JP7035409B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、液滴を吐出する複数のノズルを有する記録ヘッドと被記録媒体を相対移動させるとともに、複数のノズルから吐出した液滴を被記録媒体上に付着させることにより、被記録媒体上に描画を行うための画像データを作成する画像処理装置であって、複数のノズルの配列形態と相対移動の方向から規定される被記録媒体上への液滴の着弾順を含む着弾干渉誘発要因に対応した複数種の着弾干渉パターンと各ノズルとの対応関係を示す対応情報に基づいて、着弾干渉パターンの違いに対応した不吐出補正用の補正係数が定められ、当該着弾干渉パターン別の不吐出補正用の補正係数を記憶しておく補正係数記憶手段と、複数のノズルのうち描画に使用できない不吐出ノズルの位置を示す不吐出ノズル位置情報を取得する不吐出ノズル位置情報取得手段と、不吐出ノズル位置情報を基に不吐出補正用の補正係数を参照し、該当する補正係数を用いて入力画像データに補正演算を行うことにより、不吐出ノズル以外の他のノズルによって不吐出ノズルの出力を補償するように修正された画像データを生成する補正処理手段と、を含むことを特徴とする画像処理装置が開示されている。特許文献1に係る画像処理装置では、着弾干渉を考慮した不吐出補正を行っているが、不吐出補正用の濃度補正係数を変えて着弾干渉パターンの違いに対応しようとするものである。
特開2011-201121号公報
本発明は、不吐ノズルに隣接するノズルの滴量を多くして記録媒体上の不吐領域を補正する場合において、不吐ノズルに隣接する補正ノズルと、補正ノズルに隣接する正常ノズルの吐出順序により補正の態様が変化することを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、二次元状に配置された複数のノズルの各々から記録媒体に液滴を吐出する吐出部と、不吐出ノズルにより前記記録媒体に不吐領域が生じた場合に、前記不吐領域に隣接する位置に吐出するノズルの滴量を吐出予定の滴量よりも多くして補正滴とし、かつ前記補正滴の着弾位置を着弾予定の位置から前記記録媒体の搬送方向にずらすように前記吐出部を制御する制御部と、を含み、前記制御部は、前記補正滴の着弾位置と着弾予定の位置との前記搬送方向の距離を、前記着弾予定の位置の用紙搬送方向の間隔の整数倍から前記間隔の1/2を減じた長さとするように前記吐出部を制御するものである。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記整数倍が1倍であるものである。
また、請求項に記載の発明は、二次元状に配置された複数のノズルの各々から記録媒体に液滴を吐出する吐出部と、不吐出ノズルにより前記記録媒体に不吐領域が生じた場合に、前記不吐領域に隣接する位置に吐出するノズルの滴量を吐出予定の滴量よりも多くして補正滴とし、かつ前記補正滴の着弾位置を着弾予定の位置から前記記録媒体の搬送方向にずらすように前記吐出部を制御する制御部と、を含み、前記制御部は、前記補正滴の着弾位置と前記補正滴を吐出するノズルに隣接する正常ノズルから吐出される液滴の着弾位置との距離が、前記補正滴の着弾予定の位置と前記正常ノズルから吐出される液滴の着弾位置との距離よりも大きくなるように前記吐出部を制御するものである。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記制御部は、着弾した前記補正滴の重心位置と着弾した前記正常ノズルから吐出された液滴の重心位置との第1の距離が、着弾した場合の前記補正滴の着弾予定の液滴の重心位置と着弾した前記正常ノズルから吐出された液滴の重心位置との第2の距離よりも大きくなるように前記吐出部を制御するものである。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記制御部は、前記搬送方向において隣接する前記正常ノズルから吐出された液滴の前記第1の距離が等しくなるように前記吐出部を制御するものである。
