JP7046261B2 - 電動機、電動送風機、電気掃除機および手乾燥装置 - Google Patents

電動機、電動送風機、電気掃除機および手乾燥装置 Download PDF

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Description

本発明は、電動機、電動送風機、電気掃除機および手乾燥装置に関する。
電動送風機等に用いられる電動機は、シャフトに取り付けられた回転子と、回転子を回転可能に保持する軸受とを有する(例えば、特許文献1)。
特開平5-284709号公報(図1参照)
電動機をインバータによって駆動すると、高周波誘導により、シャフトに軸電圧と呼ばれる電圧が発生する。軸電圧が大きくなると、軸受に電流が流れ、内輪および外輪の軌道面、並びに転動体の転動面に、電食と呼ばれる損傷が発生する可能性がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、軸受における電食の発生を抑制することを目的とする。
本発明の第1の態様による電動機は、シャフトと、シャフトに取り付けられた回転子と、回転子を囲む固定子と、固定子を収容するフレームと、フレームに取り付けられ、シャフトの軸方向において回転子の一方の側に位置し、シャフトを回転可能に支持する第1の軸受および第2の軸受と、フレームに取り付けられ、軸方向において第1の軸受と第2の軸受との間に位置するスペーサと、軸方向において第1の軸受とスペーサとの間に配置された絶縁性を有するワッシャと、軸方向においてスペーサと第2の軸受との間に配置された予圧部材と、軸方向において予圧部材と第2の軸受との間、または軸方向において予圧部材とスペーサとの間に配置された絶縁部材とを備える。
本発明の第2の態様による電動機は、シャフトと、シャフトに取り付けられた回転子と、回転子を囲む固定子と、固定子を収容するフレームと、フレームに取り付けられ、シャフトの軸方向において回転子の一方の側に位置し、シャフトを回転可能に支持する第1の軸受および第2の軸受と、フレームに取り付けられ、軸方向において第1の軸受と第2の軸受との間に位置するスペーサと、軸方向において第1の軸受とスペーサとの間に配置された絶縁性を有するワッシャと、軸方向においてスペーサと第2の軸受との間に配置された絶縁性を有する予圧部材とを備える。
本発明の第3の態様による電動機は、シャフトと、シャフトに取り付けられた回転子と、回転子を囲む固定子と、固定子を収容するフレームと、フレームに取り付けられ、シャフトの軸方向において回転子の一方の側に位置し、シャフトを回転可能に支持する第1の軸受および第2の軸受と、フレームに取り付けられ、軸方向において第1の軸受と第2の軸受との間に配置された絶縁性を有するスペーサと、軸方向において第1の軸受とスペーサとの間に配置されたワッシャと、軸方向においてスペーサと第2の軸受との間に配置された予圧部材とを備える。
本発明の第4の態様による電動機は、シャフトと、シャフトに取り付けられた回転子と、回転子を囲む固定子と、固定子を収容するフレームと、フレームに取り付けられ、シャフトの軸方向において回転子の一方の側に位置し、シャフトを回転可能に支持する第1の軸受および第2の軸受と、フレームに取り付けられ、軸方向において第1の軸受と第2の軸受との間に位置するスペーサと、シャフトを中心とする径方向においてスペーサとフレームとの間に設けられた絶縁部材と、軸方向において第1の軸受とスペーサとの間に配置されたワッシャと、軸方向においてスペーサと第2の軸受との間に配置された予圧部材とを備える。
本発明の第5の態様による電動機は、シャフトと、シャフトに取り付けられた回転子と、回転子を囲む固定子と、固定子を収容するフレームと、フレームに取り付けられ、シャフトの軸方向において回転子の一方の側に位置し、シャフトを回転可能に支持する第1の軸受および第2の軸受と、フレームに取り付けられ、軸方向において第1の軸受と第2の軸受との間に配置された導電性を有するスペーサと、シャフトに接触するようにスペーサに取り付けられた導電性を有する接触部材と、軸方向において第1の軸受とスペーサとの間に配置された絶縁性を有するワッシャと、軸方向においてスペーサと第2の軸受との間に配置された予圧部材とを備える。
本発明の第6の態様による電動機は、シャフトと、シャフトに取り付けられた回転子と、回転子を囲む固定子と、固定子を収容するフレームと、フレームに取り付けられ、シャフトの軸方向において回転子の一方の側に位置し、シャフトを回転可能に支持する第1の軸受および第2の軸受と、フレームに取り付けられ、軸方向において第1の軸受と第2の軸受との間に位置するスペーサと、軸方向において第1の軸受とスペーサとの間に配置された絶縁性を有するワッシャと、軸方向においてスペーサと第2の軸受との間に配置された予圧部材と、シャフトに接触するようにフレームに取り付けられた導電性を有する接触部材とを備える。
本発明によれば、第1の軸受および第2の軸受を流れる電流を低減し、電食の発生を抑制することができる。
実施の形態1の電動機を有する電動送風機を示す縦断面図である。 実施の形態1の電動機を示す縦断面図である。 電動機に発生する軸電流を説明するための模式図である。 実施の形態1の電動機の他の構成例を示す縦断面図である。 実施の形態2の電動機を示す縦断面図である。 実施の形態3の電動機を示す縦断面図である。 実施の形態4の電動機を示す縦断面図である。 実施の形態4のスペーサおよび絶縁部材を示す斜視図である。 実施の形態5の電動機を示す縦断面図である。 実施の形態5のスペーサおよび接触部材を示す斜視図である。 実施の形態6の電動機を示す縦断面図である。 第1の変形例の電動機の軸受を含む部分を拡大して示す模式図である。 第2の変形例の電動機の軸受を含む部分を拡大して示す模式図である。 各実施の形態および各変形例の電動機が適用可能な電気掃除機を示す図である。 各実施の形態および各変形例の電動機が適用可能な手乾燥装置を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
