JP7036089B2 - 搬送システム - Google Patents

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Description

本発明は、搬送システムに関する。
レールに沿って走行する台車により物品を搬送する搬送システムが知られている。例えば特許文献1に記載されたシステムは、同一の水平面上に格子状に配置されたレール(走行レール)を備える。レールは、半導体製造工場等の工場の天井に敷設されている。
特開2018-193222号公報
上述したような搬送システムにおいて、例えば工場内の装置レイアウトを将来変更したり、装置を追加あるいは撤去したりする場合等を考慮し、簡易にレールを敷設できることが望まれる。
本発明は、簡易にレールを敷設することができる搬送システムを提供することを目的とする。
本発明に係る搬送システムでは、水平方向に沿って延び、格子状に配置されたレールと、レールを吊り下げるハンガーと、レールに沿って走行可能に設けられ、物品を搬送する台車と、を備え、レールは、第1方向に沿って延び、端部が第1方向に対向するように配置された一対の第1方向レールと、第1方向と交差する第2方向に沿って延び、端部が第2方向に対向するように配置された一対の第2方向レールと、一対の第1方向レールの端部の間で且つ一対の第2方向レールの端部の間に配置された交差部レールと、を有し、ハンガーは、一対の第1方向レールの端部のそれぞれと、一対の第2方向レールの端部のそれぞれと、交差部レールと、に連結されている。
この搬送システムでは、一対の第1方向レール、一対の第2方向レール及び交差部レールを、ハンガーにより連結しつつ吊り下げることができる。このようなハンガーを利用してレールを配置することで、簡易にレールを敷設することが可能となる。
本発明に係る搬送システムでは、台車は、レール上に接触する走行車輪、及びレールの下側で物品を保持する本体部を有し、交差部レールと第1方向レールの端部との間、及び、交差部レールと第2方向レールの端部との間には、走行車輪と本体部とを連結する連結部材が挿通可能な隙間が形成されていてもよい。これにより、物品をレールの下側で保持して搬送することができる。台車が物品をレールの上側で保持して搬送する場合に比べ、物品の積下ろしの際に、レールが邪魔をして積下ろし位置が制限されるのを抑制することができる。
本発明に係る搬送システムでは、ハンガーは、一対の第1方向レールの端部のそれぞれにおける走行車輪が接触しない非走行エリアと、一対の第2方向レールの端部のそれぞれにおける走行車輪が接触しない非走行エリアと、に立設され、走行車輪の高さ以上の高さの柱部と、複数の柱部の頂部に架け渡すように設けられた板部と、を含んでいてもよい。これにより、ハンガーは、レールを吊り下げる機能を発揮しながら、走行車輪の邪魔になることを抑制することが可能となる。
本発明に係る搬送システムでは、ハンガーは、下方から挿入された締結部材により一対の第1方向レールの端部のそれぞれと締結され、下方から挿入された締結部材により一対の第2方向レールの端部のそれぞれと締結されていてもよい。これにより、ハンガーにレールを容易に連結することができる。
本発明に係る搬送システムでは、レールの上方にて当該レールに沿って延び、格子状に配置され、天井に固定された中間部材を備え、中間部材は、第1方向レールの上方にて第1方向レールに沿って延びる一対の第1中間部材と、第2方向レールの上方にて第2方向レールに沿って延びる一対の第2中間部材と、を有し、一対の第1中間部材の端部及び一対の第2中間部材の端部を連結すると共に、ハンガーを支持するハンガー支持部材を更に備えていてもよい。このような構成では、中間部材を利用して、天井にハンガーを取り付けることが可能となる。また、第1方向レール及び第2方向レールの少なくとも何れかの撤去の際には、その上方の第1中間部材及び第2中間部材の少なくとも何れかを取り外せば足り、撤去後の第1方向レール及び第2方向レールの配置に合わせて新たな中間部材を用意する必要性を抑えることができる。
