JP7068672B1 - マンコンベヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ステップを滑落する荷物に回転する力を加えることができるマンコンベヤを提供する。【解決手段】 マンコンベヤは、搬送方向へ移動する複数のステップを備え、ステップは、人が乗る踏面部を備え、踏面部は、搬送方向の端部に配置され且つ幅方向の第1側の端部を含む第1踏面端部と、搬送方向の端部に配置され且つ第1踏面端部に幅方向の第2側で隣接される第2踏面端部と、を備え、第1踏面端部の滑り抵抗係数は、第2踏面端部の滑り抵抗係数と、異なる。【選択図】 図3

Description

本出願は、マンコンベヤに関する。
従来、例えば、マンコンベヤは、搬送方向へ移動する複数のステップを備え、ステップは、人が乗る踏面部を備えている(例えば、特許文献1)。特許文献1に係るマンコンベヤにおいては、荷物がステップを滑落した場合に、滑落速度を抑制するために、踏面部は、搬送方向の端部に凹凸部を備えている。ところで、荷物がステップを滑落した場合に、滑落速度をより抑制するマンコンベヤが要望されている。
特開2020-1854号公報
そこで、課題は、ステップを滑落する荷物に回転する力を加えることができるマンコンベヤを提供することである。
マンコンベヤは、搬送方向へ移動する複数のステップを備え、前記ステップは、人が乗る踏面部を備え、前記踏面部は、前記搬送方向の端部に配置され且つ幅方向の第1側の端部を含む第1踏面端部と、前記搬送方向の端部に配置され且つ前記第1踏面端部に幅方向の第2側で隣接される第2踏面端部と、を備え、前記第1踏面端部の滑り抵抗係数は、前記第2踏面端部の滑り抵抗係数と、異なり、前記複数のステップは、前記搬送方向に隣接する第1ステップ及び第2ステップを含み、前記第1ステップの前記第1踏面端部の滑り抵抗係数は、前記第1ステップの前記第2踏面端部の滑り抵抗係数よりも、大きく、前記第2ステップの前記第1踏面端部の滑り抵抗係数は、前記第2ステップの前記第2踏面端部の滑り抵抗係数よりも、小さい。
また、マンコンベヤは、搬送方向へ移動する複数のステップを備え、前記ステップは、人が乗る踏面部を備え、前記踏面部は、前記搬送方向の端部に配置され且つ幅方向の第1側の端部を含む第1踏面端部と、前記搬送方向の端部に配置され且つ前記第1踏面端部に幅方向の第2側で隣接される第2踏面端部と、を備え、前記第1踏面端部の滑り抵抗係数は、前記第2踏面端部の滑り抵抗係数と、異なり、前記複数のステップは、前記搬送方向に隣接する第1ステップ及び第2ステップを含み、前記第1ステップの前記第1踏面端部の滑り抵抗係数は、前記第1ステップの前記第2踏面端部の滑り抵抗係数よりも、大きく、前記第2ステップの前記第1踏面端部の滑り抵抗係数は、前記第2ステップの前記第2踏面端部の滑り抵抗係数よりも、大きい。
また、マンコンベヤにおいては、前記第1踏面端部と前記第2踏面端部との境界位置は、前記ステップの幅方向の中央領域に配置される、という構成でもよい。
また、マンコンベヤにおいては、前記踏面部は、前記搬送方向の中央領域に配置される踏面中央部をさらに備え、前記第1踏面端部の滑り抵抗係数は、前記踏面中央部の滑り抵抗係数よりも、大きく、前記第2踏面端部の滑り抵抗係数は、前記踏面中央部の滑り抵抗係数よりも、大きい、という構成でもよい。
また、マンコンベヤにおいては、前記第1ステップの前記第1踏面端部と前記第2踏面端部との境界位置は、前記第2ステップの前記第1踏面端部と前記第2踏面端部との境界位置に対して、前記幅方向で離れる、という構成でもよい。
図1は、一実施形態に係るマンコンベヤの概要正面図である。 図2は、同実施形態に係るマンコンベヤの斜視図である。 図3は、同実施形態に係るステップの平面図である。 図4は、同実施形態に係るステップの要部斜視図である。 図5は、図2のV領域拡大図である。 図6は、同実施形態に係るマンコンベヤの要部平面図である。 図7は、同実施形態に係るマンコンベヤの要部平面図であって、荷物がステップを滑落する状態を示す図である。 図8は、同実施形態に係るマンコンベヤの要部平面図であって、荷物がステップを滑落する状態を示す図である。 図9は、他の実施形態に係るマンコンベヤの要部斜視図である。 図10は、同実施形態に係るマンコンベヤの要部平面図であって、荷物がステップを滑落する状態を示す図である。 図11は、さらに他の実施形態に係るマンコンベヤの要部平面図である。 図12は、さらに他の実施形態に係るマンコンベヤの要部平面図である。
<第1実施形態>
以下、マンコンベヤにおける第1の実施形態について、図1~図8を参照しながら説明する。なお、各図(図9~図12も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るマンコンベヤ1は、例えば、躯体に設置される構造体11と、人を搬送する搬送部12と、搬送部12を第1方向D1で挟むように配置される一対の欄干部13,13とを備えている。また、マンコンベヤ1は、例えば、搬送部12及び欄干部13を駆動させる駆動部14と、装置全体を制御する制御部15とを備えている。
