JP7055357B2 - 遊技用装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する遊技情報を収集可能な遊技用装置及びプログラムに関する。
この種の遊技用装置として、遊技場には、ホールコンピュータと称される情報処理装置が設置されている。このホールコンピュータは、例えば、遊技機の遊技情報を収集するように構成されている(例えば、特許文献1)。
特開2002-166020号公報
しかしながら、従来の遊技用装置には、改善の余地があった。
上記課題を解決するため、本発明の遊技用装置は、第1遊技状態と、当該第1遊技状態よりも有利な第2遊技状態と、を含む複数の遊技状態のうち、何れかの遊技状態に制御可能な遊技状態制御手段を備え、前記第1遊技状態において、第1遊技方法と、当該第1遊技方法とは異なる遊技方法である第2遊技方法と、を含む複数の遊技方法のうち、何れかの遊技方法で遊技可能であり、前記遊技状態制御手段は、前記第1遊技方法と前記第2遊技方法の何れの遊技方法からでも特定遊技状態に制御可能である遊技機に関する遊技情報を収集可能な遊技用装置において、送信手段から送信される遊技情報に基づいて、前記第1遊技方法による遊技の結果に関する第1遊技情報と、前記第2遊技方法による遊技の結果に関する第2遊技情報と、を収集可能な収集手段を備え、前記送信手段は、前記遊技情報として、前記特定遊技状態を示す特定遊技状態遊技情報を送信可能であり、前記遊技情報として、前記遊技機から払い出される遊技媒体数を示す払出数遊技情報を送信可能であり、前記収集手段は、前記遊技状態制御手段により前記特定遊技状態に制御された回数に関する遊技情報を、前記特定遊技状態遊技情報と前記払出数遊技情報とに基づいて、前記第1遊技情報と、前記第2遊技情報と、に区分して収集可能にしてある。
また、本発明のプログラムは、第1遊技状態と、当該第1遊技状態よりも有利な第2遊技状態と、を含む複数の遊技状態のうち、何れかの遊技状態に制御可能な遊技状態制御手段を備え、前記第1遊技状態において、第1遊技方法と、当該第1遊技方法とは異なる遊技方法である第2遊技方法と、を含む複数の遊技方法のうち、何れかの遊技方法で遊技可能であり、前記遊技状態制御手段は、前記第1遊技方法と前記第2遊技方法の何れの遊技方法からでも特定遊技状態に制御可能である遊技機に関する遊技情報を収集可能な遊技用装置を構成するコンピュータを、送信手段から送信される遊技情報に基づいて、前記第1遊技方法による遊技の結果に関する第1遊技情報と、前記第2遊技方法による遊技の結果に関する第2遊技情報と、を収集可能な収集手段として機能させ、前記送信手段は、前記遊技情報として、前記特定遊技状態を示す特定遊技状態遊技情報を送信可能であり、前記遊技情報として、前記遊技機から払い出される遊技媒体数を示す払出数遊技情報を送信可能であり、前記収集手段は、前記遊技状態制御手段により前記特定遊技状態に制御された回数に関する遊技情報を、前記特定遊技状態遊技情報と前記払出数遊技情報とに基づいて、前記第1遊技情報と、前記第2遊技情報と、に区分して収集可能にしてある。
本発明の一実施形態に係る遊技用装置を含む遊技用システムの全体構成図である。 遊技用システムにおける遊技信号の流れを示す信号流れ図である。 遊技用装置の構成を示すブロック図である。 収集対象となる遊技機の遊技盤の構成を示す図である。 遊技機から出力される遊技信号の一例を示す図表である。 遊技用装置が収集する遊技情報の一例を示す図表である。 遊技用装置が収集する他の遊技情報の一例を示す図表である。 大当り信号、確変/時短信号、及びセーフ信号の出力タイミングを示すタイムチャートである。 左打ち遊技による大当りか、又は、右打ち遊技による大当りかを判定するときの判定条件を示す図表である。 大当り出玉に違いがある場合において、出玉の多いメイン当りか、又は、出玉の少ないサブ当りかを判定するときの判定条件を示す図表である。 左打ち遊技と右打ち遊技で入賞数に違いがある場合において、それぞれの遊技方法に応じて異常を判定するときの判定条件を示す図表である。 左打ち遊技による累計アウト数を算出する左累計アウト数算出処理を示すフローチャートである。 遊技情報異常判定処理示すフローチャートである。
本発明に係る遊技用装置、プログラム、及び遊技用装置を備える遊技用システムそれぞれの好ましい実施形態について、図1~図13を参照して説明する。
本実施形態に係る遊技用システム1は、図1に示すように、パチンコ機などの遊技機10や複数の遊技用装置で構成されている。
遊技用装置としては、例えば、現金の投入(紙幣)と引き換えに遊技球などの遊技媒体を貸し出す台間機20、対を成す遊技機10に関する遊技情報の表示や店員の呼出機能を備える呼出ランプ30、台コンピュータ40、島コンピュータ50、遊技機10ごとの遊技情報を収集するホールコンピュータ60などを備えている。
また、遊技機10として、図に示すパチンコ機の他、スロットマシン、台間機20としてメダルを貸し出すタイプのもの、遊技媒体を計数可能な計数装置、遊技機10で獲得した遊技媒体と所定の景品との交換を行う景品交換装置などの遊技用装置も設置されている。
これらの遊技用装置は、それぞれ通信手段を備え、所定のネットワーク(例えば、ローカル・エリア・ネットワーク)を介してデータ通信可能に接続されている。
このような遊技用システム1は、遊技機10、台間機20などから出力される遊技情報(遊技信号ともいう)に基づいて遊技機10ごとの遊技情報を収集する遊技情報収集システムとして構成されている。
具体的には、遊技機10、台間機20は、遊技に関する遊技情報を送信可能な送信手段をそれぞれ備え、これらの送信手段から、図2に示す遊技信号Y、遊技信号Dなどの遊技情報を出力する。
例えば、遊技機10は、遊技信号Yとして、遊技媒体の投入数を示すアウト信号、遊技機10に備える払出手段からの遊技媒体の払出数を示すセーフ信号(払出数遊技情報)、大当り・ボーナスなどの特定遊技状態を示す大当り信号(特定遊技状態遊技情報)、確率変動状態や特別図柄などの図柄の変動時間の短縮状態を示す確変/時短信号(第2遊技状態遊技情報)、特別図柄やリールの1ゲームごとの変動回数を示すスタート信号などを出力する。
台間機20は、遊技信号Dとして、現金等の投入額を示す売上信号、併設された遊技機を特定可能な遊技機情報などを出力する。
なお、遊技機10がパチンコ機の場合、アウト信号はパチンコ機に併設されるアウトタンクに備える遊技球検知センサなどの送信手段から出力されるが、便宜上、遊技機10から出力されるものとして説明する。また、遊技機10がパチンコ機の場合、アウト信号は、例えば、遊技球が10玉投入されるごとに出力され、セーフ信号は、例えば、遊技球が10玉払い出されるごとに出力されるものとして説明する。
また、遊技媒体の払出数を示す信号として、セーフ信号に代えて又はこれに加えて、「セーフ予定信号」(払出数遊技情報)が遊技機10から出力される。この「セーフ予定信号」も10玉の払出予定数が生成されるごとに出力される。具体的には、遊技機10において累積的に記憶する「セーフ予定数カウンタ」の値が、入賞口への入賞に基づいて「10」になる度に1回出力される。
