JP7029312B2 - 表示装置、及びテレビジョン受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、表示パネル、表示パネルの背面を覆うシャーシ、シャーシの背面を覆う背面被覆キャビネット、及びシャーシの側面を覆う側面被覆キャビネットを備える表示装置、並びに該表示装置を備えるテレビジョン受信機に関する。
例えば液晶テレビジョン受信機等のテレビジョン受信機(以下、TV受信機という)は、正面側で映像を表示する横長の表示パネルを有する表示モジュールと、表示モジュールの正面及び背面を挟むようにして収容するフロントキャビネット及びリアキャビネットと、スタンドとを備える。フロントキャビネットは、表示パネルの前側の周縁部を覆う前板部と、表示パネルの側面を覆う側板部とを備える。
エッジライト型である場合、表示モジュールは、例えば表示パネルと、拡散シート,レンズシート,DBEFシート(反射型偏光シート)等からなる光学シート群と、パネルシャーシと、導光板と、反射シートと、LED基板と、BL(バックライト)シャーシとを備える。BLシャーシは箱状をなし、表示パネルの背面を覆う底板部と、表示パネルの側面を覆う側板部とを有する。
直下型である場合、表示モジュールは、導光板の代わりに拡散板を有する。
通常、BLシャーシは金属製であり、フロントキャビネット及びリアキャビネットは合成樹脂製である。互いに合成樹脂製であるので、リアキャビネットとフロントキャビネットとが対向する部分は、環境温度が変化したときの収縮を考慮して隙間を設けている。
フロントキャビネットの側板部とBLシャーシの側板部との間、及び該側板部の端面とのフロントキャビネットの前板部との間には隙間があり、この隙間から漏れた表示モジュールの光が、リアキャビネットとフロントキャビネットとの前記隙間から漏れるという問題があった。前記隙間からはBLシャーシの背面が視認されることもあり、外観品位が悪くなっていた。
特許文献1の車両用表示装置は隙間を有し、内蔵する光源からの光が隙間を通って外部に漏れるのを抑制するために、隙間の内側に、黒色に塗装した光吸収部を備える。
上述の表示装置においても、BLシャーシの底板部の正面視の上側及び両側に対応する三辺の部分に対して、5~10mm幅で黒色に塗装し、底板部を見えにくくするともに、光を吸収することを図っていた。
特開2016-17911号公報
BLシャーシの前記塗装作業は煩雑である。塗装工程を省略してコストを削減した状態で、BLシャーシを視認しにくくし、光の漏れを抑制して良好な外観品位を得ることが求められている。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、表示パネルの背面を覆うシャーシが視認されにくく、光の漏れが抑制されて良好な外観品位を有し、シャーシの塗装工程を省略できるのでコストが削減される表示装置、及び該表示装置を備えるテレビジョン受信機を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、表示パネルと、該表示パネルの背面を覆う箱状のシャーシと、前記シャーシの側面を覆う側板部を有する側面被覆キャビネットと、前記シャーシの背面を覆う背面被覆キャビネットと、該背面被覆キャビネットの周縁部から前記側板部の内面に沿って突出する光漏れ防止リブとを備えることを特徴とする。
本発明に係るテレビジョン受信機は、上述の表示装置と、テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、前記受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示することを特徴とする。
本発明によれば、背面被覆キャビネットの周縁部から側面被覆キャビネットの側板部の内面に沿って突出する光漏れ防止リブを備えるので、シャーシの背面が視認されにくい。そして、シャーシの側面と前記側板部との隙間から漏れる光が遮光されるので、背面被覆キャビネットと側面被覆キャビネットとの隙間から光が漏れるのが抑制される。従って、表示装置の外観品位が良好である。また、異物の混入も防止される。振動時に、背面被覆キャビネットの周縁部がシャーシ側に動くことも抑制される。
従来の表示装置のように、シャーシの背面に塗装する工程が不要であり、工程数が減じ、コストが削減される。
