JP7033747B2 - 変位検出装置及びこれを備える操作装置 - Google Patents

変位検出装置及びこれを備える操作装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7033747B2
JP7033747B2 JP2018028822A JP2018028822A JP7033747B2 JP 7033747 B2 JP7033747 B2 JP 7033747B2 JP 2018028822 A JP2018028822 A JP 2018028822A JP 2018028822 A JP2018028822 A JP 2018028822A JP 7033747 B2 JP7033747 B2 JP 7033747B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detector
detected
pattern
movable
displacement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018028822A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019144124A (ja
Inventor
博之 春日井
武志 宮岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2018028822A priority Critical patent/JP7033747B2/ja
Publication of JP2019144124A publication Critical patent/JP2019144124A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7033747B2 publication Critical patent/JP7033747B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

本発明は、ダイヤル及びレバー等の操作体の変位を検出するための変位検出装置及び該変位検出装置を備える操作装置に関する。
例えば、自動車の内装のエアコンパネルやステアリングホイールには、回転式のダイヤル等の操作体が設けられている。このような操作体のユーザによる操作を検出するため、従来は変位検出装置としてポテンショメータが用いられている。ポテンショメータは、操作体の変位に伴って回転する摺動子が、一続きの抵抗体に接触しながら移動する。従って、操作体の位置に応じた抵抗値が定まり、抵抗値に応じた検出値が得られる。
また、操作検出装置として、プリント基板上にパターン化された複数の接点に、操作体と共に変位する導電性の可動ブラシを接触させた構成のものも用いられている(例えば、特許文献1参照)。このタイプの場合、操作体の位置に応じて可動ブラシが接触するプリント基板上の接点が定まるため、当該接点に応じた検出値が得られる。
特開2000-195374号公報
しかしながら、上記ポテンショメータを用いる場合、内蔵されている抵抗体の抵抗値は必ずしも個体ごとに均一ではない。つまり、抵抗体の任意の2点間の抵抗値は、個体ごとに多少のバラつきが生じ得る。そのため、操作体の変位検出にポテンショメータを用いるには、各操作体にポテンショメータを組み込んだ状態で、各操作位置と検出値とをマッチングさせるための補正が必要となる。
また、特許文献1に記載された構成の場合、可動ブラシとプリント基板とが接触するため、両者に経年使用による接触面の摩耗や腐食が生じ易い。その場合、接触が不安定になり検出値が変化して操作位置の正確な検出が実現できなくなってしまう可能性がある。
そこで本発明は、個体のバラつきに起因する補正の手間を省くことができ、経年使用による接触箇所の不安定性を回避することのできる変位検出装置及び操作装置を提供することを目的とする。
本発明に係る変位検出装置は、操作体の変位を検出する変位検出装置であって、操作体の変位に伴って移動する導電性の可動被検知体と、可動被検知体に対して非接触に近接配置された導電性の固定検知体と、を備え、固定検知体は、端子間の静電容量を取得する静電容量検出素子のグランド端子に接続されるグランド検知体と、静電容量検出素子の第1入力端子に接続される第1検知体と、静電容量検出素子の第2入力端子に接続される第2検知体と、を少なくとも有し、可動被検知体は、グランド検知体に対向配置されるグランド被検知体と、第1検知体に対向配置される第1被検知体と、第2検知体に対向配置される第2被検知体と、を少なくとも有し、かつ、グランド被検知体と第1被検知体と第2被検知体とは互いに電気的に接続されており、更に、固定検知体において、グランド検知体は、可動被検知体の移動範囲内においてグランド被検知体との対向距離が一定に維持される形状を成し、第1検知体において第1被検知体に所定の距離で対向する部分は、可動被検知体の移動方向に沿って所定の第1パターンで変化する形状を有し、第2検知体において第2被検知体に所定の距離で対向する部分は、可動被検知体の移動方向に沿って、第1パターンとは異なる所定の第2パターンで変化する形状を有し、静電容量検出素子にて取得される可動被検知体と固定検知体との間の静電容量に基づき操作体の変位を検出する。