各図において、第1方向D1は、水平方向と平行な方向である幅方向D1であり、第2方向D2は、水平方向と平行な方向であって、且つ、幅方向D1と直交する前後方向D2であり、第3方向D3は、幅方向D1及び前後方向D2と直交する上下方向D3である。また、第4方向D4は、搬送部12が人を搬送する方向であって、搬送方向D4という。
なお、本実施形態に係るマンコンベヤ1は、人を搬送するために、踏面が階段状になるエスカレータであるが、斯かる構成に限られない。例えば、マンコンベヤ1は、人を搬送するために、踏面が平面状となる移動歩道(動く歩道)であってもよい。
搬送部12は、搬送方向D4へ移動する複数のステップ2を備えている。また、搬送部12は、例えば、本実施形態のように、駆動部14に駆動されることによって無端回転する環状の走行部(例えば、ローラチェーン)12aを備えていてもよい。
ステップ2は、例えば、走行部12aに対して幅方向D1を軸にして回転可能に接続されていてもよい。具体的には、走行部12aは、幅方向D1に離れて一対設けられ、複数のステップ2は、一対の走行部12a,12aの間に配置され、それぞれの走行部12aに対して回転可能に接続されている、という構成でもよい。
欄干部13は、例えば、本実施形態のように、駆動部14に駆動されることによって無端回転する環状の手摺ベルト13aと、手摺ベルト13aを支持する欄干本体部13bと、下部に配置されるガード部13cとを備えていてもよい。
駆動部14は、例えば、本実施形態のように、ステップ2が反転するように走行部12aが巻き掛けられて且つ幅方向D1を軸にして回転する一対の回転部(例えば、スプロケット)14a,14aと、回転部14aを回転させる駆動源(例えば、モータ)14bとを備えていてもよい。
図3~図5に示すように、ステップ2は、人が乗る踏面部3を備えている。また、ステップ2は、例えば、踏面部3の搬送方向D4の第1端部から湾曲状に延びる蹴上部4を備えている。そして、ステップ2は、人を搬送する搬送路に位置するときに、踏面部3を露出させている。
図3に示すように、踏面部3は、搬送方向D4の第1端部に配置される第1踏面端部3a及び第2踏面端部3bと、搬送方向D4の中央領域S1に配置される踏面中央部3cとを備えている。図3(図5~図12も同様)において、踏面端部3a,3bは、網掛けハッチングで示されている。また、図3(図4も同様)における各方向D1~D4は、ステップ2が搬送路に位置するときの方向D1~D4を示している。
搬送方向D4の中央領域S1とは、踏面部3を搬送方向D4で三等分した領域S1~S3のうち、搬送方向D4の中央に配置される領域S1のことである。なお、搬送方向D4の中央領域S1よりも搬送方向D4の外側に配置される領域S2,S3は、サイド領域S2,S3という。
第1踏面端部3aは、踏面部3の幅方向D1の第1側(図3(図5~図12も同様)においては、右側)の端部を含んでおり、第2踏面端部3bは、第1踏面端部3aに幅方向D1の第2側(図3(図5~図12も同様)においては、左側)で隣接されている。そして、第2踏面端部3bは、踏面部3の幅方向D1の第2側の端部を含んでいる。
第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、第2踏面端部3bの滑り抵抗係数と、異なっている。これにより、荷物(例えば、樹脂製や金属製のスーツケース等)に対する第1踏面端部3aの摩擦係数は、荷物に対する第2踏面端部3bの摩擦係数と、異なっている。なお、滑り抵抗係数(CSR:Coefficient of Slip Resistance)は、例えば、JISA1454に定める床材の滑り性試験によって測定される滑り抵抗係数の値とすることができる。
第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとの境界位置3dは、ステップ2の幅方向D1の中央領域S4に配置されている。幅方向D1の中央領域S4とは、踏面部3を幅方向D1で三等分した領域S4~S6のうち、幅方向D1の中央に配置される領域S4のことである。なお、幅方向D1の中央領域S4よりも幅方向D1の外側に配置される領域S5,S6は、サイド領域S5,S6という。
本実施形態においては、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、第1踏面端部3aの全域に亘って、一定(差異が10%以内)となっており、第2踏面端部3bの滑り抵抗係数は、第2踏面端部3bの全域に亘って、一定(差異が10%以内)となっている。そして、本実施形態においては、境界位置3dにおける第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとの滑り抵抗係数の差異は、一方(小さい方)の滑り抵抗係数の10%よりも大きくなっている。
