JP7041984B2 - 空気式搬送機 - Google Patents
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Description
より詳しく言えば、外気導入管11qを支管11cの中に深く突入すると、外気導入管11qが本管11bの内面に衝突して、本管11bの内部空間が一次側と二次側で隔離され、シャッター装置11が全閉状態になる。このとき吸気口の大部分は外気導入管11qに覆われるが、吸気口の一部は外気導入管11qに覆われることなく、外気に通じている。また外気は吸気口から支管11cの内部、本管11bの内部空間の二次側部分を経て、搬送管路本体12に取り込まれるようになっている。そして調整操作部材11pを操作して、往復動可能な外気導入管11qが支管11cに対する位置を変えることによって、外気導入管11qが本管11bの内面から離れ、調整操作部材11pの操作量に応じてシャッター装置11が所定量開き、ホッパー1の出口を通過する搬送物の量が変化すると共に、吸気口が支管11cに覆われる面積が変わり、外気導入管11qの外部と内部が通じる吸気口の開口面積(閉鎖面積)が変化するようになっている。
第一減速管路本体16aは、一次側の開口端の内径に比べて二次側の開口端の内径を大きくしてある。
二本の直管部40a,40aは、互いの長さ方向の延長線上で交差するように配置され、互いの内部空間が湾曲管部40bの内部空間によって連絡している。
湾曲管部40bは、二本の直管部40a,40aを滑らかに繋ぐように湾曲している。
フランジ部15bは、透明管本体15aの長さ方向における一端部の外周をその全周に亘って包囲する円筒状の包囲枠15cと、包囲枠15cの貫通方向の一端の外周全周からその外側に突出する円環状のフランジ部本体15dとを備える。
包囲枠15cは、周方向に間隔をあけて、その半径方向に貫通する貫通穴(図示略)を備えている。
1)シャッター装置11を全閉状態にしておき、ホッパー1に米粒を投入する。そうすると、ホッパー1内に米粒は収容されたままであり、シャッター装置11の本管11bの内部空間の二次側部分には米粒がない。また外気導入管11qの内部空間は本管11bの内部空間の二次側部分に通じ、吸気口の一部が外気に通じている。
2)吸引装置6を駆動させて搬送管路2内を負圧にし、シャッター装置11の外気導入管11qの吸気口から外気を搬送管路本体12内に取り込み、気流を発生させる。そうすると空気は、搬送管路本体12から空気分離装置17を経て排気管4へ向かい、その後、集塵装置5を経て吸引装置6の吸引側へ向かい、排気側から排出される。また吸引装置6の駆動と相前後させて、ロータリーバルブ14のモータ14mを駆動させる。
3)所定時間経過後にシャッター装置11をたとえば全開状態にして、搬送管路2へ米粒を流し込む。
4)ホッパー1から搬送管路本体12内に吸引された米粒は、気流により空気分離装置17へ向かう。
5)搬送管路本体12から第一減速管路16に米粒と空気が突入し、第一減速管路16では二次側の開口端の内径が一次側の開口端の内径に比べて広がっているので、吸引された空気と米粒が減速する。
6)第一減速管路16から内筒21に米粒と空気が突入する。内筒21の一次側の開口端の内径が第一減速管路16の二次側の開口端よりも大きいことから、空気と米粒は、内筒21の中で減速する。
空気は、内筒21の側面の排気口26を経て外筒32と内筒21の口径方向の間の内部空間に突入し、排気筒36へ向かう。
いっぽう米粒は、内筒21の側面から空気が吸引されることから減速して、その減速した勢い(慣性)で内筒21の内部空間を通過し、そのまま内筒21の排出口24から第二減速管路18へ向かう。
7-1)米粒は、第二減速管路18へ突入し、第二減速管路18(下向き管路)では一次側の開口端の内径が内筒21の二次側の開口端の内径に比べて広がっているので、米粒が減速する。第二減速管路18の第1、第2の曲がり管路40,42を通過する毎に米粒が減速し、その後に透明管路15を通過して、米粒はロータリーバルブ14に向かう。
ロータリーバルブ14の繰出し羽根14bの回転によって所定量ずつ米粒が貯留タンク3に排出される。
7-2)いっぽう空気は空気分離装置17の排気筒36から排気管4、集塵装置5を順次経て吸引装置6へ向かい、吸引装置6の外へ排出される。
