JP7035845B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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本明細書が開示する技術は、インバータとコンデンサを備えている電力変換装置に関する。
インバータとコンデンサを備えた電力変換装置が特許文献1、2に開示されている。それらの電力変換装置は、電気自動車においてバッテリの直流電力をモータ駆動に適した交流電力に変換する。コンデンサは、インバータの直流端に入力される電流の脈動を平滑化するために備えられている。インバータとコンデンサは、バスバと呼ばれる金属板の導電部材で電気的に接続されている。
特許文献1、2の電力変換装置では、インバータとコンデンサは、水平方向に隣り合うように配置されている。他方、種々の事情から、ケースを上下に分割し、アッパーケースとロアケースの夫々に電気部分を収容・固定し、電気部品をバスバで接続することが行われることがある。特許文献3にそのような装置が例示されている。
特開2017-050486号公報 特開2015-126674号公報 特開2017-121867号公報
電気自動車の走行モータ用の電力変換装置では、大電力を扱うため、コンデンサの体格が大きい。例えば、ケースの水平方向の幅と高さの比を小さくしようとすると、インバータとコンデンサは水平方向で並べることができず、縦方向に並べることになる。インバータとコンバータの一方をアッパーケースに固定し、他方をロアケースに固定すると、両者をバスバで接続する組立性が悪化する。インバータとコンデンサの両者をアッパーケースに固定する場合、例えばコンデンサは、アッパーケースに固定され、かつ、ロアケースの内部空間に配置することになる。通常では、コンデンサの上端をアッパーケースに設けられた締結座に締結することになる。しかしながらそのような構造では、コンデンサが上端での片持ち支持になり、耐振動特性がよくない。本明細書は、アッパーケースとロアケースに分割されているケースにインバータとコンデンサが収容されている電力変換装置に関し、ケースの幅と高さの比を小さくすることと、コンデンサの耐振動特性の悪化を防止することの両立を図る技術を提供する。また、本明細書は、インバータとコンデンサを接続するバスバのインダクタンスを低減する技術も提供する。
本明細書が開示する電力変換装置は、上下方向でアッパーケースとロアケースに分割されているケースと、インバータと、コンデンサを備えている。説明の便宜上、アッパーケースとロアケースの一方を第1分割ケースと称し、他方を第2分割ケースと称する。インバータは、第1分割ケースに収容・固定されている。コンデンサは、インバータと正極バスバ及び負極バスバで接続されている。第1分割ケースは、その内部空間から第2分割ケースの内部空間へと延びる締結部を備えている。コンデンサは、第2分割ケースの内部空間にて締結部に締結されている。即ち、コンデンサは、第2分割ケースの内部空間に収容されている。
説明を理解し易くするために、アッパーケースが第1分割ケースであると仮定する。ロアケースが第2分割ケースに相当する。本明細書が開示する電力変換装置では、インバータはアッパーケースの内部空間に収容され、コンデンサはロアケースの内部空間に配置される。インバータとコンデンサを水平方向に並べなくて済むので、ケースの幅と高さの比を小さくすることができる。また、バスバで接続されるインバータとコンデンサはともにアッパーケースに固定される。それゆえ、アッパーケースとロアケースを接続する前に、インバータとコンデンサを接続することができ、組立性も良い。他方、コンデンサは、ロアケースの内部空間にて締結されている。それゆえ、コンデンサは、上下方向の略中央で締結されることが可能になり、耐振動特性が悪くならない。本明細書が開示する電力変換装置は、ケースの幅と高さの比を小さくすることと、コンデンサの耐振動特性の悪化を防止することの両立を図ることができる。
正極バスバと負極バスバは、コンデンサからインバータへ向けて近接並走して延びているとよい。正極バスバと負極バスバが近接並走していると、一方のバスバに電流が流れたときに発生する誘導磁界が他方のバスバによって抑えられる。それゆえ、バスバの寄生インダクタンスが小さくなる。
インバータは、複数のパワーモジュールと複数の冷却器の積層体を含んでいる。一例のパワーモジュールは、スイッチング素子を収容しているパッケージと、パッケージから延びており正極バスバまたは負極バスバと接続されている複数の端子を備えていてよい。水平方向からみたときにパッケージとコンデンサの間には隙間が確保されている。即ち、水平方向からみたときにパッケージとコンデンサは上下方向で離れている。そのような配置によって、パワーモジュールの端子とコンデンサの間を直線的なバスバ(正極バスバと負極バスバ)で接続することができる。直線的なバスバを採用することで、バスバのインダクタンスが小さくなる。
