JP6655954B2 - 制御方法、管理サーバ、プログラム及び管理システム - Google Patents

制御方法、管理サーバ、プログラム及び管理システム Download PDF

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Description

本発明は、制御方法、管理サーバ、プログラム及び管理システムに関する。
近年、飲食店、催事場及び宿泊施設等を利用する顧客の携帯端末に対し、利用料金に対する割引若しくは特定の商品の提供等を示すクーポン情報、又は、特定のサービスと交換可能なポイント情報等を付与するシステムが知られている。顧客は、クーポン情報及びポイント情報等の特典を取得するため、携帯端末を操作して、当該特典を提供するインターネットのウェブサイトにアクセスする。そして、顧客は、アクセスしたウェブサイトから取得した特典の情報を、携帯端末に保持し、又は、紙媒体に出力することにより、当該特典を利用することができる。
例えば、特許文献1には、複数人で特定のレストランに来店した各顧客に来店ポイントを付与する特典付与システムが記載されている。このシステムでは、特定のレストランに来店した顧客グループに含まれる顧客人数が登録され、登録された人数の範囲内において、当該顧客グループに含まれる各顧客が有する端末のそれぞれに対して、来店ポイントが付与される。
特開2015−22399号公報
しかしながら、特許文献1に記載された特典付与システムは、グループの顧客が実際に来店した場合にのみ、各顧客に対して特典が付与されるものであり、来店する予定のないグループの顧客に対して、来店時の特典を事前に提示するものではなかった。そのため、この特典付与システムでは、グループで食事会等のイベントを開催しようとする意欲を十分に向上させることができなかった。
本発明は、このような従来の課題を解決すべくなされたものであり、グループに所属する各顧客に対し、グループでイベントを開催しようとする意欲を向上させることが可能となる制御方法、管理サーバ、プログラム及び管理システムを提供することを目的とする。
本発明に係る制御方法は、記憶部を備える管理サーバの制御方法であって、管理サーバは、イベントに用いられる開催場所を示す開催場所情報を取得する開催場所取得ステップと、グループを識別するためのグループ識別情報に関連付けられた、グループに所属する複数のユーザのそれぞれを識別するためのユーザ識別情報を取得するグループ取得ステップと、特典を付与するためのクーポンをグループに送信する送信ステップと、クーポンが送信されたグループに所属するユーザが所有する携帯端末が開催場所情報によって示される開催場所に位置したことを示す滞在情報を携帯端末から取得する取得ステップと、滞在情報に基づいて、クーポンが送信されたグループに所属するユーザのうち、特定期間中に開催場所に位置した携帯端末を所有するユーザの人数又は比率を算出する算出ステップと、人数又は比率に基づいて、開催場所に位置した携帯端末を所有するユーザのグループに送信されたクーポンによって付与される特典を変動させる変動ステップと、を有する。
また、本発明に係る制御方法において、グループに送信されるクーポンには、開催場所情報が関連付けられており、滞在情報によって示される携帯端末が位置した開催場所を示す開催場所情報は、携帯端末を所有するユーザのグループに送信されたクーポンに関連付けられた開催場所情報であることが好ましい。
また、本発明に係る制御方法において、グループ取得ステップにおいて、グループ識別情報に関連付けられた、グループによって開催されるイベントの開催期間及び開催場所情報を取得し、グループに送信されるクーポンには、当該グループのグループ識別情報に関連付けられた開催場所情報が関連付けられており、特定期間は、クーポンが送信されたグループのグループ識別情報に関連付けられた開催期間であることが好ましい。
また、本発明に係る制御方法において、管理サーバは、特定期間が終了すると、変動された特典のクーポンが送信されたグループのグループ識別情報に関連付けて、当該グループに所属するユーザが所有する携帯端末が位置した開催場所を示す開催場所情報を、開催済み場所情報として記憶部に記憶する開催済み場所記憶ステップを更に有し、送信ステップにおいて、過去に、グループのグループ識別情報に開催済み場所情報が関連付けて記憶されている場合、当該開催済み場所情報に関連付けられたクーポンを送信することが好ましい。
また、本発明に係る制御方法において、開催済み場所記憶ステップにおいて、更に、開催済み場所情報に関連付けて、変動された特典のクーポンが送信されたグループに所属するユーザを、参加ユーザとして記憶部に記憶し、送信ステップにおいて、グループに所属するユーザが、過去に、参加ユーザとして開催済み場所情報に関連付けて記憶されている場合、直近に開催済み場所情報が記憶された際に参加ユーザとして記憶されたユーザが所有する携帯端末に、クーポンを送信することが好ましい。
また、本発明に係る制御方法において、開催済み場所記憶ステップにおいて、グループ識別情報に、開催済み場所情報を記憶した回数を関連付けて記憶部に記憶する回数記憶ステップを更に有し、変動ステップにおいて、グループ識別情報に関連付けられた回数又は所定期間あたりの回数が少ないほど、特典の価値が高くなるように変動させることが好ましい。
また、本発明に係る制御方法において、管理サーバは、ユーザの指示に従って、当該ユーザが所属するグループを示すグループ識別情報に関連付けられた、他のグループのグループ識別情報を取得する合同グループ取得ステップを更に有し、変動ステップにおいて、開催場所に位置した携帯端末を所有するユーザのグループのグループ識別情報に関連付けられた他のグループのグループ識別情報のうち、当該開催場所に位置した携帯端末を所有するユーザのグループのグループ識別情報の数が多いほど、特典の価値が高くなるように変動させることが好ましい。
また、本発明に係る制御方法において、変動ステップにおいて、人数が多いほど、又は、比率が高いほど、特典の価値が高くなるように変動させることが好ましい。
また、本発明に係る制御方法において、特典の価値には、上限が設定されており、変動ステップにおいて、グループに所属するユーザの所属人数が多いほど価値の上限を高く変更することが好ましい。
また、本発明に係る制御方法において、グループ取得ステップにおいて、グループ識別情報に関連付けられた、グループのグループ属性を更に取得し、変動ステップにおいて、グループ識別情報に関連付けられたグループ属性に基づいて、特典を変動させることが好ましい。
また、本発明に係る制御方法において、グループは、外部サーバによって実行されるアプリケーションにおいて用いられるグループであることが好ましい。
また、本発明に係る制御方法において、滞在情報は、開催場所に設置された無線端末装置から携帯端末に送信された開催場所識別情報を含むことが好ましい。
また、本発明に係る制御方法において、滞在情報は、開催場所に設置された2次元バーコードから携帯端末が取得した開催場所識別情報を含むことが好ましい。
また、本発明に係る制御方法において、滞在情報は、携帯端末が備える位置特定部によって特定された当該携帯端末の位置情報及び位置時刻情報を含むことが好ましい。
また、本発明に係る制御方法において、送信ステップにおいて、クーポンを、グループに所属する複数のユーザのそれぞれが所有する携帯端末に送信することが好ましい。
本発明に係る管理サーバは、記憶部を備える管理サーバであって、イベントに用いられる開催場所を示す開催場所情報を取得する開催場所取得部と、グループを識別するためのグループ識別情報に関連付けられた、グループに所属する複数のユーザのそれぞれを識別するためのユーザ識別情報を取得するグループ取得部と、特典を付与するためのクーポンを前記グループに送信するサーバ送信部と、クーポンが送信されたグループに所属するユーザが所有する携帯端末が開催場所情報によって示される開催場所に位置したことを示す滞在情報を携帯端末から取得する取得部と、滞在情報に基づいて、クーポンが送信された前記グループに所属するユーザのうち、特定期間中に開催場所に位置した携帯端末を所有するユーザの人数又は比率を算出する算出部と、人数又は比率に基づいて、開催場所に位置した携帯端末を所有するユーザのグループに送信されたクーポンによって付与される特典を変動させる変動部と、を備える。
本発明に係るプログラムは、記憶部を備える管理サーバのプログラムであって、管理サーバに、イベントに用いられる開催場所を示す開催場所情報を取得する開催場所取得ステップと、グループを識別するためのグループ識別情報に関連付けられた、グループに所属する複数のユーザのそれぞれを識別するためのユーザ識別情報を取得するグループ取得ステップと、特典を付与するためのクーポンを前記グループに送信する送信ステップと、クーポンが送信されたグループに所属するユーザが所有する携帯端末が開催場所情報によって示される開催場所に位置したことを示す滞在情報を携帯端末から取得する取得ステップと、滞在情報に基づいて、クーポンが送信されたグループに所属するユーザのうち、特定期間中に開催場所に位置した携帯端末を所有するユーザの人数又は比率を算出する算出ステップと、人数又は比率に基づいて、開催場所に位置した携帯端末を所有するユーザのグループに送信されたクーポンによって付与される特典を変動させる変動ステップと、を実行させる。
