JP7066947B2 - 階段 - Google Patents

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Description

本発明は、階段本体に発生する振動を低減する階段に関する。
階段の階段本体にTMD(Tuned Mass Damper)からなる制振装置を取り付けて、この階段本体に発生する振動を低減する制振方法がある。例えば、特許文献1には、マスと弾性体とを備えた制振装置がブラケットを介して階段梁の側面に取り付けられた制振装置付き階段が開示されている。
このような制振方法においては、階段本体の固有振動数に制振装置の固有振動数を同調させる必要があるが、同調作業が煩雑になる。例えば、バネやゴム等の弾性体に錘が支持されて構成された制振装置において、階段本体の固有振動数に制振装置の固有振動数を同調させようとする場合、弾性体の剛性や錘の質量等の設定によって制振装置の固有振動数を調整する必要があるので、同調作業が煩雑になる。
特開2007-303146号公報
本発明は係る事実を考慮し、同調作業が容易な制振装置によって階段本体に発生する振動を低減することを課題とする。
第1態様に係る階段は、傾斜して設けられた傾斜部を有する階段梁と、前記傾斜部に支持された複数の踏板と、を備えた階段本体と、前記傾斜部から延出した棒状の弾性部材と、前記弾性部材に沿って移動可能なマスと、前記マスを前記弾性部材に固定する固定手段と、を備えた制振装置と、を有する。
第1態様に係る階段によれば、マスを弾性部材に沿って移動させて、階段本体の固有振動数と同調する位置にマスを配置するとともに、マスを固定手段により弾性部材に固定して制振装置の固有振動数を設定する。
これにより、階段本体に発生する振動に制振装置のマスが共振して揺れて振動エネルギーを吸収し、階段本体に発生する振動を低減することができる。すなわち、同調作業が容易な制振装置によって階段本体に発生する振動を低減することができる。
第2態様に係る階段は、第1態様に係る階段において、前記弾性部材は、前記傾斜部から横方向へ張り出している。
第2態様に係る階段によれば、弾性部材を階段梁の傾斜部から横方向へ張り出させることにより、弾性部材を上下方向へ延出させた構成と比較して、マスを大きく揺らすことができる。
第3態様に係る階段は、水平部と前記水平部の一端から斜めに屈曲して設けられた傾斜部とを有する階段梁と、前記傾斜部に支持された複数の踏板と、前記水平部に支持された床部と、を備えた階段本体と、前記踏板又は前記床部から延出した棒状の弾性部材と、前記弾性部材に沿って移動可能なマスと、前記マスを前記弾性部材に固定する固定手段と、を備えた制振装置と、を有する。
第3態様に係る階段によれば、マスを弾性部材に沿って移動させて、階段本体の固有振動数と同調する位置にマスを配置するとともに、マスを固定手段により弾性部材に固定して制振装置の固有振動数を設定する。
これにより、階段本体に発生する振動に制振装置のマスが共振して揺れて振動エネルギーを吸収し、階段本体に発生する振動を低減することができる。すなわち、同調作業が容易な制振装置によって階段本体に発生する振動を低減することができる。
第4態様に係る階段は、第1~第3態様の何れか1態様の階段において、前記固定手段は、前記弾性部材に形成された雄ネジと、前記雄ネジに螺合され、前記マスの両側から挟み込んで締め付ける一対のナットと、を有する。
第4態様に係る階段によれば、固定手段を、雄ネジと、一対のナットとを有して構成することにより、簡易な機構で、固定手段を構成することができ、マスを弾性部材に確実に固定することができる。
また、固定手段を簡易な機構で構成できるので、低コスト化を図ることができ、階段本体の多くの箇所に制振装置を設置することができる。
本発明は上記構成としたので、同調作業が容易な制振装置によって階段本体に発生する振動を低減することができる。
本発明の実施形態に係る階段を示す斜視図である。 図1のA-A断面図である。 本発明の実施形態に係る階段のバリエーションを示す正面断面図である。 本発明の実施形態に係る階段のバリエーションを示す正面断面図である。 本発明の実施形態に係る階段のバリエーションを示す正面断面図である。 本発明の実施形態に係る階段のバリエーションを示す正面断面図である。 本発明の実施形態に係る階段のバリエーションを示す正面断面図である。 本発明の実施形態に係る階段のバリエーションを示す正面断面図である。 本発明の実施形態に係る階段のバリエーションを示す斜視図である。 図9のB-B矢視図である。 本発明の実施形態に係る階段のバリエーションを示す斜視図である。 図11のC-C矢視図である。
図を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。まず、本発明の実施形態に係る階段について説明する。
図1の斜視図、及び図1のA-A断面図である図2に示すように、本実施形態の階段10は、階段本体12と、制振装置14とを有して構成されている。
