JP7029607B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本開示は、第1のユニットと、第1のユニットを着脱可能に装着する第2のユニットとを備えた電子機器に関する。特に、第1のユニットを第2のユニットに装着した状態で第1のユニットを第2のユニットにロックするロック機構に関する。
特許文献1は、表示部を有する第1の筐体を、キーボードを有する第2の筐体に着脱可能に構成された電子機器を開示している。
特開2014-236009号公報
特許文献1の電子機器では、第1の筐体を第2の筐体から取り外す際、一方の手で操作部をスライドさせながら、他方の手で第1の筐体を取り外す必要がある。つまり、取り外すために両方の手を同時に使う必要がある。
本開示は、両手を同時に使わなくてもユニットの取り外しを可能とした電子機器を提供する。
本開示の電子機器は、第1の電子部品を有する第1のユニットと、第1のユニットを着脱可能に装着する、第2の電子部品を有する第2のユニットとを備える。
第1のユニットは、被係合部を有する。
第2のユニットは、第1のユニットを装着状態でロックするロック機構を有する。
ロック機構は、第1の位置と、第2の位置との間で移動可能な操作部材と、被係合部に係合可能な係合部と、係合部を駆動する駆動機構と、を備える。
駆動機構は、操作部材の移動方向に第1の移動位置と第2の移動位置との間で移動可能、かつ、操作部材に対して相対移動可能に設けられ、第1の移動位置にあるときに係合部を被係合部に係合させ、第2の移動位置にあるときに係合部の被係合部に対する係合を解除させる移動部材と、操作部材を、第1の位置に移動するように付勢する第1の付勢部材と、移動部材を、第1の移動位置に移動するように付勢する第2の付勢部材と、を備える。
操作部材が第1の位置から第2の位置に移動されたときに、第2の付勢部材の付勢に抗して移動部材が第2の移動位置に移動するように構成されている。
ロック機構は、操作部材が第1の位置から第2の位置に移動されたときに、移動部材を第2の移動位置で保持させる保持機構をさらに有する。
本開示の技術により、操作部材が第2の位置に移動したときに、移動部材が第2の移動位置で保持される。つまり、係合部と被係合部との係合が解除された状態で保持される。そのため、両手を同時に使わなくてもユニットの取り外しが可能となる。
図1は、実施の形態1におけるコンピュータの斜視図であって、タブレットユニットを開いた状態で示した図である。 図2は、コンピュータの斜視図であって、タブレットユニットを取り外した状態で示した図である。 図3は、コンピュータの斜視図であって、タブレットユニットを閉じた状態で示した図である。 図4Aは、タブレットユニットの背面側の斜視図である。 図4Bは、タブレットユニットの被係合部の拡大斜視図である。 図4Cは、図4BのA-A線による断面図である。 図5Aは、ホルダの斜視図であって、係合部材が第1の回転位置にある状態を示す図である。 図5Bは、係合部材が第1の回転位置にあるときの係合部材の拡大斜視図である。 図6Aは、ホルダの斜視図であって、係合部材が第2の回転位置にある状態を示す図である。 図6Bは、係合部材が第2の回転位置にあるときの係合部材の拡大斜視図である。 図6Cは、ホルダの長手方向の右側の端部の拡大斜視図である。 図7は、ホルダのロック機構を一部部品を省略して示した斜視図である(係合部材が第2の回転位置にあるとき)。 図8Aは、ホルダのロック機構の主要構成部品を示した斜視図である(係合部材が第2の回転位置にあるとき)。 図8Bは、ホルダのロック機構の主要構成部品を示した斜視図である(係合部材が第2の回転位置にあるとき)。 図9Aは、ホルダのロック機構の主要構成部品の分解斜視図である。 図9Bは、ホルダのロック機構の主要構成部品の分解斜視図である。 図10Aは、係合部材の外観図である。 図10Bは、係合部材を支持部材の下面側から見た図である。 図11Aは、図5BのC-C線による断面図である。 図11Bは、図6BのD-D線による断面図である。 図12は、ロック機構の動作の説明図である。 図13Aは、ロック機構による係合状態を説明する図である。 図13Bは、ロック機構による係合が解除された状態を説明する図である。 図13Cは、ホルダの長手方向に沿う断面図であって、ケース、連結部材、及びバネの断面のみを示した図である。 図13Dは、図13Cの矢印Hで示す部分の拡大図である。 図14は、保持機構の斜視図である。 図15は、保持機構の分解斜視図である。 図16Aは、保持機構の動作を説明した図である。 図16Bは、保持機構の動作を説明した図である。 図16Cは、保持機構の動作を説明した図である。 図16Dは、保持機構の動作を説明した図である。 図17Aは、ロックされた状態を表すロック解除表示を説明した図である。 図17Bは、ロック解除された状態を表すロック解除表示を説明した図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して実施の形態1を説明する。
[1.構成]
[1-1.概要]
図1、図2、図3は、実施の形態1におけるコンピュータの斜視図である。図1は、タブレットユニット100がキーボードユニット200に装着された状態を示す。図2は、タブレットユニット100がキーボードユニット200から取り外された状態を示す。図3は、タブレットユニット100を閉じた状態を示す。なお、図面において適宜、説明及び理解の容易のため、方向表示を付している。この方向表示は、コンピュータ1が一般的な利用態様で利用されるときの利用者から見たときの方向を基準として付しているが、この方向でコンピュータ1が使用や配置されるべきことを意味するものではない。図1、図2において、左右方向は、タブレットユニット100及びキーボードユニット200の幅方向に対応する。また、上下方向は、タブレットユニット100の奥行き方向にほぼ対応するとともに、キーボードユニット200の厚み方向に対応する。また、前後方向は、タブレットユニット100の厚み方向にほぼ対応するとともに、キーボードユニット200の奥行き方向に対応する。
コンピュータ1は、タブレットユニット100と、キーボードユニット200とを有する。コンピュータ1は、電子機器の一例である。タブレットユニット100は、第1のユニットの一例である。キーボードユニット200は、第2のユニットの一例である。
