JP7030334B2 - サイドテーブル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、サイドテーブル装置に関する。
従来、病院や介護施設等のベッド近傍に配設されるサイドテーブル装置は、ベッドの上方位置に配設されるテーブル部材と、テーブル部材の左右一方を支持する支柱部材と、支柱部材の下端が取着された基台部材と、を備え、基台部材に車輪を付設したものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-131640号公報
しかし、ベッド上の患者や要介護者等のテーブル使用者が、食事や軽作業を行う際に、テーブル部材に体重をかけると、テーブル使用者の意志に反して車輪が走行してテーブル部材が前方や側方へ逃げてしまう(逸走する)ことがあり、使い勝手が悪いと共に危険であるといった問題があった。
そこで、本発明は、逸走を阻止でき、安全で使い勝手が良く、しかも、容易に製造可能なサイドテーブル装置の提供を目的とする。
本発明のサイドテーブル装置は、車輪が取着された左右一対の水平状の側枠部材を有する基台部材と、該基台部材に立設された支柱部材と、該支柱部材の上端部に設けられたテーブル部材と、を備えたサイドテーブル装置に於て、上記基台部材に揺動自在に設けたフットペダルと、上記側枠部材に上端部が枢着された揺動自在なアーム部材とを、ピン部とカム孔部から成る連結手段を介して連動連結し、上記フットペダルの揺動操作にて、上記アーム部材は下端部が床面に当接しかつ押圧して上記側枠部材を持ち上げ、上記アーム部材近傍の上記車輪を上記床面から離間させて車輪走行を阻止するように構成したものである。
また、上記フットペダルと上記アーム部材と上記連結手段は、上記基台部材の左右に、夫々、設けられ、さらに、上記基台部材に、左右の上記フットペダルを連動させる連動連結杆を設けたものである。
また、上記側枠部材は、矩形筒状の側枠本体と、該側枠本体の開口端部を塞ぐキャップ部材と、を備え、上記キャップ部材は、上記側枠本体に差込まれる水平状の挿入片部を有し、上記車輪が取着されている車輪取付盤を、上記側枠本体の下壁部に貫設された孔部を介して上記側枠本体の内部に配設して、上記車輪取付盤を上記キャップ部材の上記挿入片部に取着しているものである。
また、上記基台部材は、左右一対の上記側枠部材を左右方向に連結する連結枠部材を有し、上記連結枠部材の後端縁は、上記左右一対の側枠部材の前後方向中心線よりも、前方に配設されているものである。
テーブル部材に体重や不要な力が掛かっても、テーブル使用者の意志に反した車輪走行を阻止(逸走を防止)でき、安全性に優れると共に使い勝手が良い。基台部材を容易かつ迅速にかつ安定してロックできる。また、構造が簡素で容易(安価)に製造できる。
本発明のサイドテーブル装置の実施の一形態を示し、使用状態の斜視図である。 使用状態の側面図である。 断面平面図である。 一部を破断した要部平面図である。 走行自由状態の要部側面図である。 逸走防止状態の要部側面図である。 要部断面側面図である。 一部を破断した要部底面図である。 使用状態の他例を示す斜視図である
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明に係るサイドテーブル装置は、図1と図2に示すように、複数の車輪50が取着された基台部材1と、基台部材1に鉛直状に立設された支柱部材2と、支柱部材2の上端部に設けられたテーブル部材3と、を備えている。
支柱部材2は、基台部材1の左右一方側に配設され、テーブル部材3を上下位置調整自在に片持ち梁状に支持している(片柱型である)。
基台部材1の左右他方側が、ベッドBの脇(側方)からベッド下方空間部(ベッド台下面Bdと床面Gの間の空間)Jに差込まれることで、支柱部材2がベッド脇に配設され、テーブル部材3が、ベッド上方位置に配設されるように構成している。
図3に示すように、基台部材1は、水平状かつ前後方向に長い左右一対の側枠部材11,11と、左右一対の側枠部材11,11を左右方向に連結する水平状の連結枠部材12と、を備えている。側枠部材11の前部11fと後部に夫々、車輪50を付設している。左右一方の側枠部材11(11A)に、支柱部材2が立設している。
