JP7052018B2 - 4-硫黄置換ポドフィロトキシン系誘導体、その製造方法及び使用 - Google Patents
4-硫黄置換ポドフィロトキシン系誘導体、その製造方法及び使用 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7052018B2 JP7052018B2 JP2020514524A JP2020514524A JP7052018B2 JP 7052018 B2 JP7052018 B2 JP 7052018B2 JP 2020514524 A JP2020514524 A JP 2020514524A JP 2020514524 A JP2020514524 A JP 2020514524A JP 7052018 B2 JP7052018 B2 JP 7052018B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- podophyllotoxin
- purification
- compound
- mercaptan
- column chromatography
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D471/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
- C07D471/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D471/04—Ortho-condensed systems
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D491/00—Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00
- C07D491/02—Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D491/04—Ortho-condensed systems
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D493/00—Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system
- C07D493/02—Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D493/04—Ortho-condensed systems
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
Description
本発明の第2の目的は、前記4-硫黄置換ポドフィロトキシン系誘導体の製造方法を提供することである。
本発明の第3の目的は、前記4-硫黄置換ポドフィロトキシン系誘導体を臨床用抗腫瘍薬物の製造に使用することである。
抗腫瘍活性を有する4-硫黄置換ポドフィロトキシン系誘導体またはその薬学的に許容される塩であって、前記ポドフィロトキシン系誘導体は、下記の式(V)に示す構造を有し、
式(V)
ただし、R1は、
から選ばれ、
R2は、水素または-CH3である。
求核置換反応により、反応性モノマーをポドフィロトキシンのC環4位に導入するかまたは4’-デメチルエピポドフィロトキシンのC環4位に導入するステップを含み、前記反応性モノマーは、4-トリフルオロメチルピリジル-2-メルカプタン、4-トリフルオロメチル-2-メルカプトピリミジン、4-フルオロベンゼンチオール、5-フルオロベンゾチアゾリル-2-メルカプタン、5-フルオロベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン、5-フェニルベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン、5-メチルベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン、6-クロロベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン、5-ジフルオロメトキシベンゾイミダゾリル-2-メルカプタン、2-メルカプトナフタレン、1H-イミダゾ[4,5-B]ピリジル-2-メルカプタン、1-フェニルテトラゾリル-5-メルカプタン、3-フェニル-1,3,4-チアジアゾリル-2(3H)チオンポタシオ-5-メルカプタンまたは4-(4-ピリジル)チアゾリル-2-メルカプタンであってもよい。
好ましくは、前記ゲルカラムクロマトグラフィー分離方法は、以下の(1)と、(2)とを含む。(1)メタノールでゲルを浸漬し、処理済みのゲルをカラムに充填し、メタノールで平衡化する。(2)シリカゲルカラムクロマトグラフィーによる一次分離後の試料をメタノールに溶解し、ローディングして吸着させ、次にメタノールで溶離し、溶離液を回収し、試料中の溶媒を完全に揮発させて再結晶を行う。
1.ポドフィロトキシン及び4’-デメチルエピポドフィロトキシン:いずれも西安和霖生物工程有限公司から購入した。
2. 4-トリフルオロメチルピリジル-2-メルカプタン、4-トリフルオロメチル-2-メルカプトピリミジン、4-フルオロベンゼンチオール、5-フルオロベンゾチアゾリル-2-メルカプタン、5-フルオロベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン、5-フェニルベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン、5-メチルベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン、6-クロロベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン、5-ジフルオロメトキシベンゾイミダゾリル-2-メルカプタン、2-メルカプトナフタレン、1H-イミダゾ[4,5-B]ピリジル-2-メルカプタン、1-フェニルテトラゾリル-5-メルカプタン、3-フェニル-1,3,4-チアジアゾリル-2(3H)チオンポタシオ-5-メルカプタン、4-(4-ピリジル)チアゾリル-2-メルカプタン:いずれもアラジン社から購入した。
(1)4-β-S-(4-トリフルオロメチルピリジル-2)-ポドフィロトキシンの合成:
ポドフィロトキシン414mg(1mmol)、4-トリフルオロメチルピリジル-2-メルカプタン179mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mlを溶媒として、常圧下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4-β-S-(4-トリフルオロメチルピリジル-2)-ポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して以下のとおりに分離及び精製を行った。
(A)順相シリカゲルカラム(順相シリカゲル:中国青島海洋化工有限公司製、HG/T2354-92;分離システム:スイスビュッヒ(Buchi)社製アイソメトリック高速液体クロマトグラフィーシステム:カラム:スイスビュッヒ(Buchi)社製ガラスカラムC-690、長さ460mm、内径15mm)または類似極性のカラムを利用して分離させた。クロロホルムとアセトン(40:1)系を溶離液とし、ローディング量を2mlとし、1.0ml/minの一定流速として、溶離液2mlが得られるたびにフラクションとして回収した。順相シリカゲル薄層(独メルク社製高速シリカゲル薄層)または類似極性の薄層を利用して各フラクションを検証した。クロロホルムとアセトン(2:1)系を展開溶媒として使用し、Rf値0.5のフラクションを合併し、合併された試料を真空下で乾燥させ、暗所条件で4℃の冷蔵庫に保存して精製された試料とした。
(B)ゲルカラムクロマトグラフィー(ゲル:Sephadex(セファデックス)LH-20;分離カラム:ガラスカラム、長さ480mm、内径30mm)を利用して分離させた。処理済みのSephadex LH-20ゲルをカラムに湿式充填し、メタノールで平衡化した。精製された試料をメタノール6mlに溶解し、0.6ml/minの流速でローディングして吸着させ、次にメタノール600mlを使用して0.6ml/minの流速で溶離し、溶離液10mlが得られるたびに容器に回収して、順相シリカゲル薄層(ドイツメルク社製高速シリカゲル薄層)または類似極性の薄層を利用して各フラクションを検証した。クロロホルムとアセトン(2:1)系を展開溶媒として使用し、Rf値0.5のフラクションを合併し、真空下で乾燥させることにより、白色の粉末状の4-β-S-(4-トリフルオロメチルピリジル-2)-ポドフィロトキシン試料を得た。
1H NMR(300MHz,CDCl3)δ8.65(s,1H),7.74(d,J=8.7Hz,1H),7.29(d,J=8.1Hz,1H),6.90(s,1H),6.47(s,1H),6.32(s,1H),5.97(d,J=1.2Hz,1H),5.94(d,J=1.1Hz,1H),5.57(d,J=4.2Hz,1H),4.60(d,J=5.5Hz,1H),4.40-3.81(m,2H),3.80(s,3H),3.76(s,6H),3.30-3.33(m,1H),3.17(dd,J=13.8,5.2Hz,1H).13C NMR(75MHz,CDCl3)δ174.40,162.78,152.48(2C),148.06,147.31,146.07,137.11,135.38,133.06,132.47,127.55,123.45(q,J=202.5Hz),123.35,121.15,109.88(2C),108.20(2C),101.48,70.68,60.67,56.17(2C),53.35,46.21,43.64,42.48.MS-ESI:576.13[M+H]+。
