JP5194019B2 - 車両用アクティブ・サスペンション装置 - Google Patents

車両用アクティブ・サスペンション装置 Download PDF

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Description

本発明は、シャーシのような第1の車両体にキャビンやホイールのような第2の車両体を懸架するための車両用サスペンションに関する。さらに詳しくは、本発明は上述の懸架された車両体に働く外部荷重を積極的に相殺させるように配されたアクティブ・サスペンション装置に関する。
上述のようなサスペンション装置は、例えば、特許文献1(WO93/22150)および特許文献2(WO2006/019298)により公知である。この公知装置は支持アームを備える。支持アームの一端は車両のシャーシ(車台)に旋回可能に結合され、その他端はキャビンやホイールに連結されている。支持アームにモーメントを作用することができるばね力を生じるようにばね手段が設けられているが、これは車両の例えば横、縦、垂直の単独あるいはそれらの任意の組み合わせの加速度(ロールれ、ピッチ、およびヒーブ)によりこの支持アームに作用する外部モーメントを打ち消すためである。ばね力の方向または作用点あるいはそれらの双方を変更するために調整手段が設けられていて、支持アームの釣合モーメント(counter moment)を増減するようにしている。
国際公開パンフレット第WO93/22150号 国際公開パンフレット第WO2006/019298号
この公知のサスペンション装置の欠点はサスペンション装置の実効ばね剛性がほとんどばね力の作用点の瞬間的な位置によって決まる点にある。この作用点が旋回軸の近傍に位置しているときは、実効ばね剛性は一般に低く、作用点が支持アームの対向端近傍に位置している間は比較的高い。いずれの場合も走行挙動が望ましくないか、不快なものとなってしまうか、あるいはその双方である。
従って、本発明の目的は、上述のタイプのサスペンション装置であって、公知装置の欠点を克服し、または少なくとも低減し、それらの装置の利点を保持したものを提供することである。
このために、本発明のサスペンション装置は請求項1の特徴を有する。
本出願人は、シミュレーションと試験によって、次のことを見出した。すなわち、釣合モーメントがまったく又はほとんど影響を受けず、実効ばね剛性が影響を受ける第2の方向にばね力の作用点を移動することができる。したがって、実効ばね剛性は釣合モーメントに実質的に無関係に制御することができる。第1の方向におけるばね力の作用点を移動して所望の釣合モーメントを生成することにより実効ばね剛性が望ましくない変化を生じても、作用点を適切な第2の方向に所定距離だけ移動することで、少なくとも部分的にこれを補償することができる。このように、車両の横、縦、垂直の単独あるいはそれらの任意の組み合わせの加速度により生じる外部負荷の外乱を有効に抑制することが可能であるが、同時に実効ばね剛性を所望のレベルに保つことができる。
本発明の一態様によれば、調整手段は、実効ばね剛性が実質的に一定のレベルに維持するように設計された、ばね力の作用点を所定の経路に沿って移動する一方、支持アームに働く釣合モーメントを変えるように構成することができる。これにより走行が快適になり、さらには、本発明によらない場合は、複雑で、コストがかかり、エネルギーを消費する制御機構を実装して実効剛性を所望の範囲内に維持しなければならないところ、そのようにする必要がなくなる。
本発明の別の態様によれば、調整手段は、増加した外部負荷を打ち消すために釣合モーメントが増加されるときに、ばね力の作用点を所定の経路に沿って移動し、実効ばね剛性を増加させるように構成することができる。そのように実効ばね剛性を増加することにより、ばね付き体の固有振動数は実質的に一定にすることができる。これはまた車両の全体的な快適さに貢献することになる。さらに、本発明のサスペンション装置が同じ機能を備えた従来の空気ばねにとって替わることを可能にしている。
本発明の有利な一態様によれば、ばね力を伸長部材、例えば可撓性ストリングまたは剛性ロッドを介して支持アームに作用させることができる。これにより、サスペンション装置をコンパクトにすることができる。伸長部材の一端をばね手段内に収容し、他端を円形経路に沿って移動し、それにより伸長部材が円錐または少なくともその一部の軌跡を描くようにすることができる。
伸長部材は、静的負荷のかかった状態にあるばね手段の中心線と整列させるのが好ましい。かかる整列位置により、伸長部材にかかる径方向および横方向の負荷が最小になる。特に、伸長部材とばね内にこの伸長部材を支持するベアリングとの間に作用する摩擦力が最小になる。
