JP2019157901A - ソレノイドバルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】応答性の良いソレノイドバルブを提供する。【解決手段】弁体22と、内部に弁体22が配置されるスリーブ21と、弁体22の一端側に配置され、弁体22を移動させるプランジャ4と、プランジャ4の外周に配置されるソレノイド成形体31と、プランジャ4およびソレノイド成形体31を収容するソレノイドケース30と、内側の空間内にプランジャ4を収容するステータ32と、ステータ32の内側の空間内に配置され、ロッド5の外周には、ステータ32の内周と摺接する摺接部5cが形成され、弁体22とプランジャ4との間に配置されるロッド5と、を具備するソレノイドバルブ1であって、ロッド5の内部には、軸方向に延び、摺接部5cを挟んだロッド5の軸方向両側の空間S22,S3に連通する連通路5dが形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば油圧回路の油圧制御に用いられるソレノイドバルブに関する。
従来の油圧制御用のソレノイドバルブとして、スリーブに収納された円柱状のスプール(弁体)を有するスプール弁部と、スプールを軸方向に駆動させるプランジャ、プランジャを内部に収容するステータ、ステータの外周側に設けられ磁力を発生させるソレノイド成形体を一体に収容するソレノイドケースを有するソレノイド部とを具備し、ポンプやアキュムレータの圧力源と負荷側との間に配置され、ソレノイド部によりスプールを駆動することにより圧力や流量が調整された制御油を負荷側に供給するものが知られている(特許文献1,2参照)。
ところで、スプールは、スリーブ内における駆動ストロークが比較的大きいため、ソレノイド部により駆動する場合、プランジャが収容されるステータの内部の流体が抵抗となってプランジャの迅速な移動を阻害する虞がある。そのため、特許文献1のソレノイドバルブにおいては、外部と連通する呼吸孔を設けるとともに、ステータの内部と呼吸孔とを連通させ、ステータの内部と外部とで空気または油等の流体(以下、単に流体という。)を呼吸させることにより、プランジャの移動方向の流体を排出して流体による抵抗に対処している。
しかしながら、このようなソレノイドバルブにおいては、プランジャのオフ動作時にプランジャの移動により排出された流体の分だけ呼吸孔を通して外部から新規の流体がステータの内部に流れ込むこととなるため、ソレノイドバルブの外部の周囲に存在するコンタミがソレノイドバルブの内部に侵入しやすい構造であった。
特開2005‐188630号公報(第4頁、第1図) 特開2017‐166570号公報(第5頁、第1図)
また、特許文献1,2のようなソレノイドバルブにあっては、プランジャが移動する際に、ロッドとステータの貫通孔との間の隙間で流体の移動が発生するため、該隙間に流体と共にコンタミが入り込みやすくなっており、隙間に入り込んだコンタミによりロッドの摺動性が低下し、ソレノイドバルブの応答性が悪くなってしまうという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、応答性の良いソレノイドバルブを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のソレノイドバルブは、
弁体と、
内部に前記弁体が軸方向に移動可能に配置されるスリーブと、
前記弁体の一端側に配置され、前記弁体を移動させるプランジャと、
前記プランジャの外周に配置されるソレノイド成形体と、
前記プランジャおよび前記ソレノイド成形体を収容するソレノイドケースと、
内側の空間内に前記プランジャを収容するステータと、
前記ステータの内側の空間内に配置され、外周には前記ステータの内周と摺接する摺接部が形成され、前記弁体と前記プランジャとの間に配置されるロッドと、を具備し、
前記ソレノイド成形体への通電により前記プランジャを移動させるソレノイドバルブであって、
前記ロッドの内部には、軸方向に延び、前記摺接部を挟んだ前記ロッドの軸方向両側の空間を連通する連通路が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、プランジャが移動する際に、摺接部を挟んでロッドの軸方向両側の空間に存在する流体を連通路を通してロッドの軸方向の両側で互いに移動させ、ロッドの摺接部とステータの内周との間の隙間における流体の移動を抑制することができるため、該隙間にコンタミが入り込むことを防止し、ロッドの摺動性を維持してソレノイドバルブの応答性を高めることができる。