(1)4-β-S-(4-トリフルオロメチルピリジル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの合成:4’-デメチルエピポドフィロトキシン400mg(1mmol)、4-トリフルオロメチルピリジル-2-メルカプタン179mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mlを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4-β-S-(4-トリフルオロメチルピリジル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(300MHz,CDCl3)δ8.80(d,J=4.9Hz,1H),7.38(d,J=4.8Hz,1H),6.93(s,1H),6.48(s,1H),6.33(s,2H),5.97(d,J=1.2Hz,1H),5.95(d,J=1.3Hz,1H),5.39(d,J=4.2Hz,1H),4.61(d,J=5.1Hz,1H),4.40-3.82(m,2H),3.80(s,3H),3.77(s,6H),3.3-3.28(m,1H),3.22(dd,J=13.7,5.1Hz,1H).13C NMR(75MHz,CDCl3)δ174.13,172.85,159.78,152.51,148.25,147.40,137.25,135.30,132.59,126.67,120.35(d,J=221.2Hz),112.63,110.02,108.36,101.54,70.30,60.66,56.24,47.72,43.62,42.31,36.86.MS-ESI:577.12[M+H]+。
(1)4-β-S-(4-トリフルオロメチルピリミジニル-2)-ポドフィロトキシンの合成:ポドフィロトキシン414mg(1mmol)、4-(トリフルオロメチル)-2-メルカプトピリミジン1472mg(8mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mlを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4-β-S-(4-トリフルオロメチルピリミジニル-2)-ポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(300MHz,CDCl3)δ8.80(d,J=4.9Hz,1H),7.38(d,J=4.8Hz,1H),6.93(s,1H),6.48(s,1H),6.33(s,2H),5.97(d,J=1.2Hz,1H),5.95(d,J=1.3Hz,1H),5.39(d,J=4.2Hz,1H),4.61(d,J=5.1Hz,1H),4.40-3.82(m,2H),3.80(s,3H),3.77(s,6H),3.3-3.28(m,1H),3.22(dd,J=13.7,5.1Hz,1H).13C NMR(75MHz,CDCl3)δ174.13,172.85,159.78,152.51(2C),148.25,147.40,137.25,135.30,132.59,126.67,120.35(q,J=221.2Hz),112.63,110.02(2C)108.36(2C),101.54,70.30,60.66,56.24(2C),47.72,43.62,42.31,36.86.MS-ESI:563.11[M+H]+。
(1)4-β-S-(4-トリフルオロメチルピリミジニル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの合成:4’-デメチルエピポドフィロトキシン400mg(1mmol)、4-(トリフルオロメチル)-2-メルカプトピリミジン180mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mlを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4-β-S-(4-トリフルオロメチルピリミジニル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(300MHz,CDCl3)δ8.82(d,J=4.9Hz,1H),7.40(d,J=4.8Hz,1H),6.94(s,1H),6.49(s,1H),6.35(s,2H),5.99(d,J=1.2Hz,1H),5.97(d,J=1.3Hz,1H),5.48(s,1H),5.39(d,J=4.2Hz,1H),4.62(d,J=5.1Hz,1H),4.43-3.82(m,2H),3.81(s,6H),3.35-3.25(m,1H),3.21(dd,J=13.7,5.1Hz,1H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ174.20,172.87,159.77,148.24,147.35,146.36(2C),134.12,132.86,132.78,130.80,126.68,119.88(q,J=205.5Hz),112.62,110.13,109.98,108.02(2C),101.51,70.28,56.45(2C),47.73,43.46,42.41,36.79.MS-ESI:525.13[M+H]+。
(1)4β-S-(4-フルオロフェニル-1)-ポドフィロトキシンの合成:ポドフィロトキシン414mg(1mmol)、4-フルオロベンゼンチオール127mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、-10℃でトリフルオロ酢酸15mlを溶媒として、常圧下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(4-フルオロフェニル-1)-ポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.34-7.29m,1H),7.10-7.04(m,2H),6.95-6.92(m,1H),6.94(s,1H),6.46(s,1H),6.27(s,2H),5.98(d,J=1.3Hz,1H),5.96(d,J=1.3Hz,1H),4.85(d,J=4.2Hz,1H),4.58(d,J=5.1Hz,1H),4.18-4.09(m,2H),3.78(s,3H),3.74(s,6H)3.33(dd,J=13.7,5.1Hz,1H),3.24-3.21(m,1H).13C NMR(101MHz,CDCl3)δ174.26,162.93(d,1J=248Hz),152.54(2C),148.15,147.32,138.35(d,3J=5Hz),137.22,135.39,132.07,130.85,127.90,124.22,115.55(d,2J=23Hz),114.01(d,2J=19Hz),109.97(2C),108.24(2C),101.57,69.40,60.37,56.22(2C),49.37,43.56,41.88,37.73.MS-ESI:525.13[M+H]+。
(1)4β-S-(4-フルオロフェニル-1)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの合成:4’-デメチルエピポドフィロトキシン400mg(1mmol)、4-フルオロベンゼンチオール127mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、15℃でトリフルオロ酢酸15mlを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(4-フルオロフェニル-1)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.30(td,J=8.1,6.0Hz,1H),7.13-7.03(m,2H),6.97-6.92(m,1H),6.93(s,1H),6.46(s,1H),6.29(s,2H),5.98(d,J=1.3Hz,1H),5.95(d,J=1.3Hz,1H),5.42(s,1H),4.84(d,J=4.2Hz,1H),4.57(d,J=5.1Hz,1H),4.17-4.15(m,2H),3.77(s,6H),3.32(dd,J=13.7,5.1Hz,1H),3.27-3.15(m,1H).13C NMR(101MHz,CDCl3)δ174.36,162.83(d,1J=249Hz),148.15,147.29,146.39(2C),138.39(d,3J=8Hz),134.09,132.26,130.8,130.7,127.93,124.25,115.5(d,2J=23Hz),114.05(d,2J=21Hz),110.0,109.97,107.93(2C),101.58,69.43,56.46(2C),49.41,43.45,42.03,37.73.MS-ESI:511.14[M+H]+。