本発明に係る搬送システムでは、ハンガー支持部材は、鉛直方向を厚さ方向とする平板状を呈し、一対の第1中間部材及び一対の第2中間部材のそれぞれを連結する第1板部材と、鉛直方向を厚さ方向とする平板状を呈し、第1板部材の下方に配置され、一対の第1中間部材及び一対の第2中間部材のそれぞれを連結する第2板部材と、を含んでいてもよい。このような構成では、鉛直方向を厚さ方向とする2枚の板部材により、一対の第1中間部材及び一対の第2中間部材を連結すると共にハンガーを支持することができる。ハンガー支持部材の強度を、簡易な構成で高めることができる。
本発明に係る搬送システムでは、中間部材は、レースウェイであってもよい。これにより、中間部材としてのレースウェイを利用して、レール以外の種々の部材も天井に吊り下げることができる。
本発明によれば、簡易にレールを敷設することができる搬送システムを提供することが可能となる。
図1は、一実施形態に係る搬送システムを示す平面図である。 図2は、図1の搬送システムを示す正面図である。 図3(A)は、図1の台車が走行方向を変更する動作の一例を示す平面図である。図3(B)は、図3(A)の続きを示す平面図である。図3(C)は、図3(B)の続きを示す平面図である。 図4は、図1のレールの一部を示す斜視図である。 図5は、図1のレールの一部を示す正面図である。 図6は、図5のVI-VI線に沿う断面に対応する平面図である。 図7は、図4のVII-VII線に沿う断面図である。 図8(A)は、図7の上部ジョイントプレートを示す平面図である。図8(B)は、図7のナットプレートを示す平面図である。図8(C)は、図7の下部ジョイントプレートを示す平面図である。図8(D)は、図7のスペーサを示す平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について詳細に説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
以下の各図において、XYZ座標系を用いて図中の方向を説明する。このXYZ座標系では、水平面に平行な平面をXY平面とする。便宜上、XY平面における台車100の走行方向であって一の直線方向をY方向と表記し、Y方向に直交する方向をX方向と表記し、XY平面に垂直な鉛直方向はZ方向と表記する。X方向、Y方向及びZ方向のそれぞれは、図中の矢印の方向が+方向とし、矢印の方向と反対の方向が-方向として説明する。また、Z方向を軸とする回転方向をθZ方向と表記する。X方向が第1方向に対応し、Y方向が第2方向に対応する。
図1は、一実施形態に係る搬送システムSYSを示す平面図である。図2は、図1に示す搬送システムSYSの正面図である。図1及び図2に示されるように、搬送システムSYSは、例えば、半導体製造工場のクリーンルームにおいて、半導体ウエハを収容するFOUP、あるいはレチクルを収容するレチクルPodなどの搬送容器Mを物品として搬送する有軌道台車システムである。搬送システムSYSは、レールRと、台車100とを備える。
レールRは、水平方向に沿って延び、格子状に配置されている。レールRは、クリーンルーム等の建屋の天井付近に敷設されている。レールRは、Z方向を厚さ方向とする板状を呈する。レールRは、第1方向レールR1と、第2方向レールR2と、交差部レールR3と、を有する。第1方向レールR1、第2方向レールR2及び交差部レールR3は、同一平面上に配置されている。
第1方向レールR1は、X方向に沿って延び、X方向に所定間隔をあけて配置されている。X方向に隣接する一対の第1方向レールR1は、その端部がX方向に対向するように配置されている。第2方向レールR2は、Y方向に沿って延び、Y方向に所定間隔をあけて配置されている。第2方向レールR2の長さは、第1方向レールR1の長さと同じである。第2方向レールR2は、X方向から見て、第1方向レールR1と重ならない位置に配置されている。第2方向レールR2は、Y方向から見て、第1方向レールR1と重ならない位置に配置されている。Y方向に隣接する一対の第2方向レールR2は、その端部がY方向に対向するように配置されている。
第1方向レールR1及び第2方向レールR2のそれぞれには、その延在方向に沿って延びる一対のリブ101が立設されている。第1方向レールR1及び第2方向レールR2上において、幅方向の両端から各リブ101までの領域が、後述する走行車輪21及び補助車輪22と接触する走行エリアである。第1方向レールR1及び第2方向レールR2上において、一対のリブ101の間の領域が、後述する走行車輪21及び補助車輪22と接触しない非走行エリア(走行エリア以外のエリア)である。
