JP7054372B2 - 蓋体開閉装置 - Google Patents

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Description

本開示は、開口部を開閉する蓋体の開閉装置に関する。
例えば、特許文献1に記載の蓋体開閉装置では、円筒状の回動シャフト、及び当該回動シャフト内に挿入された直動シャフト等を備えている。回動シャフトは、直動シャフトに対して回転可能である。直動シャフトは、回動シャフトと一体的に長手方向に往復動可能である。
回動シャフトの先端には、蓋体と係止可能な係止部が設けられている。当該回動シャフトは、直動シャフトと一体的に往復動しながら当該直動シャフトに対して回転する。これにより、係止部は、蓋体と係止するラッチ位置と係止が解除されたアンラッチ位置との間を回転変位する。
特開2017-43893号公報
特許文献1に記載の発明では、係止部が蓋体と係止している状態において、蓋体を開く向きの外力が当該蓋体に作用すると、当該外力は、係止部及び回動シャフトを介して直動シャフトに作用する。
上記外力の作用方向は、直動シャフトの変位方向と一致する。したがって、特許文献1に記載の発明では、係止部がラッチ位置にある場合に、当該外力に対抗して直動シャフトの変位を規制することが可能な機構が必要である。
このため、特許文献1に記載の蓋体開閉装置では、構成部品点数の低減及び構成の簡素化を図ることが難しい。本開示は、上記点に鑑み、構成部品点数の低減及び構成の簡素化が可能な蓋体開閉装置の一例を開示する。
開口部を開閉する蓋体開閉装置は、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
すなわち、当該構成要件は、第1位置と第2位置との間で変位可能なロッド(51)と、ロッド(51)の少なくとも一部が格納されたケーシング(52)と、「蓋体(3)と係止可能となるロック位置」と「蓋体(3)に対して係止不可となる開放位置」との間で回転変位可能な係止部(53)であって、ロッド(51)の変位方向と平行な方向を中心軸線として回転可能な係止部(53)と、係止部(53)の回転変位とロッド(51)の変位とを連動させる連動機構(54)と、係止部(53)をケーシング(52)に連結する連結部(53A)であって、係止部(53)がロック位置と開放位置との間で回転することを許容した状態で当該係止部(53)が中心軸線の方向に変位することを規制する連結部(53A)とである。
これにより、当該蓋体開閉装置では、蓋体(3)に作用する「開く向きの外力(以下、外力という。)」の多くは、ロッド(51)に作用することなく、係止部(53)を介してケーシング(52)に作用する。つまり、当該外力の多くは、変位可能なロッド(51)に作用しない。したがって、蓋体開閉装置の構成部品点数の低減及び構成の簡素化が可能となり得る。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
第1実施形態に係る蓋体開閉装置を示す図である。 第1実施形態に係る蓋体開閉装置を示す図である。 第1実施形態に係る交番機構の分解図である。 第1実施形態における開放位置及び突出位置を示す図である。 第1実施形態におけるロック位置及び格納位置を示す図である。 第1実施形態に係る交番機構の作動説明図である。 第1実施形態に係る交番機構の作動説明図である。 第1実施形態に係る交番機構の作動説明図である。 第1実施形態に係る蓋体開閉装置の作動説明図である。 第1実施形態に係る蓋体開閉装置の作動説明図である。 第1実施形態に係る連結部の構造を示す図である。 第1実施形態に係るカム溝及び突起部を示す図である。 第1実施形態に係るカム溝及び突起部を示す図である。 第1実施形態に係る連動機構の作動説明図である。 第2実施形態に係る連動機構の作動説明図である。 第3実施形態に係る連動機構の作動説明図である。
以下の「発明の実施形態」は、本開示の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
なお、各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載されたものである。本開示に示された発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位は、「1つの」等の断りがされた場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。本開示に示された蓋体開閉装置は、少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位等の構成要素を備える。
(第1実施形態)
1.蓋体開閉装置の概要
本実施形態は、本開示に係る蓋体開閉装置の一例を車両に適用したものである。具体的には、図1に示されるように、当該蓋体開閉装置1は、蓋体3の開閉作動を制御する装置の一例である。
蓋体3は、車両の給油口(図示せず。)を開閉する閉塞体の一例である。給油口は、開口部の一例である。当該給油口は車両の外板(図示せず。)に設けられている。蓋体3は、ヒンジ部3Aを介して当該外板に装着される。当該蓋体3は、紙面と直交する仮想線を回転中心線として、当該外板に対して回転可能である。
2.蓋体開閉装置の構成
2.1 蓋体開閉装置の概要
蓋体開閉装置1は、図2に示されるように、ロッド装置5及びロック装置7等を少なくとも備える。ロッド装置5は蓋体3の開閉作動を制御するための装置である。ロック装置7は、ロッド装置5の作動を規制するための装置である。
