JP7040956B2 - 筆記具 - Google Patents

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Description

本発明は、筆記方向を視認することができるペン先を有する筆記具に関し、更に詳しくは、インク流出性と、ペン先全体に対する筆記方向を視認することができる視認部の有効面積を最大にしたペン先を有する筆記具に関する。
従来、ペイントマーカー、アンダーラインマーカー等と称される筆記具のペン先は、幅広のペン芯を備えることにより幅広の線引きを可能にしたものであって、マーキングの視認性や作業性に優れているため幅広く使用されている。
ラインマーカー等の筆記具におけるペン先は、一般に合成樹脂繊維等を棒状等に集束したものや、高分子の焼結体などの多孔質部材に毛細管作用を付与し、これにより筆記具本体となる軸体から供給されるインクをペン先に導出することにより筆記可能としたものである。
また、蛍光インクを筆記具本体となる軸体内に収容した筆記具の普及にともない、幅広の線引きを可能とした多くの構造、形状のペン先を用いた筆記具が市販されたことにより、使用者の用途に応じた筆記具の広い選択が可能となり、その作業性も快適なものとなっている。
本出願人は、筆記具本体となる軸体内のインク吸蔵体(中綿)から供給されるインクを誘導し、かつ保留できるペン先を有する筆記具において、ペン先に、筆記方向を視認できる視認部(可視部)を備えた筆記具を開示している(例えば、特許文献1参照)。
このタイプの筆記具のペン先は、筆記部を視認することができるため、引き終わりの止めたい部分でピタッと止めることができ、引きすぎや、はみ出しを防ぐことができるものである。このペン先の具体的な構成は、インクを誘導するインク誘導部と筆記部からなる焼結芯と、該焼結芯を保持する保持体、及び焼結芯と保持体とを固定する接着剤とから構成されている。
しかしながら、上記特許文献1におけるペン先は、インク誘導部と筆記部とが一体となった形状であり、その材質はポリエチレンなどの熱可塑性樹脂粒子を焼結した焼結体が使われているが、その形状が複雑であるため、保持体の長さ分、インク吸蔵体からのインク誘導が必要で有り、また、インク流路が蛇行しているため、気孔率に対してインク流出性が若干低いという課題がある。
そのため、インク誘導部を太く設計する必要があるが、インク誘導部を太くすると、太くなったインク誘導部によって可視部が阻害され、ペン先全体に対する視認部の有効面積が低くなるという課題を生じるものである。
一方、上記構造以外の筆記方向を視認することができる視認部を有するペン先の先行技術としては、例えば、ペン先を有する筆記具において、ペン先は、視認部を有する支持部材と、該支持部材の両側に取り付けたインク導出部と、該インク導出部間に設けた柔軟部材とを有し、インク導出部と柔軟部材とを2部品で構成する点で、本発明の近接技術を開示するものである(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献2に記載のペン先は、インク導出部により筆記線を2本形成するものであり、そのためインク導出部間に設けた柔軟部材は、インクの流出を阻害する材料を用いたものであり、本発明のように通常のマーキングを得るものでなく、本発明とは技術思想(構成及びその作用効果)が相違するものである。
特開2000-52682号公報(特許請求の範囲、図1等) 特開2002-19370号公報(特許請求の範囲、図4等)
本発明は、上記従来技術の課題などに鑑み、これを解消しようとするものであり、筆記方向を視認することができるペン先を有する筆記具において、インク流出性と、ペン先全体に対する筆記方向を視認することができる視認部の有効面積を最大にしたペン先を有する筆記具を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記従来の課題等を解決するために鋭意検討した結果、筆記具本体から供給されるインクを誘導し、かつ筆記方向を視認することができる視認部を有するペン先を備えた筆記具であって、上記ペン先を特定構造などとすることにより、上記目的の筆記具が得られることを見出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明の筆記具は、筆記具本体から供給されるインクを誘導し、かつ筆記方向を視認することができる視認部を有するペン先を備えた筆記具であって、前記ペン先は、少なくとも筆記部と、視認部を有する保持体とにより構成され、該保持体には筆記部より流出性のある多孔体からなるインク誘導部が形成されていることを特徴とする。
