JP7064804B2 - 摺動要素の調節可能取り付け装置、および摺動装置 - Google Patents

摺動要素の調節可能取り付け装置、および摺動装置 Download PDF

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Description

本発明は、摺動要素の調節可能取り付け装置、特に、滑走レールにおいて摺動可能に保持される2つの往復台によって保持される引き戸、および、このような取り付け装置を有する摺動装置に関する。
この目的のための取り付け装置は、[1]特許文献1から既知である。この取り付け装置は、引き戸に連結可能であり、連結ねじを介して往復台に連結可能な保持装置を受けるのに役立つ保持レールを含む。保持レールは、引き戸の上側の一端に設けられたへこみに挿入される。保持装置は、型固定式に保持レールにおいて保持され、保持レール内で軸方向に移動可能であり、および、縁部によって所望の位置に固定可能な保持ブロックを含む。この固定位置は、往復台が、緩衝装置が滑走レールにおいて設けられた場所に到達し、この場所で、引き戸が戸枠までの所望の距離を示すという方法で、選択される。しかしながら、保持ブロックがこの位置で固定されない場合、その後、引き戸は、往復台が緩衝装置に到達する、または、緩衝装置からより長い距離で保持される前に、戸枠に到達し、それによって、戸枠と引き戸との間の所望されない間隙が開いたままになる。
保持ブロック内で、連結ねじのねじ頭は回転可能に保持され、また固定ねじによって固定可能である。引き戸の上縁を水平に位置合わせするために、および、それに従って、連結ねじを調節するために、固定ねじを外すことができるまで、かつ、連結ねじを工具で把持し回すことができるまで、保持ブロックを保持レール外へ移動させる。連結ねじの調節後、保持ブロックを保持レール内に再びずらし、所定の位置で固定し、引き戸と戸枠との間の所望の距離が得られるようにする。そのため、取り付け装置を正確に調節するプロセスには時間がかかり、かつ、技能を要する。
[2]特許文献2は、連結ねじを介して往復台に連結される保持装置を受けるのに役立つ保持レールを有する取り付け台を開示している。この場合、保持装置が保持レールから取り外された時に、連結ねじは調節のみ可能となる。
[3]特許文献3は、調節ねじが横切るねじ頭を有する連結ねじを有する取り付け装置を開示している。調節ねじを回すことによって、連結ねじは、くさびに沿って案内されるため、縦横に変位する。その結果として、高さ調節後、引き戸の端位置は再調節を要する。
[4]特許文献4および[5]特許文献5は、高さ調節を行った後、引き戸の端位置の再調節を必要とする取り付け装置をさらに開示している。
[6]特許文献6は、滑走レールにおいて保持される往復台を有する引き戸を連結する連結ボルトを有する取り付け装置を開示している。案内部材において垂直に変位可能に保持される連結ボルトは、軌道本体の軌道において保持される、水平に位置合わせされたクロスボルトを備える。軌道本体を水平方向に移動させることができ、それによって、クロスボルトおよび連結ボルトの垂直方向の変位が引き起こされる。
この取り付け装置において、当該装置の部品に極度な荷重および応力を与えるため、より長い動作時間後、連続して接触する部品のアブレシブ摩耗および変形が生じ得る。
クロスボルトは、連結ボルトからの案内が可能となるように、小さな直径を有する必要がある。そのため、例えば、重い引き戸の設置後に、高荷重が生じることによって、比較的細いクロスボルトは折れ曲がる場合がある。さらに、クロスボルトは、相応に高い支持圧を有する最小軸受面積によって支持されるため、案内軌道を変形させる場合がある。このような損傷が生じた後、装置の円滑な調節を行うことはできない。さらに、連結ボルトを回すと、軌道本体から分離する場合がある
引き戸の全荷重のみが細いクロスボルトに対して作用するだけでなく、例えば、引き戸がレール緩衝器などの障害物に当たる時のより大きな力によって、十分安定するように設計されていない場合、取り付け装置を壊してしまうことになることに留意することが重要である。
さらに、連結ボルトを短い垂直方向の距離にわたってしか変位させることができず、そのため調節範囲が小さくなってしまうことも欠点である。
クロスボルトは軌道本体内に保持されるため、クロスボルトは保持装置全体と一緒に回す必要がある。滑走レールは、典型的には、建物の壁の近くに取り付けられ、この壁によって保持装置を回すことが抑制されるため、往復台を滑走レールから取り外す場合、保持装置を往復台に連結することができるが、往復台が滑走レールにしっかりと囲まれる場合には、取り付け不可能である。
欧州特許出願公開第0818598号明細書 国際公開第2011063535号パンフレット 国際公開第2011161707号パンフレット 国際公開第9738198号パンフレット 独国特許出願公開第3338146号明細書 国際公開第2004040091号パンフレット
そのため、本発明は、摺動要素に連結可能であり、調節可能な連結ボルトを介して、滑走レールに案内される往復台に連結可能である、改良済み取り付け装置を設けることを目的とする。さらに、少なくとも1つの本発明の取り付け装置を装着した改良済み摺動要素がもたらされるものとする。
取り付け装置は、重い引き戸を設置するのに適するものとされ、摩耗、特に変形もなく動作可能とされる。取り付け装置の円滑な調節は、長時間の動作後でも可能とされる。
それによって、連結ボルトは、保持装置を保持レール外へ移動させることなく調節可能とされる。
さらに、取り付け装置は、連結ボルトが軸方向にのみ移動し、外部緩衝装置といった外部装置部品の調節を必要としないように、調節可能とされる。