また、請求項に記載の発明は、請求項から請求項のいずれか1項に記載の発明において、前記制御部は、着弾した場合の前記補正滴の着弾予定の液滴の重心位置と着弾した前記補正滴の重心位置との距離が、前記着弾予定の位置の用紙搬送方向の間隔の整数倍から前記間隔の1/2を減じた長さとするように前記吐出部を制御するものである。
また、請求項に記載の発明は、二次元状に配置された複数のノズルの各々から記録媒体に液滴を吐出する吐出部と、不吐出ノズルにより前記記録媒体に不吐領域が生じた場合に、前記不吐領域に隣接する位置に吐出するノズルの滴量を吐出予定の滴量よりも多くして補正滴とし、かつ前記補正滴の着弾位置を着弾予定の位置から前記記録媒体の搬送方向にずらすように前記吐出部を制御する制御部と、を含み、前記制御部は、前記補正滴がノズルから吐出される際の速度を変えて前記補正滴の着弾位置が前記着弾予定の位置から前記記録媒体の搬送方向にずれるように前記吐出部を制御するものである。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記制御部は、前記補正滴の吐出に際し前記吐出部に印加される駆動信号の振幅を変えて前記速度を変えるものである。
請求項1、および請求項に記載の発明によれば、不吐ノズルに隣接するノズルの滴量を多くして記録媒体上の不吐領域を補正する場合において、不吐ノズルに隣接する補正ノズルと、補正ノズルに隣接する正常ノズルの吐出順序により補正の態様が変化することが抑制される、という効果が得られる。
また、補正滴の着弾位置と着弾予定の位置との搬送方向の距離を、着弾予定の位置の用紙搬送方向の間隔の整数倍から間隔の1/2を減じた長さ以外の長さとするように吐出部を制御する場合と比較して、補正の効果がより顕著に奏される、という効果が得られる。
請求項に記載の発明によれば、整数倍を2倍以上とする場合と比較して、記録媒体に形成される画像の品質が向上する、という効果が得られる。
請求項に記載の発明によれば、補正滴の着弾位置と補正滴を吐出するノズルに隣接する正常ノズルから吐出される液滴の着弾位置との距離が、補正滴の着弾予定の位置と正常ノズルから吐出される液滴の着弾位置との距離よりも大きくなるように吐出部を制御する場合と比較して、補正滴の位置の設定が行いやすい、という効果が得られる。
請求項に記載の発明によれば、搬送方向において隣接する正常ノズルから吐出された液滴の第1の距離が異なるように吐出部を制御する場合と比較して、補正の効果がより顕著に奏される、という効果が得られる。
請求項に記載の発明によれば、着弾した場合の補正滴の着弾予定の液滴の重心位置と着弾した補正滴の重心位置との距離が、着弾予定の位置の用紙搬送方向の間隔の整数倍から間隔の1/2を減じた長さ以外の長さとするように吐出部を制御する場合と比較して、補正の効果がより顕著に奏される、という効果が得られる。
請求項に記載の発明によれば、補正滴がノズルから吐出される際の吐出タイミングを変えて補正滴の着弾位置が着弾予定の位置から記録媒体の搬送方向にずれるように吐出部を制御する場合と比較して、補正滴の着弾位置が着弾予定の位置から記録媒体の搬送方向により容易にずらされる、という効果が得られる。
請求項に記載の発明によれば、補正滴の吐出に際し吐出部に印加される駆動信号の振幅以外を変えて速度を変える場合と比較して、より簡易に吐出速度が変えられる、という効果が得られる。