本発明は、さらに、本発明によるサスペンション装置を備え、サスペンション装置を用いて車両のキャビンまたはホイール、あるいはこれらの双方を車両のシャーシに懸架した車両に関する。
本発明の車両用アクティブ・サスペンション装置およびこれを備えた車両のさらに好適な実施の形態がそれぞれ従属請求項に記載されている。
以下に、本発明を説明するために、添付図面を参照しながらその例示的実施の形態を記載する。
図1Aは、「純粋ばね」、すなわちばね剛性を持つがプレテンションは持たないばね手段により生成される理論的ばね力を有する、本発明の簡略化されたサスペンション装置を示す図である。 図1Bは、図1Aのサスペンション装置の実効剛性を、支持アームに沿う純粋ばねの位置の関数として示すグラフである。 図1Cは、「純粋ばね」、すなわちプレテンションを持つがばね剛性は持たないばね手段により生成される理論的ばね力を有する、図1Aのサスペンション装置を示す図である。 図1Dは、図1Cのサスペンション装置の実効剛性を、支持アームに実質的に垂直なZ方向におけるばね力の位置の関数として示すグラフである。 図2は、サスペンション装置の実効剛性を、プレテンションとばね剛性を有するばね手段により生成されるばね力のX位置の関数として、いくつかのZ位置に対して示す図である。 図3は図1A、1Cのサスペンションを、ばね力がそれに沿って支持アームに対して移動し、サスペンション装置の実効剛性が所望の実質的に一定の値に維持されるようにすることができる二次元経路とともに示す図である。 図4Aは、本発明の別のサスペンション装置の概略正面図であって、現実のばね力の作用点が円形経路に沿って移動し、この円形経路は支持アームに対してX方向、Y方向およびZ方向に傾斜し、それにより作用点が円形経路に沿って移動する際にサスペンションの実効剛性を所望の実質的に一定な値に維持するようにした装置を示す。 図4Bは、本発明の別のサスペンション装置の概略上面図であって、現実のばね力の作用点が円形経路に沿って移動し、この円形経路は支持アームに対してX方向、Y方向およびZ方向に傾斜し、それにより作用点が円形経路に沿って移動する際にサスペンションの実効剛性を所望の実質的に一定な値に維持するようにした装置を示す。 図4Cは、本発明の別のサスペンション装置の概略斜視図であって、現実のばね力の作用点が円形経路に沿って移動し、この円形経路は支持アームに対してX方向、Y方向およびZ方向に傾斜し、それにより作用点が円形経路に沿って移動する際にサスペンションの実効剛性を所望の実質的に一定な値に維持するようにした装置を示す。 図4Dは、本発明の別のサスペンション装置の概略側面図であって、現実のばね力の作用点が円形経路に沿って移動し、この円形経路は支持アームに対してX方向、Y方向およびZ方向に傾斜し、それにより作用点が円形経路に沿って移動する際にサスペンションの実効剛性を所望の実質的に一定な値に維持するようにした装置を示す。 図5は、図4A〜図4Dのサスペンション装置の実効剛性を、支持アームが実質的に水平姿勢をとるモーメント平衡における、支持アームに作用するばね力の関数として示す図である。 図6Aは、図4A〜図4Dのサスペンションの予想される一実施の形態を示す断面図である。 図6Bは、図4A〜図4Dのサスペンションの予想される一実施の形態を示す斜視図である。 図7は、図4A〜図4Dのサスペンションの別の実施の形態を示す、一部切り欠き斜視図である。 図8は、キャビン支持システムに適用された本発明のサスペンション装置を備えた車両の正面図である。 図9は、ばね力と、その作用点と、この作用点が旋回軸に対して移動することができる方向との間の関係を示す図である。
まず、図1A,図1Bおよび図3に示すように、比較的単純な二次元サスペンション装置1を参照して本発明の背景をなす原理を説明する。サスペンション装置1は支持アーム3と、ばね手段5とを備える。支持アーム3の長さはLであり、その一端がシャーシ4に対して旋回軸Pの周りに旋回可能に結合されている。他端は例えばホイールまたは(図8に示すような)キャビン6に連結されている。ばね手段5は、ばね力Fsを支持アーム3に作用させる。ばね手段5は、支持アーム3に沿って(X方向に)旋回軸Pに向かってまたはそれから離れて移動することができ、ばね力Fsにより支持アーム3に作用するモーメントMをそれぞれ減少または増加させる。従って、モーメントMは、使用時に支持アーム3に作用する外部モーメントMeを打ち消すように調整することができる。力Fsの変位は、サスペンション装置1の実効剛性Ceffに影響する。実効剛性Ceffは、サスペンション装置1の2点間、特にばね手段5がシャーシ4に取り付けられている点Aと支持アームがキャビン6を支持する点Bとの間の剛性である。