さらに好ましい実施形態では、取り付け装置は、外部緩衝装置を必要としないように設計されるものとする。
本発明の目的は、請求項1または15の特徴それぞれを含む、取り付け装置および引き戸によって達せられる。
取り付け装置は連結ボルトを含み、これによって、板状の摺動要素は、滑走レールにおいて変位可能に保持される往復台に連結可能である。取り付け装置は、摺動要素の上側に設けられたへこみにおいて取り付け可能な保持レールと、保持レールにおいて取り外し可能に保持され、かつ、軸受装置を含む保持装置とを含み、当該取り付け装置において、調節ねじは回転可能に保持され、この調節ねじは、ねじ軸に沿って位置合わせされ、軌道本体のねじ切り部材に係合するねじシャフトを含み、当該軌道本体は、ねじ軸に沿って移動可能であり、互いに平行に位置合わせされ、かつ、それぞれ軌道要素を含む2つの軌道壁を含み、当該軌道要素に、連結ボルトに連結される案内要素が係合し、この連結ボルトは、案内軸に沿って変位可能に案内部材において保持される。
本発明によると、軌道本体の軌道要素において、好ましくは型固定式に係合される案内要素を両側に装着した軌道そりが設けられる。ここで、連結ボルトは軌道そりにおいて保持される第1の連結部分、案内部材において保持される第2の連結部分、および、往復台に連結可能な第3の連結部分を含む。
軌道そりを使用することによって、軌道本体の連結ボルトは安定的に連結することができる。
案内要素は、好ましくは、軌道要素のあるセクションに沿って伸長し、それによって、案内要素および軌道要素は、ある平面において互いに隣接する。
このように、取り付け装置上に重い引き戸を懸架する場合であっても、比較的小さい支持圧がもたらされる。調節手順を妨げうる装置要素の変形が回避される。さらに、小さい支持圧によって、わずかな力を加えることで調節手順を実行することができる。
軌道そりを使用することによって、連結ボルトを有利に取り付けることができ、案内軸を中心に移動可能にまたは回転可能に取り付けることができる。
取り付け装置全体の回転の必要なしに連結ボルトを往復台本体へ便利に回すことができる。従って、取り付け装置は、建物の壁に近接して取り付けられた滑走レールに囲まれる往復台に連結可能である。
さらに、軌道そりは軌道本体に容易に挿入可能であり、その軌道本体に安定的に保持される。
好ましい実施形態において、案内要素を両側の軌道要素によって保持することで、案内要素は軌道要素から分離不可能とされ、回すことができなくなる。そのため、軌道そりを特定の位置合わせで線形前後に移動させることしかできない。例えば、翼状の案内要素は、溝状の軌道溝孔に係合する。そのため、軌道そりは線形に案内かつ保持され、例えば、引き戸が障害物に当たる時、力による影響を受けても、その軌道から離れることができない。
保持レールは通常、摺動要素の上側の一端に取り付けられ、へこみ内に配置されるのが好ましい。このへこみを、詳細には、木製の摺動要素に容易く設けることができる。例えば、ガラス戸を使用しており、へこみが設けられない場合、保持レールは、例えば、ガラス板の引き戸の上側に置かれ、そこで、既知の連結要素によって連結される。例えば、引き戸に開口部を設けて、その開口部を通して、保持ボルトが案内され、保持レールに連結されるフランジ要素によって保持される。
摺動要素は好ましくは、2つの取り付け装置を含む。これらの取り付け装置は、摺動要素または引き戸の上側の両端に取り付けられ、滑走レールにおいて案内される往復台に連結される。取り付け装置によって、引き戸の高さを両端で選択的に調節することができ、それによって、引き戸を所望の高さまで引き上げることができ、水平に位置合わせすることができる。すなわち、2つの取り付け装置が、好ましくは、引き戸の上側の両端に設けられたへこみに取り付けられることによって、引き戸を所望の高さまで引き上げることができる。その後、引き戸の上側が水平に位置合わせされているかどうか、検査される。ずれているところは、1つのまたは他の取り付け装置の最終調節によって補正可能である。
取り付け装置の調節は、調節ねじを動かすことによって行われ、この調節ねじのねじ頭は、引き戸の前側に向いており、保持レールから保持装置を除去することなく、工具によって把持可能である。そのため、わずかな労力で、便利かつ正確に、調節することができる。
調節ねじを回すことによって、軌道本体をねじ軸に沿って移動させ、それによって、軌道そりを軌道要素に沿って軌道本体へと垂直方向にずらす。軌道そりは連結ボルトによって保持され、連結ボルトは、案内要素によって保持されるため、常にねじ軸に垂直の案内軸に沿って当該連結ボルトをずらすことができる。軌道そりに対して軌道要素を有する軌道本体を移動させる間、軌道そりを引き上げるか降下させる、すなわち、案内軸に沿って垂直方向にずらす。
連結ボルトの調節中、摺動要素の上縁と滑走レールとの間の距離は変化する。しかしながら、滑走レールに対する滑走方向の引き戸または往復台のずれは回避される。そのため、止具に到達後の引き戸から横方向の戸枠までの距離は、連結ボルトの調節後、変化しない。
軸受装置は保持アームを含む。当該保持アームは、保持レール上に設けられた少なくとも1つの固定要素と型固定式で相互作用することができる少なくとも1つの保持要素を備える。
保持レールは、連結する中心部および側壁と共にU形を呈するのが好ましい。側壁の内側には、対向し、保持レールの縦軸と平行に伸長する、成形要素が設けられる。保持装置は、成形要素に沿って保持レールに挿入される。保持レールは上側で開放され、保持要素が固定要素に係合可能である位置で固定される。
好ましい実施形態では、保持レール内の保持装置の変位に従って、互いに係合する複数の保持要素および/または複数の固定要素が設けられる。保持要素および固定要素は、互いに対応付けられた留め要素として作用するのが好ましい。