図3と図4に示すように、基台部材1には、各側枠部材11の前部11fの車輪50(前輪50A)近傍に、基台部材1を走行自由(フリー)状態と逸走防止(ロック)状態とに切換操作するためのフットペダル21,21と、側枠部材11の前部11fに枢着された揺動自在なアーム部材22,22と、アーム部材22の下端部22b側を上方へ常時弾発付勢するための戻し用のバネ部材26,26と、を設けている。つまり、フットペダル21とアーム部材22とバネ部材26とを、左右一対の側枠部材11,11の前部11f,11f夫々に設けている。なお、図5乃至図7と図9に於てバネ部材26は図示省略している。
図3と図4に示すように、基台部材1には、左右水平状の第1軸心L1廻りに回動自在に(基台部材1に)保持される1本の連動連結杆25を備えている。
連動連結杆25は、各端部25dにフットペダル21が固着され、フットペダル21を第1軸心L1廻りにシーソー状に揺動自在としている。
連動連結杆25は、一方のフットペダル21が揺動操作されると、その操作力を、他方のフットペダル21に伝達して、一方のフットペダル21と同様に他方のフットペダル21を揺動させる。
図5と図6に示すように、アーム部材22は、上端部22aが側枠部材11の前部(前端部)11fに(左右水平状の第2軸心L2をもって)枢着され、下端部22bが第2軸心L2廻りに揺動自在である。
そして、フットペダル21とアーム部材22とを、ピン部23とカム孔部24から成る連結手段20を介して、連動連結している。
連結手段20は、側枠部材11の左右外方位置に配設されるフットペダル21の垂下状片部21dに左右方向に貫設したカム孔部24と、フットペダル21の垂下状片部21dと対面状に配設されるアーム部材22の左右外方側面から(左右外方へ)突出してカム孔部24に差込まれるピン部23と、で構成し、フットペダル21のシーソー状揺動操作にて、アーム部材22の下端部22bが上下揺動するように連動連結している。
つまり、フットペダル21とアーム部材22と連結手段20とバネ部材26を、基台部材1の左右の前部(左右前角部)に、夫々、設けている。
ここで、図5は、基台部材1が車輪50によって走行可能な走行自由状態(フリー状態)であって、フットペダル21は前方上傾状姿勢であり、ピン部23は円弧状乃至L字状のカム孔部24の後端部(一端部)に配設され、アーム部材22の下端部22bは床面Gから離間している。
図5の走行自由状態から、看護士や介護者等のペダル操作者によって、フットペダル21の前部が踏込まれる揺動操作(矢印Y1参照)が行わると、図6に示すようにフットペダル21が前方下傾状姿勢となり、カム孔部24の内周面(カム面)に沿って、ピン部23が床面Gへ接近する。つまり、バネ部材26の弾発付勢力に抗してアーム部材22の下端部22bを下方へ揺動させる。そして、アーム部材22の下端部22bが床面Gに当接して床面Gを押圧し、側枠部材11の前部11fを持ち上げて、アーム部材22近傍の車輪50(前輪50A)を床面Gから離間させて、車輪走行を阻止する逸走防止状態(ロック状態)となる。なお、逸走防止状態において、基台部材1は、図6に二点鎖線で示す水平状姿勢から、側枠部材11の後部に取着している車輪50(図2参照)の床面接地点を支点として、図6に実線で示すように僅かに前方上傾状となった傾斜状姿勢となる。
逸走防止状態において、左右の前輪50Aを床面Gから浮かすため、前輪50Aが支持していた(サイドテーブル装置の)自重が、アーム部材22の下端部22bに掛かるようになり、自重を利用した強い制動力(摩擦抵抗力)が得られる。特に、前後方向の移動に抗する強い制動力を得ることができる。
つまり、逸走防止状態は、アーム部材22の下端部22bと床面Gとの摩擦による制動力の発揮と、前輪50Aを床面Gから浮かして車輪走行を不可能にする事と、の両者を実現し、(単に、車輪50にブレーキ片を当接させた場合や、単に、摩擦部材を床面Gに当接させた場合に比べて、)強く確実な制動を実現している。また、車輪50が浮いているため、車輪50が鉛直状軸心廻りに旋回しても、基台部材1への影響が無く安定性に優れる。また、前輪50Aと後輪50B(図2参照)の両輪を浮かせた場合に比べて、基台部材1の安定性が優れると共に、基台部材1の後部側の構成を簡素化できる。
また、下端部22bは、ゴムやスポンジ等の弾性摩擦材33から成り、装置自重を受けて床面Gに、左右方向に長い細帯状に密着し、強いグリップ力を発揮して、床面Gに対する滑りを防止すると共に、床面Gを傷つけるのを防止する。
また、逸走防止状態に於て、ピン部23はカム孔部24の前端部(他端部)に配設される。
