JP7033374B2 - ゴム組成物 - Google Patents
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Description
[1] ゴム成分、および式(I):
R1およびR2は、それぞれ独立に、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいC1-18アルキル基、置換基を有していてもよいC3-10シクロアルキル基、置換基を有していてもよいC6-18アリール基、置換基を有していてもよいC7-20アラルキル基、カルボキシ基、置換基を有していてもよいC1-18アルコキシ-カルボニル基、置換基を有していてもよいC3-10シクロアルキルオキシ-カルボニル基、置換基を有していてもよいC6-18アリールオキシ-カルボニル基、置換基を有していてもよいC7-20アラルキルオキシ-カルボニル基、置換基を有していてもよいカルバモイル基、ヒドロキシ基、置換基を有していてもよいC1-18アルコキシ基、置換基を有していてもよいC3-10シクロアルキルオキシ基、置換基を有していてもよいC6-18アリールオキシ基、置換基を有していてもよいC7-20アラルキルオキシ基、置換基を有していてもよいC1-18アルキル-カルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいC3-10シクロアルキル-カルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいC6-18アリール-カルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいC7-20アラルキル-カルボニルオキシ基、または置換基を有していてもよいアミノ基を表し、mが2~4である場合、複数のR1は、それぞれ同一でも異なっていてもよく、nが2~4である場合、複数のR2は、それぞれ同一でも異なっていてもよい。]
で示される化合物を混練して得られるゴム組成物。
[2] R1およびR2が、それぞれ独立に、置換基を有していてもよいC1-18アルキル基、カルボキシ基、または置換基を有していてもよいC1-18アルコキシ-カルボニル基であり、mが2~4である場合、複数のR1は、それぞれ同一でも異なっていてもよく、およびnが2~4である場合、複数のR2は、それぞれ同一でも異なっていてもよい前記[1]に記載のゴム組成物。
[3] mおよびnが、1である前記[1]または[2]に記載のゴム組成物。
[4] ゴム成分が、ジエン系ゴムを含む前記[1]~[3]のいずれか一つに記載のゴム組成物。
[5] ゴム成分が、スチレン・ブタジエン共重合ゴムおよび/または天然ゴムを含む前記[1]~[3]のいずれか一つに記載のゴム組成物。
[6] さらにシリカを混練して得られる前記[1]~[5]のいずれか一つに記載のゴム組成物。
[7] さらにカーボンブラックを混練して得られる前記[1]~[6]のいずれか一つに記載のゴム組成物。
[8] さらに硫黄成分を混練して得られる前記[1]~[7]のいずれか一つに記載のゴム組成物。
[9] 前記[8]に記載のゴム組成物を加硫することによって得られる加硫ゴム組成物。
[10] 前記[9]に記載の加硫ゴム組成物を含むタイヤ。
R1およびR2は、それぞれ独立に、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいC1-18アルキル基、置換基を有していてもよいC3-10シクロアルキル基、置換基を有していてもよいC6-18アリール基、置換基を有していてもよいC7-20アラルキル基、カルボキシ基、置換基を有していてもよいC1-18アルコキシ-カルボニル基、置換基を有していてもよいC3-10シクロアルキルオキシ-カルボニル基、置換基を有していてもよいC6-18アリールオキシ-カルボニル基、置換基を有していてもよいC7-20アラルキルオキシ-カルボニル基、置換基を有していてもよいカルバモイル基、ヒドロキシ基、置換基を有していてもよいC1-18アルコキシ基、置換基を有していてもよいC3-10シクロアルキルオキシ基、置換基を有していてもよいC6-18アリールオキシ基、置換基を有していてもよいC7-20アラルキルオキシ基、置換基を有していてもよいC1-18アルキル-カルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいC3-10シクロアルキル-カルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいC6-18アリール-カルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいC7-20アラルキル-カルボニルオキシ基、または置換基を有していてもよいアミノ基を表し、mが2~4である場合、複数のR1は、それぞれ同一でも異なっていてもよく、nが2~4である場合、複数のR2は、それぞれ同一でも異なっていてもよい。]