このような構成とした場合、可動被検知体と固定検知体とが非接触であるため、接触箇所の摩耗や腐食という問題が生じるのを回避することができる。また、操作体の位置に応じて検出される静電容量の検出パターンによって操作体の変位を検出する構成であるため、個体のバラつきに起因する補正が不要となる。
また、操作体は回転変位が可能であり、可動被検知体は、操作体の回転変位に伴って所定の軸心回りに回転可能に支持されており、グランド被検知体と第1被検知体と第2被検知体とは、操作体の回転時に、軸心からの距離が異なる同心円の円周に沿って変位し、固定検知体は、可動被検知体に対して軸心方向に対向して配置されており、グランド検知体と第1検知体と第2検知体とは、軸心からの距離が異なる同心円の円周上に形成されていてもよい。
これにより、シンプルな構成によって、本発明に係る変位検出装置を実現することができる。
更に、本発明に係る操作装置は、上述した何れかに記載の変位検出装置と、操作体と、を備える操作装置であって、操作体への操作に対して、所定の変位量ごとに節度感を付与する節度機構を備え、前記静電容量検出素子による可動被検知体と固定検知体との間の静電容量の検出パターンが、操作体に対する所定の変位量の整数分の一の変位量ごとに変化するよう、対向距離に関する第1パターン及び第2パターンは設定されている。
このような構成とすることにより、節度感が付与されるタイミングに連動して、変位検出装置での静電容量の検出パターンが変化する構成の操作装置を実現することができる。
本発明によれば、個体のバラつきに起因する補正の手間を省くことができ、経年使用による接触箇所の摩耗や腐食を回避することのできる変位検出装置及び操作装置を提供することができる。
図1は、実施の形態に係る変位検出装置を備える操作装置の外観を示す斜視図である。 図2は、図1の操作装置の断面図である。 図3は、操作装置の分解斜視図である。 図4は、可動被検知体の形状を示す斜視図である。 図5は、固定検知体の形状パターンを示す平面図である。 図6は、静電ICによる信号の検出パターンを示す模式図である。 図7は、固定検知体の形状パターンの他の例を示す平面図である。
以下、実施の形態に係る変位検出装置について、図面を参照しつつ説明する。なお、ここでは回転操作が可能なダイヤル式の操作体の変位を検出する構成を例として説明し、参照図面では、回転の軸心方向を上下方向として図示する。
[操作装置]
図1は、操作装置の外観を示す斜視図であり、図2は、操作装置の断面図であり、図3は、操作装置の分解斜視図である。図1~図3に示すように、操作装置1は、キャップ10、軸心A回りに回転するダイヤル20、ケース30、及び底カバー40を備えている。このケース30内には、節度機構50、基板60、及び変位検出装置70が収容されており、基板60には静電IC(静電容量検出素子)80が設けられている。
キャップ10は、上面が平坦な円板形状を成す円板部11を有しており、円板部11の下面外周部分からは、概略円筒状を成す垂下壁12が下方へ延設されている。また、円板部11の下面中央部分からは、軸心Aと同軸状を成す円柱状のボス部13が下方へ延設されており、ボス部13の軸心位置には下方に開口するネジ穴13aが形成されている。
ケース30は円筒状を成し、その内部空間を上側空間30aと下側空間30bとに仕切る隔壁31を有する。隔壁31の上面中央部分からは、軸心Aと同軸状を成す円柱状のボス部32が上方へ延設されている。このボス部32は、隔壁31の下面を介して下側空間30bに通じる中空部を有し、かつ、上部にはこの中空部と上側空間30aとを連通する貫通孔32aが形成されている。
上述したキャップ10は、このようなケース30に対して上方から組み付けられる。このとき、キャップ10が有するボス部13と、ケース30が有するボス部32とは、互いに上下方向から同軸的に突き合わされて当接する。そして、この状態でケース30のボス部32の中空部をから、貫通孔32aを通じてキャップ10のボス部13のネジ穴13aに締結手段としてのネジ(図示せず)が螺挿される。
これにより、キャップ10はケース30に対して固定的に組み付けられる。また、キャップ10がケース30の固定された状態で、キャップ10とケース30との間には、上側空間30aを含む所定のスペースが形成される。そして、このスペースにダイヤル20が介装される。
ダイヤル20は、有底筒状の回転体21と、ユーザにより把持され操作される操作部22とを有している。回転体21は、その上部21aの外径がケース30の外径とほぼ同一であるのに対し、下部21bの外径はケース30の内径よりも小さくなっている。そして、この小径の下部21bは、ケース30の上側空間30aに内嵌して収容される。また、 回転体21の底部23の中央部分には貫通孔23aが形成されており、回転体21の下部21bがケース30に収容されたとき、ケース30のボス部32はこの貫通孔23aに遊嵌する。
回転体21の上部21aは、キャップ10の円板部11の外周部分とケース30の上端部分との間のスペースに位置する。この回転体21の上部21aは二重壁構造を成しており、その内側の壁部と外側の壁部との間には軸心Aを中心とする周方向に延びる周状溝24が形成されている。この周状溝24に、上述したキャップ10の垂下壁12が内嵌している。従って、回転体21が回転するとき、回転体12と共に変位する周状溝24が垂下壁12によって案内されるため、回転体21の軸心Aに対する位置ズレが抑制される。
