JP7051421B2 - ウェーハの加工方法および貼り合わせウェーハの加工方法 - Google Patents

ウェーハの加工方法および貼り合わせウェーハの加工方法 Download PDF

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Description

本発明は、ウェーハの加工方法および2枚以上のウェーハを貼り合わせた貼り合わせウェーハの加工方法に関する。
ウェーハなど被加工物の外周縁(エッジ部分)に環状の面取り部と結晶方位を示すノッチとを有し、表面にデバイスが形成されたウェーハを研削してウェーハを薄化させると、研削された一方のウェーハの面取り部分がナイフ状のシャープエッジとなりウェーハが欠けやすくなる。また、2枚以上のウェーハを接着剤や酸化膜で貼り合わせて構成される貼り合わせウェーハを薄化する場合、一方のウェーハを研削して薄化させると、研削された一方のウェーハの面取り部分がナイフ状のシャープエッジとなりウェーハが欠けやすくなる。この問題の対策として、一方のウェーハの外周縁の面取りされた部分を研削して除去する加工(エッジトリミング)を施したのちに、研削して所望の薄化仕上げすることにより、シャープエッジが形成されないため、一方のウェーハが欠けなくなる(例えば、下記の特許文献1を参照)。
特許第5840003号公報
ウェーハから多くのデバイスを得るために、デバイスをウェーハの外周縁近くまで形成しておき、ウェーハの外周縁からデバイスが形成された領域に至らない小さい幅で環状に面取り部分を除去したいが、面取り分を除去する幅が小さいとノッチが小さく残ってしまう。そのため、かかるウェーハを研削して薄仕上げすると、残ったノッチ部分でシャープエッジが形成されて、ウェーハに欠けが発生する。また、貼り合わせウェーハを薄仕上げ研削するとノッチ部分の面取りによってノッチ部分から剥がれが生じるおそれがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、ウェーハおよび貼り合わせウェーハを薄化してもウェーハの外周縁に欠けが発生することがないようにすることを目的としている。
本発明は、外周縁に環状に形成された面取り部と、外周縁の一か所に形成され結晶方位を示すノッチと、一方の面に分割予定ラインによって区画された領域に形成されたデバイスとを備える第1のウェーハと第2のウェーハとの該一方の面を向かい合わせた貼り合わせウェーハの該第1のウェーハの他方の面を研削して該第1のウェーハを薄化する貼り合わせウェーハの加工方法であって、該貼り合わせウェーハの該第2のウェーハを保持テーブルで保持して回転させ、貼り合わせウェーハの外周縁から該デバイスが形成された領域に至らず該ノッチをわずかに残す幅で、該他方の面から少なくとも第1のウェーハの厚さと同じ深さに砥石を切り込ませ該第1のウェーハの該面取り部を除去する貼り合わせウェーハ第1研削工程と、該貼り合わせウェーハ第1研削工程で残った該ノッチを該第1のウェーハの上方から円板状砥石を切り込ませることによって除去し、底が円弧状の溝を形成する貼り合わせウェーハ第2研削工程と、該貼り合わせウェーハの該第1のウェーハの該他方の面を該砥石で研削して該第1のウェーハを薄化する貼り合わせウェーハ第3研削工程とを備える。
上記貼り合わせウェーハ第2研削工程では、上記貼り合わせウェーハの外周縁より外側で、上記貼り合わせウェーハ第1研削工程で切り込ませた上記砥石の切り込み深さと同じ深さに該砥石の先端を位置づけた後、上記保持テーブルと該砥石とを相対的に該保持面方向で上記分割予定ラインに平行に移動させ該貼り合わせウェーハ第1研削工程で上記第1のウェーハの外周縁に残った上記ノッチを除去することができる。
