JP7051426B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気共鳴イメージング装置(以下、「MRI装置」という)に適用され、画像上に影響を及ぼすノイズを除去するMRI装置に関するものである。
従来、均一な静磁場中に被検体(特に人体)を配置した状態で、被検体に高周波磁場(RF)パルスを印加することによって生じた核磁気共鳴(NMR)信号を計測し、被検体の頭部、腹部、四肢等の形態や機能を2次元的に或いは3次元的に画像化するMRI装置が知られている。MRI装置において、NMR信号は、傾斜磁場によって異なる位相エンコードが付与されるとともに周波数エンコードされて時系列データとして計測され、計測されたNMR信号が2次元又は3次元フーリエ変換されることにより画像として再構成される。
ところで、NMR信号は空気中に伝搬している電磁波よりもその振幅が小さいため、ラジオ、テレビ、携帯電話、モータ、スイッチ等から発生する電磁波がノイズとなってしまう。このため、MRI装置を銅箔等の導電性の高い材料で構成された電磁波シールドルーム内に設置することで外部のノイズ源とMRI装置とを隔離し、電磁波シールドルームの外部からMRI装置に到来する電磁波を遮蔽している。
一方、MRI装置では、このような電磁気的なノイズの他に、撮影時に「ショットノイズ」又は「スパイクノイズ」と言われるノイズが発生する場合がある。図11(A)に、ショットノイズの一例を示す。例えば、撮影時に計測されたNMR信号は、位相エンコード傾斜磁場を変化させることで、横軸を時間、縦軸を位相エンコード方向とするk空間に充填されるが、このk空間データに、点状のショットノイズが被検体画像を構成するデータの他に存在する場合がある。このように図11(A)に示すショットノイズを含むデータをフーリエ変換して画像化すると、図11(B)に示すように斜めの網状の模様が生じる。模様はショットノイズ信号の位置、数によって異なり、一概にノイズの性状を示すのは難しいが、本来信号の無い背景に幾何学的模様が見える場合が多い。
このようなノイズの発生原因は、幾種類かのパターンに分けられる。最も考えられるのは、金属間の接触によるものである。特に、異種金属間の接触は圧電効果により接触した瞬間に電位が発生し、部分的な放電を引き起こしてノイズ源になる。また、電位の異なる場所にある2つの金属部材の接触も同様にノイズを発生させる。この他、電気回路内の接触不良もノイズを生じさせる原因となる。回路内で接触の緩いコネクタ、線路、デバイス等があると、傾斜磁場コイルの振動に伴って、接続状態が変化し、傾斜磁場コイル駆動と同期したノイズが発生し得る。
また、静電気もノイズ源となり得る。例えば、傾斜磁場コイルの駆動に依って異種樹脂部材が摺り合わせられたり、引き剥がされたりすると一方が帯電し、繰り返しの途中で放電し静電気が発生する場合がある。
このように、多くの場合は、傾斜磁場コイル若しくは冷凍機等の物理的振動が問題箇所に伝搬し、最終的にノイズが発生している。
この様なノイズが画像に影響を及ぼす場合には、ノイズ源を特定して修正を行い、ノイズを低減させた画像を取得する必要がある。そこで、特許文献1では、信号ケーブルに沿って伝搬する広帯域ノイズを検出し、これに基づいてNMR信号を補正する過渡ノイズ検出方法が開示されている。
特許第3992690号公報
ところで、MRI装置に設けられる受信コイルやプリアンプは、NMR信号の周波数にチューニングされている。上述した特許文献1の過渡ノイズ検出方法では、ノイズを検出するノイズ事象検出器が撮影ボアの外側かつ信号ケーブルの近傍に配置されているため、ノイズ事象検出器では受信コイルやプリアンプから出力されるNMR信号もノイズとして誤検知することがあり、ノイズ事象検出器による検出信号をNMR信号の補正に用いることが必ずしも適切ではない。