前記インク誘導部は筆記部の厚さより薄いことが好ましい。
前記インク誘導部は、保持体外周に配置されていることが好ましい。
前記インク誘導部の幅(m)は、保持体の視認部の幅(M)の90%未満であることが好ましい。
本発明によれば、インク流出性と、ペン先全体に対する筆記方向を視認することができる視認部の有効面積を高度に両立した筆記具が提供される。
本発明のツインタイプの筆記具の実施形態の一例を示す図面であり、(a)は正面視の縦断面図、(b)平面視の縦断面図、(c)は一方のキャップを取り外した正面図、(d)は(c)の平面図である。 本発明の筆記具に用いるペン先の一例を示す各図面であり、(a)は前方側から見た斜視図平面図、(b)は平面図、(c)は後方側から見た斜視図、(d)は左側面図、(e)は正面図、(f)は右側面図、(g)は(e)のG-G線断面図、(h)は(f)のF-F線断面図である。 本発明の筆記具に用いるペン先の他例を示す各図面であり、(a)は前方側から見た斜視図平面図、(b)は平面図、(c)は左側面図、(d)は正面図、(e)は右側面図、(f)は(e)のD-D線断面図、(g)は(d)の縦断面図、(h)は後方側から見た斜視図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳しく説明する。
図1は本発明のツインタイプの筆記具の実施形態の一例を示す各図面であり、図2は図1の筆記具に用いるペン先の一例を示す各図面である。
本実施形態の筆記具Aは、図1(a)~(d)に示すように、筆記具本体10から供給されるインクを誘導し、かつ筆記方向を視認することができる視認部を有するペン先20を備えると共に、このペン先20の反対側にも棒状のペン先50を備えたツインタイプの筆記具となっている。また、筆記具本体10の両側には、着脱自在となるペン先20を保護するクリップ部60aを有するキャップ60と、ペン先50を保護するキャップ70とが取り付けられている。
筆記具本体10は、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂等で形成されるものであり、筆記具用インクを含浸したインク吸蔵体15を収容する筒状体からなると共に、右側となる一端側は細字タイプの棒状のペン先50を保持する保持具55を嵌合により固着するための嵌合部を有する保持部11となっており、左側となる他端には、筆記方向を視認することができる視認部を有するペン先20を固着する先軸16が取り付けられている。
筆記具本体10は、例えば、ポリプロピレン等からなる樹脂を使用して筒状に成形され、筆記具本体(軸体)として機能する。筆記具本体10は不透明又は透明(及び半透明)に成形されるが、外観上や実用上の観点からいずれを採用しても良い。
インク吸蔵体15は、水性インク、油性インクなどの筆記具用インクを含浸したものであり、例えば、天然繊維、獣毛繊維、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂などの1種又は2種以上の組み合わせからなる繊維束、フェルト等の繊維束を加工したもの、また、スポンジ、樹脂粒子、焼結体等の多孔体を含むものである。このインク吸蔵体15は、筆記具本体10内に収容保持されている。
用いる筆記具用インクの組成は、特に限定されず、筆記具の用途等に応じて、水性インク、油性インク、熱変色性インクなどの好適な配合処方とすることができ、例えば、アンダーラインペン等ではインクに蛍光色素、例えば、ベーシックバイオレット11、ベーシックイエロー40、熱変色性マイクロカプセル顔料などを含有させることできる。
これらのインクは、インク配合成分種、各配合量を調整することなどにより、インク粘度(25℃:コンプレート型粘度計)1~5mPa・s、表面張力30~60mN/m、ペン先20からのインク流出量Xを5~20mg/m、ペン先50からインク流出量Yを0.1~5mg/mとし、X>Yと設定することで筆跡の使い分けが容易となるので好ましい。インク流出量の測定は、自動筆記装置にペン体をセットして、JIS S6037に従い、上質紙面上で筆記角度65°、筆記力1N、速度7cm/sでのものである。
