JP7039885B2 - 液体循環装置、液体を吐出する装置 - Google Patents

液体循環装置、液体を吐出する装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7039885B2
JP7039885B2 JP2017163166A JP2017163166A JP7039885B2 JP 7039885 B2 JP7039885 B2 JP 7039885B2 JP 2017163166 A JP2017163166 A JP 2017163166A JP 2017163166 A JP2017163166 A JP 2017163166A JP 7039885 B2 JP7039885 B2 JP 7039885B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
manifold
path
bubble discharge
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017163166A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018089949A (ja
Inventor
悟 吉田
祐太 森脇
知己 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to US15/817,342 priority Critical patent/US10173436B2/en
Publication of JP2018089949A publication Critical patent/JP2018089949A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7039885B2 publication Critical patent/JP7039885B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

本発明は、液体循環装置、液体を吐出する装置に関する。
液体吐出ヘッド(以下、単に「ヘッド」ともいう。)を使用した装置において、ヘッド内に気泡が混入すると、吐出不良を生じることから、フロースルー型ヘッド(循環型ヘッド)を使用し、液体を循環させることで気泡を排出することが行われる。
従来、複数の循環型ヘッドに供給側に接続した液体供給マニホールドと、ヘッドの排出側に接続した液体回収マニホールドと、液体供給マニホールドと液体回収マニホールドとの間を接続する第1のバイパス流路と、液体を循環させる液体循環手段と、液体供給マニホールドと液体回収マニホールドとの間を接続する第2のバイパス流路とを備え、液体供給マニホールド及び液体回収マニホールドはそれぞれ液体中に混入した気体が液体と鉛直方向に分離可能な鉛直方向の高さを有し、液体供給マニホールドの液体流入口が形成される側とは反対側の端部の鉛直方向上側に第1のバイパス流路の一端が接続され、第2のバイパス流路の一端は液体供給マニホールドの液体流入口が形成される側とは反対側の端部の鉛直方向下側に接続されると共に、該第2のバイパス流路の他端は液体回収マニホールドの液体流出口が形成される側とは反対側の端部の鉛直方向下側に接続される構成としたものがある(特許文献1)。
特許第5536410号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成にあっては、液体供給マニホールドが液体回収マニホールドの上方に配置されるために気泡が移動しにくくなる。また、気泡は液体と同じ流路を通じて排出させているので、液体の流れが気泡で阻害されるおそれがある。この場合、流路径を大きくして流量を確保すると、気泡が流路内でメニスカスをはれなくなり、気泡が流れなくなり、流路径を小さくすると液体流量を確保できなくなる、という課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、液体の流れを阻害することなく、気泡排出性を向上することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る液体循環装置は、
液体吐出ヘッドを介して前記液体が循環する循環経路を有し、
前記循環経路には、複数の液体吐出ヘッドの供給口側に通じる上流側マニホールドと、
前記複数の液体吐出ヘッドの排出口側に通じる下流側マニホールドと、
前記下流側マニホールド内の前記液体を排出する排出側流路と、を有し、
前記下流側マニホールド内の気泡を排出する気泡排出経路を、前記排出側流路とは別に設け
前記気泡排出経路は前記下流側マニホールドの天面に設けられている
構成とした。
本発明によれば、液体の流れを阻害することなく、気泡排出性を向上することができる。
本発明に係る液体を吐出する装置の一例の概略説明図である。 同装置のヘッドユニットの一例の平面説明図である。 液体吐出ヘッドの一例の外観斜視説明図である。 同ヘッドのノズル配列方向と直交する方向(液室長手方向)の断面説明図である。 本発明の第1実施形態における液体供給循環に係る部分(液体循環装置)の説明に供するブロック説明図である。 同実施形態における制御部の供給循環制御に係る部分の概要の説明に供するブロック図である。 本発明の第2実施形態における液体供給循環に係る部分(液体循環装置)の説明に供するブロック説明図である。 本発明の第3実施形態における液体供給循環に係る部分(液体循環装置)の説明に供するブロック説明図である。 本発明の第4実施形態における液体供給循環に係る部分(液体循環装置)の説明に供するブロック説明図である。 本発明の第5実施形態における液体供給循環に係る部分(液体循環装置)の説明に供するブロック説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る液体を吐出する装置の一例について図1及び図2を参照して説明する。図1は同装置の概略説明図、図2は同装置のヘッドユニットの一例の平面説明図である。