(a)は実施の形態に係る画像形成装置の構成の一例を示す図、(b)はインクジェットヘッドにおけるノズルの配置の一例を示す図である。 (a)は従来技術に係る不吐補正における液滴の着弾状態を示す図、(b)は本実施の形態において補正滴を後打ちした場合の液滴の着弾状態を示す図、(c)は本実施の形態において補正滴を先打ちした場合の液滴の着弾状態を示す図、(d)は実施の形態に係る不吐補正の効果を説明する図である。 (a)は従来技術に係る不吐補正を示す図、(b)は補正滴の位置を用紙搬送方向前方(負方向)にずらす場合のずれ量を説明する図、(c)は補正滴の位置を用紙搬送方向後方(正方向)にずらす場合のずれ量を説明する図である。 (a)から(d)は、滴速、解像度、用紙搬送速度を変えた場合のずれ量と滴速変動率との関係を示すグラフである。 (a)は通常滴の駆動波形、(b)は補正滴の駆動波形、(c)は滴速を遅くする場合の駆動波形、(d)は滴速を速くする場合の駆動波形、(e)は吐出タイミングを遅延させる場合の駆動波形を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1(a)は、本実施の形態に係る画像形成装置10の構成の一例を示している。図1(a)に示すように、画像形成装置10は、ヘッドユニット26、制御部20、給紙ロール22、および巻取ロール24を備えている。画像形成装置10は、記録媒体としての連帳紙(ロール紙)Pの表面に、必要に応じ加えて裏面に画像を形成する機能を備えている。なお、本実施の形態では記録媒体の一例として、連帳紙を例示して説明するが、これに限られず、例えばカット紙等であってもよい。
ヘッドユニット26は、連帳紙Pにインク滴(液滴の一例)を吐出してK(ブラック)色の画像を形成するインクジェットヘッド12Kと、C(シアン)色の画像を形成するインクジェットヘッド12Cと、M(マゼンタ)色の画像を形成するインクジェットヘッド12Mと、Y(イエロー)色の画像を形成するインクジェットヘッド12Yとを備えている。そして、インクジェットヘッド12Kと、インクジェットヘッド12Cと、インクジェットヘッド12Mと、インクジェットヘッド12Yとは、この順番で連帳紙Pの搬送方向(用紙搬送方向)Dpに沿って上流側から下流側に連帳紙Pと対向するように配列されている。
なお、本実施の形態において、インクジェットヘッド12Kと、インクジェットヘッド12Cと、インクジェットヘッド12Mと、インクジェットヘッド12Yと、の並ぶ順番は一例であって、図1(a)の順番に限定されることはない。また、以後の説明では、K、C、M、Yを区別しない場合には、符号に付しているK、C、M、Yを省略する。
インクジェットヘッド12の各々は、X軸方向に配列された、液滴の吐出口である複数のノズル30を備えている。図1(b)は、ノズル30の配置の一例を示している。図1(b)では2つのノズル列が千鳥状に配置された形態を例示しているが、ノズル列の数、配置の形態とも図1(b)の例に限られない。液滴を吐出させる駆動機構については圧電素子を用いる圧電方式、気泡を用いるサーマル方式等特に限定されず適用されるが、本実施の形態は圧電方式を採用している。インクジェットヘッド12の各々は図示しないヘッド駆動部を含み、該ヘッド駆動部から各圧電素子に駆動信号が供給される。
給紙ロール22は、ヘッドユニット26に連帳紙Pを供給する部位であり、当該ロールに連帳紙Pが巻き付けられている。給紙ロール22は、図示しないフレーム部材に回転可能に支持されている。
巻取ロール24は、当該ロールに画像が形成された連帳紙Pを巻き取る部位である。巻取ロール24が図示しないモータから回転力を受けて回転することで、連帳紙Pが用紙搬送方向Dpに沿って搬送されるようになっている。
制御部20は、画像形成装置10の各部を統括、制御する。また、制御部20は、インクジェットヘッド12による不吐補正処理(後述)を実行する機能を有する。本実施の形態に係る制御部20は、一例として、画像形成装置10の各種プログラムを実行する図示しないCPU(Central Processing Unit)、各種プログラムが格納されたROM(Read Only Memory)、各種プログラムの実行時における展開領域となるRAM(Random Access Memory)等によって構成されている。
