JP7036659B2 - 吐出容器 - Google Patents
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- B05B11/1087—Combination of liquid and air pumps
Description
前記作動部材は、シリンダ部材内から、装着部材が有する内向きフランジのフランジ孔を介して起立するステムの上部に前記ノズルヘッドを形成している。前記液体用ピストンは、液体用シリンダの内周面に摺接する筒状のピストン部から起立する嵌合筒部を前記ステム内に嵌合させており、この液体用ピストン内を挿通させて、上端大径のポペット弁部材が、ステム及び液体用ピストンに対して僅かな範囲で上下動可能に設けられている。このポペット弁部材の下端と液体用シリンダ下部とで第1液体用逆止弁を、前記ポペット弁部材の上端部を前記嵌合筒部の上端に載置することにより第2液体用逆止弁をそれぞれ形成して、ポペット弁部材で液体をリークさせない構造としている。
また前記空気用ピストンは、前記ステムの上下方向中間部に、ステムに対して僅かな範囲で上下動可能に連係させるとともに、空気用ピストンの下側でステムから突設したフランジ状弁座の上面と空気用ピストンの下端部とで第2空気用逆止弁が形成され、この第2空気用逆止弁からステム内の主流路との合流点まで前記連通路が開通されている。
この装着部材2に固定される大径の空気用シリンダ12から小径の液体用シリンダ14を垂下したシリンダ部材10と、
前記液体用シリンダ14内を昇降可能な液体用ピストン22の内側からステムSを上方突出するとともに、このステムSの外側に、空気用シリンダ12と摺接する空気用ピストン30を相対的な上下動を可能に連係させ、かつステムSの上方に吐出口54を有するノズルヘッドNが形成され、かつ上方へ付勢された作動部材20と、
を具備し、作動部材20の昇降により、液体用シリンダ14内から第2液体用逆止弁VL2を介して圧送された液体と空気用シリンダ12内から第2空気用逆止弁VA2を介して圧送された空気とを混合させ、発泡させて吐出口54から吐出するとともに、第1液体用逆止弁VL1を介して容器体側から液体用シリンダ14内へ液体を吸い込むとともに、第1空気用逆止弁VA1を介して空気用シリンダ12内へ外気を導入することが可能に設けた泡吐出器において、
前記ステムSは、ノズルヘッドNと連続するステム周壁SPの下部内に縦向きの棒状部材24の外面を嵌合させてなり、
この棒状部材24は上方へ付勢されており、
かつ前記液体用ピストン22は、前記棒状部材24を囲むように、また空気用ピストン30は、前記ステム周壁SPを囲むようにそれぞれステムSに対して上下動可能に組み付けられ、
前記棒状部材24の外面に周設された液用シール受面r1の上に液体用ピストン22の内面に周設された液用シール部s1を載置することにより液用シール手段LSを形成し、
かつ前記液体用ピストン22の上部に周設された上向きのエア用シール受面r2の上に、空気用ピストン30に設けた環状のエア用シール部s2を載置することにより、エア用シール手段ASを形成し、
作動部材20の上限位置において、作動部材20の上方付勢力で前記棒状部材24と前記内向きフランジ6との間に液体用ピストン22の上部及び空気用ピストン30が挟まれることにより、前記液用シール手段LS及びエア用シール手段ASのシール機能が発揮されるように構成した。
そして、棒状部材24の外面に周設された液用シール受面r1の上に液体用ピストン22の内面に周設された液用シール部s1を載置することにより液用シール手段LSが、また前記液体用ピストン22の上部に周設された上向きのエア用シール受面r2の上に、空気用ピストン30に設けた環状のエア用シール部s2を載置することによりエア用シール手段ASがそれぞれ形成されている。
このようにすることで、作動部材20の上限位置において、作動部材20の上方付勢力で前記棒状部材24と前記内向きフランジ6との間に液体用ピストン22の上部及び空気用ピストン30が挟まれることにより、前記液用シール手段LS及びエア用シール手段ASのシール機能が発揮される。
従来のポペット弁部材を採用した構成と異なり、ポンプ機構の付勢力を用いて、液体流路(主流路P1)内では液用シール手段LSが、また空気流路(連通路P2)内ではエア用シール手段ASがそれぞれシール機能を発揮することができ、特に主流路P1側から連通路P2を通じてエアチャンバーA内へ泡が逆流することを防止できる。