好ましい実施形態では、保持レールの中心部の内側に、留め用開口部、留め用縁部、または、留め用へこみとして、固定要素が設けられる。例えば、留め面を呈する一群の留め用縁部を設けることができ、この留め面へと、補完的な保持要素を、選択された位置で係合することができる。それに従って、保持要素は、カム、留め用縁部、または、留め面といった、設計済み留め要素である。
保持アームは屈曲可能であり、それによって、少なくとも1つの保持要素は、保持アームへの力の影響により、固定要素から取り外し可能である。そのため、保持装置は保持装置に挿入可能であり、自動的に所定の位置で固定されるか、所望の位置に移動され、その位置で、保持要素は固定要素に係合する。
保持アームを屈曲することによって、外すことができる。これは、軸受装置に枢動可能に連結され、かつ、機能性レバーを含む機能性被覆物によって容易に行うことができる。当該機能性レバーは、機能性被覆物が開放されると、保持アームに対して回転可能であり、それによって、保持アームは、力の影響を受けて、保持レールから取り外し可能とされる。そのため、保持装置を、把手によって外すことができ、保持レールから除去することができる。
好ましい実施形態では、軸受装置は取り付け用フランジを含む。当該取り付け用フランジは、へこみの入口で、保持レールの関係する前側に重なり、連結ボルトにしっかりとまたは弾性的に連結される。そのため、往復台が障害物に当たるとすぐ、摺動要素の運動エネルギーは、保持レールおよび取り付け用フランジを介して、連結ボルトへ、従って、往復台およびレール緩衝器へ伝達可能である。
例えば、90度で回転可能な機能性被覆物によって、一方において、工具用経路を開放することができ、この工具用経路を通って、工具を調節ねじの方へ案内することができる。他方において、好ましくは設計済み機能性被覆物によって、保持アームを作動させることができる。好ましい実施形態において、機能性被覆物は、一体化した機能性レバーを介して保持アームによってわずかにプレテンションがかけられ、それによって、機能性被覆物は、取り付け用フランジにおいて、常に密に、閉鎖位置に置かれている。
調節ねじのねじ頭は、軸受装置において、軸方向に移動できないように保持され、かつ、機能性被覆物に対向し、機能性被覆物は、開放後、調節ねじのねじ頭への接近を可能にする。機能性被覆物の開放後、技術者は、調節ねじに接近することができ、必要に応じて、工具によって調節ねじを回すことができる。
軸受装置は、好ましくは、案内部材を保持する案内アームを含み、この案内アームを通して、連結ボルトを移動させることができる。
好ましい実施形態では、保持アームおよび/または案内アームは、弾力的に、伸縮自在に、または、弾性的に保持されるように設計されることで、力の影響下で伸長可能である。そのため、引き戸が止具に当たると、案内アームを介して受ける力を、連結する保持アームまたは弾力要素によって補整することができる。
この方策によって、外部緩衝装置の機能を本発明の取り付け装置に一体化することができる。しかしながら、滑走レールに簡易な止具を設けることもできる。
軸受装置を、一体的に設計することができ、または、好ましくは周知のプラスチック製の保持アームを備えた第1の軸受部材と、好ましくは金属製の案内アームを有する第2の軸受部材をと含むことができる。
軸受装置を2つの部分で設計することによって、軸受装置の機能を有利に実装することが可能になる。プラスチック製の第1の軸受部材において、弾力性保持アームおよび弾力性留め要素を実装することができ、これらは第2の軸受部材と相互作用する。
金属製の第2の軸受部材は、有利には、連結ボルトを安定的に据え付け、かつ、保持するのに役立つ案内部材を備えることができる。さらに、第2の軸受部材は、有利には、取り付け肩部といった安定的な成形要素を備えることができ、これによって、保持装置を保持装置内において型固定式に保持することができる。
2つの軸受部材を、有利には、型固定式に、弾力性留め要素に連結することができる。弾力性留め要素を第1の軸受部材に設け、第2の軸受部材に設けられた補完的な留め要素に係合することができる。
以下では、下記のような図面を参照して本発明を詳細に説明する。
本発明の第1の取り付け装置10Aおよび本発明の第2の取り付け装置10Bを介して、滑走レール3において摺動可能に保持される関係する往復台2に連結された引き戸4を有する本発明の摺動装置100を示す図である。 引き戸4の上側41のへこみ40に配置された保持レール6を含み、保持レール6において保持された第1の取り付け装置10Aと、滑走レール3において案内される往復台2に連結ボルト5を介して連結され、往復台2を示すために後退させている保持装置1とを有する、図1の摺動装置100の一部を示す図である。 保持レール6に挿入されている、または、保持レール6から外されている保持装置1を有する第1の取り付け装置10Aを示す図、ならびに、保持装置1の前側、および、2つの固定要素63a、63bが設けられた保持レール6の前側の末端部の詳細図である。 図2Aおよび図3Bに示される線A--Aに沿った固定要素63aの領域で切り取られた保持レール6を示す図である。 図2Aの保持装置1の前側の詳細図D1である。 2つの固定要素63a、63bが設けられた、図2Aの保持レール6の前端の詳細図D2である。 図2Bの保持装置1を示す図である。 保持レール6に挿入された保持装置1を有する、図2Bの取り付け装置10Aを示す図である。 図3Aに示される線B--Bに沿って切り取られた、図3Aの保持装置1を示す図である。 