交差部レールR3は、Z方向から見て矩形形状を呈する。交差部レールR3は、隣接する一対の第1方向レールR1の端部の間で、且つ、隣接する一対の第2方向レールR2の端部の間に配置されている。交差部レールR3の+X側及び-X側のそれぞれには、第1方向レールR1が配置され、交差部レールR3の+Y側及び-Y側のそれぞれには、第2方向レールR2が配置されている。交差部レールR3と第1方向レールR1の端部との間、及び、交差部レールR3と第2方向レールR2の端部との間には、隙間Sが形成されている。隙間Sは、台車100が走行する際に、後述の連結部材31が挿通可能な空間である。
台車100は、本体部10と、走行部20と、連結部30と、制御部40と、を有する。台車100は、レールRに沿って走行可能に設けられた有軌道台車であり、搬送容器Mを搬送する。台車100は、搬送システムSYSにおいて、1台であることに限定されず、複数台が用いられてもよい。複数の台車100のそれぞれによって搬送容器Mを搬送することにより、高密度な搬送が可能となる。
本体部10は、レールRの下方(-Z側)に配置される。本体部10は、レールRの下側で搬送容器Mを保持する。本体部10は、平面視で4つのコーナー部を有する矩形形状に形成される。本体部10は、平面視で格子状のレールRの一区画内に収まる寸法に形成される。このため、台車100は、レールRにおいて隣接する区間を走行する他の台車100とすれ違うことが可能である。
図2に示されるように、本体部10は、移載装置12を有する。移載装置12は、搬送容器Mを保持し、且つ、レールRの下方の所定の載置箇所に対して搬送容器Mを移載可能である。移載装置12は、搬送容器Mのフランジ部Maを把持する把持部13を備え、搬送容器Mを吊り下げて保持する。把持部13は、複数のベルトあるいはロープなどの吊り下げ部材に接続される。移載装置12は、この吊り下げ部材を不図示のホイストなどで繰り出しまたは巻き取ることにより把持部13を昇降させ、レールRの下方に配置された保管装置の棚部あるいは搬入搬出部、または加工装置等の搬入搬出部等との間で搬送容器Mの受け渡しを行う。
図1又は図2に示されるように、走行部20は、走行車輪21と、補助車輪22とを有する。走行車輪21は、本体部10の4つのコーナー部にそれぞれ配置される。走行車輪21は、レールR上に接触する。走行車輪21の外径は、隙間Sの距離より大きく設定される。走行車輪21は、後述する連結部30に回転可能に支持される。走行車輪21は、レールRと接触する周面にゴム等が張り付けられて滑り止め加工が施されてもよい。
補助車輪22は、走行車輪21の走行方向の前後のそれぞれに1つずつ配置される。2つの補助車輪22のそれぞれは、走行車輪21と同様に、後述する連結部30に回転可能に支持される。2つの補助車輪22の回転軸は互いに平行であるが、互いに平行でなくてもよい。2つの補助車輪22は、走行車輪21の走行方向の前後に配置される。2つの補助車輪22は、ともに走行車輪21よりも内側に配置される。なお、補助車輪22と走行車輪21との間隔は、隙間Sの距離よりも大きく設定される。補助車輪22は、走行車輪21に比べて直径が小さい。このため、走行部20の全長を短くすることができる。
連結部30は、連結部材31と、走行駆動部32と、位置検出部33と、旋回駆動部34と、を有する。連結部材31は、本体部10の4つのコーナー部に1つずつ配置される。連結部材31により、本体部10と走行車輪21及び補助車輪22とが連結される。連結部材31は、旋回軸AXを中心としてθZ方向に旋回可能に設けられる。連結部材31が旋回することにより、走行車輪21及び補助車輪22は、θZ方向に旋回して走行方向を変更することが可能である。
走行駆動部32は、連結部材31に取り付けられる。走行駆動部32は、走行車輪21を駆動する。走行駆動部32は、本体部10の4つのコーナー部のうち対角となる2つに配置された連結部材31に装着される。従って、4つの走行車輪21のうち走行駆動部32によって駆動される2つの走行車輪21が駆動輪となる。駆動輪を対角に配置することにより、一方が隙間Sにある場合でも他方がレールR上に位置するので、駆動力を継続的に発生させることができる。