また、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、踏面中央部3cの滑り抵抗係数よりも、大きく、第2踏面端部3bの滑り抵抗係数は、踏面中央部3cの滑り抵抗係数よりも、大きくなっている。これにより、ステップ2を滑落する荷物が踏面端部3a,3bに接することによって、荷物の滑落速度を低下させることができる。
なお、各部3a~3cの滑り抵抗係数の違い(即ち、荷物に対する各部3a~3cの摩擦係数の違い)は、各部3a~3cの構成の違いによって、生じさせることができる。特に限定されないが、例えば、各部3a~3cの表面の粗さの違い及び表面の材質の違いの少なくとも一方等によって、各部3a~3cの滑り抵抗係数の違いを生じさせることができる。
例えば、踏面端部3a,3bの表面が、微小な凹凸を備えることによって、踏面端部3a,3bの滑り抵抗係数は、踏面中央部3cの滑り抵抗係数よりも、大きい、という構成でもよく、しかも、凹凸による第1踏面端部3aの表面粗さが、凹凸による第2踏面端部3bの表面粗さと異なることによって、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、第2踏面端部3bの滑り抵抗係数と異なる、という構成でもよい。なお、微小な凹凸とは、例えば、高低差が0.05mm~2.0mmである凹凸であって、例えば、サンドショット処理、シボ加工等によって形成されてもよい。
また、例えば、踏面端部3a,3bの表面が、樹脂被覆(例えば、シリコーンコーティング、塗装)されていることによって、踏面端部3a,3bの滑り抵抗係数は、踏面中央部3cの滑り抵抗係数よりも、大きい、という構成でもよく、しかも、第1踏面端部3aの表面の樹脂の材質が、第2踏面端部3bの表面の樹脂の材質と異なることによって、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、第2踏面端部3bの滑り抵抗係数と異なる、という構成でもよい。
また、特に限定されないが、例えば、図4に示すように、踏面端部3a,3bは、踏面中央部3cに対して傾斜する、という構成でもよい。これにより、荷物がステップ2を滑落する(特に、複数のステップ2,2に跨って滑落する)ときに、荷物に対する踏面端部3a,3bの接触面積を大きくすることができる。
なお、斯かる構成においては、ステップ2が搬送路に位置するときに、踏面端部3a,3bは、搬送方向D4(具体的には、搬送方向D4のうち、前後方向D2に対する傾斜が最大である搬送方向D4)に沿って配置されている(具体的には、搬送方向D4との交差角度が5°以内である)ことが好ましく、また、搬送方向D4と平行であることがさらに好ましい。
また、特に限定されないが、例えば、図4に示すように、踏面端部3a,3bの表面は、滑り抵抗係数に影響がある微小な凹凸(例えば、高低差が0.05mm以上である凹凸)を備えておらず、平坦に形成されている、という構成でもよい。これにより、例えば、荷物に対する踏面端部3a,3bの接触面積を大きくすることができる。
なお、図4に示すように、踏面部3は、複数の板状部3eによって、構成されており、踏面部3の表面は、複数の板状部3eの端面3fで構成されている、という構成でもよい。斯かる構成においては、ステップ2が搬送路に位置するときに、当該板状部3eは、前後方向D2及び上下方向D3に沿って延びており、当該端面3fは、当該板状部3eの上下方向D3(具体的には、上方)の端面である。
ここで、搬送方向D4で隣接するステップ2a,2bの構成について、図5及び図6を参照しながら説明する。なお、個々のステップ2を区別する場合に、所定のステップ2は、第1ステップ2aといい、第1ステップ2aと搬送方向D4に隣接するステップ2は、第2ステップ2bという。
第1ステップ2aの第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、第1ステップ2aの第2踏面端部3bの滑り抵抗係数よりも、大きくなっている。それに対して、第2ステップ2bの第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、第2ステップ2bの第2踏面端部3bの滑り抵抗係数よりも、小さくなっている。
このように、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数と第2踏面端部3bの滑り抵抗係数との大小関係は、第1ステップ2aと第2ステップ2bとで反対となっている。なお、図5及び図6(図7~図12も同様)において、第1及び第2踏面端部3a,3bのうち、滑り抵抗係数が大きい方の踏面端部3a,3bのハッチングは、密で表示され、滑り抵抗係数が小さい方の踏面端部3a,3bのハッチングは、粗で表示されている。
なお、各ステップ2a,2bの各踏面端部3a,3bの滑り抵抗係数は、特に限定されない。例えば、第1ステップ2aにおける、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数に対する第2踏面端部3bの滑り抵抗係数の比は、第2ステップ2bにおける、第2踏面端部3bの滑り抵抗係数に対する第1踏面端部3aの滑り抵抗係数の比と、同じでもよく、また、異なっていてもよい。