2.2 ロッド装置の構成
ロッド装置5は、図3に示されるように、プッシュロッド51、ロッドケーシング52、係止部53、連動機構54(図12参照)及び交番機構55等を少なくとも有する。
<プッシュロッド>
プッシュロッド51は、突出位置(図4参照)と格納位置(図5参照)との間を変位する棒状の部材である。プッシュロッド51は、押圧力F(図4、図5参照)を受ける度に、突出位置と格納位置との間を交番変位する。
つまり、プッシュロッド51は、突出位置にあるときに押圧力Fを受けると、当該押圧力Fにより格納位置に変位にする。プッシュロッド51は、格納位置にあるときに、押圧力Fを受けると、ばね55A(図3参照)の弾性力により突出位置に変位する。
突出位置とは、図4に示されるように、プッシュロッド51の一部51Aがロッドケーシング52から突出した位置である。格納位置とは、図5に示されるように、当該一部51Aの少なくとも一部がロッドケーシング52内に格納された位置である。
なお、突出位置は第1位置の一例である。格納位置は第2位置の一例である。押圧力Fは、例えば、プッシュロッド51の長手方向と平行な力である。
ロッドケーシング52は、プッシュロッド51が出没可能に挿入された挿入穴(図示せず。)を有する筒状の部材である。挿入穴の断面形状は、プッシュロッド51が中心軸線Lp(図3参照)を中心として回転することを規制可能な形状である。
当該断面形状は、例えば略D字状である。略D字状の断面形状とは、外縁形状が1つ円弧部、及び当該円弧部の端部を繋ぐ1つの直線部を有する形状である。そして、プッシュロッド51のうち当該直線部に対応する部位には、平面部51B(図4参照)が設けられている。
したがって、プッシュロッド51は、押圧力Fを受ける度に突出位置と格納位置との間を中心軸線Lp周りに回転することなく、中心軸線Lpと平行な方向に往復変位する。つまり、当該平面部51Bは、プッシュロッド51の回転を規制する規制部を構成する。なお、中心軸線Lpは、プッシュロッド51の中心軸線と一致する。
<交番機構>
交番機構55は、プッシュロッド51を交番変位させるための機構である。当該交番機構55は、図3に示されるように、ばね55A、第1カム55B、第2カム55C、規制筒55D及び軸部材55E等を少なくとも有する。
ばね55Aは、図8における紙面上方向きの弾性力を発揮可能なばねである。「図8における紙面上方向き」とは、格納位置側から突出位置側に向かう向きである。以下、当該向きを「突出の向きD1」という。突出の向きD1と反対向きを「格納の向きD2」という。
第1カム55B及び第2カム55Cには、図6に示されるように、軸部材55Eが回転可能に挿入されている。軸部材55Eは、中心軸線Lpと共通の中心軸線を有し、かつ、圧入等の固定手法によりプッシュロッド51に一体化されている。
つまり、第1カム55B及び第2カム55Cは、中心軸線Lpを中心線として回転可能な状態でプッシュロッド51に一体化されている。第1カム55Bの外周面には、少なくとも1つ(本実施形態では、3つ)の突起部55Fが設けられている。
第2カム55Cの外周面にも、少なくとも1つの突起部55Gが設けられている。本実施形態に係る突起部55Gは、突起部55Fと同数である。各突起部55F及び各突起部55Gは、それぞれ外周面から中心軸線Lpと直交する方向に向けて突出している。
規制筒55Dの外周壁55Hには、図3に示されるように、突起部55Gと同数の溝部55Jが設けられている。それらの溝部55Jは、中心軸線Lpと平行に規制筒55Dの端部まで延びている。
複数の突起部55Fそれぞれは、複数の溝部55Jそれぞれに嵌り込んだ状態で、当該溝部55J内において溝部55Jの延び方向に沿って変位可能である(図6~図8参照)。つまり、第1カム55Bは、中心軸線Lp周りに回転することなく、中心軸線Lp方向に平行変位する。
複数の突起部55Gそれぞれは、複数の溝部55Jのいずれかに嵌り込んだ状態(図6参照)と当該溝部55Jから離脱した状態(図8参照)との間で変位可能である。つまり、各突起部55Gがいずれかの溝部55Jに嵌り込んだ状態においては、第2カム55Cは、中心軸線Lp周りに回転することなく、中心軸線Lp方向に平行変位する。
各突起部55Gが溝部55Jから離脱した状態では、第2カム55Cは、中心軸線Lp周りに回転可能な状態となる。規制筒55Dの端部、つまり各溝部55Jの延び方向開放端側には、各突起部55Gと係合可能な係合突起部55Kが少なくとも1つ設けられている。
各係合突起部55Kは、規制筒55Dの端部から格納の向きD2に向けて突出した突起部である。そして、いずれかの突起部55Gがいずれかの係合突起部55Kに引っ掛かって係合した状態(以下、係合状態という。)では、第2カム55Cの回転が規制される。
各係合突起部55Kの根元位置は、各溝部55Jの延び方向開放端に対して突出の向きD1側にずれている。ばね55Aは、第2カム55Cを常に突出の向きD1に押圧している。このため、図8に示される状態においては、ばね55Aの弾性力は、突起部55Gと係合突起部55Kとの係合状態を維持する力として機能する。
第1カム55B及び第2カム55Cは、図6に示されるように、格納の向きD2の押圧力Fを回転力Frに変換する機能を発揮可能である。回転力Frは、第2カム55Cを当該矢印の向きに回転させる力である。
すなわち、第1カム55Bには、傾斜面55Lが少なくとも1つ(本実施形態では、複数)設けられている。第2カム55Cには、傾斜面55Mが少なくとも1つ(本実施形態では、複数)設けられている。