一方、画像処理によってノイズを低減させる手法も考えられる。すなわち、上述したショットノイズは有意に大きな信号量を示すため、k空間データにおいて周囲のデータの信号量と比較して有意に大きな信号を示す箇所をショットノイズとして抽出して、所謂0埋めを行うことによりノイズを低減させることが考えられる。しかしながら、この場合もNMR信号をノイズとして誤抽出する場合がある。従って、ノイズの検出精度を向上させることが望まれている。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、MRI装置において正確にノイズを検出し、延いては適切にノイズを低減させ、取得する画像の画質を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の一態様は、静磁場中に載置された被検体に高周波磁場パルスを送信する送信部と、前記静磁場に傾斜磁場を印加する傾斜磁場発生部と、前記高周波磁場パルス及び傾斜磁場が印加されたことにより前記被検体から発生する核磁気共鳴信号を受信する受信部と、前記核磁気共鳴信号と同時にノイズを測定するノイズ測定アンテナと、前記磁気共鳴信号に基づいて画像を再構成する画像再構成部と、を備えた磁気共鳴イメージング装置を提供する。
本発明によれば、MRI装置において正確にノイズを検出し、延いては適切にノイズを低減させ、取得する画像の画質を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係るMRI装置に係る概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るMRI装置において、空気中を電磁波として伝搬したノイズをノイズ測定アンテナが測定する様子を示す参考図である。 本発明の第1の実施形態に係るMRI装置において、ノイズ測定アンテナの配置位置の候補位置を説明する参考図である。 NMR信号とノイズ信号の周波数の関係を示す説明図である。 MRI装置において取得される(A)はNMR信号、(B)はノイズ、(C)はノイズ除去後のNMR信号を模式的に示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係るMRI装置における撮影及びノイズ測定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るMRI装置における撮影及びノイズ測定処理の流れを示すフローチャートであり、(A)はショットノイズが存在した場合に自動的に再撮影を行う場合の処理の流れを示し、(B)はショットノイズが存在した場合に、ユーザにショットノイズが存在する旨及び再撮影の勧奨を行う場合の処理の流れを示す。 本発明の第2の実施形態に係るノイズ源探索装置において、ユーザにショットノイズが存在する旨及び再撮影の勧奨を報知するための画面例を示す参考図である。 MRI装置において取得される(A)はNMR信号、(B)はノイズを模式的に示す説明図である。 本発明の第3の実施形態に係るMRI装置による撮影及びノイズ測定処理の流れを示すフローチャートである。 (A)はK空間データにおけるショットノイズ信号の例を示す参考図であり、(B)は(A)のK空間データを実空間画像に変更した場合のショットノイズ信号の例を示す参考図である。
本発明の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置は、静磁場中に載置された被検体に高周波磁場パルスを送信する送信部と、前記静磁場に傾斜磁場を印加する傾斜磁場発生部と、前記高周波磁場パルス及び傾斜磁場が印加されたことにより前記被検体から発生する核磁気共鳴信号を受信する受信部と、前記核磁気共鳴信号と同時にノイズを測定するノイズ測定アンテナと、前記磁気共鳴信号に基づいて画像を再構成する画像再構成部と、を備えている。
(MRI装置の構成)
図1に示すMRI装置は、静磁場発生部2、傾斜磁場発生部3、シーケンサ4、送信部5、受信部6、ノイズ測定部7及び信号処理部8を備えている。
静磁場発生部2は、被検体1の周りに永久磁石方式、常電導方式あるいは超電導方式の静磁場発生源が配置されて構成されている。静磁場発生部2は、垂直磁場方式であれば、被検体1の周りの空間にその体軸と直交する方向に、水平磁場方式であれば、体軸方向に均一な静磁場を発生させる。
傾斜磁場発生部3は、MRI装置の座標系(静止座標系)であるX,Y,Zの3軸方向の傾斜磁場を印加する傾斜磁場コイル9と、各傾斜磁場コイル9を駆動する傾斜磁場電源10とを備えている。後述するシ-ケンサ4からの命令に従ってそれぞれのコイルの傾斜磁場電源10を駆動することにより、X,Y,Zの3軸方向に傾斜磁場Gx,Gy,Gzを印加する。
