JP7056412B2 - 液体を吐出する装置 - Google Patents

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本発明は液体を吐出する装置に関する。
液体吐出ヘッドを使用する印刷装置などの液体を吐出する装置においては、液体吐出ヘッドのノズルメニスカス圧力を所定の圧力に維持するための負圧を形成する必要がある。
従来、ヘッドに供給するインクを一時貯留するヘッドタンク(サブタンク)と、ヘッドタンクに供給するインクを貯留するインクカートリッジ(メインタンク)と、ヘッドタンクとインクカートリッジとを連通するインク供給経路中に設けられ、インクカートリッジからヘッドタンクにインクを送液する正転送液を行い、あるいはヘッドタンクからインクカートリッジにインクを送液する逆送を行う送液ポンプとを備えて、送液ポンプによる逆送によってヘッドタンクからインクカートリッジ側にインクを戻してヘッドタンクに負圧を形成するものが知られている(特許文献1)。
特許第5376300号公報
ところで、メインタンクとサブタンクの距離が離れているような場合、送液能力が小さな可逆型の送液手段を使用することが困難であり、送液能力が大きな非可逆型送液手段を使用しなければならないため、サブタンクから液体を逆流させることができないという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成でサブタンクから液体を逆流可能とすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係の請求項1に係る液体を吐出する装置は、
液体を吐出する液体吐出手段に供給する液体を一時的に貯留するサブタンクと、
前記サブタンクに供給する液体を貯留するメインタンクと、
前記メインタンクと前記サブタンクとを通じる液体経路と、
前記液体経路に配置され、前記液体に混入した空気を捕捉する空気捕捉手段と、
前記空気捕捉手段で捕捉された空気を排気する排気手段と、
前記空気捕捉手段の送液方向下流側に配置された送液手段と、を備え、
前記送液手段を迂回して前記サブタンクと前記空気捕捉手段とを連通するバイパス経路と、
前記バイパス経路の連通及び非連通を切り替える切替手段と、を有し
前記バイパス経路を連通状態にして前記排気手段を駆動させて、前記サブタンクから前記バイパス経路を介して前記空気捕捉手段に前記液体を逆流させ、前記サブタンクの負圧を形成する動作を行う
構成とした。
本発明によれば、簡単な構成でサブタンクから液体を逆流できる。
本発明の第1実施形態に係る液体を吐出する装置としての印刷装置の概略説明図である。 同印刷装置の吐出ユニットの一例の平面説明図である。 同吐出ユニットの側面説明図である。 サブタンクの一例の模式的説明図である。 本発明の第1実施形態における液体供給ユニットの模式的説明図である。 同液体供給ユニットの通常の印刷状態における動作説明に供する要部模式的説明図である。 同じくエアートラップタンクの動作説明に供する要部模式的説明図である。 同じくエアートラップタンクの作用説明に供する要部模式的説明図である。 液体供給ユニットにおける液体の流れの説明に供する模式的説明図である。 サブタンクの初期状態及びエラー状態の模式的説明図である。 第1実施形態における負圧形成動作の説明に供する模式的説明図である。 本発明の第2実施形態に係る液体供給ユニットの説明に供する模式的説明図である。 本発明の第3実施形態に係る液体を吐出する装置としての印刷装置の概略説明図である。 同じく液体供給ユニットの説明に供する模式的説明図である。 本発明の第4実施形態に係る液体供給ユニットの説明に供する模式的説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明の第1実施形態について図1を参照して説明する。図1は同実施形態に係る液体を吐出する装置としての印刷装置の概略説明図である。
印刷装置1は、搬入部10と、印刷部20と、乾燥部30と、搬出部40とを備えている。印刷装置1は、搬入部10から搬入されるシート状部材であるシート材Pに対し、印刷部20で液体を付与して所要の印刷を行い、乾燥部30でシート材Pに付着した液体を乾燥させた後、シート材Pを搬出部40に回収する。
搬入部10は、複数のシート材Pが積載される搬入トレイ11と、搬入トレイ11からシート材Pを1枚ずつ分離して送り出す給送装置12と、シート材Pを印刷部20へ送り込むレジストローラ対13とを備えている。
