JP7056453B2 - シリーズハイブリッド車両の発電制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シリーズハイブリッド車両の発電制御装置に関する。
特許文献1には、バッテリーと、発電用のエンジンからの動力によって発電する発電機と、の少なくとも一方から供給された電力によって、車両走行用のモータを駆動させるシリーズハイブリッド車両が開示されている。このシリーズハイブリッド車両では、発電機によって発電された電力は、モータに直接供給されるか、バッテリーに供給されて蓄えられる。また、前記シリーズハイブリッド車両においては、発電機によって発電を行う際、エンジン回転数に上限を設けて騒音及び振動の低減を優先して動作するように、制御装置がエンジンを制御可能となっている。
特開平08-256403号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、エンジンに供給される燃料の残量が少ない場合にも、騒音及び振動の低減を優先させてエンジンを動作させるべきかどうかは検討されていない。そのため、燃料の残量が少ない場合に、燃費を考慮してエンジンを効率良く動作させることができず、シリーズハイブリッド車両の航続距離が短くなってしまうおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、燃料の残量が少ない場合に航続距離を延ばすことができるシリーズハイブリッド車両の発電制御装置を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るシリーズハイブリッド車両の発電制御装置は、エンジンの動作ラインとして、燃費を優先した燃費ラインと、該燃費ラインよりもエンジン回転数が低回転側であり騒音及び振動の低減を優先したNVラインと、を選択的に用いて、該エンジンの動作点を設定し、該動作点にて動作させた該エンジンからの動力によって発電機に発電させる、シリーズハイブリッド車両の発電制御装置であって、前記NVラインを用いて前記エンジンの動作点を設定する場合に、前記エンジンに供給される燃料の残量が所定量以下の場合には、前記燃費ラインを選択して前記動作点を設定することを特徴とするものである。
本発明に係るシリーズハイブリッド車両の発電制御装置は、燃料の残量が少ない場合に、NV低減よりも航続距離を優先し、燃費ラインを選択してエンジンの動作点を設定するため、NVラインでの発電を回避して燃費ラインでの発電が行われ、シリーズハイブリッド車両の航続距離を延ばすことができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る車両の構成を示すブロック図である。 図2は、エンジンの動作点の設定に用いられる各動作ラインを例示した図である。 図3は、エンジンの動作点の設定に用いられる各動作ラインを例示した図である。 図4は、エンジンの動作点の設定に用いられる各動作ラインを例示した図である。 図5は、実施形態に係る制御装置が実行する制御の一例を示したフローチャートである。 図6は、実施形態に係る制御装置が実行する制御の他例を示したフローチャート図である。 図7は、エンジンの動作点の設定に用いられる各動作ラインを例示した図である。 図8は、実施形態に係る制御装置が実行する制御の他例を示したフローチャートである。
以下に、本発明に係るシリーズハイブリッド車両の発電制御装置の一実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る車両1の構成を示すブロック図である。本実施形態においては、車両1が、いわゆるプラグインハイブリッッド車両、特にレンジエクステンダーハイブリッド(REEV:Range Extended Electric Vehicle)車両である。車両1は、インレット11、充電器12、蓄電装置13、駆動装置14、制御装置15、燃料タンク16、及び、給油口17などを備えている。
インレット11は、車両外部の給電設備21のコネクタ22と接続可能に構成される。給電設備21は、図示しない系統電源に接続され、系統電源の電力をコネクタ22に接続された車両1に供給可能に構成される。
充電器12は、インレット11と蓄電装置13との間に設けられ、給電設備21から入力される外部電力を蓄電装置13に充電可能な電力に変換し、変換された電力を蓄電装置13へ出力する。以下、外部電力を用いた蓄電装置13の充電を「外部充電」ともいう。
蓄電装置13は、再充電可能に構成される。蓄電装置13は、例えば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池等の二次電池である。
駆動装置14は、車両1の駆動力を発生する。駆動装置14は、エンジン141と、発電機142と、モータ143と、PCU(Power Control Unit)144とを有する。
エンジン141は、例えば、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関である。エンジン141は、制御装置15からの制御信号により制御され、エンジン141が発生する動力は発電機142に伝達される。
