JP7037439B2 - 弾性波素子、分波器および通信装置 - Google Patents
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A:0.05λ≦tp<0.15λであり、かつ以下の条件a1からa12までのいずれか一つが満たされる。
a1:0≦Ψ<7.5°もしくは172.5°≦Ψ<180°であり、かつΦおよびΘが図1(a)においてハッチングされた範囲にある。
a2:7.5°≦Ψ<22.5°であり、かつΦおよびΘが図1(b)においてハッチングされた範囲にある。
a3:22.5°≦Ψ<37.5°であり、かつΦおよびΘが図2(a)においてハッチングされた範囲にある。
a4:37.5°≦Ψ<52.5°であり、かつΦおよびΘが図2(b)においてハッチングされた範囲にある。
a5:52.5°≦Ψ<67.5°であり、かつΦおよびΘが図3(a)においてハッチングされた範囲にある。
a6:67.5°≦Ψ<82.5°であり、かつΦおよびΘが図3(b)においてハッチングされた範囲にある。
a7:82.5°≦Ψ<97.5°であり、かつΦおよびΘが図4(a)においてハッチングされた範囲にある。
a8:97.5°≦Ψ<112.5°であり、かつΦおよびΘが図4(b)においてハッチングされた範囲にある。
a9:112.5°≦Ψ<127.5°であり、かつΦおよびΘが図5(a)においてハッチングされた範囲にある。
a10:127.5°≦Ψ<142.5°であり、かつΦおよびΘが図5(b)においてハッチングされた範囲にある。
a11:142.5°≦Ψ<157.5°であり、かつΦおよびΘが図6(a)においてハッチングされた範囲にある。
a12:157.5°≦Ψ<172.5°であり、かつΦおよびΘが図6(b)においてハッチングされた範囲にある。
B:0.15λ≦tp<0.25λであり、かつ以下の条件b1からb12までのいずれか一つが満たされる。
b1:0≦Ψ<7.5°もしくは172.5°≦Ψ<180°であり、かつΦおよびΘが図7(a)においてハッチングされた範囲にある。
b2:7.5°≦Ψ<22.5°であり、かつΦおよびΘが図7(b)においてハッチングされた範囲にある。
b3:22.5°≦Ψ<37.5°であり、かつΦおよびΘが図8(a)においてハッチングされた範囲にある。
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b5:52.5°≦Ψ<67.5°であり、かつΦおよびΘが図9(a)においてハッチングされた範囲にある。
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C:0.25λ≦tp<0.35λであり、かつ以下の条件c1からc12までのいずれか一つが満たされる。
c1:0≦Ψ<7.5°もしくは172.5°≦Ψ<180°であり、かつΦおよびΘが図13(a)においてハッチングされた範囲にある。
c2:7.5°≦Ψ<22.5°であり、かつΦおよびΘが図13(b)においてハッチングされた範囲にある。
c3:22.5°≦Ψ<37.5°であり、かつΦおよびΘが図14(a)においてハッチングされた範囲にある。
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c5:52.5°≦Ψ<67.5°であり、かつΦおよびΘが図15(a)においてハッチングされた範囲にある。
c6:67.5°≦Ψ<82.5°であり、かつΦおよびΘが図15(b)においてハッチングされた範囲にある。
c7:82.5°≦Ψ<97.5°であり、かつΦおよびΘが図16(a)においてハッチングされた範囲にある。
c8:97.5°≦Ψ<112.5°であり、かつΦおよびΘが図16(b)においてハッチングされた範囲にある。
c9:112.5°≦Ψ<127.5°であり、かつΦおよびΘが図17(a)においてハッチングされた範囲にある。
c10:127.5°≦Ψ<142.5°であり、かつΦおよびΘが図17(b)においてハッチングされた範囲にある。
c11:142.5°≦Ψ<157.5°であり、かつΦおよびΘが図18(a)においてハッチングされた範囲にある。
c12:157.5°≦Ψ<172.5°であり、かつΦおよびΘが図18(b)においてハッチングされた範囲にある。