各傾斜面55L、55Mは、押圧力Fの向きに対して傾いた面である。各傾斜面55L、55Mの傾斜の向きは、傾斜面55Lと傾斜面55Mとが接触したときに、傾斜面55Mで発生する押圧力Fの分力が回転力Frとなる向きである。
<係止部>
係止部53は、ロック位置(図9参照)と開放位置(図10参照)との間で回転変位可能な部材である。ロック位置は、図9に示されるように、被係止部3Bに対して係止部53が係止可能となる位置である。開放位置は、図10に示されるように、被係止部3Bに対して係止不可となる位置である。
すなわち、係止部53は、プッシュロッド51の変位方向と平行な方向を中心軸線として回転可能である。プッシュロッド51の変位方向は、当該プッシュロッド51の中心軸線Lpと平行な方向である。
なお、本実施形態では、係止部53の回転中心軸線は、プッシュロッド51の中心軸線Lpと一致する。このため、以下の説明では、係止部53の回転中心軸線も中心軸線Lpと記載されている。
本実施形態に係る蓋体開閉装置1は、2つの係止部53を備える。当該2つの係止部53それぞれは、中心軸線Lpを挟んで対称の位置に設けられている。つまり、2つの係止部53のうち第1の係止部53は、第2の係止部53に対して中心軸線Lpを中心として略180度ずれている。
被係止部3Bは蓋体3に設けられた部位である。当該被係止部3Bは、中心軸線Lpと交差する面を有して構成されている。本実施形態に係る被係止部3Bは、箱状の被係止体3Cを介して蓋体3に一体化されている。
被係止体3Cのうちプッシュロッド51に面した部位には、少なくともプッシュロッド51が貫通可能な貫通穴3Dが設けられている。被係止部3Bは、貫通穴3Dの外縁部に設けられている。なお、本実施形態では、貫通穴3Dを挟んで一方側及び他方側それぞれに被係止部3Bが設けられている。
つまり、本実施形態に係る蓋体3では、2つの被係止部3Bが設けられている。2つの被係止部3Bのうち第1の被係止部3Bは、第2の被係止部3Bに対して中心軸線Lpを中心として略180度ずれている。
2つの係止部53は、図11に示されるように、連結部53Aによりロッドケーシング52に連結されている。連結部53Aは、2つの係止部53がロック位置と開放位置との間で回転することを許容した状態でそれら係止部53が中心軸線Lpの方向に変位することを規制する。
すなわち、2つに係止部53は、筒状の係止部材53Bの軸線方向一端側に設けられている。係止部材53Bには、プッシュロッド51が貫通した貫通穴53Cが設けられている。なお、2つに係止部53と係止部材53Bとは、樹脂又は金属製の一体成形品である。
係止部材53Bの軸線方向他端側には、連結部53Aを構成する嵌合部53Dが設けられている。嵌合部53Dは、ロッドケーシング52に設けられた被嵌合部53Eに嵌り込むように係合している。
これにより、2つの係止部53、つまり係止部材53Bとロッドケーシング52とが回転可能な状態で連結される。換言すれば、2つの係止部53、つまり係止部材53Bは、ロッドケーシング52に支持されている。
<連動機構>
連動機構54は、2つの係止部53の回転変位とプッシュロッド51の往復変位とを連動させるための機構である。本実施形態に係る連動機構54は、図12に示されるように、カム溝54A及び突起部54B等を有して構成されている。
カム溝54Aは、プッシュロッド51の外周面及び貫通穴53Cの内周面のうちいずれか一方の面(本実施形態では、貫通穴53Cの内周面53F)に設けられ案内溝である。突起部54Bは、他方の面(本実施形態では、プッシュロッド51の外周面)に設けられている。
突起部54Bは、プッシュロッド51の外周面から内周面53Fに向けて突出し、当該カム溝54Aの内壁に滑り接触する。本実施形態に係る突起部54Bは、半球状に膨出した突起である。
カム溝54Aは、図13に示されるように、閉じた1本の環状の案内溝となるように構成さている。つまり、突起部54Bがカム溝54A内を一方向に変位すると、当該突起部54Bは、内周面53Fを周回するように変位する。
図13の紙面上下方向は、中心軸線Lpと平行な方向(以下、軸線方向という。)である。突起部54Bがカム溝54Aのうち紙面上下方向と平行な部位(以下、軸方向溝という。)を移動している場合、プッシュロッド51は軸線方向を移動中であり、係止部材53Bはプッシュロッド51に対して回転していない。
突起部54Bがカム溝54Aのうち紙面上下方向に対して傾いた部位(以下、径方向溝という。)を移動している場合、プッシュロッド51は軸線方向を移動中であり、係止部材53Bはプッシュロッド51に対して回転している。
このため、突起部54Bが径方向溝にあるときに、プッシュロッド51が往復変位すると、係止部材53B、つまり2つの係止部53は、プッシュロッド51の往復変位に連動して回転変位する。換言すれば、連動機構54は、プッシュロッド51を軸線方向に変位させる力を利用して2つの係止部53を回転変位させることが可能である。
カム溝54A、つまり連動機構54は、図14に示されるように、係止部53が被係止部3Bから離間しているときに当該係止部53を回転変位させるように構成されている。なお、「係止部53が被係止部3Bから離間しているとき」とは、係止部53と被係止部3Bとの接触面圧が予め決められた所定の接触面圧以下となったときをいう。
このため、係止部53と被係止部3Bとが接触している場合であっても、係止部53と被係止部3Bとの接触面圧が所定の接触面圧以下となっているときには、「係止部53が被係止部3Bから離間しているとき」に該当する。