撮影時には、スライス面(撮影断面)に直交する方向にスライス方向傾斜磁場パルス(Gs)を印加して被検体1に対するスライス面を設定し、そのスライス面に直交して且つ互いに直交する残りの2つの方向に位相エンコード方向傾斜磁場パルス(Gp)と周波数エンコード方向傾斜磁場パルス(Gf)を印加して、NMR信号にそれぞれの方向の位置情報をエンコードする。
シーケンサ4は、RFパルスと傾斜磁場パルスを所定のパルスシーケンスで繰り返し印加するように制御する。シーケンサ4は、後述するCPU1の制御で動作し、被検体1の断層画像のデータ収集に必要な種々の命令を送信系5、傾斜磁場発生系3、及び受信系6に送信する。
送信部5は、被検体1の生体組織を構成する原子の原子核スピンに核磁気共鳴を起こさせるために、被検体1にRFパルスを照射するものであり、高周波発振器11、変調器12、高周波増幅器13、及び送信側の高周波コイル(送信コイル)14aを備えている。高周波発振器11から出力されたRFパルスをシーケンサ4からの指令によるタイミングで変調器12により振幅変調し、この振幅変調された高周波パルスを高周波増幅器13で増幅した後に被検体1に近接して配置された高周波コイル14aに供給することにより、RFパルスが被検体1に照射される。
受信部6は、被検体1の生体組織を構成する原子核スピンの核磁気共鳴により放出されるNMR信号(核磁気共鳴信号)を検出するものであり、受信側の高周波コイル(受信コイル)14b、信号増幅器15、直交位相検波器16、及びA/D変換器17を備えている。
送信側の高周波コイル14aから照射されたRFパルスによって励起された被検体1に発生したNMR信号が、被検体1に近接して配置された高周波コイル14bで検出され、信号増幅器15で増幅された後、シーケンサ4からの指令によるタイミングで直交位相検波器16により直交する二系統の信号に分割され、それぞれがA/D変換器17でデジタル信号に変換されて、計測データとして信号処理部8に送られる。
また、A/D変換器17は、後述するノイズ測定部により測定されたノイズをNMR信号と同時に受信し、デジタル信号に変換する。
なお、図1において、送信側の高周波コイル14aと傾斜磁場コイル9は、被検体1が挿入される静磁場発生部2の静磁場空間内に、垂直磁場方式であれば被検体1に対向して、水平磁場方式であれば被検体1を取り囲むようにして設置されている。また、受信側の高周波コイル14bは、被検体1に対向して、或いは取り囲むように設置されている。
ノイズ測定部7は、MRI装置において生じるショットノイズを検出するために、MRI装置において生じるノイズをNMR信号と同時に測定するノイズ測定アンテナ210と、ノイズ測定アンテナ210において測定したノイズを増幅する増幅器211とを備えている。ノイズ測定部7は、被検体100が載置される被検体空間の近傍、例えば、ガントリの近傍に配置され、被検体空間に生じる信号を受信用の高周波コイル14bと同時に受信する。ノイズ測定部7の配置箇所については後述する。また、図2に、MRI装置から生じるノイズをノイズ測定部7で測定する場合の参考図を示す。
ノイズ測定アンテナ210としては、電界を測定するアンテナを適用する、または、磁界を測定するアンテナにハイパスフィルタを付加したアンテナを適用することが好ましい。これは、ノイズ測定アンテナ210が被検体空間の近傍において傾斜磁場に晒されるためである。アンテナの方式としては、例えば、ダイポール型の広帯域型アンテナが好ましい。
また、ノイズ測定アンテナ210は、ショットノイズを確実に検出する一方で、NMR信号や傾斜磁場コイルによる磁場をノイズとして誤検出しないように、特定の周波数特性を有する必要がある。ここで、一般に、ショットノイズは、MRI信号より遥かに高い周波数成分を含むため、ノイズ測定アンテナ210は、静磁場発生部2によって印加された静磁場に置かれた被検体の水素原子核の共鳴周波数(1.5TのMRI装置で64MHzの共鳴周波数、3TのMRI装置で128MHzの共鳴周波数)の2倍以上の周波数の信号を受信することができるように構成する。増幅器211も、ノイズ測定アンテナ211と同様の周波数特性を有するものを適用する。
