JP2017204428A - 配線用遮断器 - Google Patents

配線用遮断器 Download PDF

Info

Publication number
JP2017204428A
JP2017204428A JP2016096918A JP2016096918A JP2017204428A JP 2017204428 A JP2017204428 A JP 2017204428A JP 2016096918 A JP2016096918 A JP 2016096918A JP 2016096918 A JP2016096918 A JP 2016096918A JP 2017204428 A JP2017204428 A JP 2017204428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
extinguishing device
fixed contact
electric wire
circuit breaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016096918A
Other languages
English (en)
Inventor
久秀 東
Hisahide Azuma
久秀 東
拓也 川畑
Takuya Kawabata
拓也 川畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Co Ltd filed Critical Nitto Kogyo Co Ltd
Priority to JP2016096918A priority Critical patent/JP2017204428A/ja
Publication of JP2017204428A publication Critical patent/JP2017204428A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Abstract

【課題】端子部の配置に必要な空間と消弧装置の配置に必要な空間を重複させること。【解決手段】電線を接続する電線接続部3と、固定接点42を備えた固定接触子4と、可動接点52を備えた可動接触子5と、固定接触子と可動接触子との間に発生するアークを消弧する消弧装置6と、を有する配線用遮断器であって、電線接続部と固定接触子との間に設けた空間部8に消弧装置を配置した構成とする。【選択図】図3

