JP7043269B2 - 回路遮断器 - Google Patents
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本開示は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、製造工数を削減することの可能な回路遮断器を提供することにある。
また、上記課題を解決するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、ハウジングの左部に電源側端子座が、ハウジングの右部に負荷側端子座が夫々外部に露出した状態で設けられ、電源側端子座から負荷側端子座に至る電路上に設けられた固定接触子及び可動接触子を接触及び離隔させることにより、電源側端子座及び負荷側端子座を電気的に接続及び遮断させる回路遮断器であって、左右方向に延びる板状の金属部材で、電源側端子座からハウジングの内部に延びる部分がコの字状に折り曲げられ、その折り曲げられた部分の先端部に固定接触子が設けられているとともに、電源側端子座の更に左側に、L字状に折り曲げられた形状で下方へ突出する爪部がハウジングに嵌合可能に設けられてなる端子金具と、ハウジングに組み付けられ、端子金具の爪部がハウジングに嵌合した状態でハウジングに対する端子金具の位置ずれを規制する規制部材と、を備える。
上記の回路遮断器において、ハウジングは、電源側端子座及び負荷側端子座が設けられる基台と、基台に組み付けられるカバーとにより構成されており、規制部材は、基台に形成された溝に挿入される突出部を有するとともに、突出部が溝に挿入された状態でカバーにより押さえ付けられることによりハウジングに組み付けられていることが好ましい。
図1に示されるように、本実施形態の回路遮断器10は、ハウジング20の左側壁部201において外部に露出するように設けられる電源側端子座31と、ハウジング20の右側壁部202において外部に露出するように設けられる負荷側端子座41とを備えている。電源側端子座31には電源側配線が接続される。負荷側端子座41には負荷側配線が接続される。回路遮断器10は、電源側端子座31と負荷側端子座41とが電気的に接続されている状態と、それらの接続が遮断されている状態とを切り替えることにより、電源側配線と負荷側配線との電気的な接続状態を切り替えることの可能な装置である。
固定接触子32には固定接点320が設けられている。固定接点320には、可動接触子50の先端に取り付けられた可動接点51が対向している。
可動接触子50は、ハウジング20の内部に設けられた配線を通じて負荷側端子金具40に電気的に接続されている。可動接触子50は、ハンドル60の手動操作に基づいて揺動する。可動接触子50の揺動により可動接点51が固定接点320に対して接触及び離隔する。なお、可動接点51が固定接点320から離隔しているとき、可動接触子50は、図1に示される停止位置で保持される。
ハウジング20は基台21とカバー22とに分割されて構成されている。基台21には、電源側端子金具30、負荷側端子金具40、可動接触子50、及びハンドル60が一体的に組み付けられている。基台21には、電源側端子金具30の電源側端子座31が配置される電源側端子座設置部210、固定接触子32が配置される固定接触子設置部211、及び負荷側端子座41が配置される負荷側端子座設置部212が形成されている。また、基台21には、固定接触子設置部211周辺の空間からハウジング20の外部に連通される排出通路213が形成されている。排出通路213は、可動接点51が固定接点320から離隔する際に発生するアーク放電に基づいて生成される高温のガス、いわゆるアークガスをハウジング20の外部に排出するための通路である。
規制部材70は、基台21に組み付けられており、基台21に対する電源側端子金具30の位置ずれを規制している。
図2及び図3に示されるように、電源側端子金具30における電源側端子座31と固定接触子32との間に位置する中間部分には、二股に分かれた分岐部33が形成されている。以下では、分岐部33の二股に分かれた部分のうちの一方を第1枝部33aと称し、他方を第2枝部33bと称する。図1に示されるように、分岐部33は、ハウジング20の内部に配置されている。
(1)ハウジング20の基台21に電源側端子金具30の爪部35を嵌合させた後、基台21に規制部材70を組み付けるだけで、ハウジング20に対する電源側端子金具30の組み付けが完了する。したがって、従来の回路遮断器の製造の際に行われている、ねじを用いて電源側端子金具をハウジングに締結する作業が不要となるため、回路遮断器10の製造工数を削減することができる。
・電源側端子金具30の分岐部33において傾斜面34が形成されている部分は、直角に折れ曲がった形状であってもよい。
・規制部材70は、カバー22とは異なる部材により押さえ付けられていてもよい。
20:ハウジング
21:基台
22:カバー
30:電源側端子金具
31:電源側端子座
32:固定接触子
34:傾斜面
35:爪部
41:負荷側端子座
50:可動接触子
70:規制部材
74:突出部
210:端子座設置部
214:被嵌合部
216:溝
Claims (4)
- ハウジングの左部に電源側端子座が、前記ハウジングの右部に負荷側端子座が夫々外部に露出した状態で設けられ、前記電源側端子座から前記負荷側端子座に至る電路上に設けられた固定接触子及び可動接触子を接触及び離隔させることにより、前記電源側端子座及び前記負荷側端子座を電気的に接続及び遮断させる回路遮断器であって、
左右方向に延びる板状の金属部材で、前記電源側端子座から前記ハウジングの内部に延びる部分がコの字状に折り曲げられ、その折り曲げられた部分の先端部に前記固定接触子が設けられているとともに、前記電源側端子座と前記固定接触子との間となる箇所に、L字状に折り曲げられた形状で下方へ突出する爪部が前記ハウジングに嵌合可能に設けられてなる端子金具と、
前記ハウジングに組み付けられ、前記端子金具の前記爪部が前記ハウジングに嵌合した状態で前記ハウジングに対する前記端子金具の位置ずれを規制する規制部材と、
を備える回路遮断器。 - ハウジングの左部に電源側端子座が、前記ハウジングの右部に負荷側端子座が夫々外部に露出した状態で設けられ、前記電源側端子座から前記負荷側端子座に至る電路上に設けられた固定接触子及び可動接触子を接触及び離隔させることにより、前記電源側端子座及び前記負荷側端子座を電気的に接続及び遮断させる回路遮断器であって、
左右方向に延びる板状の金属部材で、前記電源側端子座から前記ハウジングの内部に延びる部分がコの字状に折り曲げられ、その折り曲げられた部分の先端部に前記固定接触子が設けられているとともに、前記電源側端子座の更に左側に、L字状に折り曲げられた形状で下方へ突出する爪部が前記ハウジングに嵌合可能に設けられてなる端子金具と、
前記ハウジングに組み付けられ、前記端子金具の前記爪部が前記ハウジングに嵌合した状態で前記ハウジングに対する前記端子金具の位置ずれを規制する規制部材と、
を備える回路遮断器。 - 前記可動接触子は、前記固定接触子から離隔しているときに所定の停止位置に保持されるものであり、
前記端子金具において前記電源側端子座と前記固定接触子との間に位置する中間部分には、前記可動接触子が前記停止位置に保持されているときに前記可動接触子に対して平行となるように対向する傾斜面が形成されている
請求項1又は2に記載の回路遮断器。 - 前記ハウジングは、前記電源側端子座及び前記負荷側端子座が設けられる基台と、前記基台に組み付けられるカバーとにより構成されており、
前記規制部材は、前記基台に形成された溝に挿入される突出部を有するとともに、前記突出部が前記溝に挿入された状態で前記カバーにより押さえ付けられることにより前記ハウジングに組み付けられている
請求項1~3のいずれか一項に記載の回路遮断器。
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ID=67472321
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JP2017204428A (ja) | 2016-05-13 | 2017-11-16 | 日東工業株式会社 | 配線用遮断器 |
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JPS63184515U (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-28 |
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2018
- 2018-01-19 JP JP2018007556A patent/JP7043269B2/ja active Active
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