<電動送風機100の構成>
図1は、実施の形態1の電動送風機100を示す縦断面図である。電動送風機100は、シャフト10を有する電動機1と、シャフト10の先端に取り付けられた羽根車としての動翼5と、動翼5に隣接して配置された静翼6と、動翼5を覆うファンカバー4と、これらを支持する筐体7と、電動機1を制御するための回路基板8とを備える。
以下では、シャフト10の中心軸線である軸線C1の方向を、「軸方向」と称する。また、軸線C1を中心とする周方向を、「周方向」と称する。また、軸線C1を中心とする半径方向を、「径方向」と称する。また、軸方向に平行な断面における断面図を「縦断面図」と称する。
電動機1は、永久磁石同期電動機であり、インバータによって駆動される。電動機1は、シャフト10と、シャフト10に取り付けられた回転子31と、回転子31を囲むように設けられた固定子32と、固定子32を収容するフレーム2と、シャフト10を回転可能に支持する第1の軸受11および第2の軸受12とを有する。
回転子31は、シャフト10に固定された円筒状の回転子鉄心と、この回転子鉄心に埋め込まれた永久磁石とを有する。回転子鉄心は、複数の電磁鋼板を軸方向に積層し、カシメ、溶接または接着等によって一体化したものである。シャフト10は、回転子31から軸方向における一方の側(図1では左側)に突出している。
固定子32は、回転子31を径方向外側から囲むように設けられている。固定子32は、固定子鉄心33と、固定子鉄心33に取り付けられた絶縁部34と、絶縁部34を介して固定子鉄心33に巻き付けられたコイル35とを有する。
固定子鉄心33は、複数の電磁鋼板を軸方向に積層し、カシメ、溶接または接着等により一体化したものである。絶縁部34は、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の熱可塑性樹脂を固定子鉄心33と一体成形し、または熱可塑性樹脂の成形体を固定子鉄心33に取り付けることで形成される。また、絶縁部34は、回路基板8が固定される基板固定部36および回路基板8に当接する基板当接部37を有する。コイル35は、マグネットワイヤを、絶縁部34を介して固定子鉄心33に巻き付けたものである。
フレーム2は、電動機1の外郭をなすものであり、アルミニウム等の金属で構成される。フレーム2は、軸受11,12を収容する軸受収容部21と、固定子32を収容する固定子収容部22とを有する。軸受収容部21および固定子収容部22は、いずれも、軸線C1を中心とする円筒形状を有する。
フレーム2の軸受収容部21は、動翼5に対向する側に、軸方向に直交する壁部21aを有する。壁部21aには、シャフト10を通過させる穴21bが形成されている。軸受収容部21の内側には、シャフト10を支持する第1の軸受11および第2の軸受12が固定されている。
第1の軸受11および第2の軸受12は、軸方向において回転子31の一方の側(図1では左側)に配置されている。すなわち、電動機1は、軸方向において回転子31の一方の側でシャフト10を支持する、片持ち支持構造を有する。第1の軸受11は動翼5側に位置し、第2の軸受12は回転子31側に位置する。
軸方向において第1の軸受11と第2の軸受12との間には、第1の軸受11側から順に、ワッシャ13と、スペーサ14と、予圧部材15と、絶縁部材16とが配置されている。これらについては、後述する。
フレーム2の固定子収容部22の内側には、固定部材により、固定子32が固定されている。固定部材は、図示は省略するが、軸線C1を中心とする周方向に複数設けられている。固定部材を設ける代わりに、固定子収容部22の内周に固定子32の外周を嵌合させてもよい。固定子収容部22は軸受収容部21よりも外径が大きく、軸受収容部21側に壁部22aを有する。壁部22aには、空気を通過させる穴22bが形成されている。
動翼5は、ここでは斜流ファンである。動翼5は、シャフト10に固定されるハブ51と、ハブ51の外周面に形成された複数の羽根52とを有する。動翼5は、軸方向に対して傾斜し、且つ径方向外側に向かう空気の流れを生成する。動翼5は、斜流ファンに限定されるものではなく、例えばターボファンであってもよい。
静翼6は、円板状の主板61と、主板61の動翼5側の面61aに形成された複数の羽根62と、羽根62と反対側の面61bに形成された複数の導風板63とを有する。羽根62および導風板63は、いずれも周方向に等間隔に配列されている。羽根62は、動翼5の回転により径方向外側に向かう空気の流れを整流する作用を有する。導風板63は、羽根62によって整流された空気の流れの一部を径方向内側に案内し、電動機1内に導く作用を有する。
静翼6は、また、主板61の径方向中央部に、円筒状の固定部64を有する。固定部64の内周には、フレーム2の軸受収容部21の先端部が嵌合する。
ファンカバー4は、動翼5を覆うように設けられている。ファンカバー4は、動翼5の径方向中心部に対向する吸入口41を有する。ファンカバー4と動翼5との間には、吸入口41から流入した空気を径方向外側に導く風路が形成される。ファンカバー4は、また、径方向外側に外周壁42を有し、この外周壁42は筐体7に固定されている。
筐体7は、径方向内側から順に、第1のフレーム支持部71と、第2のフレーム支持部72と、カバー支持部73とを有する。第1のフレーム支持部71、第2のフレーム支持部72およびカバー支持部73は、いずれも軸線C1を中心とする円筒状に形成されている。
第1のフレーム支持部71の内周には、フレーム2の軸受収容部21が嵌合する。第2のフレーム支持部72の内周には、フレーム2の固定子収容部22が嵌合する。カバー支持部73は、ファンカバー4の外周壁42の内周に嵌合する。
また、筐体7は、第2のフレーム支持部72とカバー支持部73との間に、軸線C1に直交する壁部74を有する。この壁部74には、ファンカバー4の外周壁42に沿って流れる空気を軸方向に通過させる複数の開口部75を有する。開口部75は、周方向に等間隔に配列されている。