このような遊技信号は、ネットワークを介して台コンピュータ40、島コンピュータ50を中継してホールコンピュータ60に送信される。
遊技信号は、台コンピュータ40、島コンピュータ50、及びホールコンピュータ60のうち少なくともいずれかにおいて所定のデータ加工(例えば数値化処理)が行われ、ホールコンピュータ60に遊技機10ごとの遊技情報として順次蓄積される。
ホールコンピュータ60は、遊技用装置の一例として動作し、例えば、図3に示すように、キーボード、マウスなどの入力手段からなる入力部61、台コンピュータ40、島コンピュータ50などとデータ通信を行う通信部62、液晶表示装置などの表示手段を有し、遊技機10ごとの遊技情報を表示する表示部63、ハードディスク、ROM、RAMなどの記憶手段からなる記憶部64、上記各部を制御する制御部65(コンピュータ)等を備え、主に遊技場の管理者や店員等により操作される情報処理装置として構成されている。
制御部65は、収集手段として動作することにより、通信部62を介して島コンピュータ50などから受信する遊技機10ごとの遊技情報を記憶部64に逐次記憶する。
記憶部64に記憶される遊技情報には、スタート信号の入力数から求められるスタート回数、アウト信号の入力数から求められるアウト数、セーフ信号の入力数から求められるセーフ数、アウト数に占めるセーフ数の割合を示すベース、アウト数とセーフ数の差分を示す差玉(出玉ともいう)、大当り信号の入力数から求められる大当り回数、スタート回数と大当り回数の比率を示す大当り確率、確変/時短信号の入力数から求められる確変/時短回数、売上信号の入力数から求められる売上金額などがあり、このような遊技情報が遊技機10ごと、所定単位所間(例えば10分)ごと、及び営業日(例えば1日単位)ごとに記憶されている。
また、これらの遊技情報は、遊技機10の遊技状態別に区分けして記憶される。
遊技機10の遊技状態としては、遊技機10がパチンコ機の場合には、大当り状態(大当りともいう)、大当りの発生確率が高確率状態となる確率変動状態(確変ともいう)、特別図柄の変動時間が短縮状態となる時間短縮状態(時短ともいう)などの遊技者にとって有利な状態(第2遊技状態)と、大当り、確変、及び時短中以外の遊技者にとって不利な遊技状態となる通常遊技状態(第1遊技状態:通常遊技又は非時短ともいう)とがある。これらの遊技状態は、遊技機10に備える制御部が遊技状態制御手段として動作することにより、実現される。なお、確率変動状態は時間短縮状態と重複することもあり、時間短縮状態は確率変動状態と重複しないこともある。また、時間短縮状態(時短中)では、確率変動状態(確変)と重複するか否かにかかわらず、ベースが所定数(例えば100前後)に維持される。
制御部65は、遊技状態判定手段として動作することにより、遊技機10の送信手段から送信される遊技情報に基づいて、遊技機の遊技状態を判定する。
例えば、大当り信号の受信中を大当り中と判定し、大当り信号の受信がない確変/時短信号の受信中を確変/時短中と判定する。また、これら以外の遊技状態を通常遊技中と判定する。
そして、制御部65は、収集手段及び収集区間設定手段として動作することにより、判定した遊技状態別に収集区間を設定し、設定した収集区間ごと遊技情報を収集する。
例えば、スタート回数、ベース、出玉、確率(大当り確率)などの遊技情報を、通常遊技中、確変中、時短中などの収集区間ごと区分けして収集するとともに、収集結果を記憶部64に記憶する。
また、ホールコンピュータ60は、収集した遊技情報に基づいて遊技機の異常を監視する。
制御部65は、判定手段として動作することにより、例えば、所定の入賞口への入賞回数を監視し、この入賞回数が異常判定値以上であれば、入賞回数異常を判定する。
このような入賞回数異常は、通常遊技中、確変/時短中などの遊技状態別に判定することもでき、この場合、異常判定値は遊技状態別に設けることができる。
また、制御部65の判定手段としての動作として、大当り中の差玉、すなわち、大当り出玉を監視し、大当り出玉が異常判定値以上であれば、大当り出玉異常を判定する。
なお、このような出玉(差玉)異常に関しても、大当り中に限らず確変/時短中などの遊技状態別に判定することもでき、この場合、異常判定値は遊技状態別に設けることができる。
このような異常が判定されたときには、ホールコンピュータ60は、制御部65が表示部63を報知手段として動作させ、異常の発生した遊技機10と異常の内容を特定可能な表示を行わせる。例えば、「遊技機10の○○番台が「入賞回数異常」です。」などのメッセージを表示する。
このように、ホールコンピュータ60は、制御部65が収集手段、判定手段として動作することにより、送信手段から送信される遊技情報を収集するとともに、収集した遊技情報の異常を異常判定値に基づいて判定するように構成されている。
また、一般的な遊技機10の場合では、上記のように、遊技情報を遊技状態別に収集するとともに、遊技状態別に設けられた異常判定値に基づいて、収集した遊技情報の異常を遊技状態別に判定することにより、遊技機自体の性能である遊技性能(仕様又はスペックともいう)を把握できるものであるが、遊技状態だけではなく、遊技方法の違いによって、遊技性能が変わる遊技機も存在する。
例えば、パチンコ機において、遊技球を遊技盤の左側に向けて打込む左打ち遊技(第1遊技方法)と、遊技球を遊技盤の右側に向けて打込む右打ち遊技(第2遊技方法)とで、遊技性能が変わるパチンコ機が存在する。
このようなパチンコ機では、左打ち遊技と右打ち遊技とで、例えば、入賞回数が異なることもあるため、入賞回数異常を判定するときには、異常判定値を変える必要がある。
本実施形態に係る遊技用システム1及び遊技用装置は、このように遊技方法の違いによって遊技性能が変わる遊技機をも収集対象とすることができるように構成されている。
遊技方法の違いによって遊技性能が変わる遊技機10として、以下のようなものがある。
図4は、遊技方法の違いによって遊技性能が変わる遊技機10(パチンコ機)に備える遊技盤11の一例である。
この遊技盤11には、3つの始動口110,111,112、2つの特別図柄表示装置114,115、2つの大入賞口122,123(可変入賞手段)、普通図柄作動ゲート113、普通図柄表示装置116、4つの普通入賞口118,119,120,121、左アウト口124、右アウト口125などが設けられている。
また、始動口111は、普通電動役物(電動チューリップ)となっており、普通図柄表示装置116の当り表示により、入口が拡大可能に構成されている。また、表示器117は演出用の表示装置であり、2つの特別図柄表示装置114,115の表示結果に関連する表示を行う。例えば、表示器117には、関連する表示として、特別図柄表示装置114,115それぞれに対応する装飾図柄が設けられている。