で示される化合物の使用。
[12] R1およびR2が、それぞれ独立に、置換基を有していてもよいC1-18アルキル基、カルボキシ基または置換基を有していてもよいC1-18アルコキシ-カルボニル基であり、mが2~4である場合、複数のR1は、それぞれ同一でも異なっていてもよく、およびnが2~4である場合、複数のR2は、それぞれ同一でも異なっていてもよい前記[11]に記載の使用。
[13] mおよびnが、1である前記[11]または[12]に記載の使用。
で示される化合物。
(1)ゴム成分、化合物(I)および必要に応じて他の成分を混練して得られるゴム組成物、
(2)ゴム成分、化合物(I)、硫黄成分および必要に応じて他の成分を混練して得られるゴム組成物、
(3)前記(2)のゴム組成物を加硫して得られる加硫ゴム組成物、
(4)前記(3)の加硫ゴム組成物を含むタイヤ、
(5)加硫ゴム組成物の耐摩耗性を向上させるための化合物(I)の使用、
(6)化合物(II)(化合物(I)の1種)。
まず、本明細書中で用いられる各置換基等の定義について、順に説明する。
「Cx-y」とは、炭素数がx以上y以下(xおよびyは数を表す)を意味する。
(1)ハロゲン原子、
(2)シクロアルキル基(好ましくはC3-8シクロアルキル基)、
(3)アリール基(好ましくはC6-14アリール基)、
(4)アルコキシ基(好ましくはC1-6アルコキシ基)、
(5)シクロアルキルオキシ基(好ましくはC3-8シクロアルキルオキシ基)、
(6)アリールオキシ基(好ましくはC6-14アリールオキシ基)、
(7)アラルキルオキシ基(好ましくはC7-16アラルキルオキシ基)、
(8)置換基を有していてもよいアミノ基。
(1)ハロゲン原子、
(2)アルキル基(好ましくはC1-6アルキル基)、
(3)シクロアルキル基(好ましくはC3-8シクロアルキル基)、
(4)アリール基(好ましくはC6-14アリール基)、
(5)アラルキル基(好ましくはC7-16アラルキル基)、
(6)アルコキシ基(好ましくはC1-6アルコキシ基)、
(7)シクロアルキルオキシ基(好ましくはC3-8シクロアルキルオキシ基)、
(8)アリールオキシ基(好ましくはC6-14アリールオキシ基)、
(9)アラルキルオキシ基(好ましくはC7-16アラルキルオキシ基)、
(10)置換基を有していてもよいアミノ基。
(1)カルバモイル基、
(2)モノ-またはジ-(置換基を有していてもよいアルキル)カルバモイル基(例、メチルカルバモイル基、エチルカルバモイル基、ジメチルカルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、N-エチル-N-メチルカルバモイル基)、
(3)モノ-またはジ-(置換基を有していてもよいシクロアルキル)カルバモイル基(例、シクロプロピルカルバモイル基、シクロヘキシルカルバモイル基)、
(4)モノ-またはジ-(置換基を有していてもよいアリール)カルバモイル基(例、フェニルカルバモイル基)、
(5)モノ-またはジ-(置換基を有していてもよいアラルキル)カルバモイル基(例、ベンジルカルバモイル基、フェネチルカルバモイル基)。
ここで、「モノ-またはジ-(置換基を有していてもよいアルキル)カルバモイル基」とは、モノ(置換基を有していてもよいアルキル)カルバモイル基またはジ(置換基を有していてもよいアルキル)カルバモイル基を表す。他も同様である。また、「モノ(置換基を有していてもよいアルキル)カルバモイル基」とは、置換基を有していてもよいアルキル基を1個の置換基として有するカルバモイル基を表す。他も同様である。
(1)アミノ基、
(2)モノ-またはジ-(置換基を有していてもよいアルキル)アミノ基(例、メチルアミノ基、トリフルオロメチルアミノ基、ジメチルアミノ基、エチルアミノ基、ジエチルアミノ基、プロピルアミノ基、ジブチルアミノ基)、
(3)モノ-またはジ-(置換基を有していてもよいシクロアルキル)アミノ基(例、シクロプロピルアミノ基、シクロヘキシルアミノ基)、
