JP7058098B2 - 発泡性飲料及び発泡性飲料の泡持ち特性を向上させる方法 - Google Patents

発泡性飲料及び発泡性飲料の泡持ち特性を向上させる方法 Download PDF

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Description

本発明は、発泡性飲料及び発泡性飲料の泡持ち特性を向上させる方法に関する。
特許文献1には、還元型クルクミノイドを含むことで泡特性が向上した発泡性飲料が記載されている。
特開2013-13385号公報
一方、本発明の発明者は、ビールの製造で一般に使用される原料(麦芽、及び副原料として使用される原料)以外の新たな成分を添加する必要がない、発泡性飲料の泡持ち特性を向上させる技術的手段について、鋭意検討を行った。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、泡持ち特性が効果的に向上した発泡性飲料及び発泡性飲料の泡持ち特性を効果的に向上させる方法を提供することをその目的の一つとする。
上記課題を解決するための本発明の一実施形態に係る発泡性飲料は、総タンパク質含有量(μg/mL)に対する、25%飽和硫酸アンモニウム沈殿の分子量5000以上の画分のタンパク質含有量(μg/mL)の割合が、1.10%以上である。本発明によれば、泡持ち特性が効果的に向上した発泡性飲料が提供される。
前記発泡性飲料は、前記総タンパク質含有量が500μg/mL以上であることとしてもよい。前記発泡性飲料は、前記総タンパク質含有量が15000μg/mL以下であることとしてもよい。前記発泡性飲料は、仮性エキスが5.0重量%以下であることとしてもよい。前記発泡性飲料は、苦味価が200以下であることとしてもよい。前記発泡性飲料は、20℃における粘度が2.0mPa・s以下であることとしてもよい。前記発泡性飲料は、β-グルカン含有量が500mg/L以下であることとしてもよい。前記発泡性飲料は、pHが2.8以上、5.1以下であることとしてもよい。前記発泡性飲料は、アルコール含有量が20体積%以下であることとしてもよい。前記発泡性飲料は、麦芽飲料であることとしてもよい。
上記課題を解決するための本発明の一実施形態に係る方法は、発泡性飲料の総タンパク質含有量(μg/mL)に対する、25%飽和硫酸アンモニウム沈殿の分子量5000以上の画分のタンパク質含有量(μg/mL)の割合を、1.10%以上とすることにより、前記発泡性飲料の泡持ち特性を向上させる方法である。本発明によれば、発泡性飲料の泡持ち特性を効果的に向上させる方法が提供される。
本発明によれば、泡持ち特性が効果的に向上した発泡性飲料及び発泡性飲料の泡持ち特性を効果的に向上させる方法が提供される。
本発明の一実施形態に係る実施例において発泡性飲料を評価した結果の一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る実施例において発泡性飲料を評価した結果の他の例を示す説明図である。
以下に、本発明の一実施形態について説明する。なお、本発明は本実施形態に限られるものではない。
本実施形態に係る発泡性飲料(以下、「本飲料」という。)は、総タンパク質含有量(μg/mL)に対する、25%飽和硫酸アンモニウム沈殿の分子量5000以上の画分のタンパク質含有量(μg/mL)の割合が、1.10%以上である。
本発明の発明者は、発泡性飲料の泡持ち特性を向上させる技術的手段について鋭意検討を行った結果、当該発泡性飲料の総タンパク質含有量(μg/mL)に対する、25%飽和硫酸アンモニウム沈殿の分子量5000以上の画分のタンパク質含有量(μg/mL)の割合が所定値(%)以上である場合に、当該発泡性飲料が優れた泡持ち特性を有することを独自に見出し、本発明を完成するに至った。