また、例えば、第1ステップ2aの第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、第2ステップ2bの第2踏面端部3bの滑り抵抗係数と、同じでもよく、また、異なっていてもよい。また、例えば、第1ステップ2aの第2踏面端部3bの滑り抵抗係数は、第2ステップ2bの第1踏面端部3aの滑り抵抗係数と、同じでもよく、また、異なっていてもよい。
また、第1ステップ2aの第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとの境界位置3dは、第2ステップ2bの第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとの境界位置3dと、幅方向D1で同じとなっている。特に限定されないが、本実施形態のように、第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとの境界位置3dは、ステップ2の幅方向D1の中心に配置されていてもよい。
本実施形態に係るマンコンベヤ1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係るマンコンベヤ1の作用について、図7及び図8を参照しながら説明する。
図7に示すように、荷物X1がステップ2a,2bを滑落したときに、荷物X1は、第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとに跨る。これにより、第1踏面端部3a及び荷物X1間に働く摩擦力と、第2踏面端部3b及び荷物X1間に働く摩擦力との間に差があるため、荷物X1に対して回転する力が加えられる。
したがって、荷物X1が踏面端部3a,3bから受ける力が、荷物X1が滑落する方向と異なるため、荷物X1の滑落速度を低下させることができる。しかも、例えば、荷物X1が回転して欄干部13(例えば、ガード部13c)に当たった場合には、荷物X1の滑落速度を確実に低下させることができる。
なお、一般的に、大きい荷物X1ほど、荷物X1の重量が大きいため、滑落速度が大きくなり易い。それに対して、第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとの境界位置3dが、ステップ2a,2bの幅方向D1の中央に配置されているため、ステップ2a,2bを滑落する荷物X1が大きい場合には、荷物X1が第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとに跨り易くなる。これにより、例えば、大きな荷物X1の滑落速度を低下させ易くなっている。
また、図8に示すように、小さな荷物X1がステップ2a,2bを滑落したときに、荷物X1は、一方の踏面端部3aのみと接し、幅方向D1の同じ位置を滑落する場合がある。例えば、図8においては、荷物X1は、第1ステップ2a及び第2ステップ2bにおいて、第1踏面端部3aのみに接している。
このとき、荷物X1は、第1ステップ2a及び第2ステップ2bのうち一方において、滑り抵抗係数が大きい踏面端部3a,3b(図8においては、第1ステップ2aの第1踏面端部3a)に必ず接することになる。したがって、例えば、滑り抵抗係数が大きい踏面端部3aによって、荷物X1の滑落速度を確実に低下させることができる。
以上より、本実施形態のように、マンコンベヤ1は、搬送方向D4へ移動する複数のステップ2を備え、前記ステップ2は、人が乗る踏面部3を備え、前記踏面部3は、前記搬送方向D4の端部に配置され且つ幅方向D1の第1側の端部を含む第1踏面端部3aと、前記搬送方向D4の端部に配置され且つ前記第1踏面端部3aに幅方向D1の第2側で隣接される第2踏面端部3bと、を備え、前記第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、前記第2踏面端部3bの滑り抵抗係数と、異なり、前記複数のステップ2は、前記搬送方向D4に隣接する第1ステップ2a及び第2ステップ2bを含み、前記第1ステップ2aの前記第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、前記第1ステップ2aの前記第2踏面端部3bの滑り抵抗係数よりも、大きく、前記第2ステップ2bの前記第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、前記第2ステップ2bの前記第2踏面端部3bの滑り抵抗係数よりも、小さい、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとは、踏面部3の搬送方向D4の端部に配置され、互いに幅方向D1に隣接されている。そして、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数が、第2踏面端部3bの滑り抵抗係数と異なっているため、荷物X1が第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとに跨って滑落することによって、ステップ2を滑落する荷物X1に回転する力を加えることができる。
