JP7056360B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料ポンプを備える車両に適用される車両の制御装置に関する。
特許文献1には、異常検出手段を備える燃料供給装置が開示されている。この異常検出手段は、燃料ポンプのモータの回転数に基づいて算出される電流値と、モータに流れる実際の電流値と、の比較に基づいて、燃料供給装置の配管外れ等の異常を検出するように構成されている。
特開2004‐162529号公報
燃料供給装置が備える燃料ポンプでは、モータによって回転駆動される回転体の熱変形やモータの軸受に発生する錆等によって、回転体を回転させる際の抵抗が大きくなるような異常が発生することがある。しかしながら、特許文献1では、燃料供給装置の異常の検知に際して、こうした回転体の回転抵抗の増加に起因する異常が燃料ポンプに生じることについて何ら考慮されていない。
上記課題を解決するための車両の制御装置は、モータを動力源とする燃料ポンプと、該燃料ポンプによって燃料タンクから吸引された燃料が供給される燃料噴射弁と、を備える車両に適用される車両の制御装置であって、前記モータを流れる電流値を検出する検出部と、前記モータの駆動を開始してから前記電流値が規定値に達するまでの到達時間を測定し、前記到達時間が規定の閾値よりも大きいときに、前記燃料ポンプに異常が生じていると判定する判定部と、を備えることをその要旨とする。
燃料ポンプのモータによって回転駆動される回転体が変形したり、モータの軸受に錆が発生したりすると、回転体の回転抵抗が増加することがある。回転体の回転抵抗が増加した状態でモータの駆動を開始させる場合、回転抵抗が増加していない場合と比較して、モータに流れる電流の増加速度が大きくなりにくい。すなわち、モータの駆動を開始してから電流値が規定値に達するまでの時間に基づいて、回転抵抗の増加度合いを推測することができる。したがって、上記構成によれば、電流値が規定値に到達するまでの到達時間を基に、回転体の回転抵抗の増加に起因する燃料ポンプの異常を検出することができる。
車両の制御装置の一実施形態と、同車両の制御装置が制御対象とする燃料ポンプとを示す模式図。 同車両の制御装置で実行される異常判定処理の処理ルーチンを示すフローチャート。 燃料ポンプの駆動源であるモータを流れる電流値の変化を示す図。 異常判定処理に用いられる、ポンプ回転数と目標燃圧と到達時間閾値との関係を示すマップ。 同車両の制御装置で実行される補正要否判定処理の処理ルーチンを示すフローチャート。 補正要否判定処理に用いられる、ポンプ回転数と目標燃圧と基本到達時間との関係を示すマップ。 同車両の制御装置で実行される電圧補正処理の処理ルーチンを示すフローチャート。 電圧補正処理に用いられる、ポンプ回転数と目標燃圧と補正因子との関係を示すマップ。
以下、車両の制御装置の一実施形態について、図1~図8を参照して説明する。
図1には、車両の制御装置としてのECU10と、ECU10が制御対象とする燃料供給装置と、を示している。
燃料供給装置は、内燃機関の燃焼室に燃料を供給する燃料噴射弁93と、燃料を貯留する燃料タンク91と、燃料タンク91と燃料噴射弁93とを接続する燃料配管92と、燃料タンク91に貯留された燃料を吸引して燃料配管92に吐出する燃料ポンプ30と、によって構成されている。
燃料ポンプ30は、電動のモータ31と、モータ31の駆動と連動して駆動する回転体としてのインペラ32とを備えている。モータ31及びインペラ32は、ハウジング33に収容されている。モータ31は、車両に搭載されているバッテリ81からの給電によって駆動する。
ECU10は、内燃機関の自動停止と、内燃機関の自動再始動と、を行うアイドリングストップ機能を有している。ECU10は、アイドリングストップ許可条件が成立したときに、内燃機関の自動停止の実行を許可する。
ECU10は、機能部として、噴射制御部14と、検出部11と、判定部12と、ポンプ駆動量算出部13と、記憶部15とを備えている。
