JP7057253B2 - 配電機器と付属装置の固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、配電機器と付属装置の固定構造に関するものである。
ブレーカなどの配電機器には、付属装置が取り付けられることがある。この付属装置としては、例えば、動作状態を出力するための補助スイッチや、接点状態を通知する警報スイッチや、端子台や、地震を検出した場合にブレーカに遮断信号を送信する感震リレーなどがある。特許文献1には、このような技術が記載されているが、この文献に記載された、付属装置の取り付け構造は、付属装置の本体ケースの側面に備えた突出部を配電機器の側壁に備えた切欠部に係止させ、カバーを被せることによって固定するものである。
特開2018-055980号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている構造では、カバーを被せることによって固定しているため、配電機器のカバーに近い位置、すなわち配電機器の正面側は固定されるが、背面側は固定されておらず、全体としてはガタつきが生じる虞がある。また、カバーを被せるときに、付属装置と配電機器を接続する配線を挟み込む虞がある。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明の課題は、付属装置を配電機器に取り付けた際のガタツキを抑制すること、及び、付属装置を配電機器に取り付ける際の配線の挟み込みを抑制することである。
上記課題を解決するため、配電機器に係止する係止部と、配線保護ダクト部と、をケース本体から側方に突出するように備える付属装置を備え、付属装置が配電機器の側面に取り付けられた状態において、係止部よりも背面側で配線保護ダクト部が配電機器に拘束される、配電機器と付属装置の固定構造とする。
また、配電機器は、内部機構を備える本体ベースと、本体ベースの正面側に位置する本体カバーと、本体ベースの背面側に位置する補助ベースを備え、配線保護ダクト部を本体ベースと補助ベースで挟んで拘束する構成とすることが好ましい。
また、付属装置の係止部が係合する嵌合部を配電機器の側面に備え、前記嵌合部には、向かい合う第一の嵌合溝と、第二の嵌合溝を備えた構成とすることが好ましい。
また、本体カバーには、開閉可能な補助カバーが取り付けられており、補助カバーは、閉じた状態において嵌合部に係止された係止部と当接する構成とすることが好ましい。
本発明では、付属装置を配電機器に取り付けた際のガタツキを抑制することができる。また、付属装置を配電機器に取り付ける際の配線の挟み込みを抑制することができる。
実施形態の付属装置の斜視図である。 付属装置が配電機器に固定された状態の正面図である。但し、補助カバーは外している。 付属装置が配電機器に固定された状態の正面図である。但し、補助カバーは閉じている。 付属装置が配電機器に接続された状態であって、補助ベースが取り付けられる前の状態を背面側から見た斜視図である。但し、太線の矢印は付属装置取付時の回動方向を示す。 付属装置が配電機器に固定された状態を背面側から見た斜視図である。 付属装置が配電機器に接続された状態であって、補助ベースが取り付けられる前の状態の側面図である。 配電機器の分解斜視図である。 付属装置の正面図である。 付属装置の側面図である。 付属装置を図9とは異なる側から見た側面図である。 本体カバーの斜視図である。 本体カバーの正面図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。図1から図6に示されていることから理解されるように、本実施形態では、配電機器2に係止する係止部31と、配線保護ダクト部32と、をケース本体33から側方に突出するように備える付属装置3を備え、付属装置3が配電機器2の側面に取り付けられた状態において、係止部31よりも背面側で配線保護ダクト部32が配電機器2に拘束される、配電機器2と付属装置3の固定構造とする。このため、付属装置3を配電機器2に取り付けた際のガタツキを抑制すること、及び、付属装置3を配電機器2に取り付ける際の配線5の挟み込みを抑制することができる。
実施形態では、配電機器2はブレーカであり、付属装置3は感震リレーである。図7に示すことから理解されるように、配電機器2であるブレーカは、内部機構28を備える本体ベース22と、本体ベース22の正面側に位置する本体カバー21と、本体ベース22の背面側に位置する補助ベース23を備えており、これらを組み合わせて構成される。また、図8から図10に示すことから理解されるように、付属装置3である感震リレーには、配電機器2に引っ掛かる係止部31が設けられている。また、係止部31よりも背面側には、配線5を保護する配線保護ダクト部32を備えている。実施形態の配線保護ダクト部32は、断面視コ字状にケースから延出された部分により形成されており、配電機器2に取り付ける前の状態においては、正面側から配線保護ダクト部32の内側に位置する配線5を目視できる。
配線保護ダクト部32は、一部が傾斜した構成となっており、配電機器2に付属装置3を取り付ける際に、配電機器2の本体ベース22の外郭と干渉しないようにしている。なお、配線保護ダクト部32の先端には平板状のフランジ部36を備えている。
付属装置3を配電機器2に取り付けることができるようにするため、配電機器2には、嵌合部25を設けている。実施形態では、この嵌合部25に対して係止部31を嵌めることで、付属装置3が配電機器2に取り付けられた状態とする。なお、実施形態では、付属装置3に設けた正面視L字状の係止部31が係合する嵌合部25を配電機器2の側面に備えたものとしている。図11及び図12に示すことから理解されるとおり、この嵌合部25には、向かい合う第一の嵌合溝26と、第二の嵌合溝26を備えている。
図7に示すように本体ベース22には、内部にブレーカの開閉部などを備えているが、このような内部機構28は厳密な調整が行われている。このため、内部機構28に接触した際には、再調整が必要になるが、本実施形態では、内部機構28は本体カバー21で覆われており、本体カバー21の外表面側に設けられた凹状の嵌合部25に係止部31が係止できる構成であるため、内部機構28に接触せずに付属装置3を配電機器2に取り付けることができる。
