Aによれば、非使用時において、便座2の先端2bが便器本体5の先端5bよりも後方に位置し、使用時において、便座2の先端2bが便器本体5の先端5bと一致している。このため、使用者がトイレ装置10Aを使用しない際は、便座2はコンパクトに納まることができる。また、使用者がトイレ装置10Aを使用する際は、便座2の先端2bが便器本体5の先端5bよりも後方に下がっているような状況を避けることができ、極めて衛生的である。
本変形例に係る便座装置1Aによれば、非使用時において、便蓋3の前面3b(先端)が便器本体5の先端5bと一致し、使用時において、便座2の先端2bが便器本体5の先端5bと一致する。使用者がトイレ装置10Aを使用しない際は、便蓋3の前面3b(先端)と便器本体5の先端5bとが一致することで、トイレ装置10Aの外観をすっきりさせることができ意匠性が向上されている。また、使用者がトイレ装置10Aを使用する際は、便座2の先端2bが便器本体5の先端5bよりも後方に下がっているような状況を避けることができ、極めて衛生的である。
本変形例に係る便座装置1Aによれば、便座2の前後方向への移動が便蓋3の回動動作と連動しているため、使用者は便蓋3を開けるまたは閉じるという一つの操作によって便座2を前方向または後方向へと移動させることできる。このため、操作性に優れた便座装置1Aとすることができる。
本変形例のように、本発明に係る便座装置は、一般的な単体のトイレ装置に対しても適用することができ、便座の前方向への移動が便器本体の先端までであっても所望の効果を得ることができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態に係る便座装置について、図7から図19を参照して説明する。
本実施形態に係る便座装置は、便座の前後方向への移動が便蓋の回動動作と連動していない点で第一実施形態および第一実施形態の変形例とは異なっている。
図7は、本発明の第二実施形態に係る便座装置50の斜視図である。なお、図7では、便蓋70の一部を破断して示している。
図7に示すように、トイレ装置200は、便座装置50と、機能部51と、軸支部52と、便器本体80とを備えている。機能部51は、便器本体80の後方かつ上方に設けられている。機能部51の前方には軸支部52が設けられており、軸支部52には便座60および便蓋70が回動可能に取り付けられている。
便座装置50は、便座60と、便蓋70と、規制部90とを備えている。
便座60は、便器本体80の上方において、便器本体80に対して開閉可能に軸支部52に取り付けられている。後述するとおり、便座60は、便器本体80に対して前後方向に移動可能である。
便蓋70は、便器本体80の上方において、便器本体80に対して開閉可能に軸支部52に取り付けられている。図7に示すように、便蓋70が完全に閉じている状態において、便蓋70は便座60を覆い、便蓋70の先端71と便器本体80の先端81とは前後方向における位置が一致している。本実施形態において、便蓋70の先端71と便器本体80の先端81とが一致しているとは、便蓋70が完全に閉じている状態において、便蓋70の上面の周囲から垂下する便蓋70の側壁面と便器本体80の先端81側の外周面とによって形成される外形線が側面視で段差なくきれいに延びている(略真っ直ぐとなる)ことを意味し、便蓋70の上面の周囲から垂下する便蓋70の側壁面の下端が便器本体80のリム部の上面の先端と一致していることを意味している。
規制部90は、軸支部52を左右方向において挟むようにして一対で設けられている。
図8は、便座装置50の規制部90の構成を示す模式図であり、規制部90の構成要素を分解して示している。図8に示すように、規制部90は、円板91および便座ヒンジ95を有している。軸支部52に近い側から、円板91、便座ヒンジ95の順番で設けられており、円板91が軸支部52と便座ヒンジ95との間に挟まれるようにして設けられている。
軸支部52には、便座60を回動動作させる便座回転出力モーター53が内蔵されており、軸支部52の側面から便座回転出力モーター53の出力軸54が突出している。
円板91には出力軸54が挿入されて固定される出力軸固定孔92が形成されている。出力軸固定孔92は円板91の中心から偏心した位置に形成されているため、円板91は出力軸54から偏心するようにして出力軸54に固定されている。
出力軸54の先端は矩形状の形状であり、円板91の出力軸固定孔92は出力軸54の先端の形状に合うような矩形状の形状となっている。このため、出力軸54と円板91の出力軸固定孔92とは互いに係合し、便座回転出力モーター53による出力軸54の回転に伴って円板91が回転する。