タブレットユニット100は、前面100a(第1の主面)に、表示部101を有している。表示部101は、例えば液晶表示パネルで構成される。また、表示部101は、ユーザのタッチ操作を受付可能なタッチパネルを有する。タブレットユニット100の内部には、中央演算処理装置(CPU)、揮発性記憶装置(RAM)、不揮発性記憶装置(ROM、SSD等)、通信モジュール等の種々の電子部品が収容されている。これらの電子部品は、第1の電子部品の一例である。また、タブレットユニット100の内部には、これらの電子部品に電力を供給する着脱可能なバッテリが収容されている。タブレットユニット100の後面100bには、開閉可能なカバー105が備えられており(図3参照)、カバー105を開くことでバッテリを着脱できる。不揮発性記憶装置(ROM、SSD等)には、オペレーティングシステム(OS)、種々のアプリケーションプログラム、種々のデータ等が格納されている。中央演算処理装置(CPU)は、OS、アプリケーションプログラム、種々のデータを読み込んで演算処理を実行することにより、コンピュータ1における種々の機能を実現する。
タブレットユニット100の筐体は、例えばマグネシウム合金などの金属や樹脂により形成されている。
キーボードユニット200には、ヒンジ500を介してホルダ400が連結されている。
キーボードユニット200は、上面200a(第2の主面)に、キーボード201、タッチパッド202、操作ボタン203等を有する。また、キーボードユニット200は、タブレットユニット100との間でデータを授受するためのインタフェースや、外部機器を接続するための外部機器インタフェースを有する。キーボードユニット200の内部には、キーボードコントローラや、タッチパッドコントローラ等、種々の電子部品が収容されている。これらの電子部品は、第2の電子部品の一例である。
キーボードユニット200の筐体は、例えばマグネシウム合金などの金属や樹脂により形成されている。
図2に示すように、ホルダ400は、キーボードユニット200の後側の側面200r(以下適宜「後側面200r」という)側にヒンジ500を介して連結されている。ホルダ400は、図1に示すように、タブレットユニット100を装着できる。また、操作部材420を操作することで、図2に示すように、タブレットユニット100を取り外すことができる。
ヒンジ500は、キーボードユニット200の後側面200r側とホルダ400の下側の側面400d(以下適宜「下側面400d」という)側とを連結する。ヒンジ500により、キーボードユニット200とホルダ400とがコンピュータ1の幅方向(図1の左右方向)に平行な回転軸Ahを中心として相対回転可能となる。なお、これは、ヒンジ500が、キーボードユニット200の後側面200r側とホルダ400に装着されたタブレットユニット100の下側の側面100d(以下適宜「下側面100d」という)側とを連結しているということでもある。ヒンジ500により、キーボードユニット200とタブレットユニット100とがコンピュータ1の幅方向に平行な回転軸Ahを中心として相対回転可能となる。例えば、ヒンジ500は、図1のようにタブレットユニット100がキーボードユニット200に対して100度程度の角度をなして開いた状態とすることができる。また、ヒンジ500は、図3に示すようにタブレットユニット100がキーボードユニット200に対して閉じた状態とすることができる。閉じた状態は、タブレットユニット100の前面100aとキーボードユニット200の上面200aとが近接して対向し、ほぼ平行となる状態である。
ホルダ400には、タブレットユニット100が装着された状態において、タブレットユニット100のコネクタ140(図4A参照)と接続されるコネクタ460(図5A参照)が設けられている。これらのコネクタ140,460を介して、タブレットユニット100とキーボードユニット200との間で、種々の信号や電力の授受を行うことができる。例えば、キーボードユニット200のキーボード201、タッチパッド202、複数の操作ボタン203等から出力される信号をタブレットユニット100に出力することができる。タブレットユニット100は、これらの信号を受信し、受信した信号に基づく制御が可能である。したがって、キーボードユニット200にタブレットユニット100を装着することで、コンピュータ1をノートブック型コンピュータとして利用することができる。また、タブレットユニット100単体で、タブレット型コンピュータとして利用することができる。
また、コンピュータ1には、タブレットユニット100がキーボードユニット200に対向して閉じられた状態でタブレットユニット100をキーボードユニット200にロックするラッチ機構700が設けられている。ラッチ機構700は、タブレットユニット100の上側面100uとキーボードユニット200の前側面200fとをラッチ710によりロックするように構成されている。
[1-2.ロック機構]
本実施形態のコンピュータ1は、ホルダ400に装着されたタブレットユニット100を装着状態でロックするロック機構を有する。以下、ロック機構について詳しく説明する。
[1-2-1.タブレットユニット側]
図4Aは、タブレットユニット100の背面側の斜視図である。タブレットユニット100の下側面100dには、被係合部130が設けられている。被係合部130は、ホルダ400のロック機構を構成する係合部440の係合部材443(図5A参照)に係合可能である。被係合部130は、下側面100dに、タブレットユニット100の幅方向に間隔を空けて、2個設けられている。
図4Bは、本実施形態に係るタブレットユニット100の被係合部130の拡大斜視図である。図4Cは、図4BのA-A線による断面図である。これらの図に示すように、被係合部130は、後述する係合部材443に係合可能な凹部として構成されている。タブレットユニット100は、金属製のフレーム121、及び樹脂製の側部カバー122を有する。フレーム121は、タブレットユニット100の骨格及び外表面の一部を構成する部材である。側部カバー122は、タブレットユニット100の下側面100dの外表面を覆う枠状の部材である。フレーム121には凹部121aが形成されている。側部カバー122には開口122aが形成されている。フレーム121の凹部121aの内面には、金属製の保護部材123が取り付けられている。保護部材123には、係合部材443の後述する一対の係合突起443a(図5B参照)にそれぞれ係合可能な一対の係合孔123aが設けられている。また、フレーム121の凹部121a内には、さらに、係合部材443の一対の係合突起443aにそれぞれ係合可能な一対の係合凹部121bが設けられている。ここで、保護部材123は削れ防止のため、マグネシウム合金よりもステンレス材が望ましい。
[1-2-2.ホルダ側]
図5A、図6Aは、ホルダ400の斜視図である。図5Aは、係合部材443が第1の回転位置(係合位置)にある状態を示す。図6Aは、係合部材443が第2の回転位置(係合解除位置)にある状態を示す。図5Bは、係合部材443が第1の回転位置にあるときの係合部材443の拡大斜視図である。図6Bは、係合部材443が第2の回転位置にあるときの係合部材443の拡大斜視図である。
ホルダ400は、ケース410と、操作部材420と、係合部440と、駆動機構430(図7参照)とを有する。