噴射制御部14は、燃料噴射弁93からの燃料噴射を制御する。噴射制御部14は、内燃機関の機関回転数NEと吸入空気量Gaとに基づいて、燃料噴射弁93の噴射量の目標値である要求噴射量Qtと、燃料配管92内の燃圧の目標値である目標燃圧FPtと、を算出する。噴射制御部14は、要求噴射量Qtと目標燃圧FPtとに基づいて、燃料噴射弁93から燃料が噴射される時間である噴射時間を算出する。そして、噴射制御部14は、燃料噴射弁93への通電時間が噴射時間と等しくなるように、燃料噴射弁93を制御する。
検出部11は、内燃機関が備える各種センサからECU10に入力される信号に基づいて、車両の制御に用いるパラメータを算出する。検出部11は、バッテリ81の充放電状況に基づいてバッテリ電圧Vbを算出する。検出部11は、燃料ポンプ30のインペラ32の回転数としてポンプ回転数NPを算出する。ポンプ回転数NPは、モータ31の回転数と相関している。そのため、検出部11は、モータ31の回転数に基づいて、ポンプ回転数NPを算出する。検出部11は、モータ31に流れる電流値としてモータ電流Iを検出する。
判定部12は、異常判定処理、及び、補正要否判定処理を実行する。異常判定処理は、燃料ポンプ30に異常が生じているか否かを判定する処理である。補正要否判定処理は、異常判定処理の判定結果に基づいて燃料ポンプ30の制御態様を変更するか否かを判定する処理である。判定部12が実行する異常判定処理及び補正要否判定処理の詳細については後述する。
なお、ここでいう燃料ポンプ30の異常とは、インペラ32などの燃料ポンプ30の回転体の回転抵抗が大きくなるような事象のことである。例えば、インペラ32が熱膨張によって変形すると、燃料ポンプ30においてハウジング33とインペラ32とのクリアランスが減少することがある。このようにハウジング33とインペラ32とのクリアランスが減少すると、インペラ32の回転抵抗が大きくなり、インペラ32を回転させにくくなる。
また、ハウジング33内に水分が入り込むと、モータ31の軸受に錆が発生することがある。このように軸受に錆が発生すると、インペラ32の回転抵抗が大きくなり、インペラ32を回転させにくくなる。
そして、このような異常が燃料ポンプ30で発生すると、静摩擦力が大きくなる分、燃料ポンプ30の駆動開始時ではインペラ32の回転速度が大きくなりにくくなる。その結果、燃料ポンプ30から燃料配管92内に吐出される燃料量が多くなりにくくなる。
ポンプ駆動量算出部13は、モータ31に印加する電圧の目標値としてモータ電圧Vtを算出する。モータ電圧Vtは、要求噴射量Qtと目標燃圧FPtとに基づいて算出される。ポンプ駆動量算出部13は、燃料ポンプ30を制御するための駆動信号のデューティ比Dutyを算出する。デューティ比Dutyは、モータ電圧Vtとバッテリ電圧Vbとに基づいて算出される。具体的には、モータ電圧Vtをバッテリ電圧Vbで除算した値に「100」を乗算することによって、デューティ比Dutyが算出される(Duty=(Vt/Vb)×100)。そのため、デューティ比Dutyは、モータ電圧Vtが高いほど大きくなる。また、デューティ比Dutyは、バッテリ電圧Vbが低いほど大きくなる。そして、ポンプ駆動量算出部13は、算出したデューティ比Dutyに対応したPWM信号を、後述するFPC20に送信する。
なお、ポンプ駆動量算出部13は、判定部12での補正要否判定処理の実行によって燃料ポンプ30の制御態様を変更すると判定されたときには、要求噴射量Qtと目標燃圧FPtとに基づいて算出されたモータ電圧Vtを補正する電圧補正処理を実行する。ポンプ駆動量算出部13が実行する電圧補正処理の詳細については後述する。
記憶部15には、判定部12が異常判定処理や補正要否判定処理を実行する際に算出された値(例えば、後述する到達時間TI)が記憶される。なお、記憶部15は、バックアップRAMによって構成されている。そのため、記憶部15に記憶された到達時間TI等の値は、内燃機関の運転が停止されても保持される。
