JP7068373B2 - 燃料供給装置 - Google Patents
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Description
燃料タンクの上面に設けられた開口を塞ぐフランジと、
フランジを貫通する燃料吐出パイプと、
フランジに揺動自在に取り付けられたポンプホルダと、
ポンプホルダに収容された燃料ポンプと、
燃料ポンプの下端に配置されたサクションフィルタと、を備えた燃料供給装置であって、
燃料供給装置が燃料タンクに取り付けられた状態で、ポンプホルダは時計回り方向および時計と逆回り方向へ回転自在に取り付けられ、ポンプホルダは燃料タンクの傾きによって回転し、また燃料タンクの加速度によって回転することを特徴としたものである。
図1は、実施の形態1に係る燃料供給装置101の側面図である。図2は、実施の形態1に係る燃料供給装置101の縦断面図である。図3は、実施の形態1に係る燃料液面25が車両の旋回、加減速にて傾斜した場合の燃料供給装置101の側面図である。図4は、実施の形態1における車両の坂道走行にて燃料液面25が傾斜した場合の燃料供給装置102の側面図である。
図1および図2において、燃料供給装置101は、吐出パイプ1a、吐出パイプ1aと一体成型され、燃料タンク22の上面22aに形成された開口部22bに設置されたフランジ1、燃料タンク22の燃料を吐出する燃料ポンプ2、燃料ポンプ2を保持し、フランジ1に吊り下げられたポンプホルダ3、ポンプホルダ3に取り付けられ燃料タンク22内の燃料の液面を検出する検出用フロート4aを備えた液面検出器4、および燃料ポンプ2の吸込口2bに取り付けられ、燃料タンク22内の燃料を燃料ポンプ2に吸い込む前にろ過するサクションフィルタ5などから構成されている。
フランジ1とポンプホルダ3は支持部3aの軸支持構造を介して結合されている。実施の形態1では取付け回転軸である支持部3aにより単一の軸支持がされている。この構造により、ポンプホルダ3はフランジ1に対して軸の周方向に回転自在に支持される。図3に示すように、車両走行状態によって加速度が発生すると、ポンプホルダ3には内蔵する燃料ポンプ2を含めた質量により支持部3aを中心として時計回りにポンプホルダ3を回転させる力が働く。ポンプホルダ3の回転によって、ポンプホルダ3に保持された燃料ポンプ2とその下端に取り付けられたサクションフィルタ5が偏った燃料液面25に近づく。これによって、サクションフィルタ5が燃料に浸漬され、燃料供給が不安定になることを抑制することができる。
図3には車両の旋回、加減速にて燃料液面25が傾斜した場合を示している。燃料タンク22内の燃料は車両の旋回、加減速による加速度を受けて燃料タンク22内を移動し、燃料タンク22は水平だが燃料液面25は傾斜する。車両走行状態の変化により燃料タンク22内の燃料液面25は動的に変化するが、動的な燃料の流れによる力をポンプホルダ3の受力部3bが受けて、燃料タンク22内の燃料液面25の傾斜角度に応じてフランジ1に対してポンプホルダ3を回転させる。受力部3bによる回転力は、一時的(微分的)な力として発生し、重力によるポンプホルダ3に加わる回転力は、持続的(積分的)な力として発生する。図3ではポンプホルダ3が、時計回り方向に回転する様子が示されている。
図4は、実施の形態1における車両の坂道走行にて燃料液面25が傾斜した場合の燃料供給装置102の側面図である。車両の傾き(燃料タンク22の傾き)に応じて燃料タンク22内の燃料液面25が傾き、燃料タンク22は傾斜するがその内部の燃料液面25は水平を保つ状態を示している。
図5は、実施の形態2における燃料供給装置102の側面図である。実施の形態1に係る図1において、フランジ1とポンプホルダ3は支持部3aを含む軸支持構造で結合されている。これに対して、実施の形態2に係る図5では第一の支持部13aおよび第二の支持部13bの2連の軸支持構造で、フランジ1とポンプホルダ3を結合している。この構造により、ポンプホルダ3はフランジ1に対して第一の支持部13aおよび第二の支持部13bの各軸の周囲に回転自在に支持される。ポンプホルダ3は、燃料タンク22内の燃料液面の傾斜に対して全周方向に揺動可能となる。その結果、サクションフィルタ5の一部の燃料タンク22の底面22cへの接触が継続し、安定した燃料供給を実現できる。
図6は、実施の形態3における燃料供給装置103の側面図である。実施の形態1における図1において、フランジ1とポンプホルダ3は支持部3aを介して結合されているが、実施の形態3に係る図6では、フランジ1とポンプホルダ3は球支持構造23aによって結合されている。球支持構造23aによる結合はボールジョイントまたは球関節構造と称する場合もある。
Claims (8)
- 燃料タンクの上面に設けられた開口を塞ぐフランジと、
前記フランジを貫通する燃料吐出パイプと、
前記フランジに揺動自在に取り付けられたポンプホルダと、
前記ポンプホルダに収容された燃料ポンプと、
前記燃料ポンプの下端に配置されたサクションフィルタと、を備えた燃料供給装置であって、
前記燃料供給装置が前記燃料タンクに取り付けられた状態で、前記ポンプホルダは時計回り方向および時計と逆回り方向へ回転自在に取り付けられ、前記ポンプホルダは前記燃料タンクの傾きによって回転し、また前記燃料タンクの加速度によって回転することを特徴とした燃料供給装置。 - 前記ポンプホルダは、前記燃料タンクの傾きおよび加速度によって前記ポンプホルダに作用する力の方向に回転し、前記サクションフィルタが前記作用する力の方向に移動する請求項1に記載の燃料供給装置。
- 前記ポンプホルダは、前記ポンプホルダの下端から回転方向の一方側に延出した後回転の半径方向外側に延出した、前記燃料タンクの内部の燃料が水平方向に移動する際に前記燃料から力を受ける受力部を有する請求項1または2に記載の燃料供給装置。
- 前記サクションフィルタは、可撓性を有し、前記ポンプホルダの揺動に応じて、燃料タンクの底面へ継続して接触する請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
- 前記サクションフィルタは、前記サクションフィルタの先端部分が燃料タンク底面に押し付けられることによって弾性変形する請求項4に記載の燃料供給装置。
- 前記ポンプホルダは、前記フランジに、単一または複数の軸支持構造により揺動自由に取り付けられた請求項1から5のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
- 前記ポンプホルダは、前記フランジに、球支持構造により揺動自由に取り付けられた請求項1から5のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
- 前記ポンプホルダに検出用フロートの回転角度によって液面高さを検出する液面検出器が配置され、前記検出用フロートの回転軸と、前記ポンプホルダの回転軸は平行である請求項1から6のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020067223A JP7068373B2 (ja) | 2020-04-03 | 2020-04-03 | 燃料供給装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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JP2021162000A JP2021162000A (ja) | 2021-10-11 |
JP7068373B2 true JP7068373B2 (ja) | 2022-05-16 |
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ID=78004636
Family Applications (1)
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Citations (3)
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JP2017194005A (ja) | 2016-04-20 | 2017-10-26 | 株式会社デンソー | 燃料供給装置 |
JP2019173630A (ja) | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 愛三工業株式会社 | 燃料供給装置 |
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- 2020-04-03 JP JP2020067223A patent/JP7068373B2/ja active Active
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