このような構成により、例えば、始動口110(特図1用始動口ともいう)に遊技球が入賞するか、又は入口が拡大しているときに始動口111(特図1用始動口ともいう)に遊技球が入賞すると、特別図柄表示装置114(特図1ともいう)が変動を開始し、所定時間経過後に変動を停止する。停止した図柄が大当り図柄(例えば、「1」~「9」)を示すときには、大入賞口122,123が所定回数開放する大当り状態(特定遊技状態)となる。
また、始動口112(特図2用始動口ともいう)に遊技球が入賞すると、特別図柄表示装置115(特図2ともいう)が変動を開始し、所定時間経過後に変動を停止する。停止した図柄が大当り図柄(例えば、「0」~「9」)を示すときには、大入賞口122,123が所定回数開放する大当り状態(特定遊技状態)となる。
なお、始動口112は、遊技釘などの配列上、始動口110よりも入賞し易く設定されている。
大入賞口122の開放回数は、いわゆる、ラウンド数と称され、大当り図柄の組合せに応じて変化する。
例えば、特別図柄表示装置114が「3」,「5」,「7」で停止したときには、大入賞口122,123が合計で16回以上開放する16ラウンド大当り(出玉約2400玉)となり、「1」で停止したときには、大入賞口122,123が合計で6回以上開放する6ラウンド大当り(出玉約900玉)となり、「9」で停止したときには、大入賞口122,123が合計で5回以上開放する5ラウンド大当り(出玉約750玉)となる。また、「2」,「4」,「6」,「8」で停止したときには、大入賞口122,123が合計で4回以上開放する4ラウンド大当り(出玉約600玉)となる。
なお、本実施形態では、16ラウンド大当りのことを「メイン当り」ともいい、6ラウンド大当りなどの16ラウンド大当り以外の大当りのことを「サブ当り」ともいう(以下同様)。
さらに、本実施形態の遊技機10では、特別図柄表示装置114と、特別図柄表示装置115とでは、大入賞口122の開放回数が変化する。
例えば、特別図柄表示装置115が「1」,「3」,「5」,「7」,「9」で停止したときには、大入賞口122,123が合計で16回以上開放する16ラウンド大当り(出玉約2400玉)となり、「0」,「2」,「4」,「6」,「8」で停止したときには、大入賞口122,123が合計で4回以上開放する4ラウンド大当り(出玉約600玉)となる。
このように、特別図柄表示装置114の作動に係る大当りと、特別図柄表示装置115の作動に係る大当りとでは、大入賞口122,123の合計開放回数が異なる。本実施形態では、特別図柄表示装置114の作動に係る大当りと、特別図柄表示装置115の作動に係る大当りとでは、以下のような振り分けで、大当りに当選するため、一回の大当り出玉(平均出玉)は、特別図柄表示装置114の作動に係る大当りよりも、特別図柄表示装置115の作動に係る大当りの方が多く設定されている。なお、以下の振り分けに記載された「確変」は、「確率変動」に該当し、「通常」は「非確率変動」を示す。
[大当り振り分け]
特別表示装置114
・16ラウンド確変大当り :30%
・6ラウンド確変大当り :15%
・5ラウンド確変大当り :15%
・4ラウンド確変大当り :20%
・4ラウンド通常大当り :20%
特別表示装置115
・16ラウンド通常大当り :50%
・4ラウンド通常大当り :50%
また、各入賞口、表示装置等の仕様は、例えば、以下の通りとすることができる。
[賞球数]
・始動口110 3個賞球
・始動口111 1個賞球
・始動口112 1個賞球
・大入賞口122 15個賞球
・大入賞口123 15個賞球
・普通入賞口118~121 4個賞球
[特別図柄・保留消化]
・2つの特別図柄表示装置114,115はそれぞれ4つの保留装置を有しており、特別図柄表示装置115よりも特別図柄表示装置114の作動が優先されるように設定されている。
また、通常遊技中(非時短中)において、特別図柄表示装置115の変動時間の平均値は、特別図柄表示装置114の変動時間の平均値よりも短く設定されている。
[大当り]
大入賞口122
・1ラウンド中における大入賞口122の最大開放時間 28秒
・1ラウンド中における大入賞口122の入賞数の上限 10個
・大当り開始から大入賞口122開放までのインターバル時間 1秒
・各ラウンド間のインターバル時間 1秒
・大当り終了時のインターバル時間 1秒
・1ラウンドにおける平均消化時間(平均開放時間) 8秒
大入賞口123
・通常大当り中における大入賞口123の最大開放時間 0.2秒
・確変大当り中における大入賞口123の最大開放時間 28秒
・通常及び確変大当り中における大入賞口123の開放回数 1回
また、この遊技機10は、確率変動機能を有している。
例えば、低確率状態では、特別図柄表示装置が大当り図柄で停止する大当り確率は1/256であるが、大当り後、特別図柄表示装置が101回変動するまで、高確率状態(確変中)となり、この高確率状態では、特別図柄表示装置が大当り図柄で停止する大当り確率が1/99に変動する。
このような確率変動は、大入賞口123内に設けられたVゾーンへの入賞により、実現される。
大入賞口123は、特別図柄表示装置ごとや大当り図柄ごとに異なる開放パターンにより作動する。
例えば、特別図柄表示装置114において「1」~「9」のうち「6」,「8」以外の大当り図柄で停止することで大当りとなったときには、Vゾーンに入賞し易い開放パターン(開放時間28秒)で作動する。
一方、特別図柄表示装置114において「6」,「8」の大当り図柄で停止することで大当りしたときには、Vゾーンに入賞し難い開放パターン(開放時間0.2秒)により作動する。
また、特別図柄表示装置115において大当り図柄で停止することで大当りしたときには、Vゾーンに入賞し難い開放パターン(開放時間0.2秒)により作動する。
これにより、特別図柄表示装置114において「1」~「9」のうち「6」,「8」以外の大当り図柄で停止することで大当りとなったときには、大入賞口123がVゾーンに入賞し易い開放パターン(開放時間28秒)により作動することから、遊技球を容易にVゾーンに入賞させることができ、入賞させたときには、大当り後において、特別図柄表示装置114が101回変動するまで、特別図柄表示装置114が大当り図柄で停止する確率が、1/99に変動する。なお、この場合、Vゾーンに入賞させることが容易であっても、Vゾーンに入賞させることができないときには、大当り後において特別図柄表示装置114が大当り図柄で停止する確率は、1/256のままとなる。
一方、特別図柄表示装置114において「6」,「8」の大当り図柄で停止することで大当りしたときには、大入賞口123がVゾーンに入賞し難い開放パターン(開放時間0.2秒)により作動することから、Vゾーンに入賞させることが困難となる。Vゾーンに入賞させることはできるものの、実際に入賞させることは物理的に困難なので、大当り後において特別図柄表示装置114が大当り図柄で停止する確率は、1/256のままとなる。なお、この場合、Vゾーンに入賞させることが困難であっても、Vゾーンに入賞させることができれば、大当り後において、特別図柄表示装置114が101回変動するまで、特別図柄表示装置114が大当り図柄で停止する確率が、1/99に変動する。
