JP7036402B2 - 開閉装置、シャッタ装置 - Google Patents
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Description
シャッタ装置100は、建築物の窓に取り付けられる窓シャッタであって、図6に示されるように、フレーム102、巻取体106、シャッタカーテン104、及び開閉装置10を備えている。
フレーム102は、一対のガイドレール112、シャッタケース114、及び下枠116を備えている。
巻取体106は、 装置幅方向に延びた筒状とされており、シャッタケース114の内部に配置されている。さらに、巻取体106は、装置幅方向に延びた回転軸周りに回転するように支持されている。
開閉装置10は、シャッタケース114の内部に配置されており、巻取体106を介してシャッタカーテン104を上下移動させることで窓の開口を開閉するようになっている。なお、開閉装置10については、詳細を後述する。
開閉装置10は、図6に示されるように、シャッタケース114の内部で、かつ、少なくとも一部が筒状の巻取体106の装置幅方向に一方側(図中右側)の内部に配置されている。そして、開閉装置10は、図2、図3に示されるように、筐体12、駆動モータ16、減速機構18、回転伝達部材22、制御基板26、及び受信装置28(所謂無縁モジュール)を備えている。
筐体12は、装置幅方向に延びた円筒状の本体部32と、本体部32の装置幅方向の一方側(図中右側)の開口を閉塞する閉塞部材34とを備えている。
本体部32は、図2、図3に示されるように、上下方向に分割することが出来るようになっており、本体部32の上方部分を形成すると共に下方が開口した断面半円状の上方部材32Aと、本体部32の下方部分を形成すると共に上方が開口した断面半円状の下方部材32Bとを備えている。
閉塞部材34は、弾性材料であるゴム材料によって形成されている。ここで、弾性材料とは、アスカー硬度60〔度〕以下で、かつ、30〔度〕以上の材料である。なお、アスカー硬度とは、高分子計器株式会社のアスカー硬度計C型を用いて測定することができる。
制御基板26は、図2、図3に示されるように、筐体12の内部で、下方部材32Bの装置幅方向の中央側の部分に取り付けられている。制御基板26は、上方から見て、装置幅方向に延びた矩形状とされており、制御基板26には、駆動モータ16の駆動制御を行う駆動制御回路(符号省略)が実装されている。
駆動モータ16、減速機構18、回転伝達部材22は、図2、図3に示されるように、制御基板26に対して装置幅方向の他方側(図中左側)に配置されており、装置幅方向の一方側から他方側へこの順番で配置されている。
受信装置28(所謂無線モジュール)は、図2、図3に示されるように、筐体12を構成する閉塞部材34に取り付けられている。そして、受信装置28は、図5に示されるように、空洞とされた内部に電子部材を備えた本体部50と、本体部50の内部を閉塞する蓋部52と、アンテナ線54とを備えている。
本体部50は、内部が空洞とされており、装置幅方向に延びた直方体状とされている。また、本体部50において、装置奥行方向に対して直交する方向に切断した断面形状は、装置幅方向から見て縁辺36Aに対して傾斜した傾斜方向に延びた矩形状とされている。具体的には、本体部50の断面形状は、装置幅方向から見て、閉塞部材34の薄肉部38に形成された貫通孔38Bと同様の矩形状とされている。
蓋部52は、本体部50の内部を閉塞しており、板面が装置幅方向を向いた板状とされている。また、装置幅方向から見て、蓋部52の外形は、本体部50の全体を覆うように本体部50の外形と比して大きくされており、傾斜方向に延びた矩形状とされている。
開閉装置10は、図4、図5に示されるように、受信装置28を閉塞部材34に取り付けるためのカヌータイプの樹脂クリップ70を備えている。具体的には、樹脂クリップ70を、蓋部52の貫通孔52D、及び薄肉部38の貫通孔38Cにこの順番に差し込むことで、受信装置28は、閉塞部材34に取り付けられる。
以上の構成において、図1に示されるように、閉塞部材34に取り付けられた受信装置28の接続部50Aに、信号配線64の先端に取り付けられたコネクタ66が接続される。
以上説明したように、受信装置28は、筐体12の閉塞部材34に取り付けられている。このため、受信装置28が筐体12の外部で筐体12とは離間した場所に取り付けられる場合と比して、筐体12の外部の空間を有効に活用することができる。
12 筐体
16 駆動モータ(モータの一例)
26 制御基板
28 受信装置
32 本体部
34 閉塞部材
54 アンテナ線(アンテナの一例)
64 信号配線(配線の一例)
100 シャッタ装置
104 シャッタカーテン
106 巻取体
Claims (5)
- シャッタカーテンを移動させて構造物の開口を開閉する開閉装置であって、
前記シャッタカーテンを巻き取る巻取体の内部に少なくとも一部が配置され、円筒状の本体部と、前記本体部の一方の開口を閉塞する閉塞部材とを有する筐体と、
前記筐体において前記閉塞部材が配置される側とは反対側に取り付けられ、前記巻取体を回転させる回転力を発生するモータと、
前記筐体の内部に配置され、前記モータの駆動制御を行う駆動制御回路が実装された制御基板と、
前記筐体の内部に配置され、送信機から無線で送信された制御信号を受信するアンテナ線を有し、前記駆動制御回路へ前記制御信号を伝送すると共に、前記閉塞部材に取り付けられ、前記制御基板が配置されている側には、前記駆動制御回路が信号配線を介して接続される接続部が形成されている受信装置と、を備え、
前記閉塞部材には、表裏を貫通すると共に前記受信装置が挿入される貫通孔が形成され、貫通孔に挿入された状態の前記受信装置の一部は、前記筐体の外部へ臨み、
前記受信装置において前記筐体の外部へ臨む部分には、前記アンテナ線が通り前記アンテナ線を前記筐体の外部へ露出させる貫通孔が形成されている開閉装置。 - 前記閉塞部材は、円筒状の前記本体部の軸方向を板厚方向とする部材であって、
前記閉塞部材には、段差面を境に、肉厚が比較的薄い薄肉部と肉厚が比較的厚い厚肉部とが形成されており、
前記受信装置が挿入される貫通孔は、前記薄肉部に形成されている、
請求項1に記載の開閉装置。 - 前記厚肉部には、前記アンテナ線を保持する保持部が形成されている、
請求項2に記載の開閉装置。 - 記受信装置において前記筐体の外部へ臨む部分には、送信機を受信装置に登録するための登録スイッチと、登録状況等を知らせるステータスランプとが設けられている、
請求項1~3の何れか1項に記載の開閉装置。 - シャッタカーテンと、
前記シャッタカーテンを巻き取る円筒状の巻取体と、
請求項1~4の何れか1項に記載の開閉装置と、
を備えたシャッタ装置。
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US20090005911A1 (en) | 2007-06-27 | 2009-01-01 | Somfy Sas | Method of configuring a system for driving a screen for closure, sun protection, or projection purposes |
DE102010030313A1 (de) | 2010-06-21 | 2011-12-22 | Becker-Antriebe Gmbh | Antriebsvorrichtung für Rolltore |
JP2015025270A (ja) | 2013-07-25 | 2015-02-05 | アイシン精機株式会社 | 電動シャッタ駆動装置 |
Family Cites Families (1)
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JPH06185277A (ja) * | 1992-12-21 | 1994-07-05 | Matsushita Electric Works Ltd | ワイヤレスシャッターシステム |
-
2018
- 2018-05-16 JP JP2018094847A patent/JP7036402B2/ja active Active
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