このため、本実施形態は、発泡性飲料の総タンパク質含有量(μg/mL)に対する、25%飽和硫酸アンモニウム沈殿の分子量5000以上の画分のタンパク質含有量(μg/mL)の割合を、1.10%以上とすることにより、当該発泡性飲料の泡持ち特性を向上させる方法を含む。
発泡性飲料の25%飽和硫酸アンモニウム沈殿の分子量5000以上の画分(以下、「25%HMW画分」という。)は、まずガス抜きした当該発泡性飲料に25%飽和となる量の硫酸アンモニウムを添加して沈殿を形成し、次いで当該沈殿を25%飽和硫酸アンモニウム水で3回洗浄し、さらに当該沈殿に蒸留水を添加した後に上清を採取し、その後、当該上清を排除限界分子量が5000であるゲル濾過カラムで処理することにより得られる。
発泡性飲料の総タンパク質含有量、及び25%HMW画分のタンパク質含有量は、Lowry法により測定される。すなわち、これらのタンパク質含有量は、例えば、市販のキット(DCプロテインアッセイ、Bio-Rad社製)を使用して測定される。この場合、具体的には、試料(発泡性飲料、又は当該発泡性飲料から調製された25%HMW画分)と、A試薬(酒石酸銅を含む溶液)とを混合し、次いで、B試薬(Folin試薬を含む溶液)を加えて混合し、その後、750nmの吸光度を測定する。そして、測定された吸光度と、牛血清アルブミンを使用して作成された検量線とに基づいて、試料のタンパク質含有量が算出される。
なお、上述のようにして発泡性飲料から25%HMW画分を調製する際には、濃縮が生じる。すなわち、発泡性飲料から得られる25%HMW画分の体積は、当該発泡性飲料の体積に比べて小さい。このため、本発明における発泡性飲料の25%HMW画分のタンパク質含有量は、発泡性飲料から調製された25%HMW画分を用いて測定されるタンパク質含有量を、当該発泡性飲料から当該25%HMW画分を調製した際の濃縮率(すなわち、当該調製に使用された当該発泡性飲料の体積を、当該調製で得られた当該25%HMW画分の体積で除して得られる比率)で除して算出される。
総タンパク質含有量に対する、25%HMW画分のタンパク質含有量の割合(以下、「25%HMWタンパク質割合」という。)(%)は、上述のようにして発泡性飲料から調製された当該25%HMW画分のタンパク質含有量を、当該発泡性飲料の当該総タンパク質含有量で除して得られた値に、100を乗じることにより算出される。
本飲料の25%HMWタンパク質割合は、1.10%以上であれば特に限られないが、例えば、1.15%以上であることが好ましく、1.20%以上であることがより好ましく、1.25%以上であることが特に好ましい。本飲料の25%HMWタンパク質割合の上限値は、本発明の効果が得られる範囲であれば特に限られないが、当該25%HMWタンパク質割合は、例えば、5.00%以下であることとしてもよい。
本飲料の総タンパク質含有量は、本発明の効果が得られる範囲であれば特に限られないが、例えば、500μg/mL以上であることとしてもよい。この場合、本飲料の総タンパク質含有量は、600μg/mL以上であることが好ましく、700μg/mL以上であることがより好ましく、800μg/mL以上であることがより一層好ましく、900μg/mL以上であることが特に好ましい。
また、本飲料の総タンパク質含有量の上限値は、本発明の効果が得られる範囲であれば特に限られないが、当該総タンパク質含有量は、例えば、15000μg/mL以下であることとしてもよい。この場合、本飲料の総タンパク質含有量は、12500μg/mL以下であってもよく、10000μg/mL以下であってもよい。