ところで、図1(b)に示す複数のノズル30の中には異物による詰まり等の原因により、液滴を吐出できなくなったノズル(以下、「不吐ノズル」)が発生する可能性がある。不吐ノズルが発生すると、連帳紙P上の不吐ノズルに対応する領域に液滴が吐出されなくなるので、インクジェットヘッド12で形成された画像にすじが発生する場合がある。
このようなすじの発生は形成された画像の品質劣化をもたらすので、すじを目立たなくする補正処理(以下、「不吐補正」)が行われる場合がある。不吐補正の一方法として、不吐ノズルに隣接するノズルの濃度をあげる(液滴の吐出量を多くする)方法が知られている。以下、不吐補正に用いられるノズルを「補正ノズル」という。
一方、ノズルから吐出され記録媒体上に、時間を前後して着弾した複数の液滴について、着弾干渉とよばれる現象が知られている。着弾干渉とは、先に着弾した液滴に一部が重なって後から着弾した液滴が先に着弾した液滴の側に移動する現象をいう。これは、先に着弾した液滴に対し後から着弾した液滴の方が乾燥の程度が低く、流動性が高いためである。上記の不吐補正においても、この着弾干渉を考慮する必要がある場合がある。すなわち、補正ノズルに対して不吐ノズルとは反対側に隣接するノズル(以下、「隣接正常ノズル」)から吐出される液滴と補正ノズルから吐出される液滴とが着弾干渉する可能性である。これは、図1(b)に示すインクジェットヘッド12から用紙搬送方向Dpに直交(交差)する方向(X軸方向)配列させて液滴を吐出させる場合において、隣接するノズル同士から時間を前後させて吐出される場合があるからである。
図2を参照し、上記現象についてより詳細に説明する。図2(a)は、不吐ノズルに対し従来技術に係る不吐補正を行った場合の、連帳紙P上の各液滴の着弾状態を示している。図2(a)において符号「In」は隣接正常ノズルから吐出される液滴(以下「隣接正常滴」)を、符号「Ic」は補正ノズルから吐出される液滴(以下「補正滴Ic」)を各々示している。また、符号「D」は不吐ノズルに対応する液滴の欠損領域(不吐領域)を示している。図2(a)に示すように、従来技術に係る不吐補正では、不吐ノズルの両側の補正ノズルから、隣接正常滴Inよりも濃度の高い補正滴Icが欠損領域Dの両側に打滴される。
図2(b)は、隣接正常滴Inに対し補正滴Icが後から打滴される場合(以下、「後打ち」という場合がある)の着弾干渉を示している。すなわち、図2(b)<2>に示すように、後打ちの場合は補正滴Icが隣接正常滴Inの側(欠損領域Dに対し外側)に移動する。この場合不吐補正の効果が低減し、図2(b)<1>に示すように欠損部分Dが広がるので、当該部分が白すじWsとなって見える。
一方、図2(c)は、隣接正常滴Inに対し補正滴Icが先に打滴される場合(以下、「先打ち」という場合がある)の着弾干渉を示している。すなわち、図2(c)<2>に示すように、先打ちの場合は隣接正常滴Inが補正滴Icの側(欠損領域Dに対し内側)に移動する。この場合不吐補正の効果が想定より大きくなり、図2(c)<1>に示すように補正滴Icと隣接正常滴Inとの重なる部分の濃度が高くなるので、当該部分が黒すじBsとなって見える。
これに対し、本実施の形態では、隣接正常滴Inの着弾位置に対し、補正滴Icの着弾位置を本来の着弾位置から用紙搬送方向Dpにずらしている。すなわち、本来図2(a)に示すようにX軸方向に並ぶべき補正滴Icと隣接正常滴Inとの位置関係を、図2(d)に示すように用紙搬送方向Dpにずらして着弾させる。本実施の形態において、補正滴Icと隣接正常滴Inとを用紙搬送方向Dpにずらす場合のずらし量(以下、「ずれ量Δd」)に制限はないが、図2(d)ではインクジェットヘッド12により正常に吐出され、着弾した場合の打滴の間隔(ピッチ)に換算して0.5ピッチとしている。