実施の形態1に係る表示装置を備えるTV受信機の斜視図である。 TV受信機の背面図である。 図2のIII -III 線一部断面図である。 リアキャビネットの一部正面図である。 図4のV-V線一部断面図である。 図4のVI-VI線一部断面図である。 図4のVII -VII 線一部断面図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る表示装置を備えるTV受信機1の斜視図、図2はTV受信機1の背面図、図3は図2のIII -III 線一部断面図、図4はリアキャビネット4の一部正面図、図5は図4のV-V線一部断面図、図6は図4のVI-VI線一部断面図、図7は図4のVII -VII 線一部断面図である。
図1に示すように、TV受信機1は、表示パネル2を有する表示モジュール11と、表示モジュール11を挟むようにして収容するフロントキャビネット3及びリアキャビネット4と、アンテナ(不図示)から放送波を受信するチューナ7と、符号化された放送波を復号するデコーダ8と、スタンド9とを備える。表示モジュール11は、全体として横長の略直方体状をなし、縦姿勢でフロントキャビネット3及びリアキャビネット4内に収容されている。
フロントキャビネット3は例えばPC(ポリカーボネート)、ABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂)等の合成樹脂からなり、横長の矩形枠状をなす。リアキャビネット4は例えばPC、ABS樹脂等の合成樹脂からなり、表示モジュール11の背面を覆うように箱状をなしている。
以下、表示モジュール11がエッジ型である場合につき説明するが、表示モジュール11は直下型であってもよい。
図3に示すように、表示モジュール11は、表示パネル2と、DBEFシート(反射型偏光シート)12a、拡散シート12b、及びレンズシート12c等からなる光学シート群12と、パネルシャーシ5と、導光板10と、反射シート14と、LED基板(不図示)と、BLシャーシ6とを備える。
表示動作の際には、導光板10から面状の光が出射され、その光によって表示パネル2の背面が照明される。
表示パネル2は、カラーフィルタ基板と、液晶層と、TFT基板と、2枚の偏光板とを有する。カラーフィルタ基板とTFT基板とはシール材を挟んで互いに貼り合わされており、その間に液晶層が介在する。そして、2枚の偏光板は、カラーフィルタ基板及びTFT基板夫々の、液晶層側とは反対側の面上に配されている。
BLシャーシ6は例えばアルミニウム等の金属からなり、正面側が開口された略箱状をなし、底板部61と側板部62とを有する。底板部61は、周縁部が他部より正面側に突出しており、突出した部分に反射シート14及び導光板10の周縁部が載置されている。導光板10の正面には光学シート群12が載置されている。光学シート群12によって、導光板10の主面から出射された光の拡散及び集光等が行われる。BLシャーシ6に、反射シート14、導光板10、LED基板、及び光学シート群12が収納されている。
底板部61の背面には、前記チューナ7、及びデコーダ8、及びCPU等を備えるメイン基板(不図示)が設けられている。
フロントキャビネット3は枠状をなし、表示パネル2の正面の周縁部を覆う前板部31と、BLシャーシ6の側板部62を覆う側板部32とを有する。
パネルシャーシ5は額縁状をなす。パネルシャーシ5は正面の幅方向の中央部に、前側に突出する係止リブ51を有し、係止リブ51は前板部31の背面に係止されている。パネルシャーシ5の正面の内周縁部と、前板部31の背面の内周縁部との間には、正面側に配置した緩衝材13、及び背面側に配置した緩衝材13を介して、表示パネル2の周縁部が挟持されている。パネルシャーシ5の背面側部分と底板部61との正面との間に、反射シート14、導光板10、及び光学シート群12が挟持されている。
パネルシャーシ5の上面とフロントキャビネット3の側板部32との間には、BLシャーシ6の側板部62が介在する。
以上により、表示モジュール11の表示パネル2、光学シート群12、導光板10、及びBLシャーシ6が一体化されている。
リアキャビネット4は、表示モジュール11の背面を覆うように箱状をなしている。図3に示すように、リアキャビネット4は、中央部からフロントキャビネット3に向かって傾斜している。
