JP7060785B2 - レーダー送受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両に搭載されて周辺の物体を検出可能なレーダー送受信機に関する。
従来、車両に搭載されて周辺の物体を検出可能なレーダー送受信機の1つとして、波長が1~10mm(周波数:30~300GHz)のミリ波を使用するレーダー(いわゆるミリ波レーダー)が知られている。ミリ波レーダーは電波を使用するため、雨や霧などの悪天候下でも一定の感度を確保できるという利点がある。ミリ波レーダーは、自動車の周囲に送信信号(電波)を送信し、検出対象の物体(以下「目標物体」)で反射した反射信号(反射波)を受信して解析することにより、周囲環境に関する情報(目標物体の位置(距離、方位)、相対速度等)を取得することができる。
さらに近年では、自動車等の人工物と歩行者(人)を分離して検出すべく、79GHz帯(77~81GHz)のミリ波を使用した高分解能のミリ波レーダーが実用化されている。
この種のミリ波レーダーとして、FM-CW(Frequency Modulated-Continuous Wave)方式が広く用いられている。FM-CW方式では、周波数変調した連続波をレーダー信号として送信し、目標物体による反射信号を受信する。そして、送受信信号の周波数差に基づき、目標物体の相対速度、相対距離を検出する。このFM-CW方式については、例えば特許文献1、2に記載されている。
特開2010-112879号公報 特開2000-206234号公報
ところで、特許文献1に記載されたレーダー送受信機においては、アップビート信号と、ダウンビート信号とを時分割で送信するようになっているので、測定時間が長くなる欠点がある。
一方で、特許文献2に記載されたレーダー送受信機においては、チャープ信号とキャリア信号とを混合した信号から、バンドパスフィルターによる分離処理によって上側混合信号と下側混合信号とを形成し、この上側混合信号と下側混合信号とを同時に送信する構成となっており、特許文献1のように時分割で2つの信号を送信及び受信する場合と比較して、測定時間が短くなると考えられる。
しかしながら、特許文献2のようにバンドパスフィルターを用いた構成では、周波数帯が離れた信号を形成するのは容易だが、79GHz帯(77~81GHz)のミリ波帯において上側混合信号と下側混合信号とを形成するのは困難であると考えられる。実際上、特許文献2では、上側が76.5GHz近辺、下側が60.5GHz近辺といったように離れた周波数帯の信号を形成するようにしている。
さらに、アップビート信号と、ダウンビート信号とを別系統の送信回路で形成し、それらを同時に送信することも考えられるが、このようにした場合、2系統の送信回路が必要となるので、構成が複雑化する。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、同時に送信するアップビート信号とダウンビート信号とを簡易な構成により形成し得るレーダー送受信機を提供する。
本発明のレーダー送受信機の一つの態様は、
アップビート信号とダウンビート信号を同時に送信し、これを受信することで目標物体を検知するレーダー送受信機であって、
キャリア信号とチャープ信号とから、イメージリジェクション回路を用いてアップビート信号とダウンビート信号とを形成する送信信号形成部と、
前記送信信号形成部で形成された前記アップビート信号と前記ダウンビート信号とを同時に送信する送信部と、
送信された前記アップビート信号及び前記ダウンビート信号が目標物体で反射して生じる反射信号を受信する受信部と、
前記受信部にて受信した前記反射信号を、イメージリジェクション回路を用いて、前記アップビート信号に基づく反射信号と、前記ダウンビート信号に基づく反射信号とに分離する受信信号処理部と、
を具備する。
本発明によれば、同時に送信するアップビート信号とダウンビート信号とを簡易な構成により形成できるようになる。
実施の形態に係るレーダー送受信機の全体構成を示す概略図 チャープ信号を示す図 第1の送信信号TX1と第2の送信信号TX1の周波数変化の様子を示す図 2つの送信信号をそれぞれ指向性の異なるアンテナから異なる物体に送信した様子を示す図 実施の形態のレーダー送受信機によって得られるIF1、IF2、IF1+IF2、IF1-IF2の様子を示す図 他の実施の形態によるレーダー送受信機の構成を示す概略図