第1の軸受部材11および第2の軸受部材12から成る軸受装置を有する、図3Aの保持装置1であって、調節ねじ13が回転可能に保持され、それによって、軌道要素142を有する軌道本体14は軸方向に移動可能であり、この軌道要素142に沿って、連結ボルト5に連結される軌道そり15は摺動可能である、保持装置1の分解図である。 切り取り線C-Cに沿って切断された、図3Bの取り付け装置10を示す図である。 図5Aの保持装置1と保持レール6との結合部を示す詳細図D3である。 軌道溝孔142に案内される、図5Aの軌道そり15を示す詳細図D4である。 軌道本体14において摺動可能に保持される、図5Aの軌道そり15の断面図である。 連結ボルト5用受入開口部151と、両側にそれぞれ第1の案内要素152Aおよび第2の案内要素152Bとを含む、図6Aの軌道そり15全体を示す図である。 完全に下方に移動した連結ボルト5を有する、図5Aの取り付け装置10の断面図である。 中程度の高さで連結ボルト5を有する、図5Aの取り付け装置10の断面図である。 完全に上方に移動した連結ボルト5を有する、図5Aの取り付け装置10の断面図である。 裏面から見た図4の第1の軸受部材11、および、軸受部材11から分離した機能性被覆物19を示す図である。 屈曲可能かつ伸長可能な保持アーム112を備えた、好ましい実施形態における図8Aの第1の軸受部材11を示す図である。 軌道そり15の好ましい実施形態において回転可能に保持され、第1の工具T1または第2の工具T2によって段階的に調節可能である、好ましい実施形態における連結ボルト5を有する、図5Aの保持装置1の後端を示す図である。 設置中の、図9の連結ボルト5およびフォーク状軌道そり15の断面図である。 設置後の図10Aの連結ボルト5およびフォーク状軌道そり15であって、この後に、結合要素7のばね荷重球体72が連結ボルト5の保持台512に係合する、連結ボルト5およびフォーク状軌道そり15の断面図である。 図10Bの連結ボルト5およびフォーク状軌道そり15の不完全図である。
図1Aは、滑走レール3を有する本発明の摺動装置100を示す。滑走レール3において、本発明の第1の取り付け装置10Aおよび第2の取り付け装置10Bを介して引き戸4に連結された2つの往復台2が案内される。引き戸4と滑走レール3との間の距離は、妨げる空隙を回避するために、可能な限り狭く維持される。そのため、取り付け装置10Aおよび10Bへは、片側からしか接近することができない。しかしながら、この接近は、本発明の取り付け装置10Aおよび10Bによって有利にもたらされる。
図1Bは、第1の取り付け装置10Aを有する、図1Aの摺動装置100の一部を示す。第1の取り付け装置10Aは、引き戸4の上側41に設けられたへこみ40内に配置された保持レール6と、保持レール6内に保持された保持装置1とを含む。保持装置1は、連結ボルト5を介して往復台2の本体22に連結される。往復台2は、滑走レール3内の2つのトラックローラ22によって案内される。
図1Bおよび図2Aは、保持レール6が引き戸4の前側42から距離を置くことで、へこみ40の入口が保持レール6の前側と部分的に重なる保持装置1において設けられた取り付けフランジ16を受けることができることを示す。往復台2が滑走レール3内の障害物、例えば、止具または緩衝装置に当たる場合、引き戸によってもたらされる力は、保持レール6、取り付けフランジ16を介して、さらには、保持装置1、連結ボルト5および往復台2を介して、緩衝装置(図示せず)へと伝達され、当該緩衝装置は、引き戸4の力および連結されたエネルギーを受け、かつ、吸収する。
以下に記載した好ましい実施形態において、引き戸4の運動エネルギーを吸収することができる弾力要素は、保持装置1に一体化される。
図2Aは、保持レール6から取り外したものに挿入している保持装置を伴う第1の取り付け装置10Aを示す。
図2Cの詳細図D1において、図2Aの保持装置1の末端部が示されている(矢印D1を参照)。
図2Dの詳細図D2において、図2Aの保持レール6の末端部が示されている(矢印D2を参照)。当該末端部の全てを、摺動要素4のへこみ40が受け、保持レール6の中心部62に設けられた取り付け孔66に位置する取り付けねじ65によって、当該末端部はへこみ40に固定される(図5Aを参照)。保持レール6は中心部62内に2つの固定要素63a、63bを含む。中心部62は、保持要素113を受けるのに役立ち、この保持要素113によって、保持装置1を、保持レール6内の選択された位置に固定することができる。固定要素63a、63bは、保持レール6内にエンボス加工された、もしくは、作られた孔またはへこみである。
示された実施形態において、保持装置1は、第1の軸受部材11および第2の軸受部材12を有する二部から成る軸受装置11、12と、調節ねじ13と、軌道本体14と、軌道そり15によって保持され(図5Aを参照)、かつ、往復台2の本体21に組み入れられている上連結部分53を含む連結ボルト5とを含む。連結ボルト5によって、保持装置1を、簡易な方法で、往復台2に連結することができる。保持装置1を保持レール6に挿入することによって、摺動要素4と往復台2との間の連結を確立することができる。
図2Cは、摺動要素4の前側42に対向する端部において、保持装置1が機能性被覆物19を備えていることを示す。機能性被覆物19は、有利には、引き戸4に挿入されている取り付け装置10Aを被覆する。例えば、図5Aに示されるように、機能性被覆物19を開放することによって、整備士は調節ねじ13に接近することができる。
図8Aは、機能性被覆物19が2つのヒンジ孔199を含み、そのヒンジ孔199に、第1の軸受部材11に設けられたヒンジピン119が係合することができることを示す。そのため、ヒンジピン119を中心に機能性被覆物19を回し、開放することができる。