また、特別図柄表示装置115において大当り図柄で停止することで大当りしたときには、大入賞口123がVゾーンに入賞し難い開放パターン(開放時間0.2秒)により作動することから、Vゾーンに入賞させることが困難となる。Vゾーンに入賞させることはできるものの、実際に入賞させることは物理的に困難なので、大当り後において特別図柄表示装置115が大当り図柄で停止する確率は、1/256のままとなる。なお、この場合、Vゾーンに入賞させることが困難であっても、Vゾーンに入賞させることができれば、大当り後において、特別図柄表示装置115が101回変動するまで、特別図柄表示装置115が大当り図柄で停止する確率が、1/99に変動する。
さらに、確変中(ただし、大当り後、特別図柄表示装置114が100回変動するまで)は、時短中となっており、普通図柄表示装置116が当り表示となる確率が通常遊技中(非時短中)よりも高くなるとともに、始動口111の開放時間が長くなる。このとき、普通図柄表示装置116の図柄の変動時間が通常遊技中よりも短くなることが好ましい。その結果、始動口111への遊技球の入賞頻度が増加する。そして、この始動口111への入賞頻度の増加に基づいてベースが例えば約100前後に維持される。さらに、この時短中は、特別図柄表示装置114の変動時間が短縮される。
また、特別図柄表示装置114が「6」,「8」で大当りとなったときには、大入賞口123内のVゾーンに遊技球が入賞し難いので、実質的に大当り後は確率変動することはないが、特別図柄表示装置114が100回変動するまで、時短中となる。
なお、時短中は、右打ち遊技を行うことにより、特別図柄表示装置115の作動に係る始動口112にも遊技球が入賞することになるが、特別図柄表示装置115よりも特別図柄表示装置114の作動が優先されるように設定されている。そのため、時短中は、右打ち遊技を行っても左打ち遊技を行っているのと同様な効果、すなわち、特別図柄表示装置114が作動し易いという効果が得られることになる。
一方、特別図柄表示装置115がいずれの大当り図柄の停止によって大当りとなったときには、大入賞口123内のVゾーンに遊技球が入賞し難いので、実質的にその大当り後は、確率変動することもなく、変動時間が短縮することもない。ただし、特別図柄表示装置115において大当り図柄が停止することに基づいて大当りに移行するが、時短中に大当りに当選した場合のみ、大当り後、特別図柄表示装置115が100回変動するまで、時短中となる。
なお、通常遊技中(非時短中)において、普通図柄表示装置116が当り図柄で停止しないように設定されているため、始動口111は、通常遊技中(非時短中)において、開放しない。
以上説明したように、遊技機10は、特別図柄表示装置114の作動と特別図柄表示装置115の作動とで、大当り時の出玉性能と、大当り後における確変及び時短の有無が異なることから、特別図柄表示装置114,115ごとに遊技性能(出玉性能)が異なることになる。
さらに、各特別図柄表示装置114,115の作動に係る始動口110,112は、それぞれ盤面11上における位置が異なることから、遊技方法が以下のように異なることになる。
始動口110は、図4に示すように、遊技球が盤面11左側のルート1から入賞可能に配置され、盤面11右側のルート2からは入賞し難いように配置されている。そうすると、始動口110への入賞は、遊技球がルート1を通る左打ち遊技(以下、左打ち又は単に左ともいう)を行わない限り、実現し難いことになる。
一方、始動口112は、遊技球が盤面11右側のルート2から入賞可能に配置され、盤面11左側のルート1からは入賞し難いように配置されている。
そうすると、始動口112への入賞は、遊技球がルート2を通る右打ち遊技(以下、右打ち又は単に右ともいう)を行わない限り、実現し難いことになる。
また、始動口111は、前述のように、通常遊技中(非時短中)において、開放しないように設定されている。
このように、特別図柄表示装置114,115の作動に係る始動口110,112は、入賞ルートがそれぞれ異なることから、通常遊技中において、特別図柄表示装置114を作動させて大当りを発生させるためには、始動口110への入賞を目指してルート1を選択して遊技を行う必要があり、特別図柄表示装置115を作動させて大当りを発生させるためには、始動口112への入賞を目指してルート2を選択して遊技を行う必要がある。
特に、遊技機10では、特別図柄表示装置114の作動による大当りは大当り後に確率変動を伴うという連チャン性能を有しており、一方の特別図柄表示装置115の作動による大当りは大当りの連チャン性を伴わないものの、特別図柄表示装置114の作動に係る大当りよりも平均出玉の多い単発の大当りとなることから、遊技者は、左打ちを選択するか、又は右打ちを選択するか、遊技性能の好みに応じて入賞ルートを決定することになる。
また、入賞ルートの異なる入賞口は、始動口110,112に限らず、例えば、普通入賞口118~120は、ルート1から入賞可能に配置され、ルート2からは入賞し難いように配置されている。普通入賞口121は、ルート2から入賞可能に配置され、ルート1からは入賞し難いように配置されている。
さらに、入賞に係る入賞口ではないものの、左アウト口124は、ルート1からのみ入球可能に配置され、ルート2からは入球しないように配置されている。一方、右アウト口125は、ルート2からのみ入球可能に配置され、ルート1からは入球しないように配置されている。
また、普通図柄作動ゲート113と始動口111は、ルート2からのみ通過・入賞可能に盤面11右側に配置され、ルート1からは入賞しないように配置されている。このような配置により、確変中及び時短中は、遊技球がルート2を通る右打ちが選択されることになる。
また、大入賞口122,123は、ルート2から入賞可能に盤面11右側に配置され、ルート1からは入賞し難いように配置されている。このような配置により、大当り中は、遊技球がルート2を通る右打ちが選択されることになる。
なお、左アウト口124は、ルート1から入球可能に配置され、ルート2からは入球し難いように配置され、右アウト口125は、ルート2から入球可能に配置され、ルート1からは入球し難いように配置されていてもよい。
同様に、普通図柄作動ゲート113と始動口111は、ルート2から通過・入賞可能に盤面11右側に配置され、ルート1からは入賞し難いように配置されていてもよい。
以上のような盤面構成及び遊技性能から、遊技者は、通常遊技中において、遊技球がルート1を通る左打ち遊技か、遊技球がルート2を通る右打ち遊技かを選択して遊技を行うことになる。