給送装置12には、ローラやコロを用いた装置や、エアー吸引を利用した装置など、あらゆる給送装置を用いることが可能である。給送装置12により搬入トレイ11から送り出されたシート材Pは、その先端がレジストローラ対13に到達した後、レジストローラ対13が所定のタイミングで駆動することにより、印刷部20へ送り出される。
印刷部20は、シート材Pを外周面に担持して搬送する回転部材(第1回転部材)である搬送ドラム21と、搬送ドラム21に担持されたシート材Pに向けて液体を吐出する液体吐出部22とを備えている。
また、印刷部20は、送り込まれたシート材Pを受け取って搬送ドラム21との間でシート材Pを渡す回転部材(第2回転部材)である渡し胴24と、搬送ドラム21によって搬送されたシート材Pを乾燥部30へ受け渡す受け渡し胴25を備えている。
搬入部10から印刷部20へ搬送されてきたシート材Pは、渡し胴24に設けられた後述する第2把持手段(シートグリッパ)52によって先端が把持され、渡し胴24の回転に伴って搬送される。渡し胴24により搬送されたシート材Pは、搬送ドラム21との対向位置で搬送ドラム21へ受け渡される。
搬送ドラム21の表面にも第1把持手段(シートグリッパ)51が設けられており、シート材Pの先端が第1把持手段(シートグリッパ)51によって把持される。搬送ドラム21の表面には、複数の吸引孔が分散して形成されている。吸引段である吸引装置26によって搬送ドラム21の吸引口から内側へ向かう吸い込み気流を発生させる。
そして、渡し胴24から搬送ドラム21へ受け渡されたシート材Pは、第1把持手段51によって先端が把持されるとともに、吸引装置26による吸い込み気流によって搬送ドラム21上に吸着され、搬送ドラム21の回転に伴って搬送される。
液体吐出部22は、液体吐出手段である吐出ユニット23(23A~23F)を備えている。例えば、吐出ユニット23Aはシアン(C)の液体を、吐出ユニット23Bはマゼンタ(M)の液体を、吐出ユニット23Cはイエロー(Y)の液体を、吐出ユニット23Dはブラック(K)の液体を、それぞれ吐出する。また、吐出ユニット23F,23Fは、YMCKのいずれか、或いは、白色、金色(銀色)などの特殊な液体の吐出に使用する。さらに、表面コート液などの処理液を吐出する吐出ユニットを設けることもできる。
液体吐出部22の各吐出ユニット23は、印刷情報に応じた駆動信号によりそれぞれ吐出動作が制御される。搬送ドラムに担持されたシート材Pが液体吐出部22との対向領域を通過するときに、吐出ユニット23から各色の液体が吐出され、当該印刷情報に応じた画像が印刷される。
液体吐出部22の各吐出ユニット23には、液体供給部80の液体供給ユニット81(81A~81D)から所要の色の液体が供給される。
乾燥部30は、印刷部20でシート材P上に付着した液体を乾燥させるための乾燥機構部31と、印刷部20から搬送されてくるシート材Pを吸引した状態で搬送する(吸引搬送する)吸引搬送機構部32とを備えている。
印刷部20から搬送されてきたシート材Pは、吸引搬送機構部32に受け取られた後、乾燥機構部31を通過するように搬送され、搬出部40へ受け渡される。
乾燥機構部31を通過するとき、シート材P上の液体には乾燥処理が施される。これにより液体中の水分等の液分が蒸発し、シート材P上に液体中に含まれる着色剤が定着し、また、シート材Pのカールが抑制される。
搬出部40は、複数のシート材Pが積載される搬出トレイ41を備えている。乾燥部30から搬送されてくるシート材Pは、搬出トレイ41上に順次積み重ねられて保持される。
なお、印刷装置1には、例えば、シート材Pに対して前処理を行う前処理部を印刷部20の上流側に配置したり、液体が付着したシート材Pに対して後処理を行う後処理部を乾燥部30と搬出部40との間に配置したりすることもできる。
前処理部としては、例えば、液体と反応して滲みを抑制するための処理液をシート材Pに塗布する先塗り処理を行うものが挙げられる。また、後処理部としては、例えば、印刷部20で印刷されたシートを反転させて再び印刷部20へ送ってシート材Pの両面に印刷するためのシート反転搬送処理や、複数枚のシートを綴じる処理などを行うものが挙げられる。
次に、同印刷装置の吐出ユニットの一例について図2及び図3を参照して説明する。図2は同吐出ユニットの平面説明図、図3は同吐出ユニットの側面説明図である。
吐出ユニット23は、複数の液体吐出ヘッド(以下、「ヘッド」という。)100をヘッドベース52上に千鳥配置にしている。複数のヘッド100は、上方に配置された液体分配用のマニホールド103に供給経路104を通じて接続されている。なお、ヘッド100としては、フロースルー型ヘッド(循環型ヘッド)を使用することもできる。