本発明に係る管理システムは、記憶部を備える管理サーバ、及び、管理サーバと通信する携帯端末によって構成される管理システムであって、管理サーバは、イベントに用いられる開催場所を示す開催場所情報を取得する開催場所取得部と、グループを識別するためのグループ識別情報に関連付けられた、グループに所属する複数のユーザのそれぞれを識別するためのユーザ識別情報を取得するグループ取得部と、特典を付与するためのクーポンを前記グループに送信するサーバ送信部と、を備え、携帯端末は、携帯端末を所有するユーザが管理サーバからクーポンを送信されたグループに所属する場合、前記グループに送信されたクーポンを表示するための表示部と、携帯端末が開催場所情報によって示される開催場所に位置したか否かを判定する滞在判定部と、携帯端末が開催場所に位置した場合、携帯端末が開催場所情報によって示される開催場所に位置したことを示す滞在情報を管理サーバに送信する端末送信部と、を備え、管理サーバは、クーポンが送信されたグループに所属するユーザが所有する携帯端末から、滞在情報を取得する取得部と、滞在情報に基づいて、クーポンが送信されたグループに所属するユーザのうち、特定期間中に開催場所に位置した携帯端末を所有するユーザの人数又は比率を算出する算出部と、人数又は比率に基づいて、開催場所に位置した携帯端末を所有するユーザのグループに送信されたクーポンによって付与される特典を変動させる変動部と、を備える。
本発明に係る制御方法、管理サーバ、プログラム及び管理システムは、グループに所属する各顧客に対し、グループでイベントを開催しようとする意欲を向上させることを可能とする。
管理システム1の概略を説明するための模式図である。 管理システム1の概略構成の一例を示す図である。 携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。 (a)は、グループ登録画面400の一例を示す図であり、(b)は、事前特典画面410の一例を示す図である。 (a)及び(b)は、携帯端末2の滞在判定機能を説明するための模式図である。 (a)は、通知画面600の一例を示す図であり、(b)は、特典画面610の一例を示す図である。 管理サーバ3の概略構成の一例を示す図である。 各種テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 各種テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 管理システム1に係る動作シーケンスの一例を示す図である。 管理システム1に係る動作シーケンスの一例を示す図である。 算出処理の一例を示すフローチャートである。 変動処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の様々な実施形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
(管理システム1の概要)
管理システム1は、イベントに参加するユーザが所有する携帯端末2と、イベントに関する特典を携帯端末2に付与する管理サーバ3とを有する。イベントは、複数のユーザによって開催される食事会、誕生会及び花見会等の催し物、並びに、特定の主催者によって開催され且つ複数のユーザが観戦又は観覧するスポーツ大会、コンサート及び展示会等の催し物である。
特典は、イベントに参加するユーザの携帯端末2に付与され且つイベントで利用可能な電子データであり、例えば、携帯端末2によって表示され得る特典画面表示データである。特典は、イベントに参加するために必要な費用の全部若しくは一部の支払いの免除を示す情報、又は、イベントにおいて販売され若しくは配布される物品と交換可能な情報等を含む。例えば、食事会等のイベントにおいて飲食店が利用される場合、費用の支払いの免除を示す情報は、飲食料金の割引を示す割引情報等であり、物品と交換可能な情報は、ユーザ一人につき一杯の飲料と交換可能な交換情報等である。なお、特典は、ユーザがイベントに参加するたびに蓄積可能なポイント情報でもよく、この場合、所定のポイント量以上のポイント情報が蓄積されると、上述の費用の支払いの免除又は物品の交換が可能となる。以降、図1を用いて、管理システム1の概略を説明する。
図1は、管理システム1の概略を説明するための模式図である。
(1)イベントに用いられる開催場所の記憶
まず、管理サーバ3の管理者等によって、食事会等のイベントに用いられる開催場所を示す開催場所情報が管理サーバ3に記憶される。開催場所は、飲食店、ホテル又はイベント会場等である。開催場所情報は、開催場所を識別するための開催場所識別情報、又は、開催場所の地理的位置情報(緯度、経度等)等である。開催場所識別情報は、開催場所を一意に識別するための情報であり、例えば、開催場所IDである。
(2)グループの登録
次に、携帯端末2a、2b、2c及び2dを所有するユーザA、B、C及びDは、携帯端末2a〜2dのいずれかを用いて、ユーザA〜Dを含むグループXを登録する。以降、携帯端末2a、2b、2c及び2dを、単に携帯端末2と称する場合がある。
グループの登録では、管理サーバ3は、携帯端末2の指示に従って、グループXを識別するためのグループ識別情報に、グループに所属する複数のユーザのそれぞれを識別するためのユーザ識別情報を関連付けて記憶する。グループ識別情報は、グループを一意に識別するための情報であり、例えば、グループID(Identification)である。また、ユーザ識別情報は、各携帯端末2を所有するユーザを一意に識別するための情報であり、例えば、ユーザID又は端末ID等である。なお、端末IDは、当該携帯端末2を識別するための識別情報である。
(3)クーポンの付与
次に、管理サーバ3は、各グループに対してクーポンを付与する。なお、クーポンは、イベントに参加するユーザの携帯端末2に付与され且つ特典を得るための電子データであり、例えば、携帯端末2によって表示され得る事前特典画面表示データである。クーポンの付与では、管理サーバ3は、グループ識別情報を特定し、特定されたグループ識別情報によって識別されるグループにクーポンを送信する。すなわち、管理サーバ3は、特定されたグループ識別情報に関連付けられた複数のユーザ識別情報を抽出し、抽出された各ユーザ識別情報により識別される各ユーザが所有する携帯端末2に、同一のクーポン(飲食店で利用できる割引クーポン等)を送信する。
(4)各ユーザの滞在判定
次に、クーポンが付与されたグループに所属するユーザが所有する携帯端末2は、管理サーバ3に記憶された何れかの開催場所情報によって示される開催場所に、当該携帯端末2が位置したか否かを判定する。例えば、飲食店の入り口付近には、当該飲食店の開催場所識別情報(開催場所ID等)を含む信号を送信する無線端末装置が設置される。携帯端末2は、当該携帯端末2を所有するユーザの移動に伴い、無線端末装置からの電波が届く範囲内に到達すると、無線端末装置から開催場所識別情報を含む信号を受信することにより開催場所識別情報を取得し、当該携帯端末2が開催場所に位置したと判定する。これにより、管理システム1は、ユーザが開催場所に滞在したことを自動的に判定することが可能となる。なお、滞在判定は、無線端末装置が発信する電波に基づく判定に限らない。例えば、携帯端末2が備える撮影部(図示せず)が、飲食店等の開催場所に設置された、開催場所識別情報に基づいて作成されたQR(Quick Response)コード(「QRコード」は登録商標である。)等の2次元コードを読み取り、携帯端末2が備える端末処理部26が、読み取った2次元コードに基づいて開催場所識別情報を取得し、当該携帯端末2が開催場所に位置したと判定してもよい。
(5)滞在情報の送信
次に、携帯端末2は、当該携帯端末2が開催場所情報によって示される開催場所に位置したと判定した場合、携帯端末2が開催場所に位置したことを示す滞在情報を管理サーバ3に送信する。すなわち、携帯端末2は、開催場所情報(開催場所識別情報等)を取得すると、取得した開催場所情報と当該携帯端末2を所有するユーザのユーザ識別情報(ユーザID又は端末ID等)とを含む滞在情報を生成し、生成した滞在情報を管理サーバ3に送信する。そして、管理サーバ3は、各携帯端末2から滞在情報を受信することによって、滞在情報を取得する。
(6)参加人数又は参加比率の算出
次に、管理サーバ3は、携帯端末2から滞在情報を取得すると、滞在情報に基づいて、クーポンが送信されたグループに所属するユーザのうち、特定期間中に開催場所に位置した携帯端末2を所有するユーザの参加人数又は参加比率を算出する。以下、参加人数又は参加比率の算出の概要について説明する。
まず、管理サーバ3は、取得した滞在情報に含まれるユーザ識別情報に関連付けられたグループ識別情報を特定する。次に、管理サーバ3は、特定されたグループ識別情報に関連付けられた各ユーザのうち、特定期間中に、同一の開催場所情報を含む滞在情報を送信した携帯端末2を有するユーザを、参加ユーザとして特定する。なお、特定されたグループ識別情報に関連付けられた各ユーザには、同一のクーポンが送信されている。また、特定期間は、グループに所属するユーザの携帯端末2から、管理サーバ3が受信した滞在情報のうち、最初に受信した滞在情報の受信時刻から所定時間(例えば、2時間以内)等である。次に、管理サーバ3は、参加ユーザの人数を参加人数として算出する。そして、管理サーバ3は、グループ識別情報に関連付けられたユーザ識別情報の数(グループに所属するユーザの所属人数)に対する、算出された参加人数の比率を参加比率として算出する。以上により、参加人数又は参加比率の算出は終了する。
(7)特典の変動