ノイズ測定アンテナ210は、被検体空間の近傍に配置されればよい。図3に、ノイズ測定アンテナ210の配置位置の例を示す。図3に示すように、ボア近傍としては、受信用の高周波コイル14b内部、送信用の高周波コイル14a内部、カバーの中の空隙、寝台内部もしくは表面、寝台基部等が第一に考えられる。しかしながら、高周波コイル14aからのRFパルスが強すぎる場所に配置すると、これを除去するフィルタの設計が困難となるので、受信用の高周波コイル14b内部、送信用の高周波コイル14a内部は避けることが好ましい。寝台内部もしくは表面は、ボアに対する位置が一定でないため、やはりフィルタの設計等が困難になる。したがって、ガントリのカバー内部もしくは寝台基部にアンテナを設置するのが好ましい。
信号処理部8は、各種データ処理と処理結果の表示及び保存等を行うものであり、CPU(中央処理装置)1と、RAM、ROM等の記憶装置18と、磁気ディスク、光ディスク等の外部記憶装置19と、CRT等のディスプレイ20とを備えている。
CPU1は、MRI装置全体を制御する。すなわち、CPU1は、入力された撮像条件に基づく撮像シーケンスに従って、被検体1に傾斜磁場パルスを印加すると共に高周波磁場パルスを照射し、複数のNMR信号を取得して被検体1の断層画像を撮像するようにシーケンサ4を制御する。CPU1に受信系6からのデータが入力されると、CPU1において信号処理、画像再構成等の処理を実行する。CPU1は、得られた被検体1の断層画像をディスプレイ20に表示させると共に記憶装置18や外部記憶装置19に記録する。
また、CPU1は、1エコー分のNMR信号を取得後、又は全エコー分の取得後、ノイズ測定アンテナ210からの信号を評価する。この評価は、ノイズ測定アンテナ210からの測定データに対して、ノイズのピーク値、ノイズの出現回数、等から総合的に評価を行う。そして、評価の結果に応じて、例えば、撮影シーケンス全体の再撮影、ノイズがあるエコーのみの再撮影、ユーザへノイズ発生の報知と再撮影の勧奨、及びノイズ部分の信号の補正等を行うことができる。これらの処理により、補正もしくは再撮影の結果として、ノイズを除去した高品質の画像を得ることができる。
本実施形態では、ノイズ測定アンテナ210による測定データからショットノイズを判定し、これを除去して再構成像を生成する。
また、CPU1は、図1に示すように、ノイズ判定部31、ノイズ除去部32及び報知部33を含み、CPU1に含まれる各部によって、MRI装置から発生するショットノイズを検出すると共に必要に応じてノイズを除去したり、ショットノイズが生じたことをユーザに報知したりする等の処理を行う。処理の際には、図示しないメモリを作業領域とし、記憶装置18に予め必要なプログラムや処理に用いるデータ、処理中に生成されるデータ、処理の結果得られるデータ等を記憶する。
なお、CPU1に含まれる各部の機能は、CPU1が予め所定の記憶装置に格納されたプログラムを読み込んで実行することによりソフトウエアとして実現することができる。また、CPU1に含まれる各部が実行する動作の一部又は全部を、ASIC(application specific integrated circuit)やFPGA(field-programmable gate array)等のハードウェアにより実現することもできる。
ノイズ判定部31は、ノイズ測定アンテナによって測定され増幅器211で増幅され、A/D変換器17でデジタル信号に変換されたノイズの入力を受け付け、当該ノイズの強度が所定の閾値を超えた場合に、当該ノイズをショットノイズと判定する。図2に示すように、ノイズ源でノイズが発生すると、空気中を電磁波として伝搬してノイズ測定アンテナ210がノイズをとらえ、測定を行う。ノイズ測定アンテナ210で捉えられたノイズは、増幅器211によって増幅され、ケーブルを介してAD変換器17に入力され、デジタル信号に変換されてからCPU1に入力される。そして、CPU1のノイズ判定部31は、所定の閾値を超えるノイズをショットノイズとして判定する。
ここで、図4に模式的に示すように、ノイズはNMR信号の周波数よりも優位に高い周波数成分を含む。例えば、ノイズは1GHzから20GHz程度迄の周波数成分を含み、静磁場発生部2によって印加された静磁場に置かれた被検体の水素原子核の共鳴周波数である64MHz~128MHzに対して、少なくとも1桁程度周波数が高い成分を中心に構成されている。そこで、ノイズ測定アンテナ210が測定するノイズのうち、その強度が所定の閾値を超えるものをショットノイズとして判定することで、ショットノイズを抽出することができる。