マニホールド103の上流側には、ヘッド100に供給する液体を一時的に貯留するサブタンク105が設置されており、サブタンク105に負圧を形成して、ヘッド100のノズルのメニスカス圧力を生じさせている。
サブタンク105には、メインタンクを含む液体供給ユニット81から液体経路200を介して所要の色の液体が供給される。
サブタンク105には内部の液体残量に応じて変位するフィラ135備え、フィラ135が満杯位置になったことを検知する満杯センサ137と、フィラ135が不足位置になったことを検知する不足センサ138とを備えている。
次に、サブタンクの一例について図4を参照して説明する。図4は同サブタンクを動作と共に説明する模式的説明図である。
サブタンク105は、PE、PP等の樹脂の貯留容器本体(タンク本体)131の一面が可撓性を有するフィルム部材132で封止され、内部にスプリング133が配置されている。
タンク本体131に一端部135aを回転可能に軸支したフィラ135を有し、フィラ135はフィルム部材132側に押し付けられている。
このサブタンク105においては、ヘッド100から液体が吐出されることで内部の液体残量が減少し、フィルム部材132がスプリング133の付勢力に抗して内方に変位し、フィルム部材132の変位に追従してフィラ135が変位する。
そして、図4(a)に示すように、フィラ135が不足センサ138で検知されたときに液体供給ユニット81から液体が供給される。液体供給に伴ってフィラ135が不足センサ138側から満杯センサ107側に変位し、フィラ135が不足センサ138で検知されなくなったときに供給が停止される。
なお、センサの数は2個に限るものではなく、1又は3個以上でもよい。
次に、本発明の第1実施形態における液体供給ユニットについて図5を参照して説明する。図5は同液体供給ユニットの模式的説明図である。
液体供給部80の1つの液体供給ユニット81は、サブタンク105に供給する液体300を貯留する液体貯留手段であるメインタンク201(201A、201B)を着脱可能に備えている。メインタンク201は、例えば10~15リットル程度の容量を有している。
メインタンク201Aには液体経路202Aの一端が接続され、メインタンク201Bには液体経路202Bの一端が接続されている。液体経路202Aの他端及び液体経路202Bの他端は、それぞれ三方コネクタ203に接続され、三方コネクタ203は液体経路204を介して空気捕捉手段であるエアートラップタンク205に通じている。
なお、液体経路202A、202Bには、それぞれ経路を開閉する開閉弁221A、222Bが設けられている。
エアートラップタンク205は、例えば0.3~0.8リットル程度の密閉容器であり、PE、PP、PETなどのように透過性、耐薬品性を有する樹脂、あるいは、ガラス瓶などで構成されている。エアートラップタンク205には液面検知センサ206(上限センサ206a、適量センサ206b、下限センサ206c)が設置されており、エアートラップタンク205内の液量を検知できるようになっている。
なお、液面検知センサ206は、赤外線反射型のセンサを用いている。ただし、複数の長さの異なる電極を設置しておき、その静電容量で、液面高さを検知する構成とすることもできる。
このエアートラップタンク205の上部には、排気手段を構成する排気経路211が接続され、排気経路211には排気経路211を開閉する排気弁212と、排気経路211を通じてエアートラップタンク205内の空気を吸い出す排気ポンプ213が設けられている。なお、排気ポンプは213は複数の液体供給ユニット81に共通としている。
排気弁212を開放し、排気ポンプ213を稼働してエアートラップタンク205内のエアーを大気に排気することで、メインタンク201内の液体をエアートラップタンク205内に引き込むことができる。
エアートラップタンク205の底部にはサブタンク105につながる液体経路207の一端部が接続されている。液体経路207には、送液手段である送液ポンプ208と、液体供給弁209が配置されている。なお、エアートラップタンク205の上部に液体経路207を接続し、液体経路207をエアートラップタンク205の底部まで延伸する構成とすることもできる。また、送液ポンプ208としては、ダイヤフラムポンプなどの非可逆型送液ポンプを使用している。