この液体を吐出する装置である印刷装置1000は、連続体10を搬入する搬入手段1と、搬入手段1から搬入された連続体10を印刷手段5に案内搬送する案内搬送手段3と、連続体10に対して液体を吐出して画像を形成する印刷を行う印刷手段5と、連続体10を乾燥する乾燥手段7と、連続体10を排出する排出手段9などを備えている。
連続体10は搬入手段1の元巻きローラ11から送り出され、搬入手段1、案内搬送手段3、乾燥手段7、排出手段9の各ローラによって案内、搬送されて、排出手段9の巻取りローラ91にて巻き取られる。
この連続体10は、印刷手段5において、搬送ガイド部材59上をヘッドユニット50及びヘッドユニット55に対向して搬送され、ヘッドユニット50から吐出される液体によって画像が形成され、ヘッドユニット55から吐出される処理液で後処理が行われる。
ここで、ヘッドユニット50には、例えば、媒体搬送方向上流側から、4色分のフルライン型ヘッドアレイ51K、51C、51M、51Y(以下、色の区別しないときは「ヘッドアレイ51」という。)が配置されている。
各ヘッドアレイ51は、液体吐出手段であり、それぞれ、搬送される連続体10に対してブラックK,シアンC、マゼンタM、イエローYの液体を吐出する。なお、色の種類及び数はこれに限るものではない。
ヘッドアレイ51は、例えば、図2に示すように、液体吐出ヘッド(これを、単に「ヘッド」ともいう。)100をベース部材52上に千鳥状に並べて配置したものであるが、これに限らない。
次に、液体吐出ヘッドの一例について図3及び図4を参照して説明する。図3は同液体吐出ヘッドの外観斜視説明図、図4は同ヘッドのノズル配列方向と直交する方向(液室長手方向)の断面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、ノズル板101と、流路板102と、壁面部材としての振動板部材103とを積層接合している。そして、振動板部材103の振動領域(振動板)130を変位させる圧電アクチュエータ111と、ヘッドのフレーム部材を兼ねている共通液室部材120と、カバー129を備えている。なお、流路板102と振動板部材103で構成される部分を流路部材140という。
ノズル板101は、液体を吐出する複数のノズル104を有している。
流路板102は、ノズル104にノズル連通路105を介して通じる個別液室106、個別液室106に通じる供給側流体抵抗部107、供給側流体抵抗部107に通じる液導入部108となる貫通穴や溝部を形成している。ノズル連通路105は、ノズル104と個別液室106にそれぞれ連なって通じる流路である。また、液導入部108は振動板部材103の開口109を介して供給側共通液室110に通じている。
振動板部材103は、流路板102の個別液室106の壁面を形成する変形可能な振動領域130を有する。ここでは、振動板部材103は2層構造(限定されない)とし、流路板102側から薄肉部を形成する第1層と、厚肉部を形成する第2層で形成され、第1層で個別液室106に対応する部分に変形可能な振動領域130を形成している。
そして、この振動板部材103の個別液室106とは反対側に、振動板部材103の振動領域130を変形させる駆動手段(アクチュエータ手段、圧力発生手段)としての電気機械変換素子を含む圧電アクチュエータ111を配置している。
この圧電アクチュエータ111は、ベース部材113上に接合した圧電部材をハーフカットダイシングによって溝加工して所要数の柱状の圧電素子112を所定の間隔で櫛歯状に形成している。
そして、圧電素子112を振動板部材103の振動領域130に形成した島状の厚肉部である凸部130aに接合している。また、圧電素子112にはフレキシブル配線部材115が接続されている。
共通液室部材120は、供給側共通液室110と排出側共通液室150を形成する。供給側共通液室110は供給ポート171に通じ、排出側共通液室150は排出側ポート181に通じている。
なお、ここでは、共通液室部材120は、第1共通液室部材121及び第2共通液室部材122によって構成され、第1共通液室部材121を流路部材140の振動板部材103側に接合し、第1共通液室部材121に第2共通液室部材122を積層して接合している。
第1共通液室部材121は、液導入部108に通じる供給側共通液室110の一部である下流側共通液室110Aと、排出流路151に通じる排出側共通液室150とを形成している。また、第2共通液室部材122は、供給側共通液室110の残部である上流側共通液室110Bを形成している。
また、流路板102には、各個別液室106にノズル連通路105を介して通じる流路板102の面方向に沿う排出流路151を形成している。排出流路151が排出側共通液室150に通じている。
この液体吐出ヘッドにおいては、例えば圧電素子112に与える電圧を基準電位(中間電位)から下げることによって圧電素子112が収縮し、振動板部材103の振動領域130が引かれて個別液室106の容積が膨張することで、個別液室106内に液体が流入する。
その後、圧電素子112に印加する電圧を上げて圧電素子112を積層方向に伸長させ、振動板部材103の振動領域130をノズル104に向かう方向に変形させて個別液室106の容積を収縮させることにより、個別液室106内の液体が加圧され、ノズル104から液体が吐出される。
また、ノズル104から吐出されない液体はノズル104を通過して排出流路151から排出側共通液室150に排出され、排出側共通液室150から外部の循環経路を通じて供給側共通液室110に再度供給される。
なお、ヘッドの駆動方法については上記の例(引き-押し打ち)に限るものではなく、駆動波形の与えた方によって引き打ちや押し打ちなどを行なうこともできる。
次に、本発明の第1実施形態における液体供給循環に係る部分(液体循環装置)について図5を参照して説明する。図5は同説明に供するブロック説明図である。
この液体循環装置200は、ヘッド100から吐出する液体を貯留する液体貯留手段であるメインタンク201と、上流側サブタンクである第1サブタンク211と、下流側サブタンクである第2サブタンク221と、中間サブタンクである第3サブタンク231を備えている。