「棒状部材」とは、一方向に長い略棒状の外形を有する部材を言い、図示例のような筒体であっても構わない。但し、棒状部材の外側に液用シール手段LSが設けられるため、当該筒体の筒孔を塞ぐ仕切りを筒長方向の適所に設けるものとする。
“装着部材に空気用シリンダを固定させる”とは、装着部材が有する装着筒部をネジ手段などにより容器体の口頸部外面に固定させる構造を有し、口頸部に装着させたときに口頸部と内向きフランジとの間にシリンダ部材の鍔部を挟持させて固定される構造を含むものとする。
前記液用シール手段LSは前記第2液体用逆止弁VL2を兼ねており、かつ前記エア用シール手段ASは前記第2空気用逆止弁VA2を兼ねている。
前記内向きフランジ6の内周部から垂下壁部9を垂設し、作動部材20の上限位置で垂下壁部9とステムSの棒状部材24との間に前記液体用ピストン22の上部及び空気用ピストン30が挟まれるように構成した。
前記液体用ピストン22は、液体用シリンダ14の内面への摺接部22aを下端に有する縦筒部22bの上部に、少なくとも内方へ張り出す環状の張出壁部fを連結し、この張出壁部fの上面にエア用シール受面r2を形成するとともに、張出壁部fの下面側に液用シール部s1を形成した。
「縦筒部の上部」とは、液体用シリンダ14との摺接箇所よりも上側であれば良い。
また「張出壁部」は、縦筒部22bから内方及び外方の両側へ張り出す構造でも構わない。張出し壁部は一枚の壁部である必要はなく、縦筒部22bの異なる高さから外方張出壁部f2及び内方張出壁部f1が突出していても構わない(図6参照)
第2の手段に係る発明によれば、前記液用シール手段LSは前記第2液体用逆止弁VL2を兼ねており、かつ前記エア用シール手段ASは前記第2空気用逆止弁VA2を兼ねているから、別個に逆止弁を設ける場合に比べて構成を簡易とすることができる。
第3の手段に係る発明によれば、前記内向きフランジ6の内周部から垂下壁部9を垂設し、作動部材20の上限位置で垂下壁部9とステムSの棒状部材24との間に前記液体用ピストン22の上部及び空気用ピストン30が挟まれるように構成したから、これら前記液体用ピストン22の上部及び空気用ピストン30のガタつきを防止できる。
第4の手段に係る発明によれば、前記液体用ピストン22は、液体用シリンダ14の内面への摺接部22aを下端に有する縦筒部22bの上部に、少なくとも内方へ張り出す環状の張出壁部fを連結し、この張出壁部fの上面にエア用シール受面r2を形成するとともに、張出壁部fの下面側に液用シール部s1を形成したから、張出壁部fを上下方向からしっかり挟みつけることで、シール性能を十分に発揮できる。
この泡吐出器は、装着部材2と、シリンダ部材10と、作動部材20とで構成されている。これら各部材は、例えば合成樹脂や金属で形成することができる。
前記空気用シリンダ12の上端部には鍔部bが付設され、この鍔部bを、パッキンpを介して前記内向きフランジ6と前記口頸部102との間に挟持できるように形成している。
また前記空気用シリンダ12の上端部内面には、前記シール筒部7を嵌着させている。またこのシール筒部7は装着筒部4との間に前記空気用シリンダ12の鍔部bを挟持することで空気用シリンダ12を装着部材2に固定している。
空気用シリンダ12の上部外周面には、通気孔13を開口している。この通気孔13は、図1の状態では後述の空気用ピストン30によって閉塞されており、また図4に示すように作動部材20が下降したときに開放され、前記外気導入路P3を介して容器体100内部を外部に連通させる。
図示例では、縮径部14aは外周側から下内方へテーパ状に突出しており、この縮径部14aから第1液体用逆止弁座15を下内方へ延設させている。この弁座上に玉弁を配置させて、第1液体用逆止弁VL1を形成している。また取付筒部16内には吸い上げパイプ17の上部を嵌合させている。もっともこれらの形状は適宜変更することができる。前記液体用シリンダ14の内面からは、相互に一定の間隔を存して、複数の係止リブ14bを半径方向内方へ突出している。係止リブ14bと後述の棒状部材24の外向きフランジ24cとの間にはコイルスプリングCを介装する。なお、コイルスプリングは、作動部材の上方付勢手段の一例であり、発明の範囲がこれに限定されるものではない。上方付勢手段の設置箇所なども適宜変更することができる。