車両は、燃料ポンプ30を制御するためのポンプ制御部を構成するフューエルポンプコントローラとしてのFPC20を備えている。FPC20は、ECU10から受信したPWM信号に基づいて、燃料ポンプ30の制御を行う。FPC20は、PWM信号から特定されるデューティ比Duty、すなわちポンプ駆動量算出部13によって算出されたデューティ比Dutyに基づいた駆動信号を生成する。そして、FPC20は、生成した駆動信号に基づいてモータ31を駆動させる。そのため、デューティ比Dutyが大きいほど、モータ31の回転数を大きくすることができる。ECU10とFPC20とによって、燃料ポンプ30を制御するポンプ制御部が構成されている。
図2を参照して、ECU10の判定部12で実行される異常判定処理の処理ルーチンについて説明する。本処理ルーチンは、所定の周期毎に繰り返し実行される。
本処理ルーチンが実行されると、まずステップS101において、判定開始条件が成立しているか否かが判定される。ここでは、燃料ポンプ30に異常が発生しやすい状況であるときに、判定開始条件が成立していると判定される。本実施形態では、以下の条件(イ)、(ロ)、(ハ)の何れもが満たされている場合に判定開始条件が成立していると判定される。
(イ)内燃機関の水温が水温閾値よりも高い。
(ロ)内燃機関の油温が油温閾値よりも高い。
(ハ)内燃機関の吸気温度が吸気温閾値よりも高い。
水温、油温及び吸気温度の何れもが高い場合、燃料タンク91内の燃料の温度が高く、燃料ポンプ30のインペラ32に伝達される熱量が多いと推測される。このようにインペラ32に伝達される熱量が多いほど、インペラ32が熱変形しやすい。そこで、本実施形態では、条件(イ)、(ロ)、(ハ)の何れもが満たされている場合には、インペラ32が熱変形する虞のある温度まで燃料温度が上昇していると推定し、判定開始条件が成立していると判定される。
判定開始条件が成立していない場合(S101:NO)、本処理ルーチンが一旦終了される。一方、判定開始条件が成立している場合(S101:YES)、処理がステップS102に移行される。
ステップS102では、ECU10の記憶部15に記憶されている到達時間TIが取得される。到達時間TIは、検出部11によって算出されるモータ電流Iの値に基づいて、判定部12によって測定される。判定部12は、モータ31の駆動が開始される度に到達時間TIを測定して、到達時間TIを記憶部15に記憶する。
図3を参照して、判定部12が測定する到達時間TIについて説明する。図3には、モータ31の駆動を開始してからのモータ31に流れるモータ電流Iの推移を示している。
判定部12は、モータ31の駆動を開始してから、モータ電流Iが増加して電流ピーク値Ipに到達するまでの時間を到達時間TIとして測定する。すなわち、本実施形態では、電流ピーク値Ipが規定値に相当する。例えば、図3の実線に示す例では、モータ31の駆動が開始されてから、タイミングt2においてモータ電流Iが電流ピーク値Ipに達している。以下では、モータ31に流れるモータ電流Iが電流ピーク値Ipであるときの燃料ポンプ30の駆動状態を定常状態とする。
検出部11によって算出されるモータ電流Iは、電流ピーク値Ipに達したあと、電流ピーク値Ipで保持されたり、電流ピーク値Ipから少し小さくなったりする。そのため、到達時間TIを測定する場合、判定部12は、モータ電流Iの保持又はモータ電流Iの低下を検知したときに、モータ電流Iが電流ピーク値Ipに達したタイミングを把握する。そして、判定部12は、モータ31の駆動開始のタイミングから、モータ電流Iが電流ピーク値Ipに達したタイミングまでの時間の長さを到達時間TIとして算出する。
なお、モータ31の駆動開始時には、図3に示すようにモータ31に突入電流が発生する。突入電流とは、図3におけるタイミングt1近傍のようにモータ31の駆動開始時にモータ31に一時的に流れる大きな電流のことである。突入電流が発生する期間は、予め推定することができる。そのため、判定部12は、突入電流の発生期間が終わったあとでのモータ電流Iの最大値を電流ピーク値Ipとして、モータ31の駆動開始のタイミングから、モータ電流Iが電流ピーク値Ipに達したタイミングまでの時間の長さを到達時間TIとして算出する。