図2Cは、第1の軸受部材11が、保持要素113を備えた保持アーム112を含むことをさらに示す。保持要素113の前側に斜角をつけることで、保持装置1が保持レール6内にずらされ、保持要素113が保持レール6の前側の縁部にわたって案内される時に、案内アーム112は自動的に、引き上げられる。その後、弾力性保持アーム112に張力をかけることで、保持アーム112は保持要素113を第1の固定要素63a内へ案内し、到達させる。そのため、保持装置1を、簡易な留め手順で保持レール6に固定することができる。保持装置1を外すために、保持アーム112を再び引き上げ、それによって、保持要素113を固定要素63aから外すことができる。そのため、保持アーム112を引き上げることによって、保持装置1をさらに、保持レール6に挿入する、または、保持レール6から除去することができる。さらに、保持レール6に設けられた関係する孔に係合可能な、横方向にかつ対称的に配置された保持要素を、追加でまたは代替的に使用することができる。
好ましい実施形態において、機能性被覆物19は、保持アーム112を作動させるのに役立つ。この目的のために、機能性被覆物19は、連結する案内アーム112または解放レバー114と係合する機能性レバー191を備える(図8Aを参照)。
図2Bは、図2Aおよび図3Bに示される切り取り線A--Aに沿った固定要素63aの領域における保持レール6の切り取り部分を示す。
この実施形態において、保持レール6は、連結する中心部62および側壁61によるU形を有する。このU形は、対向する側面において、成形要素611を備える。成形要素611は、保持レール6の縦軸と平行に伸長し、フック型断面を呈する。成形要素611は、型固定式に、保持装置1を保持するのに役立つ。保持装置1の第2の軸受部材12は、両側でそれぞれ取り付け肩部123を備える板状案内アーム122を含む。保持装置1を保持レール6に挿入する時、取り付け肩部123は成形要素611に沿って案内されるため、保持装置1は、型固定式に保持され、軸方向にだけ移動可能である。
図3Aは、前側から見た図2Bの保持装置1を示す。保持アーム112を有する第1の軸受部材11、および、案内アーム122を有する第2の軸受部材12が示されている。案内アーム122は、前端において案内部材125を含み、案内部材125内に、下端において軌道そり15に連結される連結ボルト5が垂直方向にずらすことができるように保持される。
図3Bは、保持レール6に挿入された保持装置1を有する、図2Bの取り付け装置10Aを示す。
図3Cは、図3Aに示される切り取り線B-Bに沿った、図3Aの保持装置1の切り取り部分を示す。この切り取り部分は、軸受装置11、12まで行き渡っており、その軸受部材11、12がねじ経路130を囲み、ねじ経路130において、調節ねじ13が回転可能に支持されかつ保持されることを示している。
2つの軸受部材11、12はそれぞれ、歯状要素116、126を有する軸受本体111、121を含む。歯状要素116、126は、型固定式に互いに係合する。第1の軸受部材11はさらに、留め要素118を備える。留め要素118は、第2の軸受部材12に設けられた留め用開口部129に係合し、留め台128に固着されている。
そのため、2つの軸受部材11、12は、型固定式に互いに連結され、留め要素118を外すことによってのみ、互いから外すことができる。
2つの軸受部材11,12を、単体の軸受装置よりも容易に作り出すことができる。適切な材料を選択することによって、有利には、2つの軸受部材11、12の機能を実装することができる。第1の軸受部材11は、好ましくは、プラスチック製であり、それによって、保持要素113を外すために屈曲可能であり、好ましくは、止具に到達すると、引き戸4の運動エネルギーを吸収するために伸長可能である弾力性保持アーム112を作ることができるため、装置部品にかかる高荷重と耳障りな音とが回避される。
図4は、第1の軸受部材11を有する、図3Aの保持装置1を示す。第1の軸受部材11は、調節ねじ13が据え付けられた軸受経路110を含む。さらに、第1の軸受部材11の軸受本体111に一体的に連結される、歯状要素116および留め要素118が示されている。さらに、機能性被覆物19が第1の軸受部材11と結合することが示されている。機能性被覆物19が開放されるとすぐに、第1の軸受部材11は取り付けフランジ16から接近可能であることが示されている。
第2の軸受本体121を別個に有する第2の軸受部材12が示されている。第2の軸受本体121は、歯状要素126、留め用開口部129、および、両側に設けられた取り付け肩部123を有する案内アーム122を含む。前端において、案内アーム122は案内部材125を備える。案内部材125は案内開口部1250を有し、当該案内開口部1250から、連結ボルト5を保持装置1に挿入することができる。
連結ボルト5は、軌道そり15に挿入可能な第1の連結部分51と、案内部材125において垂直方向にずらすことができるように保持される第2の連結部分52と、往復台2に連結可能であり、好ましくは、当該往復台2の本体21に組み入れることができるねじ山を含む第3の連結部分53とを含む。
軌道本体14内に摺動可能に据え付けられた軌道そり15は、連結ボルト5の第1の連結部分51を受ける受入開口部151と、両側において、翼状のまたは立方体状の第1の案内要素152Aおよび第2の案内要素152Bとを含む。
軌道本体14は、ねじ切り孔を有するねじ切り部材141を含み、このねじ切り孔に、調節ねじ13のねじシャフト132が係合することができる。軌道本体14はさらに、相対する側面において、第1および第2の軌道要素142B(142Aは図示せず)を備える、第1の軌道壁143Aおよび第2の軌道壁143Bを含む。軌道要素142A、142Bは、軌道壁143A,143Bに刻み込まれる案内溝または軌道溝穴として形成され、互いに平行に伸長し、それぞれ、調節ねじ13の縦軸またはねじ軸yに傾いている。