最後に、管理サーバ3は、算出された参加人数又は参加比率に基づいて、参加ユーザが所属するグループに送信されたクーポンによって付与される特典を変動させる。例えば、管理サーバ3は、参加ユーザが所有する携帯端末2に送信されたクーポンが割引クーポンである場合、参加比率が80%以上であれば、当該割引クーポンによって参加ユーザに付与される特典を、20%の割引率の特典に決定する。また、管理サーバ3は、参加比率が30%以上80%未満であれば、割引クーポンによって参加ユーザに付与される特典を、10%の割引率の特典に決定する。また、管理サーバ3は、参加比率が30%未満であれば、割引クーポンによって参加ユーザに付与される特典を、5%の割引率の特典に決定する。なお、管理サーバ3は、参加ユーザが所属するグループに付与される特典の価値を、参加人数が多いほど高くなるように変動させてもよい。このように、管理システム1は、参加ユーザが所属するグループに付与される特典の価値を、参加人数が多いほど又は参加比率が高いほど、高くなるように変動させることで、グループに所属する各ユーザのイベント参加意欲を向上させることを可能とする。
上述のとおり、管理システム1は、グループに所属するユーザに対して、参加人数又は参加比率に応じて変動する特典を付与することができるため、グループに所属するユーザのイベント開催意欲及びイベント参加意欲を向上させることが可能となる。
なお、上述した図1の説明は、本発明の内容への理解を深めるための説明にすぎない。本発明は、具体的には、次に説明する各実施形態において実施され、且つ、本発明の原則を実質的に超えずに、さまざまな変形例によって実施されてもよい。このような変形例はすべて、本発明および本明細書の開示範囲に含まれる。
(管理システム1の概略構成)
図2は、管理システム1の概略構成の一例を示す図である。
管理システム1は、複数のユーザのそれぞれが所有する複数の携帯端末2(2a、2b、2c、2d、・・・)と、管理サーバ3とを有する。携帯端末2と管理サーバ3とは、例えば、基地局4、移動体通信網5、ゲートウェイ6及びインターネット7等の通信ネットワークを介して相互に接続される。携帯端末2で実行されるプログラム(例えば、閲覧プログラム)と、管理サーバ3で実行されるプログラム(例えば、特典管理プログラム)とは、ハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol, HTTP)等の通信プロトコルを用いて通信を行う。
(携帯端末2の概略構成)
図3は、携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
携帯端末2は、無線通信ネットワークへの接続、携帯端末2の滞在判定、所定のアプリケーションプログラムの実行等を可能とする。そのために、携帯端末2は、第1無線通信部21と、第2無線通信部22と、端末記憶部23と、操作部24と、表示部25と、端末処理部26とを備える。
なお、携帯端末2としては多機能携帯電話(所謂「スマートフォン」)を想定するが、本発明はこれに限定されない。携帯端末2は、本発明が適用可能であればよく、例えば、携帯電話(所謂「フィーチャーフォン」)、携帯情報端末(Personal Digital Assistant, PDA)、携帯ゲーム機、携帯音楽プレイヤ、タブレット端末、タブレットPC、ノートPC等でもよい。
第1無線通信部21は、所定の周波数帯を感受帯域とするアンテナを含む、通信インターフェース回路を有し、携帯端末2を通信ネットワーク(図2)に接続する。第1無線通信部21は、基地局4(図2)により割り当てられるチャネルを介して、基地局4との間でCDMA(Code Division Multiple Access)方式等による無線信号回線を確立し、基地局4との間で通信を行う。なお、基地局4との間の通信方式は、CDMA方式に限定されず、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式、LTE(Long Term Evolution)方式等の他の通信方式でもよい。また、基地局4との間の通信方式は、PHS(Personal Handy-phone System)等の他の通信方式でもよい。そして、第1無線通信部21は、基地局4から受信したデータを端末処理部26に供給する。また、第1無線通信部21は、端末処理部26から供給されたデータを基地局4に送信する。
第2無線通信部22は、Bluetooth(登録商標)等の通信方式に従った近距離無線通信を行うためのインターフェース回路を有し、無線端末装置(図示せず)との間で端末間無線通信を確立させて、直接無線通信を行う。なお、第2無線通信部22が有するインターフェース回路は、近距離無線通信を行うためのものに限定されない。例えば、第2無線通信部22は、各種情報を含む音波を受信するための音波受信回路を有してもよい。第2無線通信部22は、無線端末装置から受信したデータを端末処理部26に供給する。
端末記憶部23は、例えば、半導体メモリを有する。端末記憶部23は、端末処理部26での処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、端末記憶部23は、ドライバプログラムとして、第1無線通信部21を制御する通信デバイスドライバプログラム、第2無線通信部22を制御する近距離無線通信デバイスドライバプログラム、操作部24を制御する入力デバイスドライバプログラム、表示部25を制御する出力デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、端末記憶部23は、オペレーティングシステムプログラムとして、IEEE802.11規格の無線通信方式を実行する接続制御プログラム、携帯電話の接続制御プログラム等を記憶する。また、端末記憶部23は、アプリケーションプログラムとして、ウェブページの取得及び表示を行うウェブブラウザプログラム、電子メールの送信及び受信を行う電子メールプログラム等を記憶する。コンピュータプログラムは、例えばCD−ROM(compact disk read only memory)、DVD−ROM(digital versatile disk read only memory)等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて端末記憶部23にインストールされてもよい。
操作部24は、携帯端末2の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネル式の入力装置、キーパッド等である。ユーザは、このデバイスを用いて、文字、数字等を入力することができる。操作部24は、ユーザにより操作されると、その操作に対応する信号を発生する。発生した信号は、ユーザの指示として、端末処理部26に入力される。
表示部25は、動画像、静止画像等の出力が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネル式の表示装置、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。表示部25は、端末処理部26から供給される動画像データに応じた動画像、静止画像データに応じた静止画像等を表示する。
端末処理部26は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。端末処理部26は、携帯端末2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。端末処理部26は、携帯端末2の各種処理が端末記憶部23に記憶されているプログラム及び操作部24の操作からの出力等に応じて適切な手順で実行されるように、第1無線通信部21、第2無線通信部22、表示部25等の動作を制御する。端末処理部26は、端末記憶部23に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、端末処理部26は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
端末処理部26は、閲覧実行部261と、滞在判定部262と、端末送信部263とを有する。端末処理部26が有するこれらの各部は、端末処理部26が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、端末処理部26が有するこれらの各部は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、又はファームウェアとして携帯端末2に実装されてもよい。
(携帯端末2の機能)
図4(a)及び(b)並びに図6(a)及び(b)は、携帯端末2の表示機能によって表示される各表示画面の一例を示す図である。図5(a)及び(b)は、携帯端末2の滞在判定機能を説明するための模式図である。
図4(a)は、携帯端末2に表示されるグループ登録画面400の一例を示す図である。グループ登録画面400は、ユーザが、イベントに参加する予定のグループを、新たに作成又は修正するための画面である。グループ登録画面400には、グループ名称ボックス401、ユーザ名称402、グループ登録マーク403及びグループ登録ボタン404等が表示されている。
グループ名称ボックス401には、ユーザがテキスト入力操作によってグループの名称が入力される。ユーザ名称402には、携帯端末2を所有するユーザと所定関係にある他のユーザの名称が選択可能に表示される。なお、ユーザ名称402は、管理サーバ3に記憶されたユーザの名称である。
