JPH07118253B2 - 回路しゃ断器 - Google Patents

回路しゃ断器

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JPH07118253B2
JPH07118253B2 JP62224890A JP22489087A JPH07118253B2 JP H07118253 B2 JPH07118253 B2 JP H07118253B2 JP 62224890 A JP62224890 A JP 62224890A JP 22489087 A JP22489087 A JP 22489087A JP H07118253 B2 JPH07118253 B2 JP H07118253B2
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芳武 荒木
茂 杉山
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Toshiba Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means

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  • Breakers (AREA)
  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は固定端子のモールドケースへの保持構造を改良
した回路しや断器に関する。
(従来の技術) 一般に回路しや断器は、その遮断容量の大小に応じて固
定端子の形状が異なる。即ち、遮断容量の大きいものは
第4図に示したように、導電板片からなる固定端子1先
端側(図の右側)部分をU字状に折り返し屈曲させると
共に、この折り返し部分2の上面に接点3を設けた構成
である。また、この場合、折り返し部分2の先端個所2a
を消弧装置4に向かって伸びるように斜め上向きに延設
させることによって、回路遮断時に固定側の接点3と可
動アーム5側の接点6との間に生じたアークを消弧装置
4側に導くアークランナーとしての役割をこの先端個所
2aに与えている。このような構成にあっては、主回路に
過大な事故電流が流れると、対向状態にある固定端子1
の折り返し部分2と可動アーム5とを夫々流れる電流の
向きが逆方向となって両者の間に大きな磁気反発力が生
じる。このため、図示を省いた引外し装置の作動開始を
待たずに磁気反発力に基づいて可動アーム5を回路遮断
側に迅速に回動させることができる。
一方、遮断容量の小さな回路しや断器では、上記の如き
磁気反発力に基づく迅速な回路遮断作動は特に必要とし
ないため、その固定端子7は第5図に示すようにU字状
屈曲部を備えない単純な形状をしている。この場合には
固定端子7にアークランナーを一体成形できないため、
別個に作製したアークランナー8を固定端子7と導通す
る状態のもとに組付けている。尚、図中の9はモールド
ケース、10は端子ネジである。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、第5図に示す形状の固定端子7を使用する場
合には、第4図のタイプとは異なりU字状屈曲部がない
ため、そのままではモールドケース9の底面との間に隙
間が生じてしまいモールドケース9への保持の上で問題
が生ずる。
そこで、従来は斯かる場合、モールドケース9の底面と
固定端子7との間にスペーサ11を配置したり、底面を上
げ底形にした専用のモールドケースを製作したりしてい
た。
しかし、これではアークランナー8を別個に製作して取
付けねばならない上にスペーサ11まで別部品として必要
となれば、部品点数の増加からコストアップを招き、ま
た専用のモールドケースを製作すれば部品の共通性が失
われてやはりコストアップを招いてしまう。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、従っ
てその目的は、遮断容量が相違する機種間でモールドケ
ースを共通化できると共に、部品点数の増加も抑えるこ
とができる回路しや断器を提供するにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の回路しや断器は、固定端子と、この固定端子に
対して接離する可動アームと、この可動アームを離反側
に作動させる引外し装置と、消弧装置とをモールドケー
ス内に配設すると共に、固定端子とモールドケース内壁
面との間にこの両者に接するようにして、消弧装置側に
延びるアークランナーを一体に有するスペーサを設けた
ことを特徴とするものである。
(作用) モールドケース内に配設される固定端子は、固定端子と
モールドケースの内壁面との間に設けたスペーサを介し
てモールドケースに保持される。スペーサにはアークラ
ンナーが一体的に設けてあるので、別個にアークランナ
ーを製作して固定端子に取付ける手間が省ける。
そして、上記の固定端子に代えて、U字状屈曲部を備え
る大遮断容量用の別種の固定端子を用いる場合には、ス
ペーサを用いることなく固定端子をモールドケース内に
そのまま配置すればよい。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を第1図乃至第3図を参照して