なお、筆記具用インクを熱変色性インクとした場合は、JIS S 6050-2002に規定する鉛筆描線の消し能力(消字率)が70%以下の熱可塑性エラストマーをキャップ60の頂部に形成し、擦過動作により摩擦熱を発生容易かつ低摩耗な摩擦体とすることができる。
ペン先20は、図1(a)及び(b)、並びに、図2(a)~(h)に示すように、少なくとも筆記部30と、視認部を有する保持体40とにより構成され、該保持体40には筆記部30より流出性のある多孔体からなるインク誘導部25が形成されている。
インク誘導部25は、後述する保持体40に接着、溶着等により取り付けられるものである。
インク誘導部25は、シート状の多孔体から構成されるものであり、筆記具本体10内吸蔵されるインクを効率よく筆記部30へ誘導(供給)するものであれば特に限定されず、例えば、不織布、織物あるいは編物などの布帛、あるいは、通液性発泡体などの通液性を有する素材から構成されたシート状の多孔体が挙げられる。なお、シート状多孔体は、一種類の素材から構成できるが、複数の素材を積層するなど組み合わせることで構成してもよい。
本発明において、「不織布」とは、一層以上の繊維の塊を製編織しないで布状構造としたものをいう。繊維の素材としては、合成繊維、天然繊維、獣毛繊維、無機繊維等が用いられる。用いる合成繊維の材料としては、例えば、ポリアセタール系樹脂、ポリエチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂などの1種又は2種以上の組み合わせなどが挙げられる。
布帛を構成する繊維は、例えば、溶融紡糸法、乾式紡糸法、湿式紡糸法、直接紡糸法(メルトブロー法、スパンボンド法、静電紡糸法など)、複合繊維から一種類以上の樹脂成分を吸着することで繊維径が細い繊維を抽出する方法、繊維を叩解して分割された繊維を得る方法など公知の方法により得ることができる。
布帛を構成する繊維は、一種類あるいは複数種類の樹脂成分から構成されてなるものでも構わず、一般的に複合繊維と称される、例えば、芯鞘型、海島型、サイドバイサイド型、オレンジ型などの複合繊維を使用することができる。
布帛を構成する繊維の繊度は特に限定するものではないが、前記繊度は0.1~500dtex(デシテックス)であるのが好ましく、2~5dtex(デシテックス)であるのがより好ましい。また、繊維長も特に限定するものではないが、短繊維や長繊維あるいは連続繊維を使用することができる。
布帛が織物や編物である場合、上述のようにして調製した繊維を、織るあるいは編むことで調製することができる。
布帛が不織布である場合、不織布を製造可能な繊維ウェブの調製方法として、例えば、乾式法、湿式法などを用いることができる。そして、繊維ウェブを構成する繊維同士を絡合および/または一体化して不織布にする方法として、例えば、ニードルや水流によって絡合する方法、繊維同士をバインダで一体化する方法、あるいは、繊維ウェブが熱可塑性樹脂を含んでいる場合には、繊維ウェブを加熱処理することで前記熱可塑性樹脂を溶融して、繊維同士を一体化する方法を挙げることができる。なお、繊維ウェブを加熱処理する方法として、例えば、カレンダーロールにより加熱加圧する方法、熱風乾燥機により加熱する方法、無圧下で赤外線を照射して熱可塑性樹脂繊維を溶融させる方法などを用いることができる。また、直接紡糸法を用いて紡糸された繊維を捕集することで、不織布を調製してもよい。
通液性発泡体である場合、例えば、溶融状態の樹脂を型に流し込み成型、発泡処理するなど、公知の方法で調製することができる。
インク誘導部25を構成するシート状の多孔体の形状、厚さなどは、保持体40への取り付け態様、視認部43の視認部面積の最大化、インクを効率よく筆記部へ流出(供給)せしめる点等から設定されるものであり、好ましくは、幅方向長さ、長手方向長さはインク誘導部を固着する保持溝面47aの幅方向長さ、周面の長さとなるものであり、インクを効率よく筆記部へ流出せしめる好適な長さがそれぞれ設定される。また、シート状多孔体の厚さtは、視認部45の視認部面積の最大化する点などから、0.1~2.0mmであるのが好ましく、0.2~1.0mmであるのが最も好ましい。