図2~図5に示すように、リアキャビネット4は、周縁部及び中央寄りの部分に複数の凹部46を有する。凹部46の底部の中央部には、挿通孔46aが設けられ、BLシャーシ6の底板部61の挿通孔46aに対向する部分には雌ネジ63が設けられている。ネジ47が挿通孔46aに挿通され、雌ネジ63にねじ込まれて、リアキャビネット4がBLシャーシ6に螺着されている。なお、図2においては、2箇所のみ、凹部46の符号を付しているが、ネジ47は全て凹部46に取り付けられている。
リアキャビネット4は、図2における上側の長辺に沿い、長辺の両端部から両短辺に沿って両短辺の略中央部まで、即ち11個のネジ47の螺着部(凹部46におけるネジ47の固定部分)に対応して逆U字状に設けられており、側板部32の内面に沿って正面側に突出する光漏れ防止リブ41を有する。
リアキャビネット4は、さらに、光漏れ防止リブ41の内側に、光漏れ防止リブ41と略平行に逆U字状に設けられ、正面側に突出する当接リブ42を有する。
図3、図4~図6に示すように、当接リブ42の正面側には、凹部46に対応して、底板部61の背面に当接する突起部43が設けられている。突起部43は、リアキャビネット4において前記逆U字状に配置された各凹部46の、リアキャビネット4の周縁部側に、即ち、図4に示すように、凹部46から周縁部に下した垂線上に設けられている。突起部43の突出長の一例として、0.2~0.3mmが挙げられる。
当接リブ42と凹部46との間には、当接リブ42と凹部46とを接続する三角形状の接続リブ44が設けられており、当接リブ42と光漏れ防止リブ41との間には、当接リブ42と光漏れ防止リブ41とを接続する四角形状の接続リブ45が設けられている。
図4、図6、及び図7に示すように、リアキャビネット4の凹部46が設けられていない部分においては、当接リブ42に突起部43は設けられておらず、光漏れ防止リブ41及び当接リブ42の先端部は、鉛直線上にある。当接リブ42から中央寄りの部分には、BLシャーシ6の底板部61に当接するリブ48が設けられている。
本実施形態においては、光漏れ防止リブ41を備えるので、底板部61の背面が視認されにくい。そして、表示モジュール11の側板部62と側板部32との隙間から漏れる光が遮光されるので、リアキャビネット4とフロントキャビネット3との隙間から光が漏れるのが抑制される。従って、TV受信機1の外観品位が良好である。また、異物の混入も防止される。振動時に、リアキャビネット4の周縁部がBLシャーシ6側に動くことも抑制される。光漏れ防止リブ41は、リアキャビネット4の背面の三辺に対し、逆U字状に設けられている場合、BLシャーシ6の視認、光の漏れ、異物の混入、及び振動時のリアキャビネット4の周縁部の動きがより良好に抑制される。
従来の表示装置のように、BLシャーシ6の背面に塗装する工程が不要であり、工程数が減じ、コストが削減される。
なお、光漏れ防止リブ41は、リアキャビネット4の背面に逆U字状に連続的に設けられている場合に限定されない。リアキャビネット4の背面の全周に設けてもよく、リアキャビネット4の背面の必要とされる部分に、断続的に設けることにしてもよい。
本実施形態においては、低温環境下でリアキャビネット4が収縮し、当接リブ42においてBLシャーシ6に向かう力が働き、突起部43がBLシャーシ6を押圧するときに当接リブ42の弾性により反力が生じ、リアキャビネット4の他の部分に応力が生じて変形するのが抑制される。
突起部43は底板部61に点接触している。リブを面接触させて押圧するように構成した場合、温度変化によりリアキャビネット4が膨張又は収縮したときに、面接触している部分のいずれかの部分に応力が生じ、隙間が生じたり、きしみ音が生じたりする虞があるが、本実施形態においては、この問題は生じない。
リアキャビネット4とBLシャーシ6との材料の違いによる収縮量の差異から螺着部(ネジ47による固定部分)において、反り等の変形が生じ易い。
本実施形態の構成によれば、リアキャビネット4がBLシャーシ6側に収縮するとき、突起部43で反力が生じ、螺着部で応力が生じることが抑制されるので、螺着部におけるリアキャビネット4の変形が抑制される。
図3に示すように、ネジ47を、挿通孔46aに挿通して雌ネジ63にねじ込んだときに、力が、接続リブ44を介して当接リブ42に伝わり、凹部46の、リアキャビネット4の周縁部側に設けられた突起部43を、底板部61の周縁部に、容易に、強く押し当てることができる。