また、複数のパワーモジュールの積層方向に直交する断面においてコンデンサは、横方向の長さが縦方向の長さよりも短く、正極バスバと負極バスバと接続される電極が、コンデンサの横方向の両側に配置されているとよい。正極バスバと負極バスバは並走することで、インダクタンスが小さくなる。コンデンサの電極の上記の配置によって、正極バスバと負極バスバが並走しない区間は、コンデンサの横方向の長さに相当する距離だけとなり、バスバのインダクタンスが小さくなる。本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
第1実施例の電力変換装置を含む電気自動車の電力系のブロック図である。 積層ユニットとバスバとコンデンサのアセンブリの斜視図である。 積層ユニットとバスバとコンデンサのアセンブリの分解斜視図である。 電力変換装置のケース内の部品レイアウトを示す断面図である(YZ平面でカット)。 電力変換装置のケース内の部品レイアウトを示す断面図である(XZ平面でカット)。 変形例の電力変換装置のケース内の部品レイアウトを示す断面図である(XZ平面でカット)。 第2実施例の電力変換装置のコンデンサと積層ユニットとバスバのアセンブリの分解斜視図である。 第2実施例の電力変換装置をYZ平面でカットした断面図である。 コンデンサと積層ユニットとバスバのアセンブリの側面図である。 第2変形例の電力変換装置のコンデンサと積層ユニットとバスバのアセンブリの側面図である。
(第1実施例)図面を参照して第1実施例の電力変換装置を説明する。実施例の電力変換装置は電気自動車に搭載され、バッテリの電力を走行用モータの駆動電力に変換するデバイスである。図1に、電力変換装置2を含む電気自動車100の電力系のブロック図を示す。電気自動車100は、2個の走行用モータ83a、83bを備えている。それゆえ、電力変換装置2は、2セットのインバータ回路13a、13bを備えている。2個のモータ83a、83bの出力は、ギアボックス85で合成されて車軸86(即ち駆動輪)へと伝達される。
電力変換装置2は、システムメインリレー82を介してバッテリ81と接続されている。電力変換装置2は、バッテリ81の電圧を昇圧する電圧コンバータ回路12と、昇圧後の直流電力を交流に変換する2セットのインバータ回路13a、13bを備えている。
電圧コンバータ回路12は、バッテリ側の端子に印加された電圧を昇圧してインバータ側の端子に出力する昇圧動作と、インバータ側の端子に印加された電圧を降圧してバッテリ側の端子に出力する降圧動作の双方を行うことが可能な双方向DC-DCコンバータである。説明の便宜上、以下では、バッテリ側(低電圧側)の端子を入力端18と称し、インバータ側(高電圧側)の端子を出力端19と称する。また、入力端18の正極と負極を夫々、入力正極端18aと入力負極端18bと称する。出力端19の正極と負極を夫々、出力正極端19aと出力負極端19bと称する。「入力端18」、「出力端19」との表記は説明の便宜を図るためのものであり、先に述べたように、電圧コンバータ回路12は双方向DC-DCコンバータであるので、出力端19から入力端18へ電力が流れる場合がある。
電圧コンバータ回路12は、2個のスイッチング素子9a、9bの直列回路、リアクトル7、フィルタコンデンサ5、各スイッチング素子に逆並列に接続されているダイオードで構成されている。リアクトル7は、一端が入力正極端18aに接続されており、他端は直列回路の中点に接続されている。フィルタコンデンサ5は、入力正極端18aと入力負極端18bの間に接続されている。入力負極端18bは、出力負極端19bと直接に接続されている。スイッチング素子9bが主に昇圧動作に関与し、スイッチング素子9aが主に降圧動作に関与する。図1の電圧コンバータ回路12はよく知られているので詳細な説明は省略する。なお、符号8aが示す破線矩形の範囲の回路が、後述するパワーモジュール8aに対応する。符号25a、25bは、パワーモジュール8aから延出している端子を示している。符号25aは、スイッチング素子9a、9bの直列回路の高電位側と導通している端子(正極端子25a)を示している。符号25bは、スイッチング素子9a、9bの直列回路の低電位側と導通している端子(負極端子25b)を表している。次に説明するように、正極端子25a、負極端子25bという表記は、他のパワーモジュールでも用いる。
