JP5829543B2 - 布線板 - Google Patents

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本発明は、複数の電線が絶縁基板上の所定位置に保持された布線板に関する。
従来、車輌には、電源を電装品に分配させる電気接続箱が搭載される。この電気接続箱は、ヒューズ、リレー等の電気部品が実装されたプリント配線板、絶縁基板に電線が配設されてなる布線板(布線シートとも称される。)等の回路基板が絶縁ケース内に内蔵される。布線板は、圧接端子の圧接刃部によって電線と圧接端子とが電気的に接続され、圧接刃部に一体的に繋がる接続端子部を介して電線が相手端子と接続されるようになっている。より具体的には、接続端子部がコネクタハウジング内に配置され、コネクタハウジングと相手コネクタハウジングとが嵌合されることによって、電線と外部電装品とが電気的に接続されるようになっている。
ところで、電気接続箱の小型化の要求に伴って、上述したコネクタハウジングの小型化への要求が増えている。この要求に対応するためには、圧接端子が小型化される、あるいはスペース効率良く配置される必要がある。
圧接端子がスペース効率良く配置されるためには、圧接端子が並ぶ間隔を狭くする必要がある。これには、絶縁壁の厚さを薄くすることが考えられるが、複数の圧接端子が一直線上に並べて配置されると、圧接端子の間の絶縁壁の厚みが極端に薄くなり、絶縁壁の樹脂成形加工が難しくなってしまう。そこで、複数の圧接端子が千鳥配置された布線板が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−79942号公報
しかしながら、特許文献1に記載の布線板についても、図4に示すように、絶縁壁200の厚さによっては、圧接端子120が嵌る溝部分の絶縁壁200の厚さTが薄くなる恐れがあり、結果的に、絶縁壁200の樹脂成形加工が難しくなってしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の電線に接続される圧接端子がスペース効率良く配置され、かつ容易に製造することができる布線板を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係る布線板は、絶縁基板に並んで立設されている複数の絶縁壁の間に圧接端子が接続された複数の電線の各電線が配置され、かつ隣り合う前記絶縁壁によって前記圧接端子が千鳥配置で保持される圧接端子保持部を有してなる布線板において、前記圧接端子保持部は、隣り合う前記絶縁壁の間に前記圧接端子の圧接刃部が嵌め込み可能に各絶縁壁が絶縁壁を直交方向に貫通されたスリット部と、該スリット部に嵌め込まれた前記圧接刃部の前記絶縁壁に直交する方向の両端部よりも外側に向けて、かつ該スリット部を延在させるように前記絶縁壁の側部から突起された突起部と、を有してなることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る布線板は、前記圧接端子が前記絶縁基板に千鳥配置され、かつ前記圧接端子が嵌め込まれる部分が、前記絶縁壁が絶縁壁を直交方向に貫通されたスリット部であり、しかも前記突起部によって各圧接端子と隣りの電線とがショート不良を防止するように間隔を空けて保持されるようになっているので、前記絶縁壁に直交する方向の前記圧接刃部の端部外側を覆う前記絶縁壁を無くすことが可能となり、複数の電線に接続される圧接端子がスペース効率良く配置され、かつ容易に製造することができる。
図1は、本発明の実施例に係る布線板の圧接端子保持部周辺を示した上面図である。 図2は、図1に示した圧接端子保持部を拡大した図である。 図3は、図1に示した圧接端子の斜視図である。 図4は、従来技術を説明するための図である。
以下、図面を参照して、この発明に係る布線板の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る布線板1の圧接端子保持部20周辺を示した上面図である。図2は、図1に示した圧接端子保持部20を拡大した図である。図3は、図1に示した圧接端子120の斜視図である。
本発明の実施例に係る布線板1は、圧接端子120が接続されてなる複数の電線110の各電線110が圧接端子保持部20によって絶縁基板10上の所定位置に保持され、図1に示すように、例えば、電気接続箱の絶縁ケース100内に収容されている。
まず、公知の圧接端子120について説明する。