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るレーダー送受信機100の全体構成を示す概略図である。
レーダー送受信機100は、キャリア信号形成部101と、チャープ信号形成部102と、送信信号形成部110と、受信信号処理部120と、送信アンテナ103、104と、受信アンテナ105と、演算部106と、を有する。
送信信号形成部110は、キャリア信号とチャープ信号とから、イメージリジェクション回路を用いてアップビート信号とダウンビート信号とを形成する。受信信号処理部120は、受信アンテナ105にて受信した反射信号を、イメージリジェクション回路を用いて、アップビート信号に基づく反射信号とダウンビート信号に基づく反射信号とに分離する。
具体的に説明する。送信信号形成部110は、キャリア信号形成部101で形成されたキャリア信号及びチャープ信号形成部102で形成されたチャープ信号を第1の送信ミキサ111に入力することで、第1の送信ミキサ111から第1のミキシング信号LO1を出力する。また、送信信号形成部110は、キャリア信号形成部101で形成されたキャリア信号及びチャープ信号形成部102で形成されたチャープ信号をそれぞれ90°移相器113、114によって90°位相をシフトさせた後に第2の送信ミキサ112に入力することで、第2の送信ミキサ112から第2のミキシング信号LO2を出力する。
第1及び第2のミキシング信号LO1、LO2は加算器115で加算されることにより第1の送信信号TX1とされ、当該第1の送信信号TX1は第1の送信アンテナ103から送信される。また、加算器116は、第1のミキシング信号LO1から第2のミキシング信号LO2を減算することで、第2の送信信号TX2を得る。この第2の送信信号TX2は第2の送信アンテナ104から送信される。
受信アンテナ105は、第1の送信信号TX1の物体からの反射信号、及び、第2の送信信号TX2の物体からの反射信号が混ざり合った信号を受信信号RXとして受信する。
受信信号RXは、第1及び第2の受信ミキサ121、122に入力される。第1の受信ミキサ121は、受信信号RXと第1のミキシング信号(第1のローカル信号)LO1とを乗算することで、第1のダウンコンバート信号を得る。第2の受信ミキサ122は、受信信号RXと第2のミキシング信号(第2のローカル信号)とを乗算することで、第2のダウンコンバート信号を得る。
ローパスフィルタ(LPF)123によって高周波成分が取り除かれた第1のダウンコンバート信号IF1は加算器125及び加算器126に入力される。また、ローパスフィルタ(LPF)124によって高周波成分が取り除かれた第2のダウンコンバート信号IF2は加算器125及び加算器126に入力される。加算器125は、第1のダウンコンバート信号IF1と第2のダウンコンバート信号IF2とを加算することで、ダウンビート信号に基づく反射信号を得る。加算器126は、第1のダウンコンバート信号IF1から第2のダウンコンバート信号IF2を減算することで、アップビート信号に基づく反射信号を得る。
演算部106は、加算器125、126の出力を用いて所定の演算を行うことにより、反射物体までの距離や速度を算出する。
次に、レーダー送受信機100の動作について詳しく説明する。
チャープ信号形成部102は、例えば図2に示したようなチャープ信号を形成する。時間tで周波数が一定の割合で変化するチャープ信号の周波数は、次式で表すことができる。
Figure 0007060785000001
ここでT(秒)は周波数を変化させる時間、Δf(Hz)は変化させる周波数幅、f(Hz)は信号開始時点での周波数である。このチャープ信号は図のように周波数変化を繰り返す。
キャリア信号形成部101は、周波数一定のキャリア信号を形成する。このキャリア周波数をfc(例えばfc=79GHz)とする。
第1の送信ミキサ111から出力される第1のミキシング信号LO1は、次式で表すことができる。ただし、φ,ψはそれぞれキャリア信号とチャープ信号の初期位相である。
Figure 0007060785000002