インバータ回路13aは、2個のスイッチング素子の直列回路が3セット並列に接続された構成を有している。スイッチング素子9cと9d、スイッチング素子9eと9f、スイッチング素子9gと9hがそれぞれ直列回路を構成している。各スイッチング素子にはダイオードが逆並列に接続されている。3セットの直列回路の高電位側の端子(正極端子25a)が電圧コンバータ回路12の出力正極端19aに接続されており、3セットの直列回路の低電位側の端子(負極端子25b)が電圧コンバータ回路12の出力負極端19bに接続されている。3セットの直列回路の中点から3相交流(U相、V相、W相)が出力される。3セットの直列回路の夫々が、後述するパワーモジュール8b、8c、8dに対応する。
インバータ回路13bの構成はインバータ回路13aと同じであるため、図1では具体的な回路の図示を省略している。インバータ回路13bもインバータ回路13aと同様に、2個のスイッチング素子の直列回路が3セット並列に接続された構成を有している。3セットの直列回路の高電位側の端子が電圧コンバータ回路12の出力正極端19aに接続されており、3セットの直列回路の低電位側の端子が電圧コンバータ回路12の出力負極端19bに接続されている。各直列回路に対応するハードウエアをパワーモジュール8e、8f、8gと称する。
インバータ回路13a、13bの入力端に平滑コンデンサ6が並列に接続されている。平滑コンデンサ6は、別言すれば、電圧コンバータ回路12の出力端19に並列に接続されている。平滑コンデンサ6は、電圧コンバータ回路12とインバータ回路13a、13bの間を流れる電流の脈動を除去する。
スイッチング素子9a-9hは、トランジスタであり、典型的にはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)であるが、他のトランジスタ、例えば、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であってもよい。また、ここでいうスイッチング素子は、電力変換に用いられるものであり、パワー半導体素子と呼ばれることもある。パワーモジュール8e-8gに含まれているスイッチング素子も同様である。
図1において、破線8a-8gの夫々がパワーモジュールに相当する。電力変換装置2は、2個のスイッチング素子の直列回路を7セット備えている。ハードウエアとしては、直列回路を構成する2個のスイッチング素子、および各スイッチング素子に逆並列に接続されているダイオードが一つのパッケージに収容されている。以下では、パワーモジュール8a-8gのいずれか一つを区別なく示すときにはパワーモジュール8と表記する。
7個のパワーモジュール(7セットの直列回路)の高電位側の端子(正極端子25a)が平滑コンデンサ6の正極電極に接続され、低電位側の端子(負極端子25b)が平滑コンデンサ6の負極電極に接続される。図1において、符号30が示す破線内の導電経路は、複数のパワーモジュール8の正極端子25aと平滑コンデンサ6の正極電極を相互に接続するバスバ(正極バスバ)に対応する。符号40が示す破線内の導電経路は、複数の負極端子25bと平滑コンデンサ6の負極電極を相互に接続するバスバ(負極バスバ)に対応する。次に、複数のパワーモジュール8と正極バスバ30、負極バスバ40の構造について説明する。
図2に電力変換装置2の一部のハードウエアの斜視図を示す。図2は、バスバ30、40で接続された積層ユニット20とコンデンサ60のアセンブリの斜視図である。積層ユニットと20は、先に述べたパワーモジュール8(8a-8g)と複数の冷却器22を積層したデバイスである。コンデンサ60は、図1の平滑コンデンサ6に相当するコンデンサ素子を封止したデバイスである。
複数のパワーモジュール8(8a-8g)は、複数の冷却器22とともに積層ユニット20を構成している。パワーモジュール8a-8gは全て同じ形状であるので、図2と後述する図3では、代表して左端のパワーモジュールにのみ、符号8を付し、他のパワーモジュールには符号を省略した。また、図2と後述する図3では、左端の2個の冷却器にのみ、符号22を付し、他の冷却器には符号を省略した。
積層ユニット20は、図1のインバータ回路13a、13bの主要部品をほとんど含んでいる。それゆえ、積層ユニット20は、「インバータ」と換言してもよい。それゆえ、図2と図3では、積層ユニット20の符号にかっこ書きで13a、13bと付記してある。
図の座標系について説明する。図中の座標系のZ軸の正方向が、電力変換装置2の「上」に相当する。即ち、図2(及び後述する図3)は、積層ユニット20とコンデンサ60のアセンブリを斜め下からみた図である。