具体的には、通常遊技中において、左打ち遊技を選択した場合には、遊技球の始動口110への入賞が可能となり、当該始動口110への入賞により、特別図柄表示装置114が作動し、いずれかは大当りとなる。この大当り中は、右打ち遊技を行うことで、大入賞口122,123への遊技球の入賞により、出玉が獲得される。特別図柄表示装置114において「1」~「9」のうち「6」,「8」以外の大当り図柄で停止することで大当りとなったときには、この大当り中において、大入賞口123内のVゾーンに遊技球が入賞し易いので、遊技球がVゾーンに入賞したときには、大当り終了後、特別図柄表示装置114が100回変動するまで、確変を伴う時短中となる。特別図柄表示装置114において「6」,「8」の大当り図柄で停止することで大当りとなったときには、この大当り中において、大入賞口123内のVゾーンに遊技球が入賞し難いので、Vゾーンに入賞しない限り、大当り終了後、特別図柄表示装置114が101回変動するまで、確変を伴わない時短中となり、この間は、右打ち遊技を行うことで、所定数のベースの維持を図ることになる。
時短中は、始動口111への入賞により、特別図柄表示装置114が作動し、再び大当りとなった場合には、右打ち遊技のまま遊技を行い、大入賞口122,123への遊技球の入賞により、出玉が獲得される。そして、大当り後の時短中に、再び大当りが発生する限り、右打ち遊技を継続することになる。
なお、時短の終了により、遊技方法を右打ち遊技から左打ち遊技に戻して、通常遊技中の遊技を再開することになる。この場合、以下のように、右打ち遊技を継続してもよい。
一方、通常遊技中において、右打ち遊技を選択した場合には、遊技球の始動口112への入賞が可能となり、当該始動口112への入賞により、特別図柄表示装置115が作動し、いずれかは大当りとなる。この大当り中は、右打ち遊技を行うことで、大入賞口122,123への遊技球の入賞により、出玉が獲得される。大当り中は大入賞口123内のVゾーンに遊技球が入賞し難いので、Vゾーンに入賞しない限り、大当り終了後には、確率変動することもなく、基本的には変動時間が短縮することもない通常遊技(非時短)中となり、右打ち遊技を再開することになるが、上述のように、左打ち遊技を選択してもよい。
このように、遊技機10において遊技を行う場合、遊技者は、通常遊技中において、左打ち遊技か、右打ち遊技かを選択して遊技を行うことになる。
その結果、遊技方法の違いによって、遊技性能が異なり、例えば、始動口110と始動口112とでは、通常遊技中の入賞率が異なることになり、普通入賞口118~120と普通入賞口121とでも、通常遊技中の入賞率が異なることになる。そうすると、前述の入賞回数異常を判定するにも、遊技方法ごと及び入賞口ごとに異常判定値を変える必要がある。
このように、遊技機10は、左打ち遊技か、右打ち遊技かにより、遊技性能が変わることから、本実施形態に係る遊技用システム1及び遊技用装置は、遊技機10から出力される遊技信号(遊技情報)に基づき、左打ち遊技か、右打ち遊技かを判定し、遊技方法ごとに遊技情報を収集するとともに、遊技方法ごとに異常を判定するように構成されている。
まず、遊技機10に備える信号端子盤(外部端子板)などの出力手段から出力される遊技信号(遊技情報)について、図5を参照しながら説明する。
図5(a)に示すように、「セーフ信号」は、遊技盤11に配置されるすべての入賞口への入賞に基づいて出力される遊技情報であり、遊技機10に備える払出手段から遊技球が所定数(例えば10個)払い出される度に出力される。
「扉開放信号」は、遊技機10に備えるガラス枠や内枠が開放中に出力される。
「スタート信号」は、特別図柄表示装置114又は特別図柄表示装置115が1回変動するごとに出力される。なお、この「スタート信号」からは、どちらの特別図柄表示装置114,115の変動により出力されたものであるかは判別することはできない。
「特図1用始動口信号」は、始動口110,111に遊技球が1玉入賞する度に出力される。
「大当り信号」(特定遊技状態遊技情報)は、大当り中に出力される(図8参照)。なお、この大当り信号からは、いずれの特別図柄表示装置114,115の作動により発生した大当りかは判別することはできない。
「確変/時短信号」(第2遊技状態遊技情報)は、確変中又は時短中と、大当り中に出力される(図8参照)。
「特図2用始動口信号」は、始動口112に遊技球が1玉入賞する度に出力される。
「セーフ予定信号」は、遊技盤11に配置されるすべての入賞口への入賞に基づいて出力される遊技情報であり、所定数(例えば10玉)の払出予定数が生成されるごとに出力される。
「異常信号」は、例えば、遊技機10内での玉詰まりなどの異常が発生したときに出力される。
「右アウト信号」(第2使用数遊技情報)は、右アウト口125に遊技球が所定数(例えば10玉)入球する度に出力される。このような出力形態の「右アウト信号」を「右アウト信号1」という。
なお、「右アウト信号」は、右アウト口125への入球のみならず、始動口111,112と、普通入賞口121と、大入賞口122,123などの盤面11右側に配置された入賞口への入賞も含めて、遊技球が所定数(例えば10玉)入球及び入賞する度に出力されてもよい。このような出力形態の「右アウト信号」を「右アウト信号2」という。
「全アウト信号」(第1使用数遊技情報)は、図5(b)に示すように、遊技球が遊技盤11に所定数(例えば10玉)打ち込まれる(投入される)ごとに出力される遊技情報であり、遊技盤11に配置されたすべての入賞口への入賞と、左アウト口124及び右アウト口125への入球により出力される。
この「全アウト信号」は、遊技機10の裏側に配置されるアウトタンク126に備える遊技球検知センサ126aなどの送信手段から出力される(図4参照)。
本実施形態に係る遊技用システム1及び遊技用装置、特にホールコンピュータ60は、このような遊技信号に基づき、遊技情報を左打ち遊技によるものと、右打ち遊技によるものとに区分けして収集するとともに、収集した遊技情報と異常判定値とを比較し、それぞれの遊技方法における異常を判定する。
ここで、ホールコンピュータ60が収集(集計ともいう)する遊技情報について、図6及び図7を参照しながら説明する。
ホールコンピュータ60が収集する遊技情報としては、例えば、図6及び図7に示すように、1~31までの31種類の遊技情報がある。
なお、遊技情報の名称に付される「左」、「右」は、「左打ち」、「右打ち」を意味し、また、同時に、「第1遊技情報」、「第2遊技情報」を意味する。
「総累計アウト数」は、「全アウト信号」の入力数を所定時間(例えば、10分)累計することにより、収集される。
「右累計アウト数」は、「右アウト信号2」の入力数を所定時間(例えば、10分)累計することにより、収集される。なお、遊技機10から「右アウト信号1」が出力される場合には、「右アウト信号1」の入力数に、始動口111,112と、普通入賞口121と、大入賞口122,123などの盤面11右側に配置された入賞口への入賞数を加えた数を所定時間(例えば、10分)累計することにより、「右累計アウト数」を収集することもできる。
「左累計アウト数」は、「総累計アウト数」から「右累計アウト数」を減算した値から収集される。
「左累計始動口入賞回数」は、「特図1用始動口信号」の入力数を所定時間(例えば、10分)累計することにより、収集される。