円板91の中心には、便座ヒンジ95に向かって延びる回転軸94が形成されている。
便座ヒンジ95には回転軸孔96が形成されており、回転軸孔96に回転軸94が挿入されている。
円板91の中心に位置する回転軸94は円板91と一体で形成されている。回転軸94の先端の形状は円形状の形状であり、便座ヒンジ95の回転軸孔96は回転軸94の先端の形状に合うような円形状の形状となっている。回転軸孔96に回転軸94が挿入されているものの、回転軸94から回転軸孔96を介して便座ヒンジ95に伝達される力は、便座ヒンジ95の回転軸94(回転軸孔96)まわりの回転には作用せず、後述する回転軸94の軸方向と垂直に交わる方向への便座ヒンジ95の動作に作用する。
円板91には、出力軸固定孔92を中心とする同心円上にスリット93が形成されている。便座ヒンジ95には円板91に向かって延びる係合ピン97が形成されている。円板91のスリット93と便座ヒンジ95の係合ピン97とは互いに係合可能に構成されている。
なお、図8においては、軸支部52の右端に設けられた規制部90の構成を示しているが、軸支部52の左端に設けられた規制部90も同様の構成を有している。
次に、便座60の前後方向への移動、および規制部90による便座60の移動の規制について、図9から図14を参照して説明する。
図9から図14は、便座装置50の動作を示す模式図である。なお、図9から図14においては、説明の分かり易さの観点から、規制部90の構成要素は実線で示されている。例えば、図9(a)および図9(b)において、円板91は便座ヒンジ95に覆われて隠れているものの、実線で示されている。
図9において、図9(a)は便蓋70が閉じている状態を示し、図9(b)は便蓋70が開いている状態を示している。
図9(a)および図9(b)に示すように、便座60と規制部90の便座ヒンジ95とは一体で形成されている。
図9(a)に示すように、便蓋70が完全に閉じている状態では、便蓋70の先端71と便器本体80の先端81とは前後方向における位置が同一であるため、便座60の先端61は便器本体80の先端81よりも後方に下がっている。
図9(b)に示すように、便座60の先端61が便器本体80の先端81よりも後方に位置している状態において、便座ヒンジ95の係合ピン97は、円板91のスリット93の前端と当接するようにして係合している。
図10に示すように、便座回転出力モーター53の出力軸54が回転を始めると、出力軸54に固定された円板91は、出力軸54の回転方向と同じ方向に出力軸54を中心として回動し始める。便座ヒンジ95の回転軸孔96に円板91の回転軸94が挿入されて便座ヒンジ95と円板91とが接続しているため、円板91の回動に伴って、円板91と便座ヒンジ95とが摺動して便座ヒンジ95が前方向に移動する。便座ヒンジ95が前方向に移動することで、便座ヒンジ95と一体で形成されている便座60も前方向に移動する。また、便座ヒンジ95の係合ピン97は、円板91のスリット93の前端から後端に向かって相対的に移動する。
図11に示すように、便座回転出力モーター53の出力軸54がさらに回転を進めると、円板91は出力軸54の回転方向と同じ方向に出力軸54を中心としてさらに回動する。円板91の回動が進むにつれて、円板91と便座ヒンジ95とが摺動しながら、便座ヒンジ95がさらに前方向に移動する。便座ヒンジ95がさらに前方向に移動することで、便座ヒンジ95と一体で形成されている便座60もさらに前方向に移動する。また、便座ヒンジ95の係合ピン97は、円板91のスリット93の前端から後端に向かってさらに相対的に移動し、係合ピン97はスリット93の後端に当接するまで移動する。便座ヒンジ95の係合ピン97が円板91のスリット93の後端に当接すると、円板91と便座ヒンジ95との摺動が止まり、便座60の前方向への移動が止まる。
図11に示すように、便座ヒンジ95の係合ピン97が円板91のスリット93の後端に当接した状態においては、便座60の先端61は便器本体80の先端81よりも前方に突出している。つまり、規制部90は便座60の前後方向の移動を規制し、規制部90の係合ピン97とスリット93の後端との当接によって、便座60の先端61が便器本体80の先端81よりも前方に突出した状態を維持している。
図12から図14に示すように、便座ヒンジ95の係合ピン97が円板91のスリット93の後端に当接した状態で、便座回転出力モーター53の出力軸54がさらに回転を進めると、円板91および係合ピン97は、出力軸54の回転方向と同じ方向に出力軸54を中心として回動する。係合ピン97が回動することで、係合ピン97が形成されている便座ヒンジ95も回動し、便座ヒンジ95と一体の便座60が便器本体80に対して開くように回動する。図14に示すように、やがて便座60は便器本体80に対して完全に開いた状態となる。