積層ユニット20は、複数のカードタイプの冷却器22が平行に配置されているとともに、隣り合う冷却器22の間にカードタイプのパワーモジュール8が挟まれているデバイスである。カードタイプのパワーモジュール8は、その幅広面を冷却器22に対向させて積層されている。先に述べたように、パワーモジュール8は、スイッチング素子を収容しているパッケージ108を有している。パッケージ108は樹脂で作られている。各パワーモジュール8のパッケージ108の一つの側面(下面)から3個の端子(正極端子25a、負極端子25b、中点端子25c)が延びている。図2と後述する図3では、積層ユニット20の左端に位置するパワーモジュール8の端子にのみ符号25a、25b、25cを付し、残りのパワーモジュール8には端子を示す符号を省略した。
正極端子25aと負極端子25bは、先に述べたように、パワーモジュール8に収容されている直列回路の高電位側の端子と低電位側の端子である。中点端子25cは、直列回路の中点と導通している端子である。別言すれば、3個の端子25a-25cは、いずれも、パワーモジュール8の内部でスイッチング素子と導通している。3個の端子25a-25cは、パワーモジュール8の幅広面と交差する一側面(下面)から図中のZ軸負方向(即ち下方)に延びている(図2は、積層ユニット20を斜め下から見た図であることに留意)。正極端子25aなどが設けられている一側面の反対側の面(上面)からは、複数の制御端子27が図中のZ軸正方向(即ち上方)に延びている。制御端子27は、パワーモジュール8に内蔵されているスイッチング素子のゲート電極と導通しているゲート端子、及び、パワーモジュール8に内蔵されている温度センサや電流センサと導通している信号端子などである。
図中の右端の冷却器22には、冷媒供給口28と冷媒排出口29が設けられている。隣接する冷却器22同士は、2個の連結管23で接続されている。一方の連結管23は、積層方向からみて冷媒供給口28と重なるように位置している。図2、図3では隠れて見えないが、他方の連結管は、積層方向からみて冷媒排出口29と重なるように位置している。冷媒供給口28と冷媒排出口29には、不図示の冷媒循環装置が接続される。冷媒供給口28から供給される冷媒は、一方の連結管23を通じて全ての冷却器22に分配される。冷媒は冷却器22を通る間に隣接するパワーモジュール8から熱を吸収する。熱を吸収した冷媒は、他方の連結管と冷媒排出口29を通じて積層ユニット20から排出される。各パワーモジュール8は、その両側から冷却されるので、積層ユニット20は冷却性能が高い。
各パワーモジュール8の3個の端子25a-25cはいずれも平板状である。複数のパワーモジュール8の正極端子25aは、隣接するパワーモジュール8の正極端子25aの平坦面と対向するように、積層方向に一列に並んでいる。複数のパワーモジュール8の負極端子25bも、隣接するパワーモジュール8の負極端子25bの平坦面と対向するように、積層方向に一列に並んでいる。複数のパワーモジュール8の中点端子25cも同様である。複数のパワーモジュール8の正極端子25a、負極端子25b、中点端子25cは、3列に並んでいる。
先に述べたように、コンデンサ60は、電気自動車100の走行用モータの駆動電力が流れるので体格が大きい。コンデンサ60は、積層ユニット20の冷却器22とパワーモジュール8の積層方向(図中のX方向)に長尺であり、積層ユニット20の斜め下方(図2、図3では斜め上方)に並んでいる。コンデンサ60のケースの中には、コンデンサ素子61(図3参照)が収容されている。積層ユニット20とコンデンサ60は、正極バスバ30と負極バスバ40で接続されている。なお、正極バスバ30と負極バスバ40の間には絶縁板48が挟まれている。コンデンサ60の長手方向の両端には、コンデンサ60をケースへ取り付けるためのタブ62が設けられている。
図3に、正極バスバ30と負極バスバ40と積層ユニット20とコンデンサ素子61(コンデンサ60)のアセンブリの分解斜視図を示す。図3では、コンデンサ60のケースを省略し、内部のコンデンサ素子61を描いてある。コンデンサ素子61は、図1の平滑コンデンサ6に相当する。
複数のパワーモジュール8の正極端子25aとコンデンサ素子61の正極61aが正極バスバ30で接続され、複数の負極端子25bとコンデンサ素子61の負極61bが負極バスバ40で接続される。
正極バスバ30は、板状の平板部31、複数の正極端子孔32、及び、複数の枝部33を備えている。図3では、左端の正極端子孔32と枝部33にのみ符号を付し、他の正極端子孔と枝部には符号を省略した。後に説明する負極バスバ40と絶縁板48でも同様である。