図5に、NMR信号(上段)、ノイズ(中段)、及びノイズ除去後のNMR信号(下段)に係る模式図を示す。図5に示すように、ノイズ測定アンテナ210は、MRI装置の撮影動作と同時にノイズを測定しているため、ショットノイズと判定されたノイズの発生時刻が、NMR信号中のノイズの発生時刻であると特定することができる。
ノイズ除去部32は、ノイズ判定部によりショットノイズと判定されたノイズが存在する場合に、NMR信号からショットノイズを除去する。すなわち、ノイズ除去部32は、例えば、図5の上段に示すNMR信号のうち、ノイズ判定部31によりショットノイズと判定されたノイズの発生時刻と同時刻の信号に対して、零埋め等の処理を行ってノイズを抑制することでNMR信号を補正する。これにより、ノイズ除去部32は、図5下段に示すノイズ除去後のk空間データを生成することができる。
中段のノイズはパルスを高帯域で表現しているので、狭い幅のインパルスとなっているが、上段のNMR信号は低周波数域のフィルタを掛けた状態なので、リンギングが発生している。よって、これらのリンギングをも除去できるように、ノイズ判定部31で抽出したノイズ時刻に対して幅を持ってゼロ埋めする必要がある。どれだけの幅にするかは、撮影条件から決まるバンド幅とノイズが持つ周波数成分とを考慮して適切な幅を設ければ良い。
ノイズ除去部32によるノイズの除去は、自動的に行ってもよく、また、ユーザからの指示をトリガとして行ってもよい。
報知部33は、ショットノイズが存在する旨をユーザに報知する。報知部33によるユーザへの報知は、表示部への表示や、アラームを鳴らす等によって行うことができる。
操作部25は、MRI装置の各種制御情報や上記信号処理部8で行う処理の制御情報を入力するものであり、入力部23を備えている。入力部23としては、マウス、キーボード又はトラックボール等の入力デバイスを1つ又は複数組み合わせて適用することができる。また、入力部23は撮像条件の入力をユーザから受け付け、入力された撮像条件をCPU1に送信する。
操作部25を、ディスプレイ20に近接して配置することで、ユーザがディスプレイ20を見ながら操作部25を介してインタラクティブにMRI装置の各種処理を制御することができる。
このように構成されたMRI装置における撮影及びノイズ測定処理について、図6のフローチャートに従って説明する。
図6に示すように、MRI装置において撮影が開始されると、ステップS11において高周波コイル14bによりNMR信号が受信され、同時に、ノイズ測定アンテナ210によりノイズが測定される。ステップS12では、ノイズ判定部31が、ノイズ測定アンテナ210により測定したノイズ(測定データ)に、閾値を超える強度のノイズがあるかを判定する。判定の結果、閾値を超える強度のノイズがない場合には、ステップS15に進み、閾値を超える強度のノイズがある場合には、ステップS13に進む。このとき、閾値を超える強度のノイズが存在する旨を、報知部33によりユーザに報知してもよい。
ステップS13では、ノイズ判定部31がステップS12における判定で、閾値を超える強度を示すと判定したノイズをショットノイズとして抽出する。ステップS14では、ステップS13においてノイズ判定部31により抽出されたショットノイズと同時刻の、NMR信号における信号に対して、零埋め等を行うことでノイズを抑制乃至除去することができる。ステップS15では、ステップS12でショットノイズがあると判定された場合にはノイズ除去後のNMR信号に基づいて、ステップS12でショットノイズがないと判定された場合にはステップS11で受信したNMR信号に基づいて、夫々画像を再構成する。
なお、CPU1によって再構成されて得られた画像は、ディスプレイ20に表示させられる。このとき、ノイズ除去後のNMR信号に基づいて画像を再構成した場合には、ディスプレイ20に画像を表示する際に、併せて、閾値を超える強度のノイズが存在したため画像を補正した旨を、報知部33を介してディスプレイ20に表示させることによりユーザに報知してもよい。