また、搬送方向D4で隣接する第1ステップ2aと第2ステップ2bとにおいて、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数と第2踏面端部3bの滑り抵抗係数との大小関係は、反対となっている。これにより、荷物X1が幅方向D1の同じ位置を滑落した場合に、荷物X1は、第1ステップ2a及び第2ステップ2bのうち一方で、滑り抵抗係数が大きい踏面端部3a,3bに接する。
また、本実施形態のように、マンコンベヤ1においては、前記第1踏面端部3aと前記第2踏面端部3bとの境界位置3dは、前記ステップ2の幅方向D1の中央領域S4に配置される、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとの境界位置3dが、ステップ2の幅方向D1の中央領域S4に配置されているため、例えば、ステップ2を滑落する荷物X1が大きい場合には、荷物X1が第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとに跨り易くなる。
また、本実施形態のように、マンコンベヤ1においては、前記踏面部3は、前記搬送方向D4の中央領域S1に配置される踏面中央部3cをさらに備え、前記第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、前記踏面中央部3cの滑り抵抗係数よりも、大きく、前記第2踏面端部3bの滑り抵抗係数は、前記踏面中央部3cの滑り抵抗係数よりも、大きい、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、第1踏面端部3a及び第2踏面端部3bの滑り抵抗係数が、踏面中央部3cの滑り抵抗係数よりも、大きいため、ステップ2を滑落する荷物X1が踏面端部3a,3bに接することによって、荷物X1の滑落速度を低下させることができる。
なお、マンコンベヤ1は、上記した第1実施形態に係るマンコンベヤ1の構成及び作用に限定されるものではない。例えば、上記した第1実施形態に係るマンコンベヤ1に対して、以下のような変更が行われてもよい。
上記第1実施形態に係るマンコンベヤ1においては、搬送方向D4で隣接する全てのステップ2a,2bにおいて、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数と第2踏面端部3bの滑り抵抗係数との大小関係は、反対である、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、マンコンベヤ1においては、搬送方向D4で隣接する一部のステップ2a,2bにおいて、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数と第2踏面端部3bの滑り抵抗係数との大小関係は、反対である、という構成でもよい。
<第2実施形態>
次に、マンコンベヤ1における第2の実施形態について、図9及び図10を参照しながら説明する。なお、図9及び図10において、図1~図8の符号と同一の符号を付した部分は、第1実施形態と略同様の構成又は略同様の機能(作用)を有する要素を表し、その説明は、繰り返さない。
本実施形態に係るマンコンベヤ1は、第1実施形態に係るマンコンベヤ1に対して、搬送方向D4で隣接するステップ2a,2bにおける、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数と第2踏面端部3bの滑り抵抗係数との大小関係で、異なっている。そこで、本実施形態における、搬送方向D4で隣接するステップ2a,2bの構成について、図9及び図10を参照しながら説明する。
図9及び図10に示すように、第1ステップ2aの第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、第1ステップ2aの第2踏面端部3bの滑り抵抗係数よりも、大きくなっている。また、第2ステップ2bの第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、第2ステップ2bの第2踏面端部3bの滑り抵抗係数よりも、大きくなっている。このように、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数と第2踏面端部3bの滑り抵抗係数との大小関係は、第1ステップ2aと第2ステップ2bとで同じある。
なお、各ステップ2a,2bの各踏面端部3a,3bの滑り抵抗係数は、特に限定されない。例えば、第1ステップ2aにおける、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数に対する第2踏面端部3bの滑り抵抗係数の比は、第2ステップ2bにおける、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数に対する第2踏面端部3bの滑り抵抗係数の比と、同じでもよく、また、異なっていてもよい。