(1)4β-S-(5-フルオロベンゾチアゾリル-2)-ポドフィロトキシンの合成:ポドフィロトキシン414mg(1mmol)、5-フルオロベンゾチアゾリル-2-メルカプタン184mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、4℃でトリフルオロ酢酸15mlを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(5-フルオロベンゾチアゾリル-2)-ポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.76(dd,J=8.9,4.7Hz,1H),7.45(dd,J=7.9,2.5Hz,1H),7.15(td,J=8.9,2.5Hz,1H),6.98(s,1H),6.47(s,1H),6.32(s,2H),5.96(d,J=1.0Hz,1H),5.94(d,J=1.0Hz,1H),5.70(d,J=4.3Hz,1H),4.59(d,J=5.2Hz,1H),4.44-3.97(m,2H),3.79(s,3H),3.75(s,6H),3.43-3.27(m,1H),3.18(dd,J=13.7,5.2Hz,1H).13C NMR(101MHz,CDCl3)δ174.27,164.86(d,J=2.9Hz),161.25,158.81,152.58,149.27(d,J=1.7Hz),148.47,147.51,137.23,136.15(d,J=11.1Hz),135.26,132.70,126.79,122.17(d,J=9.3Hz),114.81,114.56,110.04(d,J=10.3Hz),108.27,107.92,107.65,101.68,70.73,60.74,56.25,49.86,43.69,42.55,37.11.MS-ESI:582.15[M+H]+。
(1)4β-S-(5-フルオロベンゾチアゾリル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの合成:4’-デメチルエピポドフィロトキシン400mg(1mmol)、5-フルオロベンゾチアゾリル-2-メルカプタン184mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mlを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(5-フルオロベンゾチアゾリル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.77(dd,J=8.9,4.7Hz,1H),7.46(dd,J=8.0,2.5Hz,1H),7.17(td,J=8.9,2.6Hz,1H),6.98(s,1H),6.48(s,1H),6.32(s,2H),5.97(d,J=1.2Hz,1H),5.95(d,J=1.2Hz,1H),5.71(d,J=4.3Hz,1H),5.50(s,1H),4.60(d,J=5.1Hz,1H),4.43-3.88(m,2H),3.78(s,6H),3.42-3.28(m,1H),3.17(dd,J=13.7,5.2Hz,1H).13C NMR(101MHz,CDCl3)δ174.31,164.90(d,J=3.0Hz),161.27,158.82,149.30,148.46,147.46,146.45,136.16(d,J=11.1Hz),134.15,132.91,130.72,126.81,122.17(d,J=9.3Hz),114.81,114.57,110.03(d,J=2.6Hz),107.94(d,J=4.7Hz),107.65,101.65,70.70,56.48,49.87,43.53,42.66,37.04.MS-ESI:568.75[M+H]+。
(1)4β-S-(5-フルオロベンゾオキサゾリル-2)-ポドフィロトキシンの合成:ポドフィロトキシン414mg(1mmol)、5-フルオロベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン169mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mlを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(5-フルオロベンゾオキサゾリル-2)-ポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.40(dd,J=8.9,4.2Hz,1H),7.28(dd,J=8.1,2.5Hz,1H),7.03(dd,J=9.1,2.6Hz,1H),6.99(s,1H),6.50(s,1H),6.31(s,2H),5.99(d,J=1.2Hz,1H),5.98(d,J=1.2Hz,1H),5.55(d,J=4.2Hz,1H),4.63(d,J=5.2Hz,1H),4.50(dd,J=9.1,7.4Hz,1H),3.95(dd,J=10.3,9.3Hz,1H),3.81(s,3H),3.77(s,6H),3.43-3.33(m,1H),3.17(dd,J=13.7,5.2Hz,1H).13C NMR(101MHz,CDCl3)δ173.99,165.70,158.92,155.03,148.67,148.13,147.59,146.46,142.08,134.18,132.91,130.52,126.31,112.07,111.81,110.41,110.02,107.89,105.40,105.14,101.73,70.32,60.76,56.25,49.92,43.69,42.45,36.89,29.69.MS-ESI:566.25[M+H]+。
(1)4β-S-(5-フルオロベンゾオキサゾリル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの合成:4’-デメチルエピポドフィロトキシン400mg(1mmol)、5-フルオロベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン169mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mlを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(5-フルオロベンゾオキサゾリル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.40(dd,J=8.9,4.2Hz,1H),7.28(dd,J=8.2,2.5Hz,1H),7.02(dd,J=9.1,2.6Hz,1H),6.99(s,1H),6.50(s,1H),6.31(s,2H),5.99(d,J=1.3Hz,1H),5.97(d,J=1.2Hz,1H),5.55(d,J=4.2Hz,1H),5.44(s,1H),4.62(d,J=5.2Hz,1H),4.48(dd,J=9.1,7.4Hz,1H),3.95(dd,J=10.3,9.3Hz,1H),3.79(s,6H),3.43-3.31(m,1H),3.17(dd,J=13.7,5.2Hz,1H).13C NMR(101MHz,CDCl3)δ173.99,165.70,158.92,155.03,148.67,148.13,147.59,146.46,142.08,134.18,132.91,130.52,126.31,112.07,111.81,110.41,110.02,107.89,105.40,105.14,101.73,70.30,56.46,49.92,43.53,42.56,36.82.MS-ESI:552.68[M+H]+。
(1)4β-S-(5-フェニルベンゾオキサゾリル-2)-ポドフィロトキシンの合成:ポドフィロトキシン414mg(1mmol)、5-フェニルベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン1816mg(8mmol)を真空下で1時間乾燥させ、-10℃でトリフルオロ酢酸15mLを溶媒として、常圧下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(5-フェニルベンゾオキサゾリル-2)-ポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.78(t,J=1.0Hz,1H),7.61-7.57(m,2H),7.52(d,J=1.1Hz,2H),7.46(t,J=7.6Hz,2H),7.41-7.34(m,1H),7.02(s,1H),6.50(s,1H),6.32(s,2H),5.99(d,J=1.1Hz,1H),5.97(d,J=1.2Hz,1H),5.60(d,J=4.2Hz,1H),4.63(d,J=5.2Hz,1H),4.55-3.98(m,2H),3.81(s,3H),3.77(s,6H),3.46-3.34(m,1H),3.21(dd,J=13.8,5.2Hz,1H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ174.01,164.32,152.64,151.35,148.64,147.62,141.90,140.73,138.66,137.28,135.10,132.72,128.91,127.41,126.45,124.10,116.97,110.29,109.91,108.22,101.74,70.42,60.77,56.25,49.83,43.71,42.46,36.95.MS-ESI:664.61[M+Na]+。