また、嵌合部25に嵌められた係止部31が配電機器2から抜け落ちないようにするため、実施形態の配電機器2の本体カバー21には、開閉可能な補助カバー24が取り付けられている。この補助カバー24は、閉じられた際に嵌合部25の入口側に位置するように構成されており、補助カバー24は、閉じた状態において嵌合部25に係止された係止部31と当接する。したがって、嵌合部25に係止された係止部31が嵌合部25から抜け落ちることを防ぐことができる。なお、実施形態においては図1に示すように係止部31から突出するようにリブ34が設けられている。補助カバー24を閉じた際には、このリブ34と補助カバー24が当接し、嵌合部25に嵌った係止部31が動くことを抑制する。
図4から図6に示すことから理解されるように、付属装置3に設けられた配線保護ダクト部32は、本体ベース22と補助ベース23で挟んで拘束されるが、実施形態の補助ベース23には配線保護ダクト部32との干渉を避けるために切り欠き部27を設けている。この切り欠き部27は、配線保護ダクト部32との隙間が大きくなりすぎないように構成されている。より具体的には、配線保護ダクト部32の先端にはフランジ部36が設けられているが、このフランジ部36が通過できない大きさとなるように切り欠き部27が設けられている。
このフランジ部36は配線保護ダクト部32の抜け止めとして機能する一方、フランジ部36が補助ベース23の内側面に当接するようにすることで、付属装置3のガタツキを抑制することができる。また、配線保護ダクト部32の背面側には補助ベース23との隙間を狭めるリブ35が設けられている。実施形態では、このリブ35は、補助ベース23に設けた切り欠き部27と当接するため、付属装置3のガタツキを抑制することができる。なお、実施形態においては、配線保護ダクト部32は本体ベース22にも当接するため、配線保護ダクト部32は本体ベース22と補助ベース23で挟んで十分に拘束されることになる。
このように、実施形態では、係止部31が正面側で配電機器2と係止することで、付属装置3を正面側で固定している。また、背面側で配線保護ダクト部32が配電機器2に拘束されている。このため、配電機器2に付属装置3を取り付けた際のガタツキを抑制することができる。また、配線保護ダクト部32が設けられており、配線5はこの配線保護ダクト部32を通して配索されているため、付属装置3を配電機器2に取り付ける際の配線5の挟み込みを抑制することができる。なお、本体ベース22と、本体ベース22の背面側に位置する補助ベース23と、の間を通すように付属装置3からの配線5を配索しているため、本体ベース22内の内部機構28と配線5との混在が避けられ、作業が行いやすくなる。
ここで、付属装置3を配電機器2に取り付ける例について説明する。本体カバー21に取り付けられた補助カバー24を開けた状態とする。また、係止部31を一方の嵌合溝26に当てた状態とし、この当たった位置が回動中心となるように付属装置3を回動させて、係止部31を嵌合部25に嵌め込む。このようにすれば、一方の嵌合溝26に係止部31が当てられた状態から他方の嵌合溝26に係止部31を嵌めるように移動させるため、他方側の嵌合溝26に対しても係止部31をスムーズに嵌め込むことができる。
特に、配線保護ダクト部32と近い側の係止部31を嵌合溝26に当てた状態で回動させるようにすれば、配線保護ダクト部32を通る配線5が配電機器2に接続されることで、付属装置3の移動範囲が制限されている場合でも、係止部31を嵌合部25に嵌めることができる。なお、付属装置3の移動が自由に可能な状態であれば、第一の嵌合溝26と、第二の嵌合溝26に対して、直進移動させることで、嵌合部25に係止部31を嵌めるようにしても良い。
嵌合部25に係止部31を嵌め合わせた後、補助カバー24を閉じ、補助ベース23を取り付けることで、付属装置3の固定が完了する。なお、実施形態においては、補助カバー24は本体カバー21に、補助ベース23は本体ベース22にねじ止めしている。
以上、実施形態を例に挙げて本発明について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば配電機器はブレーカでなく、開閉器やリレーなどでも良い。また、付属装置は感震リレーでなく、補助スイッチや警報スイッチ、端子台などでも良い。
また、補助カバーは回動可能なものである必要は無く、取り付けや取り外しができるものでもよい。
係止部と係止する嵌合部は、本体カバーに設けるものとする必要は無い。例えば、本体ベースに嵌合部を設け、本体カバーで係止部が抜け落ちるのを防ぐようにしてもよい。
2 配電機器
3 付属装置
5 配線
21 本体カバー
22 本体ベース
23 補助ベース
24 補助カバー
25 嵌合部
26 嵌合溝
28 内部機構
31 係止部
32 配線保護ダクト部
33 ケース本体

Claims (4)

  1. 配電機器に係止する係止部と、配線保護ダクト部と、をケース本体から側方に突出するように備える付属装置を備え、付属装置が配電機器の側面に取り付けられた状態において、係止部よりも背面側で配線保護ダクト部が配電機器に拘束される、配電機器と付属装置の固定構造。
  2. 配電機器は、内部機構を備える本体ベースと、本体ベースの正面側に位置する本体カバーと、本体ベースの背面側に位置する補助ベースを備え、配線保護ダクト部を本体ベースと補助ベースで挟んで拘束する請求項1に記載の配電機器と付属装置の固定構造。
  3. 付属装置の係止部が係合する嵌合部を配電機器の側面に備え、前記嵌合部には、向かい合う第一の嵌合溝と、第二の嵌合溝を備えた請求項2に記載の配電機器と付属装置の固定構造。
  4. 本体カバーには、開閉可能な補助カバーが取り付けられており、補助カバーは、閉じた状態において嵌合部に係止された係止部と当接する請求項3に記載の配電機器と付属装置の固定構造。
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