D:0.35λ≦tp<0.45λであり、かつ以下の条件d1からd12までのいずれか一つが満たされる。
d1:0≦Ψ<7.5°もしくは172.5°≦Ψ<180°であり、かつΦおよびΘが図19(a)においてハッチングされた範囲にある。
d2:7.5°≦Ψ<22.5°であり、かつΦおよびΘが図19(b)においてハッチングされた範囲にある。
d3:22.5°≦Ψ<37.5°であり、かつΦおよびΘが図20(a)においてハッチングされた範囲にある。
d4:37.5°≦Ψ<52.5°であり、かつΦおよびΘが図20(b)においてハッチングされた範囲にある。
d5:52.5°≦Ψ<67.5°であり、かつΦおよびΘが図21(a)においてハッチングされた範囲にある。
d6:67.5°≦Ψ<82.5°であり、かつΦおよびΘが図21(b)においてハッチングされた範囲にある。
d7:82.5°≦Ψ<97.5°であり、かつΦおよびΘが図22(a)においてハッチングされた範囲にある。
d8:97.5°≦Ψ<112.5°であり、かつΦおよびΘが図22(b)においてハッチングされた範囲にある。
d9:112.5°≦Ψ<127.5°であり、かつΦおよびΘが図23(a)においてハッチングされた範囲にある。
d10:127.5°≦Ψ<142.5°であり、かつΦおよびΘが図23(b)においてハッチングされた範囲にある。
d11:142.5°≦Ψ<157.5°であり、かつΦおよびΘが図24(a)においてハッチングされた範囲にある。
d12:157.5°≦Ψ<172.5°であり、かつΦおよびΘが図24(b)においてハッチングされた範囲にある。
E:0.45λ≦tp<0.55λであり、かつ以下の条件e1からe12までのいずれか一つが満たされる。
e1:0≦Ψ<7.5°もしくは172.5°≦Ψ<180°であり、かつΦおよびΘが図25(a)においてハッチングされた範囲にある。
e2:7.5°≦Ψ<22.5°であり、かつΦおよびΘが図25(b)においてハッチングされた範囲にある。
e3:22.5°≦Ψ<37.5°であり、かつΦおよびΘが図26(a)においてハッチングされた範囲にある。
e4:37.5°≦Ψ<52.5°であり、かつΦおよびΘが図26(b)においてハッチングされた範囲にある。
e5:52.5°≦Ψ<67.5°であり、かつΦおよびΘが図27(a)においてハッチングされた範囲にある。
e6:67.5°≦Ψ<82.5°であり、かつΦおよびΘが図27(b)においてハッチングされた範囲にある。
e7:82.5°≦Ψ<97.5°であり、かつΦおよびΘが図28(a)においてハッチングされた範囲にある。
e8:97.5°≦Ψ<112.5°であり、かつΦおよびΘが図28(b)においてハッチングされた範囲にある。
e9:112.5°≦Ψ<127.5°であり、かつΦおよびΘが図29(a)においてハッチングされた範囲にある。
e10:127.5°≦Ψ<142.5°であり、かつΦおよびΘが図29(b)においてハッチングされた範囲にある。
e11:142.5°≦Ψ<157.5°であり、かつΦおよびΘが図30(a)においてハッチングされた範囲にある。
e12:157.5°≦Ψ<172.5°であり、かつΦおよびΘが図30(b)においてハッチングされた範囲にある。
図31は、弾性波素子1の要部の構成を示す平面図である。図32は、図31のXXXII-XXXII線における断面図である。
支持基板3の材料は適宜に設定されてよい。例えば、支持基板3の材料は、例えば、半導体または絶縁材料である。半導体は、例えば、シリコン(Si)である。絶縁材料は、例えば、樹脂またはセラミックである。支持基板3は、互いに異なる材料からなる複数の層が積層されて構成されていてもよい。
高音速層5は、例えば、LT層7よりも音速が速い材料からなる。これにより、例えば、LT層7を伝搬する弾性波の高音速層5への漏れを低減できる。ここでいう音速は、材料の弾性率をM、材料の密度をρとしたときに、c=√(M/ρ)で表される音速cであるものとする。弾性率に関して異方性がある場合(例えば、シリコン、サファイア等)においては、弾性定数を用いて音速を算出し、等方性材料の音速を求める場合や概略数字を算出する場合には、弾性率Mとして、例えば、ヤング率Eが用いられてよい。ここで、音速cは、縦波の音速とされてよい。