また、回転体21の上部21aには操作部22が外嵌して固定的に設けられている。操作部22は軸方向寸法の小さい円筒状を成し、外面には適宜エンボス加工等が施されている。操作部22の外径はケース30の外径よりも大きく、ユーザは、この操作部22を把持して回転操作することで、ダイヤル20を軸心A回りに回転させることができる。
ダイヤル20とケース30との間には節度機構50が設けられている。具体的には、ダイヤル20の回転体21の下部21bには、下方へ開口する一又は複数の収容孔(図示せず)が形成されており、この収容孔には圧縮状態のコイルばね51とボール52とが奥から順に収容されている。従って、ボール52はコイルばね51によって下方へ付勢された状態となっている。なお、本実施の形態では、これらコイルばね51及びボール52は、回転体21の下部21bにおいて軸心Aを挟む対象的な2か所にそれぞれ設けられている。
一方、ケース30には、節度機構50を構成する節度カム53が設けられている。節度カム53は、ケース30の上側空間30aを画定する内周面に沿って設けられており、そのカム面53aは上方に面している。また、カム面53aは、ケース30の内周面に沿って周方向へ向かうに従い、上り傾斜を有する面と下り傾斜を有する面とを交互に複数有している。
このような節度機構50は、ケース30にダイヤル20が収容されると、コイルばね51により下向きに付勢されたボール52が、節度カム53のカム面53aに上方から当接する。そして、ダイヤル20を回転させると、ボール52は回転体21と共に回転して、カム面53aに沿って周方向へ移動し、かつ、カム面53aの傾斜に合わせてコイルばね51の弾性力に抗いつつ上下にも変位する。
従って、ボール52がカム面53aの傾斜面に沿って移動する過程で、ボール52は傾斜の変化位置(上り傾斜から下り傾斜への変化位置、及び、下り傾斜から上り傾斜への変化位置)を通る。ボール52がこれらの傾斜の変化位置に到達したとき、ダイヤル20を操作するユーザに節度感(クリック感)が付与される。なお、本実施の形態に係る節度機構50は、例えばπ/8[rad]ごとに山と谷とが交互に形成されている。
また、ダイヤル20を回転させて、ボール52がカム面53aにおけるπ/4[rad]ごとの谷の部分に到達するときには、節度感が付与される。そして、この谷の部分は、ダイヤル20から手を離した状態で、ダイヤル20がその位置で静止する保持位置となる。
ケース30の下側空間30bには、円板形状の基板60が、その上面をケース30の隔壁31の下面に対向するようにして収容されている。この基板60の上面所定位置には、静電容量を検出する静電IC80が搭載されている。静電IC80は、複数の入力端子及び出力端子を有し(図示せず)、そのうち1の入力端子は、グランドに接続されるグランド端子となっている。そして、グランド端子と他のいずれかの入力端子の夫々に導体が接続されると、これらの導体間の静電容量が静電IC80によって検出される。
なお、本実施の形態に係る静電IC80は、グランド端子(gnd)の他に少なくとも4つの入力端子(チャンネル1~4)を有している。本実施の形態では、このうちチャンネル1(ch1)が「第1入力端子」を成し、チャンネル2(ch2)が「第2入力端子」を成している。但し、「第1入力端子」及び「第2入力端子」として他のチャンネルを割り当ててもよい。
ケース30の下端開口は底カバー40によって閉塞されている。底カバー40には、外部コネクタと接続されるソケット41を有し、このソケット41は、基板60上の静電IC80が有する各出力端子と、基板60に設けられた接続端子61を介して電気的に接続されている。従って、静電IC80にて検出された信号は、ソケット41を通じて外部に取り出すことができる。
[変位検出装置]
次に、操作装置1に備えられた変位検出装置70について説明する。図2及び図3に示すように、変位検出装置70は、ダイヤル20の回転に伴って変位する導電性の可動被検知体71と、可動被検知体71に対して非接触に近接配置された導電性の固定検知体90とを備えている。
可動被検知体71は、ダイヤル20の回転体21の底部23の下面において、軸心Aから径方向へ偏心した位置に、下方へ突出するようにして取り付けられている。可動被検知体71は概略直方体形状を成し、その長手方向が軸心Aを中心とする径方向に沿うようにして設けられている。
一方、ケース30の隔壁31には、上側空間30aと下側空間30bとを連通し、軸心Aを中心とする円弧状を成す開口33(中心角が約π[rad])が形成されている。そして、ダイヤル20に取り付けられた可動被検知体71は、この開口33を通じて隔壁31の下方へ突出し、かつ、開口33の周方向寸法の範囲内で、ダイヤル20の回転に伴って軸心Aの回りに回動する。
図4は、可動被検知体71を拡大して示す斜視図である。可動被検知体71の形状をより詳しく説明すると、軸心Aを中心とする周方向の寸法(厚み寸法)D1が小さい平坦な略直方体形状を成し、かつ、高さ寸法D2よりも径方向の寸法(長さ寸法)D3の方が大きい形状を有している。
また、可動被検知体71の厚みは、長手方向において軸心Aに最も近い箇所72で最小寸法D11を有し、軸心Aから最も離れた箇所73で最大寸法D12を有している。そして、箇所72,73の間の寸法は、軸心Aからの距離が大きくなるに従って単調に増加している。つまり、可動被検知体71は、上面視するとおよそ等脚台形状のようになっている。