本飲料の総タンパク質含有量は、上述した下限値の任意の一つと、上述した上限値の任意の一つと、によって特定されてもよい。すなわち、本飲料の総タンパク質含有量は、例えば、500μg/mL以上、15000μg/mL以下であることとしてもよく、600μg/mL以上、15000μg/mL以下であることが好ましく、700μg/mL以上、12500μg/mL以下であることがより好ましく、800μg/mL以上、12500μg/mL以下であることがより一層好ましく、900μg/mL以上、10000μg/mL以下であることが特に好ましい。
本飲料の仮性エキスは、本発明の効果が得られる範囲であれば特に限られないが、例えば、5.0重量%以下であることとしてもよい。この場合、本飲料の仮性エキスは、4.5重量%以下であってもよく、4.0重量%以下であってもよい。
発泡性飲料の仮性エキスは、文献「改訂 BCOJビール分析法 2013年増補改訂(編集:ビール酒造組合 国際技術委員会(分析委員会)、発行所:公益財団法人日本醸造協会)」の「8.2 外観(仮性)エキス-ピクノメーター法-」に記載の方法(ただし、比重はアルコライザーを使用して測定)により測定される。
本飲料の苦味価(BU)は、本発明の効果が得られる範囲であれば特に限られないが、例えば、200以下であることとしてもよい。この場合、本飲料のBUは、100以下であってもよく、75以下であってもよい。
本飲料のBUの下限値は、本発明の効果が得られる範囲であれば特に限られないが、例えば、2以上であってもよく、5以上であってもよい。本飲料のBUは、上述した下限値の任意の一つと、上述した上限値の任意の一つと、によって特定されてもよい。すなわち、本飲料のBUは、例えば、2以上、200以下であってもよく、5以上、100以下であってもよく、5以上、75以下であってもよい。
発泡性飲料の苦味価は、文献「改訂 BCOJビール分析法 2013年増補改訂(編集:ビール酒造組合 国際技術委員会(分析委員会)、発行所:公益財団法人日本醸造協会)」の「8.15 苦味価(IM)」に記載の方法により測定される。
本飲料の粘度は、本発明の効果が得られる範囲であれば特に限られないが、本飲料の20℃における粘度は、例えば、2.0mPa・s以下であることとしてもよい。この場合、本飲料の20℃における粘度は、1.8mPa・s以下であってもよく、1.6mPa・s以下であってもよい。
本飲料の粘度の下限値は、本発明の効果が得られる範囲であれば特に限られないが、本飲料の20℃における粘度は、例えば、1.0mPa・s以上であってもよく、1.3mPa・s以上であってもよい。
本飲料の20℃における粘度は、上述した下限値の任意の一つと、上述した上限値の任意の一つと、によって特定されてもよい。すなわち、本飲料の20℃における粘度は、例えば、1.0mPa・s以上、2.0mPa・s以下であってもよく、1.0mPa・s以上、1.8mPa・s以下であってもよく、1.3mPa・s以上、1.6mPa・s以下であってもよい。発泡性飲料の粘度は、毛細管(ウベローデ粘度管)式の粘度測定装置を使用して20℃で測定される。
本飲料のβ-グルカン含有量は、本発明の効果が得られる範囲であれば特に限られないが、例えば、500mg/L以下であることとしてもよい。この場合、本飲料のβ-グルカン含有量は、400mg/L以下であってもよく、300mg/L以下であってもよい。
発泡性飲料のβ-グルカン含有量は、文献「改訂 BCOJビール分析法 2013年増補改訂(編集:ビール酒造組合 国際技術委員会(分析委員会)、発行所:公益財団法人日本醸造協会)」の「8.28 高分子β-グルカン」に記載の方法により測定される。
本飲料のpHは、本発明の効果が得られる範囲であれば特に限られないが、例えば、2.8以上、5.1以下であることとしてもよい。この場合、本飲料のpHは、3.8以上、4.5以下であってもよい。
発泡性飲料のpHは、文献「改訂 BCOJビール分析法 2013年増補改訂(編集:ビール酒造組合 国際技術委員会(分析委員会)、発行所:公益財団法人日本醸造協会)」の「8.7 pH」に記載の方法により測定される。