平板部31の一端に接続バスバ63の一端が接続される。接続バスバ63の他端がコンデンサ素子61の正極61aが接続される。正極バスバ30の平板部31には、複数の正極端子孔32が設けられており、各正極端子孔32の縁から枝部33が、平板部31と直交する方向に延びている。各正極端子孔32を各パワーモジュール8の正極端子25aが通り、それぞれの正極端子25aとそれぞれの枝部33が溶接にて接合される。
負極バスバ40は、板状の平板部41、複数の負極端子孔42、複数の枝部43、及び、複数の正極端子孔44を備えている。平板部41の一端が、コンデンサ素子61の負極61bに接続される。負極バスバ40の平板部41には、複数の負極端子孔42が設けられており、各負極端子孔42の縁から枝部43が、平板部41と直交する方向に延びている。各負極端子孔42を各パワーモジュール8の負極端子25bが通り、その負極端子25bと枝部43が接合される。
正極バスバ30と負極バスバ40の間に絶縁板48が挟まれている。絶縁板48は、正極バスバ30と負極バスバ40の間を絶縁する。絶縁板48には複数の貫通孔49がもうけられている。
正極バスバ30、絶縁板48、負極バスバ40を重ねると、負極バスバ40の複数の正極端子孔44の夫々と、絶縁板48の複数の貫通孔49の夫々が重なり、それらの貫通孔を、パワーモジュール8の正極端子25aと、正極バスバ30の枝部33が通過する。正極端子25aと枝部33は、負極バスバ40の正極端子孔44には触れておらず、両者は絶縁されている。
正極バスバ30の平板部31と、負極バスバ40の平板部41は、共に板状であり、相互に近接対向する。正確には、平板部31と平板部41は、絶縁板48を挟んで積層されている。正極バスバ30の平板部31と負極バスバ40の平板部41は、コンデンサ60(コンデンサ素子61)から積層ユニット20へ向けて近接並走して延びている。一方のバスバに電流が流れると、その電流に起因してバスバの周囲に磁界が発生する。磁界の大きさとバスバのインダクタンスには正の相関がある(磁界が大きいほど、インダクタンスも大きくなる)。正極バスバ30の平板部31と負極バスバ40の平板部41が対向していると、一方のバスバの磁界によって他方のバスバに渦電流が生じる。渦電流の発生は、一方のバスバの磁界を弱める。磁界が弱まるということは、インダクタンスが小さくなることを意味する。バスバの平板部31、41を近接並走させることで、バスバのインダクタンスを小さくすることができる。
図4、図5を参照して、電力変換装置2のケース内部の部品レイアウトを説明する。図4は、図中の座標系でX軸正側のケース50の側板をカットした断面図である。図5は、Y軸負側のケース50の側板をカットした断面図である。電力変換装置2のケース50は、上下方向でアッパーケース52とロアケース53に分割されている。ロアケース53は、アッパーケース52の下に位置する。アッパーケース52は上側と下側がともに開口しており、上側の開口はアッパーカバー51で塞がれる。アッパーケース52とロアケース53は、ほぼ同じ高さを有しており、ケース50の内部空間を上下にほぼ二分している。アッパーケース52とロアケース53は、ボルト57で締結される。図4、図5の矢印線CLがアッパーケース52とロアケース53の境界を示している。
アッパーケース52には、制御基板66と積層ユニット20とコンデンサ60が固定されている。ロアケース53には、リアクトル70が固定されている。リアクトル70は、図1のリアクトル7に対応する。
アッパーケース52には、その内部空間52sを上下に分割する中仕切521が設けられており、中仕切521の上側に制御基板66が固定され、その下側に積層ユニット20が固定される。制御基板66には、図1のスイッチング素子9a-9h、及び、パワーモジュール8e-8gに埋設されているスイッチング素子を制御する回路が実装されている。制御基板66には、複数のパワーモジュール8の夫々から延びる制御端子27が接続されている。積層ユニット20は、中仕切521の下側に固定されている。積層ユニット20は、中仕切521から立設する支持壁522とアッパーケース52の内壁の間に、板バネ67とともに挟まれている。板バネ67によって、複数のパワーモジュール8と複数の冷却器22は、積層方向に荷重を受けつつアッパーケース52に収容されている。積層方向の荷重によって、隣接するパワーモジュール8と冷却器22が密着し、冷却性能が向上する。