このインク誘導部25は、筆記部40より流出性のある上記シート状多孔体から構成されるものであり、流出性を更に高める点から、気孔率が30~60%であることが望ましい。
本実施形態では、インク誘導部25は、ポリエチレン繊維を焼結してなる不織布から構成されたものである。
筆記部30は、多孔体から構成されるものであり、例えば、気孔を有する多孔質で形成されたものが挙げられ、具体的には、スポンジ体、焼結体、繊維束体、発泡体、海綿体、フェルト体、ポーラス体などを挙げることができる。多孔体を形成する材料としては、例えば、天然繊維、獣毛繊維、ポリアセタール系樹脂、ポリエチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂などを用いることができる。
本実施形態では、各種のプラスチック粉末などを焼結した焼結体から構成されている。
この筆記部30は、筆記しやすい傾きとなるように、傾斜状(ナイフカット状)となっており、この傾き等は、筆記等の使い勝手に合わせて適宜設定される。また、この筆記部30は、描線幅Wが太いものであり、好ましくは、描線幅Wは1mm以上、更に好ましくは、描線幅Wは2mm以上の描線幅となる筆記部が望ましい。
また、前記インク誘導部25では厚さを最小にして流出性の最大化を図る点から、その気孔率を上記範囲としたが、この筆記部30では、好適な描線濃度となるように最適な気孔率が設定されている。
保持体40は、図2(a)~(h)に示すように、上記インク誘導部25、筆記部30を固定して、筆記具本体10の先軸15先端開口部に固着されるものであり、膨出状の本体部41と、該本体部41の前方側に、フランジ部42と、筆記方向を視認することができる視認部(可視部)43とを有すると共に、可視部43の先端側に筆記部30の先端側(端面)を保持する前方保持部44a,44bとを有するものである。
また、上記本体部41の後方側に、上記本体部41に連設される保持片45を有する三角形状の後方部46とを備えたものである。これらの部材から構成される保持体40の長手方向外周面全体には、視認部43の視認面積の最大化を図る点から、保持体40の外周に配置される構造、具体的には、保持体40の長手方向外周面全体には、上記インク誘導部25をコ字型状に嵌入保持する保持溝47が形成されている。更に、本体部41の幅方向外周面には、凹状の嵌合部41aが形成され、長手方向外周面となる両面空気流通溝には、それぞれ直線状の空気流通溝41bと屈曲状の空気流通溝41cが形成されている。
このように構成される保持体40全体は、硬質材料で構成されており、例えば、視認性を有する硬質材料、例えば、金属、ガラス、ゴム弾性を有しない樹脂などから構成されるものである。視認可能となるゴム弾性を有しない樹脂としては、例えば、PP、PE、PET、PEN、ナイロン(6ナイロン、12ナイロン等の一般的なナイロン以外に非晶質ナイロン等を含む)、アクリル、ポリメチルペンテン、ポリスチレン、ABS等の可視光線透過率が50%以上の材料から成形により構成することにより、視認部43で筆記方向に書いてある文字を有効に視認できることとなる。なお、視認部43だけを視認性を有する材料で構成してもよい。なお、可視光線透過率は多光源分光測色計〔スガ試験機社製、(MSC-5N)〕にて反射率を測定することで求めることができる。
また、保持体40は、上記各材料の一種類、または、耐久性、視認性の更なる向上の点などから、2種類以上の材料を用いて構成してもよく、射出成形、ブロー成形などの各種成形法により成形することができる。
この保持体40のコ字型状の保持溝47の取付面47aにインク誘導部25が接着剤による接着、溶着等により固着されている。この保持体に固着したインク誘導部25は、筆記部30の底面側と接触する面となる筆記面部25aと、インクを筆記部30側に供給する平坦面部25b、25bと、インク吸蔵体15と接触する傾斜面部25c、25cとを有するものとなる。
本実施形態では、視認部43の視認面積の最大化を図る点などから、上記インク誘導部25の厚さtは、筆記部30の厚さTより薄くなっており、また、インク誘導部の幅(m)が保持体40の視認部43の幅(M)の90%未満、更に好ましくは、50~80%であることが望ましい。