さらに、少なくとも係止部53が開放位置にある場合においては、図10に示されるように、プッシュロッド51の長手方向端部のうち係止部53側の端部51Cは、当該係止部53より蓋体3に近接した位置にある。
つまり、係止部53が開放位置にある場合においては、プッシュロッド51は、係止部材53Bの貫通穴53Cを貫通し、当該プッシュロッド51の端部51Cが蓋体3の一部3Eに接触又は近接した状態となる。
内周面53Fには、図13に示されるように、カム溝54Aから分岐して当該内周面53Fの端部(図13の紙面下端部)まで延びる離脱溝54Cが設けられている。当該端部は、係止部材53Bのうち係止部53が設けられた部位と反対側の端部である。
離脱溝54Cの分岐部は、カム溝54Aのうち「突起部54Bのロック位置」に対して「突起部54Bの開放位置」に向かう向きにずれた位置に設けられている。
「突起部54Bのロック位置」とは、2つの係止部53がロック位置ときの突起部54Bの位置をいう。「突起部54Bの開放位置」とは、2つの係止部53が開放位置となるときの突起部54Bの位置をいう。
なお、本実施形態に係る分岐部の位置は、後述する下死点に相当する位置より開放位置側にずれた位置である。つまり、当該分岐部は、「突起部54Bがロック位置から開放位置に向かって変位する場合において、当該突起部54Bが格納の向きD2側に最も変位した時の位置」より開放位置側にずれている。
<ロック装置>
ロック装置7は、プッシュロッド51を格納位置に保持するための機能を発揮する。具体的には、ロック装置7は、図5に示されるように、ロック棒7A等を少なくとも有する。
ロック棒7Aは、ロッドケーシング52を貫通してプッシュロッド51に嵌り込み可能な部材である。プッシュロッド51には、ロック棒7Aが嵌り込み可能な凹部51D(図11参照)が設けられている。ロック棒7Aが凹部51Dに嵌り込んだ状態では、プッシュロッド51は不動状態となる。
すなわち、ロッドケーシング52は、図2に示されるように、本体ケーシング9に固定されている。本体ケーシング9は車両に固定されている。ロック棒7Aは、凹部51Dに嵌り込んだ位置と当該凹部51Dから離脱した位置との間で変位可能である。
ロック棒7Aは、ヘリカルラック7Bに一体化されている。ヘリカルラック7Bは、ロッドケーシング52の長手方向と直交する方向に変位可能である。当該ヘリカルラック7Bは、ヘリカル歯車7Cから力を得て変位する。
ヘリカル歯車7Cは、ウォーム7Dから回転力を得て回転可能である。ウォーム7Dは、電動モータ7Eにより回転駆動される。本実施形態に係る電動モータ7E、つまりロック装置7は、乗降用ドア(図示せず。)の施錠装置(図示せず。)と連動して作動する。
具体的には、電動モータ7Eは、施錠装置が施錠状態になると、ロック棒7Aが凹部51Dに嵌り込み、かつ、施錠装置が解錠状態になると、ロック棒7Aが凹部51Dから離脱するように作動する。
3.開閉装置の作動
3.1 交番機構の作動
交番機構55は、プッシュロッド51に押圧力Fが作用する度に当該プッシュロッド51を突出位置と格納位置との間で変位させる。プッシュロッド51が突出位置にある場合、交番機構55は図6に示される状態である。
図6に示される状態、つまり突出位置にあるプッシュロッド51に押圧力Fが作用すると、複数の突起部55F及び複数の突起部55Gそれぞれは、複数の溝部55Jのいずれかに嵌り込んだ状態で、押圧力Fの向き、つまり格納の向きD2に変位する。
複数の突起部55Gそれぞれが各溝部55Jの延び方向開放端に到達すると(図7参照)、第2カム55Cに作用する回転力Frにより、各突起部55Gが中心軸線Lp周りに回転する。
これにより、いずれかの突起部55Gがいずれかの係合突起部55Kに係合して係合状態となる(図8参照)。このとき、当該係合状態は、ばね55Aの弾性力により維持されるので、プッシュロッド51が格納状態に維持される。
図8に示される状態、つまり格納位置にあるプッシュロッド51に押圧力Fが作用すると、第2カム55Cが格納の向きD2に変位し、各突起部55Gが各係合突起部55Kから外れる。
このとき、第2カム55Cに作用する回転力Frにより、各突起部55Gが案内部55N(図7参照)に沿って中心軸線Lp周りに回転する。このため、各突起部55Gは、いずれかの溝部55Jの延び方向開放端に案内される。
そして、押圧力Fが消失すると、複数の突起部55F及び複数の突起部55Gそれぞれは、複数の溝部55Jのいずれかに嵌り込んだ状態で、ばね55Aの弾性力により突出の向きD1に変位するので、プッシュロッド51が突出位置に復帰する。
なお、案内部55Nは、規制筒55Dの端部に設けられた傾斜面である。当該案内部55Nの傾きは、傾斜面55L、55Mと同一の向きの傾きである。各突起部55Gの頂部55Pは、図7に示されるように、滑らかな曲面にて構成されている。
つまり、図6~図8に示されるように、プッシュロッド51は押圧力Fを受けたときに格納の向きD2に変位した後、格納位置又は突出位置となる。以下、プッシュロッド51が格納位置と突出位置との間を変位する際に、格納の向きD2側に最も変位した時を「プッシュロッド51が下死点にある」という。
3.2 係止部及び係止部材の作動
プッシュロッド51が突出位置にある場合、2つの係止部53は、図10に示されるように、開放位置にある。このとき、連動機構54及び係止部材53Bは、図14のAで示される状態にある。
プッシュロッド51が突出位置にある状態で、当該プッシュロッド51に押圧力Fが作用すると、係止部53とプッシュロッド51とは一体として格納の向きD2に変位する。つまり、突起部54Bは、カム溝54Aの軸方向溝を変位する(図14のB参照)。