コンデンサ60は、積層ユニット20の斜め下に配置されている。コンデンサ60は、アッパーケース52の内側面から出ている突起55の下端にボルト56で締結されている。突起55は、アッパーケース52の内側面から延びており、途中で下方に屈曲している。突起55は、アッパーケース52の内部空間52sからロアケース53の内部空間53sへと延びており、その下端はロアケース53の内部空間53sの中に達している。コンデンサ60は、アッパーケース52に支持されているが、ロアケース53の内部空間53sに収容されており、ロアケース53の内部空間53sにて、アッパーケース52の突起55に締結されている。コンデンサ60の側面のタブ62がボルト56で突起55の下端に締結されている。コンデンサ60は、長手方向の両端がボルト56で突起55に締結されている。
電力変換装置2のケース50における上記した部品レイアウトの利点について説明する。上記したように、コンデンサ60は、アッパーケース52の突起55に締結されているが、ロアケース53に収容されている。積層ユニット20は、アッパーケース52に収容されている。体格の大きい積層ユニット20とコンデンサ60を、アッパーケース52とロアケース53に別々に収容しているので、ケース50の高さと幅(Y軸方向の長さ)の比を小さくすることができる。
また、コンデンサ60は、ロアケース53の内部空間53sにて突起55の下端にボルト56で締結されている。ケース50は、図4に示されているように、高さと幅(ケース50のY方向の長さ)の比が1に近い。それゆえ、積層ユニット20とコンデンサ60を水平方向に並べて配置することができない。また、積層ユニット20とコンデンサ60は、正極バスバ30と負極バスバ40で接続されているため、積層ユニット20をアッパーケース52に固定しコンデンサ60をロアケース53に固定すると組立効率が悪くなる。積層ユニット20とコンデンサ60は、共にアッパーケース52に固定するか、共にロアケース53に固定することが望ましい。仮にコンデンサ60をその上端でアッパーケース52に固定すると、コンデンサ60は上端を片持ち支持されることになる。そうすると、片持ちの支持箇所からコンデンサ60の重心Gまでの距離が長くなる。電力変換装置2は車両に搭載されるため、走行中に強い振動を受ける。コンデンサ60の締結箇所(片持ち支持の締結箇所)から重心Gまでの距離が長いと、図中のY方向の振動に対してコンデンサ60の耐振動特性がよくない。
第1実施例の電力変換装置2においては、コンデンサ60のタブ62は、上下方向でコンデンサ60のほぼ中央に位置している。コンデンサ60の締結箇所(タブ62)は、上下方向でコンデンサ60の重心Gに近い。図4の長さdHが、重心Gと締結箇所(タブ62)の高さ方向の距離を示している。距離dHは、コンデンサ60の重心Gから上端までの距離よりもはるかに短い。それゆえ、実施例の電力変換装置2では、図中のY方向の振動に対してコンデンサ60の耐振動特性が良い。
なお、パワーモジュール8のパッケージ108とコンデンサ60の間には隙間dLが確保されている。別言すれば、パッケージ108とコンデンサ60は、図中のXY平面の方向(即ち水平方向)からみたときに、隙間dLを挟んで上下に離れて配置されている。それゆえ、パワーモジュール8の正極端子25aとコンデンサ60の間で正極バスバ30は直線状となることができる。同様に負極端子25bとコンデンサ60の間で負極バスバ40は直線状となることができる。パワーモジュール8とコンデンサ60の間でバスバ(正極バスバ30、負極バスバ40)が直線的になることも、バスバの寄生インダクタンスを抑制することに貢献する。
(変形例)図6に変形例の電力変換装置2aの断面図を示す。図6は、図5に対応する断面図であり、ケース50aの図中のY軸負側の側板をカットした断面図である。なお、図6は、ロアケースを外した図であり、コンデンサ60もアッパーケース52aから外した状態を示している。
アッパーケース52aの内側には、下端がアッパーケース52aの内部空間52sに位置する突起55aが設けられている。コンデンサ60は、スペーサ58を挟んでボルト56で突起55aに締結される。スペーサ58は円筒であり、その内部をボルト56が通る。スペーサ58の下端がコンデンサ60の締結箇所となり、図6に仮想線VLで示すように、締結箇所は、アッパーケース52aの内部空間52sよりも下方に位置する。即ち、この変形例の場合も、コンデンサ60は、ロアケースの内部空間に収容されるとともに、ロアケースの内部空間にてスペーサ58を介してアッパーケース52aから延びる突起55aに固定される。変形例の電力変換装置2aにおける部品配置も、先に説明した電力変換装置2の部品配置と同じ効果を奏する。
(第2実施例)図7-図9を参照して第2実施例の電力変換装置2bを説明する。第2実施例の電力変換装置2bは、正極バスバ130と負極バスバ140の形状と、コンデンサ素子161(コンデンサ160)の構造が第1実施例の電力変換装置2と異なる。その他の構造は第1実施例の電力変換装置2と同じであるので説明は省略する。