また、例えば、第1ステップ2aの第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、第2ステップ2bの第1踏面端部3aの滑り抵抗係数と、同じでもよく、また、異なっていてもよい。また、例えば、第1ステップ2aの第2踏面端部3bの滑り抵抗係数は、第2ステップ2bの第2踏面端部3bの滑り抵抗係数と、同じでもよく、また、異なっていてもよい。
そして、図10に示すように、荷物X1がステップ2a,2bを滑落したときに、荷物X1は、第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとに跨る。これにより、第1踏面端部3a及び荷物X1間に働く摩擦力と、第2踏面端部3b及び荷物X1間に働く摩擦力との間に差があるため、荷物X1に対して回転する力が加えられる。したがって、荷物X1が踏面端部3a,3bから受ける力が、荷物X1が滑落する方向と異なるため、荷物X1の滑落速度を低下させることができる。
しかも、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数と第2踏面端部3bの滑り抵抗係数との大小関係が、第1ステップ2aと第2ステップ2bとで同じあるため、荷物X1に対して、同じ方向の回転する力を加えることができる。これにより、例えば、荷物X1が回転して欄干部13(例えば、ガード部13c)に当たり易くすることができる。
以上より、本実施形態のように、マンコンベヤ1は、搬送方向D4へ移動する複数のステップ2を備え、前記ステップ2は、人が乗る踏面部3を備え、前記踏面部3は、前記搬送方向D4の端部に配置され且つ幅方向D1の第1側の端部を含む第1踏面端部3aと、前記搬送方向D4の端部に配置され且つ前記第1踏面端部3aに幅方向D1の第2側で隣接される第2踏面端部3bと、を備え、前記第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、前記第2踏面端部3bの滑り抵抗係数と、異なり、前記複数のステップ2は、前記搬送方向D4に隣接する第1ステップ2a及び第2ステップ2bを含み、前記第1ステップ2aの前記第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、前記第1ステップ2aの前記第2踏面端部3bの滑り抵抗係数よりも、大きく、前記第2ステップ2bの前記第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、前記第2ステップ2bの前記第2踏面端部3bの滑り抵抗係数よりも、大きい、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとは、踏面部3の搬送方向D4の端部に配置され、互いに幅方向D1に隣接されている。そして、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数が、第2踏面端部3bの滑り抵抗係数と異なっているため、荷物X1が第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとに跨って滑落することによって、ステップ2を滑落する荷物X1に回転する力を加えることができる。
また、搬送方向D4で隣接する第1ステップ2aと第2ステップ2bとにおいて、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数と第2踏面端部3bの滑り抵抗係数との大小関係は、同じである。これにより、ステップ2を滑落する荷物X1に対して、同じ方向の回転する力を加えることができる。
また、本実施形態のように、マンコンベヤ1においては、前記第1踏面端部3aと前記第2踏面端部3bとの境界位置3dは、前記ステップ2の幅方向D1の中央領域S4に配置される、という構成が好ましい。
また、本実施形態のように、マンコンベヤ1においては、前記踏面部3は、前記搬送方向D4の中央領域S1に配置される踏面中央部3cをさらに備え、前記第1踏面端部3aの滑り抵抗係数は、前記踏面中央部3cの滑り抵抗係数よりも、大きく、前記第2踏面端部3bの滑り抵抗係数は、前記踏面中央部3cの滑り抵抗係数よりも、大きい、という構成が好ましい。
なお、マンコンベヤ1は、上記した第2実施形態に係るマンコンベヤ1の構成及び作用に限定されるものではない。例えば、上記した第2実施形態に係るマンコンベヤ1に対して、以下のような変更が行われてもよい。
上記第2実施形態に係るマンコンベヤ1においては、搬送方向D4で隣接する全てのステップ2a,2bにおいて、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数と第2踏面端部3bの滑り抵抗係数との大小関係は、同じである、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、マンコンベヤ1においては、搬送方向D4で隣接する一部のステップ2a,2bにおいて、第1踏面端部3aの滑り抵抗係数と第2踏面端部3bの滑り抵抗係数との大小関係は、同じである、という構成でもよい。