前記ロッドには、前記プランジャ側に前記連通路と前記ステータの内側の空間とを連通し径方向に延びるプランジャ側分岐連通路が設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、ステータ内におけるプランジャのロッド側の空間に存在する流体をソレノイドバルブがどのように載置されてもプランジャ側分岐連通路を通してロッドの連通路およびプランジャの貫通孔との間で移動させることができる。
前記摺接部よりも前記プランジャ側分岐連通路側には、前記ロッドの移動を規制する移動規制部が設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、ロッドのプランジャ側分岐連通路がステータの内周によって閉塞される位置まで移動することを防止できるため、プランジャ側分岐連通路をステータの内側の空間と常時連通させることができる。
前記ロッドは、前記プランジャ側分岐連通路の軸方向位置における外径寸法が前記摺接部の軸方向位置における外径寸法よりも小さいことを特徴としている。
この特徴によれば、ロッドのプランジャ側分岐連通路がステータの内周によって閉塞されることがなくなるため、プランジャ側分岐連通路をステータの内側の空間と常時連通させることができる。
前記ロッドには、前記弁体側に前記連通路と前記ステータの内側の空間とを連通し径方向に延びる弁体側分岐連通路が設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、ステータの内側の空間に存在する流体をソレノイドバルブがどのように載置されてもプランジャ側分岐連通路および弁体側分岐連通路を通してロッドの連通路およびプランジャの貫通孔との間で移動させることができ、また、連通路をロッドの軸方向に貫通させる必要がなく、ロッドの弁体側の先端部を中実に構成できるため、強度を高めることができる。
前記連通路は、前記ロッドを軸方向に貫通する貫通孔であることを特徴としている。
この特徴によれば、プランジャが移動する際に、ロッドの軸方向両側の空間に存在する流体が貫通孔を通して流れやすくなるため、ロッドの摺接部とステータの内周との間の隙間にコンタミが入り込み難い。
前記ロッドと前記弁体との間には、径方向に延びる溝部が形成されることを特徴としている。
この特徴によれば、ロッドと弁体との間で径方向に延びる溝部により、貫通孔とロッドの弁体側におけるステータの内側の空間とを連通させることができるため、ロッド構造を簡素にすることができる。
前記ロッドと前記弁体との間には軸方向に付勢するスプリングが設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、プランジャとロッドと弁体を常時一体に保持・動作させることができるため、ソレノイドバルブの応答性が良い。
前記ロッドは、外径方向に延び前記プランジャの端面と前記ステータの対向端面との間に介在するフランジ部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、プランジャの端面とステータの対向端面との間にフランジ部が介在するため、ステータからプランジャが残留磁力よって吸着され難い。
前記連通路は、前記プランジャに形成された軸方向に貫通する貫通孔に対向する開口を有することを特徴としている。
この特徴によれば、プランジャの貫通孔とロッドの連通路とが軸方向に直線的に連通することにより、プランジャの移動に伴う流体の排出を行いやすくして流体による抵抗を低下させることができるため、ソレノイドバルブの応答性をより高めることができる。
本発明の実施例1におけるソレノイドバルブのオフ状態を示す一部切欠断面図である。 コイルへの通電によりプランジャがステータの環状面部側に移動する実施例1におけるソレノイドバルブのオン状態を示す一部切欠断面図である。 コイルへの通電を遮断することによりプランジャがホルダ側に移動する実施例1におけるソレノイドバルブのオフ状態を示す一部切欠断面図である。 (a)〜(c)は、実施例1のロッドの変形例A〜Cを示す拡大断面図である。 実施例1のステータの変形例Dを示す拡大断面図である。 本発明の実施例2におけるソレノイドバルブのオフ状態を示す一部切欠断面図である。 本発明の実施例3におけるソレノイドバルブのオフ状態を示す一部切欠断面図である。
本発明に係るソレノイドバルブを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。尚、図1〜図7に示すスプール22は断面ではなく側面図により示している。
実施例1に係るソレノイドバルブにつき、図1および図3を参照して説明する。