サスペンション装置1の実効剛性Ceffに対する力Fsの変位の影響を示すために、図1Aおよび図1Cは2つの特別の理論的状況を示す。いずれの状況でも、ばね手段5はばね力Fsを支持アームに作用させるが、ばね力Fsは次式により表される。
Figure 0005194019

ここに、F0はばね手段5のプレテンションを、Cspringはその剛性を、uはその伸びを、それぞれ表す。
図1Aの理論的状況では、ばね手段5はある剛性Cspringを持つがプレテンションは持たない(F=0)「純粋ばね」を表す。B点における実効剛性Ceffは、上述の式(1)により与えられ、純粋ばねの位置Δzには依存しないことが分かる。図1Cの理論的状況では、ばね手段5はあるプレテンションF0を持つが剛性を持たない(Cspring=0)「純粋ばね」を備える。
いずれの場合(図1Aおよび図1C)も、実効剛性Ceffは次の式(2)により表すことができる。
Figure 0005194019

この式から分かるように、F=0およびCspring 10の純粋ばね(図1A)は、ばねがX方向に下記の放物線関係に従って移動されるときに実効剛性Ceffに影響するだけである。
Figure 0005194019
これは図1Bに説明されており、純粋ばねが旋回軸P(Δx=0)から支持アーム3(Δx=L)まで変位されると、実効剛性Ceffが零(ゼロ)からCeff,maxまで増加することを示している。
さらに、式(2)から分かるように、F 10およびCspring=0の純粋力(図1Cによる)は、この純粋力がZ方向において下記の線形関係に従って移動されると、実効剛性Ceffに影響するだけである。
Figure 0005194019
これは図1Dに説明されており、純粋力が支持アーム3の下の位置(Δz=Zlow<0)から支持アーム3の上の位置(Δz=Zhigh>0)に変位されると、実効剛性Ceffが負の値から正の値に線形増加することを示している。
特定の実効剛性CeffをX方向における変位の関数として求める場合は、式(2)から、対応するZ方向の変位を次のように導くことができる。
Figure 0005194019
図2は、ばね力FsがZ方向に距離Δz変位し、かつ支持アーム3に沿ってΔx=0からnΔx=Lまで実質的に変位した状況を表す。これは他のいくつかのZ変位Δz,...,Δzについて繰り返される。ΔzはZ変位ゼロを表し、Δz4,Δz5,Δz6,Δzは支持アーム3の下の負のZ変位を表す。図2から分かるように、ばね力FsがX方向に変位(して支持アーム3に作用する釣合モーメントが増加)すると、ばね力Fsを適宜の距離ΔzだけZ方向下方に同時に変位させることにより、サスペンション装置1の実効剛性Ceffを所望の値Ceff,Cに保つことができる。適宜の距離Δzは、破線Ceff,CとそれぞれのCeff曲線との交点により与えられる。例えば、ばね力FsがX方向にΔxからΔxまで変位すると、ばね力Fsは、Z方向にもΔxからΔxまで変位しなければならない。これはさらに図3において説明され、ばね力FsがX方向およびZ方向に変位して実質的に一定の実効剛性Ceffを維持することができる二次元経路を示している。
同様に、実効剛性Ceffは、ばね力FsのX変位と線形に、あるいは放物線もしくは他の所望の曲線に従って変化するように制御することができる。そのような場合、適切なΔx、Δzの組み合わせは、図2の所望の曲線をプロットすること、およびCeff曲線との交点の座標を書き留めることにより見出すことができる。このように、実効剛性Ceffを制御して外部付加に比例して増加させ、懸架された車両体の固有振動数を一定に維持するように制御することができる。これにより、車両に設けられた設備の種々の制御、例えば作業スペース制御を容易にすることができるか、乗員を快適にすることができるか、あるいはそれらの双方を行うことができる。
本発明は、このように、実効剛性Ceffと釣合モーメントMとは大部分相互に独立に調整することができるという知見に基づいている。従って、ばね力Fs(詳しくは、作用点Pa)を支持アーム3の旋回軸Pに向かって、またはそれから遠ざかるように移動して、支持アーム3に作用する釣合モーメントをそれぞれ減少または増加させることができ、それにより、同時に作用点Paを適切な第2の方向に変位させることで、サスペンションの実効剛性Ceffの不所望の変動を抑制または低減することができる。