なお、マンコンベヤ1は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、マンコンベヤ1は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記した複数の実施形態の各構成や各方法等を任意に採用して組み合わせてもよく(1つの実施形態に係る各構成や各方法等を他の実施形態に係る構成や方法等に適用してもよく)、さらに、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、第1ステップ2aの第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとの境界位置3dは、第2ステップ2bの第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとの境界位置3dと、幅方向D1で同じ、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成に限られない。
例えば、図11に示すように、前記第1ステップ2aの前記第1踏面端部3aと前記第2踏面端部3bとの境界位置3dは、前記第2ステップ2bの前記第1踏面端部3aと前記第2踏面端部3bとの境界位置3dに対して、前記幅方向D1で離れる、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、搬送方向D4で隣接する第1ステップ2aと第2ステップ2bとにおいて、第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとの境界位置3dが、幅方向D1で異なっているため、荷物X1がステップ2a,2bを滑落するときに、第1ステップ2a及び第2ステップ2bのうち少なくとも一方で、荷物X1が第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとに跨って接し易くなる。
(2)また、上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとの境界位置3dは、ステップ2の幅方向D1の中央領域S4に配置される、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、図11に示すように、第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとの境界位置3dは、ステップ2a,2bの幅方向D1のサイド領域S5,S6に配置される、という構成でもよい。
特に限定されないが、図11においては、中央に図示されるステップ2bにおいては、境界位置3dは、一方のサイド領域S5に配置されており、最下に図示されるステップ2aにおいては、境界位置3dは、他方のサイド領域S6に配置されている。なお、最上に図示されるステップ2aにおいては、境界位置3dは、中央領域S4に配置されている。
図11に係る斯かる構成によれば、境界位置3dは、中央領域S4及び一対のサイド領域S5,S6の全てに配置されている。これより、例えば、ステップ2a,2bを滑落する荷物X1の位置や大きさに関わらず、ステップ2a,2bを滑落する荷物X1が第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとに跨って接し易くなる。したがって、ステップ2a,2bを滑落する荷物X1に回転する力を加え易くすることができる。
(3)また、上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、第2踏面端部3bは、踏面部3の幅方向D1の第2側の端部を含む、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成に限られない。
例えば、図12に示すように、第2踏面端部3bは、踏面部3の幅方向D1の第2側の端部から離れている、という構成でもよい。即ち、踏面部3は、搬送方向D4の端部に、隣接する踏面端部3a,3b,3g同士で滑り抵抗係数が異なる少なくとも三つ(図12においては、三つ)の踏面端部3a,3b,3gを備えている、という構成でもよい。
特に限定されないが、図12に示すように、踏面部3は、それぞれ搬送方向D4の端部に配置される第1~第3踏面端部3a,3b,3gを備え、第1踏面端部3aは、幅方向D1の第1側(図12においては、右側)の端部を含み、第2踏面端部3bは、第1踏面端部3aに幅方向D1の第2側(図12においては、左側)で隣接され、第3踏面端部3gは、第2踏面端部3bに幅方向D1の第2側で隣接され、踏面部3の幅方向D1の第2側の端部を含んでいる、という構成でもよい。