本明細書においては、説明の都合上から、図2に示す如く、第1ステム周壁26との第2ステム周壁28と第3ステム周壁55(連結筒部)とで形成される筒状の構造をステム周壁SPというものとし、またステム周壁SPと棒状部材24とでステムSが形成されるものとする。
図示の摺接部22aは、単一の摺動筒部に形成され、この摺動筒部の上端から前記縦筒部22bを起立している。
前記縦筒部22bは、後述の棒状部材24の下半筒部24aの外面を囲んでおり、図示例において、下記の嵌挿筒部22dを介して第1ステム周壁26に連結されている。
前記縦筒部22bの上端には、内外両方向へ張り出す上側から見て環状の張出壁部fが付設されており、図2に示す如く、この張出壁部fの内周から、後述の第1ステム周壁26の下部に摺接させるスライド可能な嵌挿筒部22dを起立するとともに、張出壁部fの外周部を上方へ隆起させてリング状隆起部22eを形成している。これら嵌挿筒部22dとリング状隆起部22eとの間には、環状凹溝22fが形成されている。
本実施形態では、前記張出壁部fの下面と嵌挿筒部22dの内面との間の角部を液用シール部s1に形成している。
前記リング状隆起部22eの下部内周は、内下方への傾斜面に形成されている。本実施形態では、少なくともこの傾斜面をエア用シール受面r2に形成している(図3参照)。この構成は適宜変更することができる。例えば前記傾斜面から張出壁部fの上面に亘る箇所をエア用シール受面r2としても良いし、張出壁部fの上面のみでエア用シール受面r2を形成しても構わない。
図示の棒状部材は、筒体の上下方向中間部に仕切り板部24dを形成した構成としている。
図示例では、前記棒状部材24は、前記仕切り板部24dによって下半筒部24aと上半筒部24bとに区分されている。この上半筒部24bは、前記第1ステム周壁26の下部内に嵌着されているとともに、上半筒部24bの筒壁下部に通液孔24eを開口させてなる。前記下半筒部24aにはスリット24fが縦方向に穿設されている。
また図示例では、前記棒状部材の長手方向(上下方向)ほぼ中間部に位置させて、当該棒状部材の外面から外向きフランジ24cを突出している。この外向きフランジ24cは、コイルスプリングCの上端の上に載置されており、作動部材20全体が外向きフランジ24cを介して上方へ付勢されている。
前記外向きフランジ24cの内端部から前記上半筒部24bの筒壁下端部に亘る箇所には、図3に示す如く、テーパ形状の肉盛りを行って、肉盛り箇所(テーパ部)の外面である傾斜面を液用シール受面r1に形成させている。この液用シール受面r1と前記液用シール部s1とは、第2液体用逆止弁VL2を兼ねる液用シール手段LSを形成する。これに関しては後述する。
前記外向きフランジ24cの外端は、図3に示す如く、前記縦筒部22bの内面に近接させているが、摺動可能に当接させても構わない。前記外向きフランジ24cの外端の周方向の一部には液体通過用の切溝mを形成する(図1参照)。
本実施形態の第1ステム周壁は、上下両端を開口した筒状をなし、その周壁下端部(図示例では第2大内径部d2)の内面に前記液体用ピストン22の嵌挿筒部22dを昇降可能に嵌合させるとともに、周壁の上下方向中間部内面に前記棒状部材24の上部を嵌着させている。
そして前記第1ステム周壁26は、その外面の上下方向中間部に、上部に空気用シリンダ12内を摺動する空気用ピストン30を上下動可能に連係させている。
前記第1ステム周壁26の上部内には第3液体用逆止弁VL3を形成している。図示例の第3液体用逆止弁VL3は、第1ステム周壁26の上部内面から内方張出し板部を介して下内方へ突出されるテーパ状の弁座と、この弁座の上に載置された玉弁とで形成されている。また前記内方張出し板部の上には、有頂筒状の玉弁押え部材27が載置されている。この玉弁押え部材27は、その筒壁に連通孔27aを周方向に複数開口させており、主流路P1の液体が後述の連通路P2の出口付近を通るように流れを規制する流路規制手段を兼ねる。
また第3液体用逆止弁VL3と前記嵌挿筒部22dへの摺接箇所(周壁下端部d2)との間の第1ステム周壁の内面部分に内リブ26eを縦設しており、当該周壁下端部を内リブ形成箇所に比べて大内径部に形成している。
この内リブ26eの上部には、下向きの係止段部uが形成され、この係止段部uに前記棒状部材24の上半筒部24bの上端を突き当てている。