ソレノイドバルブ1は、スプールタイプのソレノイドバルブであって、例えば車両の自動変速機等の油圧により制御される装置に用いられるものである。尚、ソレノイドバルブ1は、図示しないバルブハウジング等の被取付部材に水平方向に取付けられバルブハウジング内の作動油L(流体)に浸漬される、いわゆる油浸形(液浸形)のソレノイドバルブとして使用される。例えば、図1は、バルブハウジング内の作動油Lがソレノイドバルブ1全体を浸漬させる所定高さ位置に油面L1が維持された状態を示すものであり、以下、ソレノイドバルブ1の内部の網掛け部分は、作動油Lを示すものである。
図1に示されるように、ソレノイドバルブ1は、バルブとして制御油等の流体の流量を調整するスプール弁部2が電磁駆動部としてのソレノイド部3に一体に取付けられて構成されている。尚、図1は、ソレノイド成形体31のコイル34に通電されていないソレノイドバルブ1のオフ状態を示すものである。
図1に示されるように、スプール弁部2は、外周に図示しないバルブハウジング内に設けられた流路と接続される図示しない入力ポートや出力ポート等の開口が設けられたスリーブ21と、スリーブ21の貫通孔21aに液密に収容され図示しない複数のランドを有するスプール22(弁体)と、スプール22を軸方向左方に付勢する図示しないコイル状のスプリングと、スリーブ21の軸方向右側に取付けられスプリングを保持するリテーナ23と、から構成されている。この構成はスプールバルブとしてよく知られた構成であるため詳細な説明は省略する。尚、スリーブ21、スプール22、リテーナ23は、アルミ、鉄、ステンレス、樹脂等の材料により形成されている。
また、スリーブ21は、軸方向左端部に形成される開口部21bの径がスプール22の径よりも大きく構成されることにより、スリーブ21の内部における開口部21bの内周面とスプール22の外周面との間に環状の空間S1が形成されている。さらに、スリーブ21の軸方向左端部には、下方側に径方向に貫通するドレンポートである呼吸孔21cが形成され、呼吸孔21cを介してスリーブ21の内側に形成される空間S1が外部と連通している。
図1に示されるように、ソレノイド部3は、鉄等の磁性を有する金属材料から形成されるカップ形状のソレノイドケース30と、ソレノイドケース30に収容されるソレノイド成形体31と、ソレノイド成形体31の内側に配置されるステータ32と、から主に構成されている。
ソレノイドケース30は、内部がソレノイド成形体31の外周を覆う円筒部30aと、円筒部30aの軸方向左側において軸方向左方に突出し円筒部30aよりも小径に形成される有底円筒形状の凸部30bと、から主に構成され、円筒部30aの中心軸と凸部30bの中心軸とは略一致する配置となっている。また、ソレノイドケース30の内部には、円筒部30aおよび凸部30bの内周面と、ソレノイド成形体31およびステータ32の円筒部32aの外周面との間が径方向に離間することにより呼吸経路33が形成されている。
ソレノイド成形体31は、コイル34を樹脂35によりモールド成形することにより形成され、ソレノイドケース30の径方向下方側に設けられる開口部30cから外部に延び出ているコネクタ部35aのコネクタから制御電流がコイル34へ供給されるようになっている。尚、ソレノイドケース30の開口部30cの軸方向の寸法は、ソレノイド成形体31のコネクタ部35aの軸方向の寸法よりも大きく構成されており、開口部30cに挿通されるコネクタ部35aとの隙間を介してソレノイドケース30の内部に形成される呼吸経路33が外部と連通している。
ステータ32は、フランジ付き円筒状に形成され、円筒部32aと、円筒部32aの軸方向右端部において径方向に延びるフランジ部32cと、円筒部32aの径方向の中心にプランジャ4およびロッド5を収容可能な貫通孔32dと、から主に構成されている。円筒部32aには、外周面の軸方向略中央が内径側に周方向に亘って断面視等脚台形状に凹むことにより板厚が薄く形成される薄肉部32bが設けられている。また、ステータ32は、円筒部32aの軸方向左側の開口端面32mに樹脂等から構成されるホルダ36が取付けられることにより、ステータ32の貫通孔32d(第1収容部32f)の内側に空間S2(空間S21,S22)が形成されている。
ホルダ36は、ステータ32の円筒部32aの外径と略同一径の円板状に形成され、軸方向右側の端面36aには、内径側に軸方向右方に突出する円柱状の凸部36bが設けられている。凸部36bは、ステータ32の貫通孔32d(第1収容部32f)の内径と略同一径の外形に形成され、ステータ32の貫通孔32dに対して挿嵌可能になっている。また、凸部36bの径方向の中心には、凸部36bよりも小径を成し軸方向右方に突出する環状の突出部36cが設けられている。尚、突出部36cは、周方向の一部に切り欠き等が形成されることにより、突出部36cの内径側と外径側とが径方向に連通している。