押圧力Fの源は、運転者等の利用者が蓋体3を閉じる向きに「押圧する力」である。このため、プッシュロッド51が突出位置にある状態で、当該プッシュロッド51に押圧力Fが作用している場合には、通常、蓋体3は、プッシュロッド51と共に給油口を閉塞する向きに変位している。
なお、利用者が蓋体3を押圧した力は、蓋体3の一部である押圧部3Eを介してプッシュロッド51に伝達される。押圧部3Eは、蓋体3のプッシュロッド51側の部位に設けられている。本実施形態に係る押圧部3Eは、被係止体3C内に位置している。
プッシュロッド51が下死点に近づくと、2つの係止部53が貫通穴3Dを貫通して蓋体3に近接するとともに、当該2つの係止部53が2つの被係止部3Bから離間した状態になる。このとき、突起部54Bがカム溝54Aの径方向溝に突入し始めるので、2つの係止部53、つまり係止部材53Bが回転変位し始める(図14のC参照)。
なお、本実施形態では、2つの係止部53が2つの被係止部3Bから離間した状態になっている期間のうち、プッシュロッド51が下死点に到達する前、及びプッシュロッド51が下死点に到達した後の期間にて係止部材53Bが回転する。
プッシュロッド51が下死点に到達した後、プッシュロッド51は突出の向きD1に変位して格納位置になる(図14のD参照)。プッシュロッド51が格納位置になると、図9に示されるように、2つの係止部53がロック位置となり、当該2つの係止部53と2つの被係止部3Bとが係止状態となるため、給油口を閉じる位置に蓋体3が保持される。
図9に示される状態において、プッシュロッド51に押圧力Fが作用すると、プッシュロッド51は、下死点まで変位した後、突出位置に向けて変位する。このとき、突起部54Bがカム溝54Aの径方向溝内を移動するので、2つの係止部53が回転変位する。
つまり、係止部材53Bは、2つの係止部53が2つの被係止部3Bから離間した状態になっている期間のうち、プッシュロッド51が下死点に到達する前、及びプッシュロッド51が下死点に到達した後の期間にて回転する(図14のE及び図14のF参照)。
これにより、2つの係止部53は、ロック位置から開放位置に復帰する。このとき、突起部54Bはカム溝54Aの軸方向溝を突出の向きD2に変位するので、蓋体3は、プッシュロッド51により給油口を開く向きに押圧される。
なお、本実施形態では、係止部材53Bは、押圧力Fを受ける度に、行き来することなく同一の向きに90度回転する。つまり、係止部材53Bは、押圧力Fを受ける度に、開放位置とロック位置とを交番変位しながら一方向に回転する。
4.本実施形態に係る蓋体開閉装置の特徴
蓋体開閉装置1は、2つの係止部53をロッドケーシング52に連結する連結部53Aを備える。これにより、蓋体3に作用する開く向きの外力は、プッシュロッド51に直接的に作用することなく、2つの係止部53を介してロッドケーシング52に作用する。つまり、当該外力は、変位可能なプッシュロッド51に直接的に作用しない。したがって、蓋体開閉装置1の構成部品点数の低減及び構成の簡素化が可能となり得る。
2つの係止部53が開放位置にある場合においては、プッシュロッド51の長手方向端部51Cは、当該2つの係止部53より蓋体3に近接した位置にある。これにより、プッシュロッド51により蓋体3を開く向き当該蓋体3を押圧することができる。
蓋体開閉装置1は、プッシュロッド51に押圧力が作用する度に当該プッシュロッド51を第1位置と第2位置との間で交番変位させる交番機構55を備える。これにより、プッシュロッド51を容易に往復動させることが可能となる。
連動機構54は、2つの係止部53が2つの被係止部3Bから離間しているときに当該2つの係止部53を回転変位させる。これにより、2つの被係止部3Bが回転変位する際に必要な回転力が小さくなるとともに、2つの係止部53及び2つの被係止部3Bが早期に摩耗してしまうことが抑制される。
仮に、2つの係止部53が2つの被係止部3Bに接触している状態、つまり接触面圧が所定接触面圧より大きい状態で、2つの係止部53が回転変位すると、2つの被係止部3Bが回転変位する際に必要な回転力が大きくなるとともに、2つの係止部53及び2つの被係止部3Bが早期に摩耗してしまう。
カム溝54Aから分岐して内周面53Fの端部まで延びる離脱溝54Cが設けられている。これにより、2つの係止部53がロック位置にある状態で、連動機構54、交番機構55又はロック装置7が故障した場合においても、蓋体開閉装置1を利用する利用者は、蓋体3を強制的に開くことが可能となり得る。
つまり、蓋体3を強制的に開くには、係止部材53Bがプッシュロッド51から離脱可能な構成である必要がある。仮に、離脱溝54Cが設けられていない構成であると、係止部材53Bの突起部54Bがプッシュロッド51に引っ掛かってしまうので、係止部材53Bがプッシュロッド51から離脱できない。
これに対して、本実施形態に係る蓋体開閉装置1では、離脱溝54Cが設けられているので、突起部54Bは離脱溝54Cを通して係止部材53Bから離脱可能となる。したがって、蓋体3を強制的に開くことが可能となり得る。なお、連結部53Aの連結強度は、予め決められた力を越えた力が係止部材53Bに作用したときに、連結が解除される程度の連結距度に設定されている。
離脱溝54Cの分岐部は、カム溝54Aのうち、「突起部54Bのロック位置」に対して「突起部54Bの開放位置」に向かう向きにずれた位置に設けられている。これにより、利用者が蓋体3を強制的に開く際に、突起部54Bが確実に離脱溝54Cに導入され得る。
(第2実施形態)