(1)4β-S-(5-フェニルベンゾオキサゾリル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの合成:4’-デメチルエピポドフィロトキシン400mg(1mmol)、5-フェニルベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン227mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、20℃でトリフルオロ酢酸15mLを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(5-フェニルベンゾオキサゾリル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.78(t,J=1.0Hz,1H),7.61-7.57(m,2H),7.52(d,J=1.1Hz,2H),7.46(t,J=7.6Hz,2H),7.41-7.34(m,1H),7.02(s,1H),6.50(s,1H),6.32(s,2H),5.99(d,J=1.1Hz,1H),5.97(d,J=1.2Hz,1H),5.60(d,J=4.2Hz,1H),4.63(d,J=5.2Hz,1H),4.55-3.98(m,2H),3.81(s,3H),3.77(s,6H),3.46-3.34(m,1H),3.21(dd,J=13.8,5.2Hz,1H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ174.01,164.32,152.64,151.35,148.64,147.62,141.90,140.73,138.66,137.28,135.10,132.72,128.91,127.41,126.45,124.10,116.97,110.29,109.91,108.22,101.74,70.42,60.77,56.25,49.83,43.71,42.46,36.95.MS-ESI:664.61[M+Na]+。
(1)4β-S-(5-メチルベンゾオキサゾリル-2)-ポドフィロトキシンの合成:ポドフィロトキシン414mg(1mmol)、5-メチルベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン1320mg(8mmol)を真空下で1時間乾燥させ、-10℃でトリフルオロ酢酸15mLを溶媒として、常圧下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(5-メチルベンゾオキサゾリル-2)-ポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.39-7.27(m,2H),7.09(dd,J=8.3,1.1Hz,1H),7.00(s,1H),6.48(s,1H),6.31(s,2H),5.98(d,J=1.2Hz,1H),5.96(d,J=1.2Hz,1H),5.56(d,J=4.2Hz,1H),4.61(d,J=5.2Hz,1H),4.5-3.96(m,2H),3.80(s,3H),3.76(s,6H),3.43-3.30(m,1H),3.19(dd,J=13.8,5.2Hz,1H),2.45(s,3H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ174.02,163.54,152.62,150.06,148.59,147.58,141.44,137.32,135.13,134.58,132.68,126.56,125.51,118.48,110.04,109.53,108.27,101.70,70.39,60.74,56.24,49.63,43.71,42.41,36.94.MS-ESI:562.15[M+H]+。
(1)4β-S-(5-メチルベンゾオキサゾリル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの合成:4’-デメチルエピポドフィロトキシン400mg(1mmol)、5-メチルベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン165mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mLを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(5-メチルベンゾオキサゾリル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.41-7.29(m,2H),7.10(dd,J=8.3,1.5Hz,1H),7.00(s,1H),6.49(s,1H),6.32(s,2H),5.99(d,J=1.2Hz,1H),5.97(d,J=1.2Hz,1H),5.56(d,J=4.2Hz,1H),5.44(s,1H),4.61(d,J=5.1Hz,1H),4.49-3.93(m,2H),3.79(s,6H),3.45-3.28(m,1H),3.18(dd,J=13.7,5.2Hz,1H),2.46(s,3H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ174.09,163.58,152.34,150.06,148.58,147.54,146.46,141.44,134.59,134.16,132.86,130.63,126.57,125.51,118.48,110.03,109.53,107.91,101.67,70.37,56.46,49.64,43.55,42.53,36.87.MS-ESI:548.32[M+H]+。
(1)4β-S-(6-クロロベンゾオキサゾリル-2)-ポドフィロトキシンの合成:ポドフィロトキシン414mg(1mmol)、6-クロロベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン201mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mLを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(6-クロロベンゾオキサゾリル-2)-ポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.53-7.43(m,2H),7.30(dd,J=8.3,2.1Hz,1H),6.99(s,1H),6.48(s,1H),6.30(s,2H),5.98(d,J=1.2Hz,1H),5.96(d,J=1.2Hz,1H),5.53(d,J=4.2Hz,1H),4.61(d,J=5.2Hz,1H),4.49(dd,J=9.1,7.4Hz,1H),3.95(dd,J=10.3,9.3Hz,1H),3.80(s,3H),3.75(s,6H),3.41-3.32(m,1H),3.18(dd,J=13.8,5.2Hz,1H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ173.87,164.54,152.64,151.89,148.69,147.64,140.07,137.37,135.01,132.74,130.23,126.28,125.31,118.86,110.88,110.03,108.28,101.74,70.29,60.74,56.30,50.02,43.68,42.44,36.90.MS-ESI:583.14[M+H]+。
(1)4β-S-(6-クロロベンゾオキサゾリル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの合成:4’-デメチルエピポドフィロトキシン400mg(1mmol)、6-クロロベンゾオキサゾリル-2-メルカプタン1472mg(8mmol)を真空下で1時間乾燥させ、-10℃でトリフルオロ酢酸15mLを溶媒として、常圧下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(6-クロロベンゾオキサゾリル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.53-7.42(m,2H),7.30(dd,J=8.3,2.2Hz,1H),6.99(s,1H),6.49(s,1H),6.31(s,2H),5.99(d,J=1.3Hz,1H),5.97(d,J=1.2Hz,1H),5.53(d,J=4.2Hz,1H),5.46(s,1H),4.61(d,J=5.2Hz,1H),4.47(dd,J=9.1,7.4Hz,1H),3.95(dd,J=10.3,9.3Hz,1H),3.78(s,6H),3.44-3.29(m,1H),3.17(dd,J=13.7,5.2Hz,1H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ173.94,164.58,151.89,148.69,147.60,146.49,140.07,134.23,132.93,130.52,130.24,126.29,125.31,118.86,110.89,110.02,107.94,101.72,70.27,56.44,50.03,43.53,42.55,36.83.MS-ESI:569.21[M+H]+。