(4)モノ-またはジ-(置換基を有していてもよいアリール)アミノ基(例、フェニルアミノ基)、
(5)モノ-またはジ-(置換基を有していてもよいアラルキル)アミノ基(例、ベンジルアミノ基、ジベンジルアミノ基)、
(6)モノ-またはジ-(置換基を有していてもよいアルキル-カルボニル)アミノ基(例、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基)、
(7)モノ-またはジ-(置換基を有していてもよいシクロアルキル-カルボニル)アミノ基(例、シクロプロピルカルボニルアミノ基、シクロヘキシルカルボニルアミノ基)、
(8)モノ-またはジ-(置換基を有していてもよいアリール-カルボニル)アミノ基(例、ベンゾイルアミノ基)、
(9)モノ-またはジ-(置換基を有していてもよいアラルキル-カルボニル)アミノ基(例、ベンジルカルボニルアミノ基)。
ここで、「モノ-またはジ-(置換基を有していてもよいアルキル)アミノ基」とは、モノ(置換基を有していてもよいアルキル)アミノ基またはジ(置換基を有していてもよいアルキル)アミノ基を表す。他も同様である。また、「モノ(置換基を有していてもよいアルキル)アミノ基」とは、置換基を有していてもよいアルキル基を1個の置換基として有するアミノ基を表す。他も同様である。
本発明は、式(I):
ゴム成分としては、例えば、スチレン・ブタジエン共重合ゴム(SBR)、天然ゴム(NR)(変性天然ゴム、例えば、エポキシ化天然ゴム、脱蛋白天然ゴムを含む)、ポリブタジエンゴム(BR)、ポリイソプレンゴム(IR)、ニトリルゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、イソプレン・イソブチレン共重合ゴム(IIR)、エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴム(EPDM)、ハロゲン化ブチルゴム(HR)等が挙げられる。ゴム成分は、1種のみを使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明では、充填剤としてシリカを使用してもよい。
シリカのBET比表面積は、好ましくは20~400m2/g、より好ましくは20~350m2/g、さらに好ましくは20~300m2/gである。このBET比表面積は、多点窒素吸着法(BET法)によって測定することができる。
カーボンブラックのBET比表面積は、好ましくは10~130m2/g、より好ましくは20~130m2/g、さらに好ましくは40~130m2/gである。このBET比表面積は、多点窒素吸着法(BET法)によって測定することができる。
硫黄成分としては、例えば、粉末硫黄、沈降硫黄、コロイド硫黄、不溶性硫黄、高分散性硫黄等が挙げられる。
本発明では、上述の化合物(I)、ゴム成分、充填剤および硫黄成分とは異なる他の成分を使用してもよい。他の成分としては、ゴム分野で公知のものを使用することができ、例えば、シリカと結合可能な化合物、加硫促進剤、加硫促進助剤、樹脂、粘弾性改善剤、老化防止剤、オイル、ワックス、しゃく解剤、リターダー、オキシエチレンユニットを有する化合物、触媒(ナフテン酸コバルト等)が挙げられる。他の成分は、いずれも、1種のみを使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
R16-S-S-R17-S-S-R18 (III)
(式中、R17は、C2-10アルカンジイル基を示し、R16およびR18は、それぞれ独立に、窒素原子を含む1価の有機基を示す。)
で示される化合物が挙げられる。
なお、本発明において酸化亜鉛は、加硫促進助剤の概念に包含され、上述の充填剤の概念には包含されない。
で表されるアルキルフェノール・塩化硫黄縮合物を使用することが好ましい。
HO3S-S-(CH2)s-S-SO3H (V)
[式中、sは3~10の整数である。]
で表される有機チオスルフェート化合物の塩(以下「有機チオスルフェート化合物塩(V)」と記載することがある。)を使用することが好ましい。結晶水を含有する有機チオスルフェート化合物塩(V)を使用してもよい。有機チオスルフェート化合物塩(V)としては、例えば、リチウム塩、カリウム塩、ナトリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、バリウム塩、亜鉛塩、ニッケル塩、コバルト塩等が挙げられ、カリウム塩、ナトリウム塩が好ましい。