この適切な第2の方向を図9を参照して説明する。図9は、旋回軸Pのみを示す支持アームに対する任意位置におけるばね力Fsを示す。旋回軸PはラインLに沿って延び、ばね力FsはラインL2に沿って延びている。ラインL1およびL2は交差するが交わらない。ラインL1とL2の間の最短距離Wを決めることができる。最短距離Wは、ラインLに沿って延び、ラインLは、ラインL1およびLに垂直である。さらに、2つの直交平面VおよびVを決めることができる。V1はばね力Fsを含み、ラインL1に平行に延びている。V2はラインL3を含み、ラインLに垂直に延びている。平面V1、V2はラインL4に沿って交わり、ラインLはばね力Fsと角度αをなす。後者は成分Fs cosαに分解することができ、ラインLに平行に延び、成分Fs sinαはそれに垂直に延びている(不図示)。第1の成分は、下記の等式に従って、釣合モーメントMを支持アームに作用させている。
Figure 0005194019
この式は、ばね力Fsの作用点Paの位置を参照していないので、その位置は、FsとラインLの間の角度αが一定に保たれる場合には、釣合モーメントMに影響することなく、平面V1内で自由に移動することができる。この作用点Paを平面Vに沿って移動することにより、ラインLと作用点Paの平面V上の射影との間の距離hは、(PaがラインL1に平行に移動する場合を除いて)変わる。この距離hを変えることにより、実効剛性Ceffが下記等式(7)(式(2)に類似、図1A、図1Cの二次元(2D)の実施の形態用に導かれたもの)に従って影響を受ける:
Figure 0005194019
図9について、ΔxはWに等しく、Δzはhに等しい。従って、図9の実施の形態では、「適切な第2の方向における作用点Paの変位」は平面V内の任意の変位を含む。ただし、この変位はLに平行ではなく、力FsとラインLの間の角度αは一定に保たれる。
従って、全ての動作点について、パラメータWとhの一意的な組み合わせを決定することができ、この組み合わせにより、一方では、所望の釣合モーメントMが式(6)に従って生成し、他方では、所望の実効剛性Ceffが式(7)に従って生成する。
もちろん、同様に、支持アーム3に作用する釣合モーメントMに実質的に影響することなく、実効剛性Ceffを変えることも可能である。
上述の発明的知見は、図4A〜図4Dによる概略的なサスペンション装置101に適用される。図1に類似する部品は同じ参照符号に100を加えた符号で示す。サスペンション装置101は、三角形の支持アーム103を備え、この支持アーム103はシャーシ104に対して旋回軸Pの周りに旋回可能に結合されている。サスペンション装置101は、また、ばね手段105を備え、ばね手段105は同様にシャーシ104に支持アーム103の上方に若干の距離をおいて取り付けられている。ばね手段105は、伸長部材108、例えばロッドまたはストリングを介して支持アーム103にばね力Fsを作用する。さらに、調整手段が設けられている(図示しない)。この調整手段は、伸長部材108の一端を円形経路Cに沿って移動させることができ、それにより伸長部材108に中心線Mの円錐を描かせる。上述の部材の端部は、中立位置(γで示す)から時計回り(矢印−γで示す)方向または釣合時計回り(矢印+γで示す)方向に回転可能であり、上述の中立位置では伸長部材108が支持アーム3に旋回軸Pからある距離において係合する。この距離は、典型的にはそのばね力Fs、特にそのプレテンション部分F0(式(1)参照)が支持アーム103の自由端に(重力により)作用する静的負荷と平衡である位置に相当する。+γ方向または−γ方向に回転すると、ばね力Fsは旋回軸Pに対してそれぞれ近づいたり離れたりするように移動し、それによりばね力Fsはそのまま変化せず、支持アーム103に作用する釣合モーメントMcがそれぞれ減少または増加する。図1〜図3に関連して説明したように、ばね力Fsのそのような変位によりサスペンション装置101の実効剛性Ceffが変動することがある。
この例では、この変動の防止は、伸長部材108の作用点Paを支持アーム103の上方に距離Δz引き上げることにより、かつ、円錐の上述の中心線Mをわずかに前方に、X軸に平行に延びる軸の周りに、および側方に、Y軸に平行に延びる軸の周りに傾けることにより、支持アーム103の法線と鋭角Θおよび鋭角Φをなす(それぞれ図4Dおよび4Aからもっともよく分かる)ようにすることにより達成される。この傾いた向きにより、伸長部材108の作用点Paは、本発明により、円形経路Cに沿って移動する際にZ方向に上下に移動する。従って、サスペンション装置101の実効剛性Ceffを、図5に示すとおり、少なくとも支持アーム103のかなりの範囲にわたって実質的に一定に保つことができる。すなわち、図5では、実効剛性Ceffは、伸長部材108の作用点Paが旋回軸Pと支持アーム103の他端とに接近するときにのみ増加する。例えば、破線は、中心線Mが傾いていないが支持アーム103の三角形面に垂直に伸びている場合の実効剛性Ceffを表す。