このように本実施形態によれば、MRI装置においてノイズを測定するための専用のアンテナであるノイズ測定アンテナを設け、NMR信号の受信と同時にノイズを受信する。ノイズ測定アンテナは、MRI装置の共鳴周波数の2倍以上の周波数の信号を受信するように構成されているため、NMR信号をノイズとして誤測定することがなく、また、測定したノイズのうち画質に影響を及ぼす虞のあるノイズを検出するために閾値を定め、閾値を超える強度を示すノイズをショットノイズとして検出する。このようにすることで、本実施形態に係るMRI装置では、正確にショットノイズを検出することができ、検出したショットノイズをNMR信号から除去する、或いはショットノイズの存在をユーザに報知することができる。従って、適切にノイズを低減させることができ、取得する画像の画質を向上させることができる。
(第2の実施形態)
上述したようにCPU1は、ノイズ測定アンテナ210からの測定データに対して、ノイズのピーク値、ノイズの出現回数、等から総合的に評価を行うことができ、評価の結果に応じて、例えば、撮影シーケンス全体の再撮影、ノイズがあるエコーのみの再撮影、ユーザへノイズ発生の報知と再撮影の勧奨、及びノイズ部分の信号の補正等を行うことができる。上記した第1の実施形態では、ショットノイズを検出した場合には、ノイズを除去し、ノイズを除去したNMR信号に基づいて画像を再構成することとした。本実施形態では、ショットノイズが存在する場合に、再撮影を行う場合について説明する。
以下、本実施形態に係るMRI装置によるショットノイズが存在する場合に再撮影を行う場合の処理の流れについて、図7のフローチャートに従って説明する。図7(A)は、ショットノイズが存在した場合に自動的に再撮影を行う場合の処理の流れを示すフローチャートであり、図7(B)はショットノイズが存在した場合に、ユーザにショットノイズが存在する旨及び再撮影の勧奨を行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図7(A)の自動的に再撮影を行う場合の処理について説明する。図7(A)に示すように、MRI装置において撮影が開始されると、ステップS21において高周波コイル14bによりNMR信号が受信され、同時に、ノイズ測定アンテナ210によりノイズが測定される。ステップS22では、ノイズ判定部31が、ノイズ測定アンテナ210により測定したノイズ(測定データ)に、閾値を超える強度のノイズがあるかを判定する。判定の結果、閾値を超える強度のノイズがない場合には、ステップS23に進み、ステップS21で受信したNMR信号に基づいて画像再構成を行う。一方、ステップS22の判定の結果、閾値を超える強度のノイズがある場合には、ステップS21に戻り、再撮影を行う。再撮影は、撮影シーケンス全体の再撮影、又はノイズが有るエコーのみの再撮影等が考えられ、MRI装置にあらかじめ設定しておくことができる他、ユーザの選択に基づいてどのような再撮影を行うかを決定してもよい。
また、再撮影に際して、閾値を超える強度のノイズが存在するために自動的に再撮影を行う旨を、報知部33によりユーザに報知してもよい。なお、撮影シーケンス全体の再撮影を行う場合は、元の撮影と同じ時間を要することとなり、且つ同様のノイズが発生する虞がある。一方、ノイズがあるエコーのみを再撮影する場合は、撮像シーケンスによっては適用できない場合があるものの、撮影時間の大きな延長をもたらさない点で好ましい。
続いて、図7(B)のユーザにショットノイズが存在する旨及び再撮影の勧奨を行う場合の処理について説明する。図7(B)に示すように、MRI装置において撮影が開始されると、ステップS31において高周波コイル14bによりNMR信号が受信され、同時に、ノイズ測定アンテナ210によりノイズが測定される。ステップS32では、ノイズ判定部31が、ノイズ測定アンテナ210により測定したノイズ(測定データ)に、閾値を超える強度のノイズがあるかを判定する。判定の結果、閾値を超える強度のノイズがない場合にはステップS34に進み、閾値を超える強度のノイズがある場合にはステップS33に進む。
ステップS33では、報知部33がユーザにショットノイズが存在する旨及び再撮影の勧奨を報知するために、例えば、図8に示すような画面をディスプレイ20に表示させる。再撮影を行うか否かはユーザの判断に委ねられ、ステップS34において、ショットノイズが存在する旨及び再撮影の勧奨を一定時間行った後、又は、ユーザによる図8に示す画面のOKボタンの押下があった後、ステップS34に進む。