図5Aに示すように、ホルダ400は、コンピュータ1の幅方向に延びる舟状の形状を有し、タブレットユニット100の下側面100d側を嵌めることが可能な凹部400yを有する。
係合部440は、タブレットユニット100の被係合部130に係合可能に構成されている。係合部440は、係合部材443を有する。係合部材443は、詳しくは後述するが、ホルダ400の上下方向に平行な回転軸心RC(回転軸部443bの軸心)を中心として回転可能に構成されている。係合部材443は、支持部材431の基板部431aの上面において、ホルダ400の長手方向(幅方向)に間隔を空けて、2個設けられている。2個の係合部材443は、タブレットユニット100の下側面100dをホルダ400に嵌めたときに、タブレットユニット100の被係合部130と係合可能な位置関係で配置されている。係合部材443は、支持部材431の基板部431aの上面よりも上方に突出するように配置される。
係合部材443は、第1の回転位置にあるときに、被係合部130と係合する。第1の回転位置は、係合部材443の係合突起443aが、支持部材431の係合部材支持部431bの前面及び後面から前側及び後側に突出する回転位置である。また、係合部材443は、第2の回転位置に回転したときに、被係合部130との係合が解除される。第2の回転位置は、係合部材443の係合突起443aが、支持部材431の係合部材支持部431bの前面及び後面から前側及び後側に突出しない回転位置である。操作部材420の動きは、駆動機構430を介して係合部材443に伝達される。係合部材443は、操作部材420が図5Aに示す第1の位置から図6Aに示す第2の位置に移動されると、第1の回転位置から第2の回転位置に回転する。
図6Cは、ホルダ400の長手方向の右側の端部の拡大斜視図である。操作部材420は、ホルダ400の長手方向の右側の端部410cに配置されて、ホルダ400の長手方向に平行に移動するように構成されている。第1の位置は、操作部材420がホルダ400の端部410cの外表面とほぼ面一の位置である。第2の位置は、操作部材420がホルダ400の端部410cの外表面から第1の位置よりも長手方向に離れた位置である。
ホルダ400(ケース410)の端部410cには、操作部材420に隣接して、所謂ケンジントンロックの差し込み部材を差し込み可能な差し込み孔410xが設けられている。そのため、差し込み孔410xにケンジントンロックの差し込み部材を差し込むと、ケンジントンロックのボティを、ホルダ400の端部410c及び操作部材420に近接(または当接)させることができる。そのため、ケンジントンロックを施錠すると、操作部材420を第2の位置に移動させることが不可能となる。
[1-2-3.駆動機構]
駆動機構430は、操作部材420が図5Aに示す第1の位置から図6Aに示す第2の位置に移動されたときに係合部材443を第1の回転位置(係合位置)から第2の回転位置(係合解除位置)に回転させる。また、駆動機構430は、タブレットユニット100がホルダ400に装着されたときに、係合部材443を第1の回転位置(係合位置)に回転させる。
図7は、ホルダ400のロック機構を一部部品を省略して示した斜視図である(係合部材443が第2の回転位置にあるとき)。
駆動機構430は、接続部材421、支持部材431、ベース部材432、連結部材433、第1バネ434(図13C参照)、第2バネ451(図13B参照)、第3バネ470、保持機構800等を有する。
図8A、図8Bは、ホルダ400のロック機構の主要構成部品を示した斜視図である。図8Aは、ホルダ400の前面400a側から見た斜視図であり、図8Bは、ホルダ400の後面400b側から見た斜視図である。図8A、図8Bは、係合部材443が第2の回転位置にあるときで示している。図9A、図9Bは、ホルダ400のロック機構の主要構成部品の分解斜視図である。図9Aは、ホルダ400の前面400a側から見た斜視図であり、図9Bは、ホルダ400の後面400b側から見た斜視図である。
接続部材421は、ホルダ400の幅方向に沿って延びる棒状の部材である。接続部材421は、その一端において操作部材420に固定されている。接続部材421は、その他端において連結部材433に対して長手方向(ホルダ400の幅方向)に相対移動可能に取り付けられる。
連結部材433は、ホルダ400の幅方向に沿って延びる板状の部材であり、操作部材420に接続部材421を介して取り付けられる。連結部材433は、操作部材420に対して相対移動可能である。連結部材433は、操作部材420の移動方向(ホルダ400の幅方向)に沿って第1の移動位置と第2の移動位置との間で移動可能なように、ケース410により支持される。第1の移動位置は、係合部440を係合位置に位置させる位置である。第2の移動位置は、係合部440を係合解除位置に位置させる位置である。本実施形態で係合部440を係合位置に位置させることとは、例えば係合部材443を第1の回転位置に位置させることである。係合部440を係合解除位置に位置させることとは、例えば係合部材443を第2の回転位置に位置させることである。
連結部材433は、例えば樹脂により形成される。なお、連結部材433は、樹脂と同程度の摺動性が確保されるのであれば金属により形成されてもよい。
図8B、図9Bに示すように、連結部材433の平面部433pの左右の端部側には、溝部433a、433bが設けられている。溝部433a、433bには、係合部材443の係合軸部443gが相対移動可能に係合される。
溝部433a、433bは、連結部材433が図12の(c)のように第1の移動位置Ms1に移動されたときに係合部材443を回転軸心RC(回転軸部443bの軸心)を中心として第1の回転位置に回転させる。溝部433a、433bは、また、連結部材433が図12の(a)と(b)に示すように第2の移動位置Ms2に位置するときに係合部材443を回転軸心RCを中心として第2の回転位置に回転させる。これを実現するため、溝部433a、433bは、蛇行させて略逆S字状に形成されている。
連結部材433と接続部材421の接続構造について説明する。図9A、図9Bに示すように、連結部材433の右側の端部には、平面部433pに垂直な縦面部433gが設けられている。縦面部433gの側方には、連結部材433の長手方向に沿って、レール433rが設けられている。また、接続部材421の左側の端部には嵌め合い部421rが設けられている。嵌め合い部421rは、連結部材433のレール433rに沿ってスライド移動可能に嵌められている。これにより、接続部材421が、つまり接続部材421に固定された操作部材420が、連結部材433に対して相対移動可能なようになっている。
連結部材433のレール433rの右端には、移動規制壁433sが設けられている。また、接続部材421の嵌め合い部421rの右端には、移動規制壁421sが設けられている。図8Bのように連結部材433のレール433rに接続部材421の嵌め合い部421rが嵌められる。これにより、操作部材420が右側(第2の位置側)に移動させられたときに、連結部材433の移動規制壁433sと接続部材421の移動規制壁421sが当接し、第2の位置からさらに右側に移動しないようにしている。