グループ登録マーク403は、ユーザのタップ操作等の選択操作によって当該ユーザ名称402が選択されたことを示すマークである。グループ登録ボタン404は、当該携帯端末2を所有するユーザ及びグループ登録マーク403が表示されたユーザ名称402に示されるユーザと、グループ名称ボックス401に入力された名称によって示されるグループとを関連付けて登録するためのボタンである。
図4(b)は、携帯端末2に表示される事前特典画面410の一例を示す図である。事前特典画面410は、グループに対し、特典を付与するためのクーポンを示す画面である。事前特典画面410には、事前特典表示411及び付与対象グループ412等が表示される。
事前特典表示411は、グループに対して付与される特典の内容を事前に示す情報であり、クーポンの一例である。付与対象グループ412には、事前特典表示411に示される特典が付与されるグループの名称が表示される。事前特典表示411が、付与対象グループ412に表示されたグループに所属する各ユーザの携帯端末2に表示されることにより、各ユーザは、当該グループで飲食店等に行くことによって表示された特典を得られることを容易に理解することができる。
図5(a)及び(b)は、携帯端末2の滞在判定機能を説明するための模式図である。以下、グループXが、食事会Yというイベントを、開始時刻4月1日19時0分〜終了時刻4月1日21時0分にレストランZにおいて開催する場合を例にして説明する。
図5(a)は、食事会Yの開催前又は開催中に、グループXに所属するユーザCが所有する携帯端末2cが、食事会Yが開催されるレストランZ(開催場所)に位置した状況を説明するための模式図である。
レストランZの入り口付近には、レストランZの開催場所識別情報(開催場所ID等)を含む信号を送信する無線端末装置8が設置される。無線端末装置8は、所定の近距離無線通信によって開催場所識別情報を含む信号をブロードキャスト送信する。
無線端末装置8は、当該無線端末装置8からの電波が届く範囲内にレストランZの入り口が包含されるように設置される。そのため、ユーザがレストランZに入店する場合、ユーザが所有する携帯端末2は無線端末装置8からの電波が届く範囲に必ず位置することになる。したがって、ユーザが入店する場合、ユーザが所有する携帯端末2は、無線端末装置8から開催場所識別情報を含む信号を受信して開催場所識別情報を取得する。
図5(b)は、開催場所識別情報を取得した携帯端末2と管理サーバ3との相互通信を説明するための模式図である。
無線端末装置8は、Bluetooth(登録商標)等の通信方式に従った近距離無線通信を行い、開催場所識別情報を含む信号をブロードキャスト送信する(1)。携帯端末2は、無線端末装置8からの電波が届く範囲内に到達した場合、無線端末装置8から開催場所識別情報を含む信号を受信する。次に、携帯端末2は、当該携帯端末2がイベントの開催場所に位置したと判定し、受信された開催場所識別情報と当該携帯端末2を所有するユーザIDとを含む滞在情報を生成し、生成された滞在情報を管理サーバ3に送信する(2)。管理サーバ3は、携帯端末2から滞在情報を受信すると、後述する算出処理及び変動処理を実行し、滞在情報を送信した携帯端末2に、通知画面表示データ及び特典画面表示データを送信する(3)。なお、特典画面表示データを受信した携帯端末2を所有するユーザは、特典画面表示データに基づいて表示される特典画面によって、特典を利用することができる。
図6(a)は、携帯端末2に表示される通知画面600の一例を示す図である。通知画面600は、滞在情報を送信した携帯端末2によって表示される画面であり、且つ、サーバから受信した参加状況を示す画面である。通知画面600には、参加状況の算出結果通知601等が表示される。
算出結果通知601には、管理サーバ3が携帯端末2から送信された滞在情報を受信して算出処理を実行した算出結果(開催場所に位置した携帯端末2を所有するユーザの参加人数及び/又は参加比率)が表示される。算出結果通知601が携帯端末2に表示されることにより、ユーザは、グループに所属する他のユーザの参加状況を確認することが可能となる。
図6(b)は、携帯端末2に表示される特典画面610の一例を示す図である。特典画面610は、開催場所に位置した携帯端末2を所有するユーザの参加人数及び/又は参加比率に基づいた特典を示す画面である。特典画面610には、特典表示611等が表示される。
特典表示611には、特典の内容を示す情報、特典を利用することができる施設の名称、及び、特典が付与された携帯端末2を所有するユーザが所属するグループの名称が、表示される。なお、特定の主催者によって開催されたイベントに参加した場合、施設の名称に替えて、開催されたイベントの名称が表示される。また、特典表示611に、特典の内容を示す情報に基づいて作成されたバーコード又は2次元コード等が表示されてもよい。
(管理サーバ3の概略構成)
図7は、管理サーバ3の概略構成の一例を示す図である。
管理サーバ3は、携帯端末2を所有するユーザからの指示に従ってグループを登録し、グループに所属するユーザが所有する携帯端末2にクーポンを送信する。なお、グループに所属するユーザが所有する携帯端末2にクーポンを送信する処理は、クーポンをグループに送信する処理の一例である。次に、管理サーバ3は、特定期間中、各携帯端末2から滞在情報を受信し、受信した滞在情報に基づいて、開催場所に位置した携帯端末2を所有するユーザの参加人数又は参加比率を算出する。そして、管理サーバ3は、算出された参加人数又は参加比率に基づいて、開催場所に位置した携帯端末2を所有するユーザのグループに送信されたクーポンによって付与される特典を変動させる。以上のような機能を実現するために、管理サーバ3は、サーバ通信部31と、サーバ記憶部32と、サーバ処理部33とを備える。
サーバ通信部31は、管理サーバ3をインターネット7に接続するための通信インターフェース回路を有する。サーバ通信部31は、携帯端末2から受信したデータをサーバ処理部33に供給する。
サーバ記憶部32は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置及び光ディスク装置の内の少なくとも一つを有する。サーバ記憶部32は、サーバ処理部33による処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、サーバ記憶部32は、ドライバプログラムとして、サーバ通信部31を制御する通信デバイスドライバプログラム等を記憶する。コンピュータプログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いてサーバ記憶部32にインストールされてもよい。また、サーバ記憶部32は、データとして、図8(a)に示す開催場所テーブル、図8(b)に示すユーザテーブル、図8(c)に示すグループテーブル、図9(a)に示すクーポンテーブル、図9(b)に示すイベントテーブル等を記憶する。
(テーブルのデータ構造)
図8及び9は、各種テーブルのデータ構造の一例を示す図である。なお、サーバ記憶部32は、以下に説明する各種テーブルを記憶せずに、他の装置(サーバ装置等)が、これらの各種テーブルを記憶してもよい。この場合、管理サーバ3は、これらの各種テーブルに記憶された情報を使用する際に、当該テーブルを記憶する他の装置にアクセスして、当該テーブルに記憶された情報を取得する。
図8(a)には、開催場所テーブルが示されている。開催場所テーブルには、各開催場所について、当該開催場所の開催場所ID、名称、位置情報、住所及び電話番号等が関連付けて記憶されている。位置情報は、開催場所の地理的位置情報(緯度、経度等)である。なお、開催場所ID及び位置情報は、開催場所情報の一例である。
図8(b)には、ユーザテーブルが示されている。ユーザテーブルには、各ユーザについて、当該ユーザのユーザID、端末ID、ユーザ名称、メールアドレス、生年月日及び友達ユーザID等が関連付けて記憶される。なお、端末IDは、当該ユーザが所有する携帯端末2を識別するための識別情報である。また、友達ユーザIDは、当該ユーザと友達の関係にある他のユーザのユーザIDである。なお、友達の関係は、所定関係の一例である。
図8(c)には、グループテーブルが示されている。グループテーブルには、各グループについて、当該グループのグループID、グループ名称及び所属ユーザID等が関連付けて記憶される。所属ユーザIDは、各グループに所属するユーザのユーザIDであり、グループ登録画面400によってグループに登録されたユーザのユーザIDである。以降、グループIDに関連付けられた所属ユーザIDを、グループIDの所属ユーザIDと称する場合がある。
図9(a)には、クーポンテーブルが示されている。クーポンテーブルには、各クーポンについて、当該クーポンのクーポンID、グループID、特典及び開催場所ID等が関連付けて記憶される。グループIDは、各クーポンが送付される対象のグループを識別するためのグループIDである。すなわち、各クーポンは、当該クーポンに関連付けられた各グループIDの所属ユーザIDによって識別されるユーザが所有する携帯端末2に送信される。なお、全てのグループにクーポンが送信される場合、当該クーポンに関連付けられたグループIDには、全てのグループに付与することを示す情報が記憶される。
特典には、参加人数及び/又は参加比率に応じて付与される特典の内容が記憶されている。開催場所IDは、クーポンによって付与される特典を使用することができる開催場所の開催場所IDである。なお、全ての開催場所で使用できるクーポンが送信される場合、当該クーポンの開催場所IDには、全ての開催場所を示す情報が記憶される。