第2の送信ミキサ112には、キャリア信号とチャープ信号それぞれの位相を90度(π/2)遅らせた信号が入力されるので、第2の送信ミキサ112から出力される第2のミキシング信号LO2は、次式で表すことができる。
Figure 0007060785000003
加算器115からは、次式で表される第1の送信信号TX1が出力される。
Figure 0007060785000004
加算器116からは、次式で表される第2の送信信号TX2が出力される。
Figure 0007060785000005
図3に示したように、第1の送信信号TX1は時間とともに周波数の下がるダウンチャープ信号(ダウンビート信号と言ってもよい)であり、第2の送信信号TX2は時間とともに周波数の上がるアップチャープ信号(アップビート信号と言ってもよい)である。
ここで、図4に示したように、送信信号TX1とTX2をそれぞれ指向性の異なるアンテナ103、104により送信すると仮定する。
このとき、送信信号TX1が距離Rにある反射物体1に反射して戻ってくるまでの往復伝搬時間τは、次式によって表すことができる。
Figure 0007060785000006
また、送信信号TX2が距離Rにある反射物体2に反射して戻ってくるまでの往復伝搬時間τは、次式によって表すことができる。
Figure 0007060785000007
物体1及び物体2から反射して戻ってきたこの2つの信号を受信アンテナ105で受信した受信信号RXは、次式で表すことができる。ただし、A1、A2はそれぞれ送信信号TX1、TX2それぞれについての受信信号の振幅である。
Figure 0007060785000008
第1の受信ミキサ121では、受信信号RXを第1のミキシング信号(第1のローカル信号)LO1によりダウンコンバートすることで第1のダウンコンバート信号IF1を得る。この第1のダウンコンバート信号IF1は、次式で表すことができる。
Figure 0007060785000009
第2の受信ミキサ122では、受信信号RXを第2のミキシング信号(第2のローカル信号)LO2によりダウンコンバートすることで第2のダウンコンバート信号IF2を得る。この第2のダウンコンバート信号IF2は、次式で表すことができる。
Figure 0007060785000010
ローパスフィルタ123、124によって高周波数成分が取り除かれた第1のダウンコンバート信号IF1と第2のダウンコンバート信号IF2は、それぞれ次式のように表すことができる。
Figure 0007060785000011
Figure 0007060785000012
式(11)で示されるダウンコンバート信号IF1、及び、式(12)で示されるダウンコンバート信号IF2には、第1の送信信号TX1、第2の送信信号TX2のどちらも含まれるが、加算器125、126でそれぞれ加算、減算を行うことで、第1の送信信号TX1の反射信号のみ、及び、第2の送信信号TX2の反射信号のみを取り出すことができる。
加算器125からは、次式で示すように第1の送信信号TX1の反射信号のみの信号が出力される。
Figure 0007060785000013
また、加算器126からは、次式で示すように第2の送信信号TX2の反射信号のみの信号が出力される。
Figure 0007060785000014
図5は、R=20m、R=10mの場合に、本実施の形態のレーダー送受信機100によって得られるIF1、IF2、IF1+IF2、IF1-IF2の様子を示すものである。
以上示したように、本実施の形態のレーダー送受信機100においては、アップチャープ信号(アップビート信号)とダウンチャープ信号(ダウンビート信号)を同時に別々の送信アンテナ104、103から送信し、それぞれの反射信号を1つの受信アンテナ105で受信した後に、分離することができる。
次に、演算部106は、加算器125、126で得られた信号を用いて、反射物体までの距離や、反射物体の速度を算出する。この演算部106による距離及び速度の算出処理については、例えば特許文献1などにも記載されている既知の種々の算出処理を適用できる。以下では、簡単に算出処理の一例を説明する。
演算部106は、加算器125、126でそれぞれ得られた和信号、差信号をそれぞれFFT処理することで式(15)、式(16)で示す周波数f、fを計算し、さらに式(15)、式(16)で示す演算により反射物体までの距離R、Rを推定する。