階段本体12は、階段梁としてのササラ桁16、18と、複数の踏板20と、踊り場となる床部22とを備えた、所謂、側桁階段である。踏板20、床部22、及びササラ桁16、18は、鋼板により形成されている。
階段本体12の左側に配置されたササラ桁16は、水平に設けられた水平部24と、水平部24の一端から斜め下方へ屈曲することにより傾斜して設けられた傾斜部28とを有して構成されている。階段本体12の右側に配置されたササラ桁18は、水平に設けられた水平部26と、水平部26の一端から斜め下方へ屈曲することにより傾斜して設けられた傾斜部30とを有して構成されている。
踏板20は、ササラ桁16の傾斜部28と、ササラ桁18の傾斜部30との間に架設されるようにして、ササラ桁16の傾斜部28と、ササラ桁18の傾斜部30とに支持されている。
床部22は、ササラ桁16の水平部24と、ササラ桁18の水平部26との間に架設されるようにして、ササラ桁16の水平部24と、ササラ桁18の水平部26とに支持されている。
制振装置14は、ササラ桁16、18の傾斜部28、30の内面に複数取り付けられている。ササラ桁16、18の傾斜部28、30の内面へ取り付けられる制振装置14の配置や数は、適宜決めればよい。例えば、ササラ桁16、18の傾斜部28、30を長さ方向32に対して傾斜部28、30を3等分する位置に、制振装置14を配置するようにしてもよい。この場合、左側のササラ桁16の傾斜部28の内面に2つの制振装置14が取り付けられ、右側のササラ桁18の傾斜部30の内面に2つの制振装置14が取り付けられて、合計4つの制振装置14が階段本体12に設けられていることになる。
図2に示すように、制振装置14は、棒状の弾性部材としての鋼棒34と、円盤状のマス36と、固定手段38とを備えている。
鋼棒34は、ササラ桁16、18の傾斜部28、30の内面に端部が固定されて、階段本体12の内側へ向けて(鋼棒34が固定されたササラ桁16、18と対向するササラ桁18、16へ向けて)略水平に延出して設けられている。すなわち、鋼棒34は、ササラ桁16、18の傾斜部28、30から横方向へ張り出している。
マス36の中心には、鋼棒34が挿入可能な大きさの貫通孔(不図示)が形成されており、この貫通孔に鋼棒34が挿入された状態で、鋼棒34に沿って(鋼棒34の軸方向40に対して)マス36が移動可能となっている。
固定手段38は、鋼棒34の略全長に渡ってこの鋼棒34に形成された雄ネジ42と、この雄ネジ42に螺合され、マス36の両側から挟み込むとともに雄ネジ42に締め付けてマス36を鋼棒34に固定する一対のナット44、46とを有して構成されている。
固定手段38は、ナット44を鋼棒34の末端付近まで移動させるとともに、ナット46を鋼棒34の先端付近まで移動させた状態で、マス36を鋼棒34に沿って(鋼棒34の軸方向40に対して)移動させて、階段本体12の固有振動数と同調する位置(階段本体12の固有振動数と制振装置14の固有振動数とが同調する位置)にマス36を配置した後に、ナット44、46をマス36の両側へ移動させてマス36の両側から挟み込むようにして雄ネジ42に締め付けて、マス36を鋼棒34に固定する。
マス36の配置を変更する場合には、ナット44、46を緩めて、ナット44を鋼棒34の末端付近まで移動させるとともに、ナット46を鋼棒34の先端付近まで移動させた状態で、マス36を鋼棒34に沿って(鋼棒34の軸方向40に対して)移動させて変更する位置に配置した後に、ナット44、46をマス36の両側へ移動させてマス36の両側から挟み込むようにして雄ネジ42に締め付けて、マス36を鋼棒34に固定する。
次に、本発明の実施形態に係る階段の作用と効果について説明する。
本実施形態の階段10では、図2に示すように、マス36を鋼棒34に沿って移動させて、階段本体12の固有振動数と同調する位置(階段本体12の固有振動数と制振装置14の固有振動数とが同調する位置)にマス36を配置するとともに、マス36を固定手段38により鋼棒34に固定して制振装置14の固有振動数を設定する。
これにより、階段本体12に発生する振動に制振装置14のマス36が共振して揺れて振動エネルギーを吸収し、階段本体12に発生する振動を低減することができる。すなわち、同調作業が容易な制振装置14によって階段本体12に発生する振動を低減することができる。
また、本実施形態の階段10では、図2に示すように、弾性部材としての鋼棒34を、ササラ桁16、18の傾斜部28、30から横方向へ張り出させることにより、鋼棒34を上下方向へ延出させた構成と比較して、マス36を大きく揺らすことができる。
さらに、本実施形態の階段10では、図2に示すように、固定手段38を、雄ネジ42と、一対のナット44、46とを有して構成することにより、簡易な機構で、固定手段38を構成することができ、マス36を鋼棒34に確実に固定することができる。また、固定手段38を簡易な機構で構成できるので、低コスト化を図ることができ、階段本体12の多くの箇所に制振装置14を設置することができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