2つの軌道壁143A、143Bは軌道本体経路140を囲み、この軌道本体経路140において、軌道そり15を、その案内要素152A、152Bがレール状軌道要素142A、142Bに係合するように挿入することができる。そのため、軌道そり15を、下か上へとねじ軸yに対して傾けられた軌道本体経路140内で移動させることができる。
図5Aは、切り取り線C--Cに沿った、図3Bの取り付け装置10の切り取り部分を示す。軸受装置11、12は、ねじ軸yに沿って垂直方向に別個にある。第1の軸受部材11と第2の軸受部材12との間に、調節ねじ13のねじ頭131およびねじシャフト132が保持され、調節ねじ13は、ねじ切り部材141を通って、軌道本体14内へと伸長する。調節ねじ13のねじ頭131は回転可能に保持されるが、ねじ台127において軸方向に移動不可能である。ねじ台127は第2の軸受部材12内に形成される。ねじ頭131はさらに、第1の軸受部材11上に設けられた支持体117によって支持される。
軸受装置11、12は、成形要素611によって型固定式に保持される。成形要素611は、保持レール6の側壁61上に設けられ、第2の軸受部材12または第2の軸受本体121それぞれ、および、案内アーム122に隣接する。
保持装置1は、図5Bの詳細図D3に示されるように(図5aの矢印D3を参照)、保持要素113が選択された固定要素63aに係合するまで、保持レール6内において軸方向に移動可能である。この詳細図では、機能性被覆物19に対向し、留め要素113および解放レバー114を備えた、保持アーム112の末端部が示されている。解放レバー114は、機能性被覆物19上に設けられた機能性レバー191と相互作用することができる。
保持要素113は、保持レール6に対向する側面において傾いているフランク630を含む。保持装置1が保持レール6に挿入される時、フランク630は、保持レール6の中心部62の上前縁上を案内され、その結果、保持アーム112は上方に引き上げられる。このように、保持装置1を、他の手段によって保持アーム112を引き上げることなく、保持レール6内へずらすことができる。あるいは、保持レール6の中心部62は、前側で斜面を備えることができ、その斜面にわたって、保持要素113は、保持レール6内へ摺動可能であるのと同時に、保持アーム112を引き上げることができる。この場合、全体を固定要素63aに適応させ、かつ、固定要素63aによってしっかりと保持される保持要素113を使用することができる。
図5Cの詳細図D4は、連結ボルト5の第1の連結部分51が、堅く保持されるか回転可能である、図5Aの軌道そり15を示す(図5Aの矢印D4を参照)。第2の連結部分52は、案内軸xに沿って摺動可能な案内部材125内に保持される。そのため、連結ボルト5を、案内軸xに沿ってのみ、つまり、ねじ軸yに垂直にずらすことができるように保持する。さらに、溝状の軌道要素142Bを有する軌道壁143Bが示され、当該軌道要素142Bに、軌道そり15の第2の案内要素152Bが係合する。
図6Aは、第2の軌道要素142Bを有する軌道本体14の断面図を示す。第2の軌道要素142Bは、矩形の断面を呈し、その全体は、下から上へと第2の軌道壁143Bを横切る。さらに、軌道本体14の水平方向の移動が生じるとすぐに、垂直方向にずれる軌道そりが示されている。
図6Bは、連結ボルト5用受入開口部151と、両側に2つの案内要素152A、152Bとを含む、図6Aの軌道そり15全体を示す。この好ましい実施形態において、案内要素152A、152Bは、軌道要素142A、142B内で型固定式に保持され、直線に沿ってのみ移動可能である。
図7Aは、完全に下方に移動した軌道そり15および連結ボルト5を有する、図5Aの取り付け装置10の断面図を示す。
図7Bは、中程度の高さで軌道そり15および連結ボルト5を有する、図5Aの取り付け装置10の断面図を示す。
図7Cは、完全に上方に移動した軌道そり15および連結ボルト5を有する、図5Aの取り付け装置10の断面図を示す。
連結ボルト5を案内軸xに沿ってのみ軸方向に移動させ、軌道本体14をねじ軸yに沿ってのみ軸方向に移動させているのが示されている。
図8Aは、機能性被覆物19の除去後、裏側から見た図4の第1の軸受部材11を示す。取り付けフランジ16は、2つの梁状部品から成り、これら梁状部品は、下端において、相対し、かつ、機能性被覆物19に設けられた開口部199に係合可能なヒンジピン119を備える。ヒンジピン119によって保持される機能性被覆物19は機能性レバー191を含み、保持アーム112の前部に設けられた解放レバー114と相互作用する。
図8Bは、屈曲可能かつ伸長可能な保持アーム112を有する、さらなる実施形態における図8Aの第1の軸受部材11を示す。保持アーム112は、S字形であるため、伸張可能である。同時に、保持要素113を固定要素63aまたは63bから外すために、保持アーム112の末端部を機能性レバー191によって上方に引き上げることができる。
図5Cを参照すると、連結ボルト5の第1の連結部分51は軌道そり15において好ましくは回転可能に保持されることが表されている。
図9は、好ましい実施形態における連結ボルト5を有する、図5Aの保持装置の後端を示す。当該保持装置の後端には、第1の連結部分51と第3の連結部分53との間の工具結合部54が設けられている。連結ボルト5を、必要に応じて、工具結合部54において自在スパナT1によって把持し、回すことができる。