また、第3サブタンク231から第1サブタンク211に送液する第1送液ポンプ202と、第2サブタンク221から第3サブタンク231に送液する第2送液ポンプ203と、メインタンク201から第3サブタンク231に送液する第3送液ポンプ204を備えている。
また、複数のヘッド100が通じる上流側マニホールドである第1マニホールド241及び下流側マニホールドである第2マニホールド251と、各ヘッド100毎の加圧ヘッドタンク261及び減圧ヘッドタンク262と、液体中の溶存気体を除去する脱気手段である脱気装置270を備えている。
ここで、第1サブタンク211と第2サブタンク221との間に第3サブタンク231が配置され、メインタンク201からフィルタ205及び電磁弁206を含む液体経路283を介して第3送液ポンプ204によって第3サブタンク231に送液(供給)する。
第3サブタンク231には、液面検知手段232と、内部を大気開放する大気開放機構を構成する電磁弁233を備えている。
第3サブタンク231と第1サブタンク211とは液体経路281を通じて接続し、液体経路281には第1送液ポンプ202を設けている。また、液体経路281には、第1送液ポンプ202をバイパスする逆流液体経路284を設け、逆流液体経路284には電磁弁285を設けている。
第3サブタンク231と第2サブタンク221とは液体経路282を通じて接続し、液体経路282には第2送液ポンプ203を設けている。また、液体経路282には、第2送液ポンプ203をバイパスする逆流液体経路286を設け、逆流液体経路286には電磁弁287を設けている。
第1サブタンク211は、気体室211aを有し、液体と気体が共存する構成である。第1サブタンク211には、液面を検知する液面検知手段212と、内部を大気開放する大気開放機構となる電磁弁213が設けられている。
第2サブタンク221は、気体室221aを有し、液体と気体が共存する構成である。第2サブタンク221には、液面を検知する液面検知手段222と、内部を大気開放する大気開放機構となる電磁弁223が設けられている。
第1サブタンク211は、脱気装置270、フィルタ271を含む液体経路291を通じて第1マニホールド241に接続されている。液体経路291には、液体経路291を開閉する電磁弁273と、液体経路291の圧力を検知する圧力センサ274が設けられている。
第1マニホールド241は、ヘッド100の供給ポート171(供給口)側に供給経路242を介して通じている。供給経路242は、加圧ヘッドタンク261を介してヘッド100の供給ポート171に接続されている。供給経路242には加圧ヘッドタンク261より上流側に経路を開閉する電磁弁243が設けられている。
第2サブタンク221は、液体経路292を通じて第2マニホールド251に接続されている。液体経路292には、液体経路292を開閉する電磁弁275と、液体経路292の圧力を検知する圧力センサ276が設けられている。
第2マニホールド251は、ヘッド100の排出ポート181(排出口)側に排出経路252を介して通じている。排出経路252は、減圧ヘッドタンク262を介してヘッド100の排出ポート181に接続されている。排出経路252には減圧ヘッドタンク262より下流側に経路を開閉する電磁弁253が設けられている。
第1マニホールド241の液体経路291との接続口(液体供給口)と、第2マニホールド251の液体経路292との接続口(液体排出口)とは、長手方向において同じ端部側に設けられている。
ここで、第3サブタンク231から、液体経路281、第1サブタンク211、液体経路291、脱気装置270、第1マニホールド241、ヘッド100、第2マニホールド251、第2サブタンク221、液体経路282を経て、第3サブタンク231に戻る経路で循環経路が構成される。
そして、第1マニホールド241には、長手方向の両端部に、第1マニホールド241から第2マニホールド251に気泡を排出する2つの第1気泡排出経路301(301A、301B)を設けている。
また、第2マニホールド251には、長手方向の両端部に、第2マニホールド251から第2マニホールド251の外部に気泡を排出する2つの第2気泡排出経路302(302A、302B)を設けている。
2つの第2気泡排出経路302は1つの共通気泡排出経路303にまとめられ、共通気泡排出経路303は第2サブタンク221の気体室221aに出口が通じている。
つまり、第1気泡排出経路301及び第2気泡排出経路302並びに共通気泡排出経路303で構成される気泡排出経路は、循環経路とは別系統の経路としている。なお「別系統の経路」とは、液体の循環経路(メイン経路)とは異なる経路(サブ経路)を意味する。また循環経路とは異なり、液体の循環ではなく気泡の排出を主な役割としている。ただし、例えば初期充填時の気泡抜きの際や、緊急停止時等では、別系統の経路に液体が流れることもある。
また、2つの第1気泡排出経路301(301A、301B)には、それぞれ経路を開閉する第1開閉弁である電磁弁311(311A、311B)を設けている。同様に、2つの第2気泡排出経路302(302A、302B)には、それぞれ経路を開閉する第2開閉弁である電磁弁312(312A、312B)を設けている。
また、第1マニホールド241と第2マニホールド251とは、高さ方向において、第2マニホールド251が第1マニホールド241よりも高い位置に配置されている。第1気泡排出経路301は第1マニホールド241の天面241a側に接続され、第2気泡排出経路302は第2マニホールド251の天面251a側に接続されている。
次に、本実施形態における制御部の供給循環制御に係る部分の概要について図6を参照して説明する。図6は同説明に供するブロック図である。
制御部500は、装置全体の制御を司るCPU501、CPU501が実行するプログラムを含む各種プログラムなどの固定データを格納するROM502と、画像データ等を一時格納するRAM503で構成される主制御部500Aを備えている。
