JP7007218B2 - ソレノイドバルブ - Google Patents
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Description
弁体と、
内部に前記弁体が軸方向に移動可能に配置されるスリーブと、
前記弁体の一端側に配置され、前記弁体を移動させるプランジャと、
前記プランジャの外周に配置されるソレノイド成形体と、
前記プランジャおよび前記ソレノイド成形体を収容するソレノイドケースと、
内側の空間内に前記プランジャを収容するステータと、
前記ステータの内側の空間内に配置され、外周には前記ステータの内周と摺接する摺接部が形成され、前記弁体と前記プランジャとの間に配置されるロッドと、を具備し、
前記ソレノイド成形体への通電により前記プランジャを移動させるソレノイドバルブであって、
前記ロッドの内部には、軸方向に延び、前記摺接部を挟んだ前記ロッドの軸方向両側の空間を連通する連通路が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、プランジャが移動する際に、摺接部を挟んでロッドの軸方向両側の空間に存在する流体を連通路を通してロッドの軸方向の両側で互いに移動させ、ロッドの摺接部とステータの内周との間の隙間における流体の移動を抑制することができるため、該隙間にコンタミが入り込むことを防止し、ロッドの摺動性を維持してソレノイドバルブの応答性を高めることができる。
この特徴によれば、ステータ内におけるプランジャのロッド側の空間に存在する流体をソレノイドバルブがどのように載置されてもプランジャ側分岐連通路を通してロッドの連通路およびプランジャの貫通孔との間で移動させることができる。
この特徴によれば、ロッドのプランジャ側分岐連通路がステータの内周によって閉塞される位置まで移動することを防止できるため、プランジャ側分岐連通路をステータの内側の空間と常時連通させることができる。
この特徴によれば、ロッドのプランジャ側分岐連通路がステータの内周によって閉塞されることがなくなるため、プランジャ側分岐連通路をステータの内側の空間と常時連通させることができる。
この特徴によれば、ステータの内側の空間に存在する流体をソレノイドバルブがどのように載置されてもプランジャ側分岐連通路および弁体側分岐連通路を通してロッドの連通路およびプランジャの貫通孔との間で移動させることができ、また、連通路をロッドの軸方向に貫通させる必要がなく、ロッドの弁体側の先端部を中実に構成できるため、強度を高めることができる。
この特徴によれば、プランジャが移動する際に、ロッドの軸方向両側の空間に存在する流体が貫通孔を通して流れやすくなるため、ロッドの摺接部とステータの内周との間の隙間にコンタミが入り込み難い。
この特徴によれば、ロッドと弁体との間で径方向に延びる溝部により、貫通孔とロッドの弁体側におけるステータの内側の空間とを連通させることができるため、ロッド構造を簡素にすることができる。
この特徴によれば、プランジャとロッドと弁体を常時一体に保持・動作させることができるため、ソレノイドバルブの応答性が良い。
この特徴によれば、プランジャの端面とステータの対向端面との間にフランジ部が介在するため、ステータからプランジャが残留磁力よって吸着され難い。
この特徴によれば、プランジャの貫通孔とロッドの連通路とが軸方向に直線的に連通することにより、プランジャの移動に伴う流体の排出を行いやすくして流体による抵抗を低下させることができるため、ソレノイドバルブの応答性をより高めることができる。
2 スプール弁部
3 ソレノイド部
4 プランジャ
4a 貫通孔
5 ロッド
5a 円筒部
5b フランジ部
5c 摺接部
5d 連通路
5e 連通孔(プランジャ側分岐連通路)
5f 連通孔(弁体側分岐連通路)
21 スリーブ
21c 呼吸孔
22 スプール(弁体)
22a 端面
22b 溝部
30 ソレノイドケース
31 ソレノイド成形体
32 ステータ
32d 貫通孔
32f 第1収容部
32g 第2収容部
32h 第3収容部
32k 環状面部(対向端面)
33 呼吸経路
36 ホルダ
105b フランジ部(移動規制部)
105g 連通溝(プランジャ側分岐連通路)
105h 小径円筒部
132n 拡径部
205 ロッド
205a 円筒部
205b フランジ部
205c 摺接部
205d 貫通孔(連通路)
205e 連通孔(プランジャ側分岐連通路)
232 ステータ
232d 貫通孔
232g 第2収容部
232k 環状面部(対向端面)
305 ロッド
305a 円筒部
305b フランジ部
305c 摺接部
305d 貫通孔(連通路)
305e 連通孔(プランジャ側分岐連通路)
305f 環状面部
306 コイルスプリング(スプリング)
332 ステータ
332k 環状面部(対向端面)
L 作動油(流体)
S1~S3 空間
S21,S22 空間
Claims (10)
- 弁体と、
内部に前記弁体が軸方向に移動可能に配置されるスリーブと、
前記弁体の一端側に配置され、前記弁体を移動させるプランジャと、
前記プランジャの外周に配置され、通電により前記プランジャを移動させるソレノイド成形体と、
前記プランジャおよび前記ソレノイド成形体を収容するソレノイドケースと、
内側の空間内に前記プランジャを収容するステータと、
前記弁体とは別体に設けられ、前記ステータの内側の空間内に配置され、外周には前記ステータの内周と摺接する摺接部が形成され、前記弁体と前記プランジャとの間に配置されるロッドと、を具備し、
前記ロッドの内部には、軸方向に延び、前記摺接部を挟んだ前記ロッドの軸方向両側の空間を連通する連通路が形成されていることを特徴とするソレノイドバルブ。 - 前記ロッドには、前記プランジャ側に前記連通路と前記ステータの内側の空間とを連通し径方向に延びるプランジャ側分岐連通路が設けられることを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブ。
- 前記摺接部よりも前記プランジャ側分岐連通路側には、前記ロッドの移動を規制する移動規制部が設けられることを特徴とする請求項2に記載のソレノイドバルブ。
- 前記ロッドは、前記プランジャ側分岐連通路の軸方向位置における外径寸法が前記摺接部の軸方向位置における外径寸法よりも小さいことを特徴とする請求項2または3に記載のソレノイドバルブ。
- 前記ロッドには、前記弁体側に前記連通路と前記ステータの内側の空間とを連通し径方向に延びる弁体側分岐連通路が設けられることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のソレノイドバルブ。
- 前記連通路は、前記ロッドを軸方向に貫通する貫通孔であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のソレノイドバルブ。
- 前記ロッドと前記弁体との間には、径方向に延びる溝部が形成されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のソレノイドバルブ。
- 前記ロッドと前記弁体との間には軸方向に付勢するスプリングが設けられることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のソレノイドバルブ。
- 前記ロッドは、外径方向に延び前記プランジャの端面と前記ステータの対向端面との間に介在するフランジ部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のソレノイドバルブ。
- 前記連通路は、前記プランジャに形成された軸方向に貫通する貫通孔に対向する開口を有することを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載のソレノイドバルブ。
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JP2018041320A JP7007218B2 (ja) | 2018-03-07 | 2018-03-07 | ソレノイドバルブ |
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JP2018041320A JP7007218B2 (ja) | 2018-03-07 | 2018-03-07 | ソレノイドバルブ |
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JP2019157901A JP2019157901A (ja) | 2019-09-19 |
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Family
ID=67993283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018041320A Active JP7007218B2 (ja) | 2018-03-07 | 2018-03-07 | ソレノイドバルブ |
Country Status (1)
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2018
- 2018-03-07 JP JP2018041320A patent/JP7007218B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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