また、クーポンテーブルは、管理サーバ3の管理者からのクーポン登録指示に従って作成されるが、その他の方法でクーポンテーブルが作成されてもよい。例えば、管理サーバ3の管理者と契約した飲食店等の開催場所のオーナー等からのクーポン登録指示に従って、当該開催場所に関するクーポンに関連付けられた各種情報が登録されるようにしてもよい。
図9(b)には、イベントテーブルが示されている。イベントテーブルには、各イベントについて、当該イベントのイベントID、イベント名称、クーポンID、グループID、期間、開催場所ID及び参加ユーザID等が関連付けて記憶される。イベント名称は、特定の主催者によって予め登録された場合のみ記憶されるイベントの名称である。期間には、イベントが開催される特定期間が記憶される。開催場所IDには、イベントの開催場所を識別するための開催場所識別情報が記憶される。
参加ユーザIDは、イベントの開催場所に位置した携帯端末2を所有するユーザのユーザIDである。すなわち、参加ユーザIDは、各イベントにおいて、特定期間中に開催場所に位置したユーザのユーザIDであり、且つ、各イベントに関連付けられたグループIDの所属ユーザIDである。なお、イベントテーブルに記憶された各レコードは、特定期間が終了した日の翌日の午前5時に削除される。
図7に戻り、以下、サーバ処理部33について説明する。サーバ処理部33は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。サーバ処理部33は、管理サーバ3の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。サーバ処理部33は、管理サーバ3の各種処理がサーバ記憶部32に記憶されているプログラム等に応じて適切な手順で実行されるように、サーバ通信部31等の動作を制御する。サーバ処理部33は、サーバ記憶部32に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、サーバ処理部33は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行できる。
サーバ処理部33は、開催場所取得部331と、グループ取得部332と、サーバ送信部333と、取得部334と、算出部335と、変動部336とを有する。サーバ処理部33が有するこれらの各部は、サーバ処理部33が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、サーバ処理部33が有するこれらの各部は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、又はファームウェアとして管理サーバ3に実装されてもよい。
(管理システム1の動作シーケンス1)
図10は、管理システム1に係る動作シーケンスの一例を示す図である。
以下に説明する動作シーケンスは、予め端末記憶部23及びサーバ記憶部32に記憶されているプログラムに基づいて、主に端末処理部26及びサーバ処理部33により、携帯端末2及び管理サーバ3の各要素と協働して実行される。
まず、管理サーバ3の開催場所取得部331は、管理サーバ3の管理者、又は、当該管理者と契約した飲食店等のオーナー等からの開催場所登録指示に従って、開催場所の名称、位置情報、住所、電話番号等を取得し、取得した各種データと開催場所IDとを関連付けて開催場所テーブルに記憶する(ステップS101)。なお、開催場所テーブルが、管理サーバ3以外の他の装置(サーバ装置)に記憶される場合、ステップS101は実施せずに、開催場所取得部331が、開催場所テーブルを使用する際に、開催場所テーブルを記憶する他の装置にアクセスして、開催場所テーブルに記憶された情報を取得してもよい。
次に、携帯端末2のユーザによる操作部24を用いた操作に従って、閲覧実行部261は、グループ登録画面400のグループ名称ボックス401にグループの名称を表示し、ユーザにより選択されたユーザ名称を特定(ユーザ名称402の近傍にグループ登録マーク403を表示)する(ステップS102)。以下、グループ登録画面400で表示されるユーザ名称402の取得方法について説明する。まず、閲覧実行部261は、グループ登録画面400の表示をユーザから指示されると、ユーザのユーザIDを含むユーザ名称取得指示を管理サーバ3に送信する。管理サーバ3は、ユーザテーブルを参照し、ユーザ名称取得指示に含まれるユーザIDと関連付けられた友達ユーザIDを特定する。次に、管理サーバ3は、ユーザテーブルを参照し、友達ユーザIDのそれぞれに関連付けられたユーザ名称を抽出する。そして、管理サーバ3は、抽出されたそれぞれのユーザ名称を友達ユーザIDとともに携帯端末2に送信する。このようにして、携帯端末は、ユーザ名称402を取得する。
次に、携帯端末2のユーザによる操作部24を用いた操作に従って、閲覧実行部261によって表示されたグループ登録画面400のグループ登録ボタン404が選択されると、閲覧実行部261は、第1無線通信部21を介してグループ登録指示を管理サーバ3に送信する(ステップS103)。グループ登録指示には、グループ名称ボックス401に入力されたグループの名称、並びに、携帯端末2を所有するユーザのユーザID及び選択されたユーザ名称に対応するユーザID等が含まれる。
次に、管理サーバ3のグループ取得部332は、サーバ通信部31を介して携帯端末2から受信したグループ登録指示を取得すると、グループ登録指示に含まれるグループ名称、並びに、グループ登録指示を送信した携帯端末2を所有するユーザのユーザID及び選択されたユーザ名称に対応するユーザIDを、グループテーブルのグループ名称、並びに、所属ユーザIDとして取得し、取得した各種情報を新たなグループIDと関連付けてグループテーブルに記憶する(ステップS104)。なお、グループテーブルが、管理サーバ3以外の他の装置(サーバ装置)に記憶される場合、ステップS104において、取得した情報を他の装置に渡し、他の装置においてグループテーブルに記憶する。この場合、グループ取得部332が、グループテーブルを使用する際に、グループテーブルを記憶する他の装置にアクセスして、グループテーブルに記憶された情報を取得する。なお、他のテーブルについても同様に、他の装置が記憶し、サーバ処理部33が、都度他のテーブルの情報を取得してもよい。
なお、図10に示す動作シーケンスにおける各ステップは、上述した順番に限られない。例えば、ステップS101の開催場所取得処理は、開催場所登録指示を受け付けるたびに実行されてもよい。また、ステップS103〜S104の一連の処理は、携帯端末2のユーザによる操作部24を用いた操作に従って、グループ登録(ステップS102)が行われるたびに実行されてもよい。
なお、グループ登録画面400を用いたグループ登録において、ユーザがイベントを登録できるようにしてもよい。この場合、グループ登録画面400には、イベント名称、イベントの開催期間及びイベントの開催場所を登録するための各種ボックスが表示される。次に、グループ登録指示に、グループ登録画面400に入力されたイベント名称、イベントの開催期間及びイベントの開催場所を含ませる。そして、管理サーバ3のグループ取得部332は、サーバ通信部31を介して携帯端末2から受信したグループ登録指示を取得すると、グループ登録指示に含まれるイベント名称、イベントの開催期間(特定期間)及びイベントの開催場所を、携帯端末2を所有するユーザが所属するグループのグループIDとともに取得し、取得した各種情報を新たなイベントIDと関連付けてイベントテーブルに記憶する。なお、グループ取得部332は、開催場所テーブルを参照して、グループ登録指示に含まれるイベントの開催場所に基づいて開催場所IDを取得して、取得した開催場所IDをイベントテーブルに記憶するとともに、クーポンテーブルを参照して、特定した開催場所IDに対応するクーポンIDをイベントテーブルに記憶する。
(管理システム1の動作シーケンス2)
図11は、管理システム1に係る動作シーケンスの一例を示す図である。
以下に説明する動作シーケンスは、予め端末記憶部23及びサーバ記憶部32に記憶されているプログラムに基づいて、主に端末処理部26及びサーバ処理部33により、特定のイベントに参加するグループに所属する各ユーザの携帯端末2(2a、2b、2c、2d、・・・)及び管理サーバ3の各要素と協働して実行される。なお、以下に説明する動作シーケンスでは、食事会等のイベントにおいて飲食店が利用され、且つ、飲食店の入り口に開催場所情報(開催場所識別情報等)を含む信号を送信する無線端末装置が設置される場合を例に説明する。
まず、管理サーバ3のサーバ送信部333は、クーポンテーブル及びグループテーブルを参照して、各クーポンを示す事前特典画面410を表示するための事前特典画面表示データを、各クーポンIDに関連付けられたグループIDの所属ユーザIDに対応付けて作成する(ステップS201)。
次に、サーバ送信部333は、作成された事前特典画面表示データを、当該事前特典画面表示データに対応付けられた所属ユーザIDによって識別されるユーザが所有する携帯端末2にサーバ通信部31を介して送信する(ステップS202)。
次に、携帯端末2の閲覧実行部261は、管理サーバ3から第1無線通信部21を介して事前特典画面表示データを受信すると、受信した事前特典画面表示データに基づいて事前特典画面410を表示部25に表示する(ステップS203)。このように、事前特典画面410が表示部25に表示されることにより、グループに所属するユーザは、事前に特典が付与されることを理解することができるため、イベントを開催しようとする意欲を向上させることが可能となる。