さらに第1ステム周壁26の下半部の外面から、周方向に間隔をおいて複数の外リブ26aを縦設している。
前記第1ステム周壁26の内部は、後述のヘッド部材50のノズル54に連通している。
なお、説明の都合上、液体用ピストン22の内部からノズルヘッドNに亘る流路部分を主流路P1と称する。
本実施形態において、第1ステム周壁26は、後述の第2ステム周壁28及び第3ステム周壁55(連結筒部)とともに、作動部材20のステム周壁SPを構成している。
図示例の第2ステム周壁28は、下側筒部28aと上側筒部28cとの間に形成されたくびれ部28bを有し、上側筒部28c及びくびれ部28bの外側に後述のノズル部材50の第3ステム周壁(連結筒部)55を連結させている。もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
また前記下側筒部28aは前記第1ステム周壁26の上部を囲み、この上部に嵌着されている。
前記下側筒部28aの内周下端部には第1大内径部d1が凹設されており、この第1大内径部から前記くびれ部28bの下端までの周壁部分の内面には、後述の連通路P2の一部である溝部が形成されており、この溝部は主流路へ開通している。この開通箇所を合流点Jというものとする。
前記くびれ部は、合流点Jで合流した液体と空気との混合物の流れを縮流させる役目を有し、これにより液体と空気とをよく混合させることができる。
なお、前記上側筒部28c内には、発泡手段Iが内蔵されている。前記発泡手段Iは、メッシュi2を保持筒部i1の端面に張設してなる。図示のように複数の保持筒部i1を配置しても構わない。
本実施形態において、前記空気用ピストン30は、その内周側にスライド筒部32を有し、このスライド筒部32を第1ステム周壁26外周に対して小幅の上下動が可能に嵌合させるとともに、前記スライド筒部32の外周より延設した隔壁部34を介して摺動壁部42を突設している。
前記スライド筒部32は、その筒壁の内面を第1ステム周壁26外周の外リブ26aの外面に、また前記筒壁の上部の外面を、前記第2ステム周壁28の第1大内径部d1内にそれぞれ昇降可能に嵌合させることにより、第1大内径部d1の頂面と、張出壁部fの上面との間を上下動可能に装着されている。
前記スライド筒部32の下半部外面には、縦リブ32aが縦設されており、作動部材20を押し下げたときに、図4に示すように、第2ステム周壁28の下側筒部28aの下端が突き当たるように形成されている。
また本実施形態では、前記スライド筒部32の下端部が、図2に示すように、隔壁部34の内周壁部34aより下方へ突出しており、このスライド筒部32の下端部がエア用シール部s2として前記エア用シール受面r2に突き当たるように設計されており、これらエア用シール部s2とエア用シール受面r2とで第2空気用逆止弁VA2を兼ねるエア用シール手段ASが形成されている。もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
なお、第2空気用逆止弁VA2から、第1ステム周壁26とスライド筒部32との間隙、及び第1ステム周壁26と第2ステム周壁28との間隙を経由して、第1ステム周壁26内側の主流路P1との合流点Jへ至る連通路P2が形成されている。
前記隔壁部34は、後述の外気導入路P3を介して外気を導入するための第1空気用逆止弁VA1を有する。図示例の隔壁部34は、高段部である内周壁部34aから中段部である中間壁部34bを介して低段部である外周壁部34cへ階段状に低くなるように形成している。そして内周壁部34に前記第1空気用逆止弁VA1が形成されている。
図示例の第1空気用逆止弁VA1は、内周壁部34aの外半部に穿設した吸気孔36と、この吸気孔の下側に取り付けた弁部材44とからなる。
この弁部材44は、前記内周壁部34aの下面から垂設された取付周壁41の外面に取り付けられた筒体の下部から弾性弁板を外方突設してなり、この弾性弁板を前記中間壁部34bの下面内端へ当接させている。これらの構成は適宜変更することができる。
図示例では、前記内周壁部34aを径方向に幅広に形成して、図2に示す如く、内周壁部の内端側に連続する縦リブ32aと前記吸気孔36との間に、作動部材20の下限位置において、前記垂下壁部9の下端部を当接させるためのスペースをとっている。垂下壁部9の下端を隔壁部34に当接させることで、コイルスプリングCより上方付勢される棒状部材24との間で空気用ピストン30及び液体用ピストン22を挟持させることが可能となる。