カム孔部24は、前端部と後端部の間に、孔内方へ突出する戻り防止用の山部24dを有し、この山部24dによって、逸走防止状態において、ピン部23が前端部から後端部へ、戻るのを防止して、アーム部材22のロック姿勢が保持される。
そして、図6の逸走防止状態からフットペダル21の後部が踏込まれる揺動操作(矢印Y2参照)が行わると、ピン部23が山部24dを乗り越えて、カム孔部24の後端部へ移動する。アーム部材22の下端部22bが床面Gから離間し(ピン部23が逸走防止状態よりも床面Gから離間し)、前輪50Aが床面Gに接地して、車輪走行が可能な走行自由状態に戻る(ロック解除状態となる)。
次に、図7と図8に示すように、車輪50はキャスター部材5の一部(構成部品)であって、キャスター部材5は、車輪50を水平状軸心廻りに回転自在に保持するヨーク部材52と、ヨーク部材52が鉛直状軸を介して取着された水平状の車輪取付盤51と、を備えている。
キャスター部材5は、車輪取付盤51にヨーク部材52が鉛直状軸心廻りに回転自在(車輪50が鉛直状軸心廻りに旋回自在)に取着された旋回自在型である。また、車輪50を一対有する双輪型である。基台部材1の前後左右夫々にキャスター部材5を取着している。
側枠部材11は、矩形筒状の金属製の側枠本体14と、側枠本体14の開口端部14aを塞ぐ樹脂製のキャップ部材13と、を備えている。
側枠本体14は、扁平矩形状であって、開口端部14aを前後に有し、開口端部14aの近傍に、下壁部14eを貫通する孔部14fを有している。
キャップ部材13は、開口端部14aに圧入状に差込まれて塞ぐ鉛直壁状の蓋壁部13aと、蓋壁部13aの上部から前後方向に突出して側枠本体14内部に圧入状に差込まれる水平状の挿入片部13dと、を有している。キャップ部材13は圧入によって側枠本体14に取着(固定)され、ネジ止めの必要がなく、製造が容易である。
そして、車輪50が(ヨーク部材52や鉛直状軸を介して)取着されている金属製の車輪取付盤51を、孔部14fを介して側枠本体14の内部に配設して(侵入させて)、挿入片部13dの水平面状の下面にネジ部材で固着して、(側枠本体14の下壁部14eに車輪取付盤51を取着した場合に比べて)基台部材1の高さ寸法Hが小さく(低く)なるように構成している。従って、低いベッド下方空間部Jに基台部材1を差込むことが可能となる。また、高さ寸法Hを低くしながらも、車輪50の直径寸法Dを大きくでき、走行性を向上できる。例えば、高さ寸法Hは、40mm以上55mm未満が好ましい。下限値未満であると車輪50が小さくなりすぎて車輪走行が困難になる虞れや基台部材1が薄く(小さく)なって強度が不足する虞れがある。55mmを越えると低床型のベッドB(低いベッド下方空間部J)への使用が困難になる。なお、一対の側枠部材11,11の前後に夫々設けた(合計4つの)キャスター部材5を、キャップ部材13の挿入片部13dに固着している。
また、挿入片部13dを下壁部14eよりも肉厚に設けて、車輪取付盤51を取着することで、(車輪取付盤51を側枠本体14の薄い下壁部14eや薄い上壁部に直接にネジ止めするよりも)強度を十分に得ることができる(荷重の掛かる車輪50近傍を補強できる)。
また、孔部14fの周縁部14gは、側枠本体14の内部へ折れ曲った下方拡大型のテーパ状に形成している。このようにテーパ状とすることで、車輪50の旋回が容易になると共に、孔部14f近傍の強度を保つことができ、しかも、車輪取付盤51の取着作業を安全に行うことができる。
次に、図3に於て、連結枠部材12の後端縁12bは、左右一対の側枠部材11の前後方向中心線Sよりも前方へ配設されている。つまり、連結枠部材12を前後方向中心線Sから前方へオフセット(偏心)配置している。また、連動連結杆25を連結枠部材12の前端縁12aよりも前方位置に配設している。
このように構成することで、図9に示すように、車椅子8用としての使用にも好適である。なお、図1と図9に於てアーム部材22とバネ部材26と連動連結杆25は図示省略している。
つまり、車椅子8の着席者(テーブル使用者)を、テーブル部材3の後端縁3bに接近させることができ(車椅子8の前輪81,81を前方へ寄せて配設でき)、テーブル部材3上での食事や軽作業が容易となる。また、前輪50Aは、連結枠部材12の前端縁12aよりも前方位置に配設され、前後の車輪間が長く走行が安定する。