(1)4β-S-(5-ジフルオロメトキシベンゾイミダゾリル-2)-ポドフィロトキシンの合成:ポドフィロトキシン414mg(1mmol)、5-ジフルオロメトキシベンゾイミダゾリル-2-メルカプタン216mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mLを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(5-ジフルオロメトキシベンゾイミダゾリル-2)-ポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ9.97(d,J=20.4Hz,1H)7.56-7.53,7.26-7.24(m,1H),7.11,7.39(dd,1H),7.03-6.99(m,1H),6.99(s,1H),6.67-6.48(m,1H),6.46(s,1H),6.30(s,2H),5.96(d,J=1.1Hz,1H),5.94(d,J=1.1Hz,1H),5.71(d,J=3.5Hz,1H),4.60(d,J=5.2Hz,1H),4.43(t,J=7.6Hz,1H),3.90(t,J=9.7Hz,1H),3.80(s,3H),3.73(s,6H),3.45-3.29(m,1H),3.21(dd,J=13.8,5.2Hz,1H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ174.82,152.51,150.94,150.20,148,.37,147.45,146.63,143.78,141.09,136.93,135.31,134.91,132.40,127.11,118.88,118.45,116.29,116.21,115.89,115.18,113.89,110.59,110.00,109.84,109.43,108.03,102.43,101.62,70.80,60.72,56.12,53.388,48.79,43.69,42.54,36.95.MS-ESI:635.34[M+Na]+。
(1)4β-S-(5-ジフルオロメトキシベンゾイミダゾリル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの合成:4’-デメチルエピポドフィロトキシン400mg(1mmol)、5-ジフルオロメトキシベンゾイミダゾリル-2-メルカプタン216mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてメタンスルホニルクロリド15mLを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(5-ジフルオロメトキシベンゾイミダゾリル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(300MHz,CDCl3)δ12.91(s,1H),8.35(s,1H),7.58-7.56,(m,1H),7.45-7.43(m,1H),7.10(s,1H),7.02(s,1H),6.99(s,1H),6.20(s,2H),5.78(d,J=1.1Hz,1H),5.77(d,J=1.1Hz,1H),5.66(d,J=3.5Hz,1H),4.55(d,J=5.2Hz,1H),4.40-3.86(m,1H),3.67(s,6H),3.45-3.29(m,1H),3.21(dd,J=13.8,5.2Hz,1H).13C NMR(75MHz,CDCl3)δ174.38,151.93,151.13,147.85,147.48,146.93,146.58,144.11,141.32,135.88,135.03,133.36,133.15,130.74,128.22,118.46,117.31,114.75,114.07,111.52,110.19,109.84,109.40,108.77,108.39,102.01,101.77,70.42,56.32,48.73,43.12,41.95,31.04.MS-ESI:621.13[M+Na]+。
(1)4β-S-(ナフチル-2)-ポドフィロトキシンの合成:ポドフィロトキシン414mg(1mmol)、2-メルカプトナフタレン160mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mLを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(ナフチル-2)-ポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.86-7.69(m,4H),7.57-7.40(m,3H),7.03(s,1H),6.47(s,1H),6.31(s,2H),5.97(d,J=1.2Hz,1H),5.95(d,J=1.3Hz,1H),4.97(d,J=4.3Hz,1H),4.59(d,J=5.2Hz,1H),4.39-4.09(m,2H),3.79(s,3H),3.75(s,6H),3.41(dd,J=13.7,5.2Hz,1H),3.31-3.19(m,1H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ174.49,152.54,148.05,147.30,137.20,135.58,133.70,133.32,132.10,132.06,129.18,128.51,127.82,127.45,127.11,127.05,127.04,126.39,110.06,108.31,101.56,69.58,60.75,56.26,49.64,43.68,42.01,38.01.MS-ESI:586.14[M+K]+。
(1)4β-S-(ナフチル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの合成:4’-デメチルエピポドフィロトキシン400mg(1mmol)、2-メルカプトナフタレン160mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてメタンスルホニルクロリド15mLを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(ナフチル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.82-7.73(m,4H),7.58-7.39(m,3H),7.03(s,1H),6.47(s,1H),6.32(s,2H),5.98(d,J=1.1Hz,1H),5.94(d,J=1.1Hz,1H),5.45(s,1H),4.96(d,J=4.3Hz,1H),4.58(d,J=5.2Hz,1H),4.33-4.12(m,2H),3.77(s,6H),3.40(dd,J=13.7,5.2Hz,1H),3.30-3.17(m,1H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ174.57,152.73,148.04,147.25,146.39,134.08,133.70,133.36,132.15,132.10,131.06,129.17,128.53,127.82,127.46,127.11,127.04,126.38,110.12,109.98,107.99,101.54,69.58,56.48,49.67,43.52,42.12,37.94.MS-ESI:599.52[M+K]+。
(1)4β-S-(1H-イミダゾ[4,5-B]ピリジル-2)-ポドフィロトキシンの合成:ポドフィロトキシン414mg(1mmol)、1H-イミダゾ[4,5-B]ピリジル-2-メルカプタン151mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mLを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(1H-イミダゾ[4,5-B]ピリジル-2)-ポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.23(s,1H),8.08(d,J=7.9Hz,1H),7.30(s,1H),6.95(s,1H),6.47(s,1H),6.30(s,2H),5.98(d,J=1.2Hz,1H),5.97(d,J=1.2Hz,1H),5.73(d,J=3.9Hz,1H),4.59(d,J=5.1Hz,1H),4.46-3.85(m,2H),3.80(s,3H),3.75(s,6H),3.44-3.27(m,1H),3.15(dd,J=13.8,5.1Hz,1H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ175.08,159.38,150.22,148.57,147.48,147.21,136.45,134.54,133.20,132.44,130.58,126.70,124.62,117.74,109.53,109.47,108.04,101.69,70.57,55.37,49.11,43.31,42.19,37.18.MS-ESI:570.53[M+Na]+。
(1)4β-S-(1H-イミダゾ[4,5-B]ピリジル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの合成:4’-デメチルエピポドフィロトキシン400mg(1mmol)、1H-イミダゾ[4,5-B]ピリジル-2-メルカプタン151mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mLを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(1H-イミダゾ[4,5-B]ピリジル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.37(d,J=5.6Hz,1H),8.22(dd,J=8.0,1.0Hz,1H),7.48(dd,J=8.0,5.7Hz,1H),7.02(s,1H),6.47(s,1H),6.34(s,2H),5.99(d,J=1.2Hz,1H),5.97(d,J=1.2Hz,1H),5.77(d,J=4.0Hz,1H),4.60(d,J=5.2Hz,1H),4.50-3.93(m,2H),3.73(s,6H),3.51-3.35(m,1H),3.33(dd,J=13.7,5.2Hz,1H).13C NMR(100MHz,CD3OD)δ175.08,159.38,150.22,148.57,147.48,147.21,136.45,134.54,133.20,132.44,130.58,126.70,124.62,117.74,109.53,109.47,108.04,101.69,70.57,55.37,49.11,43.31,42.19,37.18.MS-ESI:556.41[M+Na]+。