第1実施形態では、2つの係止部53が2つの被係止部3Bから離間した状態になっている期間のうち、プッシュロッド51が下死点に到達する前、及びプッシュロッド51が下死点に到達した後の期間にて係止部材53Bが回転する構成であった。
これに対して、本実施形態では、図15に示されるように、プッシュロッド51が突出位置から格納位置に変位する場合において、2つの係止部53が2つの被係止部3Bから離間した状態になっている期間のうちプッシュロッド51が下死点に到達した後の期間にて係止部材53Bが回転する構成である。
<係止部及び係止部材の作動>
プッシュロッド51が突出位置にある状態(図15のA参照)で、当該プッシュロッド51に押圧力Fが作用すると、係止部53とプッシュロッド51とは一体として格納の向きD2に変位する。
突起部54Bは、プッシュロッド51が下死点に到達するまでカム溝54Aの軸方向溝を変位する(図15のB及び図15のC参照)。プッシュロッド51が下死点に到達した後、突起部54Bがカム溝54Aの径方向溝に突入し始める(図15のD参照)。
つまり、係止部材53Bは、2つの係止部53が2つの被係止部3Bから離間している期間のうち、プッシュロッド51が下死点に到達する前の期間では回転せず、プッシュロッド51が下死点に到達した後の期間で回転する。
プッシュロッド51が下死点に到達した後、プッシュロッド51は突出の向きD1に変位して格納位置になる。プッシュロッド51が格納位置になると、2つの係止部53がロック位置となり、当該2つの係止部53と2つの被係止部3Bとが係止状態となるため、給油口を閉じる位置に蓋体3が保持される。
プッシュロッド51が格納位置にある状態において、当該プッシュロッド51に押圧力Fが作用すると、プッシュロッド51は、下死点まで変位した後、突出位置に向けて変位する。このとき、突起部54Bがカム溝54Aの径方向溝内を移動するので、2つの係止部53が回転変位する。
つまり、係止部材53Bは、2つの係止部53が2つの被係止部3Bから離間した状態になっている期間のうち、プッシュロッド51が下死点に到達する前、及びプッシュロッド51が下死点に到達した後の期間にて回転する(図15のE及び図15のF参照)。
これにより、2つの係止部53は、ロック位置から開放位置に復帰する。このとき、突起部54Bはカム溝54Aの軸方向溝を突出の向きD2に変位するので、蓋体3は、プッシュロッド51により給油口を開く向きに押圧される。
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号が付されている。このため、本実施形態では、重複する説明は省略されている。
(第3実施形態)
第1実施形態では、2つの係止部53が2つの被係止部3Bから離間した状態になっている期間のうち、プッシュロッド51が下死点に到達する前、及びプッシュロッド51が下死点に到達した後の期間にて係止部材53Bが回転する構成であった。
これに対して、本実施形態では、図16に示されるように、プッシュロッド51が突出位置から格納位置に変位する場合において、2つの係止部53が2つの被係止部3Bから離間した状態になっている期間のうちプッシュロッド51が下死点に到達する前の期間にて係止部材53Bが回転する構成である。
<係止部及び係止部材の作動>
プッシュロッド51が突出位置にある状態(図16のA参照)で、当該プッシュロッド51に押圧力Fが作用すると、係止部53とプッシュロッド51とは一体として格納の向きD2に変位する。
突起部54Bは、カム溝54Aの軸方向溝を変位した後(図16のB参照)、プッシュロッド51が下死点に到達するまで径方向溝を変位する(図16のC参照)。プッシュロッド51が下死点に到達した後、突起部54Bは軸方向溝を突出の向きD1に変位する。
つまり、係止部材53Bは、2つの係止部53が2つの被係止部3Bから離間している期間のうち、プッシュロッド51が下死点に到達する前の期間で回転し、プッシュロッド51が下死点に到達した後の期間では回転しない。
プッシュロッド51が下死点に到達した後、プッシュロッド51は突出の向きD1に変位して格納位置になる。プッシュロッド51が格納位置になると、2つの係止部53がロック位置となり、当該2つの係止部53と2つの被係止部3Bとが係止状態となるため、給油口を閉じる位置に蓋体3が保持される。
プッシュロッド51が格納位置にある状態において、当該プッシュロッド51に押圧力Fが作用すると、プッシュロッド51は、下死点まで変位した後、突出位置に向けて変位する。このとき、突起部54Bがカム溝54Aの径方向溝内を移動するので、2つの係止部53が回転変位する。
つまり、係止部材53Bは、2つの係止部53が2つの被係止部3Bから離間した状態になっている期間のうち、プッシュロッド51が下死点に到達する前、及びプッシュロッド51が下死点に到達した後の期間にて回転する(図16のE及び図16のF参照)。
これにより、2つの係止部53は、ロック位置から開放位置に復帰する。このとき、突起部54Bはカム溝54Aの軸方向溝を突出の向きD2に変位するので、蓋体3は、プッシュロッド51により給油口を開く向きに押圧される。
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号が付されている。このため、本実施形態では、重複する説明は省略されている。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、蓋体開閉装置1は、2つ係止部53を備えていた。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、1又は3つ以上の係止部53を備えた蓋体開閉装置1であってもよい。