動翼5の回転により矢印F1で示すように吸入口41から流入した空気は、動翼5の羽根52によって径方向外側に流れ、静翼6の羽根62によって整流される。ファンカバー4の外周部に到達した空気は、矢印F2で示すように軸方向に向きを変え、筐体7の開口部75から外部に放出される。また、ファンカバー4の外周部に到達した空気の一部は、静翼6の導風板63によって径方向内側に案内され、フレーム2の穴22bから固定子収容部22の内側を流れる。
電動機1に対して動翼5と反対の側には、電動機1の駆動を制御する回路基板8が設けられている。回路基板8は、電動機1の制御に用いられる複数の電子部品81が実装されている。電子部品81は、例えば、電動機1を駆動するインバータのスイッチング素子、回転子31の回転位置を検出する検出回路、および電解コンデンサ等である。
回路基板8は、電動機1の絶縁部34に設けられた基板当接部37に当接した状態で保持される。また、絶縁部34に設けられた基板固定部36の突起36aが回路基板8の取付け穴から突出し、この突起36aが熱溶着または超音波溶着されることにより、回路基板8が絶縁部34に固定される。また、電動機1と回路基板8との間には、電気的接続のための接続端子38が設けられている。
図2は、電動機1を示す縦断面図である。上記の通り、フレーム2の軸受収容部21の内側には、シャフト10を支持する第1の軸受11および第2の軸受12が設けられている。
第1の軸受11は、シャフト10の外周に嵌合する内輪111と、内輪111の径方向外側に設けられた外輪112と、これら内輪111と外輪112との間に設けられた転動体113とを有する。転動体113は、ここではボールである。内輪111および外輪112は、いずれも転動体113に接する軌道面を有する。外輪112と軸受収容部21との間には、絶縁部としての絶縁性の接着剤115が設けられ、この接着剤115により第1の軸受11が軸受収容部21に固定されている。
第2の軸受12は、シャフト10の外周に嵌合する内輪121と、内輪121の径方向外側に設けられた外輪122と、これら内輪121と外輪122との間に設けられた転動体123とを有する。転動体123は、ここではボールである。内輪121および外輪122は、いずれも転動体123に接する軌道面を有する。外輪122と軸受収容部21との間には、絶縁部としての絶縁性の接着剤125が設けられ、この接着剤125により第2の軸受12が軸受収容部21に固定されている。
軸方向において第1の軸受11と第2の軸受12との間には、スペーサ14が設けられている。スペーサ14は、アルミニウム等の金属で構成された円筒状の部材であり、第1の軸受11と第2の軸受12との間隔を規定する作用を有する。
スペーサ14の外周は、フレーム2の軸受収容部21の内周に嵌合し、カシメにより軸受収容部21に固定されている。具体的には、軸受収容部21を外周側から局所的に押圧して径方向内側に突出させ、その突出部をスペーサ14の外周に食い込ませることで、スペーサ14を軸受収容部21に固定している。カシメは、スペーサ14の周方向の複数箇所で行うことが望ましい。スペーサ14の内周とシャフト10の外周との間には、隙間が形成されている。
軸方向において第1の軸受11とスペーサ14との間には、ワッシャ13が設けられている。ワッシャ13は、ゴム等の絶縁材料で構成されたリング状の部材である。ワッシャ13は、第1の軸受11とスペーサ14とによって軸方向に挟まれて保持されている。なお、ワッシャ13の外周は軸受収容部21に接しておらず、ワッシャ13の内周はシャフト10に接していない。
軸方向においてスペーサ14と第2の軸受12との間には、予圧部材15が設けられている。予圧部材15は、ステンレス鋼またはばね用鋼等の金属で構成されている。予圧部材15は、ここではウェーブワッシャであり、軸方向に付勢力を発生する。そのため、予圧部材15は、予圧ばねとも称する。予圧部材15は、スペーサ14を第1の軸受11に向けて付勢する。なお、予圧部材15の外周は軸受収容部21に接しておらず、予圧部材15の内周はシャフト10に接していない。
軸方向において予圧部材15と第2の軸受12との間には、絶縁部材16が設けられている。絶縁部材16は、絶縁材料で構成される。より具体的には、絶縁部材16は、ポリカーボネート(PC)、ポリアセタール(POM)またはポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等の樹脂、もしくはゴムで構成される。
絶縁部材16は、環状の部材であり、予圧部材15と第2の軸受12とで軸方向に挟まれた状態で保持されている。絶縁部材16は、後述するように、フレーム2からスペーサ14に流れた電流が、予圧部材15を経由して第2の軸受12に流れることを抑制する作用を有する。
<作用>
次に、電動送風機100の作用について説明する。電動機1はインバータによるPWM(Pulse Width Modulation)制御によって駆動される。固定子32のコイル35に流れる電流により回転磁界が発生し、これにより回転子31が回転する。回転子31の回転によりシャフト10が回転し、動翼5が回転する。動翼5が回転すると、ファンカバー4の吸入口41から空気が流入する。
吸入口41から流入した空気は、動翼5とファンカバー4との間の風路を径方向外側に向かって流れ、静翼6の羽根62によって整流される。静翼6を通過した空気の多くは、図1に矢印F2で示すように軸方向に流れ、筐体7の開口部75から外部に放出される。また、静翼6を通過した空気の一部は、導風板63によって径方向内側に流れ、フレーム2の内部に流入して電動機1を冷却する。
一般に、電動機をインバータで駆動する際には、スイッチングに伴って発生する騒音を低減する目的で、キャリア周波数を可聴周波数よりも高く設定する。一方、キャリア周波数が高くなると、高周波誘導により、シャフト内に軸電圧と呼ばれる電圧が生じる。軸電圧が大きくなると、シャフトを支持する軸受の内輪と外輪との電位差が大きくなり、軸受を通ってシャフトに電流が流れやすくなる。この電流を軸電流と称する。軸電流が発生すると、軸受の内輪および外輪の軌道面、並びに転動体の転動面に、電食と呼ばれる損傷が発生する。