また透明管路15(透明管本体15a)の内周面を第二減速管路18(下向き管路)の第2の管路42における二次側の直管部42aの内周面よりも口径方向外側に配置してあるので、たとえば下向き管路の内周面と透明管路15の内周面を口径方向に一致させたものに比べれば、下向き管路の内周面に接触して搬送された搬送物が透明管路15の内周面には接触しづらくなり、その結果、長期間に亘って透明管路15の外側から搬送物の搬送状態を目視できるようになる。
また透明管路15の下側にロータリーバルブ14を接続してあるので、空気式吸引装置を駆動していない場合には、透明管本体15aの外側からロータリーバルブ14の内部、たとえば羽根14dを目視できるようになる。羽根14dに滓が付着すると、隣り合う二枚の羽根14d,14dの間に収容される米粒の量が所定量よりも減り、定量供給機能が損なわれる。しかし羽根14dに米粒の滓が付着しているかを透明管本体15aの外側から確認できるようになり、ロータリーバルブ14の清掃時期が判断し易くなる。
なお図示しないが、搬送管路本体の曲がり管は、二本の直管部を湾曲管部によって90度の角度で屈曲する形状に接続するものとし、二次側の直管部がその貫通方向を鉛直方向に一致させるようにしても良い。この場合は、上記した第一減速管路と空気分離装置の内筒をその貫通方向が鉛直方向になるようにして配置すれば、当該貫通方向が鉛直方向に対して傾斜している場合と同様に、内筒はその一次側の開口端に対して二次側の開口端を低くしてあることになる。なおこの場合、第二減速管路は直管路とする。
たとえば搬送物としての粒状物は、上記実施形態では米粒であったが、本発明ではこれに限らずその他に、米粒と同等形状であれば、食品の原料となる麦、大豆、小豆、工業製品の原料となるプラスチックペレット等が挙げられる。
2 搬送管路
3 貯留タンク
4 排気管
5 集塵装置
6 吸引装置
11 シャッター装置
11a 分岐管(合流管)
11b 本管
11c 支管(外気導入部収納管)
11p 調整操作部材
11q 外気導入管
11r 塞ぎ部
11s 調整ツマミ
12 搬送管路本体
12a 直管
12b 直管
12c 曲がり管
12d 直管部
12e 直管部
12f 湾曲管部
13 空気分離減速システム
14 ロータリーバルブ
14a ケーシング
14b 繰出し羽根
14c 回転軸
14d 羽根
14m モータ
14h ケース本体部
14i 入口
14j 出口
14p 入口用案内部
14q 出口用案内部
14s 入口案内部本体
14t フランジ部
15 透明管路
15a 透明管本体
15b フランジ部
15c 包囲枠
15d フランジ部本体
16 第一減速管路
16a 第一減速管路本体
16b,c フランジ部
17 空気分離装置
18 第二減速管路
18a フランジ部
18b フランジ部
20 内筒部材
21 内筒
21a,b 内フランジ部
22 入口
24 搬送物の排出口
26 空気の排気口
26a 空気孔
30 外筒容器
32 外筒
32a,b 外フランジ部
34 閉鎖部
36 排気筒
40 第1の曲がり管路(第1の管路)
40a 直管部
40b 湾曲管部
42 第2の曲がり管路(第2の管路)
42a 直管部
42b 湾曲管部
Claims (1)
- 搬送物を空気と共に通過させる搬送管路と、搬送管路の中間部から搬送管路の長さ方向とは別方向に空気を排気するための空気の吸引装置とを備える空気式搬送機において、
搬送管路は、空気圧で搬送する搬送物が通過する搬送管路本体であってその一次側を投入部に接続する搬送管路本体と、搬送物および空気の共通の入口並びに別々に分かれた空気の排気口および搬送物の排出口を備える空気分離装置であって共通の入口を搬送管路本体の二次側に接続すると共に空気の排気口側に吸引装置を接続する空気分離装置と、搬送物を下方へ向かって搬送する下向き管路であってその一次側を空気分離装置における搬送物の排出口側に接続する下向き管路と、真っ直ぐに延長すると共に透明な透明管路であってその一次側を下向き管路の二次側に接続する透明管路と、透明管路の二次側に接続するロータリーバルブとを備え、
透明管路は、内径を下向き管路の内径よりも大きくすると共に、その内周面を下向き管路の内周面よりも口径方向外側に配置してあり、
ロータリーバルブの内部は、透明管路の外側から目視可能であることを特徴とする空気式搬送機。
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