上記貼り合わせウェーハ第1研削工程では、上記第1のウェーハの厚さ以上で上記第2のウェーハの一方の面から所定の深さに上記砥石を切り込ませ該第2のウェーハの面取り部を環状に研削することができる。
上記貼り合わせウェーハ第2研削工程では、上記貼り合わせウェーハの外周縁より外側で、上記貼り合わせウェーハ第1研削工程で切り込ませた上記砥石の切り込み深さと同じ深さに該砥石の先端を位置づけた後、上記保持テーブルと該砥石とを相対的に該保持面方向で上記分割予定ラインに平行に移動させ該貼り合わせウェーハ第1研削工程で上記第1のウェーハの外周縁に残った上記ノッチを除去することができ、貼り合わせウェーハの第1のウェーハを仕上げ厚みに薄化する際に、第1のウェーハに欠けが発生することがないし、研削中に第1のウェーハと第2のウェーハとが剥がれることもない。
上記貼り合わせウェーハ第2研削工程では、上記貼り合わせウェーハの外周縁より外側で、上記貼り合わせウェーハ第1研削工程で切り込ませた上記砥石の切り込み深さと同じ深さに該砥石の先端を位置づけた後、上記保持テーブルと該砥石とを相対的に該保持面方向で上記分割予定ラインに平行に移動させ該貼り合わせウェーハ第1研削工程で上記第1のウェーハの外周縁に残った上記ノッチを除去することができ、貼り合わせウェーハの第1のウェーハを仕上げ厚みに薄化する際に、第1のウェーハに欠けが発生することがないし、研削中に第1のウェーハと第2のウェーハとが剥がれることもない。
上記貼り合わせウェーハ第1研削工程では、上記第1のウェーハの厚さ以上で上記第2のウェーハの一方の面から所定の深さに上記砥石を切り込ませ第2のウェーハの面取り部を環状に研削するように構成したため、第1のウェーハの面取り部を完全に除去してから貼り合わせウェーハ第2研削工程を実施することが可能となる。
(a)は、ウェーハの構成を示す斜視図である。(b)は、ウェーハの構成 を示す側面図である。 ウェーハ第1研削工程を開始する状態を示す断面図である。 ウェーハ第1研削工程の実施状態を示す断面図である。 ウェーハ第2研削工程を開始する状態を示す断面図である。 ウェーハ第2研削工程の実施状態をX軸方向側から見た断面図である。 ウェーハ第3研削工程の実施状態を示す断面図である。 ウェーハ第3研削工程を実施した後のウェーハを示す断面図である。 貼り合わせウェーハの構成を示す側面図である。 貼り合わせウェーハ第1研削工程を開始する状態を示す断面図である。 貼り合わせウェーハ第1研削工程の実施状態を示す断面図である。 貼り合わせウェーハ第2研削工程を開始する状態を示す断面図である。 貼り合わせウェーハ第2研削工程の実施状態をX軸方向側から見た断面図 である。 貼り合わせウェーハ第2研削工程の実施状態をY軸方向側から見た断面図 である。 (a)は、貼り合わせウェーハ第2研削工程を実施した後の貼り合わせウ ェーハを示す平面図である。(b)は、貼り合わせウェーハ第2研削工程を実施した 後の貼り合わせウェーハを示す断面図である。 貼り合わせウェーハ第3研削工程の実施状態を示す断面図である。 貼り合わせウェーハ第3研削工程を実施した後の貼り合わせウェーハを示 す断面図である。 貼り合わせウェーハ第2研削工程の変形例であり、貼り合わせウェーハの 外周縁の外側に砥石を位置づけた状態を示す平面図である。 貼り合わせウェーハ第2研削工程の変形例の実施状態を示す断面図である 。 (a)は、貼り合わせウェーハ第2研削工程の変形例を実施した後の貼り 合わせウェーハを示す平面図である。(b)は、貼り合わせウェーハ第2研削工程の 変形例を実施した後の貼り合わせウェーハを示す断面図である。 (a)は、第3のウェーハ及び第4のウェーハの構成を示す平面図である 。(b)は、第3のウェーハ及び第4のウェーハの構成を示す側面図である。 