Description

本発明は、配線用遮断器に関するものである。
従来から、配線用遮断器の内部に、アークを 消弧する消弧装置を配置することが知られている。図13に記載されているように、配線用遮断器100の内部に配置された消弧装置105は、一般的に、電線を固定する電線接続部106に対して縦方向に並ぶように配置されていた。また、固定接触子102と電線接続部106を備えた端子部103は階段状に屈曲形成していた。このような配線用遮断器は特許文献1にも記載されている。
特開2012−123937号公報
しかしながら、図13や特許文献1に示されたような構成であると、端子部を配置するために必要な空間とは別に消弧装置を配置する空間が必要となる。これは、配線用遮断器が縦方向に長くなったり、配線用遮断器の内部空間を圧迫したりする原因の一つとなっていた。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明の課題は、端子部の配置に必要な空間と消弧装置の配置に必要な空間を重複させることである。
上記課題を解決するため、次のような手段を採用する。第一の手段は、電線を接続する電線接続部と、固定接点を備えた固定接触子と、可動接点を備えた可動接触子と、固定接触子と可動接触子との間に発生するアークを消弧する消弧装置と、を有する配線用遮断器であって、電線接続部と固定接触子との間に設けた空間部に前記消弧装置を配置した配線用遮断器である。
第一の手段において、一連の部材を同方向に屈曲させて前記電線接続部と前記固定接触子とを形成し、前記空間部を電線接続部と固定接触子との間に設けた構成とする第二の手段が好ましい。
第一又は第二の手段において、前記電線接続部と、前記固定接触子とで前記消弧装置を挟持する構成とする第三の手段が好ましい。
第三の手段において、前記電線接続部と前記固定接触子のどちらか一方に係止部を設け、前記消弧装置に被係止部を設けた構成とする第四の手段が好ましい。
本発明では、端子部の配置に必要な空間と消弧装置の配置に必要な空間を重複させることが可能となる。
第一の実施の形態の配線用遮断器の斜視図である。 第一の実施の形態の配線用遮断器の可動接触子から電線接続部周りの斜視図である。 図2のIII−III断面図である。 第一の実施の形態の消弧装置の斜視図である。 第一の実施の形態の端子部の斜視図である。 端子部をベース部に取り付ける前の状態を表した図である。 端子部をベース部に取り付けた後の状態を表した図である。 図2から端子部と消弧装置を取り外した状態を示した斜視図である。 図3から端子部と消弧装置を取り外した状態を示した断面図である。 第一の実施の形態の固定接点から電線接続部周りの斜視図である。 第一の実施の形態の固定接点から電線接続部周りの側面図である。 第二の実施の形態の可動接触子から電線接続部周りの斜視図である。 従来技術における配線用遮断器の断面図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。図1は第一の実施の形態の配線用遮断器1の斜視図である。図2は第一の実施の形態の配線用遮断器1の可動接触子5から電線接続部3周りの斜視図である。図3は図2のIII−III断面図である。なお、本明細書においては図1で示した矢印が延びる方向が縦方向である。
本実施の形態の配線用遮断器1は、電線を接続する電線接続部3を備えている。また、可動接点52を備えた可動接触子5と、固定接点42を備えた固定接触子4と、を備えている。この固定接点42と可動接点52が 解離する際に発生するアーク放電を取り除くため、本実施の形態の配線用遮断器1は消弧装置6を有している。
図4は、第一の実施の形態の消弧装置6の斜視図である。消弧装置6は紙などの絶縁体で形成した側板62を備えている。また、この側板62に挟持される複数の消弧板63を備えている。本実施の形態の消弧装置6においては三枚の消弧板63が備えられており、斜め上方に傾斜するように配置されている。また、本実施の形態の消弧装置6には、電線の接続に使用される図示しない端子ネジと消弧板63との絶縁性を確保するため、消弧装置6の上部に絶縁性の保護板部64が形成されている。本実施の形態の保護板部64は絶縁性のプレートで形成されており、電線固定部3に対して平行に位置することが可能なように側板62に固定されている。なお絶縁体はアークガスを発生する部材で構成してもよい。
図5は、第一の実施の形態の端子部22の斜視図である。端子部22は一方端に電線接続部3を配置し、他端に固定接点42を配置する構成となっている。端子部22は、電線接続部3から固定接触子4まで続く一体の部材を折曲げることで、電路を構成している。端子部22は、その電路の中間に傾斜部23を備え、ベース部12にもそれに対応した傾斜部位24を備えている。固定接触子4の中央には、切欠部25を形成しており、それに対応する位置のベース部12に排出口を形成することで、アーク発生時に生じるアークガスを配線用遮断器1の外部に排出することができる。
端子部22は、その電路の中間部が電線接続部3、固定接触子4よりも細く形成されている。一方、図6に示すように、ベース部12には、それに対応するように切欠き76を設けている。図7に示すように、細く形成されている部分を切欠き76に収めた状態で、端子部22をベース部12に固定する。また、ベース部12の切欠き76や切欠き76周縁に排出口を形成することで、アーク発生時に生じるアークガスを外部に排出するようにしてもよい。ベース部12には、端子部22を取付ける。図8及び図9に示すように、ベース部12には、端子部22の形状に対応する取付部27を有する。隣接する取付部27との間に設けられるリブ28によって、異極間での短絡事故を防止することができる。
本実施の形態の配線用遮断器1は、電線接続部3と固定接触子4との間に設けた空間部8にこの消弧装置6を配置している。このため、端子部22の配置に必要な空間と消弧装置6の配置に必要な空間を重複させることが可能となる。したがって、配線用遮断器1の縦方向の長さを短くすることが可能となっている。また、配線用遮断器1の縦方向の長さが同じ場合であっても、空間部8に消弧装置6を配置することで、従来消弧装置が配置されていた配線用遮断器1の内部空間を有効に活用することが可能となっている。
ところで、本実施の形態の配線用遮断器1には三つの固定接触子4が備えられており、各々の固定接触子4に隣接して三つの消弧装置6が配置されている。また、本実施の形態の消弧装置6は固定接触子4の上方に配置されており、消弧装置6の上方に電線接続部3が位置している。つまり、固定接触子4と電線接続部3で消弧装置6を挟み込むような形態としている。図5に示すように、本実施の形態の固定接触子4と電線接続部3は各々、導電体である端子部22に形成されており、図4、5、10に示したことから理解されるように、板状の端子部22を略U字状に屈曲して消弧装置6を配置する空間部8を形成している。
図3に示すように、本実施の形態の配線用遮断器1は、ベース部12の上に端子部22が配置されている。より詳しくは、端子部22はこのベース部12の端に配置されている。また、端子部22の両端は、端子部22の中央の部位よりもベース部12の中央部寄りの位置に配置されている。また、可動接触子5と消弧装置6は縦方向に順に並ぶように並列に配置されており、固定接点42と消弧装置6も縦方向に順に並ぶように並列配置されている。
本実施の形態においては、図10に示すように電線接続部3と固定接触子4とで消弧装置6を挟持している。したがって、配線用遮断器1の内部に備えられた電線接続部3と固定接触子4で、消弧装置6を固定することが可能となる。また、消弧装置6を電線接続部3と固定接触子4に固定した状態で配線用遮断器1の内部に組み込むことができるため、配線用遮断器1の組み立ての効率を上げることが可能となる。
また、図10及び図11に示したことから理解されるように、本実施の形態においては、電線接続部3に係止部72を設け、消弧装置6に被係止部74を設けている。この係止部72と被係止部74は消弧装置6が挟持される方向とは異なる方向で接触するように構成されている。このため、更に強固に消弧装置6を固定することが可能となる。なお、電線接続部3と消弧装置6を係止させる形態ではなく、固定接触子4と消弧装置6を係止させる形態にすることも可能である。また、消弧装置6が電線接続部3と固定接触子4の双方と係止する形態にしても良い。
次に、第二の実施の形態について説明する。本実施の形態においては、図12に示すように、電線接続部3及びその周囲の形態が第一の実施の形態と異なっている。第二の実施の形態においては、板バネを用いて電線を固定可能としている。より具体的には、筐体14の側面に形成された電線挿入穴92に挿入された、先端の被覆が剥かれた図示しない電線を、鎖錠バネ端子94として形成された板バネにより端子板96に押し付けて固定可能としている。
端子板96は導電性であり、固定接触子4とも接触している。つまり、端子板96は固定接触子4と電線との間に介在して電路の役割を果たすとともに、電線を挟み込むための部材としての役割も果たしている。
本実施の形態では鎖錠バネ端子94と端子板96により電線を挟み込む部位が電線接続部3であり、消弧装置6の上方に位置している。本実施の形態の消弧装置6は固定接点42を備える固定接触子4と電線接続部3との間に設けた空間部8に位置している。なお、本実施の形態においては、鎖錠バネ端子94の両端側で電線を端子板96に押し付けることが可能な態様となっている。
以上、二つの実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、空間部の形状は実施の形態で示したような形態に限る必要はなく、消弧装置に対応する形状であればよい。例えば、側面視で複数の凹凸を備えるような形状とすることも可能である。
ネジ固定式の電線接続部であっても、電線接続部と固定接触子は一体として形成する必要は無く、別体で形成することも可能である。例えば、電線接続部と固定接触子を別体として形成し、各々を電線などで連結させる形態とすることも可能である。
消弧板と端子ネジとの絶縁性を確保するために設ける保護板部は、側板と一体に形成することも可能である。例えば、絶縁性の部材を側面視矩形状に折り曲げれば、保護板部と側板を一体に形成することが可能となる。
消弧装置に設けた被係止部と係止する係止部の位置や形状は各種の態様とすることが可能である。
消弧板の枚数や設置方法を実施の形態通りにする必要は無く、各種態様とすることが可能である。
1 配線用遮断器
3 電線接続部
4 固定接触子
5 可動接触子
6 消弧装置
8 空間部
42 固定接点
52 可動接点
72 係止部
74 被係止部