給油口17は、車両外部の給油設備31の給油ノズル32と接続可能に構成される。燃料タンク16は、給油口17から供給される燃料(ガソリンまたは軽油など)を蓄える。エンジン141は、燃料タンク16から供給される燃料を用いて動力を発生する。
発電機142及びモータ143は、PCU144によって駆動される三相交流回転電機である。発電機142は、エンジン141の動力を用いて発電する。モータ143は、蓄電装置13に蓄えられた電力と、発電機142により発電された電力との少なくとも一方を用いて、車両1の駆動力を発生する。また、モータ143は、アクセルオフ状態(ユーザがアクセルペダルを踏んでいない状態)での惰性走行中において、駆動輪から伝達される車両1の運動エネルギーを用いて回生発電する。モータ143が発電した回生電力は、蓄電装置13に回収される。
PCU144は、蓄電装置13に蓄えられた直流電力を発電機142及びモータ143を駆動可能な交流電力に変換する。また、PCU144は、発電機142及びモータ143で発電された交流電力を蓄電装置13に充電可能な直流電力に変換する。
さらに、図示していないが、車両1は、エンジン141の回転数を検出するエンジン回転数検出センサ、車速を検出する車速センサ、蓄電装置13の状態(電圧、電流、温度など)を検出する監視センサ、燃料タンク16に蓄えられた燃料の残量を検出する燃料センサなど、車両1の制御に必要なさまざまな複数のセンサを備える。これらの各センサは、検出結果を制御装置15に出力する。
制御装置15は、図示しないCPUやメモリーを有し、当該メモリーに記憶された情報や各センサからの情報に基づいて、車両1の各機器(充電器12や駆動装置14など)を制御する。
車両1の制御装置15は、CD(Charge Depleting)モード及びCS(Charge Sustaining)モードのいずれかを選択し、選択されたモードに応じて駆動装置14(エンジン141やPCU144など)を制御する。CDモードとは、蓄電装置13に蓄えられた電力を消費する制御モードである。CSモードとは、蓄電装置13の蓄電状態であるSOC(State Of Charge)を所定範囲に維持する制御モードである。
制御装置15は、蓄電装置13のSOCが所定値に低下するまではCDモードを選択し、SOCが所定値に低下した後はCSモードを選択する。
CDモードにおいては、基本的には、蓄電装置13に蓄えられた電力(主には外部充電によって充電された電力)が消費される。CDモードでの走行中においては、SOCを維持するためにはエンジン141は作動しない。したがって、減速中のモータ143の回生電力などにより一時的にSOCが増加することはあるものの、結果的に充電よりも放電の割合の方が大きくなり、全体としてはSOCが徐々に減少する。
一方、CSモードにおいては、SOCが所定範囲に維持される。制御装置15は、SOCが所定値に低下すると、エンジン141を始動させ、制御モードをCDモードからCSモードへ移行させる。その後、制御装置15は、SOCを所定範囲に維持するようにエンジン141を間欠的に運転させる。具体的には、制御装置15は、SOCが所定範囲の下限値に低下するとエンジン141を始動し運転させ、SOCが所定範囲の上限値に上昇するとエンジン141を停止させることによって、SOCを所定範囲に維持する。すなわち、CSモードにおいては、SOCを所定範囲に維持するためにエンジン141を運転させる。エンジン141の運転に伴って発電機142が発電した電力は、モータ143に直接供給されたり、蓄電装置13に蓄えられたりする。
図2は、エンジン141の動作点の設定に用いられる各動作ラインを例示した図である。図2において、横軸はエンジン回転数を示し、縦軸はエンジントルクを示す。本実施形態においては、CSモードにおいて、エンジン141を運転させて発電機142により発電を行う際のエンジン141の動作ラインとして、燃費を優先した燃費ラインと、騒音及び振動の低減を優先したNV(Noise Vibration)ラインとを有している。そして、制御装置15は、燃費ラインとNVラインとを選択的に用いてエンジン141の動作点を設定する。
図2中の燃費ラインは、高効率な燃費性能を発揮させてエンジン141を動作させることができる動作点を、発電出力(要求パワー)毎に結んだ線である。図2中のNVラインは、エンジン141の運転に伴って発生するこもり音を回避するための動作点を、発電出力(要求パワー)毎に結んだ線である。本実施形態においては、NVラインを、燃費ラインに対して低回転側の動作点を、発電出力(要求パワー)毎に結んだ線と定義する。なお、NVラインの動作点は、燃費ラインの動作点に対して、要求パワーが等パワー以上であれば低回転及び高トルクとなるが、要求パワーを落として同等トルクの動作点としてもよい。図2中のWOTラインは、車両1の不図示のアクセルが踏み込まれてアクセル開度が100[%]であるときのエンジン回転数とエンジントルクとの関係を示した線である。図2中の等熱効率線は、エンジン熱効率が等しい動作点を結んだ線である。
図2に示すように、NVラインは、燃費ラインとWOTラインとの間に設定されている。なお、NVラインは、WOTラインであっても良い。また、NVラインは、1つだけではなく複数あってもよい。燃費ラインとNVラインとのエンジン回転数差は、エンジン141の回転数が高回転ほど小さくなることが望ましい。また、燃費ラインとNVラインとを、所定のエンジン回転数以上では一致させてもよい。