なお、特に限定されないが、図12に係るマンコンベヤ1においては、第1~第3踏面端部3a,3b,3gの滑り抵抗係数は、幅方向D1の第1側又は第2側へ向けて、大きくなる、という構成が好ましい。これにより、荷物X1が三つ以上の踏面端部3a,3b,3gに跨って滑落する場合でも、荷物X1に回転する力を加えることができる。
(4)また、上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、第1踏面端部3a及び第2踏面端部3bの滑り抵抗係数は、それぞれ踏面中央部3cの滑り抵抗係数よりも、大きい、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、第1踏面端部3a及び第2踏面端部3bの少なくとも一方の滑り抵抗係数は、踏面中央部3cの滑り抵抗係数よりも、小さい、という構成でもよい。また、例えば、第1踏面端部3a又は第2踏面端部3bの滑り抵抗係数は、踏面中央部3cの滑り抵抗係数と、同じ、という構成でもよい。
(5)また、例えば、マンコンベヤ1においては、踏面端部3a,3bの滑り抵抗係数は、幅方向D1に沿って、次第に大きくなる、又は、次第に小さくなる、という構成でもよい。斯かる構成においては、境界位置3dは、第1踏面端部3aと第2踏面端部3bとの滑り抵抗係数の差異が一方(小さい方)の滑り抵抗係数の10%よりも大きい位置とすることができる。
なお、当該位置が存在しない場合には、境界位置3dは、滑り抵抗係数が幅方向D1に沿って次第に大きくなる(又は、次第に小さくなる)領域のうち、幅方向D1の中心位置とすることができる。例えば、滑り抵抗係数が、踏面部3の幅方向D1の第1側の端部から幅方向D1の第2側の端部まで(即ち、幅方向D1の全域に亘って)、次第に大きくなる(又は、次第に小さくなる)構成である場合には、境界位置3dは、幅方向D1の中心位置となる。
1…マンコンベヤ、2…ステップ、2a…第1ステップ、2b…第2ステップ、3…踏面部、3a…第1踏面端部、3b…第2踏面端部、3c…踏面中央部、3d…境界位置、3e…板状部、3f…端面、3g…第3踏面端部、4…蹴上部、11…構造体、12…搬送部、12a…走行部、13…欄干部、13a…手摺ベルト、13b…欄干本体部、13c…ガード部、14…駆動部、14a…回転部、14b…駆動源、15…制御部、D1…幅方向、D2…前後方向、D3…上下方向、D4…搬送方向、S1…中央領域、S2…サイド領域、S3…サイド領域、S4…中央領域、S5…サイド領域、S6…サイド領域、X1…荷物

Claims (5)

  1. 搬送方向へ移動する複数のステップを備え、
    前記ステップは、人が乗る踏面部を備え、
    前記踏面部は、前記搬送方向の端部に配置され且つ幅方向の第1側の端部を含む第1踏面端部と、前記搬送方向の端部に配置され且つ前記第1踏面端部に幅方向の第2側で隣接される第2踏面端部と、を備え、
    前記第1踏面端部の滑り抵抗係数は、前記第2踏面端部の滑り抵抗係数と、異なり、
    前記複数のステップは、前記搬送方向に隣接する第1ステップ及び第2ステップを含み、
    前記第1ステップの前記第1踏面端部の滑り抵抗係数は、前記第1ステップの前記第2踏面端部の滑り抵抗係数よりも、大きく、
    前記第2ステップの前記第1踏面端部の滑り抵抗係数は、前記第2ステップの前記第2踏面端部の滑り抵抗係数よりも、小さい、マンコンベヤ。
  2. 搬送方向へ移動する複数のステップを備え、
    前記ステップは、人が乗る踏面部を備え、
    前記踏面部は、前記搬送方向の端部に配置され且つ幅方向の第1側の端部を含む第1踏面端部と、前記搬送方向の端部に配置され且つ前記第1踏面端部に幅方向の第2側で隣接される第2踏面端部と、を備え、
    前記第1踏面端部の滑り抵抗係数は、前記第2踏面端部の滑り抵抗係数と、異なり、
    前記複数のステップは、前記搬送方向に隣接する第1ステップ及び第2ステップを含み、
    前記第1ステップの前記第1踏面端部の滑り抵抗係数は、前記第1ステップの前記第2踏面端部の滑り抵抗係数よりも、大きく、
    前記第2ステップの前記第1踏面端部の滑り抵抗係数は、前記第2ステップの前記第2踏面端部の滑り抵抗係数よりも、大きい、マンコンベヤ。
  3. 前記第1踏面端部と前記第2踏面端部との境界位置は、前記ステップの幅方向の中央領域に配置される、請求項1又は2に記載のマンコンベヤ。
  4. 前記踏面部は、前記搬送方向の中央領域に配置される踏面中央部をさらに備え、
    前記第1踏面端部の滑り抵抗係数は、前記踏面中央部の滑り抵抗係数よりも、大きく、
    前記第2踏面端部の滑り抵抗係数は、前記踏面中央部の滑り抵抗係数よりも、大きい、請求項1~3の何れか1項に記載のマンコンベヤ。
  5. 前記第1ステップの前記第1踏面端部と前記第2踏面端部との境界位置は、前記第2ステップの前記第1踏面端部と前記第2踏面端部との境界位置に対して、前記幅方向で離れる、請求項1~4の何れか1項に記載のマンコンベヤ。
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