ステップS34では、ステップS31で受信したNMR信号に基づいて画像再構成を行う。ユーザは、再構成像をディスプレイ20で確認した後に、再撮影の要否を判断することができる。したがって、例えば、得られた再構成画像におけるノイズが、診断が可能な程度のノイズであれば再撮影による時間の延長を回避するという判断を行うことができる。
なお、ステップS22及びステップS32におけるノイズ検知処理は、全エコーを取得した後に行ってもよく、撮影をしながら1エコー毎に行っても良い。1エコー毎に行う場合は、再構成の遅れを招かない点で好ましい。
このようにすることで、正確にショットノイズを検出し、検出したショットノイズをNMR信号から除去する、或いはショットノイズの存在をユーザに報知することができる。従って、適切にノイズを低減させることができ、取得する画像の画質を向上させることができる。
(第3の実施形態)
上述した各実施形態では、ショットノイズが存在する場合に、ノイズを除去してNMR信号を補正する場合又は再撮像を行う場合を別個独立実施していたが、これらを組み合わせることもできる。本実施形態では、ノイズ補正及び再撮影を組み合わせる。
図9に示すように、k空間の中心付近(ここではZoneAと呼ぶ)にノイズが発生していた場合は、十分な補正が出来ない可能性があるので、再撮影を実施する。つまり、図9を参照すると、ZoneAでは、NMR信号中の信号強度が強い部分とショットノイズがほぼ同時刻に受信されていることがわかる。従って、この部分の信号を除去すると、ノイズだけでなくNMR信号も除去されてしまうため、ノイズの除去が画質を低減させることにつながってしまう。従って、ZoneAのような場合には、ノイズを除去することなく再撮影を行う。一方、ZoneBのみにノイズが発生していた場合は、画質に大きな影響を及ぼさずに補正することができるので再撮影を実施せずにノイズの補正を実施する。
ZoneAはk空間の原点を中心とする円で定められ、シーケンス毎、BW毎に定められる。理論的に定めるのが難しければ、経験的に境界を定めても良い。このようにすることで、再撮影の時間延長とノイズ補正の失敗という2つのデメリットを最低限とした実施が可能である。
具体的な処理の流れについて、図10のフローチャートに従って説明する。
図10に示すように、MRI装置において撮影が開始されると、ステップS41において高周波コイル14bによりNMR信号が受信され、同時に、ノイズ測定アンテナ210によりノイズが測定される。ステップS42では、ノイズ判定部31がZoneAに含まれる測定データに、閾値を超える強度のノイズがあるかを判定する。判定の結果、閾値を超える強度のノイズがある場合にはステップS41に戻り、再撮影を行う。判定の結果、閾値を超える強度のノイズがない場合にはステップS43に進み、ノイズ判定部31がZoneBに含まれる測定データに、閾値を超える強度のノイズがあるかを判定する。ステップS43の判定の結果、ZoneBに閾値を超える強度のノイズがある場合にはステップS44に進み、閾値を超える強度のノイズがない場合には、ステップS45に進む。
ステップS44では、ZoneBにおいて閾値を超える強度である判定されたノイズをショットノイズとして抽出し、ショットノイズと同時刻のNMR信号における信号に対して、零埋め等を行うことでノイズを補正し、ステップS45に進む。
ステップS45では、ZoneBにショットノイズがなかった場合にはステップS41で受信したNMR信号に基づいて、ZoneBにショットノイズがありこれを補正した場合には、ステップS44で補正されたNMR信号に基づいて画像再構成を行う。得られた画像はディスプレイ20に表示される。
このようにすることで、正確にショットノイズを検出し、検出したショットノイズをNMR信号から除去する、或いはショットノイズの存在をユーザに報知することができる。従って、適切にノイズを低減させることができ、取得する画像の画質を向上させることができる。