また、側枠部材11は、横断面扁平矩形状かつ平面視帯板状であり、その下面(下壁部14e)に、横断面扁平矩形状かつ平面視帯板状の連結枠部材12の上面を当接させて溶接等で固着しているため、連結枠部材12の上面が低く、車椅子8の足置き台(ステップ部)82が、連結枠部材12を跨いで前方側へ配設できる(足置き台82の前端縁を連結枠部材12の前端縁12aよりも前方位置に配設できる)。
ここで、連結枠部材12を前後方向中心線S上とし、かつ、テーブル部材3の後端縁3bが、車椅子着席者が近づくように、テーブル部材3をオフセット(偏心)配置した比較例は、車輪走行時や使用時のバランスが悪くなる。つまり、上述の実施形態は、テーブル部材3の後端縁3bを車椅子着席者に接近可能としながらも安定(安全)性に優れる。
図4乃至図6と図8に示すように、フットペダル21は、金属製板材を折り曲げた横断面L字状であって、左右外方へ突出する操作用の上片部21cと、上片部21cの左右内方側縁から垂下状に設けられた垂下状片部21dと、を有し、垂下状片部21dに、連動連結杆25の端部25dが固着すると共に、カム孔部24が貫設している。
図4乃至図8に示すように、アーム部材22は、金属製の板材から成り、左右一対の側板部32g,32gと、左右一対の側板部32g,32gを左右方向に連結する連結板部32kと、を有するコの字状のアーム本体32を備え、さらに、アーム本体32の連結板部32kにゴム等の弾性体から成る弾性摩擦材33を固着(巻着)している。弾性摩擦材33によって、逸走防止状態で床面Gを押圧する下端部22bを形成している。
アーム本体32の各側板部32gは、側枠部材11の各側面に、1本の枢着軸にて枢着され、アーム本体32の連結板部32gは側枠部材11の下方位置に配設している。アーム本体32は下方から側枠部材11を跨ぐように配設され、前方上傾状姿勢に保持される。
バネ部材26は、一端部(前下端部)がアーム部材22に取着され、他端部(後上端部)が基台部材1(側枠部材11に固着した取付部材)に取着され、前方下傾状姿勢に保持された引っ張りコイルバネである。バネ部材26は、基台部材1全体の左右内方側となる側枠部材11の側面の近傍に配設し、フットペダル21の操作の邪魔とならない。
また、連動連結杆25は、連結枠部材12に取着する枢支用金具29(図4参照)にゴムやスポンジ等の摩擦付与材28(図7参照)を介して枢着されている。この摩擦付与材28によって、連動連結杆25の回動(フットペダル21の揺動)に適度な作動抵抗を付与してスムーズかつゆっくりとした操作ができるように設けている。
また、連動連結杆25の端部25d近傍は、側枠部材11の左右外方側面に固着されたJ字状の支持用金具27(図6参照)にて支持(保持)され、操作力によって連動連結杆25が受ける下方への力を、支持用金具27が受けて、撓みや曲り等の変形を防止している。
なお、本発明は、設計変更可能であって、図示省略するが、支柱部材2を、左右一方側の側枠部材11に2本立設するも良い。支柱部材2を2本設けることで広いテーブル部材3を支持可能となる。ピン部23をフットペダル21に設け、カム孔部24をアーム部材22に設けても良い。フットペダル21の後部を踏込操作することで車輪逸走防止状態とし、フットペダル21の前部を踏込操作することでロックが解除されるようにするも良い。また、フットペダル21とアーム部材22とバネ部材26は、走行自由状態及び逸走防止状態の何れにおいても、側枠部材11の上面より突出しないように設けるのが望ましい。
以上のように、本発明のサイドテーブル装置は、車輪50が取着された左右一対の水平状の側枠部材11,11を有する基台部材1と、該基台部材1に立設された支柱部材2と、該支柱部材2の上端部に設けられたテーブル部材3と、を備えたサイドテーブル装置に於て、上記基台部材1に揺動自在に設けたフットペダル21と、上記側枠部材11に上端部22aが枢着された揺動自在なアーム部材22とを、ピン部23とカム孔部24から成る連結手段20を介して連動連結し、上記フットペダル21の揺動操作にて、上記アーム部材22は下端部22bが床面Gに当接しかつ押圧して上記側枠部材11を持ち上げ、上記アーム部材22近傍の上記車輪50を上記床面Gから離間させて車輪走行を阻止するように構成したので、テーブル部材3に体重や不要な力が掛かっても、テーブル使用者の意志に反した車輪走行を阻止(逸走を防止)でき、安全性に優れると共に使い勝手が良い。基台部材1を容易かつ迅速に床面Gに固定(ロック)できる。また、構造が簡素で容易(安価)に製造できる。