上記とは逆方向に便座回転出力モーター53の出力軸54が回転することで、便座60が便器本体80に対して閉じ、図9(b)に示すように、便座60の先端61が便器本体80の先端81よりも後方に下がるように便座60が後方向に移動する。便座ヒンジ95の係合ピン97が円板91のスリット93の前端と当接するまで便座60が後方向に移動し、その後、図9(a)に示すように便蓋70が閉じられる。
使用者が便座装置50およびトイレ装置200を使用しない非使用時においては、図7および図9(a)に示すように、便蓋70が閉じ、便座60の先端61が便器本体80の先端81よりも後方に位置している。
使用者が便座装置50およびトイレ装置200を使用する使用時において、便座装置50の便座60の先端61が便器本体80に対して前方向に移動する。便座60の前後方向への移動は、規制部90によって規制されており、図11に示すように、便座60の先端61が便器本体80の先端81よりも前方に突出した状態が維持される。
本実施形態のトイレ装置200は、トイレ装置200前の使用者(人体)を検知する手段を備え、人体を検知したときに、便蓋70を開き、便座60を前方に移動させ、トイレ装置200を自動的に図11に示す状態とするように構成されていてもよい。
また、本実施形態のトイレ装置200は、使用者がトイレ装置200を使用した後に、便座60を後方に移動させ、その後便蓋70を閉じ、トイレ装置200を自動的に図9(a)に示す状態とするように構成されていてもよい。
さらに、本実施形態のトイレ装置200は、トイレ装置200を操作するリモコンを備え、リモコンに設けられた便座開ボタンが使用者によって押されたときに、便座60が前方に突出した状態(図11に示す状態)から回動して便器本体80に対して開いた状態(図14に示す状態)になるように構成されていてもよい。同様に、リモコンに設けられた便座閉ボタンが使用者によって押されたときに、便座60が便器本体80に対して開いた状態(図14に示す状態)から回動して便器本体80に対して閉じてかつ前方に突出した状態(図11に示す状態)に戻るように構成されていてもよい。
本実施形態に係る便座装置50によれば、便座60は便器本体80に対して前後方向に移動可能であり、規制部90によって便座60の先端61が便器本体80の先端81よりも前方に突出した状態が維持される。このため、使用者がトイレ装置200を使用する際に、便座60の先端61が便器本体80の先端81よりも後方に下がっているような状況を避けることができ、極めて衛生的である。さらには、便座60が前後方向に移動可能であるため、便座60の取り付け位置の自由度が増し、便蓋70や便器本体80を含めたトイレ装置200の設計の自由度が増すことで、トイレ装置200の意匠性を向上させることができる。例えば、図7に示すように、便蓋70の先端71と便器本体80の先端81との前後方向における位置を一致させることで、トイレ装置200の外観をすっきりさせることができる。
本実施形態に係る便座装置50によれば、非使用時において、便座60の先端61が便器本体80の先端81よりも後方に位置し、使用時において、便座60の先端61が便器本体80の先端81よりも前方に位置している。このため、使用者がトイレ装置200を使用しない際は、便座60はコンパクトに納まることができる。また、使用者がトイレ装置200を使用する際は、便座60の先端61が便器本体80の先端81よりも後方に下がっているような状況を避けることができ、極めて衛生的である。
本実施形態のように、本発明に係る便座装置は、便蓋の回動動作と連動しない場合であっても利用することができ、所望の効果を得ることができる。
さらに、本実施形態に係る規制部90と同様の構成を用いて、便蓋70を便器本体80に対して前後方向に移動可能であり、かつ回動可能に構成してもよい。
図15から図19は、便蓋70の動作を示す模式図である。なお、図9から図14と同様に、図15から図19においては、説明の分かり易さの観点から、規制部90および規制部190の構成要素は実線で示されている。
図15に示すように、トイレ装置200Aは、規制部190をさらに備えている。トイレ装置200Aの便座60や便座60の移動を規制する規制部90の構成などは、すべて上記のトイレ装置200と同様である。
規制部190は、機能部51よりも前方であって、規制部90よりも後方に、軸支部52を左右方向において挟むようにして一対で設けられている。
便蓋70は、規制部190を介して軸支部52に取り付けられている。規制部190は、円板191を有している。円板191は、左右方向において軸支部52と便蓋70との間に設けられている。