リアキャビネット4がBLシャーシ6側に収縮する前に、突起部43がBLシャーシ6の背面に押圧されているので、反力が生じ、突起部43が動きにくくなっている。従って、リアキャビネット4がBLシャーシ6側に収縮し、突起部43に力がかかったときに吸収され、螺着部におけるリアキャビネット4の変形が良好に抑制される。TV受信機1の振動時のリアキャビネット4の動きも良好に抑制される。
リアキャビネット4が熱膨張し、突起部43において背側に向かう力が生じた場合においても、突起部43が底板部61に押圧されているので、前記力が吸収され、突起部43と底板部61との間に隙間が生じ難く、リアキャビネット4が変形するのが抑制されている。
なお、当接リブ42も、リアキャビネット4の背面に逆U字状に設けられている場合に限定されない。リアキャビネット4の背面の全周に設けてもよく、リアキャビネット4の背面の必要とされる部分に、断続的に設けることにしてもよい。
本実施形態においては、リアキャビネット4が光漏れ防止リブ41と当接リブ42との2本のリブを有するので、リアキャビネット4の強度が向上している。
光漏れ防止リブ41は底板部61から浮いており、当接リブ42も突起部43が設けられている部分以外の部分は底板部61から浮いているので、底板部61に干渉せず、リアキャビネット4の周縁部が正背方向に動いたときに吸収することができる。リアキャビネット4が収縮した場合においては、上述したように、突起部43によってリアキャビネット4の変形が抑制される。
以上のように、本発明の一態様に係る表示装置1は、表示パネル2と、該表示パネル2の背面を覆う箱状のシャーシ6と、前記シャーシ6の側面を覆う側板部32を有する側面被覆キャビネット3と、前記シャーシ6の背面を覆う背面被覆キャビネット4と、該背面被覆キャビネット4の周縁部から前記側板部32の内面に沿って突出する光漏れ防止リブ41とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、背面被覆キャビネット4の周縁部から側面被覆キャビネット3の側板部32の内面に沿って突出する光漏れ防止リブ41を備えるので、シャーシ6の背面が視認されにくい。そして、シャーシ6の側面と前記側板部32との隙間から漏れる光が遮光されるので、背面被覆キャビネット4と側面被覆キャビネット3との隙間から光が漏れるのが抑制される。従って、表示装置1の外観品位が良好である。また、異物の混入も防止される。振動時に、背面被覆キャビネット4の周縁部がシャーシ6側に動くことも抑制される。
従来の表示装置のように、シャーシ6の背面に塗装する工程が不要であり、工程数が減じ、コストが削減される。
本発明の一態様に係る表示装置1は、前記周縁部における、前記光漏れ防止リブ41の内側に設けられ、前記シャーシ6の背面に当接する突起部43を有する当接リブ42を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、低温環境下で背面被覆キャビネット4が収縮し、当接リブ42においてシャーシ6に向かう力が働き、突起部43がシャーシ6を押圧するときに反力(弾性力)が生じるので、背面被覆キャビネット4に応力が生じて変形するのが抑制される。突起部43はシャーシ6に点接触しており、面接触させて押圧する場合と異なり、温度変化により背面被覆キャビネット4が膨張又は収縮したときに、面接触している部分のいずれかの部分に応力が生じ、隙間が生じたり、きしみ音が生じたりすることはない。
本発明の一態様に係る表示装置1は、前記背面被覆キャビネット4を前記シャーシ6に螺着する螺着部46,47を有し、前記突起部43は、前記螺着部46,47の前記周縁部側に対応する位置に設けられていることを特徴とする。
低温環境下で背面被覆キャビネット4が収縮するとき、背面被覆キャビネット4とシャーシ6との収縮量の差異から螺着部46,47で、背面被覆キャビネット4の変形が生じ易い。
上記構成によれば、背面被覆キャビネット4がシャーシ6側に収縮するとき、突起部43で反力が生じ、螺着部46,47で応力が生じることが抑制されるので、螺着部46,47における背面被覆キャビネット4の変形が抑制される。
本発明の一態様に係る表示装置1は、前記背面被覆キャビネット4が前記シャーシ6に螺着されて、前記突起部43が前記シャーシ6に押圧されていることを特徴とする。
上記構成によれば、背面被覆キャビネット4がシャーシ6側に収縮する前に、突起部43がシャーシ6の背面に押圧されているので、反力が生じ、突起部43が動きにくくなっている。従って、背面被覆キャビネット4がシャーシ6側に収縮し、突起部43に力がかかったときに吸収され、螺着部46,47における背面被覆キャビネット4の変形が抑制される。