また内周壁部34aの外半部から遮水壁部36aを起立させている。この遮水壁部36aは、吸気孔36の孔縁のうちのスライド筒部32寄りの部分から中間壁部34b側へ延びるように上方から見て略U字形状に形成されている。
前記取付周壁41は、前記液体用ピストン22のリング状隆起部22eを囲むように配置されており、リング状隆起部22eと取付周壁部41との隙間が第2空気用逆止弁VA2と連通するように形成されている(図5参照)。
前記摺動壁部42は、空気用シリンダ12内周に液密にかつ摺動可能に嵌合されている。図示の摺動壁部42は上下スカート状に形成されている。
前記ノズルヘッドNは、前記連結筒部55の上端に頂壁部51の裏面中央部を連結するとともに、頂壁部51の外周からヘッド周壁52を垂下し、かつ前記第2ステム周壁28と連通するノズル54を、前記ヘッド周壁52を介して側外方へ突出している。もっともこれらの構造は適宜変更することができ、例えば第2ステム周壁28を前記連結筒部55と一体化して、ヘッド部材50に組み込んでも構わない。
また図示例では、前記頂壁部51の下面から、前記ヘッド周壁52より内側に位置させて、短い嵌着筒部56を垂下しており、この嵌着筒部56の内面に筒状カバー58の上端を嵌合させている。この筒状カバー58の上端には、ノズル挿通用孔が穿設されている。図示の筒状カバー58は前記起立周壁8の上端部と同程度の高さまで垂下されており、起立周壁8の横リブ8aと近接させている。筒状カバー58の下端と内向きフランジ6の上面との間には、図1に想像線で示すスペーサTを取り付けることができる。
なお、図示はしないが、ヘッド部材50と筒状カバー58との間には、外部と外気導入路P3とを連通させる隙間を設けてもよい。この隙間は、例えば嵌着筒部56とカバー筒部58との嵌合面に穿設された切溝として形成することができる。
従って図3に示すようにコイルスプリングCが作動部材20を押し上げる作用(上方付勢力F1)と垂下壁部9からの反作用(押下げ力F2)とにより空気用ピストン30の隔壁部34と液体用ピストン22の張出壁部fと棒状部材24の外向きフランジ24cとは、上下方向に重なった状態で挟み付けられる。これにより、例えば泡吐出器を装着した容器を倒したり、或いは何らかの理由で容器体の内圧が上昇した際に、シリンダ部材10に対して液体用ピストン22及び空気用ピストン30がガタツクことを防止でき、液用シール手段LS及びエア用シール手段ASのシール性能を高めることができる。
すなわち、前記液用シール手段LSは、前述の通り、液用シール受面r1と液用シール部s1とで形成されているが、コイルスプリングCの上方付勢力により、液用シール部s1が液用シール受面r1に強制的に圧接され、特に図示例では傾斜面である液用シール受面r1に角状の液用シール部s1が喰い込むように構成されているため、既述の特許文献1の如く、筒状の液用ピストンの上端部にポペット弁部材の大径の上端部が載置され、自重によりシールされている構成に比べてシール性能が向上する。
またエア用シール手段ASは、前述の通り、エア用シール受面r2とエア用シール部s2とで形成されているが、やはり、コイルスプリングCの上方付勢力により、エア用シール部s2がエア用シール受面r2に強制的に圧接され、特に図示例では傾斜面であるエア用シール受面r2に、スライド筒部32の筒壁下端で形成されるエア用シール部s2が喰い込むために、特許文献1の如く、単に作動部材のステムに形成されたフランジ状の弁座に、当該ステムに昇降可能に連係させた空気用ピストンの一部が着座するだけの構造に比べて、シール性能が向上する。
これにより、泡などが連通路P2からエアチャンバーA内に浸入するなどの不都合を回避することができる。
図1の状態から、ヘッド部材50を押し下げると、第1ステム周壁26及び空気用ピストン30が下降するが、第1ステム周壁26が空気用ピストン30に比べて僅かに大きく下降するため、エア用シール受面r2からエア用シール部s2が離れることで、第2空気用逆止弁VA2が開き(図4参照)、そして空気用ピストン30の下降によりエアチャンバーA内の空気が連通路P2を介して第1ステム周壁26内部へ導入される。