走行駆動部32は、例えば電動モータなどの駆動源35と、伝達機構36とを有する。駆動源35の不図示の出力軸は、伝達機構36を介して走行車輪21の軸部に接続される。駆動源35は、連結部材31に固定される。したがって、駆動源35は、連結部材31の旋回時に一体となってθZ方向に旋回する。駆動源35は、平面視において、本体部10の範囲内に収まるように配置される。これにより、駆動源35が旋回した場合でも本体部10から外側に突出するのを防止できる。また、2つの駆動源35が、平面視で、本体部10の中心点を基準として点対象に配置されるため、比較的重量が大きい駆動源35を本体部10にバランスよく配置できる。台車100は、駆動源35を駆動することにより、+Y方向だけでなく-Y方向にも移動可能である。
位置検出部33は、連結部材31に装着されている。位置検出部33は、伝達機構36を介して走行車輪21と接続されており、走行車輪21の回転量等を検出することにより、台車100の位置を検出可能である。位置検出部33は、4つの連結部材31のうち、走行駆動部32が設けられない他の2つの連結部材31に装着されている。位置検出部33は、例えば、走行車輪21の軸部の回転量に基づいて走行車輪21の走行距離(台車100の位置)を検出する。位置検出部33は、例えば、ロータリーエンコーダなどが用いられる。また、位置検出部33は、駆動源35の端部にも設けられている。駆動源35に設けられる位置検出部33は、駆動源35の出力軸あるいは走行車輪21の回転位置などを検出する。
位置検出部33の検出結果は、例えば、制御部40などに送られる。なお、制御部40は、2つの位置検出部33からの検出結果を互いに補完することにより、例えば1つの走行車輪21が隙間Sに位置して回転しない場合であっても、他の走行車輪21の位置検出部33による検出結果を用いることで台車100の位置を正確に検出することができる。
旋回駆動部34は、連結部材31ごとに本体部10に設けられている。旋回駆動部34は、電動モータなどの不図示の駆動源を有し、連結部材31を旋回軸AX回りに旋回させる。旋回駆動部34は、制御部40により制御される。なお、旋回駆動部34は、1つの旋回駆動部34により複数の連結部材31を旋回駆動する構成であってもよい。
制御部40は、走行駆動部32及び旋回駆動部34などの上記各部の動作を統括的に制御する。制御部40は、例えば本体部10に設けられるが、本体部10の外部に設けられてもよい。また、制御部40は、外部の上位制御装置からの指示により各部の動作を制御してもよい。
次に、台車100が走行方向を変更する場合について説明する。図3(A)、図3(B)及び図3(C)は、台車100の走行方向を+Y方向から+X方向に変更する動作を示す図である。台車100は、図3(A)に示されるように、+Y方向に走行して本体部10がレールRの一区画内に達した位置(本体部10の4つのコーナー部が交差部レールR3に差し掛かった位置)で停止する。すなわち、制御部40は、位置検出部33からの位置情報に基づいて、上記した位置で走行駆動部32の駆動を停止させる。このとき、4つの走行車輪21は、いずれも第2方向レールR2上に接触した状態となっている。
図3(B)に示すように、制御部40は、旋回駆動部34を駆動して連結部30を旋回させ、走行車輪21及び補助車輪22のそれぞれを旋回軸AXを中心としてθZ方向に旋回させる。このとき、対角にある走行車輪21等は同一方向に旋回する。例えば、4つの走行車輪21のうち、図示で左上の走行車輪21等と、右下の走行車輪21等は時計回りに旋回する。一方、図示で右上の走行車輪21等と、左下の走行車輪21等は反時計回りに旋回する。
図3(C)に示すように、制御部40は、各走行車輪21等がそれぞれθZ方向に90°旋回した後、旋回駆動部34の駆動を停止させる。この状態で走行駆動部32を駆動することにより、台車100は、+X方向に走行可能となる。なお、台車100は、-X方向にも走行可能である。また、走行車輪21等が旋回した場合でも本体部10は旋回しない。したがって、台車100がY方向に走行する場合又はX方向に走行する場合の何れであっても本体部10の向きは変更されない。
図4は、レールRの一部を示す斜視図である。図5は、レールRの一部を示す正面図である。図6は、図5のVI-VI線に沿う断面に対応する平面図である。図7は、図4のVII-VII線に沿う断面図である。図8は、ハンガー支持部材150を構成する各部品を示す平面図である。図4、図5及び図7に示されるように、搬送システムSYSは、ハンガー110、レースウェイ(天井に取り付けられる中間部材)130及びハンガー支持部材150を備える。