本実施形態では、液体経路202A、液体経路202B、液体経路204、液体経路207によってメインタンク201とサブタンク105とをつなぐ液体経路200を構成している。そして、この液体経路200に空気捕捉手段であるエアートラップタンク205を設け、エアートラップタンク205の送液方向下流側に送液手段としての送液ポンプ208を配置している。
この送液ポンプ208を迂回してサブタンク105と空気捕捉手段としてのエアートラップタンク205とを連通するバイパス経路230を設けている。このバイパス経路230は、一端部が送液ポンプ208より送液方向下流側で三方弁231によって液体経路207に接続され、他端部が三方コネクタ232によってエアートラップタンク205の上流側で液体経路204に接続されている。
この構成では、バイパス経路230はエアートラップタンク205の上流側と送液ポンプ208の下流側に接続される。そして、バイパス経路230の連通及び非連通の切り替えは切替手段としての三方弁231によって行われる。三方弁231は、バイパス経路230と液体経路200(ここでは、液体経路207)との接続及び接続解除を切り替える切替弁である。
次に、液体供給ユニットの通常の印刷状態における動作について図6を参照して説明する。図6は同動作説明に供する要部模式的説明図である。なお、図6では、連通状態にある経路は相対的に太線で、非連通状態にある経路は相対的に細線で示している(以下の図でも同様とする)。
図6(a)は上側のメインタンク201Aが使用されている通常印刷状態を示しており、開閉弁221Aが開放、開閉弁221Bが閉、排気弁212が閉の状態で、送液ポンプ208が必要に応じて稼動する状態である。
送液ポンプ208が稼動すると、エアートラップタンク205内の液体300がサブタンク105に送液される。このとき、排気弁212が閉じられているので、エアートラップタンク205内は密閉状態にある。よって、エアートラップタンク205内の液体300が送液ポンプ208で送液されると、メインタンク201の液体300がエアートラップタンク205内に引き込まれ、エアートラップタンク205内は適量の液体300が維持される。
そして、図6(b)に示すように、印刷が進み、メインタンク201Aの液体が無くなったときには、エアートラップタンク205の液面が適量から下降し、例えば下限センサ206cで下限値以下になったことが検知される。
次に、エアートラップタンクの動作について図7も参照して説明する。図7は同動作説明に供する要部模式的説明図である。
エアートラップタンク205の液面が適量から下降し、例えば下限センサ206cで下限値以下になったことが検知されると、図7(a)に示すように、排気弁212を開放して排気ポンプ213を動作させ、液体300を引き込んで液面を適量にしようとする。
このとき、予め定めた所定時間(例えば1~10秒)経過しても、エアートラップタンク205の液面が回復しない場合、メインタンク201Aがエンドになったものと判断する。
そして、メインタンク201Aがエンドになったと判断したときには、図7(b)に示すように、開閉弁221Aを閉じ、開閉弁221Bを開放する。これにより、メインタンク201Bから液体300がエアートラップタンク205内に引き込まれ、適量センサ206bまで液面が上昇する。
次に、エアートラップタンクの作用について図8も参照して説明する。図8は同作用説明に供する要部模式的説明図である。
この図8の状態は、下側のメインタンク201Bが使用されている通常印刷の状態であり、開閉弁221Bが開放、開閉弁221Aが閉、排気弁212が閉の状態で、送液ポンプ208を必要に応じて稼動する。
このように、2つのメインタンク201A、201Bの送液方向下流にエアートラップタンク205を設けることで、更にエアートラップタンク205よりも送液方向下流の送液ポンプ208にエアーを送ることがない。
そして、一方のメインタンク201A内の液体が無くなったときには、他方のメインタンク201Bに切り替えることができる。なお、エアートラップタンク205に液体300を引き込むためには、排気ポンプ213が必要になる。
次に、液体供給ユニットにおける液体の流れについて図9を参照して説明する。図9は同液体の流れの説明に供する模式的説明図である。
例えば、メインタンク201Aから液体が供給されるときには、開閉弁221Aは開、開閉弁221Bは閉、適量センサ206bが液面検知状態、排気弁212は閉となり、三方弁231は送液ポンプ208とサブタンク105とを通じる側に切り替わっており、サブタンク105のフィラ135の位置に応じて、液体供給弁209は開閉を繰り返す状態にある。