ウェーハ第4研削工程を開始する状態を示す断面図である。 ウェーハ第4研削工程の実施状態を示す断面図である。 ウェーハ第5研削工程を開始する状態を示す断面図である。 ウェーハ第5研削工程の実施状態をX軸方向側から見た断面図である。 ウェーハ第5研削工程の実施状態をY軸方向側から見た断面図である。 ウェーハ第5研削工程の変形例の実施状態をY軸方向側から見た断面図で ある。 貼り合わせ工程を示す側面図である。 貼り合わせウェーハ研削工程を示す断面図である。 貼り合わせウェーハ研削工程を実施した後の貼り合わせウェーハを示す断 面図である。
1 ウェーハの加工方法
図1(a)に示すウェーハWは、円形板状の被加工物の一例であって、外周縁に環状に形成された面取り部Cと、外周縁の一か所に形成され結晶方位を示すノッチNと、一方の面Waに分割予定ラインSによって区画された複数の領域に形成されたデバイスDとを備えている。図1(b)に示すように、面取り部Cは、甲丸面状に形成されている。一方の面Waと反対側の他方の面Wbが砥石などにより研削される被加工面となっている。以下では、ウェーハWの他方の面Wbを研削して薄化するウェーハの加工方法について説明する。
(1) ウェーハ第1研削工程
図2に示すように、ウェーハWを保持テーブル10で保持し、保持テーブル10の上方側に配設された研削手段20によってウェーハWの面取り部Cを研削する。保持テーブル10は、凹部を有する枠体の内部に嵌合されたポーラス板11を備えている。ポーラス板11の上面がウェーハWを吸引保持する保持面11aとなっている。保持テーブル10には、図示しない吸引源と、保持テーブル10を回転させる回転手段12が接続されている。研削手段20は、水平方向(Y軸方向)の軸心を有する図示しないスピンドルと、スピンドルの先端に装着された砥石21とを少なくとも備えている。研削手段20には、研削手段20を鉛直方向(Z軸方向)に昇降させる昇降手段22と、研削手段20を水平方向(Y軸方向)に移動させるY軸方向移動手段23とが接続されている。
ウェーハWを保持テーブル10に載置して、図示しない吸引源の作動により保持面11aでウェーハWの他方の面Wbを吸引保持する。Y軸方向移動手段23は、研削手段20を例えば+Y方向に移動させ、図3に示すように、ウェーハWの外周縁からデバイスDが形成された領域に至らずノッチNをわずかに残す幅Hに砥石21の位置を合わせる。
研削手段20は、スピンドルが回転することにより、砥石21を例えば矢印A方向に回転させつつ、昇降手段22により砥石21を例えば-Z方向に下降させることにより、回転する砥石21の先端21aを所定の切り込み深さP1まで切り込ませ、回転手段12が保持テーブル10を例えば矢印R方向に少なくとも1回転させることで、ウェーハWの面取り部Cを環状に研削して除去する。これにより、ウェーハWの全周には環状の溝2が形成され、ノッチNはわずかに残存した状態となる。なお、所定の切り込み深さP1は、特に限定されるものではないが、例えば所望の仕上げ厚みに相当する深さに設定されている。
(2) ウェーハ第2研削工程
図4に示すように、保持テーブル10の回転を停止させ、ウェーハ第1研削工程で残ったノッチNを砥石21で除去する。具体的には、昇降手段22によって砥石21を例えば+Z方向に上昇させて砥石21を貼り合わせウェーハ1から離反する方向に退避させてから、例えばY軸方向移動手段23により砥石21を例えば+Y方向に移動させ、ウェーハWのノッチNを除去できるノッチNの真上の位置に位置づける。続いて、図5に示すように、砥石21を例えば矢印A方向に回転させながら、昇降手段22によって例えば-Z方向に下降させて、砥石21の先端21aを切り込み深さP1に至るまで切り込ませる。回転する砥石21の研削動作のみによってウェーハWの外周縁を削っていき、ウェーハ第1研削工程で残ったノッチNを除去する。ノッチNが除去されると、ウェーハWには、砥石21の外形に沿った円弧状の溝(図示せず)が形成される。