第3バネ470は、図8Bに示すように、一端において接続部材421のバネ係止部421eに係止され、他端において、ホルダ400のケース410のバネ係止部(図示せず)に係止される。第3バネ470は、接続部材421に固定された操作部材420を第1の位置側へ引っ張る。
図7に戻り、ベース部材432は、ホルダ400の幅方向に沿って延びる部材であり、ケース410に固定される。ベース部材432は、例えば樹脂により形成される。ベース部材432は、図13Aに示すように、回転中心軸部432aを有する。
回転中心軸部432aは、係合部材443の下部に形成された軸穴443fに挿通され、係合部材443を回転可能なように係合部材443の下部を支持する。
図5A、図5B、図7に戻り、支持部材431は、ホルダ400の幅方向の中央に配置される。支持部材431は、ホルダ400の幅方向に沿って延びる板状の部材である。各支持部材431は、ケース410に固定される。支持部材431は、例えば金属により形成される。各支持部材431は、基板部431a、係合部材支持部431b、係合部材配置孔431dを有する。
基板部431aは、ベース部材432に載置され、ベース部材432及びケース410にネジ(図示せず)等を利用して固定される。
係合部材配置孔431dは、基板部431aにおいてホルダ400の上下方向に貫通する孔である。係合部材443の上部側が回転可能なように係合部材配置孔431d内に配置される。これにより、係合部材443の上部側は、基板部431aの上面よりも上方に突出している。
係合部材支持部431bは、基板部431aに、係合部材配置孔431dを幅方向にまたぐように立設される。係合部材支持部431bは、ゲート状の形状を有する。係合部材支持部431bは、ホルダ400の上下方向に貫通する挿通孔431cを有する。挿通孔431cには、係合部材443の回転軸部443bが挿通される。これにより、係合部材支持部431bは、係合部材443の上部側を、係合部材443が回転軸部443bを中心として回転可能なように支持する。
図13Cは、ホルダ400の長手方向に沿う断面図であって、ケース、連結部材433、及びバネの断面のみを示した図である。図13Dは、図13Cの矢印Hで示す部分の拡大図である。
第1バネ434は連結部材433のバネ収容部433dに収容される。第1バネ434の一端は、連結部材433のバネ係止部433eに係止される。第1バネ434の他端は、ケース410のバネ係止部415に係止される。第1バネ434は、連結部材433を幅方向においてその第1の移動位置側に付勢する。
第2バネ451の詳細については後述する。
[1-2-4.係合部材]
図10Aは、ロック機構を構成する係合部材443の外観図である。具体的に、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
係合部材443は、図10Aの(a)と(b)と(c)に示すように、上述の回転軸部443b、係合体443c、筒状部443e、腕部443h、係合軸部443g、嵌合凸部443jを有する。
回転軸部443bは、係合部材443の上端側に設けられている。
係合体443cは、回転軸部443bを挟んで径方向で互いに反対側に突出するように形成された一対の係合突起443aを有する。係合突起443aは、円柱体の側部を回転軸部443b(回転軸心RC)を挟んで平行に切り落とし、さらに、上面近傍以外の部分について、Lで示すラインよりも径方向の外側の部分を削り出すことにより形成されている。
筒状部443eは、下端において開口する軸穴443fを有する。軸穴443fの軸心は、回転軸部443bの軸心と同一軸心上に形成されている。
腕部443hは、筒状部443eの下端部から径方向外側に延びる。
係合軸部443gは、腕部443hの径方向外端部から回転軸部443b(回転軸心RC)と平行に、下方に延びる。
嵌合凸部443jは、筒状部443eの上端に、径方向に突出させて形成されている。係合部材443の嵌合凸部443jは、図10Aの(c)からわかるように、軸方向で見た形状が、円盤の側部を、回転軸心RCを挟んで平行に切り落とした形状を有している。
図10Bは、係合部材443を支持部材431の下面側から見た図である。具体的に、(a)は斜視図、(b)は下面図である。
支持部材431の下面には、第1嵌合凹部431eと、第2嵌合凹部431fとが設けられている。
第1嵌合凹部431eは、下面に垂直な方向から見た形状が円形となっている。第1嵌合凹部431eの円の直径は、係合部材443の嵌合凸部443jの直径よりも若干量大きく設定されている。係合部材443の嵌合凸部443jが第1嵌合凹部431eに嵌合した状態で回転軸心を中心として回転可能となっている。
第2嵌合凹部431fは、下面側から見た形状が係合部材443の嵌合凸部443jを回転軸心方向から見た形状とほぼ同じ形状を有し、その寸法は係合部材443の嵌合凸部443jの寸法よりも若干量大きく設定されている。係合部材443が第2の回転位置にあるときに、係合部材443の嵌合凸部443jと第2嵌合凹部431fとが嵌合可能となっている。換言すれば、係合部材443の嵌合凸部443jが第2嵌合凹部431fに嵌合している状態では、係合部材443が回転軸心RCを中心として回転できないようになっている。なお、図10Bの(a)及び(b)は、係合部材443の嵌合凸部443jが第1嵌合凹部431e内にあり、第2の回転位置から第1の回転位置側に若干量回転した状態を示している。
図11Aは、図5BのC-C線による断面図である。図11Aは、係合部材443が第1の回転位置にあるときの状態を示している。図11Bは、図6BのD-D線による断面図である。図11Bは、係合部材443が第2の回転位置にあるときの状態を示している。係合部材443の回転軸部443bが係合部材支持部431bの挿通孔431c内に挿通される。また、係合部材443の軸穴443fがベース部材432の回転中心軸部432aに嵌められる。上述のように、軸穴443fの軸心は、回転軸部443bの軸心と同一軸心上に形成されている。そのため、係合部材443は、回転軸部443b及び軸穴443fの中心を回転軸心RC(中心)として、回転可能である。
係合部材443は、上下方向に、第1軸心方向位置と第2軸心方向位置との間で移動可能である。図11Aでは、係合部材443は第2軸心方向位置に位置する。このとき、係合部材443の嵌合凸部443jは、支持部材431の第1嵌合凹部431eに嵌合される。ただし、嵌合凸部443jは、支持部材431の第2嵌合凹部431fには嵌合されない。図11Bでは、係合部材443は第1軸心方向位置に位置する。このとき、嵌合凸部443jは、第2嵌合凹部431fに嵌合される。