次に、携帯端末2の滞在判定部262は、携帯端末2を所有するユーザの移動に伴い、無線端末装置8からの電波が届く範囲内に到達した場合、第2無線通信部22を介して無線端末装置8から受信した開催場所識別情報(開催場所ID等)を含む信号を取得する(ステップS204)。
次に、端末送信部263は、滞在情報を生成し、生成した滞在情報を第1無線通信部21を介して管理サーバ3に送信する(ステップS205)。なお、滞在情報には、滞在判定部262が取得した信号に含まれる開催場所情報と当該携帯端末2を所有するユーザのユーザIDとが含まれる。
次に、管理サーバ3の取得部334は、サーバ通信部31を介して携帯端末2から受信した滞在情報を取得する。次に、算出部335は、取得部334によって滞在情報が取得されると、算出処理を実行する(ステップS206)。算出処理の詳細については後述する。
次に、算出部335は、算出処理によって生成された通知画面表示データを、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する(ステップS207)。なお、通知画面表示データが送信される携帯端末2は、ステップS206において取得した滞在情報に含まれるユーザIDに関連付けられたグループIDの所属ユーザIDに対応する携帯端末2である。
次に、携帯端末2の閲覧実行部261は、管理サーバ3から第1無線通信部21を介して通知画面表示データを受信すると、受信した通知画面表示データに基づいて通知画面600を表示部25に表示する(ステップS208)。なお、ステップS204〜ステップS208の一連の処理は、グループに所属するユーザが所有する携帯端末2が、開催場所に位置するたびに実行される。
次に、管理サーバ3の変動部336は、変動処理を実行する(ステップS209)。変動処理の詳細については後述する。
次に、変動部336は、変動処理によって生成された特典画面表示データを、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する(ステップS210)。特典画面表示データが送信される携帯端末2は、イベントテーブルにおいて、イベントIDに関連付けられた参加ユーザIDによって識別されるユーザが所有する携帯端末2である。
そして、携帯端末2の閲覧実行部261は、管理サーバ3から第1無線通信部21を介して特典画面表示データを受信すると、受信した特典画面表示データに基づいて特典画面610を表示部25に表示する(ステップS211)。
(算出処理)
図12は、算出処理の一例を示すフローチャートである。図12に示す算出処理は、図11のステップS206において実行される。
まず、算出部335は、取得部334から滞在情報を取得する(ステップS301)。次に、算出部335は、グループテーブルを参照して、取得した滞在情報に含まれるユーザIDが所属ユーザIDとして関連付けられたグループIDを抽出する。次に、算出部335は、抽出されたグループIDに関連付けられたクーポンIDがクーポンテーブルに記憶されているか否か判定する(ステップS302)。次に、算出部335は、クーポンIDがクーポンテーブルに記憶されていないと判定した場合(ステップS302−No)、一連のステップを終了する。
また、算出部335は、クーポンIDがクーポンテーブルに記憶されていると判定した場合(ステップS302−Yes)、滞在情報に関連するイベントがイベントテーブルに登録されているか否かを判定する(ステップS303)。まず、算出部335は、取得した滞在情報から開催場所情報(開催場所識別情報等)及びユーザIDを抽出する。次に、算出部335は、グループテーブルを参照して、抽出されたユーザIDが所属ユーザIDとして関連付けられたグループIDを抽出する。そして、算出部335は、抽出された開催場所情報(開催場所識別情報等)と抽出されたグループIDとの両者に関連付けられたイベントIDがイベントテーブルに記憶されているか否か判定する。
次に、算出部335は、イベントIDがイベントテーブルに記憶されていないと判定した場合(ステップS303−No)、新たなイベントの情報を作成してイベントテーブルに記憶する(ステップS304)。まず、算出部335は、グループ取得部332に対して、グループIDの取得を指示する。グループ取得部332は、グループテーブルを参照して、滞在情報に含まれるユーザIDが所属ユーザIDとして関連付けられたグループIDを取得する。次に、算出部335は、開催場所取得部331に対して、取得されたグループIDに関連付けられたクーポンID及び開催場所IDの取得を指示する。開催場所取得部331は、クーポンテーブルを参照して、抽出されたグループIDに関連付けられたクーポンIDを取得するとともに、取得されたクーポンIDに関連付けられた開催場所IDを取得する。なお、開催場所取得部331は、取得されたクーポンIDに開催場所IDが関連付けられていない場合、開催場所テーブルを参照して、開催場所テーブルに記憶された全ての開催場所IDを取得する。次に、算出部335は、滞在情報に含まれる開催場所情報(開催場所識別情報)と開催場所取得部331が取得した開催場所IDとが同一の場合に限り、当該クーポンIDを抽出する。次に、算出部335は、滞在情報の受信時刻を開始時刻とし、当該開始時刻から所定時間後を終了時刻とした特定期間を設定する。そして、算出部335は、抽出されたクーポンID、滞在情報に含まれるユーザIDが所属ユーザIDとして関連付けられたグループID、設定された特定期間、滞在情報に含まれる開催場所情報(開催場所識別情報)、滞在情報に含まれるユーザID(参加ユーザID)を、新たなイベントIDと関連付けて、イベントテーブルに記憶する。以上により、新たなイベントの情報の作成を終了すると、算出部335は、イベントに1名だけ参加している旨の通知画面を表示するための通知画面表示データを作成し(ステップS309)、一連のステップを終了する。
また、算出部335は、イベントIDがイベントテーブルに記憶されていると判定した場合(ステップS303−Yes)、滞在情報を受信した時刻が、当該イベントIDに関連付けられた特定期間中の時刻であるか否かを判定する(ステップS305)。なお、携帯端末2の端末送信部263が、無線端末装置8から開催場所情報(開催場所識別情報等)を含む信号を受信した時刻を含む滞在情報を送信した場合、算出部335は、滞在情報に含まれる時刻が特定期間中の時刻であるか否かを判定するようにしてもよい。
次に、算出部335は、滞在情報を受信した時刻が特定期間中の時刻でないと判定した場合(ステップS305−No)、イベントが終了した旨の通知画面を表示するための通知画面表示データを作成し(ステップS309)、一連のステップを終了する。
また、算出部335は、滞在情報を受信した時刻が特定した特定期間中であると判定した場合(ステップS305−Yes)、滞在情報に含まれるユーザIDを参加ユーザIDとして、取得されたイベントIDに関連付けてイベントテーブルに記憶する(ステップS306)。
次に、算出部335は、イベントテーブルを参照して、取得されたイベントIDに関連付けられた参加ユーザIDの数を参加人数として算出する(ステップS307)。
次に、算出部335は、イベントテーブル及びグループテーブルを参照して、取得されたイベントIDに関連付けられたグループIDの所属ユーザIDの数(グループに所属するユーザの所属人数)に対する、ステップS307で算出された参加人数の比率を参加比率として算出する(ステップS308)。
そして、算出部335は、算出された参加人数又は参加比率を含む算出結果通知601を含む通知画面を表示するための通知画面表示データを作成し(ステップS309)、一連のステップを終了する。
なお、特定期間中のイベントを開催したグループに所属するユーザによって、携帯端末2に表示された所定の通知閲覧ボタン(図示せず)が押下されると、携帯端末2は通知画面を表示するように構成してもよい。この場合、まず、携帯端末2の閲覧実行部261は、ユーザによって所定の通知閲覧ボタンが押下されると、通知閲覧指示を管理サーバ3に送信する。次に、管理サーバ3の算出部335は、通知閲覧指示を受信すると、上述のステップS307〜S309の各処理を実行し、作成された通知画面表示データを、通知閲覧指示を送信した携帯端末2に送信する。そして、携帯端末2の閲覧実行部261は、受信した通知画面表示データに基づいて通知画面を表示部25に表示する。
図13は、変動処理の一例を示すフローチャートである。図13に示す変動処理は、図11のステップS209において実行される。
変動部336は、イベント毎に、イベントテーブルを参照して、現在時刻が特定期間における終了時刻を経過するまで待機する(ステップS401−No)。変動部336は、現在時刻が特定期間における終了時刻を経過したイベントが発生した場合(ステップS401−Yes)、イベントテーブルを参照して、当該イベントのイベントIDに関連付けられた参加ユーザIDの数を参加人数として算出する(ステップS402)。
次に、変動部336は、イベントテーブル及びグループテーブルを参照して、取得されたイベントIDに関連付けられたグループIDの所属ユーザIDの数(グループに所属するユーザの所属人数)に対する、ステップS402で算出された参加人数の比率を参加比率として算出する(ステップS403)。