図2(d)<2>は、補正滴Icと隣接正常滴Inの位置関係を拡大して示した図である。図2(d)<2>に示すように、用紙搬送方向Dpにおいて、補正滴Icは隣接正常滴In1とIn2との間に位置する。換言すると、隣接正常滴In1、In2の重心を各々G1、G2、補正滴の重心をG3とすると、重心G1、G2、G3を頂点とする三角形が形作られている。補正滴Icは隣接正常滴In1とIn2との中央に位置するのが好ましいが、この場合重心G1、G2、G3を頂点とする二等辺三角形が形作られる。以上の本実施の形態に係る不吐補正について換言すると、補正滴の重心と隣接正常滴との重心との距離を、正常に打滴される場合よりも長くしているともいえる。
補正滴Icと隣接正常滴Inとを図2(d)に示すように配置すると、補正滴Icと隣接正常滴Inとの距離が長くなるので、補正滴Icと隣接正常滴Inとが接触する量(重なる量)が低減する。従って、着弾干渉も低減するので、補正滴Icのよる補正の効果が増大し、その結果図2(b)<1>に示す白すじWs、あるいは図2(c)<1>に示す黒すじBsが目立たなくなる。
次に図3を参照して、ずれ量Δdについてより詳細に説明する。上述したように、本実施の形態ではずれ量Δdを0.5ピッチとしている。ここで、ずれ量Δdの方向として本来の着弾位置から遅れる方向(図2(d)に示す-Y方向)を正とする。すなわち、本実施の形態では、補正滴Icの着弾位置を用紙搬送方向Dpに+0.5ピッチずらしている。
図3(a)は図2(a)と同じ図であり、従来技術に係る不吐補正における補正滴Icと隣接正常滴Inの打滴状態を示している。
これに対し、図3(b)は、補正滴Icを負方向(+Y方向)にずらす場合の隣接正常滴Inとの配置関係を示している。図3(b)では、ずれ量Δdを、-2.5ピッチ、-1.5ピッチ、-0.5ピッチとした場合を例示している。一方、図3(c)は、補正滴Icを正方向(-Y方向)にずらす場合の隣接正常滴Inとの配置関係を示している。図3(c)では、ずれ量Δdを、+0.5ピッチ、+1.5ピッチ、+2.5ピッチとした場合を例示している。
図3(b)、(c)に示すいずれの配置においても、補正滴Icと隣接正常滴Inの配置関係は図2(d)<2>に示す位置関係となるので、本実施の形態に係るずれ量Δdは、一般形として(式1)のように表すことができる。
Δd(ピッチ)=n-0.5 ・・・ (式1)
ただし、n=・・・、-2、-1、0、+1、+2、・・・(0を含む正負の整数)である。
(式1)においてnを大きくしてずれ量Δdを大きくすると、着弾時間差が大きくなり、着弾干渉が小さくなる効果がある。しかしながら、ずれ量Δdを大きくすると連帳紙Pに実際に形成される画像と本来形成すべき画像との相違が大きくなる(画像の品質が低下する)ので、この観点からはずれ量Δdは小さいほうがよい。以上から、ずれ量Δdは、-0.5ピッチまたは+0.5ピッチとする(すなわち、(式1)でn=0または1とする)のがよい。
ここで、後述するように、本実施の形態では補正滴Icの着弾位置を用紙搬送方向Dpにずらす方法として、ノズル30から吐出される液滴の速度(以下、「滴速ve」)を調整する方法等を採用している。そこで、滴速veとずれ量Δdとの関係について検討した結果について以下に説明する。
図4(a)から(d)は、すれ量Δdに影響するパラメータとして、滴速ve(m/s:メートル毎秒)、解像度gr(dpi:dots per inch)、用紙搬送速度vp(m/min:メートル毎分)を変えた場合の、ずれ量Δdと滴速veの変動率(滴速変動率)との関係をシミュレーションした結果を示している。各グラフにおける、上記各パラメータの値は以下のようになっている。
図4(a):ve=6.0m/s、gr=1200dpi、vp=100m/min
図4(b):ve=10.0m/s、gr=1200dpi、vp=100m/min