この筆記具Aにおいて、上記筆記部30の保持体40への固着(装着)は、前方保持部44a,44b間に上記筆記芯30を嵌入保持、更に、筆記部30の固着(抜け止め)を確実にするために、接着剤による接着、溶着などを更に用いても良いものである。
ペン先50は、図1(a)及び(b)に示すように、細字タイプの棒状のペン先であり、断面が円形形状となるものであり、ペン先50の後端部(インク吸蔵体側)がインク吸蔵体15内に挿入されており、毛管力によりインク吸蔵体のインクがペン先50に供給されるものである。
このペン先50は、多孔質部材から構成されるものであり、例えば、天然繊維、獣毛繊維、ポリアセタール系樹脂、ポリエチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂などの1種又は2種以上の組み合わせからなる並行繊維束、フェルト等の繊維束を加工又はこれらの繊維束を樹脂加工した繊維芯、または、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂等の熱可塑性樹脂などのプラスチック粉末などを焼結したポーラス体(焼結芯)などからなるものである。
好ましいペン先50としては、繊維束芯、繊維芯、焼結芯、フェルト芯、スポンジ芯、無機多孔体芯であり、特に好ましくは、変形成形性の点、生産性の点から、繊維芯が望ましい。また、用いるペン先50の気孔率、大きさ、硬度などは、インク種、筆記具の種類等により、変動するものであり、例えば、気孔率では30~60%とすることが好ましい。また、本発明において、「気孔率」は、下記のようにして算出される。まず、既知の質量及び見掛け体積を有する筆記芯を水中に浸し、十分に水を浸み込ませた後、水中から取り出した状態で質量を測定する。測定した質量から、筆記芯に浸み込ませた水の体積が導出される。この水の体積を筆記芯の気孔体積と同一として、下記式から、気孔率が算出される。
気孔率(単位:%)=(水の体積)/(ペン先50の見掛け体積)×100
このように構成される筆記具Aでは、筆記具本体10内に筆記具用インクを吸蔵したインク吸蔵体15を挿入して保持せしめ、先端側は先軸16を介して上記構成のペン先20を順次嵌合等により固着せしめ、他端側はペン先50を固着せしめた保持具55を嵌合により固着せしめることにより、簡単にツインタイプの筆記具Aを作製することができ、インク吸蔵体15に吸蔵されたインクは毛管力によりペン先20ではインク誘導部25を介して筆記部30、並びに、ペン先50に効率的に供給され、筆記に供されるものとなる。
この筆記具Aでは、ペン先50は従来の汎用のペン先と同様であるので、ペン先20の機能等を以下に説明する。
この筆記具Aのペン先20は、図1、図2に示すように、筆記方向を視認することができる視認部(窓部)43を有するものであり、インク吸蔵体15のインクはインク誘導部25、25の毛細力により筆記部30に到達し、筆記に供されるものとなる。筆記の際に、視認部(窓部)43で視認側を見れば、ひき始めの位置を合わせやすくなり、また、引き終わりの止めたい部分でピタッと止めることができ、引きすぎや、はみ出しを防ぐことができるものとなる。
本発明では、ペン先20は、インク吸蔵体15からのインクの誘導を筆記部30の厚さよりも薄く、流出性のあるインク誘導部25で筆記部30まで誘導するものであり、また、このインク誘導部25は不織布などのシート状の多孔体から構成されているので、不織布に用いる繊維はその表面積が大きいため、気孔率に対する毛管力の強さが大きく、しかも、その厚さは極めて薄くでき、従来の焼結芯でインク誘導部と筆記部とで一体構成したものよりも、インク流出性が良好であり、インク誘導部を太く設計する必要がないので、シート状の多孔体から構成されるインク誘導部によって視認部43が阻害されないので、右利きで左から右方向に筆記する際に、視認部43で筆記方向を視認しながら筆記部30で描線を引くことなどができ、また、ペン先全体に対する視認部の有効面積の最大化と共に、上記特性のインク誘導部25により筆記部30へ効率よくインクが供給されるので、そのインク流出性も良好で有り、視認部の有効面積の最大化とインク流出性を高度に両立できる筆記具が得られるものとなる。