ハンガー110は、レールRを吊り下げる部材である。ハンガー110は、X方向に隣接する一対の第1方向レールR1の端部のそれぞれに連結されている。ハンガー110は、Y方向に隣接する一対の第2方向レールR2の端部のそれぞれに連結されている。ハンガー110は、交差部レールR3に連結されている。ハンガー110は、レールRの敷設状態に応じて複数(交差部レールR3と同じ数)設けられている。ハンガー110は、柱部111、板部112及び吊りボルト113を有する。
柱部111は、X方向に隣接する一対の第1方向レールR1の各端部において、一対のリブ101の間である非走行エリアに立設されている。また、柱部111は、Y方向に隣接する一対の第2方向レールR2の各端部において、一対のリブ101の間である非走行エリアに立設されている。柱部111の高さは、走行車輪21及び補助車輪22の高さ以上の高さである。柱部111は、下方から挿入されたネジ等の締結部材115により一対の第1方向レールR1の各端部と締結されて固定されている。柱部111は、下方から挿入されたネジ等の締結部材115により一対の第2方向レールR2の各端部と締結されて固定されている。
板部112は、Z方向を厚さ方向とする矩形板状を呈する。板部112は、4つの柱部111の頂部に架け渡すように設けられている。板部112は、平面視で板部112の4つのコーナー部のそれぞれにおいて柱部111と固定されている。
吊りボルト113は、Z方向に沿って延在する。吊りボルト113は、交差部レールR3の中央部分に挿通され、ナット等の締結部材116により当該交差部レールR3と締結されて固定されている。吊りボルト113は、板部112の中央部分に挿通され、ナット等の締結部材117により当該板部112と締結されて固定されている。
なお、ハンガー110は、X方向の端の第1方向レールR1を吊り下げるハンガー110Sを含む。ハンガー110Sは、1つの第1方向レールR1のみに連結されるように構成されており、それに応じて板部112が三角形状を呈する以外はハンガー110と同様である。また同様に、ハンガー110は、Y方向の端に位置する第2方向レールR2を吊り下げるハンガー(不図示)を含む。
レースウェイ130は、レールRの上方にて当該レールRに沿って延び、格子状に配置されている。レースウェイ130は、Z方向における天井CとレールRとの間に配置された中間部材である。レースウェイ130は、天井Cに固定されている。具体的には、図6に示されるように、レースウェイ130は、天井Cに既設の溝160に対して固定具170を介して固定されている。レースウェイ130は、天井Cとの間に隙間105をあけて配置されている。溝160は、天井Cに予め設けられており、例えば半導体製造工場側において定められた規定ピッチで格子状に延在している。固定具170は、特に限定されず、公知の種々の部材を用いることができる。固定具170の数及び固定具170で固定するレースウェイ130の位置は特に限定されず、レースウェイ130を固定できればよい。
レースウェイ130は、下方が開口する断面C字状を呈する。図5、図6及び図7に示されるように、レースウェイ130は、第1方向レールR1の上方にて第1方向レールR1に沿って延びる第1レースウェイ(第1中間部材)131と、第2方向レールR2の上方にて第2方向レールR2に沿って延びる第2レースウェイ(第2中間部材)132と、を有する。第1レースウェイ131及び第2レースウェイ132は、同一平面上に配置されている。
ハンガー支持部材150は、X方向に隣接する一対の第1レースウェイ131の端部及びY方向に隣接する一対の第2レースウェイ132の端部を連結すると共に、ハンガー110を支持する。ハンガー支持部材150は、上部ジョイントプレート(第1板部材)151、ナットプレート152、下部ジョイントプレート(第2板部材)153、スペーサ154及び締結部材159を有する。
図7及び図8(A)に示されるように、上部ジョイントプレート151は、Z方向を厚さ方向とする平板状を呈する。上部ジョイントプレート151は、Z方向から見て、X方向及びY方向が交差してなるクロス形状を呈する。上部ジョイントプレート151は、一対の第1レースウェイ131及び一対の第2レースウェイ132の外に配置されている。具体的には、上部ジョイントプレート151は、一対の第1レースウェイ131の端部の上壁と、一対の第2レースウェイ132の端部の上壁と、の上に載置されている。