制御部500は、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ504を備えている。制御部500は、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他の制御するための入出力信号を処理するASIC505を備えている。
制御部500は、ヘッドユニット50の各ヘッド100を駆動制御するためのデータ転送手段、駆動信号発生手段、バイアス電圧出力手段を含む印刷制御部508と、各ヘッド100を駆動するための駆動IC(ここでは「ヘッドドライバ」という。)509を備えている。
制御部500は、供給循環系電磁弁群550を駆動制御する電磁弁制御部510を備えている。供給循環系電磁弁群550には、供給循環経路の電磁弁206、273、243、253、275、大気開放に係る電磁弁213、223、233、逆流液体経路の電磁弁285、287などが含まれる。
制御部500は、気泡排出系電磁弁群560を駆動制御する電磁弁制御部520を備えている。気泡排出系電磁弁群560には、電磁弁311A、311B,312A、312Bが含まれる。
制御部500は、第3送液ポンプ204を駆動制御する供給系制御部511を備えている。
制御部500は、第1送液ポンプ202、第2送液ポンプ203を駆動制御する圧力系制御部512を備えている。
制御部500は、I/O部507を有している。I/O部507は、様々のセンサ情報を処理することができ、圧力センサ274、276の検知結果、各種のセンサ群515からの情報を取得する。そして、装置の制御に必要な情報を抽出し、印刷制御部508や電磁弁制御部510、520、供給系制御部511、圧力系制御部512による制御などに使用する。
制御部500には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル514が接続されている。
次に、本実施形態の液体循環装置における液体循環方法について説明する。
(1)メインタンク201-第3サブタンク231への液体フロー
液面検知手段232で第3サブタンク231の液体不足を検知すると、第3送液ポンプ204を駆動して、メインタンク201から液体経路283を介して、液面検知手段232の検知結果で液面が満タンとなるまで第3サブタンク231に液体供給を行う。
(2)第3サブタンク231-第1サブタンク211への液体フロー
第1送液ポンプ202を駆動して、第3サブタンク231から液体経路281を介して第1サブタンク211に液体を送液することができる。
(3)第2サブタンク221-第3サブタンク231への液体フロー
第2送液ポンプ203を駆動して、第2サブタンク221から液体経路282を介して第3サブタンク231に液体を送液することができる。
(4)第1サブタンク211-循環可能なヘッド100-第2サブタンク221の液体フロー
圧力センサ274による検知圧力が目標圧力(例えば、加圧となる圧力)となるまで第1送液ポンプ202を駆動して第1サブタンク211に液体を供給する。また、圧力センサ276の検知圧力が目標圧力(例えば負圧となる圧力)となるまで第2送液ポンプ203を駆動して第3サブタンク231に液体を送液する。
これにより、第1サブタンク211と第2サブタンク221との間に差圧が発生する。この差圧に応じて、第1サブタンク211から、液体経路291を介し、フィルタ271、脱気装置270、第1マニホールド241、複数の供給経路242、複数のヘッドタンク261、複数のヘッド100、複数の排出経路25、複数のヘッドタンク262、第2マニホールド251、液体経路292を介して、第2サブタンク221まで液体が循環可能となる。
次に、ノズルメニスカスの負圧形成について説明する。
一般的に、ヘッドから吐出を行う場合、ノズルメニスカスにかかる圧力は負圧に制御する。これは、ノズルから液体が溢れることを防止するためである。また、高速で吐出を行う場合に、吐出開始と終了時には、流体の慣性が作用し、ノズルメニスカスに圧力の脈動が発生する場合がある。このとき、正圧側の圧力が一時的に発生するので、このような場合でも、ノズルから液体が溢れることを防止するためである。
循環型ヘッドを使用する場合には、第1サブタンク211内に正圧を設定し、第2サブタンク221内に負圧を設定する方法が一般的である。
例えば、予め第1サブタンク211から、ヘッド100内のノズルメニスカスまでの流体抵抗R1と、ノズルメニスカスから、第2サブタンク221までの流体抵抗R2を、計算か測定により求める。
そして、流体抵抗R1、R2に応じて、第1サブタンク211の圧力V1、第2サブタンク221の圧力V2を設定することで、流体抵抗R1とR2の比と、圧力V1とV2の値に応じて、ノズルメニスカスに目標とする負圧Vを発生させることができる。
つまり、循環する流量をIとすると、
V―V1=I×R1
V2―V=I×R2
となる。
ここで、両辺からIを削除して、変形することで、
V=(V2+R2/R2×V1)/(1+R2/R1)
となる。
したがって、設定する圧力と流体抵抗比に応じて、メニスカスの圧力が決まることが分かる。
なお、上記の説明では、第1サブタンク211を正圧にする例で説明しているが、第1サブタンク211を負圧としつつ、第2サブタンク221は第1サブタンク211よりも負圧が大きくするように制御することで、差圧を発生させて液体を循環させる構成とすることもできる。
この構成の有利な点は、第1サブタンク211も負圧であるので、前述した構成に比べて、液体が垂れるおそれを低減したまま、液体循環させることができる点である。
次に、気泡排出動作について説明する。
本実施形態においては、第1気泡排出経路301の電磁弁311を開くことで、第1マニホールド241から第2マニホールド251に気泡が移動する。
このとき、第2マニホールド251を第1マニホールド241よりも高い位置に配置することで、第1マニホールド241から第2マニホールド251に気泡を効率的に排出することができる。また、第2マニホールド251の底面に第1気泡排出経路301が通じていることで、気泡が第1気泡排出経路301に滞留することなく移動できる。