また、この筆器具Aは、インク流出性が良好であるので、ペン先20の移動速度を速くして筆記しても、インクの供給は良好に追従し、筆跡のカスレ等を生じることがない筆記具が得られることなる。
本発明の筆記具は、上記構成のペン先20を備えたことを特徴とするものであるので、ペン先20以外の構成は、特に限定されるものではない。
図3は、本発明の筆記具におけるペン先20の実施形態の他例を示す各図面である。なお、上記実施形態の筆記具Aと同様の構成、機能を有する場合は、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の筆記具のペン先20のインク誘導部25の構成が相違する点で上記実施形態の筆記具Aと相違するものである。筆記部30、保持体40の構成は上記実施形態と同様である。
上記実施形態の筆記具Aでは、インク誘導部25を不織布などの布帛によりシート状の多孔体を構成したものであるが、本実施形態は、保持体40の保持溝47の保持溝面47aに繊維を束〔繊維束(紐部材)〕として直接巻き付け、または、繊維束を接着、溶着などにより固着したものである。
用いることができる繊維束(紐部材)は、好ましくは、2~5dtex(デシテックス)の繊維を用いて、保持溝面47aの周面に100~1000本に直接巻き付けたり、また、この繊維を予め上記本数となるように繊維束としたものを接着、溶着などに固着せしめることが望ましい。
また、本実施形態のシート状の多孔体の厚さtは、視認部45の視認部面積の最大化する点などから、上記実施形態Aと同様に、0.1~2.0mmであるのが好ましく、0.2~1.0mmであるのが最も好ましい。
繊維としては、合成繊維、天然繊維、獣毛繊維、無機繊維等が用いられる。用いる合成繊維の材料としては、例えば、ポリアセタール系樹脂、ポリエチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂などの1種又は2種以上の組み合わせなどが挙げられる。
この繊維束より構成されるインク誘導部25の厚さt、幅方向長さ、長手方向も長さも上記実施形態で詳述した各好ましい範囲内となることが望ましい。
また、本実施形態では、インク誘導部25の固着として、保持溝面47aの周面にインク誘導部25を巻き付けなどにより取り付けた後、三角形状の後方部46に嵌合する嵌合体48を嵌合してインク誘導部25の後端側を固着している。インク誘導部25の後方側となる頂部25dは結び部又は溶着して結着している。
この実施形態のペン先20は、図1の筆記具と同様に取り付けられるものであり、筆記方向を視認することができる視認部(窓部)43を有するものであり、インク吸蔵体15のインクはインク誘導部25の毛細力により筆記部30に到達し、筆記に供されるものとなる。筆記の際に、視認部(窓部)43で視認側を見れば、ひき始めの位置を合わせやすくなり、また、引き終わりの止めたい部分でピタッと止めることができ、引きすぎや、はみ出しを防ぐことができるものとなる。
本実施形態では、ペン先20のインク誘導部は、インク吸蔵体15からのインクの誘導を筆記部30の厚さよりも薄く、流出性のあるインク誘導部25で筆記部30まで誘導するものであり、また、このインク誘導部25は保持溝面47aの周面に100~1000本に直接巻き付けたり、また、この繊維を予め上記本数となるように繊維束としたものを接着、溶着などに固着せしめたものから構成されているので、繊維束はその表面積が大きいため、気孔率に対する毛管力の強さが大きく、しかも、その厚さは極めて薄くでき、従来の焼結芯でインク誘導部と筆記部とで一体構成したものよりも、インク流出性が良好であり、インク誘導部を太く設計する必要がないので、シート状の多孔体から構成されるインク誘導部によって視認部43が阻害されないので、右利きで左から右方向に筆記する際に、視認部43で筆記方向を視認しながら筆記部30で描線を引くことなどができ、また、ペン先全体に対する視認部の有効面積の最大化と共に、上記特性のインク誘導部25により筆記部30へ効率よくインクが供給されるので、そのインク流出性も良好で有り、視認部の有効面積の最大化とインク流出性を高度に両立できる筆記具が得られるものとなる。