可動被検知体71の下部には、静電IC80の入力端子の数に合わせて計5つの突起74a~74eが下方へ突出するようにして設けられており、かつ、これらの突起74a~74eは、可動被検知体71の長手方向に沿って外側からこの順で配設されている。従って、ダイヤル20と共に可動被検知体71が変位するとき、突起74a~74eは、軸心Aからの距離が異なる同心円の円周に沿って変位する。なお、上述したように可動被検知体71は導電性部材で形成されているため、各突起74a~74eは互いに電気的につながっている。
なお、可動検知体は上記の説明では略直方体形状のものとして説明したが、上下寸法の小さい板状の基材に突起を設けることで構成してもよい。例えば、上面視が略等脚台形状の導電性の金属板材に、その下面に突起74a~74eと同様の突起を形成して、可動検知体としてもよい。
図5は、固定検知体90の形状パターンを示す平面図である。固定検知体90は、5列のパターン導体91a~91eを有している。これらのパターン導体91a~91eは、軸心Aを中心として互いに異なる径を有する同心円上に設けられ、かつ、外側からこの順に配設されている。従って、パターン導体91aには突起74aが対向し、パターン導体91bには突起74bが対向し、パターン導体91cには突起74cが対向し、パターン導体91dには突起74dが対向し、パターン導体91eには突起74eが対向する。
これらのパターン導体91a~91eは、基板60上において軸心Aを中心とする略半円形(中心角が約π[rad])の領域内に全てが位置している。そして、各パターン導体91a~91eは、可動被検知体71の各突起74a~74eを検出する帯状の導体部分92a~92eを有し、各導体部分92a~92eは互いに異なるパターン形状となっている。
なお、上述したパターン導体91a~91eの配置領域は一例であり、これに限られない。例えば、中心角がπ[rad]未満の領域であってもよいし、中心角がπ[rad]より大きい領域であってもよい。
図5に示す例の場合、最も外側のパターン導体91aは、中心角がπ[rad]の円弧形状を成す一連の導体部分92aを有している。そして、導体部分92aの一端部(時計回り方向の端部)からは、静電IC80のグランド端子(gnd)に信号線(破線で図示)が延設されている。つまり、図5の例では、パターン導体91aがグランド検知体を成している。また、可動被検知体71において、このパターン導体91aに対向する突起74aはグランド被検知体を成している。
パターン導体91bは、中心角π[rad]を16等分したときの16の区間において1つおきの区間に導体部分92bを有している。従って、この導体部分92bは計8つあり、1つの導体部分92bは中心角がπ/16[rad]となっている。なお、図示しないが隣り合う導体部分92bは信号線によって接続されており、また、時計回りで端に位置する導体部分92bからは、静電IC80の一の入力端子(ch1)に信号線が延設されている。
すなわち、本実施の形態では、このパターン導体91bが、チャンネル1(第1入力端子)に接続される「第1検知体」に該当し、パターン導体91bに対向する突起74bが「第1被検知体」に該当する。また、パターン導体91bにおいて突起74bに所定の距離で対向する導体部分92bは、上述したように、可動被検知体71の回転方向に沿って中心角がπ/16[rad]ごとに設けられている。つまり、導体部分92bは、可動被検知体71の回転方向に沿って、所定のパターン(第1パターン)で変化する形状を有している。
パターン導体91cは、中心角π[rad]を8等分したときの8つの区間において1つおきの区間に導体部分92cを有している。従って、この導体部分92cは計4つあり、1つの導体部分92cは中心角がπ/8[rad]となっている。なお、隣り合う導体部分92cは信号線(図示せず)によって接続されており、また、時計回りで端に位置する導体部分92cからは、静電IC80の他の一の入力端子(ch2)に信号線が延設されている。
すなわち、本実施の形態では、このパターン導体91cが、チャンネル2(第2入力端子)に接続される「第2検知体」に該当し、パターン導体91cに対向する突起74cが「第2被検知体」に該当する。また、パターン導体91cにおいて突起74cに所定の距離で対向する導体部分92cは、上述したように、可動被検知体71の回転方向に沿って中心角がπ/8[rad]ごとに設けられている。つまり、導体部分92cは、可動被検知体71の回転方向に沿って、所定のパターン(第1パターンとは異なる第2パターン)で変化する形状を有している。
パターン導体91dは、中心角π[rad]を4等分したときの4つの区間において1つおきの区間に導体部分92dを有している。従って、この導体部分92dは計2つあり、1つの導体部分92dは中心角がπ/4[rad]となっている。なお、隣り合う導体部分92dは信号線(図示せず)によって接続されており、また、時計回りで端に位置する導体部分92dからは、静電IC80の更に他の一の入力端子(ch3)に信号線が延設されている。
パターン導体91eは、中心角π[rad]を2等分したときの2つの区間のうち一方の区間に導体部分92eを有している。従って、この導体部分92eは計1つあり、その中心角はπ/2[rad]となっている。なお、導体部分92eにおける時計回りの端部からは、静電IC80の更に他の一の入力端子(ch4)に信号線が延設されている。
なお、上記の説明では、パターン導体91bにおいて1つの同心円上に隣り合う複数の導体部分92bの間を信号線によって接続した構成を例示したが、これに限られない。例えば、パターン導体91bを帯状で長尺の導電体により形成し、各導体部分92bに対応する部分を基板60の表面に露出させる。そして、導体部分92b以外の部分は、基板60に形成した貫通孔を介して基板60の裏面側を通すことにより、隣り合う導体部分92bの間を各々接続させるように構成してもよい。他のパターン導体91c~91eについても同様である。