また、第2気泡排出経路302の電磁弁312を開くことで、第2マニホールド251から共通気泡排出経路303に気泡が移動し、第2サブタンク221の気体室221aに排出される。
このように、液体経路とは別系統の経路である気泡排出経路(第1気泡排出経路301、第2気泡排出経路302、共通気泡排出経路303)によって気泡を排出する。
これにより、気泡によって液体の流れが阻害されることがない。また、気泡排出経路の内径を小さくしても、液体経路の内径は変わらないので、液体流量を確保することができる。
また、気泡排出経路の出口を第2サブタンク221の気体室221aに配置することで、排出した気泡をそのまま気体室に送ることができる。
また、第1マニホールド241の長手方向の両端部に第1気泡排出経路301を、第2マニホールド251の長手方向の両端部に第2気泡排出経路302を、それぞれ接続することで、より効率的に気泡を排出することができる。
ここで、電磁弁311A、311B、312A、312Bを開く順序については、まず、第1マニホールド241の一端部側の電磁弁311Aと、第2マニホールド251の他端部側の電磁弁312Bとを開くことが好ましい。
つまり、第1マニホールド241の液体流入側から遠い一端部側と第2マニホールド251とを第1気泡排出経路301Aを介して通じ、第2マニホールド251の液体排出側に近い他端部と共通気泡排出経路303とを第2気泡排出経路302Bを介して通じる。なお、ここでいう「端部」とは、中央と端との間の領域の意味であり、端に限定されるものではない。
これにより、第1マニホールド241及び第2マニホールド251の全域に液体の流れを生成することができる。
なお、電磁弁311A、312Bを開いた後は、電磁弁311B、312Bも開いて気泡排出動作を継続してもよく、あるいは、電磁弁311A、312Bだけ開いて気泡排出動作を継続してもよい。
この場合、第1マニホールド241の液体流入側と第2マニホールド251の液体排出側は、長手方向で同じ側に位置するように配置することで、第1マニホールド241及び第2マニホールド251の全域に液体の流れを生成できる。
次に、本発明の第2実施形態における液体供給循環に係る部分(液体循環装置)について図7を参照して説明する。図7は同説明に供するブロック説明図である。
本実施形態では、第1マニホールド241には液体流入側と反対側の端部に第1気泡排出経路301の一端が通じ、第1気泡排出経路301の他端は第2マニホールド251の液体排出側と反対側の端部に通じ、第2マニホールド251の液体排出側の端部に第2気泡排出経路302が通じている。
なお、第1気泡排出経路301、第2気泡排出経路302には、電磁弁311、312が設けられている。
このように構成しても、第1マニホールド241及び第2マニホールド251の全域に液体の流れを生成して、最終的に第2マニホールド251に通じる第2気泡排出経路302から気泡を排出することができる。
また、本実施形態では、第1マニホールド241には液体流入側と反対側の端部に第1気泡排出経路301の一端が通じ、第1気泡排出経路301の他端は第2マニホールド251の液体排出側と反対側の端部に通じ、第2マニホールド251の液体排出側の端部に第2気泡排出経路302が通じている。
これにより、第1実施形態よりも気泡排出経路の数を少なくできる。また、例えば気泡発生源が第1マニホールド241の下流側(最下流に接続されたヘッド100など)の場合でも、その気泡発生源よりもさらに下流に配置された気泡排出経路により気泡を排出できる。
次に、本発明の第3実施形態における液体供給循環に係る部分(液体循環装置)について図8を参照して説明する。図8は同説明に供するブロック説明図である。
本実施形態では、第1マニホールド241は、液体流入側の端部(一方の端部)側からの液体流入側と反対側の端部(他方の端部)側に向かって高くなるように天面241aが傾斜している。そして、第1マニホールド241の液体流入側と反対側の端部に第1気泡排出経路301を接続している。
そして、第1気泡排出経路301の他端は、第2マニホールド251の液体排出側の端部と反対側の端部に接続している。
第2マニホールド251は、液体排出側と反対側の端部(一方の端部)側から液体排出側の端部(他方の端部)側に向かって高くなるように天面251aが傾斜している。そして、第2マニホールド251の液体排出側に第2気泡排出経路302を接続している。
つまり、第1マニホールド241、第2マニホールド251の天面241a、251aを、長手方向において傾斜させることで、浮力によって気泡を他方の端部側に集めることができる。なお、「一方の端部」は傾斜において低い側の端部、「他方の端部」は傾斜において高い側の端部の意味である。
これにより、第1気泡排出経路、第2気泡排出経路を1つの経路にしても確実に気泡を排出することができ、構成が簡単になる。
なお、天面を傾斜させる構成は、天面自体を傾斜して形成する構成、マニホールド全体を傾けて配置する構成のいずれでもよい。
次に、本発明の第4実施形態における液体供給循環に係る部分(液体循環装置)について図9を参照して説明する。図9は同説明に供するブロック説明図である。
本実施形態では、第2マニホールド251は、液体排出側の端部(一方の端部)側から液体排出側と反対側の端部(他方の端部)側に向かって高くなるように天面251aが傾斜している。そして、第2マニホールド251の液体排出側と反対側(天面251aの高い側)に第2気泡排出経路302を接続している。
このように構成しても、第1マニホールド241、第2マニホールド251の天面241a、251aを長手方向において傾斜させることで、浮力によって気泡を一方の端部側に集めることができる。
したがって、前記第3実施形態と同様に、第1気泡排出経路、第2気泡排出経路を1つの経路にしても確実に気泡を排出することができ構成が簡単になる。