もちろん、ばね力Fsの所定の位置についてのZ方向の変位量は、傾斜角度Θ、Φの一方もしくは双方、または中心線Mの傾斜軸、あるいはこれらのすべてを変えることにより影響を与えることができる。従って、実効剛性Ceffのグラフは、図5に示すように、図1〜図3のサスペンション装置1について説明したのと同様に所望により変えることができる。
さらに、本実施の形態では、伸長部材108の−γ方向における回転においてはΔZは正、すなわち支持アーム103から上方であり、+γ方向の回転においてはΔZは負、すなわち支持アーム103から下方である。
図6Aおよび図6Bは、図4の基本的サスペンション101の考え得る実施の形態を示す。同様の部品は同じ参照符号で示す。本実施の形態は、図示の通り、支持アーム103を備え、支持アーム103は旋回軸Pの周りに回転可能にシャーシ104に結合されている。連結棒106がその他端に設けられており、これは車両体、例えば、キャビン(図8参照)に結合するためである。さらに、ばね手段105が設けられており、支持アーム103の上方に若干の距離をおいてシャーシ104の支持部ラケット107上に載置されている。この場合、ばね手段105の中心線Sは支持アーム103に実質的に垂直に(静的負荷の下では、アーム103は実質的に水平に)延びている。ばね105は伸長部材108を介して支持アーム103にばね力Fsを作用するが、この伸長部材108は、この例ではプルロッドとして設計されているが、他の実施の形態では可撓性のコードまたはストリングであってもよい。ロッド108は屈曲形状を有し、第1の端部はばね105と支持ブラケット107を通って中心に延びており、第2の端部は支持ブラケット107から径方向外方に支持アーム103まで延びている。カバープレート109がばね105の頂部に配置されプルロッド108に結合されてばね105を支持ブラケット107に対して押圧し、それによりプルロッド108が引張力Fsで予備負荷されるようにしている。もちろん、カバープレート109とロッド108の間の結合を調整可能にして上述の力Fsを調整できるようにしてもよい。
プルロッド108はその下端で調整手段110、詳しくは、このロッド端部を中心線Mの円形経路Cの一部に沿って回転させるように設計された回転モータに結合されている。本発明によれば、モータ110は支持アーム103に固定されて中心線Mが支持アーム103の面に対して、すなわちX軸の周りに、わずかに前方に傾けられている。中心線Mはさらにわずかに側方、左側方向に、Y軸の周りに傾けられている。従って、円形経路Cを移動する際に、ロッド108の端部はX方向に(旋回軸Pに対して近づいたり遠ざかったり)並びにZ方向に変位する。図4に関連して説明したように、そのような変位パターンはサスペンションの変動を最小限に抑えるのに役立つ。
ロッドの運動をZ方向に案内するために、プルロッド108の上端は第2のアーム113に結合され、第2のアーム113は支持アーム103に平行に旋回可能であり、そのようなものとして並列案内機構として機能することができる。プルロッド108の上端が中心線Sの周りに第2のアーム113およびばね手段105に対して回転可能にするために、球面軸受部品を使用することができる。
好ましくは、サスペンション101の寸法は、静的負荷条件下では、すなわち車両が静止しているか、または定常的に走行しているときに、懸架されている車両体に加速力も減速力も働かないときに、支持アーム103が水平に延びており、プルロッド108は支持アーム103の途中、図4および図6Aに示すような中立γ位置に延びている。この位置において、ばね力Fsにより支持アーム103に作用するモーメントMcが、懸架された車両体106の負荷Feにより支持アーム103に作用するモーメントMeと釣り合う。さらに、中心線Mの傾き角ΘおよびΦ(図4参照)は上述の静的負荷条件下で伸長部材108がばね手段105の中心線Sと実質的に一致するように、かつ支持アーム103に実質的に垂直に延びているように選ばれるのが好ましい。これにより、伸長部材108に作用する径方向の力を最小限にして、部材108と、部材18をばね手段105内に支持する案内手段との間の磨耗と摩擦を低減するのに役立つ。