また、ホルダ36には、凸部36bの径方向上方側から端面36aの外周部にかけて径方向に延びる略L字状を成す溝部36dが設けられている。尚、ホルダ36は、ステータ32の開口端面32mとの間で溝部36dが径方向上方側に開放するように取付けられることにより、ステータ32の内側に形成される空間S2がソレノイドケース30の内部に形成される呼吸経路33と連通している。
ステータ32のフランジ部32cには、軸方向右側の端面の径方向の中心に軸方向左方に凹む凹部32eが設けられ、スリーブ21の軸方向左端部が挿嵌された状態で取付け固定されている。また、フランジ部32cには、ソレノイドケース30の円筒部30aの軸方向右端部がカシメ固定されている。尚、ソレノイドバルブ1のオフ状態においては、凹部32eの内径側にスリーブ21に収容されるスプール22の軸方向左側の端面22aが当接することにより、スプール22の軸方向左方への移動が規制されている。
ステータ32の貫通孔32dは、軸方向左側にプランジャ4が配置される第1収容部32fと、第1収容部32fの軸方向右側において径方向の中心に小径に形成され後述するロッド5の軸方向略中央部が配置される第2収容部32gと、第2収容部32gの軸方向右側において第2収容部32gよりも大径に形成されロッド5の軸方向右端部が配置される第3収容部32hと、から構成される段付き円筒状に構成されている。尚、第1収容部32fの軸方向右側には、径方向に延びる環状面部32k(対向端面)が形成されており、この環状面部32kは、内径側において第2収容部32gの内面に直交して連なっている。
また、ステータ32は、貫通孔32dの軸方向右端部に形成される第3収容部32hの径がロッド5の軸方向右端部の径よりも大きく構成されることにより、ステータ32の内側における第3収容部32hの内周面とロッド5の外周面との間に環状の空間S3が形成されている。尚、ソレノイドバルブ1のオフ状態においては、スプール22の軸方向左側の端面22aの径方向の略中心から径方向(水平方向)に延びる溝部22bを介してステータ32の内側に形成される空間S3がスリーブ21の内側に形成される空間S1と連通している。
次いで、プランジャ4の構造について説明する。図2および図3に示されるように、プランジャ4は、磁性体からなり、円柱状に形成され、その外周面がステータ32の第1収容部32fの内周面に案内されて軸方向移動可能となっている。尚、プランジャ4の外周面と第1収容部32fの内周面との間には、径方向に僅かなクリアランスが設けられており、プランジャ4は軸方向に円滑に移動できるようになっている。また、プランジャ4の径方向の中心には、軸方向に貫通する貫通孔4aが設けられている。さらに、ステータ32の内側の空間S2は、プランジャ4の軸方向左側(ホルダ36側)の空間S21とプランジャ4の軸方向右側(環状面部32k側)の空間S22とが貫通孔4aにより連通して形成されている。
次いで、ロッド5の構造について説明する。図2および図3に示されるように、ロッド5は、非磁性体からなり、フランジ付き有底円筒状に形成され、有底の円筒部5aと、円筒部5aの軸方向左端部において径方向に延びるフランジ部5bと、円筒部5aの軸方向左端の径方向の中心から内部に向けて軸方向右方に延びる連通路5dと、から主に構成されている。
また、ロッド5は、ステータ32内においてプランジャ4と略同軸すなわち径方向の中心の延長線上に配置され、円筒部5aの軸方向略中央部の外周に設けられる摺接部5cが第2収容部32gの内周面に案内されて軸方向移動可能となっている。尚、ロッド5の摺接部5cと第2収容部32gの内周面との間には、径方向に僅かなクリアランスが設けられており、ロッド5は軸方向に円滑に移動できるようになっている。
また、ロッド5は、フランジ部5bの軸方向左端面にプランジャ4の軸方向右端面が当接することにより、プランジャ4と一体的に移動可能になっているとともに、プランジャ4の貫通孔4aとロッド5の連通路5dとが軸方向に直線状に連通している。さらに、ロッド5の軸方向右側の先端はスプール22の軸方向左側の端面22aに当接している。尚、ロッド5の軸方向右側の先端とスプール22の端面22aとは固定されていてもよい。
また、ロッド5の連通路5dは、円筒部5aの軸方向左端からステータ32の内側の空間S3の軸方向略中央の軸方向位置まで延びることにより、ロッド5の軸方向右端部は中実に形成されている。さらに、連通路5dは、摺接部5cを挟んだロッド5(円筒部5a)の軸方向左側で径方向に貫通する複数の連通孔5e(プランジャ側分岐連通路)を介してステータ32の内側の空間S2におけるプランジャ4の軸方向右側(環状面部32k側)の空間S22と連通するとともに、摺接部5cを挟んだロッド5(円筒部5a)の軸方向右側で径方向に貫通する複数の連通孔5f(弁体側分岐連通路)を介してステータ32の内側の空間S3、およびスリーブ21の内側に形成される空間S1とからなるロッド5周囲の空間と連通している。尚、図1および図3に示されるソレノイドバルブ1のオフ状態において、連通孔5e,5f(特に軸方向左側の連通孔5e)は、摺接部5cにより開口部分を閉塞されることなく、ステータ32の内側の空間S2,S3に開放するように軸方向の形成位置が決められている。尚、ロッド5の内部に設けられる連通路5dは、ロッド5の外径に設けられる摺接部5cよりも軸方向に長く形成され、連通孔5e,5fを介してステータ32の内側の空間S2,S3と連通しているため、連通路5dを通過する流体が摺接部5cに直接接触しないようになっている。