「右累計始動口入賞回数」は、「特図2用始動口信号」の入力数を所定時間(例えば、10分)累計することにより、収集される。
「総累計始動口入賞回数」は、「左累計始動口入賞回数」と「右累計始動口入賞回数」との和から収集される。
「左入賞率」は、単位時間当たり(例えば10分)の特図1用始動口への入賞回数を示すもので、「左累計始動口入賞回数」を、所定値で除算した商から収集される。所定値は、通常遊技中の「左累計アウト数」をアウトスピード(例えば999玉/10分)で除算した値である。
「右入賞率」は、単位時間当たり(例えば10分)の特図2用始動口への入賞回数を示すもので、「右累計始動口入賞回数」を、所定値で除算した商から収集される。所定値は、通常遊技中の「右累計アウト数」をアウトスピード(999玉/10分)で除算した値である。
「総大当り回数」は、大当り信号の入力数を所定時間(例えば、一営業日)累計することにより、収集される。
「左大当り回数」と「右大当り回数」は、それぞれ以下のように導出される。
「大当り信号」からは、いずれの特別図柄表示装置114,115の作動により発生した大当りかは判別することはできず、そのため、右打ち遊技により発生した大当りか、左打ち遊技により発生した大当りかを判別することはできない。
ところが、遊技機10では、図8に示すように、大当り後において「確変/時短信号」が出力される場合(A1,A2,A3の大当り後)には、特別図柄表示装置114の作動により発生した大当り、すなわち、左打ち遊技により発生した大当りと判定することができ、大当り後において「確変/時短信号」が出力されない場合(A4の大当り後)には、特別図柄表示装置115の作動により発生した大当り、すなわち、右打ち遊技により発生した大当りと判定することができる。
そこで、「大当り信号」と「確変/時短信号」とに基づいて、左打ち遊技により発生した大当りと、右打ち遊技により発生した大当りとに区分して、それぞれの大当り回数を所定時間(例えば、一営業日)収集する。
具体的には、図9に示すように、「大当り信号」がオフからオンに変化したときに、大当りが発生したものと判定するとともに、「大当り信号」がオンからオフに変化したとき、すなわち、大当りが終了したとき、「確変/時短信号」が出力されている場合には、特別図柄表示装置114の作動により発生した大当り、つまり、左打ち遊技により発生した大当りと判定する。
一方、「大当り信号」がオフからオンに変化したときに、大当りが発生したものと判定するとともに、「大当り信号」がオンからオフに変化したとき、すなわち、大当りが終了したとき、「確変/時短信号」が出力されていない場合には、特別図柄表示装置115の作動により発生した大当り、つまり、右打ち遊技により発生した大当りと判定する。
なお、大当り開始前の遊技状態(時短及び/又は確変かどうか)を考慮せずに、大当り終了時(終了後)の遊技状態のみを考慮して、大当りの種別を判定したが、大当り開始前の遊技状態によって、大当りの種別を判定可能な遊技機である場合には、大当り終了時(終了後)の遊技状態に基づく判定に代えて又は加えて大当り開始前の遊技状態に基づいて、大当りの種別を判定するようにしてもよい。
「メイン当り回数」とは、本実施形態の場合、16ラウンド大当りの発生回数のことであり、「サブ当り回数」とは、6ラウンド大当りなどの16ラウンド大当り以外の大当りの発生回数のことである。
大当りにおいて、メイン当りとサブ当りの違いは、大当り中に獲得される出玉の違いであることから、「大当り信号」の出力中における「セーフ信号」(10玉の払い出しにつき1信号)の入力数に基づいて大当り中に獲得された出玉(例えば、大当り中のセーフ信号の入力数×10-大当り中のアウト信号の入力数×10)を判定することにより(図8参照)、メイン当りとサブ当りとに区分する。
さらに、制御部65は、上記のように、発生した大当りを、左打ち遊技によるものと、右打ち遊技によるものとに区分可能であることから、「メイン当り回数」を、左打ち遊技によるメイン当り回数(左メイン当り回数)と、右打ち遊技によるメイン当り回数(右メイン当り回数)とに区分して収集するとともに、「サブ当り回数」を、左打ち遊技によるサブ当り回数(左サブ当り回数)と、右打ち遊技によるサブ当り回数(右サブ当り回数)とに区分して収集する。
具体的には、図10に示すように、「左メイン当り回数」は、左打ち遊技により発生した大当りのうち、大当り出玉が左打ちサブ当り出玉判定値(例えば1000玉)を超え、左打ちメイン当り出玉判定値(例えば2800玉)以下のものを左メイン当りと判定するとともに、そのように判定された左メイン当りの回数を収集したものである。
「左サブ当り回数」は、左打ち遊技により発生した大当りのうち、大当り出玉が左打ちサブ当り出玉判定値(例えば1000玉)以下のものを左サブ当りと判定するとともに、そのように判定された左サブ当りの回数を収集したものである。
同様に、「右メイン当り回数」は、右打ち遊技により発生した大当りのうち、大当り出玉が右打ちサブ当り出玉判定値(例えば700玉)を超え、右打ちメイン当り出玉判定値(例えば2800玉)以下のものを右メイン当りと判定するとともに、そのように判定された右メイン当りの回数を収集したものである。
「右サブ当り回数」は、右打ち遊技により発生した大当りのうち、大当り出玉が右打ちサブ当り出玉判定値(例えば700玉)以下のものを右サブ当りと判定するとともに、そのように判定された右サブ当りの回数を収集したものである。
上記各出玉判定値は、以下のように設定されている。
例えば、左打ちサブ当り出玉判定値は、6ラウンド大当り(左打ちで発生するサブ大当りにおいて、最も出玉が期待できる大当り)における出玉期待値(900玉)よりも多い値とし、右打ちサブ当り出玉判定値は、4ラウンド大当り(右打ちで発生するサブ大当りにおいて、最も出玉が期待できる大当り)における出玉期待値(600玉)よりも多い値とすることで、大当りの各ラウンドにおいてオーバー入賞しても、当該サブ当り出玉判定値以下であれば、サブ当りと判定できるような値を設定している。
左打ちメイン当り出玉判定値は、16ラウンド大当り(左打ちで発生するメイン大当りにおいて、最も出玉が期待できる大当り)における出玉期待値(2400玉)よりも多い値とし、右打ちメイン当り出玉判定値は、16ラウンド大当り(右打ちで発生するメイン大当りにおいて、最も出玉が期待できる大当り)における出玉期待値(2400玉)よりも多い値とすることで、大当りの各ラウンドにおいてオーバー入賞しても、サブ当り出玉判定値を超える値であって、当該メイン当り出玉判定値以下であれば、メイン当りと判定できるような値を設定している。
なお、各出玉判定値を、所定の操作手段(例えば、入力部61)を操作することにより、任意の値に設定できるようにしてもよい。
また、「総メイン当り回数」は、「左メイン当り回数」と「右メイン当り回数」の和を収集したものであり、「総サブ当り回数」は、「左サブ当り回数」と「右サブ当り回数」の和を収集したものである。