また、上記の説明では、第1検知体及び第1被検知体として、それぞれパターン導体91b及び突起74bを設定し、第2検知体及び第2被検知体として、それぞれパターン導体91c及び突起74cを設定したが、これに限られない。第1検知体及び第1被検知体、並びに、第2検知体及び第2被検知体として、互いに異なる組み合わせであれば、それぞれ他のパターン導体及び突起の組み合わせを設定してもよい。
このようなパターン導体91a~91eを有する固定検知体91に、可動被検知体71が上方から対向する。具体的には、図5に示すように、可動被検知体71はパターン導体91a~91eの全てと重複するように位置し、パターン導体91a~91eの夫々に可動被検知体71の突起74a~74eの夫々が対向する。
静電IC80は、可動被検知体71の突起74a~74eが固定検知体91の導体部分92a~92eに対向する場合と対向しない場合とで異なる静電容量を検出し、その検出パターンを出力する。そして、その検出パターンに基づき、可動被検知体71の位置、すなわち、ダイヤル20の回転位置が検出される。なお、例示する変位検出装置70は、上記の通り4つのチャンネルを有するので、最大16の絶対位置を検出することができる。
なお、本実施の形態に係る変位検出装置70では、静電IC80により絶対位置を検出する構成を説明しているが、これに限られない。例えば、変位検出装置70の外部の電子機器に制御部を設けて、変位検出装置70の静電IC80は静電容量を検出して外部の制御部へ検出値を出力するように構成し、外部の制御部がこの入力値に基づいて絶対位置を検出することとしてもよい。
[静電容量の検出パターン]
次に、以上のような変位検出装置70により、ダイヤル20が操作されたときの変位を検出する態様について説明する。図6は、静電IC80による信号の検出パターンを説明するための模式図である。図6中上側には、ダイヤル20を半周(約π[rad])だけ回転操作したときの各位置(絶対位置1~16)での信号の検出パターンを示している。また、図6中下側には、可動被検知体71と、絶対位置1~16に合わせて模式的に直線状に表したパターン導体91a~91eの導体部分92a~92eとを示している。
本実施の形態に係る変位検出装置70は、上述したように少なくとも固定検知体91の導体部分92bが第1パターンの形状を有し、導体部分92cが第2パターンの形状を有するように設定されている。そのため、静電IC80による信号の検出パターンは、ダイヤル20の操作時に保持位置となる回転変位量の整数分の一ごとに変化するようになっている。以下、より詳しく説明する。
ダイヤル20が回転操作された場合、可動被検知体71の突起74aと、固定検知体91において静電IC80のグランド端子に接続されるパターン導体91aとは常に対向し、その対向距離は不変であって常時一定の距離だけ離れた状態を維持している。一方、その他の突起74b~74eとパターン導体91b~91eとの対向状態は、ダイヤル20の軸心A回りの位置(回転角度)によって異なる。
例えば、ダイヤル20が反時計回り方向の端である絶対位置1にあるとき、突起74b~74eは何れもパターン導体91b~91eの導体部分92b~92eと対向する。従って、このとき静電IC80は、全てのチャンネル1~4においてONを検出する。よって、各チャンネルでの検出結果についてONを1、OFFを0とした場合、絶対位置1での検出パターンは(1111)となる。なお、図6の上の表では、チャンネル1~4と絶対位置1~16とが対応する計64箇所のマス目を、検出結果がONの場合には白抜きで、検出結果がOFFの場合には黒塗りで示している。
ダイヤル20が隣の絶対位置2にあるとき、突起74bは導体部分92bと対向せず、突起74c~74eは導体部分92c~92eと対向する。従って、このとき静電IC80は、チャンネル1にてOFFを検出し、チャンネル2~4ではONを検出する。よって、絶対位置2での検出パターンは(0111)となる。
図5に示す可動被検知体71は、絶対位置5にダイヤル20がある状態である。この場合、可動被検知体71の突起74b,74c,74eは固定検知体91の導体部分92b,92c,92eと対向し、突起74dは導体部分92dと対向していない。従って、このとき静電IC80は、チャンネル1,2,4にてONを検出し、チャンネル3ではOFFを検出する。よって、絶対位置5での検出パターンは(1101)となる。
このように、変位検出装置70は、全ての絶対位置1~16において互いに異なる検出パターンを取得する。従って、ダイヤル20の可動範囲を16等分したときの各位置を検出することができる。また、変位検出装置70を上記のような可動被検知体71と静電IC80に接続される固定検知体91とで構成することにより、個体のバラつきに起因する補正の手間を省くことができ、経年使用による接触面の摩耗や腐食を回避することができるという作用効果を奏する。