次いで、ソレノイドバルブ1の動作について説明する。図1に示されるソレノイドバルブ1のオフ状態において、コイル34への通電によりソレノイドケース30、ステータ32、プランジャ4により磁気回路を形成し、ステータ32とプランジャ4との間に磁力を発生させることにより、図2に示されるように、プランジャ4をステータ32の環状面部32k側に向けて軸方向右方へ移動させることができる。このとき、プランジャ4の駆動力を利用してロッド5を一体的に軸方向右方へ移動させることにより、ロッド5の軸方向右側の先端がスプール22の軸方向左側の端面22aを押し、スプール22を図示しないスプリングの付勢力に抗して軸方向右方に移動させ、スリーブ21の図示しない入力ポートから出力ポートへ流れる制御流体の量を変化させることができる。
また、コイル34への通電が遮断され、ステータ32とプランジャ4との間に発生していた磁力が相対的に弱まると、図3に示されるように、図示しないスプリングの付勢力によりスプール22が軸方向左方へ移動し、スプール22の軸方向左側の端面22aがステータ32の凹部32eに当接しスプール22の移動が規制され、プランジャ4およびロッド5が軸方向左側(ホルダ36側)の所定の位置まで移動する。
このように、図1および図3に示されるソレノイドバルブ1のオフ状態と、図2に示されるソレノイドバルブ1のオン状態とが切替えられることにより、プランジャ4をステータ32の第1収容部32f(空間S2)内において軸方向に移動させ、プランジャ4の移動に伴いロッド5はステータ32の第2収容部32gおよび第3収容部32h(空間S3)内において軸方向に移動する。
このとき、本実施例のソレノイドバルブ1においては、ステータ32の第1収容部32f(空間S2)の内部を満たしている作動油Lは、プランジャ4の貫通孔4a、ロッド5の連通路5dおよび連通孔5eを通してプランジャ4の軸方向左側(ホルダ36側)の空間S21とプランジャ4の軸方向右側(環状面部32k側)の空間S22との間で移動する(図2および図3において白矢印で図示)とともに、ロッド5の連通路5dおよび連通孔5e,5fを通して摺接部5cを挟んでロッド5の軸方向左側の空間S22とロッド5の軸方向右側の空間S3との間で移動している(図2および図3において実線の矢印で図示)。これによれば、ロッド5の摺接部5cとステータ32の貫通孔32d(第2収容部32g)の内周との間の隙間における作動油Lの移動を抑制することができるため、該隙間にコンタミが入り込むことを防止し、ロッド5の摺動性を維持してソレノイドバルブ1の応答性を高めることができる。
また、プランジャ4には、径方向の中心に軸方向に貫通孔4aが形成され、ロッド5には、径方向の中心に軸方向に連通路5dが形成されるとともに、プランジャ4とロッド5は、ステータ32内において略同軸に配置されることにより、ロッド5の連通路5dは、プランジャ4の貫通孔4aに対向する開口を有するため、プランジャ4の貫通孔4aとロッド5の連通路5dとが軸方向に直線的に連通し、プランジャ4の移動に伴う作動油Lの排出を行いやすくして作動油Lによる抵抗を低下させることができるため、ソレノイドバルブ1の応答性をより高めることができる。
さらに、本実施例のソレノイドバルブ1においては、プランジャ4の貫通孔4a、ロッド5の連通路5dおよび連通孔5e,5fを介して移動するステータ32の第1収容部32f(空間S2)および第3収容部32h(空間S3)内の作動油Lをスリーブ21の呼吸孔21cおよびソレノイドケース30の開口部30cを介して外部と呼吸させることにより、プランジャ4の移動方向の作動油Lを排出して作動油Lによる抵抗をさらに抑え、ソレノイドバルブ1のオン・オフの切換によるプランジャ4の移動を正確かつ迅速に行うことができるようになっている。
また、ステータ32の開口端面32mにホルダ36が設けられることにより、図示しないバルブハウジング内における作動油Lの油面低下時、もしくは作動油Lの油面が一時的に傾いた時において、ホルダ36により主にステータ32の内側の空間S2(S21)の作動油Lを堰き止めることができるため、ステータ32内の空間S2および空間S3における油面の低下を抑えてプランジャ4の作動性の悪化を防ぎ、油圧制御を安定して行うことができる。