図7は、電力変換装置2bのバスバとコンデンサ素子161と積層ユニット20の分解斜視図である。積層ユニット20は図3のものと同一である。コンデンサ素子161は、図中のX方向からみたときに横方向の長さWが縦方向の長さLよりも短い。別言すれば、コンデンサ素子161は、パワーモジュール8の積層方向(図中のX方向)と交差する断面における横方向の長さWが縦方向の長さLよりも短い。この点は、第1実施例の電力変換装置2のコンデンサ素子61と同じである。ただし、コンデンサ素子161は、電極161a、161bが、コンデンサ素子161の横方向を向く側面に配置されている。なお、第1実施例におけるコンデンサ素子61は、電極61a、61bが、コンデンサ素子61の上面と下面に配置されている。コンデンサ素子161の正極161aに、正極バスバ130の電極接合部35が接合されており、負極161bに負極バスバ140の電極接合部45が接合されている。
図9に、第2実施例の電力変換装置2bのコンデンサ160と積層ユニット20とバスバのアセンブリの側面図を示す。図9では、コンデンサ160のケースは仮想線で示してあり、コンデンサ160の内部構造は断面を示してある。
パワーモジュール8のパッケージ108とコンデンサ160の間には隙間dLが確保されている。即ち、別言すれば、パッケージ108とコンデンサ160は、図中のXY平面の方向(即ち水平方向)からみたときに、隙間dLを挟んで上下に離れて配置されている。第1実施例の電力変換装置2と同様に、パワーモジュール8の正極端子25aとコンデンサ160の間で正極バスバ130は直線状となることができる。負極端子25bとコンデンサ160の間で負極バスバ140も直線状となることができる。そして、端子25a、25bとコンデンサ160の間で正極バスバ130と負極バスバ140は近接並走している。この近接並走により、バスバのインダクタンスが小さくなる。
コンデンサ素子161の電極161a、161bは、コンデンサ素子161の横方向を向く側面に配置されている。先に述べたように正極バスバと負極バスバは、近接並走しているとインダクタンスが小さくなる。図9に示すように、第2実施例の電力変換装置2bの場合、正極バスバ130と負極バスバ140は、電極接合部35、45を除くと、コンデンサ素子161の上側でのみ並走していない。即ち、バスバ130、140は、距離Wの非並走区間を有している。
図10に変形例の電力変換装置のアセンブリの側面図を示す。図10の変形例の場合、コンデンサ素子261は、上側と下側に電極261a、261bを有している。この場合、正極バスバ230と負極バスバ140は、電極接合部を除くと、コンデンサ素子261の側方に非並走区間を有する。即ち、図10の変形例の場合、距離Lの非並走区間を有している。一方、図9に示した電力変換装置2bでは、コンデンサ素子161、261は、横方向の長さWが縦方向の長さLよりも短い。従って、図9の構造、即ち、電極161a、161bが上側と下側に配置されているコンデンサ素子161を採用することで、バスバの非並走区間を短くすることができる。この点も、バスバのインダクタンスを小さくすることに貢献する。
電力変換装置2、2a、2bのその他の特徴について説明する。図4、図5に示すように、アッパーケース52とロアケース53は、ボルト57で固定されている。ボルト57は、下側から取り付けられる。この特徴は、ケース全体の体積を大きくすることなく、アッパーケース52の基板66を収容する空間の体積を大きくすることに寄与する。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。図1で示したように、インバータ回路13a、13bを構成する主要部品は積層ユニット20に収容されている。それゆえ、積層ユニット20を「インバータ」と呼ぶこことができる。ケース50のアッパーケース52は、バスバ30、40で接続されているインバータ13a、13b(積層ユニット20)とコンデンサ60を固定している。インバータ13a、13b(積層ユニット20)はアッパーケース52に収容されており、コンデンサ60はロアケース53に収容されている。コンデンサ60は、アッパーケース52から延びており、ロアケース53の内部空間53sに達している突起55の下端に締結されている。
