JP7062335B2 - ソレノイドバルブ - Google Patents
ソレノイドバルブ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7062335B2 JP7062335B2 JP2018037995A JP2018037995A JP7062335B2 JP 7062335 B2 JP7062335 B2 JP 7062335B2 JP 2018037995 A JP2018037995 A JP 2018037995A JP 2018037995 A JP2018037995 A JP 2018037995A JP 7062335 B2 JP7062335 B2 JP 7062335B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solenoid
- cylinder
- axial direction
- solenoid valve
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
弁体を移動させる可動鉄心と、
前記可動鉄心の外周に配置されるソレノイド成形体と、
前記可動鉄心および前記ソレノイド成形体を収容する有底のソレノイドケースと、
内側の空間内に前記可動鉄心を収容する筒体と、を具備し、
被取付部材に水平方向に取付けられる液浸形のソレノイドバルブであって、
前記筒体の一端の内側かつ下方には、前記ソレノイドケースの底部の凸部が嵌り込み、堰が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、筒体の一端の内側かつ下方に堰が設けられることにより、被取付部材内の液面低下時、もしくは液面が一時的に傾いても、可動鉄心の一端側に設けられる堰により筒体の内部の流体を堰き止めることができるため、筒体の内部における液面の低下を抑えて可動鉄心の作動性の変化を防ぎ、液圧制御を安定して行うことができる。また、ソレノイドケースの底部の凸部を筒体の一端の内側かつ下方に嵌り込むように形成すればよいため、筒体に複雑な溝や堰を構成するための部材等を用意する必要がなく、簡素な構成で堰を形成できる。
この特徴によれば、堰のシール性が良好となるため、筒体の内部における液面の低下を効果的に抑えることができる。
この特徴によれば、堰を構成する凸部を簡素な構造とすることができる。
この特徴によれば、凹部内に流体を流入させることができるため、流体を多く保持することができる。
この特徴によれば、筒体の内部の流体を連通部を通じて筒体の外部と呼吸させることができる。
この特徴によれば、段部の側壁と筒体との間に流路を形成することができ、流路内に流体を流入させて可動鉄心の動作時に呼吸をさせることができる。
前記固定鉄心は軸方向において前記ソレノイドケースの底部とは離間していることを特徴としている。
この特徴によれば、固定鉄心の一端側の端面とソレノイドケースの底部の内面との間に隙間が形成されており、固定鉄心の内側にソレノイドケースの凸部を挿入して位置決めしたときに、前記隙間において固定鉄心の一端側の端面とソレノイドケースの底部の内面とが相対的に傾くことができるため、固定鉄心の一端側の端面またはソレノイドケースの底部に製造誤差があっても、固定鉄心とソレノイドケースとを精度よく組付けることができる。また、固定鉄心の薄肉部に影響を与え難い構造であるため、薄肉部の板厚を薄くすることができるとともに、固定鉄心とソレノイドケースの底部との間に流体を保持させることにより流体保持量を増やし、液圧制御を安定して行うことができる。
4 プランジャ(可動鉄心)
22 スプール(弁体)
30 ソレノイドケース
30a 円筒部
30b 段部
30e 第2収容筒部(段部)
30m 底板(底部)
31 ソレノイド成形体
32 センタポスト(筒体、固定鉄心)
32a 円筒部
32b 薄肉部
32h 端面
32m 切欠部(連通部)
33 呼吸経路
36 保護部材
37 凸部
37a 水平面
37b 側面
38 凹部
322m 切欠部(連通部)
323 センタポスト(筒体、固定鉄心)
323a 円筒部
323h 端面
372 凸部
372b 外周面
L 作動油
L1,L2 油面
S1,S2 空間
Claims (7)
- 筒体の内側の空間に液体が収容され、
ソレノイドにより前記筒体の内部を水平方向に可動する可動鉄心によって、弁体を移動させるソレノイドバルブであって、
前記筒体の外周には、前記筒体を収容するとともに、前記水平方向における前記弁体の反対側に底部を有するソレノイドケースが設けられ、
前記筒体の前記水平方向における前記弁体の反対側に位置する端部が前記ソレノイドケースと当接して、前記水平方向に垂直な鉛直方向における前記筒体の内側の下方に前記液体が保持され、
前記鉛直方向における前記筒体の前記端部の上方側には径方向に連通する連通部が形成されていることを特徴とするソレノイドバルブ。 - 筒体の内側の空間に液体が収容され、
ソレノイドにより前記筒体の内部を水平方向に可動する可動鉄心によって、弁体を移動させるソレノイドバルブであって、
前記筒体の外周には、前記筒体を収容するとともに、前記水平方向における前記弁体の反対側に底部を有するソレノイドケースが設けられ、
前記筒体の前記水平方向における前記弁体の反対側に位置する端部が前記ソレノイドケースと当接して、前記水平方向に垂直な鉛直方向における前記筒体の内側の下方に前記液体が保持され、
前記ソレノイドケースは前記水平方向に見て前記底部の側が、前記ソレノイドケースの中央側よりも小径の段部となっていることを特徴とするソレノイドバルブ。 - 前記筒体の一端の内側かつ前記鉛直方向下方には、前記ソレノイドケースの前記底部の凸部が嵌り込み、堰が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のソレノイドバルブ。
- 前記堰は、前記筒体の内周面と前記凸部の円弧状側面とが当接していることを特徴とする請求項3に記載のソレノイドバルブ。
- 前記凸部は前記ソレノイドケースをプレス加工により半月状に形成されたものであることを特徴とする請求項3または4に記載のソレノイドバルブ。
- 前記ソレノイドケースの前記底部には、前記凸部よりも前記鉛直方向における上方側において前記弁体とは反対方向に凹む凹部が形成されていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載のソレノイドバルブ。