圧接端子120は、図3に示すように、電線110が圧接される圧接刃部121と、圧接刃部121に一体的に繋がり、不図示の相手端子に接続される接続端子部122とを有してなる。
複数の圧接端子120は、図1に示すように、絶縁基板10上に千鳥配置されることによってスペース効率良く絶縁基板10に配置されている。このため、各接続端子部122がコネクタハウジング300内にスペース効率良く配置され、コネクタハウジング300の小型化に適応することができ、結果的に不図示の電気接続箱の小型化に適応することができるようになっている。
次に、圧接端子保持部20について説明する。
圧接端子保持部20は、絶縁基板10に並んで立設されている複数の絶縁壁30の間に圧接端子120が接続された複数の電線110の各電線110が配置され、かつ隣り合う絶縁壁30によって圧接端子120が千鳥配置で保持される部分である。
この圧接端子保持部20は、図2に示すように、スリット部40と、突起部50と、電線保持部60とを有してなる。
スリット部40は、隣り合う絶縁壁30の間に圧接端子120の圧接刃部120aが嵌め込み可能に各絶縁壁30が絶縁壁30を直交方向に貫通された部分である。
このような、スリット部40によって、絶縁壁30に直交する方向の圧接刃部121の端部121a外側を覆うように絶縁壁30が形成されないようになっている。すなわち、絶縁壁30は、絶縁壁30の厚さが薄くなる部分を無くすように形成されている。
突起部50は、スリット部40に嵌め込まれた圧接刃部121の絶縁壁30に直交する方向の両端部121aよりも外側に向けて、かつスリット部40を延在させるように絶縁壁30の側部30aから突起された部分である。
この突起部50によって、各圧接端子120と隣りの電線110とが接触されることによるショート不良を防止するように間隔を空けて保持されるようになっている。
すなわち、突起部50が、各圧接端子120と隣りの電線110とが接触されない程度の突出量に設定される。
また、スリット部40を間にして向かいあう一対の突起部50の間隔が、この一対の突起部50の間に電線110の一部が入り込まない程度の間隔に設定されることが好ましい。
電線保持部60は、各電線110を布線板1内の所定位置に保持するものであり、隣り合う絶縁壁30の各絶縁壁30から、これら隣り合う絶縁壁30の間に配置される電線10に向けて突起された一対の突起部からなる。この電線保持部60が各電線110の両側部に接触されることによって各電線110が保持されるようになっている。
本発明の実施例に係る布線板1は、圧接端子120が絶縁基板10に千鳥配置され、かつ圧接端子120が嵌め込まれる部分が、絶縁壁30が絶縁壁30を直交方向に貫通されたスリット部40であり、しかも突起部50によって各圧接端子120と隣りの電線110とがショート不良を防止するように間隔を空けて保持されるようになっているので、絶縁壁30に直交する方向の圧接刃部121の端部121a外側を覆う絶縁壁30を無くすことが可能となり、複数の電線110に接続される圧接端子120がスペース効率良く配置され、かつ容易に製造することができる。
なお、この発明の実施例に係る布線板1は、不図示の電気接続箱に内蔵されるものを例示したが、これに限らず、その他のものに内蔵されるものであっても構わない。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1 布線板
10 絶縁基板
20 圧接端子保持部
30 絶縁壁
30a 側部
40 スリット部
50 突起部
60 電線保持部
100 絶縁ケース
110 電線
120 圧接端子
121 圧接刃部
121a 端部
122 接続端子部
200 絶縁壁
300 コネクタハウジング

Claims (1)

  1. 絶縁基板に並んで立設されている複数の絶縁壁の間に圧接端子が接続された複数の電線の各電線が配置され、かつ隣り合う前記絶縁壁によって前記圧接端子が千鳥配置で保持される圧接端子保持部を有してなる布線板において、
    前記圧接端子保持部は、
    隣り合う前記絶縁壁の間に前記圧接端子の圧接刃部が嵌め込み可能に各絶縁壁が絶縁壁を直交方向に貫通されたスリット部と、
    前記スリット部に嵌め込まれた前記圧接刃部の前記絶縁壁に直交する方向の両端部よりも外側に向けて、かつ前記スリット部を延在させるように前記絶縁壁の側部から突起された突起部と、
    を有してなることを特徴とする布線板。
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