また、第1マニホールド241から第2マニホールド251に第1気泡排出経路を通じて移動した気泡は、そのまま浮力で第2気泡排出経路が接続された部分に上昇する。これにより、気泡が第2マニホールド251内を長手方向に移動しないので、気泡がヘッドに供給されるおそれを低減しつつ、気泡が第2マニホールド251内に溶け込むことを低減できる。
次に、本発明の第5実施形態における液体供給循環に係る部分(液体循環装置)について図10を参照して説明する。図10は同説明に供するブロック説明図である。
本実施形態では、第1マニホールド241は、長手方向両端から中央に向かって高くなるように天面241aが傾斜している。そして、第1マニホールド241の天面241aの高い部分に第1気泡排出経路301を接続している。
同様に、第1マニホールド251は、長手方向両端から中央に向かって高くなるように天面251aが傾斜している。そして、第2マニホールド251の天面251aの高い部分に第2気泡排出経路302を接続している。
ている。
このように構成しても、第1マニホールド241、第2マニホールド251の天面241a、251aの中央部分に、浮力によって気泡を集めることができる。
したがって、前記第3実施形態と同様に、第1気泡排出経路、第2気泡排出経路を1つの経路にしても確実に気泡を排出することができ構成が簡単になる。また、第1マニホールドから第2マニホールドに第1気泡排出経路を通じて移動した気泡は、そのまま浮力で第2気泡排出経路が接続された部分に上昇し、第2マニホールド内を長手方向に移動しないので、ヘッドに供給されるおそれを低減できる。
また、気泡排出経路が各マニホールドの中央近傍に設けられているため、気泡排出経路中に設けられたバルブの開閉等による微小な圧力変化が、中央近傍から上流側及び下流側に向けて対象的に伝わる。これにより、気泡排出経路をマニホールドの端部付近に設けた場合よりも、圧力変化に起因する印字ムラ等を低減することができる。
本願において、吐出される「液体」は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
「液体吐出ヘッド」には、液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。
「液体を吐出する装置」には、液体吐出ヘッドを駆動させて液体を吐出させる装置が含まれる。液体を吐出する装置には、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置だけでなく、液体を 気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。
この「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
例えば、「液体を吐出する装置」として、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。
また、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」とは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するものなどを意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体、電子基板、圧電素子などの電子部品、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セルなどの媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着するすべてのものが含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置などが含まれる。
また、「液体を吐出する装置」としては、他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶液中に分散した組成液を、ノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置などがある。
なお、本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
5 印刷手段
10 連続体
50 ヘッドユニット
100 液体吐出ヘッド(ヘッド)
200 液体供給装置
201 メインタンク(液体貯留手段)
202 第1送液ポンプ(送液手段)
203 第2送液ポンプ
211 第1サブタンク
221 第2サブタンク
241 第1マニホールド
252 第2マニホールド
301、301A、301B 第1気泡排出経路
302、302A、302B 第2気泡排出経路
303 共通気泡排出経路
311、311A、311B 電磁弁
312、312A、312B 電磁弁
1000 印刷装置(液体を吐出する装置)

Claims (14)

  1. 液体吐出ヘッドを介して前記液体が循環する循環経路を有し、
    前記循環経路には、複数の液体吐出ヘッドの供給口側に通じる上流側マニホールドと、
    前記複数の液体吐出ヘッドの排出口側に通じる下流側マニホールドと、
    前記下流側マニホールド内の前記液体を排出する排出側流路と、を有し、
    前記下流側マニホールド内の気泡を排出する気泡排出経路を、前記排出側流路とは別に設け、
    前記気泡排出経路は前記下流側マニホールドの天面に設けられている
    ことを特徴とする液体循環装置。
  2. 前記気泡排出経路の出口は、前記下流側マニホールドに通じるサブタンク内に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体循環装置。
  3. 前記下流側マニホールドの長手方向の両端部にそれぞれ通じる2つの前記気泡排出経路を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体循環装置。