- 前記筒体は固定鉄心であって、板厚が周方向に薄く構成される薄肉部を有する筒状であり、
前記固定鉄心は軸方向において前記ソレノイドケースの前記底部とは離間していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のソレノイドバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018037995A JP7062335B2 (ja) | 2018-03-02 | 2018-03-02 | ソレノイドバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018037995A JP7062335B2 (ja) | 2018-03-02 | 2018-03-02 | ソレノイドバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019152271A JP2019152271A (ja) | 2019-09-12 |
JP7062335B2 true JP7062335B2 (ja) | 2022-05-16 |
Family
ID=67948671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018037995A Active JP7062335B2 (ja) | 2018-03-02 | 2018-03-02 | ソレノイドバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7062335B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003269637A (ja) | 2002-03-12 | 2003-09-25 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | ソレノイドバルブ |
JP2007182964A (ja) | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Denso Corp | リニアソレノイド |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH058650Y2 (ja) * | 1987-11-30 | 1993-03-04 |
-
2018
- 2018-03-02 JP JP2018037995A patent/JP7062335B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003269637A (ja) | 2002-03-12 | 2003-09-25 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | ソレノイドバルブ |
JP2007182964A (ja) | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Denso Corp | リニアソレノイド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019152271A (ja) | 2019-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101301803B1 (ko) | 전자기식 액추에이팅 유닛 | |
CN104024709B (zh) | 电磁式线性阀 | |
JP6221092B2 (ja) | ソレノイド | |
CN111448407A (zh) | 电磁阀 | |
JPWO2019102908A1 (ja) | ソレノイドバルブ | |
KR101574999B1 (ko) | 솔레노이드 밸브 | |
JP7068306B2 (ja) | ソレノイドバルブ | |
JP4058604B2 (ja) | 電磁弁装置 | |
JP7062335B2 (ja) | ソレノイドバルブ | |
CN111344511B (zh) | 电磁阀装置 | |
JP7007218B2 (ja) | ソレノイドバルブ | |
WO2022176710A1 (ja) | ソレノイドバルブ | |
JP4406933B2 (ja) | 燃料噴射弁 | |
JP5291548B2 (ja) | リニアソレノイド及びそれを用いたバルブ装置 | |
JP7350423B2 (ja) | ソレノイド装置 | |
JP7016592B2 (ja) | ソレノイドバルブ | |
JP2006038153A (ja) | 電磁弁の製造方法 | |
CN115427716A (zh) | 电磁阀 | |
JP7463355B2 (ja) | ソレノイドバルブ | |
JP2015137757A (ja) | ソレノイドバルブ | |
WO2020226101A1 (ja) | ソレノイドバルブ | |
JP4129213B2 (ja) | 電磁アクチュエータ | |
JP6263396B2 (ja) | ソレノイドバルブ | |
JP2531194Y2 (ja) | ソレノイド装置 | |
JP2015137758A (ja) | ソレノイドバルブ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200917 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210924 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211005 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220105 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220301 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220419 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220419 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7062335 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |