JP7050571B2 - 遠心式ファン - Google Patents
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Description
回転軸に対して複数の翼片が放射状に配置された羽根車と、前記羽根車を回転可能な状態で収容すると共に、前記羽根車の回転軸の一端側の方向に吸気口が形成された本体ケーシングと、該本体ケーシングの外部から前記羽根車を駆動する電動モーターと、前記本体ケーシングの外周側面に接続されて、前記羽根車が回転すると、下流端に形成された送風口から空気が吹き出される送風通路とを備える遠心式ファンにおいて、
前記本体ケーシングは、前記羽根車の外周と、該羽根車の外周に向き合う内周壁面との間の隙間が、前記羽根車の回転方向に向かって広くなる形状に形成されたスクロールケーシングであり、
前記送風通路は、
前記羽根車と前記本体ケーシングとの間の前記隙間から前記内周壁面の接線方向に連続して形成され、前記送風口よりも小さな通路面積のままで延設された延設通路部と、
前記延設通路部の下流に接続されて、前記通路面積が前記送風口の大きさに拡大する拡大通路部と
を備えており、
前記拡大通路部には、前記送風通路の外側から前記送風通路の内側に空気を取り入れる空気取入口が形成されている
ことを特徴とする。
図1は、本実施例の遠心式ファン100の大まかな構造を示す説明図である。図1(a)には、遠心式ファン100の外観形状が示されている。図示されるように、本実施例の遠心式ファン100は、略円筒形状の本体ケーシング102の内部に、後述する羽根車が収納されており、本体ケーシング102の外部に設けた電動モーター104によって羽根車が回転するようになっている。電動モーター104は、本体ケーシング102の底面側に装着されており、本体ケーシング102の上面側には、本体ケーシング102内に空気を取り込むための吸気口103が形成されている。更に、本体ケーシング102の周側面からは接線方向に送風通路105が延設されている。この送風通路105の通路面積は、遠心式ファン100が取り付けられる機器200(たとえば燃焼装置など)の送風通路201の通路面積に合わせて、通路の途中で拡大されている。そして、本実施例の遠心式ファン100では、送風通路105の通路面積が拡大されている箇所に、外側から空気を送風通路105内に取り入れるための空気取入口106a、106bが形成されている。尚、以下では、空気取入口106a、106bを併せて、単に空気取入口106と称することがある。
上述した本実施例では、送風通路105から送風するときの送風圧力Pが高くなると空気取入口106から空気が逆流して送風通路105外に漏れ出してしまうため、送風圧力Pが閾値圧力Ptを超えない条件で使用する必要があった。しかし、空気取入口106から空気が逆流しないような工夫を加えれば、送風圧力Pが閾値圧力Ptを超えるような条件でも使用することが可能となる。
上述した第1変形例の遠心式ファン100では、空気取入口106から流出しようとする空気の流れによって逆止弁110を変形させ、その結果、空気取入口106が閉鎖されることによって、空気取入口106から空気が逆流することを防止した。また、羽根車101が回転して送風通路105内で負圧が発生した場合には、空気取入口106を閉鎖していた(あるいは半開き状態としていた)逆止弁110が、空気取入口106から流入する空気の流れによって変形することによって、空気取入口106が開放される。しかし、空気の流れを利用して、空気取入口106の開放状態と閉鎖状態とを切り換えるのではなく、電力を利用して、空気取入口106の開放状態と閉鎖状態とを切り換えるようにしても良い。
上述した実施例および各種の変形例では、送風通路105の通路面積が連続的に拡大するものとして説明した。しかし、送風通路105の通路面積は、送風口107に達するまでに拡大していれば十分であり、通路面積が連続的に拡大している必要は無い。
102a…内周壁面、 102b…空気通路、 103…吸気口、
104…電動モーター、 105…送風通路、 105a、b…側壁面、
105c…送風通路、 106(106a、b)…空気取入口、
107…送風口、 110…逆止弁、 120…開閉弁、
121…駆動部、 122s…圧力センサー、 150…制御部、
200…機器、 201…送風通路。
Claims (5)
- 回転軸に対して複数の翼片が放射状に配置された羽根車と、前記羽根車を回転可能な状態で収容すると共に、前記羽根車の回転軸の一端側の方向に吸気口が形成された本体ケーシングと、該本体ケーシングの外部から前記羽根車を駆動する電動モーターと、前記本体ケーシングの外周側面に接続されて、前記羽根車が回転すると、下流端に形成された送風口から空気が吹き出される送風通路とを備える遠心式ファンにおいて、
前記本体ケーシングは、前記羽根車の外周と、該羽根車の外周に向き合う内周壁面との間の隙間が、前記羽根車の回転方向に向かって広くなる形状に形成されたスクロールケーシングであり、
前記送風通路は、
前記羽根車と前記本体ケーシングとの間の前記隙間から前記内周壁面の接線方向に連続して形成され、前記送風口よりも小さな通路面積のままで延設された延設通路部と、
前記延設通路部の下流に接続されて、前記通路面積が前記送風口の大きさに拡大する拡大通路部と
を備えており、
前記拡大通路部には、前記送風通路の外側から前記送風通路の内側に空気を取り入れる空気取入口が形成されている
ことを特徴とする遠心式ファン。 - 請求項1に記載の遠心式ファンにおいて、
前記送風通路は、前記本体ケーシングの前記内周壁面から延設された第1通路壁面と、該第1通路壁面に対して向かい合う第2通路壁面とを備えており、
前記空気取入口は、少なくとも前記第1通路壁面に形成されている
ことを特徴とする遠心式ファン。 - 請求項2に記載の遠心式ファンにおいて、
前記空気取入口は、前記第1通路壁面と前記第2通路壁面とに形成されていると共に、前記第1通路壁面に形成された前記空気取入口は、前記第2通路壁面に形成された前記空気取入口よりも、開口面積が大きくなっている
ことを特徴とする遠心式ファン。 - 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載の遠心式ファンにおいて、
前記空気取入口には、前記送風通路の外側から前記送風通路の内側への空気の流入は許容するが、前記送風通路の内側から前記送風通路の外側への空気の流出は許容しない逆止弁が設けられている
ことを特徴とする遠心式ファン。 - 請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載の遠心式ファンにおいて、
前記空気取入口に設けられた開閉弁と、
前記遠心式ファンの運転条件を検出する運転条件検出手段と、
前記運転条件に応じて前記開閉弁を開閉する開閉手段と
を備えることを特徴とする遠心式ファン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018095535A JP7050571B2 (ja) | 2018-05-17 | 2018-05-17 | 遠心式ファン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018095535A JP7050571B2 (ja) | 2018-05-17 | 2018-05-17 | 遠心式ファン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019199846A JP2019199846A (ja) | 2019-11-21 |
JP7050571B2 true JP7050571B2 (ja) | 2022-04-08 |
Family
ID=68612486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018095535A Active JP7050571B2 (ja) | 2018-05-17 | 2018-05-17 | 遠心式ファン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7050571B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007270714A (ja) | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Max Co Ltd | 送風装置 |
US20160146216A1 (en) | 2014-11-25 | 2016-05-26 | Delta Electronics, Inc. | Centrifugal fan |
JP2016141380A (ja) | 2015-02-05 | 2016-08-08 | 株式会社ヴァレオジャパン | 車両空調装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS57200696U (ja) * | 1981-06-17 | 1982-12-20 |
-
2018
- 2018-05-17 JP JP2018095535A patent/JP7050571B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007270714A (ja) | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Max Co Ltd | 送風装置 |
US20160146216A1 (en) | 2014-11-25 | 2016-05-26 | Delta Electronics, Inc. | Centrifugal fan |
JP2016141380A (ja) | 2015-02-05 | 2016-08-08 | 株式会社ヴァレオジャパン | 車両空調装置 |
Also Published As
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JP2019199846A (ja) | 2019-11-21 |
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