(1)4β-S-(1-フェニルテトラゾリル-5)-ポドフィロトキシンの合成:ポドフィロトキシン414mg(1mmol)、1-フェニルテトラゾリル-5-メルカプタン178mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロボラン・ジエチルエーテル15mLを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(1-フェニルテトラゾリル-5)-ポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.63-7.46(m,5H),6.92(s,1H),6.46(s,1H),6.27(s,2H),5.97(d,J=1.2Hz,1H),5.94(d,J=1.1Hz,1H),5.70(d,J=4.2Hz,1H),4.58(d,J=5.5Hz,1H),4.57-3.81(m,2H),3.79(s,3H),3.74(s,6H),3.46-3.32(m,1H),3.15(dd,J=13.8,5.2Hz,1H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ173.78,153.41,152.65,148.81,147.62,137.29,134.80,133.23,132.86,130.48,129.99,126.02,123.57,110.05,108.10,101.80,76.72,70.47,60.76,56.18,51.00,43.64,42.43,36.90.MS-ESI:575.12[M+H]+。
(1)4β-S-(1-フェニルテトラゾリル-5)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの合成:4’-デメチルエピポドフィロトキシン400mg(1mmol)、1-フェニルテトラゾリル-5-メルカプタン178mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mLを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(1-フェニルテトラゾリル-5)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.60-7.50(m,5H),6.92(s,1H),6.46(s,1H),6.27(s,2H),5.99(d,J=1.2Hz,1H),5.98(d,J=1.2Hz,1H),5.69(d,J=4.2Hz,1H),4.62-4.48(m,2H),3.84-3.79(m,1H),3.77(s,6H),3.43-3.32(m,1H),3.13(dd,J=13.7,5.2Hz,1H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ173.85,153.45,148.79,147.57,146.50,134.21,133.25,133.06,130.47,130.30,129.99,126.04,123.59,110.03,107.80,101.78,77.05,76.73,70.46,56.45,51.01,43.49,42.55,36.84.MS-ESI:561.41[M+H]+。
(1)4β-S-(3-フェニル-1,3,4-チアジアゾリル-2(3H)チオンポタシオ-5)-ポドフィロトキシンの合成:ポドフィロトキシン414mg(1mmol)、3-フェニル-1,3,4-チアジアゾリル-2(3H)チオンポタシオ-5-メルカプタン265mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロボラン・ジエチルエーテル15mLを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(3-フェニル-1,3,4-チアジアゾリル-2(3H)チオンポタシオ-5)-ポドフィロトキシンの分離及び精製:
シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.70-7.64(m,2H),7.55-7.41(m,3H),6.94(s,1H),6.48(s,1H),6.25(s,2H),5.99(d,J=1.2Hz,1H),5.98(d,J=1.2Hz,1H),5.32(d,J=4.1Hz,1H),5.28(s,1H),4.59(d,J=5.1Hz,1H),4.47-4.03(m,2H),3.78(s,3H),3.73(s,6H),3.31-3.19(m,1H),3.14(dd,J=13.7,5.1Hz,1H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ185.55,173.65,154.97,152.63,148.83,147.69,138.15,137.38,134.85,132.92,129.45,129.24,125.81,125.73,110.12,109.97,108.25,101.84,70.27,60.73,56.30,50.22,43.55,42.45,36.94.MS-ESI:681.13[M+H]+。
(1)4β-S-(3-フェニル-1,3,4-チアジアゾリル-2(3H)チオンポタシオ-5)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの合成:4’-デメチルエピポドフィロトキシン400mg(1mmol)、3-フェニル-1,3,4-チアジアゾリル-2(3H)チオンポタシオ-5-メルカプタン265mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mLを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(3-フェニル-1,3,4-チアジアゾリル-2(3H)チオンポタシオ-5)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの分離及び精製:シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.72-7.64(m,2H),7.55-7.41(m,3H),6.93(s,1H),6.47(s,1H),6.26(s,2H),5.99(d,J=1.2Hz,1H),5.98(d,J=1.2Hz,1H),5.44(s,1H),5.32(d,J=4.1Hz,1H),5.29(s,1H),4.59(d,J=5.1Hz,1H),4.47-4.03(m,2H),3.76(s,6H),3.29-3.19(m,1H),3.12(dd,J=13.7,5.1Hz,1H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ185.57,173.72,155.00,148.82,147.64,146.45,138.16,134.25,133.10,130.34,129.46,129.25,125.77,110.13,109.91,107.91,101.82,70.25,56.51,50.24,43.39,42.55,36.88.MS-ESI:667.01[M+H]+。
(1)4β-S-(4-(4-ピリジル)チアゾリル-2)-ポドフィロトキシンの合成:ポドフィロトキシン414mg(1mmol)、4-(4-ピリジル)チアゾリル-2-メルカプタン194mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mLを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(4-(4-ピリジル)チアゾリル-2)-ポドフィロトキシンの分離及び精製:シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.64(d,J=5.9Hz,2H),7.72(d,J=1.6Hz,1H),7.71(d,J=1.5Hz,1H),7.64(s,1H),6.99(s,1H),6.48(s,1H),6.32(s,2H),5.97(d,J=1.2Hz,1H),5.95(d,J=1.2Hz,1H),5.57(d,J=4.2Hz,1H),4.61(d,J=5.2Hz,1H),4.48-4.04(m,2H),3.79(s,3H),3.76(s,6H),3.41-3.31(m,1H),3.22(dd,J=13.7,5.2Hz,1H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ174.24,164.72,152.59,152.36,150.47,148.45,147.49,140.44,137.32,135.28,132.56,127.00,120.27,116.41,110.13,110.00,108.38,101.68,70.69,60.75,56.33,50.63,43.67,42.45,37.26,MS-ESI:593.13[M+H]+。