図4(c):ve=6.0m/s、gr=600dpi、vp=100m/min
図4(d):ve=6.0m/s、gr=1200dpi、vp=40m/min
なお、図4においては、ノズル30と連帳紙Pの表面との距離(Throw Distance:T.D.)を1mmとしている
ここで、ずれ量Δdの絶対値を大きくするためには、滴速veの変動も大きくする必要がある。しかしながら、一定限度以上に滴速veを大きくすると種々弊害を生ずる場合がある。例えば滴速veを速くすると、ノズルにおいてサテライトと呼ばれる現象が発生することが知られている。サテライトとは、ノズルから射出された液滴の主滴から分離してでるチリのような小液滴のことをいう。サテライトが発生するとインクジェットヘッド12で形成される画像の品質が低下する。また、滴速veが小さくても大きくてもノズルにおける液滴の吐出が不安定になる。そのため、ずれ量Δdを変える場合であっても、滴速veの標準値からの変動量は±10%以内とするのがよい。そこで、図4(a)から(d)の各図では滴速変動率が±10%となる位置を点線で示している。
図4(a)は、画像形成装置10における標準的なパラメータ値の場合のずれ量Δdと滴速変動率との関係を示している。この場合、滴速変動率±10%で読み取った限界的なずれ量Δdは約±1.5ピッチである。図4(b)は滴速を6.0m/sから10.0m/sへと速くした場合の例であり、この場合の限界的なすれ量Δdは約±0.5ピッチである。図4(c)は解像度grを1200dpiから600dpiに落とした場合の例であり、この場合の限界的なすれ量Δdは約±0.5ピッチである。図4(d)は用紙搬送速度vpを100m/minから40m/minに落とした場合の例であり、この場合の限界的なすれ量Δdは約±0.5ピッチである。以上の結果から、画像形成装置10による画像形成条件のばらつきを考慮して、補正滴Icと隣接正常滴Inとをずらす場合のずらし量であるずれ量Δdは、±0.5ピッチ程度とするのが好ましい。
次に、図5を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置10において、補正滴Icをずれ量Δdだけ用紙搬送方向Dpにずらす具体的な方法について説明する。図5(a)から(e)の各々は、液滴を吐出させるために圧電素子の駆動する場合の駆動波形を示している。
図5(a)は、隣接正常滴In等の標準的な液滴(以下、「標準滴」)の量(以下、「滴量」)の液滴を吐出させる場合の駆動波形を示している。本実施の形態に係るインクジェットヘッド12では、一例として基準電圧V0を基準として予め定められた時間幅だけロウレベルとされたパルスによって液滴を吐出させている。
これに対し図5(b)は、標準滴より滴量の多い補正滴Icを吐出させるための駆動波形を示している。図5(b)に示す波形は、補正滴Icの打滴位置を用紙搬送方向Dpにずらさない場合の波形である。図5(b)に示す波形における時刻ごとの動作は以下のようになっている。なお、図5(a)では、時刻0で波形が基準電圧V0から下がり始めている。
(1)時刻0から時刻t1・・・圧電素子に隣接する圧力発生室(図示省略)を静定状態から膨張させるように圧電素子を変形させる。
(2)時刻t1から時刻t2・・・圧電素子の変形により膨張した圧力発生室の膨張状態を保持する。
(3)時刻t2から時刻t3・・・圧力発生室を収縮させるように圧電素子を変形させる。
(4)時刻t3から時刻t4・・・圧電素子の変形により収縮した圧力発生室の収縮状態を保持する。このときの駆動波形の電圧は、基準電圧V0よりVrだけ高い電圧とされている。
(5)時刻t4から時刻t5・・・圧力発生室を膨張させて圧力発生室内の圧力を元の静定状態に戻すように圧電素子を変形させる。
図5(b)に示すように、補正滴Icの駆動波形の振幅(ピーツウピーク)はV1、時間幅(時間幅)はT1(=t5-0=t5)とされている。