これにより、送液ポンプ208を稼働しているときには、図9に実線矢印で示すように、メインタンク201Aからサブタンク105に液体300が流れることになる。
次に、サブタンクの初期状態及びエラー状態について図10を参照して説明する。図10は同サブタンクの初期状態及びエラー状態の模式的説明図である。
サブタンク105は、内部に液体を満たした初期の状態では、スプリング133が完全に伸びた状態になる。また、装置の長期放置等で、スローリークが起こり、弁等を通して液体が流れてしまい、同様な状態になる。
このように、サブタンク105内に液体が必要以上にあるときには、フィラ135は満杯センサ137、不足センサ138から外れてしまい、検知しない状態(満杯センサ137がOFF、不足センサ138がOFFの状態)になる。
この状態になったときには、サブタンク105内の液体を移動あるいは廃棄させて、フィラ135が満杯センサ137、不足センサ138で検知されている状態に戻して、負圧を形成する必要がある。
ここで、送液ポンプ208としてダイヤフラムポンプなどの不可逆型送液ポンプを使用している場合、送液ポンプ208を逆転してサブタンク105から液体経路200に液体を逆流させることはできない。この場合、ヘッド100のノズル面101a(図3参照)をキャッピングして吸引排出することはできるが、液体が無駄に消費される。
次に、本実施形態における負圧形成動作について図11を参照して説明する。図11は同負圧形成動作の説明に供する模式的説明図である。
液体経路207に配置した三方弁231は、通常状態(OFF状態)ではa-b間が連通し、ON状態にすることで、b-c間が連通され、a-b間は閉じた状態になる。ここで、三方弁231には電磁弁を使用しているが、手動で切り替える弁で構成することもできる。
負圧形成動作を行うときには、三方弁231をON状態にしてバイパス経路230を連通状態にする。また、メインタンク201の開閉弁221A、221Bはいずれも閉状態、送液ポンプ208は停止状態、液体供給弁209は開放状態とする。
この状態で、排気弁212を開放し、排気ポンプ213を稼働すると、エアートラップタンク205内のエアーが破線矢印で示すように排気経路211から排気弁212を経て排気ポンプ213から排気される。
これにより、サブタンク105から、液体経路207の三方弁231より下流側の経路207a、三方弁231のb-c間、バイパス経路230、三方コネクタ232、液体経路204の三方コネクタ232より下流側の経路204aの各経路を経て、液体がサブタンク105側からエアートラップタンク205側に逆流して、エアートラップタンク205内に引き込まれる。
このように、サブタンク105内の液体がエアートラップタンク205内に逆流することで、サブタンク105の負圧形成が行われる。
この場合、前述したように、エアートラップタンク205を使用して複数のメインタンク201を切り替える場合、エアートラップタンク205内のエアーを排気するため、排気経路211、排気弁212、排気ポンプ213を備えている。
この構成に対して、三方コネクタ232、バイパス経路230を構成するチューブ、三方弁231を追加するだけで、サブタンク105から逆流を行うことができ、非可逆型送液手段を使用した場合でも簡単な構成でサブタンク105からの逆流を行うことができる。
次に、本発明の第2実施形態における液体供給ユニットについて図12を参照して説明する。図12は同液体供給ユニットの模式的説明図である。
本実施形態では、前記第1実施形態の三方弁231に代えて三方コネクタ233を使用し、バイパス経路230に、バイパス経路230を開閉してバイパス経路230の連通及び非連通を切り替える切替手段である開閉弁234を設けている。
そして、負圧形成動作を行うときには、開閉弁234を開放状態にしてバイパス経路230を連通状態にして、前記第1実施形態と同様にして、排気ポンプ213を稼働する。
これにより、サブタンク105からバイパス経路230を通じてエアートラップタンク205内に液体を逆流させることができ、サブタンク105の負圧を形成することができる。
次に、本発明の第3実施形態について図13及び図14を参照して説明する。図13は同実施形態に係る液体を吐出する装置としての印刷装置の概略説明図、図14は同じく液体供給ユニットの模式的説明図である。