上述の実施形態では、押圧部3Eがプッシュロッド51に接触する構成であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、押圧部3Eが廃止された構成であってもよい。
上述の実施形態では、2つの係止部53が開放位置にある場合においては、プッシュロッド51の長手方向端部51Cが当該2つの係止部53より蓋体3に近接した位置にあるように構成されていた。
しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、2つの係止部53が開放位置にある場合において、プッシュロッド51の長手方向端部51Cが当該2つの係止部53よりロッドケーシング52側に近接した位置にある構成であってもよい。
上述の実施形態では、プッシュロッド51が係止部材53Bの貫通穴53Cを貫通した構成であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、プッシュロッド51が係止部材53Bを貫通することなく、プッシュロッド51の中心軸線が係止部材53Bの中心軸線に対してずれた位置にある構成であってもよい。
上述の実施形態に係る連動機構54は、プッシュロッド51を中心軸線Lpと平行な方向に変位させる力を利用して2つの係止部53を回転変位させる構成であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、上述の実施形態に係る連動機構54は可逆機構である。つまり、連動機構54は、突起部54Bが径方向溝にあるときに、係止部材53Bが強制的に回転変位させられた場合には、当該係止部材53Bの回転変位に連動させてプッシュロッド51を軸線方向に変位させる。
そこで、当該発明は、係止部材53Bに回転力を付与し、当該係止部材53Bを回転させる力を利用してプッシュロッド51を変位させる連動機構54を備える蓋体開閉装置1であってもよい。
上述の実施形態に係る連結部53Aは、係止部53、つまり係止部材53Bをロッドケーシング52に連結する構成であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、当該発明に係る連結部53Aは、例えば、係止部材53Bと本体ケーシング9とを連結する構成、又は嵌合部53D及び被嵌合部53E以外で構成された連結部53Aであってもよい。
第2実施形態では、プッシュロッド51が突出位置から格納位置に変位する場合において、プッシュロッド51が下死点に到達した後の期間にて係止部材53Bが回転する構成であった。
しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、プッシュロッド51が格納位置から突出位置に変位する場合において、プッシュロッド51が下死点に到達した後の期間にて係止部材53Bが回転する構成であってもよい。
第3実施形態では、プッシュロッド51が突出位置から格納位置に変位する場合において、プッシュロッド51が下死点に到達する後の期間にて係止部材53Bが回転する構成であった。
しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、プッシュロッド51が格納位置から突出位置に変位する場合において、プッシュロッド51が下死点に到達する後の期間にて係止部材53Bが回転する構成であってもよい。
つまり、連動機構54は、2つの係止部53が2つの被係止部3Bから離間しているときに当該2つの係止部53を回転変位させる構成であれば十分であり、当該2つの係止部53を回転変位させるタイミングは、下死点前後に限定されるものではない。
上述の実施形態では、係止部材53Bの内周面53Fにカム溝54Aが設けられ、プッシュロッド51の外周面に突起部54Bが設けられていた。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、係止部材53Bの内周面53Fに突起部54Bが設けられ、プッシュロッド51の外周面にカム溝54Aが設けられた構成であってもよい。
上述の実施形態では、係止部材53Bのうち係止部53が設けられた部位と反対側の端部に離脱溝54Cが設けられていた。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、係止部材53Bのうち係止部53が設けられた端部に離脱溝54Cが設けられた構成、又は離脱溝54Cが廃止された構成であってもよい。
上述の実施形態に係る連動機構54は、カム溝54A及び突起部54Bにて構成されていた。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、連動機構54は、例えば、ラック、ピニオン及びヘリカルギア等を組み合わせた歯車機構であってもよい。
上述の実施形態に係る連動機構54は、突起部54Bがカム溝54A内を一方向に変位する構成であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、連動機構54は、例えば、突起部54Bがカム溝54A内を往復動する構成であってもよい。
上述の実施形態に係る蓋体開閉装置1は、車両の給油口を開閉する閉塞体の開閉装置であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、電気自動車の充電部を開閉する閉塞体の開閉装置等のその他(車両以外も含む。)の蓋体開閉装置にも適用可能である。