また前記ヘッド部材50の押し下げにより、作動部材のステム周壁SP及び棒状部材24が下降し、これらに追従して液体用ピストン22も下降するが、ステム周壁SP及び棒状部材24に比べて液体用ピストン22は遅れて下降するので、液用シール受面r1から液用シール部s1が離れることで第2液体用逆止弁VL2が開く。さらに液体用シリンダ内部の高圧化により、第3液体用逆止弁VL3が開き、高圧化した液体が合流点Jで空気と混合する。この混合流体が発泡手段Iを通って起泡し、泡としてノズルの吐出口54から吐出される。
前記ヘッド部材50の押圧を解放すると、コイルスプリングCの付勢力によって作動部材20が上昇し、その際に第1ステム周壁26が空気用ピストン30に対して上昇して第2空気用逆止弁VA2が閉じ、エアチャンバーA内の負圧化によって第1空気用逆止弁VA1が開くので、起立周壁8の上方から、例えば前記ヘッド部材50及び筒状カバー58の隙間から、空気が外気導入路P3及び第1空気用逆止弁VA1を通ってエアチャンバーA内へ入る。また作動部材20のステム周壁SP及び棒状部材24は、コイルスプリングCの上方付勢力により上昇し、そして棒状部材24の外向きフランジ24cが液体用ピストン22の張出壁部fの下面に突き当たると、液用シール部s1が液用シール受面r1に当接するので、第2液体用逆止弁VL2が閉じる。さらにステム周壁SPと棒状部材24とが上昇することにより、前記外向きフランジ24cが張出壁部fを突き上げるので、液体用ピストン22もステム周壁SP及び棒状部材24ととともに上昇し、液体用シリンダ14内が負圧化することにより、第1液体用逆止弁VL1が開き、容器体100内の液体が液体用シリンダ14内に吸い込まれる。
本実施形態が第1実施形態と異なる点は、第1実施形態における内向きフランジ6から空気用ピストンへの当接用の垂下壁部9を垂設させる代わりに、空気用ピストンの隔壁部34の一部を空気用ピストンへの当接用の隆起壁部40として隆起させ、また第1実施形態における張出壁部fの構造を変更し、空気用ピストンから、内向きフランジ6とステムSとの隙間を通って当該ステムの周囲を囲むカバー筒部38を起立することにより、泡吐出器の全高を抑制できるようにしたことである。これら各変更点はそれぞれ別個に第1実施形態に適用することができる。
本実施形態では、前記隔壁部34は、第1実施形態のそれと異なり、中段部である内周壁部34aから高段部である中間壁部34bを介して低段部である外周壁部34cを連続形成している。また図示例では、前記内筒部40aの上部からカバー筒部30を上方へ延設しており、作動部材20の上限位置において、このカバー筒部38の外側で隆起壁部40の上面が内向きフランジ6の内周部下面全体に当接するように形成している。具体的には、前記隆起壁部40は、前記隔壁部34の内周壁部34aの外側部分を上方へ隆起させて、前記ステムSを囲む内筒部40a及び外筒部40bの各上端を、内向きフランジ6裏面への当接用壁部である環状の上壁部40cで連結させることで形成している。ステムSを囲む全周において、内向きフランジ6を空気用ピストン30に圧接させることにより、前記エア用シール手段AS及び液用シール手段LSに対して均等に圧接力を伝達させることができる。もっともこの構造は適宜変更することが変更することができる。
図示例では、前記隆起壁部40の内筒部40aの上部には、吸気孔36が開口され、この吸気孔36と隆起壁部40の下側に取り付けられた弁部材44とで第1空気用逆止弁VA1が形成されている。図示の弁部材44は、内筒部40aの下部に嵌合された筒体の下端から弾性弁板を外方突出してなり、この弾性弁板を前記中間壁部34bの下面に当接させてなる。
また隆起壁部40内には、前記上壁部40cから、内筒部40a及び外筒部40bに両端部を連続させた押さえ板部qを垂下しており、この押さえ板部の下端部に前記弁部材44の弁体の上端を突き当てている。
また前記外筒部40bには、空気用ピストン30と内向きフランジ6との間の空間を外気導入路P3へ連通させる連通口37を開口している(図7参照)。
また前記外方張出壁部f2から上方へ隆起されたリング状隆起壁22eの内周面でエア用シール受面r2が形成されている。
また本実施形態では、図7に示す如く、前記スライド筒部32の下端部付近からエア用シール部s2を下方へ突出して、このエア用シール部s2が前記エア用シール受面r2に突き当たるように設計されており、これらエア用シール部s2とエア用シール受面r2とで第2空気用逆止弁VA2を兼ねるエア用シール手段ASが形成されている。