本飲料は、発泡性飲料である。発泡性飲料は、泡立ち特性及び泡持ち特性を有する飲料である。すなわち、発泡性飲料は、例えば、炭酸ガスを含有する飲料であって、グラス等の容器に注いだ際に液面上部に泡の層が形成される泡立ち特性と、その形成された泡が一定時間以上保たれる泡持ち特性とを有する飲料であることが好ましい。
発泡性飲料のNIBEM値は、例えば、50秒以上であることとしてもよい。この場合、発泡性飲料のNIBEM値は、80秒以上であることが好ましく、150秒以上であることがより好ましく、200秒以上であることが特に好ましい。
発泡性飲料のNIBEM値は、文献「改訂 BCOJビール分析法 2013年増補改訂(編集:ビール酒造組合 国際技術委員会(分析委員会)、発行所:公益財団法人日本醸造協会)」の「8.29 泡-NIBEM-Tを用いた泡持ち測定法-」に記載の方法により測定される。
発泡性飲料は、その20℃における炭酸ガス圧が0.05MPa以上であることとしてもよい。この場合、発泡性飲料の20℃における炭酸ガス圧は、0.1MPa以上であってもよく、0.2MPa以上であってもよい。発泡性飲料の炭酸ガス圧の上限値は、本発明の効果が得られる範囲であれば特に限られないが、20℃における当該炭酸ガス圧は、0.3MPa以下であることとしてもよい。
発泡性飲料の炭酸ガス圧は、文献「改訂 BCOJビール分析法 2013年増補改訂(編集:ビール酒造組合 国際技術委員会(分析委員会)、発行所:公益財団法人日本醸造協会)」の「8.21 ガス圧」に記載の方法により測定される。
本飲料のアルコール含有量は、本発明の効果が得られる範囲であれば特に限られないが、例えば、20体積%以下であることとしてもよい。この場合、本飲料のアルコール含有量は、10体積%以下であってもよく、8体積%以下であってもよい。
発泡性飲料のアルコール含有量は、文献「改訂 BCOJビール分析法 2013年増補改訂(編集:ビール酒造組合 国際技術委員会(分析委員会)、発行所:公益財団法人日本醸造協会)」の「8.3.6 アルコライザー法」に記載の方法により測定される。
本飲料は、アルコール飲料であることとしてもよい。アルコール飲料は、アルコール含有量が1体積%以上(アルコール分1度以上)の飲料である。アルコール飲料のアルコール含有量の上限値は特に限られないが、当該アルコール含有量は、例えば、20体積%以下であってもよく、10体積%以下であってもよく、8体積%以下であってもよい。
本飲料は、ノンアルコール飲料であることとしてもよい。ノンアルコール飲料は、アルコール含有量が1体積%未満の飲料である。ノンアルコール飲料のアルコール含有量は、1体積%未満であれば特に限られないが、例えば、0.5体積%未満であってもよく、0.05体積%未満であってもよく、0.005体積%未満であってもよい。ノンアルコール飲料は、アルコール発酵後の原料液に、アルコール含有量を低減する処理を施して、製造されてもよい。
本飲料は、麦芽飲料であることとしてもよい。麦芽飲料は、麦芽を使用して製造される。このため、麦芽飲料は、麦芽由来成分を含む。なお、麦芽としては、麦芽エキスが使用されてもよい。本飲料は、非麦芽飲料であることとしてもよい。非麦芽飲料は、麦芽を使用することなく製造される。
本飲料は、ホップ由来成分を含むこととしてもよい。この場合、本飲料は、ホップを使用して製造される。使用されるホップは特に限られず、例えば、ホップエキス、ホップパウダー、ホップペレット、プレスホップ、生ホップ、イソ化ホップ、ローホップ、テトラホップ及びヘキサホップからなる群より選択される1以上が使用される。
ホップ由来成分は、ホップに由来する成分であれば特に限られないが、例えば、ホップ由来の苦味成分及び芳香成分からなる群より選択される1以上であることが好ましい。ホップ由来苦味成分は、例えば、イソα酸であることが好ましい。ホップ由来芳香成分は、例えば、テルペン類であることが好ましい。テルペン類は、例えば、ミルセン、フムレン、リナロール及びゲラニオールからなる群より選択される1以上であることが好ましい。