図3は、電動機1における軸電流を説明するための模式図である。図3に矢印A,B,Cで示すように、3つの軸電流の経路が存在する。
経路Aは、固定子32から金属製のフレーム2に流れた電流が、フレーム2から第1の軸受11に流れ、第1の軸受11からシャフト10に流れる経路である。この経路Aを通る電流は、第1の軸受11とフレーム2との間に絶縁性の接着剤115(図2)を設けることにより、抑制することができる。なお、第1の軸受11とフレーム2との間には、絶縁性の接着剤115に限らず、絶縁部材が設けられていればよい。
経路Cは、固定子32からフレーム2に流れた電流が、フレーム2から第2の軸受12に流れ、第2の軸受12からシャフト10に流れる経路である。この経路Cを通る電流は、第2の軸受12とフレーム2との間に絶縁性の接着剤125(図2)を設けることにより、抑制することができる。なお、第2の軸受12とフレーム2との間には、絶縁性の接着剤125に限らず、絶縁部材が設けられていればよい。
一方、固定子32からフレーム2に流れた電流は、フレーム2に接する金属製のスペーサ14に流れる。スペーサ14と第1の軸受11との間のワッシャ13はゴム製であるが、スペーサ14と第2の軸受12との間の予圧部材15は金属製であるため、スペーサ14から予圧部材15を介して第2の軸受12に電流が流れ、さらにシャフト10に流れる可能性がある。この電流の経路を、経路Bとする。
この実施の形態1では、図2に示すように、予圧部材15と第2の軸受12との間に、絶縁部材16を配置している。これにより、フレーム2からスペーサ14および予圧部材15を経由して第2の軸受12に流れる電流、すなわち経路Bを通る電流を、絶縁部材16によって抑制することができる。
これにより、上述した経路A,B,Cを通る電流を抑制し、第1の軸受11および第2の軸受12を流れる電流を抑制することができる。その結果、第1の軸受11および第2の軸受12の電食の発生を抑制することができる。
図4は、実施の形態1の電動機1の他の構成例を示す図である。図4に示すように、絶縁部材16は、軸方向において予圧部材15とスペーサ14との間に配置してもよい。この場合、フレーム2からスペーサ14を経由して予圧部材15に流れる電流を、絶縁部材16によって抑制することができる。そのため、図2に示した構成と同様に、第1の軸受11および第2の軸受12に流れる電流を抑制し、電食の発生を抑制することができる。
<実施の形態の効果>
以上説明したように、実施の形態1の電動機1は、フレーム2に取り付けられてシャフト10を回転可能に支持する軸受11,12と、フレーム2に取り付けられて軸方向において軸受11,12間に位置するスペーサ14と、軸方向において第1の軸受11とスペーサ14との間に配置された絶縁性のワッシャ13と、軸方向においてスペーサ14と第2の軸受12との間に配置された予圧部材15と、軸方向において予圧部材15と第2の軸受12との間、または予圧部材15とスペーサ14との間に配置された絶縁部材16とを有する。
そのため、インバータのキャリア周波数が高く、軸電圧が大きい場合であっても、ワッシャ13および絶縁部材16によって、フレーム2から第1の軸受11および第2の軸受12に流れる電流を抑制することができる。これにより、第1の軸受11および第2の軸受12における電食の発生を抑制し、電動機1および電動送風機100の信頼性を向上することができる。
また、第1の軸受11とスペーサ14との間に絶縁性のワッシャ13を配置し、予圧部材15と第2の軸受12との間、または予圧部材15とスペーサ14との間に絶縁部材16を配置することで上記効果が得られるため、電動機1の構成が簡単であり、組立も容易である。
実施の形態2.
次に、実施の形態2について説明する。図5は、実施の形態2の電動機1Aを示す縦断面図である。実施の形態2の電動機1Aでは、予圧部材15Aが絶縁材料で構成されている。より具体的には、予圧部材15Aは、PC、POMまたはPEEK等の樹脂で構成される。
予圧部材15Aは、実施の形態1の予圧部材15と同様に、第2の軸受12に対してスペーサ14を第1の軸受11側に付勢する作用を有する。加えて、実施の形態2の予圧部材15Aは、スペーサ14から第2の軸受12に流れる電流を抑制する作用を有する。
この実施の形態2では、フレーム2からスペーサ14を経由して第2の軸受12に流れる電流を、絶縁性を有する予圧部材15Aによって抑制することができる。そのため、実施の形態1で説明した絶縁部材16(図2)を設ける必要がない。
実施の形態2の電動機1Aの他の構成要素は、実施の形態1の電動機1と同様に構成されている。
以上説明したように、実施の形態2の電動機1Aは、フレーム2に取り付けられてシャフト10を回転可能に支持する軸受11,12と、フレーム2に取り付けられて軸方向において軸受11,12間に位置するスペーサ14と、軸方向において第1の軸受11とスペーサ14との間に配置された絶縁性のワッシャ13と、軸方向においてスペーサ14と第2の軸受12との間に配置された絶縁性の予圧部材15Aとを有する。
そのため、インバータのキャリア周波数が高く、軸電圧が大きい場合であっても、ワッシャ13および予圧部材15Aによって、フレーム2から第1の軸受11および第2の軸受12に流れる電流を抑制することができる。これにより、第1の軸受11および第2の軸受12における電食の発生を抑制し、電動機1および電動送風機100の信頼性を向上することができる。
また、予圧部材15Aを絶縁材料で構成することで上記効果が得られるため、電動機1の構成が簡単であり、組立も容易である。また、実施の形態1の電動機1と比較して、部品点数を1つ少なくすることができる。
なお、予圧部材15Aと第2の軸受12との間、または予圧部材15Aとスペーサ14との間に、実施の形態1で説明した絶縁部材16を加えてもよい。
実施の形態3.
次に、実施の形態3について説明する。図6は、実施の形態3の電動機1Bを示す縦断面図である。実施の形態3の電動機1Bでは、スペーサ14Aが絶縁材料で構成されている。より具体的には、スペーサ14Aは、PC、POMまたはPEEK等の樹脂で構成される。
スペーサ14Aは、実施の形態1のスペーサ14と同様に、第1の軸受11と第2の軸受12との間隔を規定する作用を有する。加えて、実施の形態3のスペーサ14Aは、フレーム2から第2の軸受12に流れる電流を抑制する作用を有する。
この実施の形態3では、スペーサ14Aが絶縁性を有するため、フレーム2からスペーサ14Aへの電流の流入を抑制することができ、これにより第2の軸受12に流れる電流を抑制することができる。そのため、実施の形態1で説明した絶縁部材16(図2)を設ける必要がない。また、予圧部材15は、実施の形態1と同様に金属で構成することができる。
また、スペーサ14Aが絶縁性を有するため、スペーサ14Aと第1の軸受11との間に配置されるワッシャ13は、金属等の導電性部材で構成することができる。
実施の形態3の電動機1Bの他の構成要素は、実施の形態1の電動機1と同様に構成されている。
以上説明したように、実施の形態3の電動機1Bは、フレーム2に取り付けられてシャフト10を回転可能に支持する軸受11,12と、フレーム2に取り付けられて軸方向において軸受11,12の間に位置する絶縁性のスペーサ14Aと、軸方向において第1の軸受11とスペーサ14Aとの間に配置されたワッシャ13と、軸方向においてスペーサ14Aと第2の軸受12との間に配置された予圧部材15とを有する。
そのため、インバータのキャリア周波数が高く、軸電圧が大きい場合であっても、スペーサ14Aによって、フレーム2から第1の軸受11および第2の軸受12に流れる電流を抑制することができる。これにより、第1の軸受11および第2の軸受12における電食の発生を抑制し、電動機1および電動送風機100の信頼性を向上することができる。
また、スペーサ14Aを絶縁材料で構成することで上記効果が得られるため、電動機1の構成が簡単であり、組立も容易である。また、実施の形態1の電動機1と比較して、部品点数を1つ少なくすることができる。
なお、予圧部材15と第2の軸受12との間、または予圧部材15とスペーサ14Aとの間に、実施の形態1で説明した絶縁部材16を設けてもよい。また、予圧部材15の代わりに、実施の形態2で説明した絶縁性の予圧部材15Aを用いてもよい。
実施の形態4.
次に、実施の形態4について説明する。図7は、実施の形態4の電動機1Cを示す縦断面図である。実施の形態4の電動機1Cでは、径方向においてスペーサ14とフレーム2との間に、絶縁部材17が設けられている。絶縁部材17は、PC、POMまたはPEEK等の樹脂で構成される。
図8は、スペーサ14と絶縁部材17とを示す斜視図である。スペーサ14は、実施の形態1と同様、アルミニウム等の金属で構成されている。絶縁部材17は、円筒状の部材である。絶縁部材17の内周17aは、スペーサ14の外周に嵌合している。絶縁部材17の外周17bは、例えば接着剤により、フレーム2の軸受収容部21の内周に固定されている。
絶縁部材17は、フレーム2からスペーサ14に流れる電流を抑制する作用を有する。なお、絶縁部材17は、スペーサ14と一体に形成してもよい。
この実施の形態4では、フレーム2からスペーサ14に流れる電流を、フレーム2とスペーサ14との間に介在する絶縁部材17によって抑制することができる。そのため、実施の形態1で説明した絶縁部材16(図2)を設ける必要がない。また、予圧部材15は、実施の形態1と同様に、金属で構成することができる。
また、絶縁部材17によってスペーサ14への電流の流れが抑制されるため、スペーサ14と第1の軸受11との間に配置されるワッシャ13は、金属で構成することができる。
実施の形態4の電動機1Cの他の構成要素は、実施の形態1の電動機1と同様に構成されている。
以上説明したように、実施の形態4の電動機1Cは、フレーム2に取り付けられてシャフト10を回転可能に支持する軸受11,12と、フレーム2に取り付けられて軸方向において軸受11,12間に位置するスペーサ14と、径方向においてスペーサ14とフレーム2との間に設けられた絶縁部材17と、軸方向において第1の軸受11とスペーサ14との間に配置されたワッシャ13と、軸方向においてスペーサ14と第2の軸受12との間に配置された予圧部材15とを有する。
そのため、インバータのキャリア周波数が高く、軸電圧が大きい場合であっても、絶縁部材17によって、フレーム2からスペーサ14に流れる電流を抑制することができる。これにより、第1の軸受11および第2の軸受12における電食の発生を抑制し、電動機1および電動送風機100の信頼性を向上することができる。
また、スペーサ14とフレーム2との間に絶縁部材17を設けることで上記効果が得られるため、電動機1の構成が簡単であり、組立も容易である。また、実施の形態1の電動機1と比較して、部品点数を1つ少なくすることができる。
なお、予圧部材15と第2の軸受12との間、または予圧部材15とスペーサ14との間に、実施の形態1で説明した絶縁部材16を加えてもよい。また、予圧部材15の代わりに、実施の形態2で説明した絶縁性の予圧部材15Aを用いてもよい。また、金属製のスペーサ14の代わりに、実施の形態3で説明した絶縁性のスペーサ14Aを用いてもよい。
実施の形態5.
次に、実施の形態5について説明する。図9は、実施の形態5の電動機1Dを示す縦断面図である。実施の形態5の電動機1Dでは、スペーサ14とシャフト10との間に、導電性を有する接触部材18が設けられている。接触部材18は、例えば、カーボン製のブラシである。
図10は、スペーサ14と接触部材18とを示す斜視図である。スペーサ14は、アルミニウム等の金属で構成されている。接触部材18は、例えば導電性接着剤により、スペーサ14の内周14aに取り付けられている。接触部材18は、シャフト10の外周に接触する。接触部材18は、フレーム2とシャフト10とを電気的に短絡させる作用を有する。
この実施の形態5では、フレーム2とシャフト10とが接触部材18によって電気的に短絡するため、図9に矢印Dで示すように、フレーム2からスペーサ14に流れた電流が、接触部材18を通って、第1の軸受11および第2の軸受12を経由せずにシャフト10に流れる。これにより、第1の軸受11および第2の軸受12に流れる電流を抑制することができる。
このようにフレーム2とシャフト10とを電気的に短絡させることで軸受11,12に流れる電流を抑制できるため、実施の形態1で説明した絶縁部材16(図2)を設ける必要がない。また、予圧部材15は、金属で構成することができる。
実施の形態5の電動機1Dの他の構成要素は、実施の形態1の電動機1と同様に構成されている。
以上説明したように、実施の形態5の電動機1Dは、フレーム2に取り付けられてシャフト10を回転可能に支持する軸受11,12と、フレーム2に取り付けられて軸方向において軸受11,12間に位置するスペーサ14と、シャフト10に接触するようにスペーサ14に取り付けられた導電性の接触部材18と、軸方向において第1の軸受11とスペーサ14との間に配置された絶縁性のワッシャ13と、軸方向においてスペーサ14と第2の軸受12との間に配置された予圧部材15とを有する。
そのため、インバータのキャリア周波数が高く、軸電圧が大きい場合であっても、フレーム2からスペーサ14に流れる電流を、軸受11,12を経由させずに、接触部材18からシャフト10に流すことができる。これにより、第1の軸受11および第2の軸受12における電食の発生を抑制し、電動機1および電動送風機100の信頼性を向上することができる。
また、シャフト10に接触する接触部材18をスペーサ14に取り付けることで上記効果が得られるため、電動機1の構成が簡単であり、組立も容易である。
なお、予圧部材15と第2の軸受12との間、または予圧部材15とスペーサ14との間に、さらに実施の形態1で説明した絶縁部材16を設けてもよい。また、予圧部材15の代わりに、実施の形態2で説明した絶縁性の予圧部材15Aを用いてもよい。
実施の形態6.
次に、実施の形態6について説明する。図11は、実施の形態6の電動機1Eを示す縦断面図である。実施の形態6の電動機1Eでは、フレーム2とシャフト10との間に、導電性を有する接触部材19が設けられている。接触部材19は、例えば、カーボン製のブラシである。
フレーム2の軸受収容部21の壁部21aには、上記の通り、シャフト10を挿通するための穴21bが形成されている。接触部材19は、この穴21bに、例えば導電性接着剤によって取り付けられている。接触部材19は、シャフト10の外周に接触する。接触部材19は、フレーム2とシャフト10とを電気的に短絡させる作用を有する。
この実施の形態6では、フレーム2とシャフト10とが接触部材19によって電気的に短絡するため、図11に矢印Eで示すように、フレーム2内を流れる電流が、接触部材19を通って、第1の軸受11および第2の軸受12を経由せずにシャフト10に流れる。これにより、第1の軸受11および第2の軸受12に流れる電流を抑制することができる。
このようにフレーム2とシャフト10とを電気的に短絡させることで軸受11,12に流れる電流を抑制できるため、実施の形態1で説明した絶縁部材16(図2)を設ける必要がない。また、予圧部材15およびスペーサ14はいずれも金属で構成することができる。
実施の形態6の電動機1Eの他の構成要素は、実施の形態1の電動機1と同様に構成されている。
以上説明したように、実施の形態6の電動機1Eは、フレーム2に取り付けられてシャフト10を回転可能に支持する軸受11,12と、フレーム2に取り付けられて軸方向において軸受11,12間に位置するスペーサ14と、軸方向において第1の軸受11とスペーサ14との間に配置された絶縁性のワッシャ13と、軸方向においてスペーサ14と第2の軸受12との間に配置された予圧部材15と、シャフト10に接触するようにフレーム2に取り付けられた導電性の接触部材19とを有する。
そのため、インバータのキャリア周波数が高く、軸電圧が大きい場合であっても、フレーム2内を流れる電流を、軸受11,12を経由させずに、接触部材19からシャフト10に流すことができる。これにより、第1の軸受11および第2の軸受12における電食の発生を抑制し、電動機1および電動送風機100の信頼性を向上することができる。
また、シャフト10に接触する接触部材19をフレーム2に取り付けることで上記効果が得られるため、電動機1の構成が簡単であり、組立も容易である。
なお、予圧部材15と第2の軸受12との間、または予圧部材15とスペーサ14との間に、さらに実施の形態1で説明した絶縁部材16を設けてもよい。また、予圧部材15の代わりに、実施の形態2で説明した絶縁性の予圧部材15Aを用いてもよい。
また、図11に示した例では、接触部材19がフレーム2の穴21bに取り付けられているが、フレーム2とシャフト10とを電気的に短絡させることができれば、接触部材19がフレーム2の他の部分に設けられていても良い。
変形例1.
次に、上述した実施の形態1~6の何れにも適用可能な変形例1について説明する。図12は、変形例1における第1の軸受11とその周囲を示す模式図である。第1の軸受11は、実施の形態1で説明したように内輪111、外輪112および転動体113を有する。加えて、変形例1の第1の軸受11は、内輪111と外輪112との間に、これらの電気的なギャップを小さくするシールド117を有する。
シールド117は、転動体113に対して軸方向両側にそれぞれ設けられたリング状の部材である。ここでは、シールド117が転動体113に対して軸方向両側に設けられているが、少なくとも一方の側に設けられていればよい。
シールド117は、導電性を有する部材、例えば電気亜鉛メッキした鋼板等の金属で構成される。また、第1の軸受11は、導電性の接着剤116により、フレーム2の軸受収容部21に固定されている。
この構成により、いずれも導電性を有する接着剤116、外輪112、シールド117および内輪111によって、フレーム2とシャフト10とが電気的に短絡する。
フレーム2からの電流が第1の軸受11を流れる際には、シールド117を通って外輪112から内輪111に電流が流れるため、転動体113に流れる電流が抑制される。そのため、第1の軸受11の内輪111および外輪112の軌道面、並びに転動体113の転動面における電食の発生を抑制することができる。
なお、図12には第1の軸受11のみ示すが、第2の軸受12(図3)もシールド117を有し、導電性の接着剤116によりフレーム2に固定されている。そのため、第2の軸受12における電食の発生も抑制することができる。
変形例2.
次に、上述した実施の形態1~6の何れにも適用可能な変形例2について説明する。図13は、変形例2における第1の軸受11とその周囲を示す模式図である。第1の軸受11は、実施の形態1で説明したように内輪111、外輪112および転動体113を有するが、転動体113の周囲に導電性の潤滑剤118を有する。また、第1の軸受11は、変形例1と同様、導電性の接着剤116により、フレーム2の軸受収容部21に固定されている。
この構成により、いずれも導電性を有する接着剤116、外輪112、潤滑剤118および内輪111によって、フレーム2とシャフト10とが電気的に短絡する。
フレーム2からの電流が第1の軸受11を流れる際には、潤滑剤118を通って外輪112から内輪111に電流が流れるため、転動体113に流れる電流が抑制される。そのため、第1の軸受11の内輪111および外輪112の軌道面、並びに転動体113の転動面における電食の発生を抑制することができる。
図13には第1の軸受11のみ示すが、第2の軸受12(図3)も導通性の潤滑剤118を有し、導電性の接着剤116によりフレーム2に固定されている。そのため、第2の軸受12における電食の発生も抑制することができる。
なお、変形例2の軸受11,12に、変形例1で説明したシールド117(図12)を加えてもよい。
<電気掃除機>
次に、各実施の形態および変形例の電動送風機が適用可能な電気掃除機について説明する。図14は、実施の形態1の電動送風機100(図1)を用いた電気掃除機300を示す模式図である。
電気掃除機300は、掃除機本体301と、掃除機本体301に接続されたパイプ303と、パイプ303の先端部に接続された吸引部304とを備える。吸引部304には、塵埃を含む空気を吸引するための吸引口305が設けられている。掃除機本体301の内部には、集塵容器302が配置されている。
掃除機本体301の内部には、吸引口305から集塵容器302に塵埃を含む空気を吸引する電動送風機100が配置されている。電動送風機100は、例えば図1に示した構成を有する。掃除機本体301には、また、ユーザによって把持されるグリップ部306が設けられ、グリップ部306にはオンオフスイッチ等の操作部307が設けられている。
ユーザがグリップ部306を把持して操作部307を操作すると、電動送風機100が作動する。電動送風機100が作動すると、吸引風が発生し、吸引口305およびパイプ303を介して空気と共に塵埃が吸引される。吸引された塵埃は、集塵容器302に収納される。
この電気掃除機300は、信頼性の高い電動送風機100を用いているため、高い運転効率を得ることができる。なお、実施の形態1の電動送風機100(図1)の代わりに、他の実施の形態または変形例の電動送風機を用いても良い。
<手乾燥装置>
次に、各実施の形態および変形例の電動送風機が適用される手乾燥装置について説明する。図15は、実施の形態1の電動送風機100(図1)を用いた手乾燥装置500を示す模式図である。
手乾燥装置500は、筐体501と、筐体501の内部に固定された電動送風機100とを有する。電動送風機100は、例えば図1に示した構成を有する。筐体501は、吸気口502と送風口503とを有し、送風口503の下側に、ユーザが手を挿入する手挿入部504を有する。電動送風機100は、空気の流れを発生させることにより、吸気口502を介して筐体501の外部の空気を吸引し、送風口503を介して手挿入部504に空気を送風する。
手乾燥装置500の電源をオンにすると、電力が電動送風機100に供給され、電動機1が駆動する。電動送風機100が駆動している間、手乾燥装置500の外部の空気が吸気口502から吸引され、送風口503から送風される。ユーザが手挿入部504に手を挿入すると、送風口503から送風される空気により、手に付着した水滴を吹き飛ばし、あるいは蒸発させることができる。
手乾燥装置500は、信頼性の高い電動送風機100を用いているため、高い運転効率を得ることができる。なお、実施の形態1の電動送風機100の代わりに、他の実施の形態または変形例の電動送風機を用いても良い。
以上、本発明の望ましい実施の形態について具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良または変形を行なうことができる。
1,1A,1B,1C,1D,1E 電動機、 2 フレーム、 4 ファンカバー、 5 動翼、 6 静翼、 7 筐体、 8 回路基板、 10 シャフト、 11 第1の軸受、 12 第2の軸受、 13 ワッシャ、 14,14A スペーサ、 15,15A 予圧部材、 16 絶縁部材、 17 絶縁部材、 18,19 接触部材、 21 軸受収容部、 21a 壁部、 21b 穴、 22 固定子収容部、 31 回転子、 32 固定子、 33 固定子鉄心、 34 絶縁部、 35 コイル、 36 基板支持部、 41 吸入口、 42 外周壁、 81 電子部品、 100 電動送風機、 111,121 内輪、 112,122 外輪、 113,123 転動体、 115,125 接着剤(絶縁部)、 116 接着剤、 117 シールド、 118 潤滑剤、 300 電気掃除機、 301 掃除機本体、 302 集塵容器、 303 パイプ、 304 吸引部、 305 吸引口、 306 グリップ部、 500 手乾燥装置、 501 筐体、 502 吸気口、 503 送風口、 504 手挿入部。

Claims (22)

  1. シャフトと、
    前記シャフトに取り付けられた回転子と、
    前記回転子を囲む固定子と、
    前記固定子を収容するフレームと、
    前記フレームに取り付けられ、前記シャフトの軸方向において前記回転子の一方の側に位置し、前記シャフトを回転可能に支持する第1の軸受および第2の軸受と、
    前記フレームに取り付けられ、前記軸方向において前記第1の軸受と前記第2の軸受との間に位置するスペーサと、
    前記軸方向において前記第1の軸受と前記スペーサとの間に配置された絶縁性を有するワッシャと、
    前記軸方向において前記スペーサと前記第2の軸受との間に配置された予圧部材と、
    前記軸方向において前記予圧部材と前記第2の軸受との間、または前記軸方向において前記予圧部材と前記スペーサとの間に配置された絶縁部材と
    を備えた電動機。
  2. 前記絶縁部材は、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリエーテルエーテルケトンまたはゴムで構成されている
    請求項1に記載の電動機。
  3. シャフトと、
    前記シャフトに取り付けられた回転子と、
    前記回転子を囲む固定子と、
    前記固定子を収容するフレームと、
    前記フレームに取り付けられ、前記シャフトの軸方向において前記回転子の一方の側に位置し、前記シャフトを回転可能に支持する第1の軸受および第2の軸受と、
    前記フレームに取り付けられ、前記軸方向において前記第1の軸受と前記第2の軸受との間に位置するスペーサと、
    前記軸方向において前記第1の軸受と前記スペーサとの間に配置された絶縁性を有するワッシャと、
    前記軸方向において前記スペーサと前記第2の軸受との間に配置された絶縁性を有する予圧部材と
    を備えた電動機。
  4. 前記予圧部材は、ポリカーボネート、ポリアセタールまたはポリエーテルエーテルケトンで構成されている
    請求項3に記載の電動機。
  5. シャフトと、
    前記シャフトに取り付けられた回転子と、
    前記回転子を囲む固定子と、
    前記固定子を収容するフレームと、
    前記フレームに取り付けられ、前記シャフトの軸方向において前記回転子の一方の側に位置し、前記シャフトを回転可能に支持する第1の軸受および第2の軸受と、
    前記フレームに取り付けられ、前記軸方向において前記第1の軸受と前記第2の軸受との間に配置された絶縁性を有するスペーサと、
    前記軸方向において前記第1の軸受と前記スペーサとの間に配置されたワッシャと、
    前記軸方向において前記スペーサと前記第2の軸受との間に配置された予圧部材と
    を備えた電動機。
  6. 前記スペーサは、ポリカーボネート、ポリアセタールまたはポリエーテルエーテルケトンで構成されている
    請求項5に記載の電動機。
  7. シャフトと、
    前記シャフトに取り付けられた回転子と、
    前記回転子を囲む固定子と、
    前記固定子を収容するフレームと、
    前記フレームに取り付けられ、前記シャフトの軸方向において前記回転子の一方の側に位置し、前記シャフトを回転可能に支持する第1の軸受および第2の軸受と、
    前記フレームに取り付けられ、前記軸方向において前記第1の軸受と前記第2の軸受との間に位置するスペーサと、
    前記シャフトを中心とする径方向において前記スペーサと前記フレームとの間に設けられた絶縁部材と、
    前記軸方向において前記第1の軸受と前記スペーサとの間に配置されたワッシャと、
    前記軸方向において前記スペーサと前記第2の軸受との間に配置された予圧部材と
    を備えた電動機。
  8. 前記絶縁部材は、ポリカーボネート、ポリアセタールまたはポリエーテルエーテルケトンで構成されている
    請求項7に記載の電動機。
  9. シャフトと、
    前記シャフトに取り付けられた回転子と、
    前記回転子を囲む固定子と、
    前記固定子を収容するフレームと、
    前記フレームに取り付けられ、前記シャフトの軸方向において前記回転子の一方の側に位置し、前記シャフトを回転可能に支持する第1の軸受および第2の軸受と、
    前記フレームに取り付けられ、前記軸方向において前記第1の軸受と前記第2の軸受との間に配置された導電性を有するスペーサと、
    前記シャフトに接触するように前記スペーサに取り付けられた導電性を有する接触部材と、
    前記軸方向において前記第1の軸受と前記スペーサとの間に配置された絶縁性を有するワッシャと、
    前記軸方向において前記スペーサと前記第2の軸受との間に配置された予圧部材と
    を備えた電動機。
  10. 前記接触部材は、ブラシである
    請求項9に記載の電動機。
  11. シャフトと、
    前記シャフトに取り付けられた回転子と、
    前記回転子を囲む固定子と、
    前記固定子を収容するフレームと、
    前記フレームに取り付けられ、前記シャフトの軸方向において前記回転子の一方の側に位置し、前記シャフトを回転可能に支持する第1の軸受および第2の軸受と、
    前記フレームに取り付けられ、前記軸方向において前記第1の軸受と前記第2の軸受との間に位置するスペーサと、
    前記軸方向において前記第1の軸受と前記スペーサとの間に配置された絶縁性を有するワッシャと、
    前記軸方向において前記スペーサと前記第2の軸受との間に配置された予圧部材と、
    前記シャフトに接触するように前記フレームに取り付けられた導電性を有する接触部材と
    を備えた電動機。
  12. 前記接触部材は、ブラシである
    請求項11に記載の電動機。
  13. 前記第1の軸受および前記第2の軸受は、いずれも、絶縁部を介して前記フレームに取り付けられている
    請求項1から12までのいずれか1項に記載の電動機。
  14. 前記第1の軸受および前記第2の軸受は、いずれも、前記シャフトに固定された内輪と、前記内輪を囲む外輪と、前記内輪と前記外輪との間で保持された転動体とを有する
    請求項1から13までのいずれか1項に記載の電動機。
  15. 前記第1の軸受および前記第2の軸受は、いずれも、前記内輪と前記外輪との間に、導電性を有するシールドを有する
    請求項14に記載の電動機。
  16. 前記第1の軸受および前記第2の軸受は、いずれも、前記転動体の周囲に、導電性を有する潤滑剤を有する
    請求項14または15に記載の電動機。
  17. 前記ワッシャは、ゴムで構成されている
    請求項1から16までのいずれか1項に記載の電動機。
  18. 前記スペーサは、金属で構成されている
    請求項1から4までのいずれか1項、または請求項7から12までのいずれか1項に記載の電動機。
  19. 前記予圧部材は、ウェーブワッシャである
    請求項1から18までのいずれか1項に記載の電動機。
  20. 請求項1から19までのいずれか1項に記載の電動機と、
    前記電動機の前記シャフトに取り付けられた羽根と
    を備えた電動送風機。
  21. 吸引口を有する吸引部と、
    塵埃を収納する集塵容器と、
    前記吸引部から前記集塵容器に塵埃を含む空気を吸引する、請求項20に記載の電動送風機と、
    ユーザに把持されるグリップ部と
    を備えた電気掃除機。
  22. 吸気口および送風口を有する筐体と、
    前記筐体の内部に配置され、前記吸気口から空気を吸引し、前記送風口から空気を送風する、請求項20に記載の電動送風機と
    を備えた手乾燥装置。
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