1・・・中央処理装置(CPU)、2・・・静磁場発生部、3・・・傾斜磁場発生部、4・・・シーケンサ、5・・・送信部、6・・・受信部、7・・・ノイズ測定部、8・・・信号処理部、9・・・傾斜磁場コイル、10・・・傾斜磁場電源、11・・・高周波発振器、12・・・変調器、13・・・高周波増幅器、14a,14b・・・高周波コイル、15・・・信号増幅器、16・・・直交位相検波器、17・・・A/D変換器、18・・・記憶装置、19・・・外部記憶装置、20・・・ディスプレイ、23・・・入力部、25・・・操作部、210・・・ノイズ測定アンテナ、211・・・増幅器、31・・・ノイズ判定部、32・・・ノイズ除去部、33・・・報知部

Claims (10)

  1. 静磁場中に載置された被検体に高周波磁場パルスを送信する送信部と、
    前記静磁場に傾斜磁場を印加する傾斜磁場発生部と、
    前記高周波磁場パルス及び傾斜磁場が印加されたことにより前記被検体から発生する核磁気共鳴信号を受信する受信部と、
    前記核磁気共鳴信号と同時にノイズを測定するノイズ測定アンテナと、
    前記磁気共鳴信号に基づいて画像を再構成する画像再構成部と、
    前記ノイズ測定アンテナによって測定されたノイズの強度が所定の閾値を超えた場合に、当該ノイズをショットノイズと判定するノイズ判定部と、
    を備え、
    前記ノイズ判定部が、前記ショットノイズが存在する場合に再撮影を行って核磁気共鳴信号を再度取得させることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記ノイズ判定部は、前記ショットノイズが前記核磁気共鳴信号を配置するk空間の予め定めた位置に存在する場合に、再撮影を行って核磁気共鳴信号を再度取得させる請求項1記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記ショットノイズが存在する場合に、該ショットノイズが存在する旨をユーザに報知する報知部を備えた請求項1記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記報知部が、前記画像を表示させる表示部に、前記ショットノイズが存在する旨を表示させる請求項3記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記ノイズ測定アンテナが、電界を検知するアンテナである請求項1記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記ノイズ測定アンテナが、前記静磁場中に置かれた被検体の撮影対象における水素原子核の共鳴周波数の2倍以上の周波数成分を含むノイズを受信し測定する請求項1記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 静磁場中に載置された被検体に高周波磁場パルスを送信する送信部と、
    前記静磁場に傾斜磁場を印加する傾斜磁場発生部と、
    前記高周波磁場パルス及び傾斜磁場が印加されたことにより前記被検体から発生する核磁気共鳴信号を受信する受信部と、
    前記核磁気共鳴信号と同時にノイズを測定するノイズ測定アンテナと、
    前記磁気共鳴信号に基づいて画像を再構成する画像再構成部と、
    を備え、
    前記ノイズ測定アンテナが、前記静磁場中に置かれた被検体の撮影対象における水素原子核の共鳴周波数の2倍以上の周波数成分を含むノイズを受信し測定するアンテナであることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  8. 前記ノイズ測定アンテナによって測定されたノイズの強度が所定の閾値を超えた場合に、当該ノイズをショットノイズと判定するノイズ判定部をさらに備えた請求項7記載の磁気共鳴イメージング装置。
  9. 前記ノイズ判定部によりショットノイズと判定されたノイズが存在する場合に、前記核磁気共鳴信号から前記ショットノイズを除去するノイズ除去部を備え、
    前記画像再構成部が、前記ショットノイズが除去された前記核磁気共鳴信号に基づいて画像を再構成する請求項8記載の磁気共鳴イメージング装置。
  10. 前記ノイズ除去部が、前記ノイズ判定部によりショットノイズと判定されたノイズが発生した時刻に対応する前記核磁気共鳴信号を予め定めた値に置換することによりノイズを除去する請求項9記載の磁気共鳴イメージング装置。
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