LT層7は、タンタル酸リチウム(LiTaO3、LT)の単結晶によって構成されている。LT層7のカット角については後述する。LT層7の厚みtpは、比較的薄くされており、例えば、後述するλを基準として、0.05λ以上0.55λ以下である。なお、別の観点では、例えば、LT層7は、高音速層5よりも薄い。より具体的には、LT層7の厚みtpは、例えば、高音速層5の厚みthの1/2以下である。
導電層9は、例えば、金属により形成されている。金属は、適宜な種類のものとされてよく、例えば、アルミニウム(Al)またはAlを主成分とする合金(Al合金)である。Al合金は、例えば、アルミニウム-銅(Cu)合金である。なお、導電層9は、複数の金属層から構成されていてもよい。例えば、AlまたはAl合金と、LT層7との間に、これらの接合性を強化するためのチタン(Ti)からなる比較的薄い層が設けられていてもよい。
1対の櫛歯電極23に電圧が印加されると、複数の電極指27によってLT層7に電圧が印加され、圧電体であるLT層7が振動する。これにより、D1軸方向に伝搬する弾性波が励振される。弾性波は、複数の電極指27によって反射される。通常、複数の電極指27のピッチpを概ね半波長(λ/2)とする定在波が立つ。定在波によってLT層7に生じる電気信号は、複数の電極指27によって取り出される。このような原理により、一般に、弾性波素子1は、ピッチpを半波長とする弾性波の周波数を共振周波数とする共振子として機能する。
φ=Φ+180°×i、
θ=Θ+180°×j、および
ψ=Ψ+180°×k
ここで、Φ、ΘおよびΨそれぞれは、0°以上180°以下の角度である。また、i、jおよびkそれぞれは、負、0または正の整数である。別の観点では、オイラー角(Φ,Θ,Ψ)は、LTの特性に関して互いに等価な複数組のオイラー角(φ,θ,ψ)の一つである。以下の説明では、複数組のオイラー角(φ,θ,ψ)を代表して、オイラー角(Φ,Θ,Ψ)についてのみ言及することがある。換言すれば、以下の説明において、オイラー角(Φ,Θ,Ψ)は、等価なオイラー角(φ,θ,ψ)に読み替えられてよい。
上記のように、LT層7の下に高音速層5を形成し、かつLT層7のオイラー角を特殊な角度に設定することによって、比較的高い共振周波数frで共振現象を生じさせることができる。このことをシミュレーション計算によって確認した。
IDT電極:
材料:Al
厚み:λの4%
ピッチp:1μm
LT層の厚みtp:0.3λ(ただし、高音速層がBNの場合の「その他の例」のみ0.35λ)
なお、高音速層5の厚みthについては、十分に厚いものと仮定した。また、特に言及しない条件についても、図33(a)~図35(b)のケース同士で共通である。
高音速層がダイヤモンドの場合:
図示の例:(90,90,110)、(30/150,90,70)
その他の例:(85/95,90,125)、(25/35,90,55)、(145/155,90,55)
高音速層がBNの場合:
図示の例:(90,90,110)、(30/150,90,70)
その他の例:(90,90,125)、(30/150,90,55)
高音速層がDLCの場合:
図示の例:(90,90,120)、(30/150,90,60)
その他の例:(90,90,115)、(30/150,90,65)
LT層7のオイラー角等を種々異ならせた複数のケースについて、上記と同様に共振子15の特性をシミュレーション計算によって求めた。その結果に基づいて、比較的高い共振周波数frで共振現象を生じさせることが可能なオイラー角の範囲を特定した。具体的には、以下のとおりである。
以下のように、共振子15を規定するパラメータに対して種々の値を設定して、複数のシミュレーションケースを設定した。
・LT層の厚み
0.1λ~0.5λの範囲で0.1λごとに異ならせた。すなわち、LT層の厚みについて、5種の値を設定した。
・Φ,ΘおよびΨそれぞれ
0°~165°の範囲で15°毎に異ならせた。すなわち、Φ,ΘおよびΨそれぞれについて、11種の値を設定した。なお、LT層7の対称性から、0°のケースと180°のケースとは等価であり、以下では、0°~180°の範囲でシミュレーション結果を示すことがある。
以上のとおり、8640(=5×12×12×12)ケースを設定した。