第2バネ451は、コイルバネにより構成され、ベース部材432の回転中心軸部432aに挿通されている。第2バネ451の一端はベース部材432の底面432cに当接する。第2バネ451の他端は係合部材443の軸穴443fに段差状に形成されたバネ当接部443kに当接する。第2バネ451は、係合部材443を、回転軸心RC方向において第2軸心方向位置側に付勢する。
[1-2―5.保持機構]
保持機構800の構成について説明する。図14は、保持機構800の斜視図である。図15は、保持機構800の分解斜視図である。
保持機構800は、上部ケース810と、下部ケース850と、上下動ピン820と、揺動部材830と、第4バネ840と、第5バネ860とを有する。
上部ケース810は、本体部810aと、本体部810aを上下に貫通する上下動ピンガイド孔810bと、上下に延びる溝状のバネ係止部810cと、本体部810aの下面側に設けられた揺動部材配置凹部810dとを有する。
上下動ピン820は、下部において開口する有底筒状の部材である。上下動ピン820は、上下方向に延びるバネ配置孔820aと、側部から突出形成された突出規制用突部820bと、下端部から上下動ピン820の長手方向に対して垂直な方向に突出する押圧部820cとを有する。上下動ピン820は、上部ケース810の上下動ピンガイド孔810bに、上方位置と下方位置との間で上下動可能に挿通される。上下動ピン820は、突出規制用突部820bが上部ケース810内の当接部(図示せず)に当接することで上方位置を超えて上方に移動することが規制される。上下動ピン820は、図5B、図6Bに示すように、係合部440の近傍に配置される。上下動ピン820は、図5B、図6Bに示すようにその上端がホルダの支持部材431の上面とほぼ同じとなる下方位置と、ホルダ400の支持部材431の上面から上方に突出する上方位置との間で移動する。なお、上下動ピン820の上端がホルダ400の支持部材431の上面とほぼ同じとなるのは、タブレットユニット100がホルダ400に装着されているときであるが、図5B、図6Bでは、タブレットユニット100の図示を省略している。
揺動部材830は、揺動軸部830aと、揺動軸部830aから軸方向に垂直に突出する突起830cと、揺動軸部830aから軸方向に垂直に、突起830cとは概ね反対側に突出する受圧部830dとを有する。
下部ケース850は、本体部850aと、本体部850aの上面に形成され、揺動部材830が配置される揺動部材配置凹部850bと、本体部850aから上方に延びるバネ配置ピン850cとを有する。揺動部材配置凹部850bには、揺動部材830が、揺動軸部830aが左右方向に平行になるように、かつ揺動軸部830aを中心として回動可能なように配置される。
第4バネ840は、コイルバネ部840aと、コイルバネ部840aの一端から延びる係止部840bとを有する。第4バネ840は、揺動部材830の揺動軸部830aに嵌められる。係止部840bは、上部ケース810のバネ係止部810cに係止される。第4バネ840は、揺動部材830の突起830cが下端位置側に位置するように付勢する。
第5バネ860は、コイルバネである。第5バネ860は、上下動ピン820のバネ配置孔820aの内部に収容され、下部ケース850のバネ配置ピン850cに嵌められる。第5バネ860の上端がバネ配置孔820aの上端に当接する。第5バネ860の下端が下部ケース850の揺動部材配置凹部850bの底面に当接する。第5バネ860は、上下動ピン820を上方位置側に付勢する。
次に、保持機構800の動作について説明する。まず、タブレットユニット100がホルダ400に装着されるときの保持機構800の動作を図16A、図16Dを参照して説明する。図16Aは、タブレットユニット100がホルダ400に装着されるときの保持機構800の動作を説明した図である。図16Dは、保持機構800の動作を説明した図である。
図16Aの(a)、図16Dの(a)は、ホルダ400にタブレットユニット100が装着されていないときの保持機構800の状態を示している。このとき、上下動ピン820は、第5バネ860による付勢により上方位置に位置し、支持部材431の基板部431a(図5B参照)の上面から突出する。また、上下動ピン820の押圧部820cが、揺動部材830の上方に位置している。揺動部材830は、第4バネ840の付勢力により、揺動軸心Reを中心として左回りに回動する。これにより、突起830cが下端位置に位置している。連結部材433は、第1バネ434により第1の移動位置側(左側)に引っ張られている。このとき、揺動制御壁433nの左端が揺動部材830の突起830cに当接する。このことで、連結部材433は、第2の移動位置(Ms2(図12参照))に位置している。そのため、係合部材443は第2の回転位置に位置し、ロック機構がロック解除状態にある。一方、操作部材420は、連結部材433に対して相対移動可能であり、かつ第3バネ470により第1の位置(Ps1(図12参照))側へ引っ張られている。そのため、操作部材420は、第1の位置(Ps1)に位置している。つまり、図16Aの(a)の状態のときには、図12の(b)に示す状態となる。
図16Aの(b)に示すように、ホルダ400にタブレットユニット100が装着され始めると、タブレットユニット100の下側面が上下動ピン820の上端に当接し、上下動ピン820が下降し始める。上下動ピン820が下降し始めると、その下端の押圧部820cが揺動部材830の受圧部830dに当接する。これにより、揺動部材830が揺動軸心Reを中心として図16Aの(b)で右回りに回転し始める。またそのため、揺動部材830の突起830cが揺動制御壁433nの左端に沿って上方に移動し始める。
ホルダ400へのタブレットユニット100の装着が完了したとき、図16Aの(c)、図16Dの(b)に示すように、上下動ピン820はさらに下降して下方位置にまで移動する。このとき、押圧部820cが揺動部材830の受圧部830dをさらに押し下げることで、揺動部材830が揺動軸心Reを中心としてさらに回転する。そして、揺動部材830の突起830cが揺動制御壁433nの上端よりも高い位置にまで移動される。つまり、突起830cによる揺動制御壁433nの移動規制が解除される。そのため、連結部材433は、第1バネ434の付勢力により第1の移動位置(Ms1)まで左側に移動する。そのため、係合部材443は第1の回転位置に回転する。これにより、ロック機構がロック状態となる。
次に、タブレットユニット100がホルダ400に装着された状態において操作部材420が第1の位置から第2の位置に移動されたときの保持機構800の動作を、図16Bを参照して説明する。図16Bは、タブレットユニット100がホルダ400に装着された状態において操作部材420が第1の位置から第2の位置に移動されたときの保持機構800の動作を説明した図である。図16Bでは、動作を把握しやすいように下部ケース850を省略している。