連結ボルト5の下端において、第2の工具結合部55が設けられ、この第2の工具結合部55に、ねじ回しT2の工具を挿入して、連結ボルト5を回すことができる。
そのため、手動で、または、第1の工具T1もしくは第2の工具T2によって、連結ボルト5を往復台本体へと回すことによって、保持装置1を、すでに滑走レールにおいて囲まれている往復台と容易に結合させることができる。軌道そり15が、軌道本体14内においておよそ半分の高さで、図7Bまたは図9に示される位置にある時、連結ボルトのこの調節を行うのが好ましい。保持装置1の設置後、軌道そり15を調節範囲の中間に位置付け、調節ねじ13によって動かすことができる。軌道そり15が後に調節範囲の縁部に入ってくる際、調節ねじ13を逆回転させることによって、軌道そり15を範囲の中央に容易に戻すことができる。
連結ボルト5を軌道そり15に連結するために、第1の連結部分51はリング溝511を備える。リング溝511には複数の保持台512が設けられている。ボルト状の結合要素7が軌道そり15に挿入されており、軌道そり15は、ばね経路71およびばね荷重球体72を備え、ばね荷重球体72は、近接の保持台512に押し込まれる。連結ボルト5を回すと、ばね荷重球体72は保持台512から押し出され、例えば、連結ボルト5を半分回すか4分の1回した後、次の保持台512に入ることができる。そのため、この好ましい実施形態において、連結ボルト5を第1の位置から第2の位置へと段階的に回し、変化させることができ、再び固定される。
図10Aは、設置中の、図9の連結ボルト5および軌道そり15の断面図を示す。フォーク状軌道そり15は、U形を有し、かつ、ねじ軸yに対して平行に伸長しかつ傾いている脚部を有する保持フランジ155を含み、それによって、入口ランプ154が形成される。そのため、連結ボルト5の第1の連結部分51を入口ランプ154に沿って傾けて、軌道そり15に挿入した後、垂直に位置合わせすることができる。その後、保持フランジ155は、第1の連結要素51に設けられたリング溝511内に係合する。続いて、傾いた入口ランプ154は、連結ボルト5が保持フランジ155から外れないようにする。
そのため、軌道そり15のフォーク状実施形態によって、一体成形として設計された連結ボルト5を受けることと、連結ボルト5をリング溝511内で回転可能に保持することとが可能になる。
いくつかの相互作用する装置部品は、相互作用の機能を変更せずに交換可能であることは、留意すべきである。例えば、連結ボルト5は保持フランジを備えることもでき、軌道そり15は保持溝を備えることができる。同様に、軌道そり15の案内要素152、および、軌道本体14の軌道要素142の実施形態を入れ替えることができる。
図10Bは、設置後の図10Aの連結ボルト5およびフォーク状軌道そり15であって、この後に、結合要素7のばね荷重球体72が連結ボルト5の保持台512に係合し、それによって固定された、連結ボルト5およびフォーク状軌道そり15の断面図を示す。
図10Cは、図10Bの連結ボルト5およびフォーク状軌道そり15の不完全図を示す。
1 保持装置
10、10A/B 取り付け装置
100 摺動装置
11 第1の軸受部材
110 第1の軸受経路
111 第1の軸受本体
112 保持アーム
113 保持要素
114 解放レバー
116 歯状要素
117 支持体
118 留め要素
119 ヒンジピン
12 第2の軸受部材
120 第2の軸受経路
121 第2の軸受本体
122 案内アーム
123 取り付け肩部
125 案内部材
1250 案内開口部
126 歯状要素
127 ねじ台
128 留め台
129 留め用開口部
13 調節ねじ
130 ねじ経路
131 ねじ頭
132 ねじシャフト
14 軌道本体
140 軌道本体経路
141 ねじ切り孔を有するねじ切り部材
142 軌道要素、軌道溝穴
143 軌道壁
15 軌道そり
151 受入開口部
152 案内要素、軌道滑走体
153 取り付け開口部
154 入口ランプ
155 保持フランジ
16 取り付けフランジ
19 機能性被覆物
191 機能性レバー
199 ヒンジ孔
2 往復台
21 往復台本体
22 トラックローラ
3 滑走レール
4 摺動要素、引き戸
40 引き戸4の上側41のへこみ
41 引き戸4の上側
42 引き戸4の前側
43 引き戸4の側面
5 連結ボルト
51 第1の連結部分
511 保持溝
512 保持台
52 第2の連結部分
53 第3の連結部分
54 第1の工具結合部
55 第2の工具結合部
6 保持レール
60 受入経路
61 側壁
611 成形要素
62 中心部
63a、63b 固定要素、孔または留め面
630 固定要素63aで傾けられたフランク
65 取り付け孔
66 取り付けねじ
7 結合要素
71 ばね経路
72 ばね荷重球体
9 工具経路
x ねじ軸
y 案内軸
T1 第1の工具
T2 第2の工具

Claims (13)

  1. 連結ボルト(5)を有する取り付け装置(10)であって、前記連結ボルト(5)によって、板状の摺動要素(4)は、滑走レール(3)において変位可能に保持される往復台(2)に連結可能であり、前記取り付け装置(10)は、前記摺動要素(4)の上側(41)に設けられたへこみ(40)において取り付け可能な保持レール(6)と、前記保持レール(6)において取り外し可能なように保持され、かつ、軸受装置(11、12)を含む保持装置(1)とを含み、前記取り付け装置(10)において、調節ねじ(13)が回転可能に保持され、前記調節ねじ(13)は、そのねじ軸(y)に沿って位置合わせされ、軌道本体(14)のねじ切り部材(141)に係合するねじシャフトを含み、前記軌道本体(14)は、前記ねじ軸(y)に沿って移動可能であり、互いに平行に位置合わせされ、かつ、それぞれ軌道要素(142)を含む2つの軌道壁(143A、143B)を含み、前記軌道要素(142)に、前記連結ボルト(5)に連結される案内要素(152)が係合し、前記連結ボルト(5)は、案内軸(x)に沿って変位可能に案内部材(125)において保持される、取り付け装置(10)であって、