本飲料は、ビールテイスト飲料であることとしてもよい。ビールテイスト飲料は、ビール様の香味を有する発泡性飲料である。すなわち、ビールテイスト飲料は、アルコール含有量や、製造時の条件(例えば、麦芽の使用の有無、ホップの使用の有無、アルコール発酵の有無)に関わらず、ビール様の香味を有する発泡性飲料であれば特に限られない。
すなわち、ビールテイスト飲料は、アルコール飲料であってもよい。この場合、ビールテイスト飲料は、例えば、ビール、発泡酒、及び、発泡酒とアルコール成分(例えば、スピリッツ等の蒸留酒)とを含有する発泡性飲料からなる群より選択されるアルコール飲料であることとしてもよい。また、ビールテイスト飲料は、ノンアルコール飲料であってもよい。
本飲料は、発酵飲料であることとしてもよい。発酵飲料は、酵母によるアルコール発酵を行って製造される。このため、発酵飲料は、発酵成分を含む。発酵成分は、アルコール発酵において酵母により生成される。本飲料は、非発酵飲料であることとしてもよい。非発酵飲料は、酵母によるアルコール発酵を行うことなく製造される。
本飲料の製造方法は、上述した特性を有する本飲料が製造される方法であれば特に限られないが、例えば、原料液を使用して発泡性飲料を製造する方法であって、可溶性窒素含有量(以下、「SN含有量」という。)が0.30重量%以上、0.60重量%以下である麦芽を使用して調製された当該原料液を使用することを含む方法が好ましい。
この場合、本飲料の製造方法は、麦芽を使用して原料液を調製することを含み、当該麦芽は、SN含有量が0.30重量%以上、0.60重量%以下である上記麦芽(以下、「第一麦芽」という。)1重量%以上、85重量%以下と、SN含有量が当該第一麦芽より大きい麦芽(以下、「第二麦芽」という。)15重量%以上、99重量%以下とを含むことが好ましい。なお、第一麦芽及び第二麦芽の色度は、15.0EBC単位以下であることが好ましい。
より具体的に、第一麦芽のSN含有量は、0.30重量%以上、0.60重量%以下であれば特に限られないが、例えば、0.30重量%以上、0.57重量%以下であってもよく、0.30重量%以上、0.55重量%以下であってもよく、0.30重量%以上、0.54重量%以下であってもよく、0.30重量%以上、0.51重量%以下であってもよい。
これらの場合、発泡性飲料の製造において、原料液の調製に使用する第一麦芽のSN含有量、及び当該第一麦芽と第二麦芽との重量比からなる群より選択される1以上を調節して、当該発泡性飲料の25%HMWタンパク質割合を上述した範囲に調節することにより、当該発泡性飲料の泡持ち特性を効果的に向上させることができる。
麦芽のSN含有量は、例えば、当該麦芽の調製における発芽時間によって調節することができる。すなわち、第一麦芽は、例えば、発芽時間が72時間以下、70時間以下、65時間以下、又は60時間以下の発芽処理により調製される。具体的に、第一麦芽の発芽処理は、例えば、当該第一麦芽が大麦麦芽である場合、まず大麦に浸麦処理を施し、次いで、浸麦処理後の大麦(例えば、浸麦度が25重量%以上、45重量%以下の大麦)を、発芽に適した温度(例えば、12℃以上、22℃以下の温度)で、上述した発芽時間維持して、当該大麦を発芽させることにより行う。浸麦度は、浸麦が終了した時点における、浸麦後の大麦の水分含有率である。
麦芽のSN含有量は、文献「改訂 BCOJビール分析法 2013年増補改訂(編集:ビール酒造組合 国際技術委員会(分析委員会)、発行所:公益財団法人日本醸造協会)」の「4.3.5 可溶性窒素(IM)」に記載の方法により測定され、当該「4.3.5 可溶性窒素(IM)」の「5.結果の表示」の「(2)」に従って、麦芽乾物中の可溶性窒素含量として重量%で表示する。