図16Bの(a)に示すように、操作部材420がユーザ操作により第2の位置側へ移動され始めると、連結部材433が接続部材421を介して第2の移動位置側へ引っ張られて移動する。そのため、揺動部材830の突起830cが揺動制御壁433nの上端に沿って相対的に左側に移動する。上下動ピン820の各部と揺動部材830の各部との位置関係は、図16Aの(c)の状態と同じ状態にある。より詳しく説明すると、揺動部材830の受圧部830dの先端は、上下動ピン820の押圧部820cの傾斜面820xの下端側に接した状態にある。
図16Bの(b)に示すように、操作部材420がユーザ操作により第2の位置へ移動されると、揺動部材830の突起830cが揺動制御壁433nの上端に沿って相対的にさらに左側に移動する。そして、揺動部材830の突起830cが揺動制御壁433nの左端に達すると、第4バネ840の付勢力により、揺動部材830が揺動軸心Reを中心として、図16Bの(b)において左回りに回転する。このとき、揺動部材830の受圧部830dの先端は、上下動ピン820の押圧部820cの傾斜面820xに沿って上方に移動する。図16Bの(c)に示すように、上下動ピン820の押圧部820cが、揺動部材830の下方に位置した状態となる。また、揺動部材830の突起830cが、図16Bの(b)に示すように、揺動制御壁433nの左端に沿って下方に移動し、さらに図16Bの(c)に示すように、下端位置にまで移動する。図16Bの(c)の状態は、図16Dの(a)の状態に類似している。ただし、図16Dの(a)では上下動ピン820が上方位置に位置するが、図16Bの(c)では上下動ピン820がタブレットユニット100で押し下げられて下方位置に位置する。
ユーザの手が離されると、連結部材433は、第1バネ434により第1の移動位置側(左側)に引っ張られる。しかし、図16Bの(c)に示すように、揺動制御壁433nの左端が揺動部材830の突起830cに当接することで、連結部材433は第2の移動位置に保持される。そのため、係合部材443は第2の回転位置に位置し、ロック機構がロック解除状態に保持される。一方、操作部材420は、連結部材433に対して相対移動可能であり、かつ第3バネ470により第1の位置側へ引っ張られている。そのため、ユーザの手が離されると、第1の位置に戻る。つまり、ユーザの手が離された後は図12の(b)に示す状態となる。なお、ユーザの手が離される前は図12の(a)に示す状態となる。
したがって、ユーザは、タブレットユニット100をホルダ400から取り外す際に、操作部材420を、第2の位置(ロック解除位置)側に移動させた状態で把持し続ける必要がない。よって、例えば、一方の手で操作部材420を第2の位置(ロック解除位置)に保持しつつ、他方の手でタブレットユニット100をホルダ400から引き出す必要がない。そのため、タブレットユニット100をホルダ400から取り外す際のユーザの利便性が向上する。
次に、図16Bで説明したように操作部材420が第1の位置から第2の位置に移動される操作が行なわれた後、タブレットユニット100がホルダ400から取り外されるときの保持機構800の動作を、図16Cを参照して説明する。図16Cは、タブレットユニット100がホルダ400から取り外されるときの保持機構800の動作を説明した図である。
図16Cの(a)に示すように、タブレットユニット100がホルダ400から持ち上げられ始めると、上下動ピン820が第5バネ860の上方への付勢力により、上下動ピン820の上端とタブレットユニット100の下側面とが接触した状態で、上方に移動し始める。また、上方への移動の途中で上下動ピン820の押圧部820cの傾斜面820xが揺動部材830の受圧部830dの下面に当接する。
タブレットユニット100がホルダ400からさらに持ち上げられると、図16Cの(b)に示すように、上下動ピン820が第5バネ860の上方への付勢力によりさらに上昇し続ける。このとき、揺動部材830の受圧部830dの下面と上下動ピン820の押圧部820cの傾斜面820xとが当接している。そのため、上下動ピン820の下端側が後側に変位しつつ、受圧部830dの下面と上下動ピン820の押圧部820cの傾斜面820xとが滑ることで、上下動ピン820は上方に移動する。
そして、図16Cの(c)に示すように、タブレットユニット100がホルダ400から、取り外しが完了する状態までさらに持ち上げられる。このとき、上下動ピン820は、受圧部830dよりも上下動ピン820の押圧部820cの方が上方に位置する状態にまで上昇する。
図16Cの(a)、図16Cの(b)、図16Cの(c)のいずれの状態においても、揺動部材830は、第4バネ840の左回りの付勢力により付勢されていることで、右回りには回転しない。そのため、突起830cは下端位置に位置したままとなる。このとき、連結部材433は、第1バネ434により第1の移動位置側(左側)に引っ張られている。しかし、揺動制御壁433nの左端が揺動部材830の突起830cに当接することで、連結部材433は、第2の移動位置に保持される。そのため、係合部材443は第2の回転位置に位置し、ロック機構がロック解除状態に保持される。一方、操作部材420は、連結部材433に対して相対移動可能であり、かつ第3バネ470により第1の位置側へ引っ張られている。そのため、ユーザの手が離された後は、第1の位置に維持される。つまり、図16Cの(a)、図16Cの(b)、図16Cの(c)のいずれの状態においても、図12の(b)に示す状態となる。
[1-3.ロック機構全体の動作]
図12は、ロック機構の動作の説明図である。図13Aは、幅方向右側の係合部440が係合された状態を説明する図である。具体的に、(a)は係合された状態を説明するための平面図、(b)は(a)のE-E線による断面図である。図13Bは、幅方向右側の係合部440による係合が解除された状態を説明する図である。具体的に、(a)は係合が解除された状態を説明するための平面図、(b)はは(a)のF-F断面図である。
図12の(c)では、操作部材420が第1の位置(図面では「Ps1」と示している)にあり、かつ連結部材433が第1の移動位置(図面では「Ms1」と示している)にある。このとき、係合部材443の係合軸部443gは、連結部材433の溝部433a、433bの右端側に位置する。そして、係合部材443は、係合軸部443gが溝部433bにより厚み方向において前側に移動されることにより、第1の回転位置に位置される。このとき、図13Aの(a)、図13Aの(b)に示すように、係合部材443の係合突起443aがタブレットユニット100の被係合部130の係合凹部121bに係合する。これにより、タブレットユニット100がホルダ400にロックされる。このとき、係合部材443の回転軸部443bの上端がタブレットユニット100の係合凹部121bの保護部材123の平面部123bに当接している。これにより、係合部材443は第2バネ451の付勢力に抗して下方に押し下げられて、第1軸心方向位置に位置している。また、嵌合凸部443jは、支持部材431の第1嵌合凹部431eに嵌まっている。