軸支部52には、便蓋70を回動動作させる便蓋回転出力モーターが内蔵されており、軸支部52の側面から便蓋回転出力モーターの出力軸154が突出している。
円板191には出力軸154が挿入されて固定される出力軸固定孔192が形成されている。出力軸固定孔192は円板191の中心から偏心した位置に形成されているため、円板191は出力軸154から偏心するようにして出力軸154に固定されている。
出力軸154の先端は矩形状の形状であり、円板191の出力軸固定孔192は出力軸154の先端の形状に合うような矩形状の形状となっている。このため、出力軸154と円板191の出力軸固定孔192とは互いに係合し、便座回転出力モーターによる出力軸154の回転に伴って円板191が回転する。
円板191の中心には、便蓋70に向かって延びる回転軸194が形成されている。便蓋70には回転軸孔196が形成されており、回転軸孔196に回転軸194が挿入されている。
円板191の中心に位置する回転軸194は円板191と一体で形成されている。回転軸194の先端の形状は円形状の形状であり、便蓋70の回転軸孔196は回転軸194の先端の形状に合うような円形状の形状となっている。回転軸孔196に回転軸194が挿入されているものの、回転軸194から回転軸孔196を介して便蓋70に伝達される力は、便蓋70の回転軸194(回転軸孔196)まわりの回転には作用せず、後述する回転軸194の軸方向と垂直に交わる方向への便蓋70の動作に作用する。
円板191には、出力軸固定孔192を中心とする同心円上にスリット193が形成されている。便蓋70には円板191に向かって延びる係合ピン197が形成されている。円板191のスリット193と便蓋70の係合ピン197とは互いに係合可能に構成されている。
規制部190の各構成は、規制部90の各構成と対応している。具体的には、規制部190の円板191、出力軸固定孔192、スリット193、回転軸194、回転軸孔196、および係合ピン197は、規制部90の円板91、出力軸固定孔92、スリット93、回転軸94、回転軸孔96、および係合ピン97にそれぞれ対応しており、各構成の接続関係や位置関係は同様である。
なお、便蓋70に形成された回転軸孔196および係合ピン197は、便蓋70に形成されていてもよいし、便蓋70にヒンジのような別部材を設け、当該別部材に形成されていてもよい。
次に、便蓋70の前後方向への移動、および規制部190による便蓋70の移動の規制について説明する。
図15に示すように、便蓋70と機能部51との間に隙間がないように便蓋70が納まった状態においては、便座60の先端61は便器本体80の先端81よりも後方に下がっており、便蓋70の先端71と便器本体80の先端81とは前後方向における位置が略同一である。この状態では、便蓋70の係合ピン197は、円板191のスリット193の前端と当接するようにして係合している。
図16に示すように、便蓋回転出力モーターの出力軸154が回転を始めると、出力軸154に固定された円板191は、出力軸154の回転方向と同じ方向に出力軸154を中心として回動し始める。便蓋70の回転軸孔196に円板191の回転軸194が挿入されて便蓋70と円板191とが接続しているため、円板191の回動に伴って、円板191と便蓋70とが摺動して便蓋70が前方向に移動する。また、便蓋70の係合ピン197は、円板191のスリット193の前端から後端に向かって相対的に移動する。
図17に示すように、便蓋回転出力モーターの出力軸154がさらに回転を進めると、円板191は出力軸154の回転方向と同じ方向に出力軸154を中心としてさらに回動する。円板191の回動が進むにつれて、円板191と便蓋70とが摺動しながら、便蓋70がさらに前方向に移動する。また、便蓋70の係合ピン197は、円板191のスリット193の前端から後端に向かってさらに相対的に移動し、係合ピン197はスリット193の後端に当接するまで移動する。便蓋70の係合ピン197が円板191のスリット193の後端に当接すると、円板191と便蓋70との摺動が止まり、便蓋70の前方向への移動が止まる。
図17に示すように、便蓋70の係合ピン197が円板191のスリット193の後端に当接した状態においては、便蓋70と機能部51との間には所定の隙間が形成されている。
図18および図19に示すように、便蓋70の係合ピン197が円板191のスリット193の後端に当接した状態で、便蓋回転出力モーターの出力軸154がさらに回転を進めると、円板191および係合ピン197は、出力軸154の回転方向と同じ方向に出力軸154を中心として回動する。係合ピン197が回動することで、係合ピン197が形成されている便蓋70も回動し、便蓋70は便座60および便器本体80に対して開いていく。図19に示すように、やがて便蓋70は便座60および便器本体80に対して完全に開いた状態となる。