(3) ウェーハ第3研削工程
図6に示すように、研削手段30を用いてウェーハWの他方の面Wbを所定の仕上げ厚みに薄化する。研削手段30は、鉛直方向(Z軸方向)の軸心を有するスピンドルと、スピンドルの下端に装着された研削ホイール31と、研削ホイール31の下部に環状に固着された砥石32とを備えている。研削手段30には、図示していないが、昇降手段が接続されており、昇降手段によって研削ホイール31を回転させながら研削手段30の全体を昇降させることができる。
ウェーハWの表面Waに保護テープTを貼着し、保護テープT側を保持テーブル10に載置し、図示しない吸引源の作動により保持面11aでウェーハWを吸引保持する。回転手段12によって、保持テーブル10を例えば矢印R方向に回転させるとともに、スピンドルが回転し研削ホイール31を例えば矢印R方向に回転させながら、研削ホイール31を保持テーブル10に接近する-Z方向に下降させる。回転しながら下降する砥石32でウェーハWの他方の面Wbを押圧しながら研削して、図7に示すように、ウェーハWを所定の仕上げ厚みに達するまで薄化する。そして、ウェーハWの環状の溝2がなくなるまで研削することにより、所望の仕上げ厚みのウェーハWを形成することができる。
このように、本発明のウェーハの加工方法は、ウェーハ第1研削工程とウェーハ第2研削工程とを実施することにより、ウェーハWの外周縁に形成されたノッチNを除去してからウェーハ第3研削工程を実施するように構成したため、ウェーハWを仕上げ厚みに薄化する際に、ウェーハWの外周縁にシャープエッジが形成されることがなくなり、ウェーハWに欠けが発生することがなくなる。
2 貼り合わせウェーハの加工方法の第1例
図8に示す第1のウェーハW1及び第2のウェーハW2は、円形板状の被加工物の一例であって、外周縁に環状に形成された面取り部Cと、外周縁の一か所に形成され結晶方位を示すノッチNと、一方の面W1a,W2aに分割予定ラインSによって区画された複数の領域に形成されたデバイスDとをそれぞれ備えている。面取り部Cは、甲丸面状に形成されている。一方の面W1a,W2aと反対側の他方の面W1b,W2bが砥石などにより研削される被加工面となっている。
上記した2枚のウェーハを貼り合わせるために、第1のウェーハW1の一方の面W1aと第2のウェーハW2の一方の面W2aとを向かい合わせて例えば接着剤や酸化膜を介して第1のウェーハW1と第2のウェーハW2とを固定する。これにより、他方の面W1b,W2bが外側に露出した状態で貼り合わせウェーハ1を形成することができる。以下では、貼り合わせウェーハ1のうち、第1のウェーハW1の他方の面W1bを研削して第1のウェーハW1を薄化する貼り合わせウェーハの加工方法について説明する。
(1)貼り合わせウェーハ第1研削工程
図9に示すように、貼り合わせウェーハ1の第2のウェーハW2側を保持テーブル10で保持し、保持テーブル10の上方側に配設された研削手段20によって第1のウェーハW1の面取り部Cを研削する。具体的には、貼り合わせウェーハ1の第2のウェーハW2を保持テーブル10に載置して、図示しない吸引源の作動により保持面11aで第2のウェーハW2の他方の面W2bを吸引保持する。Y軸方向移動手段23は、研削手段20を例えば+Y方向に移動させ、図10に示すように、貼り合わせウェーハ1の外周縁からデバイスDが形成された領域に至らずノッチNをわずかに残す幅Hに砥石21の位置を合わせる。