上部ジョイントプレート151は、一対の第1レースウェイ131の端部及び一対の第2レースウェイ132の端部のそれぞれを連結する。上部ジョイントプレート151のX方向の両端部は、第1レースウェイ131の内部にて下方から挿入されたネジ等の締結部材156を介して、一対の第1レースウェイ131の端部のそれぞれに固定されている。上部ジョイントプレート151のY方向の両端部は、第2レースウェイ132の内部にて下方から挿入されたネジ等の締結部材156を介して、一対の第2レースウェイ132の端部のそれぞれに固定されている。
図7及び図8(C)に示されるように、下部ジョイントプレート153は、Z方向を厚さ方向とする平板状を呈する。下部ジョイントプレート153は、Z方向から見て、X方向及びY方向が交差してなるクロス形状を呈する。下部ジョイントプレート153は、一対の第1レースウェイ131及び一対の第2レースウェイ132の内部に配置されている。具体的には、下部ジョイントプレート153は、一対の第1レースウェイ131の端部の下壁と、一対の第2レースウェイ132の端部の下壁と、の上に載置されている。
下部ジョイントプレート153は、一対の第1レースウェイ131の端部及び一対の第2レースウェイ132の端部のそれぞれを連結する。下部ジョイントプレート153のX方向の両端部は、第1レースウェイ131の下方から挿入されたネジ等の締結部材157を介して、一対の第1レースウェイ131の端部に固定されている。下部ジョイントプレート153のY方向の両端部は、第2レースウェイ132の下方から挿入されたネジ等の締結部材157を介して、一対の第2レースウェイ132の端部に固定されている。下部ジョイントプレート153には、吊りボルト113が挿通する挿通孔153hが形成されている。挿通孔153hの内径は、吊りボルト113の外径よりも大きく、Z方向から見て挿通孔153hと吊りボルト113との間には、隙間が形成されている。
図7及び図8(B)に示されるように、ナットプレート152は、Z方向を厚さ方向とする平板状を呈する。ナットプレート152は、Z方向から見て、X方向に長尺の形状を呈する。ナットプレート152は、吊りボルト113が螺合するネジ孔152aが形成されている。ナットプレート152は、そのネジ孔152aに吊りボルト113が螺合した状態で下部ジョイントプレート153の上面と当接している。
図7及び図8(D)に示されるように、スペーサ154は、Z方向を厚さ方向とする円環板状を呈する。スペーサ154は、下部ジョイントプレート153の下方において吊りボルト113に相通されている。図7に示されるように、締結部材159は、吊りボルト113に螺合するナット等の部材であり、スペーサ154の下方に配置されている。締結部材159を締め付けることで、スペーサ154とナットプレート152とが協働して下部ジョイントプレート153を挟み込む。これにより、吊りボルト113は下部ジョイントプレート153に支持ないし保持され、ひいては、吊りボルト113はレースウェイ130に支持ないし保持される。その結果、吊りボルト113は、レースウェイ130及びハンガー支持部材150を介して、天井Cに支持ないし保持される。
以上、搬送システムSYSでは、一対の第1方向レールR1、一対の第2方向レールR2及び交差部レールR3を、ハンガー110により連結しつつ吊り下げることができる。このようなハンガー110を利用してレールRを配置することで、簡易にレールRを敷設することが可能となる。
搬送システムSYSでは、台車100の走行車輪21及び補助車輪22がレールR上に接触し、レールRの下側で搬送容器Mを保持して搬送する。交差部レールR3と第1方向レールR1の端部との間、及び、交差部レールR3と第2方向レールR2の端部との間には、連結部材31が挿通可能な隙間Sが形成されている。このような搬送システムSYSによれば、搬送容器MをレールRの下側で保持して搬送することができる。台車100が搬送容器MをレールRの上側で保持して搬送する場合に比べ、搬送容器Mの積下ろしの際に、レールRが邪魔をして積下ろし位置が制限されるのを抑制することができる。