実施例の電力変換装置2は、上下方向でアッパーケース52とロアケース53に分割されているケース50を備えている。積層ユニット20とコンデンサ60は、アッパーケース52に固定されている。コンデンサ60はアッパーケース52の内部空間52sからロアケース53の内部空間53sへと延びる突起55の下端にボルト56で固定されている。コンデンサ60は、アッパーケース52に締結されているが、ロアケース53の内部空間53sに収容されている。コンデンサ60は、ロアケース53の内部空間53sにて、上下方向のほぼ中心(タブ62)で締結されている。それゆえ、横方向の振動に対して耐振動性が良い。
仮に、図4、図5のケース50(図6のケース50a)の上下を逆にしても、コンデンサ60の耐振動特性について同じ効果が得られる。図4、図5のケース50の上下を逆にすると、アッパーケース52がロアケースに相当し、ロアケース53がアッパーケースに相当することになる。従って、実施例の技術は、次のように表現することができる。電力変換装置は、アッパーケースとロアケースに分割されているケースを備えている。アッパーケースとロアケースの一方を第1分割ケースと称し、他方を第2分割ケースと称する。積層ユニット20とコンデンサ60は、正極バスバ30と負極バスバ40で接続されており、共に第1分割ケースに固定されている。積層ユニット20は、第1分割ケースの内部空間に収容されており、コンデンサ60は、第2分割ケースに収容されている。コンデンサ60は、第2ケースの内部空間にて、第1ケースの内部空間から延びる突起55に締結される。
実施例の電力変換装置2(2b)では、積層ユニット20がコンデンサ60(160)の上側に配置されており、パッケージ108とコンデンサ60(160)は、隙間dLを隔てて離れている。そして、パワーモジュール8とコンデンサ60(160)の間で正極バスバ30(130)と負極バスバ40(140)が直線的に並走している。この特徴が、バスバのインダクタンスを小さくすることに貢献する。積層ユニットがコンデンサの下側に配置されており、パッケージ108とコンデンサが隙間dLを隔てて離れていても、同じ効果が得られる。隙間dLは、小さい距離であればよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2、2a、2b:電力変換装置
5:フィルタコンデンサ
6:平滑コンデンサ
7、70:リアクトル
8、8a-8g:パワーモジュール
9a-9h:スイッチング素子
12:電圧コンバータ回路
13a、13b:インバータ回路(インバータ)
20:積層ユニット(インバータ)
22:冷却器
23:連結管
27:制御端子
30、130:正極バスバ
31、41:平板部
32、44:正極端子孔
33、43:枝部
40、140:負極バスバ
42:負極端子孔
48:絶縁板
49:貫通孔
50、50a:ケース
51:アッパーカバー
52、52a:アッパーケース
52s、53s:内部空間
53:ロアケース
55、55a:突起
56、57:ボルト
58:スペーサ
60、160:コンデンサ
62:タブ
66:制御基板
67:板バネ
100:電気自動車

Claims (4)

  1. アッパーケースとロアケースに分割されているケースと、
    前記アッパーケースと前記ロアケースの一方である第1分割ケースに収容されているとともに当該第1分割ケースに固定されているインバータと、
    前記インバータと正極バスバ及び負極バスバで接続されており、前記アッパーケースと前記ロアケースの他方である第2分割ケースの内部空間に配置されているコンデンサと、
    を備えており、
    前記第1分割ケースは、その内部空間から前記第2分割ケースの内部空間へ延びている締結部を備えており、
    前記コンデンサは、前記第2分割ケースの内部空間にて前記締結部に締結されている、電力変換装置。
  2. 前記正極バスバと前記負極バスバが前記コンデンサから前記インバータへ向けて近接並走して延びている、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記インバータは、複数のパワーモジュールと複数の冷却器の積層体を含んでおり、
    夫々の前記パワーモジュールは、スイッチング素子を収容しているパッケージと、前記パッケージから延びており前記正極バスバまたは前記負極バスバと接続されている複数の端子を備えており、
    水平方向からみたときに前記パッケージと前記コンデンサの間には隙間が確保されている、請求項1又は2に記載の電力変換装置。
  4. 前記複数のパワーモジュールの積層方向に直交する断面において前記コンデンサは、横方向の長さが縦方向の長さよりも短く、前記正極バスバ及び前記負極バスバと接続される電極が、前記コンデンサの横方向を向く側面に配置されている、請求項に記載の電力変換装置。
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