上記の8640ケースのシミュレーション条件は、上記の変数(LT層7の厚みtpおよびオイラー角(Φ,Θ,Ψ))を除いて互いに同一である。以下に、そのシミュレーション条件を示す。
IDT電極:
材料:Al
厚み:λの4%
ピッチ:1μm
電極指の本数:100本
デューティー:0.5
交差幅:40λ
反射器
材料:IDT電極と同じ
厚さ:IDT電極と同じ
ストリップ電極の本数:30本
高音速層の材料:ダイヤモンド
なお、支持基板3については、PML(Perfectly Matched Layer)として扱った。デューティーは、電極指27の幅(w)とピッチpとの比(w/p)である。交差幅は、D1軸方向に見たときの互いに隣り合う電極指27の重なり量(互いに隣り合う電極指27の先端同士のD2軸方向における距離)である。
8640ケースから、シミュレーション結果が一定の抽出条件を満たすケースを抽出した。抽出条件は、以下のとおりである。
(a) シミュレーション計算によって得られた共振周波数frにシミュレーション条件のピッチp(ここでは1μm)を乗じた値が3800を超える。すなわち、fr×λ(λ=2p)から算出される速度caが7600m/sを超える。
(b) シミュレーション計算によって得られた周波数差Δfが20MHz以上となる。ただし、計算の精度上、ケースによっては20MHz以上30MHz以下の値以上となることを条件とした(20MHzよりも厳しい抽出条件とした。)。
図1(a)~図30(b)は、上述した抽出条件に従って抽出されたシミュレーションケースを示す図である。別の観点では、比較的高い共振周波数frで共振現象を生じさせることが可能なLT層7のオイラー角を示す図である。換言すれば、本実施形態に係る共振子15におけるオイラー角を示す図である。
既述のように、導電層9(IDT電極19および反射器21)の厚みteは、共振子15に要求される仕様および導電層9の材料等に応じて適宜に設定されてよい。ここでは、導電層9がAlを主成分とするときの厚みteの範囲の一例を示す。
既述のように、高音速層5の厚みthは、共振子15に要求される仕様および高音速層5の材料等に応じて適宜に設定されてよい。ここでは、厚みthの範囲の一例を示す。
図39は、弾性波素子1の利用例としての分波器101の構成を模式的に示す回路図である。この図の紙面左上に示された符号から理解されるように、この図では、櫛歯電極23が二叉のフォーク形状によって模式的に示され、反射器21は両端が屈曲した1本の線で表わされている。
図40は、弾性波素子1の利用例としての通信装置151の要部を示すブロック図である。通信装置151は、電波を利用した無線通信を行うものであり、分波器101を含んでいる。
Claims (6)
- 支持基板と、
前記支持基板上に重なっており、前記支持基板の材料よりも音速が速い材料からなる高音速層と、
前記高音速層上に重なっており、LiTaO3の単結晶からなる圧電体層と、
前記圧電体層の上面に沿って互いに並列に延びている複数の電極指を有している励振電極と、
を有しており、
前記複数の電極指のピッチの2倍をλとし、
前記圧電体層の厚さをtpとし、
前記圧電体層のオイラー角を(φ,θ,ψ)とし、
φ=Φ+180°×iとし、
θ=Θ+180°×jとし、
ψ=Ψ+180°×kとし、
i、jおよびkそれぞれを整数としたときに、
前記圧電体層が以下の条件Aから条件Eまでのいずれか1つの条件を満たし、
前記圧電体層の上面に沿って、前記複数の電極指に直交する方向へ伝搬する弾性波の速度が7600m/s以上であり、
共振周波数と反共振周波数との差である周波数差Δfが20MHz以上である、
弾性波素子。
A:0.05λ≦tp<0.15λであり、かつ以下の条件a1からa12までのいずれか一つが満たされる。
a1:0≦Ψ<7.5°もしくは172.5°≦Ψ<180°であり、かつΦおよびΘが図1(a)においてハッチングされた範囲にある。
a2:7.5°≦Ψ<22.5°であり、かつΦおよびΘが図1(b)においてハッチングされた範囲にある。
a3:22.5°≦Ψ<37.5°であり、かつΦおよびΘが図2(a)においてハッチングされた範囲にある。
a4:37.5°≦Ψ<52.5°であり、かつΦおよびΘが図2(b)においてハッチングされた範囲にある。