本例では、一例として、補正滴Icの駆動波形の時間幅は、標準滴の駆動波形の時間幅と等しくされている。また、標準滴の駆動波形は、補正滴Icの駆動波形と比較して、収縮状態を維持するために基準電圧V0より高い電圧を設定する区間(図5(b)の時刻t3から時刻t4)を設けていない(あるいは、基準電圧V0に極めて近い値に設定する)点である。
図5(c)から(e)は、補正滴Icの打滴位置を変える場合の駆動波形の例であり、図5(b)に示す波形を基準として、振幅あるいは吐出タイミングを変えている。
図5(c)は、補正滴Icの打滴位置を、用紙搬送方向Dpに対し正方向にずらす場合の駆動波形を示している。図5(c)に示すように、本実施の形態では補正滴Icの振幅をV1からV2(<V1)と小さくして滴速を遅くしている。滴速を遅くすることにより、補正滴Icの打滴位置が正方向にずれる(図3(c)参照)。なお、図5(c)に示す例では、駆動波形の時間幅はT1で変えない形態を例示しているが、必要に応じこれを変えてもよい。滴速を変えて補正滴Icの打滴位置をずらす本構成は、後述する吐出タイミングを変えて打滴位置をずらす構成と比較して、より容易に打滴位置が変えられるというメリットがある。
これに対し、図5(d)は、補正滴Icの打滴位置を、用紙搬送方向Dpに対し負方向にずらす場合の駆動波形を示している。図5(d)に示すように、本実施の形態では補正滴Icの振幅をV1からV3(>V1)と大きくして滴速を速くしている。滴速を速くすることにより、補正滴Icの打滴位置が負方向にずれる(図3(b)参照)。なお、図5(d)に示す例では、駆動波形の時間幅はT1で変えない形態を例示しているが、必要に応じこれを変えてもよい。
一方、図5(e)は、補正滴Icの吐出タイミングを変えて、補正滴Icの打滴位置を用紙搬送方向Dpに対しずらす場合の駆動波形を示している。図5(e)に示す例では、駆動波形の開始位置を時刻0からt6(>t5)に変更して吐出タイミングを遅延させている(つまり、遅延時間はt6としている)。吐出タイミングを遅延させることによって、補正滴Icの打滴位置が正方向にずれる(図3(c)参照)。
ここで、図5(e)に示す例では、電圧が基準電圧V0から立ち下がってからの駆動波形の時間幅はT1(=t7-t6)で変えない形態を例示しているが、必要に応じこれを変えてもよい。また、駆動波形全体の時間幅はT2(=t7-0=t7)となっているが、この時間幅T2はインクジェットヘッド12による吐出周期T0以内とされている(T2<T0)。吐出周期T0に対する時間幅T2の比率に制限はないが、例えばT2=T0/2程度とするとよい。さらに、図5(e)に示す例では駆動波形の振幅を図5(b)と同じV1としているが、これも変えてもよい。吐出タイミングを変えて補正滴Icの打滴位置をずらす本構成は、上述した滴速を変えて打滴位置をずらす構成と比較して、よりずれ量が大きくされるというメリットがある。また、本実施の形態では補正滴Icの吐出タイミングを遅らせて補正滴Icの打滴位置を正方向にずらす形態を例示して説明したが、逆に補正滴Ic以外の液滴の吐出タイミングを遅らせ、補正滴Icの打滴位置を相対的に負方向にずらす形態としてもよい。
なお、上記各実施の形態では、補正滴Icの打滴位置を用紙搬送方向Dpにずらして着弾干渉を低減させる形態を例示して説明したが、これに限られない。補正滴Icと隣接正常滴Inとの相対的な位置関係が問題なので、例えば補正滴Icの打滴位置は予定位置のままとし、隣接正常的Inの打滴位置を用紙搬送方向Dpにずらして着弾干渉を低減させる形態としてもよい。この場合の隣接正常滴Inの打滴位置を変える方法(滴速の調整等)は、上述した補正滴Icの打滴位置を変える方法と同様である。
10 画像形成装置
12、12K、12C、12M、12Y インクジェットヘッド
20 制御部