なお、本実施形態では、図2に示すように、マス36を鋼棒34に沿って移動させて、階段本体12の固有振動数と同調する位置(階段本体12の固有振動数と制振装置14の固有振動数とが同調する位置)にマス36を配置することにより、制振装置14の固有振動数を設定した例を示したが、鋼棒34に取り付けるマス36は複数であってもよい。また、鋼棒34に取り付けるマス36の数や大きさ(重量)は、適宜決めればよい。
また、本実施形態では、図2に示すように、ササラ桁16、18の傾斜部28、30から横方向へ鋼棒34を張り出して設けた例を示したが、鋼棒34は、ササラ桁16、18の傾斜部28、30から延出して設けられていればよい。すなわち、ササラ桁16、18の傾斜部28、30から斜め方向や上下方向へ延出して鋼棒34を設けるようにしてもよい。例えば、鋼棒34を、ササラ桁16、18の傾斜部28、30にブラケットを取り付けて、このブラケットに上方向又は下方向へ延出して鋼棒34を設けるようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、図2に示すように、ササラ桁16、18の傾斜部28、30の内面に制振装置14を取り付けた例を示したが、図3の正面断面図に示す階段58のように、ササラ桁16、18の傾斜部28、30の外面に制振装置14を取り付けてもよい。
図3の階段58では、鋼棒34が、ササラ桁16、18の傾斜部28、30の外面に端部が固定されて、階段本体12の外側へ向けて略水平に延出して設けられている。
また、本実施形態では、図2に示すように、制振装置14を、鋼棒34、マス36、及び固定手段38を有して構成した例を示したが、図4の正面断面図に示す階段60のように、1つの鋼棒48によって2つの制振装置14を構成するようにしてもよい。
図4の階段60では、ササラ桁16とササラ桁18とに貫通させて弾性部材としての鋼棒48を設け、ササラ桁16とササラ桁18とから突出された鋼棒48の端部50、52に、固定用ナット54、56を設けることによって、ササラ桁16とササラ桁18とに鋼棒48を固定している。これにより、鋼棒48の端部50、52は、ササラ桁16、18の傾斜部28、30から外側へ向けて略水平に延出して設けられている。
また、本実施形態の階段10では、図2に示すように、ササラ桁16、18の傾斜部28、30に制振装置14を取り付けた例を示したが、図5の正面断面図、及び図6の正面断面図に示す階段62、64のように、制振装置14を踏板20に取り付けるようにしてもよい。
図5に示すように、階段62は、階段本体12と、制振装置14とを有して構成されており、制振装置14は、踏板20から延出した棒状の弾性部材としての鋼棒34と、鋼棒34に沿って(鋼棒34の軸方向40に対して)移動可能なマス36と、マス36を鋼棒34に固定する固定手段38とを備えている。
鋼棒34は、踏板20の下面に吊下して取り付けられた棒状の支持部材66に端部が固定されて、支持部材66から略水平に延出して設けられている。すなわち、鋼棒34は、支持部材66から横方向へ張り出している。
図6に示すように、階段64は、階段本体12と、制振装置14とを有して構成されており、制振装置14は、踏板20から延出した棒状の弾性部材としての鋼棒34と、鋼棒34に沿って(鋼棒34の軸方向40に対して)移動可能なマス36と、マス36を鋼棒34に固定する固定手段38とを備えている。
鋼棒34は、踏板20の下面に端部が固定され、踏板20の下面から下方へ延出して設けられている。
図5及び図6の階段62、64によれば、マス36を鋼棒34に沿って(鋼棒34の軸方向40に対して)移動させて、階段本体12の固有振動数と同調する位置(階段本体12の固有振動数と制振装置14の固有振動数とが同調する位置)にマス36を配置するとともに、マス36を固定手段38により鋼棒34に固定して制振装置14の固有振動数を設定する。
これにより、階段本体12に発生する振動に制振装置14のマス36が共振して揺れて振動エネルギーを吸収し、階段本体12に発生する振動を低減することができる。すなわち、同調作業が容易な制振装置14によって階段本体12に発生する振動を低減することができる。
また、本実施形態の階段10では、図2に示すように、ササラ桁16、18の傾斜部28、30に制振装置14を取り付けた例を示したが、図7の正面断面図、及び図8の正面断面図に示す階段68、70のように、制振装置14を踊り場となる床部22に取り付けるようにしてもよい。
図7に示すように、階段68は、階段本体12と、制振装置14とを有して構成されており、制振装置14は、床部22から延出した棒状の弾性部材としての鋼棒34と、鋼棒34に沿って(鋼棒34の軸方向40に対して)移動可能なマス36と、マス36を鋼棒34に固定する固定手段38とを備えている。