a5:52.5°≦Ψ<67.5°であり、かつΦおよびΘが図3(a)においてハッチングされた範囲にある。
a6:67.5°≦Ψ<82.5°であり、かつΦおよびΘが図3(b)においてハッチングされた範囲にある。
a7:82.5°≦Ψ<97.5°であり、かつΦおよびΘが図4(a)においてハッチングされた範囲にある。
a8:97.5°≦Ψ<112.5°であり、かつΦおよびΘが図4(b)においてハッチングされた範囲にある。
a9:112.5°≦Ψ<127.5°であり、かつΦおよびΘが図5(a)においてハッチングされた範囲にある。
a10:127.5°≦Ψ<142.5°であり、かつΦおよびΘが図5(b)においてハッチングされた範囲にある。
a11:142.5°≦Ψ<157.5°であり、かつΦおよびΘが図6(a)においてハッチングされた範囲にある。
a12:157.5°≦Ψ<172.5°であり、かつΦおよびΘが図6(b)においてハッチングされた範囲にある。
B:0.15λ≦tp<0.25λであり、かつ以下の条件b1からb12までのいずれか一つが満たされる。
b1:0≦Ψ<7.5°もしくは172.5°≦Ψ<180°であり、かつΦおよびΘが図7(a)においてハッチングされた範囲にある。
b2:7.5°≦Ψ<22.5°であり、かつΦおよびΘが図7(b)においてハッチングされた範囲にある。
b3:22.5°≦Ψ<37.5°であり、かつΦおよびΘが図8(a)においてハッチングされた範囲にある。
b4:37.5°≦Ψ<52.5°であり、かつΦおよびΘが図8(b)においてハッチングされた範囲にある。
b5:52.5°≦Ψ<67.5°であり、かつΦおよびΘが図9(a)においてハッチングされた範囲にある。
b6:67.5°≦Ψ<82.5°であり、かつΦおよびΘが図9(b)においてハッチングされた範囲にある。
b7:82.5°≦Ψ<97.5°であり、かつΦおよびΘが図10(a)においてハッチングされた範囲にある。
b8:97.5°≦Ψ<112.5°であり、かつΦおよびΘが図10(b)においてハッチングされた範囲にある。
b9:112.5°≦Ψ<127.5°であり、かつΦおよびΘが図11(a)においてハッチングされた範囲にある。
b10:127.5°≦Ψ<142.5°であり、かつΦおよびΘが図11(b)においてハッチングされた範囲にある。
b11:142.5°≦Ψ<157.5°であり、かつΦおよびΘが図12(a)においてハッチングされた範囲にある。
b12:157.5°≦Ψ<172.5°であり、かつΦおよびΘが図12(b)においてハッチングされた範囲にある。
C:0.25λ≦tp<0.35λであり、かつ以下の条件c1からc12までのいずれか一つが満たされる。
c1:0≦Ψ<7.5°もしくは172.5°≦Ψ<180°であり、かつΦおよびΘが図13(a)においてハッチングされた範囲にある。
c2:7.5°≦Ψ<22.5°であり、かつΦおよびΘが図13(b)においてハッチングされた範囲にある。
c3:22.5°≦Ψ<37.5°であり、かつΦおよびΘが図14(a)においてハッチングされた範囲にある。
c4:37.5°≦Ψ<52.5°であり、かつΦおよびΘが図14(b)においてハッチングされた範囲にある。
c5:52.5°≦Ψ<67.5°であり、かつΦおよびΘが図15(a)においてハッチングされた範囲にある。
c6:67.5°≦Ψ<82.5°であり、かつΦおよびΘが図15(b)においてハッチングされた範囲にある。
c7:82.5°≦Ψ<97.5°であり、かつΦおよびΘが図16(a)においてハッチングされた範囲にある。
c8:97.5°≦Ψ<112.5°であり、かつΦおよびΘが図16(b)においてハッチングされた範囲にある。
c9:112.5°≦Ψ<127.5°であり、かつΦおよびΘが図17(a)においてハッチングされた範囲にある。
c10:127.5°≦Ψ<142.5°であり、かつΦおよびΘが図17(b)においてハッチングされた範囲にある。
c11:142.5°≦Ψ<157.5°であり、かつΦおよびΘが図18(a)においてハッチングされた範囲にある。
c12:157.5°≦Ψ<172.5°であり、かつΦおよびΘが図18(b)においてハッチングされた範囲にある。
D:0.35λ≦tp<0.45λであり、かつ以下の条件d1からd12までのいずれか一つが満たされる。