R16-S-S-R17-S-S-R18 (III)
(式中、R17はC2-10アルカンジイル基を示し、R16およびR18は、それぞれ独立に、窒素原子を含む1価の有機基を示す。)
で示される化合物を、加硫促進助剤として使用することが好ましい。
本発明のゴム組成物は、化合物(I)と、ゴム成分と、必要に応じてこれら以外の成分(例えば、充填剤)とを混練することによって製造することができる。
硫黄成分を含有する本発明のゴム組成物を加硫することによって、加硫ゴム組成物を製造することができる。硫黄成分を含有する本発明のゴム組成物を特定の形状に加工してから加硫することによって、加硫ゴム組成物を製造してもよい。
本発明のゴム組成物および加硫ゴム組成物は、様々な製品(例えば、タイヤ、タイヤ用部材、防振ゴム、コンベアベルト用ゴム、エンジンマウントゴム等)を製造するために有用である。そのような製品としては、タイヤおよびタイヤ用部材が好ましく、タイヤがより好ましい。タイヤ用部材としては、例えば、本発明の加硫ゴム組成物およびスチールコードを含むタイヤ用ベルト部材、本発明の加硫ゴム組成物およびカーカス繊維コードを含むタイヤ用カーカス部材、タイヤ用サイドウォール部材、タイヤ用インナーライナー部材、タイヤ用キャップトレッド部材またはタイヤ用アンダートレッド部材が挙げられる。
1H-NMR(CDCl3,270MHz) δppm:2.29(6H,s),7.41(2H,dd,J=8.4Hz,2.0Hz),7.53(2H,d,J=8.4Hz),8.29(2H,d,J=2.0Hz)
1H-NMR(CDCl3,300MHz) δppm:0.88(6H,t,J=6.8Hz),1.20-1.52(16H,m),1.75(4H,quin,J=7.2Hz),4.32(4H,t,J=6.8Hz),7.64(2H,d,J=8.4Hz),8.19(2H,dd,J=8.4Hz,2.1Hz),9.05(2H,d,J=2.1Hz)
1H-NMR(CDCl3,300MHz) δppm:0.88(6H,t,J=6.8Hz),1.20-1.52(16H,m),1.75(4H,quin,J=7.2Hz),4.32(4H,t,J=6.8Hz),7.64(2H,d,J=8.4Hz),8.19(2H,dd,J=8.4Hz,2.4Hz),9.05(2H,d,J=2.4Hz)
1H-NMR(CDCl3,300MHz) δppm:0.89(6H,t,J=6.8Hz),1.20-1.50(60H,m),1.75(4H,quin,J=6.6Hz),4.32(4H,t,J=6.6Hz),7.64(2H,d,J=8.4Hz),8.18(2H,dd,J=8.4Hz,2.1Hz),9.05(2H,d,J=2.1Hz)
<工程1>
バンバリーミキサー(東洋精機製600mLラボプラストミル)を用いて、スチレン・ブタジエン共重合ゴム(旭化成社製、商品名「SBRタフデン2000」)100重量部、シリカ(東ソー・シリカ社製、商品名「Nipsil(登録商標)AQ」)70重量部、カーボンブラックHAF(旭カーボン社製、商品名「旭#70」)5重量部、ステアリン酸2重量部、酸化亜鉛3重量部、老化防止剤(N-フェニル-N’-1,3-ジメチルブチル-p-フェニレンジアミン(6PPD)、住友化学社製、商品名「アンチゲン(登録商標)6C」)1.5重量部、TDAEオイル(H&R社製、商品名「VivaTec500」)30重量部、およびシリカと結合可能な化合物(デグサ社製、商品名「Si-75」)7重量部および化合物(Ia-2)0.55重量部を混練し、ゴム組成物を得た。該工程では、ミキサー設定温度140℃およびミキサー回転数60rpmの条件で成分を5分間混練した。混練終了時のゴム組成物の温度は160~170℃であった。
ロール設定温度50℃のオープンロール機で、工程1で得られたゴム組成物と、加硫促進剤(N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)2.56重量部およびジフェニルグアニジン(DPG)1.71重量部)と、粉末硫黄(細井化学社製、商品名「微粉硫黄」)1.10重量部とを混練して、ゴム組成物を得た。
工程2で得られたゴム組成物を170℃で10分加熱することによって、加硫ゴム組成物を得た。かかる加硫ゴム組成物は、キャップトレッド用として好適である。
<工程1>