ステップS102の処理において、到達時間TIを取得すると、処理がステップS103に移行される。
ステップS103では、到達時間閾値TIThが算出される。到達時間閾値TIThは、燃料ポンプ30のインペラ32の回転抵抗が増加したか否かの判断基準として設定される値である。到達時間閾値TIThは、判定部12が備えるマップに基づいて算出される。当該マップには、ポンプ回転数NPと目標燃圧FPtと到達時間閾値TIThとの関係が設定されている。この関係は、予め実験等によって定められている。
図4には、ポンプ回転数NPと目標燃圧FPtと到達時間閾値TIThとの関係の例を示している。図中の三本の実線は、ポンプ回転数NPと到達時間閾値TIThとに対する目標燃圧FPtの関係を例示するものである。これら実線は、図中上側ほど目標燃圧FPtが大きいときにおけるポンプ回転数NPと到達時間閾値TIThとに対する関係を示している。
判定部12は、図4に示すマップを参照し、現時点のポンプ回転数NPと目標燃圧FPtとに基づいて、到達時間閾値TIThを算出する。そのため、到達時間閾値TIThは、ポンプ回転数NPが所定値であるという条件の下では目標燃圧FPtが大きいほど大きい値として算出される。到達時間閾値TIThが算出されると、処理がステップS104に移行される。
ステップS104では、到達時間TIが到達時間閾値TIThよりも大きいか否かが判定される。到達時間TIが到達時間閾値TITh以下である場合(S104:NO)、燃料ポンプ30のインペラ32の回転抵抗が増加したとの判定がなされないため、本処理ルーチンが一旦終了される。一方、到達時間TIが到達時間閾値TIThよりも大きい場合(S104:YES)、インペラ32の回転抵抗が増加したと判定され、処理がステップS105に移行される。
ステップS105では、異常フラグにオンがセットされる。その後、本処理ルーチンが終了される。異常フラグは、インペラ32の回転抵抗の増加に起因する異常が燃料ポンプ30で発生していると判定されたときにはオンがセットされるフラグである。なお、異常フラグがオンであるかオフであるかの情報は、記憶部15に記憶される。
ECU10は、異常フラグがオンであるとき、ポンプ異常時処理として、以下に記載する処理(A)、(B)、(C)を実行する。
(A)アイドリングストップ機能による内燃機関の自動停止の実行を禁止する。
(B)車両の車内に設けられている報知装置を制御して、燃料ポンプ30の異常を報知する。例えば、報知装置としての表示灯を点灯させる。
(C)判定部12で実行される補正要否判定処理を通じて、モータ電圧Vtの補正を実行する。
図5を参照して、判定部12で実行される補正要否判定処理の処理ルーチンについて説明する。本処理ルーチンは、所定の周期毎に繰り返し実行される。
本処理ルーチンが実行されると、まずステップS201において、図2に示した異常判定処理の実行によって異常フラグにオンがセットされたか否かが判定される。異常フラグがオフである場合(S201:NO)、本処理ルーチンが一旦終了される。一方、異常フラグがオンである場合(S201:YES)、処理がステップS202に移行される。
ステップS202では、到達時間TIが取得される。すなわち、記憶部15から到達時間TIが読み出される。その後、処理がステップS203に移行される。
ステップS203では、基本到達時間TIBが算出される。基本到達時間TIBは、インペラ32の回転抵抗の増加に起因する異常が燃料ポンプ30で発生していない場合における到達時間TIの推定値である。本実施形態では、基本到達時間TIBは、判定部12が備えるマップに基づいて算出される。当該マップには、ポンプ回転数NPと目標燃圧FPtと基本到達時間TIBとの関係が設定されている。この関係は、予め実験等によって定められている。