Figure 0007060785000015
Figure 0007060785000016
ここで、反射物体に速度vがあり、送信信号TX1、TX2をその物体に向けた場合を考える。
距離Rは時間の関数となるから、次式で表すことができる。
Figure 0007060785000017
この場合の遅延時間は、次式で表すことができる。
Figure 0007060785000018
よって、加算器125からは式(19)で示す信号が出力され、加算器126からは式(20)で示す信号が出力される。
Figure 0007060785000019
Figure 0007060785000020
ここで、送信信号の周波数は、f>>fと仮定すると、式(21)となり、この2つの周波数を用いて、式(22)から距離Rと速度vを推定できる。
Figure 0007060785000021
Figure 0007060785000022
以上説明したように、本実施の形態によれば、キャリア信号とチャープ信号とからイメージリジェクション回路を用いてアップビート信号とダウンビート信号とを形成する送信信号形成部110と、受信アンテナ105にて受信した反射信号を、イメージリジェクション回路を用いて、アップビート信号に基づく反射信号とダウンビート信号に基づく反射信号とに分離する受信信号処理部120と、を設けたことにより、同時に送信するアップビート信号とダウンビート信号とを簡易な構成により形成し得るレーダー送受信機を実現できる。
因みに、特許文献2のようにバンドパスフィルターを使った場合には、79GHz帯(77~81GHz)で片側のイメージ信号のみを切り落とすのは困難である。バンドパスフィルターでは、近い帯域を切り落とすのは難しい。これに対して、本実施の形態では、イメージリジェクション回路を用いてアップビート信号とダウンビート信号とを形成するので、近い帯域でアップビート信号とダウンビート信号を形成することができ、79GHz帯(77~81GHz)に収まるアップビート信号とダウンビート信号を容易に形成できるようになる。
上述の実施の形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することの無い範囲で、様々な形で実施することができる。
上述の実施の形態では、アップビート信号とダウンビート信号を指向性の異なる別々のアンテナから送信する場合について述べたが、アップビート信号とダウンビート信号を偏波(HとV)の異なる2つのアンテナから送信してもよい。また、アップビート信号とダウンビート信号を同一のアンテナから送信してもよい。さらに、送信アンテナ及び受信アンテナを複数のアレイアンテナによって構成してもよい。
また、上述の実施の形態では、本発明を、第1及び第2の送信信号を電波の形式で送信するとともに目標物体で反射した電波を受信する、いわゆる電波形式のレーダー送受信機に適用した場合について述べたが、本発明はいわゆるレーザーレーダー形式のレーダー送受信機に適用することもできる。
図6は、本発明を、レーザーレーダー形式のレーダー送受信機に適用した場合の構成例を示す図である。図1との対応部分に同一符号を付して示す図6において、レーダー送受信機200は、加算器115から出力されたダウンビート信号をレーザードライバー211に入力する。レーザードライバー211は、ダウンビート信号に基づいてレーザー発振器212を制御することにより、レーザー発振器212からダウンビート信号に対応したレーザー光を出力させる。レーザー発振器212から出力されたレーザー光は送信光学系213によって目標物体に向けられる。
同様に、レーダー送受信機200は、加算器116から出力されたアップビート信号をレーザードライバー221に入力する。レーザードライバー221は、アップビート信号に基づいてレーザー発振器222を制御することにより、レーザー発振器222からアップビート信号に対応したレーザー光を出力させる。レーザー発振器222から出力されたレーザー光は送信光学系223によって目標物体に向けられる。
目標物体から反射したレーザー光は、受信光学系231を介して光電変換器232に入力される。光電変換器232は、反射光を受光して光電変換することにより電気信号を得、この電気信号を受信ミキサ121、122に出力する。