本実施形態の印刷装置1においては、液体供給ユニット81のエアートラップタンク205は吐出ユニット23のサブタンク105よりも低い位置に配置されており、サブタンク105とエアートラップタンク205との間には水頭差Hがある。
液体供給ユニット81の排気経路211には三方コネクタ214を介して、大気開放手段を構成する大気開放経路215が接続され、大気開放経路215には大気開放経路215を開閉する大気開放弁216が設けられている。なお、ここでは、第1実施形態と同様にバイパス経路230の連通及び非連通の切り替えは三方弁231で行っているが、第2実施形態のように開閉弁234で行うようにすることもできる。
本実施形態における負圧形成動作を行うときには、開閉弁221A、221Bはいずれも閉状態、送液ポンプ208は停止状態、三方弁231はb-c間が連通状態、液体供給弁209は開状態とする。
ここで、大気開放弁216を開いてエアートラップタンク205内に大気に開放する。このとき、サブタンク105とエアートラップタンク205との間には水頭差Hがあるので、サブタンク105内の液体はエアートラップタンク205側に向かって逆流し、サブタンク105に負圧が形成される。
次に、本発明の第4実施形態について図15を参照して説明する。図15は同実施形態における液体供給ユニットの模式的説明図である。
本実施形態では、バイパス経路230の他端部は、エアートラップタンク205と送液ポンプ208との間に三方コネクタ236を介して接続している。
本実施形態における負圧形成動作を行うときには、三方弁231をON状態にしてバイパス経路230を連通状態にする。また、メインタンク201の開閉弁221A、221Bはいずれも閉状態、送液ポンプ208は停止状態、液体供給弁209は開放状態とする。
この状態で、排気弁212を開放し、排気ポンプ213を稼働すると、エアートラップタンク205内のエアーが排気される。
これにより、サブタンク105から、液体経路207の三方弁231より下流側の経路207a、三方弁231のb-c間、バイパス経路230、三方コネクタ236、液体経路207の三方コネクタ236とエアートラップタンク205との間の経路207bの各経路を経て、液体がサブタンク105側からエアートラップタンク205側に逆流して、エアートラップタンク205内に引き込まれる。
このように、サブタンク105内の液体がエアートラップタンク205内に逆流することで、サブタンク105の負圧形成が行われる。
なお、上記各実施形態では送液手段として非可逆型送液ポンプを使用した例で説明したが、これに限定されるものではなく、送液手段として可逆型送液ポンプを使用する場合でも、本発明を適用することができる。
本願において、吐出される「液体」は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
「液体吐出ヘッド」には、液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。
「液体を吐出する装置」には、液体吐出ヘッドを駆動させて液体を吐出させる装置が含まれる。液体を吐出する装置には、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置だけでなく、液体を 気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。
この「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
例えば、「液体を吐出する装置」として、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。
また、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」とは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するものなどを意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体、電子基板、圧電素子などの電子部品、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セルなどの媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着するすべてのものが含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置などが含まれる。