図示例では、スライド筒部32の下端部を隔壁部34の内周壁部34aの内端部に連結しており、この連結箇所より内側からエア用シール部s2として筒状突部を突設している。もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
カバー筒部38を空気用ピストン30から起立させる理由は、この空気用ピストン30は、作動部材20のノズルヘッドNが押し下げられたときに、作動部材20のステムSに追従して下降するため、泡吐出器の全高を抑制することが可能である。従来の如く、起立周壁の上端とノズルヘッドとの間に作動部材のストロークに応じた押下げ代を取る必要がないからである。全高を抑制することにより、泡吐出器の重量の削減やコストの低減が可能となるからである。
前記起立周壁8はカバー筒部38の摺動が可能な程度にカバー筒部38との隙間を小さくし、或いは隙間が生じないように形成される。そして外気導入路P3は、図示例において、前記カバー筒部38とステムSとの間に形成されている。そして当該内面のうち縦溝部形成箇所以外の部分をステムSの外面に摺動可能に当接させ、又は僅かな隙間を存して近接させることにより、カバー筒部38を介して内向きフランジ6のフランジ孔6aの内面でステムSの昇降を案内するようにしてもよい。これにより、ヘッド部材50の斜め押しによるカバー筒部38及びステムSの横ブレを効果的に防止できる。
本実施形態では、前記カバー筒部38を、作動部材20の上限位置でのノズルヘッドNの下面付近まで起立している。ノズルヘッドNはカバー筒部38より大外径であり、この状態でカバー筒部38の上方を覆っているから、この構成により、前記外気導入路P3の上端の空気取り込み口hを高くして、シャワーなどの水が侵入しづらい構造となっている。この態様では外気導入路P3の流路面積をより大きくすることができる。
好適な図示例では、ノズルヘッドNの裏面から、カバー筒部38より大径の補助筒部53を、ヘッド周壁52と同程度の長さに垂下し、この補助筒部53の下端より上方にカバー筒部38を起立している。この構成とすると、さらに外気導入路P3内へ水が入りにくくすることができる。
前記カバー筒部38の長さは、少なくとも作動部材20が下限位置まで下降したときに、カバー筒部38が前記内向きフランジ6のフランジ孔6aから脱落しない程度に設計するものとする。言い換えると、作動部材20の下限位置において、カバー筒部38の上端部の高さが内向きフランジ6の下面より低くならないように設計する。
また棒状部材24は、上端閉塞の筒壁の下面を底部(仕切り板部24d)で閉塞した構造に形成している。
7…シール筒部 8…起立周壁 8a…横リブ 9…垂下筒部
10…シリンダ部材 12…空気用シリンダ 13…通気孔
14…液体用シリンダ 14a…縮径部 14b…係止リブ
15…第1液体用逆止弁座
16…取付筒部 17…吸い上げパイプ
20…作動部材
22…液体用ピストン 22a…摺接部
22b…縦筒部 22d…嵌挿筒部
22e…リング状隆起部 22f…環状凹溝
24…棒状部材 24a…下半筒部 24b…上半筒部 24c…外向きフランジ
24d…仕切り板部 24e…通液孔 24f…スリット
26…第1ステム周壁(ピストンガイド) 26a…外リブ
26b…第2空気用逆止弁座 26c…流路規制手段
26d…縦突条 26e…内リブ
27…弁体押え手段 27a…連通孔
28…第2ステム周壁 28a…下側筒部 28b…くびれ部 28c…上側筒部
30…空気用ピストン 32…スライド筒部 32a…縦リブ
34…隔壁部 34a…内周壁部 34b…中間壁部 34c…外周壁部
36…吸気孔 36a…遮水壁部 37…連通口
38…カバー筒部 38a…縦凸条 38b…縦溝部
40…隆起壁部 40a…内筒部 40b…外筒部 40c…上壁部 41…取付周壁
42…摺動壁部 44…弁部材
48…筒状部材 48a…連通溝
50…ヘッド部材 51…頂壁部 52…ヘッド周壁 53…補助筒部
54…吐出口(ノズル)
55…第3ステム周壁(連結筒部) 56…嵌着筒部 58…筒状カバー
100…容器体 102…口頸部
A…エアチャンバー AS…エア用シール手段 b…鍔部
C…コイルスプリング