実施形態に係る車両1においては、CDモードからCSモードへ切り替えた際に、エンジン141を燃費ラインよりも低回転側のNVライン上の動作点にて動作させるように、制御装置15がエンジン141を制御可能となっている。例えば、図3に示すように、あるタイミングでの許容エンジン回転数がNe1[rpm]の場合、NVラインでのエンジン回転数はNe2[rpm]となる。このとき、NVライン動作時の発電出力P1[kW]は、燃費ライン動作時の出力と同じであっても良く、また、燃費ライン動作時の出力よりも高い出力または低い出力であっても良い。
また、実施形態に係る車両1においては、CSモードにて、エンジン141の起動回数が所定回数を上回るまで、または、エンジン141の運転時間が所定時間を経過するまでは、エンジン141をNVライン上の動作点にて動作させるように、制御装置15がエンジン141を制御可能となっている。そして、CSモードになってから、エンジン141の起動回数が所定回数を上回る、または、エンジン141の運転時間が所定時間を経過すると、エンジン回転数Ne1[rpm]及び発電出力P1[kW]となる燃費ラインの動作点にてエンジン141を動作させるように、制御装置15がエンジン141を制御する。
また、実施形態に係る車両1においては、CSモードにおける、エンジン141の起動回数、または、エンジン141の運転時間に応じて、エンジン141を動作させる動作点が、徐々に燃費ラインに近づく複数のNVラインを設けても良い。
例えば、エンジン141の起動回数が所定回数N1を上回るまで、または、エンジン141の運転時間が所定時間t1を経過するまでは、図4に示したNVラインA上の動作点にてエンジン141を動作させるように、制御装置15がエンジン141を制御する。また、エンジン141の起動回数が、所定回数N1よりも多い所定回数N2を上回るまで、または、エンジン141の運転時間が所定時間t1よりも長い所定時間t2を経過するまでは、図4に示したNVラインAよりも動作点が燃費ラインに近いNVラインB上の動作点にてエンジン141を動作させるように、制御装置15がエンジン141を制御する。
そして、エンジン141の起動回数が所定回数N1を上回る、または、エンジン141の運転時間が所定時間t1を経過すると、エンジン回転数Ne1[rpm]及び発電出力P1[kW]となる燃費ライン上の動作点にてエンジン141を動作させるように、制御装置15がエンジン141を制御する。また、エンジン141の起動回数が所定回数N2を上回る、または、エンジン141の運転時間が所定時間t2を経過すると、エンジン回転数Ne1[rpm]及び発電出力P1[kW]となる燃費ライン上の動作点にてエンジン141を動作させるように、制御装置15がエンジン141を制御する。
あるタイミングにおけるNVラインA、NVラインB、及び、燃費ラインでのそれぞれの許容エンジン回転数がNe3[rpm]、Ne2[rpm]、及び、Ne1[rpm]の場合、その発電出力がP1[kW]で一定ならば、エンジン141の動作点は図4に示す動作点となる。
図5は、実施形態に係る制御装置15が実行する制御の一例を示したフローチャートである。まず、制御装置15は、CSモードであるかを判断する(ステップS1)。CSモードではないと判断した場合(ステップS1にてNO)、制御装置15は、一連の制御を終了する。一方、CSモードであると判断した場合(ステップS1にてYES)、制御装置15は、NV推奨モードを選択したか判断する(ステップS2)。なお、車両1においては、ドライバーが任意に発電パターンを選択することが可能であり、NV推奨モードの選択はドライバーによってなされる。
NV推奨モードを選択していないと判断した場合(ステップS2にてNO)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとして燃費ラインを選択する(ステップS10)。一方、NV推奨モードを選択したと判断した場合(ステップS2にてYES)、制御装置15は、初回エンジン起動であるかを判断する(ステップS3)。初回エンジン起動であると判断した場合(ステップS3にてYES)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとしてNVラインAを選択する(ステップS8)。一方、初回エンジン起動ではないと判断した場合(ステップS3にてNO)、制御装置15は、エンジン141の起動回数が所定回数N2以下であるかを判断する(ステップS4)。エンジン141の起動回数が所定回数N2よりも多いと判断した場合(ステップS4にてNO)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとして燃費ラインを選択する(ステップS10)。一方、エンジン141の起動回数が所定回数N2以下であると判断した場合(ステップS4にてYES)、制御装置15は、エンジン141の運転時間が所定時間t2以下であるかを判断する(ステップS5)。エンジン141の運転時間が所定時間t2よりも長いと判断した場合(ステップS5にてNO)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとして燃費ラインを選択する(ステップS10)。