研削手段20は、スピンドルが回転することにより、砥石21を例えば矢印A方向に回転させつつ、昇降手段22により砥石21を例えば-Z方向に下降させることにより、回転する砥石21の先端21aを例えば第1のウェーハW1の厚みと同じ切り込み深さP2まで切り込ませ、回転手段12が保持テーブル10を例えば矢印R方向に少なくとも1回転させることで、第1のウェーハW1の面取り部Cを環状に研削して除去する。
また、砥石21の切り込み深さは、特に限定されず、第1のウェーハW1の厚さ以上の深さでもよい。本実施形態に示す貼り合わせウェーハ第1研削工程では、砥石21の先端21aを第1のウェーハW1の厚さ以上で第2のウェーハW2の一方の面W2aから所定の切り込み深さP3まで切り込ませており、その状態で回転手段12が保持テーブル10を例えば矢印R方向に少なくとも1回転させることで、第1のウェーハW1の面取り部Cとともに第2のウェーハW2の面取り部Cを環状に研削する。これにより、第1のウェーハW1の面取り部Cを完全に除去することができるとともに、第2のウェーハW2の面取り部Cを部分的に除去することができる。そして、貼り合わせウェーハ1の全周には環状の溝3が形成され、ノッチNはわずかに残存した状態となる。
(2)貼り合わせウェーハ第2研削工程
次に、貼り合わせウェーハ第1研削工程で残ったノッチNを砥石21を用いて除去する。具体的には、図11に示すように、昇降手段22によって砥石21を例えば+Z方向に上昇させて砥石21を貼り合わせウェーハ1から離反する方向に退避させてから、例えばY軸方向移動手段23により砥石21を例えば+Y方向に移動させ、第1のウェーハW1のノッチNを完全に取り除くことができるノッチNの真上の位置に位置づける。続いて、図12に示すように、砥石21を例えば矢印A方向に回転させながら、昇降手段22によって例えば-Z方向に下降させて、砥石21の先端21aを例えば切り込み深さP3に至るまで切り込ませる。
このとき、図13に示すように、保持テーブル10の回転は停止しており、回転する砥石21の研削動作のみによって貼り合わせウェーハ1の外周縁を削っていき、貼り合わせウェーハ第1研削工程で残った第1のウェーハW1のノッチNを完全に除去する。ノッチNが除去されると、図14(a)及び(b)に示すように、貼り合わせウェーハ1には、砥石21の外形に沿った円弧状の溝4が形成される。なお、本実施形態に示す貼り合わせウェーハ第2研削工程では、砥石21を切り込み深さP3に至るまで切り込ませて研削するため、第2のウェーハW2のノッチNも部分的に除去されている。
(3)貼り合わせウェーハ第3研削工程
図15に示すように、研削手段30を用いて貼り合わせウェーハ1の第1のウェーハW1の他方の面Wbを所定の仕上げ厚みに薄化する。回転手段12によって、保持テーブル10を例えば矢印R方向に回転させるとともに、スピンドルが回転し研削ホイール31を例えば矢印R方向に回転させながら、研削ホイール31を保持テーブル10に接近する-Z方向に下降させる。回転しながら下降する砥石32で第1のウェーハW1の他方の面W1bを押圧しながら研削して、図16に示すように、第1のウェーハW1を所定の仕上げ厚みに達するまで薄化する。
このように、本発明の貼り合わせウェーハの加工方法の第1例は、貼り合わせウェーハ第1研削工程と貼り合わせウェーハ第2研削工程とを実施することにより、第1のウェーハW1のノッチNを完全に除去してから貼り合わせウェーハ第3研削工程を実施するように構成したため、貼り合わせウェーハ1の第1のウェーハW1を仕上げ厚みに薄化する際に、第1のウェーハW1の外周縁にシャープエッジが形成されることがなくなり、第1のウェーハW1に欠けが発生することがなくなる。また、貼り合わせウェーハ第3研削工程を実施中に第1のウェーハW1と第2のウェーハW2とが剥がれることもない。したがって、第1のウェーハW1の外周縁に欠けのない良好な貼り合わせウェーハ1を取得することができる。