鋼棒34は、床部22の下面に吊下して取り付けられた棒状の支持部材66に端部が固定されて、支持部材66から略水平に延出して設けられている。すなわち、鋼棒34は、支持部材66から横方向へ張り出している。
図8に示すように、階段70は、階段本体12と、制振装置14とを有して構成されており、制振装置14は、床部22から延出した棒状の弾性部材としての鋼棒34と、鋼棒34に沿って(鋼棒34の軸方向40に対して)移動可能なマス36と、マス36を鋼棒34に固定する固定手段38とを備えている。
鋼棒34は、床部22の下面に端部が固定され、床部22の下面から下方へ延出して設けられている。
図7及び図8の階段68、70によれば、マス36を鋼棒34に沿って(鋼棒34の軸方向40に対して)移動させて、階段本体12の固有振動数と同調する位置(階段本体12の固有振動数と制振装置14の固有振動数とが同調する位置)にマス36を配置するとともに、マス36を固定手段38により鋼棒34に固定して制振装置14の固有振動数を設定する。
これにより、階段本体12に発生する振動に制振装置14のマス36が共振して揺れて振動エネルギーを吸収し、階段本体12に発生する振動を低減することができる。すなわち、同調作業が容易な制振装置14によって階段本体12に発生する振動を低減することができる。
さらに、本実施形態の階段10では、図1に示すように、側桁階段を構成する階段本体12に制振装置14を取り付けた例を示したが、制振装置14は、シースルー階段や力桁階段等の他の構成の階段本体に備えられた、ササラ桁の傾斜部、踏板、及び踊り場となる床部に取り付けてもよい。
例えば、図9の斜視図に示す階段72のように、シースルー階段を構成する階段本体74に備えられた階段梁としてのササラ桁16、18の傾斜部28、30に、制振装置14を取り付けるようにしてもよい。
図9のB-B矢視図である図10に示すように、ササラ桁16とササラ桁18とに貫通させて弾性部材としての鋼棒48を設け、ササラ桁16とササラ桁18とから突出された鋼棒48の端部50、52に、固定用ナット54、56を設けることによって、ササラ桁16とササラ桁18とに鋼棒48を固定している。これにより、鋼棒48の端部50、52は、ササラ桁16、18の傾斜部28、30から外側へ向けて略水平に延出して設けられている。
また、例えば、図11の斜視図に示す階段76のように、力桁階段を構成する階段本体78に備えられた階段梁としてのササラ桁80の傾斜部84に、制振装置14を取り付けるようにしてもよい。ササラ桁80は、水平に設けられた水平部82と、水平部82の一端から斜め下方へ屈曲することにより傾斜して設けられた傾斜部84とを有して構成されている。
図11のC-C矢視図である図12に示すように、弾性部材としての鋼棒86をササラ桁80の傾斜部84に貫通させて設け、ササラ桁80の傾斜部84から突出された鋼棒48の端部88、90に、固定用ナット54、56を設けることによって、ササラ桁80の傾斜部84に鋼棒86を固定している。これにより、鋼棒86の端部88、90は、ササラ桁80の傾斜部84から外側へ向けて略水平に延出して設けられている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10、58、60、62、64、68、70、72、76 階段
12、74、78 階段本体
14 制振装置
16、18、80 ササラ桁(階段梁)
20 踏板
22 床部
24、26、82 水平部
28、30、84 傾斜部
34、48、86 鋼棒(弾性部材)
36 マス
38 固定手段
42 雄ネジ
44、46 ナット

Claims (4)

  1. 傾斜して設けられた傾斜部を有する階段梁と、前記傾斜部に支持された複数の踏板と、を備えた階段本体と、
    前記傾斜部から延出した棒状の弾性部材と、前記弾性部材に沿って移動可能なマスと、前記マスを前記弾性部材に固定する固定手段と、を備えた制振装置と、を有し、
    前記傾斜部は、前記踏板の幅方向の一方側と他方側に配置され、
    棒状の前記弾性部材は、一方側の前記傾斜部及び他方側の前記傾斜部を貫通し、鉛直方向において一対の前記傾斜部に支持されている階段。
  2. 前記弾性部材は、前記傾斜部から横方向へ張り出している請求項1に記載の階段。
  3. 前記固定手段は、
    前記弾性部材に形成された雄ネジと、
    前記雄ネジに螺合され、前記マスの両側から挟み込んで締め付ける一対のナットと、
    を有する請求項1又は2に記載の階段。
  4. 一方側の前記傾斜部の外側から前記弾性部材に取り付けられる固定用ナットと、
    他方側の前記傾斜部の外側から前記弾性部材に取り付けられる他の固定用ナットと、
    を有している請求項3に記載の階段。
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