Claims (4)

  1. 電線を接続する電線接続部と、固定接点を備えた固定接触子と、可動接点を備えた可動接触子と、固定接触子と可動接触子との間に発生するアークを消弧する消弧装置と、を有する配線用遮断器であって、電線接続部と固定接触子との間に設けた空間部に前記消弧装置を配置した配線用遮断器。
  2. 一連の部材を同方向に屈曲させて前記電線接続部と前記固定接触子とを形成し、前記空間部を電線接続部と固定接触子との間に設けた請求項1に記載の配線用遮断器。
  3. 前記電線接続部と、前記固定接触子とで前記消弧装置を挟持する請求項1又は2に記載の配線用遮断器。
  4. 前記電線接続部と前記固定接触子のどちらか一方に係止部を設け、前記消弧装置に被係止部を設けた請求項3に記載の配線用遮断器。
JP2016096918A 2016-05-13 2016-05-13 配線用遮断器 Pending JP2017204428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016096918A JP2017204428A (ja) 2016-05-13 2016-05-13 配線用遮断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016096918A JP2017204428A (ja) 2016-05-13 2016-05-13 配線用遮断器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017204428A true JP2017204428A (ja) 2017-11-16

Family

ID=60323362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016096918A Pending JP2017204428A (ja) 2016-05-13 2016-05-13 配線用遮断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017204428A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7043269B2 (ja) 2018-01-19 2022-03-29 河村電器産業株式会社 回路遮断器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7043269B2 (ja) 2018-01-19 2022-03-29 河村電器産業株式会社 回路遮断器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8222555B2 (en) Circuit breaker and arc chute with shield apparatus
US20140198470A1 (en) Printed circuit board stack
US20060141820A1 (en) Electric junction box and its assembling process
TW200608640A (en) Electrical connector
JP5761108B2 (ja) 固体絶縁母線の終端接続部
TW201826629A (zh) 電連接器
JP6563160B1 (ja) 母線接続装置
JP2017204428A (ja) 配線用遮断器
KR20100083413A (ko) 버스바조립체
US7534151B1 (en) Electrical connection terminal
GB2603729A (en) Design and fabrication of printed fuse
KR20210113000A (ko) 하이브리드 플렉서블 버스바 및 이의 제조방법
JP2006166622A (ja) 避雷器付分電盤
JP2015220188A (ja) 端子、端子固定構造及び回路遮断器
JP5829543B2 (ja) 布線板
JP7488970B2 (ja) 回路遮断器
CN219248161U (zh) 电隔离组件、电路板和电气设备
JP6376467B2 (ja) バスバー回路体
JP2019103317A (ja) アース端子ユニット
JP7019095B2 (ja) 接続変換アダプタおよび電気機器
US11443911B2 (en) Arc chamber of circuit breaker
KR20170102085A (ko) 진공차단기용 케이스
JP6577303B2 (ja) ソケット
US20150311702A1 (en) Safe power socket and power extension device having the same
JP4767744B2 (ja) 配線器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200519