上記した貼り合わせウェーハ第2研削工程では、保持テーブル10の回転を停止した状態で、回転する砥石21の研削動作のみによって第1のウェーハW1のノッチNを除去したが、かかる除去の仕方に限定されない。図17~図19を参照しながら上記貼り合わせウェーハ第2研削工程の変形例について説明する。図17に示す貼り合わせウェーハ1Aは、上記した貼り合わせウェーハ第1研削工程が施されており、貼り合わせウェーハ1Aの全周には環状の溝3が形成され、ノッチNはわずかに残存した状態となっているものとする。なお、ウェーハの径方向においてわずかに残存したノッチNの幅を砥石の幅より小さくするとよい。
図17に示すように、例えば、貼り合わせウェーハ1Aの外周縁より外側(図示の例では-X方向側)に砥石21を位置づける。このとき、砥石21が回転する方向とX軸方向に向く分割予定ラインSの向きとを平行しておく。次いで、図18に示すように、上記貼り合わせウェーハ第1研削工程で砥石21を切り込ませた切り込み深さP3と同じ深さ位置(溝3の底部)に砥石21の先端21aを位置づける。図示の例における保持テーブル10の下方には、保持テーブル10をX軸方向に移動させるX軸ベース130と、図示しないガイドレールとボールネジとを少なくとも備えるX軸方向移動手段13が接続されている。
X軸方向移動手段13によって保持テーブル10を例えば-X方向に移動させることで、保持テーブル10と砥石21とを相対的に保持面方向で分割予定ラインSに平行に移動させ、第1のウェーハW1の外周縁を砥石21で直線状に削っていき、貼り合わせウェーハ第1研削工程で残った第1のウェーハW1のノッチNを完全に除去する。ノッチNが除去されると、図19(a)及び(b)に示すように、貼り合わせウェーハ1Aの外周縁には、直線状の切り欠き部5が形成される。その後は、上記した貼り合わせウェーハ第3研削工程を実施する。このように、貼り合わせウェーハ第2研削工程の変形例によっても第1のウェーハW1のノッチNを除去できるため、第1のウェーハW1を仕上げ厚みに薄化する際に、第1のウェーハW1に欠けが発生することがないし、第1のウェーハW1と第2のウェーハW2とが剥がれることもない。
2 貼り合わせウェーハの加工方法の第2例
図20(a)に示す第3のウェーハW3及び第4のウェーハW4は、外周縁に環状に形成された面取り部Cと、外周縁の一か所に形成され結晶方位を示すノッチNと、一方の面W3a,W4aに分割予定ラインSにより区画された複数の領域に形成されたデバイスDとをそれぞれ備えている。また、図20(b)に示すように、一方の面W3a,W4aと反対側の面が砥石などにより研削される他方の面W3b,W4bとなっている。以下では、貼り合わせウェーハの加工方法の第2例について説明する。なお、図20では、第3のウェーハW3のみを図示したが、第4のウェーハW4は第3のウェーハW3と同様の構成であるため省略している。
(1)ウェーハ第4研削工程
図21に示すように、第3のウェーハW3を保持テーブル10で保持し、研削手段20によって第3のウェーハW3の面取り部Cを研削する。具体的には、第3のウェーハW3を保持テーブル10に載置して、図示しない吸引源の作動により保持面11aで第3のウェーハW3の他方の面W3bを吸引保持する。Y軸方向移動手段23は、研削手段20を例えば+Y方向に移動させ、図22に示すように、第3のウェーハW3の外周縁からデバイスDが形成された領域に至らずノッチNをわずかに残す幅Hに砥石21の位置を合わせる。