また、上記フットペダル21と上記アーム部材22と上記連結手段20は、上記基台部材1の左右に、夫々、設けられ、さらに、上記基台部材1に、左右の上記フットペダル21,21を連動させる連動連結杆25を設けたので、基台部材1の左右両側に夫々設けた車輪50,50を、1回のフットペダル揺動操作で、同時に逸走防止状態にでき、使い勝手が良い。また、左右両側の車輪50,50を浮かすことができ、逸走防止状態のサイドテーブル装置全体が安定し、安全性に優れ、使い勝手が良い。サイドテーブル装置を搬送や収納する看護者や介護者等の使用者が収納場所に合わせて容易かつ迅速に逸走防止状態(ロック状態)にできる。
また、上記側枠部材11は、矩形筒状の側枠本体14と、該側枠本体14の開口端部14aを塞ぐキャップ部材13と、を備え、上記キャップ部材13は、上記側枠本体14に差込まれる水平状の挿入片部13dを有し、上記車輪50が取着されている車輪取付盤51を、上記側枠本体14の下壁部14eに貫設された孔部14fを介して上記側枠本体14の内部に配設して、上記取付盤51を上記キャップ部材13の上記挿入片部13dに取着しているので、基台部材1の高さ寸法Hを低く抑えることができ、様々なベッドBに使用できて使い勝手が良い。サイドテーブル装置全体の重心が下がって、安定性に優れ、安全に使用できる。
また、上記基台部材1は、左右一対の上記側枠部材11,11を左右方向に連結する連結枠部材12を有し、上記連結枠部材12の後端縁12bは、上記左右一対の側枠部材11,11の前後方向中心線Sよりも、前方に配設されているので、車椅子8用としての使用にも好適である。つまり、車椅子8の前輪81,81を前方位置に配設でき、車椅子8の着席者を、テーブル部材3の後端縁(着席者から見て手前端縁)3bに、接近させることができ、テーブル部材3上での食事や作業が容易となる。
1 基台部材
2 支柱部材
3 テーブル部材
11 側枠部材
12 連結枠部材
12b 後端縁
13 キャップ部材
13d 挿入片部
14 側枠本体
14a 開口端部
14e 下壁部
14f 孔部
20 連結手段
21 フットペダル
22 アーム部材
22a 上端部
22b 下端部
23 ピン部
24 カム孔部
25 連動連結杆
50 車輪
51 車輪取付盤
G 床面
S 前後方向中心線

Claims (4)

  1. 車輪(50)が取着された左右一対の水平状の側枠部材(11)(11)を有する基台部材(1)と、該基台部材(1)に立設された支柱部材(2)と、該支柱部材(2)の上端部に設けられたテーブル部材(3)と、を備えたサイドテーブル装置に於て、
    上記基台部材(1)に揺動自在に設けたフットペダル(21)と、上記側枠部材(11)に上端部(22a)が枢着された揺動自在なアーム部材(22)とを、ピン部(23)とカム孔部(24)から成る連結手段(20)を介して連動連結し、
    上記フットペダル(21)の揺動操作にて、上記アーム部材(22)は下端部(22b)が床面(G)に当接しかつ押圧して上記側枠部材(11)を持ち上げ、上記アーム部材(22)近傍の上記車輪(50)を上記床面(G)から離間させて車輪走行を阻止するように構成したことを特徴とするサイドテーブル装置。
  2. 上記フットペダル(21)と上記アーム部材(22)と上記連結手段(20)は、上記基台部材(1)の左右に、夫々、設けられ、
    さらに、上記基台部材(1)に、左右の上記フットペダル(21)(21)を連動させる連動連結杆(25)を設けた請求項1記載のサイドテーブル装置。
  3. 上記側枠部材(11)は、矩形筒状の側枠本体(14)と、該側枠本体(14)の開口端部(14a)を塞ぐキャップ部材(13)と、を備え、
    上記キャップ部材(13)は、上記側枠本体(14)に差込まれる水平状の挿入片部(13d)を有し、
    上記車輪(50)が取着されている車輪取付盤(51)を、上記側枠本体(14)の下壁部(14e)に貫設された孔部(14f)を介して上記側枠本体(14)の内部に配設して、上記車輪取付盤(51)を上記キャップ部材(13)の上記挿入片部(13d)に取着している請求項1又は2記載のサイドテーブル装置。
  4. 上記基台部材(1)は、左右一対の上記側枠部材(11)(11)を左右方向に連結する連結枠部材(12)を有し、
    上記連結枠部材(12)の後端縁(12b)は、上記左右一対の側枠部材(11)(11)の前後方向中心線(S)よりも、前方に配設されている請求項1,2又は3記載のサイドテーブル装置。
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