搬送システムSYSでは、ハンガー110は、走行車輪21及び補助車輪22の高さ以上の高さの複数の柱部111と、複数の柱部111の頂部に架け渡すように設けられた板部112と、を含む。柱部11は、第1方向レールR1及び第2方向レールR2上のそれぞれにおける走行車輪21及び補助車輪22が接触しない非走行エリアに立設される。これにより、ハンガー110は、レールRを吊り下げる機能を発揮しながら、走行車輪21及び補助車輪22の邪魔になることを抑制することが可能となる。
搬送システムSYSでは、ハンガー110は、下方から挿入された締結部材115により一対の第1方向レールR1の端部のそれぞれと締結されていると共に、下方から挿入された締結部材115により一対の第2方向レールR2の端部のそれぞれと締結されている。これにより、ハンガー110にレールRを容易に連結することができ、ハンガー110からレールRを容易に取り外すことがすることができる。
搬送システムSYSでは、レースウェイ130を備える。レースウェイ130は、レールRの上方にて当該レールRに沿って延び、格子状に配置され、天井Cに固定されている。レースウェイ130は、第1方向レールR1に対応する第1レースウェイ131と、第2方向レールR2に対応する第2レースウェイ132と、を有する。ハンガー支持部材150は、第1レースウェイ131及び第2レースウェイ132を連結すると共に、ハンガー110を支持する。このような構成では、レースウェイ130を利用して、様々な仕様の天井Cに対してもハンガー110を所望位置に取り付けることが可能となる。
追加の製造装置が後から必要になった際、製造装置の排気ダクト等を天井に接続する場合がある。その際に、搬送システムSYSでは、排気ダクト等がレールR及びレースウェイ130と干渉する場合がある。干渉する場合には、レールR及びレースウェイ130を撤去する必要がある。また、撤去するレールRとは別のレールも、一度取り外してから再度に取り付けなおさなければならない可能性が発生する。レースウェイ130を撤去するだけでは無く、長さの違うレースウェイ130を新たに準備しなければならない可能性がある。
この点、搬送システムSYSでは、第1方向レールR1及び第2方向レールR2の少なくとも何れかの撤去の際には、その上方の第1レースウェイ131及び第2レースウェイ132を取り外せば足り、撤去後の第1方向レールR1及び第2方向レールR2の配置に合わせて新たなレースウェイ130を用意する必要性を抑えることができる。
搬送システムSYSでは、ハンガー支持部材150は、上部ジョイントプレート151及び下部ジョイントプレート153を含んでいる。このような構成では、上部ジョイントプレート151及び下部ジョイントプレート153によって、一対の第1レースウェイ131及び一対の第2レースウェイ132を連結すると共にハンガー110を支持することができる。ハンガー支持部材150の強度を簡易な構成で高めることができる。ハンガー支持部材150の曲げ剛性を高めることができる。
搬送システムSYSは、レースウェイ130を備えるであってもよい。これにより、レースウェイ130を利用して、レールR以外の種々の部材も天井Cに吊り下げることができる。
搬送システムSYSでは、工場内で製造装置の配置が自由なグリッドシステムを構築することができる。搬送システムSYSでは、締結部材156及び締結部材157を外し、固定具170を外すだけで、簡単にレースウェイ130を取り外すことが可能となる。搬送システムSYSでは、下部ジョイントプレート153の挿通孔153hの内径が吊りボルト113の外径よりも大きいことから、締結部材159を緩めることにより、吊りボルト113の位置を調整することが可能となる。
なお、第1レースウェイ131断面は下方に開口するC字状であるため、締結部材156及び締結部材157を取り外した後、X方向を軸方向として第1レースウェイ131を45°回転させることで、第1レースウェイ131をY方向にスライドして外すことができる。同様に、第2レースウェイ132の断面は下方に開口するC字状であるため、締結部材156及び締結部材157を取り外した後、Y方向を軸方向として45°回転させることで、第2レースウェイ132をX方向にスライドして外すことができる。