研削手段20は、スピンドルが回転することにより、砥石21を例えば矢印A方向に回転させつつ、昇降手段22により砥石21を例えば-Z方向に下降させることにより、回転する砥石21の先端21aを例えば所定の切り込み深さP4まで切り込ませ、回転手段12が保持テーブル10を例えば矢印R方向に少なくとも1回転させることで、第3のウェーハW3の面取り部Cを環状に研削して除去する。そして、第3のウェーハW3の全周には環状の溝6が形成され、ノッチNはわずかに残存した状態となる。なお、所定の切り込み深さP4は、特に限定されるものではないが、例えば所望の仕上げ厚みに相当する深さに設定されている。
(2)ウェーハ第5研削工程
次に、ウェーハ第4研削工程で残ったノッチNを砥石21を用いて除去する。具体的には、図23に示すように、昇降手段22によって砥石21を例えば+Z方向に上昇させて砥石21を第3のウェーハW3から離反する方向に退避させてから、例えばY軸方向移動手段23により砥石21を例えば+Y方向に移動させ、第3のウェーハW3のノッチNを除去できるノッチNの真上の位置に位置づける。次いで、図24に示すように、砥石21を例えば矢印A方向に回転させながら、昇降手段22によって例えば-Z方向に下降させて、砥石21の先端21aを例えば切り込み深さP4に至るまで切り込ませる。このとき、図25に示すように、保持テーブル10の回転は停止しており、回転する砥石21の研削動作のみによって第3のウェーハW3の外周縁を削っていき、第3のウェーハW3のノッチNを除去する。ノッチNが除去されると、第3のウェーハW3には、砥石21の外形に沿った円弧状の溝(図示せず)が形成される。
上記したウェーハ第5研削工程では、保持テーブル10の回転を停止した状態で、回転する砥石21の研削動作のみによって第3のウェーハW3のノッチNを除去したが、かかる除去の仕方に限定されない。図26を参照しながらウェーハ第5研削工程の変形例について説明する。例えば、第3のウェーハW3の外周縁より外側(図示の例では-X方向側)に砥石21を位置づけ、上記ウェーハ第4研削工程で砥石21を切り込ませた切り込み深さP4と同じ深さ位置(溝6の底部)に砥石21の先端21aを位置づける。X軸方向移動手段13によって保持テーブル10を例えば-X方向に移動させることで、保持テーブル10と砥石21とを相対的に保持面方向で分割予定ラインSに平行に移動させ、第3のウェーハW3の外周縁を砥石21で直線状に削っていき、ウェーハ第4研削工程で残った第3のウェーハW3のノッチNを除去する。ノッチNが除去されると、第3のウェーハW3の外周縁には、直線状の切り欠き部(図示せず)が形成される。ウェーハ第5研削工程の変形例によっても、後述する貼り合わせウェーハ研削工程を実施する際に、第3のウェーハW3に欠けが発生することがないし、第3のウェーハW3と第4のウェーハW4とが剥がれることもない。
(3)貼り合わせ工程
図27に示すように、第3のウェーハW3の一方の面W3aと第4のウェーハW4の一方W4aとを向かい合わせて例えば接着剤や酸化膜を介して第3のウェーハW3と第4のウェーハW4とを固定する。これにより、他方の面W3b,W4bが外側に露出した状態で貼り合わせウェーハ1Bを形成することができる。
(4)貼り合わせウェーハ研削工程
図28に示すように、研削手段30を用いて貼り合わせウェーハ1Bの第3のウェーハW3の他方の面W3bを所定の仕上げ厚みに薄化する。具体的には、貼り合わせウェーハ1Bの第4のウェーハW4を保持テーブル10に載置し、図示しない吸引源の作動により保持面11aで第4のウェーハW4の他方の面W4bを吸引保持する。回転手段12によって、保持テーブル10を例えば矢印R方向に回転させるとともに、スピンドルが回転し研削ホイール31を例えば矢印R方向に回転させながら、研削ホイール31を保持テーブル10に接近する-Z方向に下降させる。回転しながら下降する砥石32で第3のウェーハW3の他方の面W3bを押圧しながら研削して、図29に示すように、第3のウェーハW3を所定の仕上げ厚みに達するまで薄化する。貼り合わせウェーハの加工方法の第2例では、貼り合わせウェーハ1Bの環状の溝6がなくなるまで研削することにより、所望の貼り合わせウェーハ1Bを形成することができる。