また、本実施形態でも、インク流出性が良好であるので、ペン先20の移動速度を速くして筆記しても、インクの供給は良好に追従し、筆跡のカスレ等を生じることがない筆記具が得られることなる。
本発明の筆記具は、上記実施形態などに限定されることなく、本発明の技術思想を変更しない範囲内で種々変更することができる。
上記実施形態では、ツインタイプの筆記具を示したが、ペン先50を省略(軸体を有底筒状の軸体と)して、ペン先20を備えたシングルタイプの筆記具としてもよいものであり、また、ノック式によりペン先20が出没する筆記具であってもよいものである。
上記図1~図2、図3の各実施形態では、筆記具本体の軸体などの断面を円形軸に形成したが、三角形状、四角形以上の方形状などの異形形状、楕円形状にしてもよいものである。また、ペン先20全体を透明な部材で構成する場合を示したが、少なくとも視認部43が透明な部材で構成され、筆記具本体内の取り付けられる本体部41側を透明な部材以外の樹脂部材で二色成形品となったものを用いてペン先40を構成してもよいものである。
更に、上記各実施形態では、筆記具用のインク(水性インク、油性インク、熱変色性インク)で説明したが、液状化粧料、液状薬剤、塗布液、修正液などの液状体としてもよいものである。
次に、実施例により、本発明を更に詳述するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〕
下記構成及び図1及び図2に準拠するペン先を有する筆記具、下記組成の筆記具用インクを使用した。ペン先の寸法等は下記に示す大きさ等を使用した。
(ペン先20の構成)
アクリル樹脂製、可視光線透過率85%〔スガ試験機社製、多光源分光測色計(MSC-5N)にて反射率を測定し、可視光線透過率とした。〕
視認部(窓部)43(四角形)の大きさ:6mm×6mm×7mm×6mm
視認部の幅M:2.5mm
インク誘導部25の構成:長繊維繊度:3(dtex:デシテックス)、ポリエチレン製不織布、幅方向長さm:2mm、長手方向長さ:20mm、厚さt:0.5mm
筆記部30:ポリエチレン製焼結芯、気孔率:50%、4×3×6mm、T=3mm、W=5.5mm
インク吸蔵体15:PET繊維束、気孔率85%、φ6×77mm
筆記具本体10、キャップ60、70:ポリプロピレン(PP)製
ペン先50:ポリエステル製繊維束芯、気孔率60%、φ2.0×40.0mm
(筆記具用インク組成:インク色:蛍光黄色)
筆記具用インクとして、下記組成のインク(合計100質量%)を使用した。
保湿剤:トリメチルグリシン(グリシンベタイン) 7.5質量%
ペンタエリスリトール 4.5質量%
着色剤:NKW-4805黄(日本蛍光社製) 40.0質量%
防腐剤:バイオエース(ケイアイ化成社製) 0.3質量%
pH調整剤:トリエタノールアミン 1.0質量%
フッ素系界面活性剤:サーフロン8111N(AGCセイミケミカル社製) 0.2質量%
水溶性有機溶剤:エチレングリコール 3.0質量%
水(溶媒):イオン交換水 43.5質量%
粘度(25℃):3.0mPa・s(コンプレート型粘度計、TOKIMEC社製、TV-20)
表面張力(25℃):33mN/m(自動表面張力計、協和界面科学社製、DY-300)
この図1~図2準拠の実施例1のペン先20を用いた筆記具では、インク吸蔵体15からのインクの誘導を筆記部30の厚さよりも薄く、流出性のあるインク誘導部25で筆記部30まで誘導するものであり、また、このインク誘導部25は上記構成の不織布のシート状の多孔体から構成されているので、不織布に用いる繊維はその表面積が大きいため、気孔率に対する毛管力の強さが大きく、しかも、その厚さは極めて薄くでき、従来の焼結芯でインク誘導部と筆記部とで一体構成したものよりも、インク流出性が良好であり、インク誘導部を太く設計する必要がないので、シート状の多孔体から構成されるインク誘導部25によって視認部43が阻害されないので、右利きで左から右方向に筆記する際に、視認部43で筆記方向を視認しながら筆記部30で描線を引くことなどができ、また、ペン先全体に対する視認部43の有効面積の最大化と共に、上記特性のインク誘導部25により筆記部30へ効率よくインクが供給されるので、そのインク流出性も良好で有り、視認部の有効面積の最大化とインク流出性を高度に両立できる筆記具が得られることが確認できた。また、1mmの高さから落下させた後でも、掠れることなく筆記できることが確認できた。