(1)4β-S-(4-(4-ピリジル)チアゾリル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの合成:4’-デメチルエピポドフィロトキシン400mg(1mmol)、4-(4-ピリジル)チアゾリル-2-メルカプタン194mg(1mmol)を真空下で1時間乾燥させ、氷浴においてトリフルオロ酢酸15mLを溶媒として、真空下で1~3時間攪拌し、クロロホルム-アセトンを展開溶媒として使用して、反応終点を検出した。反応系を20~50倍の体積の脱イオン水に加え、濾過して濾過ケーキを回収し、洗浄して乾燥させることにより粗生成物を得た。
(2)4β-S-(4-(4-ピリジル)チアゾリル-2)-4’-デメチルエピポドフィロトキシンの分離及び精製:シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して、実施例1と同じ方法で、分離及び精製を行った。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.64(d,J=5.9Hz,2H),7.72(d,J=1.6Hz,1H),7.71(d,J=1.5Hz,1H),7.64(s,1H),6.99(s,1H),6.48(s,1H),6.32(s,2H),5.97(d,J=1.2Hz,1H),5.95(d,J=1.2Hz,1H),5.72(s,1H),5.57(d,J=4.2Hz,1H),4.61(d,J=5.2Hz,1H),4.47-4.04(m,2H),3.79(s,6H),3.42-3.30(m,1H),3.21(dd,J=13.7,5.1Hz,1H).13C NMR(100MHz,CDCl3)δ174.31,164.76,152.40,150.50,148.44,147.44,146.51,140.42,134.30,132.78,130.69,127.02,120.27,116.33,110.05,108.06,101.66,70.68,56.55,50.66,43.51,42.58,37.18.MS-ESI:579.24[M+H]+。
一.試験材料:
1.被験化合物:実施例1~実施例28で製造された化合物を、それぞれ化合物1~化合物28と番号を割り当てた。
2.対照化合物:西安和霖生物工程有限公司から購入した純度98%のポドフィロトキシン及び4’-デメチルエピポドフィロトキシン、エトポシド。
3.細胞株:武漢博士得生物科技有限公司から購入したHepG2、HeLa細胞株及びヒト正常肝細胞HL-7702。
対数増殖期にあるHepG2、HeLa細胞株及びヒト正常肝細胞HL-7702を1000rpmで5分間遠心分離し、上清を捨て、適量の培地に懸濁させ、細胞濃度を3.5×104個/ウェルに調整し、細胞を96ウェルマイクロプレートに接種し、以下のとおりに試験群を設定した。
1つの陰性対照群、28の濃度同一の試験群(即ち化合物1~化合物28群)、3つの対照群としてポドフィロトキシン群、4’-デメチルエピポドフィロトキシン群及びエトポシド群。
各ウェルに細胞0.10mLを加え、仔ウシ血清10%含有RPMI1640を培養液として使用し、37℃、5%CO2及び飽和湿度下で24時間培養し、ほぼコンフルエント状態に達したら、培養液を捨て、28の試験群にそれぞれ同一量の化合物1~化合物28を含む仔ウシ血清10%含有RPMI1640培地0.10Mを加え、ポドフィロトキシン群、4’-デメチルエピポドフィロトキシン群及びエトポシド群にそれぞれポドフィロトキシン、4’-デメチルエピポドフィロトキシンまたはエトポシドを含む仔ウシ血清10%含有RPMI1640培地0.10Mを加え、ポドフィロトキシン、4’-デメチルエピポドフィロトキシンまたはエトポシドの用量は、化合物1~化合物28の用量と同一であった。陰性対照群に最終濃度0.5%のDMSOを加えた。各群にいずれも3連ウェルを設置し、引き続き48時間培養して各ウェルに5mg/mlのMTT10μLを加え、37Cで4時間静置した。各ウェルにDMSO100μlを加え、37℃で30分間振盪し、492nmにて吸光度(OD)を測定し、薬物群OD値/陰性対照群OD値によりMTT比を算出した。
試験結果を表1に示す。表1から分かるように、化合物1~化合物28は、ポドフィロトキシン、4’-デメチルエピポドフィロトキシン及び抗腫瘍薬物として市販されているポドフィロトキシン系誘導体エトポシドのいずれよりもHepG2、HeLa及びHL-7702細胞株に対する抗腫瘍活性が明らかに向上している。この中で、化合物8~化合物10のHL-7702細胞株に対する毒性は、ポドフィロトキシン、4’-デメチルエピポドフィロトキシン及びエトポシドより明らかに低減している。
Claims (14)
- 求核置換反応により、反応性モノマーをポドフィロトキシンのC環4位に導入するかまたは4’-デメチルエピポドフィロトキシンのC環4位に導入するステップを含み、前記反応性モノマーは、5-フルオロベンゾチアゾリル-2-メルカプタンまたは5-フルオロベンゾオキサゾリル-2-メルカプタンから選択されることを特徴とする請求項1に記載の化合物の製造方法。
- 前記求核置換反応は、ポドフィロトキシンまたは4’-デメチルエピポドフィロトキシンを有機溶媒に溶解し、前記反応性モノマーを加えて攪拌するように行われ、前記有機溶媒はトリフルオロ酢酸、メタンスルホニルクロリドまたはトリフルオロボラン・ジエチルエーテルから選択されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
- ポドフィロトキシンまたは4’-デメチルエピポドフィロトキシンと前記反応性モノマーとのモル比は1:1~10であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- ポドフィロトキシンまたは4’-デメチルエピポドフィロトキシンと前記反応性モノマーとのモル比は1:1~8であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- ポドフィロトキシンまたは4’-デメチルエピポドフィロトキシンと前記反応性モノマーとのモル比は1:1であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 前記求核置換反応の温度は-20~40℃であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 前記求核置換反応の温度は-20~20℃であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 前記求核置換反応の温度は-10~10℃であることを特徴とする請求項8に記載の方法。
- 前記求核置換反応の温度は0~10℃であることを特徴とする請求項8に記載の方法。
- 求核置換反応後、反応液を脱イオン水に注入し、析出させて濾過し、濾過ケーキを乾燥させることにより4-硫黄置換ポドフィロトキシン系誘導体の粗生成物を得るステップをさらに含み、前記脱イオン水の体積は求核置換後の反応液の体積の20~50倍であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 順にシリカゲルカラムクロマトグラフィー及びゲルカラムクロマトグラフィーを利用して前記粗生成物を分離させることにより、精製された4-硫黄置換ポドフィロトキシン系誘導体生成物を得るステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
- 抗腫瘍薬物を製造するための請求項1に記載の化合物またはその塩の使用。
- 有効量の請求項1に記載の化合物またはその塩と、薬学的に許容される担体とを含むことを特徴とする抗腫瘍医薬組成物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201710912793.8 | 2017-09-22 | ||
CN201710912793.8A CN108285456B (zh) | 2017-09-22 | 2017-09-22 | 4-硫取代鬼臼毒素类衍生物及其制备方法和应用 |
PCT/CN2018/089832 WO2019056800A1 (zh) | 2017-09-22 | 2018-06-04 | 4-硫取代鬼臼毒素类衍生物及其制备方法和应用 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020534265A JP2020534265A (ja) | 2020-11-26 |
JP7052018B2 true JP7052018B2 (ja) | 2022-04-11 |
Family
ID=62831662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020514524A Active JP7052018B2 (ja) | 2017-09-22 | 2018-06-04 | 4-硫黄置換ポドフィロトキシン系誘導体、その製造方法及び使用 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20200216449A1 (ja) |
EP (1) | EP3686203B1 (ja) |
JP (1) | JP7052018B2 (ja) |
CN (1) | CN108285456B (ja) |