バンバリーミキサー(東洋精機製600mLラボプラストミル)を用いて、スチレン・ブタジエン共重合ゴム(旭化成社製、商品名「SBRタフデン2000」)100重量部、シリカ(東ソー・シリカ社製、商品名「Nipsil(登録商標)AQ」)70重量部、カーボンブラックHAF(旭カーボン社製、商品名「旭#70」)5重量部、ステアリン酸2重量部、酸化亜鉛3重量部、老化防止剤(N-フェニル-N’-1,3-ジメチルブチル-p-フェニレンジアミン(6PPD)、住友化学社製、商品名「アンチゲン(登録商標)6C」)1.5重量部、TDAEオイル(H&R社製、商品名「VivaTec500」)30重量部、およびシリカと結合可能な化合物(デグサ社製、商品名「Si-75」)7重量部および化合物(II-1)1.33重量部を混練し、ゴム組成物を得た。該工程では、ミキサー設定温度140℃およびミキサー回転数60rpmの条件で成分を5分間混練した。混練終了時のゴム組成物の温度は160~170℃であった。
ロール設定温度50℃のオープンロール機で、工程1で得られたゴム組成物と、加硫促進剤(N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)2.52重量部およびジフェニルグアニジン(DPG)1.68重量部)と、粉末硫黄(細井化学社製、商品名「微粉硫黄」)1.08重量部とを混練して、ゴム組成物を得た。
工程2で得られたゴム組成物を170℃で10分加熱することによって、加硫ゴム組成物を得た。かかる加硫ゴム組成物は、キャップトレッド用として好適である。
<工程1>
バンバリーミキサー(東洋精機製600mLラボプラストミル)を用いて、スチレン・ブタジエン共重合ゴム(旭化成社製、商品名「SBRタフデン2000」)100重量部、シリカ(東ソー・シリカ社製、商品名「Nipsil(登録商標)AQ」)70重量部、カーボンブラックHAF(旭カーボン社製、商品名「旭#70」)5重量部、ステアリン酸2重量部、酸化亜鉛3重量部、老化防止剤(N-フェニル-N’-1,3-ジメチルブチル-p-フェニレンジアミン(6PPD)、住友化学社製、商品名「アンチゲン(登録商標)6C」)1.5重量部、TDAEオイル(H&R社製、商品名「VivaTec500」)30重量部、およびシリカと結合可能な化合物(デグサ社製、商品名「Si-75」)7重量部および化合物(II-2)1.44重量部を混練し、ゴム組成物を得た。該工程では、ミキサー設定温度140℃およびミキサー回転数60rpmの条件で成分を5分間混練した。混練終了時のゴム組成物の温度は160~170℃であった。
ロール設定温度50℃のオープンロール機で、工程1で得られたゴム組成物と、加硫促進剤(N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)2.52重量部およびジフェニルグアニジン(DPG))1.68重量部と、粉末硫黄(細井化学社製、商品名「微粉硫黄」)1.08重量部とを混練して、ゴム組成物を得た。
工程2で得られたゴム組成物を170℃で10分加熱することによって、加硫ゴム組成物を得た。かかる加硫ゴム組成物は、キャップトレッド用として好適である。
<工程1>
バンバリーミキサー(東洋精機製600mLラボプラストミル)を用いて、スチレン・ブタジエン共重合ゴム(旭化成社製、商品名「SBRタフデン2000」)100重量部、シリカ(東ソー・シリカ社製、商品名「Nipsil(登録商標)AQ」)70重量部、カーボンブラックHAF(旭カーボン社製、商品名「旭#70」)5重量部、ステアリン酸2重量部、酸化亜鉛3重量部、老化防止剤(N-フェニル-N’-1,3-ジメチルブチル-p-フェニレンジアミン(6PPD)、住友化学社製、商品名「アンチゲン(登録商標)6C」)1.5重量部、TDAEオイル(H&R社製、商品名「VivaTec500」)30重量部、およびシリカと結合可能な化合物(デグサ社製、商品名「Si-75」)7重量部および化合物(II-3)1.81重量部を混練し、ゴム組成物を得た。該工程では、ミキサー設定温度140℃およびミキサー回転数60rpmの条件で成分を5分間混練した。混練終了時のゴム組成物の温度は160~170℃であった。
ロール設定温度50℃のオープンロール機で、工程1で得られたゴム組成物と、加硫促進剤(N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)2.45重量部およびジフェニルグアニジン(DPG)1.64重量部)と、粉末硫黄(細井化学社製、商品名「微粉硫黄」)1.05重量部とを混練して、ゴム組成物を得た。