d1…第1大内径部 d2…第2大内径部(周壁下端部)
f…張出板部 f1…内方張出板部 f2…外方張出板部 h…空気取り込み口
I…発泡手段 i1…保持筒部 i2…メッシュ
J…合流点 LS…液用シール手段 m…切溝
N…ノズルヘッド q…押さえ板
p…パッキン P1…主流路 P2…連通路 P3…外気導入路
R…気液混合室 r1…液用シール受面 r2…エア用シール受面
S…ステム SP…ステム周壁 s1…液用シール部 s2…エア用シール部
T…スペーサ u…係止段部
VL1…第1液体用逆止弁 VL2…第2液体用逆止弁 VL3…第3液体用逆止弁
VA1…第1空気用逆止弁 VA2…第2空気用逆止弁
Claims (4)
- 容器体の口頸部へ装着可能な装着筒部(4)の上部から内向きフランジ(6)を内方突出してなる装着部材(2)と、
この装着部材(2)に固定される大径の空気用シリンダ(12)から小径の液体用シリンダ(14)を垂下したシリンダ部材(10)と、
前記液体用シリンダ(14)内を昇降可能な液体用ピストン(22)の内側からステム(S)を上方突出するとともに、このステム(S)の外側に、空気用シリンダ(12)と摺接する空気用ピストン(30)を相対的な上下動を可能に連係させ、かつステム(S)の上方に吐出口(54)を有するノズルヘッド(N)が形成され、かつ上方へ付勢された作動部材(20)と、
を具備し、作動部材(20)の昇降により、液体用シリンダ(14)内から第2液体用逆止弁(VL2)を介して圧送された液体と空気用シリンダ(12)内から第2空気用逆止弁(VA2)を介して圧送された空気とを混合させ、発泡させて吐出口(54)から吐出するとともに、第1液体用逆止弁(VL1)を介して容器体側から液体用シリンダ(14)内へ液体を吸い込むとともに、第1空気用逆止弁(VA1)を介して空気用シリンダ(12)内へ外気を導入することが可能に設けた泡吐出器において、
前記ステム(S)は、ノズルヘッド(N)と連続するステム周壁(SP)の下部内に縦向きの棒状部材(24)の外面を嵌合させてなり、
この棒状部材(24)は上方へ付勢されており、
かつ前記液体用ピストン(22)は、前記棒状部材(24)を囲むように、また空気用ピストン(30)は、前記ステム周壁(SP)を囲むようにそれぞれステム(S)に対して上下動可能に組み付けられ、
前記棒状部材(24)の外面に周設された液用シール受面(r1)の上に液体用ピストン(22)の内面に周設された液用シール部(s1)を載置することにより液用シール手段(LS)を形成し、
かつ前記液体用ピストン(22)の上部に周設された上向きのエア用シール受面(r2)の上に、空気用ピストン(30)に設けた環状のエア用シール部(s2)を載置することにより、エア用シール手段(AS)を形成し、
作動部材(20)の上限位置において、作動部材(20)の上方付勢力で前記棒状部材(24)と前記内向きフランジ(6)との間に液体用ピストン(22)の上部及び空気用ピストン(30)が挟まれることにより、前記液用シール手段(LS)及びエア用シール手段(AS)のシール機能が発揮されるように構成したことを特徴とする、泡吐出器。 - 前記液用シール手段(LS)は前記第2液体用逆止弁(VL2)を兼ねており、かつ前記エア用シール手段(AS)は前記第2空気用逆止弁(VA2)を兼ねていることを特徴とする、請求項1に記載の泡吐出器。
- 前記内向きフランジ(6)の内周部から垂下筒部(9)を垂設し、作動部材(20)の上限位置で垂下筒部(9)とステム(S)の棒状部材(24)との間に前記液体用ピストン(22)の上部及び空気用ピストン(30)が挟まれるように構成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の泡吐出器。
- 前記液体用ピストン(22)は、液体用シリンダ(14)の内面への摺接部(22a)を下端に有する縦筒部(22b)の上部に、少なくとも内方へ張り出す環状の張出壁部(f)を連結し、この張出壁部(f)の上面にエア用シール受面(r2)を形成するとともに、張出壁部(f)の下面側に液用シール部(s1)を形成したことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載の泡吐出器。
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