なお、本実施形態の遊技機10では、左打ち遊技により発生した大当りと、右打ち遊技により発生した大当りとで、ラウンド数が同じ種類の大当りがあり、そのため大当り中の出玉が共通する場合があることから、大当り中の出玉だけを単純に比較しても、左打ち遊技により発生した大当りか、又は右打ち遊技により発生した大当りかを正確に判別することはできない。しかしながら、左打ち遊技により発生した大当りと、右打ち遊技により発生した大当りとで、大当り中の出玉が明確に異なる場合(大当り出玉に違いがある場合)には、大当りが終了したときの確変/時短信号の出力の有無を判定することなく、大当り中の出玉だけ、すなわち、大当り信号の出力中におけるセーフ信号の入力数を比較するだけで、左打ち遊技により発生した大当りか、又は右打ち遊技により発生した大当りかを区分することができる。
「左入賞回数異常」と「右入賞回数異常」は、図11に示すように、それぞれに対応する始動口信号の入力回数と異常判定値とを比較して、異常を判定するものである。
具体的には、「左入賞回数異常」は、「全アウト信号」の入力数から「右アウト信号」の入力数を減算した値(左アウト数)の所定数当り(所定時間当たりでも可)における特図1始動口信号の入力回数(「左累計始動口入賞回数」でも可)と左異常判定値とを比較し、特図1始動口信号の入力回数が左異常判定値以上のときに、入賞回数異常を判定する。
また、「右入賞回数異常」は、「右アウト信号」の所定入力数当り(所定時間当たりでも可)における特図2始動口信号の入力回数(「左累計始動口入賞回数」でも可)と右異常判定値とを比較し、特図2始動口信号の入力回数が右異常判定値以上のときに、入賞回数異常を判定する。
このように、制御部65は、第1判定手段及び第2判定手段として動作することにより、左打ち遊技と右打ち遊技それぞれ対応する固有の異常判定値を用いて、「左入賞回数異常」と「右入賞回数異常」を判定する。
これにより、遊技方法ごとに的確に異常を判定することができるので、各始動口への入賞を不当に増加させる不正行為などを迅速に判断することができる。
なお、入賞回数異常は、確変/時短信号の出力中ではない、通常遊技中における各始動口信号の入力回数から判定することが好ましい。
また、「左入賞回数異常」は、「全アウト信号」の入力数から「右アウト信号」の入力数を減算した値(左アウト数)の所定数当りにおける特図1始動口信号の入力回数と左異常判定値とを比較したが、「全アウト信号」の所定入力数当りや、「全アウト信号」の入力数と「右アウト信号」の入力数との組合せに基づいて算出される値の所定数当りにおける特図1始動口信号の入力回数と左異常判定値とを比較してもよい。
また、遊技機10から「左アウト信号」が出力されている場合には、「左アウト信号」の所定入力数当りにおける特図1始動口信号の入力回数と左異常判定値とを比較してもよい。
同様に、「右入賞回数異常」は、「右アウト信号」の所定入力数当りにおける特図2始動口信号の入力回数と右異常判定値とを比較したが、「全アウト信号」の所定入力数当りや、「全アウト信号」の入力数と「右アウト信号」の入力数との組合せに基づいて算出される値の所定数当りにおける特図2始動口信号の入力回数と右異常判定値とを比較してもよい。
また、入賞回数異常の判定対象は始動口のみならず、普通入賞口118~120と普通入賞口121のそれぞれに対応する入賞口信号の入力回数を左及び右異常判定値とを比較して、異常を判定することもできる。また、大入賞口122,123についても同様に左打ち遊技と右打ち遊技とで別々に判定を行うこともできる。
「総稼働時間」は、総累計アウト数をアウトスピード(例えば999玉/10分)で除算した値である。
「左稼働時間」は、左累計アウト数をアウトスピード(例えば999玉/10分)で除算した値である。
「右稼働時間」は、右累計アウト数をアウトスピード(例えば999玉/10分)で除算した値である。
「左稼働比率」は、「左稼働時間」を「総稼働時間」で除算した値であり、「右稼働比率」は、「右稼働時間」を「総稼働時間」で除算した値である。
以上のように、ホールコンピュータ60は、制御部65が収集手段として動作することにより、遊技情報を、左打ち遊技によるものと右打ち遊技によるものとに区分けして収集するとともに、収集した遊技情報と異常判定値とを比較し、それぞれの遊技方法における異常を判定することができる。
また、制御部65は、図7に示す遊技情報(番号25~31)を、同図に記載した算出方法に基づいて収集することができる。これらの情報については、左打ち遊技によるものと、右打ち遊技によるものとに区分けして収集することはできないものの、「スタート信号」と「セーフ信号」がそれぞれ左打ち遊技及び右打ち遊技により出力される信号(左スタート信号と右スタート信号、左セーフ信号と右セーフ信号)となれば、各遊技情報(番号25~31)を左打ち遊技及び右打ち遊技による遊技情報として収集することもできる。なお、同図中の累計ブロック数とは、確変/時短信号の出力数の累計を示している(図8に示す例では、B1、B2の2ブロック)。
また、上記各遊技情報(番号1~31)を、左打ち遊技によるものと右打ち遊技によるものとに区分けして収集する場合において、「右アウト信号」の単位時間当たりの入力数が所定の閾値(例えば、10分当たり20パルス)以下のときは、その単位時間当たりの遊技情報を左打ち遊技による遊技情報として収集し、「右アウト信号」の単位時間当たりの入力数が所定の閾値(例えば、10分当たり80パルス)以上のときには、その単位時間当たりの遊技情報を右打ち遊技による遊技情報として収集してもよい。
記憶部64に備えるハードディスク、ROMなどの記憶手段には、制御部65の制御に係るプログラムやデータが記憶されており、このプログラムを制御部65に備えるCPUがデータを参照しながら実行することにより、制御部65を収集手段、判定手段として動作させ、以上説明したような遊技情報の収集及び異常判定に係る動作が実現される。
図12は、「左累計アウト数」の算出及び収集に係るプログラムである「左累計アウト数算出処理」のフローチャートを示している。
この処理では、制御部65は「右累計アウト数」の収集の有無を判定し、収集した「右累計アウト数」がないときには(S1-No)、処理を終了する。
一方、収集した「右累計アウト数」があるときには(S1-Yes)、「総累計アウト数」から「右累計アウト数」を減算して、「左累計アウト数」を算出するとともに(S2)、これを遊技情報として収集する。
これにより、「累計アウト数」を、左打ち遊技による「左累計アウト数」と、右打ち遊技による「右累計アウト数」と、に区分けして収集することができる。
図13は、遊技情報の異常を判定する「遊技情報異常判定処理」のフローチャートを示している。
この処理では、稼働の有無を、例えば、アウト信号の入力の有無に基づいて判定し、アウト信号の入力がないとき、すなわち、稼働がないときには(S11-No)、処理を終了する。
一方、稼働があるときには(S11-Yes)、遊技情報(遊技信号)の入力の有無を判定する(S12)。
遊技情報(遊技信号)の入力がないときには(S12-No)、処理を終了する。