装置101はさらにセンサ(図示しない)を備え、このセンサは、支持アーム103に働く外力ΔFe、ΔMe、例えば第1の車両体106の加速度、速度、変位の単独またはそれらの任意の組み合わせを表す1つ以上のパラメータを測定するものである。これらの測定データは中央制御装置(図示しない)に提供される。中央制御装置は、これらのデータ、所望の負荷プロフィール、あらかじめプログラムされた制御方法の単独あるいはそれらの任意の組み合わせに基づいて調整手段110を制御してばね力Fsと旋回軸Pとの間の距離Δxを減少または増加するようにプルロッド108を時計回りにまたは釣合時計回りに回転させることにより、動的負荷を制御方法に応じて部分的または完全に平衡させることを可能にする。使用中は、凹凸路面を走行しているときは、キャビン106はシャーシ104に対して上下に移動可能でなければならない。このようにして、路面により誘発された振動はサスペンション装置101により吸収される。これらの相対運動により支持アーム103は(回転の方向によって)上方または下方に移動し、それにより第2のアーム113により案内される。これにより、カバープレート109と支持ブラケット107との間の距離が増加または減少し、ばね105が弛緩または緊張し、その結果ばね力Fsが増加または減少する。
図7は本発明のサスペンション101の別の実施の形態を示す。この実施の形態は図6A、図6Bに示す実施の形態とは、主に、伸長部材108のZ移動が容易になっていることが相違する。そのために、ばね手段105を支持する支持ブラケット107は、ばね手段105内に延びているブッシング115を有するように設計されている。伸長部材108は、上方ロッド108Aおよび下方ロッド108Bからなり、これらはユニバーサルジョイント114を介してブッシング115のほぼ中央で相互に連結されている。ジョイント114により、上方ロッド108Aがブッシング115と周囲のばね手段105内の中央に中心線Sと一致して延びることが可能となり、一方、下方ロッド108Bは、ブッシング115から支持アーム103に向かって径方向に下方および外方向に延びている。上方ロッド108Aは、その上端の近くでカバープレート109に結合され、ばね105を支持ブラケット107に対して押圧し、下方ロッド108Bは、その下端の近くで、図6A、図6Bの実施の形態について説明したのと同様の方法で調整手段110に結合されている。ユニバーサルジョイント114は、ブッシング115内をスライド可能な寸法の円筒状ブロック116内に包み込まれており、従ってZ方向に変位する際にロッド108を案内するベアリングとして動作することが可能である。サスペンション101の機能は、図6A、図6Bの実施の形態と同様である。
本発明は上述の説明および添付図面に示された例示的実施の形態に限定されない。
例えば、本発明は同様に「非支持」サスペンション装置にも適用することができる。この「非支持」サスペンション装置では、WO93/22150に開示されている実施の形態のように、中立位置において支持アームには釣合モーメントMが作用しない。この中立位置で外部負荷を支持するために、これらの型のサスペンション装置は追加のばね脚部を備える。
WO/93/22150の図1の実施の形態では、ガイドの一つ(ばね18がそれ自体に平行に側方に移動されている)を紙面に実質的に垂直に延びている軸の周りに傾けることにより本発明の思想を導入することができる。WO93/22150の図4の実施の形態では、円錐は、本願の図4を参照して説明したものと同じ方向にずらし、同じ角度の周りに傾けることができる。そして、WO93/22150の図5の実施態様では、補助ばね手段18の描く円錐は、本発明に従って固定ヒンジ点17を、円錐の中心線33と双腕レバー20の中心線11とにより決まる平面内で、円錐の円形基部の中心点の周りに傾けることにより傾けることができる。
さらに、上述のすべての実施の形態において、ばね手段は支持アームに引張力ではなく圧力を作用するように再構成してもよい。その場合、ばね力Fsの作用点は上述の方向とは釣合対方向に、すなわち実効ばね剛性が増加するように移動する必要があり、Δzは負でなければならない。
図示され、説明された実施の形態の(部品の)のすべての組み合わせが明示的に本明細書に導入され、本発明の範囲内に属するものと了解される。さらに、特許請求の範囲に記載されているように、本発明の範囲内で多くの変形例が可能である。

Claims (22)

  1. 第1の車両体(4,104)を第2の車両体(6,106)に懸架するために車両に使用するアクティブ・サスペンション装置(1,101)であって、