  4. 前記下流側マニホールドは、長手方向において、前記天面が一方の端部側から他方の端部側に向かって高くなるように傾斜し、又は、前記天面が両端部側から中央部に向かって高くなるように傾斜し、前記天面が高くなった部分に前記気泡排出経路が通じている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液体循環装置。
  5. 液体吐出ヘッドを介して液体が循環する循環経路を有し、
    前記循環経路には、複数の液体吐出ヘッドの供給口側に通じる上流側マニホールドと、
    前記複数の液体吐出ヘッドの排出口側に通じる下流側マニホールドと、を含み、
    前記上流側マニホールドから前記下流側マニホールドに気泡を排出する第1気泡排出経路と、
    前記下流側マニホールドから前記下流側マニホールドの外部に気泡を排出する第2気泡排出経路と、を有し、
    前記第1気泡排出経路及び前記第2気泡排出経路は、前記循環経路とは別系統の経路である
    ことを特徴とする液体循環装置。
  6. 前記上流側マニホールドよりも前記下流側マニホールドが高い位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の液体循環装置。
  7. 前記第2気泡排出経路の出口は、前記下流側マニホールドに通じるサブタンク内に配置されている
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の液体循環装置。
  8. 前記上流側マニホールドの長手方向の両端部にそれぞれ通じる2つの第1気泡排出経路、及び、前記下流側マニホールドの長手方向の両端部にそれぞれ通じる2つの第2気泡排出経路を有する
    ことを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の液体循環装置。
  9. 前記上流側マニホールドの長手方向における端部に設けられた液体供給口と、
    前記下流側マニホールドの長手方向における端部に設けられた液体排出口と、
    前記第1気泡排出経路を開閉する第1開閉弁と、
    前記第2気泡排出経路を開閉する第2開閉弁と、を有し、
    気泡を排出するときには、
    前記上流側マニホールドの前記液体供給口から長手方向において遠い一端部に通じる第1気泡排出経路の前記第1開閉弁と、前記下流側マニホールドの前記液体排出口から長手方向において近い他端部に通じる第2気泡排出経路の前記第2開閉弁とを開く
    ことを特徴とする請求項8に記載の液体循環装置。
  10. 前記上流側マニホールドの前記液体供給口と前記下流側マニホールドの前記液体排出口とは、長手方向において、同じ側に配置されている
    ことを特徴とする請求項9に記載の液体循環装置。
  11. 前記上流側マニホールドには液体流入側と反対側の端部に前記第1気泡排出経路の一端
    が通じ、
    前記第1気泡排出経路の他端は前記下流側マニホールドの液体排出側と反対側の端部に
    通じ、
    前記下流側マニホールドの液体排出側の端部に前記第2気泡排出経路が通じている
    ことを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の液体循環装置。
  12. 前記上流側マニホールドは、長手方向において、天面が一方の端部側から他方の端部側に向かって高くなるように傾斜し、又は、天面が両端部側から中央部に向かって高くなるように傾斜し、前記天面が高くなった部分に前記第1気泡排出経路が通じている
    ことを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の液体循環装置。
  13. 前記下流側マニホールドは、長手方向において、天面が一方の端部側から他方の端部側に向かって高くなるように傾斜し、又は、天面が両端部側から中央部に向かって高くなるように傾斜し、前記天面が高くなった部分に前記第2気泡排出経路が通じている
    ことを特徴とする請求項5ないし7及び12のいずれかに記載の液体循環装置。
  14. 液体を吐出する複数の液体吐出ヘッドと、
    請求項1ないし13のいずれかに記載の液体循環装置と、を備えている
    ことを特徴とする液体を吐出する装置。
JP2017163166A 2016-11-30 2017-08-28 液体循環装置、液体を吐出する装置 Active JP7039885B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/817,342 US10173436B2 (en) 2016-11-30 2017-11-20 Liquid circulation device and liquid discharge apparatus

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016231934 2016-11-30
JP2016231934 2016-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018089949A JP2018089949A (ja) 2018-06-14
JP7039885B2 true JP7039885B2 (ja) 2022-03-23

Family

ID=62564565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017163166A Active JP7039885B2 (ja) 2016-11-30 2017-08-28 液体循環装置、液体を吐出する装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7039885B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7056412B2 (ja) * 2018-06-29 2022-04-19 株式会社リコー 液体を吐出する装置
JP7198622B2 (ja) * 2018-09-27 2023-01-04 理想科学工業株式会社 インクジェット印刷装置