また、ロッド5は、内部を軸方向に延びる連通路5dとステータ32の内側の空間S3とを連通し径方向に延びる連通孔5fが設けられるため、連通路5dをロッド5の軸方向右端まで延ばして軸方向に貫通させる必要がなく、ロッド5の軸方向右端部を中実に構成できるため、ロッド5の強度を高めることができる。
また、ロッド5は、円筒部5aの軸方向左端部に径方向に延びるフランジ部5bが設けられることにより、プランジャ4の軸方向右側の端面とステータ32の環状面部32kとの間に非磁性体であるフランジ部5bが介在するため、ソレノイドバルブ1のオン状態からオフ状態への切り換え時に、ステータ32からプランジャ4が残留磁力によって吸着され難い。
尚、実施例1におけるロッド5の変形例Aとして、図4(a)に示されるように、円筒部5aの軸方向左端部には、軸方向右方に所定寸法離れた位置から径方向に延びるフランジ部105b(移動規制部)が形成され、フランジ部105bよりも軸方向左側に径方向に貫通する複数の連通孔5eを形成してもよい。これによれば、摺接部5cよりも連通孔5e側にロッド5の軸方向右方への移動を規制するフランジ部105bが設けられるため、ソレノイドバルブ1のオン状態において、フランジ部105bがステータ32の環状面部32kに当接して連通孔5eがステータ32の内周によって閉塞される位置まで移動することを防止できるため、連通孔5eをステータ32の内側の空間S2(S22)と常時連通させることができる。
また、実施例1におけるロッド5の変形例Bとして、図4(b)に示されるように、円筒部5aの軸方向左端部において径方向に延びるフランジ部5bに対して径方向に延びる複数の連通溝105g(プランジャ側分岐連通路)を形成してもよい。これによれば、フランジ部5bが摺接部5cよりも連通溝105g側においてロッド5の軸方向右方への移動を規制する移動規制部として機能するため、ソレノイドバルブ1のオン状態において、フランジ部5bがステータ32の環状面部32kに当接して連通溝105gがステータ32の内周によって閉塞されることを防止できるため、連通溝105gをステータ32の内側の空間S2(S22)と常時連通させることができる。
また、実施例1におけるロッド5の変形例Cとして、図4(c)に示されるように、円筒部5aにおいて連通孔5eが形成される軸方向位置の近傍の外径を摺接部5cよりも小径の小径円筒部105hとして形成してもよい。これによれば、ソレノイドバルブ1のオン状態において、フランジ部5bがステータ32の環状面部32kに当接しても、連通孔5eがステータ32の内周によって閉塞されることを防止できるとともに、小径円筒部105hの外周とステータ32の内周(摺接部5c)との間に環状の空間が形成されるため、連通孔5eをステータ32の内側の空間と常時連通させることができる。
また、実施例1におけるステータ32の変形例Dとして、図5に示されるように、ステータ32の貫通孔32dにおける第2収容部32gの軸方向左側に拡径部132nを形成してもよい。これによれば、ソレノイドバルブ1のオン状態において、フランジ部5bがステータ32の環状面部32kに当接しても、連通孔5eがステータ32の内周によって閉塞されることを防止できるとともに、円筒部5aの外周とステータ32の拡径部132nの内周との間に環状の空間が形成されるため、連通孔5eをステータ32の内側の空間と常時連通させることができる。
次に、実施例2に係るソレノイドバルブにつき、図6を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
実施例2におけるソレノイドバルブについて説明する。図6に示されるように、ロッド205は、フランジ付き円筒状に形成され、円筒部205aと、円筒部205aの軸方向左端部において径方向に延びるフランジ部205bと、円筒部205aの軸方向左端の径方向の中心から軸方向に貫通する貫通孔205d(連通路)と、から主に構成されている。また、ロッド205の軸方向右側の先端はスプール22の軸方向左側の端面22aに当接している。
また、ロッド205の貫通孔205dは、摺接部205cを挟んだロッド205(円筒部205a)の軸方向左側で径方向に貫通する複数の連通孔205e(プランジャ側分岐連通路)を介してステータ232の内側の空間S2におけるプランジャ4の軸方向右側(環状面部232k側)の空間S22と連通するとともに、摺接部205cを挟んだロッド205(円筒部205a)の軸方向右側でスプール22の軸方向左側の端面22aに形成される溝部22bを介してスリーブ21の内側の空間S1およびステータ232の内側の空間S3と連通している。尚、本実施例におけるステータ232の内側の空間S3は、ステータ232の貫通孔232d(第2収容部232g)の軸方向右端部においてテーパ状に形成される開口部分の内周面とロッド205の外周面との間に環状に形成されている。