工程2で得られたゴム組成物を170℃で10分加熱することによって、加硫ゴム組成物を得た。かかる加硫ゴム組成物は、キャップトレッド用として好適である。
<工程1>
バンバリーミキサー(東洋精機製600mLラボプラストミル)を用いて、スチレン・ブタジエン共重合ゴム(旭化成社製、商品名「SBRタフデン2000」)100重量部、シリカ(東ソー・シリカ社製、商品名「Nipsil(登録商標)AQ」)70重量部、カーボンブラックHAF(旭カーボン社製、商品名「旭#70」)5重量部、ステアリン酸2重量部、酸化亜鉛3重量部、老化防止剤(N-フェニル-N’-1,3-ジメチルブチル-p-フェニレンジアミン(6PPD)、住友化学社製、商品名「アンチゲン(登録商標)6C」)1.5重量部、TDAEオイル(H&R社製、商品名「VivaTec500」)30重量部、およびシリカと結合可能な化合物(デグサ社製、商品名「Si-75」)7重量部および化合物(Ia-1)(即ち、6,6’-ジチオジニコチン酸)0.69重量部を混練し、ゴム組成物を得た。該工程では、ミキサー設定温度140℃およびミキサー回転数60rpmの条件で成分を5分間混練した。混練終了時のゴム組成物の温度は160~170℃であった。
ロール設定温度50℃のオープンロール機で、工程1で得られたゴム組成物と、加硫促進剤(N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)2.45重量部およびジフェニルグアニジン(DPG)1.64重量部)と、粉末硫黄(細井化学社製、商品名「微粉硫黄」)1.05重量部とを混練して、ゴム組成物を得た。
工程2で得られたゴム組成物を170℃で10分加熱することによって、加硫ゴム組成物を得た。かかる加硫ゴム組成物は、キャップトレッド用として好適である
<工程1>
バンバリーミキサー(東洋精機製600mLラボプラストミル)を用いて、スチレン・ブタジエン共重合ゴム(旭化成社製、商品名「SBRタフデン2000」)100重量部、シリカ(東ソー・シリカ社製、商品名「Nipsil(登録商標)AQ」)70重量部、カーボンブラックHAF(旭カーボン社製、商品名「旭#70」)5重量部、ステアリン酸2重量部、酸化亜鉛3重量部、老化防止剤(N-フェニル-N’-1,3-ジメチルブチル-p-フェニレンジアミン(6PPD)、住友化学社製、商品名「アンチゲン(登録商標)6C」)1.5重量部、TDAEオイル(H&R社製、商品名「VivaTec500」)30重量部、およびシリカと結合可能な化合物(デグサ社製、商品名「Si-75」)7重量部を混練し、ゴム組成物を得た。該工程では、ミキサー設定温度140℃およびミキサー回転数60rpmの条件で成分を5分間混練した。混練終了時のゴム組成物の温度は160~170℃であった。
ロール設定温度50℃のオープンロール機で、工程1で得られたゴム組成物と、加硫促進剤(N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)2.56重量部およびジフェニルグアニジン(DPG)1.71重量部)と、化合物(Ia-1)(即ち、6,6’-ジチオジニコチン酸)0.69重量部と、粉末硫黄(細井化学社製、商品名「微粉硫黄」)1.10重量部とを混練して、ゴム組成物を得た。
工程2で得られたゴム組成物を170℃で10分加熱することによって、加硫ゴム組成物を得た。かかる加硫ゴム組成物は、キャップトレッド用として好適である
<工程1>
バンバリーミキサー(東洋精機製600mLラボプラストミル)を用いて、スチレン・ブタジエン共重合ゴム(旭化成社製、商品名「SBRタフデン2000」)100重量部、シリカ(東ソー・シリカ社製、商品名「Nipsil(登録商標)AQ」)70重量部、カーボンブラックHAF(旭カーボン社製、商品名「旭#70」)5重量部、ステアリン酸2重量部、酸化亜鉛3重量部、老化防止剤(N-フェニル-N’-1,3-ジメチルブチル-p-フェニレンジアミン(6PPD)、住友化学社製、商品名「アンチゲン(登録商標)6C」)1.5重量部、TDAEオイル(H&R社製、商品名「VivaTec500」)30重量部、およびシリカと結合可能な化合物(デグサ社製、商品名「Si-75」)7重量部を混練し、ゴム組成物を得た。該工程では、ミキサー設定温度140℃およびミキサー回転数60rpmの条件で成分を5分間混練した。混練終了時のゴム組成物の温度は160~170℃であった。