JP7135751B2 (ja) 2018-11-13 2022-09-13 株式会社リコー 液体循環装置、液体を吐出する装置
JP7380311B2 (ja) 2020-02-21 2023-11-15 株式会社リコー 液体吐出装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009233589A (ja) 2008-03-27 2009-10-15 Toppan Printing Co Ltd インク供給装置
US20100039486A1 (en) 2006-12-28 2010-02-18 Agfa Graphics Nv Ink degassing for circulating ink supply systems in ink jet printers
JP2011079169A (ja) 2009-10-05 2011-04-21 Fujifilm Corp インクジェット記録装置
JP2012056306A (ja) 2010-08-09 2012-03-22 Fuji Xerox Co Ltd 流量制御装置、液滴吐出装置及び流量制御プログラム
JP2012056248A (ja) 2010-09-10 2012-03-22 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッドユニット及び画像形成装置
CN203995103U (zh) 2014-06-11 2014-12-10 铕晟事业股份有限公司 循环式喷印系统

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100039486A1 (en) 2006-12-28 2010-02-18 Agfa Graphics Nv Ink degassing for circulating ink supply systems in ink jet printers
JP2009233589A (ja) 2008-03-27 2009-10-15 Toppan Printing Co Ltd インク供給装置
JP2011079169A (ja) 2009-10-05 2011-04-21 Fujifilm Corp インクジェット記録装置
JP2012056306A (ja) 2010-08-09 2012-03-22 Fuji Xerox Co Ltd 流量制御装置、液滴吐出装置及び流量制御プログラム
JP2012056248A (ja) 2010-09-10 2012-03-22 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッドユニット及び画像形成装置
CN203995103U (zh) 2014-06-11 2014-12-10 铕晟事业股份有限公司 循环式喷印系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018089949A (ja) 2018-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6996164B2 (ja) 液体を吐出する装置
JP6943035B2 (ja) 液体循環装置、液体を吐出する装置
JP7039885B2 (ja) 液体循環装置、液体を吐出する装置
JP7064168B2 (ja) 液体を吐出する装置
JP6938995B2 (ja) 液体循環装置、液体を吐出する装置
US10173436B2 (en) Liquid circulation device and liquid discharge apparatus
JP6948004B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP7102892B2 (ja) 液体を吐出する装置
JP7067162B2 (ja) 駆動波形生成装置、液体を吐出する装置、ヘッド駆動方法
JP2018154068A (ja) 液体循環装置、液体を吐出する装置
JP6948005B2 (ja) 液体循環装置、液体を吐出する装置
JP7031376B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP7064160B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP2020078872A (ja) 液体タンク、液体循環装置、液体を吐出する装置
JP7027709B2 (ja) 液体を吐出する装置
JP7021523B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP2019217675A (ja) 液体循環装置、液体を吐出する装置
JP2017164954A (ja) 駆動波形生成装置、ヘッド駆動装置、液体を吐出する装置、ヘッド駆動方法
JP2017154490A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置
JP2019181935A (ja) 液体を吐出する装置
JP7010092B2 (ja) 液体を吐出する装置
JP7021541B2 (ja) 液体を吐出する装置
JP2019072909A (ja) 液体を吐出する装置
JP7013972B2 (ja) 液体を吐出する装置
JP7135751B2 (ja) 液体循環装置、液体を吐出する装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200604

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220221

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7039885

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151