JP7022618B2 - 回路遮断器 - Google Patents
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Description
上記の回路遮断器において、端子金具は、電源側端子座からハウジングの内部に延びる部分がコの字状に折り曲げられた形状からなり、コの字状に折り曲げられた部分の先端部に固定接触子を有するとともに、且つ電源側端子座と固定接触子との間に位置する中間部分に二股に分かれた分岐部を有し、分岐部の一方の第1枝部の内側面と他方の第2枝部の内側面との間に開口部が設けられている。
この構成によれば、絶縁性部材の変形を端子金具の第1枝部及び第2枝部により抑制又は矯正することができる。
この構成によれば、可動接触子がオフ停止位置に保持されている際に、可動接触子と端子金具との間の意図しない導通を更に抑制することができる。
この構成によれば、ねじ等を用いることなく端子金具をハウジングに固定することができるため、部品点数を削減することができる。
<第1実施形態>
はじめに、図1を参照して、第1実施形態の回路遮断器10について説明する。
固定接触子32には固定接点320が設けられている。固定接点320には、可動接触子50の先端に取り付けられた可動接点51が対向している。
ハウジング20は基台21とカバー22とに分割されて構成されている。基台21には、電源側端子金具30、負荷側端子金具40、可動接触子50、及びハンドル60が一体的に組み付けられている。基台21には、電源側端子金具30の電源側端子座31が配置される電源側端子座設置部210、固定接触子32が配置される固定接触子設置部211、及び負荷側端子座41が配置される負荷側端子座設置部212が形成されている。また、基台21には、固定接触子設置部211周辺の空間からハウジング20の外部に連通される排出通路213が形成されている。排出通路213は、可動接点51が固定接点320から離隔する際に発生するアーク放電に基づいて生成される高温のガス、いわゆるアークガスをハウジング20の外部に排出するための通路である。
絶縁性部材70は、樹脂等により成形されている。絶縁性部材70は、電源側端子金具30と可動接触子50との間に設けられており、それらの間の意図しない導通を遮断している。
図2に示されるように、電源側端子金具30における電源側端子座31と固定接触子32との間に位置する中間部分には、二股に分かれた分岐部33が形成されている。以下では、分岐部33の二股に分かれた部分のうちの一方を第1枝部33aと称し、他方を第2枝部33bと称する。電源側端子金具30の第1枝部33aと第2枝部33bとの間の隙間は、固定接点320に対して可動接触子50が接触及び離隔する際に可動接触子50が通過する開口部36を構成している。
(1)絶縁性部材70は、電源側端子金具30の開口部36の内壁面と可動接触子50との間に配置されている。具体的には、絶縁性部材70は、電源側端子座31と固定接触子32との間に位置する中間部分に二股に分かれた分岐部71を有している。開口部36は、分岐部71の一方の第1枝部71aの内側面と他方の第2枝部71bの内側面との間に設けられている。このような構成によれば、電源側端子金具30の開口部36を可動接触子50が通過する場合であっても、それらの間を絶縁性部材により電気的に絶縁することができる。したがって、電源側端子金具30と可動接触子50との間の意図しない導通をより的確に抑制することができる。
次に、回路遮断器10の第2実施形態について説明する。以下、第1実施形態の回路遮断器10との相違点を中心に説明する。
図5及び図6に示されるように、本実施形態の電源側端子金具30は、傾斜面34a,34bを有していない形状、すなわち分岐部33における傾斜面34a,34bの形成されている部分が直角に折れ曲がった形状を有している。また、この電源側端子金具30の形状に合わせて、絶縁性部材70も、第1実施形態の傾斜面34a,34bに対応する部分が直角に折れ曲がった形状を有している。
(4)絶縁性部材70は、電源側端子金具30の第1枝部33aに嵌合する第1嵌合部75aと、電源側端子金具30の第2枝部33bに嵌合する第2嵌合部75bとを有している。これにより、絶縁性部材70の第1枝部71a及び第2枝部71bのそれぞれの成形時の内反りを電源側端子金具30の第1枝部33a及び第2枝部33bにより防止又は矯正することができる。また、固定接触子32から可動接触子50が離隔する際に発生するアークガスの熱に起因する絶縁性部材70の第1枝部71a及び第2枝部71bのそれぞれの変形も電源側端子金具30の第1枝部33a及び第2枝部33bにより防止又は抑制することができる。
なお、各実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・絶縁性部材70は、カバー22とは異なる部材によってハウジング20に押さえ付けられていてもよい。
20:ハウジング
30:電源側端子金具
31:電源側端子座
32:固定接触子
33:分岐部
36:開口部
37a,37b:外面
41:負荷側端子座
50:可動接触子
70:絶縁性部材
75a:第1嵌合部
75b:第2嵌合部
Claims (3)
- ハウジングの外部に露出した電源側端子座及び負荷側端子座を有し、前記電源側端子座から前記負荷側端子座に至る電路上に設けられた固定接触子及び可動接触子を接触及び離隔させることにより、前記電源側端子座及び前記負荷側端子座を電気的に接続及び遮断させる回路遮断器であって、
前記電源側端子座及び前記固定接触子を有するとともに、前記固定接触子に対して前記可動接触子が接触及び離隔する際に前記可動接触子が通過する開口部を有する端子金具と、
前記端子金具の前記開口部の内壁面と前記可動接触子との間に配置される絶縁性部材と、を備え、
前記端子金具は、前記電源側端子座から前記ハウジングの内部に延びる部分がコの字状に折り曲げられた形状からなり、前記コの字状に折り曲げられた部分の先端部に前記固定接触子を有するとともに、且つ前記電源側端子座と前記固定接触子との間に位置する中間部分に二股に分かれた分岐部を有し、
前記分岐部の一方の第1枝部の内側面と他方の第2枝部の内側面との間に前記開口部が設けられている一方、
前記絶縁性部材は、前記第1枝部の内側面及びその反対側の外側面に嵌合する第1嵌合部と、前記第2枝部の内側面及びその反対側の外側面に嵌合する第2嵌合部とを有する
回路遮断器。 - 前記可動接触子は、前記固定接触子から離隔しているときに所定のオフ停止位置に保持されるものであり、
前記絶縁性部材は、前記オフ停止位置に保持されている前記可動接触子に対向する前記端子金具の外面に沿って更に配置されている
請求項1に記載の回路遮断器。 - 前記絶縁性部材は、前記ハウジングに組み付けられ、前記ハウジングに対する前記端子金具の位置ずれを規制している
請求項1又は2に記載の回路遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018036774A JP7022618B2 (ja) | 2018-03-01 | 2018-03-01 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018036774A JP7022618B2 (ja) | 2018-03-01 | 2018-03-01 | 回路遮断器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019153428A JP2019153428A (ja) | 2019-09-12 |
JP7022618B2 true JP7022618B2 (ja) | 2022-02-18 |
Family
ID=67946760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018036774A Active JP7022618B2 (ja) | 2018-03-01 | 2018-03-01 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7022618B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3430717B2 (ja) * | 1995-06-28 | 2003-07-28 | 松下電工株式会社 | 消弧装置 |
-
2018
- 2018-03-01 JP JP2018036774A patent/JP7022618B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2019153428A (ja) | 2019-09-12 |
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