説明する。
先ず第1図において、21は回路しや断器のケースたるモ
ールドケースであり、22と23は夫々後に詳述する固定端
子とスペーサ、24は固定端子21に対向する可動アームで
ある。固定端子22の図示左端には図示を省いた電源母線
の接続用端子ネジ25が、そして右端側の上面には接点26
が取付けてある。また、可動アーム24はその右端近くを
支軸27により回動可能に支持され、左端部の下面には接
点28がそして右端には可撓導体29が取付けてある。この
可動アーム24は常時は図示を省いた押えバネの作用力に
より第1図中に矢印で示した方向に回動付勢されて両接
点26と28は接触を保ち回路を閉ざしている。30は一辺側
に切欠部を設けた磁性グリット板30aを適宜の空隙をへ
だてて複数枚重ね合わせて構成した周知のデアイオン形
の消弧装置であり、31は絶縁板である。
さて、固定端子22及びスペーサ23の構成を第2図及び第
3図を参照して詳述すると、先ず固定端子22は金属板を
図示の形状に折曲させると共に、左端部に端子ネジ25の
螺着用ネジ孔22aを、また接点26に隣接させてその左右
両側にスペーサ23の嵌着用孔22bを夫々設けている。一
方、スペーサ23は金属板を上向きに開口する略コ字形に
折曲させると共に、その一方の上端縁に係合爪23aを、
また他方の上端縁に斜め上向きに突出する略くの字形の
アークランナー32を一体形成させた形状を備えている。
そして、このスペーサ23は、固定端子22の下面に当てが
ったうえ、その係合爪23aを固定端子22の右側の嵌着用
孔22bに挿入すると共に、アークランナー32を左側の嵌
着用孔22bに挿通させることによって、簡単に第3図の
如く一体化させることができる。この一体化状態のもと
にモールドケース21内に第1図の如く配設されたアーク
ランナー32は、消弧装置30に向け配向される。
次に、上記実施例の作用を従来例の第4図も参照して説
明する。主回路に過電流が流れると図示しない引外し装
置が作動して可動アーム24は押えバネによる押圧力に抗
して上方側に回動し第1図に示した回路遮断位置に回動
する。この時、両接点26と28との間にアークが発生し、
このアークは電磁力を受け、固定端子22側においてはア
ークランナーアー32に沿ってその先端側に移行しながら
消弧装置30内に駆動され、もって消弧が行われて遮断が
完了する。
上記構成の場合、固定端子22自体はモールドケース21の
内壁面に接触することなくこのケース内空間に突出した
状態にあるが、固定端子22の下面とモールドケース21の
底部内壁面との間にはこの両面に当接させるようにして
スペーサ23が介在させてあるので、固定端子22をモール
ドケース21内の所定位置に正しく支持することができ
る。
次に、上記実施例におけるモールドケース21を使用して
可動アームを電磁反発力で、駆動するタイプの大容量回
路しや断器を構成するには、第4図に示すように大容量
遮断用の固定端子1をスペーサ23を使用することなくそ
のまま配置すればよい。このようにすれば、固定端子1
が直接にモールドケース9の内底面に接して保持される
形態となる。
尚、上記実施例におけるスペーサ23の側面形状はコの字
形の他にV字形その他の任意の形状であってもよいし、
固定端子22へのスペーサ23の組付構造は適宜に設計変更
しても本発明の目的は遂げられる。
[発明の効果] 以上の説明によって明らかなように、本発明によれば、
アークランナーを一体的に設けたスペーサを固定端子と
組合わせて使用することにより、消弧性能が優れた小遮
断容量の回路しや断器をより少ない部品とより少ない組
立工程のもとに作製することができる。しかも、このよ
うな構成とすることにより、同一のモールドケースを大
遮断容量の回路しや断器を構成するために使用できるの
で、部品の共通化によるコストダウンも併せて図り得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は部分縦断面図、第2図及び第3図は夫々固定端子
とスペーサの分離状態斜視図と組合わせ状態斜視図、そ
して第4図は異なるタイプの回路しや断器を示す第1図
相当図であり、第5図は従来例を示す第1図相当図であ
る。 図中、21はモールドケース、22は固定端子、23はスペー
サ、24は可動アーム、30は消弧装置、32はアークランナ
ーである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モールドケース内に配置された固定端子
    と、引外し装置により作動され前記固定端子に対して接
    離する可動アームと、前記固定端子と前記モールドケー
    スの内壁面との間に両者に接するように設けられ消弧装
    置側に延びるアークランナーを一体に有するスペーサと
    を具備してなる回路しや断器。
JP62224890A 1987-09-08 1987-09-08 回路しゃ断器 Expired - Fee Related JPH07118253B2 (ja)

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JPS6467838A (en) 1989-03-14
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