ところで、本実施の形態に係る操作装置1は、節度機構50が、上述したようにπ/4[rad]ごとに節度感が付与された保持位置となる構成となっている。一方、変位検出装置70は、π/16[rad]ごとの絶対位置を検出可能になっている。つまり、変位検出装置70による静電容量の検出パターンは、節度機構50により節度感が付与され保持位置となる回転変位量(π/4[rad])の整数分の一(4分の1)ごとに変化する。よって、ユーザがダイヤル20を回転操作すると、節度感を感じる保持位置では必ずその絶対位置を検出できるようになっている。なお、節度機構50によって節度感が付与され保持位置となるπ/4[rad]の回転変位量に対し、変位検出装置70も同じくπ/4[rad](整数分の一には「1分の1」を含む)ごとの絶対位置を検出可能な構成としてもよい。
[変形例]
図7は、固定検知体の形状パターンの他の例を示す平面図である。図7に示す固定検知体100は、図5に示した固定検知体90において、最も外側に位置するグランド検知体であるパターン導体91aを、最も内側に配置したような構成となっている。
つまり、固定検知体100は、5列のパターン導体101a~101eを有している。これらのパターン導体101a~101eは、軸心Aを中心として互いに異なる径を有する同心円上に設けられ、かつ、外側からこの順に配設されている。従って、パターン導体101a~101eの夫々には可動被検知体71の突起74a~74eの夫々が対向する。
パターン導体101aは、中心角π[rad]を16等分したときの16の区間において1つおきの区間に導体部分102a(計8つ)を有している。この導体部分102aからは、静電IC80の一の入力端子(ch1)に信号線が延設されている。
パターン導体101bは、中心角π[rad]を8等分したときの8つの区間において1つおきの区間に導体部分102b(計4つ)を有している。この導体部分102bからは、静電IC80の他の一の入力端子(ch2)に信号線が延設されている。
パターン導体101cは、中心角π[rad]を4等分したときの4つの区間において1つおきの区間に導体部分102c(計2つ)を有している。この導体部分102cからは、静電IC80の更に他の一の入力端子(ch3)に信号線が延設されている。
パターン導体101dは、中心角π[rad]を2等分したときの2つの区間のうち一方の区間に導体部分102dを有している。この導体部分102dからは、静電IC80の更に他の一の入力端子(ch4)に信号線が延設されている。
最も内側のパターン導体101eは、中心角がπ[rad]の円弧形状を成す一連の導体部分102eを有している。この導体部分102eからは、静電IC80のグランド端子(gnd)に信号線が延設されている。つまり、図7の例では、パターン導体101eがグランド検知体を成している。また、図7に示す固定検知体100を採用する場合は、可動被検知体71においてこのパターン導体101eに対向する突起74eがグランド被検知体を成す。
なお、この変形例の場合、例えば、パターン導体101aが、チャンネル1(第1入力端子)に接続される「第1検知体」に該当し、これに対向する突起74aが「第1被検知体」に該当する。また、パターン導体101bが、チャンネル2(第2入力端子)に接続される「第2検知体」に該当し、これに対向する突起74bが「第2被検知体」に該当する。但し、各検知体及び被検知体に対応する構成として、他のパターン導体及び突起を選択することも可能である。
このような図7に示す形状パターンの固定検知体100であっても、操作装置1が備える変位検出装置70の構成として採用することができる。また、図5において8つの導体部分92bを有するパターン導体91bと、図7において8つの導体部分102aを有するパターン導体101aとを比較すると、1つの導体部分の中心角は同じくπ/16[rad]である。しかし、図7の導体部分102aの方が軸心Aから離れて配置できるため、1つの導体部分102aの円周方向の長さ寸法を、図5の導体部分92aよりも大きく確保できる。その結果、図7に示す固定検知体100を採用すると、図5の固定検知体90を採用した場合よりも、高い検出精度を期待することができる。
[その他]
なお、本実施の形態では操作装置1として回転操作を入力するものを例示したが、本発明に係る変位検出装置の適用対象はこれに限られない。例えば、固定検知体91を円弧状ではなく直線状とし、これに沿って可動被検知体71も直線状に前後方向などに変位するように構成すれば、直線的に変位する、例えばレバー操作を入力する操作装置に対しても適用可能である。
また、可動被検知体71の突起数、及び、固定検知体91のパターン導体数は、適宜変更することができる。例えば、より小さい変位量を検出する必要がある場合は、突起数及びパターン導体数をより多く設定すればよく、より大きな変位量を検出できれば足りる場合には、突起数及びパターン導体数はより少なく設定してもよい。
本発明は、ダイヤル及びレバー等の操作体の変位を検出するための変位検出装置及び該変位検出装置を備える操作装置に適用することができる。
1 操作装置
20 ダイヤル(操作体)
50 節度機構
70 変位検出装置
71 可動被検知体
74a~74e 突起
80 静電IC(静電容量検出素子)
90 固定検知体
91a~91e パターン導体
92a~92e 導体部分

Claims (3)

  1. 操作体の変位を検出する変位検出装置であって、
    前記操作体の変位に伴って移動する導電性の可動被検知体と、前記可動被検知体に対して非接触に近接配置された導電性の固定検知体と、を備え、
    前記固定検知体は、