次に、変動部336は、イベントテーブルを参照して、取得されたイベントIDに関連付けられたクーポンIDを抽出する。次に、変動部336は、クーポンテーブルを参照して、算出された参加人数及び/又は参加比率に基づいて、クーポンIDに対応する特典を決定する(ステップS404)。なお、変動部336は、グループに所属するユーザの所属人数が多いほど、特典の価値の上限を更に高く設定してもよい。例えば、最大20%の割引率の特典を付与する割引クーポンがグループの所属ユーザに送信される場合、変動部336は、当該グループに所属するユーザの所属人数が所定人数以上の場合、最大30%の割引率となるように設定する。これにより、各ユーザに対し、グループの人数を多くしようとする意欲を向上させることが可能となる。
そして、変動部336は、決定された特典を示す特典表示611を含む特典画面を表示するための特典画面表示データを作成し(ステップS405)、一連のステップを終了する。
以上説明してきたように、次に開催されたイベントの当該グループに所属するユーザの参加人数又は参加比率に応じて、イベントに関する特典を付与することができ、グループに所属するユーザのイベント参加意欲を向上させることが可能となる。
(変形例1)
なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではない。例えば、携帯端末2は、当該携帯端末2がイベントの開催場所に位置したか否かの判定を、携帯端末2に設けたGPS部(図示せず)によって特定された携帯端末の位置情報及び位置時刻情報に基づいて実行してもよい。なお、GPS部は、位置特定部の一例である。
携帯端末2が備えるGPS部は、主に1.5GHz帯を感受帯域とするアンテナを含む、GPS回路を有し、不図示のGPS衛星からGPS信号を受信する。GPS部は、そのGPS信号をデコードし、時刻情報等を取得する。次に、GPS部は、その時刻情報等に基づいてGPS衛星から携帯端末2までの擬似距離を計算し、その擬似距離を代入して得られる連立方程式を解くことにより、携帯端末2が存在する位置(緯度、経度、高度等)を検出する。そして、GPS部は、検出した位置を示す位置情報と取得した位置時刻情報とを関連付けて定期的に出力する。
携帯端末2の滞在判定部262は、GPS部から定期的に出力される位置情報及び位置時刻情報を取得し、取得された位置情報及び位置時刻情報を、携帯端末2を所有するユーザのユーザIDとともに第1無線通信部21を介して管理サーバ3に送信する。
管理サーバ3の取得部334は、サーバ通信部31を介して携帯端末2から受信した位置情報及び位置時刻情報を取得する。次に、取得部334は、位置情報及び位置時刻情報を取得すると、イベントテーブルを参照して、位置情報及び位置時刻情報とともに取得したユーザIDに関連付けられたイベントIDを取得する。次に、取得部334は、開催場所テーブルを参照して取得した位置情報から所定範囲内の位置情報に関連付けられた開催場所IDを特定する。そして、イベントIDに関連付けられた開催場所情報(開催場所識別情報等)から所定範囲内の位置を示し、且つ、取得した位置時刻情報がイベントIDに関連付けられた特定期間中である場合、位置情報及び位置時刻情報とともに取得したユーザIDを参加ユーザIDとして、取得されたイベントIDに関連付けてイベントテーブルに記憶する。
これにより、イベントの開催場所情報(開催場所識別情報等)に、無線端末装置8等の装置を新たに設置する必要が無く、管理システム1の構築を容易に行うことが可能となる。
(変形例2)
また、管理サーバ3は、各グループが開催したイベントの履歴を記憶してもよい。すなわち、管理サーバ3の変動部336は、上述のステップS401において、現在時刻が特定期間における終了時刻を経過したイベントが発生したと判断された場合(ステップS401−Yes)、イベントテーブルを参照して、当該イベントのイベントIDに関連付けられたグループID、開催場所ID及び参加ユーザIDを抽出する。そして、変動部336は、抽出されたグループIDに関連付けて、抽出された開催場所IDを開催済み場所IDとして、参加ユーザIDとともに図示しない開催済みテーブルに記憶する。また、変動部336は、各グループIDに関連付けて、開催済み場所IDを記憶した回数をイベント開催回数として開催済みテーブルに記憶する。なお、開催済み場所IDは、開催済み場所情報の一例である。
この場合、サーバ送信部333は、開催済みテーブルを参照して、グループID、及び、当該グループIDに関連付けられた開催済み場所IDを抽出する。そして、サーバ送信部333は、クーポンテーブルを参照して、抽出された開催済み場所IDに関連づけられたクーポンIDのクーポンを示す事前特典画面410を表示するための事前特典画面表示データを、抽出されたグループIDの所属ユーザIDに対応付けて作成してもよい。これにより、過去にグループが開催した開催場所のクーポンを再度、当該グループに送付することが可能となる。
また、サーバ送信部333は、開催済みテーブルを参照して、グループIDを抽出するとともに、当該グループIDに関連付けられた参加ユーザIDのうち、直近に記憶された参加ユーザIDを抽出する。そして、サーバ送信部333は、各クーポンを示す事前特典画面410を表示するための事前特典画面表示データを、直近に記憶された参加ユーザIDに対応付けて作成してもよい。これにより、前回のイベントに欠席したユーザには、クーポンを送信しないようにすることが可能となる。
また、変動部336は、開催済みテーブルを参照して、グループID、及び、当該グループIDに関連付けられたイベント開催回数を抽出する。そして、上述したステップS404において、変動部336は、抽出されたイベント開催回数、又は、所定期間当たりのイベント開催回数が少ないほど、クーポンIDに対応する特典の価値が高くなるように、特典を決定する。なお、所定期間当たりのイベント開催回数は、イベント開催頻度の一例である。これにより、イベントを開催する回数が少ないグループに対して、特典の価値が高いクーポンを送付することになり、イベントの開催意欲を向上させることが可能となる。
(変形例3)
また、グループテーブルは、各グループについて、当該グループのグループ属性を更に関連付けて記憶してもよい。グループ属性は、例えば、グループの所属ユーザの脱退率、趣味、居住地域、年齢構成及び男女比等である。なお、グループの脱退率は、当該グループの所属ユーザとして記憶されたユーザ及び当該グループの所属ユーザとして記憶されたことがあるユーザの合計数に対する、当該グループの所属から外れたユーザの数の比率等である。
この場合、変動部336は、グループ取得部332にグループ属性の取得を指示すると、グループ取得部332は、グループテーブルを参照して、イベントIDに関連付けられたグループ属性を取得し、変動部336は、取得されたグループ属性に基づいて、特典を変動させる。例えば、変動部336は、趣味が料理又は食事以外、居住地域が分散している、年齢構成が所定年齢よりも高い、男性比率が高い等の、食事会を開催する頻度(1か月あたりの開催回数等)が所定数以下であると想定されるグループ属性に対して、所定の係数(“1.2”等)を設定する。そして、変動部336は、算出された参加人数及び/又は参加比率に対しグループ属性に対応する係数を乗算した値に基づいて特典を決定する。これにより、例えば、イベントを開催する可能性が低いグループに対して1.0以上の係数を設定することにより、イベント開催する意欲を向上させることが可能となる。また、変動部336は、脱退率が所定率以下の場合、特典の価値が高くなるように特典を決定してもよい。
(変形例4)
また、グループの登録は、外部サーバによって実行されるアプリケーションにおいて用いられ且つ外部サーバから提供されたグループに基づいて実施されてもよい。例えば、まず、管理サーバ3の開催場所取得部331は、管理サーバ3に登録され且つ管理サーバ3とは異なるウェブサーバによって運営されるSNSアプリケーションに登録されたユーザの情報を取得する。ここで、ユーザの情報によって示されるユーザは、SNSアプリケーションにおいて設定されたグループに所属する。また、ユーザの情報は、当該ユーザが所属するグループの名称及び当該ユーザのユーザIDを含む。次に、開催場所取得部331は、取得したユーザの情報のうち、同一のグループに所属するユーザの情報を抽出する。次に、開催場所取得部331は、抽出したユーザの情報に基づいて、抽出したユーザの情報に含まれるグループの名称及びユーザIDを、グループ名称及び所属ユーザIDとして、新たにグループIDと関連付けてグループテーブルに記憶する。これにより、他のサービスにおいて作成された既存のグループに対して、管理システム1の機能を容易に提供することが可能となる。
(変形例5)
また、イベントテーブルにおいて、ユーザの指示に従って、一のイベントに対して関連付けられた、複数のグループIDを取得する合同グループ取得処理を行ってもよい。この場合において、グループ取得部332は、グループテーブルを参照して、取得されたイベントIDに関連付けられた複数のグループを取得し、変動部336は、取得されたグループの数を計数し、算出された参加人数及び/又は参加比率とともに計数されたグループの数が多いほど、価値の高い特典を決定する。これにより、複数のグループが合同でイベントに参加(開催)する場合、価値の高い特典を両グループに付与することが可能となり、大きなイベントを開催しようとする意欲を向上させることが可能となる。
当業者は、本発明の精神及び範囲から外れることなく、様々な変更、置換及び修正をこれに加えることが可能であることを理解されたい。
1 管理システム
2、2a、2b、2c、2d 携帯端末
21 第1無線通信部
22 第2無線通信部
23 端末記憶部
24 操作部
25 表示部
26 端末処理部
261 閲覧実行部
262 滞在判定部
263 端末送信部
3 管理サーバ
31 サーバ通信部