図6には、ポンプ回転数NPと目標燃圧FPtと基本到達時間TIBとの関係の例を示している。図中の三本の実線は、ポンプ回転数NPと基本到達時間TIBとに対する目標燃圧FPtの関係を例示するものである。これら実線は、図中上側ほど目標燃圧FPtが大きいときにおけるポンプ回転数NPと基本到達時間TIBとに対する関係を示している。
判定部12は、図6に示すマップを参照し、現時点のポンプ回転数NPと目標燃圧FPtとに基づいて、基本到達時間TIBを算出する。そのため、基本到達時間TIBは、ポンプ回転数NPが所定値であるという条件の下では目標燃圧FPtが大きいほど大きい値として算出される。基本到達時間TIBが算出されると、処理がステップS204に移行される。
ステップS204では、遅れ時間Dが算出される。判定部12は、到達時間TIから基本到達時間TIBを減算することで遅れ時間Dを算出する。そして、判定部12は、算出した遅れ時間Dを記憶部15に記憶する。その後、処理がステップS205に移行される。
ステップS205では、遅れ時間Dが遅れ時間閾値DThよりも大きいか否かが判定される。遅れ時間閾値DThは、到達時間TIと基本到達時間TIBとの乖離が大きいか否かの判断基準であり、予め実験等によって求められた値である。そして、遅れ時間Dが遅れ時間閾値DThよりも大きい場合、燃料ポンプ30の駆動開始時における燃料ポンプ30の燃料吐出量が少ないと判断できるため、モータ電圧Vtを増大補正する必要有りと判定される。一方、遅れ時間Dが遅れ時間閾値DTh以下である場合、燃料ポンプ30の駆動開始時における燃料ポンプ30の燃料吐出量が少ないとの判断がなされないため、モータ電圧Vtを増大補正する必要有りとの判定がなされない。したがって、遅れ時間Dが遅れ時間閾値DThよりも大きい場合(S205:YES)、処理がステップS206に移行される。ステップS206では、電圧F/B許可フラグがオンにされる。その後、本処理ルーチンが終了される。なお、電圧F/B許可フラグは、モータ電圧Vtの補正を許容する際にオンがセットされる一方、モータ電圧Vtの補正を許容しない際にはオフがセットされるフラグである。そして、電圧F/B許可フラグがオンであるかオフであるかの情報は、記憶部15に記憶される。
一方、ステップS205において、遅れ時間Dが遅れ時間閾値DTh以下である場合(S205:NO)、処理がステップS207に移行される。ステップS207では、電圧F/B許可フラグがオフにされ、その後本処理ルーチンが終了される。
図7を参照して、ポンプ駆動量算出部13で実行される電圧補正処理の処理ルーチンについて説明する。本処理ルーチンは、図5に示した補正要否判定処理におけるステップS206の処理が実行されて電圧F/B許可フラグがオンにされている場合に、繰り返し実行される。本処理ルーチンは、電圧F/B許可フラグがオフにされている場合には実行されない。
本処理ルーチンが実行されると、まずステップS301において、モータ電圧Vtの補正量の算出に用いられる補正因子Kfが算出される。補正因子Kfは、ポンプ駆動量算出部13が備えるマップに基づいて算出される。当該マップには、ポンプ回転数NPと目標燃圧FPtと補正因子Kfとの関係が設定されている。この関係は、予め実験等によって定められている。
図8には、ポンプ回転数NPと目標燃圧FPtと補正因子Kfとの関係の例を示している。図中の三本の実線は、ポンプ回転数NPと補正因子Kfとに対する目標燃圧FPtの関係を例示するものである。これら実線は、図中上側ほど目標燃圧FPtが大きいときにおけるポンプ回転数NPと補正因子Kfとに対する関係を示している。
ポンプ駆動量算出部13は、現時点のポンプ回転数NPと目標燃圧FPtとに基づいて、補正因子Kfを算出する。補正因子Kfは、ポンプ回転数NPが所定値であるという条件の下では目標燃圧FPtが大きいほど大きい値として算出される。補正因子Kfが算出されると、処理がステップS302に移行される。
ステップS302では、電圧補正量Kが算出される。ポンプ駆動量算出部13は、記憶部15から遅れ時間Dを読み出し、補正因子Kfに遅れ時間Dを乗算することで電圧補正量Kを算出する。電圧補正量Kが算出されると、処理がステップS303に移行される。