上述の実施形態に係る電動モータ7Eは、施錠装置が施錠状態になると、ロック棒7Aが凹部に嵌り込み、かつ、施錠装置が解錠状態になると、ロック棒7Aが凹部から離脱するように作動した。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
上述の実施形態に係るプッシュロッド51では、当該プッシュロッド51が中心軸線Lp周りに回転に回転することを規制する規制部として、平面部51Bが設けられていた。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、当該規制部は、例えば、プッシュロッド51の外周面において、中心軸線Lp方向に延びる溝部、及びロッドケーシング52の内周面から当該溝部に向けて突出した突起部により構成されていてもよい。なお、当該規制部が廃止された構成であってもよい。
上述の実施形態に係る蓋体開閉装置1は、交番機構55を利用してプッシュロッド51を変位させる構成であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、当該発明は、例えば、(a)交番機構55が廃止された構成、(b)当該交番機構55に代えてプッシュロッド51を変位させる電動モータ等のアクチュエータが設けられた構成、(c)又は当該交番機構55に代えてプッシュロッド51を変位させる操作ケーブルが設けられた構成であってもよい。
さらに、本開示は、上述の実施形態に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態が組み合わせられた構成、又は上述の実施形態において、図示された構成要件もしくは符号を付して説明された構成要件のうちいずれかが廃止された構成でもよい。
1… 蓋体開閉装置 3… 蓋体 5… ロッド装置 7… ロック装置
51… プッシュロッド 52… ロッドケーシング 53… 係止部
53A… 連結部 53B… 係止部材 53C… 貫通穴
53D… 嵌合部 53E… 被嵌合部 54… 連動機構 54A… カム溝
54B… 突起部 54C… 離脱溝 55… 交番機構

Claims (7)

  1. 開口部を開閉する蓋体の開閉装置において、
    第1位置と第2位置との間で変位可能なロッドと、
    前記ロッドの少なくとも一部が格納されたケーシングと、
    「前記蓋体と係止可能となるロック位置」と「前記蓋体に対して係止不可となる開放位置」との間で回転変位可能な係止部であって、前記ロッドの変位方向と平行な方向を中心軸線として回転可能な係止部と、
    前記係止部の回転変位と前記ロッドの変位とを連動させる連動機構と、
    前記係止部を前記ケーシングに連結する連結部であって、前記係止部が前記ロック位置と前記開放位置との間で回転することを許容した状態で当該係止部が前記中心軸線の方向に変位することを規制する連結部と
    を備える蓋体開閉装置。
  2. 開口部を開閉する蓋体の開閉装置において、
    第1位置と第2位置との間で変位可能なロッドと、
    前記ロッドの少なくとも一部が格納されたケーシングと、
    「前記蓋体と係止可能となるロック位置」と「前記蓋体に対して係止不可となる開放位置」との間で回転変位可能な係止部であって、前記ロッドの変位方向と平行な方向を中心軸線として回転可能な係止部と、
    前記ロッドを前記中心軸線と平行な方向に変位させる力を利用して前記係止部を回転変位させる連動機構と、
    前記係止部を前記ケーシングに連結する連結部であって、前記係止部が前記ロック位置と前記開放位置との間で回転することを許容した状態で当該係止部が前記中心軸線の方向に変位することを規制する連結部と
    を備える蓋体開閉装置。
  3. 前記係止部が前記開放位置にある場合においては、前記ロッドの長手方向端部のうち前記係止部側の端部は、当該係止部より前記蓋体に近接した位置にある請求項1又は2に記載の蓋体開閉装置。
  4. 前記ロッドに押圧力が作用する度に当該ロッドを前記第1位置と前記第2位置との間で交番変位させる交番機構を備える請求項2又は3に記載の蓋体開閉装置。
  5. 前記蓋体のうち前記ロック位置にある前記係止部と接触する部位を被係止部としたとき、
    前記連動機構は、前記係止部が前記被係止部から離間しているときに当該係止部を回転変位させるように構成されている請求項3に記載の蓋体開閉装置。
  6. 前記係止部が設けられた係止部材であって、前記ロッドが貫通した貫通穴を有する係止部材を備え、
    前記連動機構は、前記ロッドの外周面及び前記貫通穴の内周面のうちいずれか一方の面に設けられたカム溝、及び他方の面に設けられて当該カム溝の内壁に滑り接触する突起部を有し、
    さらに、前記一方の面には、前記カム溝から分岐して当該一方の面の端部まで延びる離脱溝が設けられている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の蓋体開閉装置。
  7. 前記係止部が前記ロック位置ときの前記突起部の位置を「突起部のロック位置」とし、前記係止部が前記開放位置となるときの前記突起部の位置を「突起部の開放位置」としたとき、
    前記離脱溝と前記カム溝との分岐部は、前記カム溝のうち前記「突起部のロック位置」に対して前記「突起部の開放位置」に向かう向きにずれた位置に設けられている請求項6に記載の蓋体開閉装置。
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