32 サーバ記憶部
33 サーバ処理部
331 開催場所取得部
332 グループ取得部
333 サーバ送信部
334 取得部
335 算出部
336 変動部
4 基地局
5 移動体通信網
6 ゲートウェイ
7 インターネット
8 無線端末装置

Claims (19)

  1. 記憶部を備える管理サーバの制御方法であって、前記管理サーバは
    ループを識別するためのグループ識別情報に関連付けられた、前記グループに所属する複数のユーザのそれぞれを識別するためのユーザ識別情報を取得するグループ取得ステップと、
    特典を付与するためのクーポンを前記グループに送信する送信ステップと
    記クーポンが送信された前記グループに所属するユーザのうち、特定期間中に所定の場所に位置した携帯端末を所有するユーザの比率を算出する算出ステップと、
    記比率に基づいて、前記所定の場所に位置した携帯端末を所有するユーザのグループに送信された前記クーポンによって付与される特典を変動させる変動ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  2. イベントに用いられる開催場所を示す開催場所情報を前記所定の場所を示す情報として取得する開催場所取得ステップと、
    前記クーポンが送信された前記グループに所属するユーザが所有する携帯端末が前記開催場所情報によって示される開催場所に位置したことを示す滞在情報を携帯端末から取得する取得ステップと、をさらに有し、
    前記算出ステップにおいて、前記比率は、前記滞在情報に基づいて算出される、請求項1に記載の制御方法。
  3. 前記グループに送信される前記クーポンには、前記開催場所情報が関連付けられており、
    前記滞在情報によって示される携帯端末が位置した前記開催場所を示す前記開催場所情報は、前記携帯端末を所有するユーザのグループに送信された前記クーポンに関連付けられた前記開催場所情報である、請求項に記載の制御方法。
  4. 前記グループ取得ステップにおいて、前記グループ識別情報に関連付けられた、前記グループによって開催されるイベントの開催期間及び開催場所情報を取得し、
    前記グループに送信される前記クーポンには、当該グループの前記グループ識別情報に関連付けられた前記開催場所情報が関連付けられており、
    前記特定期間は、前記クーポンが送信された前記グループの前記グループ識別情報に関連付けられた前記開催期間である、請求項又はに記載の制御方法。
  5. 前記管理サーバは、前記特定期間が終了すると、変動された前記特典のクーポンが送信された前記グループのグループ識別情報に関連付けて、当該グループに所属するユーザが所有する携帯端末が位置した開催場所を示す開催場所情報を、開催済み場所情報として前記記憶部に記憶する開催済み場所記憶ステップを更に有し、
    前記送信ステップにおいて、過去に、前記グループの前記グループ識別情報に前記開催済み場所情報が関連付けて記憶されている場合、当該開催済み場所情報に関連付けられた前記クーポンを送信する、請求項又はに記載の制御方法。
  6. 前記開催済み場所記憶ステップにおいて、更に、前記開催済み場所情報に関連付けて、変動された前記特典のクーポンが送信された前記グループに所属するユーザを、参加ユーザとして前記記憶部に記憶し、
    前記送信ステップにおいて、前記グループに所属するユーザが、過去に、参加ユーザとして前記開催済み場所情報に関連付けて記憶されている場合、直近に前記開催済み場所情報が記憶された際に前記参加ユーザとして記憶されたユーザが所有する携帯端末に、前記クーポンを送信する、請求項に記載の制御方法。
  7. 前記開催済み場所記憶ステップにおいて、前記グループ識別情報に、開催済み場所情報を記憶した回数を関連付けて前記記憶部に記憶する回数記憶ステップを更に有し、
    前記変動ステップにおいて、前記グループ識別情報に関連付けられた前記回数又は所定期間あたりの前記回数が少ないほど、前記特典の価値が高くなるように変動させる、請求項又はに記載の制御方法。
  8. 前記管理サーバは、前記ユーザの指示に従って、当該ユーザが所属するグループを示す前記グループ識別情報に関連付けられたイベントに関連付けられた他のグループのグループ識別情報を取得する合同グループ取得ステップを更に有し、
    前記変動ステップにおいて、取得された記他のグループのグループ識別情報のうち、当該開催場所に位置した携帯端末を所有するユーザのグループのグループ識別情報の数が多いほど、前記特典の価値が高くなるように変動させる、請求項のいずれか一項に記載の制御方法。
  9. 前記滞在情報は、前記開催場所に設置された無線端末装置から前記携帯端末に送信された開催場所識別情報を含む、請求項2〜8のいずれか一項に記載の制御方法。
  10. 前記滞在情報は、前記開催場所に設置された2次元バーコードから前記携帯端末が取得した開催場所識別情報を含む、請求項2〜8のいずれか一項に記載の制御方法。
  11. 前記滞在情報は、前記携帯端末が備える位置特定部によって特定された当該携帯端末の位置情報及び位置時刻情報を含む、請求項2〜8のいずれか一項に記載の制御方法。
  12. 前記変動ステップにおいて、前記比率が高いほど前記特典の価値が高くなるように変動させる、請求項1〜11のいずれか一項に記載の制御方法。
  13. 前記特典の価値には、上限が設定されており、
    前記変動ステップにおいて、前記グループに所属するユーザの所属人数が多いほど前記価値の上限を高く変更する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の制御方法。
  14. 前記グループ取得ステップにおいて、前記グループ識別情報に関連付けられた、前記グループのグループ属性を更に取得し、
    前記変動ステップにおいて、前記グループ識別情報に関連付けられたグループ属性に基づいて、前記特典を変動させる、請求項1〜13のいずれか一項に記載の制御方法。
  15. 前記グループは、外部サーバによって実行されるアプリケーションにおいて用いられるグループである、請求項1〜14のいずれか一項に記載の制御方法。
  16. 前記送信ステップにおいて、前記クーポンを、前記グループに所属する前記複数のユーザのそれぞれが所有する携帯端末に送信する、請求項1〜15のいずれか一項に記載の制御方法。
  17. 記憶部を備える管理サーバであって
    ループを識別するためのグループ識別情報に関連付けられた、前記グループに所属する複数のユーザのそれぞれを識別するためのユーザ識別情報を取得するグループ取得部と、
    特典を付与するためのクーポンを前記グループに送信するサーバ送信部と
    記クーポンが送信された前記グループに所属するユーザのうち、特定期間中に所定の場所に位置した携帯端末を所有するユーザの比率を算出する算出部と、
    記比率に基づいて、前記所定の場所に位置した携帯端末を所有するユーザのグループに送信された前記クーポンによって付与される特典を変動させる変動部と、
    を備えることを特徴とする管理サーバ。
  18. 記憶部を備える管理サーバのプログラムであって、前記管理サーバに
    ループを識別するためのグループ識別情報に関連付けられた、前記グループに所属する複数のユーザのそれぞれを識別するためのユーザ識別情報を取得するグループ取得ステップと、
    特典を付与するためのクーポンを前記グループに送信する送信ステップと
    記クーポンが送信された前記グループに所属するユーザのうち、特定期間中に所定の場所に位置した携帯端末を所有するユーザの比率を算出する算出ステップと、
    記比率に基づいて、前記所定の場所に位置した携帯端末を所有するユーザのグループに送信された前記クーポンによって付与される特典を変動させる変動ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  19. 記憶部を備える管理サーバ、及び、前記管理サーバと通信する携帯端末によって構成される管理システムであって、
    前記管理サーバは
    ループを識別するためのグループ識別情報に関連付けられた、前記グループに所属する複数のユーザのそれぞれを識別するためのユーザ識別情報を取得するグループ取得部と、
    特典を付与するためのクーポンを前記グループに送信するサーバ送信部と、を備え、
    前記携帯端末は、
    前記携帯端末を所有するユーザが前記管理サーバから前記クーポンを送信されたグループに所属する場合、前記グループに送信された前記クーポンを表示するための表示部と、
    前記携帯端末が所定の場所に位置したか否かを判定する滞在判定部と、
    前記携帯端末が前記所定の場所に位置した場合、前記所定の場所に位置したことを示す滞在情報を前記管理サーバに送信する端末送信部と、を備え、
    前記管理サーバは、
    前記クーポンが送信された前記グループに所属するユーザが所有する携帯端末から、前記滞在情報を取得する取得部と、
    前記滞在情報に基づいて、前記クーポンが送信された前記グループに所属するユーザのうち、前所定の場所に位置した携帯端末を所有するユーザの比率を算出する算出部と、
    記比率に基づいて、前記所定の場所に位置した携帯端末を所有するユーザのグループに送信された前記クーポンによって付与される特典を変動させる変動部と、を備える、
    ことを特徴とする管理システム。
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