本発明の一態様に係る表示装置1は、前記当接リブ42と、前記螺着部46,47とを接続する接続リブ44を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、背面被覆キャビネット4をシャーシ6に螺着するときに、突起部43をシャーシ6に押し付ける力が大きくなる。
本発明の一態様に係る表示装置1は、前記光漏れ防止リブ41は、前記背面被覆キャビネット4の少なくとも一方の長辺部分を含む周縁部に沿って設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、シャーシ6の視認及び光の漏れが良好に抑制され、表示装置1の外観品位がより良好になる。
本発明の一態様に係るテレビジョン受信機1は、上述のいずれかの表示装置1と、テレビジョン放送を受信する受信部7とを備え、前記受信部7にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置1に映像を表示することを特徴とする。
上記構成によれば、シャーシ6の背面が視認されにくく、光が漏れるのが抑制されるので、表示装置1の外観品位が良好である。そして、異物の混入も防止される。
本発明は上述した実施の形態の内容に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。即ち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、本発明の表示装置はTV受信機に適用する場合には限定されない。パーソナルコンピュータ等の表示装置にも適用することができる。
本実施形態においては、側面被覆キャビネットとしてフロントキャビネット3を適用した場合につき説明しているが、これに限定されず、BLシャーシ6の側板部62を覆うミドルシャーシであってもよい。
そして、本実施形態においては、リアキャビネット4が光漏れ防止リブ41及び当接リブ42の両方を備える場合につき説明しているが、これに限定されず、光の漏れを抑制することを目的として、光漏れ防止リブ41のみを備えることにしてもよい。
1 TV受信機
11 表示モジュール
2 表示パネル
3 フロントキャビネット
31 前板部
32 側板部
4 リアキャビネット
41 光漏れ防止リブ
42 当接リブ
43 突起部
44、45 接続リブ
46 凹部
46a 挿通孔
47 ネジ
5 パネルシャーシ
51 係止リブ
6 BLシャーシ
61 底板部
62 側板部
63 雌ネジ

Claims (4)

  1. 表示パネルと、
    該表示パネルの背面を覆う箱状のシャーシと、
    前記シャーシの側面を覆う側板部を有する側面被覆キャビネットと、
    前記シャーシの背面を覆う背面被覆キャビネットと、
    該背面被覆キャビネットの周縁部から前記側板部の内面に沿って突出する光漏れ防止リブと
    前記周縁部における、前記光漏れ防止リブの内側に設けられ、前記シャーシの背面に当接する突起部を有する当接リブと、
    前記背面被覆キャビネットを前記シャーシに螺着する螺着部と、を有し、
    前記突起部は、前記螺着部の前記周縁部側に対応する位置に設けられている表示装置であって、
    前記当接リブと、前記螺着部とを接続する接続リブを備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記背面被覆キャビネットが前記シャーシに螺着されて、前記突起部が前記シャーシに押圧されていることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  3. 前記光漏れ防止リブは、前記背面被覆キャビネットの少なくとも一方の長辺部分を含む周縁部に沿って設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 請求項1からまでのいずれか1項に記載の表示装置と、
    テレビジョン放送を受信する受信部と
    を備え、
    前記受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示することを特徴とするテレビジョン受信機。
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