このように、図6のレーダー送受信機200は、ダウンビート信号に対応する第1のレーザー光を出力する第1のレーザー光出力部(レーザードライバー211、レーザー発振器212)と、アップビート信号に対応する第2のレーザー光を出力する第2のレーザー光出力部(レーザードライバー221、レーザー発振器222)と、を有するとともに、第1及び第2のレーザー光出力部から出力された第1及び第2のレーザー光が目標物体で反射した反射光を受光して光電変換する受光部(光電変換器232)を有する。このような構成を採用することで、レーザーレーダー形式のレーダー送受信機に本発明を適用できる。
本発明は、例えば車両に搭載されて周辺の物体を検出するレーダー送受信機に好適である。
100、200 レーダー送受信機
103、104 送信アンテナ
105 受信アンテナ
110 送信信号形成部
111、112、121、122 ミキサ
113、114 90°移相器
115、116、125、126 加算器
120 受信信号処理部
211、221 レーザードライバー
212、222 レーザー発振器
213、223 送信光学系

Claims (3)

  1. アップビート信号とダウンビート信号を同時に送信し、これを受信することで目標物体を検知するレーダー送受信機であって、
    キャリア信号とチャープ信号とから、イメージリジェクション回路を用いてアップビート信号とダウンビート信号とを形成する送信信号形成部と、
    前記送信信号形成部で形成された前記アップビート信号と前記ダウンビート信号とを同時に送信する送信部と、
    送信された前記アップビート信号及び前記ダウンビート信号が目標物体で反射して生じる反射信号を受信する受信部と、
    前記受信部にて受信した前記反射信号を、イメージリジェクション回路を用いて、前記アップビート信号に基づく反射信号と、前記ダウンビート信号に基づく反射信号とに分離する受信信号処理部と、
    を具備し、
    前記送信信号形成部は、
    前記キャリア信号と前記チャープ信号とを乗算する第1のミキサと、
    前記第1のミキサに入力される前記キャリア信号及び前記チャープ信号に対して、それぞれ90°位相がシフトされたキャリア信号とチャープ信号とを乗算する第2のミキサと、
    前記第1のミキサの出力と前記第2のミキサの出力とを加算することで、前記ダウンビート信号を出力する第1の加算器と、
    前記第1のミキサの出力と前記第2のミキサの出力との間で減算処理を行うことで、前記アップビート信号を出力する第2の加算器と、
    を具備し、
    前記受信信号処理部は、
    前記反射信号と前記第1のミキサの出力信号とを乗算する第3のミキサと、
    前記反射信号と前記第2のミキサの出力信号とを乗算する第4のミキサと、
    前記第3のミキサの出力と前記第4のミキサの出力とを加算することで、前記ダウンビート信号に基づく反射信号を得る第3の加算器と、
    前記第3のミキサの出力と前記第4のミキサの出力との間で減算処理を行うことで、前記アップビート信号に基づく反射信号を得る第4の加算器と、
    を具備する、
    レーダー送受信機。
  2. 前記送信部は、前記ダウンビート信号を送信する第1のアンテナと、前記アップビート信号を送信する第2のアンテナと、を有し、
    前記受信部は、前記第1及び第2のアンテナから送信された前記ダウンビート信号及び前記アップビート信号が目標物体で反射して生じる反射信号を受信する受信アンテナを有する、
    請求項1に記載のレーダー送受信機。
  3. 前記送信部は、前記ダウンビート信号に対応する第1のレーザー光を出力する第1のレーザー光出力部と、前記アップビート信号に対応する第2のレーザー光を出力する第2のレーザー光出力部と、を有し、
    前記受信部は、前記第1及び第2のレーザー光出力部から出力された第1及び第2のレーザー光が目標物体で反射した反射光を受光して光電変換する受光部を有する、
    請求項1に記載のレーダー送受信機。
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