以上、一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、第1方向レールR1、第2方向レールR2及び交差部レールR3のレイアウトは特に限定されず、様々なレイアウトを採用してもよい。上記実施形態では、中間部材としてレースウェイ130を備えたが、中間部材はレースウェイ130に限定されない。例えばレールRの上方にて当該レールRに沿って延び、格子状に配置され、天井Cに固定されていれば、その他の部材を中間部材として備えていてもよい。
上記実施形態では、2つの走行車輪21を駆動輪としているが、これに限定されない。例えば、3つまたは全ての走行車輪21が駆動輪であってもよいし、1つの走行車輪21が駆動輪であってもよい。また、駆動輪である2つの走行車輪21に対してそれぞれ駆動源35を備えることに限定されない。例えば、1つの駆動源35から2つの走行車輪21に駆動力を伝達する構成であってもよい。
10…本体部、21…走行車輪、31…連結部材、100…台車、110…ハンガー、111…柱部、112…板部、115…締結部材、130…レースウェイ(中間部材)、131…第1レースウェイ(第1中間部材)、132…第2レースウェイ(第2中間部材)、150…ハンガー支持部材、151…上部ジョイントプレート(第1板部材)、153…下部ジョイントプレート(第2板部材)、R…レール、R1…第1方向レール,R2…第2方向レール、R3…交差部レール。

Claims (6)

  1. 水平方向に沿って延び、格子状に配置されたレールと、
    前記レールを吊り下げるハンガーと、
    前記レールに沿って走行可能に設けられ、物品を搬送する台車と、を備え、
    前記レールは、
    第1方向に沿って延び、端部が前記第1方向に対向するように配置された一対の第1方向レールと、
    第1方向と交差する第2方向に沿って延び、端部が前記第2方向に対向するように配置された一対の第2方向レールと、
    一対の前記第1方向レールの端部の間で且つ一対の前記第2方向レールの端部の間に配置された交差部レールと、を有し、
    前記ハンガーは、一対の前記第1方向レールの端部のそれぞれと、一対の前記第2方向レールの端部のそれぞれと、前記交差部レールと、に連結され
    前記台車は、前記レール上に接触する走行車輪、及び前記レールの下側で物品を保持する本体部を有し、
    前記交差部レールと前記第1方向レールの端部との間、及び、前記交差部レールと前記第2方向レールの端部との間には、前記走行車輪と前記本体部とを連結する連結部材が挿通可能な隙間が形成されている、搬送システム。
  2. 前記ハンガーは、
    一対の前記第1方向レールの端部のそれぞれにおける走行車輪が接触しない非走行エリアと、一対の前記第2方向レールの端部のそれぞれにおける走行車輪が接触しない非走行エリアと、に立設され、前記走行車輪の高さ以上の高さの柱部と、
    複数の前記柱部の頂部に架け渡すように設けられた板部と、を含む、請求項に記載の搬送システム。
  3. 前記ハンガーは、下方から挿入された締結部材により一対の前記第1方向レールの端部のそれぞれと締結され、下方から挿入された締結部材により一対の前記第2方向レールの端部のそれぞれと締結されている、請求項1又は2に記載の搬送システム。
  4. 前記レールの上方にて当該レールに沿って延び、格子状に配置され、天井に固定された中間部材を備え、
    前記中間部材は、前記第1方向レールの上方にて前記第1方向レールに沿って延びる一対の第1中間部材と、前記第2方向レールの上方にて前記第2方向レールに沿って延びる一対の第2中間部材と、を有し、
    一対の前記第1中間部材の端部及び一対の前記第2中間部材の端部を連結すると共に、前記ハンガーを支持するハンガー支持部材を更に備える、請求項1~の何れか一項に記載の搬送システム。
  5. 前記ハンガー支持部材は、
    鉛直方向を厚さ方向とする平板状を呈し、一対の前記第1中間部材及び一対の前記第2中間部材のそれぞれを連結する第1板部材と、
    鉛直方向を厚さ方向とする平板状を呈し、前記第1板部材の下方に配置され、一対の前記第1中間部材及び一対の前記第2中間部材のそれぞれを連結する第2板部材と、を含む、請求項に記載の搬送システム。
  6. 前記中間部材は、レースウェイである、請求項又はに記載の搬送システム。
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