ステップS303では、モータ電圧Vtが補正される。ポンプ駆動量算出部13は、モータ電圧Vtに電圧補正量Kを加算した値を新たにモータ電圧Vtとして設定する。その後、本処理ルーチンが終了される。
ポンプ駆動量算出部13は、電圧補正処理によってモータ電圧Vtを補正した場合、補正後のモータ電圧Vtに基づいてデューティ比Dutyを算出する。補正後のモータ電圧Vtに基づいて算出されたデューティ比Dutyは、モータ電圧Vtが補正されない場合に算出されるデューティ比Dutyよりも大きい。FPC20は、こうしたデューティ比Dutyに基づいた駆動信号を生成し、当該駆動信号に基づいてモータ31の駆動を制御する。その結果、モータ電圧Vtを補正しない場合と比較してモータ31の出力トルクが大きくなる分、燃料ポンプ30の燃料吐出量が多くされる。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
燃料ポンプ30が備えるモータ31のインペラ32は、熱膨張によって変形することがある。インペラ32が変形すると、燃料ポンプ30のハウジング33とインペラ32とのクリアランスが減少し、インペラ32の回転抵抗が増加する。
インペラ32の回転抵抗が増加した状態でモータ31の駆動を開始させる場合、回転抵抗が増加していない場合と比較して静摩擦力が大きい分、ポンプ回転数NPの増加速度が大きくなりにくい。その結果、ポンプ回転数NPと相関するモータ31に流れる電流の増加速度が大きくなりにくい。図3には、インペラ32の回転抵抗が増加した状態におけるモータ電流Iの推移の例を二点鎖線で示している。二点鎖線で示すように、タイミングt2よりも後のタイミングであるタイミングt3においてモータ電流Iが電流ピーク値Ipに到達している。すなわち、インペラ32の回転抵抗が大きいほど、到達時間TIが長くなる。
ECU10によれば、到達時間TIが到達時間閾値TIThよりも大きい場合に、インペラ32の回転抵抗の増加に起因する異常が燃料ポンプ30に発生していると判定される。これによって、インペラ32の回転抵抗の増加に起因する燃料ポンプ30の異常を検出することができる。
ところで、アイドリングストップ機能によって内燃機関が自動停止された場合、燃料噴射弁93からの燃料噴射が停止され、燃料ポンプ30の駆動が停止される。その後、内燃機関が自動再始動されると、燃料噴射弁93からの燃料の噴射が再開されるため、燃料ポンプ30の駆動が開始される。このとき、上記異常が燃料ポンプ30で発生している場合、燃料ポンプ30の駆動開始時における燃料ポンプ30の燃料吐出量が増加されにくい。すなわち、燃料噴射弁93に供給される燃料の圧力が低下する虞がある。
この点、ECU10では、異常フラグがオンにセットされているときには、アイドリングストップ機能による内燃機関の自動停止が禁止される。内燃機関の自動停止を禁止することによって、自動停止による燃料噴射の停止が行われないため、燃料ポンプ30の停止を抑制することができる。これによって、燃料ポンプ30に上記異常が発生しているときに、燃料ポンプ30の停止と起動とが繰り返されることを抑制できる。したがって、内燃機関の再始動時において燃料噴射弁93に供給される燃料の圧力が低下することを抑制できる。
また、ECU10では、異常フラグがオンにセットされているときには、報知装置を制御する。これによって、車両の搭乗者に異常を報知することができ、異常への対処を促すことができる。
さらに、ECU10では、異常フラグがオンにセットされているときには、電圧補正処理の実行によってモータ電圧Vtを増大補正することができる。インペラ32の回転抵抗が増加している場合、燃料ポンプ30の駆動力が低下することがあるが、モータ電圧Vtを増大補正することによって、燃料ポンプ30に生じる異常に起因する、燃料ポンプ30の駆動開始時における燃料吐出量の増大の遅れを軽減することができる。すなわち、燃料ポンプ30の駆動開始時において、燃料噴射弁93に供給される燃料の圧力の低下を抑制することができる。