第一麦芽のβ-グルカン含有量は、本発明の効果が得られる範囲であれば特に限られないが、例えば、1000mg/L以上であることとしてもよい。この場合、第一麦芽のβ-グルカン含有量は、例えば、1200mg/L以上であることとしてもよく、1400mg/L以上であることとしてもよく、1600mg/L以上であることとしてもよく、1800mg/L以上であることとしてもよく、2000mg/L以上であることとしてもよい。第一麦芽のβ-グルカン含有量の上限値は特に限られないが、例えば、6000mg/L以下であることとしてもよい。
麦芽のβ-グルカン含有量は、文献「改訂 BCOJビール分析法 2013年増補改訂(編集:ビール酒造組合 国際技術委員会(分析委員会)、発行所:公益財団法人日本醸造協会)」の「4.6 高分子β-グルカン-ポストカラム・カルコフロール・フローインジェクション法-」に記載の方法により測定される。
原料液は、第一麦芽及び第二麦芽を含む麦芽と水とを混合して調製される。原料液は、まず麦芽と水とを混合し、次いで、糖化を行って調製されてもよい。ホップを使用する場合、原料液は、まず麦芽と水とを混合して糖化を行い、次いで、ホップを添加して煮沸することにより調製されてもよい。アルコール発酵を行う場合、当該アルコール発酵は、原料液に酵母を添加することにより行う。
次に、本実施形態に係る具体的な実施例について説明する。
[実施例1、対照例1]
発泡性飲料の製造に使用する第一麦芽を調製した。すなわち、大麦(皮麦である二条大麦)に発芽処理を施して、SN含有量が比較的小さい第一麦芽を調製した。具体的に、まず大麦に浸麦処理を施して、浸麦度が約34重量%の大麦を得た。次いで、浸麦処理後の大麦を、15℃~20℃の温度で、約20時間維持して、当該大麦を発芽させることにより、麦芽を得た。さらに、この麦芽を、55℃~88℃の温度で、30時間~40時間維持することにより、焙燥を行った。
こうして、色度が2.1EBC単位であり、SN含有量が0.408重量%であり、β-グルカン含有量が2846mg/Lである第一麦芽を得た。得られた第一麦芽は、皮麦である二条大麦の焙燥麦芽であった。
一方、発泡性飲料の製造に使用する第二麦芽としては、第一麦芽とは異なる品種の市販の大麦麦芽(具体的には、皮麦である二条大麦の焙燥麦芽)を使用した。この第二麦芽は、色度が4.9EBC単位であり、SN含有量が0.833重量%であり、β-グルカン含有量が152mg/Lであった。
また、対照例において第一麦芽に代えて使用する麦芽(以下、「対照麦芽」という。)を、当該第一麦芽と同一品種の大麦に発芽処理を施して調製した。すなわち、まず大麦に浸麦処理を施して、浸麦度が43.0重量%~45.0重量%の大麦を得た。次いで、浸麦処理後の大麦を、15℃~20℃の温度で、144時間~168時間維持して、当該大麦を発芽させることにより、麦芽を得た。さらに、この麦芽を、50℃~88℃の温度で、30時間~40時間維持することにより、焙燥を行った。
こうして、色度が3.1EBC単位であり、SN含有量が0.685重量%であり、β-グルカン含有量が58mg/Lである対照麦芽を得た。
次に、発泡性飲料を製造した。麦芽としては、15重量%の第一麦芽又は15重量%の対照麦芽と、85重量%の第二麦芽と、当該第一麦芽の使用量と第二麦芽の使用量との合計に対して約3重量%のカラメル麦芽(色度が150EBC単位以上である大麦麦芽)とを使用して、原料液を調製した。
すなわち、まず第一麦芽又は対照麦芽と、第二麦芽と、カラメル麦芽と、水とを混合して得られた混合液の糖化を行った。次いで、糖化後の混合液にホップペレット及びホップエキスを添加して90分間煮沸を行った。煮沸後の混合液を冷却して原料液(いわゆる麦汁)を得た。さらに、原料液に酵母を添加してアルコール発酵を行った。アルコール発酵後には、さらに熟成を行った。