ロール設定温度50℃のオープンロール機で、工程1で得られたゴム組成物と、加硫促進剤(N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)2.80重量部およびジフェニルグアニジン(DPG))1.87重量部と、粉末硫黄(細井化学社製、商品名「微粉硫黄」)1.15重量部とを混練配合し、ゴム組成物を得た。
工程2で得られたゴム組成物を170℃で10分加熱することによって、加硫ゴム組成物を得た。
<工程1>
バンバリーミキサー(東洋精機製600mLラボプラストミル)を用いて、スチレン・ブタジエン共重合ゴム(旭化成社製、商品名「SBRタフデン2000」)100重量部、シリカ(東ソー・シリカ社製、商品名「Nipsil(登録商標)AQ」)70重量部、カーボンブラックHAF(旭カーボン社製、商品名「旭#70」)5重量部、ステアリン酸2重量部、酸化亜鉛3重量部、老化防止剤(N-フェニル-N’-1,3-ジメチルブチル-p-フェニレンジアミン(6PPD)、住友化学社製、商品名「アンチゲン(登録商標)6C」)1.5重量部、TDAEオイル(H&R社製、商品名「VivaTec500」)30重量部、およびシリカと結合可能な化合物(デグサ社製、商品名「Si-75」)7重量部、ジフェニルジスルフィド0.49重量部を混練し、ゴム組成物を得た。該工程では、ミキサー設定温度140℃およびミキサー回転数60rpmの条件で成分を5分間混練した。混練終了時のゴム組成物の温度は160~170℃であった。
ロール設定温度50℃のオープンロール機で、工程1で得られたゴム組成物と、加硫促進剤(N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)3.03重量部およびジフェニルグアニジン(DPG)2.03重量部)と、粉末硫黄(細井化学社製、商品名「微粉硫黄」)1.30重量部とを混練して、ゴム組成物を得た。
工程2で得られたゴム組成物を170℃で10分加熱することによって、加硫ゴム組成物を得た。
GABO EPLEXOR動的粘弾性装置を用いて、化合物(Ia-1)(即ち、6,6’-ジチオジニコチン酸)、化合物(Ia-2)および化合物(II-1)~化合物(II-3)のいずれかを使用する実施例1~6で得られた加硫ゴム組成物、ジフェニルジスルフィドを使用する比較例1で得られた加硫ゴム組成物、およびこれら化合物を使用しない参考例1で得られた加硫ゴム組成物の粘弾性特性を測定し、それらの60℃および2.5%歪での損失係数(tanδ)を求めた。下式:
低燃費性の指数
=100×(参考例1のtanδ)/(実施例または比較例のtanδ)
により実施例および比較例の加硫ゴム組成物の低燃費性の指数を算出した。結果を表1に示す。この指数が大きいほど、低燃費性(転がり抵抗特性)が良好である。
DIN摩耗試験機 AB-6111(上島製作所製)を用い、JIS K6364:2010 「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム-耐摩耗性の求め方-」に準拠して、化合物(Ia-1)(即ち、6,6’-ジチオジニコチン酸)、化合物(Ia-2)および化合物(II-1)~化合物(II-3)のいずれかを使用する実施例1~6で得られた加硫ゴム組成物、ジフェニルジスルフィドを使用する比較例1で得られた加硫ゴム組成物、およびこれら化合物を使用しない参考例1で得られた加硫ゴム組成物の容積損失量(単位:mg)を測定した。下式:
耐摩耗性の指数
=100×(参考例1の容積損失量)/(実施例または比較例の容積損失量)
により実施例および比較例の加硫ゴム組成物の耐摩耗性の指数を算出した。結果を表1に示す。この指数が大きいほど、耐摩耗性が良好である。
Claims (11)
- mおよびnが、1である請求項1に記載のゴム組成物。
- ゴム成分が、ジエン系ゴムを含む請求項1または2に記載のゴム組成物。
- ゴム成分が、スチレン・ブタジエン共重合ゴムおよび/または天然ゴムを含む請求項1または2に記載のゴム組成物。
- さらにカーボンブラックを混練して得られる請求項1~4のいずれか一項に記載のゴム組成物。
- さらに硫黄成分を混練して得られる請求項1~5のいずれか一項に記載のゴム組成物。
- 請求項6に記載のゴム組成物を加硫することによって得られる加硫ゴム組成物。
- 請求項7に記載の加硫ゴム組成物を含むタイヤ。
- mおよびnが、1である請求項9に記載の使用。
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