    端子間の静電容量を取得する静電容量検出素子のグランド端子に接続されるグランド検知体と、前記静電容量検出素子の第1入力端子に接続される第1検知体と、前記静電容量検出素子の第2入力端子に接続される第2検知体と、前記静電容量検出素子の第3入力端子に接続される第3検知体と、前記静電容量検出素子の第4入力端子に接続される第4検知体と、を少なくとも有し、
    前記可動被検知体は、
    前記グランド検知体に対向配置されるグランド被検知体と、前記第1検知体に対向配置される第1被検知体と、前記第2検知体に対向配置される第2被検知体と、前記第3検知体に対向配置される第3被検知体と、前記第4検知体に対向配置される第4被検知体と、を少なくとも有し、かつ、前記グランド被検知体と前記第1被検知体と前記第2被検知体と前記第3被検知体と前記第4被検知体とは互いに電気的に接続されており、
    前記可動被検知体は、本体部を有し、前記第1被検知体は、前記本体部から前記第1検知体へ突出するように設けられた第1突起部であり、前記第2被検知体は、前記本体部から前記第2検知体へ突出するように設けられた第2突起部であり、前記第3被検知体は、前記本体部から前記第3検知体へ突出するように設けられた第3突起部であり、前記第4被検知体は、前記本体部から前記第4検知体へ突出するように設けられた第4突起部であり、前記グランド被検知体は、前記本体部から前記グランド検知体へ突出するように設けられた第5突起部であり、
    更に、前記固定検知体において、
    前記グランド検知体は、前記可動被検知体の移動範囲内において前記グランド被検知体との対向距離が一定に維持される形状を成し、
    前記第1検知体において前記第1被検知体に所定の距離で対向する部分は、前記可動被検知体の移動方向に沿って所定の第1パターンで変化する形状を有し、
    前記第2検知体において前記第2被検知体に所定の距離で対向する部分は、前記可動被検知体の移動方向に沿って、前記第1パターンとは異なる所定の第2パターンで変化する形状を有し、
    前記第3検知体において前記第3被検知体に所定の距離で対向する部分は、前記可動被検知体の移動方向に沿って、前記第1パターンおよび前記第2パターンとは異なる所定の第3パターンで変化する形状を有し、
    前記第4検知体において前記第4被検知体に所定の距離で対向する部分は、前記可動被検知体の移動方向に沿って、前記第1パターン、前記第2パターンおよび前記第3パターンとは異なる所定の第4パターンで変化する形状を有し、
    前記静電容量検出素子にて取得される前記可動被検知体と前記固定検知体との間の静電容量に基づき前記操作体の変位を検出する、変位検出装置。
  2. 前記操作体は回転変位が可能であり、
    前記可動被検知体は、前記操作体の回転変位に伴って所定の軸心回りに回転可能に支持されており、前記グランド被検知体と前記第1被検知体と前記第2被検知体とは、前記操作体の回転時に、前記軸心からの距離が異なる同心円の円周に沿って変位し、
    前記固定検知体は、前記可動被検知体に対して前記軸心方向に対向して配置されており、前記グランド検知体と前記第1検知体と前記第2検知体とは、前記軸心からの距離が異なる同心円の円周上に形成されている、
    請求項1に記載の変位検出装置。
  3. 請求項1または2に記載の変位検出装置と、前記操作体と、を備える操作装置であって、
    前記操作体への操作に対して、所定の変位量ごとに前記操作体を保持位置に保持すると共に節度感を付与する節度機構を備え、
    前記静電容量検出素子による前記可動被検知体と前記固定検知体との間の静電容量の検出パターンが、前記操作体に対する前記所定の変位量の整数分の一の変位量ごとに変化するよう、前記対向距離に関する前記第1パターン、前記第2パターン、前記第3パターン及び前記第4パターンは設定されている、操作装置。

JP2018028822A 2018-02-21 2018-02-21 変位検出装置及びこれを備える操作装置 Active JP7033747B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018028822A JP7033747B2 (ja) 2018-02-21 2018-02-21 変位検出装置及びこれを備える操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018028822A JP7033747B2 (ja) 2018-02-21 2018-02-21 変位検出装置及びこれを備える操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019144124A JP2019144124A (ja) 2019-08-29
JP7033747B2 true JP7033747B2 (ja) 2022-03-11

Family

ID=67772216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018028822A Active JP7033747B2 (ja) 2018-02-21 2018-02-21 変位検出装置及びこれを備える操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7033747B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012190234A (ja) 2011-03-10 2012-10-04 Canon Inc 入力装置及び電子機器