また、「液体を吐出する装置」としては、他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶液中に分散した組成液を、ノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置などがある。
なお、本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
1 印刷装置
10 搬入部
20 印刷部
21 搬送ドラム(回転部材)
22 液体吐出部
23 吐出ユニット
24 渡し胴(回転部材)
25 受け渡し胴(回転部材)
26 吸着装置
80 液体供給部
81 液体供給ユニット
100 液体吐出ヘッド(ヘッド)
105 サブタンク
200 液体経路
201A、201B メインタンク
205 エアートラップタンク(空気捕捉手段)
208 送液ポンプ(送液手段)
211 排気経路
212 排気弁
213 排気ポンプ
230 バイパス経路

Claims (8)

  1. 液体を吐出する液体吐出手段に供給する液体を一時的に貯留するサブタンクと、
    前記サブタンクに供給する液体を貯留するメインタンクと、
    前記メインタンクと前記サブタンクとを通じる液体経路と、
    前記液体経路に配置され、前記液体に混入した空気を捕捉する空気捕捉手段と、
    前記空気捕捉手段で捕捉された空気を排気する排気手段と、
    前記空気捕捉手段の送液方向下流側に配置された送液手段と、を備え、
    前記送液手段を迂回して前記サブタンクと前記空気捕捉手段とを連通するバイパス経路と、
    前記バイパス経路の連通及び非連通を切り替える切替手段と、を有し
    前記バイパス経路を連通状態にして前記排気手段を駆動させて、前記サブタンクから前記バイパス経路を介して前記空気捕捉手段に前記液体を逆流させ、前記サブタンクの負圧を形成する動作を行う
    ことを特徴とする液体を吐出する装置。
  2. 前記バイパス経路は、一端が前記送液手段の下流側に接続され、他端が前記空気捕捉手段と前記メインタンクとの間に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体を吐出する装置。
  3. 前記バイパス経路は、一端が前記送液手段の下流側に接続され、他端が前記空気捕捉手段と前記送液手段との間に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体を吐出する装置。
  4. 液体を吐出する液体吐出手段に供給する液体を一時的に貯留するサブタンクと、
    前記サブタンクに供給する液体を貯留するメインタンクと、
    前記メインタンクと前記サブタンクとを通じる液体経路と、
    前記液体経路に配置され、前記液体に混入した空気を捕捉する空気捕捉手段と、
    前記空気捕捉手段で捕捉された空気を排気する排気手段と、
    前記空気捕捉手段の送液方向下流側に配置された送液手段と、を備え、
    前記送液手段を迂回して前記サブタンクと前記空気捕捉手段とを連通するバイパス経路と、
    前記バイパス経路の連通及び非連通を切り替える切替手段と、を有し、
    前記バイパス経路は、一端が前記送液手段の下流側に接続され、他端が前記空気捕捉手段と前記メインタンクとの間に接続されている
    ことを特徴とする液体を吐出する装置。
  5. 前記バイパス経路を連通状態にして前記排気手段を駆動させて、前記サブタンクから前記バイパス経路を介して前記空気捕捉手段に前記液体を逆流させ、前記サブタンクの負圧を形成する動作を行う
    ことを特徴とする請求項4に記載の液体を吐出する装置。
  6. 前記切替手段は、前記バイパス経路を開閉する開閉弁である
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の液体を吐出する装置。
  7. 前記切替手段は、前記バイパス経路と前記液体経路との接続及び接続解除を切り替える切替弁である
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の液体を吐出する装置。
  8. 前記排気手段を構成する排気ポンプは、複数の空気捕捉手段に共通である
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の液体を吐出する装置。
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