一方、エンジン141の運転時間が所定時間t2以下であると判断した場合(ステップS5にてYES)、制御装置15は、エンジン141の起動回数が所定回数N1(<所定回数N2)以下であるかを判断する(ステップS6)。エンジン141の起動回数が所定回数N1よりも多いと判断した場合(ステップS6にてNO)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとしてNVラインBを選択する(ステップS9)。一方、エンジン141の起動回数が所定回数N1以下であると判断した場合(ステップS6にてYES)、制御装置15は、エンジン141の運転時間が所定時間t1(<所定時間t2)以下であるかを判断する(ステップS7)。エンジン141の運転時間が所定時間t1よりも長いと判断した場合(ステップS7にてNO)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとしてNVラインBを選択する(ステップS9)。一方、エンジン141の運転時間が所定時間t1以下であると判断した場合(ステップS7にてYES)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとしてNVラインAを選択する(ステップS8)。
このようにして、制御装置15がエンジン141の動作ラインとして、NVラインAを選択(ステップS8)、NVラインBを選択(ステップS9)、または、燃費ラインを選択(ステップS10)、した後、制御装置15は、車速センサなどから車速情報を取得し(ステップS11)、エンジン141の動作点(エンジン回転数及びエンジントルク)を決定して(ステップS12)、一連の制御を終了する。そして、制御装置15は、このようにして決定したエンジン141の動作点にて、エンジン141を動作させて発電機142により発電を行う。
また、実施形態に係る車両1においては、CSモードにて、ドライバーがNV推奨モードを選択したとしても、燃料タンク16の残燃料が所定量を下回る場合に、NVラインでの発電を回避して燃費ラインにて発電を行うように、制御装置15がエンジン141を制御可能となっている。
図6は、実施形態に係る制御装置15が実行する制御の他例を示したフローチャート図である。まず、制御装置15は、CSモードであるかを判断する(ステップS101)。CSモードではないと判断した場合(ステップS101にてNO)、制御装置15は、一連の制御を終了する。一方、CSモードであると判断した場合(ステップS101にてYES)、制御装置15は、NV推奨モードを選択したか判断する(ステップS102)。
NV推奨モードを選択していないと判断した場合(ステップS102にてNO)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとして燃費ラインを選択する(ステップS111)。一方、NV推奨モードを選択したと判断した場合(ステップS102にてYES)、制御装置15は、燃料タンク16の残燃料が20[%]よりも多いか判断する(ステップS103)。燃料タンク16の残燃料が20[%]以下であると判断した場合(ステップS103にてNO)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとして燃費ラインを選択する(ステップS111)。これにより、燃料タンク16の残燃料が少ない場合には、NV低減よりも航続距離を優先し、NVラインでの発電を回避して燃費ラインにて発電を行うことによって、車両1の航続距離を延ばすことができる。
一方、燃料タンク16の残燃料が20[%]よりも多いと判断した場合(ステップS103にてYES)、制御装置15は、初回エンジン起動であるかを判断する(ステップS104)。なお、以降のステップS104~ステップS113の各処理は、図5に示した制御フローのステップS3~ステップS12の各処理と同じため、説明は省略する。
また、実施形態に係る車両1においては、ドライバーの運転傾向、環境条件、乗員数、及び、積載量などによって、SOCの低下率が高い(SOC変化大)と判断された場合に、燃費ライン動作時よりも発電出力が高くなるNVライン上の動作点にてエンジン141を動作させるように、制御装置15がエンジン141を制御可能となっている。
例えば、図7に示すように、あるタイミングでの許容エンジン回転数がNe1[rpm]の場合、NVラインでのエンジン回転数はNe2[rpm]となり、その発電出力は、燃費ライン動作時の発電出力P1[kW]よりも高い発電出力P2[kW]となる。
図8は、実施形態に係る制御装置が実行する制御の他例を示したフローチャートである。まず、制御装置15は、CSモードであるかを判断する(ステップS201)。CSモードではないと判断した場合(ステップS201にてNO)、制御装置15は、一連の制御を終了する。一方、CSモードであると判断した場合(ステップS201にてYES)、制御装置15は、NV推奨モードを選択したか判断する(ステップS202)。NV推奨モードを選択していないと判断した場合(ステップS202にてNO)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとして燃費ラインを選択する(ステップS216)。一方、NV推奨モードを選択したと判断した場合(ステップS202にてYES)、制御装置15は、ドライバー選定を実行する(ステップS203)。