こうして、第一麦芽及び第二麦芽を使用し(実施例1)、又は対照麦芽及び第二麦芽を使用して(対照例1)、2種類の発泡性飲料を製造した。そして、各発泡性飲料について、NIBEM値、アルコール含有量、BU、pH、粘度、仮性エキス及びβ-グルカン含有量を測定した。
さらに、各発泡性飲料の総タンパク質含有量を測定するとともに、当該各発泡性飲料から調製した25%HMW画分のタンパク質含有量を測定した。すなわち、まず発泡性飲料1050mLを撹拌によりガス抜き後、25%飽和となる量の硫酸アンモニウムを添加して、室温で一晩撹拌した。その後、20℃で10分間遠心分離(12,000×g)を行い、沈殿を得た。さらに、沈殿に25%硫酸アンモニア水30mLを添加し、ボルテックスで懸濁後、20℃で10分間遠心分離(8,400×g)することにより洗浄を行った。この洗浄をさらに2回行った。
その後、得られた沈殿に蒸留水10mLを添加して、20℃で2時間振とうした。次いで、20℃で10分間遠心分離(8,400×g)した後の上清を採取した。さらに上清を、排除限界分子量が5000であるPD-10カラム(GEヘルスケアバイオサイエンス社製)で脱塩することにより回収された14mLの画分を、25%HMW画分として得た。
そして、市販のタンパク質定量キット(DCプロテインアッセイ、バイオラッド社)を用いたLowry法により、発泡性飲料、及び上述のようにして得られた25%HMW画分のタンパク質含有量を測定した。
具体的に、まずタンパク質濃度が50μg/mL~500μg/mLの範囲内となるように発泡性飲料又は25%HMW画分に蒸留水を添加して希釈することにより調製された試料5μLと、A試薬(酒石酸銅を含む溶液)25μLとを混合した。次いで、さらにB試薬(Folin試薬を含む溶液)200μLを加えて混合し、室温にて15分間、発色反応を行った。その後、溶液の750nmにおける吸光度を測定した。そして、測定された吸光度と、牛血清アルブミンを使用して作成された検量線とに基づいて、タンパク質含有量(μg/mL)を算出した。
なお、上述のとおり、25%HMW画分の調製においては、1050mLの発泡性飲料から14mLの当該25%HMW画分が得られた。このため、発泡性飲料の25%HMW画分のタンパク質含有量は、25%HMW画分を用いて測定されたタンパク質含有量を、当該25%HMW画分の調製時の濃縮率(すなわち、当該調製に使用された当該発泡性飲料の体積1050mLを、当該調製で得られた当該25%HMW画分の体積14mLで除して得られた比率)で除して算出された。
[実施例2、対照例2]
上述の実施例1で第一麦芽及び対照麦芽の調製に使用した大麦と同一品種の大麦を使用して、上述の実施例1と同様に、第一麦芽及び対照麦芽を調製した。その後、上述の実施例1と同様に、第一麦芽及び第二麦芽を使用し(実施例2)、又は対照麦芽及び第二麦芽を使用して(対照例2)、2種類の発泡性飲料を製造した。
そして、上述の実施例1と同様に、各発泡性飲料について、NIBEM値、アルコール含有量、BU、pH、粘度、仮性エキス及びβ-グルカン含有量を測定した。さらに、上述の実施例1と同様に、各発泡性飲料の総タンパク質含有量と、当該各発泡性飲料から調製した25%HMW画分のタンパク質含有量とを測定した。
[対照例3-1~3-9]
市販のビール6種と、市販の発泡酒2種と、市販の他の発泡性飲料(発泡酒とスピリッツとを含む発泡性飲料)1種とからなる9種類の発泡性飲料(対照例3-1~3-9)を準備した。
そして、上述の実施例1と同様に、各発泡性飲料について、NIBEM値と、総タンパク質含有量と、25%HMW画分のタンパク質含有量とを測定した。なお、9種類の市販の発泡性飲料のアルコール含有量は、5体積%~6体積%であった。
[結果]