これによれば、ロッド205とスプール22との間で径方向に延びる溝部22bにより、ロッド205の貫通孔205dとロッド205の軸方向右側(スプール22側)におけるステータ232の内側の空間S3とを連通させることができるため、ロッド構造を簡素にすることができる。
また、貫通孔205dは、円筒部205aの外周の軸方向右端部においてステータ232の内側の空間S3に対して連通しない構造となっているため、作動油Lはロッド205内の貫通孔205dを通りやすく、ロッド205の外周において流れが略生じないことから、ロッド205の摺接部205cとステータ232の貫通孔232d(第2収容部232g)の内周との間の隙間における作動油Lの移動を抑制することができる。
次に、実施例3に係るソレノイドバルブにつき、図7を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
実施例3におけるソレノイドバルブについて説明する。図7に示されるように、ロッド305は、フランジ付き円筒状に形成され、円筒部305aと、円筒部305aの軸方向左端部において径方向に延びるフランジ部305bと、円筒部305aの軸方向左端の径方向の中心から軸方向に貫通する貫通孔305d(連通路)と、から主に構成されている。また、ロッド305の軸方向右端部とスプール22の軸方向左側の端面22aとの間には、コイルスプリング306(スプリング)が配置されており、ロッド305の軸方向右端とスプール22の軸方向左側の端面22aとを軸方向に離間させた状態で保持している。詳しくは、コイルスプリング306は、ロッド305の貫通孔305dに軸方向右方から挿嵌され、軸方向左端を貫通孔305dの軸方向略中央が小径に構成されることにより形成される環状面部305fに当接させ、軸方向右端をスプール22の軸方向左側の端面22aに当接させた状態で保持されている。
また、ロッド305の貫通孔305dは、摺接部305cを挟んだロッド305(円筒部305a)の軸方向左側で径方向に貫通する複数の連通孔305e(プランジャ側分岐連通路)を介してステータ332の内側の空間S2におけるプランジャ4の軸方向右側(環状面部332k側)の空間S22と連通するとともに、摺接部305cを挟んだロッド305(円筒部305a)の軸方向右側で円筒部305aの軸方向右端面とスプール22の軸方向左側の端面22aとの間に形成される軸方向の隙間を介してステータ332の内側の空間S3と連通している。
これによれば、プランジャ4とロッド305とスプール22を軸方向に常時一体に保持・動作させることができるため、ソレノイドバルブの応答性が良い。また、コイルスプリング306のセット荷重以上の加速度で振動しない限り外乱等の影響を受け難い。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例2,3のロッド205,305に対して、実施例1の変形例A〜Cのロッドの構成を適用してもよい。また、前記実施例2,3のステータ232,332に対して、実施例1の変形例Dのステータの構成を適用してもよい。
また、前記実施例1〜3では、ロッド5の連通路5dまたはロッド205,305の貫通孔205d,305dの軸方向左側が開放してプランジャ4の貫通孔4aと直線状に連通する態様として説明したが、これに限らず、プランジャ4の貫通孔4aおよびロッド5,205,305の連通孔(プランジャ側分岐連通路)がステータの内側の空間S2におけるプランジャ4の軸方向右側(環状面部側)の空間S22とそれぞれ連通するものであれば、ロッド5の連通路5dまたはロッド205,305の貫通孔205d,305dの軸方向左側は閉塞されていてもよい。この場合には、ロッドとプランジャ4とのいずれか一方の端面に溝等の連通路を形成しておき、プランジャ4の貫通孔4aと空間S22とを常時連通するようにしておくことが好ましい。
また、ロッド5,205,305の連通孔(プランジャ側分岐連通路、弁体側分岐連通路)は、円筒部の周方向に等配に設けられていてもよい。これによれば、作動油Lの油面が油面L1よりも低下した場合であってもいずれかの連通孔からロッド5,205,305の内部に作動油Lを導入することができる。
また、前記実施例のロッドおよびステータの貫通孔における第2収容部は、円形状に構成されるものとして説明したが、これに限らず、楕円形状や多角形状等であってもよい。また、前記実施例1のロッド5の変形例Cにおける小径円筒部105hのみが楕円形状や多角形状等であってもよいし、円筒部に対して切り欠き等により小径円筒部が形成されていてもよい。