更に、自動筆記装置にこの筆記具をセットして、JIS S6037に準拠した試験方法に従い、上質紙面上で筆記角度65°、筆記荷重1N、速度7cm/sで直線筆記後、筆記した描線状態を目視にて確認したところ、上記好ましいインク組成のものを使用しているため、ペン先20のインク流量(15mg/m)も良好で、ペン先の乾燥を抑えながらも、描線の乾燥性、インクの低温安定性に優れ、描線に滲みや裏抜けのない機能を発現することが判った。
〔実施例2〕
下記構成、図1及び図3に準拠するペン先を有する筆記具、下記組成の筆記具用インクを使用した。ペン先の寸法等は下記に示す大きさ等を使用した。
(ペン先20の構成)
インク誘導部25を下記構成とした点以外は、上記実施形態の筆器具と同様であるので、その説明を省略する。
筆記具本体10.インク吸蔵体15,筆記部30、保持体40、インク組成等:上記実施例1と同一。
インク誘導部25の構成:3.5(dtex:デシテックス)、PET製の繊維、巻回本数:600本、幅方向長さ:2mm、長手方向長さ:20mm、厚さt:0.5mmとした。
このペン先20を用いた筆記具では、ペン先20のインク誘導部25は、インク吸蔵体15からのインクの誘導を筆記部30の厚さよりも薄く、流出性のあるインク誘導部25で筆記部30まで誘導するものであり、また、このインク誘導部25は保持溝面47aの周面に繊維束を直接巻き付けて固着せしめたものから構成されているので、繊維束はその表面積が大きいため、気孔率に対する毛管力の強さが大きく、しかも、その厚さは極めて薄くでき、従来の焼結芯でインク誘導部と筆記部とで一体構成したものよりも、インク流出性が良好であり、インク誘導部を太く設計する必要がないので、シート状の多孔体から構成されるインク誘導部によって視認部43が阻害されないので、右利きで左から右方向に筆記する際に、視認部43で筆記方向を視認しながら筆記部30で描線を引くことなどができ、また、ペン先全体に対する視認部の有効面積の最大化と共に、上記特性のインク誘導部25により筆記部30へ効率よくインクが供給されるので、そのインク流出性も良好で有り、視認部の有効面積の最大化とインク流出性を高度に両立できる筆記具が得られるものとなる。
また、本実施形態でも、インク流出性が良好であるので、ペン先20の移動速度を速くして筆記しても、インクの供給は良好に追従し、筆跡のカスレ等を生じることがない筆記具が得られることなる。
更に、自動筆記装置にこの筆記具をセットして、JIS S6037に準拠した試験方法に従い、上質紙面上で筆記角度65°、筆記荷重1N、速度7cm/sで直線筆記後、筆記した描線状態を目視にて確認したところ、上記好ましいインク組成のものを使用しているため、ペン先20のインク流量(15mg/m)も良好で、ペン先の乾燥を抑えながらも、描線の乾燥性、インクの低温安定性に優れ、描線に滲みや裏抜けのない機能を発現することが判った。
本発明のペン先では、アンダーラインペン、ペイントマーカー、油性マーカー、水性マーカーと呼ばれるタイプの筆記具に用いるペン先として好適に適用することができる。
10 筆記具本体
20 ペン先
25 シート状の多孔体
30 筆記部
40 保持体
43 視認部

Claims (3)

  1. 筆記具本体から供給されるインクを誘導し、かつ筆記方向を視認することができる視認部を有するペン先を備えた筆記具であって、前記ペン先は、少なくとも筆記部と、視認部を有する保持体とにより構成され、該保持体には筆記部より流出性のあるシート状の多孔体からなるインク誘導部が形成されていると共に、インク誘導部は保持体外周に配置されかつ、保持体外周から突出していないことを特徴とする筆記具。
  2. インク誘導部が筆記部の厚さより薄いと共に、保持体の長手方向外周面には、インク誘導部を嵌入保持する保持溝が形成され、該保持溝にインク誘導部が固着されることを特徴とする請求項1記載の筆記具。
  3. インク誘導部の幅(m)は、保持体の視認部の幅(M)の90%未満であることを特徴とする請求項1又は2に記載の筆記具。
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