US20130154627A1 (en) 2010-08-31 2013-06-20 Continental Automotive Gmbh Rotary actuator
JP2013228298A (ja) 2012-04-26 2013-11-07 Tokai Rika Co Ltd 無接点センサ及びシフトレバー装置
JP2014002080A (ja) 2012-06-20 2014-01-09 Alps Electric Co Ltd 回転式入力装置
JP2014112080A (ja) 2012-10-30 2014-06-19 Panasonic Corp 回転型エンコーダ
JP2015522176A (ja) 2012-07-13 2015-08-03 イ サンヨンLEE, Sangyong 位置制御符号化装置における位置制御符号化方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03104812U (ja) * 1990-02-09 1991-10-30

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130154627A1 (en) 2010-08-31 2013-06-20 Continental Automotive Gmbh Rotary actuator
JP2012190234A (ja) 2011-03-10 2012-10-04 Canon Inc 入力装置及び電子機器
JP2013228298A (ja) 2012-04-26 2013-11-07 Tokai Rika Co Ltd 無接点センサ及びシフトレバー装置
JP2014002080A (ja) 2012-06-20 2014-01-09 Alps Electric Co Ltd 回転式入力装置
JP2015522176A (ja) 2012-07-13 2015-08-03 イ サンヨンLEE, Sangyong 位置制御符号化装置における位置制御符号化方法
JP2014112080A (ja) 2012-10-30 2014-06-19 Panasonic Corp 回転型エンコーダ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019144124A (ja) 2019-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8330629B2 (en) Rotary input device and revolution sensor using the same
US8440928B2 (en) Rotary electronic component
CN111527471B (zh) 具有可在电容探测面上移动的手柄和电容耦合装置的输入设备
US20120152052A1 (en) Manipulation device
JP7033747B2 (ja) 変位検出装置及びこれを備える操作装置
JP7018581B2 (ja) 変位検出装置及びこれを備える操作装置
US6298566B1 (en) Angular-displacement detecting device
JP6295903B2 (ja) 回転操作装置
EP1014040B1 (en) Rotary sensor
US8196468B2 (en) Vibration sensor
CN106160719A (zh) 多功能按键及具有多功能按键的电子装置
US6862412B2 (en) Rotary dial device having a click stop mechanism
EP3396691B1 (en) Rotary switch employing keypad or similar mechanism for position indication
JP5852668B2 (ja) 回転操作型電子部品の軸受構造
JP5852669B2 (ja) 回転操作型電子部品の軸受構造
CN211015436U (zh) 具有电容检测装置的输入设备
TWI636477B (zh) 旋轉式電子零件
WO2019087740A1 (ja) シフト装置
KR100960219B1 (ko) 햅틱 스위치 유니트 및 이를 구비하는 햅틱 스위치 시스템
WO2023084976A1 (ja) 多方向入力装置
JP3822922B2 (ja) ロータリエンコーダ
JP5976741B2 (ja) 感圧センサ及びこれを用いたダイヤルスイッチ
US5754091A (en) Potentiometer-type steering sensor
KR101218212B1 (ko) 센서장치
US11249505B2 (en) Operation knob device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220214

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7033747

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

SZ03 Written request for cancellation of trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313Z03