22 給紙ロール
24 巻取ロール
26 ヘッドユニット
30 ノズル
G1、G2、G3 重心
Ic 補正滴
In 隣接正常滴
Ws 白すじ
Bs 黒すじ
D 欠損領域
Dp 用紙搬送方向
P 連帳紙
Δd ずれ量

Claims (8)

  1. 二次元状に配置された複数のノズルの各々から記録媒体に液滴を吐出する吐出部と、
    不吐出ノズルにより前記記録媒体に不吐領域が生じた場合に、前記不吐領域に隣接する位置に吐出するノズルの滴量を吐出予定の滴量よりも多くして補正滴とし、かつ前記補正滴の着弾位置を着弾予定の位置から前記記録媒体の搬送方向にずらすように前記吐出部を制御する制御部と、
    を含み、
    前記制御部は、前記補正滴の着弾位置と着弾予定の位置との前記搬送方向の距離を、前記着弾予定の位置の用紙搬送方向の間隔の整数倍から前記間隔の1/2を減じた長さとするように前記吐出部を制御する
    画像形成装置。
  2. 前記整数倍が1倍である
    請求項に記載の画像形成装置。
  3. 二次元状に配置された複数のノズルの各々から記録媒体に液滴を吐出する吐出部と、
    不吐出ノズルにより前記記録媒体に不吐領域が生じた場合に、前記不吐領域に隣接する位置に吐出するノズルの滴量を吐出予定の滴量よりも多くして補正滴とし、かつ前記補正滴の着弾位置を着弾予定の位置から前記記録媒体の搬送方向にずらすように前記吐出部を制御する制御部と、
    を含み、
    前記制御部は、前記補正滴の着弾位置と前記補正滴を吐出するノズルに隣接する正常ノズルから吐出される液滴の着弾位置との距離が、前記補正滴の着弾予定の位置と前記正常ノズルから吐出される液滴の着弾位置との距離よりも大きくなるように前記吐出部を制御する
    像形成装置。
  4. 前記制御部は、着弾した前記補正滴の重心位置と着弾した前記正常ノズルから吐出された液滴の重心位置との第1の距離が、着弾した場合の前記補正滴の着弾予定の液滴の重心位置と着弾した前記正常ノズルから吐出された液滴の重心位置との第2の距離よりも大きくなるように前記吐出部を制御する
    請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記搬送方向において隣接する前記正常ノズルから吐出された液滴の前記第1の距離が等しくなるように前記吐出部を制御する
    請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、着弾した場合の前記補正滴の着弾予定の液滴の重心位置と着弾した前記補正滴の重心位置との距離が、前記着弾予定の位置の用紙搬送方向の間隔の整数倍から前記間隔の1/2を減じた長さとするように前記吐出部を制御する
    請求項から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 二次元状に配置された複数のノズルの各々から記録媒体に液滴を吐出する吐出部と、
    不吐出ノズルにより前記記録媒体に不吐領域が生じた場合に、前記不吐領域に隣接する位置に吐出するノズルの滴量を吐出予定の滴量よりも多くして補正滴とし、かつ前記補正滴の着弾位置を着弾予定の位置から前記記録媒体の搬送方向にずらすように前記吐出部を制御する制御部と、
    を含み、
    前記制御部は、前記補正滴がノズルから吐出される際の速度を変えて前記補正滴の着弾位置が前記着弾予定の位置から前記記録媒体の搬送方向にずれるように前記吐出部を制御する
    像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記補正滴の吐出に際し前記吐出部に印加される駆動信号の振幅を変えて前記速度を変える
    請求項に記載の画像形成装置。
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