このように、本発明の貼り合わせウェーハの加工方法の第2例は、ウェーハ第4研削工程とウェーハ第5研削工程とを実施することにより、第3のウェーハW3のノッチNを除去してから、貼り合わせ工程及び貼り合わせウェーハ研削工程を実施するように構成したため、貼り合わせウェーハ1Bの第3のウェーハW3を仕上げ厚みに薄化する際に、第3のウェーハW3の外周縁にシャープエッジが形成されることがなく、第3のウェーハW3に欠けが発生することがなくなり、貼り合わせウェーハ研削工程の実施中に第3のウェーハW3と第4のウェーハW4とが剥がれることもない。したがって、第3のウェーハW3の外周縁に欠けのない良好な貼り合わせウェーハ1Bを取得することができる。
なお、本実施形態に示した貼り合わせウェーハ1,1A及び1Bは、2枚のウェーハを貼り合わせて構成したが、かかる構成に限られず、貼り合わせるウェーハの枚数は2枚以上でもよい。
1,1A,1B:貼り合わせウェーハ 2,3,4:溝 5:切り欠き部
6:溝
10:保持テーブル 11:ポーラス板 11a:保持面 12:回転手段
13:X軸方向移動手段
20:研削手段 21:砥石 22:昇降手段 23:Y軸方向移動手段
30:研削手段 31:研削ホイール 32:砥石

Claims (3)

  1. 外周縁に環状に形成された面取り部と、外周縁の一か所に形成され結晶方位を示すノッチと、一方の面に分割予定ラインによって区画された領域に形成されたデバイスとを備える第1のウェーハと第2のウェーハとの該一方の面を向かい合わせた貼り合わせウェーハの該第1のウェーハの他方の面を研削して該第1のウェーハを薄化する貼り合わせウェーハの加工方法であって、
    該貼り合わせウェーハの該第2のウェーハを保持テーブルで保持して回転させ、貼り合わせウェーハの外周縁から該デバイスが形成された領域に至らず該ノッチをわずかに残す幅で、該他方の面から少なくとも第1のウェーハの厚さと同じ深さに砥石を切り込ませ該第1のウェーハの該面取り部を除去する貼り合わせウェーハ第1研削工程と、
    該貼り合わせウェーハ第1研削工程で残った該ノッチを該第1のウェーハの上方から円板状砥石を切り込ませることによって除去し、底が円弧状の溝を形成する貼り合わせウェーハ第2研削工程と、
    該貼り合わせウェーハの該第1のウェーハの該他方の面を砥石で研削して該第1のウェーハを薄化する貼り合わせウェーハ第3研削工程とを備える、貼り合わせウェーハの加工方法。
  2. 前記貼り合わせウェーハ第2研削工程では、前記貼り合わせウェーハの外周縁より外側で、前記貼り合わせウェーハ第1研削工程で切り込ませた前記砥石の切り込み深さと同じ深さに該砥石の先端を位置づけた後、前記保持テーブルと該砥石とを相対的に保持面方向で前記分割予定ラインに平行に移動させ該貼り合わせウェーハ第1研削工程で前記第1のウェーハの外周縁に残った前記ノッチを除去する請求項1記載の貼り合わせウェーハの加工方法。
  3. 前記貼り合わせウェーハ第1研削工程では、前記第1のウェーハの厚さ以上で前記第2のウェーハの一方の面から所定の深さに前記砥石を切り込ませ該第2のウェーハの面取り部を環状に研削する請求項1記載の貼り合わせウェーハの加工方法。
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