この状態から操作部材420を、図12の(a)に示すように第2の位置Ps2まで移動させると、連結部材433が第2の移動位置に移動する。これに伴い、係合部材443の係合軸部443gは、連結部材433の溝部433bの左端側に位置する。そして、係合部材443は、係合軸部443gが溝部433a、433bにより厚み方向において後側に移動されることにより、第2の回転位置に位置される。このとき、図13Bの(a)と(b)に示すように、係合部材443の係合突起443aと、タブレットユニット100の被係合部130の係合凹部121bとの係合が解除される。これにより、タブレットユニット100のホルダ400に対するロックが解除され、タブレットユニット100をキーボードユニット200から取り外すことが可能となる。
このとき、係合部材443は、第2バネ451の付勢力により上方に付勢されるとともに、第2の回転位置にある状態で保持機構800により保持されている。そのため、タブレットユニット100がユーザにより上方に持ち上げられたときに、係合部材443は第2バネ451の付勢力により上方に(第2軸心方向位置に)押し上げられる。加えて、嵌合凸部443jが支持部材431の第2嵌合凹部431fに嵌まる。これにより、係合部材443は、この嵌合によっても、回転軸心RCを中心とする回転が規制される。つまり、操作部材420が第2の位置に操作された後、保持機構800だけでなく、この嵌合構造によっても、係合部材443が第2の回転位置に保持される。そのため、操作部材420が第2の位置に操作された後だけでなく、タブレットユニット100が取り外された後においても、ロック解除状態を良好に保持できる。そのため、次にタブレットユニット100をホルダ400に装着する際に、操作部材420を第2の位置に操作することなく装着できる。そのため、ユーザの利便性が向上する。
次に、タブレットユニット100が装着されていない状態のホルダ400にタブレットユニット100を装着する場合について説明する。ホルダ400にタブレットユニット100を挿入していくと、まず、タブレットユニット100の保護部材123の平面部123bが、係合部材443の回転軸部443bの上端に当接する。そして、タブレットユニット100をホルダ400にさらに挿入すると、保護部材123の平面部123bが係合部材443の回転軸部443bの上端に当接していることにより、係合部材443が下方に押し下げられる。そして、係合部材443の嵌合凸部443jが、支持部材431の第1嵌合凹部431eの位置から第2嵌合凹部431fの位置にまで押し下げられ、つまり、係合部材443が第1軸心方向位置にまで押し下げられる。このとき、係合部材443の嵌合凸部443jと支持部材431の第2嵌合凹部431fとの嵌合が解除される。これにより、係合部材443の回転規制が解除される。係合部材443は、第1嵌合凹部431e内で回転軸心を中心として回転可能となる。また、係合部材443が回転可能となることにより、連結部材433が幅方向に移動可能となる。ここで、連結部材433は、前述のように、第1バネ434により第1の移動位置側に付勢されている(引っ張られている)。そのため、連結部材433が第1の移動位置側に移動するともに、連結部材433の移動により係合部材443が第1の回転位置に回転する。そのため、図13Aの(a)と(b)に示すように、係合部材443の係合突起443aがタブレットユニット100の被係合部130の係合凹部121bに係合する。これにより、タブレットユニット100がホルダ400にロックされる。
[1-4.ロック解除表示]
本実施形態では、操作部材420と連結部材433とを相対移動可能とする。加えて、ロック状態から否かに関わらず、第3バネ470が操作部材420を第1の位置側へ位置させるようにする。そのため、操作部材420の位置だけでは、現在ロック状態にあるか否かを判断できない。そこで、本実施形態では、ロック状態にあるか否かをユーザに認識させるため、以下の構成を採用している。
図17Aはロック表示を説明した図である。図17Bは、ロック解除表示を説明した図である。ホルダ400の前面400aには、ロック解除表示用の開口400hが設けられている。ロック解除表示は、図17Bに示すように、連結部材433の縦面部433gに貼り付けられた例えば赤色に着色されたシール435で構成されている。連結部材433が図17Aに示す第1の移動位置に位置しているとき、ホルダ400の前面400aのロック解除表示用の開口400hと、連結部材433の縦面部433gに設けた開口433tが重なるように両者の位置関係が設定されている。また、連結部材433が図17Bに示す第2の移動位置に位置しているとき、ホルダ400の前面400aのロック解除表示用の開口400hと連結部材433の縦面部433gに設けたシール435とが重なるように、これらの位置関係が設定されている。これにより、ロック解除されているときには、開口400hを介してシール435が現れることで、ロック解除されていることをユーザに認識させることができる。また、ロックされている状態では、ロック解除表示用の開口400hと、連結部材433の開口433tとが重なることで、連結部材433に外部から接触することができなくなる。そのため、ホルダ400の前面400aのロック解除表示用の開口400hを介して、ロック解除警告のシール435を出現させる構造を採用した場合でも、ロック状態のときに連結部材433に外部から接触することができなくなる。よって、ロック状態におけるホルダ400の連結部材433に外部から接触して動かすことで、ロック解除を行うようなことはできない。そのため、ホルダ400からタブレットユニット100を取り外すことはできなくなる。
[2.効果等]
本実施の形態のコンピュータ1(電子機器の一例)は、第1の電子部品を有するタブレットユニット100(第1のユニット)と、タブレットユニット100(第1のユニット)を着脱可能に装着する、第2の電子部品を有するキーボードユニット200(第2のユニット)とを備える。
タブレットユニット100(第1のユニット)は、被係合部130を有する。
キーボードユニット200(第2のユニット)は、タブレットユニット100(第1のユニット)を装着状態でロックするロック機構を有する。
ロック機構は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能な操作部材420と、被係合部130に係合可能な係合部440と、係合部440を駆動する駆動機構430と、を備える。