また、ステータの円筒部の軸方向左側には、ホルダ36が取付けられていなくてもよい。
1 ソレノイドバルブ
2 スプール弁部
3 ソレノイド部
4 プランジャ
4a 貫通孔
5 ロッド
5a 円筒部
5b フランジ部
5c 摺接部
5d 連通路
5e 連通孔(プランジャ側分岐連通路)
5f 連通孔(弁体側分岐連通路)
21 スリーブ
21c 呼吸孔
22 スプール(弁体)
22a 端面
22b 溝部
30 ソレノイドケース
31 ソレノイド成形体
32 ステータ
32d 貫通孔
32f 第1収容部
32g 第2収容部
32h 第3収容部
32k 環状面部(対向端面)
33 呼吸経路
36 ホルダ
105b フランジ部(移動規制部)
105g 連通溝(プランジャ側分岐連通路)
105h 小径円筒部
132n 拡径部
205 ロッド
205a 円筒部
205b フランジ部
205c 摺接部
205d 貫通孔(連通路)
205e 連通孔(プランジャ側分岐連通路)
232 ステータ
232d 貫通孔
232g 第2収容部
232k 環状面部(対向端面)
305 ロッド
305a 円筒部
305b フランジ部
305c 摺接部
305d 貫通孔(連通路)
305e 連通孔(プランジャ側分岐連通路)
305f 環状面部
306 コイルスプリング(スプリング)
332 ステータ
332k 環状面部(対向端面)
L 作動油(流体)
S1〜S3 空間
S21,S22 空間

Claims (10)

  1. 弁体と、
    内部に前記弁体が軸方向に移動可能に配置されるスリーブと、
    前記弁体の一端側に配置され、前記弁体を移動させるプランジャと、
    前記プランジャの外周に配置されるソレノイド成形体と、
    前記プランジャおよび前記ソレノイド成形体を収容するソレノイドケースと、
    内側の空間内に前記プランジャを収容するステータと、
    前記ステータの内側の空間内に配置され、外周には前記ステータの内周と摺接する摺接部が形成され、前記弁体と前記プランジャとの間に配置されるロッドと、を具備し、
    前記ソレノイド成形体への通電により前記プランジャを移動させるソレノイドバルブであって、
    前記ロッドの内部には、軸方向に延び、前記摺接部を挟んだ前記ロッドの軸方向両側の空間を連通する連通路が形成されていることを特徴とするソレノイドバルブ。
  2. 前記ロッドには、前記プランジャ側に前記連通路と前記ステータの内側の空間とを連通し径方向に延びるプランジャ側分岐連通路が設けられることを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブ。
  3. 前記摺接部よりも前記プランジャ側分岐連通路側には、前記ロッドの移動を規制する移動規制部が設けられることを特徴とする請求項2に記載のソレノイドバルブ。
  4. 前記ロッドは、前記プランジャ側分岐連通路の軸方向位置における外径寸法が前記摺接部の軸方向位置における外径寸法よりも小さいことを特徴とする請求項2または3に記載のソレノイドバルブ。
  5. 前記ロッドには、前記弁体側に前記連通路と前記ステータの内側の空間とを連通し径方向に延びる弁体側分岐連通路が設けられることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のソレノイドバルブ。
  6. 前記連通路は、前記ロッドを軸方向に貫通する貫通孔であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のソレノイドバルブ。
  7. 前記ロッドと前記弁体との間には、径方向に延びる溝部が形成されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のソレノイドバルブ。
  8. 前記ロッドと前記弁体との間には軸方向に付勢するスプリングが設けられることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のソレノイドバルブ。
  9. 前記ロッドは、外径方向に延び前記プランジャの端面と前記ステータの対向端面との間に介在するフランジ部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のソレノイドバルブ。
  10. 前記連通路は、前記プランジャに形成された軸方向に貫通する貫通孔に対向する開口を有することを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載のソレノイドバルブ。
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