    支持アーム(3,103)、ばね手段(5,105)および調整手段(110)を備え、
    使用時に、
    前記支持アーム(3,103)は旋回軸(P)の周りに旋回可能に前記第1の車両体(4,104)を結合して前記第2の車両体(6,106)を支持し、
    前記ばね手段(5,105)は前記支持アーム(3,103)に釣合モーメント(M)を作用するばね力(Fs)を生成し、かつ、
    前記調整手段(110)は、前記ばね力(Fs)の方向を変えること、および/または、その作用点(Pa)を第1の方向において移動することにより前記釣合モーメント(M)を変える、アクティブ・サスペンション装置(1,101)において、
    前記調整手段(110)は、さらに、前記作用点(Pa)の移動により、釣合モーメントはまったく、またはほとんど影響されないが、前記サスペンション装置(1,101)の実効ばね剛性(Ceff)は影響される第2の方向において、前記ばね力(Fs)の作用点(Pa)を移動するように構成され
    前記調整手段(110)は、前記ばね力(F s )の作用点(P a )を所定の経路(C)に沿って移動するように構成され、前記経路(C)は前記旋回軸(P)と前記支持アーム(3,103)とにより決まる平面と鋭角(Θ)をなす
    ことを特徴とするアクティブ・サスペンション装置。
  2. 前記第1の方向は、前記ばね力(Fs)の作用線と前記旋回軸(P)との間の最短距離(W)が増加または減少するように選択され、かつ、
    前記第2の方向は第1の平面(V1)内にあるように選択され、前記第1の平面(V1)は、前記最短距離(W)の方向に垂直に延びるとともに前記ばね力(Fs)の作用線を包含し、さらに前記第2の方向は、前記ばね力(Fs)の前記作用点(Pa)と、前記最短距離(W)および前記旋回軸(P)を通る第2の平面との間の距離(h)を所定の方法で増加または減少させるように選択される
    ことを特徴とする請求項1に記載のサスペンション装置(1,101)。
  3. 前記調整手段(110)は、前記ばね力(Fs)の作用点(Pa)を所定の経路(C)に沿って移動するように構成され、前記経路(C)の各点は釣合モーメントと所望の実効ばね剛性との特定の組み合わせを表す
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のサスペンション装置(1,101)。
  4. 前記調整手段(110)は、前記ばね力(Fs)の作用点(Pa)を所定の直線経路に沿って移動するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載のサスペンション装置(1,101)。
  5. 前記調整手段(110)は、前記ばね力(Fs)の作用点(Pa)を所定の二次元経路(C)に沿って移動するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載のサスペンション装置(1,101)。
  6. 前記所定の経路は、円形経路(C)である
    ことを特徴とする請求項に記載のサスペンション装置(1,101)。
  7. 前記円形経路(C)の中心線(M)は、ばね手段(105)の中心線と鋭角(α)をなす
    ことを特徴とする請求項に記載のサスペンション装置(1,101)。
  8. 前記円形経路(C)の中心点は、前記旋回軸(P)に平行に延びるY方向において前記支持アーム(103)の中心からある距離(Δy)に位置する
    ことを特徴とする請求項6または7に記載のサスペンション装置(1,101)。
  9. 第1の車両体(4,104)を第2の車両体(6,106)に懸架するために車両に使用するアクティブ・サスペンション装置(1,101)であって、
    支持アーム(3,103)、ばね手段(5,105)および調整手段(110)を備え、
    使用時に、
    前記支持アーム(3,103)は旋回軸(P)の周りに旋回可能に前記第1の車両体(4,104)を結合して前記第2の車両体(6,106)を支持し、
    前記ばね手段(5,105)は前記支持アーム(3,103)に釣合モーメント(M )を作用するばね力(F s )を生成し、かつ、
    前記調整手段(110)は、前記ばね力(F s )の方向を変えること、および/または、その作用点(P a )を第1の方向において移動すること、により前記釣合モーメント(M )を変える、アクティブ・サスペンション装置(1,101)において、