WO (1) | WO2019056800A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108285456B (zh) * | 2017-09-22 | 2022-02-08 | 汤亚杰 | 4-硫取代鬼臼毒素类衍生物及其制备方法和应用 |
CN111454308A (zh) * | 2019-01-21 | 2020-07-28 | 湖北工业大学 | 替尼泊苷类衍生物及其制备方法和应用 |
CN111138443B (zh) * | 2019-12-23 | 2022-04-22 | 上海金和生物制药有限公司 | 一种4’-去甲基表鬼臼毒素全合成的制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103613601A (zh) | 2013-11-15 | 2014-03-05 | 汤亚杰 | 硫取代鬼臼毒素类衍生物及其合成方法和应用 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5061791A (en) * | 1988-12-21 | 1991-10-29 | Warner-Lambert Company | 4-bromo-4'-demethylepipodophyllotoxin derivatives |
TWI307341B (en) * | 2002-10-11 | 2009-03-11 | Plantaceutica Inc | Anticancer compounds |
CN102757442B (zh) * | 2011-04-27 | 2015-06-24 | 汤亚杰 | 硫取代鬼臼类衍生物及其合成方法和应用 |
CN102757443B (zh) * | 2011-04-27 | 2014-10-29 | 汤亚杰 | 硫取代鬼臼类衍生物及其生物转化和分离纯化方法 |
CN108285456B (zh) * | 2017-09-22 | 2022-02-08 | 汤亚杰 | 4-硫取代鬼臼毒素类衍生物及其制备方法和应用 |
-
2017
- 2017-09-22 CN CN201710912793.8A patent/CN108285456B/zh active Active
-
2018
- 2018-06-04 JP JP2020514524A patent/JP7052018B2/ja active Active
- 2018-06-04 WO PCT/CN2018/089832 patent/WO2019056800A1/zh unknown
- 2018-06-04 EP EP18857722.5A patent/EP3686203B1/en active Active
-
2020
- 2020-03-16 US US16/819,801 patent/US20200216449A1/en not_active Abandoned
- 2020-03-20 US US16/825,251 patent/US11242354B2/en active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103613601A (zh) | 2013-11-15 | 2014-03-05 | 汤亚杰 | 硫取代鬼臼毒素类衍生物及其合成方法和应用 |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
Kamal, Ahmed 他,Synthesis and biological activity of new 4β-N-heteroaryl analogues of podophyllotoxin,Letters in Drug Design & Discovery,2006年,3(3),205-209 |
Lu, Kuan Ke 他,Synthesis of 4-S-(1''-aryltetrazole-5''-yl)-4-deoxy-4'-demethylepipodophyllotoxin analogs,Chinese Chemical Letters,1995年,6(3),197-198 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2019056800A1 (zh) | 2019-03-28 |
JP2020534265A (ja) | 2020-11-26 |
EP3686203A1 (en) | 2020-07-29 |
EP3686203A4 (en) | 2021-04-07 |
US11242354B2 (en) | 2022-02-08 |
EP3686203C0 (en) | 2023-10-25 |
CN108285456B (zh) | 2022-02-08 |
CN108285456A (zh) | 2018-07-17 |
US20200216462A1 (en) | 2020-07-09 |
US20200216449A1 (en) | 2020-07-09 |
EP3686203B1 (en) | 2023-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7052018B2 (ja) | 4-硫黄置換ポドフィロトキシン系誘導体、その製造方法及び使用 | |
KR20230043943A (ko) | Cdk7 키나아제 억제제로서의 화합물 및 이의 용도 | |
AU2016206179B2 (en) | Mangiferin-6-O-berberine salt and preparation method and use thereof | |
US20130040967A1 (en) | 4'-demethylepipodophyllotoxin derivative, preparation method and use thereof | |
CN111630047B (zh) | 含有羧酸基团的苯并氮杂环类化合物及其制备方法和用途 | |
US9828386B2 (en) | Sulfur-substituted podophyllotoxin derivative, synthesis method thereof, and use thereof | |
CN104364240B (zh) | 一种用于预防或治疗分支杆菌疾病的药物 | |
AU2016282124B2 (en) | Deuterated thienopiperidine derivatives, manufacturing method, and application thereof | |
CN106397408B (zh) | 5-甲基-2(1h)吡啶酮衍生物及其制备方法和用途 | |
CN105130884B (zh) | 5‑甲基‑2(1h)吡啶酮衍生物及其制备方法和用途 | |
WO2015070662A1 (zh) | 具抗肿瘤活性的苯胺基鬼臼类衍生物及其制备方法和用途 | |
CN107129497B (zh) | 一类含氮芥的槐定碱类衍生物及其制备方法和用途 | |
CN107522695B (zh) | 一种pim激酶抑制剂的盐酸盐及其制备方法和用途 | |
CN116332950A (zh) | 一种吲唑取代鬼臼毒素类衍生物及其制备方法和应用 | |
US11319328B2 (en) | 4β-amino substituted podophyllotoxin derivative and preparation method therefor and use thereof | |
CN105175326B (zh) | 5‑甲基‑2(1h)吡啶酮衍生物及其制备方法和用途 | |
CN113234064B (zh) | 一种替加氟衍生物及其制备方法与应用 | |
CN108484629A (zh) | 一种青蒿琥酯衍生物及其合成方法及应用 | |
WO2023222137A1 (zh) | 新型四氢异喹啉类化合物、其制备方法、包含此类化合物的药物组合物及其用途 | |
CN105878243B (zh) | 吡非尼酮衍生物在制药中的应用 | |
AU2021233433A1 (en) | Crystal of imidazopyridinone compound or salt thereof | |
CN117645604A (zh) | 用作cdk4激酶抑制剂的化合物及其应用 | |
CN117285529A (zh) | 喹诺酮共轭的噻唑类化合物及其制备方法和医药应用 | |
KR20240042482A (ko) | Ep4 길항제 화합물, 이의 염, 다형체 및 용도 | |
CN116554163A (zh) | 一种2,3-亚乙二氧基-9-取代-10-甲氧基二苯并喹嗪衍生物及其药物组合物和应用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200518 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200518 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210706 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211005 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220330 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7052018 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |