JP7043752B2 - サービス提供サーバ、サービス提供システム、サービス提供方法及びプログラム - Google Patents

サービス提供サーバ、サービス提供システム、サービス提供方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、サービス提供サーバ、サービス提供システム、サービス提供方法及びプログラムに関する。
観光客に対して所定のサービスを提供するシステムが知られている。例えば、特許文献1は、ユーザ端末内に記憶された言語情報に基づいてユーザの使用言語を識別し、使用言語として外国語を用いているユーザを外国人観光客であると判定してサービスを提供するシステムを開示している。
特開2017-041862号公報
特許文献1に開示されたシステムのように、言語情報に基づく判定では、ユーザが観光客であるか否かを精度良く判定することができない場合がある。そのため、観光客に効率良くサービスを提供することが難しいという課題がある。
本発明は、以上のような課題を解決するためのものであり、観光客に効率良くサービスを提供することが可能なサービス提供サーバ、サービス提供システム、サービス提供方法及びプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る第1の態様のサービス提供サーバ、ユーザの行動履歴情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記ユーザ観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供手段と、をえ、前記判定手段は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの観光地訪問数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数以下であり、且つ、前記観光地訪問数が前記滞在日数を超える場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様のサービス提供サーバは、ユーザの行動履歴情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記ユーザが観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供手段と、を備え、前記判定手段は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの宿泊地数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数を超えており、且つ、前記滞在日数に対する前記宿泊地数の比率が所定比率を超えている場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、ことを特徴とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る第1の態様のサービス提供システム、ユーザによって操作されるユーザ端末と、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供サーバと、を備えるサービス提供システムであって、前記サービス提供サーバは、前記ユーザ端末に記録された前記ユーザの行動履歴情報を、前記ユーザ端末から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記ユーザ観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供手段と、を備え、前記判定手段は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの観光地訪問数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数以下であり、且つ、前記観光地訪問数が前記滞在日数を超える場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様のサービス提供システムは、ユーザによって操作されるユーザ端末と、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供サーバと、を備えるサービス提供システムであって、前記サービス提供サーバは、前記ユーザ端末に記録された前記ユーザの行動履歴情報を、前記ユーザ端末から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記ユーザが観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供手段と、を備え、前記判定手段は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの宿泊地数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数を超えており、且つ、前記滞在日数に対する前記宿泊地数の比率が所定比率を超えている場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、ことを特徴とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る第1の態様のサービス提供方法は、サービス提供システムが実行するサービス提供方法であって、ユーザの行動履歴情報を取得する取得処理と、前記取得処理で取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定処理と、前記判定処理で前記ユーザが観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供処理と、を含み、前記判定処理は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの観光地訪問数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数以下であり、且つ、前記観光地訪問数が前記滞在日数を超える場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様のサービス提供方法は、サービス提供システムが実行するサービス提供方法であって、ユーザの行動履歴情報を取得する取得処理と、前記取得処理で取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定処理と、前記判定処理で前記ユーザが観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供処理と、を含み、前記判定処理は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの宿泊地数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数を超えており、且つ、前記滞在日数に対する前記宿泊地数の比率が所定比率を超えている場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、ことを特徴とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る第1の態様のプログラム、コンピュータを、ユーザの行動履歴情報を取得する取得手段、前記取得手段によって取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定手段、前記判定手段によって前記ユーザ観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供手段、として機能させ、前記判定手段は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの観光地訪問数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数以下であり、且つ、前記観光地訪問数が前記滞在日数を超える場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様のプログラムは、コンピュータを、ユーザの行動履歴情報を取得する取得手段、前記取得手段によって取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定手段、前記判定手段によって前記ユーザが観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供手段、として機能させ、前記判定手段は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの宿泊地数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数を超えており、且つ、前記滞在日数に対する前記宿泊地数の比率が所定比率を超えている場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、観光客に効率良くサービスを提供することが可能なサービス提供サーバ、サービス提供システム、サービス提供方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係るサービス提供システムの全体構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るユーザ端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るサービス提供サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るサービス提供者端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るサービス提供システムの機能的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るユーザ端末における位置情報の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係るサービス提供サーバに記憶されるユーザ登録情報の一例を示す図である。 図7に示したユーザ登録情報において、ユーザが観光客であるか否かの判定結果の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るサービス提供サーバに記憶される提供者登録情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るユーザ端末における提供者情報の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係るサービス提供者端末におけるユーザ情報の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係るユーザ端末における提案メッセージの表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係るユーザ端末においてサービスの提供を受ける際の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係るサービス提供システムにおいて実行される処理の流れを示す第1のシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るサービス提供サーバにおいて実行されるユーザ判定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るサービス提供サーバにおいて実行される処理の流れを示す第2のシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
図1に、本発明の実施の形態に係るサービス提供システム1の全体構成を示す。サービス提供システム1は、外国人観光客に対して観光地のガイド等のサービスを提供するためのシステムである。図1に示すように、サービス提供システム1は、複数のユーザ端末2a,2b,2c…と、サービス提供サーバ3と、複数のサービス提供者端末4a,4b,4c…と、を備える。ユーザ端末2a,2b,2c…とサービス提供サーバ3とサービス提供者端末4a,4b,4c…とは、インターネット等の広域ネットワークを介して通信可能に接続されている。
ユーザ端末2a,2b,2c…のそれぞれは、ユーザによって操作される端末装置である。ユーザ端末2a,2b,2c…のそれぞれは、具体的には、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブル機器又はタブレット機器であって、ユーザに把持されて使用される携帯型の情報機器である。ユーザ端末2a,2b,2c…のそれぞれは、互いに同等の構成及び機能を有する。以下では、ユーザ端末2a,2b,2c…のそれぞれを区別せず称する場合には、ユーザ端末2と総称する。
図2に示すように、ユーザ端末2a,2b,2c…のそれぞれ(ユーザ端末2)は、CPU(Central Processing Unit)21と、メモリ22と、入力部23と、表示部24と、通信部25と、位置取得部26と、を備える。
CPU21は、例えばマイクロプロセッサであって、様々な処理及び演算を実行する中央演算処理部である。CPU21は、命令やデータを転送するための伝送経路であるシステムバスを介してユーザ端末2の各部と接続され、ユーザ端末2全体を制御する。
メモリ22は、CPU21のワークメモリとして機能するRAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリと、を備える。メモリ22は、OS(Operating System)、アプリケーションプログラム等を含む、CPU21が各種処理を行うために使用するプログラム及びデータを記憶する。また、メモリ22は、CPU21が各種処理を行うことにより生成又は取得するデータを記憶する。
入力部23は、入力キー、ボタン、スイッチ、タッチパッド、タッチパネル等の入力デバイスを備える。入力部23は、ユーザから入力された操作指示を受け付け、受け付けた操作指示をCPU21に送信する。
表示部24は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示デバイスを備える。表示部24は、図示しない表示駆動回路によって駆動されて、状況に応じた様々な画像を表示する。表示部24は、表示手段として機能する。なお、表示部24は、入力部23と互いに重畳して配置され、表示部24と入力部23とでいわゆるタッチパネル(タッチスクリーン)を構成してもよい。表示部24は、ユーザ端末側表示手段として機能する。
通信部25は、CPU21の制御のもと、図示しないアンテナを介して外部の機器と通信するための通信モジュールである。通信部25は、Wi-Fi(Wireless Fidelity)等の無線LAN(Local Area Network)によって広域ネットワークに接続し、必要に応じてサービス提供サーバ3と情報を送受信する。通信部25は、ユーザ端末側通信手段として機能する。
位置取得部26は、ユーザ端末2の位置情報を取得する。具体的に説明すると、位置取得部26は、図示しないGPS(Global Positioning System)アンテナを介して、上空を周回している複数のGPS衛星から送信されたGPS信号を受信する。そして、位置取得部26は、受信したGPS信号に基づいてユーザ端末2の現在の緯度及び経度の計算をすることで、ユーザ端末2の現在位置の情報を取得する。位置取得部26は、ユーザ端末側位置取得手段として機能する。
サービス提供サーバ3は、外国人観光客に対して観光ガイドの事業を運営する企業又は団体に設置される。サービス提供サーバ3は、具体的には、汎用コンピュータ、クラウドサーバ等の情報処理装置である。図3に示すように、サービス提供サーバ3は、CPU31と、メモリ32と、計時部33と、通信部35と、を備える。
CPU31は、例えばマイクロプロセッサであって、様々な処理及び演算を実行する中央演算処理部である。CPU31は、命令やデータを転送するための伝送経路であるシステムバスを介してサービス提供サーバ3の各部と接続され、サービス提供サーバ3全体を制御する。
メモリ32は、CPU31のワークメモリとして機能するRAMと、ROM、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリと、を備える。メモリ32は、OS、アプリケーションプログラム等を含む、CPU31が各種処理を行うために使用するプログラム及びデータを記憶する。また、メモリ32は、CPU31が各種処理を行うことにより生成又は取得するデータを記憶する。
計時部33は、RTC(Real Time Clock)を備え、時間を計測する計時手段として機能する。
通信部35は、CPU31の制御のもと、図示しないアンテナを介して外部の機器と通信するための通信モジュールである。通信部35は、Wi-Fi等の無線LANによって広域ネットワークに接続し、必要に応じてユーザ端末2及びサービス提供者端末4と情報を送受信する。
サービス提供者端末4a,4b,4c…のそれぞれは、サービス提供者によって操作される端末装置である。サービス提供者とは、外国人観光客に対して観光ガイドのサービスを提供する者である。例えば、サービス提供者は、観光ガイドの事業を運営する企業又は団体に予め登録されており、語学力、観光知識等の観光ガイドの技能を規定の水準以上に有することが資格又はその他の手段によって認定されている。
サービス提供者端末4a,4b,4c…のそれぞれは、具体的には、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブル機器又はタブレット機器であって、サービス提供者に把持されて使用される携帯型の情報機器である。サービス提供者端末4a,4b,4c…のそれぞれは、互いに同等の構成及び機能を有する。以下では、サービス提供者端末4a,4b,4c…のそれぞれを区別せず称する場合には、サービス提供者端末4と総称する。
図4に示すように、サービス提供者端末4a,4b,4c…のそれぞれ(サービス提供者端末4)は、CPU41と、メモリ42と、入力部43と、表示部44と、通信部45と、位置取得部46と、を備える。これら各部は、それぞれユーザ端末2におけるCPU21、メモリ22、入力部23、表示部24、通信部25及び位置取得部26と同様であるため、説明を省略する。サービス提供者端末4において、表示部44は、サービス提供者端末側表示手段として機能する。通信部45は、サービス提供者端末側通信手段として機能する。位置取得部46は、サービス提供者端末4の位置情報(サービス提供者位置情報)を取得するサービス提供者端末側位置取得手段として機能する。
図5に、サービス提供システム1の機能的な構成を示す。図5に示すように、ユーザ端末2a,2b,2c…のそれぞれは、機能的に、送信部210と、受信部220と、報知部230と、を備える。CPU21は、ROMに記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより、これら各部として機能する。
ユーザ端末2a,2b,2c…のそれぞれにおいて、送信部210は、ユーザの位置を示すユーザ位置情報をサービス提供サーバ3に送信する。ユーザの位置は、ユーザ端末2を把持しているユーザの現在の位置であって、位置取得部26によって取得されるユーザ端末2の位置情報によって特定される。
図6に、ユーザ端末2の表示部24に表示された、ユーザの現在位置を示す表示画面の一例を示す。図6に示すように、表示部24は、地図を表示している際に、位置取得部26によって取得されたユーザ端末2の現在位置に対応する地図上の位置に、現在位置を示す記号(図6の例では「P」と記された記号)を表示する。位置取得部26によって取得されたユーザ端末2の位置がユーザの移動に伴って変化すると、表示部24に表示される現在位置も移動する。
送信部210は、ユーザ位置情報として、位置取得部26によって取得された位置情報を、ユーザ端末2のID(識別情報)と共に、広域ネットワークを介してサービス提供サーバ3に送信する。送信部210は、定期的に、或いはサービス提供サーバ3からの要求に応答する方式で、ユーザ位置情報をサービス提供サーバ3に送信する。或いは、送信部210は、位置取得部26によって取得された位置情報からユーザが観光地に居ると判定された場合に、ユーザ位置情報をサービス提供サーバ3に送信しても良い。送信部210は、CPU21が通信部25と協働することによって実現される。送信部210は、ユーザ側送信手段として機能する。
また、送信部210は、ユーザの使用言語を示す言語情報を、ユーザ端末2のIDと共に、広域ネットワークを介してサービス提供サーバ3に送信する。ユーザの使用言語は、例えば、ユーザ端末2の操作画面の言語、又は表示部24に表示された言語から識別される。図6の例では、ユーザ端末2のユーザは中国人である場合の例を示しており、「A站(A駅)」及び「B站(B駅)」のように、日本語と共に中国語が併記されて表示されている。この場合、送信部210は、ユーザの使用言語が中国語であることを示す言語情報をサービス提供サーバ3に送信する。
送信部210が言語情報を送信するタイミングは、ユーザ位置情報を送信するタイミングと同じである。或いは、使用言語は頻繁には変わらないため、送信部210は、一度サービス提供サーバ3に言語情報を送信した後は、言語情報を送信しなくても良い。
図5に戻って、サービス提供者端末4a,4b,4c…のそれぞれは、機能的に、送信部410と、受信部420と、報知部430と、を備える。CPU41は、ROMに記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより、これら各部として機能する。
サービス提供者端末4a,4b,4c…のそれぞれにおいて、送信部410は、サービス提供者の位置を示す提供者位置情報をサービス提供サーバ3に送信する。サービス提供者の位置は、サービス提供者端末4を把持しているサービス提供者の現在の位置であって、位置取得部46によって取得されるサービス提供者端末4の位置情報によって特定される。
送信部410は、提供者位置情報として、位置取得部46によって取得された位置情報を、サービス提供者端末4のIDと共に、広域ネットワークを介してサービス提供サーバ3に送信する。送信部410は、定期的に、或いはサービス提供サーバ3からの要求に応答する方式で、提供者位置情報をサービス提供サーバ3に送信する。送信部410は、CPU41が通信部45と協働することによって実現される。送信部410は、提供者側送信手段として機能する。
サービス提供サーバ3は、機能的に、取得部310と、判定部330と、選択部340と、サービス提供部350と、を備える。CPU31は、ROMに記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより、これら各部として機能する。また、サービス提供サーバ3は、記憶部320を備える。記憶部320は、メモリ32内の適宜の記憶領域に構築される。
取得部310は、ユーザ端末2a,2b,2c…のそれぞれから送信されたユーザ位置情報及び言語情報を取得する。また、取得部310は、サービス提供者端末4a,4b,4c…のそれぞれから送信された提供者位置情報を取得する。取得部310は、通信部35及び広域ネットワークを介してユーザ端末2a,2b,2c…及びサービス提供者端末4a,4b,4c…と通信することにより、ユーザ位置情報、言語情報及び提供者位置情報を取得する。取得部310は、CPU31が通信部35と協働することによって実現される。取得部310は、取得手段として機能する。
記憶部320は、取得部310によって取得されたユーザ位置情報と言語情報と提供者位置情報とを記憶する。具体的には図5に示すように、記憶部320は、ユーザ登録情報321と、提供者登録情報322と、を記憶している。記憶部320は、記憶手段として機能する。
ユーザ登録情報321は、サービス提供システム1を利用してサービスを受けることが可能な複数のユーザに関する情報である。ユーザ登録情報321は、ユーザ端末2a,2b,2c…のそれぞれから取得されたユーザ位置情報の履歴及び言語情報を含んでいる。また、ユーザ登録情報321は、ユーザ位置情報の履歴に基づいて得られる国内滞在日数等の情報を含んでいる。
提供者登録情報322は、サービス提供システム1を利用して観光ガイドの事業を運営する企業又は団体に予め登録された複数のサービス提供者に関する情報である。提供者登録情報322は、複数のサービス提供者端末4a,4b,4c…のそれぞれから取得された提供者位置情報と、登録された複数のサービス提供者のそれぞれのサービス内容を示す情報と、を含んでいる。
取得部310は、ユーザ端末2a,2b,2c…のいずれかからユーザ位置情報又は言語情報を新たに取得すると、新たに取得したユーザ位置情報又は言語情報で、記憶部320に記憶されたユーザ登録情報321を更新する。また、取得部310は、サービス提供者端末4a,4b,4c…のいずれかから提供者位置情報を新たに取得すると、新たに取得した提供者位置情報で、記憶部320に記憶された提供者登録情報322を更新する。
図7に、記憶部320に記憶されたユーザ登録情報321の一例を示す。図7に示すように、記憶部320は、ユーザ登録情報321として、使用言語と、国内滞在日数と、観光地訪問数と、宿泊地数と、宿泊地と、をユーザ端末2a,2b,2c…のそれぞれについて記憶している。使用言語は、取得部310によって取得された言語情報によって定められる。図7の例では、ユーザ端末A~Fの使用言語は中国語である。その他の項目は、記憶部320に記憶されたユーザ位置情報の履歴から特定又は推定される。
判定部330は、このようなユーザ登録情報321に基づいて、ユーザが外国人観光客であるか否かを判定する。判定部330は、CPU31がメモリ32と協働することによって実現される。判定部330は、判定手段として機能する。
第1に、判定部330は、記憶部320にユーザ登録情報321として記憶された言語情報によって示される使用言語が外国語である場合に、ユーザが外国人であると判定する。これに対して、判定部330は、使用言語が国内語(例えば日本語)である場合に、ユーザが邦人(例えば日本人)であると判定する。例えば、図7に示したように使用言語が中国語であれば、判定部330は、ユーザ端末A~Fのユーザは中国人、すなわち外国人であると判定する。
第2に、判定部330は、記憶部320に記憶されたユーザ位置情報の履歴に基づいて、ユーザが観光客であるか否かを判定する。そのために、判定部330は、記憶部320に記憶されたユーザ位置情報の履歴に基づいて、図7に示したユーザ登録情報321の項目であるユーザの国内滞在日数、観光地訪問数、宿泊地数、及び宿泊地を特定する。
国内滞在日数は、ユーザが国内に入ってからの日数である。判定部330は、位置取得部26によって取得されたユーザ端末2の位置が、国境外から国境内に入ってから経過した日数を数えることによって、そのユーザの国内滞在日数を特定する。
観光地訪問数は、国内滞在時にユーザが観光地として分類された地域を訪問した回数である。観光地として分類された地域は、浅草、上野、新宿等の一般的に観光地として知られた地域であって、予め設定されて記憶部320に登録されている。判定部330は、位置取得部26によって取得されたユーザ端末2の位置が、観光地として分類された地域内に存在した回数を数えることによって、国内滞在時におけるユーザの観光地訪問数を特定する。
宿泊地数は、国内滞在時にユーザが宿泊した場所の数である。判定部330は、位置取得部26によって取得されたユーザ端末2の位置に基づいて、ユーザが夜間に滞在していた場所の数を累計することによって、宿泊地数を特定する。仮に国内滞在期間中にユーザが同じ場所に宿泊している場合には、宿泊地数は1となる。
宿泊地は、国内滞在時にユーザが宿泊した場所である。判定部330は、ユーザが夜間に滞在していた場所がホテル、旅館等の宿泊施設であるか、或いは住宅地であるかを判定することによって、ユーザの宿泊地を特定する。
判定部330は、このようにユーザの行動履歴に基づいて、国内滞在日数、観光地訪問数、宿泊地数及び宿泊地を特定する。判定部330は、このような特定処理を複数のユーザのそれぞれについて実行する。そして、判定部330は、以下の(1)~(5)の判定基準に基づいて、ユーザが観光客であるか否かを判定する。
(1)判定部330は、ユーザの国内滞在日数が所定日数以下であり、且つ、観光地訪問数が国内滞在日数以下である場合、ユーザがビジネス客であると判定する。これは、国内に長期的に滞在していないユーザであって、観光地を訪問した回数が相対的に少ないユーザは、観光目的での滞在者では無い可能性が高いからである。
例えば、図7に示したユーザ端末Fのユーザは、国内滞在日数が相対的に少なく、且つ、観光地訪問数が0である。そのため、判定部330は、図8に示すように、ユーザ端末Fのユーザを外国人ビジネス客であると判定する。所定日数は、ユーザが長期的に国内に滞在しているか否かの基準となる日数であって、例えば10日程度に設定される。
(2)これに対して、判定部330は、ユーザの国内滞在日数が所定日数以下であり、且つ、観光地訪問数が国内滞在日数を超える場合、ユーザが観光客であると判定する。例えば、図7に示したユーザ端末A~Cのユーザは、国内滞在日数が相対的に少ないが、観光地訪問数が国内滞在日数より多い。そのため、判定部330は、図8に示すように、ユーザ端末A~Cのユーザを外国人観光客であると判定する。
(3)判定部330は、ユーザの国内滞在日数が所定日数を超えており、且つ、滞在日数に対する宿泊地数の比率が所定比率を超えている場合に、ユーザが観光客であると判定する。これは、国内に長期に滞在しているユーザであっても、相対的に多くの宿泊地に泊まっている場合には、観光目的での滞在者である可能性が高いからである。
例えば、図7に示したユーザ端末Eのユーザは、国内滞在日数が相対的に多く、且つ、宿泊地数も多い。そのため、判定部330は、図8に示すように、ユーザ端末Eのユーザを外国人観光客であると判定する。所定比率は、ユーザが多くの宿泊地に泊まっているか否かの基準となる比率であって、例えば0.1(10%)程度に設定される。
(4)判定部330は、ユーザの国内滞在日数が所定日数を超えており、且つ、滞在日数に対する宿泊地数の比率が所定比率以下である場合であっても、宿泊地が宿泊施設である場合には、ユーザが観光客であると判定する。これは、相対的に多くの宿泊地に泊まっていなくても、宿泊施設を利用しているユーザは、観光目的での滞在者である可能性が高いからである。
(5)判定部330は、ユーザの国内滞在日数が所定日数を超えており、且つ、滞在日数に対する宿泊地数の比率が所定比率以下である場合であって、宿泊地が住宅地である場合には、ユーザが国内の居住者であると判定する。例えば、図7に示したユーザ端末Dのユーザは、国内滞在日数が相対的に多く、且つ、宿泊地が住宅地である。そのため、判定部330は、図8に示すように、ユーザ端末Dのユーザを外国人居住者であると判定する。
このように、判定部330は、複数のユーザのそれぞれについて、国内滞在日数、観光地訪問数、宿泊地数及び宿泊地に基づいて、ユーザが観光客であるか、ビジネス客であるか、或いは居住者であるかを判定する。
図5に戻って、選択部340は、判定部330によってユーザが観光客であると判定された場合に、予め登録された複数のサービス提供者のうちから、観光客であると判定されたユーザに適合する少なくとも1人のサービス提供者を選択する。具体的に説明すると、選択部340は、提供者登録情報322を参照して、ユーザの使用言語を使用してサービスを提供する少なくとも1人のサービス提供者を選択する。
図9に、記憶部320に提供者登録情報322として記憶された、あるサービス提供者Aのサービス情報の一例を示す。図9に示すように、記憶部320は、サービス情報として、サービス提供者の提供言語、ガイド地域、ガイド資格、名前、ユーザからの評価値、及び利用料金としての時間単価の情報を記憶している。複数のサービス提供者のそれぞれは、自身の情報をサービス情報としてサービス提供サーバ3に予め登録しておく。
選択部340は、判定部330によってユーザが観光客であると判定された場合、このような複数のサービス提供者のサービス情報を参照して、ユーザと同じ言語でサービスを提供可能なサービス提供者を選択する。例えば、ユーザの使用言語が中国語である場合、選択部340は、提供言語が中国語であるサービス提供者を、ユーザに適合するサービス提供者として選択する。選択部340は、CPU31がメモリ32と協働することによって実現される。選択部340は、選択手段として機能する。
図5に戻って、サービス提供部350は、判定部330によってユーザが観光客であると判定された場合に、ユーザ端末2に所定の情報を送信することによって、ユーザに所定のサービスを提供する。具体的に説明すると、サービス提供部350は、所定のサービスとして、選択部340によって選択された少なくとも1人のサービス提供者に関する提供者情報を、ユーザに提供する。
提供者情報は、選択部340によって選択された少なくとも1人のサービス提供者のサービス情報と提供者位置情報とを含む。言い換えると、サービス提供部350は、提供者情報として、サービス提供者の位置、名前、資格、使用言語、対応地域、利用料金及び評価値の情報を、ユーザに提供する。
サービス提供部350は、このような提供者情報を、広域ネットワークを介して、観光客であると判定されたユーザのユーザ端末2に送信する。サービス提供部350は、CPU31がメモリ32及び通信部35と協働することによって実現される。サービス提供部350は、サービス提供手段として機能する。
より詳細に説明すると、判定部330は、記憶部320に記憶されたユーザ位置情報と提供者位置情報とに基づいて、ユーザとサービス提供者との間の距離が所定距離以内であるか否かを判定する。言い換えると、判定部330は、選択部340によって選択されたサービス提供者が、ユーザの現在位置に近い位置に居るか否かを判定する。所定距離は、例えば数km程度に設定される。
サービス提供部350は、判定部330によってユーザとサービス提供者との間の距離が所定距離以内であると判定された場合に、そのサービス提供者の提供者情報を、そのユーザのユーザ端末2に送信する。例えば、選択部340によって選択されたユーザに適合するサービス提供者が複数ある場合、判定部330は、複数のサービス提供者のうちの、ユーザとの距離が所定距離以内に居るサービス提供者の提供者情報を、そのユーザのユーザ端末2に送信する。これにより、ユーザは、自身の近くに居る利用し易いサービス提供者の情報を得ることができる。
ユーザ端末2a,2b,2c…のそれぞれにおいて、受信部220は、サービス提供サーバ3から提供者情報が送信されると、送信された提供者情報を受信する。受信部220は、CPU21が通信部25と協働することによって実現される。受信部220は、ユーザ側受信手段として機能する。
報知部230は、受信部220によって受信された提供者情報をユーザに報知する。具体的に説明すると、報知部230は、受信部220によって受信された提供者情報によって示されるサービス提供者の位置情報とサービス情報とを表示部24に表示する。報知部230は、CPU21が表示部24と協働することによって実現される。報知部230は、ユーザ側報知手段として機能する。
図10に、ユーザ端末2における提供者情報の表示例を示す。図10に示すように、報知部230は、地図上にサービス提供者の位置を表示し、且つ、サービス情報として、サービス提供者の名前、ガイド資格、利用料金及び評価値(星マークの数)を表示する。これにより、ユーザは、自身に適したサービス提供者が自身の近くに居ることを容易に把握することができる。
更に、サービス提供部350は、判定部330によってユーザが観光客であり、且つ、ユーザとサービス提供者との間の距離が所定距離以内であると判定された場合に、ユーザに関するユーザ情報を、選択部340によって選択された少なくとも1人のサービス提供者に提供する。ユーザ情報は、観光客であると判定されたユーザのユーザ位置情報と言語情報とを含む。サービス提供部350は、ユーザ情報を、広域ネットワークを介して、選択部340によって選択された少なくとも1人のサービス提供者のサービス提供者端末4に送信する。
サービス提供者端末4a,4b,4c…のそれぞれにおいて、受信部420は、サービス提供サーバ3からユーザ情報が送信されると、送信されたユーザ情報を受信する。受信部420は、CPU41が通信部45と協働することによって実現される。受信部420は、提供者側受信手段として機能する。
報知部430は、受信部420によって受信されたユーザ情報をサービス提供者に報知する。具体的に説明すると、報知部430は、受信部420によって受信されたユーザ情報によって示されるユーザの位置情報を表示部44に表示する。報知部430は、CPU41が表示部44と協働することによって実現される。報知部430は、提供者側報知手段として機能する。
図11に、サービス提供者端末4におけるユーザ情報の表示例を示す。図11に示すように、報知部430は、地図上に、このサービス提供者がガイド可能なユーザの位置及び数を表示する。図11の例では、破線で囲われた観光地に、このサービス提供者がガイド可能なユーザが4人居ることが表示されている。これにより、サービス提供者は、自身に適した観光客が自身の近くに何人居るかを容易に把握することができる。
このように、ユーザに提供者情報を提供し、サービス提供者にユーザ情報を提供することによって、ユーザとサービス提供者とは、それぞれ自身に適合した相手の情報を得ることができる。次に、実際にサービス提供者がユーザに観光ガイドのサービスを提供する場合について、説明する。
判定部330は、記憶部320に記憶されたユーザ位置情報に基づいて、観光客であると判定されたユーザが観光地に居るか否かを更に判定する。具体的に説明すると、判定部330は、ユーザ位置情報によって示されるユーザの位置が、予め観光地として分類された地域内に存在しているか否かを判定することで、ユーザが観光地に居るか否かを判定する。
サービス提供部350は、判定部330によってユーザが観光地に居ると判定された場合に、ユーザに前記所定のサービスの利用を提案する提案メッセージを送信する。サービス提供部350は、例えばプッシュ通信の手法によって、言い換えるとサービス提供サーバ3側からの自発的な通信によって、提案メッセージをユーザ端末2に送信する。図11に示したように観光地に複数のユーザが居る場合には、サービス提供部350は、この複数のユーザのユーザ端末2のそれぞれに提案メッセージを送信する。
ユーザ端末2において、受信部220は、サービス提供サーバ3から送信された提案メッセージを受信する。報知部230は、受信部220によって受信された提案メッセージを表示部24に表示してユーザに報知する。
図12に、ユーザ端末2における提案メッセージの表示例を示す。図12に示すように、報知部430は、図10に示した提供者情報の表示画面上に、提案メッセージとして「中国語観光ガイドはいかがですか?…」とのメッセージを、更に表示する。このような表示画面を見たユーザは、ユーザ端末2の入力部23を操作して、実際にサービス提供者のサービスを依頼することができる。
ユーザがサービスを依頼した場合、ユーザ端末2からサービス提供サーバ3を介してサービス提供者端末4にサービスの依頼が送信される。ユーザ端末2から送信された依頼をサービス提供者が受諾すると、サービス提供の契約が成立する。サービス提供の契約が成立すると、ユーザとサービス提供者とは、所定の場所で所定の時間に合流する。
図13に、ユーザがサービス提供者と合流した際におけるユーザ端末2の表示例を示す。図13は、一例として、サービス提供者が、観光地に居るユーザの元に出向いて合流した様子を示している。図13に示すように、ユーザ端末2の表示部24には、サービス提供者と合流し易いように、サービス提供サーバ3から送信される提供者位置情報によって、移動中のサービス提供者の位置が随時表示される。
ユーザがサービス提供者と合流すると、サービス提供者による観光ガイドのサービスが開始される。サービス提供部350は、サービス提供者によるサービス開始からサービス終了までの時間を、計時部33によって計測する。そして、サービス提供部350は、計測した時間に、サービス提供者の時間単価を乗算することによって、サービス利用料金を計算する。サービス利用料金を計算すると、サービス提供部350は、サービス利用料金をユーザ端末2に送信してユーザに提示する。このように、サービス提供サーバ3がサービス利用料金を自動的に計算するため、明瞭なサービス利用料金をユーザに提示することができる。ユーザが提示されたサービス利用料金を支払うと、サービス提供システム1における一連の観光ガイドのサービスは終了する。
以上のように構成されるサービス提供システム1において実行される処理の流れについて、図14、図15及び図16を参照して、説明する。図14は、ユーザ端末2a,2b,2c…のそれぞれと、サービス提供サーバ3と、サービス提供者端末4a,4b,4c…のそれぞれと、の間で実行される処理の流れを示している。
ユーザ端末2a,2b,2c…のそれぞれにおいて、送信部210は、適宜の送信タイミングで、位置取得部26によって取得されたユーザ位置情報、及び言語情報をサービス提供サーバ3に送信する(ステップS1)。サービス提供サーバ3において、取得部310は、ユーザ端末2a,2b,2c…のそれぞれから送信されたユーザ位置情報及び言語情報を取得する。
ユーザ位置情報及び言語情報の送信タイミングは、例えば、定期的に到来するタイミング、取得部310から要求を受信したタイミング、又は、ユーザ端末2が観光地に入ったタイミングである。送信部210は、送信タイミングが到来する毎に、繰り返し、ユーザ位置情報及び言語情報をサービス提供サーバ3に送信する。
サービス提供者端末4a,4b,4c…のそれぞれにおいて、送信部410は、適宜の送信タイミングで、位置取得部46によって取得された提供者位置情報をサービス提供サーバ3に送信する(ステップS2)。サービス提供サーバ3において、取得部310は、ステップS2において、サービス提供者端末4a,4b,4c…のそれぞれから送信された提供者位置情報を取得する。
提供者位置情報の送信タイミングは、例えば、定期的に到来するタイミング、又は、取得部310から要求を受信したタイミングである。送信部410は、送信タイミングが到来する毎に、繰り返し、提供者位置情報をサービス提供サーバ3に送信する。
取得部310は、ユーザ位置情報、言語情報又は提供者位置情報を取得すると、取得した情報で、記憶部320に記憶されたユーザ登録情報321及び提供者登録情報322を更新する(ステップS3)。
記憶部320を更新すると、判定部330は、ユーザ判定処理を実行する(ステップS4)。ユーザ判定処理の詳細については、図15に示すフローチャートを参照して説明する。なお、図15に示すユーザ判定処理は、ユーザ端末2から取得された言語情報からユーザが外国人であると判定した場合について説明している。
図15に示すユーザ判定処理を開始すると、判定部330は、第1に、ユーザの国内滞在日数が所定日数である10日以下であるか否かを判定する(ステップS41)。言い換えると、判定部330は、ユーザが長期的に国内に滞在している滞在者であるか否かを判定する。
国内滞在日数が10日以下である場合(ステップS41;YES)、判定部330は、第2に、国内滞在日数が観光地訪問数より少ないか否かを判定する(ステップS42)。言い換えると、判定部330は、ユーザが長期的に国内に滞在していない場合には、観光地訪問数が多いか少ないかによって、ユーザが観光客であるか否かを判定する。
判定の結果、国内滞在日数が観光地訪問数以上である場合(ステップS42;NO)、判定部330は、ユーザが外国人ビジネス客であると判定する(ステップS43)。これに対して、国内滞在日数が観光地訪問数より少ない場合(ステップS42;YES)、判定部330は、ユーザが外国人観光客であると判定する(ステップS44)。
ステップS41において、ユーザの国内滞在日数が10日より多い場合(ステップS41;NO)、判定部330は、国内滞在日数に所定比率として0.1を乗じた値が宿泊地数を超えているか否かを判定する(ステップS45)。言い換えると、判定部330は、ユーザが長期的に国内に滞在している場合には、多くの宿泊地を利用しているかによって、ユーザが観光客であるか否かを判定する。国内滞在日数に0.1を乗じた値が宿泊地数以下である場合(ステップS45;NO)、判定部330は、ユーザが外国人観光客であると判定する(ステップS44)。
これに対して、国内滞在日数に0.1を乗じた値が宿泊地数を超えている場合(ステップS45;YES)、判定部330は、更に、宿泊地が住宅地であるか否かを判定する(ステップS46)。その結果、宿泊地が住宅地でない場合にも(ステップS46;NO)、判定部330は、ユーザが外国人観光客であると判定する(ステップS44)。一方で、宿泊地が住宅地である場合には(ステップS46;YES)、判定部330は、ユーザが外国人居住者であると判定する(ステップS47)。以上によって、図15に示したユーザ判定処理は終了する。
図14に戻って、ステップS4におけるユーザ判定処理の結果、ユーザが外国人観光客でないと判定された場合(ステップS5;NO)、サービス提供サーバ3は、ステップS5で処理を終える。言い換えると、ユーザが外国人ビジネス客又は外国人居住者であると判定された場合には、そのユーザは観光ガイドのサービスを提供する対象では無いため、ステップS6以降の処理には進まない。
これに対して、ユーザが外国人観光客であると判定された場合(ステップS5;YES)、選択部340は、ユーザに適合するサービス提供者を選択する(ステップS6)。具体的に説明すると、選択部340は、予め登録された複数のサービス提供者のうちから、ユーザの使用言語を使用してサービスを提供するサービス提供者を選択する。
サービス提供者が選択されると、サービス提供部350は、ユーザとサービス提供者との間の距離が所定距離以内である場合、選択されたサービス提供者に関する提供者情報を、そのユーザのユーザ端末2に送信する(ステップS7)。更に、サービス提供部350は、そのユーザに関するユーザ情報を、選択されたサービス提供者のサービス提供者端末4に送信する(ステップS8)。
ユーザ端末2a,2b,2c…のそれぞれにおいて、受信部220は、サービス提供サーバ3から提供者情報が送信されると、送信された提供者情報を受信する。そして、報知部230は、例えば図10に示したように、受信された提供者情報を報知する(ステップS9)。
サービス提供者端末4a,4b,4c…のそれぞれにおいて、受信部420は、サービス提供サーバ3からユーザ情報が送信されると、送信されたユーザ情報を受信する。そして、報知部430は、例えば図11に示したように、受信されたユーザ情報を報知する(ステップS10)。
続いて図16を参照して、実際にサービス提供者がユーザにサービスを提供する際における処理の流れについて説明する。
例えば図12のような提案メッセージを報知されたユーザが、サービス提供者にサービスを依頼する場合、ユーザ端末2の入力部23を操作して、サービスを依頼する旨を入力する。このようにしてユーザがサービスを依頼すると、ユーザ端末2の送信部210は、サービス提供サーバ3を介して、サービス提供者端末4にサービスの依頼を送信する(ステップS11)。送信される依頼には、サービス提供者との待ち合わせ場所及び待ち合わせ時間の情報が含まれている。
サービス提供者端末4において、受信部420は、サービスの依頼を受信する。サービス提供者は、サービスの依頼を受諾する場合、サービス提供者端末4の入力部43を操作して、依頼を受諾する旨を入力する。このようにしてサービス提供者が依頼を受諾すると、サービス提供者端末4の送信部210は、サービス提供サーバ3を介して、ユーザ端末2に依頼を受諾した旨を示す通知を送信する(ステップS12)。
依頼を受諾した旨を示す通知がユーザ端末2に送信されると、サービス提供サーバ3において、サービス提供部350は、ユーザとサービス提供者との間でサービス提供の契約が成立したと判定する(ステップS13)。
サービス提供の契約が成立したと判定すると、判定部330は、ユーザとサービス提供者とが至近距離内に近付いたか否かを判定する(ステップS14)。これにより、サービス提供部350は、ユーザとサービス提供者とが待ち合わせ場所で合流したか否かを判定する。具体的に説明すると、判定部330は、取得部310によって逐次取得されるユーザ位置情報と提供者位置情報とを参照して、ユーザとサービス提供者との間の距離を判定する。至近距離は、サービス提供者がユーザに観光ガイドを提供することが可能な距離であって、例えば10mに予め設定される。
ユーザとサービス提供者とが至近距離内に近付いていない場合(ステップS14;NO)、サービス提供部350は、ユーザとサービス提供者とが至近距離内に近付くまで待機する。
ユーザとサービス提供者とが至近距離内に近付いたと判定されると(ステップS14;YES)、サービス提供部350は、サービス提供者端末4からサービス開始の通知を受信するまで待機する。サービス提供者端末4は、サービス提供者がユーザに対して観光ガイドのサービスを開始すると、サービス開始の通知をサービス提供サーバ3に送信する(ステップS15)。サービス提供部350は、サービス提供者端末4からサービス開始の通知を受信すると、サービス時間のカウントを開始する(ステップS16)。
その後、サービス提供者がサービスを終了すると、サービス提供者端末4は、サービス終了の通知をサービス提供サーバ3に送信する(ステップS17)。サービス提供部350は、サービス提供者端末4からサービス終了の通知を受信すると、サービス時間のカウントを終了する(ステップS18)。
サービス時間のカウントを終了すると、サービス提供部350は、利用情報をユーザ端末2に送信する(ステップS19)。具体的に説明すると、サービス提供部350は、カウントしたサービス時間にサービス提供者の時間単価からサービス利用料金を計算する。そして、計算したサービス利用料金と、サービス時間と、サービス提供者の時間単価と、を示す利用情報を、広域ネットワークを介してユーザ端末2に送信する。
ユーザ端末2において、受信部220は、サービス提供サーバ3から送信された利用情報を受信する。受信部220が利用情報を受信すると、報知部230は、受信された利用情報を報知することによって、サービス利用料金等をユーザに提示する(ステップS20)。
ユーザが提示されたサービス利用料金を支払うと、ユーザ端末2は、入金の連絡をサービス提供サーバ3に送信する(ステップS21)。サービス提供者端末4は、ユーザからの入金を確認すると、入金を確認した旨の通知をサービス提供サーバ3に送信する(ステップS22)。サービス提供サーバ3において、サービス提供部350は、ユーザ端末2からの入金の連絡とサービス提供者端末4からの入金の確認通知とを受けると、サービス提供処理を終了する。以上によって、図16に示したサービス提供システム1におけるサービス提供処理は終了する。
以上説明したように、本実施形態に係るサービス提供システム1は、ユーザの位置情報に基づいてユーザが外国人観光客であるか否かを判定し、ユーザが外国人観光客であると判定された場合に、観光ガイドのサービスをユーザに提供する。サービス提供システム1は、ユーザの位置情報を利用するため、言語情報のみを利用する場合に比べて、外国人観光客であるユーザを、外国人ビジネス客又は国内の外国人居住者であるユーザと精度良く区別することができる。その結果、外国人観光客に効率良く観光ガイドのサービスを提供することができる。
また、本実施形態に係るサービス提供システム1は、ユーザが外国人観光客であると判定された場合に、使用言語から外国人観光客であると判定されたユーザに適合するサービス提供者を選択する。そして、サービス提供システム1は、選択したサービス提供者に関する情報を外国人観光客であると判定されたユーザに提供し、且つ、外国人観光客であると判定されたユーザに関する情報を選択したサービス提供者に提供する。これにより、ユーザとサービス提供者とは、それぞれ自身に適合した相手の情報を容易に得ることができる。その結果、外国人観光客により効率的に観光ガイドのサービスを提供することができる。
(変形例)
以上に本発明の実施形態について説明したが、前記実施形態は一例であり、本発明の適用範囲はこれに限られない。すなわち、本発明の実施形態は種々の応用が可能であり、あらゆる実施の形態が本発明の範囲に含まれる。
例えば、前記実施形態では、サービス提供部350は、判定部330によってユーザとサービス提供者との間の距離が所定距離以内であると判定された場合に、ユーザ端末2に提供者情報を送信し、サービス提供者端末4にユーザ情報を送信した。しかしながら、本発明において、サービス提供部350は、判定部330によってユーザが観光地に居ると判定された場合に、ユーザ端末2に提供者情報を送信し、サービス提供者端末4にユーザ情報を送信しても良い。このように、ユーザが観光地に居ることを契機とすることで、的確なタイミングでユーザに観光ガイドのサービスを提供することができる。
或いは、サービス提供部350は、判定部330によってユーザが初めて訪れる観光地に居ると判定された場合に、ユーザ端末2に提供者情報を送信し、サービス提供者端末4にユーザ情報を送信しても良いし、ユーザ端末2に提案メッセージを送信しても良い。この場合、判定部330は、記憶部320に記憶されたユーザ位置情報の履歴に基づいて、ユーザが初めて訪れる観光地に居るか否かを判定する。このようにユーザが初めて訪れる観光地に居るか否かを判定することによって、より効率的にユーザに観光ガイドのサービスを提供することができる。
前記実施形態では、判定部330は、記憶部320に記憶されたユーザ位置情報の履歴に基づいて、ユーザの国内滞在日数、観光地訪問数、宿泊地数及び宿泊地を特定し、ユーザが観光客であるか否かを判定した。しかしながら、判定部330は、記憶部320に記憶されたユーザ位置情報の履歴に基づいてユーザの交通機関の利用頻度を特定し、利用頻度が所定頻度を超える場合に、ユーザが観光客であると判定しても良い。判定部330は、ユーザが交通機関を利用したか否かを、例えばユーザの位置が空港、港、駅等にあるか否かから判定することができる。或いは、判定部330は、ユーザが交通機関を利用したか否かを、ユーザの移動速度から判定しても良い。
或いは、判定部330は、記憶部320に記憶されたユーザ位置情報の履歴に基づいてユーザが道に迷った回数を特定し、道に迷った回数が所定回数を超える場合に、ユーザが観光客であると判定しても良い。判定部330は、ユーザが道に迷ったか否かを、ユーザの軌跡のふらつきから判定することができる。
前記実施形態に係るサービス提供システム1は、外国人観光客に対して観光ガイドのサービスを提供するものであった。しかしながら、本発明において、サービス提供システム1は、外国人観光客に限らず、国内の観光客(邦人観光客)に対して観光ガイドのサービスを提供しても良い。この場合、判定部330は、言語情報には基づいてユーザが外国人であるか否かを判定しなくても良い。すなわち、サービス提供部350は、ユーザが外国人であるか邦人であるかにかかわらず、ユーザ位置情報に基づいてユーザが観光客であると判定された場合に、ユーザに所定のサービスを提供しても良い。
ユーザが邦人である場合には、滞在日数は、前記実施形態で説明したユーザが国外から国内に入ってからの日数では無く、ユーザが自宅から国内の滞在先に移動してからの日数として説明される。この場合、サービス提供サーバ3は、ユーザの位置が自宅から大きく移動した場合にユーザが滞在先に入ったと識別して、上述したサービス提供処理を実行する。
前記実施形態に係るサービス提供サーバ3は、所定のサービスとして、観光ガイドの技能を有するサービス提供者の情報をユーザ端末2に送信することで、観光ガイドをユーザに提供した。しかしながら、本発明において、サービス提供サーバ3は、所定のサービスとして、観光ガイドに限らず、ホテル、民泊、交通機関、レンタカー等に関するサービスを提供しても良い。例えば、サービス提供サーバ3は、観光客であると判定されたユーザに対して、ホテル又は民泊の情報、交通機関又はレンタカーのガイドを提供しても良い。
前記実施形態では、報知部230,430は、サービス提供サーバ3から受信した情報を表示部24,44に表示することで、ユーザに報知した。しかしながら、報知部230,430は、サービス提供サーバ3から受信した情報をスピーカから音声で出力することで、ユーザに報知しても良い。
前記実施形態では、ユーザ端末2、サービス提供サーバ3及びサービス提供者端末4において、CPU21,31,41が、ROMに記憶されたプログラムを実行することによって、図5に示した各部として機能した。しかしながら、本発明において、ユーザ端末2、サービス提供サーバ3及びサービス提供者端末4は、CPU21,31,41の代わりに、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、各種制御回路等の専用のハードウェアを備え、専用のハードウェアが、図5に示した各部として機能しても良い。この場合、各部の機能それぞれを個別のハードウェアで実現しても良いし、各部の機能をまとめて単一のハードウェアで実現しても良い。また、各部の機能のうち、一部を専用のハードウェアによって実現し、他の一部をソフトウェア又はファームウェアによって実現しても良い。
なお、本発明に係る機能を実現するための構成を予め備えたユーザ端末2、サービス提供サーバ3及びサービス提供者端末4として提供できることはもとより、プログラムの適用により、既存の情報処理装置等を、本発明に係るユーザ端末2、サービス提供サーバ3及びサービス提供者端末4として機能させることもできる。すなわち、前記実施形態で例示したユーザ端末2、サービス提供サーバ3及びサービス提供者端末4による各機能構成を実現させるためのプログラムを、既存の情報処理装置等を制御するCPU等が実行できるように適用することで、本発明に係るユーザ端末2、サービス提供サーバ3及びサービス提供者端末4として機能させることができる。
また、このようなプログラムの適用方法は任意である。プログラムを、例えば、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)-ROM、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納して適用できる。さらに、プログラムを搬送波に重畳し、インターネットなどの通信媒体を介して適用することもできる。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)にプログラムを掲示して配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲とが含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
ユーザの位置を示すユーザ位置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記ユーザ位置情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記ユーザが前記観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供手段と、
を備える、
ことを特徴とするサービス提供サーバ。
(付記2)
前記取得手段によって取得された前記ユーザ位置情報の履歴を記憶する記憶手段、を更に備え、
前記判定手段は、前記記憶手段に記憶された前記履歴に基づいて、前記ユーザが前記観光客であるか否かを判定する、
ことを特徴とする付記1に記載のサービス提供サーバ。
(付記3)
前記判定手段は、前記記憶手段に記憶された前記履歴に基づいて前記ユーザの観光地訪問数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数以下であり、且つ、前記観光地訪問数が前記滞在日数を超える場合に、前記ユーザが前記観光客であると判定する、
ことを特徴とする付記2に記載のサービス提供サーバ。
(付記4)
前記判定手段は、前記記憶手段に記憶された前記履歴に基づいて前記ユーザの宿泊地数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数を超えており、且つ、前記滞在日数に対する前記宿泊地数の比率が所定比率を超えている場合に、前記ユーザが前記観光客であると判定する、
ことを特徴とする付記2又は3に記載のサービス提供サーバ。
(付記5)
前記判定手段は、前記記憶手段に記憶された前記履歴に基づいて前記ユーザの宿泊地と宿泊地数とを特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数を超えており、且つ、前記滞在日数に対する前記宿泊地数の比率が所定比率以下である場合であっても、前記宿泊地が宿泊施設である場合には、前記ユーザが前記観光客であると判定する、
ことを特徴とする付記2乃至4のいずれか1つに記載のサービス提供サーバ。
(付記6)
前記判定手段は、前記記憶手段に記憶された前記履歴に基づいて前記ユーザの交通機関の利用頻度を特定し、前記利用頻度が所定頻度を超える場合に、前記ユーザが前記観光客であると判定する、
ことを特徴とする付記2乃至5のいずれか1つに記載のサービス提供サーバ。
(付記7)
前記判定手段は、前記記憶手段に記憶された前記履歴に基づいて前記ユーザが道に迷った回数を特定し、前記道に迷った回数が所定回数を超える場合に、前記ユーザが前記観光客であると判定する、
ことを特徴とする付記2乃至6のいずれか1つに記載のサービス提供サーバ。
(付記8)
前記サービス提供手段は、前記判定手段によって前記ユーザが前記観光客であると判定された場合に、前記所定のサービスとして、前記ユーザに適合するサービス提供者に関する提供者情報を前記ユーザに提供する、
ことを特徴とする付記1乃至7のいずれか1つに記載のサービス提供サーバ。
(付記9)
前記取得手段は、前記ユーザの使用言語を示す言語情報を取得し、
前記判定手段は、前記取得手段によって取得された前記言語情報によって示される前記使用言語が外国語である場合に、前記ユーザが外国人であると判定する、
ことを特徴とする付記1乃至8のいずれか1つに記載のサービス提供サーバ。
(付記10)
前記サービス提供手段は、前記判定手段によって前記ユーザが前記外国人且つ前記観光客であると判定された場合に、前記所定のサービスとして、前記使用言語を使用するサービス提供者に関する提供者情報を前記ユーザに提供する、
ことを特徴とする付記9に記載のサービス提供サーバ。
(付記11)
前記取得手段は、前記サービス提供者の位置を示す提供者位置情報を取得し、
前記判定手段は、前記取得手段によって取得された前記ユーザ位置情報と前記提供者位置情報とに基づいて、前記ユーザと前記サービス提供者との間の距離が所定距離以内であるか否かを判定し、
前記サービス提供手段は、前記判定手段によって前記ユーザが前記観光客であり、且つ、前記ユーザと前記サービス提供者との間の距離が前記所定距離以内であると判定された場合に、前記ユーザ情報を前記サービス提供者に提供する、
ことを特徴とする付記8又は10に記載のサービス提供サーバ。
(付記12)
前記サービス提供手段は、前記判定手段によって前記ユーザが前記観光客であり、且つ、前記ユーザと前記サービス提供者との間の距離が前記所定距離以内であると判定された場合に、前記提供者情報を前記ユーザに提供する、
ことを特徴とする付記11に記載のサービス提供サーバ。
(付記13)
前記サービス提供手段は、前記提供者情報として、前記サービス提供者の名前、資格、使用言語、対応地域、利用料金及び評価値の情報を前記ユーザに提供する、
ことを特徴とする付記8、10、11又は12に記載のサービス提供サーバ。
(付記14)
前記判定手段は、前記取得手段によって取得された前記ユーザ位置情報に基づいて、前記ユーザが観光地に居るか否かを判定し、
前記サービス提供手段は、前記判定手段によって前記ユーザが前記観光客であり、且つ、前記ユーザが前記観光地に居ると判定された場合に、前記ユーザに前記所定のサービスの利用を提案する提案メッセージを送信する、
ことを特徴とする付記1乃至13のいずれか1つに記載のサービス提供サーバ。
(付記15)
ユーザによって操作されるユーザ端末と、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供サーバと、を備えるサービス提供システムであって、
前記サービス提供サーバは、
前記ユーザ端末の位置を示すユーザ位置情報を前記ユーザ端末から取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記ユーザ位置情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記ユーザが前記観光客であると判定された場合に、前記ユーザ端末に所定の情報を送信することにより、前記ユーザに前記所定のサービスを提供するサービス提供手段と、
を有し、
前記ユーザ端末は、
前記ユーザ端末の位置を示す前記ユーザ位置情報を取得するユーザ端末側位置取得手段と、
前記ユーザ端末側位置取得手段によって取得された前記ユーザ位置情報を前記サービス提供サーバに送信し、前記サービス提供サーバから前記所定の情報を受信するユーザ端末側通信手段と、
前記ユーザ端末側通信手段によって受信された前記所定の情報を表示するユーザ端末側表示手段と、
を有する、
ことを特徴とするサービス提供システム。
(付記16)
前記サービス提供システムは、サービス提供者によって操作されるサービス提供者端末を更に備え、
前記サービス提供サーバにおいて、
前記サービス提供手段は、前記判定手段によって前記ユーザが前記観光客であると判定された場合に、前記所定の情報として、前記サービス提供者に関する提供者情報を前記ユーザ端末に送信し、且つ、前記ユーザに関するユーザ情報を前記サービス提供者端末に送信し、
前記サービス提供者端末は、
前記サービス提供者端末の位置を示すサービス提供者位置情報を取得するサービス提供者端末側位置取得手段と、
前記サービス提供者端末側位置取得手段によって取得された前記サービス提供者位置情報を前記サービス提供サーバに送信し、前記サービス提供サーバから前記ユーザ情報を受信するサービス提供者端末側通信手段と、
前記サービス提供者端末側通信手段によって受信された前記ユーザ情報を表示するサービス提供者端末側表示手段と、
を有する、
ことを特徴とする付記15に記載のサービス提供システム。
(付記17)
ユーザの位置を示すユーザ位置情報を取得し、
取得した前記ユーザ位置情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定し、
前記ユーザが前記観光客であると判定した場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供する、
ことを含む、
ことを特徴とするサービス提供方法。
(付記18)
コンピュータを、
ユーザの位置を示すユーザ位置情報を取得する取得手段、
前記取得手段によって取得された前記ユーザ位置情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定手段、
前記判定手段によって前記ユーザが前記観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供手段、
として機能させる、
ことを特徴とするプログラム。
1…サービス提供システム、2,2a,2b,2c…ユーザ端末、3…サービス提供サーバ、4,4a,4b,4c…サービス提供者端末、21,31,41…CPU、22,32,42…メモリ、23,43…入力部、24,44…表示部、25,35,45…通信部、26,46…位置取得部、33…計時部、210,410…送信部、220,420…受信部、230,430…報知部、310…取得部、320…記憶部、321…ユーザ登録情報、322…提供者登録情報、330…判定部、340…選択部、350…サービス提供部

Claims (10)

  1. ユーザの行動履歴情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記ユーザが観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの観光地訪問数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数以下であり、且つ、前記観光地訪問数が前記滞在日数を超える場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、
    ことを特徴とするサービス提供サーバ。
  2. ユーザの行動履歴情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記ユーザが観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの宿泊地数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数を超えており、且つ、前記滞在日数に対する前記宿泊地数の比率が所定比率を超えている場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、
    ことを特徴とするサービス提供サーバ。
  3. 前記判定手段は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの宿泊地を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数を超えており、且つ、前記滞在日数に対する前記宿泊地数の比率が所定比率以下である場合であっても、前記宿泊地が宿泊施設である場合には、前記ユーザが前記観光客であると判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のサービス提供サーバ。
  4. 前記サービス提供手段は、前記判定手段によって前記ユーザが観光客であると判定された場合に、前記所定のサービスとして、前記ユーザに適合するサービス提供者に関する提供者情報を前記ユーザに提供する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のサービス提供サーバ。
  5. ユーザによって操作されるユーザ端末と、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供サーバと、を備えるサービス提供システムであって、
    前記サービス提供サーバは、
    前記ユーザ端末に記録された前記ユーザの行動履歴情報を、前記ユーザ端末から取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記ユーザが観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの観光地訪問数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数以下であり、且つ、前記観光地訪問数が前記滞在日数を超える場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、
    ことを特徴とするサービス提供システム。
  6. ユーザによって操作されるユーザ端末と、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供サーバと、を備えるサービス提供システムであって、
    前記サービス提供サーバは、
    前記ユーザ端末に記録された前記ユーザの行動履歴情報を、前記ユーザ端末から取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記ユーザが観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの宿泊地数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数を超えており、且つ、前記滞在日数に対する前記宿泊地数の比率が所定比率を超えている場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、
    ことを特徴とするサービス提供システム。
  7. サービス提供システムが実行するサービス提供方法であって、
    ユーザの行動履歴情報を取得する取得処理と、
    前記取得処理で取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定処理と、
    前記判定処理で前記ユーザが観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供処理と、
    を含み、
    前記判定処理は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの観光地訪問数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数以下であり、且つ、前記観光地訪問数が前記滞在日数を超える場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、
    ことを特徴とするサービス提供方法。
  8. サービス提供システムが実行するサービス提供方法であって、
    ユーザの行動履歴情報を取得する取得処理と、
    前記取得処理で取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定処理と、
    前記判定処理で前記ユーザが観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供処理と、
    を含み、
    前記判定処理は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの宿泊地数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数を超えており、且つ、前記滞在日数に対する前記宿泊地数の比率が所定比率を超えている場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、
    ことを特徴とするサービス提供方法。
  9. コンピュータを、
    ユーザの行動履歴情報を取得する取得手段、
    前記取得手段によって取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段によって前記ユーザが観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供手段、
    として機能させ、
    前記判定手段は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの観光地訪問数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数以下であり、且つ、前記観光地訪問数が前記滞在日数を超える場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、
    ことを特徴とするプログラム。
  10. コンピュータを、
    ユーザの行動履歴情報を取得する取得手段、
    前記取得手段によって取得された行動履歴情報に基づいて、前記ユーザが観光客であるか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段によって前記ユーザが観光客であると判定された場合に、前記ユーザに所定のサービスを提供するサービス提供手段、
    として機能させ、
    前記判定手段は、前記行動履歴情報に基づいて前記ユーザの宿泊地数を特定し、前記ユーザの滞在日数が所定日数を超えており、且つ、前記滞在日数に対する前記宿泊地数の比率が所定比率を超えている場合に、前記ユーザが観光客であると判定する、
    ことを特徴とするプログラム。
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