このドライバー選定は、例えば、ドライバー選択スイッチや、シートポジションセンサや、個人認証(顔、指紋)などによる検出結果に基づいて行う。次に、制御装置15は、SOC変化率履歴の読み込みを実行する(ステップS204)。次に、制御装置15は、乗員数判定を実行する(ステップS205)。この乗員数判定は、例えば、乗員のシートベルト装着状態を検出するシートベルトセンサや、乗員の座席への着席状況を検出する着座センサや、カメラ認証などによる検出結果に基づいて行う。次に、制御装置15は、積載量情報を取得する(ステップS206)。この積載量情報の取得は、例えば、サスペンションのストローク量を検出するストロークセンサなどによる検出結果に基づいて行う。次に、制御装置15は、負荷状況や回生状況などから、アクセル&ブレーキ&走行負荷情報を取得する(ステップS207)。次に、制御装置15は、SOC変化率更新&判定を実行する(ステップS208)。これにより、ドライバー、環境、乗員数及び積載量による車両要求パワー増分を加味して演算毎にSOC変化率が更新される。次に、制御装置15は、SOCヒスを決定する(ステップS209)。
次に、制御装置15は、初回エンジン起動であるかを判断する(ステップS210)。初回エンジン起動であると判断した場合(ステップS210にてYES)、制御装置15は、SOC変化大であるかを判断する(ステップS213)。SOC変化大であると判断した場合(ステップS213にてYES)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとして、燃費ライン動作時の発電出力よりも高い発電出力となる、高出力NVラインを選択する(ステップS214)。一方、SOC変化大ではないと判断した場合(ステップS213にてNO)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとして、燃費ライン動作時の発電出力と同じ発電出力となる、同出力NVラインを選択する(ステップS215)。
ステップS210にて、初回エンジン起動ではないと判断した場合(ステップS210にてNO)、制御装置15は、エンジン141の起動回数が所定回数N以下であるかを判断する(ステップS211)。エンジン141の起動回数が所定回数Nよりも多い場合(ステップS211にてNO)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとして燃費ラインを選択する(ステップS216)。一方、エンジン141の起動回数が所定回数N以下であると判断した場合(ステップS211にてYES)、制御装置15は、エンジン141の運転時間が所定時間t以下であるかを判断する(ステップS212)。エンジン141の運転時間が所定時間tよりも長いと判断した場合(ステップS212にてNO)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとして燃費ラインを選択する(ステップS216)。一方、エンジン141の運転時間が所定時間t以下であると判断した場合(ステップS212にてYES)、制御装置15は、SOC変化大であるかを判断する(ステップS213)。SOC変化大であると判断した場合(ステップS213にてYES)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとして高出力NVラインを選択する(ステップS214)。一方、SOC変化大ではないと判断した場合(ステップS213にてNO)、制御装置15は、エンジン141の動作ラインとして同出力NVラインを選択する(ステップS215)。
このようにして、制御装置15がエンジン141の動作ラインとして、高出力NVラインを選択(ステップS214)、同出力NVラインを選択(ステップS215)、または、燃費ラインを選択(ステップS216)、した後、制御装置15は、車速センサなどから車速情報を取得し(ステップS217)、エンジン141の動作点(エンジン回転数及びエンジントルク)を決定して(ステップS218)、一連の制御を終了する。そして、制御装置15は、このようにして決定したエンジン141の動作点にて、エンジン141を動作させて発電機142により発電を行う。
1 車両
11 インレット
12 充電器
13 蓄電装置
14 駆動装置
15 制御装置
16 燃料タンク
17 給油口
21 給電設備
22 コネクタ
31 給油設備
32 給油ノズル
141 エンジン
142 発電機
143 モータ
144 PCU

Claims (1)

  1. エンジンの動作ラインとして、燃費を優先した燃費ラインと、該燃費ラインよりもエンジン回転数が低回転側であり騒音及び振動の低減を優先したNVラインと、を選択的に用いて、該エンジンの動作点を設定し、該動作点にて動作させた該エンジンからの動力によって発電機に発電させる、シリーズハイブリッド車両の発電制御装置であって、
    前記NVラインを用いて前記エンジンの動作点を設定する場合に、前記エンジンに供給される燃料の残量が所定量以下の場合には、前記燃費ラインを選択して前記動作点を設定することを特徴とするシリーズハイブリッド車両の発電制御装置。
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