図17に示すように、便蓋70の係合ピン197が円板191のスリット193の後端に当接した状態においては、便蓋70と機能部51との間には所定の隙間が形成されているため、便蓋70の回動動作に機能部51が干渉することがない。つまり、規制部190は、便蓋70の前後方向への移動を規制し、便蓋70の回動動作に機能部51が干渉しない程度の隙間を形成するように便蓋70を前方向に移動させる。
上記とは逆方向に便蓋回転出力モーターの出力軸154が回転することで、便蓋70は便座60および便器本体80に対して閉じ、図15に示すように便蓋70と機能部51との間に隙間を生じさせることなく便蓋70が納まるように便蓋70が後方向に移動する。
以上、本発明の実施形態および変形例について図面を参照して詳述したが、具体的な構成は実施形態および変形例に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。
例えば、上記の第一実施形態では、トイレ装置100が第1カウンター部20および第2カウンター部30の2つのカウンター部を備える例を説明したが、カウンター部の数はこれに限られない。例えば、カウンター部を1つとしてもよいし、3つ以上としてもよい。トイレ装置が配置される環境に応じて、最適な数のカウンター部を備えることができる。
例えば、上記の第一実施形態では、図1に示すように、トイレ部10のカバー面6と、第1カウンター部20の引き出し面23と、第2カウンター部30の引き出し面33とが面一であり、便蓋3の前面3bと、第1カウンター部20の前面22と、第2カウンター部30の前面32とが面一である例を説明したが、これらの全ての面を面一としてもよい。広い空間にトイレ装置が設置される場合には、使用者が側方からトイレ装置を見る機会も多く、トイレ装置の前方を構成する面を全て面一とすることで、トイレ装置の外観をよりすっきりさせることができる。
例えば、上記の第二実施形態では、便座60は便器本体80に対して前後方向に移動可能であり、規制部90によって便座60の先端61が便器本体80の先端81よりも前方に突出した状態が維持される例を説明したが、規制部によって便座の先端が便器本体の先端と一致した状態が維持されてもよい。この場合であっても、上記の第一実施形態の変形例と同様の効果を奏する。
1、1A、50 便座装置
2、60 便座
3、70 便蓋
4、4A、90、190 規制部
5、80 便器本体
6 カバー面
7 前側立設部
8 後側立設部
9 接続バー
10 トイレ部
10A、100、200、200A トイレ装置
20 第1カウンター部
30 第2カウンター部
41 第1リンク部材
42 第2リンク部材
43 固定軸
44 第1ピン
45 第2ピン
51 機能部
52 軸支部
53 便座回転出力モーター
54、154 出力軸
91、191 円板
92、192 出力軸固定孔
93、193 スリット
94、194 回転軸
95 便座ヒンジ
96、196 回転軸孔
97、197 係合ピン

Claims (3)

  1. 便器本体に対して前後方向に移動可能な便座と、
    前記便座の移動を規制する規制部と、便蓋と、を備え、
    前記便座は、前記便座の先端が前記便器本体の先端と一致するように、または前記便器本体の前記先端よりも前方に突出するように前方向に向かって移動し、
    前記規制部は、前記便座の前記先端が前記便器本体の前記先端と一致した状態、または前記便器本体の前記先端よりも前方に突出した状態を維持可能に前記便座の移動を規制し、前記便座の前後方向への移動が前記便蓋の回動動作と連動する便座装置と、
    前記便座装置の側方に設けられたカウンター部と、を備え、
    前記カウンター部の前面は、前記便蓋が閉じている状態において、前記便蓋の前面と面一であり、
    前記便座の前記先端は、前記便蓋が開いている状態において、前記カウンター部の前記前面よりも前方に突出しているトイレ装置。
  2. 前記便座装置は、
    非使用時において、前記便座の前記先端は、前記便器本体の前記先端よりも後方に位置し、
    使用時において、前記便座の前記先端は、前記便器本体の前記先端と一致する、または前記便器本体の前記先端よりも前方に位置する請求項1に記載のトイレ装置
  3. 記カウンター部の上面は、前記便蓋が閉じている状態において、前記便蓋の上面と面一である請求項1または2に記載のトイレ装置。
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