    前記調整手段(110)は、さらに、前記作用点(P a )の移動により、釣合モーメントはまったく、またはほとんど影響されないが、前記サスペンション装置(1,101)の実効ばね剛性(C eff )は影響される第2の方向において、前記ばね力(F s )の作用点(P a )を移動するように構成され、
    前記調整手段(110)は、前記ばね力(Fs)の作用点(Pa)を所定の三次元経路(3D-)に沿って移動するように構成されている
    ことを特徴とするサスペンション装置(1,101)。
  10. 静的負荷条件下で、前記ばね力(Fs)の作用点(Pa)は前記旋回軸(P)と前記支持アーム(3,103)とにより決まる平面の上方のある距離(Δz)に位置する
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載のサスペンション装置(1,101)。
  11. 前記調整手段(110)は、前記ばね力(Fs)の作用点(Pa)を所定の経路(C)に沿って移動し、前記釣合モーメントが最小値と最大値との間で変動させるが、前記サスペンション装置の前記実効ばね剛性(Ceff)を実質的に一定に保つように構成されている ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載のサスペンション装置(1,101)。
  12. 前記調整手段(110)は、前記ばね力(Fs)の作用点(Pa)を所定の経路(C)に沿って移動し、前記サスペンション装置の前記実効ばね剛性(Ceff)を釣合モーメントが増加すると増加して、ばね付きの前記第2の車両体(6,106)の固有振動数を実質的に一定に保つように構成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載のサスペンション装置(1,101)。
  13. 前記ばね力(Fs)は、支持アーム(3,103)に伸長部材(108)を介して作用する
    ことを特徴とする請求項1ないし12のいずれか一項に記載のサスペンション装置(1,101)。
  14. 前記伸長部材(108)はストリングまたはロッドである
    ことを特徴とする請求項13に記載のサスペンション装置(1,101)。
  15. 前記伸長部材(108)は前記作用点(Pa)の調整中に円錐を描く
    ことを特徴とする請求項13または14に記載のサスペンション装置(1,101)。
  16. 前記伸長部材(108)は、静的負荷条件下で、その中心線が前記ばね手段(105)の前記中心線(S)と整列している
    ことを特徴とする請求項13ないし15のいずれか一項に記載のサスペンション装置(1,101)。
  17. 前記伸長部材(108)は、静的負荷条件下で、前記支持アーム(103)に実質的に垂直に延びている
    ことを特徴とする請求項13ないし16のいずれか一項に記載のサスペンション装置(1,101)。
  18. 前記ばね手段(105)は前記伸長部材(108)の一端を前記ばね手段(105)内に案内するための案内構造(107,109,113;114,115,116)を備え、前記一端を前記ばね手段(105)の中心線に沿って軸方向移動を可能にしている
    ことを特徴とする請求項13ないし17のいずれか一項に記載のサスペンション装置(1,101)。
  19. 前記ばね手段(5,105)はプレテンションを付加されて、引張力または圧力であってもよいばね力(Fs)を生じる
    ことを特徴とする請求項1ないし18のいずれか一項に記載のサスペンション装置(1,101)。
  20. 静的負荷条件下の前記ばね力(Fs)の大きさは、調整可能である
    ことを特徴とする請求項1ないし19のいずれか一項に記載のサスペンション装置(1,101)。
  21. 静的負荷条件下で前記支持アーム(3,103)に作用する前記釣合モーメントは、零であり、かつ、補助ばねが設けられて前記静的負荷条件下の外部付加を支持する
    ことを特徴とする請求項1ないし20のいずれか一項に記載のサスペンション装置(1,101)。
  22. 第1の車両体(4,104)、特にシャーシと、
    第2の車両体(6,106)、例えばキャビンまたはホイールと、
    前記第2の車両体(6,106)を前記第1の車両体(4,104)に懸架するための、請求項1ないし21のいずれか一項に記載のアクティブ・サスペンション装置(1,101)とを備える
    ことを特徴とする車両(2)。
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