一方、遊技情報(遊技信号)の入力があるときには(S12-Yes)、全アウト信号又は右アウト信号の入力数が一定数に達する度に、以下の処理を実行する。
まず、入力された遊技情報が、左打ち遊技によるものか、右打ち遊技によるものかの判定を行う(S13)。
左打ち遊技による遊技情報と判定されたときには(S13-左)、左打ち遊技用の異常判定値をセットし(S14)、左遊技情報異常判定処理を実行する(S15)。
一方、右打ち遊技による遊技情報と判定されたときには(S13-右)、右打ち遊技用の異常判定値をセットし(S16)、右遊技情報異常判定処理を実行する(S17)。
各遊技情報異常判定処理(S15,S17)では、前述した「左入賞回数異常」と「右入賞回数異常」の判定のように、左打ち及び右打ち遊技による遊技情報をそれぞれに対応する異常判定値と比較して、異常の判定を行う。
これにより、異なる遊技方法により出力される遊技情報ぞれぞれの異常を的確に判定することができる。
以上説明したように、本発明の遊技用装置として動作するホールコンピュータ60によれば、遊技情報を、左打ち遊技によるものと右打ち遊技によるものとに区分けして収集するとともに、収集した遊技情報と異常判定値とを比較し、それぞれの遊技方法における異常を判定することができる。
これにより、遊技方法ごとに遊技性能(スペック)が異なる遊技機においても、遊技方法ごとに遊技情報を収集することができるとともに、収集した遊技情報に応じて最適な判定値を設定することにより、異常等の判定を適正に行うことができる。
一方、特許文献1に記載の遊技用装置では、1台の遊技機について、大当り回数や遊技情報を集計することができるものの、1台の遊技機において複数の遊技性能(スペック)を有している場合、スペックごとに遊技情報を集計することができなかった。
本実施形態の遊技用装置によれば、従来の遊技用装置が改善すべきこのような課題の全部又は一部などを解決することができる。
以上、本発明の遊技用装置及びプログラムの好ましい実施形態について説明したが、本発明に係る遊技用装置及びプログラムは上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
例えば、本実施形態では、左打ち遊技と、右打ち遊技とでデータを集計することを想定しているが、ルートごと、すなわち、遊技球の流下経路が「ルート1」か「ルート2」かに基づいて、データを区分けするようにしてもよい。「ルート1」か「ルート2」かに基づいてデータを集計する場合、通常遊技中においては、「右アウト信号」の入力がなく(所定の閾値以下)、「全アウト信号」の入力がある場合には、「ルート1」としてデータを集計し、「右アウト信号」の入力がある(所定の閾値以上)場合には、「ルート2」としてデータを集計する。時短中においては、全て「ルート1」としてデータを集計すればよい。
また、左打ち遊技を第1遊技方法、右打ち遊技を第2遊技方法としたが、遊技方法の違いはこれに限らず、例えば、左打ち遊技において、遊技球を間欠的に遊技盤に打ち出す間欠遊技を第1遊技方法とし、遊技球を連続して遊技盤に打ち出す連続遊技を第2遊技方法としてもよい。
また、本実施形態では、一つの遊技機が2種類の遊技性能を有する場合を想定しているが、遊技性能は3種類以上でもよい。
また、収集対象となる遊技機は、パチンコ機に限らず、スロットマシンでもよい。
また、本実施形態では、本発明をホールコンピュータ60に適用したが、台間機20、呼出ランプ30、台コンピュータ40、島コンピュータ50、計数装置、景品交換装置、及び遊技情報表示装置などのその他の遊技用装置に適用することもできる。
1 遊技用システム
10 遊技機
20 台間機
30 呼出ランプ
40 台コンピュータ
50 島コンピュータ
60 ホールコンピュータ(遊技用装置)
63 表示部
64 記憶部(プログラム、遊技情報)
65 制御部(各種手段)

Claims (3)

  1. 第1遊技状態と、当該第1遊技状態よりも有利な第2遊技状態と、を含む複数の遊技状態のうち、何れかの遊技状態に制御可能な遊技状態制御手段を備え、前記第1遊技状態において、第1遊技方法と、当該第1遊技方法とは異なる遊技方法である第2遊技方法と、を含む複数の遊技方法のうち、何れかの遊技方法で遊技可能であり、前記遊技状態制御手段は、前記第1遊技方法と前記第2遊技方法の何れの遊技方法からでも特定遊技状態に制御可能である遊技機に関する遊技情報を収集可能な遊技用装置において、
    送信手段から送信される遊技情報に基づいて、前記第1遊技方法による遊技の結果に関する第1遊技情報と、前記第2遊技方法による遊技の結果に関する第2遊技情報と、を収集可能な収集手段を備え
    前記送信手段は、
    前記遊技情報として、前記特定遊技状態を示す特定遊技状態遊技情報を送信可能であり、
    前記遊技情報として、前記遊技機から払い出される遊技媒体数を示す払出数遊技情報を送信可能であり、
    前記収集手段は、
    前記遊技状態制御手段により前記特定遊技状態に制御された回数に関する遊技情報を、前記特定遊技状態遊技情報と前記払出数遊技情報とに基づいて、前記第1遊技情報と、前記第2遊技情報と、に区分して収集可能である
    ことを特徴とする遊技用装置。
  2. 前記収集手段により収集される前記第1遊技情報が、第1判定情報に該当するか判定可能な第1判定手段と、
    前記収集手段により収集される前記第2遊技情報が、第2判定情報に該当するか判定可能な第2判定手段と、を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技用装置。
  3. 第1遊技状態と、当該第1遊技状態よりも有利な第2遊技状態と、を含む複数の遊技状態のうち、何れかの遊技状態に制御可能な遊技状態制御手段を備え、前記第1遊技状態において、第1遊技方法と、当該第1遊技方法とは異なる遊技方法である第2遊技方法と、を含む複数の遊技方法のうち、何れかの遊技方法で遊技可能であり、前記遊技状態制御手段は、前記第1遊技方法と前記第2遊技方法の何れの遊技方法からでも特定遊技状態に制御可能である遊技機に関する遊技情報を収集可能な遊技用装置を構成するコンピュータを、
    送信手段から送信される遊技情報に基づいて、前記第1遊技方法による遊技の結果に関する第1遊技情報と、前記第2遊技方法による遊技の結果に関する第2遊技情報と、を収集可能な収集手段として機能させ、
    前記送信手段は、
    前記遊技情報として、前記特定遊技状態を示す特定遊技状態遊技情報を送信可能であり、
    前記遊技情報として、前記遊技機から払い出される遊技媒体数を示す払出数遊技情報を送信可能であり、
    前記収集手段は、
    前記遊技状態制御手段により前記特定遊技状態に制御された回数に関する遊技情報を、前記特定遊技状態遊技情報と前記払出数遊技情報とに基づいて、前記第1遊技情報と、前記第2遊技情報と、に区分して収集可能である
    ことを特徴とするプログラム
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