d1:0≦Ψ<7.5°もしくは172.5°≦Ψ<180°であり、かつΦおよびΘが図19(a)においてハッチングされた範囲にある。
d2:7.5°≦Ψ<22.5°であり、かつΦおよびΘが図19(b)においてハッチングされた範囲にある。
d3:22.5°≦Ψ<37.5°であり、かつΦおよびΘが図20(a)においてハッチングされた範囲にある。
d4:37.5°≦Ψ<52.5°であり、かつΦおよびΘが図20(b)においてハッチングされた範囲にある。
d5:52.5°≦Ψ<67.5°であり、かつΦおよびΘが図21(a)においてハッチングされた範囲にある。
d6:67.5°≦Ψ<82.5°であり、かつΦおよびΘが図21(b)においてハッチングされた範囲にある。
d7:82.5°≦Ψ<97.5°であり、かつΦおよびΘが図22(a)においてハッチングされた範囲にある。
d8:97.5°≦Ψ<112.5°であり、かつΦおよびΘが図22(b)においてハッチングされた範囲にある。
d9:112.5°≦Ψ<127.5°であり、かつΦおよびΘが図23(a)においてハッチングされた範囲にある。
d10:127.5°≦Ψ<142.5°であり、かつΦおよびΘが図23(b)においてハッチングされた範囲にある。
d11:142.5°≦Ψ<157.5°であり、かつΦおよびΘが図24(a)においてハッチングされた範囲にある。
d12:157.5°≦Ψ<172.5°であり、かつΦおよびΘが図24(b)においてハッチングされた範囲にある。
E:0.45λ≦tp<0.55λであり、かつ以下の条件e1からe12までのいずれか一つが満たされる。
e1:0≦Ψ<7.5°もしくは172.5°≦Ψ<180°であり、かつΦおよびΘが図25(a)においてハッチングされた範囲にある。
e2:7.5°≦Ψ<22.5°であり、かつΦおよびΘが図25(b)においてハッチングされた範囲にある。
e3:22.5°≦Ψ<37.5°であり、かつΦおよびΘが図26(a)においてハッチングされた範囲にある。
e4:37.5°≦Ψ<52.5°であり、かつΦおよびΘが図26(b)においてハッチングされた範囲にある。
e5:52.5°≦Ψ<67.5°であり、かつΦおよびΘが図27(a)においてハッチングされた範囲にある。
e6:67.5°≦Ψ<82.5°であり、かつΦおよびΘが図27(b)においてハッチングされた範囲にある。
e7:82.5°≦Ψ<97.5°であり、かつΦおよびΘが図28(a)においてハッチングされた範囲にある。
e8:97.5°≦Ψ<112.5°であり、かつΦおよびΘが図28(b)においてハッチングされた範囲にある。
e9:112.5°≦Ψ<127.5°であり、かつΦおよびΘが図29(a)においてハッチングされた範囲にある。
e10:127.5°≦Ψ<142.5°であり、かつΦおよびΘが図29(b)においてハッチングされた範囲にある。
e11:142.5°≦Ψ<157.5°であり、かつΦおよびΘが図30(a)においてハッチングされた範囲にある。
e12:157.5°≦Ψ<172.5°であり、かつΦおよびΘが図30(b)においてハッチングされた範囲にある。 - 前記高音速層は、縦波の音速が11000m/s以上の材料からなる
請求項1に記載の弾性波素子。 - 前記複数の電極指のピッチの2倍をλとしたときに、前記高音速層の厚みが1.25λ以上である
請求項1または2に記載の弾性波素子。 - 前記励振電極は、Alを主成分としており、
前記複数の電極指のピッチの2倍をλとしたときに、前記励振電極の厚みがλの4%以上7.5%以下である
請求項1~3のいずれか1項に記載の弾性波素子。 - アンテナ端子と、
送信信号をフィルタリングして前記アンテナ端子に出力する送信フィルタと、
前記アンテナ端子からの受信信号をフィルタリングする受信フィルタと、を備えており、
前記送信フィルタまたは前記受信フィルタは、請求項1~4のいずれか1項に記載の弾性波素子を有している
分波器。 - アンテナと、
該アンテナに前記アンテナ端子が接続されている請求項5に記載の分波器と、
該分波器に電気的に接続されているRF-ICと、
を有している通信装置。
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