図1には、実施例1,2、対照例1,2,3-1~3-9の発泡性飲料のそれぞれについて、総タンパク質含有量(μg/mL)、25%HMW画分のタンパク質含有量(μg/mL)、25%HMWタンパク質割合(%)、及びNIBEM値(秒)を示す。
図2には、実施例1,2、対照例1,2の発泡性飲料のそれぞれについて、アルコール含有量(体積%)、BU、pH及び粘度(mPa・s)を示す。
図1に示すように、実施例1の発泡性飲料の25%HMWタンパク質割合は1.28%であったのに対し、対照例1の発泡性飲料のそれは0.98%であった。また、実施例1の発泡性飲料のNIBEM値は298秒であったのに対し、対照例1の発泡性飲料のそれは279秒であった。すなわち、実施例1の発泡性飲料の25%HMWタンパク質割合は、対照例1のそれより顕著に大きく、且つ当該実施例1の発泡性飲料のNIBEM値は、対照例1のそれより顕著に大きかった。
同様に、実施例2の発泡性飲料の25%HMWタンパク質割合は、対照例2のそれより顕著に大きく、且つ当該実施例1の発泡性飲料のNIBEM値は、対照例1のそれより顕著に大きかった。すなわち、実施例2の発泡性飲料は、25%HMWタンパク質割合が1.55%であり、NIBEM値は290秒であったのに対し、対照例1の発泡性飲料は、25%HMWタンパク質割合が0.99%であり、NIBEM値は276秒であった。
一方、図2に示すように、実施例1,2、及び対照例1,2において、発泡性飲料のアルコール含有量は5体積%前後、BUは23前後、pHは4.3前後、及び粘度は1.45mPa・s前後であり、いずれの特性も実施例1,2と、対照例1,2とで大差はなかった。また、図示はしていないが、実施例1,2、及び対照例1,2において、仮性エキスは1.5重量%前後、及びβ-グルカン含有量は30mg/L前後であり、これらの特性についても、実施例1,2と、対照例1,2とで大差はなかった。
また、対照例3-1~3-9の発泡性飲料は、25%HMWタンパク質割合が0.23%~0.95%であり、NIBEM値は212秒~257秒であった。すなわち、実施例1,2の発泡性飲料は、25%HMWタンパク質割合において対照例3-1~3-9の発泡性飲料より顕著に大きく、且つNIBEM値においても、対照例3-1~3-9の発泡性飲料より顕著に大きかった。

Claims (10)

  1. 総タンパク質含有量(μg/mL)に対する、25%飽和硫酸アンモニウム沈殿の分子量5000以上の画分の大麦又は大麦麦芽由来タンパク質含有量(μg/mL)の割合が、1.10%以上であり、
    前記総タンパク質含有量が500μg/mL以上である、発泡性飲料。
  2. 前記総タンパク質含有量が15000μg/mL以下である、請求項1に記載の発泡性飲料。
  3. 仮性エキスが5.0重量%以下である、請求項1又は2に記載の発泡性飲料。
  4. 苦味価が200以下である、請求項1乃至のいずれかに記載の発泡性飲料。
  5. 20℃における粘度が2.0mPa・s以下である、請求項1乃至のいずれか記載の発泡性飲料。
  6. β-グルカン含有量が500mg/L以下である、請求項1乃至のいずれか記載の発泡性飲料。
  7. pHが2.8以上、5.1以下である、請求項1乃至のいずれか記載の発泡性飲料。
  8. アルコール含有量が20体積%以下である、請求項1乃至のいずれか記載の発泡性飲料。
  9. 麦芽飲料である、請求項1乃至のいずれか記載の発泡性飲料。
  10. 総タンパク質含有量が500μg/mL以上である発泡性飲料の前記総タンパク質含有量(μg/mL)に対する、25%飽和硫酸アンモニウム沈殿の分子量5000以上の画分の大麦又は大麦麦芽由来タンパク質含有量(μg/mL)の割合を、1.10%以上とすることにより、前記発泡性飲料の泡持ち特性を向上させる方法。
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