内燃機関の前回の運転停止時までに上記異常が燃料ポンプ30に発生していると判定されている場合、次の内燃機関の始動時では、電圧補正処理によって増大補正されたモータ電圧Vtに基づいて燃料ポンプ30の駆動が開始される。そのため、次の内燃機関の始動時にあっては、燃料ポンプ30の燃料吐出量の増大の遅れを軽減できる分、燃料噴射弁93に供給される燃料の圧力の低下を抑制でき、ひいては内燃機関の始動時における燃料噴射弁93の制御性の低下を抑制できる。
また、ECU10では、補正要否判定処理を実行することによって、燃料ポンプ30に異常が生じている場合であっても、遅れ時間Dが大きくないときには電圧補正処理が実行されないように構成している。すなわち、燃料ポンプ30に上記異常は発生しているものの、燃料ポンプ30の駆動開始時における燃料吐出量の増大の遅れが小さいときには、モータ電圧Vtが補正されない。これによって、燃料ポンプ30に上記異常が発生している場合にモータ電圧Vtを必ず補正する場合と比較して、バッテリ81の消耗を抑制できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、ポンプ異常時処理において(A)、(B)、(C)の処理を実行するように構成している。これら(A)、(B)、(C)の処理の一部のみを実行するようにしてもよい。(A)、(B)、(C)の処理のうち少なくとも二つの処理を実行する場合、処理が実行される順序は限定されるものではない。
・上記実施形態では、ECU10がアイドリングストップ機能を有しているが、ECU10がアイドリングストップ機能を有していないとしても、上記実施形態と同様に、異常判定処理に基づいて燃料ポンプ30の異常を検出することができる。また、異常の報知及びモータ電圧Vtの補正を実施することもできる。
・ECU10は、ハイブリッド車両に適用することができる。この場合、異常フラグがオンであるときには、内燃機関の間欠運転の実施を禁止するようにしてもよい。これによって、アイドリングストップ機能による内燃機関の自動停止を禁止する上記実施形態における構成と同様に、燃料ポンプ30の停止と起動とが繰り返されることを抑制できる。
・上記実施形態では、異常フラグがオンであり、且つ、遅れ時間Dが遅れ時間閾値DThよりも大きい場合には、燃料ポンプ30の駆動状態が定常状態になった以降でも、モータ電圧Vtの補正が継続される。しかし、これに替えて、燃料ポンプ30の駆動状態が定常状態になった場合には、モータ電圧Vtを補正しないようにしてもよい。こうした構成であっても、上記実施形態と同様に、燃料ポンプ30の駆動開始時における燃料吐出量の増大の遅れを軽減することができる。
・上記実施形態における燃料ポンプ30に上記異常が発生しているか否かの判定(すなわち、図2に示した処理ルーチンにおいて、ステップS102以降の各処理)は、内燃機関の冷間始動時に行うようにしてもよい。
例えば車両が長い期間駐車されていた場合、燃料に水分が混入することがある。こうした水分によって、モータ31やモータ31の軸受に錆が発生して燃料ポンプ30の回転抵抗が増加する虞がある。冷間始動時に判定開始条件が成立していると判定して異常判定処理の処理を進めることによって、燃料への水分混入に起因して発生した燃料ポンプ30の回転抵抗の増加を検出することができる。これによって、インペラ32の熱膨張以外での要因でインペラ32の回転抵抗が増加した場合であっても、燃料ポンプ30に上記異常が発生しているか否かを判定することが可能となる。
・上記実施形態では、到達時間閾値TIThを予め設定したマップに基づいて算出した。これに替えて、例えば車両の製造直後等、燃料ポンプ30に異常が生じていないと推定されるときにモータ電流Iが電流ピーク値Ipに到達するまでの時間を測定して、測定値に規定の補正値を加算した値を到達時間閾値TIThとして学習してもよい。
・上記実施形態では、モータ31の駆動を開始してからモータ電流Iが電流ピーク値Ipに到達するまでの時間を到達時間TIとして、到達時間TIを用いて異常判定処理を実行した。異常判定処理では、突入電流が発生する期間が経過してからモータ電流Iが電流ピーク値Ipに到達するまでの経過時間を採用することもできる。この場合、当該経過時間と、突入電流が発生する期間の時間の長さと、の和を到達時間TIとして異常判定処理が実行される。