駆動機構430は、操作部材420の移動方向と平行に第1の移動位置と第2の移動位置との間で移動可能、かつ、操作部材420に対して相対移動可能に設けられ、第1の移動位置にあるときに係合部440を係合位置に位置させ、第2の移動位置にあるときに係合部440を係合解除位置に位置させる連結部材433(移動部材)と、操作部材420を、第1の位置に移動するように付勢する第3バネ470(第1の付勢部材)と、連結部材433(移動部材)を、第1の移動位置に移動するように付勢する第1バネ434(第2の付勢部材)と、を備える。
操作部材420が第1の位置から第2の位置に移動されたときに、第1バネ434(第2の付勢部材)の付勢に抗して連結部材433(移動部材)が第2の移動位置に移動するように構成されている。
ロック機構は、操作部材420が第1の位置から第2の位置に移動されたときに、連結部材433(移動部材)を第2の移動位置で保持させる保持機構800をさらに有する。
これにより、操作部材420が第1の位置から第2の位置に移動されたときに、連結部材433が第2の移動位置で保持される。つまり、係合部440と被係合部130との係合が解除された状態で保持される。そのため、両手を同時に使わなくてもタブレットユニット100の取り外しが可能となる。
本実施の形態において、保持機構800は、連結部材433(移動部材)に設けられた揺動制御壁433n(突出部)と、キーボードユニット200(第2のユニット)のホルダ400(所定部位)に設けられ、操作部材420が第1の位置から第2の位置に移動されたときに、揺動制御壁433n(突出部)の移動経路内に変位して揺動制御壁433n(突出部)に当接する揺動部材830(変位部材)と、を有する。
これにより、保持機構800を簡単な構成で実現できる。
(他の実施形態)
以上のように、本開示の技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
(1)前記実施の形態では、係合部440が、回転する係合部材443を有する例を示した。しかし、本開示において、係合部は、例えば、連結部材自体にフック状の構造を設けることで構成されたものであってもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、第1の電子機器が第2の電子機器のホルダに着脱自在である電子機器において広く利用可能である。
1 コンピュータ
100 タブレットユニット
100a 前面
100b 後面
100d 下側面
100u 上側面
101 表示部
105 カバー
121 フレーム
121a 凹部
121b 係合凹部
122 側部カバー
122a 開口
123 保護部材
123a 係合孔
123b 平面部
130 被係合部
140 コネクタ
200 キーボードユニット
200a 上面
200f 前側面
200r 後側面
201 キーボード
202 タッチパッド
203 操作ボタン
210 筐体
400 ホルダ
400a 前面
400b 後面
400d 下側面
400h 開口
400y 凹部
410 ケース
410c 端部
410x 差し込み孔
415 バネ係止部
420 操作部材
420a 操作部
421 接続部材
421e バネ係止部
421r 嵌め合い部
421s 移動規制壁
430 駆動機構
431 支持部材
431a 基板部
431b 係合部材支持部
431c 挿通孔
431d 係合部材配置孔
431e 第1嵌合凹部
431f 第2嵌合凹部
432 ベース部材
432a 回転中心軸部
433 連結部材
433a 溝部
433b 溝部
433d バネ収容部
433e バネ係止部
433p 平面部
433g 縦面部
433n 揺動制御壁
433r レール
433s 移動規制壁
433t 開口
434 第1バネ
435 シール
440 係合部
443 係合部材
443a 係合突起
443b 回転軸部
443c 係合体
443e 筒状部
443f 軸穴
443g 係合軸部
443h 腕部
443j 嵌合凸部
443k バネ当接部
451 第2バネ
460 コネクタ
470 第3バネ
500 ヒンジ
700 ラッチ機構
710 ラッチ
800 保持機構
810 上部ケース
810a 本体部
810b 上下動ピンガイド孔
810c バネ係止部
810d 揺動部材配置凹部
820 上下動ピン
820a バネ配置孔
820b 突出規制用突部
820c 押圧部
820x 傾斜面
830 揺動部材
830a 揺動軸部
830c 突起
830d 受圧部
840 第4バネ
840a コイルバネ部
840b 係止部
850 下部ケース
850a 本体部
850b 揺動部材配置凹部
850c バネ配置ピン
860 第5バネ
Ah ヒンジの回転軸
Ms1 連結部材の第1の移動位置
Ms2 連結部材の第2の移動位置
Ps1 操作部材の第1の位置
Ps2 操作部材の第2の位置
Re 揺動部材の揺動軸心
RC 係合部材の回転軸心
Sp 空間

Claims (2)

  1. 第1の電子部品を有する第1のユニットと、
    前記第1のユニットを着脱可能に装着する、第2の電子部品を有する第2のユニットとを備え、
    前記第1のユニットは、被係合部を有し、
    前記第2のユニットは、前記第1のユニットを装着状態でロックするロック機構を有し、
    前記ロック機構は、
    第1の位置と、第2の位置との間で移動可能な操作部材と、
    前記被係合部に係合可能な係合部と、
    前記係合部を駆動する駆動機構と、を備え、
    前記駆動機構は、
    前記操作部材の移動方向に第1の移動位置と第2の移動位置との間で移動可能、かつ、前記操作部材に対して相対移動可能に設けられ、
    前記第1の移動位置にあるときに前記係合部を前記被係合部に係合させ、前記第2の移動位置にあるときに前記係合部の前記被係合部に対する係合を解除させる移動部材と、
    前記操作部材を、前記第1の位置に移動するように付勢する第1の付勢部材と、
    前記移動部材を、前記第1の移動位置に移動するように付勢する第2の付勢部材と、を備え、
    前記操作部材が前記第1の位置から前記第2の位置に移動されたときに、前記第2の付勢部材の付勢に抗して前記移動部材が前記第2の移動位置に移動するように構成され、
    前記ロック機構は、前記操作部材が前記第1の位置から前記第2の位置に移動されたときに、前記移動部材を前記第2の移動位置で保持させ、前記第1のユニットが前記第2のユニットに装着されると前記第2の移動位置で保持されている前記移動部材の移動規制を解除する保持機構をさらに有する、
    電子機器。
  2. 前記保持機構は、
    前記移動部材に設けられた突出部と、
    前記第2のユニットの所定部位に設けられ、前記操作部材が前記第1の位置から前記第2の位置に移動されたときに、前記突出部の移動経路内に変位して前記突出部に当接する変位部材と、を有する、
    請求項1に記載の電子機器。
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