    前記軌道本体(14)の前記軌道要素(142)に係合される前記案内要素(152)を両側に装着した軌道そり(15)が設けられ、
    前記連結ボルト(5)は軌道そり(15)において保持される第1の連結部分(51)、前記案内部材(125)において保持される第2の連結部分(52)、および、前記往復台(2)に連結可能な第3の連結部分(53)を含み、
    前記連結ボルト(5)の前記第1の連結部分(51)は、前記案内軸(x)を中心に回転可能であり、かつ、前記軌道そり(15)の前記受入開口部(151)において保持され、
    前記連結ボルト(5)は一体的に作られ、前記連結ボルト(5)の前記第3の連結部分(53)は前記往復台(2)に螺合されるねじ山を含み、
    前記軌道そり(15)が調節範囲の縁部に入ってくる際、前記調節ねじ(13)を逆回転させることにより、前記軌道そり(15)を調節範囲の中央に戻すことが可能である、取り付け装置(10)。
  2. 前記軌道そり(15)において、結合要素(7)が保持され、前記軌道そり(15)はばね荷重接触要素(72)を含み、前記ばね荷重接触要素(72)は、前記連結ボルト(5)の前記第1の連結部分(51)に設けられた保持台(512)に係合する、請求項1に記載の取り付け装置(10)。
  3. 前記保持装置(1)外に伸長する前記連結ボルト(5)の一部、または、前記連結ボルト(5)の末端部は工具用形材(54、55)を備え、前記工具用形材(54、55)を工具(T1、T2)によって把持しかつ回転させることができる、請求項1に記載の取り付け装置(10)。
  4. 前記連結ボルト(5)は保持溝(511)を含み、および、前記軌道そりは保持フランジ(155)を含み、または、前記連結ボルト(5)は保持フランジ(155)を含み、および、前記軌道そりは保持溝(511)を含み、前記保持溝(511)および前記保持フランジ(155)は互いに係合する、請求項1に記載の取り付け装置(10)。
  5. 前記軌道そり(15)はフォーク形状であり、U形を有し、かつ、ねじ軸(y)に対して平行に伸長しかつ傾いている脚部を有する保持フランジ(155)を含み、それによって、入口ランプ(154)が形成される、請求項4に記載の取り付け装置(10)。
  6. 前記連結ボルト(5)の前記第1の連結部分(51)は、前記入口ランプ(154)に沿って、前記軌道そり(15)に挿入可能である、請求項5に記載の取り付け装置(10)。
  7. 前記案内要素(152)および前記軌道要素(142)は、隣り合う平坦な接触面を含む、請求項1に記載の取り付け装置(10)。
  8. 前記案内要素(152)および前記軌道要素(142)は互いに係合し、前記案内要素(152)は案内リブであり、前記軌道要素(142)は案内溝である、または、前記案内要素(152)は案内溝であり、前記軌道要素(142)は案内リブである、請求項1に記載の取り付け装置(10)。
  9. 前記軸受装置(11、12)は、前記保持レール(6)上に設けられた少なくとも1つの固定要素(63a、63b)と型固定式で結合可能な少なくとも1つの保持要素(113)を有する保持アーム(112)を含み、前記保持アーム(112)は、前記保持アーム(112)への力の影響を受けた前記保持要素(113)が前記固定要素(63a、63b)から分離可能であるように、屈曲可能である、請求項1に記載の取り付け装置(10)。
  10. 前記軸受装置(11、12)は機能性被覆物(19)に枢動可能に連結され、前記機能性被覆物(19)は、前記調節ねじ(13)に接近することができる工具経路(9)を被覆し、前記機能性被覆物(19)が開放されると、前記保持アーム(112)の方へ回転可能である機能性レバー(191)を含み、それによって、前記保持アーム(112)は、力の影響を受けると、前記保持レール(6)から取り外し可能である、請求項9に記載の取り付け装置(10)。
  11. 前記軸受装置(11、12)は、プラスチック製の前記保持アーム(112)を有する第1の軸受部材(11)と、前記保持装置(1)を前記保持レール(6)に挿入する時、前記保持レール(6)に形成され、型固定式に、前記保持装置(1)を保持するための成形要素(611)に沿って案内される金属製の案内アーム(122)を有する第2の軸受部材(12)とを含み、2つの前記軸受部材(11、12)は、型固定式に、互いに係合する留め要素(118、128)を含む、請求項9または10に記載の取り付け装置(10)。
  12. 前記調節ねじ(13)の前記ねじ頭(131)は回転可能に保持されるが、前記軸受装置(11、12)において軸方向に移動不可能であり、前記機能性被覆物(19)に対向し、前記機能性被覆物(19)は、開放後、前記調節ねじ(13)の前記ねじ頭(131)へ接近できるようにする、請求項10または請求項10に従属する請求項11に記載の取り付け装置(10)。
  13. 請求項1に記載の2つの取り付け装置(10)を有する引き戸(100)であって、
    前記2つの取り付け装置(10)は、それぞれ、片方で摺動要素(4)に連結され、もう片方で往復台(2)に連結され、前記往復台(2)は、滑走レール(3)において、トラックローラ(22)によって案内される、引き戸(100)。
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