・上記実施形態における異常判定処理では、ステップS104の処理において、到達時間TIが到達時間閾値TITh以下である場合には処理ルーチンを一旦終了させた。これに替えて、異常フラグにオフをセットした後に処理ルーチンを終了するようにしてもよい。これによれば、例えば測定される到達時間TIの揺らぎの影響で異常フラグが誤ってオンにされたとしても、燃料ポンプ30に異常が生じていない場合には誤った判定を解消することができる。
・燃料ポンプ30の駆動モードとして、診断モードを用意してもよい。診断モードでは、ポンプ回転数NPの目標値を下限回転数よりも低い値に設定し、この目標値に向けてポンプ回転数NPを増加させる際に到達時間TIを測定させ、この到達時間TIを用いて異常判定処理を実施する。下限回転数とは、内燃機関が運転されており且つ燃料ポンプ30の駆動状態が定常状態であるときにおけるポンプ回転数NPの下限値である。このようにポンプ回転数NPの目標値が小さいときに燃料ポンプ30の駆動を開始させることによって、当該目標値が大きい場合と比較してモータ31の出力トルクが小さくなる分、インペラ32の回転抵抗が大きいときと回転抵抗が大きくないときとで、到達時間TIの差異が大きくなりやすい。すなわち、燃料ポンプ30の異常を検出しやすい。
診断モードは、例えば数か月毎のように規定期間毎に実行するとよい。これによって、燃料ポンプ30の異常を検出する機会を確保することができる。また、診断モードは、燃料温度が規定の燃料温度閾値よりも高いときに実行するようにしてもよい。この場合、インペラ32が膨張しやすいときに異常判定処理を実行することができる。なお、診断モードでは、ステップS101の処理を省略してもよい。
・上記実施形態では、所定周期毎に異常判定処理を繰り返し実行した。異常判定処理は、車両の販売店や整備工場等において外部装置を車両に接続した場合に実行するようにしてもよい。この場合、ステップS101の処理は省略される。
また、この場合の異常判定処理では、上記診断モードと同様に、ポンプ回転数NPの目標値を下限回転数よりも低い値に設定して測定した到達時間TIを用いるとよい。
・上記実施形態では、電流ピーク値Ipを規定値として採用しているが、規定値は、電流ピーク値Ipとは異なる値であってもよい。例えば、燃料ポンプ30の駆動状態が定常状態であるときにモータ31に流れるモータ電流Iよりも小さい値を規定値として採用してもよい。
・上記実施形態では、ECU10とFPC20とによって構成されるポンプ制御部を示しているが、これはポンプ制御部の一例である。例えば、FPC20の機能を内包したECU10によってポンプ制御部を構成することもできる。
10…ECU、11…検出部、12…判定部、20…FPC、30…燃料ポンプ、31…モータ、32…インペラ、33…ハウジング、81…バッテリ、91…燃料タンク、92…燃料配管、93…燃料噴射弁。

Claims (1)

  1. モータを動力源とする燃料ポンプと、該燃料ポンプによって燃料タンクから吸引された燃料が供給される燃料噴射弁と、を備える車両に適用される車両の制御装置であって、
    前記モータを流れる電流値を検出する検出部と、
    前記モータの駆動を開始してから前記電流値が規定値に達するまでの到達時間を測定し、前記到達時間が規定の閾値よりも大きいときに、前記燃料ポンプに異常が生じていると判定する判定部と、を備え
    前記判定部は、前記到達時間から、前記燃料ポンプに異常が生じていない場合における前記到達時間の推定値である基本到達時間を減算することで遅れ時間を算出し、前記遅れ時間が、予め定められた遅れ時間閾値より大きい場合、前記モータの電圧を増大補正することを許容する
    車両の制御装置。
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